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a harvest festival(作者 ぴょんぴょん跳び鯉丸
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 空に届く場所。
 夜と闇に覆われた世界で、その場所は比較的に明るい。
 空にある星の瞬きが近い、高所に存在する場所だからだ。
 長い時間をかけて肌が削られ出来た、高い裸の山。
 辺りは丘陵が囲み、見張らしもいい。
 その頂点に、少ないながらも人は住み着いていた。
 ヴァンパイアの支配を逃れ、神々の目からも離れ、生きていた。
 ちょっとした魔獣であれば、高所から低所を迎える地の利を活かして迎撃も出来る。
 故に、それなりの時間、人々は平和だった。
 しかし、故に人々は思い知る。
 軽快な笛の音に誘われて、楽しい愉しい化粧を施す行進を聞きながら。
「ああ、林檎が沢山、美味しそう」
 足掻いても逃れられない、喰われる側の立場を思い出す。
「食べきれるかしら、私、一口は小さいの、ねぇ。こんなにたくさん、実ったね」


 グリモアベースに、ミサキはいる。
 いつもの様に背もたれを無くした椅子にちょこんと腰掛け、猟兵が揃うのを待っていた。
 そうして、しばらく。集まってきたのを確認した少女は椅子から降りて、微笑みを浮かべ、言葉を作る。
「こんにちは、みんな。ここに来たってことは、手伝ってくれるんだよね。うんうん、わかってるわかってる」
 ぱん、と手を合わせて、返事も聞かない内から続ける。
「ダークセイヴァーで事件が起きるよ。ヴァンパイアの支配から逃れた地──人類砦が、辺境伯に壊滅させられる」
 ここ最近現れた強力なオブリビオン。辺境伯の紋章と名前を付けられた、寄生虫型オブリビオンを体に宿した謎の敵、それを総じて辺境伯とカテゴライズしている。
 それが、ある村を襲うというのだ。
「幸いな事に、発生までは時間があるよ。現地で準備する猶予がある。迎撃するとか、相手の様子を探るとか、村の人を逃がすとか、うん、色々ね」
 その結果で、未来は変わるだろう。
 だから。
「だから、みんなの思うように動いていい。きっと悪いことにはならないさ、ああ。きっとね」
 そう言って、ミサキはグリモアを取り出して、猟兵たちを送り出した。





第2章 集団戦 『疫病パレード』

POW ●安楽のレクイエム
【演奏される曲から毒属性の疫病】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD ●喝采のファンファーレ
戦闘力のない【人々を死に至らしめる呪い属性の疫病】を召喚する。自身が活躍や苦戦をする度、【感染者は倒れ、演奏をする亡者となること】によって武器や防具がパワーアップする。
WIZ ●終わらないパレード
自身が戦闘で瀕死になると【一瞬で他の亡者へと憑依する先導者の霊】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
👑11

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 愉快な楽団が歌を歌う。
 共に逝こうと誘いを謳う。
 彼らは道化で、君達は観客という関係だ。
 けれど、その舞台にあげようと、そう仕向けてくる。
 登ってしまったら最期、もう降りられない。
 それらが通った後に観客は残らなず、ただ死を呼ぶ道化師が増えていく。
 それは楽園へ続くパレードの様に。



─────戦果─────

・敵の軍団は、村を取り囲む様にやってくる様です。
・村の周囲は木々も無く、草の濃い場所がある程度で、隠れるスペースは無さそうです。
・村内に緊張が強まっています。敵の軍団を見れば、村人達は猟兵の邪魔はしないでしょう。
・村と外の境界線に、簡易な柵が出来ています。

─────以上─────