カニィィィィッ!!(作者 雷紋寺音弥
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●カニが大量の予感です?
「ねぇ……突然なんだけど、カニって美味しいわよね?」
 昔から、カニというのは御馳走であると相場が決まっている。そこまで値の張るカニでなくとも、そうそう毎日食べられるものではないだろう。
 そんなカニが、食べ放題の仕事があるが、引き受けないか。そう言って、猟兵達を誘う神楽・鈴音(歩く賽銭箱ハンマー・f11259)だったが、どこかおかしい。
 群竜大陸の冒険で宝物を荒稼ぎしたとはいえ、彼女は基本的に万年貧乏な零細神社の巫女である。そんな鈴音が、カニを独り占めすることなく、あまつさえ仕事の依頼とは。
 これは、絶対に裏がある。なんとなく、そんな予感がするものの、しかしカニの食べ放題は魅力的な話であり。
「実はね、グリードオーシャンにある深海島のひとつが、カニのコンキスタドールに襲われそうなのよ。そいつら退治して、島の人達と一緒に美味しくいただいちゃおうってわけ」
 なお、深海島とは、その名の通り深海にある、深海人の住む島である。貝や珊瑚で作られた都市があり、空気の泡に包まれているため、深海人でなくとも息ができる。
 今回の島に住んでいるのは、様々な魚の特徴を持った深海人だ。見た目は人間に近いが、耳の脇にヒレが生えていたり、エラを持っていたりと、水中生活に適した身体の作りをしている者が多い。
「深海島からは『空気の泡』が大量に湧いてるから、これを吸いながら潜れば、海の中でも息ができるわよ。後は、島を襲うカニの群れを退治すれば、とりあえずは安心ね」
 なお、このカニの身はとても美味で、味噌もたっぷりと入っているそうだ。戦いが終わった後は、このカニの身を島に持ち込んで、住民に料理してもらうことができる。勿論、自らカニを調理して、住民達に振るまっても構わない。
 また、宴を楽しむ傍らで、次なる戦いの準備をしておくことも大切だ。この準備次第では、次に戦う敵の親玉との戦闘を、有利に運ぶことも可能である。
「……で、カニを堪能した後は、いよいよ今回の事件の親玉と戦ってもらうわよ。大島蟹っていってね……その名の通り、島のように巨大なカニで、海賊達の間で伝説として伝わっている存在よ」
 その名も、カルキノス・タイラント。島から島を渡り歩き、海賊船どころか島そのものまで喰らいつくし、際限なく巨大化して行くカニの化け物。
 こんなやつをの攻撃を受ければ、深海島は瞬く間に海の藻屑と化してしまう。そうなる前に、なんとしてでも大島蟹を撃退し、島の平和を取り戻さねばならない。
「最初から最後までカニ尽くしだけど、油断してるとこっちがカニの餌にされるから、それだけは注意が必要ね」
 カニが食べたい! カニは美味しい! カニ「は」餌! これが真理だ!
 間違っても、カニ「の」餌にならないように気をつけろ。そう言って、鈴音は猟兵達を、カニの大群が迫る海域へと転送した。


雷紋寺音弥
 こんにちは、マスターの雷紋寺音弥です。

 最初から最後まで、カニ尽くしな依頼です。
 好きなだけ狩って、好きなだけ食べた後は、超ド級のバケガニ退治に挑みましょう。

●第一章
 『アシュラオオガニ』との集団戦になります。
 水中で呼吸のできない種族でも、深海島から湧き出す泡の中の空気を吸いながら戦えるので、問題ありません。
 この章で倒したカニは、調理して食べられる状態のものであれば、次の章で美味しくいただけます。

●第二章
 深海島にて、深海人達の歓待を受けます。
 前の章で倒したカニを調理して食べるもよし。
 次なる戦いのため、何らかの準備をしておくもよし。

●第三章
 大島蟹『カルキノス・タイラント』との戦いになります。
 前の章で戦いの準備をしており、それが効果的なものだった場合は、戦いで有利になります。
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第1章 集団戦 『アシュラオオガニ』

POW ●阿修羅連打
【眼が赤く光る怒り状態】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD ●剛力殺
レベル×1tまでの対象の【胴体や首】を掴んで持ち上げる。振り回しや周囲の地面への叩きつけも可能。
WIZ ●蟹泡地獄
【口】から【大量の泡】を放ち、【粘着と溶解】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
蟹ですかぁ。
確かに美味しいですよねぇ。
とても楽しみです、頑張って参りましょう。

【遍界招】を使用、『首飾り型の水中適応用祭器』を召喚し着用しますねぇ。
全身を薄い『膜』で覆い、耐水圧防御と水中呼吸に加え『対電流防御』が可能になりますぅ。
『FBS』を四肢に嵌め「推進力」に使えば、水中での活動も容易でしょう。

『FCS』を使用し『FRS』の弾頭を「水中銃用」の物に変更、射撃主体で対処しつつ、集まって来るのを待ちますぅ。
そして、或る程度の数が集まった時点で『FCS』で『FSS』の弾頭を『テーザー銃』同様の『スタンガン式』の物に変換、一気に大量の電流を流して一網打尽にしましょうかぁ。


●電気ショックで一網打尽!
 危険なカニの大発生。一般の者達からすれば脅威である事態だが、しかし夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)にとっては、楽しみでしかなかった。
「蟹ですかぁ。確かに美味しいですよねぇ」
 多少の危険が伴うとはいえ、カニを好きなだけ食べられるのだ。それも、特大サイズで味も一級品となれば、これはカニ狩りに参加しない理由はない。
 水中に湧く泡を使って呼吸をしながら沈んで行くと、そこにはどこまでも広がる透き通った海と、そして海面を覆い尽くさんばかりのカニの群れが!
「……大いなる豊饒の女神、その鴻大なる知と力を持つ『祭器』を此処にお与え下さい」
 このままカニと戦うのは不利と判断し、るこるは首飾り型の『祭器』を召喚すると、その力によって全身を薄い膜で覆った。
 これで、水圧や呼吸の問題は何もなくなり、水に電流を流されても問題ない。後は、浮遊する戦輪を自らの手足に嵌めて、それを推進力にして水中を泳ぎ回る。その上で、移動砲台の弾頭を水中用に変更したもので、カニの群れを撃ちまくった。
「ギギ……」
「ギチ……ギギ……」
 攻撃を受けたことで、怒りを覚えたのだろう。るこるの姿を捉えたカニの群れが、一斉に彼女の方へ狙いを定めて動き出した。アシュラオオガニは、怒りで我を忘れると、素早く動くものを見境なく攻撃する性質があるのだ。
「う~ん……やっぱり、殻が堅過ぎて、銛や砲弾では歯が立ちませんねぇ」
 その身を光の盾で覆いながら、るこるは敵が集まって来るのを待った。相変わらず、殆ど攻撃は通用していないが、それも作戦の内だ。そもそも、砲撃で殻をグチャグチャに砕いてしまっては、後で美味しく食べることができないわけで。
「そこそこ集まりましたねぇ。それでは、これが本当の攻撃ですよぉ」
 敵の攻撃を盾で防ぎつつ、るこるが指を軽く鳴らせば、盾の中心に装備されていた砲塔から、凄まじい電流が迸る。
「「「……ギッ!? グギィィィィッ!!」」」
 哀れ、密集していたことが災いし、アシュラオオガニの群は全て感電して気を失ってしまった。
 純粋な水は電気を通さないが、しかし海水のように様々なものが溶けている水は、むしろ電気を良く通す。そんな海水に周囲を覆われた状況で、放電攻撃など食らえばひとたまりもない。
「ア……グ……ギ……」
 泡を噴きながら沈んで行くカニを、るこるは次々と捕獲して、そのまま海底にある深海島へと向かった。これだけのアシュラオオガニを手土産にすれば、きっと島の人々も、喜んでくれることだろう。
大成功 🔵🔵🔵

アリス・ラーヴァ
アドリブ・連携歓迎

カニさんが沢山食べられる聞いてやってきたのー!
カニさんって美味しーよねー

えーと、カニさんはー…あ、居たー!
よーし、沢山捕まえちゃおー
妹達(成虫)を沢山呼んで、水中を【ダッシュ】して突撃するのよー
アリスは【環境耐性】があるから水中でもへーきへーき
得意の【集団戦術】でカニさんを取り囲んで、前肢でカニさんの手足を切り落とすのー
手足が無くなって動けなくなったカニさんは、幼い妹達(幼虫)に【運搬】して貰いましょー
『眼が赤く光る状態』のカニさんは危ないから【アリスの糸】を吹き付けて【捕縛】してから攻撃よー

