娯楽的凶符~回々幕開、糸巻異変(作者 にゃあら
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●マガゴト館
 悲鳴が響いたのは月のない夜であった。静けさに支配された巨大な館。そこに侵入したものの錯乱である。この館、一般妖怪からは『マガゴト館』と呼ばれており、迷い込んだものは痩せ細って出てくると言う。最悪の場合は『行方知れず』に陥るとも聞く――舘に目をつけた化け物は、世界を【糸】で覆ってしまった。館を巣にして悪戯蔓延らせ、迷い込む者以外も『餌食』とした。
 これを倒す者は居ないか。居たら世界は滅びを免れるに違いない。奇々怪々な改(回)層に、如何か素敵な解決を齎し給え――!

 ――第四に往け。
 逝けばわかる。

●グリモアベース
「はい。はいはいはい。今回も今回で隣・人(六六六番外・f13161)ちゃんですよ。ええっと幽世世界で終幕(カタストロフ)っぽいの見ました。簡単に言えば世界が『糸巻』でさあ大変です。いやぁ楽しそうですね!!!」
 グリモア猟兵はけらけら笑いながら君達を歓迎する。依頼解決には埒外が不可欠なのだ。それはこの世界でも同じ事。
「うーん。糸が蔓延った世界を元通りにしましょう。まずは『マガゴト館』に向かってもらいます。そこでは愉快奇怪なハプニングが待ち構えてますよ。具体的には糸巻きです。あーれーしてください。それを突破して如何にか元凶をぶっ殺すのですよ――ああ。糸なので捕縛してから食べたりするのでしょう。肉体に魂入れば元は無いのですね。宜しくお願い致します!!!」
 グリモアが輝いて。


にゃあら
 にゃあらです。
 糸巻きぐるんぐるん。

 宜しくお願い致します。
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第1章 冒険 『ハプニングは突然に』

POWハプニングを気合いで対応して攻略を目指す
SPDハプニングが起きる前に速く攻略を目指す
WIZハプニングを事前に予想して攻略を目指す
👑7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 糸――巡らされた罠は悪戯の象徴か。もしくは餌食への挑戦状で『マガゴト』の館は貴様等の心身を求めて嗤う。引っ掛かった者は戯れの如く、くるくる廻され前後不覚だろうか。此れを突破してフザケタ異変を解決し、新たなる宴を始めるが善い。急がばまわれ、などと、誰が高らかに叫ぶのだ。第四に向かえば『わかる』と謂うのに。

 糸巻き、糸巻き、開幕早々めぐる不幸(ハプニング)。
虻須・志郎
マガゴト、ままごと――いや、禍事か
どちらにせよ、はぁ
ぐるんぐるんやだなぁ
そんな気もしてたが……ま、先に行くぜ

端末展開
建造物内の情報を収集し解析を実行
地形を利用し奥へ進める安全かつ最短のルートを構築
回転の罠にはダミーの糸人形をブン投げて好きなだけ遊ばせてやる
目で見えなきゃ動くモノに反応する筈
蜘蛛の狩りってそういうのだろ?
それでも回されるんなら、催眠時計で己を誤魔化すか
これでも宇宙の戦士だからな
何が起ころうが大体分かってりゃどうにでもならぁ

巣ごと消すのが無理なのは承知
どうせ焼いた傍から吐き続けるだろ
消えねえならその罠を辿れば何れ見つかる
喰らわれる前に喰らってやるよ、なあ邪神様

今日が終いだ、覚悟しろ


 マガゴトに包まれた館の門――造り物らしい『それ』を叩けば、悪戯好きの『骸』がカタカタと鳴るのか。騒霊(ポルターガイスト)やかましく、ままごとが大好きな群体なのか――虻須・志郎(第四の蜘蛛・f00103)は「大体邪神の仕業」と吐くが、果たしてお隣の企ては如何か。ああ。禍事(マガゴト)か。ままごとに必要な溜息を忘れたとは説かせない。ぐるんぐるんの大罠には『幾等』か知り得たモザイクだろう。今日も貴様の脳味噌は絡まっている――やだなぁ。嫌だ。あの『メイド』の予知なのだ。そんな気がして挙手したのには相応の所以が有るに違いない……先に行くぜ。
 全ての部屋が『四番』とは恐れ入った。展開された端末が『館』の構造を把握して交う。奥へ、奥へと進むには『如何なる』道順が最適だろうか。しかし過去(にく)が隙を晒すとは思い難い。嗚呼。ほら。世の中は想像以上に残酷だ――投げ出した糸人形が捕縛され、くるくるぐるぐる遊ばれている。蜘蛛の狩りって『そういう』のだろ? クスクス声は向こう側なのか我が内か。蝶々の翅がもがれている。
 催す前に与えれば好い。方向を狂わされるならば、狂った手を扱えば好い。前後不覚も直されれば虹拭われ、己への催眠は勝手左右を抑制する。つまり『ぐるんぐるん』は確定で、不幸からは逃れられなかった――大体分かってりゃ問題ない。宇宙の戦士は普段から訓練を欠かさない。内容だって? 誰かさんに訊いてくれ。

 巣を消す事は不可能だ。ならば親玉を刺せば好い。焼いた傍から巡らせて、廻る座り心地は『真っ赤』に限る。辿れば何れ見つかるのだ。喰われる前に喰らってやるよ――なあ邪神様。内側から融かされる気分は如何なんだい。

 今日が終いだ、覚悟しろ。
成功 🔵🔵🔴

青葉・まどか
もともとが訪れたものが行方知れずになる『館』。
ただでさえ物騒な場所に、更に『化け物』が巣くってしまった。
ただの引っ越しならばよかったけれど、そうじゃない。
ご近所トラブルなんて可愛い物じゃない、世界に破滅をもたらすためのお引越し。
折角、こんな面白い世界と縁が出来たのに早々と滅ぼされてたまるもんか!
館を探索して元凶を倒してみせるよ!

