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狂宴!プログレッシブ太極拳

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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●次の展開、ノリが読めない!
 キマイラフューチャーの人たちは踊るの大好き。いつどこで踊りはじめても全然大丈夫。
 ダンスは流行を通り越したキマイラフューチャーの普遍的な娯楽です。
 ところがなんだ、この曲は。突如プログレッシブ・ロックが流れ出す。
「うえぇーん!次の展開がわからなくて踊るに踊れないよう!」
 キマイラ達は怪人の妨害を受け、変拍子を用いたアルバム一枚一時間ぶっ通しのコンセプトミュージックでゆったり太極拳を踊ることを強要される。
 自由にノリノリになれないキマイラたちの意欲がもりもり減っていく!

●前衛的舞踊友の会
「ぬ、みんなご苦労。さて本日の予知についてのお話ぬ」
 グリモアベースに集まった猟兵達。グリモア猟兵のハンニバル・エルバッキー(キャプテン・ユニバース・f02423)がケコケコむせてグリモアを吐き出した。
「キマイラフューチャーってノリノリな世界だよぬ」
 ダンス好きのハンニバルは頻繁にキマイラフューチャーに行ってはハメを外してる。
 曰く、今回の事件はキマイラフューチャーで日常的に行われるダンスパーティーを無差別襲撃する怪人軍団が居る。
「怪人軍団は自分たちを、前衛的舞踊友の会、と名乗っているんぬ」
 前衛的舞踊友の会は変拍子を多様した芸術的・実験的なロックを流し、中国の健康体操で踊る。ましてその場のDJを襲ってフロアを乗っ取ってしまうのだ。
 ポップやディスコミュージック、ロックの類でノリノリなキマイラたちにとってプログレで踊るというのは厳しい話。
「というわけで前衛的舞踊友の会を撃破して来てぬ。フロアを専有されてたらキャッツも困るんぬ」
 敵は謎の中国面を被った太極ダンサー大頭頭ズ、リーダー格のDJ担当シーディーメーカーという怪人で構成されている、とのこと。
 戦闘が終わったら猟兵達も夜通し盛り上がって楽しんできてくださいぬ。とブサイクな猫は終了後のお楽しみも提示。
 もしやりたかったら踊るだけじゃなくDJやったり歌ったりしてもいいよ、と付け加えた。
 正直な話、自分も混ざりたくてウズウズしているのだ。なので前衛的舞踊友の会を退治せよ。
「それじゃ、みんな頑張ってきてぬ。あとは流れでヨロシクぬ」


JUNK.O
 みなさんおはようございます。プログレ好きのJUNK.Oです。
 キマイラフューチャーでもEDMって廃れてないのかな……。
 前回の初シナリオでケアレスミスによりエピローグ書きそこねました。参加してくださった皆様、ありがとうございました、と、申し訳ありません。
 だってさぁ!マスターシーン入れられると思ったんだもん!

 さて本題です。今回は戦闘、戦闘、お祭りの軽い連戦シナリオです。
 どちらかといえばお祭りパートが本題で戦闘はおまけくらいの気持ちで、キャラクター性を活かしてノリノリな感じにしていただければ、と思います。
 ダンシングというフラグ名ですが、DJをやっても歌っちゃっても大丈夫ですたぶん(歌詞は著作権に触れないようにしてください!これかなり重要!)
 あっコレ書いてる今もシャッフル再生でプログレかかった……(現況報告)
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第1章 集団戦 『大頭頭ズ』

POW   :    x形拳
【様々な生物や機械、自然現象等を模した拳法】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    i極拳
【健康体操のようにも見える連続した攻撃動作】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    n卦掌
完全な脱力状態でユーベルコードを受けると、それを無効化して【大地の中を走る気の流れの噴出点(龍穴)】から排出する。失敗すると被害は2倍。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ムルヘルベル・アーキロギア
おは前舞友(前衛的舞踊友の会のユニークでエッジな呼び方。大流行する)! 潰しに来たのである死ねぇ!
というわけで【ウィザード・ミサイル】乱発である。踊れ踊れぇ〜ミサイルダンスだぁ〜! である
とはいえただ〈全力魔法〉と〈高速詠唱〉でぶっぱしてるだけではノリに欠けるゆえ彼奴らをディスるとしよう
「舞踊というよりは不器用……まったく前衛的でもなんでもないのであるな」
もっとこうお立ち台とか使ってシェゲナベイベーな感じで踊るのが……え? そんな流行はキマイラフューチャーではとっくに過ぎた? おかしい世界なのであるな……
ちなみにワガハイ、ダンスとか全然できんのである。なのでまあ敵はASAPで殺すのだ!



●砂浜で、前衛舞踊、友の会
「イェイイェーイ!」
 今日も今日とてキマイラフューチャーのリゾート地(全体的にリゾート地です)、砂浜あたりでグルーヴィーなサウンドと共にダンスパーティーが行われています。
 でんでけでんでけ、軽快なディスコミュージックと共にアゲアゲパーティー真っ盛り。
 音が途切れる。DJのキマイラが、中国人の面を被った連中に担がれて投げ捨てられた。
 前衛的舞踊友の会はディスクをプログレッシブなサウンドに変えると、不気味な音楽に合わせて太極拳を踊りだす!

●だから流行んねえって
「おは前舞友!賢者ちゃんだホ!」
 真っ先に到着したのはムルヘルベル・アーキロギア(宝石賢者・f09868)、絶対流行ると確信しての挨拶。目の前には怪しい音楽と太極拳。
「舞踊というよりは不器用……まったく前衛的でもなんでもないのであるな」
 とりあえずdisることから始める。煽る時はどんどん煽っていくスタンスのムルヘルベル自身は特にダンスが出来るとかではない。だが、敵を踊らせる事は出来る。
「踊れ踊れぇ~!!ミサイルダンスだぁ~!」
 ユーベルコード【マジックミサイル】を前舞会ダンサー、大頭頭ズの足元めがけて放つ!
 全力・高速詠唱、大頭頭ズは持ち前の術で気脈を頼りに反射しようと脱力の構えを取るが、放たれたマジックミサイルは抜き撃ちの銃弾の如き早さで大頭頭ズの尻に着弾!早い!
 完全な脱力を取れず、反射に失敗した大頭頭ズは結構と甚大な被害を負う。
 太極拳の怪しい動きと違い、やめておしりがいたいの、と言わんばかりにバタバタとケツを押さえて踊りだした!
「さあ……お立ち台を解放するのだ!」
 ムルヘルベルさん、お立ち台は古いです。

大成功 🔵​🔵​🔵​

錬金天使・サバティエル
「あのビジュアル、見てるとなんか苛々してくるね。さっさと仕留めてやろう。」
ところでダンスといえばインド映画のイメージがあるな私は。インド映画は普段に地上で行っていることが重要な場面での突破口になることが多いけど私の日常は戦闘と研究だからね。突撃銃で撃ちまくって全員ぶっ壊してあげるよ!そのステージごと!反撃なんてさせるか馬鹿め!


