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水没迷宮の主

#アルダワ魔法学園

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#アルダワ魔法学園


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●沈んだ奥
 目隠しした青年は、沈黙した蛇型の機械を見上げた。
 反応はない。
 当たり前だ、青年の“肉体はもう無い”のだからーー。
「さぁ、起きる前にまた学園の子達が来るだろうね。その前に、ここの守りを固めておこう……いや、学園の生徒でもおびきよせて起こしてもらおう。きっと、また外に出れる」
 青年に寄り添う精霊に言うと、彼女はニコッと優しく微笑むだけだ。

●水没迷宮を攻略せよ!
「皆さん、お集まりいただきありがとうございます。アルダワ魔法学園の地下迷宮が水没した先に、オブリビオンの存在を予知しました」
 神山・琥珀(白銀の妖狐・f01799)が凛とした声で言った。
「先ず、皆さんにしていただくのは先に進むために、水没した通路を必ず通らなければなりません」
 琥珀は学園の学生が調べてきた図面を見せ、水の深さや長さを伝える。
「泳ぎが得意な猟兵さんならば、簡単に泳いでいける範囲ですが苦手な方には少し長すぎるかもしれません。そこは、色々と工夫する事をオススメします」
 笑顔で答えると琥珀は、調査報告の用紙を捲った。
「生徒の話によりますと、美男の幽霊と精霊が水没した通路に立っていたそうですが、無理矢理連れ去ろうとしていたそうなので逃げ出したので、真意は分かっておりません」
 琥珀が地図に記された水没した通路の先を指すと、そこには何も書かれていなかった。
「多分、ここに居るオブリビオンが関係しているのでは? と、生徒達が行ってましたので、出入り不能にする程という事はかなり危険なオブリビオンが居ると考えられています。もちろん、私の予知で居るのは確信しました。大変でしょうが、どうか倒して来てください。お願いします」
 琥珀は猟兵に向かって頭を下げた。


龍真 神
 こんにちは、龍真 神です。
 1章、水没した通路を攻略!
 2章、『精霊をアイした術士の亡霊』を倒せ
 3章、危険!『スチームドレイク』の討伐
 以上の内容となっております。
 皆さんのプレイングをお待ちしております。
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第1章 冒険 『水没した通路』

POW   :    体力や肺活量に物を言わせて、泳ぎ切る

SPD   :    乗り物や効率的な泳法を用いて、すばやく泳ぎ切る

WIZ   :    水流を正確に読み、流れに乗って速やかに泳ぎ切る

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

霄・花雫
ふふん、よゆーよゆー!
あたし魚だからねー、エラ呼吸だってばっちり!
水の舞台はあたしの得意分野!服着たまんまでも行ける行けるー。
……あ、でも空も得意だよ?一番すきよ。

ついでに姫ねぇさまに手伝って貰おっかなー。
精霊は本来優しいものだもの。攻撃じゃなくたって、水の姫ねぇさまに水に流れを作って貰えばより安全に一気に進めるよね。
道は【情報収集】【野生の勘】【第六感】で把握して、さくさくっと行こうね。
あー……水の中気持ちいい……。

……あ、近くに泳ぎ苦手な子とかいたら引っ張ってあげられなくもないよ。
岸に上がれたら、風の姫ねぇさまに服乾かして貰おうねー。あたしは気持ちいいだけだけど、普通のヒトは風邪引いちゃう



「ふふん、よゆーよゆー!」
 空を夢見て飛べる様になった熱帯魚の霄・花雫(霄を凌ぐ花・f00523)にとっては、目の前にある水で満たされた通路なんて流れの無い川であって、大きくて深いプールと同等だ。
「ついでに姫ねぇさまに手伝って貰おっかなー」
 『エレメンタル・ファンタジア』を発動させ、水の中からシャボン玉がぽよんと生成されパチンと割れた。
 花雫が『水の姫ねぇさま』と呼んでいる水属性の精霊が姿を現し、通路を満たす水の流れを操る。
「あー……水の中気持ちいい……」
 吸い込まれるように花雫は水の中へ身を投じ、水と同じ左右で少し違う青い瞳に水中を映す。
 魔法で作られた装飾、置物、少し変わった壁の模様を眺めながら水の精霊に導かれながら泳ぐ。
「もう終わり……もう少しまだ泳いでいたかったよ~」
 少し名残惜しそうに花雫は水から出ると、次は風属性の精霊こと『風の姫ねぇさま』を呼び出すと風を吹いてもらい濡れた髪や服を乾かした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メドラ・メメポルド
まあ、まあ。あぶないわ、いけないわ。
こわいひとたちが、生徒さんを誘拐するの?それはだめね。
こらしめにいってあげましょう。

