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かの地に緑の芽吹く道を

#アポカリプスヘル #【Q】 #ストレイト・ロード

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#【Q】
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#ストレイト・ロード


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●かの地に緑の芽吹く道を
「みんな、アポカリプスヘルに各拠点同士を繋ぐ道を作っているのは知っている?」
 フィーナ・ルリス(陽だまり・f04597)は、猟兵達に話し始める。
「みんなには、二つの拠点の道を作って欲しいんだ。とはいえ、道を作るにも大地は荒野だし、オブリビオンも沢山いるし、拠点同士を繋ぐ道を作るのは大変なんだよね。特にオブリビオンは……拠点に住んでいる人達にとっても、奪還者の人達にとってもとても危険だし、ここは猟兵の力で排除しないダメなんだよね。だから、みんなには道を作るだけじゃなくて、オブリビオンの撃退もお願いします」
 それから……とフィーナは続ける。
「今回、お願いしたい拠点の一つは、前にみんなにお願いした農業を普及させて貰った拠点なんだよ。今、みんなのお陰で、少しずつ野菜とかが採れているみたいなんだ。最近のアポカリプスヘルでは、他の所でも農業が始まりつつあるみたいだけれど、この拠点は試行錯誤しながら、みんな農業を頑張っているから、道を繋げてあげたら、その先にある拠点にも農業を教える事も出来ると思うんだ。アポカリプスヘルには拠点が沢山あるから、どこも少しずつ農業が出来るようになったら良いよね。その足掛かりの一つとして、道を作って欲しいんだ」
 フィーナは一つ、注意点を話す。
「勿論、道を作るって言っても資材は殆ど無いんだ。だから、使える舗装の種類はマカダム舗装(砕石舗装)という、砕石をローラーで圧し固めたものになるよ」
 それから、オブリビオンについても伝える。
「繋いでほしい拠点に続く道には……何か暴走族っぽい感じの羊の集団と……メカドラゴンもどきみたいなのが居るみたい。だから、一筋縄じゃいかないかもしれないけれど……様々な可能性を作るためにも道を完成させて欲しいです。みんなの力、信じているね!」


白鳥美鳥
 白鳥美鳥です。諸事情により、出来ていなかった道の設置をお願いいたします。
 今回、繋ぐ拠点の出発点は、かつて猟兵の方々によって少しずつ農業が定着してきた拠点になります。目的としては、今、農業が普及しつつありますが、こちらもその一つになればと思います。
 最初は、拠点同士を繋ぐための道筋探しをお願いいたします。
 その後は、その道を作るために邪魔なオブリビオン達との連戦になります。
 もう一つの拠点にも、より経験を積んだ拠点の農業技術を伝えるためにも、道の整地をお願いいたします。

 リプレイのお返しは、ケースバイケースになりそうです。また、リプレイのお返しが遅くなりそうな場合は、マスターページやTwitterにてご連絡できるように努めますので、チェックをお願いできればと思います。

 皆様のご協力、宜しくお願い致します。
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第1章 冒険 『荒野を切り開け』

POW   :    道路を敷く為、荒れた地面の整地を行う

SPD   :    鋭い調査や直感によって、周囲の危険を避ける

WIZ   :    知恵や知識によって、最適な交通ルートを割り出す

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

御剣・刀也
道の作り方はわからんが、様は大地を慣らしていけばいいんだろ?
とりあえず、邪魔な石とかを取り除いたら、整地しようかね

機械、あるいは人力で荒れた道を整地していく。
体力と力はあるので、他の人が敬遠する作業を率先して行う
途中何かに襲われても、オブリビオンでないなら覇気を全開にして相手の戦意を削いで、戦わないで決着をつけ、道の聖地を続ける
「斬った張ったなら得意なんだが、こういう事になると俺はとたんにできることが限られる。ま、しゃあないか」



