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銀河帝国戦艦を強襲せよ

#スペースシップワールド

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#スペースシップワールド


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●都市宇宙船艦橋
「状況を報告せよ!」
 警告音(アラート)が鳴り響く中、艦長席に座った男が声を上げる。
「主機損傷、速力上がりません!」
「右舷主砲被弾しました!」
 返って来る報告は思わしくないものばかりだ。
「帝国軍め……暗礁宙域に隠れて待ち伏せされていたのか」
 軍艦でもないただの都市宇宙船が狙われるとは夢にも思わない。
 これではまるで海賊だ。
「総員退艦用意、民間人の避難誘導を急がせろ!」
 しかし今から民間人を脱出艇に誘導して、どれだけ逃がすことができるだろうか。
 都市宇宙船に取り付こうと銀河帝国戦艦が艦砲射撃を続けながら刻一刻と近付いて来ていた。

●グリモアベース
「今回の依頼はスペースシップワールドだ」
 集まった猟兵達を前にラティナ・ドラッケンリット(ビキニアーマー道の冒険者・f04425)が口を開く。
「私の視た予知によると、とある都市宇宙船が銀河帝国戦艦に襲撃される」
 暗礁宙域に潜んでそこを通る船を狙っていたようだ。
「しかし予知によって銀河帝国戦艦のいる座標は既にわかっている」
 先にこちらから仕掛けてしまえば銀河帝国戦艦の出鼻を挫くことができるだろう。
「都市宇宙船に協力を要請して、宇宙戦闘機を借り受けられることになった」
 暗礁宙域のスペースデブリを潜り抜け、敵の小型哨戒艇を突破して、銀河帝国戦艦に乗り込むのが今回の作戦だ。
「この作戦に失敗すれば都市宇宙船に乗る多くの民間人達に被害が出る。失敗は許されない。だがお前達ならやってくれると私は信じているぞ」


刀道信三
 どうも、刀道信三です。

 ビキニアーマーのラティナさん宇宙に行く。
 今回は銀河帝国戦艦に逆に奇襲を掛けてしまうシナリオです。
 成功条件は銀河帝国戦艦の撃退です。
 撃沈してしまっても構いません。

●他のPCとの参加
 迷子にならないように【名前(ID)】または【グループ名】をプレイング冒頭に記載していただけると助かります。
 またグループが4名以上の場合、リプレイを分けさせて頂くことが御座います。
 予めご了承下さい。

 それでは皆さんのプレイングをお待ちしております。
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第1章 冒険 『猟兵戦闘機隊、発進せよ!』

POW   :    武器でデブリを破壊する、損害覚悟で最短距離を突っ込む

SPD   :    デブリをかわしながら進む

WIZ   :    デブリの密度の薄い所を探す、航路データを検索する

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

オル・クブナス
『兵は神速を貴ぶ』という諺がございます。いつも襲ってくる側である銀河帝国に、今回は逆に盛大に奇襲を仕掛けてしまおうではありませんか。

さて、まずは目的地までの遠征でございますか。ここで時間をとられるわけにはまいりません。
私はアサルトウェポンにてデブリを破壊し、後続への道をあけながら最短で突っ切ることにいたしましょう。(POW)



「『兵は神速を貴ぶ』という諺がございます。いつも襲ってくる側である銀河帝国に、今回は逆に盛大に奇襲を仕掛けてしまおうではありませんか」
 イチ早く宇宙戦闘機に搭乗したオル・クブナス(殴られ屋・f00691)は都市宇宙船の発着艦デッキからカタパルトで発進した。
「さて、まずは目的地までの遠征でございますか。ここで時間をとられるわけにはまいりません」
 目的の座標。
 銀河帝国戦艦の場所に向かって最短一直線で宇宙戦闘機を飛ばせる。
 しかしスペースデブリで密集した暗礁宙域を真っ直ぐ飛べばどうなるか。
 当然進路にはスペースデブリが立ち塞がる。
 オルはキャノピーを開けるとオートパイロットで宇宙戦闘機の進路を固定。
 操縦席から立ち上がりアサルトウェポンを構える。
「後続への道を作るため最短ルートを切り開かせていただきましょうか」
 オルはアサルトウェポンのトリガーを弾き続け次々とスペースデブリを破壊するが、暗礁宙域には無数のスペースデブリが漂流している。
 フルスピードで最短距離を進み続けることは難しく減速を余儀なくされるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ユーノ・ディエール
ユーノ・ディエール、行きます!
ゴッドスピードライドでスタークルセイダーに騎乗
クルセイダーは元々艦上戦闘騎、こういった任務はうってつけです

あらかじめデブリの位置情報を収集して、最短航路を計測
現場で邪魔なデブリは念動力で退かしながら、一気に進みます!
あまり搭載火器を使うと気取られる可能性がありますからね
もし先行して航路が分かったら、可能な限り味方と共有です


デブリで待伏せ、そんなゲリラ戦を帝国が展開してくるなんてね
またも罪無き一般市民を危険に晒すなんて……絶対に許さない
二度と私の故郷みたいな街を、増やしてたまるものですか!
仲間と連携して、上手に隠れてるつもりのお間抜けさんの
横っ面を全力でひっ叩くわ!



