#アルダワ魔法学園
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アルダワ魔法学園の世界に存在する地下迷宮『アルダワ』。
猟兵にしか退治できないオブリビオンが増え、地下迷宮はその都度姿を変えるようになってしまった。
迷宮を踏破し最終フロアに巣食うのは、青白い光によって紙上に物語を永遠と綴り続ける『効率的な作家』だという。
彼らの世界では、オブリビオンの事を『災魔』と呼んでいた。
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「みんな大変だ。アルダワ魔法学園の世界で事件が起きた」
グリモア猟兵のガルムゼノン・フェンリル(砕月の咆哮・f01970)は、少々焦りの表情を浮かべながら、集まった猟兵たちに資料を配りながら状況の解説に入る。
「状況を説明しようか。地下迷宮『アルダワ』で発生した事件を、この度『転校生』として迎え入れられる猟兵が受ける事となった。地形が変わってしまった迷宮の探索、そして脱出を図ろうとする災魔の討伐を頼みたい……ということらしい」
配られた資料には、ガルムゼノンが探索者として今まで培ってきたマッピングのコツや心得が書いてある。
「私なりに纏めたコツを資料としてしたためておいたよ。参考にしてもらえたら嬉しい。迷宮を探索中にマッピングを行えば後々の探索が楽になると思うんだが……探索してる間に罠を見かけたりオブリビオンからの襲撃を受けるかもしれない。君たちは猟兵だし心配は不要だと思うんだけど、念の為に自分の行動には注意して望んでほしい」
迷宮に仕掛けられた罠を解除し、オブリビオンの力によって作り変えられてしまった迷宮の探索とマッピングを行い、最終的に迷宮を巣食うオブリビオンの討伐というのが今回の目的である。
「私は予知を見たものとして君たちを送り届けなければならないから、またしても参加は見送りだ。あーあ、探索者として私も参加したかったな、はぁ……」
再び尻尾をへにょりと垂らしながら年柄もなくしょんぼりするガルムゼノンは、自身も混じって着いていきたい気持ちを押さえ込んで猟兵たちを見送るのであった。
不知火有希哉
どうもこんにちは!おかげさまで2作目となりました!不知火有希哉です♪
今回はアルダワ魔法学園で起きた迷宮の異変を解決していただきたいと思います。前回の反省を活かしつつ良いシナリオになるよう頑張る所存です!
よろしくお願いしますー!
第1章 冒険
『転校生の迷宮日和』
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POW : 災魔の足止め
SPD : 迷宮の罠などの解除
WIZ : 迷宮のマッピング
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
秋月・信子
・WIZ行動
入る度に構造が変わるダンジョン……まるで「不思議なダンジョン」…地図作りは重要になるね(ゲーム知識ゼロ)
ユーベルコード「影の追跡者」を使って影達をダンジョンに放ち、偵察した情報を猟兵支援端末「ROSETTA」のツールを使い地図を作ります。
そう言えば、ミーティングでガルムゼロンさんからマッピングのコツを教わったけど...
方眼紙を使うのは理解できるとして、「ダークゾーン、ワープ、回転床、一方通行の扉、ダメージ床、落とし穴、間欠泉、COMP使用禁止エリアなど」は特に念入りに詳しく書けって言ってたけど…どういう事かな?(くどいようですが、ゲーム知識ゼロです)
(暗号作成1,情報収集1使用)
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「入る度に構造が変わるダンジョン……まるで『ろーぐらいくげーむ』…ろーぐらいくげーむに関してはさっぱりだけど地図作りが重要になるってことだよね」
出発前にガルムゼノンから渡された資料に目を通しながら秋月・信子(魔弾の射手・f00732)はつぶやいた。
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「方眼紙を使うのは理解できるとして、一方通行の扉、ダメージパネル、落とし穴、間欠泉などギミックやトラップを確認した場合は特に念入りに詳しく書いてくれって言ってたけど…どういう事かな?」
ガルムゼノンから手渡された資料を深く読み込んでみると、探索者でなければ理解しきれない専門知識だらけな内容になっていた。
「これ、私が探索者だったらガルムゼノンさんが伝えようとしてくれたこと全部理解できたのかなぁ」
探索知識はさっぱりな信子には飲み込みきれず?マークを浮かべながら首を傾げる。
「うーん……。でも、挑んだ以上はちゃんとやり遂げないとね。おいで、私のしもべたち」
信子はユーベルコード『影の追跡者の召喚』で影の追跡者(シャドウチェイサー)を2体召喚すると、彼らにもマッピングを手伝ってもらうことにした。
召喚したそれは極めて発見され難く、彼女自身と五感を共有するため、フロアのギミックや構成を把握するには丁度いいだろう。
「このフロアを探索するだけでいいから。災魔がいたら手を出さなくていいから私のところへ戻っておいで」
2体が別のルートへ向かうのを見送ってから、壁を手を当てながら一歩ずつ確実にできる範囲でマッピングしていく。
信子は適当なところに腰を下ろすと、猟兵支援端末『ROSETTA』のツールを使って手書きの部分と影の追跡者からの情報を照らし合わせ詳細なフロアマップを作成する。
一区切り着いたところで、1体が別のフロアの下り階段を発見する。
「流石に、一筋縄ではいかないか」
1階のマッピングを済ませた信子は、2体を回収してから階段を下っていく。猟兵たちの冒険はまだ始まったばかりである。
成功
🔵🔵🔴
推葉・リア
★SPD
(資料読みつつ)変わる迷宮…そこで生まれる物語…それはそれで浪漫だけどね
バトルキャラクターズで推しキャラを呼んで私を含めた18人で海戦術するわね、ガルムさんの資料物凄くわかりやすい…!
曲がり角があればとりあえず曲がって通る場所全て埋めていくようにするわ
罠は解除が得意な推しキャラ達に任せて、【暗号作成】が活かせそうな罠なら私も解除に回るって、なんか解除が大変そうだったり壊したりした方がいいのなら、遠慮なく壊すわそっちのほうが得意な推しキャラもいるし…
オブリビオンが来たらそっちの撃破を最優先するわ私の狐火と皆で一斉攻撃したらすぐに終わるだろうし
よし、どんどん進むわよ!
