ご唱和下さい、食べ放題カクリヨカタストロフ!(作者 しべりあ
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●早速だが世界は滅亡する!
「あ、ありのままに起こったことを話すのじゃ!」
 様々な世界へとつながるここはグリモアベース。今日も今日とて騒がしいウルフシャ・オーゲツが、いつも通りただならぬ様子で猟兵たちへと訴えかけてきた。
「新しい世界の道ができたと思ったら滅亡しかけていた。な、何を言っているか分からぬかもしれぬが、うちもどうなっているか分からぬ!」
 新しい物と聞けばついつい飛び付いてしまう性質に抗うこともなく突撃していこうとしたところ、不意に受信の毒電波。
 新世界『カクリヨファンタズム』。
 予知が告げるはちょっと気軽なカタストロフ。
 つまりはさっそく世界滅亡しそう、てへっ、という内容であった。
「魑魅魍魎がわんさかおる楽しいワンダーワールドじゃと聞いておったのじゃが、今この世界は飯によって滅亡に瀕しておるのじゃ!」
 一体このヤドリガミは何を言っているのだろう、と猟兵たちは首をかしげる。
「いや、割りと深刻なのじゃって」
 話によれば世界に急激に食料が飽和した結果、働かなくても何もしなくても食うに困らないスーパー幸せワールドになりつつあるそうなのである。
 なにか別世界にもとことん堕落させてしまおうとするオブリビオンたちがいたような気もするが、それが一つの世界規模にまで範囲が広がった大災害らしい。
「そして、これらの事件のカギを握るのは……」
 しばしの間、固唾をのむ皆に向けて、ウルフシャは努めて真剣に声を上げた。
「河童じゃ! 河童の仕業なのじゃ!」

●全部河童のせいだから
 カクリヨファンタズムの一角に、巨大な力を秘めた河童が潜んでいた。
 その河童は悪意にまみれた魂と出会い、食われ、その在り方を歪めてしまいはしたのだが、予想以上に強大だった河童パワーの影響により入道の性質までもが斜め上の方向に吹き飛んで行ったのである。
「そっかぁ、入道さんも食べるものがあったら暴れる必要ないもんねぇ」
『いやーわかってくれる人……いや、河童がいて大助かりですわぁ』
 謎の力で世界を飯で満たしている彼女にとって、それはただの慈善行為に過ぎない。
 そう、心の底からの善意。
 他の人々からすれば有難い事に他ならず、彼女以外のオブリビオンたちからすれば、それが世界を破壊することは把握できたので、特に止める者もいなかった。
「みんなも幸せそうで私もうれしいよぉ、さぁ、もっとみんなにご飯を配ろ♪ おいしいご飯がいっぱいいっぱい、いつでもどこでも食べ放題!!」
 本当に厄介なのは、世界を滅ぼそうという悪ではなく、皆を幸せにしようという、底抜けの善意なのかもしれない。

●河童は知っている
「あの子のおかげでなにも困らなくて楽だよねぇ」
「すごい奴だと思ってたけどここまでとはねぇ」
「……でも、このままでいいのかなぁ……」
「楽だし幸せだしいいんじゃないかなぁ」
「まぁ、もしうちらに相撲で勝てるような奴がきたら、様子ぐらい見に行ってもらってもいいかもねぇ」
「ごはんたくさん食べてさいきょーになったうちらに勝てる奴なんていないってー!」


しべりあ
 新世界と戦争のペースに翻弄されるエルフの以下略。
 なにも働かずにご飯食べてごろごろしてていいだなんて恐ろしいです。
 どうも、しょしんしゃのしべりあです。またなかなかに素晴らしい世界で祝福したいですね。

 いきなりネタバレがありますのでご注意ください。

 そう、今回の事件、すべて河童のせいです。
 なので河童に突撃すればきっと教えてくれます。
 途中で邪魔する連中が現れるような気がしますが借り受けたカッパワーで吹き飛ばせるはずです、たぶん。

 あなたたちは河童に突撃してもいいし、異世界トークで翻弄してもいい、また、キュウリで河童フィッシングをしてもいいだろう。
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第1章 冒険 『本格的カッパレスリング』

POW正々堂々と相撲で勝負する
SPD異世界の話題や品物で油断させてみる
WIZきゅうりで釣る
👑7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


サナティス・ヴァルヴァード
たべほーだいかくりよかたすとろふ(唱和)
食べてばかりで動かなくては、妖怪とて太る。なのでこの異変は解決する。

まずは河童と相撲だな。
相撲は初めてだが…相手を転ばせれば価値、だったな?
ああ、ルールが分かれば問題ない。

では…はっけよい、のこった!
(立ち合いと同時に死精の矜恃発動、頭部分離させ胴体だけで組みつく)
私はデュラハンだからな、首が離れてても相撲は取れる。
突然の首パージで相手が驚いたところをそのまま投げ飛ばす。
残されたら暫く攻勢は控え、首を分離させたまま相手の攻勢を耐える。
十分に行動成功率が高まったところで投げを打ち決着といこう。

勝てたら、此度の異変の黒幕について情報を求める。


●河童は果たしてなんと鳴く?
「たべほーだいかくりよかたすとろふ」
 それは、どこか棒読みのように感じながらも見事と言わざるを得ない唱和であった。
 果たしてその影響かどうかは定かではないが、まるで遠くの星の戦士の力を借り受けたかのように妙に全身に力がみなぎる感覚すらある、気がする。
 謎の現象に首を傾げながらも、本来の異変の調査へと歩を進める彼女の名はサナティス・ヴァルヴァード(f27951)。
 食べてばかりで動かなくては、妖怪とて太る、という信念のもとに異変の解決に乗り出した猟兵である。
 実際は世界存亡の危機ではあるのだが、それは些細なことだろう。少なくともこのカクリヨファンタズムではよくあることなのだ。
 しかし聞いたところによると事件の真相を握るといわれるこの河童、相撲を取らなければ話をあまり聞いてくれそうにないらしい。
「まずは河童と相撲だな」
 若干困った気質だが、条件がわかりやすい分、ある意味ではやりやすい相手かもしれない。
「ほほう、このあちきと相撲をとろうってーのかい?」
 サナティスの前に現れたのは妙に自信たっぷりな、しかしてだらしない体をドスンドスンと揺らしている河童の少女だった。
「相撲……相撲は初めてだが……相手を転ばせれば勝ち、だったな?」
「細かいところはいろいろあるけど、河童の相撲にゃあ関係ないね、それで間違いないさ! それで、やるのかい?」
「ああ、ルールが分かれば問題ない。」
「初心者だからって、あちきは手を抜かないよ!」
 そして上がった先はあちらこちらに用意された土俵の一つ。
 互いに構え、しっかりと相手見据える。
 いつの間にか現れた審判、GYOJIもまた戦いの合図がいつでもできるように構えを取っていた。
「では…はっけよい……」
 NOKOTTA!!
 掛け声とともに飛び出すサナティス、河童、そして首。
「……かぱ? かぱあああああああ?!」
 河童はかぱと鳴くのだろうか、そんな謎が浮上しつつ、上がる叫びは河童がかぱかぱ。
 そう、目の前で組み合いをしようとした相手の首が唐突に何の前触れもなく吹き飛んだのを目撃した河童は即座に正気度をゴリゴリと削られてしまったのである。
 そのような隙を戦闘中に見せてしまえば勝てる勝負も勝てるわけがない。
 更には何か宇宙的な力が備わった……気がするサナティスの身体能力が、一時的に普段以上の力を見せた、のかもしれない。
 結果として、見事な取り回しで頭部がなくなった事を全く影響を感じさせない涼しい顔……その顔は飛んでいるが……のままで巨大河童を投げ飛ばたサナティスは危なげなく白星を上げたのである。
「私はデュラハンだからな、首が離れてても相撲は取れる」
「か、かぱぁ、人間こわい、人間こわい……」
 地面に激突した後、カパカパと震える河童。
 デュラハンは人間とはまた別の存在だと考えらえれる余裕もなく、考えられたとしても震えが止まることはなかっただろう。
 さすがに頑丈なのか、肉体的なダメージはそれほどでもなかった。
 しかし、心的ダメージは思いのほか重症だったようである。
「さて、それでは今回の黒幕について聞きたいのだが……」
「かぱぁ……」
 この妖怪、肉体的にはともかく、精神的に弱すぎるのではないだろうか。
 いまだに正気を取り戻せていない河童を眺め、ひとまず落ち着くまで様子を伺うことになるサナティスであった。
大成功 🔵🔵🔵

レパル・リオン
あかーーーんっ!
この河童たちの平和は、キマフュの平和とは全然ちがーう!
色々満たされたから『いいね』を求めて頑張るキマイラと、色々満たされてただダラけるだけの河童!その違いはまさに、未来があるかないかの違いなのよ!(ババーン!)

相撲対決で、ホントの平和を取り戻すわ!
奥義、トリニティ・エンハンス!ハァーッ!(気合いでパワーを高める)
真正面からのがっぷり四つ!からの!相手の突進力を利用するバックドロップよ!
食っちゃ寝して太っただけの河童に負けてたら、魔法猟兵なんてやってられないわよ!どおりゃああーっ!

こんなスモウじゃ満足できないわ!とっとと異変を解決して、本気の河童ちゃん達とスモウ対決よ!


●SUMOUコミュニケーション
「あかーーっーん!」
 だらけきったダメ河童たちへと向けられた、レパル・リオン(f15574)の一声。
 それは、容赦ないダメ出しから始まった。
「この河童たちの平和は、キマフュの平和とは全然ちがーう!」
 きまふゅ、とは、なんぞや?
 かぱー? と不思議な顔を浮かべる河童たちだが、そんなことをかまっていられる状況ではない。
「色々満たされたから『いいね』を求めて頑張るキマイラと、色々満たされてただダラけるだけの河童! その違いはまさに、未来があるかないかの違いなのよ!」
 それはキマフュの民の心の叫び。
 ある意味なにも働かなくてもいいのに日々を全力でエンジョイしているキマフュの民はどの世界の民よりも心が強いのかもしれない。
 堕落しない心というのはそれだけで悪魔やら魔王やらを退ける力を持つのである。
 なお、大体のキマフュ民が何か危険を感じたら全力で逃げ出すということはこの場合忘れることにする。
「ふ、なにかはわからないけど、あたいらに何かを言いたいってんのなら、相撲で黙らせてみな!」
 脳筋というか相撲バカというか、そんな河童の姉御っぽい相手がドスンと前にでる。
 おそらく世界がこうなる前は鍛え抜かれた体であったであろう河童少女は、何かとてもたるんでいた。主に体が。
 すごく、むっちりとしていた。
「いいわ、そういうことなら、相撲対決でホントの平和を取り戻すわ!」
 HAKKEYOI!
 ……の、声がどこからともなく現れたGYOJIより発せられる。
 その事には誰も不思議に思わぬまま、緊迫した静けさがあたりを包んでいく。
 構えられた四肢から伝わる力強さ、交差する鋭い視線。
 そして、戦いの始まりを告げる一声が放たれる。
 NOKOTTA!!
「そんな小さな体でぇ、何ができるっていうんのかねぇえええええ!」
 始まりとともに突撃していく河童。その巨大な体躯は多少だらしなかったとしても純粋な質量としては驚異に値する。
「奥義、トリニティ・エンハンス! ハァーッ!」
 だが、レパルは裂帛の気合とともに、強大な相手に真正面から四つ身で組み合いにかかったではないか。
 方や世紀末にいても不思議でないほどの巨漢、方や御年11歳のか弱そうに見えなくもない少女。
 押しつぶされてしまう、だれもがそう思う光景。
 だがしかし、その戦いはレパルが河童を受け止め、まさかの拮抗を見せる事となる。
 とりにてぃえんはんす、とは、魔力とはいったいうごご。
 ギャラリーカッパーズが呆然とした顔で見守る中、戦いは動く。
「こんなひょろっこいのに負けちまったら……」
 重心を一旦後ろに引き、再度の押し込みをかける河童。
「食っちゃ寝して太っただけの河童に負けてたら……」
 それを感じ、わずかに構えを変えるレパル。
「河童が廃るってもんさあああああああ!」
「魔法猟兵なんてやってられないわよ! どおりゃああーっ!」
 腐っても太っても河童である、その一撃は岩をも砕く超重量級のものだ。
 だからこそ、その力をレパルは利用した。
 ふっ、と体の浮かぶ感覚、そして、急激に移り変わり、真っ暗になる視界、響く鈍い音。

 どぅうううううううん……。

 土俵が見えないほどの盛大な土ぼこりが周囲を舞い、かすかに見えるは大穴を開けながら大地に沈む巨大な河童。
 成したのは華麗なバックドロップを決めた小柄な少女、レパルである。
 あまりの事態にしーんと静まり返った後、わぁっ大歓声に包まれた土俵の上で、彼女は高らかに声を上げる。
「こんなスモウじゃ満足できないわ! とっとと異変を解決して、本気のあなたたちとスモウ対決よ!」
 その凛々しい姿と、それでも相撲で対決したいと言ってくれたことに感涙した河童たちは、だらけ切った中にもたしかに残っていたSUMOU魂を震わせたのだという。
大成功 🔵🔵🔵

夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
食べ物が豊富にあるのは有難いですが。
放置、という訳にはいかなそうですぅ。

【夢鏡】を使用して『身体機能』を強化、まずは「消化吸収機能」を強化した状態で[大食い]しつつ、河童さん達とお話しますねぇ。
明らかに河童さん達を上回る量をあっさり食べてしまえば、話くらいは聞いていただけるでしょう。

詳細を聞き出す為に「相撲」を挑まれるなら、そのままお相手致しますねぇ。
『食後』ですから、一度【夢鏡】を切れば『反動』が『一時的な体重の大幅増量』の形で出ると思われますので、その『体重』に【夢鏡】再使用による『身体能力強化』と[怪力]を組み合わせれば、まず大丈夫ではないかとぉ。


●河童のそらをとぶ
 河童には誇りがあった。人間は大歓迎だが、相撲はもちろん、大食いに関しても絶対に負けたりしないという自信があった。
「う、嘘だろ」
「これが、これが人間だってのか……!?」
 しかし、それは今、粉々に砕かれようとしていた。
「ふぅ、いくらでもおかわりがあるのはありがたいですねぇ、放置するわけにはいかなそうですぅ」
 そう言いながら、どこにそれだけ詰め込んでいるのかという勢いで食事しているのは一人の巫女、夢ヶ枝・るこる(f10980)である。
 彼女は河童たちの呆然とした視線を一身に集めながらも意に介した様子も無く、食事を止めることはない。
 知る人がよく見ればるこるの胸元には何か不思議な力を感じる鏡がきらりと輝いているのに気がついたかもしれないが、そんなところに目が行く物は誰もいないし、彼女の食事量が人間離れしているというのは特別な力に頼らなくとも紛れもない事実だった。
「あ、あんた、たまげた奴だね」
「そうでしょうかぁ? このごはんの事を調べるためには食べるのが一番かと思いましてぇ……」
「む、この飯の事を!?」
「おや河童さんたちは何か知っておられるのですかぁ?」
 明らかに様子がおかしい河童に、問いかけるるこる。しかし素直に答える河童ではない。
「ふっ、それ以上話を聞きたければ相撲でボクに勝つことだな!」
 そして唐突な相撲である。
 おそらくこの河童、何かと理由を付けて相撲を取りたいだけでだろう。
 なお、今までもそうだったが、様々な昨今の事情を鑑みてちゃんと女性には女性河童が対応してくれるらしい。
 というかこの近辺には、女性河童率が高いようで周りには女性河童しか見当たらない、河童女子高か何かなのだろうか。
「ふふふ、なかなかいい体格をしているようだけど、パワーアップしてるウルトラ河童のボクに勝てると思わないことだねっ」
 あきらかな食べ過ぎにより、だらしない体になっている河童系女子が土俵に立つ。
 その宣言だけは堂々としたものである。
「そういう事でしたら、負けませんよぉ?」
 るこるもまた応じる形て土俵へと上がり、構える。
「ふふふ……ふぇ?」
 そして、河童は目を疑った。
 目の前に構えをとる人間が、だんだんと巨大化しているように見えたのだ、主に横に。
 さっきまで体格的には明らかに上であった気がした河童は、気が付けば質量的に逆転されていたことに錯乱せざるを得なかった。
 これがもしや、噂に聞く強者のオーラの力、というやつだろうか。
「て、敵が大きく見えるってことが、ボクが負けるってことだとは限らないっ、はっけよーい!」
 NOKOTTA!
 またしてもいつのまにか現われていたGYOJIの掛け声が周囲に響き、わがままぼでーな河童とはちきれんばかりの巨体となったるこるがぶつかり合う。
 しかし、明らかにその体を持て余しているだらしない系河童とは違い、その巨体を見事に活用してたるこるである。
 どうあがいても、河童が勝てるわけがなかった。
「う、うごか、な……!?」
「あら、そちらから来ないのでしたら、いきますよぉ?」
「う、ウワアアアアアアア!?」
 るこるがぐっ、と、本人からすれば軽い気持ちで力を籠める。
 ただそれだけで、河童少女は見事に場外まで吹き飛ばされ、全身で風を感じながら意識を失うのであった。
「あっさりと飛んでしまいましたねぇ、……しかし、これは、起きるまで話を聞けないでしょうかぁ?」
 見事にやばそうな音を立てて地面に突き刺さる河童。
 しかしそこはさすがに妖怪、命に別状はなさそうだった。
 が、ぐるぐると目を回し、しばらく起き上がりそうにない河童少女を前に、どうしたものかと首を傾げるるこるであった。
大成功 🔵🔵🔵

