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深海に眠る息吹

#グリードオーシャン #深海人 #深海島

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●深海に眠る息吹
「みんな。ちょっとグリードオーシャンの海に、新しい島が発見されたんだ!」
 と、双葉・翔は、集まった猟兵達に、元気よく挨拶。
 そして、早速。
「今回皆に向かって貰う無人島は、海の底に沈んでいる「深海島」なんだ! この深海島、貝や珊瑚礁によって出来た都市なんだ!」
「この深海島の面白い所は、空気の泡に包まれているので、島に住む人達は呼吸が出来て居る様なんだよね? でも……そんな島に対して、水晶で出来た海月のコンキスタドールが襲い掛かるのが予測されたんだ」
「このままコンキスタドールが深海島を襲撃すれば、島に住む人達皆、死んでしまう。そこで猟兵の皆に救出してきて欲しいんだ!」
 と翔が拳を振り上げる。
 が、海の中に在る深海島……そこにどうやってチア付けば良いのか、と当然な疑問。
「深海島にどうやって近づけば良いか、って? さっき言った通り、この深海島は空気の泡に包まれていて、その空気の泡があぶくの様に海上へと沸いているんだ。それを上手く利用して、その空気を上手く吸いながら潜っていけば、深海島に辿り着くことが出来るんだ!」
「ただ、深海島に向かう途中に、恐らく……同じく深海島に向かうコンキスタドールの群れが襲い掛かってくると思う。どうもそれは、血肉を喰らう凶暴な『殺戮オウムガイ』の群れの様なんだ」
「つまり、『殺戮オウムガイ』の群れを撃破しつつ、深海島に乗り込み、島の人達を護ってきて欲しいんだ。島の人達は自分達の島が襲われるだなんて思って居ないから、町の人達に声を掛けて、皆がいるから大丈夫だって安心させて欲しいんだ」
 そして、最後に翔はもう一度皆を見渡して。
「深海に眠る島……何だか面白い島だよね……そんな島の神秘、思う存分味わってきてね!」
 と、皆に微笑むのであった。


幾夜緋琉
 皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。

 グリードオーシャンの新たなる島。
 今回は深海に眠る、深海島が舞台となります。

 最初のシーンは、深海島に向かい、海中を進むシーンになります。
 このシーンでも、呼吸は問題無く出来ますので、その辺りはご安心下さい。
 ただ、深海に向かうと共に、多くの『殺戮オウムガイ』達が襲い掛かって来ますので、こちらを倒す必要があります。
 かなり凶暴なオウムガイ達なので、参加される皆様は喰われないよう、ご注意下さいね。

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
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第1章 集団戦 『殺戮オウムガイ』

POW   :    念動衝撃波
見えない【衝撃波】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
SPD   :    賢者の触手
質問と共に【無数の触手】を放ち、命中した対象が真実を言えば解除、それ以外はダメージ。簡単な質問ほど威力上昇。
WIZ   :    オウムガイ粘液
【粘液】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。

イラスト:りょうま

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

亞東・霧亥
【UC】
過去の激闘から帝竜ワームに変身。

深海に雷雲とか訳が分からないとは思うが、そこは気にしてはいけない。いいね?

雲と全身から放電し、殺到するオウムガイを丸焼きにする。

この『大量のこんがりオウムガイ』は、島民への手土産にしよう。

※絡み歓迎



 グリードオーシャンの深海に沈む島、深海島。
 貝や珊瑚礁によって構成されたこの島は、何処か幻想的な雰囲気を醸し出している。
 ……そんな島に向けて、コンキスタドールが襲撃を仕掛ける、という話を聞いた猟兵達。
「……海の中に眠る島、か……中々面白いな」
 と、亞東・霧亥が準備運動をしつつ、微笑む。
 しかしながら、海底に向かう為には、ぷくぷくと泡が吹き出している此処を伝い、海底にまで泳ぎ着かなければならない訳で。
「さて、と。始めるか……穢れをもって穢れを制す。その様な戦い方もあるだろう」
 と、帝竜ワームに変身すると共に、霧亥は水の中へと飛び込む。
 ……そして、水中を深海に向けて進み始める。
 すると……それを妨害せんと、追尾してくる『殺戮オウムガイ』の群れ。
 かなりの数が襲い掛かってくるが。
「……ふんっ!」
 と、霧亥は全身から放電。
 水を伝い、殺戮オウムガイを電流でこんがりと焼き上げると、それを回収。
「これは島民への手土産としようか……鰺は分からんけどな」
 と肩を竦め筒、殺戮オウムガイを次々とこんがり焼き上げながら潜っていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

吉柳・祥華
心情
ほぅ、海に沈んだ島か…
貝や珊瑚礁とな。さぞ美しいじゃろうな
空気の泡か、しかし、妾にはあまり関係ない気がするのじゃが
その泡を使わなければ、行けないってワケじゃあるまい?