「道の作り方はわからんが、様は大地を慣らしていけばいいんだろ?」
 目の前に広がる荒野を見つつ、御剣・刀也(真紅の荒獅子・f00225)は次の拠点に向かう道づくりについて思いを馳せる。次の拠点に行く道にはオブリビオン達が巣くっているようなので、その辺りも気を付けないといけない。それに他の何かが現れても道づくりの邪魔になる。何も近づけさせないように邪魔されない様に覇気を放った。
 刀也は力自慢だ。ならば……。
「大きな岩や石を取り除いていけばいいか」
 流石、荒れ地だけあって、大きな石も結構ある。これを取り除いていけば整地し、簡易とはいえ舗装をしていくのも随分と楽になるはずだ。
 邪魔になる石を取り除いていく。
「斬った張ったなら得意なんだが、こういう事になると俺はとたんにできることが限られる。ま、しゃあないか」
 刀也は目立つ大きな石などを取り除き、道となる場所の外側に運んでいく。大きな石を中心に石を取り除いていった。
「……まあ、大きな石は大体無くなったかね」
 周囲を見回し、刀也は大きく息をつく。大きな石などは見当たらない。これならば、きっとこの先の道づくりも随分と楽になるだろう。
 この道の最初となる拠点は、かなり農業が定着しつつある。この先の拠点にもその技術が届くことを願って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ナナシ・ナナイ(サポート)
『ナナシ・ナナシや!よろしゅうな!』

わいの本業は傭兵!金次第で何でもやるで!あ、猟兵としての仕事なら金は取らへんで。

なにか調査するときはフレンドリーに人から話を聞くで。わいのコミュ力を見よ!それ以外は虱潰しにいくで。
あと、傭兵やから求職中のふりをして敵陣に潜入したりするな。
目的達成のためなら恥もプライドも捨てるで!
戦う意思のない奴、殺しちゃいけん奴は『突撃銃型アサルトウェポン』の銃床で殴って気絶させるで。堪忍な。

わいは基本ポジティブ思考や!明るく楽しく気楽に行くわ!でも空気は読むで。
この関西弁はキャラ付けやから適当やで。
誰でも名前+ちゃん呼びや!
あとはおまかせや!



「なるほどー、拠点同士を繋ぐ道かいな。確かに、このアポカリプスヘルは拠点がバラバラやし、そっちの方が住人にも便利やろうし、傭兵として働くにも便利やな」
 ナナシ・ナナイ(ナニワのマンハンター・f00913)は、明るく笑う。
「向こうの拠点がどんな所かは分からへんけど、こっちの拠点はみんな農業をぎょうさん頑張ってるみたいやしな。笑っとる人も多かったさかい、向こうの人もそうなったらええなあ。まあ、出来る事は限られとるけど、わいも一肌脱いでやろか!」
 前向きなのがナナシの良い所だ。こういう場所でポジティブに考えられる事は非常に大事なものだ。
 傭兵なので力や体力には自信はあるし、地面を均していけばいい。大きな石類はかなり取り除いてもらっているので、舗装の際に邪魔になりそうなものを取り除いていく。それなりに忍耐力がいる地道な作業だけれど……。
「二つの拠点の交流が出来るようになって、活気がつくとええなあ」
 そう、笑顔を浮かべて。

成功 🔵​🔵​🔴​

ベリル・ウェルトリア
何をするにもがたぼこで困っていたので
どんな形でも道ができるのは嬉しいし、助かりますね!
これでみなさん農業も、もっとがんばれるっ!

ここには『環境耐性』があるので、
うまいぐあいに『地形を利用』した道筋探しを頑張ります。

今は道を引くのが優先ですし、
近付いてくるオブリビオンがいたならば、
ベルの方に『おびき寄せ』て、『逃げ足』っ!
『ドーピング』しているので、怪我したってへいちゃらですよ!

「むつかしい舗装作業は得意じゃないですが、
少しでもお役に立てるように頑張りますねっ!」

※アドリブ、共闘、絡み、OKです。


水心子・静柄
舗装とか細かい作業はあまり興味はないけど、地面の整理とか大雑把な作業は好きよ。

さてとまずは道を塞いでいるような大きな岩はグラウンドクラッシャーで粉砕するわ!鞘の重さを利用して重量攻撃で粉々にするくらいの勢いで!!そうしたらこの後の舗装にも役に立つんじゃないからね。とりあえずは気の済むまで大きなものを粉々に砕こうかしらね。あとは誰かが綺麗にしてくれるはず!