…じゅるり…美味しそー、でも深海島のみんなと一緒に食べるから我慢するのよー


●生け捕り、第二段
 人をも余裕で食らう、巨大なカニの大量発生。何の力も持たない者からすれば脅威だが、それを捕食できる者からすれば、食物が向こうからやって来るのと同じこと。
(「カニさんが沢山食べられる聞いてやってきたのー! カニさんって美味しーよねー!」)
 泡の中を移動しながら進む巨大な蜘蛛。こんな姿をしているが、アリス・ラーヴァ(狂科学者の愛娘『貪食群体』・f24787)もまた猟兵だ。カニが好きなだけ食べられると聞いて、居ても立っても居られなかったのだ。
「えーと、カニさんはー……あ、居たー!」
 カニを探すアリスだったが、そもそも探す必要さえなかった。なにしろ、敵は無駄に数だけは多い。それこそ、自分一人では食べきれない程に、凄まじいまでの数がいる。
「よーし、沢山捕まえちゃおー」
 一匹残らず捕まえてやろうと、アリスはカニの群れに突っ込んで行った。こんな外見をしているが、意外と全領域に対応した身体をしているので問題はない。この辺りは、アリスが単なる巨大蜘蛛ではなく、バイオモンスターであるが故のこと。
「ガチガチガチ、ギィィィ~(みんな~、お料理の時間よ~)」
 もっとも、さすがにこれだけの数を自分だけで相手にするのは不可能だと察し、アリスは自分の妹達を呼び出した。これで、数の差は殆どないも同然。得意の集団戦術を用いて無数の蜘蛛が群がって行けば、巨大なカニは関節部分を食いちぎられ、瞬く間に海の底へ沈んで行く。
 そんなカニを、次々と運んで行くアリスの妹達。しかし、仲間が食われそうになっているのを、黙って見ている巨大ガニではない。
(「カニさんの目が赤くなった? あれは怒ってるのねー」)
 怒りに我を忘れたアシュラオオガニは、妹達の手には余る。ならば、自ら捕縛してやろうと挑むアリスだったが、水中では思ったように彼女の糸が使えない。
 水中という環境において耐性を持つアリスの身体だが、それでも物理法則までは崩せない。水の中では蜘蛛糸が上手く飛ばないし、粘性もどんどん落ちてしまう。おまけに、敵はアシュラの名を冠するだけあって、巨大な鋏が6本もあるのだ。それらを駆使して糸をちぎり、あるいは振り払ってしまうので、遠間からではなかなか仕留めることができない。
 これは、少々危険だが、敵に接近して至近距離から糸を浴びせるしかないだろう。意を決し、襲って来たカニの上に圧し掛かるアリスだったが、アシュラオオガニもアリスを振り落とさんと、鋏を振るって暴れ出した。
(「……痛っ! この……大人しくしなさいよー!」)
 鋏で脚を挟まれ、アリスは慌てて敵の腕に蜘蛛糸を噴射して動きを封じた。いくら銃弾を弾き返す程の強度を誇る甲殻を持っているとはいえ、細い足に鋼をも切断する圧力を加えられ続けたら、それだけで危険だ。
(「ふぅ……なんとか捕まえられたわねー」)
 やがて、繭玉のようにされたアシュラオオガニを抱え、アリスは妹達と一緒に深海島へと向かって行った。敵はまだ残っていたが、これ以上は運搬するにしても限界だった。
(「……じゅるり……美味しそー。でも、深海島のみんなと一緒に食べるから、我慢するのよー」)
 思わず自分も摘まみ食いしそうになりながら、アリスは妹達と共に、生け捕りにしたアシュラオオガニを運んで行く。これだけ巨大なカニなのだ。全員で分けて食べても、まだまだお釣りが来るに違いない。
成功 🔵🔵🔴

ニコリネ・ユーリカ
カニは食べるもの。
カニに食べられるのはイヤ。
どちらが捕食者か分からせてあげるわ(ムキッ

地の利も環境適性も向こうにあるけど頑張っちゃう
地形を具に観察し、空気の泡を捉えつつ移動
海流には抗わず、敵群が近付くタイミングを待つ
(環境耐性・高速泳法)

ひゃー
この泡を浴びたら人魚姫みたいに溶けちゃうかしら
私ったら儚く死ぬ可愛さは持ち合わせてないの
UCで泡を相殺、そのまま眠ってくれても構わないわ

私、知ってるのよ
蟹が泡を噴く時は、酸欠で苦しいんだって
敵の動きが鈍ったら、シャッター棒で気絶攻撃!
フローリストツールからワイヤーを取り出して
目にも留まらぬ「カニ縛り」をして見せるわ
(早業・捕縛)

ふふ、美味しそう(じゅるり


●カニは食べ物
 群れを成す生き物というのは、時に集団であらゆる存在を食らい尽くす津波と化すことがある。軍隊アリしかり、バッタの大群しかり……そして今、深海島へと迫っているアシュラオオガニもまた、行く手に存在する全てを喰らい尽くす災厄だった。
 そう、カニというのは、悪食なのだ。普段は海の掃除人として重宝される彼らは、それこそ相手の生死に関係なく、捕まえたものは何でも食らって栄養にしてしまう。
 だが、それでも人間からすれば、カニはあくまで食べ物である。ニコリネ・ユーリカ(花売り娘・f02123)にとっても、それは変わらない真理だ。
「カニは食べるもの。カニに食べられるのはイヤ。どちらが捕食者か分からせてあげるわ!」
 多少、ムキになりつつも、ニコリネは泡を上手く利用しながら深海島へと向かって行った。その際、流れに逆らったり、無理に敵に近づいたりしようとはしない。なにしろ、海中では地の利も環境への適正も、全て相手の方が上だからだ。
「ギギ……」
「グギ……ギ……」
 ニコリネを見つけたカニ達が、彼女へ向けて一斉に泡を吐き出し始めた。水中でも形の崩れることのない、粘性の極めて高い泡は、それに触れたが最後抵抗する術を奪われてしまい兼ねない危険な代物。 
「ひゃー! この泡を浴びたら、人魚姫みたいに溶けちゃうかしら? 私ったら、儚く死ぬ可愛さは持ち合わせてないの」
 軽口を叩きながらも、ニコリネは装備している武器をガーベラの花弁に変えて、次々に泡へと叩き付けた。幸い、それで敵の攻撃こそ相殺できたものの、このままでは互いに決め手に欠ける。
 再び泡で攻撃して来るアシュラオオガニ。さすがに、このままではこちらの花弁の方が先に尽きてしまう。ただでさえ、水中という不利な状況で、花弁を上手く飛ばすことさえできないというのに。
「参ったわね、これは……。でも、私、知ってるのよ。蟹が泡を噴く時は、酸欠で苦しいんだって!」
 そう、カニの泡は、本来であれば攻撃に用いるものではないのだ。それを、こうも立て続けに吐き出せば、アシュラオオガニの方も消耗する。
「ギ……ギ……」
「ググ……グ……」
 案の定、アシュラオオガニ達は泡を吐き出すことができなくなり、動きも心なしか鈍くなった。要するに、弾切れというやつだ。そして、そんな隙を見逃す程、ニコリネは決して甘くない。
「悪いけど、ちょっと眠っていてもらうわね」
 動きの鈍ったカニの頭を、ニコリネはシャッター棒で渾身の力を込めて殴り飛ばした。無論、カニの甲殻の堅さを考えれば、その程度で割れることはない。が、衝撃だけは殺すことができず、カニの内部を揺るがしてダメージを与え。
「……? ……?」
 わけも分からず、混乱しているアシュラオオガニを、ニコリネはワイヤーで全て捕縛してしまった。
「ふふ、美味しそう……」
 ズラリと並んだカニ縛り。眺めているだけで、思わず涎が出てしまう光景である。
 かくして、ここにアシュラオオガニの群が、またひとつ猟兵によって生け捕りにされた。
成功 🔵🔵🔴

ネフラ・ノーヴァ
トモエ殿(f16217)と。 でかくて美味い蟹を食べに来たぞ。
トモエ殿はどう料理したのが好みかな? 私はトマトクリームで炒めたのがベストだ。

深海へ進めということだが、宝石の身体だ、海では放ってけば勝手に沈んでいくから好都合だろう。
蟹を見つければ、鮮やかな赤色が食欲をそそるなとつぶやく。さあ下拵えだ。先手はトモエ殿に任せる。飛ばされて来た蟹をUC染血散花で関節部を重点的に刺し穿とう。
しかし蟹がボールとは大した発想だ。

そこそこ数がいるようだが、退散するものは追わずで良いだろう。(また食べたくなるかもしれないし)


別府・トモエ
●ネフラ・ノーヴァさんとご一緒
「流離いのテニスプレイヤー、別府・トモエと」
名乗りを振って ……見参
「ダブルスは久しぶりだサーブはもらおう……快刀乱麻の極み!
説明しよう快刀乱麻の極みとは!無我のオーラを腕一本に集中して運用する驚異の無我である!
説明終わり
スピンをもって海水をものともしない【先制攻撃サーブ】を次々カニ達に放って注意を惹き付ける
「来いやぁカニども――」
阿呆が!飛んでラケットに入る夏の蟹よ!
「お前らボールな!」
【ラケット武器受け】の【カウンター】でカニが【誘導弾ショット」
受け取ってくれネフラさん
これが私の支援射撃! 見さらせ海よグリードオーシャンよ
「これが!テニスだぁあ!」