★アドリブ共闘歓迎
ブリッツ・エレクトロダンス
やる事はいつもやってるゲームと変わらない。
ダンジョンへの押込強盗(ハクスラ)だな!
できれば宝を狙いたいもんだぜ。
さて、じゃあ俺は今回、盗賊(シーフ)の役割(ロール)で行くとしようか。
HKTL_S0undH@ckを起動してサウンドハックで《聞き耳》を行って敵の足音やトラップとして設置されてるであろう蒸気機械の稼働音を感知。
後は、嫌らしい所に仕掛けるであろうトラップを《罠使い》の知識と、俺の直感―――《野生の勘》で探知。
《ハッキング》スキルと《罠使い》の知識でトラップを無力化していこう。
開かないドアや箱があればハイスターズツールボックスに入れたロックピックやエンジンカッターを使って《鍵開け》だな。
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琥珀色の瞳、琥珀色の髪、色白の肌。いかにも私妖狐 なんです★というかのような見目麗しい女性は推葉・リア(推しに囲まれた色鮮やかな日々・f09767)である。
「変わる迷宮…そこで生まれる物語…それはそれで浪漫だけどね」
独り言のようにつぶやき、リアはガルムゼノンから手渡された資料を再度読み直す。
ユーベルコード『バトルキャラクターズ』で自分が好きなキャラクターたちを合計18人呼び出すと、手分けしてトラップを発見してもらうように動いてもらうのだった。
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「すっごー…!さすが探索者のガルムさん、くれた資料物凄くわかりやすい…!」
ガルムゼノンから貰った資料をぺらぺらと捲りながら1人独言する。
「そういえば説明のときに『一方通行の扉、ダメージパネル、落とし穴、間欠泉などギミックやトラップを確認した場合は特に念入りに詳しく書いてくれ』って言ってたっけ。罠は解除しないで、何があったか記録するだけにしておいたほうがいいのかしら」
リアはノートを取り出し、自分が確認したトラップの種類や設置場所を細かく記していく。後でみんなと情報共有しないとならないのだから。いや、致死性の高いトラップはメモだけしてバトルキャラクターズの誰かに解除してもらおう。それなら仲間の猟兵が怪我することもないだろう。
オブリビオンが現れ攻撃してくる気配は今のところない。しかし、警戒はしっかりしたほうが良いだろう。
「まずはトラップの種類をまとめて、それからそれからー……♪」
好きなキャラクターたちと一緒に冒険が出来て思わず気分が上がるリアだった。
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「やる事はいつもやってるゲームと変わらない。ダンジョンへの押込強盗(ハクスラ)だな!できれば宝を狙いたいもんだぜ」
レリックの調査目的でダンジョンに潜入したと謳いながら物欲丸出しで探索するのはクロヒョウ獣人の姿をしたキマイラの男性、ブリッツ・エレクトロダンス(DJ.Blitz・f01017)である。
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俺は今回、盗賊(シーフ)の役割(ロール)で行くとしよう。そう決めていたブリッツは自身の技能をフル活用する形で探索を始める。
壁の中、動く床などのギミックはこうしたダンジョンではよくある障害だ。それこそ、踏んだら部屋が大爆発、装備が破損する、更には剣山に突き落とされ即死など。挙げはじめるとキリがないが、ぶっちゃけ野生の勘で察知できたりするものもあって何とかなる。…完全に忘れていたが、マッピングは他の連中へ丸投げすりゃいいだろう。
「何かありそうだな…いや、ある。絶対ある」
ブリッツは『HKTL_S0undH@ck』を起動しサウンドハックで《聞き耳》を行うと、
敵だろうか?足音が近づいてくる。ここは仕留めた方がいいだろう。勢いよく飛び出して不意打ちに出る。
「すまねぇがここで倒れてもらうぜ」
黒豹は獲物を狩りに出る。しかしその行動は無駄に終わった。狩ろうとした相手は仲間の猟兵、推葉・リアだったからだ。
「ひゃっ!? ぶ、ブリッツさん!?驚かせないでくださいよ、もう!」
「うぉあ!? す、すまねぇ てっきりオブリビオンかと……」
鉢合わせした2人はお互いに吃驚しつつも、ここであったは何かの縁。一緒にトラップの解除に周るのだった。
「で、トラップは基本解除して放置、致死性の高いもんだけ破壊だな?OK任せろ」
機械知識もあり理解の速いブリッツの助けもあってか、この迷宮におけるトラップは危険性のないものを除いて全て駆逐されたのであった。
大成功
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ロアー・アレグリアス
たまには故郷で我が活躍を披露するのも良いだろう!
さあさあ、我が髭に続けーい!
っと、マッピングはちょいと賢そうな者に任せておいて、我は災魔をどーんと蹴散らすことにするか。
トリニティ・エンハンスの炎の型よ、我が剣に力を示せ!
アレグリアス家のケットシーは文武両道、剣魔両立、魔法剣などはお手の物なのだ!
我が剣を恐れぬモノからかかってきたまえ、来ないならこちらから行くがなー!
はっはっはー、我が剣でぼっこぼこに蹴散らしてくれよう!
