血の雨の降る世界で(作者 夢幻
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●深紅の死神
「死ね! 死ねっ! 死ねえええぇぇい!!」
 鏖殺の大鎌が妖怪を切り刻むたびに、流れ出た血が処刑場を赤く染める。
「みんな、全て、悉く、殺し尽くしてやろう!!!」
 溢れる血は空へと登り、この世界に血の雨を降らせていく。血のカタストロフの始まりだ!

●カタストロフを阻止せよ!
「皆、大変だ! カクリヨファンタズムがカタストロフの危機だ!」
 グリモア猟兵の天御鏡・百々(その身に映すは真実と未来・f01640)は、集まった猟兵達に事件の発生を告げる。どうやら日常的に発生するカタストロフがまた起こったようだ。
「今まさに、幽世に大量の『血の雨』が降り注いでいる。この血の雨を浴びた妖怪は凶暴化してしまい、幽世のそこら中で争いが起こっているのだ」
 このままでは世界が滅んでしまう。この現象を発生させた黒幕を倒し、世界を救うのだ!

「我が予知によれば、黒幕はリビングアーマーの骸魂に飲み込まれた死神、『深紅の死神』だな。殺戮こそが目的という恐るべきオブリビオンだ。此奴が迷宮化された処刑場にて殺戮を行うことで、血の雨を発生させているのだ」
 猟兵達は、この処刑場を目指して進むことになる。
「しかし、この処刑場へと辿りつくには、とある難所を越えていかねばならぬ。その難所は、名を『変化ヶ丘』と言う」
 変化ヶ丘は変化の得意な妖怪達が住んでおり、通るものが怖いと言ったものに変化して脅かしてくるそうだ。
「普段ならば脅かしてそれで終わりだが、血の雨で凶暴化した影響で、怖がった相手に襲いかかって来るようだな」
 単純に撃退しても構わないが、怖がらなければそのまま逃げていくようなので、無駄な争いをせずに進むのも良いだろう。

「変化ヶ丘を越えて処刑場に辿り着いても、そこは迷宮化している。深紅の死神の居場所へと進むには、襲い掛かる配下の『鴉威し』を倒して突破せねばならない。なかなかに厄介だが、貴殿達ならば為し得るはずだ」
 黒幕の元へ辿りつくまでの障害は多い。しかし、この幽世をこのままにしてはおけない。
「この世界を救うため、元凶たる死神を討ち倒してくれ!」
 百々の言葉を受けて、猟兵達は現地へと向かうのであった。


夢幻
●マスターの夢幻です。「血の雨」に覆われた幽世は、争いに満ちた「惨劇の世界」となりました。

 1章:冒険『変化ヶ丘』
 2章:集団戦『鴉威し』
 3章:ボス戦『深紅の死神』
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第1章 冒険 『変化ヶ丘』

POW恐怖を気合いで乗り越える。
SPD怖い物を見ないようにして一気に駆け抜ける。
WIZ本当は怖くない物を答える。
👑7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵達が変化ヶ丘を進むと、どこからともなく

「お前の怖い物は、な~ん~だ~?」

 という声が聞こえてきた。

 さて、何と答えようか?
十津川・悠
選択【wiz】
怖いものは何かってそりゃ『亡霊』でしょ
なかなかはっきり見えないわなんやかんや宙に浮いてるわ肌触りは冷たいわ…

ああ怖い怖い(棒)

…なんてね。ゴーストキャプテンともあろうものが亡霊やら妖の類の一つや二つ怖いわけないでしょ。それが日常なんだから怖いどころか無だよ

もっと言うなら死が常に隣り合わせの時点で恐怖という感覚がマヒしてるのにそんなこと問う暇があったならさっさと襲うべきだったと思うよ


「……ここが変化ヶ丘だね」

 最初に変化ヶ丘に辿り着いたのは、海賊服に身を包んだ中世的な少女、十津川・悠(強化人間のゴーストキャプテン・f26187)であった。少女といっても外見的にそうであるだけで、強化人間であるために実質的には無性である。きょろきょろと周囲を見回しながら丘を歩む彼女の耳に、どこからともなく声が聞こえる。

『お前の怖い物は、な~ん~だ~?』
「怖いものは何かってそりゃ『亡霊』でしょ! なかなかはっきり見えないわなんやかんや宙に浮いてるわ肌触りは冷たいわ……ああ、怖い怖い!」

 若干棒読みになりつつも悠が怖いものを告げると、半透明で足元を霞ませた亡霊が数体現れた。

「「う~ら~め~し~や~」」

 不気味で恐ろし気な声を上げ、亡霊たちは近づいてくる。しかし、悠は一切怯む様子を見せない。

「……なんてね。ゴーストキャプテンともあろうものが、亡霊やら妖の類の一つや二つ怖いわけないでしょ! それが日常なんだから、怖いどころか無だよ!」

 そう、悠のジョブはゴーストキャプテン、死者の魂を従える呪われし海賊だ。そんな彼女にとって亡霊の類は慣れ親しんだもの。恐怖なぞあろうはずもない。彼女が一喝すれば、亡霊たちは散り散りに逃げていった。