●水中テニスでカニ退治!
 猟兵達の手によって、次々と捕縛されて行くアシュラオオガニ。だが、それでも敵の数は凄まじく多く、未だ全てのカニを捕縛できない。
 このままでは、深海島への侵入を許してしまうかもしれない。そんな危機的状況を救うべく、海の中に現れたのは、ネフラ・ノーヴァ(羊脂玉のクリスタリアン・f04313)と別府・トモエ(ミステニス・f16217)の二人だった。
「流離いのテニスプレイヤー、別府・トモエと……」
「ネフラ・ノーヴァだ。でかくて美味い蟹を食べに来たぞ」
 巨大なカニに周囲を包囲されているというのに、二人ともカニを食べることしか考えていない。おまけに、トモエの手にしているのは剣でも槍でもなくテニスラケット。
 深海島の人々からすれば、これでどうやってカニを倒すのか疑問だろう。もっとも、そこは二人とも歴戦の猟兵。何の準備も考えもなく、この場にやって来たわけではないのだ。
「ところで、トモエ殿はどう料理したのが好みかな?  私はトマトクリームで炒めたのがベストだ」
「そうだね……。とりあえず、このカニを全部捕まえてから考えようかな」
 群がるカニに食欲を抑え切れないネフラの問いには答えず、トモエはラケットを握り締めている。どうやら、彼女はやる気満々のようだ。ならば、ここは先陣を切ってもらうのが妥当だろうと、ネフラは敢えてトモエをアシュラオオガニの群れへと向かわせた。
「さあ下拵えだ。先手はトモエ殿に任せる」
「ダブルスは久しぶりだ。サーブはもらおう……快刀乱麻の極み!」
 迫り来るカニをボールに見立て、トモエは力強くラケットを振るう。水の抵抗謎、なんのその。どう考えても体格差的にラケットでは打ち返せないような巨大ガニだが、トモエは全く気にせず打ち返して行く。
 快刀乱麻の極み。それは、無我のオーラを腕一本に集中して運用する驚異の無我! これを発動させたトモエの手に掛かれば、目の前にある全てがボールになるのと同じこと。
「来いやぁ、カニども――」
 誘いに乗ってアシュラオオガニ達が一斉に襲い掛かって来るが、トモエはそれを冷静に一匹ずつ捌いて行く。なにも、最後まで相手をする必要などない。攻撃を避けた一瞬の隙を狙って、一発でも打ち返せれば、それでいい。
「お前らボールな! 受け取ってくれネフラさん」
 襲い掛かるアシュラオオガニ達を次々と打ち返し、トモエは更に敵陣の奥深くへと進んで行った。そして、カニが打ち出された先に待っているのは、他でもないネフラである。
「しかし、蟹がボールとは大した発想だ」
 感心した様子で剣を抜き、飛んで来たカニをネフラが斬る!
 甲殻は堅くて刃が通らないので、狙うは関節と関節の隙間だ。
「血の花を咲かせるがいい……」
 巧みな剣捌きで足を切断し、ネフラは次々とアシュラオオガニを無力化して行った。その間にも、新たなカニが飛んでくる。敵の数は未だ多いが、しかしトモエのターンは終わらない。
「これが私の支援射撃! 見さらせ海よ、グリードオーシャンよ!」
 いつしか、彼女の華麗なプレイは、戦いの行末を見据える深海島の者達をも魅了していた。漁師の銛さえ弾き返す甲殻を持ったカニを、剣でも槍でも銃でもなく、まさかスポーツ用品で退治するとは!
 気が付けば、残るカニは後一匹。他にもかなり群れていたはずなのだが、危険を察知して逃げ出したらしい。
「そこそこ数がいるようだが、退散するものは追わずで良いだろう。トモエ殿、仕上げを頼む」
 目的は、あくまで深海島を守ること。深追いは厳禁と判断してネフラが促せば、最後のカニにトモエのラケットが炸裂し。
「これが! テニスだぁあ!」
 打ち出されたカニの脚を、ネフラがすかさず斬り落とす。かくして、深海島を狙う巨大ガニの群は掃討され、美味しい食材になりました。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵


第2章 日常 『楽しい島の大宴会』

POW宴会だ! 食って飲んで、騒ぎまくるぞ!
SPD宴会だ! 歌って踊って、盛り上げるぞ!
WIZ宴会で気が大きくなった人から話を聞いたり、噂話を流したり、探し物などをする
👑5 🔵🔵🔵🔵🔵🔴

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●大宴会はいかがカニ?
 大量のアシュラオオガニを抱えて深海島へと足を踏み入れると、猟兵達は深海人の盛大な歓待を受けた。
「おお、凄いですね! まさか、あのカニの群れを身一つでここまで捕まえるなんて!」
 耳の脇から鰭を生やした深海人が、捕縛されたアシュラオオガニの山を見て驚愕している。
「今日は、御馳走ですよ! カニを使った料理なら、なんでも作りますんで、遠慮なく言ってください!」
 彼らにとってもアシュラオオガニの肉は貴重な食材なのか、率先して料理したいと申し出る者や、あるいは高値で買い取ると言い出す者まで現れる始末。料理人にとっても、商人にとっても、このカニは希少価値の高い存在らしい。
「そうそう。カニの甲羅は、捨てずに残しておいてくれよ。これだけの強度を誇るんだ。加工すれば、建築素材や武具の素材に使えるからな」
 筋肉質な深海人が、ニヤリと笑って腕をまくった。確かに、このカニの殻であれば、鎧の素材としては最適だ。
 食べて良し、加工して良しの万能素材。正に、アシュラオオガニ様々であるが、しかし忘れてはいけない。
 アシュラオオガニ達は、あくまで尖兵に過ぎないのだ。本当の脅威は、この後に現れる島程の大きさを誇る超巨大ガニ。もはや、歩く天災であり、まともに正面から戦って勝てる相手ではない。
 宴に興じるのも結構だが、その傍ら、迎撃の準備も進めておくべきだろう。幸い、この島には外敵と戦うための巨大なバリスタや大砲が備え付けられている。そして、島の入り口ともいえる城門には、巨大なコンキスタドールや海賊船を沈めるための、超巨大な銛を射出する装置も常備されている。
 一見、過剰とも思われる設備だが、これらを以てしても、超巨大ガニを倒すのは困難を極めるだろう。しかし、敵の侵攻ルートに砲台を設置したり、敵を巨大銛の場所まで誘い込んだりすれば、猟兵達が身一つで戦うよりも効果的なダメージを与えられるに違いない。
 カニを食べながら、戦いの準備もしっかりしよう。この島に迫り来る脅威は、未だ完全に取り除かれてはいないのだから。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【戦闘準備】
 この章で深海人達と一緒に戦闘準備をしておくと、次の章で彼らの支援を受けることが可能となります。
 巨大なバリスタ、大砲、船をも一撃で沈める超巨大銛などが用意されていますが、動かすにはそれなりの人数が必要です。
 準備さえしておけば、後は何もしなくとも一定の効果は見込めますが、次の章のプレイング次第では、絶大な効果を発揮できます。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
これは、有難い提案ですねぇ。
それでは、捕獲した蟹の一部を【豊艶界】に入れお土産用に保存、残りの一部を「買取り」の形で提供し、その「料金分」で「料理代」をお支払いさせていただいても?
捌く際には[料理][怪力]でお手伝い、運ぶ際には【豊艶界】に分けて入れて運ぶことも出来ますよぉ。
蟹丼や焼きガニ等に加え、他の名物も有ればいただけると有難いですぅ。
量が多くても[大食い]で無駄にせずいただけますので。

この先を踏まえ、移動の際と食後の時間を利用して散策、『銛』の位置や射程などを確認しておきますぅ。
『大砲』や『バリスタ』の輸送も、【豊艶界】や[怪力]で手伝いますねぇ。


