帝竜戦役④〜止まるな!煌びやかな水晶の毒
「みなさんおつかれさまです、戦争はまだまだ先ですが頑張りましょう!」
ミネラル・トーリア(蝋成分100%のブラックタール・f25607)は礼儀正しくぺこりと頭を下げる。
「次の行き先は万毒の群生地と呼ばれる場所です」
様々な効果がある毒の胞子が出てくるキノコが敷き詰められている場所である。
その上、毒は猟兵達だけでなくオブリビオンにも影響があるとのこと。
「この場所を支配している『エルフのクノイチ』の討伐をお願いします」
クノイチ……つまりはニンジャである。
猟兵達はそんな彼女達と毒の胞子を相手にしなければならない。
「それで……彼女達の支配している場所なのですが……」
一瞬苦い表情をしつつも少し間を置き、息を吸い込んで話を続ける。
「この場で佇むと水晶に変えられてしまいます」
正確に言うと毒の胞子が身体を包み、立ち止まっていれば数分もせずに肉体が完全に水晶化してしまうとのこと。
ただし、止まることなく動き続ければ毒の侵食は受けるも影響が少なく済む。
「それと……ここまで聞いて察しがつきますが、相手も同じ条件です」
つまり『エルフのクノイチ』も同じ影響を受けており、水晶化しないように常に動き続けている。
少々残酷ではあるが、動きを止め水晶化させるという手段もある。
「どういう風に討伐するかはご自由に……ですが、毒の胞子にやられないようご注意してください」
それと……と付け加えるように話す。
「この群生地には『宝石トリュフ』と呼ばれる財宝があるようです」
1個につき金貨44枚(44万円)の価値があるため、余裕があれば探してみても良いかもしれない。
「それじゃあ、みんな気を付けてね……!」
と、トーリアは元気よく再度ぺこりとお辞儀をする。
もちもち大福
おはこんばんちは!今日ももちもち!もちもち大福です。
今も進む戦争、皆さんで頑張りましょう!
今回は水晶化の毒の胞子が舞うキノコの群生地にて『エルフのクノイチ』(加賀・依(刺青羅刹・f11357)さんの宿敵)との戦いとなります。
戦争シナリオのためオープニングにあるように特殊ルールが存在します。
プレイングボーナス……シナリオ毎に提示された毒への対抗法を考える。
とのことなので、水晶化の毒胞子の対抗を実行すればボーナスが付いてきます。
財宝についてはこちら。
宝物「宝石トリュフ」……素晴らしい香りを放ち、宝石のように美しく腐敗しないトリュフ茸。1個につき金貨44枚(44万円)の価値。
今回も完全に水晶化されてしまってもなんやかんやで元に戻るのでご安心を……。
(水晶化される前提だったり、治療を目的としたプレイングも歓迎します)
それでは、みなさまのプレイングをお待ちしております!
第1章 集団戦
『エルフのクノイチ』
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POW : ニンポー・クナイ分身の術
レベル×5本の【の数に分身する毒】属性の【毒の塗られたクナイ】を放つ。
SPD : ニンポー・変わり身の術
完全な脱力状態でユーベルコードを受けると、それを無効化して【身代わりにした物】から排出する。失敗すると被害は2倍。
WIZ : ニンポー・房中術
【色仕掛け】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
イラスト:仲村くさた
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
尾守・夜野
あらあら、大変ね
ええ大変だわ
本の少し動きを止めるだけで、こんなにも変わってしまうのだから…
まぁ埋めてる部員だったから別にいいのだけれど…
ここでは交換も出来ないわねぇ
ちょっと片足変わっている気がするわ
あ、今回は女性人格たる私がいかせてもらうの
とりあえず、片足を引きながら風上に向かいながら風下に対して、皆(剣)を鉄扇に変えつつ構え扇ぎましょうか
クナイは黒纏で防いだり、皆で払うの
その間も動きは止めないわ
そろそろ…かしら
えぇえぇ
たしかに屋外
広がれば薄まるが同義
でもね?