やって来ました『マガゴト館』
糸巻。なるほど!
あーれー、なんて御免だよ。
『ハプニング』に巻き込まれたら、ただじゃすまない。
館の中を偏執的に調べながら探索。
注意するのは『糸』
館中に蔓延る糸を見切り、掻い潜り、切り刻み。
館の奥に、『第四』を目指して進んでいくよ。


 お隣さんがお裾分けと笑って『持ってきた』のは有難いとは言えない『終幕』だった。訪れた者は『痩身』で戻ったり戻らなかったり、忙しない噂の食べ放題な『館』。物騒な場所に巣食った化け物、利用しない手は無いと嗤う。引っ越しと謂うにもおぞましく、不幸塗れの回転は如何だ。ああ。そうじゃない。ご近所トラブルなんて可愛い物じゃない――齎す破滅が喜劇的でも、早々『落として』たまるものか。元凶を倒してみせるよ、と、青葉・まどか(玄鳥・f06729)は真剣に戸を開いた。
 さあ。さあ。やって来ました『マガゴト館』。視線を投げれば一切合切巻かれている。人間妖怪他諸々、無差別愉快な糸々ぐるぐる。なるほど。なるほど! 眼鏡を取っても変わらぬ光景。窓の外にも糸が巡れば、廻る思考は絡まり極まりたいへんだ! お代官様が居なくたって、娯楽的は罅割れない――あーれー、なんて御免だよ。混迷に陥ってモザイク状。想像するだけで嫌な自分だ。巻き込まれたらただじゃすまない。進めない――偏執的に探索しよう。慎重に過ぎるは無いのだ。
 糸に注意して潜れば好い。独楽と見做されちゃ困るのだ。見切って斬って、奥へ、奥へ。第四を記された空間は何処だ。

 ――眼振なのか。総てが全て、第四とみえる。
成功 🔵🔵🔴

水貝・雁之助
んー、四は糸(し)に通じ死に通じる、って所かな?
まあ糸の扱いはアリアドネの糸を何時も使ってる関係で自信はあるし地形の利用や罠の扱いも其れなりに習熟してるから、其れを活かしていく感じかなあ?

罠の王発動
其れによって高めた『罠使い』の技術と自前の『地形の利用』を行う技術、『拠点防御』の心得を元に罠や糸の動きを『見切り』、『地形耐性』を高めた上で愛用するアリアドネの糸を館に張り巡らされた糸を斬り絡めとりながら対処
自身の『地形の利用』技術と糸使いとしての経験から屋敷内の威との張り巡らされた状況を参考に糸が切れてる箇所や逆に糸が多すぎる箇所等を探し敵の痕跡を『見切り』何処に敵本隊がいるのかの『情報収集』


 禍憑く館の戸を叩いたのは『犠牲者』や『突破者』だけとは言い難い。四は糸に通じ死に至ると解いたのは、現実と未来を望んでいる埒外(UDC)。神霊とも言える一体、水貝・雁之助(おにぎり大将放浪記・f06042)の頭脳だろう。糸を手繰るのには慣れて在り、成せた道筋は幾数と為るのか。地形を観れば『把握』も容易く、のびる口調が『活かす』事を宣言した――王様の耳は何の耳か。仕掛けを察知する『もの』の耳だ。マガゴト館のままごとに付き合う必要はなく、まごまご歩めば『いと』知れる。此処が迷宮(ラビリンス)で不幸(ハプニング)の棲家ならば、張りと巡りは己の手中。
 敵本隊――本体とも称するべきか。糸の重なり具合や量を確かめ、神意の『威』を辿っていけ。たとえ全ての部屋が『第四』でも、本命の『し』が在る筈だ。じゃらりと伸ばした鎖から、銀色が輝けば【門】は導き出される――罠使いは殆どをはずし、外れずに『思』を咀嚼した。拳をにぎれた事はない。

 ――武者鎧も邪魔なだけ。

 誰かの声が響いたのか。館からの拒絶なのか。
 ――慈悲深い色を隠すなんて、君は神様に決まっている。
成功 🔵🔵🔴

露木・鬼燈
んー、今回もぐるぐる大変そう。
まぁ、避けてしまえば問題ない。
頭と能力を使って、ね。
まずは百足型呪詛を使った偵察を。
百足が這い回れば罠の場所なんてすぐにわかる。
後はそこを避けて進めばいいのです。
万が一、万が一だけど引っかかったら<瞬身焔舞>
高速移動で捕らわれる前に緊急離脱!
それでもダメっぽいなら圧縮して纏っていた呪炎を開放。
糸を燃やしてしまえばいい。
疲れるからなるべくならやりたくないけどね。
まだまだ先はあるから消耗は抑えていかないとね。
燃え残った糸を調べて強度を確認。
<刃鐵>で断ち切れるならいいけど。
UCに頼るより鍛えた技術で解決する方がいいよね。
うんうん、この感じならイケルイケル!