●カニを食べつつ迎撃準備
 先の戦いで捕獲したカニは、余すところなく使える万能素材。とにかく、まずは料理を食べてくれという深海人達の提案に、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は躊躇いなく乗った。
「これは、有難い提案ですねぇ」
 自分の土産用はしっかり確保しつつ、まずは残りの一部は敢えて商人に売り払った。その金で料理の代金を払えば、それぞれが納得の行く形で、望むものを手に入れられると思ったからだ。
「おお、売ってくれるのか! これは助かる!」
「本当ならタダで料理してもいいんだが、金を払ってもらうとあっちゃ、こっちも本気で料理する責任ってやつがあるな」
 比較的安値で売ってもらえたことに商人達は喜び、料理人達も気合を入れて、巨大なカニを解体開始! なにしろ、無駄に大きいので、まずは茹でるところから始めねばならない。
「こいつは、島で一番の特大鍋さ! さあ、湯を沸かしたから、どんどんカニを入れてくれよ!」
 アシュラオオガニが丸ごと一匹入るような巨大鍋が運び込まれ、その中では既に湯がグラグラと煮えている。その中にカニを放り込み、程よく湯だったところで関節から解体して行けば、たった一匹からでもかなりの量のカニ肉が手に入る。
「さあ、蟹丼の出来上がりだ。こっちには茹でガニもあるぞ」
「カニの味噌を使ったスープもイケるぜ? どれでも、好きなものから食べてくれ」
 他にも、カニのフライにカニサラダに、カニのクリームを使ったパスタまで。それ以外にも、およそ考え得る限りのカニを使った料理が、ズラリとテーブルに並べられた。
「それでは、遠慮なくいただきますねぇ」
 一般人からすればとても食べきれない量の料理だが、大食いのるこるには関係ない。カニ丼片手に、フライもサラダも次々と平らげ、スープもどんどん飲み干して行く。
「す、凄ぇな、あの姉ちゃん……」
「こりゃ、アシュラオオガニでもなきゃ、腹がいっぱいにならねえわけだぜ……」
 るこるの食べっぷりに、圧倒されている深海人達。その間にも、るこるは次々と料理を食べて行くものの、真の目的も忘れてはいなかった。
「ところでぇ……この島に、大砲やバリスタがあるって聞いたんですけれどぉ……」
「ああ、あるぜ。でも、なんだって、そんなもんが必要なんだ?」
「えぇと……実はですねぇ……」
 首を傾げる島民に、るこるは簡単に説明した。
 先のアシュラオオガニは、あくまで尖兵に過ぎないこと。この島に、規格外の巨大ガニが向かっているので、それを迎え撃つ必要があるということを。
「なるほどな……。そういうことだったら、のんびりしちゃいられねぇぜ!」
「私もお手伝いしますのでぇ、しっかり準備しましょうねぇ」
 島の深海人達と共に、るこるは巨大な大砲を運んで行く。この調子で準備をしておけば、次の戦いにて必ず力になってくれることを信じて。
大成功 🔵🔵🔵

アリス・ラーヴァ
アドリブ・連携歓迎

わーい、カニさんが沢山獲れたのー
みんなでどんどん運び込んで料理して貰うのよー
あらー?エラや中骨の部分は食べないのー?
誰も食べないなら勿体無いからアリス達で貰っておくねー

ふう、美味しかったー
そういえば神楽さんの説明だとメインディッシュが後から来ると言っていたわねー
向こうの慌しい一角で準備しているのかしらー?
アリス達も『カルキノス・タイラント』捕獲のお手伝いをしちゃおー
海底の岩を使って敵を城門へ導く侵攻ルートを制限する為の障害物を作るのよー
得意の【怪力】と【団体行動】で岩を運んでアリスの糸で固めるのー
うんうん、これで巨大バリスタの真正面を通るはずねー
この大きな銛で貫いて捕獲よー!


●腹ペコ蜘蛛と進撃のカニ
 山のように積まれた巨大カニ。およそ、他の世界では見ることのできない光景に、アリス・ラーヴァ(狂科学者の愛娘『貪食群体』・f24787)は興奮を抑え切れなかった。
(「わーい、カニさんが沢山獲れたのー。みんなでどんどん運び込んで料理して貰うのよー」)
 妹達と一緒に飛び跳ねて喜んでいるが、傍から見れば巨大な蜘蛛が、カニを狙っているようにも見える。もっとも、姿こそ蜘蛛だがアリスも立派な猟兵であることは、先の戦いの一部始終を見ていた深海人達には分かっていた。
「そっちの蜘蛛さんも、今はとりあえずカニを楽しんでくれや」
「食べ終わった残りカスは、こちらに捨ててくださいね。殻も洗って使いますので、他の場所に捨てたら駄目ですよ」
 見た目に惑わされることなく、深海人達はアリスにカニ料理を運んでくる。もっとも、そこまで凝った料理をせずとも、アリス達はエラさえも残さず、綺麗に平らげていたのだが。
(「ふう、美味しかったー。そういえば、メインディッシュが後から来るって話だったわねー」)
 一通り、カニを食べつくしたところで、アリスはこの後にやって来る、規格外の超巨大カニのことを思い浮かべていた。
 アシュラオオガニ以上の巨体を誇る巨大ガニ。果たして、それはどのような味がするものか。是非、一度で構わないので食べてみたいと思うアリスだったが、そもそも捕獲できるような相手なのだろうか。
「おい、聞いたか? この島に、カルキノスのやつが向かってるらしいって話」
「ああ、聞いたぜ。……ったく、冗談じゃねぇぞ。あんなもん、島に足が生えて歩いて来るようなもんじゃねぇか」
 なにやら慌ただしく色々なものを運んでいる島民の口から、信じられない言葉が聞こえてきた。
 どうやら、カルキノス・タイラントとは、島のように巨大なカニらしい。捕獲どころか、まともに正面から戦ったところで迎撃さえ無理だ。だからこそ、島の設備を余すところなく使う必要があるのだが、それを以てしても、撤退に追い込むのがやっとだろう。
 ならば、せめて敵を城門前の巨大銛の場所へ誘導する手伝いをしようとアリスは思った。海底の岩を積み上げて障害物を作って行けば、それだけ誘導もしやすくなるはずだ。
 妹達と協力し、糸で固めた岩で道を塞ぐ。問題は、敵のサイズに対して、これがどこまで役に立つかだが……バリスタや大砲で攻撃することも考えると、この岩塊は手伝ってくれる深海人を守るための、防壁として使えるかもしれない。
 深海島に迫る歩く天災。それを迎え撃つための準備は、着々と進んでいるようだった。
成功 🔵🔵🔴

ニコリネ・ユーリカ
島の装備では侵攻を禦げない
猟兵すら正面から戦っては勝てない
でも双方が協力すればイケるかもしれない
一緒に戦って下さらないかしら

捕獲した蟹は島の人に、食材に素材に活かして貰おうっと
胃袋に入っても身に纏っても、敵に対抗し得る力になるもの
宴が開かれる迄は地図を手に自分の足で島を巡り
周辺の地形と海流、島内の兵装と配置を調べましょ
どんな兵器も動かすのは人
持ち前のコミュ力で仲良くなれたらいいな

宴では積極的に盛り上げ役をかって出るわよ
オリジナルの自信作『テン👆アゲ👆ダンス』を歌って踊りまーす!

おしりフリフリ♪
おなかナデナデ♪
ハイハイハイハイ!!
バイブスMAX!
それいけハッスルー!!

謎の動きで皆の心を掴むわ


●一緒に踊ってみるカニ?
 深海島に迫り来る超巨大カニ。その存在は、今まで猟兵達が戦って来たコンキスタドールの中でも、特に異質かつ強大な存在だ。
 海賊船さえ沈めかねない強力な迎撃用兵装を用いても、撤退させられるかどうかさえ怪しい相手。ましてや、正面から攻撃を仕掛けるなど狂気の沙汰であり、まともに挑めば猟兵であっても勝ち目はない。
 そんな化け物が迫っているのを知ってか知らずか、島の人々は随分と楽観的に構えているようだった。捕獲されたアシュラオオガニを用いての、盛大なカニ料理フルコース。正にカニ祭りといった様相だが、ニコリネ・ユーリカ(花売り娘・f02123)は宴を楽しみながらも、この後に襲い来る災厄に対しての備えも行っていた。
(「周囲の地形は、だいたい把握できたわね。城門までは渓谷状の地形が続いているから、そこへ誘導さえできれば勝ち目はあるはず……」)
 大砲を始めとした火薬の必要な武器は、その大半が城門に配備されている。その一方で、渓谷には要所に迎撃用の巨大バリスタが設置されている他、武器として防水加工を施した酒樽に爆薬を詰めた、簡易式の爆弾も用意されている。
 そして、極めつけが城門に配備されている超巨大銛。海賊船でさえ一撃で沈める程の威力を誇るそれは、この島の人々が設置した兵装の中でも最も強力なもの。
 これらは、本来であれば幽霊船や巨大魚といった、大型のオブリビオンを迎え撃つための設備なのだろう。撃破までは行かずとも、追い払うことはできるはず。しかし、今回の超巨大ガニ相手に、それがどこまで通じるかは分からない。
 どちらにせよ、兵器を動かすのは全て人の力、即ち島の深海人の力である。敵の襲撃があれば、猟兵である自分は最前線で戦うのだが、その間の支援砲撃は島民達に任せねばならない。
 それを考えると、今の内に島の深海人達と仲良くなっておくのは良い気がした。そのためには、単にカニを食べているだけではなく、積極的に自分から宴を盛り上げねば。
「それじゃ、お料理のお礼に、私が『テン👆アゲ👆ダンス』を歌って踊りまーす!」
 何故か都合よく設置されていたステージに上がり、ニコリネは自慢の歌とダンスを披露し始めた。ちなみに、歌詞も含めて全て彼女のオリジナル。
「おしりフリフリ♪ おなかナデナデ♪ ハイハイハイハイ!! バイブスMAX! それいけハッスルー!!」
 謎の動きに謎の歌。ニコリネにとっては自信作のようだが、果たして島民の反応は?
「おお、いいぞ! もっとやれぇ!」
「アハハハ! これが異国の踊りってやつ? なかなか、楽しそうじゃん!」
 酒の回っていた者達もいたようで、一緒にステージに上がって踊り出した。こういう時、大切なのは歌や踊りの上手さではなく、どれだけ楽しく場の空気に乗れるかということだ。
「ノッて来たわね~。さあ、そこのあなたも、ハッスル、ハッスルー!!」
 いつしか、ニコリネを中心に、殆どの深海人達がステージに上がって好き勝手に踊り始めていた。これだけ心を通わせておけば、いざ戦いになった際にも、快く力を貸してくれそうだ。
大成功 🔵🔵🔵