元々一片でも当たればいいの
薄まったって毒は毒よ
これであなたを愛(壊)せなくとも
ほらここの毒がきてくれるのだわ
「あらあら、大変ね」
万毒の群生地の一つ……そこに居る者を水晶へと変え行く毒の胞子が舞う場所に一人の少年が歩いている。
「ええ大変だわ」
彼は尾守・夜野(墓守・f05352)で今回の依頼達成のために進んでいるのだが……。
「ほんの少し動きを止めるだけでこんなにも変わってしまうのだから……」
埋めてる部員だったから別にいいのだけれど……。
ここでは交換もできないわねぇ……などと付け加えて呟く。
「ちょっと片足が変わっている気がするわ」
身体は既に水晶化の侵食を受けており、足を止めれば侵食が広がってしまうためあえて確認はせず進む。
彼は多重人格者で、今回は女性人格として行動をしている。
そんな中、片足を引きながらも風上に向かいながらも風下に対して、武器【怨剣村斬丸】を鉄扇に変えつつも構え扇ぐ。
突然、何かが飛んできた……それはクナイ、即ちエルフのクノイチが夜野を襲ってきたのだ。
「猟兵!その命、頂戴する!」
クナイは難なく【黒纏】や鉄扇に変えた【怨剣村斬丸】で払っていく、もちろんその間も動きは止めない。
だが、それだけではお互いジリ貧……時間が掛かればお互い水晶化してしまう。
「えぇい……しつこい奴だ!」
「そろそろ……かしら」
ふと夜野は呟く、何かを待っていたかのように。
「えぇえぇ、たしかに屋外……広がれば薄まるが同義」
「な……何を言っているのだ?」
彼の言葉にエルフのクノイチは首を傾げつつも攻撃をつつける。
「でもね?元々一片でも当たればいいの、薄まったって毒は毒よ」
「何を訳の分からないことを……うぐっ!?」
突然彼女達の何人かは苦しみだし、動きも止めてしまう。
彼のユーベルコード【縲絏呪毒】は呪詛や麻痺毒、神経毒などの様々な毒が混ざった煙、それを事前に巻いていたのだ。
この毒煙は粒子レベルで触れても効果は十分に表れる、それに気づかなかったエルフのクノイチ達はまんまと彼の作戦に陥れられたのだ。
「これであなたを愛(壊)せなくとも、ほら……ここの毒が来てくれるのだわ」
どんどんエルフのクノイチ達は毒によって苦しみ続ける上に、動きを止めてしまったため毒の胞子は彼女達を襲い続ける。
必死に動こうとしても様々な毒の効果によってそれすらも不可能、更には水晶化の侵食で動かなくなっていく。
「うぐっ……うぁぁ……ま……待……てっ……!」
夜野はもう勝負がついたと判断し苦しむ彼女達を背に去っていく。
数分もしないうちに残ったのは苦痛に満ちたエルフのクノイチ達の水晶像が……この万毒の群生地に誕生した。
大成功
🔵🔵🔵
黒玻璃・ミコ
※スライム形態
◆行動
ふーむ、万毒の群生地はいつ来ても不思議な場所ですね
更に立ち止まれば水晶化するとは奇っ怪な毒です
竜狩りと毒採取で東奔西走する私にはお似合いかもしれませんけどねー
此処は【空中戦】の要領で
ほよよんと【念動力】で跳ねつつ
毒の胞子やキノコを少しずつ【捕食】し
私の真価である【毒耐性】を更に環境に適応させましょう
エルフくノ一さん達に会ったら挑発的な笑みを浮かべて反復横飛びを披露しちゃいます
【ドーピング】して持久力を上げている私に何処まで喰らい付けますか?
