#ダークセイヴァー
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薄暗い地下牢、乱暴に牢屋に入れられる少女。
「いったいわね!もうちょっと丁寧に扱いなさいよね!」
強気に牢番に文句を言う。
「そんな態度を取っていいと思っているのか?」
牢番が少女にドスの効いた声で言い返す。
「っ…!わかったわよ、大人しくしてるわよ…」
牢番の言わんことを理解し大人しくなる少女。
「分かったならいい。そこで大人しくしているんだな」
ガチャリと牢屋の扉の鍵を締め立ち去っていく。
「まさかこんなことになるなんてね…」
ロウソクの灯りを見つめながらどうしてあの時あの場所を通ってしまったのかと後悔をしているが今更遅い。
町に潜伏しているオブリビオンの正体を知ったのが私でなかったら…こんな事にはと思いを馳せる。
「お父さん…皆、無事でいてね…」
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「皆集まってっ!ダークセイヴァーの世界で潜伏していたオブリビオンの情報を知ってしまったらしい町長の娘さんが捕まって地下牢で監禁されてしまったみたいなんだ。名前は確かエリー…だったかな?」
集まった猟兵達へ暁・碧が言い放つ。
「あ、自己紹介がまだだたったねー。私は妖狐で剣豪の暁・碧、よろしくね~」
耳をピコピコと動かしながら笑顔で自己紹介をする。
「それじゃ、本題に入るね。」
地図を広げ一つの街を指し棒で一つの町を指し示す 。
「今回の最終目的はこの町の町長の娘のエリーさんを捕まえ監禁したオブリビオンを倒して欲しいんだ。情報がなくて正体が全くわからないんだけれど、地下牢に監禁されているエリーさんを救出すれば情報が得られると思うっ」
「まずはこのオブリビオンの館に向かって欲しいんだ」
館の写真と周辺の地図を取り出し机の上に置く。
「監禁されているエリーさんはこの地下牢に捕まってると思うんだ。重要な情報を知ったというだけあって警備は厳重見たい、でも見張り番の交代のタイミングに少し隙ができるみたい。そこを狙って正面突破で牢を破壊したり、鍵を盗み出すなどして秘密裏に救出したり、難しいとは思うけど牢番や拷問吏を騙したりしてどうにかして彼女と接触して救出をお願いしたいんだ」
碧は猟兵達を見渡し 。
「救出に成功すれば彼女の知っているオブリビオンの情報が得られるし、町の人達も協力をしてくれるようになるとはずだよ」
集まった猟兵達へ笑顔を向け。
「皆ならきっとできるよ!頑張ってね!」
蒼雪
初めまして蒼雪です、よろしくお願いします。
今回は地下牢にとらわれている少女を助けそこから知った情報をもとに潜伏しているオブリビオンを探し出し倒すそんな流れになっています。
こういうことは初めてなのでご期待に添えられるかわかりませんが頑張らせてもらいます!
皆様のプレイングお待ちしております。
第1章 冒険
『拷問地下牢』
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POW : 正面突破で拷問地下牢を破壊して重要人物を救出する
SPD : 鍵を盗み出すなどして秘密裏に重要人物を救出する
WIZ : 牢番や拷問吏を騙して重要人物を救出する
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ジニア・ドグダラ
「まずは偵察か、潜入か……どちらにしても、敵がどんな行動をするか把握しておきます」
・奇霊招集を発動し、スペクターで牢番を追跡します。発見されにくいとはいえ、相手はオブリビオンですので、できるだけ廊下の隅や薄暗い影を通って警戒させないように行動するよう心掛けて行おうとします。
・追跡の際に館内の敵数や行動パターン、会話内容から察する疲労度を聴取して仲間たちに伝えようとします。
「……注意は怠ってはいけない。敵はオブリビオン、警戒するのに越したことはない」
「まずは偵察か、潜入か……どちらにしても、敵がどんな行動をするか把握しておいた方がいいでしょうか。」
目的地に着いたジニア・ドグダラ(朝焼けの背を追う者・f01191)は物陰に隠れ【奇霊(スペクター)】を召喚する。
ジニアは物陰から館の様子を伺い少しだけ空いている窓を見つける。
「あ、あそこからなら侵入させられそう…行ってきて。」
奇霊を空いた窓から侵入させ牢番の追跡を始めさせる。
館の中に入ると大きな広間が広がっていて外観通りの豪華な作りで天井にはシャンデリア、入口の正面に2階へ続く大きな階段その先には廊下が続きいくつもの部屋へと続く扉が見えた。
奇霊は部屋の隅や影を伝い移動を開始する。廊下や広間には人影は無いが各部屋に何者かがいる気配はあった。
地下牢があると思われる入口を階段の裏で発見し薄暗くロウソクで照らされている階段を下っていくと学校の教室の半分程の広さの部屋、そこから7つの通路がありその先の一つが目的の場所に繋がっているであろうことが確認できた。7つの通路全てを見張ることができる位置に一人の牢番が椅子に腰掛けて居た。
「牢番も楽じゃないな。こんな所に一人で3時間もいないといけないなんてな、唯一の楽しみは1時間毎の捕虜の様子確認だな。おっと、そろそろ交代の時間だな。」
牢番は時間を確認した後で再度気を引き締め直したのを確認した所で奇霊が消滅する。
ジニアの五感が奇霊の消滅と共に自身の体へと戻ってくる。
「牢番は一人で3時間毎に交代要員が来る…館の中は人影は無いけど気配はあったから
…注意は怠ってはいけない。敵はオブリビオン、警戒するのに越したことはない」
ジニアはこの情報を持ち帰り仲間へと伝えた。
成功
🔵🔵🔴
アネット・レインフォール
●行動
【POW】
●潜入
念のため黒いコートも着用しておこうか。
牢番の交代が3時間毎のようなので、タイミングを見計らって正面から攻めよう。
物陰などを利用しながら静かに進み、速攻かつ最短ルートで対象の確保を目指す。
敵や障害物と遭遇した際には、【残像】で攪乱しつつ【霽月一刀】で切り伏せながら強行突破する。
もしエリーと接触出来た場合は情報を仲間に持ち帰るが、
他にも捉えられている人がいるなら周囲に敵の気配が無いことを確認してから解放を。
「ふむ…。潜入とは言えスピード勝負、と言った所か」
なお潜入してから時間が経過しすぎたり、敵の警戒度が上がった場合は
目的を陽動に切換えて敢えて暴れることも視野に入れておく。
「目的地に到着だな」
アネット・レインフォール(剣の家庭教師・f01254)は館の前に立ち呟く。
「牢番の交代が3時間毎か…このタイミングであっていればいいんだがな」
黒いコートで身を包みゆっくりと正面入口のドアを慎重に開け、隙間から中の様子を伺う。
「ジニアの情報によると地下牢はあそこだな?」
向かうべき場所を確認し静かにドアを開き館の中へ潜入に成功する。昼間だというのに人の姿は見えないが気配を感じ、気が付かれないように慎重に物陰に隠れながら地下牢への入口にたどり着く。
