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送り火は再生の灯(作者 遊津
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●幽世の鎮魂際
「皆様、先日発見された新たな世界「カクリヨファンタズム」についてはもうご存知でございましょうか」
 フェイト・ブラッドレイ(DOUBLE-DEAL・f10872)は、グリモアベースの一角に集まった猟兵たちに向けてそう語り始めた。
「カクリヨファンタズムはUDCアースに隣接する世界。UDCアースで居場所を失った妖怪たちが生き延びるために移住した世界でもあります。……とはいえ、世界から世界への移動はあまりに困難。多くの妖怪が生きて辿り着くこと叶わずに『骸魂』と化してしまうそうです」
 『骸魂』は妖怪をオブリビオンにしてしまう危険なものでもあるが、妖怪たちは彼らを悼んでもいる。故に、時折世界移動に失敗して全滅してしまった妖怪たちの「鎮魂の儀」を行っているのだという。
「鎮魂の儀が成功すれば、骸魂は花や樹などの糧となって浄化されるらしいのですが……今回の「鎮魂の儀」は、失敗すると予見されました。集まった妖怪たちを救う為、皆様がたにはどうぞ儀式場へと向かってほしいのです」
 すでに儀式場では、集められた骸魂たちが妖怪ではなく草木に乗り移る形でオブリビオン化してしまっている。また、その影響により会場は植物生い茂る迷宮と化しており、儀式上に訪れていた妖怪たちを閉じ込めてしまっているようだ。
「カクリヨファンタズムにおけるオブリビオンは骸魂が妖怪、あるいはそれ以外のものに乗り移る、飲み込むことで生まれたもの。飲み込まれた妖怪はオブリビオンを倒せば救出することが出来ますし……骸魂に対してもなぐさめの言葉をかけるなどの働きかけを行うことは有効な手段です」
 まずは現場に向かい、骸魂が草木たちに乗り移ってオブリビオン化した存在を倒してほしいのだとフェイトは言った。彼らは妖怪を飲み込んでいない分力は弱いが、数が多い。
「その後に迷宮と化した儀式場を攻略しながら閉じ込められた妖怪たちを救出してほしいのですが……儀式の祭司を執り行っていた方が、行方知れずとなっておられます。もしかすると、骸魂に飲み込まれてオブリビオン化しているかも知れません。その時はどうか、骸魂ともどもその方をお救いくださるようお願いいたします」
 それでは準備が整いましたら、僕にお声掛けくださいませ――……。





第2章 冒険 『探索し、救出せよ!』

POW敵を倒して襲われてる妖怪を救出する
SPD罠を解除して罠に掛かっている妖怪を救出する
WIZ痕跡を辿って隠れている妖怪を救出する
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


第二章 冒険『探索し、救出せよ!』

 鎮魂の儀式には、多くの妖怪たちが訪れていたのだろう。
たすけて、という声が聞こえる。すすり泣く声が聞こえる。パニックを起こしたような叫び声すらも。
それらはすべて、入り組んだ迷路の中から聞こえてくる。
草木はドーム状に天井まで覆うように生い茂り、中にいる妖怪たちを救出するには猟兵たちも中へと入る事が必要だということがわかる。
閉じ込められているのは善良な妖怪たち。彼らを傷つけることはできない。
猟兵たちは、思い思いの場所から迷宮へと侵入しはじめた。
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 第二章について
第二章の目的は暴走し急成長して絡み合った草木によって作られた迷宮を探検し、中に捕らわれている妖怪たちを救出することとなります。
迷路には決まった入り口はなく、草木をこじ開けて侵入する形となります。
※基本的にそれぞれ別の場所からの侵入となり、同時採用の場合のみ、同じ場所から入ったことになります。(お誘い合わせの上でない場合、同時採用されるかはそれぞれのプレイングとタイミング次第です)
特に記述がない限り、すでに迷宮内に侵入した状態からリプレイを書かせていただきます。

 迷路内部にオブリビオンは一切存在しません。
中に閉じ込められた妖怪はさまざまです。
妖怪の性格などによっては、自衛やパニックから落ち着かせる・説得のために戦闘が必要な場合もあります。(POWの「敵」にあたります)
※どの能力値で判定するかは基本的にプレイングの内容から判断させていただきます
(プレイングから戦闘が発生したと判断される場合は基本的にPOWのものとして扱わせていただきます)が、プレイング内容と大きな齟齬が出なければ「WIZで判定」など書いておいてくださって構いません。
あくまでも第二章は「探索と救出」がメインとなっております。
必ず戦闘が発生する、妖怪全員が敵として襲ってくるわけではないことにご注意ください。

迷宮の壁や天井をユーベルコードや技能・武器などでまるごとぶち抜いて迷宮自体を破壊する方法はとれません。(出来なくはありませんが、中にいる妖怪に確実に被害が出ます)
迷路を探索して、閉じ込められた妖怪の保護を行う形となります。

プレイングには「どのように迷路を攻略するか、どのような妖怪に出会ってどのように保護するか」を書いて頂く形となります。