実はこっそり【黒竜の恩寵】で状態異常力を強化し
地脈から貴方達の【生命力吸収】してるのですよー(ニヤリ)
◆補足
他猟兵との連携、アドリブOK
一匹のぷるぷるした黒いスライム、黒玻璃・ミコ(屠竜の魔女・f00148)は万毒の群生地を飛び跳ね進んでいた。
「ふーむ、万毒の群生地はいつ来ても不思議な場所ですね」
その上、今回の場所は立ち止まると水晶化……動いていても侵食していく、彼女にとっては奇怪な毒であった。
「竜狩りと毒採取で東奔西走する私にはお似合いかもしれませんけどねー」
そう言いながらも【空中戦】の要領でほよよんと【念動力】で跳ねていく。
さらにあろうことか、毒の胞子やキノコを少しずつ【捕食】していく。
本来なら胞子やキノコ自体の効果で水晶化してしまうだろうが……彼女は逆に真価である【毒耐性】によってさらに環境に適応させていく。
こうしてミコの強化が続々と増していくのであった。
「そこの生物……待て!」
しかし背後から声が聞こえ彼女が振り向くと歩き寄るエルフのクノイチ達が現れる。
「は~い?なんでしょう?」
と挑発的な笑みを浮かべて反復横跳びを披露している。
「き…貴様!ふざけてるのか!」
「【ドーピング】して持久力を上げている私に何処まで喰らい付けますか?」
その挑発に乗ってしまったエルフのクノイチ達はクナイを持ち、一斉にミコに襲い掛かる。
「おっと……!」
ササっとミコは軽く避けていく。
「クソッ……逃げるな!」
「逃げるなと言って逃げないバカはいませんよ~?」
ぽよんぽよんと跳ねながらさらにエルフのクノイチ達を挑発していく。
実はミコはこっそり【黒竜の恩寵】によって状態異常力を強化、水晶化への抵抗を強めていく。
「ハァ……ハァ……なんだ……力が……」
さらに地脈から彼女達に【生命力吸収】しており、段々と力が抜けていく。
力が抜けてしまえば動くこと……どころか立つことさえもままならないだろう。
「いかん……毒が……」
足元からじわじわと水晶の侵食を受けるエルフのクノイチ達、必死に動こうとしたり助けを求めている。
しかし足が動かなくなれば後の祭り、水晶化の洗礼は彼女達を無慈悲に侵食していく。
その様子を見つつミコは余裕で話しかける。
「う~む……ここの毒も面白い効果だねー?」
全員が水晶像と化したエルフのクノイチ達に話しかけるも誰も返事が帰ってくることはなかった。
そんなこんなで、ぽよぽよと跳ねるミコは余裕でオブリビオンという障害を排除した。
大成功
🔵🔵🔵
緋翠・華乃音
動きを止めれば水晶化か……
だったら狙撃という手段は無しだな。
まあ、幾らでも戦いようはある。
使用する武装はコンバットナイフと拳銃。
立ち止まらない為にも不規則なヒット&アウェイで仕掛ける。
虚実を織り交ぜ変幻自在。
敵の一挙手一投足、視線や行動から攻撃を読む。
弱点や脆弱箇所を主に狙い、呼吸するように命を刻む。
無効化されない為にも回避のユーベルコードを使用。
優れた五感と直感を生かし、 見えない糸に絡めるが如く緻密に計算立てて戦闘。
研ぎ澄まされた合理性と最善を瞬時に選びとる判断力。
白花の繊指で酷薄に敵を屠殺する。
それぞれオブリビオンを撃破している中、緋翠・華乃音(終ノ蝶・f03169)もオブリビオンの討伐のため、胞子の効果を受けないよう動き続けている。
しかしこの万毒の群生地のこの場所では動きを止めると水晶化してしまうため、狙撃という手段は脳裏から消す。
「まあ、幾らでも戦いようはある」
目の前にはエルフのクノイチ達が攻撃態勢を取っている。
使用する武装はコンバットナイフ【to be vengeance.】と拳銃【to be silence.】、立ち止まらない為にも不規則なヒット&アウェイで仕掛けようとする。
「猟兵だ!やれ!!」
一人の言葉でエルフのクノイチ達は一斉に華乃音に突撃していく。
それに対して虚実を織り交ぜ変幻自在、敵の一挙手一投足、視線や行動から攻撃を読んでいく。
「ぐあっ…!?」
弱点や脆弱箇所を主に狙い、呼吸するように命を刻む。
しかしエルフのクノイチ達も負けじと華乃音にクナイで斬りかかっていく。
「調子に乗るな……!」
無効化されない為にも回避のユーベルコード【星視の瞳】によって優れた五感と直感を生かし、見えない糸に絡めるが如く緻密に計算立てて戦っていく。
回避される度にムキになってクナイを投げたりもする……が、やはり軽く回避されてしまう。
その大きな隙を突いていき、確実にエルフのクノイチ一人一人を仕留めていく。
「馬鹿な……!」
「がはぁ……!」
一人……また一人とエルフのクノイチが倒れ骸の海に沈んでいく。
研ぎ澄まされた合理性と最善を瞬時に選び取る判断力、白花の繊指で酷薄に敵を屠殺する。
その戦いは見方を変えれば一方的であろう、もちろん華乃音も動きを止めれば水晶化の洗礼が待っているため脳と身体の全てをフル回転させるかのように動いていく、襲い掛かるオブリビオンを駆逐するために……。
「最後だ……!」
「ぐはぁ……そん……な……」
最後の一人が骸の海に沈んだ、こうしてエルフのクノイチ達は華乃音の緻密な作戦によって成す術もなく全滅した。
そしてたった一人残った彼は動き続けつつも、ふぅ……と一息をつく。
「さて……この場からさっさと出なければな……」
長居していれば胞子によって群生地に佇む水晶の像と化してしまうため、そそくさとキノコの範囲外まで走っていった。
大成功
🔵🔵🔵
二尾・結
要は動き続けながら相手を倒せばいいのね?そんなの楽勝じゃない!