月守・咲凛
「地図を書いていくのですねー、この棒で地面をつついて歩くのかな……?」
狭い通路でも基本的に飛行しています。
警戒して地図を書きながら進みますが、すぐに飽きてしまい聞き耳や暗視で敵を探し始めます。
「あ、居ました!ドカーンです!」
うまく敵が見つかったら嬉々としてガトリングをぶっ放して殲滅します。
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「たまには故郷で我が活躍を披露するのも良いだろう!さあさあ、我が髭に続けーい!」
自分の故郷での冒険ということもありご機嫌で行進するのはロアー・アレグリアス(ケットシーのマジックナイト・f02956)と。
「地図を書いていくのですねー、この棒で地面をつついて歩くのかな……?」
筆記用具をいじりながらふよふよと浮かびながら移動するのは雰囲気がポワポワしているエルフの子、月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)。
彼らは結託して迷宮に徘徊している弱い個体の撃破に動くため探索をしていたのだった。
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ふよふよ飛ぶエルフとぴょこぴょこ歩く猫妖精のコンビは、マッピング作業を放棄して他愛のない会話をしながらも敵影を探していた。万が一、同行している他班に被害があったらまずいからだ。
周りの連中も猟兵であり仲間だが、戦闘慣れしてなさそうな輩もいるだろうという認識を持っていたロアーは、どことなくソワソワしていた。
「お、敵影発見!炎の型よ、我が剣に力を示せ!」
ユーベルコード『トリニティ・エンハンス』の炎属性のエンチャントを施してから、敵陣へ斬り込んでいく。アレグリアス家のケットシーは文武両道、剣魔両立、魔法剣などはお手の物である。
「ふむ!来ないならこちらから行くがなー!はっはっはー、我が剣でぼっこぼこに蹴散らしてくれよう!」
ご機嫌な様子で雑魚のオブリビオンどもをフルボッコにしていく少年にゃんこだった。
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「あ、ねこさん見てください。大きなトゲトゲが生えた球が転がっていきますー」
「げ、ホントだ。あれに潰されたらひとたまりもないぞ、アレ……」
トラップ解除は他の班に任せ、先を急ぐ。
行き当たりの曲がり角で何やら聞き慣れない音が聞こえてくる。咲凛が聞き耳を立て対象の行動音を聴き取る。
「あ、攻撃対象を確認です! 武装ユニット全開放、撃ちます!!」
咲凛は攻撃対象であるオブリビオンを見つけた途端、ユーベルコードの『コード・アクセラレーター』を起動させると嬉々として装備についた武器やガトリングをぶっ放す。
「いっきますよぉー!!」
ずどどどどど!!と大きな音を立てながら鉛玉の洗礼を叩き込んでいく。
豪快な攻撃に思わずロアーは口をぽかーんと開けっ放しになってしまう程。
「どうかしましたかー?」
「いや、攻撃が見て目によらず豪快だから……」
でしょう?と言わんばかりに胸を張る咲凛に、思わず素が出るロアーだった。
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彼らが先陣を切って雑魚の討伐をしていたおかげで、マッピング班とトラップ解除班に被害が出ることはなかった。フロア探索もある程度済ませ、彼らは次の戦闘の準備を進めるのであった。
成功
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ナイツ・ディン
【SPD】
「探索か。冒険はいつだってワクワクするよな」『ふん、めぼしい宝がアレばよいのだが』
冒険自体が好きな妖精のナイツと、財宝の方が好きな紅竜(竜槍から顕現)の『ディロ』
旅人(=シーフ)の技能、情報収集、盗み、追跡、鍵開け、暗視、封印を解く、視力などなど。
魔物以外のネズミとかそういう動物がいたら動物と話すで情報を集めても良し。ディロは空中を飛びつつ獲物(魔物)の警戒。
「隠し扉とかアレばいいんだけどな。財宝もだけど、逃げるときとかに便利だし、奇襲される可能性を減らせるし。ボスが居たら嫌だけど。」『強いのがいれば我は楽しめそうだがな!』
脳筋は気楽でいいなと思う主人の妖精。
アドリブ・共闘歓迎
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「探索か。冒険はいつだってワクワクするよなっ」
『ふん、めぼしい宝がアレばよいのだが』
冒険が好きなフェアリーのナイツ・ディン(竜呼びの針・f00509)と、財宝など宝が好きな竜槍から顕現している紅竜『ディロ』は、旅人(シーフ)の技能を用いて迷宮を探索しているところだった。
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探索してて気づいたことは、トラップが解除された跡があることだ。これはもしかしなくても、出遅れたか。
「あれ、もしかして俺たちやっちまったか?見かけるトラップ全部解除されてんなぁ」
『ただ単に我らが来るのが遅かっただけだろう。他にも猟兵はいるわけだしな』
ディロの言い分もごもっともである。気を取り直して探索を進めていく。
「隠し扉とかアレばいいんだけどな。財宝もだけど、逃げるときとかに便利だし、奇襲される可能性を減らせるし。ボスが居たら嫌だけど」
壁を伝いながら、なにかないか調べているのだが、特に変わったものがあるわけでもない。あっても既に解除されているのだから。
『今回は貧乏くじだな。強いのがいれば我は楽しめそうだがな!』
脳筋は気楽でいいなとナイツは思ったが、ここは黙っておくことにしよう。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『ポルターガイスト』
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POW : パイロキネシス
【自然発火の能力を持つ念力】が命中した対象を燃やす。放たれた【青白い】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD : テレキネシス
【念動力で操った家具の群れ】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : ラップ現象
対象のユーベルコードに対し【対象の集中を阻害する騒音】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
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「さて、状況を整理しようか。まず探索とマッピング、トラップの解除と種類のメモ。これで全部か」
探索組の1人と一匹が、合流した猟兵たちの情報をひとまとめにする。
そして、マッピング組の少女から、冷たい気を感じる部屋があったという情報が上がる。
「すごい寒気がして立ち入れなかったの。何かいそうな気がするんだけど、立ち入るのはなんか怖くって」
参加者全員と合流した上で、猟兵たちは問題のフロアへ足を踏み入れる。その瞬間、下ってきた階段が消滅した。
「しまった!?トラップか!」
気づいたときには手遅れだった。退路を断たれ、気配を感じて武器を構えると大勢の少女の見た目をした何かが姿を現す。ざっと数えて30体ほど、すべてオブリビオンの『ポルターガイスト』である。
「「「遊びに来てくれたんだね、さぁ、一緒に遊ぼうよ」」」
重複する声の主は、超能力で物を浮かせると不気味に笑い。
さぁ、猟兵の本領発揮の時間だ。全て倒して先に進んでしまおう!