ライアン・ウィルソン
踊ってくるなら踊る前に潰せばいいじゃない
ということで【ヴァリアブル・ウェポン】で回数を重視して攻撃します。
<クイックドロウ>と<先制攻撃>で先手を取って攻撃。そこから<2回攻撃>で更に追撃します。可能なら<鎧砕き>でさらに防御も砕きます

セリフはアドリブ歓迎です



●ダンサーたちに火がついた(物理)
 ビーチの沿岸道路、少年に肩車をされた少女が双眼鏡で先の様子を眺めていた。
 前衛的舞踊友の会のメンバー、大頭頭ズはケツにウィザードミサイルをくらい大慌て。前衛的舞踊を踊ることも叶わず、その場でぴょんぴょんと跳ね回る。
 プログレッシブミュージックと合わされば、まあ一種の何か新しいダンスに見えなくはない。少なくとも太極拳よりは。
 筆者の記憶が正しければ、アフリカの土着民族のダンスに直立でジャンプするだけのものがあったような気がする。
 さておき。肩車された少女、“賢者の石”のヤドリガミ、錬金天使・サバティエル(賢者の石・f00805)が双眼鏡を降ろしてカカトでトントンと下で台になっている少年へと合図を送る。
「いいよ、この距離からやるとしよう」
「あいあいさーっ」
 中性的な少年は一見少年だが実のところ35歳、立派な中年男性だ。ライアン・ウィルソン(ノイジーマシーナリー・f02049)、サイボーグの傭兵。
 おっさん少年ライアンは、サバティエルを地面に降ろす。降りるとすぐにサバティエルは背負っていた突撃銃を構えた。彼我の距離はだいたい100メートルくらいと考えていいか。前衛的舞踊友の会は砂浜の上で跳ね続けている。
「あのビジュアル、見てるとなんか苛々してくるね。さっさと仕留めてやろう」
「そうねー、踊る前に潰しちゃえばいいのよ。今回のビックリドッキリ内蔵兵器ー!」
 先手を撃ってユーベルコード【ヴァリアブル・ウェポン】を起動するライアン。沿岸の柵に右足を乗せると、手数を重視したマイクロミサイルポッドが展開した。
「体に何が入ってるかなんて章ごとに変わっててもいいじゃない。細かいこと気にしてるとハゲるわよ」
 ライアンはこちらに目配せした。こちらに。
「章……章とは?」
「こっちの話。じゃ、向かってくる前にヤッチマイナー!」
 サバティエルは突撃銃のクリップに呪力を込めた弾丸を装填、ユーベルコード【錬金呪術・爆切】の準備をし、柵越しにその突撃銃を構えた。
「よしよし。全員ぶっ壊してやろう!反撃?させるか馬鹿め!」
 サバティエルの突撃銃による一撃は太極拳ダンサーズの頭を貫いた!ヘェッドショォット……。
「!?」
 地面に倒れた仲間を見て驚く大頭頭ズ。そんな大頭頭頭ズの背中に迫るミサイル。うねる軌道で複数の誘導焼夷弾が迫り――着弾。
「!!!」
 大頭頭ズの背中に火が付く!転がりまわる大頭頭ズメンバー、海に飛び込む大頭頭ズメンバー、彼らは様々な方法で消火を試みた!
 見ようによっちゃ新手の踊りに見えなくはない。会場に流れている音楽が面妖なプログレッシブ・ロックであることを除けば、だが。
 着弾を確認したライアンとサバティエルはお互いの健闘を讃えて拳を合わせた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

数宮・多喜
まったく、フロアを冷めさせてどうすんのさ…
そのダンスでもバイブス上げる方法ってのがあるんじゃねぇの!?
最初は【超感覚探知】まで使って奴らの体操に合わせてみるけど…
あ、ダメだこれ。アタシじゃこれでアゲるの無理。
適当に相手のペース崩してボコる…ボコれば…
ボコれるのかねぇ…?

【アドリブ改変・連携・苦戦大歓迎】



●合わせろ!太極拳!
 猟兵達の活躍に、ビーチで前衛的舞踊友の会にドン引きしていたキマイラたちも湧き上がる。
「いいぞヒーロー!」
 火が付いた太極ダンサーズは海に飛び込む、砂地に転がる等して消火に成功した。敵らはまるで操り人形のようにプログレッシブ太極拳を舞う!
「まだ続けるのかよ……」
 興冷めしたキマイラたち。そんなビーチにやってきたのが数宮・多喜(疾走サイキックライダー・f03004)だ。
「わー、本当にやってる……」
 一体どこで次の途切れ目が来るのかわからないシンセサイザーの音、ゆったりとしたペースで変調子に合わせる事もなく踊り続ける大頭頭ズ。
 サイキッカーの多喜は、テレパス能力を用いて大頭頭ズの動きを読み取る。ユーベルコードの【超感覚探知】を応用して奴らの動きに合わせ、隙あらば攻撃を加える算段だ。
「な、なにも考えてない……」
 そう、何も考えていないのだ!太極拳を舞う奴らは一心不乱、一種のトランス状態にある、のか?大頭頭ズの考えが読めたらそれはそれでなんか精神的ダメージもありそうな気がする。
「ええい!こうなりゃヤケよ!」
 太極拳の心得などないが、なんとなく動きを合わせて殴ろうとしてみる多喜。しかし、殴れば健康体操のようにも見える連続攻撃を受ける。
「痛っ!痛っ!」
 太極拳は推手で決まる。中国拳法の練習にある例の二人で腕をシュバババやるアレのすごいゆっくりしたやつが太極拳推手だ。
 太極拳を趣味でやっている大頭頭ズは独自の流派に派生させたi極拳を使い、ゆったりとした動きで護身の反射を取る。
 攻撃らしい攻撃ではない、いなしてはカウンターの繰り返し、という形だ。多喜、危うし。そんな折!砂浜の向こうから朝焼けをバックに歩いてくる猟兵が二人!