(まぁ、必要ならソレを使うがのう)

戦闘
試しに、使ってみたいUCがあったのじゃ…
これ使うと理性が飛ぶじゃしに、皆には離れていてもらわねばじゃな
もちろん敵対する者には、と言いたいのじゃが…そうもいかんじゃろうな

万が一に備えて
無害の海の生き物たちに被害が及ばないように『動物と話す』で離れていてもらおうざんしかね



「ほぅ……海に沈んだ島、か……貝や珊瑚礁に囲まれているとは、さぞ美しいのじゃろうな」
 柔和な笑みを浮かべし、吉柳・祥華。
 海中から噴き出す泡を見つめつつ……その泡の噴き出すもとである、深海島に思いを馳せる。
 ……だが、そんな島に向けて迫るコンキスタドール。
 深海島に棲まう人々を殺そうとする彼らを止める為に、猟兵達は集められた訳で。
「では、行くとするかの」
 と、海中に向けており始める祥華。
 ぷくぷくと噴き出す空気の泡……から少し離れた所で潜水していく彼女。
「妾には余り関係無い気がするのじゃ。その泡を使わなければ、行けないってワケじゃあるまい?」
 と仲間達の問いにはそう答える。
 ……勿論、空気の泡を使う必然性は無い。
 ただ、その泡の先に島があるので……それを伝っていく方が一番の近道。
 そして……その泡の先へと進んんでいくと、『殺戮オウムガイ』の群れがやはり襲い掛かってくる。
「ほう……やはり来たか。こういう時に、試しに使って見たいのがあったのじゃ……これを使うと、理性が飛ぶじゃしに、皆には離れてもらわねばな」
 だから、泡の所から離れた所を進んでいた。
 ……そして。
「さぁ、行くぞ。ゴッド・クリエイション・アルティメット・メタリック・バースト!」
 その言葉と共に、彼女は流体金属型の武装生命体に変化。
 高い攻撃力と耐久力を得ると共に……水中で動く、『殺戮オウムガイ』をターゲットに攻撃を開始。
 動く物を無差別に、そして……木っ端微塵に彼女は破壊していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

四王天・焔
SPD判定の行動
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
オウムガイかぁ、ちょっと奇怪な姿をしているんだね。
とりあえず、島に向かうために倒してしまおう。

■行動
白狐召還符を使用して戦うよ。
白狐様に【騎乗】して、蒼い狐火を【属性攻撃】で強化し攻撃。
【範囲攻撃】で纏めて敵を倒していくね。

焔自身も、白狐様の上からドラゴンランスで
横に散開している敵には【なぎ払い】
縦に並んでいる敵には【串刺し】で纏めて倒すよ。

賢者の触手は、【見切り】で避けるように努め
もし受けてしまっても、質問には出来るだけ真実を告げるようにするね。

「さて、深海島までもう少しかな。楽しみだなぁ」



「うーん、オウムガイかぁ……ちょっと奇怪な姿をしているんだね」
 四天王・焔が、翔から聞いた敵の姿に、小首を傾げる。
 姿形は貝そのもの……だが、その触手や粘液で相手を捕らえ、捕食する危険な存在で。
「まぁ、これを放置為ておく訳にはいかないよね。取りあえず島にも向かわなきゃだし。さっさと倒してしまおうか!」
 拳を振り上げる焔。
 そして彼女は、早速その手に白狐召喚符を取り出し。
「符よ、妖の郷への扉を開け。おいでませ白の御狐様」
 と『白狐召喚符』にて、白狐様を召喚。
 騎乗と共に、泡を伝い水中へ。
 ……その泡から産み出される酸素を吸いつつ、遥か海底に眠る海底島に向けて潜り行く焔。
「うーん、深海島ってどんな所なのかなぁ? 楽しみだなぁ……」
 と、深海を見下ろしながら、思いを馳せる。
 ……そんな焔と白狐に向けて、近づいてくる殺戮オウムガイ。
「ん、早速出て来たね。それじゃぁ白狐様、一緒に戦うよ!」
 と白狐様は、蒼い狐火を周囲に浮かべる。
 ……水中に浮かぶ蒼い狐火、というのは不思議な光景ではあるものの……その狐火を周囲に放出し、攻撃。
 その狐火を放出した後に、焔がドラゴンランスを手にして、大きく薙ぎ払いで振り回し、猪突猛進の如く進撃。
 力尽くの攻撃の前に、貝殻を破壊されたオウムガイ達は海の藻屑となり、消えていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます



「海中に眠る深海島……ですか。確かに幻想的な光景ではありますが……」
 仲間達が、次々と海中へと潜り行くのを見つめるシホ・エーデルワイス。
 船の上から海底の方を眺めてみると……泡沫の泡の中、僅かながら揺らめく島の影。
「……皆様も向かって居る様ですし、私も頑張らないといけませんね……」
 と、静かに頷く彼女。
 仲間達のサポートの為に、後を追って海中へと潜水開始。
 ……皆の言う通り、その泡を伝っていけば、呼吸については問題無く可能。
 そして、仲間達の潜る後を追いかけていくと……海中から突如現れる『殺戮オウムガイ』が登場。
 仲間達に触手を伸ばしてきたり、粘液を飛ばしてきたり……衝撃波を放ってきたり。
 それら攻撃を、離れた所から攻撃を放ち、直撃を避けさせる。
 もしくは……その攻撃の軌道に立ち塞がり、己が身を呈してでも、その攻撃を受け止める琴で、仲間達が深海島へ向かう道のりを、その身を持ってサポートする琴で、仲間達の移動を補助。
 ……そんな猟兵達の協力によって、猟兵達は深海島へと辿り着くのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 日常 『THE・スイカ割り』

POW   :    粉々にする勢いで思い切り割る!

SPD   :    鋭い勢いでスパッと割る!

WIZ   :    魔法などの変わり種で割る!

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 そして、無事に深海島に到着した猟兵達。
「おお、よーくきたなぁ!!」
 と、島に住まう住人達が、歓迎の意を見せる。
「せっかくだし、スイカでも食べていかんか?」
 と……迫る脅威をつゆしらず、スイカを見せてくるのであった。
四王天・焔
≪青華≫
SPD判定の行動
アドリブ歓迎

■心情
わぁ、スイカを用意して歓迎してくれるなんて嬉しいな。
折角だから、スイカ頂いていこうよ。

■行動
鋭い勢いでスパッと割るね。
私は、包丁などの刃物で、一気に切ることにするよ。
「どうかなぁ、上手に切れたかな?」
「シホさんも、上手にスイカ割りが出来たねー!」

後は、皆でスイカを美味しく頂こうかな?
「んー、甘くてとっても美味しいな!」
他にも、スイカに塩を振って食べてみようかな。
「スイカに塩を付けると、甘みが増すんだってねー」