「まったく、死が常に隣り合わせの時点で恐怖という感覚がマヒしてるのに……そんなこと問う暇があったなら、さっさと襲うべきだったと思うよ」

 そう言うと、悠は丘を越えて黒幕のいる処刑場へと急ぐのであった。
大成功 🔵🔵🔵

神薙・沁
怖い物…周囲の人を助けられない無力な自分自身ですかね
と言って現れた自分の姿になった敵に即座にヘッドショット

やはり無力で何もできない自分の姿は嫌なものですね
と言いつつ、ついでに鋼糸で縛って見向きもしないで駆け抜ける

自分では怖い物を見たいようにして駆け抜けるつもりだけど
描いてみたら怖くないものを答えるみたいになってしまった・・・


『お前の怖い物は、な~ん~だ~?』

 変化ヶ丘を通る神薙・沁(影に潜みて・f06362)にも、その問いかけが聞こえてきた。姿は見えないが、この周囲には妖怪たちが隠れているのだろう。

「怖い物……周囲の人を助けられない無力な自分自身ですかね」

 そう彼が答えると、沁を鏡に映したようにそっくりな少年が目の前に現れた。

『ううっ……自分には何もできな……ぎゃん!』

 無力感をアピールする少年に、沁はどこからか取り出した魔導弓から放つ矢で狙撃を行う。忍者たる彼にとって、これくらいの技術は造作もない。矢は偽物の頭部に命中し、悲鳴と共に妖怪狸が正体を現した。

「やはり無力で何もできない自分の姿は嫌なものですね。よいしょ……っと」

 沁はじたばたと暴れる妖怪狸を動けないように鋼糸で縛ると、それは放置して一気に変化ヶ丘を駆け抜けていく。

『お前の怖い物は、な~ん~だ~?』
『自分には、力が無いから……』

 再び問いかけが聞こえてきたり、沁の偽物も現れるが、彼はもう見向きもせずに、軽快に疾走する。

「無力な自分は怖いですけど、相手にして怖いものではないんですよね」

 こうして変化ヶ丘を突破した沁は、カタストロフを防ぐために元凶の拠点へ進むのであった。
成功 🔵🔵🔴

シャムロック・ダンタリオン
ふむ、「血の雨が降る」――か。
妙に懐かしい光景だ。あれは何処の地獄だったか――と、まぁ、感慨にふける暇もないか。

(で、妖怪たちに出くわし)
ふん、僕にとっての「怖いもの」だと?

――我の名はダンタリオン、ソロモンの七十二柱に名を連ねし、あらゆる英知を司りし者。我に恐れるものなどあろうものか!
――では逆に貴様らに問おう。貴様らの恐れるものはなんだ?【威厳・恐怖を与える】

――それでも恐れず挑むのであれば、遠慮なく切り刻んでやろう。【指定UC】

※アドリブ・連携歓迎


「ふむ、「血の雨が降る」――か。妙に懐かしい光景だ。あれは何処の地獄だったか――」

 西洋妖怪、その中でも悪魔の分体であるシャムロック・ダンタリオン(図書館の悪魔・f28206)は、変化ヶ丘に振る血の雨を感慨深げに眺める。しかし、そんな彼の耳にも、どこからともなく問いかけが聞こえる。

『お前の怖い物は、な~ん~だ~?』
「やれやれ……感慨にふける暇もないか。ふん、僕にとっての「怖いもの」だと?」

 その無粋な声は、彼を苛立たせるには十分すぎるものであった。

「――我の名はダンタリオン、ソロモンの七十二柱に名を連ねし、あらゆる英知を司りし者。我に恐れるものなどあろうものか! 逆に貴様らに問わせてもらおう。貴様らの恐れるものはなんだ?」

 単なる妖怪とは格の違うシャムロックの威厳に満ちた声に恐れをなして、周囲に隠れていた妖怪達は散り散りになって逃げていく。

「悪魔怖い!」「ひゃ~! おたすけ~!」

 ここに住む妖怪は変化が得意といっても、戦闘力は一般的な幽世の住民と変わりない。本当に恐ろしい悪魔と戦うなど、考えられないのだ。

「それでも恐れず挑む気概がある者がいれば、遠慮なく切り刻んでやろうと思ったが……雑魚ばかりだったようだな」

 シャムロックは悠然と、無人の丘を先へ進むのであった。 
大成功 🔵🔵🔵

斬崎・霞架
アドリブ◎

本当に、お手軽に世界の危機が訪れるのですね
…まぁ、腕試しの機会が増えると考えておきましょう

【WIZ】

まずはこの場を抜けて行かなければならないようですが
怖い物ですか…そうですね…

まず、身長は2mほどで
目が9つあり、手が7本
ああ、足も8つほどありましたか
鋭い牙を持ちますが、歯並びが酷く
妙な訛りのある言語で話し
特技はブレイクダンス
…ですが9つの目がある分余計に目を回し
バランスを崩して全ての手足が絡んで動けなくなる…
そんな間抜けが居たら、それはそれは恐ろしいですね
(にっこりと笑ってそのまま放置する)

それでも向かって来るなら、呪詛でさっさと退場して貰いましょう
…弱い者虐めは、趣味ではないので


「いやぁ……本当に、お手軽に世界の危機が訪れるのですね……まぁ、腕試しの機会が増えると考えておきましょう」

 幽世に降り注ぐ血の雨を見て、呆れたような声を上げたのは、斬崎・霞架(ブランクウィード・f08226)だ。このカクリヨファンタズムでは、この場以外でも様々なカタストロフが日常的に起こっている。そんなとんでもない世界ではあるが、それだけあって、確かに腕試しの機会には事欠かないであろう。
 
『お前の怖い物は、な~ん~だ~?』

 そんなことを考えて歩みを進めていた霞架にも、変化ヶ丘に住む妖怪の問いかけの声が聞こえてきた。

「さて、カタストロフの元凶を叩くにも、まずはこの場を抜けて行かなければならないですね。ふむ、怖い物ですか。そうですね……」

 霞架は少々思案すると、自身の『怖いもの』を答えた。

「ええっと……まず、身長は2mほどで……目が9つあり、手が7本……ああ、足も8つほどありましたか。そして鋭い牙を持ちますが、歯並びは酷く、妙な訛りのある言語で話す怪物です」

 彼が答えると、その言葉通りの正に化け物というのが相応しい怪物が目の前に出現した。

「がお~~だべ~!!」
「その怪物の特技は……確かブレイクダンスでしたかね」

 出現した怪物にも恐れた様子をみせず、淡々と霞架は怪物の設定を追加する。すると、怪物は設定に忠実にブレイクダンスを踊り始めるが……逆立ちになってくるくる回転した怪物は、バランスを崩して倒れ込んでしまった! 9つも目があるせいで、余計に目を回してしまったのだ。更にひどいことに、いくつもある手足が絡んで、怪物は動けなくなってしまった!

