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茶色い衣で告白大作戦!?

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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●一ヶ月後には……
 キマイラフューチャー某所。ここは恋に悩む乙女キマイラや、逆告白をしようと考える男子キマイラなどが集うエリア。青春ですね。
 その中に暗い不穏な流行が差し込もうとしていた……。

 公園のとある場所に集まる恋にお悩みのキマイラを始めとする住人達。
「なー、ここ、叩くと愛の告白に便利なものが出てくるんだってさ」
「誰に聞いたんだ?」
「俺達の味方って名乗ってたイカした人だよ」
 そしてコンコンされる公園の床。飛び出してきたのは茶色いペン……いやこれどう考えてもチョコレートだ!?
 だが残念なことに住人達は飛び出す茶色いペンキに目を輝かせた。
「「「こ、これだ!!!」」」
 これじゃないです。

●なんでペンキをチョコにしたんだ怪人
「馬鹿ですかね?」
 帝国軍人の如き威容のグリモア猟兵、ゼルド・シュバイツァー(陽炎の仇刃・f12297)の言葉は開幕から容赦が無かった。
「ええ、いきなりの暴言、申し訳ございません。皆様には今回キマイラフューチャーに向かって頂きます。何が合ったかと申しますと……」
 ああ、どうせキマイラフューチャーだから馬鹿なことなんだろうな、とした猟兵達。大正解です。

「愛の告白の一貫として、ボディペインティングが流行っているのです。しかしながら問題がもう一つありまして……そのペンキ。どう考えてもチョコレートなのですよ」
 つまり、住人達が全身に自称ペンキなチョコレートを塗りたくり、『私を食べて?』というかのごとく愛の告白をするブームが勃発しているのである。バレンタインを一月後に控えたこのご時世で。
「冷静に考えても、通常のペンキの時点で人体には悪影響が出ます。第一に皮膚呼吸が出来ません。バーチャルな方々ならともかく、ヒーローマスクの肉体の方や、キマイラの方々にとっては由々しき事態です」
 じゃあ第二以降もあるの?と猟兵は突っ込んだ。
「食品を使用している時点で不衛生です。あとキマイラフューチャーは温暖とはいえ、このチョコレート固まる速度も早いので動けなくなり、醜態を晒す羽目になるのです。これではバズりどころではございません」
 正論だった。このままではチョココーティングされた住民達が緊急搬送されまくるという情けない事態になるらしい。猟兵達は呆れつつも今回やるべきことをなんとなく理解した。
「ですので、今回はこのくだらないチョコペンキの製造者を叩いて下さい。まぁ恐らく怪人の仕業でしょうので大丈夫でしょう。頭のいかれた住人ということは無い筈です」
 最初から最期まで怪人に対しとても辛辣なゼルド。そうだよね、あんた割と真面目な方だもんな。

「まずはチョコインクに対し様々なアプローチを行ってみて下さい。何らかの手段でこちらがブームを上書きする程の衝撃を住人達に与えたり、そもそもの出処を突き止める事ができましたら、怪人達が腰を上げることでしょう」
 そして最期にゼルドが転送準備を開始しつつ、猟兵達に向き直った。
「……愛の告白ぐらいはそれぞれの思い描く手段で、と思いませんか?醜態を晒させないよう、住人達の愛を正統な方向へ導いてやってください」


逢坂灰斗
 『私 を 食 べ て ?』じゃねーよ!!!!!! はっ!?
 ど、どーも……逢坂灰斗です。

 今回は全身チョココーティングを流行らせようとしている怪人の目論見を撃破して頂きます。
 ああ、うん『ネタ依頼』ですよ????

 先に言いますが過度なお色気はハネますのでその旨をご承知の上、ご参加下さい。
 では、お目に止まりましたら、宜しくお願い致します。
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第1章 冒険 『固まるペインティングで大騒ぎ!』

POW   :    ボディペインティングを試してみる

SPD   :    ペンキの出どころを足で探す

WIZ   :    ペンキに新たな魔力を加えてみる

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ララ・トゥルリ
【POW】
そうか…愛は身体で示すもの……え……少し、違う…?
とりあえず…それがどういったものか、試しておこう。固まって、困ったら……ええと……舐めて溶かしてほしい…勿体ないから………

(とりあえず胸に塗りたくる)…おお……服を着ている?ようだ…
或いは鎧…あ……あ、あ…固まっ…早いな…困った…苦しい…舐めてくれ……んひゃっ!……待て、そこにチョコはついていない、我輩の身体だ……

…存外、困るものだな…すまない……軽率に身体に塗ってしまって…いいこいいこするから許してくれ……いらない?…そうか…
…?……これ(なでなで)か膝枕…が、我輩の愛の示し方のひとつだと思って…実践して、見せようかと思った……



●変態紳士は其処に並びなさい
 ララ・トゥルリ(夢の残骸・f02036)はキマイラフューチャーの街の喧騒の中で、流行りを耳にしていく。
「そうか…愛は身体で示すもの……え……少し、違う…?」
 身体で示すものかもしれませんが今回は全くもってそういうのじゃないと思うんですと言うかララ様、貴方も大丈夫ですか?いきなり先行きが不安です。
「とりあえず…それがどういったものか、試しておこう」
 そして件の公園の場所へ歩みを進めていく、神秘的な少女の姿をした『魔女』。その姿から自然と溢れ出る慈愛。全てを抱擁せんとする嫋やかな仕草に住民達の目は惹かれていく。そしてコンコンしようとする前に、少し思案する。そうだ、ペンキとはいえチョコレート。しかもすぐ固まる。
「固まって、困ったら……ええと……」
 すこし、躊躇いがちに、その場に現れた抱擁の魔女は、人々に眼差しを向ける。
「舐めて溶かしてほしい…勿体ないから………」
 訓練されていない住民の一部が鼻血を出して沈んだ。そりゃ青春真っ盛りの男子には蠱惑的すぎるよね、この提案。緊急搬送の救急車がまいりまーす。