後は島民の皆へコンキスタドールの襲来に対する警戒を催促してみるね。
「皆、しばらくは危ないけど、必ず焔たちが皆を助けてあげるね!」


シホ・エーデルワイス
≪青華≫
アドリブ歓迎

確かに…初対面でこんなおもてなしは滅多に受けられませんので有難いです
(ちょっと驚くも笑顔で応じます)
そうですね
頂きましょうか


私も包丁で<料理>し切り盛りします

ええ
綺麗な切り口だと思いますよ

スイカを食べるのは初めてですが
随分瑞々しいのですね

!?確かに塩で甘みが増しました

といった感じで島民と交流しつつ機を見て
混乱しない様<第六感で注意しつつコミュ力と礼儀作法>で
海月のコンキスタドールが襲撃してくる事を伝える

ご安心下さい
皆さんは私達猟兵が守ります


説得が上手く行けば
戦いに巻き込まれない場所へ避難してもらう
避難が難しい人や間に合わない人は<優しく手をつなぎ【救園】へ救助活動>で匿う



「わぁ、スイカを用意して歓迎してくれるだなんて嬉しいな!」
 と、満面の笑みで微笑む四天王・焔。
 対し、シホ・エーデルワイスはちょっと驚いた表情を浮かべながら、スイカを何が何だか、と言った状態で受け取る。
「……えっと……」
 きょとんとしているシホに、焔は。
「ねぇ、シホさん、折角だから、スイカ頂いて行こうよ!」
 と、シホに目をキラキラさせながら言う焔。
 シホは、それに。
「……そうですね……初対面で、こんなおもてなしは滅多に受けられませんので、有り難いです。では、一緒に頂きましょうか」
 笑顔を浮かべ、頷く。
 そして渡されたスイカを置いて……包丁を手に構える焔。
 ……しっかりと集中、そして……スパッ、と真っ二つにする。
「どうかなぁ……上手に切れたかな?」
 と小首を傾げる焔、シホはくすりと微笑み。
「ええ、綺麗な切り口だと思いますよ。では……私も」
 と、受け取ったスイカを……一端置いて、包丁を手にする。
 そして彼女は、包丁を器用にスイカに入れて行く。
 ……中々綺麗に包丁を入れていくと……まるで、彫刻品の如く。
「シホさんも、上手にスイカ割り……うーん、スイカの彫刻だねー。すっごく綺麗!」
「ありがとうございます……♪」
 少し嬉しそうなシホ。
 そして、他のスイカも切ったり、包丁を入れたりしていく。
「それじゃ、みんなで一緒に食べよー」
 それぞれがスイカを手にし、食べ始める。
 ……海底のスイカ、という事でどんな味かちょっと分からない所もあったが……しっかりと瑞々しく、甘い。
「んー……甘くてとっても美味しいな!」
「そうですね。スイカを食べるのは初めてですが、随分と瑞々しいのですね」
「そうだね! でも、スイカに塩を付けると、甘みが増すんだって!」
「え? ……ちょっと試してみましょうか」
 焔の提案に頷きつつ、スイカに塩を振って頬張ると……。
「……!? 確かに、塩で甘みが増しました」
『だろー? 塩の塩辛さに、甘さが引き立つんだぞぅ!』
 と、島民の言葉。
 ……そんな島民達と色々と会話していると……瞬く間に時は経過。
 そして、いよいよ本題へ。
 仲良くなった島の人達へ、シホが礼儀正しく、かつ真摯な表情を向ける。
「あの、ですね。今日私達がここに来たのは他でもありません。海月のコンキスタドールが、この島に狙いを定めて、近づいてきている様なのです」
「そうなんだ。このままだと、この島を破壊しかねない奴らなんだ。でも大丈夫。必ず焔たちが皆を助けてあげるからね!」
 と、焔が島民を元気付けるように言う。
 そしてシホが、島民達の手を引き。
「皆さん、こちらで暫くの間、待って居て下さい……必ず、この島は護りますから、ね」
 と、取りあえず、安全だと思う所まで島民達を誘導するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『水晶海月』

POW   :    イタリエカ
【半径1km内の有機物を変換した海水の雨】を降らせる事で、戦場全体が【水晶海月の生息域である深海】と同じ環境に変化する。[水晶海月の生息域である深海]に適応した者の行動成功率が上昇する。
SPD   :    ヘカミス
自身からレベルm半径内の無機物を【瞬く間に数十万トンの海水】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。
WIZ   :    ヘトモノマカナ
非戦闘行為に没頭している間、自身の【触手に触れたモノ】が【生物は水晶海月に、非生物は海水に変化し】、外部からの攻撃を遮断し、生命維持も不要になる。

イラスト:井渡

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はグラニュエール・テウシスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 そして、島民達も一通り避難した頃。
 ……島に向けて、静かに近づく……海月のような姿のコンキスタドール。
 ふわりふわりと水中に浮かびながら、島へと取り憑こうとするのであった。
シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


トレイシー・ライト(サポート)
「……また事件、か。さて、どうしたものかな」
 あまり積極的に解決に意気込みを見せず、「なんとなく気になった」という理由で首を突っ込みに現れます。
 冷めた性格ですが、比較的真面目で正攻法を好みます。他の猟兵に迷惑をかけること、飲酒喫煙・公序良俗に反することはしません。
 戦闘においては、基本的には魔法を用いて遠隔攻撃を行います。前衛がおらず距離を詰められるなど、やむを得ない場合は、ドラゴンランス【ポレドラ】等を用いて接近戦も行います。
「たとえ事情があったとしても、あんたがオブリビオンである以上、倒さなきゃいけないんだよね」
「さて、俺の仕事は終わりだな」