「こんな間抜けが居るなんて、それはそれは恐ろしいですね」

 動けなくなった怪物に、霞架はにっこりと笑顔を向ける。ここまでの回答は全て彼の作戦の内、答えるだけで妖怪を無力化するとは何とも見事な策だ。

 そうして無力化した妖怪は放置して、霞架は悠々と黒幕のいる場所を目指して進んでいくのであった。
大成功 🔵🔵🔵

黒木・摩那
うわー、文字通り血の雨が降るなんて。
これは精神的に来るものがありますね。
こんなのは即刻終わらせないといけません!

まずは変化ヶ丘を突破しないといけないわけですね。

怖いもの、と言われると……ゴキ…、
おっと、本当のことを言ってしまったら、絵面的に大変なことになるところでした。

ここはお約束で「まんじゅう」と答えましょう。
まんじゅう怖い。おいしすぎでこわい。お腹膨れてこわい。食べ過ぎこわい。

しかし、本当においしそうに化けますね。
食べてしまいたくなります。


「うわー、文字通り血の雨が降るなんて! これは精神的に来るものがありますね…… こんなのは即刻終わらせないといけません!」

 黒木・摩那(冥界の迷い子・f06233)は降り注ぐ血の雨を見て、カタストロフ解決への決意を漲らせる。とはいえ、いきなり黒幕との決戦とはいかない。

「まずは変化ヶ丘を突破しないといけないわけですね」

 そう、元凶である深紅の死神のいるという処刑場に辿り着くには、妖怪の住処であるこの丘を越えていかねばならないのだ。そして変化ヶ丘に足を踏み入れた摩那に、妖怪の問いかけが聞こえてきた。

『お前の怖い物は、な~ん~だ~?』
「怖いもの、と言われると……ゴキ……」

 咄嗟に本当に怖いものを言ってしまいそうになった摩那は、慌ててその口を噤んだ。

(「おっと! 本当のことを言ってしまったら、大変なことになるところでしたね……ここは、お約束の『アレ』で行きましょう」)

 もしも黒いあの虫が出てきたら、悪夢のような状況になることは想像に難くない。そんな大惨事を避けた彼女は、気を取り直してUDCアースの古典を応用した答えを返した。

「怖いといったら『まんじゅう』ですね。ああ怖い怖い……」

 摩那が答えると、即座にぽよん、ぽよんと、数個のまんじゅうが飛び跳ねて彼女に近づいてきた。

「まんじゅうだぞ~!」「怖がれ~!」
「おやおや、これは美味しそうなおまんじゅうです。美味しすぎて、お腹いっぱい食べ過ぎてしまうのが怖いのですよね。それでは、いただきましょうか」

 摩那はまんじゅうを食べようと手を伸ばす。すると、食べられてはたまらないと、まんじゅうは子狐の本性を現わして逃げ出した。

「うわ~ん!」「食べないで~!」
「あらあら。こんな小さな子にも、血の雨の影響が出ているのですね」

 小さな子供の妖怪でも、血の雨の凶暴化は避けられない。このまま血の雨が続けば、幽世は妖怪達の争い合う惨劇の世界となってしまう。速くこのカタストロフを止めねばならぬと、摩那は先を急ぐのであった。
大成功 🔵🔵🔵


第2章 集団戦 『鴉威し』

POW ●烏合
全身を【ぼんやりした銀色の光】で覆い、共に戦う仲間全員が敵から受けた【負傷】の合計に比例し、自身の攻撃回数を増加する。
SPD ●三様
戦闘力が増加する【大弓を持つ狩人】、飛翔力が増加する【風車を大量に背負った姿】、驚かせ力が増加する【巨大な目玉】のいずれかに変身する。
WIZ ●追捕
攻撃が命中した対象に【黒い泥のようなマーキング】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【自動追尾するエネルギー弾】による追加攻撃を与え続ける。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 変化ヶ丘を突破した猟兵達は、深紅の死神がいると予知されている処刑場へと迫る。しかし、処刑場の周りは迷宮化しており、簡単には黒幕の場所には辿り付けそうに無い。

 この迷宮は、入り組んだ石造りの通路で出来ているようだ。猟兵達は迷路となったこの通路を進むことになるのだが、ここにも黒幕の配下の妖怪達が配置されている。
 その妖怪は『鴉威し(からすおどし)』、影のような彼らは、通路の隙間から染み出すように出現する。神出鬼没で、数も多い骸魂だ。とはいえ、元々が脆弱であり、飲み込んだ妖怪も高が知れている。速やかに突破し、黒幕の元へと進むのだ!
シャムロック・ダンタリオン
(現れた鴉威しの群れを見て)
ふむ、先ほどの腰抜けどもよりかはやれそうだな。
だが、あまり無駄な時間を費やすわけにはいかないか。

――ならばまとめて焼き払うとしよう。
「火」の「竜巻」!