アネットは更に慎重に階段を下りていく、階段を降りきれば戦闘になるかもしれないと覚悟をしていたが居るはずの牢番が居なかった。周囲を見渡し部屋の詳細を確認する通路は正面に3つ左右に2つずつ続いている、階段の隣にはトイレと思わしき鉄の扉が見える。
「エリーの様子見のタイミングに被ったか?」
正解は7つのうちの一つ、様子見のタイミングならと通路を覗き気配探るものの奥の鉄の扉で探りきれない。
「とはいえスピード勝負、迷っている時間はないな」
自身の直感を信じ正面の通路を進んでいく。一番奥にたどり着くがここまで牢番との接触はなかった。ハズレを引いてしまったようだがまだ捕まっている人がいるかもしれないとドアノブに手をかけ――予想に反し鍵は掛かっておらず鉄の扉はギギッと小さく音を立てたが開いた、扉の向こうには誰も居らず牢屋の中には拷問器具だけが鎮座していた。
「ハズレか…。長居は無用だな」
アネットは足音を立てないように慎重に通路をもどっていく、小部屋に辿り付いたがまだ牢番が戻った様子はない。今回はエリーの様子見のタイミングであったらしい。
無事的に見つかること無く帰り、地下の部屋の詳細とハズレの通路の情報を
仲間へと共有した。
成功
🔵🔵🔴
胡・翠蘭
「牢番の独り言のお蔭で、勝機が見えたわね?」
仲間の通信を聞いて微笑みながら、油断せずに潜入を続けるわ
【明鏡止水】を上手く使って地下牢付近まで忍び込み、
透明とはいえ敵との接触や自分の物音に気を付けて隠密行動しつつ
仲間からの聞いた巡回行動情報を参考にして
奴等から牢の鍵をスリとって、見回り来ないうちに開錠して救出したいわ
助けたら、彼女を安心させるように優しく応対して、脱出したいところだけど
できれば敵に関する情報をある程度聞いて、仲間と情報共有したいわね
「さて、助けに参りましたわ…お姫さま?…なんてね」
柄ではないけど、ちょっと言ってみたかったのよね。
七篠・コガネ
得られた情報を元に、地下牢を目指します
大きめの窓から何とか頑張って侵入
気付かれないよう足音に気を付けながら進みます
例えば床の古そうな部分は踏まないとか
図体大きいから見つからないようにしないと
あ、もし見つかったらその人の口を急いで塞いで
技能「踏みつけ」で抑えながらロープで拘束でもしておきます
手荒な真似して済みません
でも騒がれるとマズイので、口にテープをペタペタ
見つけて下さった、階段の裏にある地下牢の扉を確認
扉の隙間から覗いて、牢番交代と背を向けた隙に攻撃
楽じゃないのなら…楽にさせてあげます!
……当て身ですが
地下牢をフルバースト・マキシマムで破壊
伏せて下さい、エリーさん!今助けますからね!
ヴィゼア・パズル
3時間以内に終わらせる。交代し1人になった瞬間を狙い、【エレメンタル・ファンタジア】を使用。天井の壁を一部剥離、頭上から落として気絶させ、鍵を奪えれば。
敵は簀巻きにして猿轡噛ませ、牢内の物陰に転がして身代わりにしよう。鍵を掛ければ一先ずは安泰か。騒ぎ立て無い様にしなければ、な。
「仲間の情報ののお蔭で、勝機が見えたわね?」
情報を確認し微笑んだ胡・翠蘭(鏡花水月・f00676)は【明鏡止水(クリスタライズオリジナル)】で姿を消し事前の情報を元に地下牢への入口へたどり着く。
翠蘭は足音を立てないようにゆっくりと階段を下りていく。階下にたどり着くがそこに牢番の姿は無かった。
「まだエリーさんの様子を見に行っているのかしら…?」
正面の通路以外のどれに行こうかと悩んでいると右側の通路から足音が聞こえて来る、牢番が様子見から帰ってきたようだ。
「捕虜の状態は反抗的な態度を取るが特に問題はなし…」
1時間毎の様子見から戻ってきた牢番は机の壁側に鍵を置き、捕虜の健康状態の書類を書き始める。
このチャンスを逃すまいと翠蘭は慎重に机の上の牢屋の鍵を狙う、机が壁際というのもあり牢番と壁の隙間から手を伸ばし鍵を取ろうとした時に胸が牢番に当たりそうになりヒヤッとした場面もあったがなんとか切り抜け鍵を取ることに成功し門番が出てきた通路へと進み扉にたどり着くと手にした鍵で慎重に音を立てないようにドアを開け中には入り扉を閉めると【明鏡止水】を解く。
「…またきたの!?」
牢屋の中の少女が驚きの声を上げる
「しっ…」
と口に人差し指を当て静かにと声をかける
「あなた…エリーさんね?助けに参りましたわ…お姫さま?…なんてね」
【明鏡止水】での疲労を見せないように芝居掛かったセリフと共に牢屋の扉を開けエリーへと手を差し出す
「本当に助けに…?」
エリーはまだ信じられないという様子で翠蘭を見てどうするか迷っている。
「迷っている時間は無いわ、行くわよ」
翠蘭はエリーの手を取り【明鏡止水】を発動し脱出を試みる。
翠蘭がエリーと接触している間に牢番が書類を書き終え牢屋の鍵が消えていることに気がついた
「鍵がない…!?」
慌てる牢番は周囲を探し始めたが見つからず、扉に差しっぱなしなのではとエリーの捕らえられている牢への通路へと向かう。
時は少し遡り、七篠・コガネ(優しい向日葵はどこ行くの?・f01385)とヴィゼア・パズル(ケットシーの黒騎士・f00024)の二人が館の前へ到着する。
「おや、君もこの館に用事か?」
ヴィゼアがコガネへ声を掛ける
「えっと…はい。その…ここに捕まっているらしい少女を助けに…」
とコガネはコミュ障で言葉に詰まりながらも答える。
「そうか、なら私と同じ目的だな。此処で会ったのも何かの縁だ一緒に助けに行かないか?おっと、自己紹介がまだだったな、私はヴィゼア・パズルだ。よろしく頼む。」
「そう…ですね。えっと…目的が同じなら協力はいいと、思います。僕は七篠・コガネです。その…よろしくお願いします」
コガネはヴィゼアの提案に乗り二人で行動することに決めた。
二人は窓から侵入をしようとするがコガネの入れそうな窓がなかったため正面の入口から中へ入ることにした。ドアを慎重に開け中の様子をヴィゼアが確認しコガネを誘導していき地下牢への入口へとたどり着くと階下からガサゴソと何か物音が聞こえてくる。
「なにか騒がしいな、私達より前に来ている胡に何かあったのかもしれない急ぐぞ」
とコガネに声をかけ急ぎつつも足音を出さないように階段を下り始める
「あぁ…待ってください。」
コガネも慌てて後を追う。
翠蘭がエリーを連れ牢屋を出た所で牢番が正面から現れる、通路は狭くは無いがガタイの良い牢番とすれ違おうとすれば接触は避けられないと察し【明鏡止水】を解き戦う決意をする。
「誰だお前は!どこから侵入したんだ!?」
牢番は突然目の前に現れた翠蘭とエリーに驚き言い放つ
「答える義理はないわね、エリーさんは私の後ろに隠れていてっ!」
翠蘭はエリーを背に隠し強気に応えるが【明鏡止水】での疲労で戦う体力は残っていない。
「その娘を逃がすわけには行かない、此処で二人まとめて捕まえてやる!」
牢番が言い放ち二人へ遅い掛かろうとしたそのとき――!