大神・零児
ヒィャッハアァァァァァ!
野郎共!きゅうり祭りだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
羽目はずして暴れまわるぞ!!
(団体行動)

食い物だらけ!
ならばきゅうりも大量だ!
きゅうりをかっさらうぞ!
(略奪盗み攻撃)
河童釣りの始まりだぁぁぁぁぁぁ!!
(宴会)

始まりました河童釣り大会!
一番河童の注意を引いた奴が優勝だ!
(誘惑おびき寄せ)
河童が追い付けるかどうかの速さで翻弄し、河童が音を上げるまで逃げ回れ!
(逃げ足ダッシュ)
河童の泣きが入ったら皆で囲んで優勝者が情報を喝上げだ!
『ほら、さっき吐く言ったろ?吐いちまえや。きゅうりはやるからよ。な?(無自覚な威圧感)』
(恐怖を与える言いくるめ情報収集)

アドリブ共闘可


●隣の世界のそのまた向こう
「「「ヒィャッハアァァァァァ!」」」
 速報、カクリヨファンタズムに世紀末、来る。
「野郎共! きゅうり祭だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「「「ヒィィィャッハアァァァァァァァァ!!!」」」
  過去の世界が混ざり合い、雑多に渦巻く混沌とした空間、カクリヨファンタズム。
 その中にはいわゆる数多の世紀末が含まれているのもまた確かな事で、そういう意味では一般的(?)な世紀末的格好をしたモヒカン共が暴虐の限りを尽くそうとしているこの光景もまた、ごくありふれた自然なもの……な訳はない。
「このきゅうりだけは、このきゅうりだけはゆるし……」
「猶更そのきゅうりが食いたくなっちまったぜえええ!!」
「カパアアアアアアアアアアア!?」
 しかし今、事実として世界にいくらでも溢れているはずのきゅうりは、どこからともなく表れた世紀末集団によって奪い尽くされようとしていたのである。
 念のために言うならば、これも立派な作戦である。
 そもそも世界にきゅうりが飽和していては、いかに河童といえどきゅうりを用いても釣るのは困難だ。
 ならば、根こそぎ奪ってから釣れば良い。
 それは非常にクレバーで、なおかつアポカリプスヘルな作戦であった。
「はぁぁぁっはっはっはっはっは! 準備は出来たようだなぁ! 河童釣りの始まりだぁぁぁぁぁあ!」
「「「「かあああああえええええええせええええええ!」」」」
 世紀末世界を駆け抜けることのできる無駄に丈夫なバイクはカクリヨファンタズムの魑魅魍魎闊歩する悪路であろうと容赦なく高速で突っ走る。
 ただでさえ体重が劇的に増加してスローなハリテしかできないようなカッパーズがやすやすと追いつけるような相手ではない。
 しかし、河童がキュウリを諦めることなどあってはならない。
 たとえ仲間が一河童、また一河童と脱落していっても、たとえ自分が最後の一河童になろうとも、奴らを許すわけにはいかないと追い続ける。
「キュウリ……前は、俺の……」
 なにかを言い残そうとした河童の少女は、視界がかすむ中世紀末に囲まれるのを朧気に感じていた。
 しまった、これは自分たちを消耗させるための罠だったのだ、きっとこの後酷いことをされるに違いない。
「ほら、きゅうり、欲しいんだろ。だったら、わかってるよなぁ」
「なに、を……」
「わかってるだろぉ、飯の出所だよぉ……ほら、はいちまったら、楽になるぜぇ?」
「くっ、相撲以外で、口を割ったりなど……」
「おやぁ、いいのかなぁ、ならおいしーいキュウリがどうなっちまうか……」
「なっ、や、やめてくれ! それだけは! わかった、言う、言うから! キュウリだけは許してくれ」
「物分かりがいい河童は嫌いじゃないぜ、さぁじゃあ先に情報からだ」
「くっ、先に、キュウリを……!」
「おおっと、さっき吐く言ったろ? 早く吐いちまえや。心配しなくても、きゅうりはやるからよ。な?」
「ううううっ!」
 涙目で、しかしどこか顔を赤らめてもじもじする河童。
 敗北を認めてはいるものの、なかなか素直に口に出そうとしない。
 ……というか、この窮地に何か目覚めてはいけない物に目覚めかけている。
 そんな思わぬ強敵(?)の出現に思いのほか時間を取られながらも、零児は着実に情報を集めていくのであった。
大成功 🔵🔵🔵

ベルカ・スノードロップ
レモン(f05152)と一緒

基本、きゅうりで釣ります
カッパさんには十分な【誘惑】でしょう

吹き飛んでいくカッパ達を見て
「レモンさーん。程々にですよー」
まぁ、多少乱暴シても問題ないそうですが

このままだと憑き物が落ちたカッパさんまでサヨナラさせそうなので
「それ以上はダメです」と
レモンさんを後ろから抱いて止めます
「落ち着いて、可愛いレモンさんに戻ってくださいね」

『お話してくれる』ようになったカッパたちから
【コミュ力】と【言いくるめ】で【情報収集】します

レモンさんに向けられるカッパ少女たちの視線が羨望になる程度には
お話を聞いている間も、レモンさんの事は放しませんし、愛でます

アドリブ◎


蛇塚・レモン
ベルカ(f10622)さんと同行

ここがカクリヨファンタズム……
ご飯だらけでカオスだねっ!?

ベルカさんと一緒に河童達から情報収集するよ
え、相撲で勝ったら話す?
仕方ないなぁ

後悔、しないでね?
(恐怖を与える

ドーモ、河童=サン
レモンです(蹲踞)
アイサツはスモウにとって神聖な行為

ベルカさん同様、あたいもきゅうりで釣る
ただし、あたいは念動力できゅうりを空中浮遊させて物理的に釣るよ
そしてガラ空きになった河童の心臓目掛けて、怪力と衝撃波を籠めただまし討ちの張り手……という名の寸勁(ワンインチパンチ)で吹き飛ばす!

さてと、洗いざらい吐いてもらおうかな~っ?
って、ベルカさん……?

わ、判ったよ……(赤面)

アドリブ◎


●いつでもレモンちゃんはかわいいと、どこからか声が聞こえた気がする
「ここがカクリヨファンタズム……」
 右を見れば串焼きの山、左を見れば塩焼きされた魚が詰まれ、謎のおひつにはほかほか炊き立てご飯もたっぷり。
 なぜかキュウリは世紀末的な集団が強引に徴収していったこともあり不足しているらしいが、その他のお野菜も素材もサラダも煮物も炒め物もどんどんと用意されている。
「ご飯だらけでカオスだねっ!?」
 世界を渡ったばかりでこの様子を目にしてしまったのならば、よもや元からこういう場所なのではと勘違いしそうな程の光景であった。
 若干呆気にとられながらも、蛇塚・レモン(f05152)はそのあたりに歩……くこともなくだらしない体でごろごろしている河童たちへと声をかけることにした。
「何、俺に話をききたいって?」
 まず初めに声をかけることになったのはサバサバした印象の俺系河童少女。
「そう、なんでこんなにご飯だらけになってるのかなって……」
「よし、ならば決闘だぜ!」
 そんな彼女から挑まれたのは決闘、つまりは相撲である。
 この河童も、いや、おそらくどの河童に相談したとしても、多分に漏れず相撲を挑んでくるのだろう。
「へぇ、相撲で勝ったら話してくれるんだ?」
「ふ、河童に二言はないぜ!」
「仕方ないなぁ」
 ――後悔、しないでね?
 その瞬間。河童は目の前の少女から、たしかな覇気を感じた。
「ドーモ、河童=サン、レモンです」
 小柄な体躯にも関わらず、どっしりとした雰囲気を感じさせる、堂に入った蹲踞。
 アイサツはSUMOUにとって神聖な行為である。
「ドーモ、レモン=サン、河童です」
 河童少女もまた、同じく構え、返礼する。
 アイサツをしないのはスゴイ・シツレイなのだ。
 個体名的なモノはなかったのか、ご飯の食べ過ぎによる退廃的な日々で忘却したのか口にされることはなかったが、それでも河童であるという一番重要な事を告げた。
 NOKOTTA! の掛け声と共に両者は飛び出す、が、なぜか河童の視線が妙に落ち着かない。
 それもそのはず、視界の片隅になぜか妙にきゅうりがちらついていたのだ。
 とても輝かしく感じる美味しそうなきゅうりが。
 そう、先ほど謎の世紀末軍団がきゅうりを根こそぎ奪っていったことにより、大多数の河童たちは急性キュウリ欠乏症となり、キュウリが近くにあるだけで気になってしょうがない状態にまで堕ちていたのである。
 そんな状況でまともにSUMOUがとれるわけもない。
 それこそがレモンの策であった。
 念動力により宙に浮かせたきゅうりを用いて集中力をすり減らした隙を狙い、強烈なハリテ……いや、ごくわずかな動きで相手を吹き飛ばすことを可能にした一撃は間違いなく寸勁の類である。
 その一撃はがら空きになった河童の心臓を的確にとらえ、激しい回転をともなって一時強く吹き飛ぶでしょう。
「今日の天気は河童、ですかね?」
 ベルカ・スノードロップ(f10622)はレモンによって打ち上げられ、空から大量に墜落してくるだらしない肉体で大粒となった河童少女たちを躱していた。
「レモンさーん。程々にですよー」
 人間相手ならば下手をすると命を刈り取りかねない一撃を見舞っていくレモンへ、注意を呼び掛けるベルカ。
 ただ、地に倒れ伏す河童たちを見る限り、気を失ってこそいるものの割と元気そうに目を回しているだけのようだ。
 流石は妖怪。命に別状はなさそうで、そこまでの心配はいらなさそうなのもまた事実だった。
 顔を上げると、レモンのきゅうりに釣られたであろう、大挙して襲い掛かる暴徒と化した河童SUMOUウォーリアーズ。
 すでに土俵の外へと戦場を移した河童たちは、全員纏めて宙を舞うことになっていた。
「さてと、洗いざらい吐いてもらおうかな~っ?」
 周辺の河童が全滅し、目を回している彼女たちへ楽しそうな笑顔のままに迫っていくレモン。
 しかし、このままでは河童たちが恐怖により支配され、レモンを崇拝する。
 ……というちょっと面白い未来にたどり着いてしまう。
「それ以上はダメです」
「って、ベルカさん……?」
 そっと、レモンを背後から抱き留たベルカは、そのまま耳元へと顔を近づけ、囁く。
「落ち着いて、可愛いレモンさんに戻ってくださいね」
「わ、判ったよ……」
 抱きしめられたことか、耳元のささやきか、はたまた可愛いと言われたことか。
 顔を赤らめて動きを止めたレモンに満足そうな笑みを浮かべ、そしてその手を離すことなく愛で続けるベルカ。
 目を回していた河童たちが意識を取り戻し、そして愛でられるレモンの様子をじっと観察していることを感じてもなお、その手を止めることはない。
「あ、あの、も、もういいんじゃ……」
「おや、嫌でしたか?」
「そ、そうじゃないけど、そのっ」
 こうして、数多の河童の視線を集め、顔をゆでられたかのようにさらに真っ赤にしながらも、レモンはその状況をしばらく甘んじることになったのであった。
 なお、その様子に興味津々となった河童たちは、SUMOUに負けたこともあり、ものすごく素直にお話をしてくれるようになる。
 ……のだが、その前に河童ガールズトークが挟まり、本題にたどり着くまでかなりの時間がかかってしまったのはいたしかたのないことだろう。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

アリス・フォーサイス
あれ?食べ物に困らなくなったんなら、問題ないんじゃ?でも、ウルフシャちゃんによると滅亡しかけているってことだし、調べてみるか。

河童から話を聞けばいいのかな。
ちょっと、話を聞かせてよ。え?相撲で勝負?
あまりそういう力業は得意じゃないんだけど、いいよ。
あえて相手の得意な土俵に上がる不利な状況からくつがえすのもドラマティックだもんね。

ここで変化したら面白くない。
ユーベルコードで身体強化して真っ向からぶつかるよ。
小柄な女の子が大男を投げ飛ばす。これこそ、相撲の面白いところだよね。


●河童は子ども相手でも全力で相撲をとる
「あれ?」
 食糧問題。
 それは、どこの世界、いつの時代においても重要な課題である。
 そこをクリアできれば大体の場合なんとかなる。
 他には何の心配もいらないというわけではないが、生物が暮らしていく上でその土地でどれだけの生き物が食事に困らず生きていけるのか、というのは重要な指針の一つだ。
 となれば、食料がいくらでもあるのは何の問題もないのでは、と思ってしまうのも当然の事である。
 たしかに、それが解決して平和な世界となっている前例もある。
 働かなくてもよい、という事実に甘んじて怠惰に興じてしまえば、その先にあるのは緩やかな衰退なのだろうか。
 それでも怠惰に浸るわけでもなく日々をはっちゃて過ごしているキマフュ民は最強なのかもしれない。
「でも、ウルフシャちゃんによると滅亡しかけているってことだし、調べてみるか」
 確かにその場所にはありとあらゆる食料が大量に用意されていた。河童だからきゅうりだけかと思いきや、そうでもないらしい。
「ねえ、ちょっと話を」
「ふふふ、拙者に声をかけるとはなかなかなチャレンジャーでござるなお嬢さん」
「チャレンジャー?」
「わかっておるわかっておる、相撲で勝負したいのでござろう」
 声をかけた大柄な河童から返ってきたのは何か怪しげな口調の相撲勝負のご招待。
 河童少女たちが立て続けに敗北したことで、どうやら男性河童が出てきたらしい。
 よりにもよって一番小柄そうな相手に挑んでくるあたり底が知れそうだが、河童としても敗北続きではいられないのである。
 そう、この河童、限りなく大人気なかった。
「え、相撲で勝負?」
 唐突な相撲に首を傾げるアリス。
「河童に話を聞く時には、まずは相撲がお駄賃でござろう! さぁ、いざいざ!」
「うーん、あまりそういう力業は得意じゃないんだけど、いいよ」
「……言ってみるものでござるな」
「ん?」
 何か聞こえが気もするが、河童は明後日の方向を向いて口笛を吹いていた。
「まぁ、大丈夫だよ、あえて相手の得意な土俵に上がる不利な状況からくつがえすのもドラマティックだもんね」
 アリスが求める食事はおいしい物語である。
 そういう意味では、皆がごろごろしてばかりのこの世界はアリスにとっての食事が生まれにくい状態になってしまっているのかもしれない。
 HAKKEYOI!
 フィールドに召喚されたGYOJIが声をかけ、アリスと河童が構えをとる。
 NOKOTTA!!!
 二人は飛び出す。
 小柄、いや、明らかな幼さを感じさせるアリス相手でも、ミスター河童武士道は敬意を払い全力でぶつかることを決めていた。
 そしてアリスもまた、変化によって勝利するのは楽しくないと、そのままの体でぶつかり合う。
「ふはは、この体格差を、どうにかできると思って、思、思おおおおおおおおお!?」
「そぉれー!」
 ジャイアントキリングはそれだけで視聴者を沸かせるものだ。
 小柄なアリスが超重量級河童を土俵の外へと投げ飛ばす様は、同じ河童たちからも歓声が上がる程に彼らをフィーバーさせたのである。
「これこそ、相撲の面白いところだよね」
 アリスの笑顔が、そして相撲がとても華やかであったと、河童たちは皆一様に見惚れたのであった。
大成功 🔵🔵🔵