 そしてチョコのボディペインティングに取り掛かるララ様。艷やかな肢体に茶色い光沢が鮮やかに映えていく。ひとまずは胸に塗りたくってるようだ。えっ、ちょっと女性の皆さん救急車の準備して!!!
「……おお……服を着ている?ようだ……」
 確かにブラックタールで普段衣服を纏わない方々だと新鮮な感覚かも知れませんね。だが、外気に触れたのか、素肌と判定したのか、急速にチョコペンキは固まっていく。
「或いは鎧…あ……あ、あ…固まっ…早いな…困った…」
「苦しい…舐めてくれ……」
 その提案に女子に鉄拳を叩き込まれていない住人が飛びかかった。おい、お前ら都合のいい時にだけ獣に戻るんじゃないんですよ!!!
「んひゃっ!……待て、そこにチョコはついていない、我輩の身体だ……」
 女性陣セコムにより違反者が場外に連行されていく中、まさかのぺろぺろの群れが始まってしまい、頼んだララ様も大困惑である。

「……存外、困るものだな……すまない……軽率に身体に塗ってしまって……」
 流石に少し反省っぽい顔色を見せるララ様。いや貴方は多分悪くない。悪いのは怪人。そういうことにしておきましょう。
「いいこいいこするから許してくれ……」
 そして膝枕をする態勢になるララ様。反応しようとする変態を制する女性陣セコムにそこまでやらなくてもいいんですよ!!!とアピールされる。
「いらない?…そうか…」
 少ししょげながらララ様は続ける。
「……?……これ(なでなで)か膝枕……が、我輩の愛の示し方のひとつだと思って……実践して、見せようかと思った……」
 そこで女性陣も納得する。彼に私自身の温もりを伝える方法としてはそちらの方が手軽では無いか?と。チョコペンキを塗ろうと考えていた女性もペンキを仕舞い始める。だが……

 実践してくださああああああああいい!!!!
 と某怪盗宜しくのダイブで飛び込んできた変態も居たので、結局女性陣セコムの鉄拳は最期まで唸ったそうな。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ゼット・ドラグ
「俺はペンキの出所を調べるか・・・まずは公園の床から調べていくか」
特に手掛かりも無いので、茶色いペンキことチョコレートが出る床を調べる。
ついでにチョコレートもなめてみよう。犯人が分かるかもしれない。そんなわけないけど。
何か製造されてる場所が分かるものがないか、周囲も調べる。
手掛かりが何か発見出来たら、バイクのドラゴンチェイサーで犯人を捜索する。


須藤・莉亜
【ワンダレイ】の皆と参加。
「いやもう、普通にバレンタインすれば良いじゃん…。」
これがキマイラフューチャーのノリなんだね…。

召喚した腐蝕竜さん(体長20m)に乗ってペンキの出所を探してみよう。
腐蝕竜さんに高い所に登ってもらって、そこから周囲を見渡したりしてみる。
…ちょっと目立ち過ぎるかな、腐蝕竜さん…。怪獣映画みたくなってる気がする。
「まあ、良いや。チョコペンキどこだー。」
出所を見つけたら、腐蝕竜さんに破壊しといてもらおう。


アルフレッド・モトロ
チョコは塗るもんでも投げるもんでもねえ!しかもバレンタインだろう? 正々堂々と大事な人に渡しやがれってんだ!

【ワンダレイ】のメンバーと参戦!

【POW】「ああーッ俺の一張羅が!」
変化球で申し訳ないんだが、滑って転んで全身チョコ濡れになってみよう。
チョコを調べようとして地面のチョコ溜まりで足を滑らせたとかそんな感じで。
チョコ塗れになった後、チョコが冷えて固まっちまうかもな。
ありゃ、番長(ヒカル)も転んでんじゃねーか!冷えたチョコはブレイズフレイムで排除だ!

チョコ塗れになって一体なにが分かるかちょっと想像できないが、【野生の勘】で何かを察知したい(願望)。


星群・ヒカル
チョコが湧き出てくるだと……!おれの出身の宇宙船では超高級品だったんだぞッ!?贅沢にペンキ代わりにしやがるなんて罰当たりな怪人だな!さっさと【ワンダレイ】の皆で見つけてとっちめようぜ!

●行動:POW
まずはチョコペンキの出所を銀翼号に乗ってのんびり街中回って探そう
お、あそこに艦長が。何やってうぉああーッ!?

チョコで濡れた路面でスリップなんて一生の不覚……!
しかもどんどこ固まって動けなくなってくるし、盛大にこけた騒音で人も集まってくるし。
か、艦長なんとかしてくれーッ!

肝心の情報?【第六感】でわかんないかな……
というか集まってきた人の中に誰かいないかな……【視力】で見回そうッ

※アドリブ歓迎です


アイン・アブソリュート
【ワンダレイ】の皆と参加だね

撮影ドローン『ユーイ』を伴い情報リンクした【エレクトロレギオン】の『ムニ』達を広範囲に展開して【情報収集】を行うよ

ボクの【第六感】がここで何かが起こると周囲を確認するとアルとヒカルがチョコまみれになる瞬間っ!
「ワンダレイの艦長と番長の2トップがチョコまみれにっ!こんな惨事にならないように皆はマネしちゃ駄目だよっ☆」
と動画配信しつつ注意喚起を行い【コミュ力】で情報提供もお願いしちゃうよ

ネージュの神秘的な舞もバッチリ動画配信するよ
「続いてはワンダレイの舞姫による華麗な舞を配信するよっ♪」
ネージュからチョコ塗れは嫌ですー!!とのコメントも一緒に流せば住民達も思い留まるよね



●艦長と番長~チョコソースを添えて~
「チョコは塗るもんでも投げるもんでもねえ!しかもバレンタインだろう?正々堂々と大事な人に渡しやがれってんだ!」
 そう、堂々と語るは【飛空戦艦ワンダレイ】の艦長、アルフレッド・モトロ(蒼炎のスティング・レイ・f03702)。このまま真面目に行くのかと思いました。そう、最初も私はそう思っていました。
「ああーッ俺の一張羅が!」
 この人自分から滑って転んで一張羅を汚しにいった!!!
 勿論トントンに近い衝撃が加わったせいで上からもチョコが降り注ぎます。一体チョコまみれになって何が解ると言うんだ(棒読み)
 実際ほぼカンでの行動らしいのか、直ぐには情報に至らない艦長。見事にフォンデュから固まりつつある。

