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どこかで見た……ような……?(作者 ヨグ
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「皆さん、おつかれさまです。
 最近、UDCアースの裏にあたる世界が発見されていましたが……残念ながら、今回は別の裏側の事件となります。」
 グリモアベースに集まった猟兵達へ一礼し、胸元から液体の詰まった瓶を取り出したアト。
 見れば、中には白く蠢く糸状の寄生虫たちが絡み合う姿があった。
「裏側というのは超次元の渦、完全なる邪神の住処です。
 今回の鍵は、この寄生虫たち……予知を見たその日に私の家に届きました、宅配で。
 ふふ……前もこのようなことがありましたが、お誘いということなのでしょう。
 まったく、あの邪神も悪戯が好きで困ります。」
 苦笑しながら、アトが手の上の光で出来たグリモアに瓶を重ね合わせ、寄生虫たちが光の中に溶け込んだ時……周囲の壁に映るのは、生き物の内臓を思わせる肉の壁に囲まれた空間。
 猟兵達の見ている前で、肉壁から肉が滲み出していき、だんだん人の形をとっていく。
「このように、侵入してくる私たちを敵とみなして襲い掛かってくるようです。
 人数が多いので、囲まれないように気を付けてくださいね。」
 人の形をした肉は、少女の形へと変わっていく。
 共通して持っているのは、蛇腹剣と呼ばれる刃の連なる鞭のような剣。
「さて、ここに現れるのはあの方々です。
 ……とあるグリモア猟兵の方に似ている気がしますね。
 振るった武器から斬撃の衝撃波を飛ばしてきますので、何とかして数を減らしてください。
 ある程度減らすと、寄り集まって別の邪神へと変わっていくでしょう。」
 ゲートを開くと……生臭いような臭いが生暖かい風とと共に吹き付けてくる。
「……倒せば少しずつ、本来の邪神の姿へと近づいていきます。
 そして、私の予知が正しければ、どこかで見た姿をした邪神たちが現れます。
 それらも含めてすべて退治してください、よろしくお願いします。」





第3章 ボス戦 『誰も覚えていない』

POW ●ミヤイリ
【対象の一部を喰らった寄生虫を自身の身体に】【取り込み、対象の力を模倣できる肉体に変異】【すること】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
SPD ●ガショク
【前もって寄生させた虫を操作すること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【寄生虫増殖による体内破壊】で攻撃する。
WIZ ●スバク
【寄生虫に侵された存在】から【紐状の寄生虫】を放ち、【無差別に絡みつき喰らうこと】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は宮入・マイです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 沸きだす寄生虫は寄り集まり、少女の形をとっていった。
「なんだか、ひさしぶりっすね……人の前に出るのも。」
 んー、と伸びをする大柄な少女。
 伸びた体の一部が裂け、そこから覗く黒い肉の中に白い寄生虫が蠢いている。
「あいつの仕業っすね……まぁいいっす。」
 気だるげに言ったかと思えば、楽し気に猟兵達を見渡し、
「せっかく会ったのも縁っすよ。……ところで、」
 ニタリ……吊り上がった口の中は、黒い肉で。
「猟兵ちゃんの中、あったかい、ね?」
 ……皮膚の下で、何かが蠢いているのを感じた。
イヴ・クロノサージュ
◎真の姿
◎アドリブと連携歓迎します
◎ツッコミ歓迎

●心情
誰かに似た子たち、それはドッペルゲンガーであり
邪神でありますが……ただじゃれているだけかもしれません
でしたら……私の真の姿を御見せしましょう――

●戦闘
へんしん!

『魔法少女!キュア・サージュ!
皆の笑顔を守る為に ここに推参しました!』

私は一番槍みたいなもの
だったら、えーい!トゥインクルスター☆
眠らせて時間稼ぎをするのです!
(連携の場合:眠ってる隙に、他の方に攻撃をお願いしちゃう)

スバク対策は、空中浮遊をしながら
(オーラ防御)魔法のチカラで自身を包み守ります

――

魔法少女の原則その1
敵であっても自身は暴力による攻撃は使わない!平和的に解決!