アリス・セカンドカラー
お任せプレイング☆お好きなように♪
汝が為したいように為すがよい♡

地獄への道は善意で舗装されている、と。
悪霊になったので特に意味もなく萌擬人ロリショタ化の神罰を振り撒いてるわ♪
で、萌擬人ロリショタ化したカッパ達と本格的カッパレスリングに興じるわ☆なお、ルールは妄想具現化で私に都合よく変えてあります♪
エナジードレインは十数年かけて一般人を衰弱させる程度なので短期的には無問題よ☆
グラップルで体勢を崩す。そのまま情熱の炎による快楽属性攻撃での継続ダメージで蹂躙して幸せご奉仕よ♡
ま、一人づつだと時間もったいないから魂を分けた分身(式神使い/集団戦術)達で複数人相手しましょ♪
教えてくれてありがとご褒美よ♡


●河童の未来が不安です
「ふふふ、情けない格好ね」
 別の猟兵により吹き飛ばされていたミスター河童武士道。
 彼が気がついた時、目の前にいたのはもう一人のアリス、アリス・セカンドカラー(f05202)であった。
「くっ、なんだ、笑いにきたでござるか?」
「いいえ、あなたに真実を教えてあげようと思って」
「しん、じつ?」
 突如として告げられた言葉に、困惑を浮かべる武士道カッパー。
「あなたは本当は可愛らしいショタ河童なの、だから、負けたって仕方がないことなのよ」
 その少女の言葉はなぜか、無性に、体へと染み渡る。
「なにを、言って、うぐっ」
 その時、河童に衝撃が走る。
 全身が溶かされて行くような感覚。
 いや、実際鍛え抜かれていた体はみるみるうちに小さくなり、いや、もともと小さかった、これが本当の、ボク……。
「それ、ほんと?」
「ええ、本当よ、その証拠にほら、こんなにかわいいじゃない」
 しばし後、アリスの目の前にいたのは絶世の男の娘と変化した武士道河童であった。
「そっか、そうだったね、ぼくどうかしてたよ! おねえちゃん、ありがとう!」
 輝かしい笑顔で去っていく河童の姿に手を振るアリスもまた笑顔であった。
「ふふふ、地獄への道は善意で舗装されている、と」
 何かいつも以上に邪悪な雰囲気がマシマシとなった少女のような何か、アリス・セカンドカラー。
 その微笑みは、地獄すらも蕩けさせるほどの危険を感じさせるモノにまで進化を見せようとしていた。
 その力はたとえ妖怪であろうとも抵抗する事叶わず、数少ない大人カッパーズを何の前触れもなく萌擬人、それもロリショタ化していたのである。
 元から妙に少女率の高かった河童村。
 しかし気がついたときにはアリスの手によりロリショタ少女男の娘しか存在しない恐ろしい河童村に変貌してしまったのである。
 何が恐ろしいかって、この状況はオブリビオンとは無関係なので異変が解決したとしても維持されてしまうという事だ。
 家に帰ってみればお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんがみんなロリショタ男の娘である。
 そして、妖怪たちは多分長寿。
 これはもう、大変なことになってしまうことは確実である。
 その先に展開されるのはルール無用のカッパレスリング、もはや相撲とはなんだったのかの名状し難き何かであった。
 無論アリスもしっかりと参加し、数多の参加者と同時に対戦を始める始末である。
 そう、同時に、しかも複数箇所で。
 アリスは増える。
 アリスを一人見たら他にも軽く十人ぐらいいると疑われても不思議ではない猟兵、それがアリスセカンドカラーである。
「一人づつだと時間がもったいないじゃない。ちゃんと全員魂を分けた分身だから安心していいわよ♪」
 こうしてアリスは、一人一人、ねっちりと情報その他を搾り取っていくのであった。
大成功 🔵🔵🔵

涼風・穹
……河童と相撲…
負けると尻小玉を抜かれるというあれか…?

……倒した相手の尻に手を突っ込んで奪うって、何と言うか薄い本のネタにされそうな気も…
……最近濃い方々と関わる依頼も多かったしやっぱり俺も疲れているんだろうな…

河童に相撲で勝てる気はしませんしここは相手の弱点を攻めます
河童の弱点と言えば頭の皿
割れるか、そこまでいかないにしても皿の水が乾けば弱体化するのは定番
ドライヤー(という名の火炎放射器)の熱風を皿に当ててみます
道具は卑怯?
何も持ち込んではいませんがな

……いや、俺の《贋作者》は見た事のある武具しか精巧に作れないし流石にドライヤーを武器にする方は…
取り合えず俺が知っている範囲ではいないしな…


●この後妙に懐かれたそうです
「……河童と相撲……」
 UDCアースの出身者としては割と親近感を覚える妖怪、河童、そのエピソードもまた有名なものだ。
「負けると尻小玉を抜かれるというあれか……?」
 尻子玉。
 具体的にどういったものかはわからないが、抜かれると大変なことになってしまうと言われている謎物質である。
「……倒した相手の尻に手を突っ込んで奪うって」
 だが、この涼風・穹(f02404)はいままで、というか直前に関わっていた仕事の影響でとてもよくないところに想像が飛んでしまっていた。
「何と言うか薄い本のネタにされそうな気も……」
 ――ああ、やめて、そんな、何でもするからそれだけは。
 ――ククク、敗者は否定する権利もないんだよ!
 ――ひぎいいいいいい!?
「……最近濃い方々と関わる依頼も多かったし、やっぱり俺も疲れているんだろうな……」
 幻聴が、そう、たぶんきっと幻聴が聞こえていた。
 首をふり、気を取り直す。
 相撲を取らないことには話は進まないのは確かな事なのだ。
 体を思いっきり動かすのも気晴らしにはいいだろう。
 そして辺りを再度見渡す。
 周囲にはみょうにきゃぴきゃぴとした雰囲気の河童たち。
 何かおかしい。
 たしかにむちむちとした河童も多いが、それ以上になにかこう、ロリというかショタというかな河童が明らかに多い。
 というか、その中に見覚えのある猟兵の姿もちらりと見えた気がする。
「また、なのか……?」
 この世界もまたセカンドカラー的浸食が始まっていることを、今までの経験から感じ取った穹。
 ならば、なりふり構っていられる時間はなかった。
「ふふふ、おにーさんも勝負しようってんだね、いいよ、わたしがあいてになるよ!」
「……河童の弱点と言えば……」
「ふぇ?」
 世界の危機とあっては多少の良心は脇に置き、的確に弱点を突くしかない。
 まともに河童と相撲をとって勝てるわけがないのだ。
 奴らは相撲に命を懸けている連中なのだから。
 だから、相撲が始まった時、彼が即座に手に構えたのはドライヤー……代わりに使えなくもない火炎放射器。
「な、ど、道具の持ち込みは禁止だよっ!?」
 河童がやはりいつの間にか現れていたGYOJIへと振り向く。
 しかし判定はセーフ。
「道具は卑怯? 何も持ち込んではいませんがな」
 そう、彼はその場で作り出しただけだ。
 つまりちょっと火の出るドライヤーは判定的には穹の体の一部の様な物であると認められたのである。疑惑の判定である。
 誤解が無いように注釈すると、決して穹は河童の少女を火攻めにしたいわけではない。
 ただ、彼がうまく作り出すことが出来るのは武器にカテゴライズされるものに限られる。
 他のモノは作れなくもないが、うまくいかないことが多い、おそらくドライヤーを作ろうとしても風が出ないとかそんな感じであろう。
 なので、彼はそれをあくまでもドライヤーとして使用し、少女を攻め立てた。
「ら、らめ、乾いちゃう、お皿乾いちゃううううう!?」
「あ、いや、そこまでなのか?」
 というか攻め立てるまでもなく少女河童は敗北していた。
 しりもちをつき、お皿を抑え、土俵の隅でガタガタと震えて命乞いをしていたレベルで恐怖していたのだ。
 結果として、相撲よりもその河童少女の意識を正常に戻すまでに時間をかけることになってしまった穹であった。
大成功 🔵🔵🔵

弓削・柘榴
まったく河童もなにをしているのか……なにが幸せかは、人それぞれ違うからのう。
それに、空腹は辛いが、飯が食えればいいというものでもないと思うのじゃがの。

あちきにしてみれば、のんびりまったりもたまには良いが、
それよりはわちゃわちゃばたばたしているほうが楽しくて良いな。

なに? 相撲で勝て?
河童が条件をつけてくるとはなかなかに増長したものじゃな。
ま、いいじゃろ、乗ってやろう。

こちらの技はもちろん『猫だまし』。
驚かせたあとに、キュウリを落として、それを拾わせてやればあちきの勝ちじゃな。

負けたからにはおぬしらはあちきの奴隷じゃ。しっかり力を貸すのじゃぞ?
ちゃんとできたら褒美にキュウリくらい出してやるぞ。


●戦いの中で戦いを忘れ
「まったく河童もなにをしているのか……なにが幸せかは、人それぞれ違うからのう」
 河童と猫又と、ルーツは全然違えども、それでも同じ東方妖怪、知らない相手ではない河童たち。
 弓削・柘榴(f28110)はやれやれ、と言った様子でいつも変わらぬ彼らの様子を、つまりは相撲馬鹿たちの様子を見渡していた。
 種類によって食事の仕方も内容も多種多様な妖怪たちだが、何でも食えればいいというものではない、と、柘榴は考える。
 もちろん、時には用意されたものを食べて、のんびりまったりするのもいい。
 だが、このままのカクリヨファンタズムだと、わちゃわちゃぱたぱたとすることもなく、緩やかに世界が衰退してしまうだろう。
 それは、残酷とは言い難くも、まったく楽しくなさそうである。
 つまりは、この状況はいち早く解決してしかるべきなのだ。
 そう考え、柘榴は情報を集めようと近場の河童を捕まえたのだが、河童はいつでも河童である。
「へっへ、ミーから情報をlistenしたいのならSUMOUでbattleしないとNOネ!」
「……なに? 相撲?」
 怪しさ大爆発の口調で返されたことに若干の戸惑いを覚えつつも、要求していることは他の河童と同じ相撲だった。
「河童が条件をつけてくるとはなかなかに増長したものじゃな」
「KAPPAがSUMOUしなきゃそれはウソネ。明らかに勝ち目がなくてもSUMOUするのがhappyネ!」
「ま、いいじゃろ、乗ってやろう」
 HAKKEYOI!
 同意と見て宜しいですね、と言わんばかりに声をあげたのはいつのまにか二人の間に現れたGYOJIである。
 黒き衣を纏いて現れたこの人物もまた、何かしらの妖怪なのだろうが、その正体は分からない。
 NOKOTTA!
 ——パァン!
 戦いの始まりとともに盛大に鳴り響く、銃声と聴き間違えるほどに盛大な音。
 その正体は猫騙し。まさに猫又面目躍如。
「WOW!?」
 それによって一瞬怯んだ河童だが、それだけでやられるようならばとっくにKAPPAを辞めている。
「少しは驚いたケド、その程度ですネ!」
 気を取り直し、改めて突撃し始めた河童は、一直線に走り出す。
 土俵に落ちているきゅうりへと向かって。
「GETですネー! ……はっ!?」
 それは、先ほど河童が気を逸らしているうちに密かに設置した柘榴の罠であった。
 急性キュウリ欠乏症となっていた河童に抗うことは敵わない。
 そして、落ちているきゅうりを拾うということはすなわち、地に手をつくということであった。
「さて、負けた殻には、御主らはあちきの奴隷じゃな」
「えっ、そ、そういう話ダッタノデスカ!?」
「ほれ、しっかり力を貸すのじゃぞ?」
「NOOOOOOOOOOOOOOO!?」
 こうして、河童たちはきゅうりトラップに見事に引っ掛かり、悲しき奴隷へと落ちたのであった。

 ――たぶん、きっと、めでたしめでたし。
大成功 🔵🔵🔵


第2章 集団戦 『麒麟』

POW ●カラミティリベンジ
全身を【災厄のオーラ】で覆い、共に戦う仲間全員が敵から受けた【攻撃】の合計に比例し、自身の攻撃回数を増加する。
SPD ●因果麒麟光
【身体を包むオーラ】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、身体を包むオーラから何度でも発動できる。
WIZ ●キリンサンダー
【角を天にかざして招来した落雷】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を災いの雷で包み】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●河童曰く
 一人の優しい河童の少女がおったそうな。
 その少女は料理を作るのが大好きで、作ったものをいろんな妖怪へと配り歩いておったそうな。
 ある日少女が見た覚えのない、行き倒れた妖怪の世話をし始めた。
 おかしくなってきたのはそれからだ、だんだんと辺りに食事が出現し始め、やがて世界を覆いだしたのは。
 初めはいぶかしんでいた住人達も、そのあまりの香りに、美味しさに、一人、また一人と陥落していったのである。
 その少女は、今は狂暴なキリンさんが住む山を越えた向こうに住んでいるのだという。

●きりんさんがすきです
 雷鳴轟厄災が舞う。
 それはキリンはキリンでも麒麟さん。
 どうやら原因と言われる河童へと辿り着くには、このキリンが大量発生している山を越えなければいけないらしい。
 あなた方は麒麟を蹴散らしてもいいし、何かで気を引いて駆け抜けてもいい。
 ただ、激しい雷が踊り狂う空を飛ぶのだけは気を付けた方がいいだろう。
大神・零児
でもぞうさんのほうがも~っとすきです

……っは!?
なぜか懐かしのテレビCMの台詞が!(メタ)

麒麟
こいつらに似たドでかく危険ななにかを悪夢で見た気が(メタ:大いなる災い)

ならば悪夢で対抗してみるか
幽世なら霊脈が強いはず
あとは俺の霊感で探り当てれば!
(第六感と野性の勘と世界知識で情報収集)

霊脈を見つけ水晶剣をぶっ刺し、霊脈に剣の魔力を流し込み魔力溜めし、剣に念じ無酸素詠唱、多重詠唱、高速詠唱で全属性のオロチの大群を全力魔法をぶつける!

