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我ら髪の毛刈り団!(作者 龍真 神
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●ぶくぶく、ふしぎな

 ぶくぶく、ぶくぶく、海面に大きな気泡が頭を出したかと思えばポンッと割れた。
 そこへ大きな影が無数、ゆらりと波や海流を物ともせずに接近する。
「刈れ、刈れぇぇぇい!! どんな種族でも毛を持つヤツの毛を刈り尽くせぇぇぇい!!」
 海賊船の先頭に立つ眩しいほどのスキンヘッドを持つ男は声を上げた。

 さぁ、大変!

 これは猟兵の出番ではないのだろうか?

●グリモアベース

「皆さん、集まってくれてありがとうですよ~♪」
 翼が生えた魚のグリモアがダミア・アレフェド(蒼海の人魚・f01502)の周りを泳ぎ、猟兵に気が付いた彼女は腰から生えている翼を羽ばたかせながら笑みを浮かべたままコチラを向いた。
「あのですね! グリードオーシャンという世界には他の世界から落ちてきた島の他にも“深海島”という“貝や珊瑚でできた都市”があるのですよ!」
 ルビーの様な赤い瞳をキラキラと輝かせながらダミアは、嬉しそうに猟兵たちに“深海島”の事を話す。
「話によると、空気の泡に包まれていて海の中に存在しているそうなのですが……コンキスタドールに狙われているそうなのですよ……で す の でっ」
 ダミアが一呼吸し、キリッと真剣な表情になるとグリードオーシャンの地図を指した。
「深海島の位置は把握しておりますので、皆さんの手でコンキスタドールから守って下さい。あっ、深海島とは海の中にあるとはいえ空気の泡で泳げなくても、海洋系種族や機械ではくても息は出来ますよ♪」
 蒼く美しい尾びれを揺らしながらダミアは説明をする。
「まぁ、水圧とかは大変だと思いますが猟兵の皆さんなら大丈夫ですよ! それでは、深海島を守ってきてくださいね! ……私も行きたかったですよ~……」
 笑顔で猟兵を見送りながらダミアはぽつりと呟いた。


龍真 神
 オープニングに目を通して頂きありがとうございます。
 龍真 神(タツマ シン)と申します。
 よろしくお願いします。

 海の世界って素敵ですよね!!
 題名からしてネタシナリオですみません。
 日常のみダミアの同行可能です!

 最低限の文字数でも、ステータスシートを見ながら書かせていただきますので、『まだよく分からないけど、シナリオ参加したい!』という方でも遠慮せずにご自身の文で書いて送って下さい。
 それでは、皆さんのプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『巨大魚』

POW ●船喰らい
【頭部からの体当たり】が命中した対象に対し、高威力高命中の【鋭い牙によるかみ砕き攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD ●テイルフィンインパクト
空中をレベル回まで蹴ってジャンプできる。
WIZ ●ウォータービーム
レベル×5本の【海水】属性の【水流弾】を放つ。
👑11 🔵🔵🔵

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


シホ・イオア
深海は初めてだけどたいやきがいるから大丈夫☆
さあ、困ってる人を助けに行くよ!

熱帯魚のたいやきのおかげで水中での行動に問題はない
とはいえ水中をホームにしている相手にどこまでいけるのか……
慎重に行動していこう
初めて見る光景だから誘惑多いけどね☆

「輝石解放、サファイア! 浄化の雨よ集え!」
無数の水球を体当たりを狙う敵に対しカウンターになるよう面状に放射
水中だから水球は視認しにくいし
態勢を崩すくらいは期待できるんじゃないかな?
動きが崩れたら光輪とビームで追加攻撃するよ

防御は残像を使いつつたいやきに乗って水中戦等で対応

アドリブ連携歓迎


●深海島を守る

「さあ、困ってる人を助けに行くよ! たいやき」
 色鮮やかな熱帯魚“たいやき”の背に乗ったシホ・イオア(フェアリーの聖者・f04634)は、ぼこぼこと気泡が出ている海面をアメシストの様な大きな瞳で見つめる。
 海の中に入るというのは少々不安が胸に残るが、たいやきが紳士っぽく自慢のネクタイを静かに手ヒレで撫でながらゆっくりと海面に近付く。
「準備は出来ているよ」
 ぐっ、とシホが胸元で拳を握りしめるとたいやきの背中に抱き着き、目を閉じた瞬間にバシャンと水の音と共に冷たい液体が体を覆う感覚に思わず身震いをしてしまう。
「あ……」
 息を止めてしまっていたシホは、瞳を開くと海面から射す陽光が揺れ動きまるで森の木漏れ日を思わせた。
 感嘆のため息を漏らし、青い宝石の様に光り輝く海面に見とれているとたいやきが音がする方向に振り向くと、おっほんと軽く咳払いを一つ。
 “巨大魚”たちが普通の魚よりも大きく生え揃った鋭い牙を剥き出しにして、シホ達に襲い掛かろうとした。
「輝石解放、サファイア! 浄化の雨よ集え!」
 “宝石剣エリクシア”を手にするとシホが声高らかに言うと、彼女の周囲に渦を巻きながら小さな球体が出来上がると浄化の力を込めた無数の水球は、巨大魚たちに向かって放たれる。
 水球が巨大魚たちに当たり、魚たちは見えない攻撃に戸惑っていると――
「たいやき、攻撃するよ!」
 シホは手の中に彼女から溢れる光を集めて出来た“ルミナス・リング”を投げて近い巨大魚に当て、“ミステリアス・レディ”のビームを放って巨大魚の群れを貫いた。
「息は問題なく出来るし、たいやきがいれば海の中で戦うのは怖くないよ!」
 終わったら新しい世界の景色をゆっくりと眺めたい、と思いながらシホは沖から次々とやってくる巨大魚たちを見据えた。

 深海島を守る戦いは始まったばかりだ――
大成功 🔵🔵🔵