苦戦 🔵​🔴​🔴​

神酒坂・恭二郎
・SPD指定
「面白いことをやってるな。俺もスペース太極拳のプロだから混ぜてくれ」
プログレに合わせて踊りながら、ゆったりと太極拳の動きを合せる。
キマイラ衆には合わないだろうが、この位の変調は手慣れたものだ。
連中の前衛的舞踊と完全に同調した所で。
「i極拳。意外と大した事ないな」
曲の自然な流れで演武に誘導し、連中の攻撃動作を誘いにいく。
UCで相手の攻撃を空振りさせつつ、のらりくらりと力尽きるまで超高速連続攻撃で踊らせたいな。
倒れたら、これ見よがしに連中の前衛芸術を再現して見せて、心をへし折っておきたい。
「もうへたばったのか。この踊り、お前さん等にはまだ早すぎたのかもしれねぇな」

※連携、アドリブ歓迎


バルディート・ラーガ
ムムッ。ゴキゲンなミュージックが止まっちまったと思や、オブリビオンの団体サンの仕業じゃあねえの。ちゃちゃッと退治しちまいやしょうぜ。
…とか言いつつも流れてくる音にゃ無条件でノッちまうサガ。太極拳的BPMにもなんとなく上半身が揺れちまいやす。

つーわけで、ゆったりまったりリズムに乗りつつ拳法対決といきましょうや。あっしの流派はモチロン!蛇拳ですよう。
まずは脱力、片手を相手に向けて構えやしょ。まるで鎌首をもたげるが如き、蛇の構えを取りましてエ…【四つ影の蛇使い】!腕を蛇に変形して素早い噛みつき攻撃!シャーッ!
上手いコト食いつけたらそのまま燃やしてやりやしょう。邪道ですいませんねえ。ヒヒヒ…



●ノれ!プログレッシブミュージック!
「面白いことをやってるな。俺もスペース太極拳のプロだから混ぜてくれ」
「へへへ、あっしも太極拳とは違いますが中国武術には心得がありやして」
 神酒坂・恭二郎(スペース剣豪・f09970)、バルディート・ラーガ(影を這いずる蛇・f06338)、二人は苦戦する多喜に一度退くよう促す。
「……恭二郎さん!バルディートさん!あとはお願い!」
 後方へ退避した多喜は後続の猟兵たちに敵の処分を任せる。
 なんと驚くべき事に二人は流れるプログレッシブ・ロックの音に身を委ねた!ノれるんだコレ。
 バルディートはウネウネと身体を揺らす。なにぶん限りなく蛇なドラゴニアンの彼はどんな音楽でも笛に操られるコブラが如くノリを合わせられるようだ。
 一方の恭二郎、スペース太極拳の動きでゆったりとプログレ太極拳に合わせる事に成功。
 二人が音楽に同調した頃合いで、恭二郎に大頭頭ズのi極拳が飛んでくる!しかしそれをゆったりした推手で回避!演舞のそれだ、オテマエ!
「i極拳。意外と大した事ないな」
 躍起になる大頭頭ズ、しかしi極拳は一度始めると止められない!のらりくらり、目線や動きを読んで回避するユーベルコード【曲技・車螯】がi極拳の次の動きを見切る!
 背中を預けているのは脱力し、腕を鎌首もたげた蛇の如く蛇拳の構えを取るバルディート!もう一人の大頭頭ズは同じくi極拳による推手を放つが、素早い蛇の動きに機先を制され対処不能!
「シャーッ!」
 バルディートの腕がi極拳を捌くうちに一本、二本と増えていく……ユーベルコード【四つ影の蛇使い】を使い、腕を四匹の蛇頭に変化させた!ヒドラだ!大頭頭ズのi極拳を放つ腕が噛まれる、また噛まれる。
「ヒヒヒ……太極拳に対して蛇拳、邪道ですいませんねえ……」
 恭二郎、バルディートの二人は真っ向から敵に合わせ上回る技量を見せつけるスタンスでお上手に前衛的舞踊友の会に対応していく!
 二人の演舞に大頭頭ズはスタミナ切れを起こしていく。へばってきた太極ダンサーズに向かい、未だに器用且つ奇妙な前衛的舞踊を舞う恭二郎。
「もうへたばったのか。この踊り、お前さん等にはまだ早すぎたのかもしれねぇな」
 バルディートも腕に食らいつく事で持久力を吸収し、大頭頭ズのスタミナを自身のものとしていく。
「あっしらはまだまだやれますよぅ?シシシ……」
 ここで大頭頭ズの太極拳に対する自信はベコベコにへし折られた。お見事!
 さあ、まだまだ猟兵の追撃は止まない!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

明石・真多子
ふぉ~~!!お祭りだ!キマイラの血が騒ぐよ!!
ダンスバトル?じゃぁ定番のブレイクダンスしようかな!

地元じゃ「ミス・ボンバヘッ」って呼ばれてたんだよ!
HeyDJ! YO! Party Time! ボンバヘッ!
身も心も、燃え出すような赤い魂見せてあげる!

ブレイクダンスは天上天下、天地無用のメチャイケダンスだよ!
腕がいっぱいあってバランスや身体を支えることが出来るアタシにピッタリってわけ!

あ、激しく動くから触手が当たってもゴメンね?
まずは自分の身体を見せつけるようにイーグルステップ。
八足の足技ムーブ。
そして大技パワームーブ!ヘッドスピンの状態で【オクトルネード】だ!
相手を触手で「なぎ払い」するかも。


夜桜・雪風
ミュージックにのれない?!
なら私が空気を引き戻しましょう。
レッツ、ブレイクダンスです!

レトロな大きいラジカセを肩にかついで、
爆音でポップスを流しながら登場。

戦場で鍛え上げたこの肉体と
ストリートでたたき上げのダンスを見せてあげます。
ショーターイム!