 鬼は何を傾けた。脳味噌がぐるぐると唸るならば『マガゴト』揺らぎ、満面の無笑(貌)で覗き込むのか。嗚呼。今回もくるくる大変そう。早々に巻き疲れて代官様遊戯(ごっこ)なんて悪戯がひどい。其処まで人類の真似をして、醜さを競いたいのか。兎角。避けてしまえば問題ない。最後に戸を叩いたのは露木・鬼燈(竜喰・f01316)で在った――使うべき漿は何方かにさまよって、力の流れを定めるのだろう。装飾品が蠢いて這い出し、百足の化け物(のろい)が館を探る。おそらく『非人型』かつ『小型』で在れば糸巻は発動し難いと思われる。此の不幸は【ひと】に降り注ぐもので、切っ掛けには届かない。されど百足が『自ら』罠に潜り込めば如何だ。勝手に発動した粘性と縄が、お互いをぐるぐる絡めていく――あとは其処を避ければ好い。
 燃えろ。燃やせ。何をくべる。手繰れた糸は『致命的(ファンブル)』を見せ掛けて迫るものだ。万が一は錯乱し、罠のクスクスが聴こえ――疲れる。削れたのは何者の命で、オマエの『のろい』は猛って往く。離脱を試みても全方位だ。こう陥れば『圧縮』するのみ。ちりりと塵と化す糸巻が、延焼を起こして広がるのか。
 されど消耗は抑えねば成らない。最低限の抜け道を辿り、頼れるのは愈々己の技術だ。血肉を刃と見做して揮え、奴等の強度を確かめるが如く――ブツン。うん。うん。この感じならイケルイケル……第四に向かえ。

 ――異なる形。
成功 🔵🔵🔴


第2章 集団戦 『吸血トリオトンカラトン』

POW ●トンカラトンと呼べえええええ!!
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【主な対象に斬った者をトンカラトン 】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。
SPD ●吸血果実(西瓜や🍈)と野菜(🎃)+αな包囲網
召喚したレベル✕1体の【吸血西瓜や🍈と南瓜、後友達の柿や蕪 】に【トンカラトンの包帯を纏わせ複数の刀】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。
WIZ ●しろよ、収穫!!!
自身の【肉体を敵の周りで超高速回転し平衡感覚を】を代償に、【凄まじい竜巻に収穫せず放置した怒り】を籠めた一撃を放つ。自分にとって肉体を敵の周りで超高速回転し平衡感覚をを失う代償が大きい程、威力は上昇する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 腐らせた悲劇を語るには、可哀想な事に声帯がない。されど生体が揺らぐ事無く、糸巻を通り抜けた君達を『彼等』は怨む。収穫しろよ。収穫しろよ。収穫しろよ。面倒だから『皮』を剥きたくない云々と、忌々しい言葉を吐き散らすな。貴様が果汁を望まないならば、貴様の汁気を吸ってやる――西瓜割りが趣味だって?

 だったら早く収穫しろよ。
 ――トンカラトンと呼べ!!!
 四番の果実は在りやしない。
 斬られた者から『トンカラトン』だ。

 奴等の包囲網を突破し、異変の元凶を叩くのだ。
火土金水・明
「この方が今回の事件の元凶ですか。しかし、トンカラトンの名前はどこかで聞いた覚えがあるのですが、どこでしたっけ?。」「それはともかく、取り込まれた方は助け出します。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は、【先制攻撃】で【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【銀色の嵐】を【範囲攻撃】にして、『吸血トリオトンカラトン』達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【見切り】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでも骸魂達にダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。


 描けと謂うならば魅せてやれ。見つめる果実の裏側に、粘つく『トンカラトン』とは何者か。物々しい包帯がぐるぐると踊りながら『収穫』を望み、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)の周囲を回転している。今回の事件の元凶。否。それに『惹かれた』集団だろう。糸の主は巻き取る事も面倒と吐いたのか――しかし。トンカラトン。何処かで聞いた記憶が有ったり無かったり。此れを偶然で済ますには難しいが、現実、汁気の怒りを受けるか避けねば成らない――ともかく。取り込まれた者達を救出する為に。
 すらりと掴み抜いたのは『魔法』の施された剣だろう。彼等の怒りを鎮めるには広範囲への幾何学模様が最適解だ。千鳥足の連中を躱す事は容易でも、その威力は馬鹿に出来ない――先ずはカボチャを一刀両断。骸魂だけを刻んでいく。
 少しでも。幾等かでも。憑かれた野菜達を『調理』する。産地直送味わい深く、奴等の断面を撫でて茹でるのだ――西瓜だけは塩で良い。皮を貫通した『刃』が祓うように踊り舞う――それでもトンカラトンと呼べ!!!