相手のマーキングが命中したとしても、範囲外に離れればいいこと。そこからさらにこちらの攻撃を食らわせればいいだけだ。【世界知識・戦闘知識・学習力】

片付いたところで――律儀に迷宮に挑む必要はない。箒を【操縦】して迷宮の上に上がり、中心に向かってまっすぐ進めばいいだけだ。

※アドリブ・連携歓迎


迷宮化した通路に、最初に侵入したのはシャムロックであった。コツコツと足音が響く中、彼の妨害をするために、薄暗い通路の影より『鴉威し』 達が染み出して来る。

「ふむ、先ほどの腰抜けどもよりかはやれそうだな」

 少々威圧した程度で逃げ去った変化ヶ丘の妖怪とは違い、鴉威しはれっきとしたオブリビオンだ。彼らは侵入者の妨害という役目を果すため、シャムロックへと襲い掛かる。

「少し遊んでやってもいいかと思ったが、あまり無駄な時間を費やすわけにはいかないか……ならば、まとめて焼き払うとしよう」

 この相手ならば多少なりとも戦いにはなるのだろうが、本命はこの先にいる。シャムロックは早々に撃滅し、先を急ぐことを優先したようだ。

「灰燼と化すがいい―――『火』の『竜巻』!」

 荒れ狂う焔は、鴉威しの放った黒い泥のようなものを巻き込んで、敵集団を焼き払った。命中すれば続く攻撃のマーキングとなるそれも、命中しなければ意味が無い。まあそもそも、本体が倒れればそれで終わりだ。
 そうしてあっさりと敵を片付けたシャムロックは、何処からか箒を取り出した。

「律儀に迷宮に挑む必要はないのだ。空を飛んでしまえば、後は中心に向かってまっすぐ進めばいい」

 馬鹿正直に迷路を攻略せずとも、黒幕のいる処刑場は迷宮の中心と分かっている。ならば、迷路は無視してゴールを目指せば速いというわけだ。鴉威しも浮かぶ程度で、飛行能力までは持っていない。箒に乗ったシャムロックは、処刑場へと一直線に飛翔していくのであった。
大成功 🔵🔵🔵

黒木・摩那
問題の真紅の死に神まではまだまだ遠いですね。
しかも迷宮まであるし。

ここは少しでも早く行けるように、裏技を使っていきましょう。

まずはドローン『マリオネット』を飛ばして、【情報収集】。
出口を探します。
行き先が分かったら、UC【胡蝶天翔】で石の通路を黒蝶に変換して、迷宮を突破していきます。

邪魔する鴉威し達は魔法剣『緋月絢爛』で【衝撃波】の【先制攻撃】。【なぎ払い】で攻撃します。
自慢の自動追尾するエネルギー弾は、センサーも妨害する黒蝶で身を隠してやり過ごします。


「変化ヶ丘は越えることが出来ましたが、問題の真紅の死神まではまだまだ遠いですね」

 迷宮の入り口で、摩那はそう呟いた。敵も配置されているこの迷宮を突破するのは、なかなか骨が折れそうだ。

「ここは少しでも早く行けるように、裏技を使っていきましょう」

 そう言って彼女が取り出したのは、様々なセンサーが搭載された索敵ドローンであった。『マリオネット』というそのドローンは迷宮を捜索し、出口までの道を見つけ出す。

「なるほど。道がこうなっているのなら……こことあそこの壁を変換すれば近道になりますね」

 ドローンからの情報をスマートグラス『ガリレオ』に映し出した摩那は、その地図から攻略ルートを策定する。そして、彼女は迷宮の壁へと近づいていく。

「天に漂いし精霊よ。物に宿りて我に従え。姿さずけよ……『胡蝶天翔』」

 摩那が壁を撫でると、その壁は黒い蝶の群れへと変換されて消え去った。なるほど、これで壁を変換して進めば、容易に出口まで辿り着けるだろう。とはいえ、これで迷宮を攻略しても、この迷宮に配置された敵はまだ残っている。壁が無くなったことを嗅ぎつけたのか、暗がりから鴉威し達が出現した。

「邪魔です! カタストロフを防ぐため、ここは通らせて貰いますよ!」

 魔法剣『緋月絢爛』を抜いた摩那は、先手を取って鴉威しに斬りかかる。一体二体と切り捨てたところで敵も応戦に入るが、胡蝶天翔の黒蝶の妨害の前には、マーキングをしても肝心の自動追尾のエネルギー弾が明後日の方向へ飛んで行ってしまう。これではまともな戦いにはならない。鴉威しの群れは、摩那を少し足止めしただけで全滅したのであった。
大成功 🔵🔵🔵

斬崎・霞架
アドリブ◎

次は迷路とお邪魔虫、ですか
…この相手も、強い相手ではなさそうですね…
さっさと抜けてしまいたい所です

迷路の壁に左手を付くような形で進むと出られる、
と聞きますが、この迷路にも通用するのでしょうか?
取り合えず、進んでみましょう

一応オーラ防御を貼りつつ、周囲を動きに気を付けましょう
敵が現れたら、その時点で即呪詛を放ち撃退したい所ですね

しかし、一体一体は大した事がなくとも、数が多いと面倒ですね
…纏めて、吹き飛ばしてしまいましょうか
(手甲、刻死を吼形態に変化させ、【極光】を放つ)
これで壁が壊せるのなら、そのまま直線に進めるでしょうか

…殺戮を目的とする深紅の死神
どれ程の強敵か、楽しみですね。ふふ


神薙・沁
とりあえず、邪魔するものを排除する

進行方向の敵は射撃、接近戦では忍者刀を使用しつつ中央を目指す
基本的には目立たないように道なりに行くが行き止まりや進行方向がおかしい時には壁をワイヤーを使って乗り越える
戦闘中の猟兵を見かけたら遠距離狙撃や捕縛風印などで援護攻撃をする
自身が敵を倒すことが目的ではないのだから
他の猟兵の進行速度が速まるように考えて周囲の援護をメインに行動
アドリブ・連携歓迎