ナイツ・ディン
探索は出遅れちまったが、一番槍はいただくか。
「ゴーストか。まあ俺の槍が通るのであれば問題ないな。」
『通らんでも我が炎で焼き尽くしてやるわ!』
基本は突っ込んで〈なぎ払い〉。飛び道具は〈盾受け〉(鉄製のカード)でいなして〈カウンター〉、〈串刺し〉で追撃だ。
敵陣に突っ込むから物を飛ばす攻撃も同士討ちできそうだな。〈敵を盾にする〉のもありか。
パイロキネシスには火炎耐性で。紅竜の加護。
『我にそれきしの炎なぞきかぬわ!』
「その調子で頼むぜ。」
しっかし、寒いと思ったら暑いわで調子狂うな。数も多いし。
あと机飛ばすのは勘弁してくれ。俺はちっこいんだから潰されたらたまったもんじゃない。(槍で壊しながら)
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「ゴーストか。まあ俺の槍が通るのであれば問題ないな」
『通らんでも我が炎で焼き尽くしてやるわ!』
自信満々に望むのは妖精の男性ナイツ・ディンと装備に宿る紅竜『ディロ』である。
探索は出遅れてしまったが、戦闘で貢献すればいいだけだ。ナイツはディロへ騎乗すると、槍を構えて叫んだ。
「来いよガキども!このお兄さんが遊んでやる!!」
彼の叫びと共にオブリビオンとの戦いの火蓋が切って落とされた。
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「あそぼーよ、おにいちゃん!!」
ポルターガイストたちは遊び相手を求めていたのか、2、3人程まとまってこちらにやってくると、家具やフォークなどを念動力で浮かし、飛ばしてくる。
「おぉっと、あぶねぇ!」
大きい鉄のカードを構えると、ががっと大きい音を立てながらも攻撃を防いだ。ただのカードに見えても、妖精族の1人であるナイツにとってこれも大事な武器である。
ディロによる突進攻撃で近づきながら固まってる幽霊軍団を”ドラゴランス:ディロ”で薙ぎ払う。攻撃を加えている手応えはあるものの、幽霊が倒れる様子は見えない。
「よそ見しちゃだめだよー」
ポルターガイストによる『パイロキネシス』。反応しきれず直撃するものの、ナイツには火炎耐性があった。ディロによる『紅竜の加護』のおかげである。
『我にそれきしの炎なぞきかぬわ!』
「ディロ、その調子で頼むぜ」
加護によりパイロキネシスはを完全に封殺した。ならば、お返しとして我らの”とっておき”を見せてやろうとディロは続けて。
「とっておき、そうか”アレ”だな。 ディロ、仕事だ!!」
『雑魚が、弾けろ!』
ナイツの掛け声と共に、ディロによる竜の突進が炸裂する。更に追撃で炎のブレスをお見舞いしてやると、彼の周囲から焔が上がる。焔に灼かれ、何体か黒い霧となり消滅するものの、まだまだ残存数は多い。
「おにいちゃんたちすごいねー」
「すごいねー」
別の個体からのんきな声が上がる。戦闘は始まったばかりだ。
大成功
🔵🔵🔵
秋月・信子
「え…?女、の子……きゃっ?」
テレキネシスで浮遊している小物がひゅっと頭を掠める。
ポルターガイストの姿を見て一瞬油断したけど、アレは…オブリビオン。
さっきのように飛んできた家具は、目で…追える速さかも。
動体『視力』で飛ばして襲いかかる家具をユーベルコード【早撃ち】で迎撃を試みます。
余裕があれば…他の方達に襲う家具も『援護射撃』で撃ち落としてみます。
ある程度家具を撃ち落として減らしたら、『破魔』の力を宿す銀の弾丸をハンドガンに装填します。
銀の弾丸が持つ浄化する力を増幅させた魔弾で…あの子達を苦痛なく成仏させます。
(技能:視力2、クイックドロウ6、援護射撃2、破魔3を使用)
共闘・アドリブ大歓迎です
ブリッツ・エレクトロダンス
入り口を封鎖しやがったか…。
は、ならばやってやろうじゃねえか!
ラップ音?ならそれを包み込む音量のEDMでテンション上げてやるぜ!
いや、いっその事ラップ音自体をEDMに取り込んでしまうのも手だな…!
●
セーラー服に身を包み、落ち着いた様子の少女はマッピング班の1人、秋山・信子。
「入り口を封鎖しやがったか…。は、ならばやってやろうじゃねえか!」
一緒に閉鎖空間へ追いやられた黒豹の獣人はブリッツ・エレクトロダンスである。
「え…?女、の子……きゃっ!」
テレキネシスで浮遊していたフォークがひゅっと信子の頭を掠める。ポルターガイストの姿を見て一瞬油断したが、アレはオブリビオンだ。深呼吸してから、改めてハンドガンを構える。
「いいよ。今度はおねえちゃんが遊んであげる」
「お、俺を忘れんなー!!」
半泣きの黒豹をお供に加えて、少女は怨霊たちと交戦する。
●
「今度はおねえちゃんたちがあそんでくれるの?」
「わーいあそんでーあそんでー」
邪気のない声と共に8体程こちらへやってくる。
どこからか湧いた家具たちは青白いオーラに包まれると、こちらに向かって撃ち出された。
「危なっ…アレに当たる訳にはいかないね」
幸い、先程頭を掠め飛んできた椅子は信子の目で追える速さだ。
「これなら……墜とせる!!」
自慢の動体視力で飛んでくるモノを追いユーベルコード『早撃ち』で次々と撃ち落としていく。更に仲間たちを襲う家具も援護射撃で撃ち落とす。
「だめだよ壊しちゃー」
「だめだよー」
楽しそうにくすくす笑う怨霊たちは、猟兵との戦いを遊びとして認識しているようだった。
●
「ラップ音?ならそれを包み込む音量のEDMでテンション上げてやるぜ!……いや、いっその事ラップ音自体をEDMに取り込んでしまうのも手だな…!」
ブリッツは『ジシ201X』と共に自身の装備である『デジ・スピーカー』を展開させると、どんより湿気くさい雰囲気を吹き飛ばすべくアゲアゲな曲をラップ調に歌いはじめる。
「栄養満タン体力勝負♪ 前途多難なネットラッパー♪ 戦闘開始で猫パンチ♪」
仲間の猟兵たちだけじゃなく、ポルターガイストもつられて口ずさみ始める。それにしてもこのキマイラ、ノリノリである。