――


アリス・セカンドカラー
お任せプレイング。お好きなように。
汝が為したいように為すがよい。
自分好みに形態変化させる神罰の魔術刻印で寄生虫を男の娘化ナーフ☆ついでに支配権を略奪して、男の娘達が無差別に絡みつき喰らい愛う妄想世界を展開するわ♡
神罰を逃れた寄生虫が私に寄生しても無問題☆先客のパラサイトテンタクルが無粋な不法侵入者達を捕食してくれるわ♪
寄生ならこちらも得意分野よ。第六感を転写した分霊達(式神使い/集団戦術)を寄生(ハッキング/降霊/略奪)させて快楽伴うエナジードレインと情熱の炎で内側から精神的に焼却してあげる♡
魂を啜られる快楽は如何かしら?とくとご賞味あれ♪


「……あったかい?」
 ニヤリと笑ったアリスの手を食い破り、白く蠢く寄生虫が伸び出してくる。
 先ほどのスライムに飛び込んだ時に入り込まれ、アリスの体内を侵食しているようだった。
「ふふふ……そう感じてくれるなら良かった♪」
「え、あの……大丈夫、なんですか?」
「ええ、わたしはね。でも、」
 うにょうにょと伸びていた寄生虫が、覗き込んだイヴにも取り付こうとアリスの腕ごと蠢く。
「ひっ!?」
「あまり近づくと危ないわ♪」
「あーあ、もう少しだったっすね。」
 思わず空中まで逃げたイヴを、邪神の少女も笑って見ていた。
「居心地よさそうっすし、入りたいんすけどね。」
「お、お断りです! ……でも、」
 まるで悪戯をする子供のように、無邪気に笑う邪神を見ていると、
「誰かに似た子たち。それはドッペルゲンガーであり、邪神でありますが……ただじゃれているだけかもしれませんね。」
「ふふふ、そうかもしれないわね。」
「でしたら……私の真の姿を御見せしましょう。」
 イヴは取り出した金色の聖鍵を握り、
「へんしん!」
 肉壁に囲まれた空間は、聖鍵から溢れる光に包まれていった。

「くっ、ちょっと眩しいっすね。」
 まばゆい光に邪神が怯む。
「魔法少女! キュア・サージュ! 皆の笑顔を守る為に、ここに推参しました!」
 イヴの言葉と共に光がおさまり、魔法少女となったイヴがポーズを決め、
「ふふふ……やっと支配できたわ♪」
「おや、みんな可愛くなったっすね。」
 アリスの周りでは、身体に魔術刻印の刻まれた可愛らしい女の子たちが絡み合っていた。
「……いや、待ってください!? その女の子達はなんなんですか!」
「この子達? さっきの寄生虫よ♪ それに、」
 アリスが手近に居た子の喉を撫であげると、そこには微かなふくらみが見えた。
「この子達は男の娘よ♪」
「そういうことじゃ……ああもう、いいです! 七つの星々よ集え! かの者に七色の祝福を纏い与え給え!」
 イヴがやけくそ気味の掛け声と共に手にした聖鍵を振るうと、穏やかな光に女の子?たちが包まれていく。
「えーい! トゥインクルスター☆」
 光の中で女の子?たちは、くてりと眠りに落ちていった。
「魔法少女の原則その1! 敵であっても自身は暴力による攻撃は使わない! 平和的に解決!」
「あらら、寝ちゃったっす。もうちょっと見ていたかったっすけど。」
「……だからなんであなたがちょっと残念そうなんですか!?」
「ん、なんでって? ふっふっふ……あたしはあたしが楽しければ、それでいいっすから!」
「……もう、いいですぅ。自由にしてくださいぃ……。」
 あっけらかんと言い放つ邪神に、がっくりと肩が落ちるイヴ。
 ……この邪神、行動はともかくとして、本当にじゃれてるだけだ。
「ふふふ、じゃあわたしも。」
「……あ。」
 そんなやり取りをしている邪神を、背後から抱き留めたアリス。
 さわさわとお腹を撫でていると……内側から白い寄生虫がその手にとりついていく。
「あたしの体に触るなんて、勇気あるっすね?」
「ふふ、それほどでも♪ さぁ、」
 しかし、寄生虫たちはアリスの手へと喰らいつくかと思えば、邪神の体の中へと戻っていった。
「あ……あ、れ?」
「ふふふ……わたしも寄生は得意分野よ♪」
「あ、あたしの、中で……吸われ、て……。」
「ほら、あなたの子達なら……あなたの気持ちいい所は、全部知ってるでしょう?」
「あぁ……暴れちゃダメ……っす。」
 ……すっかり二人の世界に入っている。
 イヴはそんな二人から背を向け、
「……もう、知りません。」
 言葉と共に去っていった。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