【WIZ】
あ、でも水路はうれしいわ!
メドはくらげだもの、お水は大好きよ!
のんびり楽しんでいきたいけど、今日はおあずけかしら。
くらげらしく水の流れにただよいましょう。
なるべく奥へ、なるべくはやく。
野生の勘*で水流を探りながらただようわ。
ええ、勘よ。こういうのはね、考えて泳いじゃだめなのよ。
水の流れに身を任せれば、水が答えてくれるのよ。

……ふふ、広いお水を泳ぐのは楽しいわ。
ゆらゆらふわふわ、しあわせね。
楽しんだ分はこのあとちゃんと働かないとね。



 学園の生徒を誘拐するオブリビオンの存在を懲らしめに行くことを決めた、白い髪から水色の触手が伸びており海月の少女メドラ・メメポルド(フロウ・f00731)は、エメラルドの様な瞳で水で満たされた通路を見ると輝きが増した。
「あ、でも水路はうれしいわ! メドはくらげだもの、お水は大好きよ!」
 メドラはクラゲだから水が好き、廃れた水族館で日々ゆらゆらと漂う日々を過ごす程に。
「でも、お仕事で来ているからのんびりと楽しんでいるヒマはないわ。それに、オブリビオンもいるから注意しなきゃね」
 溶け込むように水へ入るとメドラは、野生の勘を頼りに今ある水の流れにゆらゆらと触手と髪を揺らしながら泳ぐ。
(……ふふ、広いお水を泳ぐのは楽しいわ)
 人の手も入っておらず、水に滴が落ちる音や、波打って何処かにぶつかる音、静かな水族館とは違う世界にエメラルドグリーンの瞳は揺れながら光る。
(ゆらゆらふわふわ、しあわせね)
 花雫が作った水の流れに身を任せて、メドラは水路を楽しむ。
 気が付けばもう終点だ。
 水から出ると、待っていた花雫が風を起こして乾かしてくれた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クリスティーナ・ツァルリーノ
水没した迷宮……通常なら服が濡れて困ってしまう所ですが……。
私ならば何も問題はありません!なんと今回は、事前に水着を着てきているのです!(ドヤッ
家出する前に買った水着、ちょっと胸元がきついですが持ってきておいて良かったですわー♪
このお気に入りの水着で、奥までひと泳ぎですわ!



「水没した迷宮……通常なら服が濡れて困ってしまう所ですが……!」
 クリスティーナ・ツァルリーノ(ダンピールのマジックナイト・f02905)が封じられし闇のコートを翻すと、そうその下にはまごうことなき水着!
 そう、MIZUGI!
「私ならば何も問題はありません! なんと今回は、事前に水着を着てきているのです!」
 見事なドヤ顔のおぜうさま、きっと見ていても学園の生徒達か同じ猟兵だけだろうが、クリスティーナは胸元に手を当てて水着を自慢する。
「家出する前に買った水着、ちょっと胸元がきついですが持ってきておいて良かったですわー♪」
 ふふん、と得意げに笑うが成長期のお胸にはちょっとキツイ様子。
 華麗に水へ飛び込むと、花雫の精霊が手招きをしてクリスティーナを水の流れに乗せて導く。
(なるほど、先に行ってた方の精霊ですわね。なんてついているのでしょう!)
 おとぎ話に出てくる人魚の様に泳ぎ、水の精霊が誘う先には何があるのだろうか? と、胸を踊らせながら金色の髪が水の中で揺らぐ。
 ピンクの大きな瞳は、水中だからだろうか? 青みが掛かってクリスティーナは小さな人魚姫の様だ。
「ぷっは! 息が苦しかったですが、どうにか着きましたわ」
 少し息は辛かったが、どうにか泳ぎきった先で今度は風の精霊が服や髪を乾かしてくれる。
「まぁ、至れり尽くせりですわね」
 少しお姫様気分でクリスティーナは、乾いたコートを羽織ると精霊にお礼を言った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クラーラ・レイネシア
生徒を無理やり連れて行こうとするオブリビオン…つまり圧政者だな?
なら俺の出番だな!圧政者には反逆を!
先に潜った奴が居るみたいだからな!後を追うように泳いでいけば迷う事も無いだろう!
うん!俺は馬鹿だけどこれで良いような気がするぞ!