後から来た二人が後ろから現れヴィゼアが【エレメンタル・ファンタジア】で天井の一部を剥離させ牢番の上へ落とす、怯んだ所をコガネが当て身で追い打ちを掛ける。
牢番が気絶したのを確認したコガネはロープで縛り口元に念のためテープをペタリと貼り付ける。
「た、助かったわ…ありがとう」
危うく捕まりかけた所に現れた二人に翠蘭は感謝を述べる。
「え?え!?な、何が起きたの!?」
翠蘭の後ろにいたエリーは何が起こったのか理解できずに戸惑っている。
「えっと、その驚かせてしまって申し訳ないです。その…私達もエリーさんを、えっと‥助けに、来たんです」
牢番を縛り上げたコガネがエリーに声を掛ける
「あなた達も…?」
なんでこんなに助けに来る人が居るのかと疑問に思うエリー。
「事情説明はここを出てからだ、交代の牢番が来る前に行ったほうがいいだろう」
ヴァゼルはそういい出口の方へ向かう。
「そうね、行きましょうか」
「そう…ですね」
「わ、わかったわ」
翠蘭、コガネ、エリーが続き館の脱出に成功する。
大成功
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第2章 冒険
『秘密の拠点への通路』
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POW : 罠や障害を力尽くで突破する
SPD : 発動した罠を素早く回避する
WIZ : 慎重に罠を見つけ出して安全に進む
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●救出に成功した猟兵達はエリーに情報を教えてもらう
「まずは、助けてくれてありがとう。」
猟兵達へ助けてもらったことへの感謝を述べる
「私が知っている情報を教えるわね…」
「たまたま散歩をしていたら見てしまったの、銀髪の多分あの姿はヴァンパイアだと思うわ…歴史の授業で古の時代に君臨していたオブリビオンの資料と似ていたから…そのヴァンパイアはこの館の裏にある洞窟に入って行ったのを見た所で手下に捕まってしまったの…私が町長の娘だと知るとそれを利用して…」
その時のことを思い出し瞳に涙を浮かべるエリー
「ご、ごめんなさい。私の知っている情報はこれで全部です、役に立てたでしょうか?」
不安そうにするエリー
「ありがとう、その情報はとても役にたつよ!」
元気付けるように猟兵はエリーに言った
●
「私がいけないのがすっごい歯がゆい…!」
耳をピコピコとさせ碧は続ける。
「敵の正体はヴァンパイアで拠点への入口はエリーが捕まっていた館の裏の洞窟みたいだねっ!拠点へと続く通路だから部外者に対して何かあるかも知れないから気をつけて進んでねっ…!」
ジニア・ドグダラ
「……罠というのは、見せ札の物もあれば相手に気付かれにくい物もあります。警戒は絶やさず、注意を怠らずにいきましょう」
・【だまし討ち】の経験や、相手が接敵のための【時間稼ぎ】の事を考え、相手が必ず仕掛けそうな箇所や自分たちが思いも無いところを他の猟兵と相談しつつ、罠の在り処を推定していこうとします。
・また、自身の【逃げ足】から自分たちの逃げ場が限定されないよう空間に気を張り、【だまし討ち】の経験から背後や上方からの奇襲を防ぐため、警戒していきます。
・罠が発動して負傷しても【激痛耐性】で耐えれるよう【覚悟】しておきます。
「ここが敵拠点に繋がる洞窟のようですね」
ジニア・ドグダラ(朝焼けの背を追う者・f01191)は拠点へと続いているであろう洞窟に辿り着く。
「確かにこれは罠がありそうですね…見せ札の罠や気づきにくい罠がありますが、どちらの物であってもいいように警戒、注意を怠らず進んでいったほうがよさそうですね」
ジニアは洞窟の中へ入っていく。
奥へ進むと薄暗いがロウソクが一定感覚で壁に設置されていた。ジニアはここが拠点に繋がる通路だと確信をし更に奥へと進んでいく。慎重に注意をしながら罠がありそうな場所を発見するたび確認をするが罠は無かった。しかし、注意を怠らず進んでいるとパッと見では気がつかないであろう線が地面にあるのを発見する。
「これは…定番の落とし穴の罠でしょうか。」
体重を乗せず足で落とし穴であろう床を踏みつけると――ガンッ!――と床が開く、穴を覗いてみると底には針が敷き詰められ落ちたら串刺しになるように仕掛けられていた。穴の大きさはジャンプをすれば飛び越えられる程だったのでジニアは飛び越えて先へ進んでいく。
「此処までは落とし穴の罠一つだけでしたね。結構進んできたつもりでしたがまだまだ先は長いのでしょうか。」
ジニアはここまでの道のりと落とし穴の位置をメモした地図を作成し仲間へと情報共有をするため一旦来た道を再度他にも罠がないかを確認しながらもどっていく。
大成功
🔵🔵🔵
リムレア・トルテ
先行した方の情報によると……やはり罠が仕掛けられていたようですね……
罠というものは基本的に侵入者に対して発動するもの
なら……罠がある場所には侵入者を感知する何かがある可能性が高いです
人間を警戒しているなら……足元にそれらがある事も多そうですね
それに、罠を仕掛けた当人が引っかからない為の抜け道や解除方法もあるはず……
その辺りによく気を付けて、洞窟を進んでいきましょう
万が一、罠に引っかかってしまった時は……『無敵城塞』でその場を凌ぎます
それと……洞窟内を進みながら常にマッピングをするのも忘れてはいけないですね
罠の解除方法や抜け道……それと罠の傾向も覚えておけば後続の方達の役に立てるでしょうか……?