 野菜ジュースは如何だろう。
 血液を混ぜずに加工品だ。
成功 🔵🔵🔴

青葉・まどか
元凶を追い求め、進んだ先に現れたのは西瓜と野菜たちだった
西瓜の分際で人を襲うなんて!
望み通り、西瓜割りをしてあげる

「しろよ、収穫!!!」
そんなことを言われても、喋べる西瓜なんて収穫するわけないよ
収穫されたかったら需要に応じたモノになった下さいね

『魔女天翔』発動
放たれた竜巻を【衝撃波】で相殺しながら【オーラ防御】で耐える
この竜巻の威力は「収穫されなかった怒り」ではなく「平衡感覚」を代償に強くなる
つまり、長期戦には向いていない!
平衡感覚に支障をきたし、前後不覚なるまで耐えれば私の勝ち!

無事に耐えきった私の目の前に西瓜がゴロリ
武士の情け
一撃入れて割った西瓜を一口、がぶり
「……意外と美味しい」


 糸の罠を潜り抜けて、追い求めた先には何が在った。店頭と謂うには転倒し易い状況で、目が合ったのは『野菜』どもの憤慨だろう。ああ。西瓜の分際で妖怪(ひと)を襲うなんて。何て可哀想で愚かしい汁気だろうか。此れを食そうと思った者は『いない』に決まっている――恨み妬みが誘き寄せた包帯はトンカラトンと啼いている。望み通り――西瓜割りの的に成してやれ。目隠しも棒きれも要らないのだ。今現在『要る』のは突破する為の埒外と知れ。「しろよ、収穫!!!」そう叫ばれても困るのだ。喋る果実を収穫(と)る妖怪(ひと)が存在する筈が無い。収穫されたいならば相応の『反応』に戻れば好い。需要に応じた果肉を舐れば誰だって食べたく為るものだ。
 実った事を後悔しながら割り尽くせ。放置された怒りを膨らませ、滅裂な嵐を放出する――それを相殺するのは何者か。魔女だ。魔法使いは書を捲り、衝撃の闇で『圧し』還す。此れは好い機会(チャンス)だ。奴等は平衡感覚を犠牲に超常を起こした。嗚呼。つまり長期戦に向いていない――耐久戦だ。派生する千鳥足だって? 野菜のクセに人間臭い。ころりと真っ青な断面は如何だ。朦朧の内に歪んで映ったのは――漸く『割れた』真っ赤っか。がぶり。

 ……意外と美味しい。
成功 🔵🔵🔴

虻須・志郎
トンカラ……何だ、これか今回のぐるぐるは
稀代のコメディアンなら秒殺だな
収穫せずに放置も何も、あのなぁ
それで回そうったって全然甘ぇんだよ

糸を垂らせば回転に巻き込まれて手前らなんぞグッチャグチャだ
存在意義ごと見失って何もかも忘れてしまえ
さあ、お前は何者だ……? 答えてみろよ

動きを封じたら一つずつ捨て身で殴って生命を啜る
肉じゃねえけど味は悪くない、か……しかし
蜘蛛はスイカを喰ったりゃしねえぜ
前菜にしちゃあよく出来てるが、味付けがなっちゃいねえ
塩気が足りてねえな。そう思うだろう

あるいは太らせて喰らうのが趣味だったか?
だったら尚更だ。もっと健康に悪そうなものを用意しやがれ
さあ出て来いよ――『第四の蜘蛛』


 トンカラ……トントン拍子で肉体に到達する事は難しい。からからと鳴った頭蓋骨は『皮』のように思えて喜劇的か。これが今回の『ぐるぐる』巻きとは何とも言えない。稀代の芸人(コメディアン)ならば秒殺だろうが、彼等の憎しみは本物らしい。収穫せずに放置され、挙句の果てには骸魂(トンカラトン)だ。あのなぁ……回れよ廻れ、オマエの野菜ジュース。全然甘ぇ。啜るにしても肉気が足りない。何もかもが『手遅れ』な包帯(いと)巻き連中だ――糸を垂らせ。巣を造らずとも手前らなんぞ潰れたトマトだ。存在を見失えば好い。総て全てを忘却に落とせば、海の底だって心地良い鍋だろう。さあ、お前は何者だ。物で在った事も喪って終え。教えてくれよ――七彩を手繰れば『向こう側』に届き、出来上がった橋は『オマエの終わり』に決まったのだ。世界の終幕(カタストロフ)など些細なもので、此処に生み落とされたのは縛りの奈落。呪え。呪え。呪えよ――アンタは底無しに墜ちて絶える。
 七たる呪いを知り給え――此処が第四の蜘蛛ならば『俺』も第四の蜘蛛なのだ。巡らされた糸に絡まって、回る事も赦されやしない。身を棄てるには勿体ないが、捨てる覚悟は既に在る。ぐちゃり。ず……ずず……悪くない。悪くないのだが。蜘蛛は西瓜を喰ったりゃしねえぜ。前菜と見做せば半々だが、味付けだ。汁気よりも塩気で塩気よりも肉気だ。嬉々と啜るには物足りない。そう思うだろう。