「もういいや、おにーちゃんはじゃましないでおねえちゃんのじゃましちゃおー」
飽きてしまったのか、1体のポルターガイストが念能力で信子の右足を捉えると、宙へと打ちあげる。
「きゃあぁぁぁぁっ!?」
悲鳴とともに遠心分離機よろしく振り回される信子。
「あはははー、”じぇっとこーすたー”だよ、おねえちゃん♪」
楽しそうに笑いながら、ぶんぶんと振り回す1人の霊。信子はスカートが捲れそうになって抑えるも、黒豹の位置からは丸見えで。
「く、黒のショーツ…!?」
ブリッツはと言うとだくだくと溢れる赤い滝をせき止めるために鼻を押さえつつも動揺していた。彼も雄だ、仕方ない。
「み、みてないではやく助けてぇぇぇ!!」
信子の悲鳴が響く中、妖精と龍のコンビが宙を駆ける。
「ブリッツさんよ、お嬢さんは任せたぜ…そこだッ!!」
しぱん!!と小気味良い音を立て、信子を振り回していた霊を一閃した。操っていた個体が黒い霧となって消滅し、力を失い落下する信子をブリッツが抱きかかえる形でキャッチする。
「うぉっと!?」
「あ、ありがと……」
むにゅっと柔らかい感触がとてもいい。これぞ役得。
気を取り直し、予め用意した『破魔』の力を宿す銀の弾丸を入れたマガジンをハンドガンへ装填する。浄化する力を増幅させた銀の魔弾で少女たちを苦痛なく成仏させてやるのだ。
「あなた達に罪はないけど……ごめんね」
そういって、少女は幽霊の眉間へ的確に鉛玉を叩き込んでいくのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
月守・咲凛
「はーい、遊びましょー!」ガチャンガチャン
開いた装甲の中のミサイルさん達と一緒に元気にお返事しましょう。
ミサイルを一斉射したらそのままアジサイユニットを展開、ムラサメユニットで敵の隙間をなぎ払いながら通り抜け、その後をアジサイユニットにランダム機動を混ぜながら追随させます。
飛んで来た家具は動きを見切ってスレスレで回避して、零距離からのビームキャノンで破壊しておきます。
推葉・リア
ポルターガイスト…!私ホラーとかダメなんだけど…!……一応いるのは可愛い女の子可愛い女の子…恐怖はない…ホラー的な恐怖はない…(ぶつぶつ呟いてる間にも推しキャラ達が応戦中、若干呆れてみてるキャラも)
よ、よし!フォックスファイアで一掃すれば怖くない…!浮いてる椅子とか本とか近づく前に燃やせばいい…!
ん…?【第六感】がなんか嫌な気配を……ってうわああああ!!!後ろにいたあ!!
可愛いけどやっぱり怖い!皆!一斉に攻撃して!……ふぅ…周りには…いなくなった?……はぁ……こういうホラーなのも慣れないといけないよね(推しキャラの黒鎧の騎士の後ろに隠れている、騎士はあやす様に頭ぽんぽん)
★アドリブ共闘歓迎
ロアー・アレグリアス
はっはっはー、遊びと来たか!
よろしい、アレグリアス家当主である我が、直々に遊んでやろう!
なるほど、今回の遊び相手はポルダーガイストか……あれもこれも浮かしてくる面倒なやつめ!
確か核となるものもどっかしらに浮いていたはずだが、見分けるのはこれまた面倒なやつなのだ。
ええいまどろっこしい!
トリニティ・エンハンスの風の型よ、我が剣に力を示せ!
家具も自然発火の炎も、我が風の剣でどーんと吹き飛ばしてくれよう!
だいたいの家具を壁に叩きつけてしまえば、核となるものもなんらかのダメージを負うはずだ!
ふははははー、さあ吹き飛べ吹き飛べー!!
おっと、さすがに仲間の猟兵には当たらぬように気を付けはするぞ!
●
「はーい、遊びましょー!」
元気な声を上げながら、ちゃっかり戦闘準備を済ませる月守・咲凛。
「ポルターガイスト…!私ホラーとかダメなんだけど…!……一応いるのは可愛い女の子可愛い女の子…恐怖はない…ホラー的な恐怖はない……」
ぶるぶる震えながら股の下に尻尾を巻きながら怯える推葉・リア。
「はっはっはー、遊びと来たか!よろしい、アレグリアス家当主である我が、直々に遊んでやろう!」
威風堂々としたケットシーの少年、ロアー・アレグリアス。
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「ちっちゃいおねえちゃん、あそんでー」
「はーい!」
元気よく挨拶と共に腕部兵装ユニット【トマラナイアシオト】、肩部兵装ユニット【ウガツツブテ】を展開、ミサイルとガトリング砲をぶっ放していく。
ずどどどどどと豪快な音を立てて土煙を上げた。
「おねえちゃんつよーい。もっとみせてー」
感嘆した少女の声。しかしオブリビオンである。
「えっへへー♪まだまだありますよー♪」
ご機嫌な様子のまま、ミサイルを一斉射。そのままアジサイユニットを展開、ムラサメユニットで敵の隙間をなぎ払いながら駆け抜ける。
「まだまだお代わりあるんですよ?」
アジサイユニットをソードビットとしてランダム機動させながら追随させ、近寄る対象を殲滅していく。
飛んで来た家具は動きを対してユーベルコード『雨の中のサーカス』で接触ギリギリで回避する。
仲間の少女による迎撃が間に合わないものは零距離からのビームキャノンで破壊して数を減らしていくのだった。
●
「きつねのおねえちゃんもいっしょにあそんでー♪」
リアの第六感は間違ってなかった。彼女の背後に霊の1体がにゅっと這い寄る。
「きぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!可愛いけどやっぱり怖い!!皆!一斉に攻撃して!!これ以上私の近くにこないでぇぇぇぇ!!!」
悲鳴を上げ、飛んでくる家具を反射的に『フォックスファイア』で迎撃。
更にユーベルコード『推しキャラ達の一斉攻撃』でフルボッコに。錯乱してるとはいえ少女に対してこの仕打ちである。霊だけど。
「あーれー」