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


四王天・焔
≪青華≫
WIZ判定の行動
アドリブ歓迎

■心情
水晶海月かぁ、とっても綺麗で幻想的だね。
でも、これも島民を脅かす存在、しっかりと倒してしまおうね。

■行動
焔は、火園の紫(UC)を使用して戦うね。
【属性攻撃】で火属性を強化し、【焼却】で燃やし尽くす様にするね。

ヘトモノマカナに対しては、UCで外れた狐火で
水晶海月は敵だけを焼く紫炎で周囲ごと燃やし、
海水は蒸発させていくことにするね。

シホさんとも連携を取って、タイミングを計って同時攻撃等で
敵を一気に倒していくようにするね。
「さぁ、シホさん。一緒に行くよー!」

■戦闘後
水晶海月を倒せたら、焔も弔いの【祈り】を掲げるね。
どうか骸の海へ帰れますように


シホ・エーデルワイス
≪青華≫
アドリブ歓迎


ええ、本当に
水晶で出来たクラゲなんてそうそう会えないでしょうね

はい、きちんと骸の海へ送りましょう


序盤は氷結<属性攻撃で周囲の海水から作り出した氷の誘導弾を
フェイントも交えながら範囲攻撃>
<第六感と聞き耳で触手の動きを見切り>島や私達に触れない様注意して牽制します

すごいです!
深海で海水が無くなる光景が見られるなんて!

焔さんと息を合わせて【弾葬】で水晶部分を
<スナイパーし鎧無視攻撃>します

はい、焔さん
合わせます!