「チョコが湧き出てくるだと……!おれの出身の宇宙船では超高級品だったんだぞッ!?贅沢にペンキ代わりにしやがるなんて罰当たりな怪人だな!」
 星群・ヒカル(超宇宙番長・f01648)はスペースシップワールド出身。どうやら彼の地元ではチョコは高嶺の花だったようです。そんな物で遊んでる怪人に対する怒りを迸らせ、勇んで現れたのは良いものの。
「お、あそこに艦長が。何やって……うぉああーッ!?」
 チョコまみれになっている艦長に気を取られた番長、銀翼号ごと滑ってコンコン以上の衝撃を加えまくり……
 既に転んでいた艦長も巻き添えに大量のチョコペンキを浴びまくる。つーか銀翼号で乗車したまんまでずっこけたよね????本当に大丈夫なの!?
 その大惨事に集まってくる住民達。

「か、艦長なんとかしてくれーッ!」
「ありゃ、番長も転んでんじゃねーか!こりゃ不味いなッ!!」
 直ぐ様ブレイズフレイムで発火エイになる艦長。だが二人はチョコまみれになったことにより、気づいたことがある。
「え、これ銀翼号より俺達のかかったチョコの方が固まる速度が早くないか番長!!」
「というかだな艦長!? このチョコむしろ、『バレンタインへの怨念』を感じるぞ!?」
 チョコまみれだったからこそ解る事がある。このチョコレートは『愛』など籠もっていない。『怨念』。バレンタインそのものへの『怨念』で構成されている。
 その言葉を受けて、真面目に出処を探るために周辺を調査していたゼット・ドラグ(竜殺し・f03370)がすこーし、チョコを舐め取ると……
「確かによく解らねぇが、これはバレンタインを憎んでる味だな。むしろ愛の告白とは真逆の要素が詰まってやがる」
「悪い、俺達はこの場からどー考えても動けねぇ!!代わりにお前が探ってきてくれ!」
「ま、二人も動けないんじゃしょうがないな。俺がこの『怨念』を辿ってみようか」

 ……と、ここで真面目な要素が出てきてこのまま次へ、で済めば良かった。本当に良かった。
 別口で調査をしていたアイン・アブソリュート(大空の王を目指す・f06053)が、なにか起きそうな予感を感じ取り、この場に来ていたからだ。なんとさっきまでの様子が全力で動画配信されている。
「ワンダレイの艦長と番長の2トップがチョコまみれにっ!こんな惨事にならないように皆はマネしちゃ駄目だよっ☆」
 情報収集の為とはいえ、人柱にされた格好の二人。なおこの動画、現在進行系でなぜかバズっています。
「続いてはワンダレイの舞姫による華麗な舞を配信するよっ♪」
 半ば放送事故のような艦長と番長の絵面の配信に成功したアインは続けざまに身内で狡猾な宣伝をしていく。チョコ塗れは嫌ですー!!というコメントも付記されており、この場にはいない住民への抑止へと繋がっていったと言う。

 一方で。その喧騒を遠目に見守っていた須藤・莉亜(メランコリッパー・f00277)は真面目にツッコんだ。
「いやもう、普通にバレンタインすれば良いじゃん……」
 でもキマイラフューチャーだからもう仕方ないんです。🔵だって1ヶ月もあったからいっぱいあるでしょう?これが怪人の起こしたくだらない事件(全部がそうとは限らないが)の数に比例しているんですよ。やだこわい。
「ゼットが地上から……なら空から、かな」
 そう思った莉亜は体長20m級のドラゴンゾンビを召喚……あ、これでか過ぎて普通に目立ってますね。
 だがこの腐蝕竜さん、有能だった。艦長達の語る『バレンタインへの怨念』という情報を元に直ぐに製造元を発見したのである。竜の指し示す方を見る莉亜は、その先を覗き込んでみる。
「なにか見つけたの……ってん?」
 莉亜と腐蝕竜さんが見たものは、出処、というか……

「あー、バレンタインとか妬ましい。俺達クリスマスケーキの怨敵の1つ」
「そうそう、妬ましい。だもんで正統派な愛の告白とかさせてやるものか」
「すぐ固まるチョコを纏わさせて大妨害、ついでにこの後許可をとってバレンタインにもクリスマスケーキを贈ることを提案」
「そして俺達は馬鹿な連中を鼻で笑う」
「「「「た の し い」」」」
 チョコレートの入ったペンキ缶に呪詛を送り込み続けるケーキっぽい怪人の群れだった。会話の内容もとっても陰鬱である。

 その様子を見つけてしまった莉亜が地上から捜索していたゼットに声を掛ける。
「ねー、この先の方で『バレンタインへの怨念』を凄い勢いで籠めてる怪人が一杯いるよ」
「あー、そういう呪詛的なモンだったのかやっぱり……」
 くだらねぇなァ、と内心思いつつ。ドラゴンチェイサーを反転させ、固まるチョコを必死に溶かしている艦長と番長、ついでにその辺りの様子を動画配信している船員にも伝えに戻るのだった。

 ……ところで、今晩のメニューはクダマキエイのチョコフォンデュで良いですか?艦長。えっ、良くない?