 ――捕らわれの蝶は綺麗なのか。

 太らせて喰らうのが趣味だったのか。弄んでから噛むのが趣味だったのか。だったら尚更『足りない』ものだ。もっと健康に悪そうな餌を用意しやがれ――皮部分をはらい除けて、屠るべき肉食は直ぐ其処か――出て来いよ。

『第四の蜘蛛』
成功 🔵🔵🔴

露木・鬼燈
まぁ、かわいそうだと思うよ?
でも使う予定のないものは収穫しない。
だって時間と労力の無駄だから。
君たちの思いもあるだろうけどね。
僕らは僕らの都合で生きているから。
そんなわけで思いも恨みも聞き流して処理してしまおう。
ぐるぐると回って斬って全て細切れに。
剣技とゆーよりは大道芸かな、この場合は。
斬った砕いたおかしな野菜は土に還して肥料に、ね。
次は使う予定の野菜になって出直しな。
そーすれば念願かなって収穫だ。
まぁ、僕にその予定はないけどね。
やっぱり男なら肉が好きっぽい!
うんうん、とゆーことで飼料にってもいいんだよ?


 確かに。収穫されず売り物とも傷物とも見做されなかった、彼等の怨念は理解出来る。かわいそうだとは『思う』のだ。されど使わず、食べず、腐るだけの物質を『しない』のは仕方のない現実で、それは時間と労力の無駄でしかない。君たちの思いもあるだろうけどね――憑かれた時点で野菜どもの意思は無に等しいのか。しかし。僕等も僕等で生きている。今を生きていない過去に『口』は要らないと告ぐべきだ。呼べ。呼べ。呼んでくれ。トンカラトンと呼(言)ってくれ――思いも恨みも聞き流して、そうとも目隠し『指示』など無碍だ。彼等彼女等が真実を説くとは想えない。
 呪われたのは何の所為だ。啜った血が無数にも至ったが故なのか。妖怪(にんげん)の吐いた「いらない」なのか。ぐるぐる。ぐるぐる。異常な速度で繰り出された『斬撃』の嵐が、包帯諸共果実の『眼球』を廻(く)り貫いていく。剣技とゆーよりは大道芸かな。道化の運命(サダメ)は決められたもので、喜劇(コメディ)は憐れにも海へと墜ちる――還れよ還れ。おかしな野菜達は土へと還れ。次に使う『栄養』と成って出直せば好い。念願叶って収穫だ。
 僕にその予定はないけどね。しみた果汁がないている。男なら肉が好きっぽい! 嗚呼。そうだ。飼料。此れに変われば『収穫』はされる。

 ――豚から豚だ。
成功 🔵🔵🔴

水貝・雁之助
あー、うん
確かユーゴスラビアのジプシーの伝承に出てくる妖怪だっけ?
収穫を遅らせるのを戒める感じの存在だったと思うけど
農業に携わる身としては色々と思わなくもないけれど其の辺りの議論は骸魂に憑りつかれてない時の方が良いからねえ

館内という『地形の利用』をし常に壁を背にする様にし敵が自分の周囲を回転しようとすれば壁に激突する様に、言ってみれば敵の拠点という『敵を盾にする』様に仕向ける戦いを心掛ける
又、可能ならアリアドネの糸で攻撃し敵が敵の攻撃に激突する様に誘導し『集団戦術』の心得を活かし『敵を盾にする』
そうやって自身を囮にしつつUCで召喚した悉平太郎は攻撃担当
悉平太郎はアリアドネの糸を使い足場にし戦闘


 語られて信じられた『もの』どもは人間の『思』を糧と見做すのか。思い浮かんだ幻想は妖怪の所以を暴いていき、憑かれる前の肉を想う。ジプシー伝承。遅れた収穫は誰の得にも成らず、戒めとして『説く』に相応しい輪郭か。そんな妖怪の血肉(あまさ)を観ながら、自身の職種と重ねて解く――のは後程で好い。邪魔な骸魂を退けて『席』を設ければ問題ないのだ。収穫しろよ……悲しみなのか怒りなのか。大きな西瓜が刃を掲げて大回転(おおあらし)――衝撃は確かに発生した。館内に響いた激突は猟兵の『砕けた』音ではない。壁に突っ込んだ南瓜が潰れ、メロンの汁と混じったのだ。つまり最小限の回避での『地形の利用』だ。壁際寸前で戦闘する事。果実(フルーツ)が身を投げれば腐ったパフェの完成と言えよう。マガゴト館そのものが『敵』で在れば、それを盾に成してしまえ――壊れかけの塊を糸で手繰れば自壊も容易い。
 自戒する事も出来ない、妖怪(ひと)を嘲っているのか。西瓜と南瓜が正面衝突し、大笑いの内に爆ぜていく。恨みは愈々オマエを狙い、自転車要らずが絶叫した――トンカラトンと――言う前に。噛み砕かれたのは『悪逆』で在った。憑いたものを引き裂いて、勇猛果敢に現れたのは猿神殺しの柴犬『悉平太郎』。非道の過去(オブリビオン)を討ち滅ぼし、禍毎諸共還していく。
 涙を拭ったのは気の所為だ。

