5
幻想幽世奇譚〜殺戮妖魔列車の運行を阻止せよ!〜(作者 ライラ.hack
4


●カクリヨファンタズム・殺戮列車ターミナル
 新しく発見された新世界「カクリヨファンタズム」。現代地球であるUDCアースの隣接して存在すると言われているこの世界は、人々に忘れられた妖怪達の楽園である。だがあまりにも不安定でオブリビオンである骸魂に取り込まれやすいこの世界は、常に崩壊の危険性を孕んでいる。
 そしてこの一帯の幽世は今、死神のような骸魂によって未曾有の危機に見舞われようとしている。その幽世はすでに古今東西新旧問わず、列車に溢れていた。ただ線路はなく、各々が縦横無尽に駆け巡る。
 そんな列車が妖怪達を轢き倒し、漂う骸魂によって歯車となっていく。それらを骸骨の死神は悠然と自身の目的の為に使い尽くす。
「あと少しで殺戮妖魔列車が完成する。さあ、世界を轢殺しようぞ」
 真紅の刃の鎌を掲げて、骸骨の死神は先導する。この轢殺の世界を終わりの始まりとせんが為に。

●グリモアベース・ブリーフィングルーム
「新しい世界で、さっそく世界崩壊の危機だよ!」
 元気いっぱいの笑顔で猟兵達を迎えるのは、グリモア猟兵見習いのエィミー・ロストリンク(再臨せし絆の乙女・f26184)だ。義姉ほどうまくはないが、要点と若さ故の勢いで皆に情報を伝えていく。
「今回の幽世は列車が溢れかえる、死と暴力を運ぶ轢殺の世界なんだー」
 突如現れた様々な列車。線路がなくても縦横無尽に走行し、妖怪達を蹂躙していく。そして轢かれて弱った妖怪達を骸魂が宿り、首謀者である骸骨の死神が建造している巨大な列車の部品にしているのだ。
 その列車こそ、殺戮妖魔列車。もし完成して走行すれば幽世の妖怪達は残らず轢き殺され、世界崩壊の引き金になるだろう。その前になんとしても阻止しなくてはいけない。
「敵の親玉と殺戮妖魔列車は、列車が集う殺戮列車ターミナルにいるんだ。だからそこに乗り込んでやっつけちゃって!」
 もちろん荒れ狂って走行する列車を潜り抜けて件の列車に近づかなくてはならない。だが、妖怪達の案内の為にもやるしかない。
 頑張ってと手を振るエィミーの転移術式が発動する。列車渦巻く妖怪の世界の戦いが今、始まろうとしていた。





第3章 ボス戦 『『深紅の死神』プルプルンゼンゼンマン』

POW ●マサーカー・トーテンシェーデル(虐殺髑髏)
【殺戮への渇望】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD ●グラオザーム・ヒンリヒトゥング(残忍処刑)
【鏖殺の大鎌】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
WIZ ●トート・シックザール(死の運命)
攻撃が命中した対象に【死を招く呪い】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【様々なバッドステータスが発生する呪い】による追加攻撃を与え続ける。
👑11

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠夢幻・天魔です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 妖怪達を取り込んだ輪入道達の破壊と解放により、その巨体を動かす動力は失われた。完全停止した殺戮妖魔列車を動かすには再び同数の輪入道を揃える必要になり、とりあえず轢殺の世界が齎される危険は去ったともいえる。
 だがその殺戮妖魔列車の先頭車両から、今回の元凶ともいえる異形の死神が現れる。真紅の禍々しい鎧を身に纏い、巨大なる鎌と骸の頭を持った死神とも呼べる容貌を持った者、まさしく死神と形容するに相応しい存在であった。
「我が轢殺の世界を阻止するか、愚か者共よ。ならばその愚行は死をもって償うべし」
 ドイツ語で真紅の死神と形容される「プルプルンゼンゼンマン」。過去の世界で多くの死をまき散らしたと呼ばれる者が、幽世でその死を形どったかのような瘴気と殺気が放たれる。
 常人ではない力は輪入道達の比ではなく、死への妄執も桁違いに感じられる。この元凶を倒さなければまた殺戮妖魔列車は復活するだろうという確信が猟兵達に過る。
 ならばその元を断つべく、猟兵達は最後の戦いへと赴く。死を従える真紅の死神を相手に、殺戮妖魔列車破壊作戦は最終段階へと移行、決戦が始まろうとしていた。