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無慈悲なるHARVEST(作者 プレジデンテ
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 時は世紀末。数多の人類が死滅し、今なお発生するオブリビオン・ストームが吹き荒ぶこの世の終わりかと思われる世界、アポカリプスヘル。
 この荒廃した大地に点在している拠点の一つに、赤いモヒカン姿の珍妙な世紀末的なファッションに身を包んだ集団がいた。そう、彼らの名は『レッドターキーズ』絵面的にもこんななりだが、幾度の苦難を乗り越え、人々からの期待を背負うそこそこ有名な奪還者(ブリンガー)たちなのである。そんな彼らの拠点を囲うように、今現在、赤々と収穫を待つばかりのトマトやイチゴといった農作物が一面に広がっていた。
「ヒャア! もう我慢できねぇ!」
「おい、まだそれは青いぞ! ――待て、あれを見ろ!」

『『ハーーヴェスト! 収穫の時間だーー!』』

 荒廃した大地にただでさえ目立つ大規模な農園が在れば、当然ながら野盗たちの目に留まる。砂煙と爆音を上げながら、農園を更地にするような勢いで、装甲ドーザーの群が迫った。しかし、赤きモヒカンたちの心に迷いはない。むしろ、向こうから獲物が来たかのような瞳で、高々と得物を掲げたのだ。
「ヒャッハー! 返り討ちだー! ――ヒャッ!?」
 意気揚々と勇んで迎え撃つモヒカンたち。だが、野盗たちの背後を遠望してみれば、更に大きな砂煙を上げながら迫るソレに気付くと、一斉に絶望の貌に染まり、次々と得物を取り落とす。
「あ、あぁ……あれは、駄目だ! もう、おしまいだぁ……」
 彼らの瞳には、逆立ちしても勝てなさそうな圧倒的な巨影が映っていたのだった。


「助けてください! お願いします! 何なら見返りに手羽先になるんで!」
 世紀末ファッション姿の赤い鶏冠が愛らしいニワトリのキマイラ、ロースト・チキン(チキン野郎・f03598)が、君たちに気付くと、突如、地に頭を擦りつけて土下座をしてきた。
「へへへっ……仕事ですぜ?」
 ロースト曰く、アポカリプスヘルのスパイシーカンダマントと呼ばれる荒野に奪還者『レッドターキーズ』たち赤きモヒカン集団の拠点があるそうだ。そこの周辺では、最近になって大規模な農場が徐々に築かれはじめたという。そんな農場で、農作物の収穫も間近という中、野盗の襲撃があるそうなのだが、これだけなら彼らでも、なんとかなりそうな気もしないこともない。しかし、事はそう単純ではなかった。問題なのは、野盗の背後から迫っている超巨大な存在である。
「襲撃してくる野盗は、収穫と称して、更地にしようとしやがるキルドーザーズというレイダーの群だ! だが、次に控えてるデカブツが……く、このままじゃ、完熟トマトたちが……ひぃ!?」
 何かを思い出したのか挙動不審に怯えた様な表情で、詳細を語るローストだが、今から向かえば彼らの農場を、於いては、この世界の未来の新たなる一歩を守る事ができるとのこと。
「あっ、それでは皆様のご活躍とご無事をお祈りしております。はい」
 何かを縋る様な瞳をした鶏が柱の陰から猟兵たちを見送ったのであった。





第3章 日常 『アポカリプスで農業を』

POW力仕事を担当する
SPD丁寧な仕事を心掛ける
WIZ技術指導などを行う
👑5

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。