 ――こぼれた果汁に感情が在ると?
大成功 🔵🔵🔵


第3章 ボス戦 『邪神『第四の蜘蛛』』

POW ●アトラク=ナクア
骸魂【となった邪神『第四の蜘蛛』の肉体】と合体し、一時的にオブリビオン化する。強力だが毎秒自身の【存在を繋ぎ止める糸】を消費し、無くなると眠る。
SPD ●イノセントコラージュ
戦闘力が増加する【巨大な女郎蜘蛛の邪神】、飛翔力が増加する【幽世蝶の群れ】、驚かせ力が増加する【足の無いブリキのロボット】のいずれかに変身する。
WIZ ●チョウの標本
攻撃が命中した対象に【命を止める針、避けた対象に動きを封じる糸】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【その息の根を止めるまで針や糸】による追加攻撃を与え続ける。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠虻須・志郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 神は橋を造る。マガゴトの奥底で編まれた糸は、巻き付ける事無く『巣』で在った。肉体は魂の入れ物で在り、這い寄った魂は破滅への『いと』を手繰るだろう。喰らった。只管に蝶を啜った。仮初めの少女の『おもい』は美味で在り、餓えないと思ったのだ――されど『界渡り』の術には至れない。空腹が癒える事もなく。嗚呼……耐え難い。絶え難い。その邪は現、何者と遭遇するのか。
 アトラク=ナクアは橋を造る。向こう側へと歩むには、貴様等の存在(タマシイ)が不可欠だ。オマエの名前を伝えるが好い――第四の蜘蛛。

 マイナスもプラスも、最早ない。
 ――標本に命など不要なのだ。
 廻れよ巡れ、愉快な餌食ども。
青葉・まどか
西瓜の後ろに控えていたのは大物だった。
簡単に出てきていいような存在じゃあ無いはずなんだけど、存在している。
困ったね。
兎に角、巣作りはよそでやってください。迷惑です。
正確には”存在”が迷惑です。
迷惑なので排除します。

巨大な女郎蜘蛛?
幽世蝶の群れ?
足の無いブリキのロボット?
今更、何が出てきても驚かない。驚いている暇なんてないよ!
跳んで、走って、転がって、動きまくって敵の攻撃を回避する。
『射撃武器・魔改造』発動
魔改造したビームキャノンを撃ちまくるよ。

いずれにしても私は前座。
真打の出番が出てくるまでは頑張るよ。


 その『名称』をヨんだならば、マガゴトの真が糸を巻いた。撒いた『もの』全ては餌を吊る為に。撒いた『もの』総ては餌を獲る為に。摂るべき魂(エネルギー)は貴様等の内で、頭蓋の中を融かして溶かして啜りたい。西瓜の後ろで這っていたのは、ひどく可愛らしい皮を纏った『大物』だった。隣接した『地獄』ならば阿鼻も八寒も変わりなく、簡単に出て来るのは『仕方のない』事だ。早くとも遅くとも我々は『此れ』と遭遇すべきで、異変とは終末(カタストロフ)と記された友と謂えよう。嗚呼。存在している。座した少女の中身は嘲り、容赦も知らずにオマエを睨める。困ったね――巣作りはよそでやってください。何処でやっても『迷惑』と殺すのが貴様等だ。そうとも正確。存在が『迷惑』です。正直者だ。正直な埒外ならば「排除」と宣(い)うのが喜ばしい――貌は幾つだ。三つの化身。遍在している、ヨグ=ソトホウト。
 女郎蜘蛛が巨きく笑えば、舞い上がる蝶々は鱗粉をふるう。脚無き人形がクスクスうたえば、オマエは少女(ヒト)の連なりを知る。知るものか。今更驚く暇も余裕も在りはしない。無くすべき過去が何を成しても、変わりなく『私』は転がった。めまいも息切れも苦しんでいる時がない。躱して跳ねて立ち上がり、その意志が意思に喰らいつく――憑いた魂に魔改造(ガンスミス)だ。お前の本当を殺してやれ――巣(いと)と空の器がこわれて往く。いずれにしても私は前座。
 真打は未だ肉を持っている。

 頑張るよ――晒すべき首は好奇心か。
成功 🔵🔵🔴

虻須・志郎
お前がそれか
成程、似てらあ
多少ガキだが――そうだ、その方がいい
大蜘蛛と化した敵を見て己自身も変容させる
さあ始めようぜ『第四の蜘蛛』
これで勝った方が……本物だッ!

地形を利用し大蜘蛛の巣の上を跳び回りながら情報収集
その巣に俺の糸を混ぜ意図をバラバラに――地形破壊してやるよ
ぐるぐる巻きされるかっての
地形耐性――そんな混沌は見飽きてんだ!

巣の結び目を部位破壊――壊して奴に糸を更に吐かせる
貴様自身が無くなっていく感覚はどうだ、え?
無限はここにある
欲しけりゃ喰らってみろ!

奴が巣を離れ跳び込んだ所
こちらの罠――糸で動きを崩し
騙しで咄嗟に捨て身の一撃を
肉を啜るのはこの後だ
覚悟しろ、先ずはその身を解してやるッ!