「ユーノ・ディエール、行きます!」
 ユーノ・ディエール(スタークルセイダー・f06261)は宇宙戦闘機ではなく愛騎スタークルセイダーに騎乗し出撃した。
 スタークルセイダーは元々艦上戦闘騎である。
 こういった任務にはうってつけだ。
 ゴッドスピードライドで加速するスタークルセイダーの推力は都市宇宙船の艦載機の比ではない。
「デブリで待伏せ、そんなゲリラ戦を帝国が展開してくるなんてね」
 流星のような速度で仲間達から先行しながらユーノは呟いた。
 オブリビオンとなったことで銀河帝国の中には帝国軍としての矜持を持たない者もいるのかもしれない。
 ユーノはスペースデブリの位置情報を収集して、その迂回も踏まえた最短航路を計測しつつ即座にデータリンクで仲間達に共有した。
「またも罪無き一般市民を危険に晒すなんて……絶対に許さない。二度と私の故郷みたいな街を、増やしてたまるものですか!」
 搭載火器を使って帝国の哨戒艇に感知されることを避け、ルート上のデブリを念動力で退かしながら情報を更新、更に銀河帝国戦艦に向かって接近して行く。
 ユーノのお陰で後続の猟兵達に銀河帝国戦艦までの道をかなり切り拓くことに成功した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

聖護院・カプラ
【POW】
やはり銀河帝国の仕業ですか。
その行い、改めさせる必要があるでしょう。

民間人に犠牲を出させる事はなりません、時間が数瞬でも惜しい状況です。
最短ルートでの進行を考えた方がいいでしょう。

宇宙戦闘機の扱いは並みの兵程度の私がデブリの突破を行うには……
備え付けられた火器では少々心もとない。
であれば、ルートを直進に設定する自動操縦で移動は任せ
私は戦闘機の外へ乗り出し、『マニ車レーザーチェーンガン』を放ちましょう。

デブリへ向け掃射し、直撃しても弾ける寸法になるようにします。
後に哨戒艇も出てくるでしょうから、強引な手法ではありますが機体の損傷は最低限に留めねばなりませんね。



「やはり銀河帝国の仕業ですか。その行い、改めさせる必要があるでしょう」
 聖護院・カプラ(旧式のウォーマシン・f00436)は宇宙戦闘機に乗り込むと銀河帝国戦艦を目指して宇宙空間を進んでいた。
「民間人に犠牲を出させる事はなりません。時間が数瞬でも惜しい状況です。最短ルートでの進行を考えた方がいいでしょう」
 今回の奇襲作戦はカプラが言う通り、如何に早く橋頭堡を確保できるかが鍵である。
 銀河帝国戦艦の艦内での作戦時間がどれだけ確保できるかが作戦の成否を左右する。
「宇宙戦闘機の扱いは並みの兵程度の私がデブリの突破を行うには……備え付けられた火器では少々心もとない」
 カプラは自動操縦に切り替え自身は戦闘機の外に乗り出した。
 幸い先行する仲間からの情報共有で自動操縦でも設定されたルートは安定している。
 しかし経験のあるカプラより宇宙戦闘機の操縦に不慣れな猟兵もいるだろう。
 多少強引でも最短ルートを切り拓く手段をカプラは選んだ。
「デリート」
 カプラのマニ車レーザーチェーンガンがデブリに向かって掃射される。
 カプラの宇宙戦闘機の進行方向正面にあったスペースデブリは融解し、その光芒は銀河帝国戦艦を掠めた。
 マニ車レーザーチェーンガンは特定宇宙通常兵器使用禁止制限条約抵触兵器である。
 強力であるが故に目立たないように撃つことなどできない。
 加えてカプラの持つ圧倒的な存在感(プレッシャー)が哨戒艇に異常な警戒心を抱かせた。
 過剰な数の哨戒艇がカプラの宇宙戦闘機に向かって来る。
 自分が囮になることで結果的に仲間達の助けになるだろうと、迫り来る困難を前にやれやれと首を振りながらカプラは前向きに考えることにした。
 銀河帝国戦艦に取り付こうとするカプラとそれを阻もうとする小型哨戒艇達のドッグファイトが幕を開ける。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

ミスタリア・ミスタニア
ハッ!いいねぇ、帝国の戦艦を奇襲するってのは気に入ったぜ。
幾ら暗礁宙域のデブリを潜り抜けていくつっても鎧装騎兵同士の制宙権の取り合いに比べりゃなんてことはないぜ!むしろこの後が鎧装騎兵の本場の戦場だな!
まっ、それでも宇宙にも戦闘機にも慣れてない奴はいるだろ、まぁ先導は任せな。
きっちり初心者にも通りやすいルートを導いてやるよ。どうしても邪魔なデブリはパイルバンカーで破砕作業してもいいしな。
それでも砕けないデブリならパイルバンカー打ち込んだまま零距離で大型熱線砲(ブラスター・ランチャー)をぶっ放すぜ。流石にパイルバンカーで亀裂入れてそこにビーム撃ち込めば砕けるだろ。

アドリブ、絡み歓迎


張・小龍
「真の姿を解放出来れば飛べるのですが…ないものねだりをしても仕方がありません。地道に行きましょう!」
「ということでどなたか乗り物をお貸しください」


ボクには移動手段がないもので、どなたか猟兵さんか、現地の有志の方でも居れば相乗りさせていただきたく思います
その代わり、デブリの処理はお任せください

今回はバトルアックスをぶんぶん振り回してグラウンドクラッシャーを使用、デブリがぶつかりそうになったらそれに叩き込みます!
ボクの竜鱗は宇宙空間でもある程度まではオーラ防御や各種耐性で生きていられる防御能力はあるので、宇宙船の外装にしがみついてそとから迎撃して行けますよ!