軽くリズムにのってステップを踏みながら
目立つところへムーブ。

攻撃と目立つのかねてここらでユーベルコードを使いましょう。

パワームーブを見せつけるならこのタイミングですね。
パワフルな回転技を披露しましょう。
こういうとき背が高いと目立って便利ですよね。

アクロバットからのフリーズをきめて、
トドメのパワームーブコンボで場の空気はいただきです。

エンジョイの時間です



●フロア熱狂!大回転ダンス!
 スタミナ切れから来る疲労により肩で息をしながら地面に座る大頭頭ズ。恭二郎とバルディートの二人はまだまだマイペースに踊り続けている。
 すると、プログレッシブなミュージックがノリのよいポップスにかき消されていく!一体なにが起きている!?
 海岸沿いの道路から歩いてくるのは夜桜・雪風(まったりデイズ・f00936)、肩に担いでいるのはまるでステレオタイプ・ギャングスタ・マッチョ黒人のようにレトロな巨大ラジカセ!
 それを聞きつけ海から登場するのはこの機会を待っていた明石・真多子(軟体魔忍マダコ・f00079)、タコのキマイラにとって海の中での待機はもってこいだ。
「おう、到着かい。お嬢さん方に後は任せて俺たちは一旦退いておこう」
 恭二郎とバルディートは後方に撤退し、先のi極拳により手傷を負った多喜の手当を行う。
「ふぉ~~!!お祭りだ!キマイラの血が騒ぐよ!!」
「ストリートでたたき上げのダンスを見せてあげます。ショーターイム!」
 二人はDJブースの前、いちばん目立つ場所にラジカセを置くと、アクロバティックな動きでステップを合わせる。
 ズンタタと軽快にステップを合わせたあと、二人は腕を軸に身体を回し背を使い回転、そう!ブレイクダンスだ!
「これでも地元じゃミス・ボンバヘッて呼ばれてたんだよ!HeyDJ! YO! Party Time!」
 二人は個人演技タイムに入る!ボンバヘッ!真多子の天上天下なブレイクダンスは触手を用いて、通常の人類では到底不可能な複雑ブレイクダンス!
 触手一本を腕に付き、ぐるぐると身体を回転!薙ぎ払われる太極ダンサーズ!八本の足技を見せつけてから大技のパワームーブ!空中一回転しヘッドスピン、触手を伸ばし地面に叩きつけキメ!Bust!A!Move!
 ユーベルコード【軟体忍法旋風大タコ巻きの術】による竜巻に巻き込まれ天高く浮き上がる大頭頭ズ!無双!
「ネクスト雪風!」
 触手で合図された雪風が長い脚をぐるぐると大回転!その勢いで豊かなバストが揺れる!揺れる!これでもかと揺れる!!
 キマイラ達の視線も釘付け、ビーチの興奮が一気に高まる!
 回転の勢いそのまま、ユーベルコード【鈴蘭の嵐】を用いると雪風の周りに鈴蘭の華が咲く、このパフォーマンスにはキマイラ達の興奮も最高潮!自由落下の途中にあった大頭頭ズに鈴蘭の花びらが飛び交う!
 大頭頭ズはn卦掌で龍脈から気を反射させようと頑張ってはみたが、龍穴から気を発するには地に足を付けている事が必須、自由落下中の大頭頭ズには無抵抗も虚しく全花命中!大頭頭ズは蓄積したダメージにより掻き消えた!
 攻撃が続いてる間も雪風のダンスは止まない!ダイナミックなアクロバットを見せた後、片腕逆立ちのままフリーズ!豊かなバストは垂れる事もなく形状を維持!
 そこから両腕逆立ちに切り替えると腕をバネに跳び上がり一回転、着地!フロア大熱狂!!
「……いかがでしたか!」
 キマイラフューチャーよ、これがエンジョイ&エキサイティングだ!
 ……そして、いつの間にかプログレッシブミュージックは止んでいた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『シーディーメーカー』

POW   :    人生一発逆転!
レベル×1体の、【背負った負債】に1と刻印された戦闘用【ヴァーチャルキャラクター】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
SPD   :    レディースアンドジェントルマン!
予め【聴衆を盛り上げる司会進行を行う】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
WIZ   :    ジャックポット!!
【大量のカジノコイン】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を覆う程の紙幣が舞い飛び】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ネミ・ミミーニーズです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●DJ怒るの巻
 太極拳ダンサーズが総員消失したのを見て、DJが怒り猛ってブースから飛び出た!
 シルクハットに蝶ネクタイ、空とぶ手袋のみの風体。
 プログレを流していた犯人・怪人シーディーメーカーだ!
 シーディーメーカーは巧みなディスクさばきで猟兵たちにオーラを纏ったディスクを投げつける!
 ……実は彼は本当はDJなんて本職ではなくてカジノのディーラーだ。DJは趣味の領域なので大したことはない。
 ボッコボコに痛めつけて、さっさとパーティー会場を温めよう。
ライアン・ウィルソン
この敵…フィールドを支配して色々するつもりね!
ならそんなフィールドアタシちゃんがぶっ壊しちゃうわ!
『カワイイ・オーラ・エクスプロージョン』(長いわね)をあいつにぶち当ててそこいらふっとばすわよ!ダンスフィールドもヴァーチャルキャラクターもふっとばしちゃえばみんな無意味よ!破壊してやるわ!
<先制攻撃>と<クイックドロウ>で先手をとってぶっ放すわ!
殴ってきたら<残像>で回避よ!
オロオロしてたらそのスキを<2回攻撃><鎧砕き>よ!こんなやつぼっこぼこのぼこちゃんよ!
あ、アドリブは大歓迎よ1