 お遊戯の時間だ。オマエの眼球に映った、ただの少女(ガキ)は餓鬼の演技(フリ)して手繰った地獄か。勿論『お前』がそれだ。此れが求めていた「邪神の仕業」で、大体が運命の車輪と説ける。融け出した魂が器を見つけ、空っぽの肉に精神が這入る。成程。全部だ。遍くがオマエと似ているのだ。変異した少女(ガキ)が存在を弄り、膨らんだ骸はアトラク=ナクア――そうだ。その方が、いい。いかれた隣接の黒幕が『邪神』らしく在るのは『最終』に望ましい。さあ。始めようぜ。回り続けた不揃いも、愈々『星』が如く揃ったのだ。往くぞ。終いに舞うのは何者か。
 第四の蜘蛛――勝った『もの』が本物だ。吐き散らされる巣窟を跳び巡り、奴の思考を『収集』する。いつか見た深淵。その複雑さを想えば此処は『引き篭もり』の悪夢に違いない。混ぜ込んで交わし編んで『異物』を絡ませれば解けていく。糸が神の意図を解体(バラバラ)崩し、その模様を殺していく。混沌の渦巻きなど見飽きたのだ。子供(ガキ)の戯れに付き合うのは化け物の趣味だろう。

 非ユークリッド幾何学?

 つまり『俺』は人間なのだ。結び目をはずして新たなる糸を吐かせてやれ。削るべき存在の悲鳴が聞こえ、無くなる感覚が先端に触れる。ふれた気分はどうだ、え? 無限も無間も此処に在り、喰らい憑くべき『殻』は――欲しけりゃ啜ってみろ――いとに頼るほどの欠片もない。ああ。落っこちた罠は『我の儘』だ。
 焦った瞬間に『捕縛されて』在るのが真実だ。糸は意図的に換わり果て、粘つきは埒外の餌場と化す。騙された方が『わるい』のか。騙した方が『わるい』のか。最早人間の『問答』は無意味で、其処には二匹の【第四】がある。

 ――覚悟しろ、先ずはその身を解してやるッ!

 刻印が血液を欲している。狂気と化けた赤眼が、その変貌を称えている。肉を啜るのは『後』で構わない。自在に扱えばただの少女(ガキ)と証明(い)って魅せろ。巻き取られた『絆』を現、還すべきだ。

 ――制御する必要は無い。
成功 🔵🔵🔴

露木・鬼燈
かなりのビックネーム。
野菜の後にこれとは、ね。
落差がすごいな。
まぁ、やることは変わらないんだけどね。
ぶっ倒せばそれで解決、シンプルに行こうか。
相手が邪神ともなれば相応の手札を切るしかないね。
化身機装<火廣鐵>
邪神の討伐には機械神が最適っぽい!
邪神を倒すに足る性能があるのならやることは単純。
全力で近づいて斬る。
どんな力を使おうが結局のところこれが一番信頼できるよね。
積み上げた修練と鍛えた武は裏切らない。
人機一体となったのならその武に陰りはなし。
邪なる神であろうが斬ってみせよう。
盾を構えてブースター全開。
シールドバッシュで態勢を崩して…斬り捨てる。
道を定めたら後は無心で行くだけ。
イケルイケル!


 初めまして大物(ビッグネーム)。幽世で遭遇した糸巻き仕掛けは、存在を摩耗しても『くすくす』歪んでいる。吐き散らした在り様が枕のように見えたのは気の所為で、性質を暴くにも架けた『もの』は不透明だ。しかし『野菜』の後にこれとは、ね。落差が凄まじい所以は呪いの数に在り、その性格(ギャップ)は面倒臭がりに違いない。食べ頃の人間を収穫しない優雅さは、何処か神様の傲慢さを表現している――まぁ。やるべき事は。殺るべき現実は変わらない。代わりの器を手に入れても『邪』の道は『悪』で、蛇が這っていく隙間も視えず――得たのは解決策だ。そうとも単純明快に『壊して』終えば好い。悪鬼羅刹の美貌と第四の蜘蛛の内貌(ないめん)が重なった。嗚呼。邪神を滅ぼすには何が最適か。異物を消化する為に、昇華する在り方は機械神(ヒヒロカネ)――化身機装! 人型の兵器が脳髄より出で、魔を絶する鋭さと成せ。
 アトラク=ナクアは未だ在り、真正面から斬り尽くす『もの』を捕縛せんと咆哮する。されど方向、最も信頼出来る『力任せ』が無敵と称される『化け物』を産んだ。膿んだ存在諸共蹂躙し、その一帯は一体の『人機』に潰されていく。その武に狂いはなく、陰る事は赦されない――何で在れ、邪神(ヒト)と成しても斬って魅せろ。盾を構えて吐き出した爆発的(ブースター)。迫れ。迫れ。征けば良い。
 少女の血肉を砕いて崩し、その骸魂を破棄斬るのだ。

 定めた道を無心で走れ、イケル、イケル。
 ――地を舐る百足が、宙を気にしない程度に。
成功 🔵🔵🔴

アマネク・アラニェ
アドリブ・連携歓迎
【SPD】

片足のヒト型機械(ロボット)なんて
宇宙(こきょう)で呆れる程見てきたし、
ひらひら飛ぶのは美味しそうにしか見えないもの。
アンタの変身、ちっとも怖くないわ。
アラ、アタシが悪食だなんて言わせないわよ。
これでも、後腐れなく食べられるものをちゃんと選んでるの。
例えばそう、アンタみたいなオブリビオンだとか。

『野生の勘」で敵の動きを『見切り』ながら接近。
頭部を大蜘蛛のものに変えて、喰らいつく。

女郎蜘蛛(アタシ)は女郎蜘蛛(アンタ)をおそれない。
飢える辛さは知ってるけれど、
ここを過去たるアンタの狩場にはさせられない!