「ここが敵の拠点に続く洞窟ですね…」
リムレア・トルテ(出来損ない・f05757)は洞窟に到着するとまずはジニアからの情報と地図を確認する。
「先行した方の情報によると……やはり罠が仕掛けられていたようですね……足元に感知する装置がある可能性が高そうですね……気をつけて進んでいきましょう。」
地図を頼りに洞窟を進んでいくリムレアが落とし穴の罠のある場所まで辿り着く。
「地図によるとここに落とし穴があるみたいですね…」
ジニアが1度起動させたが現在はもう戻っている、時間経過で元に戻るようになっているようだ。リムレアは落とし穴を起動させ穴の大きさを確認する。
「これなら確かにジャンプで飛び越えられますね……ですが、毎回起動させるのは時間の無駄ですね……」
リムレアはおもむろに穴の端に合わせて壁の下の方に傷を付け目印を付け地図に記載した。
「これで後続の方も進み易くなるでしょう……」
抜け道がないかを注意しながら進むがそれらしきものを発見することはできなかった。周囲を注意していたためか足元の確認が少し疎かになっていたリムレアは足元にあった不自然な色の床を――カチッ――と踏んでしまうが…
「っ!?」
踏んだ時の違和感に咄嗟に足を止め後ろに飛び退いた事により運良く罠を回避した。
リムレアがいた場所から3M先までの壁から大量の槍が突き出されていた、違和感に気が付かなかったら串刺しになっていただろう。
「ぬ、抜け道を注意して探しすぎでした…スイッチは足元が多いと予想していたのに……この状態では進めないですね……」
罠が元の状態になるまで進めないと判断したリムレアは槍の罠の場所と罠の距離や落とし穴の印をつけた事、追加の道を地図に書き込み引き返し仲間へと情報を共有をした。
成功
🔵🔵🔴
胡・翠蘭
「洞窟ねぇ…ま、敵がいるなら当然罠に気をつけましょうか」
先行した仲間の情報も精査しながら…
【影の追跡者の召喚】で先に進ませながら罠に注意して進みましょう
地面、壁、天井…四方を警戒しないといけないのは厄介よね、洞窟
周囲と違う部分を探したり、聴覚、視覚、嗅覚、触覚を集中させないとね
大体は罠のスイッチは地面に仕掛けてありそうだから特に気をつけたいわね
罠を発動させてしまったら直ちに回避を
…そのためには安置を探すことも必要ね
「もぅ…服が汚れちゃうじゃない」
ホコリとか汗とか色々で汚れちゃったわ
拠点に着いたら、存分に鬱憤を晴らさせていただきましょう?
ヴィゼア・パズル
ヴァンパイア相手なら通路は飛んで行ける…対侵入者への罠なら、床を中心に探し、探索を進めよう。
敵に見つかっては元も子も無い。注意し進みたいな。
特に通路の枝分かれや背後からの挟撃に備えよう。
必要なら真空の刃、エレメンタル・ファンタジアで応戦だな。
「確かに洞窟ねぇ…ま、敵がいるなら当然罠に気をつけましょうか」
胡・翠蘭(鏡花水月・f00676)が洞窟に着くのとほぼ同時に
「ここが例の洞窟のようだな、ヴァンパイアは飛んでここを通っているのだろうか…」
だとしたら罠の起動スイッチは床に多いのではなかろうかと先行した仲間の情報から予測をしているヴィゼア・パズル(ケットシーの黒騎士・f00024)が現れる。
「あら?あなたはさっき助けてくれた…ヴィゼアさん、だったかしら?」
翠蘭はヴィゼアに声をかける。
「ん…?あぁ、私はヴィゼアだ。君は翠蘭…であっているだろうか?」
とヴィゼアも確認を取る
「あっているわ、さっきは本当に助かったわ。ありがとう。ここに居るということは目的は同じみたいね、もし良かったら一緒に行ってもいいかしら?」
「もちろんだ、一人で行くより周囲への警戒がしやすいだろう?」
翠蘭の提案にヴィゼアはニコリと笑い快く了承をした。
「確かにそうね、十分に警戒していきましょう」
そして二人は洞窟へ入っていく。
ジニア、リムレアからの事前の情報により槍の罠の前までは苦もなく進んで来ることができた。
「此処まで来たがどうやってここを抜けるかが問題だな…」
起動すれば3M先までは槍が突き出す罠、ジャンプをするには3Mは遠すぎるどうするかと悩むヴァゼル。
「少し先を見てみましょう、もしかしたら解除のボタンがあるかもしれないわ」
翠蘭は【影の追跡者(シャドウチェイサー)】を召喚し罠の先の状況を確認をするため互換を共有した影の追跡者を罠の先へ向かわせる。
影の追跡者で周囲を確認するがボタンらしき物は無く起動しても解除はできないらしいことが確認できた。
「解除のボタンは見当たらなかったわ…ヴァンパイアはどうやってここを通ったのかしら…」
翠蘭は残念そうに報告をする。
「そうか、解除ボタンはなかったか…やはり空を飛べるのか、それとも何処かに隠し通路を開くボタンがあるかだな。」
そう自分で言ったあとでもしやと壁を注意深く確認していくと少しだけ色の違う場所を発見した。
「盲点だったな。罠のスイッチが床に有ると思って床ばかり見ていたせいで見落としていたようだ。」
翠蘭、ヴィゼア共に罠とそのの起動スイッチを探す為に床を重点的に探していたのと落とし穴の罠に隠し通路が無かった事でないだろうと思い込んでしまっていた。
「えぇ…床だけ出なく壁もしっかりと注意して見ていかないとダメね。」
翠蘭は壁に抜け道のスイッチがある可能性有り、特に罠のあった場所とメモを取り抜け道へのスイッチを押し抜け道を通り槍の罠の反対側へ出る。出た場所にもよく見ればわかるボタンがあった為スイッチの場所をしっかりと地図へと記載をし先へ進んで行く。
槍の罠を抜け二人は薄暗い洞窟を進んでいくと行く手に大きめに開けた空間が現れその先には2本の通路が伸びていた、この2つの内片方が拠点へと繋がっているのは確かだったが長時間の洞窟探索で疲労が溜まっていた二人はここまでの道のりをしっかりと地図に書き残し一旦引き返すことにした。
無事に洞窟から帰還し情報を共有した二人は
「ホコリとか汗とか色々で汚れちゃったわ。拠点に着いたら、存分に鬱憤を晴らさせていただきましょう?」