それにしてもこの世界は何もないわね。他の世界と比べると不便よね。この世界には100年以上経った物とかあるのかしらね。あったら見てみたいわ。



「何をするにもがたぼこで困っていたんですよね。どんな形でも道ができるのは嬉しいし、助かりますね!」
 ベリル・ウェルトリア(No.vanilla・f27384)は、張り切っている。フラスコチャイルドである彼女は、この地がいかに大変なのかは身をもって知っているのだ。
「舗装とか細かい作業はあまり興味はないけど、地面の整理とか大雑把な作業は好きよ。まずはどうしようかしらね」
 水心子・静柄(剣の舞姫・f05492)は、ベリルに話しかける。先程の彼女の言葉で、彼女がこの世界に詳しい事は分かったからだ。
「そうですね。ベルはここの出身ですし、道を考えるのはお役に立てると思います! ここから向こうの拠点に向かうとなると……こういう感じで繋いでいけば良いんじゃないでしょうか?」
 ベリルは現在地と、向こうの拠点の位置を考えながら、舗装予定の道を歩きつつ地形の様子を見て道筋を考えていく。時々、地面に道筋の絵を描きつつ、一緒に道を辿っている静柄にも説明しながら自身も再び視認という形で確認もとって道筋を考えていった。
「あそこの大きな岩の塊を壊したら、もっと近道になるんじゃないかしら」
 途中まで行った所で、静柄がそう言った。彼女が指をさしている先には大きな岩がある。結構、大きな岩だし、この土地はいつ地形が破壊されるか分からない。崩れてきたりしたら道が塞がれるので避けたい場所なのだけれど……今、彼女は『壊したら』と言った。
「壊したら……という事は、もしかして、静柄さん、壊せたりします?」
「ええ、勿論。こういう事は得意なのよ。危ないから、少し離れていてね」
 静柄は、一気に岩に向かって走り出す。そして、飛び上がると、自身を収めている脇差の鞘の重さも利用して、思いっきり叩きつけた。重力の力も借りたその一撃と共に岩にヒビが入ると同時に大きな音を立てながらガラガラと崩れていく。
「おお……凄いです!」
 駆け寄ってきたベリルは粉々に壊れた岩を見て、ため息をつく。危険だと思われた大きな岩が、今では道を作るのに十分なくらい崩れ去っているのだから。
「じゃあ、ベリルはここを通る形で道を考えてくれる?」
「はい! ここが通れるのならこの先は結構真っ直ぐに行けそうですね」
 と、今まで通り足を進め始めたベリルだが、静柄がついてきていない事に気が付いたその時、再び凄い轟音が鳴り響いた。
「静柄さん!?」
 慌てて振り返ると、静柄が再び壊れた岩にもう一撃加えていた。壊れていた岩が更に細かく砕かれている。
「この位細かく砕いたら、今後の舗装の役に立つかしらね」
「凄いです、静柄さん! 舗装材料も一緒に手に入って一石二鳥です!」
「ええ、きっと後からみんなが綺麗に舗装してくれる筈!」
「そうですね。オブリビオンが出るという話ですし、舗装はまた改めてしそうですし!」
 舗装作業が得意ではない二人は、オブリビオンが出ると予知されているので、戦闘で崩れたりしたら再舗装が必要になりそうだから大丈夫という事にして、再び道の流れを確認していく。道を行き先を確認しつつ先に進んでいると……その先で、変な集団を見つけた。羊……だろうか?
「あれが、オブリビオンかしらね」
「そうですね、道を完成させる為にも頑張りましょう!」
 静柄とベリルは、武器を構えたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『煮慈威露愚喪の獏羊族』

POW   :    強奪の時間だヒャッハー!
自身が操縦する【山羊】の【突撃威力】と【物資強奪確率】を増強する。
SPD   :    ヒャッハー!突撃だ!!
【トゲ棍棒】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
WIZ   :    1ヒャッハー!2ヒャッハー!!3ヒャッハー!!!
【ヒャッハー系歌詞で大音声の羊数え歌】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全対象を眠らせる。また、睡眠中の対象は負傷が回復する。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ベリル・ウェルトリア
今はまだ道を繋いでいる状態ですよ。
完成してから出てくればいいのにどうしましたか?
あたまがそこまで回らないのですか?
ではさよならです。

見えていたし、銃で『先制攻撃』狙っていきましょか
操縦している山羊を基準に【遊猟】で
その動き、その匂い、覚えましたよっ!
次の痛みは今の比ではありません。
攻撃モーションから都度『ダッシュ』『カウンター』で対応します