「次は迷路ですか……さっさと抜けてしまいたい所ですが……」

 目的地である処刑場はこの迷路の中心にある。霞架は如何にして迷路を攻略しようかと考えると、一つ思いつくことがあった。

「迷路の壁に左手を付くような形で進むと出られる、と聞きますが、この迷路にも通用するのでしょうか? 取り合えず、その手法で進んでみましょう」

 それは左手法、あるいは右手法という有名な迷路の攻略法だ。彼は敵の襲撃を警戒してオーラの防壁を貼りつつ、左側の壁をつたって迷路を進んでいった。しばらく進むと、迷路の外へと繋がる場所に辿り着いた。

「ここは出口……ではなく、別の入り口のようですね」

 左手法の欠点として、ゴールが迷路の中にある場合は必ずしもゴールに辿り着くことが出来ない。別の入り口、あるいはスタート地点に戻ってしまうのだ。

「仕方ありませんね。少々強引ですが……壁を壊して進みましょうか」

 霞架は刻死『エングレイヴ』を『吼』の形態に変化させると、そこから呪いの砲撃をを目の前の壁に向けて解き放った。幸い迷宮の石壁は見た目通りの強度しかないようで、人一人が十分通れる程度の穴を開けることが出来た。
 しかし、派手に破壊したせいか、たくさんの『鴉威し』が集まって来てしまった。

「さほど強い相手ではなさそうですが、ここまで数が多いと面倒ですね」

 負けることは無いにしろ、敵を殲滅して進むには骨が折れる。そんなところで、一人の猟兵が合流した。

「大丈夫ですか? 援護します!」

 戦場に現れたのは沁であった。彼は忍者としての技術を生かし、目立たぬように迷宮を進んでいたところで、先ほどの砲撃音を聞きつけたのだ。

「封陣展開……風縛り!」

 沁は風を操ることで、糸やロープを縦横無尽に動かして、鴉威し達を数体ずつ纏めて拘束する。『捕縛風印』、沁の扱う中でも、援護に適したユーベルコードだ。鴉威しは巨大な目玉や狩人に変化しようとしていたが、縛られてしまってはまともに行動出来ない様子だ。

「ありがとうございます。このまま纏めて吹き飛ばしてしまいましょうか」

 霞架は先ほど壁を破壊した『極光』を、今度は拘束された鴉威しへと放つ。元よりオブリビオンとしては弱小の鴉威しは、呪いの砲撃によって跡形もなく消し飛んだ。

「邪魔するものは、排除します!」

 沁は拘束を行いつつも、遠距離では手裏剣の投擲、近距離では忍者刀による斬撃で、次々と敵を屠っていった。
 そして二人の連携した戦いによって、随分と速く敵の殲滅は完了した。

「えっと、一緒に行きますか?」
「はい、よろしくお願いします」

 ここで会ったのも何かの縁。共闘した二人は、協力して迷路を攻略することにしたようだ。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

十津川・悠
ふむ…なるほど
黒幕もこっちが来ることは想定内って感じかな

迷路でなおかつ行く先々に敵を配備。配備した敵でこちらを仕留めれればよし、迷路で迷って疲弊すれば倒しやすくなってよし、仮に突破されても無傷で突破は無理でどのみち倒せればよしという事かな

黒幕はよく考えてるねぇ…相手が猟兵だってことを除けばだけど

ま、さっさと突破しますか。
敵の数と攻撃からの泥のようなマーキングが厄介そうだから洗い落とすのと領域そのものを変えてしまって移動と攻撃を楽にした方がよさげだからこのUCを使うことにしよう。

できればこんな入り組んだところで使いたくないんだけど。後から来るのが面倒になりかねんしなぁ


「ふむ……なるほどなるほど。黒幕もこっちが来ることは想定内って感じかな」

 迷宮を歩む悠は、納得したように頷く。

「迷路でなおかつ行く先々に敵を配備。配備した敵でこちらを仕留めれればよし、迷路で迷って疲弊すれば倒しやすくなってよし、仮に突破されても無傷で突破は無理でどのみち倒せればよしという事かな」

 どう転んでも、黒幕にとっては利点しか無い。そんな思惑通りに、悠を取り囲むように迷路の壁から『鴉威し』が出現した。しかし、そんな黒幕の想定には大きな穴があった。

「うん、黒幕はよく考えてるねぇ……相手が猟兵だってことを除けばだけど」

 猟兵相手にこの程度のオブリビオンでは、禄に消耗させることも出来ない。悠はそれをここで証明する。

「果てなき海に人は理想を抱き。そしてこころなし半ばで散る。されど人は未知を求め歩みを止めず……『暴走する海神の強欲』!」

 悠はユーベルコードを使い、限定的にグリードオーシャンの大海原をこの場所に構築した。

「できればこんな入り組んだところで使いたくないんだけど、敵の数とユーベルコードを考えると、これが最適なんだよねぇ」

 巻き起こる大津波は敵の使った黒い泥のようなマーキングを洗い流し、大嵐はその動きを制限する。それに対し、悠にとっては勝手知ったる環境だ。投げ舵輪を投擲し、順々に鴉威しを撃破していく。

「さあ、さっさと突破しますか!」

 水を得たキャプテンは敵を殲滅し、迷路の先の黒幕の元へと進むのであった。
大成功 🔵🔵🔵


第3章 ボス戦 『『深紅の死神』プルプルンゼンゼンマン』

POW ●マサーカー・トーテンシェーデル(虐殺髑髏)
【殺戮への渇望】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD ●グラオザーム・ヒンリヒトゥング(残忍処刑)
【鏖殺の大鎌】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
WIZ ●トート・シックザール(死の運命)
攻撃が命中した対象に【死を招く呪い】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【様々なバッドステータスが発生する呪い】による追加攻撃を与え続ける。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠夢幻・天魔です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「んん? 貴様らは……猟兵か」