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『売れ残ったクリスマスのケーキ怪人』

POW   :    恨みのローソク
【ケーキの飾りのロウソク 】が命中した対象を燃やす。放たれた【赤い】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD   :    ふかふかボディ
自身の肉体を【スポンジケーキ 】に変え、レベルmまで伸びる強い伸縮性と、任意の速度で戻る弾力性を付与する。
WIZ   :    生クリームブラスト
【両掌 】から【生クリーム】を放ち、【ベトベト感】により対象の動きを一時的に封じる。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●リア充爆発しろとかそういうんじゃなかった
 チョコペンキの製造工場。そこははっきり言って売れ残りのクリスマスケーキ怪人達の瘴気が充満していた。瘴気っていうか、最早怨念。ここにRBっぽい連中投げ込んだら絶対収拾つかないと思います。

「ふふふ、チョコは良いよな、売れ残ってもバレンタインって看板を外せば良いだけだから」
「そんな奴らが妬ましい」
「だからバレンタインデーそのものを無様に彩る象徴に成り下がってもらおう」
「「「激しく同意」」」

 こいつら、どう考えてもバレンタインの次はホワイトデー、その次は……と、場当たり的に怨念をぶつけそうです。平和のためにもここで処分しておきましょう。
ララ・トゥルリ
【WIZ】対応

はゎ…情報を頼りに来たら…あっけなく捕まってしまった……
(仰向けにビターン)……ここの天井は…綺麗だな…あみだくじが出来そう…

…あぁ…すまない……汝(怪人)の話を聞いてなかった…もう一回……お願い…
……。…その日、その時にしか食べられない、特別なケーキの方が…我輩は、好きだが……

…この星の食べ物には…食べられる期間が、あると聞く…その時の為の配合をしてるから…きっとその日が過ぎたら…汝達と、同じ扱いされてしまうのだと思う……

汝達が自分と同じ者を作っているのだ…悲しくならないか?
…「めっ」!(割引シールぺた)

……あ、今からでも食べて欲しいなら…我輩なら食べられるかも…(ユベコずもも


エル・クーゴー
●WIZ
『ワイルドハント遠距離戦闘担当、エル・クーゴー』
『狙撃配置を完了』
『【援護射撃】を開始します』


L95式アンチマテリアルライフル、展開
ザミエルシステム、起動(【狩猟の魔眼・攻撃力特化】)
【ロングレンジ・ファイアワークス・ドライブ】、敵群を射程限界324m以内に捕捉

これより友軍の戦闘機動の支援を目的に狙撃(【スナイパー・誘導弾】)を敢行します


照準箇所は「怪人の手首」
クリームの発射基点である「両掌」を不能とすることを目的とします
また、確殺可能見込の個体に際してはヘッドショットを敢行します


>>>「ベトベトの生クリームをかぶっちゃう女性型ドール」とかいうサービス精神is皆無のガチ狩り感<<<


黒曜・鵺
【POW】で対応。

・クリスマスの売れ残りケーキは少しお安くなったのを頂くことが多いのですが……まあいいでしょう。彼らの怨念ごと喰らって差し上げましょう。

・液状化して「目立たない」を使って出来るだけ背後に回り、いきなり実体化してびっくりさせます。その戸惑いから抜け出せない内に【サイコキネシス】で自分の方へ引き寄せ、私の体にある「咎人喰らいの樽」でぱっくんもぐもぐ。「グラップル」も使い、ケーキを完食するまで離しません。一体ずつ、丁寧に……おや? 私、何か怖いことでもしてます?



●イェーガーがおいしくいただきました
「はゎ……情報を頼りに来たら……」
 えー、開幕から何やってるんでしょう。ララ・トゥルリ(夢の残骸・f02036)様。
「あっけなく捕まってしまった……」
 なんでいきなり捕まってるの!?しかも生クリームまみれで仰向けでビターンってなってるし!!すいませーん!!誰か救出お願いしまーす!!
「……ここの天井は…綺麗だな…あみだくじが出来そう……」
 あみだくじをやってる場合でも無いですって!!!どうでもいいけど生クリームの白が肢体に映えて扇情的すぎやしませんか!?!?
「これが妨害者……捕獲も簡単だった」
「「拍子抜け」」
「この調子で賛同者にしてしまおう」
 売れ残り共も調子に乗ってます。お前ら目の前にいる人優しいから最初から捕まってくれてんねんで????もし手加減なしの人とかがエントリーしてきたら……

「『ワイルドハント遠距離戦闘担当、エル・クーゴー』」
「『狙撃配置を完了』『【援護射撃】を開始します』」
 やっぱり手加減なしの人もといエル・クーゴー(躯体番号L-95・f04770)さん来ちゃったじゃないですかやだあああああ!?援護を開始しようとするも、クリームまみれになっているララ様を視界に収め、周囲の怪人達へターゲットを絞る。
「『要救出者を捕捉』『敵個体の無力化および引き剥がしを行います』」
 無慈悲に手首狙いを敢行するエルさん。こっちはサービスする気は皆無だった。突如始まった各種兵装からの的確なアプローチにより弾幕の海を右往左往し始める売れ残り共。その隙に要救助者の元へ駆け寄るエルさん。
「『要救出者の保護を完了』『生クリームまみれですが如何しましたか』」
「……あぁ…すまない……」
「話を聞こうと……していたら……こう、なった」
 え、それはつまり怪人達の言い分を慈悲深く聞こうとしたら生クリームまみれにされたってことですよね。コレだから売れ残り共は……。
「」
「『了解しました』『此方の援護により危害は阻止します』」
 その一方で影に紛れ、ゆーっくりと忍び寄る猟兵、黒曜・鵺(影渡り・f10896)の姿も。あ、エルさんは既に存在を把握済みです。
(クリスマスの売れ残りケーキは少しお安くなったのを頂くことが多いのですが……まあいいでしょう。彼らの怨念ごと喰らって差し上げましょう)