泳ぎ自体は苦手じゃないからな、【勇気】を出して【気合い】で泳ぎ切ってみせるぞ
壁とか手でつかめる取っ掛かりが有ればそれを掴んで体ごと前に押し出せば泳ぐだけよりも早く移動できそうだな
上昇する時は地面を【ジャンプ】する要領で蹴ったりすればより早く浮上も出来そうだし

水から上がったらパーカーだけでも怪力を使って水を切って、炎がぺたっとする奴を地面に張り付けて暖を取って置こうかな



「生徒を無理やり連れて行こうとするオブリビオン……つまり圧政者だな? なら俺の出番だな! 圧政者には反逆を! 先に潜った奴が居るみたいだからな! 後を追うように泳いでいけば迷う事も無いだろう! うん!」
 つむじから生えてる触角みたいな毛を揺らしクラーラ・レイネシア(殴って叩いてはいお仕舞い・f11610)が、水没した通路の先にいるオブリビオンにも聞こえそうな位に声を上げた。
 しかし、彼女は泳ぎが得意ではないか苦手でもない。
 勇気を出して水に飛び込み、気合いで水の中にある丈夫そうな装飾品やら、壁の亀裂に指先を入れロッククライミングの水中版の様に、先に進む。
 泳ぐというより、本当に進むだけなのだが水の精霊が目を丸くして、クラーラが進む姿を見つめる。
(あれが、先に進んだ猟兵の精霊だな)
 クラーラの緋色の瞳で水の精霊を見ると、進みやすいように水流を操作してくれた様だ。
 白髪が視界に入って邪魔だが、それでもクラーラは進むとゴールらしき場所に着くと、ジャンプする要領で水の中から飛び出した。
「俺一人だと難しかっただろうなぁ」
 風で乾かしてもらったあとに、『炎がペタっとする奴(ホノオガペタットスルヤツ)』を地面に貼って発動させ、他の猟兵達と一緒に暖を取ることにした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

刑部・みさき
わ、めいろの中にお水っ

でもでも、わたしはにんぎょだからだいじょうぶ♪
パーカーたたんでしまって、あしもおさかなさんにして…
ざっぶーん☆

ちょっとまっくらでつめたいけど、へっちゃらだよっ
えへへ、ふかくおよぐのきもちいいなぁ…♪

●行動
ユーベルコード《おそらのふわふわまぁめいど》で
両足を人魚らしいモノフィンに変えて潜水
エラ呼吸可能なので長時間潜水も一応平気だが
『野生の勘』(&有効ならユーベルコード併用)で
水中の障害物などは丁寧に避けていく

●外見・性質
背にトビウオの翅翼を持つ人魚型水棲キマイラ
パーカーの下はEカップと褐色の肌を包む白ビキニ
若干引っ込み思案だが心身共にガッツリ南国風
少々おバカ寄りだが純粋無垢



「わ、めいろの中にお水っ」
 水没した通路の見て刑部・みさき(おひさまのゆりかごぷかぷかまぁめいど・f05490)は、目を丸くしながらしげしげと見つめた。
「でもでも、わたしはにんぎょだからだいじょうぶ♪パーカーたたんでしまって、あしもおさかなさんにして……」
 みさきは着ていたパーカーを丁寧に畳み濡らさぬように袋に入れ、『おそらのふわふわまぁめいど(エアライド・ウンディーネ)』を発動させた。
 すらりと伸びていた足は、両脚を魚の尾に変わった。
 南国育ちであるみさきにとっては、少々水温が低いだろうが彼女は気にせずに飛び込んだ。
「ちょっとまっくらでつめたいけど、へっちゃらだよっ。えへへ、ふかくおよぐのきもちいいなぁ……♪」
 背中にあるトビウオの翅翼を畳み、みさきは青い瞳に水中を映し、藍色の髪を水の中でゆらゆらと靡かせながら泳ぎ進む。
 褐色の肌はたまに光が当たると、艶やかに光り大きな胸の抵抗力も気にせずに進めるのは、きっと南国の海で泳ぎなれているからだろう。
「わ、あなたが水の精霊さん?」
 ふと、みさきの視界に全身が青い小さな存在が入り、興味本意で問うとこくりと頷いた。
「え、目的の方向はコッチ?」
 水の精霊に導かれるままに、みさきが泳ぎ進めて水面から顔を出した。
「お、早く上がってこい。少し暖まらないか?」
 クラーラがみさきを見て笑顔で言うと、体を乾かしてもらい。
 パーカーを羽織ると、輪の中に入った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