 処刑場に辿り着いた猟兵達は、深紅の鎧を纏う死神と邂逅した。虐殺した妖怪達の返り血に染まるそのオブリビオンは『深紅の死神:プルプルンゼンゼンマン』、この血のカタストロフの元凶だ。
 なんとも奇妙な名前であるが、どうやら死神を飲み込んだリビングアーマーの骸魂はドイツ製であったようで、名前やユーベルコードが全てドイツ語になっている様子だ。

「誰にも俺の邪魔はさせん! 俺はこの惨劇の世界で永遠に殺し続ける! 貴様らも全員、皆殺しにしてやる!」

 プルプルンゼンゼンマンは大鎌を構えて戦闘態勢に入った。奇妙な名前ではあるが、彼の実力は本物だ。その強さは、これまでに遭遇した鴉威しとは比べものにならない。しかし、彼を撃破せねば、このカタストロフは終息しない。

 血の雨の降り注ぐ中、猟兵と死神の決戦が始まった!!
十津川・悠
…いや君その名前でいいの?戦うより前にそっちのが気になるんだけど
というかイタリア語だったらまだかっこよかったのにねぇ。

グラナータ・ラ・モルテだったかな
っとそんなこと言ってる場合じゃなかったか。
殺戮を希望のようだし…やりますか

UCを使用しワイルドハントと化します。
そのうえでの物量差、弾幕でもって相手と応対。
鎌が厄介そうなので【武器破壊】で鎌を集中攻撃して敵の攻撃を弱らせていきます。

っていうかこれだけ武器大きくしたら狙ってくださいって言ってるようなもんだよねこれ


黒木・摩那
血の雨を降らす真紅の死に神、その悪行もここまでです!

しかし、プルプルゼンゼンマンだか、プルンプルンゼンゼンマンだか知りませんが、
どこもプルプルでもプルンプルンでもありませんね。
どちらかというと、ゴツゴツです。

いかにも強敵ではありますが、囚われた妖怪や虐殺から守るため、力を尽くします。

ヨーヨー『エクリプス』で戦います。
脅威なのは大鎌です。ヨーヨーで引っ掛けて【武器落とし】を狙います。
落とせなかったら、そのままUC【獅子剛力】で武器ごと持ち上げて、叩きつけます。

防御は【第六感】とスマートグラスのセンサーで対応します。
【呪詛耐性】あり。


「俺は『深紅の死神』プルプルンゼンゼンマン! 貴様ら全員、皆殺しにしてやる!」

 如何にも恐ろしげな外見のカタストロフの元凶だが、どうにも特異な名前をしている。その名乗りを聞いて、悠と摩那からツッコミが入った。

「え? ……いや君その名前でいいの!? 戦うより前にそっちのが気になるんだけど!」
「プルプルゼンゼンマンだか、プルンプルンゼンゼンマンだか知りませんが、どこもプルプルでもプルンプルンでもありませんね。どちらかというと、ゴツゴツです」

 プルプルという語感からは、確かに柔らかそうでコミカルな印象を受ける。といっても深紅のドイツ語がプルプルンというだけなのだが、日本語的な感性ではなんとも微妙だ。

「というかイタリア語だったらまだかっこよかったのにねぇ。……グラナータ・ラ・モルテだったかな?」
「あ、そっちは格好良いですね」
「五月蠅い! 偉大なるドイツを馬鹿にするのか!? ブチ殺してやるぞ!」

 やはりプルプルンゼンゼンマンには、ドイツにただならぬこだわりがあるらしい。別の言語を例に出されたことで、彼は激昂して襲い掛かってきた。その姿を見て、二人も気を取り直して戦闘を開始する。

「っとそんなこと言ってる場合じゃなかったか。殺戮を希望のようだし……やりますか!」
「いかにも強敵ではありますが、囚われた妖怪や虐殺から守るため、力を尽くします」

 プルプルンゼンゼンマンは、ユーベルコードを発動して二人を攻撃する。その技名は、当然ドイツ語だ!

「『マサーカー・トーテンシェーデル』!! そして、『グラオザーム・ヒンリヒトゥング』だ!!」

 巨大化したプルプルンゼンゼンマンは、更に大鎌を超巨大化させる。そして、その『鏖殺の大鎌』を振り回した!

「嵐の夜に彼らは来る。その手に狩猟具を、傍らに馬と猟犬を連れて。終わった頃には全ては夢幻と見間違うほどに……さぁ、嵐の夜の始まりだ!」

 敵の攻撃に対処するため、悠は無数の亡霊と合体して『ワイルドハント』とその身を化した。一時的ではあっても、オブリビオンと化したその力は巨大化したプルプルンゼンゼンマンに引けを取らない。彼女は鎌を目掛けての弾幕で、強烈な一撃を弾き返す!

「チッ! じゃあ貴様だ!」

 悠に攻撃を弾かれ、プルプルンゼンゼンマンは目標を変更する。二撃目の大鎌は、摩那へと向けて振り下ろされた。

「威力と範囲は凄くても、攻撃が単純すぎますね」

 スマートグラス『ガリレオ』のセンサーで攻撃を分析した摩那は、余裕を持ってその一撃を回避する。大地を割る程の威力であっても、当たらなければ意味が無い。

「抵抗するんじゃねえ! さっさと死んじまえ!」

 グラオザーム・ヒンリヒトゥングの最後の三撃目、周り全てを薙ぎ払うような斬撃も、力任せに振り回すだけでは二人の猟兵には通じない。

「これだけ武器大きくしたら狙ってくださいって言ってるようなもんだよね! 一斉射撃だよ!」
「その大鎌、捉えましたよ!」

 的が大きければ、そこを狙うのも容易いというものだ。ワイルドハントの大鎌へ向けた一斉射撃は、その勢いを減衰させる。そして動きの鈍ったところに、摩那の操る超可変ヨーヨー『エクリプス』が大鎌へと絡みついた。

「血の雨を降らす真紅の死神、その悪行もここまでです! アンカー作動……力場解放!」

 アンカーで自身を地面に固定した摩那は、『獅子剛力』でプルプルンゼンゼンマンを投げ飛ばした。巨大化したことも何のその、獅子の如き力で思いっきり投げ飛ばされたプルプルンゼンゼンマンは、設置されていたギロチンを粉砕し、処刑場の壁へと叩きつけられた!