別府・トモエ
●ネフラ・ノーヴァさんと
もっしゃもっしゃ蟹を食べて栄養補給
いやぁ料理出来る人は敬わざるを得ない
惜しみない称賛を贈ってお腹いっぱい食べてから
高くって目立つところに行って
「聴けぇい!島の皆さん、こんにちは別府・トモエでございます!テニスプレイヤーでございます!」
ドンドン!!
大砲めいてサーブを打ち出すファンサービスも欠かさねえ
やっぱ空気があるから打撃音がよく響く
「これから戦うのは島も食っちゃう化け物蟹。もちろんバリスタがある!大砲がある!漁師の魂、銛がある!」
しかし!もしもそれを扱えない、手の空いてる人がいるならやってほしいことがある
「そう……テニスだ」
よければネフラさんもどう? いらない?そんなー


ネフラ・ノーヴァ
引き続きトモエ殿(f16217)と。 

一匹でも食い切れない量だ、深海人にどんどん振舞おう。料理はせっかくだから深海人の得意なのをいただいてみようか。同じ味覚であれば幸いだが。

おや、トモエ殿が何やら息巻いてるな。またテニスなのだろうが。しかしなるほど、深海人を訓練するというのは利にかなっている。刺突武器の使い方なら伝授できることもあろう。ああ、私はラケットは持たないよ。


●どこでもテニス?
 捕獲された大量のカニ。それらを素材に、次から次へと運びこまれて来るカニ料理を、別府・トモエ(ミステニス・f16217)は一心不乱に食べていた。
「いやぁ、料理出来る人は敬わざるを得ない」
「私は、トモエ殿の食欲の方が賞賛に値すると思うがな」
 大量のカニ料理を余すところなく食べて行くトモエに、ネフラ・ノーヴァ(羊脂玉のクリスタリアン・f04313)が言った。アシュラオオガニの大きさを考えれば、一人で食べても有り余る程だというのに、いったいトモエの腹はどうなっているのだろう。
 まあ、きっと彼女のことだし、常識の壁を越えた超次元テニスをプレイするには、常人では考えられない程のカロリーが必要なのだろう。そんな風に割り切って、ネフラもまたカニ料理を食べ始めた。
「どれも凄く美味そうだが、お勧めなどはあるのか?」
「お勧めかい? 茹でて殻を剥いただけでもシンプルで美味いが、クリームソースにして使っても、なかなかイケるぜ」
 カニは焼いても茹でても、そして何かに加工しても美味い。どうやら、深海人達の味覚も地上の人間と変わりないようで、出される料理も一級品だ。
 そんなこんなで、一通りカニ料理を食べ終わったところで、何故か宴会場の真ん中にあったステージの上にトモエが立った。
「聴けぇい! 島の皆さん、こんにちは、別府・トモエでございます! テニスプレイヤーでございます!」
(「おや、トモエ殿が何やら息巻いてるな。またテニスなのだろうが……」)
 いきなり始まったトモエのパフォーマンスを、いつものことだとネフラは遠間から窺っていた。その間にも、トモエは大砲の如き勢いでサーブを打ち出し、ファンサービスも忘れていない。水中とは違い空気のある場所では、やはり打撃音が良く通る。
「これから戦うのは島も食っちゃう化け物蟹。もちろんバリスタがある! 大砲がある! 漁師の魂、銛がある!」
 だが、それらを扱うには技量が必要。全員が全員、超巨大ガニとの戦闘に参加できるわけでもなく、しかし人手は少しでも欲しいところ。
 もしも、それらの武器を扱えない者がおり、かつ手が空いている場合はどうするか。その場合は、是非ともやって欲しいことがあると、トモエはラケットを高々と掲げて告げた。
「やってもらいこと……。それは! そう……テニスだ!」
 よければ、そちらもやらないかとネフラにもラケットを渡そうとするトモエだったが、残念ながらやんわりと断られてしまったようだ。
「いらない? そんなー」
 ガックリと肩を落とすトモエ。まあ、それでも島の人々が、少しでもテニスに目覚めてくれれば良いではないか。それに、ネフラはネフラで、なにやら思いついたことがあるみたいだし。
「しかしなるほど、深海人を訓練するというのは利にかなっている。刺突武器の使い方なら伝授できることもあろう」
 どうせなら、自分も槍や銛などを使った戦い方を教えてみようかとネフラは考えているようだ。問題なのは、今回の敵はあまりに巨大過ぎるが故に、島民の使う槍や銛では、巨人に砂粒を投げる程度の効果しかないことであるが。
 どちらにせよ、彼女達の訓練の結果がどう転ぶかは、この先の戦いが示してくれるはず。超巨大ガニの足音が刻一刻と迫る中、何故か島の人々は、新たなるスポーツに目覚めようとしていた。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

中村・裕美
もくもくといつの間にかカニを食べている。
「……カニを食べてると……無口になるって……誰が言ったかしら?」
元々喋らないけど

「……こう……泳ぎに自信がないから泡があっても……ちゃんと戦える自信がなくて……まごまごしてたら戦い終わってたとか……とか……そういうんじゃないのよ?」
一応、【エレクトロレギオン】で周囲の地形とかさぐってもらって【情報収集】し、相手を迎え撃ったりおびき出したりするのにいいポジション探すのも大事だしね
「……大規模な戦闘になるだろうし……ここを巻き込まないよう……考えないといけないものね」

普段食に気を使わない分、食べれるときはしっかり食べるタイプ


●こっそり堪能してました
 捕獲されたアシュラオオガニが次々と調理され、ステージの上で様々なパフォーマンスが繰り広げられる最中。
 積み上げられた大量の皿やカニの殻。それらの山の影に隠れて、中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)は独りでカニを食べていた。
「……カニを食べてると……無口になるって……誰が言ったかしら?」
 いや、そんなことは誰も言っていないのですが……。というか、あなたって割と、元から無口じゃありませんでした?
「……こう……泳ぎに自信がないから泡があっても……ちゃんと戦える自信がなくて……まごまごしてたら戦い終わってたとか……とか……そういうんじゃないのよ?」
 誰に言うともなく呟く裕美だったが、幸いにして彼女を責める者は一人もいなかった。まあ、彼女の身体が皿やカニの殻に隠れて、誰にも見られていないだけかもしれなかったのだが。
 とりあえず、腹も膨れたところで、裕美は改めて島の周囲の地形を把握することにした。深海島とはいえ、島は島。入り口の城壁までは渓谷状の地形が続いており、敵がそこを通って来る可能性は極めて高い。
「……大規模な戦闘になるだろうし……ここを巻き込まないよう……考えないといけないものね」
 大砲や、最終兵器の巨大銛が城門に配置されている以上、渓谷に設置されているのは巨大バリスタだけだ。カニの甲殻の前にどれだけ効果があるかは不明だが、上手く利用して足止めし、その間に攻撃のチャンスを増やさねばならない。
 巨大銛は、あくまで最後の手段。それまでに、どれだけ敵を弱体化させ、撃退に貢献できるかが鍵となる。
 どこまでやれるかは分からないが、できる限りのことはしてみよう。普段の栄養不足を補うべくカニを平らげた裕美は、島に迫る巨大な天災と、改めて対峙する覚悟を誓うのだった。
大成功 🔵🔵🔵