ここは貴方の居て良い所ではありませんよ


戦後

敵のUCの名前から悲しみを感じつつ弔いの祈りを捧げます

住処と仲間の元、骸の海へ帰れますように

周辺の安全を確認し島民に顛末を話す


ホロウ・リエィラ(サポート)
『今の出会いを大切にしますね。いつか別れるその時まで』
 強化人間のアームドヒーロー×死霊術士、27歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、呼び捨て、だ、だね、だろう、だよね?)」、機嫌が悪いと「無口(我、君、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「水晶海月かぁ……とっても綺麗で幻想的だね」
 と、四天王・焔が、現れた敵に一瞬目を奪われると、それにシホ・エーデルワイスもこくり、と頷いて。
「ええ、本当に……水晶で出来たクラゲなんて、そうそう会えないでしょうね」
 そんな二人の言葉に対し、シフォン・メルヴェイユは。
「水晶で出来て居るクラゲかぁ……確かに美しいけれど、深海島を破壊しようとする危険なコンキスタドールなのは間違いないんだよね?」
 と言うと、ミーヤ・ロロルドは。
「そうにゃねぇ……でも、水中にふわふわと浮かんでいる姿は綺麗にゃ……」
 どうしても、深海に浮かぶ姿を、自然と目で追ってしまう。
 その肩をぽん、と叩き、正気を取り戻させるトレイシー・ライト。
「はっ、早速魅入られてしまったにゃ!?」
 首をぶんぶんと振って、正気を取り戻すミーヤ。
「……しかし、また事件、か……さて、どうしたものかな」
 肩を竦めるトレイシー。
 何処か冷めた感じで水晶海月を見つめつつ……。
「まぁ、仕方ない。この海月に何か事情があったとしても、あんたがオブリビオンである以上、倒さなきゃいけなないんだよな」
 と言いつつ、魔導書を片手に開き……詠唱を開始。
「……来たれ、疾走れ、喰らえ……カゲオオカミ!」
 【漆黒の影狼】を召喚し、水晶海月へと食らい付く。
 更にホロウ・リエィラは、指をパチッ、と鳴らす。
 すると……高速戦闘モードに変身したホロウ。
 スピード、反応速度が爆発的に増大すると共に、彼女も水晶海月に近接し、渾身の一撃を叩きつける。
 トレイシーとホロウ二人の二人が先陣を切り、海月に斬り込み、真っ正面から対峙していく。
 そんな仲間達が攻めていくのを見た焔とシホの二人も。
「とにかく、これも島民を脅かす存在だし、しっかりと倒してしまおうね」
「ええ、きちんと骸の海へ送りましょう」
 そしてシホは、周囲の海水から作り出した氷の誘導弾を放ち、攻撃を受けた後の隙を突いた一撃を放つ。
 更に、焔も。
「さぁさぁ、紫色の炎で燃やしちゃうよー!」
 と【火園の紫】を使用し、水晶海月を紫炎に包み込んでいく。
 そして……シフォンとミーヤも。
「それじゃ、始めるよ!」
「了解にゃ!!」
 と二人が頷き合い、先にミーヤが動く。
 水中を素早い動きで泳ぎ、敵の後ろに回り込む。
 その一方でシフォンは、真っ正面から向かっていき、二面作戦。
 【時詠みのトライデント】で真っ正面からアリスランスを貫き放ち、海月の頭部の水晶に叩き込む。
 ……頭の水晶の一部が欠片を零すと、更に後方からミーヤがシンフォニックデバイスから間近で高い声を響かせる事で、更なる一撃。
 水晶がその高音に、キイイイイン、と共鳴が如く震えて、振動。
 そして、水晶海月は……というと、猟兵達の攻撃にこのままではマズイ、と思ったのだろうか……触手を自分の周りに蠢かせる事で、【ヘトモノマカナ】を展開。
 ……海水を盾として生成し、防御態勢へ。
「防御を固めて来たか……」
 トレイシーがそう言いながら、一端距離を取る。
 そして、仲間達が攻撃するのを一歩離れた所から見る事で……その防御壁の隙間が無いかを観察。
 一刻、二刻……時の経過と共に、海中の中の防護壁の隙間、をどうにか見つけ出すと。
「その水晶の頭部が、防御が薄い様だ。そこを狙う!」
 と、トレイシーが皆に指示を与える。
「了解にゃー!」
 と元気よくミーヤが言い、その頭部へと飛びかかる。
 そして、水晶体含め、丸ごと海月の頭を掴み、動きを封じる。
 更にシフォンが拳銃からの一射を撃ち抜き、更にホロウも深紅の長銃で、水晶体に狙いを定め、撃ち抜いていく。
 ……見立てたとおりに、そこの防御は殆ど無かった模様で、撃ち抜いた弾丸が水晶に命中し……一つ、砕け散る。
 そして、砕け散った水晶の欠片が周囲に散らばっていくと……僅かに水面から差し込む光がそれに瞬き、乱反射し、僅かに煌めく。
 それを捕まえようと、触手が海中を藻掻くように蠢いていく。
「かなり苦しんでいる様ですね……」
「うん。それじゃシホさん、そろそろ一気に仕掛けようかー。一緒に行くよー!」
「はい、焔さん、合わせます!」
 焔の言葉に、シホは頷き、タイミングを合わせる。
 ……そして焔が再度、狐火を敵の周囲に飛ばし、海水を蒸発させる。
 ヘトモノマカナによって作られた盾がハッキリと見えるようになると、感動したようにシホが。
「すごいです! 深海で海水がなくなる光景が見られるなんて!」
「ふふ、ほらほら、シホさん宜しくだよー!」
 シホに嬉しそうに微笑む焔……そして狙いを定めたシホが。
「ここは、貴方の居て良い所ではありませんよ!」
 と狙いを定めた【弾葬】を放ち、水晶部分をスナイパーで、鎧無視攻撃。
 更に、水晶海月の水晶が打ち砕かれ、弾ける。
 ……その後も、猟兵達の攻撃は収まる事も無く、怒濤の攻勢。
 頭部の水晶は一つ、また一つ……と弾け飛んで行く。
 そして、戦闘を開始して、十数分。
 最早、頭部に残る水晶も、後一つ。
「最後の一つにゃー! 行くにゃよ!」
 と、ミーヤが呼びかけ、そしてシフォンとホロウが両銃撃。
 そして、トレイシーも。
「さて、と……これで俺の仕事は終わりだな」
 と、敵の懐に潜り込んでの、ドラゴンランス【ポレドラ】の一閃。
 その一閃が放たれる……そして、最後の水晶が弾け飛ぶ。
 そして、全ての水晶が砕け散った水晶海月は、その体を維持する部分も全て失われ……水中に、まるで溶けるが如く消え失せて行く。
 ……その儚げな終わりの姿に、シホが。
「……住処と仲間の元、骸の海へ帰れますように……」
 静かに手を合わせ、弔いの祈りを捧げる。
 それに焔も、シホの傍らで一緒に手を合わせ。
「……どうか、骸の海へ帰れますように」
 と、弔いの祈りを捧げて行く。
 ……そして、完全にその姿が消え失せた所で。
「終わったにゃー。それじゃー、島の人に報告にゃー。おいしいゴハン、もしかしたらくれるかもなのにゃ♪」
 尻尾がルンルンと震える……それにくすりとシホが笑いつつ。
「そうですね……では、参りましょうか」
 と、平穏を取り戻した島に向かうのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年06月27日


挿絵イラスト