 ララ様が真正面から怪人達へ慈愛をもって接近し、それに対する攻撃行動をエルさんが片っ端から無力化していく最中、ぐるーりと遠回りしながら、後ろを取ろうと移動している鵺。当然ながら売れ残り達は鵺にまだ気づいていません。
「……その日、その時にしか食べられない、特別なケーキの方が…我輩は、好きだが……」
 ゆっくりと歩を進めるララ様。ただ、向こうが生クリームを射出しようとすれば瞬時にエルさんセコムによる射撃が待っている為、恐怖で手出し出来ないようです。。ララ様自体はまーったく気にしてないようですが。
「……この星の食べ物には…食べられる期間が、あると聞く…その時の為の配合をしてるから…きっとその日が過ぎたら…汝達と、同じ扱いされてしまうのだと思う……」
「違う、クリスマス以外でも転用されるチョコと俺らは等格ではない」
「「「賞味期限切れは我ら以外にも同様に降り注ぐだけ」」」
 こいつら、怨念で折角の話も耳貸してねぇな???
「汝達が自分と同じ者を作っているのだ…悲しくならないか?」
「「「むしろ引きずり込むのが楽しい」」」
「話を……聞いては、くれないのだな……めっ!!」
 既に半額シールの貼ってあったところに追撃のように値下げシールが叩きつけられるように貼られる。しかもそれ、『7割引』って書いてある。完全に投げ売りレベルじゃないですか????
「『一般的な6号ホールケーキは4000円程です』『1200円は投げ売りと判断します』」
 エルさんそこで客観的な事実を述べてあげなくても良いから!!!怪人達のなにかに突き刺さってる!!!!
「……あ、今からでも食べて欲しいなら……我輩なら食べられるかも……」
 突如思い至るように怪人達に改めて近寄ろうとするララ様。ただ、何かを感じ取ったのか、後方に逃げようとする売れ残り達。だがしかし。皆様思い出して欲しい。1人、遠回りして『背後』を取ろうとしていた猟兵が居ることを。あっ、1人仕舞われちゃった。
「ふむ、売れ残りとはいえども中々に……」
「「ひ、ひえっ」」
 そうです。鵺さんが1人捕まえてゆっくりお召し上がり中なよ、エルさんなんで俺の目隠すんです!?
「『捕食の瞬間が放映に不適切と判断しました』」
 いやじゃあモザイクとか掛けてくださいよ貴方電脳魔術師ですよね!?

 最早売れ残り怪人達に逆転の目は無かった。じりじりと、……じりじり、と?にじり寄るブラックタール2名。なお変な抵抗しようとすればエルさんが狙撃銃を構えているのでサービスシーンも起きないらしいですよ。ちぇっ。
「……だいじょうぶだ、怖くない。今から食べてあげるから」
「折角のケーキですし、私達が美味しく完食してあげましょう」
「「拒否、拒否ッ!!!!」」
 全力で拒否しようとするものの、売れ残りの物達は念動力で引き寄せられていく。そして始まるお食事たー……えっ、エルさんなんで俺の目を隠すんです???
「『お見せできない映像と判断しました』」
 いや逆に怖いから!!!音だけでブラックタール2名のお食事シーンとかこわ、いや、やめいやああああああああ!?

(※この後、売れ残り怪人の半分以上が美味しく頂かれました)

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ゼット・ドラグ
「ぐだぐだと辛気くせえ奴らだな!だから売れ残るんだよ!俺たちが全部処分してやるぜ!」
【ワンダレイ】の連中と一緒に共闘。
【ワンダレイ機械化歩兵部隊】で、ロボット軍団を可能な限り召喚し、黒剣の剣の嵐で売れ残ったケーキどもと飛び散るクリームすらも切り刻もうとする。
「ストームフォーメーションとでも名付けようか。さあ、次に処分されてぇ奴からかかってこい!」


星群・ヒカル
早く風呂入りてぇ……(全然落としきれてないチョコ)
てか思った以上に動機がしょうもねーぞてめーら!あとでクリーニング代出せやこんちくしょう!
そして、食べ物を粗末にするなーッ!

【ワンダレイ】で出撃だ
バイクでジャンプして怪人達の真ん中へ突撃
そのまま超宇宙・真眼光波動でまとめて焼き飛ばすッ
ふわふわのスポンジがご自慢なら、まるごと消し炭にしてやる
全員もれなく産業廃棄物行きだ!番長フラーッシュッ!

美味しくいただかれることもなかったケーキの怨霊(?)たち……てめーらの嘆き哀しみはしかと受け取ったぜ(しみじみ)
この超宇宙番長はてめーらのこと忘れないぜ……(風呂入る時くらいまで)

※アドリブ歓迎


アルフレッド・モトロ
うう…俺の、俺の大事なコート…髪にもチョコめっちゃ付いた…(精神ダメージ大)
【ワンダレイ】で共闘。
番長と同じく早く風呂入りたい勢だ!俺にもクリーニング代!!(小物感)

ケーキに肉弾戦を仕掛けたら次はクリームまみれになるじゃねーか!やだー!
ということで鎖鎌の要領で錨を振り回して戦う。ぶんぶん。

そして番長の消し炭作戦に便乗。
ブレイズフレイムでよーーーく温めた錨でこんがりローストしてくれるわ!
…あっ、焼けばまだ食えるんじゃね!?

(アドリブ・絡み・ギャグ歓迎)


アイン・アブソリュート
「ワンダレイの3秒クッキングの時間だよっ☆怨念と八つ当たりの対決な気もするけど気にせず配信スタートッ♪」
【飛空戦艦ワンダレイ】の皆と参加だね

撮影ドローン『ユーイ』に撮影をお願いしつつ実況や突っ込みはMSさんの感想を適当に翻訳して流しておくよ

【エレクトロレギオン】で95体の『ムニ』達を呼び出して60体は皆の支援を行って貰おうかな

上空から編隊を組んで【空中戦】を仕掛け敵の攻撃は【残像】を残すぐらいの無茶な軌道で回避させるね

ボクは残りの『ムニ』達を指揮して怨念印のチョコペンキ缶も廃棄処分を行っておくよ

こんな物が間違って出回ったりしたら大変だから確実に処分しておくね



●上手に焼けすぎました
「早く風呂入りてぇ……」
「うう……俺の、俺の大事なコート……髪にもチョコめっちゃ付いた……」
 アルフレッド・モトロ(蒼炎のスティング・レイ・f03702)と星群・ヒカル(超宇宙番長・f01648)はチョコ塗れから脱出したとはいえ、まだ色々付いていた。
 というか艦長の方は自分から塗れに行ったからある意味自業自得なのでは……!?
「うるせぇ!!番長と同じく早く風呂入りたい勢だ!俺にクリーニング代寄越せ!!」
 えっ、なんで俺と会話出来てんの!?ってまさか。
「ワンダレイの3秒クッキングの時間だよっ☆ 怨念と八つ当たりの対決な気もするけど気にせず配信スタートッ♪」
 アイン・アブソリュート(大空の王を目指す・f06053)さん配信ついでに俺の発言適当に翻訳して流してるうううううう!?
「ほら、実況とか解説の手間が省けると思って」
 そこで俺に頼らないでよ、ちょっと恥ずかしいよ待って下手なメッタメタなこと言えないかも知れない……。
 って縮こまってる場合じゃなかった。真面目な人も居るんでした。