向坂・要
流石に水底歩いて、てなぁ無理な話で
(鉱物性の本体なもんで流石に浮かねぇんですよねぇ)
ま、ここはひとつ…
頼みますぜ、お前さん達

風の精霊と水の精霊の力を借りて生み出した海月のような気泡に包まれふわりふわりと水中散歩
地図を片手に周囲の探索、警戒も怠りなく、ってね



(鉱物性の本体なもんで流石に浮かねぇんですよねぇ)
 水で満たされた通路を見て向坂・要(黄昏刻・f08973)は、体が削って出来た鉱物という事で考え込んだ。
「ま、ここはひとつ……頼みますぜ、お前さん達」
 要は『エレメンタル・ファンタジア』を発動させ、風の精霊と水の精霊を呼び出した。
 水の精霊が体を包むように大きな気泡を作り、水圧で潰れるように風の精霊が内部の圧力を調整した。
「泳ぎが得意なキマイラは先に進んでいるだろうが、こっちはゆっくりと水中散歩と洒落こみましょうぜ」
 水で満たされた通路を要はゆっくりと歩き出す。
 気泡は水の精霊が遊んだのだろう、海月の様な形になり触手が歩く度に水中でゆらゆらと揺れる。
「帰りも必要になるだろうから、地図でマッピンクしましょうか」
 先に学園の生徒が調べた範囲のみの地図だが、思ったよりかは複雑ではなかった。
 それに生徒を連れ去ろうとした事は、水路を進み次の部屋へ続くドアの前でしかオブリビオンは姿を現さなかったそうだ。
「さて、特に警戒する事もなく到着した、と」
 先に着いていた猟兵達を見回すと、要は躊躇わずに部屋のドアを開けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『精霊をアイした術士の亡霊』

POW   :    『鈴生る月光の姿』で踊れや踊れ
【精霊の光球 】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD   :    『躍るエンブ』を我の前に示せ
【吹き荒れる精霊の焔嵐 】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ   :    『アナタのシセン』は我と共にある
【『精霊』が視線を 】を向けた対象に、【風鼬乱舞の塊(ウィンド・エッジ)】でダメージを与える。命中率が高い。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●永遠に寄り添う
 ドアの先には亡霊が、白金の髪を靡かせている精霊と共にいた。
「来る事は分かっていましたがーー彼女を維持させる為にも、猟兵であれ……相手にさせていただきます」
 青い宝石を包むような黒い杖を手に、術士の青年は金の刺繍が施された白いマントを翻すと、魔方陣を展開させた。
「一緒にいる事が幸せなのです……彼を倒す者は、私も許しはしません」
 精霊が術士を庇う様に前に出ると、猟兵達に向かって明確な殺意を向けた。
クラーラ・レイネシア
お前が生徒に仇なす圧政者だと言うのならば、俺は反逆者としてお前をブッ飛ばす!!
二人いるけど最終的に両方ブッ飛ばせばOk!解決!

まずは相手に近づかなきゃ話にならない、走って相手に接近するぜ
攻撃してくるだろうけど【勇気】を出して【気合い】を込めて前へ前へ
【オーラ防御】で頭だけ守りながら【激痛耐性】で痛み等無視してしまえ
顔が触れそうな程近づけたならそこは俺の距離だ
自慢の【怪力】を使ったユーベルコードでぶん殴る!
目にも止まらぬ【早業】の左ジャブと【力溜め】した右ストレート
それを【二回攻撃】で繰り返し殴り、相手の【生命力吸収】して同時に回復も行うぜ
距離を取ろうとしたら離されないようにしっかり詰めるぜ



「お前が生徒に仇なす圧政者だと言うのならば、俺は反逆者としてお前をブッ飛ばす!! 二人いるけど最終的に両方ブッ飛ばせばOk! 解決!」
 クラーラが『精霊をアイした術士の亡霊』達を指すと、声を上げながら思っている事を口にした。
 言うだけならば自由だが、彼女は勇気を胸に宿して気合いでオブリビオンの方へ駆け出した。
「脳筋っていうモノですね」
 精霊が静かに杖に魔力を込めると、水の矢が生成されクラーラに向かって放たれた。
「小細工をしてくるのは分かっているんだぜ!」
 オーラ防御で頭部を守りつつ、痛みは激痛耐性で我慢してクラーラは走り続ける。
「これで解決!」
 手が届きそうな程の距離になると『二回ぶん殴る!(ワンツー)』を発動させ、更に『怪力』で力を込めてクラーラは左ジャブを精霊に放つと、次は右ストレートを精霊をアイした術士の亡霊の頬に喰らわせた。
「『鈴生る月光の姿』で踊れや踊れ」
 精霊をアイした術士の亡霊が歌うように、呪文を紡ぐと精霊の光球がクラーラに向かって弧を描きながら放たれた。
 先の攻撃で生命力吸収をしていたとはいえ、クラーラは素早くオーラ防御で防ぐがーー吹き飛ばされて、壁にドンッと背中から打ち付けられてしまった。
「まだまだぁ!」
 直ぐに立ち上がると、クラーラは直ぐに距離を詰めた。