「そうだな、存分に晴らさせてもらおうか」
と必ずヴァンパイアを倒すと誓う二人。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
リグレース・ロディット
(※現在あるイラストは真の姿ですので無視して下さい)
僕とーちゃく……えっと、ここから僕も手伝うね。役に立たなかったらごめんなさい。えっと、エリー元気出して。元気出してくれないと、笑ってくれないと僕頑張れないから。わがまま聞いてもらえると嬉しいな。
【SPD】罠危ないよね。痛いの嫌だし、痛い姿見るのも嫌だし……だから避けるか、防ぐかしてみるね。罠は僕の【第六感】を信じて避けて、避けれなかったらユーベルコードのサイコキネシス相殺できるか試してみるよ。多分これで大丈夫のはず、はずだから。
あ、あとあれできるかな―—ふっ、それは【残像】だ――っていうの。漫画で見たんだぁかっこよかったから……へへへっ。
石動・劒
秘密の拠点ってのも、こんな状況だけどもワクワクするもんだなぁ
まず秘密ってのがワクワクポイント高えわ(小学生並み)
……んで、こういう場所にゃ罠だのなんだのが仕掛けられてるのが当然なわけで。俺のガキの頃と発想がまったく同じだよな。いやこっちの方が殺しに掛かってる分エッグいんだけどさ。
ま、何にせよ良いや。罠は踏み越えるものってな。俺は何か罠が起動したら華剣終体で対処するとしようか。落とし穴に落とされそうになったら命中率重視で壁に刀を突き立てる。大玉が転がって来たら威力重視で切り裂く。槍衾だのはそれこそ攻撃回数重視で対処できるだろ、多分。……あ、でも水攻めだけは勘弁な!
ウィンドボイス・スティレット
罠は嵌まって踏み潰す!
古来の偉い冒険者も、そう言っていたそうです。
既に結構な距離を進んできたはず…
そろそろ一気に詰め切りたいですよね。変に待ち構えられていると危険ですし。
「という訳で、不肖ウィンドボイス!突撃します!」
発見、或いは発動してしまった罠は破壊できる物は破壊、回避出来るものは回避します
皆さん、私の屍を越えて行って下さい…!
リゥ・ズゥ
リゥ・ズゥの身体、柔らかくて、強い。リゥ・ズゥは、罠には、負けない。
リゥ・ズゥの手足は、遠くまで、高くまで、届かせる。
どんな罠があっても、リゥ・ズゥは、止まらない。
リゥ・ズゥが守れば、仲間も、安全。敵の下まで、突き進む。
(意訳:私はPOWで強行突破を選択します。
流動体の身体は衝撃や斬撃などの罠を無力化し、落とし穴の類もバウンドボディで最大15m先まで身体を伸ばせるので大抵は乗り越えられるはずです。
また、私はかばう技能で他の仲間を罠から守ることも出来ます。
先に待ち受けている敵を確実に倒すためにも、仲間の消耗も可能な限り引き受け進んでいきます。)
※彼は悪魔じみた凶悪そうな形状をとっています。
洞窟の前に4人の猟兵が到着する
「秘密の拠点ってのも、こんな状況だけどもワクワクするもんだなぁ。まず秘密ってのがワクワクポイント高えわ」
石動・劒(剣華・f06408)は子供のように目を輝かせて洞窟の中を覗く。
「罠は嵌まって踏み潰す!古来の偉い冒険者も、そう言っていたそうです。という訳で、不肖ウィンドボイス!行かせてもらいます!」
ウィンドボイス・スティレット(調律者・f00063)とやる気を顕にする。
「リゥ・ズゥが守れば、仲間も、安全。敵の下まで、突き進む。」
リゥ・ズゥ(カイブツ・f00303)は仲間を守ることを決める。
「僕とーちゃく……えっと、ここから僕も手伝うね。役に立たなかったらごめんなさい。」
リグレース・ロディット(夢の音・f03337)は一緒に来た仲間へ声をかける
各々の自己紹介を終え4人は洞窟へと入って行く。
先行者の作成下地図と情報により特に問題無く広間へと辿り着いた。
広間にたどり着いた4人は2つの通路どちらに進むかを決めかねていた。
「とりあえず、どっちが当たりだと思うか指差してみようぜ?」
劒が提案をする。
「そうですね、それが良さそうですね」
「リゥ・ズゥも、それで、いいと、思う。」
「僕もそれでいいよ。」
「決まりだな、それぞれあたりだと思う方へ行ってくれ」
劒が言うとそれぞれ動き出す。
右側の通路の前には劒とウィンドボイス。
左側の通路の前にはリグレースとリゥがそれぞれ移動した。
「綺麗に分かれましたね」
「綺麗に分かれたな、これならいっそのこと二手に分かれて進んでいくのもありだな?」
「どちらにするかで時間を浪費するよりはいいと思うね。」
「リゥ・ズゥは、みんなが、よければ、それに従う。」
特に反対意見も出ず二手に分かれて進む事を決めた。
●右側の通路
劒とウィンドボイスが周囲を警戒しながら進んでいく。
「既に結構な距離を進んできたはずですし、そろそろ出口に近付いてきているのでしょうか…」
「確かに、だいぶ進んで来たし出口も近いかもしれないな。出口が近いなら気をつけて進んで行ったほうが良さそうだな」
ウィンドボイスのつぶやきに劒が答えたそのとき
――カチっ――
と劒の足元で音がする。
「「あ…」」
と二人の声がシンクロしたと同時に――ゴゴゴゴゴゴ・・・!――とすごい音が正面から近づいてくる。
「気を付けようって言ったばっかりじゃないですかぁ!?」
劒にウィンドボイスが叫びながら文句を言う。
そう言っている間に音の正体がわかる、洞窟の通路と同じくらいの岩の玉がぼんやりと視認できた。
「こりゃ定番の大玉の罠だな、あれぐらいなら俺の剣術で切り裂いてやるぜ」
そういいサムライブレイドを構える劒
『終われ』――
と振り抜くとユーベルコード【華剣終体】が発動し岩を真っ二つに両断する。
「ふ――またつまらぬものを切ってしまったでござる」
が道幅と同じ大きさの為に半分になってもそのまま転がってくる岩玉。
「真っ二つにしただけじゃダメですよぉ!?このままでは二人共ぺしゃんこです・・・こうなったらウィンドボイス!突撃します!」
でりゃぁ!!と勢いよく劒の後ろから飛び出し岩に突撃をしウィンドボイスと岩が激突する