「真の姿を解放出来れば飛べるのですが……ないものねだりをしても仕方がありません。地道に行きましょう!」
 張・小龍(飛竜子・f03926)はドラゴニアンの竜騎士だ。
 本人が言う通り真の姿であれば宇宙空間を渡れるのかもしれないが、小龍自身は宇宙戦闘機を操縦することができない。
「ということでどなたか乗り物をお貸しください。その代わりデブリの処理はお任せください」
「なんだお前、宇宙戦闘機に乗れないのか? それならオレが連れてってやるよ」
 ミスタリア・ミスタニア(宇宙を駆ける翠の疾風・f06878)は小龍を見ると自分が乗った宇宙戦闘機の後部複座を指さし乗るように促した。
「ハッ! いいねぇ。帝国の戦艦を奇襲するってのは気に入ったぜ」
 ミスタリアは機嫌良さそうに宇宙戦闘機を飛ばす。
 グリモア猟兵の予知があっても帝国の後手に回ることは多い。
 こうやって先手を打てるということが気分が良いのだろう。
「それにしても先行した奴らが張り切ったんだろうな。敵艦突入後が鎧装騎兵の本場の戦場とはいえ、これじゃ張り合いがねえな」
 既に最短ルート上のスペースデブリは概ね取り払われていた。
 しかしそれは同時に宇宙戦闘機で接近する猟兵達の姿を銀河帝国戦艦側からも捕捉できるということだ。
 それならばとミスタリアは宇宙戦闘機のスラスターを噴かせ加速させる。
 あとは銀河帝国戦艦に突入するだけだ。
 銀河帝国の小型哨戒艇に邪魔をされる前に。
「デブリの処理はできませんでしたが、ここはボクに任せてください」
 一機の哨戒艇がミスタリアの宇宙戦闘機の前方から迫る。
 それを見てキャノピーを開けて小龍は立ち上がった。
 竜鱗とオーラ防御があればあるていど宇宙空間にも対応できる。
 哨戒艇が宇宙戦闘機とすれ違う瞬間、小龍はバトルアックスを哨戒艇に叩き込んだ。
 哨戒艇には罅が走り宇宙戦闘機の後方で爆発四散する。
 もう艦載機の発着口は目前というところで新たな哨戒艇が宇宙戦闘機の進路に割り込んで来た。
 このままでは衝突してしまうがバトルアックスを振り切った体勢の小龍では間に合わない。
「今度はオレに任せな」
 そう言うとミスタリアはコックピットから跳躍。
 パイルバンカーを哨戒艇に打ち込み、零距離から大型熱線砲をお見舞いした。
 哨戒艇は爆砕し、自動操縦に設定された宇宙戦闘機はそのまま銀河帝国戦艦の艦載機ドックに突入する。
 不時着するような形で艦内を火花を散らせながら滑る宇宙戦闘機から小龍も飛び出すと宇宙戦闘機はそのままドックの壁に激突して爆発した。
 こうして二人の猟兵が銀河帝国戦艦への侵入に成功したのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

初里・ジン
「宇宙戦闘機なんて初めて乗るけど…まあ、ラティナさんの頼みなら断れないな。…決してビキニアーマーに釣られたわけじゃないよ?」とちょっと気合い十分。世界知識を使いつつ、デブリの薄いところを探して進む。しかし、どうしてもデブリが危険な場所はM・T・Bを使ってデブリを破壊する。「まだ敵艦は見えないかな?」



「宇宙戦闘機なんて初めて乗るけど……まあ、ラティナさんの頼みなら断れないな」
 そう言って初里・ジン(黒い奇術師・f10633)は気合い十分な様子で宇宙戦闘機のコックピットに飛び乗った。
「……決してビキニアーマーに釣られたわけじゃないよ?」
 そして誰に断るでもなくそう呟く。
 暗礁宙域を航行している間は宇宙戦闘機の操縦が不慣れなジンでも順調に進むことができた。
 世界知識を使うまでもなく先行した猟兵達の手によってルート上のスペースデブリは除去されていたのである。
「敵艦は見えたけど、これは……」
 見晴らしが良いということは銀河帝国の小型哨戒艇からもよく見えるということだ。
 三機の哨戒艇がジンの宇宙戦闘機の後ろについて今にも機銃を掃射してきそうである。
「後ろを取れば攻撃されないと思ったかい?」
 ジンが指を鳴らすと異空間から雷のロングソードが現れた。
 一斉射された数十本の雷の刃に貫かれ、三機の哨戒艇は撃ち落とされる。
 そして次の哨戒艇に取り付かれる前にジンの宇宙戦闘機は銀河帝国戦艦内に突入するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

烏丸・都留
烏丸・都留(f12904)
POW 29 SPD 24 WIZ 22
技能 POW+4、SPD+4、WIZ+4、掃除1、2回攻撃1、気絶攻撃1


「本体は運用できないようね(仲間も載せて艦体ごと次元潜航したらデブリもやり過ごせるのに)…

 帝国に私の存在がバレたら面倒だし、まぁいいか。

 だけど宇宙戦闘機の操作は久しぶりよねぇ!」


 邪魔になるデブリを確認しながら、錬成カミヤドリで3レベル分の攻性防壁ユニットを展開します。

その攻性防壁ユニット3基で自機を守りながらほぼ最短距離で直進していきます。


 POW29.武器でデブリを破壊する、損害覚悟で最短距離を突っ込む



「本体は運用できないようね。帝国に私の存在がバレたら面倒だし、まぁいいか」
 烏丸・都留(ヤドリガミの戦艦傭兵ナース・f12904)は生体宇宙戦艦のヤドリガミである。
「だけど宇宙戦闘機の操作は久しぶりよねぇ!」
 普段は宇宙を航行する時は恐らく専ら本体を使っているのだろう。
「ちょっと出遅れたかしら?」
 暗礁宙域に到着してみると既に邪魔になりそうなスペースデブリはそれほど確認することができなかった。
 しかしスペースデブリを潜り抜けるのはあくまで今回の作戦にとって第一段階。
 銀河帝国戦艦に乗り込むためには哨戒艇の目を突破しなければならない。
「方針は変わらず最短距離を直進、いくわよ!」
 都留は錬成カミヤドリで本体の攻性防壁ユニットのみを複製すると宇宙戦闘機の守りに展開。
 フルスロットルで銀河帝国戦艦を目指す。
 途中都留の宇宙戦闘機に気付いた小型哨戒艇から機銃による攻撃を受けるが尽くを攻性防壁ユニットが防ぎ切った。
 そのまま危なげなく都留は宇宙戦闘機で銀河帝国戦艦の艦載機発着口に進入するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『バトルドロイド』