成功 🔵​🔵​🔴​

向坂・要
さて、と

誘拐未遂の犯人はこちらさんで?
あんまり目移りしてると隣の別嬪さんが拗ねちまいますぜ?
なんて嘯きつつ

味方との連携、立ち位置などを考慮しつつ立ち回り
常に全体を俯瞰で見るように意識して

相手の視線、攻撃の矛先を惑わすように動き回り
隙を見て狙撃
術師の足元や武器を狙ってみますかね



「さて、と。誘拐未遂の犯人はこちらさんで?」
 要は藤の様な紫の瞳を精霊をアイした術士の亡霊に向けると、そっと間合いを詰めた。
「あんまり目移りしてると隣の別嬪さんが拗ねちまいますぜ?」
 と、要が嘯くと精霊は顔色を1つも変えずに、小さく首を横に振った。
 そう、彼女もまた術士を愛しているからこそ、そして彼が自分の為にしようとしている事を理解しているからだ。
 クラーラが近接で戦っているとなれば、要はガンホルダーから熱線銃(ブラスター)を抜いた。
(チャンスは……オブリビオンが反撃した頃合い、か)
 今、撃てば確実に他の猟兵にも当たると予想済みで、精霊をアイした術士を攻撃されたとなれば反撃するであろう。
 全体が見渡せる位置で戦いを見守りながら、その瞬間が来るのをじっと待つ。
 クラーラが吹き飛ばされた瞬間に、要は熱線銃を素早くオブリビオンの足元に向けると熱線ビームを放った。
 1歩、術士が下がると『クイックドロウ』を発動させてもう一度、熱線銃を放った。
「『躍るエンブ』を我の前に示せ」
 術士が力強く言うと、吹き荒れる精霊の焔嵐が放たれると視界は炎で埋め尽くされた。
「こりゃ、耐えきれる自信がありませんぜ……」
 と、要は呟いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

刑部・みさき
ありがとね、せーれーさんとクラーラさん♪(ほっこり)

わわ、おばけさんとせーれーさんだっ
いっしょに、しあわせ…ふにゅ?うーん…

…ずっとずーっとなかよしなのはうらやましいな
でもでも、ガッコのみんなをいじめるのは、いけないよっ

♪なかよしこよし、おそらでふぅわふわっ♪
♪いつでも、どこでも、だぁいすきっ♪

●戦闘
発言と『野生の勘』で死したる恋人達だと認識

自然と《おおなみとおひさまのうた》を『歌唱』
「場所に縛られずとも朽ちない愛」を示唆しつつ
「太陽属性の霧」で包み込み、優しく2人を浄化
霧が吹き飛ばされても何度でも包む

輝く霧には射線を妨害する『目潰し』効果もあるが
みさき自身はそこまで深く考えずに恋人達を宥める



「ありがとね、せーれーさんとクラーラさん♪」
 精霊達にお礼を言うと、ドアを開けた先は既に戦場であった。
「わわ、おばけさんとせーれーさんだっ
いっしょに、しあわせ……ふにゅ? うーん……ずっとずーっとなかよしなのはうらやましいな。でもでも、ガッコのみんなをいじめるのは、いけないよっ」
 みさきは精霊をアイした術士の亡霊に言うと、野生の勘で精霊と術士の間に強い絆がある事に気付く。
 胸元で手をぎゅっと握り締めると、自然と口から歌を紡ぎ出す。

 ♪なかよしこよし、おそらでふぅわふわっ♪

 ♪いつでも、どこでも、だぁいすきっ♪

 ♪きらめくしぶき♪

 ♪かがやくかぜ♪

 ♪しあわせあふれる♪

 ♪にんぎょひめ♪

 『おおなみとおひさまのうた(ネイチャー・アンセム)』が発動し、『場所に縛られずとも朽ちない愛』を示唆しつつ『太陽属性の霧』で精霊をアイした術士の亡霊と精霊を包み込んだ。
「『アナタのシセン』は我と共にある」
 術士がみさきの方へ杖を横に振ると一瞬だけ霧が晴れた瞬間、精霊は視線を向けた。
 風鼬乱舞の塊(ウィンド・エッジ)が体を切り裂くが、みさきはそれでも歌う事は止めなかった。
 二人の愛がどんなに深いモノかと考えずにーー

苦戦 🔵​🔴​🔴​

クルル・ハンドゥーレ
アドリブ、他との絡みや協力歓迎

アイ……ね
他人に危害加えようとしてるもんが言うと、なにやら安っぽく空々しく聞こえるんやけど?

他の猟兵と連携
他の猟兵の攻撃に気ぃ取られた隙から
フェイントで攻撃

WIZ
巫覡載霊の舞に
破魔、マヒ攻撃、毒使い、範囲攻撃、フェイントをのせてなぎはらう
他の猟兵が攻撃しやすいようにできるなら吹き飛ばしも加える

死者よ安かれ、その想いは既に愛でなく妄執、塵は塵に還らなあかん!