―――ズガァ・・・ガァン――
見事に真っ二つになっていた片側の岩を粉砕することに成功したウィンドボイスだが
「・・・皆さん、私の屍を越えて行って下さいぃ…」
ぶつかった衝撃でフラフラと目を回しながら捨て台詞らしき事を言う。
「助かったぜ、バカみたないこと行ってない行くぞウィンドボイスっ」
「あぁ、待ってくださいよぉ!?」
劒の後にウィンドボイスが続き進んでいくがその先は行き止まりだった。
「こっちはハズレだったか、まぁこれも洞窟探索の醍醐味だな」
「残念でしたぁ~・・・」
そういい二人は来た道を引き返していく。
●左側の通路
リグレースとリゥは更に慎重に周囲を警戒しながら進んでいく。
ある程度進んでいくと天井が高くなり明かりのロウソクの数も増えてくる、そして先にぼんやりと上り階段が見えてきた。
「もしかしてあれって出口に繋がってるんじゃないか?」
出口かも知れないと思いつい急いてしまい周囲への警戒が疎かにななってしまい足元にあった不自然な床を踏んでしまう。
――カチっ――
と何かを押す音がすると「ゴゴゴゴ・・・」と天井が開き天井か矢が降り注ぐ。
「リグレース、危ないっ」
リゥは【ハンドボディ】を使いリグレースを庇おうとするも少し間に合わず全ては庇いきれず何本かの矢がリグレースへと向かう。
「このくらいの数なら――!!」
とリグレースは自身の第六感を信じ動くと華麗に矢を躱すことができた。
「僕にかかればこれくらい造作のないことさ」
リグレースは得意げに呟く
「リグレース、無事で、良かった」
リゥはリグレースが無事なのを確認し安心する。
「これで罠は全部だろうとは思うけど、慎重に進んでいこうか」
先のミスも有りリグレースとリゥは周囲を確認しながら進むと槍の罠の時と同様に隠し通路のボタンを発見した為、念のため通り入口と出口の場所を地図にしっかりと書き込み進み階段に辿り着きそこから上を見ると長い階段の先に空を確認することができた。
「ここを抜けた先に拠点があるみたいだね」
確信を得たリグレースは駆け上がりたいと思う自分を抑えリゥと共に慎重に罠を探しながら階段を登っていくと違和感のある段数や壁が幾つか見受けられた為罠だろうと思い押したり、踏んだりをせずメモを書き冷静に登っていくと無事に外にたどり着く事ができた。
階段を出た先には不気味な館が有りそこがヴァンパイアの本拠地であろうことは明らかであった。
大成功
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第3章 ボス戦
『ヴァンパイア』
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POW : クルーエルオーダー
【血で書いた誓約書】が命中した対象にルールを宣告し、破ったらダメージを与える。簡単に守れるルールほど威力が高い。
SPD : マサクゥルブレイド
自身が装備する【豪奢な刀剣】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
WIZ : サモンシャドウバット
【影の蝙蝠】を召喚する。それは極めて発見され難く、自身と五感を共有し、指定した対象を追跡する。
イラスト:伊藤あいはち
👑17
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●
「ほぅ・・・よもやこの館にたどり着く者がいるとは思っていなかったな」
館の主であるヴァンパイアが洞窟を抜けてきたリグレースとリゥの気配を感じ取り驚きを口にする。
「しかし、ここから生きて帰れると思わぬことだな・・・!」
ヴァンパイアは立ち上がり館の主として侵入者を出迎える
●
「とうとう本拠地にたどり着いたみたいだね・・・!皆本当にお疲れ様!」
碧はここまで活躍してきた猟兵達へ労いの言葉をかける
「でもここからが本番だよ・・・!ヴァンパイアはかなり手強い相手見たい・・・。」
いつも元気な碧だが猟兵達が心配になり声が小さくなるが
「でも後もう一息だよっ!ヴァンパイアを倒してこの町に平和を取り戻そう!皆ならきっとできるよ・・・頑張ってね!」
と碧は猟兵達へエールを送る
リグレース・ロディット
あ、いた。どうしてヴァンパイアってこんなに余裕なのかなぁ?自信過剰なバカなの?その余裕が自分を殺すんだよ。だからここでお前は死ぬ。
【WIZ】攻撃が飛んで来たらユーベルコードの『赤く煌く影が散る』で相殺できるかやってみるね。そうしている間にねー装備の『導きの銀』でヴァンパイアの弱点、というか癖がないか探してみるね。
わかったらある程度攻撃しやすくなると思うし……なかったら普通に『ドロップシャドウ』か『Rust Murderer』で攻撃するね。
頑張る。頑張るよ。皆が手伝ってくれるから負けないよ。そしてここも救うんだ!!
ジニア・ドグダラ
「……空を飛べそうな相手なら、こっちの方が良いかもしれませんね」
・真の姿を解放しつつ、高速詠唱で死霊たる巨大なスケルトンを召喚します。
・スケルトンは呪詛や怨嗟の声をまき散らしつつ、敵の動きを抑制しようと拳で殴りかかります。
・自身は館の壁や、位置の変わるスケルトンの骨にフック付きワイヤーを引っ掛けつつ、空中で相手を挑発するようにおびき寄せます。
・当然相手も攻撃を仕掛けてくるはずですので、できるだけ躱せるよう動きますが、被弾する覚悟を持って、敵の情報を猟兵たちにできるだけ多く渡せるよう時間稼ぎに努めます。
「……痛っ、いけど、我慢して、可能な限り……!」
ウィンドボイス・スティレット
とうとう現れましたね、ヴァンパイア!
…――っていうのも、ちょっと呼びにくいですね。
そこのヴァンパイア!まずは名を名乗りなさい!!
さて、戦闘は【円環兵装-20XX】の中から、アサルトライフルと手榴弾を使用して後方支援。
人は銃で撃たれれば死にます。自明の理ですね!…アレが人かどうかは知りませんけど!!