 大ダメージを受けたことで、ユーベルコードによる巨大化が解除されて元のサイズへと戻っていく。二人の攻撃は、プルプルンゼンゼンマンにかなりの痛手を与えることができたようだ。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

火土金水・明
「この方が今回の事件の元凶ですか、こちらも全力で迎え撃ちましょう。」「もちろん、取り込まれた方も助け出します。」
【POW】で攻撃です。
攻撃は、【先制攻撃】で【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【銀色の疾風】で『『深紅の死神』プルプルンゼンゼンマン』を【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【見切り】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでも骸魂にダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。


神薙・沁
永遠に殺しつづけるとか不可能だろう、殺す相手がいなくなったら何する気だ

遠距離からの狙撃と鋼糸による拘束で他の猟兵を援護
見ている感じだと感情をあらわにするときに身体も大きくなるようなので
鋼糸を巻き付けるだけでも締っていってダメージ
もしくは行動を阻害できるかもしれない

鎌はその形状から扱いづらい
なにせ刃が内向きになってるから敵に当て難いのだから
片手サイズならともかく大釜という形になると懐に潜り込まれると攻撃しにくくなる筈なのでその旨を接近戦主体の猟兵がいたら話して
狙撃&拘束でサポート

「最後に言っておく、鎌は武器じゃなくて農具だ」
伝承の死神が手にしてるのも戦闘ではなく命を刈り取る「作業」だからだろうに


「この方が今回の事件の元凶ですか、こちらも全力で迎え撃ちましょう」
「うん。油断は禁物です」

 続いて火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)と沁が、プルプルンゼンゼンマンへと対峙する。

「貴様らも俺の邪魔をするのか! 俺はこの惨劇の世界で永遠に殺し続けるんだ!」

 殺戮への渇望を爆発させたプルプルンゼンゼンマンは、その身を巨大化させていく。『マサーカー・トーテンシェーデル』を使ったようだ。

「永遠に殺しつづけるとか不可能だろう、殺す相手がいなくなったら何する気だ」

 冷静なツッコミを入れつつ、沁は『時紬の糸』を操りプルプルンゼンゼンマンを縛り付ける。これで巨大化が進めば、自動で締まっていってダメージを与えられるはずだ。

「こんなもの……! ぬぅん!」

 しかし、巨大化によって身体能力も強化される。プルプルンゼンゼンマンは無理矢理に鋼糸を引き千切った。それでも、その行動を取ったことで攻撃は遅れる。そこに、先手を取って明が突っ込んでいく。

「この攻撃で、取り込まれた方を助け出します!」

 明が放つは『銀色の疾風』による一撃、魔力を込めた『銀の剣』は、防御を貫通し骸魂そのものを切り裂く。

「ぎゃああああ!? なんだその剣は!」

 強固な鎧も無意味、骸魂に直接ダメージを受けて、プルプルンゼンゼンマンは悲鳴を上げる。そして苦し紛れに大鎌で斬撃を放つが――――――

「大鎌なら、懐に潜り込めば相手は攻撃しにくくなるはずです!」
「そういうことなら……ふふっ。残念、それは残像です」

 鎌は刃が内向きになってるという形状から、敵に当て難い。特にこれほどのサイズであれば、小回りが効くはずも無い。沁の的確な助言を受けて、明は残像を残して大鎌を回避する。優勢に戦いを進める猟兵達は、更に攻撃を畳みかける。

「封陣展開、風縛り!」

 まずは沁が風で各種の拘束具を操り、『捕縛風印』でプルプルンゼンゼンマンを拘束する。

「ええいまたか! くっ、この……!」

 再度引き千切ろうと力を込めるプルプルンゼンゼンマン。しかし、捕縛風印は攻撃力も減少させる。その状態では、拘束を外すにも時間が掛かる。そこに、明が再度銀の剣でプルプルンゼンゼンマンを斬り付ける。

「少しでも骸魂にダメージを与えて次の方に、ですね」

 骸魂へのダメージは重なり、鎧は一部が崩れて崩壊し始めた。十分にダメージは与えられた。敵もようやく拘束から抜け出してきたため、このあたりが退き時だろう。

「最後に言っておく、鎌は武器じゃなくて農具だ」

 伝承の死神が鎌を手にしてるのも、戦闘ではなく命を刈り取る「作業」だからだと、沁はプルプルンゼンゼンマンに言い捨てて、二人は撤退するのであった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

シャムロック・ダンタリオン
ふん、貴様が此度の首謀者か――いや、その悪趣味な鎧が本体というわけか。
しかし、その下品な振る舞いは見ていて反吐が出る。
折角だが、貴様の殺戮は今この瞬間で終わりになる。貴様の消滅をもってな!

