帝竜戦役④〜食わずにこれは……
「はい……今度の戦場の紹介をしたいと思います……」
稲荷・四乃が次の戦場の説明を始めた。戦争が始まってからほぼ連日新たな戦場に猟兵たちを戦場に送り出しているためその疲労か少しやつれてきている。
「あ、ご心配ありがとうございます……ですが私よりもアックス&ウィザードの安寧の方が大事です。体調は何とかするので皆さんも戦争頑張ってください。
それで、今回の説明する戦場は万毒の群生地と呼ばれる場所です。この場所では区画ごとに種が異なる毒キノコが生えており、区画は生えるキノコの胞子で満たされていることが分かっています。そしてキノコの毒というの厄介で区画によっては既知の毒とは印象が異なる性質を持つものもあるようで、今回皆さんにお願いする区画もその一つになります。
それで今回、皆さんにお願いする区画には脂肪が増えるという性質を持ったキノコが生えているようです。どうゆう原理なのかは分かりませんが、女性の敵になるキノコですね」
稲荷はそう言うが、一部の猟兵は稲荷のある一部分に視線が向き疑問を持った。
「うっ、なんか変な視線を感じるんですが……コホンっ、そしてキノコの毒はオブリビオンにも影響を及ぼすそうなので、今回の区画は通常よりも太った個体という事になります。これが生き物系ならともかく、機械とかだったらどうなっているのかよくわからないですが。
しょうもない事を考えても仕方ないですね。これで説明は以上です。それではお願いします」
稲荷は説明を終え、猟兵たちに深く一礼をした。
劇団劇作家
劇団劇作家です。あっれ……平日なのにほぼ連日リプレイ書いてたぞ?
星が増えるだけありがたいけど……そんなことは置いといてドン。
プレイングボーナス……シナリオ毎に提示された毒への対抗法を考える。
宝物「宝石トリュフ」……素晴らしい香りを放ち、宝石のように美しく腐敗しないトリュフ茸。1個につき金貨44枚(44万円)の価値。
半分ネタシナリオなのであえて吸って自分をどうにかするのはありにします。代わりにそれ相応の覚悟はしてくださいね? ただ吸ってるだけで特定の部位に脂肪が集中するということはないので。うん、どうゆう事か察しが付く人は分かったね。
プレイングは基本全員採用しますが、シナリオを完結するリプレイを執筆した場合それ以降に頂いたプレイングは採用しないのでお気をつけください。
シナリオの補足は以上です。それでは楽しんでいってらっしゃい。
第1章 集団戦
『『豚房流法術士』子豚・ルルカ』
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POW : 豚房流法術・ウォールオブバスト
対象の攻撃を軽減する【防御魔法により、壁の如き乳房を持つ体 】に変身しつつ、【そのまま前進してサイズと重量による制圧】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD : 豚房流法術・ダブルバストブラスト
【両手から放つ細い魔力波 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【両乳から放つ特大の魔力波】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ : 豚房流法術・テンプテーションバスト
【激しく揺れる両乳 】から【幻惑魔法】を放ち、【魅了】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:すねいる
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
黒玻璃・ミコ
※美少女形態
◆行動
万毒の群生地とは文字通り千差万別ですねー
探索することで様々な悩みを解決する薬が出来るのでしょうね
まぁ、こう言う場所は群生地の中を【念動力】で毒の胞子を除けつつ
それでも摂取してしまう毒は【毒耐性】を更に環境に適応させ先に進みましょう
最悪【気合い】と【ドーピング】による勢いと力任せで乗り切るのですよー
……と言いますか、貴女達は滅べ(断言)
乳袋に割くリソースが足りない私への当て付けですか?
忌々しいきょぬー達はこの地の霊脈を通じ【生命力吸収】して干からびて頂きます
はい、【黄衣の都市】を構築し
一人たりとも逃さない【範囲攻撃】として殲滅しましょう
◆補足
他の猟兵さんとの連携、アドリブOK
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
これは凄い茸ですねぇ。
それでは、参りましょうかぁ。
『F●S』3種を展開し、『体重』を指定して【慾禱理】を使いましょう。
そして、敢えて思いっきり吸い込むだけではなく[大食い]で順にいただいてしまいますねぇ。
食事量に加え、周囲の方の『体重』も加算されていく以上、当然際限なく凄まじい肥満体になっていくでしょうが【慾禱理】の効果が有れば問題なく動けますぅ。
寧ろ、相手の【UC】で制圧出来ない程まで太って相手の攻撃を封じ、増加した『攻撃回数』で『FRS』による[砲撃]、横合いから撃ちますねぇ。
食べている内に『宝石トリュフ』が見つかれば回収、更に『この茸』も回収して行きたいですねぇ。
鮫兎・醒闇
【やりすぎ歓迎】
「太るキノコ?それじゃあ全部食べるわね!」(歓喜
ユーベルコード暴飲暴食グラトニーモードを発動!自前の鮫触手もつかって、全ての肥満キノコを食べて食べて食べまくるわ!空気中の胞子も吸引!