●ゴキゲンミュージック再開
 宙に浮くシルクハット、シーディーメーカーはコンパクトディスクをシャッフルしながら猟兵達に告げた。
「ファファファ、よくぞ私の仲間を破ってみせましたねぇ!しかしここから先はオワーッ!?」
 先手を打った、というより撃った。ビーチに降りてきたライアン・ウィルソンが拳銃をぶっ放したので、シーディーメーカーはおったまげた。
「こういうセリフはちゃんと聞いてからにしてくれませんか!?」
「うっさいわね、戦場でゴチャゴチャ言ってるほうが悪いのよ」
「ええい、そちらがその気なら!いまのはアナタの貸しになりますよ、負債からの人生一発逆転!」
 シルクハットの周囲を手袋が回転すると、25体ほどのヴァーチャルキャラクターが召喚された。
 ヴァーチャルキャラクターは見た目あからさまな黒タイツの戦闘員だ。
「シェーッ!」
 ヴァーチャル戦闘員は寄ってたかってライアンに飛びかかる!ミツバチ団子がごとくライアンはおしくらまんじゅうとなるが、彼は両手の拳を組んで握り、掲げる!
「何匹居てもまとめて吹っ飛ばすわ!アタシちゃんの可愛さ、大爆発よ!わかりやすく教えてあげる!物理的に!」
 ライアンのユーベルコード【カワイイ・オーラ・エクスプロージョン】は愛のKAWAIIのオーラを放ち着撃した周辺すら破壊してしまう恐ろしい一撃!
 某昭和ヒーローじみたKAWAIIオーラによる大爆発が発生、周囲の砂浜はブロックを積んだり崩して穴を掘るゲームで緑色の奴が爆発したかのように大穴が開いた。
 KAWAIIは正義だ。正義のオーラは破壊力がある。きっと。
 決戦がはじまったのを見て、急いでセミ似のキマイラがDJブースに飛び込んだ。ゴキゲンなディスコミュージックが流れ、戦闘が始まったのを告げる。
「範囲攻撃だとぅ!?なかなかやりまオワーッ!?」
 CDをシャッフルしていたシーディーメーカーの手元に拳銃弾がかすめる。二回攻撃!
「だからゴチャゴチャおしゃべりなのよアンタは、言うより前にぶっ放した方が手っ取り早い、みんなもそう思うでしょ?」
 頷くキマイラ達。これをもって対シーディーメーカー、開戦!

大成功 🔵​🔵​🔵​

ムルヘルベル・アーキロギア
パーティ会場を温める、なるほどつまり【ウィザード・ミサイル】であるな!
えっ違う? いやまあおんなじであろうさ問題ない問題ない
それにどこぞには「火事と喧嘩はキマイラフューチャーの華」なんて言葉もあるというし?
え? ない? それはむしろサムライエンパイア?
……ええいまだるっこしい、とにかく彼奴にも放火放火集中砲火である!!



●会場が温まってまいりました(物理)
「そちらがたがその気なら私にも考えがありますよ……!ジャックポット!!」
 先手を取られたシーディーメーカーはユーベルコードにより大量のカジノコインを放つ!そう、怪人の本職はディーラーだ。カジノらしさを活かした技に長けている。
 ジャラジャラと飛んでいくカジノコインはムルヘルベル・アーキロギアに向けられる。
「そんなへなちょこな攻撃、ワガハイには当たらんわ!」
 そこはさすがのムルヘルベルさん。ディスコミュージックに身を委ねてしれっと回避。避けられたカジノコインは紙幣に変わり宙を舞う。その空間に移動することでシーディーメーカーは戦力の向上が出来るのだ。
「避けましたか、しかぁし!そちらに行けば地の利は我が手に!」
 シーディーメーカーはムルヘルベル周辺を舞う札束へ接近!
「よし、パーティー会場を温める!つまり燃やせばいいのだな!」
 ムルヘルベルはウィザードミサイルを詠唱、炎の属性を持った魔法の矢が紙幣を焼き払った。ちょっともったいないぞ!
「あー!あー!私のフィールドが!金銭感覚ないのですかアナタは!?」
 “火事と喧嘩はキマイラフューチャーの華”これ、キマイラフューチャーのキマっ子達の共通認識。他にも“キマっ子は宵越しの記憶は持たない”とかもある。
「金が無ければ作れば良いのだ。オラッ!ついでにくらっとけ!ミッソゥ!」
 さり気なく流暢な発音。ゼロ距離でウィザードミサイルを放つ。放つ!放つ!!これでもかと集中砲火!
「オウフッ!オウフッ!熱イッ!」
 紙幣とシーディーメーカーのシルクハットが焦げる匂いが周囲に漂った。
「さあパーティー会場は温めといたぞ!」
 見守るキマイラたちから応援の歓声、雰囲気も物理的にもアツアツ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ユキ・コシイ
…燃えてる、物理的に。過激だね。
でも…聴衆もいい具合に盛り上がってるみたい。ならば…さらに燃料を投下すべく、戦列に加わりましょう。

DJ?の司会進行に敢えて乗り…「ギターパフォーマンス」で楽器を召還。真っ向勝負を仕掛けます。
相手が作った場のアツさをパフォーマンスに利用して、キマイラの聴衆を楽しませつつ立ち回るよ。
鳴り響け熱きビート、震えろ激しき旋律。私の躍動とパッションをCD投げなんかで止めれると思わないことね…!

……あ、攻撃するの忘れてた。最高に盛り上がったら…DJ?にギター叩きつける。
\ガシャーン/(ギターが壊れる音)


数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

へぇ、こいつはちゃんと盛り上げようとしてたってわけかい!
それじゃま悪いけど、そのアゲようとしてる空気、
横取りさせてもらおうかね!
今度こそ【超感覚探知】を有効活用するよ。
奴の盛り上げパターンをちょっと先読み!
怪人にかぶせて先行する感じでアタシらが代わりに盛り上げて、
もっとフロアを温めてやろうじゃないのさ!