爆撃や焼却、呪詛、目潰しや串刺し等の全属性攻撃
ブレス攻撃
重量攻撃の吹き飛ばしや地形破壊を伴った広範囲攻撃で蹂躙

…先ほど(囲んだ)の河童少女もロリ化したのか

アドリブ共闘可


●嫌な、事件でしたね
「でもそうさんの方が……」
 零児は意図せずに謎のつぶやきを発しかけ、はっ、と正気を取り戻す。
 何かこの言葉を言い切ってしまえば、目の前の麒麟たちが真の力を取り戻して大暴れしそうな気がしたのだ。
 あるはずのない記憶がなぜか警告を発している。
 何か、麒麟に似た巨大な何かがUDCアース的な何かに迫る光景を見た気がする。
 その言葉により悪夢的な光景が再現されてしまうかもしれなかった。
 そんな危険生物が闊歩する道を迷わず案内するため、同行しようと主張してきた河童少女はいつの間にか幼女化していた。
 いったい何があったのかはわからない。
 その上でなぜか執拗に拘束するように要求してきたことで、いろんな力が封印されそうな鉄鎖で固定したまま舎弟が運んでいた。
 つまりはいま鉄の鎖で拘束した幼女を強面のモヒカンが運んでいるという通報待った無しの光景なのだが、カクリヨファンタズムではこれもまた日常の光景なのである。多分。
「ヒャッハア、こいつらを倒すには、世界に散らばった総長を集めないといけねー気がするゼェ……」
「おっと、それ以上は危険だ。ここは俺が行こう」
 先ほどからいろんな悪夢が脳裏によぎっている気がする。
 ならば、それをそのまま利用してしまおう。
 常世よりも幻想に一つ近い世界。
 それは、様々な奇跡がもたらす力も一層強くなる世界でもあるのかもしれない。
 世界に流れる霊脈を感じ取り、手にした水晶の剣で刺し貫く。
 現れるは過去の幻影、遠く遥かで不確かな記憶に刻まれた、8日間の悪夢。
 七色の属性をそれぞれに持った多種多様な大蛇はその場に顕現し、行く手を塞ぐ麒麟の群れへと襲い掛かっていく。
 雷を鳴り響かせて迎え撃つ麒麟と、明らかにこっちのが悪役といった邪悪な表情を浮かべ、時には爆発、時には焼却、氷結串刺し多種多様な手段で襲い掛かる大蛇たち。
 ご飯で滅びかけている世界よりもよっぽど終末的な光景が、そこに広がっていた。
「はぁはぁ、す、すごい、こんなのに巻き込まれたら……私どうなっちゃうんだろ……」
 そして、その光景を見て密かにエキサイトする河童が居たらしいが、幸いなことにその言葉は戦場の轟音にかき消され、誰の耳に届くこともなかった。
大成功 🔵🔵🔵

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
この麒麟さん達をどうするかも考えた方が良いかもしれませんが。
今は先を急いだ方が良さそう、ですかねぇ?

『FBS』を四肢に嵌めて地上から僅かにホバー、『FRS』『FSS』を『光の結界』への『エネルギー供給』に回して強化し【耀衣舞】を使用しますねぇ。
これで『光速突撃』で駆け抜けつつ、途中の麒麟さん達を「轢いて」行きましょうかぁ。
『体型への反動』を許容して増量、先程の『反動』は今回の物と合わせて「胸とお尻への集中」に変換されており、結果かなりの重量で轢くことになりますねぇ(=[重量攻撃])。

反撃しようにも殆ど轢き逃げ状態でその場から去っておりますから、無事に突破出来るでしょう。


●極楽送りの素敵な巫女さん
「この麒麟さんたちをどうするかも考えた方が良いかもしれませんが……」
 現在進行形で仲間が麒麟を蹴散らす光景を、るこるは冷静に分析していく。
 倒しても倒してもどこからともなく再び湧き出してくる麒麟の群れ。
 完全に無視することは困難でも、今は世界崩壊の危機であり、現在進行形でダメ妖怪が量産されているのだ。
「先を急いだ方が良さそう、ですかねぇ?」
 稲光の舞い踊る上空を避け、地上をホバー状態で移動することを選んだるこる。
 むろんただただ駆け抜けるだけではない。
 普段は敵の殲滅にその力を振るっている浮遊砲台や浮遊盾の膨大な出力。
 それを純粋なエネルギーへと昇華、変換し加護の出力を劇的に増すことで、展開される光の結界の強靭さを格段に向上させることに成功したのだ。
 かといって、結界に任せて完全に無視して行こうとすれば、いずれ四方八方囲まれて物理で押しとどめられてしまう可能性があるのもまた事実。
 と、いうわけで結界強度に速度を加えることにより実現した一挙両得な方式がとられることとなった。
 そう、平和に落雷を落として山を支配していた麒麟さんたちが、突如光の如く勢いで駆け抜けた白く輝く謎の巫女に追突し、回避すること叶わぬまま次々と吹き飛ばされていく運命を確定された瞬間である。
 しかしプロが見れば麒麟の顔は何かすごいものに吹き飛ばされたことによる微妙な喜びの表情が見て取れただろう。……何のプロかはわからないが。
 というのも高速で、否、光速ともいえる速度で移動するるこるはその加護の反動により、なんというかとても豊かであった。
 結界越しとはいえその豊かな巫女の豊かなもので豊かに吹き飛ばされた麒麟はとても豊かな気持ちになれたのである。
 こうして素敵な巫女が駆け抜けた後、彼らの精神はすでに反撃の牙を抜かれた家畜と化し、やがて躯の海へと帰っていくのであった。
大成功 🔵🔵🔵

サナティス・ヴァルヴァード
この山の向こうに件の河童がいるのだな。では早速赴くとしようか。

『疾走せよ死の先触れ』を発動しチャリオットに【騎乗】、山を越えてゆく。
途中行く手を阻む麒麟にはそのまま突撃、馬で踏みつけ【蹂躙】してくれよう。コピーされたとてこの疾走は私の技術を以て成るもの、易々とコピーできるものではないぞ。
突撃を回避する者は大鎌にて叩き切る。お前達のその在り方はこの世界にそぐうものではない、疾く在るべき処へ還るがいい。

いずれにせよ、戦闘よりは突破を優先しようと思う。


●目には目を、チャリオットにはチャリオットを
「この山の向こうに件の河童がいるのだな」
 サナティスの視線の先には、暗雲立ち込め雷鳴り響く、明らかに邪悪な雰囲気だとか何か良くないものがいる雰囲気が一般人にすら感じ取れるレベルの厄満載の山が鎮座していた。
 そんな凶悪そうな山道を行くために彼女が選択した騎乗物は戦場でも安心で、乗り慣れた物が望ましい。
 つまりは、チャリオットである。
 デュラハンの象徴ともいえる首なし馬が牽引するチャリオット。
 悪路だろうが山道だろうがお構いなしに疾走していくその姿はまさに圧巻であった。
 しかし、自分たちのシマを荒らされてる……ように見えるとあっては麒麟たちも黙ってはいられない。
 チャリオットにはチャリオット。
 サナティスのチャリオットを見てこれだ、と感じたのか、麒麟たちもサナティスの奇跡を感じ取り、自らのチャリオットを牽引し、スクラムを組むかのように正面から横から突撃してきたのである。
 どうやらこの麒麟たちは相手の首がとれようが元からなかろうが気にするほど繊細な精神の持ち主ではないらしい。
「だが、私の技術までは写しとることはできないようだな」
「「「GUROOOOOO!?」」」
 横合いの幅寄せからの速度減少を図る小癪な麒麟たちを手にした大鎌で薙ぎ払うと、サナティスは手綱を手に一気に速度を上げていく。
 そして、チャリオットは、飛んだ。
 わずかな地面の段差を利用した飛翔の末、たどり着いたのは麒麟チャリオットの直上。
「お前達のその在り方はこの世界にそぐうものではない、疾く在るべき処へ還るがいい」
 ズンッ、と鈍い音が麒麟たちを沈ませる。
 足場にするかのように麒麟を踏みつけ、チャリオットにより押しつぶすことで再起不能としたのだ
「追いかけるとならば止めはせぬ、追いつけるものならな」
 最後にそう言い残し、サナティスは山の向こうへと駆け抜ける。
 その後を追いかけようとする麒麟たちは、一匹たりともいなかったという。
大成功 🔵🔵🔵

レパル・リオン
…あ!もう怪人(オブリビオン)が来ちゃってるわ!
(※なんか幼くなった河童達を鍛え直していた)
乗り込めー!

災厄のオーラですって〜!?
なにくそー!そんな怪しいエネルギーは、魔法(?)の力でぶっ飛ばすわよ!

右に怪人がいればレパルパンチ!
左に怪人がいればレパルキック!
後ろに怪人がいればレパルテイルスマッシュ!
前に怪人がいればレパルアッパーカット!

そんでトドメ!大丈夫、爆裂魂砲で妖怪にくっついた怪人だけをやっつけるわ!
マジカルぅー、波ーっ!!!
(屈んで気合いをため、勢いよく両手を突き出しなんか凄いパワーを放つ)


●休日の朝の英雄候補
「……あ! もう怪人が来ちゃってるわ!」
 レパルにとってはオブリビオンは総じて怪人である。
 どこからどう見ても人型じゃなかったとしても、それは彼女の中では真理であり、ならばそれは世の真実である。
 幼くなってしまった河童たちを鍛え直し、このゆるふわ滅亡世界でも強く生きていけるようにと鍛えなおしたこともまた正義として必要なことだったが、それによってあるべき場所へ正義が遅れては更なる悲劇を防げない。
 主役が遅れてはいけないと、レパルは道を急いでいたのである。
「乗り込めー!」
 そんな彼女の前に現れたのは、私が悪役です、と言わんばかりのまがまがしいオーラをまとった聖獣、麒麟さんである。
「なにこの邪悪な、災厄のオーラですって〜!?」
「「「GUOOOOOOOOO!!」」」
「なにくそー!そんな怪しいエネルギーは、魔法の力でぶっ飛ばすわよ!」
 もれなく魔法に(?)がついてしまうレパル魔法も十分怪しいマジカルエネルギーだったが、そこに込められた正義の心は本物である。
 次々に飛びかかってくる麒麟たちを、右からくればレパルパンチで地に沈め、左からくればレパルキックで空の旅。
 後ろからくる不届き物は、そのつややかな尻尾の繰り出すレパルテイルスマッシュの餌食となり、正面に立ちふさがる者はうなるレパルアッパーカットでサヨナラバイバイホームラン。
 一対一ではらちが明かぬ、だれかあの猛将を止められる者はおらんのか、いない!
 ならばと結果的には群れを成してレパルに一斉に襲い掛かる。
「ちょうどいいわ、とどめよ!」
 相手が図らずも一か所にまとまり襲い掛かってくる好機を正義の魔法少女が見逃したりはしない。
 あふれる情熱一気に纏め、放て虹色必殺魔法。
 ホントは気合のなせる業。
「マジカルぅー、波ーっ!!!」
 これぞレパルの爆裂魂砲。相手は死ぬ……ことはないので安心してほしい。
 魔法少女的不思議パワーの力は奇跡のバーゲンセールが毎日開催されるほどに強力なのだ。
 魔法少女によるなんかすごいパワーをその身に受けたことにより地に倒れ伏した麒麟たちが次に目覚めるときには、元の綺麗な聖獣として目覚めているであろう。
大成功 🔵🔵🔵

涼風・穹
キリンも良いけどアサヒもね(成人向け)
まあ謎の毒電波は放っておくとして『スカーレット・タイフーン・エクセレントガンマ』で陸路をいく
雷をエネルギーに変換して時間遡行をした黒い車じゃあるまいし、雷の中を空路でいくのは無理があるしな

麒麟達と無理に戦う必要はないのなら機動力を活かして一気に駆け抜ける
どうしても麒麟達を回避しきれないか追いかけられでもするなら《贋作者》で麒麟達の前に岩壁を作り出して妨害する
まあ動かない岩壁なんて簡単に避けるか壊すかされるだろうけど、此方が高速で動いているなら相手の足をほんの少し止めさせるだけでも結構な距離を引き離せるしな
……今更だけど麒麟は聖獣の類だったように思うけど…?


●その時は、丸い部屋に閉じこもろう
「キリンもいいけど、アサヒもね」
 きっと何かを予知したのだろう穹は、気が付けば謎のワードを口にしていた。
 もしやいまこの麒麟が大暴れしている原因が何か金色の泡立つ飲み物が原因だと感じ取ったのだろうか。
 そんな謎の毒電波を受信しながらも、穹は飲酒運転することもなく愛機『スカーレット・タイフーン・エクセレントガンマ』をご機嫌に唸らせて陸路を駆け抜けていた。
 雷をエネルギーに変えることも考えないではなかったが、その結果時間がゆがんだり飛んでしまったりして何かとんでもないことになるのは遠慮したいのである。
 ただでさえ世界移動をついついしてしまうことに定評のある身の上なのである。その上時間まで飛び始めることで、とてもお世話になりたくない時間の番犬的な何かに追い掛け回されることになるともう目も当てられない。
 そんなこんなで無理に正面切って戦う必要もないとくれば、この山は、峠は穹のサーキットと化す。
 並みいる麒麟を振りきって、時にはどこかのレースゲームのように障害物で妨害し、相手を激しく天高く舞い上がらせながらさきを突っ切る。
 かわすだろうと思っていたが、相手は思ったより脳筋というかまっすぐな連中だったようである。
 降りしきる雷に当たればなんだか体が小さくなるような気がしたが、たぶんそんな効果はない、。
 もちろんだからと言って試しに当たって差し上げる道理もない。
 こうして、穹は今までにないタイムをたたき出し、山を一気に突っ切るのであった。
「……今更だけど麒麟は聖獣の類だったように思うけど……?」
 彼らもまた、何か悪いものでも食べたか飲んだかして悪いものに取りつかれたのかもしれない。
大成功 🔵🔵🔵

弓削・柘榴
ふむ。麒麟の群れのう……。
殺生をなにより嫌う『仁の』聖獣のはずじゃが、狂暴にさせるなにかがあったのかの?
……麦炭酸でも口にしたのじゃろうか?

正気の時に正面切ってやりあうのはなかなかに骨が折れるが、どうもそうは見えぬし、
とりあえず、こちらに危害を加えるつもりがないのなら争うことはないな。
【結界術】を使って【闇に紛れ】【目立た】ずに行くことにするかの。

ああ、奴隷達はここまででよいぞ。
少し騒いで、注意を逸らしてくれれば、なおありがたいがな。

もし麒麟たちに見つかってしまったら、しかたがない。
【七星七縛符】を使って麒麟の動きを止めて、その間に抜けさせてもらおう。
「少しの間、じっとしておれ」


●天然陽動部隊KAPPA
「ふむ。麒麟の群れのう……」
 本来ならば麒麟と言えば殺生をなにより嫌う『仁の』聖獣のはず。それがなぜこのように暴れだしているのか、と疑問を覚えたとき、柘榴の脳裏によぎったのはとある琥珀色の液体である。
「……麦炭酸でも口にしたのじゃろうか?」
 なぜそのような思考になったのかは柘榴自身もわからなかった。
 だが、同じような考えをもった猟兵が多かったのもまた事実である。
 もしかしたら本当にこの飯事件によって生み出された麦酒の影響で暴走をしているのかもしれない。
 普段の麒麟であれば正面切ってやりあうのはなかなかに厄介な手合いではあるが、現状は明らかに正気を失っている。
 こちらを執拗に探して襲い掛かってくる様子でもなし、ここは下手に争わずに切り抜ける道を選ぶことにした。
「あ、あの、ミーたちはドゥすればデス?」
 怪しげな口調の河童とその舎弟ということえ巻き込まれた少女カッパーズは恐る恐る聞いてくる。
 事情の説明とここまでの道案内で泣く泣くついてきていたが、さすがにこの先に突貫するには相撲の力だけではどうしようもないと震えているようだ。
「ああ、奴隷達はここまででよいぞ」
「や、やったデース! これでミーたちはレッツフリーダムデース!」
「「「FLEEDAM WASSHOI!!」」」
 河童たちが解放されたことに喜びの声を上げている時、すでにそこに柘榴の姿はなかった。
 代わりに現れたのは、河童たちを取り囲む雷をバリバリとまとわせたてめーらうるせーんだよと機嫌悪そうな麒麟たちである。
「……はれ? あ、あのミーたちはおとなしく尻尾をカールしてエスケイプなので見逃s」
 命乞いをする河童たち、しかしその返答は空引き裂く雷の嵐であった。
「「「カパアアアアアアアアアア!?」」」
 そして、その騒ぎからはすでに遠く離れたところを走る猫又。
「少し騒いで、注意を逸らしてくれれば、なおありがたいとは思っておったが……」
 何も言わずとも勝手に騒いで勝手に引き付けてくれたのは計算外ではあったが、楽になったのは間違いない。
 一応心の片隅で丈夫なのでなんだかんだケロッとしているであろう河童の無事を祈りながら、柘榴は先を急ぐのであった。
大成功 🔵🔵🔵

ベルカ・スノードロップ
レモン(f05152)と一緒
アドリブ◎

手始めに《選択UC》を発動
「それでは、ふたりとも、よろしくお願いしますね」

敢えての空
迫りくる雷は、麒麟の召雷によるものの様ですし
私が受けるはずのダメージを、攻撃者に全部肩代わりさせるUCは有効でしょう
なにより、通過が目的です

移動スピードは【環境耐性】の応用
迫りくる電撃への【電撃耐性】は念のため
レモンとライムに当たらないよう、かばいつつサント・クロワで受け止めます(見切り、かばう、武器受け、拠点防御、集団戦術、戦闘知識)
「麒麟の攻撃は全て私が受けますよ」

乗せて頂く以上、本当は『足場』扱いはしたくないですが
足場習熟も活用

無事抜け切れたら、お礼言いませんとね?