「ぐだぐだと辛気くせえ奴らだな!だから売れ残るんだよ!俺たちが全部処分してやるぜ!」
「「辛気臭くなければ俺達じゃない」」
 相変わらず怨念に塗れている売れ残り共に対し、ゼット・ドラグ(竜殺し・f03370)が構える。
「『お前ら出撃だ!一気に攻めるぞ!!』」
 出撃って何処か……えっ!? なんか巨大ロボットの群れが出現したんですけどォ!?
「あ、巨大ロボットなら飛行ユニットの編隊も大事だよねっ☆ それいけ『ムニ』軍団ッ!」
 うわぁ……一気に世界がなんだか特撮っぽくなってきたぞー??クリーム塗れになりながらも支援を受けて突き進むロボ軍団。ざっしゅざっしゅとケーキ入刀されていきます。
「ストームフォーメーションとでも名付けようか。さあ、次に処分されてぇ奴からかかってこい!」
「「断る」」
「ならばそこのチョコフォンデュ未満をデコレーション」
「ちょ、そっち行ったぞ番長と艦長!!!」
「ケーキに肉弾戦を仕掛けたら次はクリーム塗れになるじゃねーか!やだー!」
 ロボ軍団を潜り抜け、チョコ塗れな艦長と番長に襲いかかる最終売れ残り軍団。艦長、流石に焦って赤熱している錨で殴り始めた。
「鎖鎌の要領で殴れば近づかないで……」
「「クリームのように甘い」」
「「我らのクリームは射撃武器」」
「やめろおおおおおお番長なんとかしてくれええええええええ!?」

 絶叫しながら赤熱した錨を振り回す艦長(エンチャント:チョコ)。一方の番長はバイクで駆け回り、ロボ軍団が一箇所に固めつつある売れ残りを見て『銀翼号』ごと飛翔した。
「ふわふわのスポンジがご自慢なら、まるごと消し炭にしてやる!!!」
「「やめろ」」
「ふわふわスポンジは俺らの生命ッ!?」
 バイクごと身を翻した番長の眼が煌めき、それを見て思い至った艦長が一つの発想に至る。
「……あっ、焼けばまだ食えるんじゃね!?」
 えっ、食う気なんです?????
「ブレイズフレイムでよーーーく温めた錨でこんがりローストしてくれるわ! 」
「「再度の焼成は拒否ィ!?!?」」
 本気で食う気じゃないですかやだああああああ!?
 おいばかやめろと言わんばかりに残党共というか本当に売れ残り共なケーキが右往左往する。だが無慈悲に番長's eyesが光を放つ。
「全員もれなく産業廃棄物行きだ!番長フラーッシュッ!」

 上 手 に 焼 け ま し た。
 というか黒焦げ通り越して跡形も残っていません。誰ですか焼けばまだ食えるんじゃね?って言った人。焼き過ぎです。
「おーおー、売れ残りが全部産業廃棄物になっちまったなー、番長……」
「美味しくいただかれることもなかったケーキの怨霊(?)達……てめーらの嘆き哀しみはしかと受け取ったぜ」
 しみじみと最早跡形も残らず召されていったケーキを思う番長。
「この超宇宙番長はてめーらのこと忘れないぜ……」
 とは言うものの、風呂入ったら綺麗さっぱり忘れ去られそうな気がしています。あーれー?

 ちなみにチョコペンキの在庫は裏でアイン君が丁寧にお焚き上げ(物理)をしたそうです。
 しかし、この怪人達の上司は一体誰なのか。つーか上司の命令無視して暴走してたのでは疑惑もあるが、こーんな傍迷惑なペンキの発想元は徐々に猟兵達の側に近づいていたのである。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『カロリー執事』

POW   :    血糖覚醒
【自らの野望の為 】に覚醒して【全身が高カロリーな食べ物】に変身し、戦闘能力が爆発的に増大する。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
SPD   :    カロリーボム
【口に向けて一日分超の高カロリーな食べ物 】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ   :    お食事会
いま戦っている対象に有効な【相手が好みそうな食べ物(カロリー激高) 】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は宇冠・由です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●部下は選ぼうという話
「はて……私がお願いしたのは『幸せのチョコレートペンキ』ということでしたのに。どうしてこのようなことに……?」
 と、猟兵達の眼の前に現れた紳士然とした怪人は首を傾げる。
 そりゃそうだよ。チョコレート怪人じゃなくて売れ残りクリスマスケーキ怪人に頼んだのが間違いだって。幸せどころかチョコレートへの怨念をたっぷり蓄えた連中に幸せを作れる筈が無いって。

「ですが、起きてしまった事は事実。仕方ありません。皆様に非礼を働いたお詫びといってはなんですが……」
 執事の如き作法で繰り出されるのはチョコレートパフェ、ティラミス、ガトーショコラ、チョコレートアイス、etc。
「バレンタインフェアということでいつもよりチョコレート増量でございます」
 いや、これよく考えたら翌日に体重計が乗るのが怖すぎるラインナップだ!!!
「それでは、私の持て成しで、皆様……良い『重い出』を……」
 あっ、こいつカロリーで猟兵達を肥え太らせる気だ!?本来の目的が成就してなかったことに半ば安堵しつつ、猟兵達は(一応)元凶の執事に挑む!!!
ララ・トゥルリ
同行者:黒曜・鵺
【WIZ】対応

……我輩…まだ、食べ物というと…ホットチョコレート…と…売れ残りケーキ(前回の怪人)しか…食べたことがない、な…
かろりー、が…何か、解らないが…歌ったり【キュア】…ぽよぽよ【バウンド】して…休憩したら……きっと大丈夫……