敵のクナイは『不壊で正義の思念障壁』で無効化して、後はとにかく追いかけて斬る!動けなくなれば勝手に水晶化するし、足狙いが効果的よね!
「さぁ水晶になるか私に倒されるか選びなさい!」
って、捨て身で抱き着いて私の動きを止めに来るのは想定外だわ!?振りほどこうとするけど偶然クノイチの手が弱点の分け目に当たって、力が……
※そのまま抱き着いてるクノイチごと捕縛されUCを封じられて、ダメ押しの麻痺毒のクナイで完全に動けなくなった後、嘲笑されながら水晶のオブジェになります。
水晶化後は変わり身の術の身代わり役大歓迎です。
アドリブ、絡み、無様描写歓迎。
「要は動き続けながら相手を倒せばいいのね?そんなの楽勝じゃない!」
二尾・結(通りすがりのツインテール・f21193)は若干不穏なフラグを立てつつも走ってくるエルフのクノイチ達に突っ込んでいく。
「このバリアーを纏った私は無敵よ!」
エルフのクノイチ達が投げるクナイはユーベルコード【不壊で正義の思念障壁】によって跳ね返し無効化していく。
「なっ……何だあの障壁は……クナイが効かない!?」
「落ち着きなさい!どこか弱点があるはずよ……」
しかし無敵の障壁を破ることができず、反撃される形で結は斬りかかる。
動かなくなれば勝手に水晶化する……と思った彼女は相手の足を重点的に狙っていく。
足を斬られたエルフのクノイチは体勢が崩れ倒れる。
「ぐっ……だ……誰か……!」
しかし既に仲間は結を追撃しようと耳を貸さず奥へ行く、残された彼女はその絶望を味わったまま水晶の像へと変わり果てた。
エルフのクノイチの一人は骸の海に沈み、また一人は足を斬られそのまま水晶へと変わり果てる。
このまま結の勝利は確実なものだと信じて疑わなかった。
「さぁ!水晶になるか私に倒されるか選びなさい!」
調子に乗って挑発をする結に、一人のエルフのクノイチは武器を捨てそのまま突撃を掛ける。
つまりは捨て身……その行動に想定外だった結はそのまま組み付かれてしまい動きを止めてしまう。
「ちょ……離しなさい……!」
必死になって振りほどこうとする……が、こちらも必死に組み着いたエルフのクノイチの手が偶然か否かツインテールの分け目がに当たってしまう。
「ひぁ……そこ……はぁ……」
彼女は搦め手の他にもツインテールの分け目が弱点だったのだ!フラグ回収でもあるかもしれないが……。
「ふっ……嘗めた真似をして……」
ユーベルコードも封じられてしまい、さらに抱き着いたエルフのクノイチごと水晶化の侵食が襲う。
さらにダメ押しに別の者が麻痺毒のクナイによって確実に身動きが取れなくなってしまう。
「仲間が減ってしまったが……まあいいだろう……」
「ま……待って……ここにも仲間がいるじゃない!?」
脱力しつつも必死に叫ぶ結、しかし抱き着いていた仲間と言われた水晶の像は何も言わなかった。
そんな姿を嘲笑しながらエルフのクノイチ達は彼女の末路を見届ける。
もちろん自分達も水晶化したくもないため動き続け、水晶に変わりゆく彼女をぐるりと360度舐めるように見ている。
「あぁ……そん……な……」
そのまま結も後を追うように水晶の侵食に呑まれていき……美しくも儚い少女とエルフを象った水晶の像が出来上がった。
彼女の最期を見届けてからエルフのクノイチ達は次なる猟兵の抹殺のため別の場所へと移動していった。
残ったのは二人の少女を模した水晶の像……陽の光を浴び、キラキラと輝いていた……。
こうして結は群生地を飾る水晶の像として永久に残り続けた……ワケでもなく通りすがりの猟兵に助けられ、無事……とは言い難いが万毒の群生地から脱出した。
大成功
🔵🔵🔵
四王天・燦
戦場に入る前に水晶化を遅延するよう破魔の符を仕込む
継戦能力を活かして動き続けるよ。
アークウィンドで苦無を武器受け&武器落とし。
鎧破壊と部位破壊:服で装束を刻み捨てる。