蛇塚・レモン
ベルカ(f10622)さんと共闘!
アドリブ◎

無理に殲滅しなくていいのなら……ライム、いける?
『いつでも行けるわ。でも、その男も乗せる気なの?』
まぁまぁ、そう言わずに……
『私は姉さんとあんたの仲を認めてないんだから……!』

UCでライムを炎蛇神として顕現
その頭の上にベルカさんとあたいが乗って、敢えて空を飛ぶよっ!
逆張り上等、最速で最短で一直線に駆け抜けるっ!
雷は黄金霊波動のオーラ防御+激痛耐性と盾受けで反射
でも防御の大部分はベルカさんに託すよっ!
その代わり、あたいとライムが攻撃担当
ライムの火炎弾と強化されたあたいの蛇腹剣&呪殺弾の乱れ撃ちで爆撃
衝撃波を纏いつつ時速410kmで敵中を駆け抜けるよっ!


●雷霆の中を切り裂いて
 生きているかの如くに蠢く雷鳴の中へと、あえて飛び込む猟兵など存在しない。
 そんなことを思っていた時期が麒麟にもありました。
「無理に殲滅しなくていいのなら……ライム、いける?」
『いつでも行けるわ。でも、その男も乗せる気なの?』
「まぁまぁ、そう言わずに……」
『私は姉さんとあんたの仲を認めてないんだから……!』
 そんなこんなを仲良く言い合っているのはレモンとライムの姉妹。
 姉妹と言っても現在ライムの姿は巨大な炎の蛇神であり、彼女たちの事を知らない者が見たところで一目で姉妹だとわかる者はそうそういないだろう。
 しかし姿を変えていても妹は妹に変わりなく、姉の事が心配になってしまうのも致し方ないことである。
「それでは、ふたりとも、よろしくお願いしますね」
 仲睦まじい様子の二人にいつもと変わらぬ笑顔を見せるベルカ。
 笑顔を向けられ渋々ながらに、姉のお願いという事もあり二人背に乗せたライムは空を目指す。
 そう、彼らはあえて雷の道を選択したのである。
 降りしきる雷も、元はと言えば麒麟の呼び寄せたものには変わりない。
 それならばその雷を元ある場所へと弾き返してしまえばよいという事だ。
 降りしきる神の裁きの象徴ともされた雷霆を恐れぬ不届き者へと向け、意志を持つかのような雷が集中する。
 ベルカは自らを討ち貫かんとする雷を奇跡によって因果を歪め、あるべき場所へと弾き返していった。
 無論、雷を操る相手へ雷を返したとしても、絶大な効果は望むことは難しい。
 しかし、それでよかったのだ。
 ベルカの目的は攻撃を集中して受け、レモン姉妹への攻撃を逸らすいわゆる避雷針替わりなのだから。
 元凶への対処をするのはレモンたち姉妹に委ねられていた。
「っ! このくらい!」
 大部分をベルカが受け持ち、それでもすり抜けてくる雷はレモンが常に身に纏わせている波動の力で受け止めることで両手の自由を確保した。
 振るうは手にした蛇腹剣、放つは霊力固めた呪殺弾。
「攻撃は全て私が受けます、よそ見はしないでほしいですね」
 守りを抜けてこようとする雷を、切り払うようにベルカが弾き返す。
 フリーになったレモンは着実に地上の麒麟たちを殲滅していた。
『姉さんに手を出そうだなんて!』
 勿論、ライムも飛ぶだけではない。
 その口から複雑な想いと共に火炎弾を解き放つ。
 あまりの火力は山を全て焼き払わんとする如く。
 流石の麒麟も放った雷が返ってきて、ものすごい勢いで降り注ぐ呪殺弾と炎の雨に追い立たされ、木々ごと薙ぎ払おうとしてくる蛇腹剣から逃げる、という危機的状況に混乱し、一匹、また一匹と数を減らしていた。
「今だよ、最速で最短で一直線に駆け抜けるっ!」
『このくらいの雷なら平気でへっちゃらなんだから。このまままっすぐに行く、つかまってて!』
 雷の勢いが弱くなったタイミング見計らい、一気に最大速度へと移行したライム。
 彼女はとどめと言わんばかりに衝撃波をまき散らし、混乱する麒麟の真っただ中を駆け抜けたのであった。
「ふふ、二人とも、ありがとうございますね」
『ふん、多少はやるようだけど、だからってすぐに認めたりしないんだから!』
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

アリス・セカンドカラー
お任せプレイング。お好きなように。
汝が為したいように為すがよい。
引き続き萌擬人ロリショタ化の神罰の化術を振り撒いてロリ(男の娘含む)を量産してます。
麒麟さんも例外ではありません。具現化した妄想世界(結界術)に連れ込んで、感覚(第六感)を共有する分身達(式神使い/集団戦術)と一緒に情熱の炎で男の娘麒麟さん達のキリンさんを料理しながらサクラメントを刻み、破壊の衝動をデリートしておいしく捕食することで“なかよし”になり楽園の住人に迎えます。
妄想世界は邯鄲之夢的に時間が加速してるから実時間はちょっとだけよ☆(時間稼ぎ)


●麒麟もダメだったよ……
「ああ、かみさま、なんかもうとなりのおうちのみなさんがかわいくってしかたがないんです、どうすればいいですか」
「ふふふ、汝が為したいように為すがよい」
「神様大好きやったー!」
 明らかに道を踏み外すであろう河童たちの行く姿を笑顔で見送りながら、アリスは次なる標的をしっかりと見据えていた。
 先ほどまで河童村にいたはずのアリスが数秒の後に現れたのは麒麟の山である。
 河童村での指導(神罰)は終わった。
 ならば、次なる者たちに(邪)神の加護を与えようとするのはまた必然なのである。
 山から一匹、また一匹と麒麟が消えていったことに気が付いたことができた者がどれだけいただろうか。
「む、こ、ここは……?」
 邪悪なる魂により狂暴化していた麒麟たち。
 アリスの力により破壊の衝動を抑えられたことにで過去の怨讐の拘束から逃れ、正気を取り戻したことで聖獣としての在り方に戻りつつあった彼ら。
 もしや、アリスが神の加護で本当に麒麟たちを救済したのだろうか。
 彼女を知る猟兵ならば口をそろえてこう言っただろう、いや、アリスがそれだけで終わるわけがない、と。
 なにしろ、アリスにとっては聖女であろうと性女へと変貌させてしまうことなど日常茶飯事なのである。
 ともすれば、聖獣である彼らがたどる道も、容易に想像できるというものだった。
「私の世界にようこそ、残念だけど、あなたたちにはまだまだカウンセリングが必要なの☆」
「え、でも、おかげさまでわれわれは、しょうきに、もどって……?」
 何かがおかしい、思考がもやがかかったようで、でも、さきほどまでのように、あばれたいとかそういうのでは、なく、あ、いや、あば、れ?
「そう、真面目にしていると疲れちゃうわよね、いいのよ、何も考えずに楽しめばいいの、せっかく『そんなにかわいいのだから』」
 なんということだ。
 凛々しく清浄なる気配を漂わせていた麒麟たちは、いつの間にかかわいらしく妖しげな気配がただよう男の娘へと進化していたのである。
「いい感じね☆ さっそく情熱の炎を燃やさなきゃ」
 とてもいい笑顔をうかべ、アリスは語りかける。
「さあ、みんなで美味しく『お食事』をして『仲良く』なって、一緒に新しい楽園の住人を歓迎しましょう!」
 それは夢のように一瞬で、しかし永遠に続く理想郷。
 迷い込んだ彼らが帰ってこれたかどうか知る者はいないが、以降この山には楽園と呼ばれるなんかすごいという語彙力が破壊される程の理想郷の噂が流れ、更には男の娘が何かと目撃され、ノンケだろうとホイホイされてしまうのだ、という。
大成功 🔵🔵🔵

七光・来栖
どんちゃん騒ぎの河童の集落を抜けてみたと思ったら凶暴そうな麒麟の群れ。今すぐにでも集落に戻って美味しいご飯のご相伴にあずかりたけれど、他の人達の手前逃げ出すわけにもいかないでしょうね…。

猪突猛進で倒すのには少々力不足だから、攻撃をかわしながら進むしかないわね。
全員まとめて攻撃を喰らわない為に一度散会し間をとって奥へ進む事にしましょう。

あくまでも逃げではないのよ。真の目的がこの先にいるのならここは体力を温存する選択を取るわ。

…取り巻きの子達は集落の方に逃げちゃったみたいだけど。
まあ今のところそこが安全ではあるから好きなだけご馳走を食べて待っててもらいましょうか。


●それでも前に進めるのだから
「なにか楽しい雰囲気かと思ったのですが……」
 調子のいい取り巻きたちと共に、愉快な河童たちの集落を抜けた先。
 待ち受けていたのは目つきの凶悪そうな獣。
 更には、雷を纏い、ヤバそうなオーラを漂わすそれはいわゆる麒麟である。
 そして群れである。もし囲まれてしまえば、強面の兄ちゃんが威圧してくるのとは比べ物にならないほどの圧力であることは想像に難くない。
「今すぐにでも集落に戻って、美味しいご飯のご相伴に預かりたいのだけれど」
 あちらこちらから聞こえてくる、河童の集落とは違った意味で楽しそうな轟音に若干の震えを覚える彼女の名前は七光・来栖(f21928)。
 女性としては高身長の上、その凛々しく端正な顔立ちも相まって戦場に立てば戦乙女もかくやな雰囲気を出す来栖。
 実際のところ、その中身はかなり臆病な者であり、あの強者感漂う麒麟にわりと本気で恐怖していた。
 だが、周囲を見渡すと、どうやら他の猟兵たちは絶賛戦闘中らしい。
 ならば自分も猟兵の一員として逃げ出す訳にもいかない。
 幸いなことにこの明らかにカタギではない麒麟たちを全て薙ぎ払え……等というミッションではなく、目的地までたどり着くのが今回の勝利条件である。
 ならば、敵の攻撃を食らう可能性を限りなく減らし、躱し、進んでいくのが上策である。
「さぁ、皆さんは危険ですので……」
 流石に一般人の取り巻きの皆さまを巻き込むわけにはいかない。
 しかしこうやって自分から逃げるように言えば、自ら望んで守ろうとしてくれる人がいるかも、などと言いった淡い希望も微かに抱いて振り向き、声をかける。

 いなかった。

 気が付けば、姿の見えぬ、取り巻きは、たぶん河童と、お食事会。
 別に、良いのだ。
 この先は猟兵のみが許された領域、下手に巻き込まれてしまえば命が危ういのだから今のところ安全な河童の集落でご馳走を食べて待ってもらうのが安心なのだ。
 でも、できれば自分もそちらが良かった……。
 逸れて行く思考を修正し、気を取り直す。
 進むべき道は、なるべく音が聞こえない方向。
 できる限り他の猟兵たちとは場所が被らず、できることなら敵からも見つからないことを重点に置きながら、来栖は山道を進んでいく。
 度重なる落雷、他の猟兵が降らしているであろう炎の雨が周囲を焼き払い、かと思えばマジカル的な掛け声と共に響き渡る轟音。
 先ほどはなにか首のない馬が麒麟を蹂躙していく姿もあった。
「これは、あくまでも逃げではないのよ。真の目的がこの先にいるのならここは体力を温存する選択を取っているだけなの」
 幾重にも押し寄せてくる恐怖体験に、それでも足を勧める来栖。
 その内心はともかく、そんな天変地異の中でも前に進もうとする彼女は、十分に勇者的な素養が見え始めていた、かもしれない。
大成功 🔵🔵🔵

アリス・フォーサイス
そういえば、緊張感がないから忘れてたけど、カタストロフがおこると骸魂が大量発生して妖怪たちがオブリビオンになっちゃうんだっけ。

全員、元に戻したいところだけど、戻した先から骸魂にとりつかれたらきりがないし、邪魔をするのだけ倒して進もう。

よし、新技、性質変化だ。襲いかかってくるものには戦乙女モードで薙ぎ倒し、道を塞がれたら、天使モードで飛翔し、雷に気を付けながら避けよう。戦意がないなら悪戯伸モードでイタズラして無力化しちゃうぞ。


●麒麟を翻弄する自由な戦乙女
「そういえば、緊張感がないから忘れてたけど……」
 こてん、と頭を傾けながら呟くアリス・フォーサイス。
 今はいわゆるカタストロフ状態である。
 つまりは世界滅亡の危機である。
 ゆるふわ時空につき忘れがちではあったが、下手をすればこの世界が消えても不思議ではないのだ。
 そしてそんな状態だからこそ、悪しき意思を持つ骸魂によりオブリビオンの影響を受けた妖怪たちが一斉に狂暴化してしまう、という事件も発生してしまう。
 今目の前で暴れている麒麟たちのように。
 彼らは多分、決して飯と一緒に用意された麦酒を飲んで暴れているだけではないのだ。きっと。だったらいいな。
「全員、元に戻したいところだけど……」
 おそらくは一人二人戻したところで、元凶をどうにかしなければ、二日酔いで、もとい骸魂にまた取りつかれて暴れ始めるだろう。
 ならば、この場では必要最低限だけ倒し、先に進むのがこの場合ならば吉だ。
 そう判断したアリスは近頃習得した新たな奇跡によって光を纏いその姿を変えていった。
 かわいい。
 もとい、凛々しさを感じるその姿はまさに戦乙女。
 これぞアリスの新たなる力、性質変化の一つ戦乙女モードである。
 普段ならば魔法の力で敵を薙ぎ払うことに定評のあるアリスだが、この姿となった彼女はどこからともなく手にした槍を振るい、バッタバッタと立ちふさがる敵を薙ぎ払う真の三国無双も納得の大立ち回りを見せていた。
 ただでやられてなるものかと、麒麟たちもまたスクラムを組むように雷をまとわせて蹂躙突撃を敢行する。
 だが、アリスの変身が一度ではないことを彼らは知らなかったのだ。
 再度光り輝いたかと思えば、勇ましかったその姿が神々しさが増したものへといくではないか。
 麒麟たちは呆然と、暗雲の中に突如現れた天使が雷の中飛び立つのを見送るしかできなかった。
 どこか戦意を喪失し、なんとなく解散の流れとなりかけた麒麟たち。
 しかし、アリスの変身がまだ終わっていなかったことを彼らはその身をもって知ることとなる。
 いつもと違い、どこか悪戯っぽい笑みを浮かべたトリックスター的な雰囲気をまとわせたアリスは、ひそかに彼らの近くへと戻り、潜んでいたのだ。
「これは、ただの悪戯とかじゃなくて、ほかの人のお手伝いだからね?」
 浮かべる笑顔は楽しげで、しかし被害としては甚大だった。
 ある麒麟は突如開いた大穴に墜落して行方不明となり、別の麒麟は宙づりにされながらそれをただただ見守るしかできない。
 突如降ってきたバケツを頭にかぶせられた麒麟は謎の妖精に導かれるままに仲間へと突撃していき、角が突如木に刺さり抜けなくなっていた麒麟はそれを躱すこともできずに意識をはるか彼方へと飛ばされていく。
 阿鼻叫喚の地獄絵図を見せ、しかしそれでもひどいケガをさせることなく無力化された麒麟たち。
 いつの間にか数が減ったこともあり、山中で暴れていた彼らが一通り大人しくなった姿を確認し、アリスは山の奥地へを歩を進めるのであった。
大成功 🔵🔵🔵