睡眠への警戒は特にいりませんね
『激痛耐性』ありますし、
その間回復していくなら攻撃受けての目覚めを待ちましょ

お仲間さんが攻撃を受けそうなら『援護射撃』を優先で

終わったら飾りとか、きれいなもこもことか
全部もらっていきますね。

※アドリブ、共闘、絡み、OKです


御剣・刀也
………何でもありだとは思っていたが、まさかこんなのがいるとは
なんというか、やる気のそがれる相手だな
まぁいい。それでも倒さなきゃならないんだ。斬り捨てる

山羊の突撃威力と物資強奪確立が上がったら、獅子吼でその突撃速度を利用して真正面から斬り捨てる
強奪されそうになったら第六感、見切り、残像で奪われないようにしながら、斬り捨てる
「なんで山羊に乗ってるんだ?こいつら?まぁ、いいか。ここに生きてる連中のために、斬り捨てるだけだ」



 それは山羊だった。山羊の集団だった。
 ……虹色の山羊。その上にも虹色のモヒカン姿の羊、いや獏の様なものが乗っていて、何やらハイテンションでやって来る。
「強奪の時間だヒャッハー!」
「ヒャッハー! 突撃だ!!」
 ……姿も派手だが、ハイテンション具合も半端ではない。
「………何でもありだとは思っていたが、まさかこんなのがいるとは。なんというか、やる気のそがれる相手だな」
「……そうですね。何というか……あたまが悪そ……いえ、回らない相手ですね」
 とても残念な姿の相手に、御剣・刀也は脱力感に襲われる。生粋の武人気質である彼から見ると……本当に残念な相手である。刀也の言葉に同意するベリル・ウェルトリア。
 とはいえ、どんなに残念な相手であろうと強奪者でもあり眠りも誘ってくる凶悪な集団である事には間違いない。
「まぁいい。斬り捨てるだけだ」
「はい。さよならです」
 刀也は日本刀、獅子吼を、ベリルはアサルトウェポン、Sloppyを構える。
「逃がしませんよ!」
 先制でベリルが銃を虹色の山羊たちに向かって撃ち放つ。ベリルは相手の行動パターンと匂いを覚えると、一気に後方へと駆ける。虹色の山羊の傍に近寄るとトゲ棍棒による攻撃を受けてしまうが、一定の距離を保てば攻撃を喰らう事は無い。同時に、カウンターも狙いつつ、銃を撃ち放った。
 刀也は向かってくる虹色山羊達を一閃する。また、その相手の突撃速度を利用しつつ、真正面から斬り払った。大胆にも強奪しようとしてくる相手も身をかわしつつ容赦なく斬り捨てる。
 次々と虹色山羊の集団を斬り伏せ一閃していく刀也に合わせて、ベリルも射撃で援護し、数を減らしていった。
「なんで山羊に乗ってるんだ? こいつら?」
「分かりませんけれど、でも、この山羊の綺麗なもこもこの毛とか持っている物とか他諸々、拠点の人達の為に色々と使えそうじゃありませんか?」
「成程、物資強奪している奴等の物資を頂く訳か。こいつらはオブリビオンだから、どの位残るのかは分からないが……元々暴れている奴等だからな。ここに生きる奴等には必要なものを持っている可能性はあるかもしれないな」
 何しろ猟兵の物だって奪おうとしてくるのだから、拠点の人達や奪還者達から何かを奪っている可能性も十分ある。骸の海に還った時に何かしら残るかもしれない。それは、この道筋の二つの拠点でも役に立つだろう。
「まずは、こいつ等を斬り捨てる。それからだ」
「はい、頑張りましょう!」
 道なき所に道を完成させるためにも、この世界で生きている人達の為にも……刀の光と銃撃の音が虹色の山羊達を次々と倒していった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

セシリア・サヴェージ(サポート)
「私の力が必要なら喜んで手を貸しましょう」
「人々を傷つけるというのであれば、私が斬る」
「護る為ならば、この命惜しくはありません」

◆性質
『暗黒』と呼ばれる闇の力を操る黒騎士。闇を纏った冷たい風貌から誤解されがちですが、人々を護り抜くという強い信念を持っている隠れ熱血漢。味方には礼儀正しく優しく接しますが、敵には一切手加減せず非情です。無茶な行動や自己犠牲も必要と判断すれば躊躇しません。