(ひと口ひと口、ずっと美味しそうにもくもく食べて)
…こくよー、黒曜…これも、美味しいぞ…あげよう……(食べさせようとする)
…まだまだ、続々と…出て来るな……でも、こういうおもてなしは…嫌いじゃ、ない…
だが…そうだな…そろそろ…塩気のあるものが…欲しい……、食べる者の気持ち…理解してきた…な…
……。……………。


……あぁ、なんだ…肉も…あるじゃないか…


黒曜・鵺
※同行者:ララ・トゥルリ

・何とも……おいしそ……甘そう…おかしな方が出てこられたものですね。とはいえ、この方が元凶なのでしょう。しっかりと完食…いや、退治してしまいましょう。

・今回はララさんの護衛を行います。「オーラ防御」を全開にして彼女の側に立ち、「かばう」で守り抜く他、【サイコキネシス】「念動力」も用いて飛び道具や接敵を阻害。ララさんの行動をサポートします。

・いざとなれば私の方に【サイコキネシス】「念動力」で一気に引き寄せ、「咎人喰らいの樽」でがぶりと食べ…いや、拘束してしまいましょう。暴れようが何しようが「グラップル」で離しません。

・依頼が終わったらララさんとデート……してみたいですね。



●もうすでにデートなのでは?と訝しんだ
 ボス戦は始まりました。ええ、確かに始まりました。ですが眼前には甘い光景が繰り広げられていました。
「何とも……おいしそ……甘そう…おかしな方が出てこられたものですね……」
 さらりと執事の振る舞う菓子を食べながら美味しそうに食べ進めていくララ様を眺めているのは黒曜・鵺(影渡り・f10896)。
「……こくよー、黒曜…これも、美味しいぞ……あげよう……」
 そんな鵺に菓子を勧めていくララ様ことララ・トゥルリ(夢の残骸・f02036)。当然ながらおかわりもありますよ、とカロリー爆弾を勧めまくる執事も居ます。
 ひょっとしなくてもこれはデートなのでは?????? 鵺さん鵺さん、仕事終わったらデートしてみたいって言ってましたけどもう既に空気がデートじゃないですかね?????

「……まだまだ、続々と……出て来るな……でも、こういうおもてなしは……嫌いじゃ、ない…」
「ふふふ、そうですね……。ですが甘い物が多くてそろそろ……」
 流石のカロリー爆弾という糖分のオラオララッシュにデートっぽい雰囲気の猟兵2名も味の変化を求め始める。そう、具体的に言えば。
「だが……そうだな……そろそろ……塩気のあるものが……欲しい……、食べる者の気持ち……理解してきた……な……」
 塩気を求めるララ様に同意をかけていく鵺。なお執事は焦り始めています。
「しょっぱいもの……とかですかね?流石に此処まで来ると食べ飽きてしまいますし……ですが」
 此処で、二人が、執事の方を、ぐるりと、向いて。
「「……………。」」
「な、なんでございましょうか……?」
 突然向けられた眼差しにビビる執事。そりゃそうだ。だってそれは……
「――あぁ、なんだ…肉も…あるじゃないか…」
 捕食者の眼差しなんだもん。

「わ、私に可食部は無いと自己申告させて頂きたく存じましてですね!?」
「まーてー……」
 デートの雰囲気が一変、始まったのは捕食者と被捕食者の追いかけっこ。執事も必死に抵抗するものの、鵺が護衛として念動力を行使しているため、あんまり効いてない。というかむしろ……
 鵺に吸い込まれかけてる。
「捕まえました、よ?」
 温和な笑顔が今めっちゃ怖いですよ鵺さん。執事をガッチリホールドしてますが、執事もジタバタ。そして迫るララ様……

『しばらくおまちください』
(映される美しい花畑の映像)

「はぁ、はぁ……これでは婿にいけません……」
 まるでなにか大切なものを失ったかのようですが、そりゃそうだ。この執事、物理的に喰われかけたんだもの。あ、当然やましい意味じゃないからな。
「残念……全部、食べさせて……貰えなかった……」
 残念そうな顔しないでください、🔵が物理的に足りないんで完食させられなかったんですよララ様……!!!!
「完食は出来ないのならば……何度もやってみるだけでしょうか、ね?」
「そういう問題ではありません……!?」

 カロリー執事。無事に生きて帰れるのか。たぶん無理だけど。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エル・クーゴー
●WIZ
当機はその辺の物影に潜伏します(迷彩&目立たない)

そして――友軍を展開します
コール、ウイングキャット『マネギ』(羽の生えたデブ猫をモリモリ召喚)

目標の撃滅に際し、リソース運用管理常駐プログラム「モッタイナイ精神」を全解除
マックス100体を一挙召喚、撃破対象へ差し向けます

これは敵にマネギ達をこそ「いま戦っている対象」として認識させる企図を持ちます

マネギ達はデブなので幾らでも食べます
100体がかりで食べます
飽和攻撃合戦の様相の観測が予測されます


頃合ないし隙を見て【ロングレンジ・ファイアワークス・ドライブ】
敵へのヘッドショットを敢行します(攻撃特化狩猟の魔眼・スナイパー・誘導弾・吹き飛ばし)



●デブ猫、カロリー爆弾に立ち向かう
 そんな光景もありましたが、今回はそんな状況にも突っ込みせず潜伏していたのがエル・クーゴー(躯体番号L-95・f04770)さん。貴方は今何をやって……
「『リソース運用管理常駐プログラム「モッタイナイ精神」、セーフティを全解除します』」
 なんか珍妙な名前のリソース管理プログラムが解除されたんですが何が始まるんです?
「『――解除確認。友軍を展開します』」
 その言葉と共に現れたのが……