相手の攻撃はUCで威力削ぎつつ
見切りと武器受けで対応



「アイ……ね。他人に危害加えようとしてるもんが言うと、なにやら安っぽく空々しく聞こえるんやけど?」
 冷ややかにクルル・ハンドゥーレ(逆しまノスタルジア・f04053)は、精霊をアイした術士の亡霊へ言葉を放つ。
 ふやりと舞う、あでやかに紅い花が漉き込まれた霊符『Nerium oleander』を慣れた手付きで飛ばし、精霊をアイした術士の亡霊へ攻撃をする。
 精霊は視線を向けようとするが、みさきが発生させている霧のせいでソレは不可能になり、悔しそうに唇を噛んだ。
「運はこっちにあるんやからーー大人しくやられてくれへん?」
 クルルは『巫覡載霊の舞』を発動させ神霊体に変身すると、薄紅と白の花が咲き乱れ、柄をめぐり渦を巻く薙刀『Kalmia latifolia』を手にした。
「死者よ安かれ、その想いは既に愛でなく妄執、塵は塵に還らなあかん!」
 クルルが霧の中で踊る舞姫の様に、Kalmia latifoliaを振るい衝撃波を放つと精霊をアイした術士の亡霊を切り裂きながら吹き飛ばした。
「それでも……っ!」
 体がマヒして動けない精霊は、喉から声を絞り出すと叫んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

向坂・要
どうにもお熱いことで

なんて嘯いきつつも第六感とオーラ防御を駆使して焔の眼から無事逃れ

さて、反撃させてもらいますぜ?
起動させたルーンはハガル
Farbeから放たれた銃撃は棘という【属性攻撃】は相手の動きを阻害する

あなたの視線は我と共に、か。

もっと熱く燃えてみますかぃ?

眼帯の下は黄水晶に似た輝きで
あえて懐まで飛び込まんばりの至近距離から放たれる溜め無しの焔獄

この先にも、用事があるもんてね。

黄泉路も2人なら、ていうじゃなぇですか



「どうにもお熱いことで」
 精霊をアイした術士の亡霊を見て要は呟くと、あらかじめオーラ防御を展開する事で精霊の視線の対策をした。
「さて、反撃させてもらいますぜ?」
 要がハガルのルーンを『Farbe』に浮かべさせ、銃口を向けてトリガーを引いた。
 放たれたビームは、棘の様にトゲを生やしながら精霊をアイした術士の亡霊に当てると、精霊は『『アナタのシセン』は我と共にある』を発動させるがーー第六感で察知すると視線から素早く逃れた。
「あなたの視線は我と共に、か。もっと熱く燃えてみますかぃ?」
 要は素早く懐に潜り込むと右目に付けている眼帯をずらし、『暉焔(キエン)』を発動させると黄水晶に似た輝きの瞳を向けると、精霊をアイした術士の亡霊が生み出した焔に包まれた。
「この先にも、用事があるもんてね」
 術士の亡霊と精霊は燃え行く中でも、互いの体を寄せながら炭と化していった。
「黄泉路も2人なら、ていうじゃなぇですかーー」
 焔が静まるのを背中で感じながら、要は迷宮の最後の部屋への扉を開けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『スチームドレイク』

POW   :    スチームフレイム
【口内から射出される「錬金術の炎」 】が命中した対象を燃やす。放たれた【紅蓮の】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD   :    頭部連装機関砲
【頭部連装機関砲 】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
WIZ   :    スチームファイア
レベル×1個の【錬金術 】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はアイシア・オブリオンです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●動き出す
 扉を開けた先には、巨大な装置の中央に眠っていたソレは目覚めた。
『……殲滅モード正常、武装ニ異常ナシ……スリープモード解錠、スチームドレイク起動シマス』
 『スチームドレイク』の口から機械的な音声が言い終えると、蛇の様な機械の1部に光が点ると動き出した。
「Gyaaaaaaaaaa!!」
 スチームドレイクが咆哮を響かせると、猟兵達に向かって炎を火炎放射器の様に口から噴き出した。
斎藤・斎
マイク(という名前の自動拳銃)を向けてインタビュー開始、蝶番とか細いパイプとかを狙って撃ちまくります。ああ見えて中身は精密機械と見ました。装甲厚いところには効果薄くても、細かい部品の破損で動きは目に見えて悪くなるはずです。
その上で、スチームドレイクさんが何かしらユーベルコードを使おうとしたら手製爆弾を投げつけて動作をキャンセルします。ユーベルコード以外の攻撃は? が、頑張ってよけますとも。
「こちらの世界の材料で作ると、ちょっと煙が多くて爆発が派手なんですよね」