◆戦闘
『暗黒剣ダークスレイヤー』と共に力任せに暴れます。ダメージや怪我を恐れず、代償を伴うユーベルコードの使用を躊躇しません。非戦闘員が戦場にいる場合は護衛・救出を優先します。



「……この荒れ果てた地で、生きる事が大変な地で……尚も強奪を繰り返すと言うのですか」
 セシリア・サヴェージ(狂飆の暗黒騎士・f11836)は、煮慈威露愚喪の獏羊族達を、その美しい銀の瞳で冷たく見る。
「しかも、拠点同士を繋ぐ道を強奪する様な輩を許す訳にはいきませんね」
 セシリアは暗黒剣ダークスレイヤーを構えると、やたらとテンションの高い相手を見据える。このオブリビオンは強奪者の集団だ。見た目は色鮮やかで、力の抜けてしまう姿をしているが、行っている事は極道そのもの。
「煌めく暗黒の刃で仇なす者を打ち払う!」
 暗黒剣ダークスレイヤーの纏うオーラを闇色の刃として巨大化させていく。
 ここには、共に戦う味方は、今はいない。ならば、存分、暗黒剣と共に舞い踊る事が出来る。そう、この『暗黒』を思う存分、味あわせてやるのだ。
「この地に暮らす人々を傷つけ、奪い、苦しめる者達に容赦は一切しない!」
 色鮮やかな中に暗黒が踊る。昏く煌めく刃が戦場を三度閃いた。重く鋭い刃は、色鮮やかな山羊達を骸の海へと次々と還していった。

成功 🔵​🔵​🔴​

水心子・静柄
この世界には似つかない色彩ね。この世界だからくすんだり汚れたりしないのかしら?それとも防〇加工か何かでコーティングされてたりするのかしらね?

それはさておき、突撃してくるなら好都合ね。すれ違いざまに居合を放ってあげるわ。敵が突撃してくるタイミングは第六感と野生の勘を頼るわ。あとは恐れずに捨て身の一撃で放つのみ!

まぁ物資っていっても日本酒しかないから気にせず挑むわ。お酒は嗜好品で、喉が渇いたからといって飲むものじゃないしね。



「ヒャッハー! 強奪の時間だヒャッハー!」
 数はほとんど減ったとはいえ、それでも煮慈威露愚喪の獏羊族達は暴れている。
「この世界には似つかない色彩ね」
 水心子・静柄の感想はとてもシンプルだった。確かに荒廃したアポカリプスヘルに、この虹色の色彩というのはどうなのだろうか。
「この世界だからくすんだり汚れたりしないのかしら? それとも防〇加工か何かでコーティングされてたりするのかしらね?」
 静柄の関心は虹色の色彩の方に完全に移っている。……恐らく、オブリビオンだから、どんな事になっても虹色に輝いているだろうとは思うのだけれど、ちょっと気になってしまったのだから仕方が無い。
「ヒャッハー! あいつを狙えー! 持ってるもの奪ってしまえー!」
 静柄を見つけた一体が、残っている連中に指示を出す。そして、一斉に襲い掛かってきた。
「突撃してくれるのなら好都合ね」
 静柄は、ふっと笑う。どうせ、強奪されそうな物資と言っても日本酒ばかり。喉を癒す為の物でも無い。ならば、その辺りは気にしない。
 突撃を仕掛けてくる山羊達を見量りつつ……第六感と野生の感を信じて、相手の突撃をかわした瞬間、脇差である自らの刀身で抜刀し居合いでバッサリと斬りつけた。恐れはない。この相手が例え強奪をしかけてこようとも、この居合斬りを本当に捨て身の一心で斬りつけていく。
 突撃してくる相手をかわしつつ、バッサリと次々と斬りつける。それを何度も繰り返していく内に……周囲にはあの賑やかな虹色の何かはいなくなった。
 ……代わりに、変な音が聞こえてくる。今度は金属音。それも重たく……明らかに大きい何か。
「……これが、最後の障害……なのかしら?」
 ……そこには、金属製のドラゴンの様なものが居た。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『未完成のメカドラゴン』