 情報は哀れなほどに『見慣れた』輪郭で在った。魂も肉も夢の痕で、出でる三種は恐怖に到れない。最早子供のお遊びだ。あやとりでも如何だ『お嬢さん』――アンタ。ブリキの人形がたがた揺れて、カクリヨのひらひらは何処までも美味そうだ。蜘蛛の類を説かれたならばアマネク・アラニェ(ユビキタス・アラニェ・f17023)に何と告ぐ。注がれた数多の文字列も、最後にはやはり舌の上。ああ。ちっとも。ちっとも怖くないわ――悪食め。そんな悪態が聞こえた気がしても、言わせないわよ『口』を閉ざせ。選択肢は複数でも『後腐れない』のが正解だ。例えば。そう。目の前で『糸を巻いている』過去(オブリビオン)だとか。がぱり……何が解放された。アトラク=ナクアか。否。伸縮(は)えた冬虫夏草――闘蛛化葬。最後の一文字はアンタの為に。
 頭が蜘蛛の怪物何(なん)だ。駄々をこねる赤子のように、女郎蜘蛛(オブリビオン)が埒外を知る。放たれた牙も爪も野生に晒され、箱入り娘には出来やしない。見切られた意図が理解した時「おそれない」原因に気が付いた。眼球は最初から『四つ』なのだ。第四の存在(にく)を喰らっていけ――飢える辛さは知っているけど――過去が今を貪ってはならない。狩場にはさせられない! 中身からとけるように、アンタの『おもい』はほつれている。
大成功 🔵🔵🔵

虻須・志郎
※真の姿
『これで仕舞いと思ったか? 冗談じゃねえ』
クク……こんな所で戯れていたとは
ただの肉の分際が――嗤えんな

二人に分かれ各形態に対応
ロボで脅かすなら殴ってブッ飛ばす
無数の蝶ならば巣を張り捕らえて喰らい尽くす
それすら逃れて大蜘蛛になろうものなら……

それを待ってたのよ
小娘なんぞ喰らっても満たされぬわ
矢張り――語るならそれに相応しい結末を
しかし――騙るならそれに相応しい終焉を

同じ血と闇の蜘蛛の巣で全てを埋め尽くす
嗚呼、ここは、妾だ
界渡る蜘蛛の悲願
分断れた邪神の夢の跡

知っておるか、化物を倒すのはいつの世も人間だ
しかし、人間が化物になるのだ――このように
これで『しまい』よ、第四の蜘蛛――おかえりなさい


 如何立ち向かえばいい――そう絶望したのは『何時』だったのか。贈り物のいと束を手繰り寄せ、埒外は迷いを殺戮した。これで『終い』だと思ったのか。これで『仕舞い』だと想ったのか。冗談じゃねえ――後悔するのは『己』だった。しかし戯れるにも程度が要る。ただの【肉】の分際で。此処に現れるのは邪の分霊。愚かなる神は再来し、何方が哀れなのか『魂』にカタリ掛ける。嗚呼。嗤えんな――玩具が踊れば拳で殴り飛ばし、蝶々が蔓延れば蜘蛛の巣の餌食だ。絡め取られた『鱗粉』が、飛行能力を怨んでいく。変貌する世界は糸巻きに祟られ、爛れた果汁は『身』に染みる。
 未知で満ちる事はなく、遍くが既知で仕方がない。喰らい尽くされずに留まった『蝶』が固まって、アトラク=ナクアは破滅を編むのか。それを待ってたのよ――大蜘蛛が餓えているのは目に見えて解せる。即ち『地獄』に垂らされず、そうとも「小娘なんぞ喰らっても満たされぬわ」――矢張り。語るならそれに相応しい結末を。

 しかし。騙るならばそれに相応しい終焉を。

 混ざる。否。同じものだ。血液が巡れば暗黒巻かれ、埋め尽くす巣は何方のものか。嗚呼、ここは――此処は『妾』だ。その悲願を『魅せて』やれ、界渡る蜘蛛。女の貌した邪神。分断れた夢の跡――知っておるか。化物を斃すのはいつの世も『ひと』だ。ひとと称されたものだ。しかし人間が化物に成り、このような混沌を描いていく。包まった『アンタ』が枯れている。これで『しまい』よ。

 ――第四の蜘蛛。

 棄てた身を幾等拾っても、十八番と謂うには生温い。帰り道には数多の禍毎、此度の味わいは如何だったのか――おかえりなさい――外側までも捕食して、融かしはしない『いと』の果て。少女はいとおしくも自分を抱えた。

 大体邪神の仕業だとも。
大成功 🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2020年07月08日
宿敵 『邪神『第四の蜘蛛』』を撃破!
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