ヴァンパイアがマサクゥルブレイドを使用してきたら、ライフルで撃ち落とせないでしょうか。試してみます!
また、同じ戦場にいる猟兵に危険を知らせたり、チャンスを告げたり。
声出していきたいと思います!
(アドリブ歓迎)
セゲル・スヴェアボルグ
血で書いた誓約書……ある種の呪いの類であるなら、呪詛耐性で軽減は可能か?
基本的にルールは守るつもりではいるがな。大概のことはプログラムを使えば対応和できそうな気はするしな。
だが、ルールを守っていて攻撃できないようであれば構う必要はない。痛み程度なら激痛耐性でどうとでもなるしな。
他に戦っている奴がいるなら、無論かばうつもりだ。攻撃も可能な限り此方におびき寄せられれば尚良し。盾で防げるものは極力防ぐぞ。
隙を見て、鎧無視の特大の一撃をお見舞いしてやろう。
そのひょろい体型で受け止められるなら、受け止めてみるがいい。
ヴィゼア・パズル
夜の貴族ヴァンパイア。お会いできて光栄です。強敵に挑む高揚感はたまらない…
では…楽しませて貰いましょう
鬱憤をたっぷりと晴らそう。
【WIZ】を使用し【先制攻撃】にエレメンタル・ファンタジアにて真空の刃を産み出し【2回攻撃】を狙う。攻撃を受けた際は【カウンター】を狙おう
属性使用を禁じられる前にカタを付けたい所だな?
禁じられた場合は【カウンター】の【2回攻撃】を主軸に接近戦へと持ち込もう。
囮兼ねた陽動だ。……仲間へ、託そう
リゥ・ズゥ
ヴァンパイアの剣、リゥ・ズゥを、斬れない。
何本あっても、変わらない。
リゥ・ズゥは、カイブツ。リゥ・ズゥは、ヴァンパイアより、強い。
リゥ・ズゥの血は、ヴァンパイアには、吸わせない。
リゥ・ズゥは、お前を食らって、更に強くなる。
リゥ・ズゥは、お前を、逃さない。
(SPDで勝負します。剣に斬られても流動体の身体には大きな影響はありません。
ダメージを受けても「カウンター2」「捨て身の一撃2」「2回攻撃3」を併用した「カタチのない怪物」で反撃し生命力を奪います。
グールドライバーの性質で逆に吸血鬼の血を吸い尽くしてみせましょう。
蝙蝠で攻められても、「野生の勘」で見極め、「衝撃波2」で纏めて対処できます。)
「あ、いた。」
(どうしてヴァンパイアってこんなに余裕なのかなぁ?自信過剰なバカなの?その余裕が自分を殺すんだよ。)
リグレース・ロディット(夢みる虚・f03337)は対峙したヴァンパイアの態度を見て思う。
「……空を飛べそうな相手なら、こっちの方が良いかもしれませんね」
ジニア・ドグダラ(朝焼けの背を追う者・f01191)はフック付きのワイヤーの使用準備をしながら呟く
「ほぅ・・・お前らは猟兵と呼ばれている奴らだな?それならばここまで辿り着いたのも納得ができるな」
対峙をした二人に鋭い眼光を向け続ける
「だが、ここまで来た事を後悔させてやろう!覚悟せよ!」
ヴァンパイアは立ち上がると同時に薄暗い館の中に大量の【影の蝙蝠】を召喚し、広間全体を視認できるように散布させると同時に二人に追跡用の蝙蝠を付ける。
「まずはお前からだっ!」
そして、腰にある剣を抜き構えるとリグレースへと襲いかかる。
「まずは僕の方を狙ってきたか・・・こいつの攻撃は僕が受けるからジニアは援護してっ!」
「わ、わかりました・・・!任せてくださいっ」
と返事をし【蛾者髑髏襲来】の詠唱を開始する。
(暗くて良くは見えなかったけどヴァンパイアが召喚した蝙蝠って追跡用って情報があったっけ)
とリグレースは情報を思い出す。
『その目に、その夢に、この花を―――』
自身の装備武器を無数の【血と影でできた夕顔】の花びらに変えヴァンパイアへと召喚された蝙蝠を対象にし攻撃を開始する。
リグレースの周りに華麗に舞う花びらが半数が攻撃範囲に入ったヴァンパイアへ、もう半数が範囲内に居る蝙蝠へと襲いかかる
「ぐぅっ・・・なかなかやるな。だがこの程度で私を止めることはできないぞ!」
ヴァンパイアは花びらの攻撃を受け無数の傷を受けながらもリグレースへ迫り剣を振り下ろす。
リグレースは影を剣に変えヴァンパイアの剣戟を受ける。
「くっ・・・!」
ギギギ――と鍔迫り合いが始まるが徐々にリグレースが押され始めたその時――
リグレースがヴァンパイアの足を止めている内に蛾者髑髏襲来での召喚が完了していた。
「私が居る事も、忘れないでくださいね」
チャンスだと思いジニアは召喚した巨大な骸骨の霊でヴァンパイアの死角から攻撃を放つがヴァンパイアは蝙蝠と共有している視界から攻撃を察知していた為鍔迫り合いをやめ後ろへ飛び退かれ攻撃ははずれてしまう。
「今の私に死角はないぞ!」
ヴァンパイアは声高く叫ぶと同時にさらに蝙蝠を放つ。
「・・・あの蝙蝠が厄介ですね・・・リグレースさん、私がヴァンパイアを引き付けるので蝙蝠の殲滅をお願いしますっ・・・!」
「わかった、任せてくれ!」
自分よりリグレースの方が蝙蝠の殲滅に向いているとジニアは判断し役割を入れ替える提案をした。
リグレースはジニアに答えると同時に花びらの攻撃対象を蝙蝠だけに設定し広間を駆け巡る。
「やらせんぞっ・・・!」
リグレースのユーベルコードの性能を先の1回の攻撃で察したヴァンパイアは二人の狙いに気がつきリグレースへと攻撃をしようとする。
「や、やらせません・・・!」
そこにジニアの召喚した骸骨の霊が行く手を阻むように立ち塞がると同時に攻撃を開始する。
「く・・・!邪魔をするなっ!」
ヴァンパイアは剣で骸骨の霊の拳をガードする為に足を止めて受け止める――
が受けきれず吹き飛ばされる
その間にリグレースによる蝙蝠の討伐が完了した。
「蝙蝠の殲滅完了したよ!」
リグレースはジニアに知らせる。