●アゲていこう!
「ハァーッ、ハァーッ、熱かった!」
 数宮・多喜、ユキ・コシイ(失われた時代の歌い手・f00919)の二人が、自身に付いた火を消したシーディーメーカーを挟む。
 持ち直したシーディーメーカーは手元のCDをジャグリングし、投げつける!
「牽制!」
 ユーベルコード【超感覚探知】により察した多喜が後ろ倒れに避ける。ディスクの回避に成功した多喜、跳ね起きの勢いで地面から跳び蹴り!
 空中にくるくると回転するシルクハット、シーディーメーカーは軽い脳震盪(脳どこ?)を起こしふらつく。
「どう盛り上げてくるかは読めてるからね!アタシらが横取りさせてもらうよ!観衆もアガってきたみたいだし!」
 多喜のダンスを取り入れたかのような回避に見守っていたキマイラたちから拍手と歓声、指笛があがった。
「くっ、こうなれば聴衆を取り入れて私のフィールドにさせていただきますよ!?レディースアンドジェントルマン!こちらにご注目あれ!」
 シーディーメーカーは聴衆を盛り上げる司会進行を行うことにより、その時間に応じて戦闘力を増強することが出来る。しかし――
『ボクらのギターテクに見せ所だよテレ彦くん』
【そうだねナノ山さん。ピックはボクが、コードは任せるよ】
 腹話術人形を両手に携えたユキはあまり多くを語らない。代わりに腹話術人形の『ナノ山さん』と『テレ彦くん』を一人二役で喋らせる。
「さー盛り上げてこー、Let's rockー!」
 ユーベルコード【ギターパフォーマンス】にて召喚されるエレキギター。ついでに今回アンプやエフェクターもサービスで召喚される。
 ギターを用いたパフォーマンスには自信があるユキ。盛り上げる事に徹しようと一回、ピックを持ったナノ山さんが弦を弾く。
「私の歌を聞けー!」
「しまった!私の聴衆が!」
 司会進行を行った事で場の視線はシーディーメーカーに向けられていたが、それらはパフォーマンスに利用している。
 ユキは全身を使った激しいギターテクでノリのいいハードロックを弾き鳴らす!
 彼女はもともと「歌で人や機械を洗脳する」という設定のバーチャルキャラクターであるが、今回は洗脳ではなく扇動に近い。
 普段はウィスパーボイスで囁きかけるような声のユキ、だがギターを持った事で声量、歌唱力がフルに発揮された!
「鳴り響け熱きビート、震えろ激しき旋律!」
 ディスコミュージックに合わせるようにギターを掻き鳴らし、歌を響かせる。これがサウンドソルジャーの真価だ。
「いいじゃん!かなりエモいよ!」
 多喜もシーディーメーカーの蝶ネクタイを掴んでそのシルクハットをガスガスと殴っている。
「決めのパフォーマンス!」
 軽妙なギター演奏を終え、盛り上がったところでシーディーメーカーの頭にギターが振り下ろされる!
「それドンキーッ!」
 \ガシャーン/(ギターが壊れる音)
 シーディーメーカーのシルクハットが潰れる!人間だったら死んでいたよ。
【やったねナノ山さん】
『お互いよくやったよテレ彦くん』
「多喜さんも……」
 二人と二つはそれぞれハイタッチ!ダンスパーティーはまだまだ折返しだ!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

神酒坂・恭二郎
「なるほど。仕組みは見えた」
音楽に乗って太極拳でかわしながら、見極める。
あの悲壮感漂うヴァーチャルキャラクターが胆か。

DJの前でこれ見よがりに踊り、ジャックポットの回避を狙う。
当然に紙幣が舞い飛ぶのだが、刀をゆったり振るって念動力で巻き上げると。
「一発逆転のチャンスならこっちだろ?」
負債を背負ったヴァーチャルキャラに紙幣をぶつけてみる。
それで負債が溶ける様なら正解。
すかさず剣を地面に突き立て【守護明神】を召喚。
「さてさて。借金あるなら、こっちに来な。風流するぜ、風流するぜ…ってなもんだ」
守護明神に場に溢れる札束で負債を溶かさせよう。

※UCで人生一発逆転!の封印を狙う。
 アドリブ、連携歓迎


夜桜・雪風
会場の熱気に負けないように私もテンション上げていきますよ。
ミュージックが素敵な感じになってきましたし、
大技いっちゃいますか? いっちゃいましょう!

【高速詠唱】で【全力魔法】【範囲攻撃】を【2回攻撃】しますね。
エレメンタル・ファンタジアで炎の竜巻を起こしまよう。
この際、制御の難しさなんてその場のノリで気にしません。
楽しく暴れた者がちということで行きましょう。

敵を炎の竜巻で空中に吹き飛ばしてあげます。
冴えないDJをやった罰ゲームで空中ショーを披露してください。
【空中戦】で私も盛り上げるために追撃してあげます。
ウィザードロッドから炎を出してファイヤーショーをしましょう。
楽しければ素敵だと思います。


明石・真多子
会場のヴォルテージはアゲアゲだね!
じゃーアタシもアゲていこう!
マダコ!一発芸しまーす!

ということで相手を掴んだまま【カイトアッパー】で思いっきり打ち揚げよう。
【ヒッパリダコ】で触手が伸びるから、怪人凧揚げの完成!
上空でピンと張って、反動で思いっきり首締まっても許してね。

勿論あとは落ちるだけなんだけど、それじゃつまんないからそのまま怪人ハンマー投げしようかな。
結構な遠心力だし星になっても許してね。
スターになれたんだしさ!

改変しまくっていいですよー。



●計画的なご返済を!
「ぐぬぬ……今のは痛かったですよ、そこのアナタも負債を積みなさい!人生一発逆転!」
 シーディーメーカーはへこんだシルクハットを直し、指を回転させると負債を背負った黒いヴァーチャルキャラクターが続々と召喚される。
「更に!これでもかと!ジャックポーット!」
 シーディーメーカーは劣勢にも諦めず、先程のカジノコインを神酒坂・恭二郎へと飛ばした。
 しかし彼はゴキゲンミュージックをバックに太極拳を舞い回避。回避したカジノコインが紙幣に化ける。
「なるほど。仕組みは見えた」
 先の攻撃からジャックポットがどんな攻撃であるかを見抜いた恭二郎。刀を振るい、念動力で紙幣を巻き上げる。
「そのユーベルコードは回避されれば紙幣に変わる……その空間ではお前さんは優勢に立てるようだな。が、紙幣だからこそ」
 巻き上げられた紙幣は、召喚されたヴァーチャルキャラクターに続々と命中!彼らは紙幣に夢中になり、背負った負債を返済して消えていった。
「さてさて。借金あるなら、こっちに来な。風流するぜ、風流するぜ…ってなもんだ」
 言いながら剣を地面に突き立てた恭二郎、ユーベルコード【達人の智慧】を用いて、人生一発逆転、その弱点を突く!
「あのヴァーチャルキャラクターは負債を背負った連中、易易と紙幣が手に入れば負債を返済し、呼べなくなることは明白」
「なん……だと……」
 自身のユーベルコード同士が噛み合い弱点を生む事はシーディーメーカーも知り得なかった。見事な理論的解決!
 この達人の智慧により、人生一発逆転は封じ込まれた。これでもうヴァーチャルキャラクターを呼ぶことは不可能!
 一仕事終えた恭二郎は適当な場所に座り込んだ。
「嬢ちゃん達、トドメを決めてくれ」