POW   :    バトルスイッチオン
【超戦闘モード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    精密射撃
【狙撃用プログラム】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【熱線銃(ブラスター)】で攻撃する。
WIZ   :    シュートダウン
対象のユーベルコードに対し【正確にタイミングを合わせた射撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 銀河帝国戦艦の艦載機ドックに降り立った猟兵達を待ち受けていたのは大量のバトルドロイド達であった。
 これから向かうのが艦橋であれ機関室であれ、地図を確認するまでもなくバトルドロイドが多い方に向かえば銀河帝国戦艦の要所に辿り着くことができるだろう。
聖護院・カプラ
【WIZ】
バトルドロイドが出てましたか。
配置にムラがあるのを見るに準備が整っていないのでしょう。
この奥に帝国騎士か戦車が陣取っている筈ですから、バトルドロイドの行いを改めさせ奥へ速く進みましょう。

敵機は『シュートダウン』を狙ってくるでしょうが、
既に空間に満たされた私の『存在感』を通して『後光』ユニットから放たれる『円相光』は実質亜光速。
いかに反応が速くとも正確に合わせる事などできますまい。

動きの止まった敵機の銃を取り上げ、私の膂力で捻じ曲げて放り投げたら
奥へ、奥へ、敵機の多い方へ向かっていきましょう。



「バトルドロイドが出て来ましたか。配置にムラがあるのを見るに準備が整っていないのでしょう」
 煙と火花を上げる宇宙戦闘機から聖護院・カプラ(旧式のウォーマシン・f00436)が艦載機ドックに降り立つ。
 都市宇宙船を待ち伏せ奇襲をしようとしていた銀河帝国軍もまさか自分達が逆に奇襲を受けるとは思いもしなかっただろう。
「この奥に帝国騎士か戦車が陣取っている筈ですから、バトルドロイドの行いを改めさせ、奥へ速く進みましょう」
 疾走というほど荒々しくもなく一見無防備なほど、カプラはただただ迷いなく真っ直ぐにバトルドロイドが一番密集している通路の出入り口の方へと進んで行く。
 ところでバトルドロイドの行いを改めさせるというのは、どういうことなのだろうか?
『ギィ――――』
 無数の銃口がユーベルコードを使った隙を狙ってカプラを蜂の巣にしようと構えられる。
「既にこの空間は私の『存在感』で満たされています。それを通して『後光』ユニットから放たれる『円相光』は実質亜光速」
 後光ユニットが発光し艦内が眩い輝きに照らされるが、一発の銃声も上がることはなかった。
「いかに反応が速くとも正確に合わせる事などできますまい」
『円相光』が『存在感』で動きを封じるユーベルコードであるのなら、空間が存在感で満たされている時点で速さなど関係がなく思える。
 カプラは動きの止まった敵機の銃を取り上げ、膂力で捻じ曲げ放り投げる。
 抵抗できないバトルドロイドの武器を奪い無力化し、彼らが集まり守ろうとしているものを目指して、奥へ奥へとカプラは向かって行った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

張・小龍
「数の多い方へ向かえばいいというのは分かりやすくて助かりますね!」

とは言え、正面からなぎ払えるような広範囲の殲滅力はボクにはないのですよね
なので、まず先頭にいるバトルドロイドをドラゴニアン・チェインで攻撃しましょう
オーラの鎖を取り付けておき、バトルドロイドがバトルスイッチオンを使用した瞬間に敵の多い方向へ、怪力を使って投げ飛ばしたいと思います

同士討ちを始めてくれたら占めたものです
同じ要領で近場にいるバトルドロイドを投げ飛ばして敵陣を混乱させて、その隙を突いて数を減らして行きたいと思います
敵陣でバトルドロイドが暴れ出すまではダッシュ等での高速移動は控えておかなきゃいけませんね


ミスタリア・ミスタニア
さぁて、無事敵の腹の中に飛び込めたな。
バトルドロイドがうようよいるが、此処まで来てその程度の数でオレらを止められると本気で思ってるのか?
どうせ、こいつらの奥に帝国騎士辺りがいるんだろう?慌てて自分の護り固める為に呼び寄せてな。

アームズビットを展開して牽制の援護射撃をさせつつ、大型熱線砲(ブラスター・ランチャー)のフルパワー射撃で敵軍をなぎ払うぜ。撃ちっぱなしのまま横に振れば纏めて吹き飛ばせるぜ!
それで敵の足並みが乱れたところにだめ押しで追撃の2射目だ!
ハハッ!此処は敵艦の中だからな、幾らぶっ壊そうが気にならないぜ。むしろ中から艦を破壊する勢いで遠慮なしにぶっ放してやる!