 斎藤・斎(人間賛歌・f10919)がマイク(悪党へのインタビューで使う9ミリオート。装弾数20+1発。伸縮式ストック付き。という武器)を向けてインタビュー開始という名の戦いだ。
 マイクから弾丸が射出され、蝶番とか細いパイプ等の周囲にある物をカンカンと音を立てながら撃ち抜く。
「Gyaaaaa!!!!」
 その行動をしたからなのか? スチームドレイクは咆哮を上げると口の中にあるノズルを斎へ向けた。
「プレゼントです」
 『猫だまし(ネコダマシ)』を発動させると、斎は手製爆弾をスチームドレイクの口に向けて投げた。
 『スチームファイア』を発動させた瞬間ーー錬金術の炎で手製爆弾が爆発するとユーベルコードは相殺された。
「こちらの世界の材料で作ると、ちょっと煙が多くて爆発が派手なんですよね」
 なんて、軽口を叩きながら斎は再びマイクを向けてトリガーを引くと、射出された弾丸が当たる。
 お返しにと言わんばかりに、スチームドレイクが鉄製の尻尾を振り回すと斎は回避しきれずに、背中を壁にドンとぶつけると肺の中の空気を全て吐き出すような『カハッ!』と声を出しながら、冷たい金属の地面に座り込んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

刑部・みさき
なんだか、かわいそうだったかなぁ…

はわ、おっきなとかげさん!?
でもでも、おさかなだけど!
まるやきやだよっ!!

♪ペンギンぴょこぴょこ、げんきにぴょーん♪

あっ、いまなら『キラキラ』もあたるかな?
そぉーれっ!きっらきらぁーっ☆

●戦闘
『野生の勘』で「火もツブツブ(弾丸)もお口から出てる?」と思い
《おおなみとおひさまのうた》を『歌唱』して響かせる事で
室内に「氷河属性の隆起」を複数励起
盛り上がる巨大な氷塊群と部屋の構造物で
ドレイクの頭を挟み込み固定

その上キレイな腕輪(みさきも知らないが実はサイコキャノン)から
青いキラキラ(サイキックエナジー)を眼へ放ち『目潰し』&急所狙い

●余談
幽霊の恋人達を哀れんでいます



(なんだか、かわいそうだったかなぁ……)
 精霊と術士の二人が消え去るのを見届けたみさきは、涙で心を満たして哀れみながらも次の部屋に足を踏み入れた。
「はわ、おっきなとかげさん!? でもでも、おさかなだけど! まるやきやだよっ!!」
 どーんと大きな金属の体が嫌でも視界に入るスチームドレイクを見て、一瞬驚きで飛び上がるもののみさきは指しながら声を上げた。
「あっ、いまなら『キラキラ』もあたるかな?」
 スチームドレイクがみさきの存在にまだ気付いてないと分かると、ヒレをピクッと動かすと口から美しい旋律を紡ぎだした。
「♪きらめくしぶき、かがやくかぜ、しあわせあふれる、にんぎょひめ♪」
 明るく無邪気に歌うと『おおなみとおひさまのうた(ネイチャー・アンセム)』が発動し、氷属性と隆起を組み合わせてボコッと氷の塊が次々と隆起させる。
「♪ペンギンぴょこぴょこ、げんきにぴょーん♪」
 スチームドレイクの頭を、ボコボコと氷の塊が次々と隆起させて固定させた。
「そぉーれっ! きっらきらぁーっ☆」
 みさきが元気よく腕を振り上げると、キレイな腕輪ことサイコキャノンからサイキックエナジーもとい青いキラキラを放った。
 青いキラキラはスチームドレイクの目らしき部分に当たると、野生の勘で何となく攻撃した場所に当てた。
「Gyaaaa……G、Ga、Gーー」
 スチームドレイクの回路の1部に当たった。
(ふたりのために、こんなわるいおっきなとかげさんやっつけないとね!)
 再びみさきはキレイな腕輪から青いキラキラを放った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クルル・ハンドゥーレ
アドリブ・他の猟兵との連携および絡み歓迎

(スチームドレイク見つつ、消滅した幽霊と精霊に思いを馳せため息)
なあ、あんたら、こんなシロモノ外に出して、一体どうしたかったん?
ごめんやけど、わからへん
わからへんから…私は私の最善と思うこと、これをぶっ壊す努力、させてもらうわ

WIZ
敵UCは見切りと武器受けで対応
多少のダメージは火炎耐性で頑張る
お風呂の湯加減間違おた時の方がしんどいわ!
UC巫覡載霊の舞で攻撃軽減しつつ
フェイントやマヒ織り交ぜ敵攻撃掻い潜り攻撃
さてもさても。塵は塵に、夢の欠片は微睡みに。
機械仕掛けの竜蛇は遠い御伽噺の中に還り、望まれぬ悪夢と化す前に!