まずは【指定UC】の妖精達を放ち、各々の得意な魔法での集中攻撃を繰り出させる。
そして作り出された妖精の輪に入ったところで、敵が攻撃を繰り出す前に【エレメンタル・ファンタジア】を放つ。まずは「氷」の「竜巻」で動きを封じ、さらに「毒」の「集中豪雨」を浴びせてやろう。そしてとどめは「破壊」の「落雷」で(鎧だけ)粉砕してやる。

※アドリブ・連携歓迎


「ふん、貴様が此度の首謀者か――いや、その悪趣味な鎧が本体というわけか」
「このドイツの誇る最高の造形美を愚弄するか! 貴様も殺してやるぞ!」

 ちょっと挑発しただけで簡単に激昂するプルプルンゼンゼンマン。これだけのことをしでかした黒幕には相応しくないその様を見て、シャムロックは呆れ果てる。

「馬鹿の一つ覚えのように殺す殺す殺すと……その下品な振る舞いは見ていて反吐が出る。折角だが、貴様の殺戮は今この瞬間で終わりになる。貴様の消滅をもってな!」

 そしてシャムロックは、ユーベルコードを発動した。

「来たれ、妖精達よ! 我らの敵を討て。そして我に汝らの力を捧げよ!」

 『精霊召喚・妖精の輪』にて召喚された様々な属性の妖精達は、各自が得意な魔法を放ってプルプルンゼンゼンマンへ集中攻撃を行う。炎が放たれ、雷鳴が轟き、氷雪が敵を凍て付かせる。

「ぐあっ! しかし、この程度でやられるものか! 貴様も死の呪いを受けろ! 『トート・シックザール』!」

 妖精達の攻撃は確実にダメージを与えていたが、プルプルンゼンゼンマンは無理矢理に反撃を行う。死の呪いがシャムロックに纏わり付くが、彼はそれを意にも介さず次の行動に移る。

「反撃の前に撃つには詠唱が間に合わなかったか……しかし、これで終わりだ!」

 続いて発動したのはエレメンタルファンタジア、シャムロックは制御が困難なそれを見事に操り、プルプルンゼンゼンマンに追撃を加える。

「まずは『氷の竜巻』で動きを封じ……続いて『毒の集中豪雨』を浴びせてやろう! そしてとどめは……『破壊の落雷』で粉砕してやる!」

 シャムロックの操る自然現象がプルプルンゼンゼンマンに襲い掛かかる。如何な強固な鎧とて、これだけの攻撃の前にはただでは済まない。落雷の閃光から現れたプルプルンゼンゼンマンの鎧は、随分とボロボロになっていた。

「ふむ、あと少しのようだが……ここが限界のようだ」

 プルプルンゼンゼンマンの放った死の呪いはシャムロックを蝕み、様々なバッドステータスを発生させていた。引き際を弁えたシャムロックは撤退し、次の猟兵に後を託すのであった。
成功 🔵🔵🔴

斬崎・霞架
【WIZ】

アドリブ◎

プルプルンゼン……妙な名前に感じますが、まぁいいでしょう
重要なのはただ一つ。貴方が強いかどうかです。死神
(『梅花』を構える)

相手の攻撃を捌きつつ、動きを見切りましょう
多少の傷は受けようとも、相手が強ければ強い程、その価値はある
…油断し隙を晒せば、その首を狙わせて貰いますよ?

そう言えば、呪詛も使うのでしたか
ならば、試しに受けて差し上げましょうか?ふふ
(オーラ防御、呪詛耐性筆頭に各種耐性で凌ぐ)

…次は、こちらの番です
呪詛の印がある限り、逃しはしない
気が済むまで、斬り刻んであげましょう
――瞬刻【死屍刎刃】

戦いによる鍛錬は良いですが、人は平穏も求めるものです
…さようなら、死神


「俺こそが『深紅の死神』プルプルンゼンゼンマン! この殺戮の世界で殺し続ける者だ!」
「プルプルンゼン……妙な名前に感じますが、まぁいいでしょう。重要なのはただ一つ。貴方が強いかどうかです。深紅の死神よ」

 最早満身創痍のプルプルンゼンゼンマンだが、殺戮への執念で戦い続けている。そんな死神に引導を渡すべく、霞架は雪刀『梅花』を抜き放った。

「殺す! 殺す! 殺してやる!!」

 プルプルンゼンゼンマンの振り回す大鎌を、霞架は冷静に捌いていく。多少大振りではあるが、その威力は相当なもの。死神との死闘は、彼の求める闘争であった。そうして、幾度か刃を交わしたところで、霞架は微笑み、プルプルンゼンゼンマンへ挑発の言葉を投げかけた。

「そう言えば、呪詛も使うのでしたか。ならば、試しに受けて差し上げましょうか? ふふ」
「ならば、死ねえ! 『トート・シックザール』!!」

 各種バッドステータスを発生させる恐るべき死の呪いを、霞架は平然と受けきった。呪詛ならば彼も得意とするところ、無論耐性もあるというものだ。

「馬鹿な! 効かんだと!?」
「……次は、こちらの番です。呪詛の印がある限り、逃しはしない。気が済むまで……斬り刻んであげましょう」

 呪いが無効化されて動揺するプルプルンゼンゼンマンの鎧へ、霞架は呪詛を撃ち込んだ。

「――瞬刻『死屍刎刃』!」

 呪詛を目印に、霞架は超高速の抜刀術を叩き込んでいく。一瞬で接近し即座に離脱するそのスピードに翻弄され、プルプルンゼンゼンマンは何も出来ずに切り刻まれる。

「戦いによる鍛錬は良いですが、人は平穏も求めるものです……さようなら、深紅の死神」

 そして遂にダメージが限界を超え、プルプルンゼンゼンマンの鎧はバラバラに砕け散った。後に残ったのは、鎌を持つ骸骨である。

「おお、ありがとうございます。あのリビングアーマーの骸魂に取り込まれ、大変なことをしでかしていたようだ」

 骸魂が討伐されたことで、飲み込まれていた死神は正気に戻ったようだ。同時に血の雨も止み、幽世は元の平穏を取り戻した。

「これで、一件落着です」

 猟兵達は、見事に惨劇のカタストロフを阻止したのだ!
大成功 🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2020年07月06日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