●パーティーといえば花火!
「はーい、マダコ!一発芸しまーす!」
 アゲアゲな会場を更にアゲるべく明石・真多子、触手を用いてシーディーメーカーをガッツリと掴み締める!
「ぐえー!」
 ギチギチと音を立てて締まる触手、潰れるシーディーメーカー!真多子は高速した敵を引き寄せると、自身の腕による強力なアッパーで敵を頭上へ打ち上げる!
「アバーッ!」
「かーらーのー!」
 天高く飛んだシーディーメーカーにユーベルコード【軟体忍法伸縮自在の術】で伸ばした真多子の触手が巻き付いた!
「あはは、怪人凧揚げの完成!」
 怪人凧揚げと化したシーディーメーカーを左右に揺らす。遠心力で三半規管(があるのか不明)をやられるシーディーメーカー!
「はい、雪風さん!」
「わかりました!」
 自由落下してくるシーディーメーカーに向かって夜桜・雪風が立ち向かう。高速詠唱、全力魔法、範囲攻撃、二回攻撃と出し惜しみのない能力を用いてユーベルコード【エレメンタル・ファンタジア】を放つ。
「炎と竜巻、もう地面には戻しませんよ」
 炎の属性と竜巻の自然現象を合わせた火炎竜巻!自由落下中のシーディーメーカーが燃えながら再度頭上に打ち上げられる!
「アッヅイ!アヅイ!」
「それからパーティーの華、といえば花火ですよね!」
 炎の竜巻が止むと、シーディーメーカーの目前には空中に舞い上がった雪風がいた。
 ウィザードロッドから高速詠唱したマジックミサイルを放つ!
「あっ……」
 ウィザードミサイルが着弾、爆風によりさらに高く舞い上げられたシーディーメーカー。下から見れば真昼の花火が打ち上がっているようにも見える。
「おう、風流なもんだ」
 下から眺めていた恭二郎が感嘆の声を上げた。
 再度、引力に引かれる敵は自由落下を始める。彼の目に最後に映ったのは――振りかぶる真多子でした。
「おまけー!」
「クソァ!覚えていなさいよォ!!」
 彼女はハンマーを投げてフィニッシュ!吹き飛ばされるシーディーメーカーは彼方へと吹き飛ばされると星になった!
「スターになれてよかったね!」
 トドメを決めた真多子、Vサインを作り、笑顔でキマイラたちに振り向いた。湧き上がる歓声。
 さあ、パーティー会場には平和が訪れた!アゲアゲな宴をはじめよう!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『ダンシングオールナイト!』

POW   :    フィジカルを活かしたパワーパフォーマンスで差をつけろ!

SPD   :    鋭くテクニカルなスピードパフォーマンスで魅せつけろ!

WIZ   :    秒刻みで組まれた精密なブレインパフォーマンスで圧倒しよう!

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●真昼のダンスフロア
 前衛的舞踊友の会はやっつけた!あとは賑わいを取り戻したパーティー会場をアゲアゲにしていこう!
 セミ似のDJがダンスミュージックを流し、好き好きな飲料を運んでくるキマイラもいる。
 猟兵の活躍を見たキマイラたちは、どんなパフォーマンスも容認してくれるだろう!
ムルヘルベル・アーキロギア
ようしいよいよナイトなフィーバーであるな! さっそくお立ち台を……え、やっぱり古い? それこそシーディー?
ぐぬぬぬ、キマイラフューチャーの日進月歩ということであるか
とはいえワガハイ、パフォーマンスとかそういうガラでもないのよなあ……
いや待てよ? いまこそワガハイのこの知恵者っぷりと、健全なる学習精神をキマイラフューチャーに布教するときではないのか?
そんなわけでできるだけ高いところに立って大声で呼びかけるのである

ワガハイは諸君にこのような席で話すのは虚しい、しかし……ええいやかましいのであるなキマイラたちめ
清聴するのだ! 清聴するのだ! ワガハイが寸暇を惜しんでオヌシらに呼びかけておるのだぞ!!


明石・真多子
盛り上がったねー!
ダンスも一発芸もしたし、次は演奏してみようかな!

8月に寿命付きそうなDJ君!アタシのリズムに合わせて!
ドラムを使って会場をもっと盛り上げるよ!
魅せてあげる、アタシのロックな8ビート!

両手と触手合わせて6本、最高にロックだね!
ドンドンバタバタ叩きまくるよ。


数宮・多喜
【アドリブ改変・絡み大歓迎】

よーしよし!
改めてアタシもパフォーマンスに混ざろうかね!
皆のダンスパフォーマンスの間に、
サイズを抑えたカブに乗って参戦さ!
ステージの上を縦横無尽に走り回って、
ウィリーやクイックターン、ジャックナイフで盛り上げるよ!
やれるんだったら…そうだねぇ、
ひとつバイクに乗ったまま宙返りでも披露しようかな?


バルディート・ラーガ
……アレッ。戦闘員相手に太極ダンシングしてたらもう元締めがとっちめられてらあ。うっかりうっかり。
ともあれ、コレで無事アゲアゲなグルーヴが場に戻ってきたってなワケで。あっしもEDMにノッて行きやしょうか。

あっしはフツーに踊っててもおおむねファイヤーダンスみてえなモンなんですが、折角なンでココでユーベルコードをオン。
ブン回した腕から炎の蛇を切り離して、また引っつけて、ブン投げて。さながらファイヤージャグリングじみた隠し芸でございやす。
ついでにちと濃い目のアルコールを拝借しまして、ドラゴンらしく火吹き(芸)なンかも披露してやりましょうぜ。