POW   :    完成予想図
無敵の【完璧な機体を持つ姿】を想像から創造し、戦闘に利用できる。強力だが、能力に疑念を感じると大幅に弱体化する。
SPD   :    カラダ集め
非戦闘行為に没頭している間、自身の【心臓部】が【異常に発熱し】、外部からの攻撃を遮断し、生命維持も不要になる。
WIZ   :    クラッキング
見えない【電流】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はサフィリア・ラズワルドです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ネピア・ドットヤード(サポート)
活発で元気いっぱいなスーパーヒーロー。
一人称は僕、口調はです、ます調に「!」が大体ついてます。

両親を4年前に亡くし、兄と二人で生きてきた経験から、家庭や命を奪う敵には容赦しません
正義を重んじ、悪い事は許せない性分です。楽しいとはしゃぐ年相応の一面も。

サイキックゴリラパワーで粉砕すれば全て片がつくと考えてる脳筋思考です。
よく使うUCは【勇気の証明】【勇気の奔流】。
勇気の奔流を使うと身長165cmの爆乳女子になります。
徒手格闘のほか、学ランを変形させてマントや盾にしたり、ネピアセンサーで周囲の状況を読み取ることもできます。

戦闘でも日常系でもどんなシナリオでも参加OKです。
よろしくお願いいたします。


城田・紗希(サポート)
基本的には考えるより行動するタイプ。
でもウィザードミサイルや斬撃の軌跡ぐらいは考える。…脳筋じゃナイデスヨ?
暗器は隠しすぎたので、UC発動時にどこから何が出てくるか、術者も把握していない。
逆恨みで怒ってる?…気のせいデスヨ。UCの逆恨みじゃアルマイシ。

戦闘は、範囲系ユーベルコードなら集中砲火、単体攻撃なら可能な限りの連続使用。
必要に応じて、カウンターでタイミングをずらしたり、鎧破壊で次の人を有利にしておく。

……防御?なんかこう、勘で!(第六感)
耐性……は、なんか色々!(覚えてない)


中村・裕美(サポート)
副人格・シルヴァーナ
『すぐに終わってしまってはもったいないですわね』
多重人格者の殺人鬼× 竜騎士
外見 赤の瞳 白の髪
特徴 長髪 のんびり 社交的 惨殺ナイフを愛用 実は胸が大きい
口調 (わたくし、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

裕美のもう一つの人格で社交性と近接戦闘特化。
戦闘では【残像】が残るような優雅ステップで敵に近づき、惨殺ナイフによる【部位破壊】で急所や腱を狙い、更に【傷口をえぐる】。
槍を使うことがあれば、相手を【串刺し】にします
【瞬きの殺人鬼】使用後の昏睡状態はもう一つの人格に切り替えカバー

あと、虫が苦手



「こいつが、道を作るのを邪魔している奴だね! 向こうではこの道が繋がるのを待っている拠点の人達がいるんだよ! ボクが正義の拳を喰らわせてやるからね!」
 立ちふさがる金属製のドラゴンのオブリビオン……未完成のメカドラゴンに対して、正々堂々とネピア・ドットヤード(サイキックゴリラパワー妹系幼女・f20332)が宣言する。
「とりあえず、このメカドラゴンをぶち壊せば良い訳ですね?」
「お二人が突撃されるのであれば、わたくしは急所を狙いましょう。このドラゴンさんが、強さに疑問を感じるのに急所狙いは有効ですわ」
 城田・紗希(人間の探索者・f01927)の言葉に、中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)のもう一人の人格、シルヴァーナはくすりと微笑む。
 このメカドラゴンは未完成。どうやら、完全な状態を想像して創造して攻撃してくるらしいが、その想像に疑念が生じると弱体化するらしい。ネピアと紗希が攻撃に専念してくれれば、その間にシルヴァーナがそっと近づいて急所の攻撃を受ければ『完全な状態』に疑念が湧くだろう。そうすれば、二人には引き続き攻めて貰い、シルヴァーナも参戦して畳みかける。これでかなりのダメージが与えられるだろう。
「とにかくボクがあいつをボコボコにすれば良いんだね!」
「とりあえず、ボコれば良いんですね。了解です」
 シルヴァーナの説明に本当に分かったのかは分からないが、相手をボコボコにすれば良い事が分かってくれていれば問題はない。
「どんなに怖くても、痛くても! 助けを求める人がいる限り! 絶対に!! 負けるもんかー!!!」
 勇気や正義感の感情を爆発させたネピアは戦闘能力だけでなく、小柄な身体も長身の姿へと変わる。そして、巨大なメカドラゴンに負けない彼女は突進していく。
「必殺、ネピアパーンチ!!」
 強烈なパンチをお見舞いする。更にキックも繰り出した。その間に駆け付けた紗希も隠し持っていた暗器を次々と取り出して、ネピアの攻撃が空いた所を狙って暗器で攻撃して確実に削り、壊れやすいようにしていく。
 攻撃に対して暴れながら応戦しているメカドラゴンの背後にはシルヴァーナ。
(「どう見ても核が弱点でしょうが、あそこを狙うのは流石に危険ですわね。それならば……ここですわ!」)
 狙うのは腰の部分。大事な部分の筈だが、未完成の方は、身体を繋いでいるだけのものになっていたのだ。ここを狙う事は大きい。ドラゴンランスを構えると思いっ切り貫く。更に召喚ドラゴンが追撃した。その攻撃を喰らって、メカドラゴンは苦しそうにのけぞりバランスを崩す。
「もう悪い事はさせないよ!」
「ええ、元々未完成ですし。サバイバル環境としては中々好みの世界ですが、あなたは道づくりには邪魔です」
「ここからは惨殺ナイフで滅多斬りですわ」
 ネピアの打撃攻撃に紗希の暗器攻撃、そしてシルヴァーナの暗殺ナイフがメカドラゴンに襲い掛かった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