第3章 ボス戦 『カッパ海坊主』

POW ●河童大相撲
【踏み込みからの張り手】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD ●サゴジョウアーツ
【半月刃の付いた三節棍】で攻撃する。[半月刃の付いた三節棍]に施された【神将沙悟浄】の封印を解除する毎に威力が増加するが、解除度に応じた寿命を削る。
WIZ ●河童のナイアガラ流し
詠唱時間に応じて無限に威力が上昇する【水】属性の【滝】を、レベル✕5mの直線上に放つ。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●妖界世話焼門幼馴染網真面目河童科河童属
「うふふ、あ、みんな集まってくれたんだ? 待っててね、すぐに新しい料理用意するから、次のも自信作なんだよ」
 そう言ってほほ笑んだ河童の少女は、巨大だった。
 それは河童の集落に住んでいた少女たちのように横に巨大、というわけではなく、ただただ巨大であった。
「え? ごはんを食べに来たんじゃないの? それじゃあ遊びに来てくれたのかな」
 彼女の瞳はただひたすらに純粋に輝く。
 純粋ゆえに世界を滅ぼせるほどに。
「さぁ、遊ぼうよ、そうしたらおなかもたくさん空いて、ご飯がもっとおいしいよ!」
 あなたは彼女にSUMOUファイトを挑んでもいいし、FOODファイトを挑んでもいい。
 別に普通にしばき倒しても誰も文句を言うことはないだろう。
大神・零児
ぬお!?
デッカ!!?
見上げるほどデカイ
……あ、着物の裾が膝上?
近づいてはいけないヤツだこれ!?

あ、舎弟達とドM河童少女(零児認定)はC-BAとバイクで集落まで逃げろ!流されるぞ!?
(最悪舎弟達はUC存在だから大丈夫だが、河童の川流れは避けたい)

敵UCの滝が放たれた瞬間にサムエン以来のイカUCでホワイトランスに騎乗!
イカ特有の漏斗からの水噴射を推進力にした水中機動で滝登り!
俺はイカの上で足場習熟と地形耐性で落とされないように耐える!
俺は鮮血の氣による念動力オーラ防御をイカにも施しながら魔力溜めした氣の塊を念動力スナイパームーヴで咄嗟の一撃!
イカはスミと腕と触腕と胴での串刺しで対処!

アドリブ共闘可


●お前が幼馴染になるんだよ!
「ぬお!?」
 大きい少女は少女なのか。
 であれば何と呼べばよいのだろう。
 そんな疑問が頭によぎる程の巨大少女。
 見上げるほどにデカいというか確実に見上げてしまうサイズの少女は恥ずかしげもなく着物の裾をはためかせる。
 とても短い裾、そして幼馴染属性特有の無防備さ、更には和服系によくある下着をつけてないという可能性。
 そして、狼は脳内に導きだしてしまう。
 幼馴染に支配されるという恐怖を。
 心からの愛情の中に囚われ、管理されて過ごす日常を。
「お、お前ら、近付いたらヤバイ! お前らはそいつを連れて集落まで逃げろ、責任を取らされる……もとい、流されるぞ!」
「あ、ちょっと、まって、連れて帰るなら世紀末らしくロープで引きずりながらあああああ♪」
 何か不穏な言葉を残して舎弟たちに無言で回収されていくロリドM疑惑河童少女。
 それに比べれば幾分平和な組み合わせ属性の河童だが、個性的には弱く他のヒロインに駆逐されがちな点を反省してか、その中に潜む強かさと既成事実トラップ、更にはヤンデレ成分を見逃す大神ではなかった。
「おやー! 追いかけっこだね、にっげらっれるっかなー♪」
 楽しそうな声を上げ、歩を進め、どこかスキップじみた動きと共に巨大河童は周囲に水を渦巻かせ始める。
「かっぱっぱーかっぱっぱーなかよーくーながれーてーかっぱっぱーかっぱっぱーみんなーとーもーだちー♪」
 調子っぱずれの楽しそうな声。
 しかしそれに騙されてはいけない。
 その聞きようによれば芸術的な歌は、奇跡のための詠唱でもあるのだ。
 たっぷりと練りこんだ奇跡を水へと変えて、生み出されたのは世界を飲み込むのではと思われるほどの滝。
 零児に、そして逃走している舎弟モヒカンズに迫っていくその光景は世界の終焉を思わせると言っても過言ではなかった。
「おっと、そんな遠くに行った奴ばかり見てていいのかい」
「かぱーっ!?」
 一番近くにいたこともあり、すぐに飲み込んで自分の幼馴染にしてしまえる、と考えていた強制幼馴染河童は突如滝を登ってきた狼・オン・ザ・ホワイトランス(イカ)の姿に驚愕する。
 赤く輝くオーラを身に纏っているようにも感じる白いイカは、少女の目にはとても輝いて見えたようで。
「赤色に光り輝く白色のイカのクラーケン……まさに幼馴染!」
「そんなわけがあるかっ!」
 零児によってため込まれた魔力が気を取られていた巨大河童の額を強かに打ち据える。
 流石に貫通することはなかったが、ベチッという、ものすごく痛いデコピンを喰らったかのような衝撃を受けたことで、河童少女は展開しようとしていた滝を雲散霧消してしまうのであった。
大成功 🔵🔵🔵

アリス・フォーサイス
お。大きい。

でも、なんで、みんなと一緒に暮らさないで、こんな山の中で暮らしてるの?

ひとりじゃ寂しいでしょ?ぼくとSUMOUをとろうよ。
これでも河童さんの村で大男を投げ飛ばしたんだよ。

さすがにこんな巨人と相撲をとるのは想定外だったけど、くみあって一歩も引かない取り組みができればドラマティックだよね。

さすがに、きつい。でも負けないよ。フルパワーだ。


●奇跡の前にサイズ補正は無効
「お、大きい」
「あいたたた……」
 額を抑えて蹲っていても首が痛くなるほどに見上げなければ、その顔を見ることも難しいほどの背丈。
 そうでありながらも、幼さの抜けきれない顔に、まだまだこれからの発達の予感を感じさせる体つき、たしかにそれは少女でもあった。
「でも、なんで、みんなと一緒に暮らさないで、こんな山の中で暮らしてるの? ……ひとりじゃ寂しいでしょ?」
「ひとりでいたらね、きっといつか迎えに来てくれるって思ってたの」
「迎え?」
「この間まではさみしかったよ? でももう大丈夫、本当に『幼馴染』が来てくれたんだから」
 アリスは少女を見上げ、大きな瞳を覗き込む。
 なぜその笑顔を見て、狂気じみた何かを感じてしまったのだろうか。
「ぼくとSUMOUをとろうよ」
 しかしその目を覚まさせるための河童的手段をアリスは理解していた。
 それはSUMOUである、と。
「これでも河童さんの村で大男を投げ飛ばしたんだよ」
「私に相撲勝負? ……すごい、すごいすごい! ほんとに挑んでくるなんて!」
 HAKKEYOI!
 お互いに戦闘の意思を確認したのだろう。
 いつの間にか二人の間にはGYOJIが構えを取っていた。
 NOKOTTA!!
「いっくよおおおおお」
 ドォン、と、巨体ゆえの緩慢さを全く感じさせない鋭い踏み込みとともに大地が揺れる。
 河童処女は目の前で構えを取るアリスへと一気に手を伸ばし、押しつぶす。
 しかし、そのようなもはや対格差ともいえないほどの圧倒的な差にもかかわらず、アリスは河童少女をその身で受け止めていた。
「さすがに、きつい……でも負けないよ」
「え、わっ、嘘っ!?」
 おお、なんというRIKISI力だろう。
 確かにアリスは河童少女をつかみ、その体を持ち上げているではないか。
「さぁいくよ、フルパワーだ」
「かぱあああああ!?」
 ズゥウウウンン、地が震え、ただひたすらに重い音が鳴りびく。
 巨大な河童の少女は背丈が足元にも及ばないアリスにより投げ飛ばされ、あたりに激しく土ぼこりが巻き上げながら地に膝を付けたのだ。
 そのあまりに現実離れした光景は見る人の正気を失わせることすら十分なほどの、まさにジャイアントキリングであった。
大成功 🔵🔵🔵

レパル・リオン
えっ、ごはん?わーい、あたしカクリヨファンタズムの食べ物は初めてー!
…いやいやいや!おいしそうだけど!それで困ってるのよ!

そんな訳でSUMOUで勝負!
明らかに相手の得意分野!でもそれで勝ってこそヒーロー!行くわよーっ!

んにゃあああ…さすがに…手ごわい…うおおお……

でも諦めない…まだよ…まだまだ…
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ!(UC使用。秒間74発の猛烈な張り手ラッシュ)
まだァァァ!(ラッシュで体勢を崩した所に、猛スピードの張り手ストレートをかましてぶっ飛ばす)


●どうあがいても、SUMOU
「負けちゃったけど、やっぱりSUMOUはいいね! でも、ごはんにも自信があるし、そっちも食べてほしいな!」
「えっ、ごはん?」
「うん、ごはん!」
 地に膝を付けたままの河童により唐突に用意されたのか召喚されたのか、いつの間にか現れた食料の山にあっけにとられるレパル。
「腹が減っては戦が出来ないし、SUMOUはもっとできないって子河童だって知ってるよ! さぁさぁ!」
 それを笑顔で進めてくる巨大な河童。
「わーい、あたしこの世界の食べ物は初めてー!」
 カクリヨファンタズムの、河童少女の料理。
 それは妖怪の出身地方も時代も多種多様なため、様々な文化が入り混じったオリエンタルでかつオクシデンタルであるこの世界の料理を河童の出身である日本人好みでかつ現地人にも認められる物へと昇華させたスーパー河童バイキング。
 まったく邪気の感じられない、空腹を殺しにかかってくる圧倒的香りを放つ料理群は、歴戦の猟兵を相手にしても正気を奪わせるほどの誘惑にあふれていた。
「……いやいやいや! おいしそうだけど! それで困ってるのよ!」
 そう、だからこそ人々は囚われた。
 飽きの来ない多種多様に用意された料理。
 食欲を刺激するようにちりばめられた各種スパイスは薬膳のノウハウも盛り込まれ、食べれば食べる程に次の食事が欲しくなる。
 麻薬だとか言ってはいけない。
「食べてくれないの?」
 とても、とても残念そうな瞳で見つめてくる少女(巨大)。
 しかし、どうあがいても河童でもある。
「う、そ、それより、SUMOU……、そう、SUMOUで勝負よ!」
「SUMOUやったー!」
 今さっき別の猟兵と闘ったばかりでも、自分からご飯の話題を振っておいても、やはりSUMOUを挑まれれば応じてしまうのが河童ゆえの宿命。
 即座に機嫌を取り戻し、ゴゴゴゴゴゴゴという音とともに展開されていく土俵。
 すでにスタンバイ済みのGYOJIも厳かにHAKKEYOIを告げ、戦場の準備はシメヤカに終了していた。
 河童もまた、巨大すぎるとSUMOUにならないと先程の戦いで反省したことで、現実的なサイズにまで落ち着いていた。割と伸縮自在なのかもしれないが、SUMOUのためのみにおこせる奇跡なのかもしれない。
 そして、始まりは告げられる。
 NOKOTTA!
 サイズが小さくなっても、2mは超えており、その質量は元と変わらない河童少女はある意味チートである。
 一歩踏み出すごとに土俵に足跡を刻み、レパルへと向かっていくその姿は正しく人間ロードローラー、もとい河童ロードローラーといっても過言ではない。
「いっくよぉおおおお!」
 まるで巨大な金属の塊が高速で迫っているかのような感覚に囚われながらも、レパルは決して逃げ出さず、受け流しもせずに真正面から受けて立った。
「んにゃあああ……さすがに……手ごわい……うおおお……」
 ドン、と短くも響く轟音、ひび割れる土俵、しかしレパルは膝をつくことなく持ちこたえる。
「すごい、受け止められるなんてね、でも容赦はしないよ!」
「こっちだって、諦めない…まだよ…まだまだ……」
「こ、これは!? でも、こっちだって……!!」
 レパルが見せたのはハリテの構え。
 ハリテを挑まれたのならば、応じるのが河童の矜持。
「まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ!」
「かぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱ!」
 あまりにも速すぎたその応酬は、たとえ観客が居たとしてもまともに目視できなかっただろう。
 しかし、結果は明らかだった。
「まだァァァ!」
「かぱぁ!?!?」
 最後のハリテが見事にカウンター気味に決まり、自らのパワーを上乗せされたハリテを超えたHARITEをその身に受けた河童の少女。
 魔法少女ハリテにより、少女はきりもみをしながら土俵の外へと見事にサヨナラ。
 吹き飛ばされたのだ。
大成功 🔵🔵🔵

ベルカ・スノードロップ
レモン(f05152)と一緒
アドリブ◎

「いいえ。ごはんを食べに来ました」
料理上手な、世話焼き幼馴染系ヒロイン
他のヒロインと比べて属性が弱い事多いですよね
なんて、思いつつ、顔には出さずにご相伴に預かります

レモン&蛇神様に河童が作った料理で
せっかくの宴会なのです
「はい。レモン。あーんしてください」と言って食べさせます
蛇神様にも「蛇神様もですよ?」といって、食べて頂きます
河童も、料理、食べて欲しいだけみたいですから

「ライムさんは、いかがでしょうか?」
嫌がられてしまいました。とショックは隠さないでおきます

必要になる事はないと思いますが《選択UC》で『十拳剣』全種を神話世界から
召喚できる様にしておきます


蛇塚・レモン
「ベルカ(f10622)さんとご飯食べきましたっ!」

でも敵の攻撃は要警戒
下手打てば一気に押し流されてしまうはず
故に伏兵が必要だ
其の為にも怪しまれないように飯を食いに来た体裁で召喚っ!

「蛇神様っ! 村のみんなっ! 宴会だよっ!」

415人の眷属を乗せた巨大化した八首有翼蛇神様を召喚っ!
河童の用意した料理を眷属達と蛇神様で食べるよ
あたいは……ベルカさんに食べさせてもらうねっ♪
あーんっ♪
えへへ~美味しいなぁ~
(ベルカさんに寄り添いながら)
ライム、ベルカさんがあーんしたいらしいけど?
「嫌よ、消し炭にするわよ?」

イチャついたり宴会しつつ眷属達を河童を包囲
いざという時はあたいの合図で蛇神様と共に一斉攻撃っ!