アドリブ、絡み歓迎



「数の多い方へ向かえばいいというのは分かりやすくて助かりますね!」
 張・小龍(飛竜子・f03926)は爆発炎上する宇宙戦闘機から飛び降りると、先頭にいるバトルドロイドに間髪入れずに竜気を纏った拳を叩き込んだ。
「とは言え、正面からなぎ払えるような広範囲の殲滅力はボクにはないのですよね。だから……」
 ジャラリとオーラの鎖で繋がれたバトルドロイドのバイザーがギラリと紅く光るのを確認して、バトルドロイドの多く集まっている場所を目掛けて怪力を使って投げ飛ばした。
 超戦闘モードに入ったバトルドロイドが手にした銃を乱射すると、それに反応してバトルスイッチオンをした周囲のバトルドロイド達も同士討ちを始める。
「さぁて、無事敵の腹の中に飛び込めたな」
 ミスタリア・ミスタニア(宇宙を駆ける翠の疾風・f06878)も外の哨戒艇を撃墜すると、自力の推力で艦内に降り立った。
「バトルドロイドがうようよいるが、此処まで来てその程度の数でオレらを止められると本気で思ってるのか?」
 小型飛行兵装群アームドビットを展開しつつミスタリアは戦場に目を走らせる。
「へえ、面白いことしてるじゃねえか」
 小龍が同士討ちをさせているバトルドロイド達を見ながら大型熱線砲(ブラスター・ランチャー)をチャージしながら構え、照準した。
「まとめて吹き飛びな!」
 宙間戦闘用大型ビーム砲の最大出力がバトルドロイドの一団を飲み込み、そのまま格納庫の壁を溶断するように横に薙ぎ払われる。
「ハハッ! 此処は敵艦の中だからな。幾らぶっ壊そうが気にならないぜ」
 むしろ中から艦を破壊する勢いで遠慮なく大型熱線砲とアームドビットの一斉射が行われ、ミスタリアの視界内に入ったバトルドロイド達を片っ端から撃ち抜いて、艦載機ドック内にいるバトルドロイドを一掃した。
「こちらの通路の奥から来ているみたいですよ」
 小龍は先ほどと同じようにドラゴニアン・チェインでバトルドロイドを捕獲すると、手榴弾を投げるように通路の奥へとバトルドロイドを投げ込む。
「殲滅はオレに任せな」
 ミスタリアは通路の入口に陣取ると再び同士討ちをして固まっているバトルドロイド達に狙いを定めた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ミニョン・アンソルスラン
ずいぶんアバウトな道案内だけどサ、パン屑の代わりにコイツらならわかりやすいじゃん?
……っていうことは、ドンドン壊して進めば、後から来たメンバーは鉄屑を目安に進めば良いわけじゃん?なかなか今日は冴えてるネ!
UCや騎竜タン・タシオン、使える武器とかは全部活用して、数を減らしながら前に進んでいこうか!装甲の脆そうな部分は黒竜槍の鎧砕きの技能活かしてくよ!

【心情】
未知なる機械兵器群との戦いにワクワクしています。
竜たちと一緒に戦えることが何よりも楽しいようです。
戦闘はどちらかというとスポーツに近い感覚で好んでいます。

●アドリブ&絡みOK


ユーノ・ディエール
連携アドリブ歓迎

敵影補足、まとめて叩き落します!
全武装をクルセイダーに連結、火線を前方に集中し強行突破と着艦を
武装は誘導レーザーにミサイル、私自身のエネルギー砲です

騎乗したまま迷彩で欺瞞し、敵の射線を避けつつ誘導レーザーを一斉発射!
突破後そのまま2回目の攻撃でミサイルを斉射
爆炎に紛れて先へ進みます。障害物は念動力で吹き飛ばして

敵の数が減ってきたらハッキングで艦内経路図を確認
ドロイドの密集地点を探してその方角へと進みます
同道する仲間がいたら後ろに乗るか聞いてみて
一緒に敵陣を強行突破しましょう!

これだけ暴れれば敵の首魁も姿を現す筈……
クルセイダーの速度で一気に駆け抜けて、決戦に備えましょう



「敵影補足、まとめて叩き落します!」
 スタークルセイダーに連結されたユーノ・ディエール(アレキサンドライト・f06261)の全武装、誘導レーザーにミサイル、そしてユーノ自身のエネルギー砲が艦載機ドックに一斉射される。
 ユーノを迎撃しようと発着艦口に集まっていたバトルドロイド達がまとめて一掃された。
 爆炎に紛れて着艦すると艦内のバトルドロイド達を素早くロックオン。
 バトルドロイド達が反応する暇を与えずに誘導レーザーが艦載機ドックを制圧していく。
「ずいぶんアバウトな道案内だけどサ。パン屑の代わりにコイツらならわかりやすいじゃん?」
 騎竜タン・タシオンに騎乗したミニョン・アンソルスラン(ドラグーンオンライン・f09768)がユーノに続いて同じ発着艦口から着艦した。
 鉄屑となったバトルドロイドを目印にすれば後から来た猟兵達も二人に付いて来ることができるだろう。
「というわけでドンドン壊して進めば良いわけじゃん? なかなか今日は冴えてるネ!」
 黒き騎竜を駆りミニョンはバトルドロイドの一団に向かって突撃し、黒竜槍アンソルスランでバトルドロイドの1体を頭上から串刺しにする。
 そして召喚されたドラゴンが周囲のバトルドロイド達を蹴散らした。
「この通路を進めばバトルドロイドが密集しているようです。こちらを進みましょう」
 ミニョンが艦載機ドック内のバトルドロイドを倒している間にユーノはハッキングで端末から艦内経路図を読み取っていた。
「了解。さあ、数を減らしながら前に進んでいこうか!」
 二人はスタークルセイダーと騎竜タン・タシオンの機動力を活かしてどんどんバトルドロイドを倒しながら艦内を進攻して行く。
(「これだけ暴れれば敵の首魁も姿を現す筈……」)
 バトルドロイドの布陣からも艦内の要所を守るための決戦が近いことを感じる。
 ユーノはミニョンに視線で合図を送るとスロットルを開けて更にスタークルセイダーを加速させた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

初里・ジン
「戦闘は多少は覚悟してたけど、ここまで多勢とはね…まあ、弱気になっていても仕方ない!一気に片付けてしまおう。」と離れている敵にはM・T・B、近づいて来た相手に雷属性の魔術(属性攻撃)を付与したルーンソードを使って各個迎え撃つ
ジンは機関室に向かう。基本的にバトルドロイドが集まっている場所を目印に進むがどうしても迷った時は自分の体質を利用してろくろ首のように首を伸ばして先の進路がどうなっているか確認する。もしもその時に仲間を驚かせてしまったらフォローする
「これも僕のイリュージョンさ…なんてね。ちょっとブラックタールの体質を使って偵察してただけさ。驚かせてごめんね?」