そのタイミングでウィンドボイス・スティレット(調律者・f00063)、セゲル・スヴェアボルグ(ドラパラ・f00533)、ヴィゼア・パズル(ケットシーの黒騎士・f00024)、リゥ・ズゥ(カイブツ・f00303)が少し遅れて現れる。
「お二人共遅れてすいません!ここからは私達も一緒に戦います!さぁ、覚悟してくださいヴァンパイア!!・・・――っていうのも呼びにくいですね、名を名乗りなさい!」
とウィンドボイスはヴァンパイアを指差し叫ぶ。
「遅れてすまなかったなぁ!ここからは俺も参戦させてもらう!」
豪快に声を張り宣言するセゲル。
「夜の貴族ヴァンパイア、お会いできて光栄です。」
とにこやかにそして紳士的に一礼をするヴィゼア。
「ヴァンパイアのその剣、リゥ・ズゥを、斬れない。」
その剣で自分を斬ろうとしても無駄だと宣言をするリゥ。
「増援が来るとはな・・・だが、関係ない!勝利するのは私だ!」
増援には意表を突かれたが問題はないと判断するヴァンパイア
「此処で朽ち果てるお前達に名乗る名はない!」
とウィンドボイスの質問には答えない
「皆さん、サモンシャドウバットは厄介です。使われたらできるだけ早く蝙蝠を殲滅するようにしてください・・・!」
ジニアは仲間へとできるだけ早く出された蝙蝠を倒すようにしたほうがいいと伝える
そして戦闘は激化していく――
「無理も通れば道理になる。その土手っ腹に風穴を開けてやろう!」
セゲルは【狂飆の王】でヴァンパイアへ錨斧を叩きつける
ガギンッ――ヴァンパイアは自らの剣で防御するが受けきれず体前面から血を吹き出しながら後ろへと飛ばされる。
「覚悟して下さい!」
ウィンドボイスが【円環兵装-20XX】の中から、アサルトライフルと手榴弾を使用し
そこへ追い打ちをかける。手榴弾は剣で弾かれたがアサルトライフルの弾が命中しヴァンパイアの体を貫通し穴を空けた。
「ぐぅ・・・なかなかやるな。だが此方もやられてばかりではないッ!」
傷口から流れる血を使い契約書を書きセゲル、ウィンドボイスを狙う
「当たらなければどうということはない!」
「こんなもの撃ち落とします!」
セゲルは華麗に躱すがウィンドボイスはアサルトライフルで撃ち落とそうとするが契約書は弾の空気圧でヒラヒラと舞ってしまい撃ち落とせず命中する。
「貴様はしゃべりすぎだ!声を発せず戦うルールをを与える!」
とヴァンパイアはウィンドボイスにルールを宣告する。
「そ、そんなぁ!?喋らないなんてむりですよぉ!?」
と即座にルールを破りダメージを受ける。
「ッ・・・・・・!」
ルール破りのダメージによりウィンドボイスは膝を付く
「ウィンドボイス大丈夫か!?喋らず返事をしてくれ!」
セゲルの問にウィンドボイスは少し顔を歪ませつつも頷き大丈夫だとアピールをする。
「なら、後ろで少し休んでいろ。いけると思ったら戻って来ればいい」
セゲルに言われウィンドボイスは後ろに下がる。
「たっぷりと鬱憤をはらさせてもらおうか」
ここにたどり着くまでに溜まった鬱憤を晴らす為ヴィゼアはエレメンタル・ファンタジアで真空の刃を作りだしヴァンパイアを狙う。
「その程度・・・!」
とヴァンパイアは1つ目の真空の刃は避けたが2つ目を避けきれずダメージを負う。
「っ・・・!やるではないか・・・だがっ!」
ヴァンパイアは自らの剣を15本複製し念力でバラバラに操作しヴィゼアをへと向向かわせる。
「ヴィゼア、危ない、リゥ・ズゥ、ヴィセア、守る」
リゥはヴィゼアを庇いに入る、流動体の身体を活かし攻撃を受け流そうとするも全ては受け流せずダメージを負う
「すまないリゥ、助かった。」
ヴィゼアはリゥに感謝をする。
「大丈夫、ヴィゼア、守れて、良かった」
リゥはヴィゼアに返事をし、反撃に移る。
「オマエは、リゥ・ズゥの敵……リゥ・ズゥは、オマエを、喰らう……」
自身の身体部位ひとつを【誰も見たことのない恐ろしい怪物】の頭部に変形しヴァンパイアに食らいつく
「ぐはっ・・・」
ヴァンパイアは攻撃を避けきれずリゥの攻撃を受ける。
リゥは噛み付きそのまま生命力を奪い、自らを治癒していく。
ヴァンパイアがリゥの噛み付きで動きが止められているのを見て、ヴァンパイアのダメージも溜まっていると好機だと判断したリグレースは仲間へ告げる
「今がチャンスだ!一斉攻撃でカタをつけるぞ!リゥは上手く避けてくれ!」
リグレースの掛け声を受け一斉攻撃を始める。
ウィンドボイスがアサルトライフルをフル連射をし、それに合わせリグレースの花びらが一斉にヴァンパイアを襲う。それに続きヴィゼアの真空の刃が追い打ちをかける。
「リゥ、離れていいぞ!」
「リゥさん離れてください・・・!」
セゲルとジニアが声をかけるとリゥはヴァンパイアから離れるとそこに骸骨の霊の拳が迫りヴァンパイアへ直撃し吹き飛ばすとそこにセゲルの錨斧叩きつけられられ血飛沫を上げながら吹き飛び壁へとぶつかる。
これが決定打となりヴァンパイアは息絶え灰となった。
「皆さん、お疲れ様です・・・」
ジニアは仲間を労いへたり込む
「最初に見せた余裕がお前を殺したんだよ」
当然の結果だと灰になったヴァンパイアに向けて呟く
「も、もう喋って大丈夫ですよね!?一時はどうなるかと思いましたが、なんとかなりましたね。お疲れ様です!」
クルーエルオーダーの効果が切れたのを確認し仲間へと労いするウィンドボイス。
「厳しい戦いではあったが何とかなったな!」
ハッハッハ!と笑いながらいうセゲル。
「しっかりと鬱憤を晴らせてすっきりしたな」
ここまでの鬱憤を晴らせスッキリした顔のヴィゼア。
「皆が、無事で、良かった」
リゥは言葉少なに呟く
猟兵11名の活躍により暗躍し潜伏していたオブリビオンのヴァンパイアの討伐に成功し町に平和が訪れた。
大成功
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