「永遠になるのに服は不純物だぜ」
妖魔解放―メデューサ・蛇姫の魂を霊着。
抜刀・大理石の剣。
「綺麗なエルフたち…永遠に愛でてあげる」
高速移動で迫って、フェイント・催眠術で幻惑剣舞から一突き。
呪詛を流し込み驚愕の大理石像に仕立てる
次は何度も突いて石と水晶が混ざった怯えた像に仕上げる
最後はねっとり誘惑。
口付けを交わし恍惚の水晶像にする。
アタシも動きは止まるけど、この為に破魔符を仕込んだのさ
像はアタシと蛇姫の戦利品。
トリュフは見かけたら採取
四王天・燦(月夜の翼・f04448)は戦場に入る前に、破魔の符を服の中に仕込んでいく。
「これでよし……と」
そして万毒の群生地へと突撃していく、燦は継戦能力を活かして動き続けるようにする。
移動しているエルフのクノイチ三人を発見する、相手も彼女に気づきクナイを持ったと同時に素早く武器【アークウィンド】によってクナイを【武器受け】と【武器落とし】によって次々と武器を落とされる。
さらに【鎧砕き】と【部位破壊】によって装飾を刻み捨てる。
「きゃぁ!?何するの!?」
「永遠になるのに服は不純物だぜ」
そしてユーベルコード【妖魔解放】によってメデューサ・蛇姫の魂を霊着。
武器【大理石の剣】を抜刀し、全裸の一人に狙いを定める。
「綺麗なエルフたち……永遠に愛でてあげる」
高速移動で迫ってくる燦にエルフのクノイチは身に着けているものはおろか、武器すら持つことすら許されず対抗する手段が見つからない。
さらに【フェイント】や【催眠術】によって幻惑剣舞から一突きする。
エルフのクノイチは驚きつつも、呪詛を流し込み刺された部分からじわじわと大理石へと変わっていく。
「あっ……あぁ……い……や……」
瞬く間に驚愕の表情を残したまま美しいエルフの大理石像へと変わっていった。
「ひっ……」
その様子を見てもう一人のエルフのクノイチ後ずさりする、追撃するように燦はそこに狙いを定めていく。
彼女は裸で狙われ怯えてしまったため動きを止めてしまい、水晶の侵食が彼女を包み込もうとする。
さらに追い討ちのごとく【大理石の剣】によって身体の部分部分を突いてく、それは大理石と水晶が混ざった像へ変えられる。
「や……やめて……助け……て……」
怯えながらも必死に助けを求めるも、無慈悲に胞子と呪詛の侵食に呑まれ……怯えた大理石と水晶の変わった像へ変わった。
「な……何というやつだ……」
そして最後に残った一人も彫像にされまいと逃走しようとするが、燦が見逃すはずもなく素早く回り込まれる。
「ひいぃ……命だけは……」
しかし予想に反して彼女は優しく抱き寄せ……口付けを交わしていく。
燦の【誘惑】によって不安が和らぎ、彼女の抱擁を受け入れ……口付けも受け入れる。
「んっ……」
本来なら動きを止めれば水晶化してしまう……はずだが、燦にはなにも影響がない。
突入する前に仕込んでいた破魔の符は毒の胞子の対策として水晶化の遅延するためだったのだ、そのため水晶化していくのはエルフのクノイチだけだった。
彼女もまた快楽に堕ちていき、恍惚とした表情のまま水晶の像へと変わっていった。
「ふふっ……良い顔するじゃないか?」
水晶像から離れてまじまじと鑑賞する燦、敵対していたエルフのクノイチ達はそれぞれの彫像へ、燦と蛇姫の戦利品へと生まれ変わることとなった。
「……と?これは?」
ふと、水晶のエルフのクノイチ像の足元に宝石のように美しい……周りのキノコとは一際違うと分かる物が見えた。
それを手に取ると素晴らしい香りが鼻をくすぐった。
「まさか……これは例の?」
宝物『宝石トリュフ』……説明で聞いた限りでは高い価値を誇るトリュフだ。
燦は思わぬ拾い物をしつつ、素敵な戦利品を持ち帰ることとなった。
大成功
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