「戦闘は多少は覚悟してたけど、ここまで多勢とはね……まあ、弱気になっていても仕方ない! 一気に片付けてしまおう」
 初里・ジン(黒い奇術師・f10633)が宇宙戦闘機で乗り込んだ経路に今のところ他の猟兵達はやって来ていない。
 通路の先のバトルドロイド達に向かってジンはM・T・B(マジック・サンダー・ブレード)で雷のロングソードを叩き込み沈黙させた。
 曲がり角の先を慎重に確認するため、ブラックタールの体質を利用して首を伸ばして通路を覗き込もうとすると、偶々接近していたバトルドロイドと運悪く目と目がバッチリと合ってしまう。
 急いで首を元に戻るジン。
 それを追って目の前に現れるバトルドロイド。
「これも僕のイリュージョンさ……なんてね」
 間髪入れずにジンは雷属性の魔術を付与したルーンソードでバトルドロイドを袈裟懸けに斬り伏せた。
「バトルドロイドも増えてきた。そろそろ機関室に着いてもいいと思うんだけどね」
 再び通路の安全を確認するとジンは機関室を破壊すべく艦内を進んで行く。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『帝国騎士』

POW   :    インペリアルブレイド
【念動力を宿した「飛ぶ斬撃」】が命中した対象を爆破し、更に互いを【念動力の鎖】で繋ぐ。
SPD   :    ダークフォースバリア
自身に【鮮血の如きオーラ】をまとい、高速移動と【赤黒い電撃】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    インペリアルフラッグ
【念動力で形成した帝国の旗】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を『帝国の領土』であると見る者に認識させ】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 猟兵達を先回りして帝国騎士は機関室の前に陣取っていた。
 この戦艦を指揮しているオブリビオンはこの帝国騎士に違いないだろう。
 帝国騎士を倒し機関室を破壊すれば銀河帝国戦艦が都市宇宙船を襲うこともなくなる。
 都市宇宙船に住む人々のためにも何としてもここで帝国騎士を倒さなければならない。
張・小龍
「流石に楽に勝たせてはくれそうにはありませんね。全体的に隙が無さそうな立ち姿です」

残念ながら真の姿にはなれませんし、ここは他の猟兵さんのアシストとして立ち回りましょう
敵の攻撃に合わせて竜虎相搏を使用して敵のレベルを減衰、味方への被害を減らしていきます
炎は味方の邪魔になりそうなので燃え残らないようにします


インペリアルブレイドの斬撃を受けた場合は、怪力で念動力の鎖を逆に引き寄せることを試みます
相手の姿勢を少しでも崩せれば、懐へ飛び込んでグラップルからの鎧砕きで少しでもダメージを与えつつ、敵の防御力を落としに行きたいと思いますよ

「表情が見えないので効いているのかどうかが今一つ分かりませんね…」


初里・ジン
「あいつが黒幕かい?じゃあ、こちらも全力のマジックを披露しようか。ビキニ…いや、ラティナさんにいい報告を持ち帰りたいしね。」と邪な感情も持ちつつ、帝国騎士と対峙

まずはトリニティ・エンハンスで炎の魔力を高めて攻撃力を強化する。その後、ルーンソードで斬りかかる振りをして【全力魔法】で閃光弾のような光の魔術を発動。帝国騎士の目をくらませることに成功したら一瞬だけ身体を液状化させて敵の背後に回り込んで、そこから身体を戻して炎の魔術【属性攻撃】をルーンソードに乗せた一撃を叩き込む
「これが僕の瞬間移動マジックさ!」

なお、目くらましが失敗したらそのまま戦い、防御を固めながら他の仲間が来るまで耐える



「流石に楽に勝たせてはくれそうにはありませんね。全体的に隙が無さそうな立ち姿です」
 ここまで順調に進んで来られてしまったので真の姿を解放することができない。
 だから少しでも帝国騎士の力を削って他の猟兵の援護をする。
 張・小龍(飛竜子・f03926)は帝国騎士の動きを警戒しながらそう考えていた。
『…………』
 帝国騎士は躊躇なく小龍の間合いに踏み込むと血の色の様に赤いフォースセイバーで斬り込んで来る。
「竜炎にて汝が力退けん!」
 小龍は竜虎相搏の青い炎で光の刃ごと帝国騎士を包み込んで受け止めた。
 しかし斬撃に紛れて念動力の鎖が小龍の腕を絡め取っていた。
「これならどうですか?」
 それに怯むことなく小龍は鎖を引いて更に一歩、帝国騎士の懐に踏み込んで拳を叩き込む。
「表情が見えないので効いているのかどうかが今一つ分かりませんね……」
 念動力の鎖を赤い光の剣に戻しつつの斬撃を後方に跳躍することで躱すものの、帝国騎士のヘルメットの奥の表情を読むことができず、小龍の頬を汗が伝い落ちた。
「あいつが黒幕かい? じゃあ、こちらも全力のマジックを披露しようか。ビキニ……いや、ラティナさんにいい報告を持ち帰りたいしね」
 トリニティ・エンハンスの炎の魔力で自身の攻撃力を強化しながら初里・ジン(黒い奇術師・f10633)が現れる。
 ジンは赤いフォースセイバーを正眼に構えた帝国騎士に肉迫するとルーンソードを振り被る。
 帝国騎士がジンの斬撃を受けようと光の剣を傾けたその時、機関室前の通路を眩い光が包み込んだ。
 ジンがルーンソードを持つ手とは反対側で準備していた閃光の魔術だ。
 帝国騎士の目を眩ませている間にジンは液状化して帝国騎士の背後に回り込む。
「これが僕の瞬間移動マジックさ!」
 身体を元に戻したジンの炎の魔術を纏わせたルーンソードの一撃が帝国騎士の背中に叩き込まれた。
 ルーンソードで鎧を捉えた確かな手応え。
 しかし肉を斬り骨を断てた感触はない。
 ジンと小龍は気を緩めずに帝国騎士を挟み込むような立ち位置で警戒を続けた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ミニョン・アンソルスラン
【戦闘】
さてと、戦争の前哨戦にはちょうどいいネ、ここで立ち止まってるようじゃ、勝てるものも勝てないからさ。

機関室を先に破壊といきたいけど、そンな甘い事はさせてくれないよね!