第3章 ボス戦 『大島蟹『カルキノス・タイラント』』

POW ●アイランド・ブレイズ
【背中の火山を噴火させ、炎を纏う岩石の雨 】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD ●ハサミスマッシュ
単純で重い【両鋏 】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
WIZ ●ゴースト・パレード
【カトラスとラッパ銃 】で武装した【海賊】の幽霊をレベル✕5体乗せた【今までに喰らった海賊船を元にした幽霊船】を召喚する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は安室・玲華です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●深海島防衛戦!
 海底を、巨大な地響きを立てて島が歩く。アシュラオオガニなど目ではない、超ド級の巨大ガニ。大島蟹の異名を持つカルキノス・タイラントは、刻一刻と深海島を目指している。
 この超巨大なカニにとって、己の進路を邪魔する者は、全て排除の対象だ。その鋏は一撃で大地を穿ち、背中の火山を噴火させれば周囲に溶岩の雨が降り注ぐ。
 かの者によって、食らわれた海賊船も数知れず。それらの船を模倣した亡霊を呼び出すことで、カルキノス・タイラントは己の進撃を邪魔する者を、全て蹴散らし破壊して行く。
 正に、歩く天災と呼ぶのに相応しい存在だった。その口の中にビッシリと生えた鋭い歯。その一本が、だいたい人間と同じくらいのサイズだと言えば、巨大さが分かるだろうか。
 まともに戦ったところで、手傷を負わせるどころか、攻撃が通るかどうかも怪しい相手だ。しかし、この戦いでは、深海島の深海人達がこちらを援護してくれる。
 渓谷の要所に設置された巨大なバリスタ。城門の上に設けられた多数の大砲。これらを使って迎撃すれば、足止め程度にはなるだろう。加えて、深海人達からは、水中でも爆発させることのできる簡易式の爆薬樽も支給されている。甲殻の上で爆発させても大した効果はなさそうだが、使い方次第では、大きな痛手を与えらえるかもしれない。
 そして、それでも進撃を防げなかったときの手段として、城門には巨大な銛の射出装置も設けられている。もっとも、こちらは一発放ったら次弾の装填に時間が掛かるので、ここぞという時に使わなければ、敵の鋏で城門の方が倒壊させられてしまう。
 島を守るためには、単に城門の前で待っているだけでは駄目だ。武器と地形を余すところなく利用して、いかに被害を減らしながら戦えるか。深海を闊歩する動く天災を前に、猟兵達の腕が試される。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 この章では、深海人の強力を得て、以下の兵装が使用可能です。
 使い方によっては、カルキノス・タイラントを迎撃するのに大きく貢献してくれるはずです。

【巨大バリスタ】
 渓谷の要所に備え付けられており、巨大な鉄の矢を発射して対象にダメージを与えます。
 命中した部位によっては、あまり効果を発揮できないかもしれません。

【大砲】
 城門の上に設置されており、砲撃で敵を牽制できます。

【爆薬樽】
 防水加工を施した樽に大量の爆薬を詰めたもので、水中でも使用できる爆弾として用いることが可能です。

【超巨大銛】
 城門に配備されている最終兵装で、海賊船も一撃で沈める程の威力を誇ります。
 杭の如く射出した後は再び城門の中へ引っ込んでしまい、再使用にはかなりの時間を要します。
ニコリネ・ユーリカ
す、すごい
こんなのに襲われたら島ごと消されちゃう
大島蟹に比べればちっぽけな私だけど
弾一つ、矢一本でも出来る事があるから頑張りましょう

大きくても蟹は蟹
躰の構造や関節の可動域で進路は絞られる
海底から湧く酸素の泡を取り込みながら水中移動(水泳・高速泳法)
巨体の移動に巻き込まれないよう注意しつつ、UC発動!
氷属性のモーニング・グローリーを生成して巨蟹の脚を凍らせる
全部なんて贅沢は言わない、関節を凍らせて足止め
【爆薬樽】の効果の及ぶ場所に居て貰うの

召喚される幽霊船も水中から樽爆弾かUCで船底を叩いて強襲
お仲間さんと連携して撃破する

ここで仕留められたら、他の島の人だって安心する筈
だから貴方は今日でお終い!


夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
サイズに加え『対クエーサービースト用』の大技では周囲に被害が出そうですぅ。
かなり厄介ですが、頑張ってみましょう。

『FBS』を四肢に嵌め推進力を確保、『FRS』『FSS』をエネルギー供給に回し【耀衣舞】を使いますねぇ。
狙いは『顎の下に見える関節の隙間』、ロープと[怪力]で持てる限りの『爆薬樽』を引き『光速の突撃』を行いますぅ。
大きさ故に懐には隙が出来易いですし『岩石の雨』は降るまでのタイムラグが有りますから、その前に入り込んでしまえば対処可能ですぅ。
『突撃』で開いた隙間に『火薬樽』を投入し[爆撃]、『甲羅の内側』を直接叩ければ活路は見えますぅ。

……この方も食べられません?


●強襲、巨大蟹!
 ズシリ、ズシリと地響きを立てながら、島へ迫る超巨大蟹。正に動く天災と呼んで差し支えない恐るべき巨体に、ニコリネ・ユーリカ(花売り娘・f02123)はしばし圧倒されていた。
「す、すごい……。こんなのに襲われたら島ごと消されちゃう」
 その強さはともかく、サイズだけならアックス&ウィザーズの世界に跋扈する巨大な飛竜さえ足元にも及ばない。海賊船とて、このカニの前では玩具に過ぎず、巨大な爪は大型の船舶を二艘乗せても、余りある程のサイズを誇っている。
「とんでもないサイズですねぇ。ですが、『対クエーサービースト用』の大技では、周囲に被害が出そうですぅ」
 巨大な相手には、それ専用のユーベルコードで仕掛けるべきかと考えていた夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)だったが、地形のことも考えると、あまり周囲の被害を顧みない行動は厳禁だ。確かに、宇宙怪獣用の武器や技を用いれば、このカニとて倒すことは難しくないのかもしれないが。
「照準良し! バリスタ、撃て!!」
「崖の上からも支援するんだ! 投石、開始!」
 見れば、カルキノス・タイラントの進路上では、既に深海人達が迎撃態勢に入っていた。もっとも、闇雲にバリスタを発射したところで堅い甲殻に阻まれて効果はなく、崖の上から岩を落とした程度では、せいぜい軽い嫌がらせ程度にしかなっていなかった。
「大きくても蟹は蟹……。躰の構造や関節の可動域で進路は絞られるはず」
 このまま黙って眺めていても始まらないと、まずはニコリネがカルキノス・タイラントの側方に回った。
 海底を歩くのは、敵の歩行の振動による影響を受けるので駄目だ。泡と泡を上手く繋ぐようにして接近し、ニコリネは氷結の魔術で敵の脚を凍らせる。その巨体故、脚の関節を1本だけ凍らせるのが精一杯だったが、それでも少しは足止めになると信じて。
「よし……このタイミングなら!」
 予め設置しておいた爆薬樽。それを炸裂させることで、海底に凄まじい轟音が響く。これなら、少しは効いただろうか。そう思って顔を上げるニコリネだったが……しかし、巨大なカニは何事もなかったかの如く、再び歩行を開始して。
「ギ……ギギ……」
 徐に口を開けば、そこから現れたのは幽霊船だった。今まで、自分が襲って食して来た数多の船。それらの残骸を基に船員までをも再現し、自らの手駒として放出して来たのだ。
 邪魔をするなら、お前はコイツの相手でもしていろ。そう言わんばかりに幽霊船を射出して、カルキノス・タイラントは再び歩き出す。追い掛けようとするニコリネだったが、そこへ敵の放った幽霊船と、船員である海賊の幽霊達が立ちはだかる。
「あの船を叩いて! 放っておいたら、こちらの邪魔になるわ!」
 近くにいた深海人達に指示を出し、ニコリネは攻撃の矛先をカルキノス・タイラントから海賊船へと変更させる。どのみち、彼らが闇雲に攻撃したところで、敵の甲殻には傷一つ付けられないのだ。ならば、バリスタは海賊船を牽制するのに使ってもらい、その間に自分は船の真下に潜り込めばよい。
「ここで仕留められたら、他の島の人だって安心する筈……。だから、貴方は今日でお終い!」
 残りの爆薬樽を船底に仕掛け、ニコリネは一気に爆破した。巨蟹にこそダメージを与えることはできなかったが、しかし吐き出された海賊船は、彼女の素早い判断によって、周囲に被害を与える前に撃沈された。

●巨大な敵は内部から
 深海人達の妨害にも構わず、悠々と歩を進める巨大蟹。小島程もある巨体を前にしては、やはり人の力など無に等しいのだろうか。
「……ギィィィィッ!!」
 あまりに妨害が続いたことで、多少は苛立ったのだろうか。カルキノス・タイラントは、ついに背負った火山を炸裂させ、大量の火山弾を周囲に降り注がせ始めた。
「うわぁ! て、撤退だぁ!」
「化け物め……。これだけ撃ち込まれて、まだ動けるのか?」
 降り注ぐ火山弾には敵わず、深海人達は撤退する以外に道はなかった。やはり、このまま外部から攻撃していても埒が明かない。ならば、こういう相手は中から崩すのがセオリーだと、るこるは光の結界を身に纏い。
「大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その衣を纏いて舞を捧げましょう」
 紐で繋いだ爆薬樽を持ったまま、光の速さで接敵する。どれだけ火山弾を降り注がせようとも、今のるこるには止まって見える程に襲い。刹那の時間、瞬きする程の間に敵の口へと接近し、顎の隙間に狙いを定めて爆薬樽を放り込んだ。
「……ッ!?」
 海底を衝撃が駆け抜け、同時にカルキノス・タイラントの身体が微かに揺れる。甲殻の隙間を通して口の中に大量の爆薬を放り込まれたことで、内部からダメージを負ったのだ。
「……ブジュゥ……グ……ギギ……」
 さすがに、中から攻撃されては堪らなかったのか、カルキノス・タイラントは黒い体液の混ざった泡を吐きながら、しばし脚を崩して動きを止めた。
「どうやら、上手くいったようですねぇ」
 作戦が成功したことに安堵の溜息を吐きつつ、るこるもまた敵の懐から離脱して行く。手持ちの爆薬樽を全て使い尽くした以上、残りは後続の味方に任せた方が良さそうだ。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

アリス・ラーヴァ
アドリブ・連携歓迎

わー、おーきなカニさんなのー!
あの脚が2本くらいあったらみんなで食べてもお腹一杯になれそーねー
早速退治しちゃおー!