あっさりとした幕引きと、のんびりとした声の主は黒い霧となって消えていく。
●
「にゃんこのおにいちゃんもー いっしょにあそんでー」
更にわらわらと少女の霊が集まってくる。その分炎や飛んでくる家具の量もかなり増えているわけで。これを一個一個対処するのは骨が折れる。だが、時間を稼ぐか如く仲間の少女が飛んでくる家具を迎撃してくれている。考えるのが面倒に思えたロアーは、力をまとめるとタイミングをはかった後にすべて開放した。
「えぇいまどろっこしい!!風の型よ、我が剣に力を示せっ!」
ユーベルコード『トリニティ・エンハンス』を発動させて、家具も自然発火の炎も吹き飛ばしてしまおう。だいたいの家具を壁に叩きつけてしまえば、核となるものもなんらかのダメージを負うはずだろう。
「ふははははー、さあ吹き飛べ吹き飛べー!!」
今までの苦労と一緒に、剣に纏わせた嵐ですべて吹き飛ばしてやる。
●
猟兵たちの活躍で、どうにか悪霊の子どもたちをすべて成仏させることができたのだった。綺麗さっぱりきれいになったフロアのマッピングを済ませて、最後のフロアへ向かう猟兵一行。
「怖い怖い怖い…………けどこういうホラーなのも慣れないといけないよね…」
ただ1人、事が済んだにもかかわらずぶるぶると震えるリアは推しキャラの1人である黒鎧の騎士の後ろに隠れていた。騎士はあやす様に頭をぽむっと当てると無言で撫でるのであった。
さて、次のフロアで事件を起こした黒幕のお出ましだ。この調子で撃破してしまおう。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
第3章 ボス戦
『スペシャル・ライター』
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POW : 修正箇所
【修正箇所を確認する目の青白い光】が命中した対象にルールを宣告し、破ったらダメージを与える。簡単に守れるルールほど威力が高い。
SPD : 印字作業
【26個のキーから青白い光】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : より良い作品を
対象のユーベルコードに対し【正確に全く同じユーベルコード】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ライラック・エアルオウルズ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
最後のフロアへ到着した猟兵一行。
彼らを待ち受けていたのはタイプライターのような見た目をした、不思議な機械のようにみえる。『スペシャル・ライター』というオブリビオンだ。
このスペシャル・ライターは、物語をひたすらに綴るという。物語の添削という名目で、君たちを消そうと動き出す。
「物語ノ添削ヲ開始シマス」
カタカタと不気味なタイプ音を響かせて、機械は君たちに牙を剥く!
ここが正念場だ!コレを無事に撃破し、依頼を解決してしまおう!!
月守・咲凛
SPDで戦闘
「どんな感じにテンサクするのですか?」
普通に訊ねる感じにフワフワと浮かんだまま近付いて行って聞いてみます。
攻撃して来たら残像を残して距離を取って
「なるほど、これがテンサクなのですね!私にも出来そうです!」
と、ガトリングで添削開始します。
敵が印字作業で攻撃して来たら、光ったキーを読み上げながら、ハナシグレのスナイピングで撃ち抜いて行きます。
ある程度削ったら最後にUCで〆ます。
●
「どんな感じにテンサクするのですか?」
普通に訊ねる感じにフワフワと浮かびつつ近付いて行って聞いてみるのは月守・咲凛。
「添削開始シマス」
カタカタと不気味な音を立てながら、物語の執筆家は物語の矯正しようと襲いかかってきた!
●
「添削シマス」
スペシャル・ライターは同じような音声は発しタンタタンと小気味いい音を立てたあと26個のキーから青白い光を放つと、自身から一定半径内の全員を高威力で無差別攻撃してくる。 しかし、そんな攻撃に当たる猟兵たちではない。
青い光による攻撃が飛んで来くるが、見切りを載せながら残像を残しつつ距離を取る咲凛。
「なるほど、これがテンサクなのですね!私にも出来そうです!」
と、嬉しそうな声音で言ったあとスペシャル・ライターの光ったキーを読み上げながら、収束火線砲ハナシグレのスナイピングで的確に撃ち抜いて行く。
「損傷ヲ確認シマシタ」
攻撃が命中しても、いまだにピンピンしているのはさすがオブリビオンといったところ。
ブレードガーディアンユニットのアジサイと共にミサイルを宙に放つ。念動力で操る円盤状の遠隔操作武装ユニット群はビームチェーンソーを発すると、ランダム機動で飛行しながら機械の作家に傷をつけ肉薄していく。
放ったミサイルは目標からズれて着弾、大きく砂煙を舞い上げる。ギガガガと耳障りな雑音をやかましく立てる作家。
「まだまだいきますよ~。武装ユニット全開放、撃ちます!」
ユーベルコード『コード・アクセラレーター』を起動させると、展開した武装ユニットに予めプログラムしていた超高速連続攻撃を全弾撃ち尽くす覚悟で放つ。
咲凛の攻撃が全弾命中しても、あっさり撃破できる程相手も弱くはない。タイプライターのような見た目から発される威圧感ですら、咲凛にとっては楽しむ為の材料なのだ。
「うふふふ。さぁ、私をもっと楽しませてくださいよ~」
1人の少女は年相応の遊びを楽しむかのように、機械の作家との対峙するのだった。
成功
🔵🔵🔴
秋月・信子
「咲凛さんが作ってくれた機会、無駄にしません…ッ!」
真の姿を一部解放させ、瞳が蒼眼に変わっていく。
静かに瞼を閉じ、ユーベルコード【魔銃、解凍】を発動するべく構えたハンドガンに意識を集中させる。
――形象、開始。
――対象、印字紙。
――骨子、形成。形象、完了。
ロールアウト、魔銃…解凍!