火土金水・明
「拠点に続く道を邪魔する一番の大物が出現しましたか。」「あなたは未完成かもしれませんが、かの地に緑の芽吹く道は完成させてもらいます。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は、【高速詠唱】で【破魔】と【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【新・ウィザード・ミサイル】で、『未完成のメカドラゴン』を【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【見切り】【残像】【オーラ防御】【電撃耐性】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでもダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。


フィロメーラ・アステール
「おー、機械のドラゴン!」
わざわざドラゴン型にしたのは何故だろう?
ドラゴンに憧れてるの?

生物に寄せてくれるのは、逆にやり易いんじゃ?
つまりその完璧な機体の想像というのも、大体ドラゴンの性能に留まってしまうかも?
ドラゴンも無敵ではないと教えてやったらどうかな!

【月の庇】を発動だ!
透明な魔力の幕を【全力魔法】で巨大化させて、相手の身体を包む!
それで光・音・電波など索敵に必要な情報が敵に伝わらないよう遮断するぞ!

この時、少しだけ光るは見えるようにしとくか!
すると敵は少しの光でも活動できるよう自己改造するんじゃない?
そこに強力な閃光をぶつけたら【目潰し】効果や、びっくり【精神攻撃】効果も期待できそう!



「おー、機械のドラゴン!」
 フィロメーラ・アステール(SSR妖精:流れ星フィロ・f07828)は、未完成のドラゴンを楽しそうに見ている。珍しいものをワクワクと見ている感じだ。
「拠点に続く道を邪魔する一番の大物が出現しましたか。あなたは未完成かもしれませんが、かの地に緑の芽吹く道は完成させてもらいます」
 火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)も、相手の動きを注視する。かなり壊れて来ているが、見えない電流はどの程度威力が落ちているのか、相手はオブリビオンだけに見た目だけでは判断できない。
「ねえ、明ちゃん。ちょっと、あたしに時間貰えるかな?」
「何をするつもりなのですか?」
 明の疑問に、フィロメーラは満面の笑みを浮かべた。
「あいつの弱体化を狙う!」
 フィロメーラにはメカドラゴンの力を削ぐ算段があるらしい。
「そうですね。弱体化してくれれば、こちらへの電流の攻撃も随分と変わってきますし……お願いできますか?」
 受けるダメージが減る事に越した事は無いし、フィロメーラもより戦いやすくなるからだ。
「うん、任せろ! 電流の方も何とかするぞ!」
 そう告げると、小さな身体のフィロメーラは羽ばたきながら、巨大なドラゴンに手を振りつつ明るく大きな声で話しかける。
「わざわざドラゴン型にしたのは何故だ? ドラゴンに憧れてるの?」
 その言葉に、メカドラゴンは答える事は無いが……何となく『製作者に聞いてくれ』と言わんばかりの雰囲気を醸し出している。そもそも、メカドラゴンとしては作りかけの状態でオブリビオン・ストームによりオブリビオン化した訳で、未完成で終わる予定では無かった筈なのだ。
 とはいえ、メカドラゴン……という事は、ドラゴンを製作しようとしていた訳である。ならば、このメカドラゴンの想像する『完璧な機体』とは、本物のドラゴン程度の性能に留まっている可能性もあるのだ。それと同時に機械であるという本質も変わらない。