アドリブ、改変、連携等歓迎ですよう。



●ムルヘルベルさんかく語りき
 騒がしくなってきたダンスフロア。EDMもブンツクブンツク。真っ昼間からでも構わずパーティー、それがキマイラフューチャーの流儀ッ!
「ようし!フィーバーだ!お立ち台を……」
「ムルヘルベルさん、ソレ古いよー」
 キマイラフューチャー出身の明石・真多子がムルヘルベル・アーキロギアへと笑いながら告げた。
「……古い!?」
「キマイラフューチャーではお立ち台ブームは5年前に終わってるよ!」
「意外と最近じゃねーか!」
 思わずツッコんだのが数宮・多喜。
「ちなみに今はどんなダンスが流行ってるんですかあねえ」
 バルディート・ラーガがなんとなく真多子に聞く。
「ゴーゴーダンス」
 ゴーゴーダンス。
「ムルヘルベル殿、キマイラフューチャーは昭和に御座るか」
「左様」
「左様て」
「昭和ってなんだろ……」
 多喜とムルヘルベルが真顔に。チャキチャキのキマっ子の真多子ははてさて、と言った顔で首をかしげた。それを眺めてクツクツと笑うバルディート。
「そうさな、こんな時に合う言葉があるとすれば……“流行とはひとつの醜さの形であり、とても人を疲れさせるので三か月ごとに変える必要がある”――オスカー・ワイルド」
 含蓄のあるムルヘルベルは格言を引用したのだが。エレクトロダンスミュージックがデカすぎる。キマイラの声がデカすぎる。
「え、なんて?」
「ええい!オヌシらやかましいぞ!!清聴するのだ!!ワガハイいま格好つけて引用してたんだから!」
 ムルヘルベルさん、すばらしい学習精神です。たぶん聞こえてた者の胸には響いたはず。響いてて欲しい。でも忘れるかも。キマっ子ってたぶん飽きっぽいし。

●ターンしたっけウィリーしたっけもう宙返りさ
「まぁまぁムルヘルベルさん。あんま深いこと言ってもみんなわかんないよ」
「そうそう、ここは温まった場をより熱くしようじゃありやせんか」
「お、おお?」
 やや広いフロアでゴーゴーダンスを踊るキマイラたち。その辺りはダンス会場ということでビーチにあっても割と整地されている。
「じゃあアタシは演奏でも!ドラムセット引っ張ってくる!」
 真多子が宣言して舞台裏へ消えると、多喜はゴッドスピードライドを用いてサイズを抑えた宇宙カブにまたがった。
「その間には……みんなアタシのライディングテクを見といてよ!」
 ダンスを踊るキマイラ達の間を縫うように駆け抜ける。クイックターンを駆使して人と人の間を器用に走っていく。
「よっ」
 前輪を浮かせてウィリーで角度を切り替え、お次は後輪を浮かせたジャックナイフで疾走!最後はそのまま後輪をもたげて空中にジャンプ、からの一回転!オテマエ!
 このパフォーマンスにはキマっ子たちからも指笛とか拍手とか歓声とか色々飛んできた!
「いいぞ!バイクのねーちゃん!」
「ありがとう!」
 多喜がフロアを周回しながら踊るキマイラたちに向けて手を振っていると、触腕を活かしてキャスター付き荷台に乗ったドラムセットを引きずる真多子が帰ってきた。

●南国リゾート感与えちゃったかな
 ドラムセットを目の前に腰掛けた真多子、バチを両腕と四本の触手を合わせた計六本の手で握る。
「8月に寿命付きそうなDJ君!アタシのリズムに合わせて!」
 セミ似のDJがジジッと鳴いて頷く。ちなみに8月に寿命が尽きそうだが彼はかれこれ27歳なのでたぶんセーフだ。
 真多子が軽快にドラムを叩く。ズッタン、ズッズッ、タン。そのリズムは8ビート!フロアにはDJが合わせる軽快なダンスミュージック!
 音楽に合わせてムルヘルベルがダンスを始める。続けて宇宙カブから降りた多喜が参加し、それに気付いたバルディート、三人はグインと両腕と膝を上げ、バッと両膝を開き腕を降ろす。UDCアースイタリア地方で有名な8ビートダンスの一種。
 ドンドンバタバタと8ビートが続く。真多子なら16ビートどころか32ビートも余裕だが32は流石に合うダンスミュージックは早々ないでしょう。なお8ビートはロックをはじめとしてポピュラーに使われているので馴染み深く合わせやすい。
 真多子の演奏が続く中、バルディートが多喜へと周囲に空間を作るよう促す。確認した真多子は8ビートからドラムロールへと切り替えた。
「まぁしがない隠し芸みてぇなモンでございやすが……」
 バルディートはドリンクを一杯傾けてから、開けた空間の真ん中で両腕を振るう。ブレイズキャリバーである彼の腕は、回転する炎の蛇となりて空中に放り投げられる!
「おお、な、なんだかわからんがとにかくすごいのだ!?」
 ムルヘルベルが感嘆の声を上げた。炎の蛇は回転しながらバルディートの前で宙を舞う。まるでファイヤージャグリング!ビーチの雰囲気と合わさって一気に南国ムードに!
 そして口に含んでいたドリンク、これアルコール。吹き出すとドラゴンらしいフレイムブレスに!
 火事と喧嘩はキマイラフューチャーの華、キマっ子たちも火を見たら興奮しちゃうと思うの。大拍手、大指笛!

●宴のシメにかく語りき
 他の猟兵達も混じりひとしきり踊り、パフォーマンスを終えた会場はもう日暮れに差し掛かっていた。そろそろキマイラたちが飽きてきたのでこの辺りでお開き。どうせ誰かが夜の部をやる。セミ似のDJが代表して猟兵達へと謝辞を送った。
「助かったよ。ありがとうヒーロー、これで我々も安心してハメを外せる。それにアンタたちのパフォーマンス、すっごくグルーヴィーだったぜ!」
「ああいうジメっとした空気はキマイラフューチャーにゃ似合いやせんですから」
 ムルヘルベルがバルディートの隣に立って語る。
「うむ、こんな時に合う言葉があるとすれば……“人生は祭りだ。一緒に楽しもう”――フェデリコ・フェリーニ」
「ムルヘルベルさん良いこと言うねえ」
「含蓄があるなあ」
 真多子と多喜がうんうんと頷いた。ダンスに参加していた他の猟兵達も皆、深く頷いた。
 そう、人生は祭りなのだ。これからも、楽しみながら世界を救おう――

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月29日


挿絵イラスト