まずは皆のお手伝いからねー
幼い妹(幼虫)達は【団体行動】でバリスタや大砲の弾を砲手の元まで【運搬】するのよー
装填する手間が省けたらその分連射できるよねー
妹(成虫)達は海賊からみんなを守るのよー
バリスタや大砲を防御しつつ、自慢の【怪力】で射線の外れた【巨大バリスタ】と砲手を運んで再設置しましょー
ついでだから地面に落ちた巨大な鉄の矢は回収して再利用するのー
敵の注意が引けたら地形に【迷彩】して隠れていた妹達に【爆薬樽】で敵の目や間接部分を爆破して貰いましょー


●迫り来る天災
 爆薬で口内を焼かれながらも、カルキノス・タイラントは未だ歩みを止めることなく、徐々に深海島へと接近しつつあった。
 さすがは、歩く天災と呼称されるだけのことはある。しかし、そんな超巨大蟹を前にしても、アリス・ラーヴァ(狂科学者の愛娘『貪食群体』・f24787)はカニを食べることしか考えていなかった。
(「わー、おーきなカニさんなのー! あの脚が2本くらいあったらみんなで食べてもお腹一杯になれそーねー」)
 まあ、それは敵を仕留めることができたらの話であり、そもそもアシュラオオガニと違って、食える種類のカニなのかも分からないのだが。それに、脚だけでも並の船舶を軽く超える大きさなので、運び出すのも大変だ。
(「まずは、皆のお手伝いからねー」)
 とりあえず、敵に少しでもダメージを与えるべく、アリスは幼い妹達に命じてバリスタや大砲の弾を運ばせた。城門に設置された大砲が炸裂し、バリスタの雨が巨大蟹を襲う。本来であれば、弾の運搬によって発射にラグが生じる兵器なのだが、しかしアリスの妹達が次々に弾を運んできてくれるため、殆ど無限に撃ち続けることが可能となっている。
「グ……ゴゴ……」
 バリスタはともかく、大砲による砲撃は、さすがのカルキノス・タイラントも少し嫌がっているようだった。一発、二発では大したダメージもないのだが、しかしバリスタと違い、直撃を受ければ少なからず甲殻が抉られてしまう。そこに狙いを集中されれば、さしもの超巨大蟹も、内部に深刻な傷を負う。
「ギリ……ギ……ギ……」
 口から泡を吐きながら、カルキノス・タイラントは再び幽霊船を呼び出した。大砲やバリスタの位置まで攻撃が届かないので、海賊船に迎撃させるつもりなのだろう。
(「そうはさせないよー。妹達、海賊からみんなを守るのよー」)
 城門に迫る幽霊船から深海人達を守るべく、アリスは妹達にバリスタの砲台そのものを運ばせて再設置させた。残弾は、カルキノス・タイラントに放って弾かれたものを拾って使えばいい。多少、先端が欠けているものが多かったが、質量弾として海賊船相手に放つには十分だ。
 鉄の矢の雨が、ボロボロの幽霊船に矛先を向ける。半永久的に撃ちこまれるバリスタを前にしては、さしもの幽霊船も、成す術もなく沈むしかない。
(「よーし、今よ! 爆破部隊、攻撃開始ー!」)
 そして、最後は爆薬樽を持った状態で隠れ潜んでいたアリスの妹達が、一斉にカルキノス・タイラントの上に雪崩れ込んだ。狙いは、敵の目や関節だ。いかに巨大な蟹とはいえ、甲殻で覆えない部分がある以上、外部からの攻撃に対しても無敵ではない。
「ギ……? グギェェェェッ!!」
 連鎖爆発によって顔面を炎に包まれ、巨大なカニが激しく吠えた。柔らかいとはいえ、それでも膜状のキチン質に覆われている関節はともかく、さすがに眼球は保護するものがなにもない。そんな場所で爆薬樽など炸裂させられては、さしもの超巨大蟹も怯まずにはいられなかったようだ。
(「……う~ん、とりあえずは上手くいったけど、火力が足りなかったかもねー」)
 もっとも、この程度で倒れる相手ではないことは、対峙しているアリス自身が、一番良く分かっていることだった。
 強固な甲殻もそうだが、巨体故の圧倒的なタフネスもまた、カルキノス・タイラントの大きな武器だ。左目こそ爆風で吹き飛ばされ、消失していたものの、甲殻は表面が焦げた程度で損傷は少ない。
 関節の腫れが収まったところで、カルキノス・タイラントは再び歩き出した。巨大な脚とハサミが目指すその先には、深海島の城門が、徐々に姿を現しつつあった。
成功 🔵🔵🔴

中村・裕美
「……マルチプレイは苦手だし……先に行かせてもらっていいかしら?」
支援を受けられる場所よりも、深海人たちを巻き込まないことを優先して敵を迎え撃つ。
「……その装甲を引っぺがす」
【魔竜転身】で出来るだけ大きくなり(多分、帝竜くらいには大きくなれます)、敵に突撃。理性がなくなれば海中に対しての荷が意識も払しょくできるはず。あとはブレスによって相手の装甲を電子データへと変換して【部位破壊】【鎧砕き】。攻撃の通しやすい箇所が増えれば、後続が楽になるかなー、と
敵の攻撃は基本耐久力で耐える

電子化した敵のデータは後で【封印を解く】でもどし、深海人の役に立ちそうな素材にできればいいな


●激突、竜VS蟹!
 数多の攻撃を掻い潜り、ついに城門へと迫る超巨大蟹。深海人達も大砲やバリスタで応戦しているが、しかし敵は未だ止まる素振りさえ見せない。
「……マルチプレイは苦手だし……先に行かせてもらっていいかしら?」
 このまま引き付けて倒す作戦も考えられたが、しかし中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)は、敢えて単身で飛び出した。他人と連携するのが苦手というのもあったが、それ以上に、深海人達を敵の攻撃に巻きこみたくないからだった。
「……その装甲を引っぺがす。……全てを1と0の世界へ……目覚めなさい……滅びの竜」
 カルキノス・タイラントの足元にて、裕美は自らの身体を巨大な竜へと変貌させた。群竜大陸で猛威を振るった、帝竜達に勝るとも劣らない巨体。それでも、体格は未だ敵の方が上回っているが、人間サイズで接近戦を挑むよりはマシだろう。
「ウゥ……ゴァァァァッ!!」
 普段の陰キャな性格はどこへやら。巨竜と化した裕美が高々と吠えれば、カルキノス・タイラントもまた爪を振り上げて裕美を威嚇する。深海で激突する巨影が二つ。正に、怪獣映画さながらの光景だ。
「グ……ォォォォ……」
「ギギ……ギチ……ギチ……」
 互いに一歩も退かず、海底にて激闘を繰り広げる巨大生物。あまりの迫力に、深海人達も我を忘れて、しばし呆然と様子を窺っている。
 だが、それでもやはり、体格の差は隠し切れなかったのだろうか。裕美の変じた竜が繰り出した爪の一撃を甲殻で弾き、カルキノス・タイラントは、お返しとばかりに裕美の腕を巨大な鋏で挟み込んだのだ。
「……ッ!?」
 途端に、万力で腕を潰されているかの如き感覚が裕美を襲う。圧倒的な耐久力を誇る竜の肉体とはいえ、このまでは腕をちぎられてしまう。が、これも全ては作戦の内。
「グゥゥ……ガァァァァッ」
 再び高らかと吠える瞬間、裕美は口から強烈なブレスを吐き出した。それは、カニの甲殻に当たるなり、甲殻そのものを電子データ化し、完全に消滅させてしまった。
 これぞ、裕美の持つ最後の切り札。甲殻を電子データに変えてしまえば、後に攻撃する者達の苦労も減らせるはず。
 やがて、魔術が解けて人間の姿に戻った裕美だったが、その間にも随分と多くの甲殻が、彼女の手によって消滅させられていた。
(「電子データにした甲殻は……後で元に戻せば、素材として使えるわよね……」)
 痛みの残る腕を軽く支えながら、裕美は残る戦いを後続の猟兵達に託した。甲殻を失った巨大蟹は、その身を守る術を失いつつも、最後の砦である城門へと近づきつつあった。
大成功 🔵🔵🔵

別府・トモエ
「往くぞ大島蟹……幽霊船の貯蔵は十分か……ってね」
ヤツの目を存分に惹き付ける超絶プレイを魅せちゃるよ
手筈通りに手隙の住人の皆さんにテニスボールを打ち込んでもらう
「ふははは!戦争は数だ!テニスは戦争だ!」
砲弾とテニスボール、どっちが強いか勝負といこう
我が別府ゾーンは全てのテニスボールを操る絶技
あっち行った球、向こうに打った球、全部を操り、引きつけ、もっかい打って、戦場全体に狙い澄ました支援射撃の制圧射撃よ……もしもその鋏だの持ち出して直接私を叩こうってんならしめたもんよ
「今だネフラさん!」って、そいつぁフラグってやつだな
奴がネフラさんを狙うようなら全力妨害するよ……テニスでな!