●仲のいい男女=幼馴染という隙の無い河童ロジック
「ベルカさんとご飯食べにきましたっ!」
「って、いいながらSUMOUをしに来たんだよね! さっきまでの流れだと!」
「いいえ。ごはんを食べに来ました」
「え、本当に!? じゃあ急いで用意するね! ……ところで、仲良さそう、だね。ねぇ、あなたたちは、幼馴染なの?」
「いえ、違いますけど……」
 いったい幼馴染に何があるのだろうか、と思わざるを得ないダークサイドじみた視線にさらされながらも、素直に首を振る二人。
「なら大丈夫ね、いくらでもごちそうするわ!」
 2度のSUMOUに敗北したことで、比較的現実的な、それでもお前のような少女がいるかレベルのサイズとなった河童少女は、朗らかな笑顔へと表情を変える。もし幼馴染だ、と答えれば、ただでは済まなかったかもしれない。
「幼馴染への執着、ですか……」
 この河童、実は妖怪幼馴染置いてけという新種の妖怪なのではないか。
 そんな疑惑の深まる河童少女だが、振るう料理のワザマエは見事なものだ。
 料理上手な、世話焼き幼馴染系ヒロイン。
 それは他のヒロインに比べて属性が弱い事多く、いつの間にか幼馴染が後から来た超個性的ヒロインにかっさらわれる可能性が高い。
 いわゆる弱い、負けの多い属性でもある。
 だが、目の前の河童少女はそこに甘んじていられるかと何か混沌としたごった煮へと変貌しているのだろうか。
 いや、その執着心からして、下手をすれば幼馴染がそもそもいなかったことでその幼馴染属性すら獲得できずにいたことに恐怖を覚えたとも考えられる。
 ベルカは表情にだすことこそなかったが、いろんな意味で河童少女を警戒をしていた。
「まずは胃袋をつかまなきゃいけないって教わったから」
 ミノ、ハチノス、ゼンマイ、ギアラを炒めながらそう話す彼女。
 どこか間違った道に進んでいるのかもしれないが、河童的には些細なことだろう。
 そんな和やかに見えなくもない状態だが、レモンもまた警戒を怠っているわけではない。
「メニュー的にはお酒のつまみかな……?」
「ごはんも、おさけも、あるんだよ!」
「よぉし、それなら、蛇神様っ! 村のみんなっ! 宴会だよっ!」
 こうして集められたのは400人を超える眷属を連れた蛇神様である。
 神様と眷属が大挙して押し寄せるその光景は決して宴会のためだけではなく、相手が暴れた時を鑑みての保険にもなるのだ。
「その子たちは、幼馴染なの?」
 そして相変わらず河童の幼馴染判定ががばがばであった。
 レモンは再び、ゆっくりと首を振る。
 あえて言うなら親戚一同勢ぞろいの方がイメージに近いかもしれない。
 こうして始まった蛇神様だらけの大宴会。
「あたいは……ベルカさんに食べさせてもらうねっ♪」
「はい。レモン。あーんしてください」
 そしてそんな中でもすかさずいちゃつき始める二人。
 河童少女は『やはりあの二人幼馴染なのでは?』という的外れな疑惑の視線を向ける。
 だが、料理をおいしそうに食べる人に悪い幼馴染はいないと勝手に納得した事で、ベルカとレモンは危機を人知れず切り抜けていた。
「あーんっ♪ えへへ~美味しいなぁ~」
「作ってくれた人の腕もありますし、大勢で楽しく食べると余計に美味しく感じますね。……ほら、蛇神様もですよ?」
「……うん、それに……えへへ♪」
 機嫌よく体を揺らせるレモンと、物理的に絡もうとしてくる蛇神様。
 ベルカは二人に食事を勧めながらももう一人、気になる相手へと声をかける。
「ライムさんは、いかがでしょうか?」
「ほら、ライム、ベルカさんがあーんしたいらしいけど?」
 それは、レモンの妹のライムである。宴会という事でライムもまた、そこに姿を(わりと強制的に)見せていたのだ。
「嫌よ、消し炭にするわよ?」
 それは未だ認めぬという反骨心か、それとも姉を取られるという危機感か。
 ライムはプイッと顔を背けると適当にそのあたりにある料理へと手を伸ばし始める。
「そうですか……」
 見るからに気落ちした様子で見つめるベルカ。ほだされてやるものかと目を合わせないライム。
 姉想いの妹はまだまだ強敵だったのであった。
「これは伝説のオサナナジミ、トライアングルなのでは?」
 そしてやはり謎の疑惑を向ける河童少女が居た。
 だが、大量に現れた蛇神様一行への対応と、更にはほぼ同じタイミングに来たもう一人の猟兵により巻き起こされたあまりに忙しさもあり、二人へと襲い掛かることはついになく、少女はただひたすらに料理を続けるのであった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
おや。
それでは、遠慮なく本気で食べさせていただきますぅ。

相手の体格を考えますと、出てくる量も多いでしょうねぇ。
【渺喰】を使用し『消化吸収機能』を強化、食べる端から消化吸収が完了する状態にした上でいただきましょうかぁ。
『代償』で『満腹中枢の機能』が失われますから、文字通り幾らでも食べられますが、更に【豊饒現界】で[大食い]を強化し「食べる順」等の技術面も加えますねぇ。

まあ「消化吸収」が行われる以上、体型にも影響が出てくるわけですが。
『食べ物』をいただける間は攻撃しませんが、途絶えたら摂取した全カロリーを『強化』に回し消費、体型を戻しつつ『F●S』3種の[2回攻撃]ですぅ。


●この世全ての飯
「それでは、遠慮なく本気で食べさせていただきますぅ」
 ちょうど河童のもとにたどり着いたるこるの前に広がったもの。
 それは突如始まった大宴会であった。
「ひとりふたり増えたところで変わらないよ、さぁ、食べて食べて!」
 河童少女から見れば、るこるは実際豊満だったとはいえ普通の人間である。
 何の警戒心を抱くこともなく、幼馴染でもなさそうだと判断した河童は食事の並べられた一角へと案内したのだ。
 それが激しい戦いの幕開けになるとも知らずに。
「さすがにサイズも種類もおおいですねぇ」
「だけど、味も大味、だなんて言わせないんだからね!」
 ゆったりとした感想を述べながら食事を開始するるこるの姿を見ながら、自信満々に胸を張る河童少女。
 それは穏やかで優しい時間。
 しかし、悲しいが二人は猟兵とオブリビオン。戦いはここからであった。
「お、おいしいです……。だから、まだまだ、いきますよぉ!」
「うん、どんどん、どんどん……う、うそぉ!?」
 初めこそゆっくりだったその食事速度は見る見るうちに加速していく。
 速度だけではない。
 人が1年で食べるほどの量も既に消費していたのである。
 まるで周囲一帯を巻き込むサイクロンのようにるこるの元へと食事が吸い込まれていく光景に、河童少女の幼馴染料理人魂は燃え上がる。
「いい、いいよ、楽しいよ! もっと楽しませて!!」
 少女は世界を満たそうとしていた力を今この場へと集中し、るこるも得たエネルギーを体内に蓄積して更なる食事へと備える。
 明らかに人間を越えて巨大化していくるこるだったが、熱中した河童少女がそれに気が付くことはない。
 やがて、ため込んでいた幼馴染力が底をつき、河童の少女の手が止まった時、はじめて思い知らされることになるのだ。
 全世界を満たすほどの食事力を一点にまとめた、るこるの誇る三種の浮遊兵器。
 それによる歴代最強威力の攻撃をその身に受け、光になることで。
「ふう、ちょっと休け……え、ちょっとそれはしゃれにならn」
大成功 🔵🔵🔵

七光・来栖
大きすぎるわね、元々こんな巨大だったのかしら?それともまた何かに影響されて?このサイズの子が作る料理なんて並大抵のエネルギーじゃないわよね…もしかして私が口にしてたら集落の河童達の比じゃ…
って、こんなに体格が違うなんて聞いてないわよ!このままじゃ私の攻撃UCも通用しないわ。
こうなったら鬼ごっこと称して散々走らせた後、スタミナ切れで立ち止まった隙に可能な限り攻撃を叩き込むわ!逃げ足にはそれなりに自信があるのよ!

解決したら取り巻きの女子達の回収に集落へ戻るけど、彼女達、残ったご馳走も食べきっちゃったみたい…河童と比較にならない程肥大化してガスホルダーみたいよ…
もう私の分も一口も残ってないじゃない…


●適度で優雅な食事を目指して
「大きすぎるわね……元々こんな巨大だったのかしら?」
 七光・来栖は少女の中から感じる妖怪力に違和感を感じる。
 純粋な妖力とはべつに存在する、まがまがしい力。
「それともまた何かに影響されて?」
 神経を研ぎ澄ませていけば、彼女の中にうごめく何者かが激しい戦いを繰り広げているのを感じ取れたかもしれない。
 そうでなくとも河童が自然にこのサイズにまで巨大化するとは考えにくい。
 ならば彼女の中にいる何かがそれを実現させていると考えるのが自然だろう。
「ふふふ、大きくなったんだよ、幼馴染は大きいと喜ばれるってきいたんだ」
 いったいこの河童は何を言っているのだろうか。
 光の中に消えたかと思われた河童の少女は、多少粒子化している様子を見せながらも謎の言葉とともに巨大な中華鍋を両手で構えてふらふらと立ち上がる。
 その中華鍋を凶器とするならば今すぐにでも逃げ出すべきそうすべきだが、相手の性質を考えればそれほど気に病む必要もない。
 何しろ向こうが用意するご飯を美味しくいただくだけで相手の力を削ぐことにもなるのだから。
「……いえ、待ちなさい。こんなサイズの子が作る料理なんて、並大抵のエネルギーじゃないわよね」
 今全世界を満たそうとしている料理のすべては彼女の力によって生み出されたものだ。
 ならば、その力が一瞬でも来栖のみに向けられたら一体どうなってしまうのか。
 あまりのカロリーにしめやかに爆発四散するほどのエネルギーを所得しまう可能性があるのは明らかである。
 というか実際に恐ろしいエネルギーをため込んで何かすごいことになっていた猟兵がさっきいた気がした。
「あれは私には無理ね……」
 ならばSUMOUを取ればいいのだろうか。
 確かにSUMOUを挑んでいた他の猟兵は自分より遥かに幼い女の子のように見え、その上で投げ飛ばしたり吹き飛ばしたりして勝利していた。
「さ、サイズも調整してくれるし……ってこんなに体格が違うなんて聞いてないわよ!」
 先の2戦のSUMOUも、もはや男女の対格差だとかRIKISHIと赤子だとかそんな次元を超えていた。
 他の猟兵ならともかく、来栖が突撃したとしても、どこぞの巨大ヒーローに生身で突撃するようなものである。
 まともに正面から奇跡の力をぶつけたとしても、通じる気がしない。
「ふふふ、それじゃあ、ご飯を食べてくれるのかな、かなぁ?」
 どこか狂気じみたものにすら思えてくる純粋すぎる笑顔により、言葉にせずとも逃がさないと言われているような錯覚に捕らわれる。
 いや、逃げる、そうか、逃げればいいのだ。
「い、いえ、ここは、そう、遊びましょう! 鬼ごっこにしましょう!」
「鬼ごっこ! いいの? やったー!」
 そうして始まる鬼ごっこ。相手は本物の鬼ではないものの、立派な妖怪である。
 かと言って来栖も逃げ足にはそれなりに自信がある。多少サイズは落ち着いたとはいえあの図体だ、そうそう捕まりはしない。
「って、これは、何か、おかしいです!?」
 ゴキャバキメキメキ、全力疾走する後ろから、途中にあった木々を押し倒し、それでも楽しそうに追いかけてくる河童の少女。
 本人にそのつもりはなくても、つかまって仕舞えば勢いで熱い抱擁を交わされてそのまま上半身と下半身が永遠の別れを遂げても不思議ではないほどの膂力。
 そんな河童重機が迫っていたのだ。
「鬼ごっこ、楽しい!」
「落ち着きなさい!?」
 勢い余って地面に突っ伏した隙に攻撃を叩き込み、なんとか時間を稼ぎながら、逃走を続ける来栖。
 本人からするとたまったものではなかったが、河童内に溜まっていたエネルギーを大幅に減少させることに成功したその功績は決して小さくは無かった。
「鬼ごっこが終わったら、たっぷりご飯用意するからね!」
 来栖の未来は、どっちだ。

 一方、河童の集落へと避難してしていた来栖の取り巻きたちは、本人がそのような状況になっているとは知らずに河童たちと一緒に楽しくお食事会を続けていた。
「不思議、いくら食べてもまだまだ食べられますわ!」
「ちょっと、食べ過ぎではありませんこと?」
「大丈夫です、ほら、服だってキツくありませんし」
 河童飯による不思議パワーだろうか、明らかに人間を超越した肥満を超えた膨張体となりながらも、彼女たちの衣服も同時にサイズアップしていた。
 彼女たちの食欲は止まらない。
 果たして、河童を倒した後、来栖は優雅な食事タイムを迎えることができるのか。
 そもそも食事が残っているのか。
 急ぐのだ来栖。今ならまだ間に合うかもしれない。
大成功 🔵🔵🔵

アリス・セカンドカラー
お任せプレ。お好きに。
汝が為したいように為すがよい。
ええ、遊びましょうか☆と不可思議なる妄想世界への誘いで結界術の妄想世界に連れ込むわ☆巨大?自分好みに形態変化させる神罰の魔術刻印で小型化させれば解決ですな。
いつもの如く情熱の炎でじっくりことこと料理しながら愉しく遊ぶわよ♪そして快楽伴うエナジードレインでおいしく捕食するわ♡
水属性の滝?そんなの私の妄想世界の中だと気持ちいいローションに変換されるだけよ☆ぬるぬるSUMOUファイトね♡GYUJIも巻き込んで愉しく愉しく遊びましょ♪