ハンドガンを異形の銃へと変貌させ、開かれた蒼眼はスペシャル・ライターの文字盤を打鍵され青白い活字が浮かび上がる紙に狙いを定める。
「…Start afresh (白紙に返せ)」
そう呟き、対象に有効な魔弾を装填した魔銃の引き金を引き撃鉄を落とした。
●
「咲凛さんが作ってくれた機会、無駄にしません…ッ!」
強い意志と共にハンドガンを握りしめる少女は秋月・信子である。咲凛が先に開いた血路を無駄にしないよう、気合を入れる信子。信子は彼───スペシャル・ライターに対して有効であろう弾丸をハンドガンに装填しつつ、決意を固め決戦に臨むのだった。
●
信子は真の姿を一部解放させると、彼女の瞳が蒼眼に少しずつ変わっていく。彼女は静かに瞼を閉じ、詠唱を唱える。
「――形象、開始。 ――構造、解析。 ――骨子、形成。 ――形象、完了。――ロールアウト、魔銃…解凍!」
詠唱と共にユーベルコード『魔銃、解凍』(デビルズ・エニー・アザー・ウェポン)を発動させる。
信子は戦っている『スペシャル・ライター』に有効的な手に持ったであろう銃器を触媒に変異させた魔銃が召喚する。
「お願い。私に……力を貸して!!」
召喚したのは自身が愛用するハンドガンを模した、人のような姿をした魔銃。それらはおよそ3体。
彼らは彼女を護るように展開したあと、個別の思考を以って機械の作家を肉薄していく。作家へ的確にダメージを与えるものの、奴を倒せる火力ではない。
「小賢シイ……!シカシコノ程度デ私ハ倒セナイ!!」
咲凛のときと同じように、スペシャル・ライターは26個のキーから青白い光を放ち、自身から一定範囲内の全員を高威力で無差別攻撃しようとする。
「またそれですか…。しかし、同じ手は二度も喰らいませんよ!」
彼女と仲間の猟兵たちは共に、相手の攻撃を退けるのだった。
成功
🔵🔵🔴
ナイツ・ディン
「何ていうんだっけ、アレ。」『とりあえず硬くて壊しがいの有りそうな奴だな!』
ファンタジー世界(斧魔)出身なのでタイプライターはよくわからない。手でかけばいいじゃないか。
【POW】
ダッシュやジャンプ、盾受け(鉄のカード)で回避しつつ槍で攻撃。
仮に『修正箇所』を喰らってしまった場合は【竜化の騎士】を使用。
「俺が俺じゃなくなればルール無効だな?ディロ、アレやるぞ」『暴論だが我は好きだぞ、そういう貴様の考え方!』
『ディロ』を開放してナイツを触媒に巨大な紅竜を生み出し殴り倒す。理性の代償はある種の暴走。オブリビオンは敵。本能的に槍のような爪で殴る。
時間経過で解除されるが理性が戻るのは少し時間がかかったり
ブリッツ・エレクトロダンス
なるほど、添削と来たか。
残念だが俺の音楽は俺の感性から生み出されるものだ。
自分で作って、自分で聞いて、自分で直して、また聞いて…その果てに音を完成させる。
見知らぬ他人に俺の音に対する添削(くちだし)なんざさせねぇよ…!
デジ・スピーカー再展開。
アンプリファイア接続。
楽曲ロード。
DJ.Blitzのプレイタイムだ!
正確に全く同じユーベルコードを放つつもりだろうが、俺の音を完全にトレースできるか?やってみろッ!!
●
「何ていうんだっけ、アレ。えーっと…たいぷ…らいたー?”とりあえず硬くて壊しがいの有りそうな奴”だな!」
『我は暴れられればそれで良い!!』
妖精の男性ナイツ・ディンとその武器に宿る従者の紅龍ディロ。少女らと時同じくしてオブリビオンの『スペシャル・ライター』と対峙していた。そして彼と依頼として同行していた黒豹の姿のキマイラの青年、ブリッツ・エレクトロダンスも共に。
「残念だが俺の音楽は俺自身の感性から生み出されるものだ。自分で作って、自分で聞いて、自分で直して、また聴いて……その果てに音として”形を完成させる”。見知らぬ他人に俺の音に対する添削(くちだし)なんざさせねぇよ…!」
彼も種族は違えどクリエイターである以上、思うところがあるのだろう。拳を強く握りしめると、機械と対抗するべく気持ちを新たにするのだった。
●
ダッシュやジャンプ、鉄のカードで盾受けしつつ、回避しながら槍で攻撃を試みるのは妖精と龍である。
「俺が俺じゃなくなればルールは無効だよな?……ディロ、”アレ”をやるぞ」
『ははは!暴論だが我は好きだぞ、そういう貴様の考え方!!』
ディロを開放してナイツを触媒に、巨大な紅竜を生み出すと機械の作家を殴り倒すにかかる。
「ディロ、本気で行くぞ!」
『我に喰われるなよ小童!』』
ナイツの理性を代償に、自身の装備武器の封印を解くとナイツを取り込み、彼を巨大な竜に変化させた。
理性の代償はある種の暴走。オブリビオンは敵。本能的に槍のような爪で殴りにいく。
ナイツに対し、スペシャル・ライターは”修正箇所を確認する目の青白い光が命中した対象にルールを宣告し、「動くな」という指示を放つ。破ったらダメージを与える”力を放つ。それは簡単に守れるルールほど威力が高い代物だ。
だが、それはナイツを援護するように動いたブリッツにより行動が憚られる。
「そうはさせねェぜ!デジ・スピーカー再展開、アンプリファイア接続……!楽曲ロード完了!さァさァ!お待ちかねのDJ.Blitzによるプレイタイムだ!!さァて、野郎共!テンション上げていこうぜェ!!」
ブリッツは再び装備の1つ『デジ・スピーカー』を展開させるとユーベルコード『ブリッツタイム』でお家芸である音楽を奏で、お得意のEDMを聴かせ共感した仲間たちの戦闘力を増強することに成功する。
「俺はこういった後方支援しかやれねぇけどな!!」
演奏の合間に愚痴をこぼすも、それすら黒豹が奏でる歌詞となる。
「はッ、正確に全く同じユーベルコードを放つつもりだろうが、俺の音を完全にトレースできるか?実際にやってみろッ!!」
声高らかに挑発をしてみせるブリッツ。スペシャル・ライターは対象のユーベルコードに対し正確に全く同じユーベルコードを放ち、相殺するしようとする。しかし、機械の作家は ブリッツのユーベルコードを視認していないこともあり失敗に終わる。 結果、タイプライターは彼らの攻撃を無効化することに失敗するのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
推葉・リア
はぁ…撫でてもらえて物凄くメンタル回復した…好き……
よしっ!さっきみたいにホラーな敵じゃないから大丈夫!