ネフラ・ノーヴァ
引き続きトモエ殿(f16217)と。 やあ、実際に見ると呆れるほどでかいな。さて、私は奴に張り付いて関節を狙って見るとしよう。あれにとってはバリスタも蚊に刺された程度だろうが考えはある。 トモエ殿の攻撃に奴の気が向いているうちに、自分はロープを結んだバリスタで足の関節近くを狙う。ひとまず刺されば良し、UC電激血壊を発動しロープを伝って足に跳び移ろう。手早く関節の間に刺剣を刺し、超電磁砲を放つ。 奴が動きを止めたら言って見たいセリフがある。やったか?と。


●最終決戦、巨大蟹!
 度重なる激闘さえも耐え凌ぎ、ついに超巨大蟹は、深海島の城門前まで迫っていた。
 大砲の砲撃だけでは、もはや進行を止めることはできない。先の戦いで甲殻の多くを失っているとはいえ、外からの攻撃だけではどうにもならない。バリスタは先端が刺さるようになりこそしたが、致命傷を与えるには程遠い。
「やあ、実際に見ると呆れるほどでかいな」
 山のような巨体を前に、ネフラ・ノーヴァ(羊脂玉のクリスタリアン・f04313)が呟いた。正直、まともに正面から挑んだところで、こいつを止める術などあるのだろうか。
「グ……ゴゴゴ……」
 ここに来て、カルキノス・タイラントが再び口の中から幽霊船を呼び出した。飛来する砲弾やバリスタの弾といった、弾幕になるものを除去させるつもりだ。
「往くぞ大島蟹……幽霊船の貯蔵は十分か……ってね」
 だが、そんな大ピンチな状況にも関わらず、別府・トモエ(ミステニス・f16217)はテニスラケットを片手に、不敵な笑みを浮かべていた。
 島をも食らう巨大蟹。相手にとって、不足なし。テニスコートより遥かに巨大な相手を、スーパープレイで捻じ伏せようというのだろうか。
 城門の上で、ラケットを構えるトモエ。幽霊船と超巨大蟹の前には、矮小な存在にしか見えないが。
「ふははは! 戦争は数だ! テニスは戦争だ!」
 なんと、トモエの号令に合わせ、深海人達が一斉にテニスラケットを構え、幽霊船にサーブを叩き込み始めたではないか!
「なあ……こんなんで、本当にあの化け物を倒せるのか?」
「さあな。とりあえず、言われた通りにやるしかないだろ」
 もっとも、大砲の弾さえ効かない巨大蟹を相手に、テニスボールで勝てるのか否かは、深海人達も半信半疑。おまけに、トモエと比べて技量も経験もない付け焼刃のサーブでは、大半がヘロヘロなヘッポコ玉だ。
 果たして、こんなもので本当に超巨大蟹に勝てるのか。カルキノス・タイラントどころか、召喚された幽霊船にも勝てそうにないのだが……そこは、テニスを武器とするトモエである。彼女がテニスで勝負を仕掛ける以上、何も考えていないはずがない。
「よしよし……十分な数のボールは集まったね。それじゃ……油断せず、いくよ!」
 トモエが軽くラケットを振れば、それだけでヘナヘナだったサーブが凄まじい球速のスマッシュに変わり、幽霊船に降り注ぐ。その威力は、もはや単なるテニスのスマッシュではない。船体の装甲をブチ抜き、マストに掲げられた帆に大穴を開ける様は、殆どバズーカか何かに等しいものがある。
「見たか! 我が別府ゾーンは全てのテニスボールを操る絶技! そして……私がテニスボールだと思ったものであれば、何であろうと打ち返せる!」
 それは、無数に飛翔するボールだけでなく、幽霊船の放った大砲の弾も同じこと。飛来する黒い鉄球を、トモエはラケットで軽々と打ち返して幽霊船に叩き込む。それだけでなく、今度は幽霊船そのものをボールに見立て……謎の力で引き付けたところで、豪快にカルキノス・タイラント目掛けて打ち返した!
「……グゴッ!? ギ……ガガ……!!」
 大口を開けたところへ幽霊船を叩き込まれ、さすがの巨蟹もしばし動きを止めた。そこを逃さず、今度はネフラがロープを結んだバリスタ弾を発射して、敵の脚に伝わるための足場とした。
「とりあえず、刺さりはしたか……」
 度重なる戦闘で甲殻の一部を失ったカルキノス・タイラントへは、バリスタの弾を突き刺すのも容易だった。が、そもそもパワーが違い過ぎるため、ロープの端が固定されている砲台諸共に、カルキノス・タイラントは強引に引っ張りながら歩き出した。
「くっ……! せめて、こちらが渡り切るまでは、大人しくしていてもらいたいものだな」
 揺れる綱に捕まりながら、ネフラはなんとか敵の脚の内の1本に乗り移った。敵が歩く度に脚も揺れるため、当然のことながら凄まじく足場が悪い。このままでは、遠からず振り落とされてしまうので、そうなる前に、せめて一撃でも食らわせてやらねばならない。
「今だネフラさん!」
「任せろ! 雷電の如き神速こそ力……」
 甲殻を失い、剥き出しになった関節に、ネフラは刺剣を突き刺した。そのまま、勢いに任せて傷口へ追い討ちの超電磁砲を叩き込む。天然の鎧を失った状態では、さすがの巨蟹も防ぐことはできず、凄まじい炸裂音と共に巨大な脚が根元から吹き飛んだ。
「……やったか?」
 崩壊する脚と共に落下しながらも、ネフラは動きを止めたカルキノス・タイラントを見て呟いた。
 だが、本当にやったのだろうか。確かに、あれだけの巨大な脚を吹き飛ばしたのだから、かなりのダメージを負わせられたとは思いたいが。
「……って、そいつぁフラグってやつだな」
 果たして、トモエの言葉に合わせ、カルキノス・タイラントは再び動き出した。蟹にとっては、脚など1本や2本、失ったところでそこまで大きな支障はない。元より、甲殻類の脚はもげ易いものであり、脱皮と共に失った脚は再生を遂げるからだ。
 これで、いよいよカルキノス・タイラントを妨害するものは何もなくなった。口から泡を吹き、甲殻も失い、バランスを崩しながらも、超巨大ガニが城門に迫る! 大砲やバリスタによる砲撃も、無数のテニスボールによる妨害も間に合わない! 振り下ろされた巨大な鋏が城門に炸裂し、石造りの壁が音を立てて崩壊を始める。
「……ッ!? ギィィィィッ!!」
 しかし、壁が完全に破壊されると思われた寸前、城門から射出された巨大な銛が、カルキノス・タイラントの口内に飛び込んだ。
「ア……ググ……ギ……」
 さすがに、内部から急所を貫かれては、一溜まりもなかったらしい。激しい攻防戦の末、ついに崩れ落ちた超巨大ガニ。海底に沈んだその姿は、殆ど小島と変わらない。
「おい……やったぞ!」
「凄ぇぜ! 俺達で、あの化け物を倒せたんだ!」
 島のようなカニを退治できたことで、深海人達も思わず小躍りして喜んでいた。
 巨大銛を使って、せいぜい追い払えればよいだろうと考えていたのに、結果として完全に仕留めることができたのだ。
 それらは全て、これまで戦って来た猟兵達の奮闘があってこそのことだった。普通に銛を射出していたら、堅牢な甲殻と巨大な鋏に阻まれて、全く通用していなかったはず。しかし、全身の甲殻をあちこち引っぺがされた上に、大量の爆薬樽と、しまいには幽霊船そのものを口の中にブチ込まれた結果、さしもの超巨大ガニも内臓をズタズタにされていたのだ。
 かくして、対峙されたカニの素材は深海島の人々によって切り出され、その後も島は随分と発展したという。なお、背中の山だけは残ってしまったが、希少な鉱石が掘れるということで採掘者が後を断たなかった。そして、それらも掘り尽くされた後は、深海島の離れ小島として知られるようになり、いつしか立派なテニスコートが設置されていたとか、いないとか……。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

最終結果:成功

完成日2020年07月03日
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