 小さな妖精に戸惑い気味のメカドラゴンに、フィロメーラは見えない巨大な魔力の幕を放ってメカドラゴンを全て包み込んだ。この魔力の幕は自在に遮断・変性できる効果を持っている。そこで、この魔力の幕を使ってメカドラゴン本体に音・電波など索敵に必要な情報が敵に伝わらないようにして無力化を図る。そして、明にとっての戦いのネックとなる電流の方も遮断した。
 でも、ここで微調整。光は少しだけ見える様にしておく。賭けの様なものだが、上手くいけば更に明が攻撃しやすくなるだろう。
「明ちゃーん! 電流は遮断したから安心して攻撃して良いぞ!」
 フィロメーラの声が明に届く。明の目には魔法の幕は見えないので、彼女が何をしたのか分からないのだが、電流を遮断してくれたというのならば安心して攻撃に専念できる。
「ありがとうございます、フィロメーラさん! 全力でいきます!」
 明の周りに400本以上の矢が現れる。それは炎水土氷雷光闇毒の全属性を持つ特別な魔法の矢。
 その様子を確認したフィロメーラはメカドラゴンに向かって強力な閃光をぶつける。薄暗かった視界にいきなり強力な光を浴びてメカドラゴンの動きは不安定となり隙だらけになった。
「道を繋げるために討ち取らせて頂きます!」
 明の放つ全属性を持った魔法の矢は高速で駆け抜けメカドラゴンを次々と撃ち貫いた。あらゆる属性を持った数多の矢に貫かれ、未完成のメカドラゴンはバラバラと部品が崩れていき瓦礫へと変わる。そして、そのまま骸の海へと還っていった。

「あ、あそこに拠点があるよ!」
 メカドラゴンを倒してから、周囲の安全を確認し、空に高く舞い上がったフィロメーラが拠点を見つける。
 今まで他の猟兵達が繋げてきた道を見返しつつ、このまま真っ直ぐに進めば道が繋がる。一先ず、道のりの過程は整った。後は、整備をすれば交通がしやすくなるだろう。
「あそこの拠点の人達にも話をしておこう!」
「そうですね。繋がった先の拠点のお話も伝えた方が良いでしょう」
 拠点に近づくと、警備についていた人間達が警戒して近づいてきたが、事情を説明すると安心して拠点の中に招き入れてくれた。
「この道……もう少し整備する必要はありますが、この先には農業が根付きつつある拠点があります。技術もかなり進みつつあるようですので、教わるのも良いと思います」
「農業……拠点内で食料を作るって事だよな。ここでは、そういう事には慣れていないし、拠点内で食べ物を作れることはありがたい」
「そうだな。向こうの拠点を訪ねて、色々と教えて貰おう」
 明の説明に、拠点の人達は盛り上がる。ここでは、食料はほぼ奪還者頼りとの事だった。
「ここの拠点の特色とかはあったりするのか?」
 フィロメーラの言葉に、人々は頷く。
「確かにこちら側だけ教えて貰うのは、都合のいい話だな。うちは……そうだな。機械類の扱いが得意な人間が多い。農業の役に立つ何かを作れるかもしれないな」
 機械という言葉を聞いて明とフィロメーラは顔を合わせる。もしかしたら、かつてこの近くにはメカドラゴンを開発しようとした大きな機械関係の施設があったのかもしれない。もしそうならば、生き残っているこの拠点の彼等はその技術を持っている可能性もある。農業には機械もあると随分労力が違ってくるので、互いに良い結果を齎すことになるかもしれない。
「道が無事に繋がって……新しい未来も拓けそうですね」
「そうだな、きっと良い未来が待ってるな!」
 拠点同士の道はまだまだ脆い。壊れる事もあるかもしれない。でも、人々の交流が続き、精神的な繋がりが強固になれば道は何度でも作れる。人々の交流は変わらない。
 二つの拠点に明るい未来が来ることを心から願うのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年08月01日


挿絵イラスト