●分、持ちませんでした
 時は少々巻き戻る。
『だれだ、誰かが、中に!?』
 猟兵たちがとうとう目の前へと迫り、河童少女が楽しそうに料理やらSUMOUの用意を始める中、彼女と共にある海入道も警戒をしていた。
 そんな時、彼らの精神の中に干渉しようとする謎の存在を感知したのである。
「あら、気が付いたので、そう来なくっちゃ面白くないわ。……さぁ、遊びましょうか☆」
 その時、実は河童の中で幼馴染として飼いならされ少女の下僕と化していたという唐突な事実を抱える海入道の脳裏に電流が走る。
『甘い、甘すぎて溶かされそうな気配がプンプンしやがる!』
 このままではこの幼馴染にNTRL属性が付与されてしまう。
 実のところ、元は河童少女を利用して世界を破滅に導こうとしていた海入道だったが、いつしか少女の狂気的にも似た幼馴染を求める強すぎる意思は、オブリビオンの性質すらゆがめるほどだったのだ。
 自らが歪められていることに気が付くこともできぬまま、力の大部分を使い果たしてまでアリスから河童の少女を逃がそうとする海入道。
 外の世界ではデコピンされたりSUMOUで投げ飛ばされたりしているが、この相手にやられることにだけはどうにかして避けなければならないと本能で理解しつつあった。
「あら、あなただけがわざわざ来てくれるだなんて、ふふふ、それほどあそんでほしかったのね」
 目の前に降り立った巨大な入道を、アリスは微笑みをうかべたまま出迎える。
「奴には手を出させねぇ!」
 巨大な体躯を利用して襲い掛かかる海入道。
 その一撃は海を割り、まともな生物ならば何でも真っ二つになる程の怪力が込められていた。
「大きいわね、でも、ちょっと好みじゃないかしら」
 だが、駄目だ。駄目なのだ。
 このアリスによって生み出された世界において、物理でアリスを捕えようとした段階で、海入道の敗北は確定的に明らかだった。
「な、ばかな、それにここは!?」
 驚愕する。
 いつの間にか守るべき少女の気配を感じることすらできなくなっており、周りに広がるのは見覚えのない動植物の広がる不思議な世界。
 そして先ほどまで豆粒ほどの大きさしかなかったアリスが同じ目線で、目の前に立っているではないか。
「妖怪も神罰がくだるのよ、それも、私好みにいくらでも」
「くっ……絶対に……負けたりしない!」
 いかに妄想世界であろうとも、奇跡の巻き起こす事象を消し去ることは難しい。
 現に今アリスの妄想世界は海入道による巨大な滝に飲み込まれつつあった。
「ふはははは、怯えろぉおおお……おお?」
 ぬるん。
 すてん。
 急激に焼失した摩擦力により華麗な転倒を決める海入道。
 何かがおかしい、具体的にいうならば滝の水の粘性がヤバい。
「水属性のものなんて、私の世界では気持のいいローションにまれるだけよ☆」
「こんな、ものでええええ!」
 かろうじてバランスを取りながら、立ち上がる海入道の姿はその叫びとは裏腹にとても危ういものである。
 そして、そんな面白い状態の相手を眺めて過ごすだけのアリスではない。
 いや、しばらくは眺めていたのだが、再び笑みを深めるとぬるぬるローションまみれの海入道(小)に突撃したのだ。
「さぁ、ぬるぬるSUMOUファイトね♡」
「なん、うわああああああ!?」
 本来であれば神聖なSUMOUの戦い。
 だが、今土俵はぬるぬるとした液体によりどんどんと妖しげな気配を醸し出していく。
 海入道もいつの間にか小さくかわいらしい少女なのか男の娘なのかわからない存在になっており、いまの入道と河童少女が幼馴染となれば立派な塔を建てられる逸材だろう。
 ただ悲しいことに、海入道の意識が河童の少女と相まみえることはなかったのだ。
「や、やめ、はなし、はなして……そ、そうだ、GYOJI! 助けてっ、ギブ、キブだからぁ!」
 何とか足掻こうと、SUMOU力により召喚されていたGYOJIへリタイアを告げて脱出を試みる海入道。
「ふふふ、まだ気が付いてなかったの?」
 だがその様子に反応したのは笑顔のアリス。
「え、な、なに?」
「あなたはGYOJIがいつから現れ始めたか、覚えていないのかしら?」
「なん、だと?」
 記憶を思い起こす。考えてみれば彼らが表れ始めたのはごく最近。この飯による世界征服を始めた後からだ。さも当然の如く存在していたからずっといたように思いこむというんはまれによくある現象である。
「あなたをこの世界に巻き込むため、無限に広がるご飯を緩和するため、私が事前に仕組んでいた結界装置、それがGYOJIだったのよ」
「ば、ばかな、そんなばかなぁ!?」
「驚いた顔もかわいいわねぇ、たっぷりぬるぬるしましょ♪」
「らめええええええええええええ!?」

 河童少女が小さくなっている裏では、このような戦いが繰り広げられていた……のかもしれない。
大成功 🔵🔵🔵

サナティス・ヴァルヴァード
…まさかここまでの大物であるとはな。
これは正攻法では太刀打ちできなさそうだ。ならば搦め手だな。

あ、食事は一通り事が終わってから改めて頼む。

兎に角敵は巨大だ、此方の間合いに捉えるだけでも一苦労だろう。
敵の攻撃を掻い潜り、可能な限り迅速に此方の攻撃が届く位置まで接近する。
敵が詠唱を始めたら一気に接近。ただしユーベルコード解放の素振りが見えたら全力で横へ移動し回避を試みる。

攻撃を当てることができたら連鎖する呪いを発動。
あれだけの図体だ、不慮の事故も転んだり何処かに身体をぶつけたりといったちょっとした動きであれ衝撃は結構なものだろう。
それらで動きが鈍ったり止まったりしたところに追撃を仕掛ける。


●不幸は続くよ何処までも
「……まさかここまでの大物であるとはな」
 初めに比べれば大幅なサイズダウンをした河童少女。
 だが、あくまでも比較対象であった最初の全長が巨大すぎたこともあり、いまだそのサイズは寝返りで人をプレスできるほどに十分脅威足りえるものであった。
 30mの巨人と10mの巨人。
 当たり前のことではあるが、どちらも巨人は巨人に変わりないのである。
「これは正攻法では太刀打ちできなさそうだ。ならば」
「おお、SUMOUかな、それとも遊ぼうってことかな、いいよ、どんとこいだよ!」
 割とひどい目にあっているはずの少女だが、その表情は変わらず笑顔のままである。
 どんなことがあっても笑顔であり続けるのが幼馴染道とでもいうのだろうか。
 いや、普通に楽しんでいるだけなような気もする。
 大ぶりな一撃で捕えようとしてくる河童少女。その指の間をすり抜け、サナティスは一気に距離を詰めることに成功していた。
「ありゃっ? なら、水遊びだね、かっぱっぱーかっぱっぱー」
 躱されたことを不思議に思いながらも、気を取り直して口を開くと少女の口から調子っぱずれの歌が響き始める。
 このままではこの一帯は激しい滝により押し流されてしまうのは目に見えていた。
 だが、その歌の完成にまだ時間がかかることは先に挑んだ猟兵の結果からも明らかだ。
 つまり、今、攻撃を一撃見舞うだけならば十分すぎる時間が、サナティスには残されていたのである。
「かっぱかぱぁぁぁぁあ!?」
 少女からすれば軽い傷を負った程度だったかもしれない。
 しかし重要なのはそこに込められた呪い。
 引っかかる要素が何一つないはずの場所で、突如足を滑らせ、地に突っ伏す河童少女。
 そうなってしまえば当然その歌も強制終了だ。
 この河童、よもや幼馴染に加え、よもやドジっ子属性まで付与するつもりか。
 そう疑う者もいたかもしれないが、その転倒の原因こそがサナティスが与えた呪いによるものである。
 呪いが呼び込むのは不慮の事故。
 カクリヨファンタズムの世界のため、黒塗りの高級車が突撃してきたり宇宙船が墜落してきたりすることはないだろう。
 それでも、ただ転倒が誘発されるだけで、図体の大きい少女のうける衝撃もまた大きかった。
 もし、今の状態でサナティスのそばで少女が料理を作れば、砂糖と塩を間違えるという古典的な不慮の事故によって生み出された料理が生成され、二度とを出来なくなるほどの心の傷を負っていただろう。
 幸いなことに今料理の生成も止まっていた。
 ただ、どんな影響が他にあるかもわからない。
 念のために、この世界での食事は落ち着いた後のほうがいいかもしれない。
「さて、そういうわけだ。落ち着いてもらうため、一気に削らせてもらう」
「かぱああああああ!?」
 転倒し満足に起き上がれないところへ、さらなる呪いを打ち込まれる河童の少女。
 更なる呪いを受けたことで、地面を転がったときに小指を思いっきり打ち付ける、おなかに妖怪爆発キツツキが飛んできてつつき始める、鼻の中に妖怪クワガタが突撃してチョップを敢行するなどの珍事に見舞われる。
 度重なる不幸により、少女はそのサイズを激しく減少さていくのであった。
大成功 🔵🔵🔵

弓削・柘榴
ふむ。大きいが精神年齢的にはあまり高くなさそうじゃの。

とりあえず、食べるのは好きじゃからの。
ふるまってくれるのならば、いただいてはみるか。
とはいえ、あちきの大食い、甘く見るでないぞ?

それなりにいただいたら、お話、かの。

惜しいな。もっと美味しく食べることができるのに、それをしらんようじゃ。

しっかり労働し、腹を空かせて食べる飯がいちばん美味いのじゃ。
どんな山海の珍味も、腹が空いているときの握り飯に劣る物というもの。

それを知らずして、ただ食べ物のみを提供するなど、
料理人としてはまだまだ二流じゃな。

そこをしっかり学ばねば真に美味しいものなど作れんぞ?

と、気ままな猫が説教しても、あまり説得力がないかの?


●あなたの心に直接攻撃
「ふむ。大きいが精神年齢的にはあまり高くなさそうじゃの」
 仲間たちの攻撃やら暴食やらSUMOUやらの激闘。
 更にはとどめとばかりに襲い掛かった不幸の連鎖を受け、SUMOU調整――SUMOUの組み合いをするために行われる奇跡めいた体格調整――をせずともサイズが人間の常識の範疇内に収まりそうなところまで落ち着きつつある河童少女(2m)。
 だが、それでもまだ少女といえる大きさではない。
 おそらくだが、その悪しき力から解放されるまであと一息といったところだろうか。
「まだまだ、私は、作り続けるだけだよ!」
 度重なる敗北を喫しながらも、現実離れした不幸がその身を蝕もうとも、自らの力を最後まで料理へと注ぎ込む少女。
「よかろう、とりあえず、食べるのは好きじゃからの」
 料理をただただ食べてほしいという河童の純粋な思いを、柘榴は真っ向から受け止める。
「ふるまってくれるのならば、いただいてはみるか」
 つまりは食べる準備を万全にして相対したのである。
「ふふふ、うれしい、うれしいよ! もっと私を喜ばせて!」
「とはいえ、あちきの大食い、甘く見るでないぞ?」
 そうして始まるフードファイト最終局面。
 一品一品作るごとに文字通り魂を削り、その体格を縮小させていく少女。
 だが、そうして作り上げらた料理の数々は、まさに魂のこもった逸品でもある。
 だからこそ。
「惜しいな。もっと美味しく食べることができるのに、それをしらんようじゃ」
「もっと……美味しく!?」
 河童少女は自身があった故にその指摘に戸惑いを浮かべていた。
 研究を重ね、全身全霊で挑んだ料理。
 しかしそれをさらに超える何かがまだあるというのか。
「しっかり労働し、腹を空かせて食べる飯がいちばん美味いのじゃ」
「それ、だけ……?」
 その指摘は至極当然のもの。だがそれゆえに少女は飲み込めない。
「どんな山海の珍味も、腹が空いているときの握り飯に劣る物というもの」
「そんな、そんなっ、みんな、食べて寝て、それだけできっと幸せで……!?」
 しかし少女は知っている、空腹こそが最高の調味料だと言って喜んでいた、イマジナリー幼馴染の笑顔を。
「それを知らずして、ただ食べ物のみを提供するなど、料理人としてはまだまだ二流じゃな」
「かぱあああああああああ!?」
 なぜそれを忘れていたのか、自分はいったい何をしていたのか。
「そこをしっかり学ばねば真に美味しいものなど作れんぞ?」
 たとえそれを語ったのが気ままな猫(又)だったとしても、心にダイレクトアタックを食らった河童の少女の衝撃は並大抵のものではなかった。
 なぜか激しく吹き飛ばされ倒れ伏す河童少女。
 その瞳は次第に光を失っていき、そして、完全なる狂気の世界へと足を踏み入れていったのである。
大成功 🔵🔵🔵

涼風・穹
……微妙に意味は違うような気もするけど、これが地獄への道は善意で舗装されている、というやつか…?

それはそれとして淡水というか河に生息している河童と、海に生息している海坊主が無理なく合体しているのにも突っ込みたい
海水魚を淡水に入れても淡水魚を海水に入れてもどちらも死ぬだろうに、カッパ海坊主って…
混ざって汽水域になったとでも…?

無邪気系幼馴染属性の相手を殴るよりは作ってくれた料理を全て食べ尽くそうという方がまだましだな
……美味しいし栄養バランスも考えられていて文句もつけようがない、だけど相手の物量は圧倒的…
俺には愚直に正面から挑む一択…
……頑張って食べますがさして大食いでもないのであっさりと撃沈…


●食べ続ける意思、奇跡の向こうへ
「……微妙に意味は違うような気もするけど、これが地獄への道は善意で舗装されている、というやつか……?」
 穹は目の前に山のように積まれた料理の山と相対していた。
 明らかに人間が一人で平らげることが可能な物量を超越したそれはすでに凶器。
 だが、その内容は『幼馴染がいつまでも健康でありますように』という死んだ瞳の中に狂気を宿した河童の少女の押し付け気味でありつつも思いやりのこもった心によるものだ。
 穹は思う。
 河童少女、河童、それはそれとして淡水というか河に生息している河童と、海に生息している海坊主が無理なく合体しているというのはどういうことだろうか。
 海水魚を淡水に入れても淡水魚を海水に入れてもどちらも死ぬだろうに、カッパ海坊主とは一体……。
 まさか、混ざったことにより汽水域対応になったとでも……?
 なにか斜め上に思考が飛びつつある。
 もしかすると無意識のうちにあまりにも恐ろしい現実から逃避しようとしていたのかもしれない。
「ねぇ、あなた、幼馴染よね」
 それもこれも、今目の前にいる幼馴染(自称)の纏う、まがまがしくも優しいオーラの影響なのは明らかだ。
「もう食べられないの? ねぇ、そんなことないよね。私の料理、いくらでも食べられるって、言ってくれたもんね」
「な、なんのことだ……?」
「忘れたなんてひどいなぁ……でもそうだよね、君って昔っからそういうところ、あったもんね?」
「だから、いったい、何の」
「そうだよね、おなかが減ってる方がおいしいって、言ってたもんね。おなか一杯なら、いっぱいおなか減らさないとねえ?」
「ま、まて、おなかなら減ってるから、食べるから落ち着くんだ!」
 今、食べられないといってはいけない。
 それは『物理的におなかを減らされる』という間違いなく最大級の死に繋がるフラグだ。
 敵は、狂大、凶大であり、強大。
 穹は決して大食いなどではない一般人。
 限りなく分は悪い。
 かといって正面から挑む以外の方法を持ち合わせているわけでもなかった穹は、覚悟を決めて戦いに臨んだ。
「おいしい……? ねぇ、おいしい?」
「ああ、おいしい、おいしい……」
 食べても食べてもなくならない食事。
 しかし、今この目の前にある料理こそ、この少女が最後の力を使い切ってまで用意した物なのだ。
 これを食べることができれば、世界は救われる。
 目の前には光を失った瞳でこちらを見つめてくる、ただただ笑顔を浮かべる少女。
 薄れゆく意識、それでも、最後の最後まで、あきらめることなく、口に。

 しかし、忘れてはならない。猟兵とは奇跡を起こす者なのだ。

 限界まで、意識を失うまで、いや、失ってもなお食事へと挑み続ける。
 そうした事により穹は河童少女に真に幼馴染と認められるという奇跡を獲得したのだ。
 これにより、先に悪しき幼馴染となった海坊主の効果が無効化され、破壊されたのである。
「あれ、私、どうして?」
 悪しき力により巨大化と世界への料理増産が停止され、少女の精神もまた、歪みから解放されることになる。
 少女を思う心。
 それは恐怖か思いやりか、どちらから来たものかはわからない。
 だが、挑み続けたことにより少女を救うため、見えるけれど見ることのできない立派な武器となって彼女を救い出したのである。
「わわっ、人間……って、なんで倒れてるの!? しっかり、しっかりして!?」
 倒れた穹へ駆け寄ったのは、ただの料理好きで心優しい河童の少女であった。

●世界は混沌と平和に包まれたけれど、私は元気です
 こうして、数多くの猟兵によりその力を削ぎ落された河童の少女は、最後に幼馴染(思い込み)と出会うことにより解放された。
 その時の事をいまいち覚えていない少女だったが、迷惑をかけたという認識はあった。
 彼女は正気を取り戻した後、猟兵や集落の河童たちへとお詫びを兼ねての手料理を持ってきた。
 しかし、そこで目にしたのはサイズアップしまくった猟兵たちや関係者、とても若々しいを通り越して幼くなった集落の河童たちという混沌とした状況。
 少女はいったい何が起こったのかがわからぬままに、事態の収拾のために集落中を走り回ることになるのだが、それは世界の滅亡とは関係のない事なので割愛する。
 何はともあれ、こうして世界に平和は戻ったのであった。
 たぶん、めでたしめでたし、である。
大成功 🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2020年07月04日
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