「なあ、あんたら、こんなシロモノ外に出して、一体どうしたかったん? ごめんやけど、わからへん」
 暴れるスチームドレイクを見たクルルは、消滅した幽霊と精霊に思いを馳せるとため息を吐いた。
「わからへんから……私は私の最善と思うこと、これをぶっ壊す努力、させてもらうわ」
 『巫覡載霊の舞』を発動し、神霊体に姿を変えると薄紅と白の花が咲き乱れ、柄をめぐり渦を巻く薙刀『Kalmia latifolia』を構えた。
「其の煌めきは狂気の蜜」
 唇を動かして、言葉を紡ぐとクルルがKalmia latifoliaを振るうと、スチームドレイクに向かって衝撃波を放った。
 鉄の体を衝撃波で傷が付くと、スチームドレイクは『スチームファイア』を発動させた。
「お風呂の湯加減間違おた時の方がしんどいわ!」
 武器で弾けれなかった分の錬金術の炎がクルルを包み込むも、火炎耐性があるので耐えれなくはない。
「さてもさても。塵は塵に、夢の欠片は微睡みに。機械仕掛けの竜蛇は遠い御伽噺の中に還り、望まれぬ悪夢と化す前に」
 唄うように言葉を紡ぎながら、クルルはスチームドレイクの懐に入り込むとーーKalmia latifoliaで素早く金属の体を切り裂いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

水心子・真峰
久し振りだな面相屋
仲佐・衣吹(f02831)と共闘しよう

ふむ、からくり仕掛けのオロチか
見事なものだ
器物の身として大破させるのは忍びないが……
面相屋、無駄に壊するなよ

これは薙刀に相手せた方が良さそうだな
頼んだぞ、相棒
炎を避けながら充分引き付けたところで薙刀で一気になぎ払おう

何か仕掛けるな、任せろ!
巫覡載霊の舞で周囲の炎を一気に一掃しようぞ


仲佐・衣吹
奇遇だね刀屋さん
せっかくだし水心子・真峰(f05970)と共闘してみようか

うわぁ、刀屋さんたらキツイご注文
まぁ、頑張ってみるよ

ルーンソードに水属性を宿して属性攻撃
錬金術の炎を切り払っていこうか
合体強化されたものが来れば積極的に前に出て切っていくよ

そろそろかな……刀屋さん! あとはお願い!
スチームドレイクに接近して影の城への招待状を放ち
スチームファイアを封じる

ドレスコードは武装解除が最低条件さ
丸腰になってから、またおいで



「ふむ、からくり仕掛けのオロチか、見事なものだ。器物の身として大破させるのは忍びないが……面相屋、無駄に壊するなよ」
 水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)が笑みを浮かべると、久しぶりに会った相棒に言った。
「うわぁ、刀屋さんたらキツイご注文。まぁ、頑張ってみるよ」
 嘆息すると仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)は、ルーンソードを鞘から引き抜くと駆け出した。
「頼んだぞ、相棒」
 真峰は自身より長いなぎなたを構えると、目の前で走る衣吹に向かって言うと、袴の裾を揺らしながら後を追うように駆け出す。
「錬金術の炎はーー逆に自分自身を破壊するモノになるよ?」
 ルーンソードに水の属性を付与すると衣吹は、錬金術の炎を全て斬って水の属性により鎮火させた。
「本当に、繊細で見事な作りではあるがーー部屋の器材以外はオブリピオンだ」
 なぎなたを振り下ろすと真峰が、スチームドレイクの下顎にあたる部分を切り落とした。
「そろそろかな……刀屋さん! あとはお願い!」
 衣吹は低い姿勢のまま駆け出すと、攻撃を避けながら更に接近した。
「何か仕掛けるな、任せろ!」
 真峰はこくりと頷くと、ユーベルコード『巫覡載霊の舞』を発動させた。
「ご来場、歓迎するよ! でもドレスコードは守ってね!」
 スッと立ち上がり、ユーベルコード『影の城への招待状(アイン・ラードゥング・シャッテン・ブルグ)』を発動させると、手の中に現れた影色の招待状を指の間に挟むとピッとトランプを投げるようにスチームドレイクに向かって飛ばした。
 影色の招待状はスチームドレイクに当たると、衣吹は寿命を削りつつもユーベルコードを封じると、神霊体へ変化した真峰が一気に距離を詰めた。
「疾風怒濤!」
 寿命を削りながら真峰がなぎなたを振るうと、衝撃波が大きな爪の様にスチームドレイクを切り裂いた。
 電源が落ちる音共に、スチームドレイクは活動を停止すると空気に溶けるように消えた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月09日
宿敵 『スチームドレイク』 を撃破!


挿絵イラスト