相手のUCを受けつつも、
「あンまり動き回れないなら、こっちも好都合だけどネ!」
ドラゴニック・エンドで返しながら、近接戦は武器受けを駆使しながら、防具として合体しているシャルメイルの防御性能でカバーしつつ、戦っていくよ!

【心情その他】
強敵登場にワクワク、自分の腕試しにもってこいの相手だと思っています。
ですが、目的は忘れずに、オブリビオンたちの討伐と平和の為に戦います。

●アドリブ絡みOKです


ユーノ・ディエール
連携アドリブ歓迎

帝国騎士……過去の亡霊が、しつこい!
まずはクルセイダーを砲撃モードに変形し
先制攻撃で背部の誘導レーザー、ミサイル、連装ビームを一斉発射します
続けて2回攻撃で巡航モードに変形したクルセイダーに騎乗
距離を取りつつ追撃を躱して攻性ドローンで包囲攻撃
敵の足を止めましょう

相手の動きが止まったら再び砲撃モードに
虹輝宿星のエネルギーのチャージを開始します
遠距離からの攻撃は念動力で逸らして
チャージが完了したら機関室を狙って発射
チャージする時間さえ確保出来れば何とかなるはずです!

行くわよ、何度でも倒してあげるわ
私達の未来を、こんな過去に踏みにじられてなるものか!
全火器制限解除、目標照準――発射!



「帝国騎士……過去の亡霊が、しつこい!」
 ユーノ・ディエール(アレキサンドライト・f06261)はスタークルセイダーを砲戦モードに変形させると、間髪入れずに背部誘導レーザー、ミサイル、連装ビームを帝国騎士に向かって一斉発射した。
『…………』
 先制の砲撃は帝国騎士の周りにいたバトルドロイドを紙切れの様に吹き飛ばすが、帝国騎士は自分に向かって来る攻撃のみを光の剣で巧みに弾く。
 返す刀で繰り出される念動力の飛翔斬撃を、ユーノは即座に巡航モードに変形させたスタークルセイダーに騎乗し距離を取ることで回避した。
「チャージする時間さえ確保出来れば何とかなるはずです!」
 再びスタークルセイダーを砲撃モードに戻して虹輝宿星のエネルギーチェージを始める。
 砲身が狙うのは帝国騎士の背後にある機関室の扉。
「時間を稼げばいいんだネ?」
 ミニョン・アンソルスラン(ドラグーンオンライン・f09768)が騎竜タン・タシオンから通路に着地する。
「さてと、戦争の前哨戦にはちょうどいいネ。ここで立ち止まってるようじゃ、勝てるものも勝てないからさ」
 ミニョンはユーノを護るように帝国騎士との間に立ち、黒竜槍アンソルスランの穂先を向ける。
『…………』
 ユーノの狙いを阻む為、帝国騎士は再度インペリアルブレイドによる念動力の斬撃を放った。
 鎧竜シャルメイルの防御力を頼りにミニョンは敢えてそれをその身で受ける。
「あンまり動き回れないなら、こっちも好都合だけからネ!」
 柄から伸びた念動力の鎖が繋がっている間は帝国騎士も光の剣を使うことができない。
 鎖を手繰る様にミニョンは帝国騎士に接近し黒竜槍アンソルスランを突き出した。
 フォースセイバーによる受けが間に合わずミニョンの一撃が帝国騎士の鎧を叩き、更に召喚されたドラゴンの爪が帝国騎士を壁に叩きつける。
「行くわよ。何度でも倒してあげるわ。私達の未来を、こんな過去に踏みにじられてなるものか! 全火器制限解除、目標照準――発射!」
 ユーノの生体結晶エネルギーを収束した七色の光の渦がスタークルセイダーの砲身から放たれ、機関室の扉を貫いてその奥で爆音を響かせた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

スフィーエ・シエルフィート
※鳥渡・璃瑠(f00142)と連携
全く栄えある国の騎士が弱い者いじめかい?
尊く強いからこそ弱者を守れって、分からないものかねぇ……
私もお嬢様だったが、ほとほと呆れるよ

私は味方の援護に集中しよう
基本は中~遠距離から援護射撃に集中だ
二丁の精霊銃で足元にクイックドロウと早業で弾幕を張ろう
そして旗を投げてきそうなら、手首や足首を鞭で狙い撃ちするように絡めとって引っ張り転ばせてみたりしようか
万一旗を立てられても、メイスで横から殴りつけて圧し折り、戦力の増強を防いであげよう

そうして銃と鞭で牽制を行いつつ、瑠璃クンの大技が整うようなら、ジャッジメント・クルセイドで脚を潰して隙を作ってあげよう


鳥渡・璃瑠
スフィーエ様(f08782)と行動

力なき者に与えろとは言いませんけども、奪うのはもっての外でしてよ!
その腐った根性、叩き折ってあげるのだわ!

【メカニック】でドリルをいじって性能アップでしてよ。
せっかく時間を作ってくださってるんだもの、ドリルが壊れるかもしれない改造もどんどんしちゃいましてよ!
準備ができたらスフィーエ様がいない方へ回り込むのだわ。
「わたくしも忘れないでほしいのだわ!」
スフィーエ様が作ってくださった好機、逃さないのだわ!
毒の【属性攻撃】を付与したドリルで身体を【串刺し】に。刺した状態でぐるぐるぱぅわー!を使って内部から破壊をするのだわ!
足りないようだったら【2回攻撃】で追撃する。