川村・育代
最後に最高に気色悪いのが出てきたわね。
入り込んだ寄生虫は脳などの致命的なところに入られる前に呪詛で駆除するわ。
(脳が寄生虫にやられて穴だらけになった写真を見たことがあるし、あんな風に死ぬのは絶対に嫌だから)
普通の人間だったら確実にアウトだろうけど、あたしなら呪詛で体内の寄生虫に直接攻撃できるから。
ユーベルコードでピンク色の魔法少女に変身して攻撃(ステッキや素手で殴る、蹴るなどの物理攻撃)するわ。
体内に寄生虫を入れられた上、体内を食い荒らされた痛みでかなり頭に来ているので、魔法少女のフルパワーでボコボコにするわ。
『魔法少女の力、見せてあげる』


黒百合・美薔薇
お任せプレイング。お好きなように。
おお、寄生虫だなんて怖い怖い。お前の天敵だなぁ、黒薔薇よ。
なぁんて、体内に飼ってる燐蟲達(式神使い/集団戦術)が抗体も担ってくれているから、下手にボクらに寄生しようものなら逆に彼らに捕食されてしまうよ。
とはいえ、ボク達に寄生しようという根性が気に入らないな、姿変え(化術)の神罰でスイーツに変えて食べてしまおうか?
さぁ、行っておいで黒燐蟲達。沢山食べておいで。


「……最後に最高に気色悪いのが出てきたわね。」
「本当だね、寄生虫だなんて怖い怖い。」
 現れた邪神にそう言い放つ川村と黒百合。
 言われた邪神はそんな二人にもニタリと笑みを見せ、
「ふふふ……でももう、中に入っちゃってるっすよ? そろそろわかるんじゃないっすかね?」
「あ、ぐっ……!」
 突然の痛みにお腹を押さえてうずくまる川村。
 内臓を食い破り、爆発的に増えた寄生虫たち……その様子に邪神は満足げな笑みを浮かべ、
「その小さい身体が破裂しちゃうっすよ。ふふふ、お姉さんもそうなるっす。」
「ふふ、あれはお前の天敵だなぁ、黒薔薇よ。」
 手にした黒い薔薇を見ながら呟く黒百合だが……苦しむ様子はない。
「え……みんな、死んじゃったっすか?」
「残念、ボクらの体内には燐蟲達がいるのさ。下手にボクらに寄生しよう奈良、逆に捕食されてしまうよ。」
「……なるほど、そういう事っすか。でも、こっちは」
「マジカル・チェンジ!!」
「え、何で……。」
 困惑する邪神を前に、元気よく変身の声を上げた川村が手にした魔法少女のステッキから溢れる光に包まれていった。

「何で……なんでみんな、死んでるっすか?」
「簡単なことよ。」
 ピンク色の魔法少女へと変わった川村は、どう見ても体内を食い破られていたとは思えない。
 後退る邪神へとゆっくりと近づきながら、
「脳が寄生虫にやられて穴だらけになった写真を見たことがあるし、あんな風に死ぬのは絶対に嫌だから……あたしの中にある呪詛で直接攻撃してやったわ。」
「そんな……そんなことしたら、普通の人間じゃ、」
「そうよ、あたしは普通の人間じゃないの。」
「ひっ!?」
 ステッキを振り上げ、川村は一気に踏み込む。
 そのまま、短い悲鳴を上げた邪神の顔を思いっきり殴り飛ばした。
「ぐあ!」
 邪神の頬がステッキに殴られて裂け、黒い肉と白い寄生虫が飛び散る。
「……ほんと、気持ち悪いわね。」
「はは、そこはボクも同じ意見だね。」
 川村の体についた肉塊から白い寄生虫が身を伸ばすのを見つつ、
「この子のもつ寄生虫の本能って奴だとは解っているが、ボク達に寄生しようという根性が気に入らないな。」
 パチンと黒百合が指を鳴らすと、飛び散ったモノから甘い香りが漂い始めた。
「ん……これはチョコレート?」
「ふふ、そうさ。姿変えの神罰だ、チョコレートと砂糖菓子に変えてやろう。」
「そう、じゃあ気にしないでボコボコにできるのね。」
「ひっ! や、やめるっすよ!?」
 すっかり情けない悲鳴を上げる邪神だったが、
「あなたが先に手を出したんでしょ! 魔法少女の力、見せてあげるわ!」
「ふふ……さぁ、行っておいで黒燐蟲達。沢山、食べておいで。」
「ひああああ!? やめっ、げふっ!? ごあっ!」
 怒りに燃える川村に文字通りボコボコにされ、飛び散った肉塊たちは黒百合の黒燐蟲たちに喰い荒らされ……少しずつ、その身体が小さくなっていった。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