 部屋を埋め尽くすデブ猫型機械兵器の群れであった。……えっ?
招き猫のようなカラーリング、手元には『招福(読み:まねぎ)』と書かれた小判。背中には翼。そんな猫型機械兵器……機械兵器???の群れが天井を埋め尽くす程に100匹……100機??え、これどっち??も飛んでるんだからもう語彙も失う。
「……流石に団体様へのおもてなし準備は……」
 流石の執事も絶句する。が、このままだと襲われると本能的に察知したのか、カロリー爆弾じみた菓子を大量に振る舞うのだが……この機械兵器、なんか可笑しかった。
 片っ端からカロリー爆弾を貪りつくしているのである。
 というか機械兵器に食欲あるの!?!?これ機械兵器ってよりは猫なんじゃないの????そうと言ってよエルさん!?
「『マネギ達はデブなので幾らでも食べます』」
 それ答えになってないって!!!
 ……あ、そんなこんなしてる最中の隙間を狙って執事にヘッドショット決めてるよエルさん……。

「ど、どこからで……いや待ってくださいませ、私は食べれなアーッ!?」
 頭部への傷を庇いながらもデブ猫の群れに沈みかけている執事。ねぇ、本当にこの執事、無事に帰れるんだろうか。というか喰われずに済むのだろうか。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミーヤ・ロロルド
「美味しそうな怪人さん、見つけたにゃ……(きらーん ☆ ☆)」

いつもの野性的な嗅覚と勘(?)とで、美味しそうな怪人さんの持ってるお菓子や頭(!)に、すぐさま食いつき! 攻撃だって、関係なし。食べる為なら、甘んじて受けちゃいます。なぜなら、デザートは別腹!
「アイスもチョコも、みーんな、大好きにゃあ!」

あ、美味しく食べるために、きちんと休憩!
「甘くてほんわか、幸せデザート♪ すこぉーし運動すれば、また食べられちゃうにゃぁー♪」
嬉しそうにシンフォニック・キュアで回復も交えて、美味しくいただきます。

「にゃにゃーん、甘ーいおっかわり、プリーズにゃ♪」
満足げにチョコペンキ等食べられるものを完食です!


ララ・トゥルリ
\デザートおかわり/

そういえば…幸せ……愛を汝(執事)に示せてなかった…な…
……(今は)食べないから…こっちにこい…労わろう……
(自分の太股に寝かせてよしよししようとする)

執事とて…休暇は必要だからな……さっきのスイーツ…美味しかった…
流石だな…おもてなしの心得が…出来ている…
…部下も、最後はともかく…あれだけ纏められたんだ…汝も幸せになってほしい……
(標準ウィスパーボイスでめちゃくちゃ褒めちぎる)

……あぁ…クリームまみれになってしまったな…仕方ない…後で…誰かに舐めてもらおう……
それじゃあ…そろそろ大丈夫だろうか…


今度こそ、汝が食べられるか、試してみよう…(微笑)



●ごちそうさまでした
 デブ猫の海に沈みかけている執事に新たな捕食者の眼光が迫っていた。
「美味しそうな怪人さん、見つけたにゃ……」
 デブ猫の海に新たなる影が飛び込んだかと思うと、頭部とかに全力で噛み付いた。
「アイスもチョコも、みーんな、大好きにゃあ!」
 執事は目撃した。自らの頭部をアンパンマン方式でかじりついたミーヤ・ロロルド(人狼のガジェッティア・f13185)。
 一瞬私は宇宙猫みたいな顔になったのですが生態系の神秘にこれ以上言及すると怖い気がするので一旦片隅に追いやる。こほん。

「だから私は食べれな」
「食べれたにゃ?」
 結果論の話ではありませんんん!!と絶叫しながらカロリー爆弾を新たな闖入者へ連打するが、全て捕食されていく。
「甘くてほんわか、幸せデザート♪ すこぉーし運動すれば、また食べられちゃうにゃぁー♪」
 う、歌えば消費も回復も出来るだとッ!?と言いたいが実はもう既にやってる人居たりする辺り、シンフォニアの中では常識だったりするんでしょうか。教えて偉い人。『重い出』に変わる前にカロリーが運動と休憩中の歌唱で燃焼されていく。
「にゃにゃーん、甘ーいおっかわり、プリーズにゃ♪」
 元気よくおかわりをするのだが、気づけばそこに執事はおらず。残されたのはデブ猫の海に塗れた自分のみ。
「あれー?どこに行っちゃったのにゃ……?」
 くるくると視線を回すミーヤは、とある1点でその執事(食べかけ)を目撃することとなる。

 ふらふらと這々の体で逃げ出そうとしていた執事を呼び招いたのはララ・トゥルリ(夢の残骸・f02036)。うっかり蠱惑的な手招きにホイホイされてしまった執事。膝枕に収まってしまう。
「執事とて…休暇は必要だからな……」
 労るように執事に愛を示すララ様。下心が無い様に見えますが、実はあります。それに気づかずに執事は休暇を始めてしまう。
「さっきのスイーツ…美味しかった……流石だな……おもてなしの心得が……出来ている……」
「……部下も、最後はともかく……あれだけ纏められたんだ……汝も幸せになってほしい……」
 次々に囁くような言葉で褒めちぎられる為、部下の暴走、居るかどうかも分からない上司への憤懣、その他諸々が一瞬にして浄化され、
(ああ至福でございます……)
 って面になっている執事。まさか奉仕する側に奉仕されるとは思わず日頃の心の疵にクリティカルヒットしているようです。
 ララ様は膝部分が食べかけなのが原因で接地の多いアイスクリーム部分でべとべとになっていたが、これもまぁ後で誰かに……と考えていた。悪いことは言わないからシャワー浴びた方が手っ取り早いと思います。

 だが執事は膝枕に気を良くして、とある事実がすっかり抜け落ちていた。具体的には『3章序盤』ぐらいに合った事実である。そんな執事に魔女が優しく言葉を掛ける。
「それじゃあ……そろそろ大丈夫だろうか……」
「……?なんでございましょう?」
 嫋やかな微笑みから紡がれた言葉は。
「今度こそ、汝が食べられるか、試してみよう……」
 魔女からのある種の死刑宣告だった。

「あ ー っ ! ?」
 工場に、執事の絶叫のみが木霊した。執事がどうなったかは、現場の猟兵達しか知らない……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月01日


挿絵イラスト