……ん?添削?なんで添削するの?推しキャラの皆や私達が頑張ってダンジョン攻略して……ちょっと私は可哀想な事しちゃったけど女の子の幽霊も成仏させたなかなかの冒険談なのに?
じゃあ添削出来ないようにすればいいわ!
「バトルキャラクターズ」で彼(黒鎧の騎士)を強化して、さぁ貴方が最強!切り伏せてきて!
そんな推しの彼を「フォックスファイヤ」で演出するように狐火を出して動きに合わせて狐火で燃やすわ
あぁ〜…格好いい!カッコ良すぎる…!(語彙力低下)
どう?添削なんていらないでしょ?
★アドリブ共闘歓迎
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「はぁ…撫でてもらえて物凄くメンタル回復した…好き……よしっ!さっきみたいにホラーな敵じゃないから大丈夫!」
先程は怯えきっており全く戦力になれなかった推葉・リアは、彼女なりの気合を入れると、愛用の端末を構えた。
「私達も相手をしてあげる!!」
●
「……ん?待って、添削?なんで添削するの?推しキャラの皆や私達が頑張ってダンジョン攻略して……ちょっと私は可哀想な事しちゃったけど女の子の幽霊も成仏させたなかなかの冒険談なのに?」
納得しきれないままひとりごちながらも、リアはユーベルコード『バトルキャラクターズ』で推しキャラの鎧を身に包んだ男性の1人を召喚。呼び出した黒鎧の騎士を強化して、さぁ貴方が最強!あの奇怪な作家を切り伏せてきて!と命じる。
先の信子たちと同じ様に、敵のタイプライターは仲間たちの攻撃により損傷しているとはいえ26個のキーから青白い光を再び放つと、猟兵全員を巻き込むであろう高威力で無差別に襲う光線が飛んでくる。
「私の声に応えて…じゃあよろしくね!………はぁ〜何度見ても、好き!大好き!ありがと!!」
彼女は推しの男性へ礼を述べながら、彼に戦闘を丸投げする。しかし、その判断が彼女のミスだった。
「危ない!!」
召喚し強化された鎧を纏う推しの1人がリアを突き飛ばすと、スペシャル・ライターの放つ強大な閃光に飲まれる。彼はリアの盾となり、鎧兜の奥に柔らかい笑みを浮かべながら消えていった。
「うそ…そんな……アンタ、絶対許さないんだから……!!」
再召喚するには多少のクールタイムがある。リアはタイプライターを鋭い目つきで睨みつけながら、この機械は絶対に破壊してやると害意を含めた紅蓮の焔を燃え上がらせるのだった。
苦戦
🔵🔴🔴
ロアー・アレグリアス
ふーむ、なるほど執筆家か。
ならばアレグリアス家の栄光やら繁栄やらを書くバイトでも紹介しようか?
うちの弟が思いっきり喜んでから殺しにかかるかもしれんが。
……ま、災魔であるなら仕方なし、ここで片をつけねばな!
トリニティ・エンハンスの水の型、我が剣に力を示せ!
防御力アップの力を宿した水のベールを纏いつつ、執筆家を真っ向から斬りかかっていくぞ!
奴が提示してきたルールが何になるかはわからんが、どうあれダメージを受けるリスクがあるならそれは抑えとかねばならぬからな!
ま、一方的にどかどか殴れる状況になってたら、炎の型に変えて一気にトドメ刺しにいくがな。
面白い話がかけるなら、次はケットシーに生まれてきたまえ!
●
「ふーむ、なるほど執筆家か。ならばアレグリアス家の栄光やら繁栄やらを書くバイトでも紹介しようか?うちの弟が思いっきり喜んでから殺しにかかるかもしれんがな」
機械の身体である相手に対してそんな事をつぶやきながら、思考を巡らせるのはグリモア猟兵の1人であるケットシーの少年ロアー・アレグリアスであった。
愛剣を構え一気に距離を詰める。この事件の決着をここでつけてしまおう!
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「……ま、災魔であるなら仕方なし、ここで片をつけねばな!さぁ『トリニティ・エンハンス』の水の型、我が剣に力を示せ!」
自身の防御力を高めた力を宿す水のベールを纏いまがら、執筆家を真っ向から斬りかかっていく。
「ダメージを受けるリスクがあるならそれは抑えとかねばならぬからな!」
やつの攻撃が飛んでくる前に、身のこなしを活かし飛びかかると損傷したキーを渾身の一閃をもって斬りとばす。
「損傷甚大。執筆作業に深刻な問題ガ検出サレマシタ」
不気味な機械音声をあげながら、こちらを補足する。修正箇所を確認する為に目に当たる部位から青白い光を放つが、それは小さな体躯のロアーには当たらなかった。
「詰めが甘ぇ!お前の相手はこの俺だ!!」
仲間の1人である黒豹のキマイラが、ギリギリのタイミングで敵意を敢えて向かわせくれたことによって照準が逸れたのだ。
「恩に着る! さぁ、執筆家よ!貴様はここで消える運命なのだっ!!」
地を蹴り上げ、高く舞う。その間に『トリニティ・エンハンス』を炎の型に変えると、燃え盛る紅蓮を纏う剣を作家の駆動機関ど真ん中へ突き立て、機械の作家へ引導を渡した。
「面白い話がかけるなら、次はケットシーに生まれてきたまえ!自分が災魔として生まれたことをを後悔し、生まれ変わり出直すが良い!!」
決め台詞を黒い霧となり散った作家へ吐き捨て、床に落ちた愛剣を拾い上げると、鞘に収めるロアーであった。スペシャル・ライターが綴った物語は、この世に作品として出回ることもなくなったのだ。こうして、不可解な事件は猟兵たちの手により解決したのであった。
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猟兵たちの活躍により、アルダワ魔法学園で起きた機械の作家による迷宮の謎は解き明かされた。しかし、オブリビオンが起こす事件や謎はここだけで起きることではない。解決しても次から次へと依頼が湧き出すこの世界。
猟兵たちは、気持ちを新たに新しい世界へ足を踏み入れていく決意を新たにまた一歩ずつ進んでいくのでだった。
大成功
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