泉・星流
UDC…最近のオブリビオンは猟兵真似るのが流行りなのか?
また何処かで見たような顔が出てきたので…

戦闘
先制攻撃対応
放たれた網状の寄生虫に対し、『BBR』と『BSG』で【弾幕(&制圧射撃)】を張りつつ、『GWB』を網を巻き取るように回転させながら自分の周囲を(射撃の邪魔にならない軌道で)旋回させ、寄生虫の網を防ぐ【掃除・念動力】

弾幕を抜けてきた網(…の欠片なども含む)も考え、【オーラ防御】で寄生虫から身を守る


先制攻撃防御後
今度はこっちの番だ!!
指定UCの効果を『BBR』に込めて反撃【弾幕・制圧射撃・属性攻撃】
相手が粘着液で身動きできなくなったところへ、『BSG』と『BBR』の二つで攻撃


霧島・絶奈
◆心情
成る程、個を形成する群体と言うわけですか…
まさに『マルコ第五章』等に記されるレギオンですね

…では私も、群体にして個たる存在をお見せしましょう

◆行動
<真の姿を開放>し『666』を使用

【オーラ防御】を球状に展開し、喰い取られない様に注意
1ナノ、1ピコであろうと貴女に差し上げるのは不愉快極まります

一部の<私>は【罠使い】の技能を活かし【目立たない】様に「魔法で敵を識別するサーメート」を複数設置

加えて【空中浮遊】を活用し<私達>全員で射線を調整
其々が【範囲攻撃】する【マヒ攻撃】の【衝撃波】で【二回攻撃】し殲滅
一匹たりとて逃がしはしませんよ

負傷は各種耐性と【オーラ防御】で軽減し【生命力吸収】で回復


 何とか逃げてきた邪神が肉の床の上で荒い息をついていた。
「あー、ひどい目にあったっす……。」
「UDC……最近のオブリビオンは、猟兵を真似るのが流行りなのか?」
 そんな邪神の顔を見つつ、少し考えながら呟く泉。
 が、その言葉に邪神は顔を上げ、
「この顔を、知ってるっすか?」
「ん……何処かで見たような顔だなと。」
「その様子だと、あなたも元の顔をした方を知っているようですね?」
 問いかける霧島にニタリと笑みを浮かべていた。
「そうっすよ……むしろ、あたしは『そのもの』っす。」
「ほう?」
 興味深げに相槌を打っていると、邪神の笑みが深くなっていく。
「あたしを調べてた研究施設をぶっ壊した時のまま……それがあたしっすよ!」
「危ない!」
 泉が叫んだ時、あたりの肉の壁から紐状の白い寄生虫が湧き出し……猟兵達を呑み込もうと襲いかかってきた。

「個を形成する群体……まさに、『マルコ第五章』等に記されるレギオンですね。」
 寄生虫の群れに覆われた中から、霧島の声が響く。
「くっ……何を、したっすか?」
「ふふ、大したことではありませんよ。あなた方を寄せ付けない力場を生みだしただけの事。」
「今度はこっちの番だ!」
 内側から散弾銃を撃ち放つ泉。
 魔術の弾丸に成す術もなく穴が開き、中から飛び出すのは魔力の篭もる箒。
「う、そ……。」
「……では私も、群体にして個たる存在をお見せしましょう。」
 よく見れば、箒の上には異端の神々の姿。
 それは真の姿を現した霧島から分かれたモノ……それらが周囲に浮かぶ中、箒が寄生虫を払いのけてゆく。
「で、でも小さくなったなら、取り付きやすくなったっすよ!」
「お生憎様……。」
 触手のように寄生虫たちが異端の神々へと襲い掛かる。
 それらに対し、個々に手にした物を放り捨てると……寄生虫たちはテルミットの炎に焼き焦がされていく。
「1ナノ、1ピコであろうと、貴女に差し上げるのは不愉快極まります。」
「逃がさないからね!」
「くっ……!?」
 邪神に降り注ぐのは、泉の放つ拘束魔力弾。
 不意をつかれ、その身体にべちょりと粘液のようにまとわりつき……そのまま肉の床へと張り付けられていく。
「あ、あはは……も、もう何もできないっす、ね?」
「ええ、そのようですね。」
「て、手加減とか……してくれないっすよ、ね?」
 冷や汗を垂らしながら聞く邪神へと向けられるのは、霧島たちの持つ槍の穂先と泉の手にしたライフルと散弾銃の銃口だった。
「無理だよ。」
「ふふ……一匹たりとて、逃がしはしませんよ。」
「そうっすよね!?」
 ……後には、肉を貫く音と火薬の炸裂音が鳴り響いていた。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