「全く栄えある国の騎士が弱い者いじめかい? 尊く強いからこそ弱者を守れって、分からないものかねぇ……私もお嬢様だったが、ほとほと呆れるよ」
「力なき者に与えろとは言いませんけども、奪うのはもっての外でしてよ! その腐った根性、叩き折ってあげるのだわ!」
 民間の都市宇宙船を、しかも待ち伏せまでして襲うなんて以ての外だ。
 スフィーエ・シエルフィート(愛と混沌のストーリーテラー・f08782)と鳥渡・璃瑠(ドリ子おじょうさま・f00142)は帝国騎士に対して呆れと憤りを向ける。
『…………』
 オブリビオンになってしまったことで騎士の矜持など捨ててしまったのか。
 それとも元々銀河帝国の暗黒卿にそんなものはないのか。
 仮面の奥からそれを窺い知ることはできない。
 機関室の扉を破壊されたことで守りを固めるべきだと判断した帝国騎士は手の平に念動力を集中してインペリアルフラッグを形成しようとする。
「そうはさせないよ」
 スフィーエの“俯瞰の鞭”三十六計が的確に帝国騎士の手首を狙い打つことで念動力を霧散させた。
 そして更に二挺の拳銃型精霊銃から12発の炎と氷の弾丸が帝国騎士の足許に間断なく放たれ、帝国騎士は後退を余儀なくされる。
「せっかく時間を作ってくださってるんだもの、ドリルが壊れるかもしれない改造もどんどんしちゃいましてよ!」
 必殺の一撃に備えて璃瑠は愛用の巨大ドリルをその場でチューンアップしていく。
「文字通り足を止めてもらおうか」
 スフィーエが指をさすと、ジャッジメント・クルセイドによる高精度の光の一撃が帝国騎士の脚を撃ち貫いた。
「スフィーエ様が作ってくださった好機、逃さないのだわ!」
 スフィーエの陰から帝国騎士の側面に飛び出した璃瑠は両手でしっかり持った高速回転する巨大ドリルで帝国騎士の脇腹を衝く。
 鎧を砕きドリルの尖端が肉に突き刺さる確かな感触。
「回れ回れ回れー! なのだわー!」
 璃瑠の『ぐるぐるぱぅわー!』により更に回転力と穿孔力を増した巨大ドリルに抉られ大量の血飛沫が機関室前の通路を染めた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

聖護院・カプラ
やはり最奥には帝国騎士が居ましたか。
銀河帝国の、都市宇宙船を襲うなどという無法の行い。
早急に改めさせねばなりません。

帝国騎士の『インペリアルフラッグ』を防ぐため、旗が放たれた時点で
私の後光ユニットからの『円相光』にて迎撃致しましょう。
インペリアルフラッグは命中しても回避しても効果を及ぼす強力なスキル。

ですが旗が宙に浮いた時点で動きを止めてしまえば、
命中することも回避されることもなく不発に終わるでしょう。

さしもの帝国騎士も、2つ3つと同時に旗を形成する念動集中力は猟兵との戦闘中に保てはしないでしょう。
その瞬間、皆さん攻撃をお願い致します。


ミスタリア・ミスタニア
へぇ、こっち(機関室)に帝国騎士が来てたか。艦橋で偉そうにしてる余裕もないってか、いいねぇ!余裕どころかその命もぶっ飛ばしてやるよ!
いや、もう余裕もクソもないか。随分とボロボロになって、ハッ、そっちの方がお似合いだぜ?

いい加減、楽にしてやるぜ!
雷撃も飛ぶ斬撃も電撃耐性やビームシールドで致命傷だけ避けて捨て身で突撃だ!
念動力の鎖で繋がれようが、懐に飛び込むのなら関係ねぇぜ!
騎士の懐に飛び込んでパイルバンカーをぶち込む!旗立ってる場所に立ってようが押し出すぜ!
パイルバンカーで装甲ぶち抜いて、大型熱線砲(ブラスター・ランチャー)をゼロ距離をぶっ放す!【グリュンシュトゥルム】
機械室ごと、吹っ飛べやぁ!



「やはり最奥には帝国騎士が居ましたか。銀河帝国の、都市宇宙船を襲うなどという無法の行い。早急に改めさせねばなりません」
 聖護院・カプラ(旧式のウォーマシン・f00436)が機関室前の通路に現れると、帝国騎士を護っていたバトルドロイド達が次々とその稼働を停止させられていく。
『…………』
 腹部より大量の血を流し、その足許に血溜まりを広げつつある帝国騎士。
 今度こそインペリアルフラッグを打ち立てるべく念動力で帝国旗を形成する。
 そしてポール部分でカプラを串刺しにすべく投擲しようとした。
「インペリアルフラッグは命中しても回避しても効果を及ぼす強力なスキル。ですが旗が宙に浮いた時点で動きを止めてしまえば、命中することも回避されることもなく不発に終わるでしょう」
 後光ユニットが発光し、円相光が帝国騎士をインペリアルフラッグを投げるために振り被った姿勢で停止させる。
「さあ、皆さん攻撃をお願い致します」
 カプラの翠色のカメラアイが輝き、帝国騎士の動きを縛る存在感を強めた。
「へぇ、こっちに帝国騎士が来てたか。艦橋で偉そうにしてる余裕もないってか。いいねぇ! 余裕どころかその命もぶっ飛ばしてやるよ!」
 バトルドロイドを蹴散らしながらミスタリア・ミスタニア(宇宙を駆ける翠の疾風・f06878)も機関室前に駆け付ける。
「いや、もう余裕もクソもないか。随分とボロボロになって。ハッ、そっちの方がお似合いだぜ?」
 ミスタリアの目に入った帝国騎士は既に満身創痍。
 普通の人間であればもう命を落としていてもおかしくない出血量。
 電撃を放つことも斬撃を飛ばすこともできないだろう。
「いい加減、楽にしてやるぜ!」
 動きを止めた帝国騎士に向かってミスタリアは最短距離を一直線に駆け抜ける。
 パイルバンカーが装甲を撃ち抜き、胸郭を砕き、射出された鉄杭が背中から抜けた。
「機関室ごと、吹っ飛べやぁぁぁぁぁぁ!」
 押し付けられた大型熱線砲の砲身から零距離で発射され、帝国騎士の腹腔は赤熱し弾けるように融ける。
 上半身と分かたれた下半身が糸が切れたように倒れ、銀河帝国戦艦の主はその生命活動を停止した。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月07日


挿絵イラスト