おやつの「豊饒飽食豊満の果実」も一緒に食べて効率よく太るわね!
るこるちゃんとか仲間達にもオススメしてみるわー♪
子豚・ルルカちゃんにも強引におすそ分けするわ!そのおっぱいとか美味しそうだし…(口に果実とキノコをぶち込み肥育)
「もぐもぐ……このキノコ美味しいっ!」(弾けるバニー服)
お肉がつきすぎて手足が地面に届かなくても……たぶん気合とか転がって攻撃すればなんとかなるわ!(ぶくぶく!と膨らみ続ける肉塊)
その場にいるだけで脂肪が付くという、ローカロリーな食材であるキノコにしては真逆の印象を与える毒キノコが生える区画でオブリビオンと猟兵による戦いが始まっていた。オブリビオンたちはその普段よりも豊満なボディを武器に猟兵たちに襲い掛かる。
「『いあいあはすたあ…………あいあいはすたあ!』一人残らず滅べ! この忌々しいきょぬーども!!」
黒玻璃ただ一人が半狂乱となって暴れまわっていた。黒玻璃は胸のコンプレックスを持っており胸の主張が激しいオブリビオンが相手なのだから仕方ないのかもしれない。そもそも転送されたのは彼女だけではないのだが、その他の猟兵とは言うと、
「太るキノコ! 毒の胞子だけでもありがたいのに味も生でそれなりにいけます」
「そうね。るこるちゃんとかにも紹介しようかと思ってたけどるこるちゃんもここの存在をかぎつけていたのね」
キノコを食っていた。鮫兎はフードファイターであるためおかしくはないかもしれないが、夢ヶ枝はフードファイターではない。
戦闘そっちのけでキノコを食べている二人だが、二人とも胸がそれなりに大きいので黒玻璃の目の敵にされるため逆に正解なのかもしれない。
とはいえただ意味もなく食べている二人ではない。鮫兎はUC【暴飲暴食・グラトニーモード】、夢ヶ枝はUC【豊乳女神の加護・慾禱理】がともに体型に関するユーベルコードであるため必要であったのである。そして二人は次第に大きくなっていく。特に夢ヶ枝は仲間の分だけ大きくなるためその変化は鮫兎の比ではない。
「滅べ! あれ? キノコは?」
新たなに宿敵を切り伏せた黒玻璃はあることに気づく。
自分がオブリビオンを倒している間に絨毯のごとく生えていたキノコが消えており、自分のユーベルコードによってできた巨石建造物群が露出している。そして上を見上げてみれば戦闘を始める前にはなかった大きさが異なる巨大な塊が二つ連なっている。
「んん~、そろそろ戦闘に加わろうかしら。ん、動け……よし、転がってー」
「よいしょっと……撃てー」
小さいほうの塊が動き始め蹂躙するかの如く転がり始める。大きい方は要塞のごとく砲台を展開し攻撃を開始する。
「な……なんじゃこりゃあああ!」
良く分からないものが転がってきたり攻撃を仕掛けてきたりすれば流石に恐怖を感じざる得ない。オブリビオン含め黒玻璃は巨大な塊相手にただ逃げ回ることしかできなかった。
戦闘終了後、辺り一帯は更地へと変化していた。地面が見えないほど生えていたキノコもその姿はなかった。
「あれ? 服破けてるし持ち帰ろうとしていたキノコは……?」
「流石に食べすぎちゃったわ……あの……二人分の服をグリモアベースから取ってきてくれない?」
夢ヶ枝と鮫兎はユーベルコードを解いたため元の体型に戻ったものの、流石に破けた服までは元に戻らなかった。二人とも恥ずかしさゆえに体の一部を隠すが、豊満な肉体を隠すなどできるわけもなく、痴女という汚名を回避するにはあの黒玻璃に頼むしかない。
「う、うう……滅べええ! 私が何をしたって言うんだー!!」
何もなくなった万毒の群生地でひんぬー対きょぬーの新たなる戦いが始まるのだが、それはまた別のお話。
大成功
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