帝竜戦役③〜盤上の竜と戦うもの
●盤上の竜
1つめと2つめの地を越えた先、盤上の大地に降り立つ一つの竜は呟く。
「いくら先手をうたれたとて勝利への道先は消えぬものでは無い」
憎き猟兵達がこの地へ来ようとも。そして
「例え捨て駒となろうとも」
勝利をヴァルギリオス様に捧げねばならない。
●竜の名は
「はろーはろー、猟兵の皆!元気に帝竜戦役で戦ってるかな?」
ピンクの瞳を集まった猟兵たちに向けてケイ・キャッスル(偶像メルト・f26046)は言った。
「帝竜の1体、帝竜『カダスフィア』への道が開けたよ!至急向かってほしいんだ」
走り抜けた戦場は2つ。ようやく見えた一体目の帝竜だ。
「倒していかないとヴァルギリオスにも辿り着けないからしっかり皆で倒しちゃってね!」
こいつの特徴なんだけどーー。とケイは資料を読みながら続ける。
「チェス盤の様な大地の上に居るみたい。チェス盤ってわかる?そう、黒と白の盤上遊戯だよ」
ケイはチェス盤を持ってきて机にぽんっと乗せる。黒と白の盤に沢山の駒。ビショップの駒を持ち指で遊びながらも話を続ける。
「これに伴った能力を持っているみたい。チェス盤の大地と合体したり、チェス型のゴーレムを出現させたり…」
…ところでこの竜、どこでチェスを知ったんだろうね?と軽く首を傾げる。まぁその疑問は置いといて。
そうそう、と思いだしたように言葉を繋ぐ。
「この竜、最初に先制攻撃をしてくるみたい。だからその対処法を考えて挑んでほしいんだ」
それをしなければ、一番最初の攻撃で倒れる事になってしまう。流石にそれではいけない。
「…まぁ、君達なら大丈夫大丈夫!期待してるよ!」
明るく笑って転送ゲートを出現させ、ケイはその手を振った。
笹山ぱんだ
こんにちは、笹山ぱんだです。
戦争シナリオ3つめ、ついに現れた一匹目の帝竜との戦いになります。
今回のプレイングボーナスは
『敵のユーベルコードへの対処法を編みだす』
敵は必ず先制攻撃をしてくるのでいかに防御し、反撃に移すのか、が重要になります。
今回の難易度はやや難…ということで若干厳しめ目線にさせていたただ来ます。
皆さんの帝竜との戦い、楽しみにしてますね!
それでは、良き戦いを。
第1章 ボス戦
『帝竜カダスフィア』
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POW : ビルド・カダスフィア
無機物と合体し、自身の身長の2倍のロボに変形する。特に【チェス盤化した、半径100m以上の大地】と合体した時に最大の効果を発揮する。
SPD : ミリティア・カダスフィア
【チェス型ゴーレムの大群】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ : 形成するもの
自身からレベルm半径内の無機物を【チェス盤やチェスの駒を模した怪物】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。
イラスト:あなQ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アイン・セラフィナイト
自分を捨て駒扱いか……凄い覚悟だね。味方だったら素直に尊敬するところだけど……。
キミ達を逃せば、世界は破滅に向かう。勝負だ、カダスフィア!
【対策】
『神羅の鴉羽』で『空中戦』、敵からの飛び道具を『暁ノ鴉羽』で『オーラ防御』するよ!
【反撃】
行くよ、神羅、万象!【魔を滅ぼせ】!
圧倒的物量に対抗するには大魔術を行使するしかない!
神羅が鴉羽の刃の嵐を展開、万象が弱点を看破し、光の刃で眼下のカダスフィア纏めて全てを『蹂躙』する!(範囲攻撃・動物使い・全力魔法)
更に、『境界術式』で喚び出した魔書から魔弾の雨を降らせて追撃だ!(属性攻撃・魔力溜め・リミッター解除)
ボクは子供だけど……甘く見てもらっちゃ困るよ!
ルテネス・エストレア
ひとつふたつの物語が終わり、みっつめはいよいよ帝竜の物語
気を引き締めて死力を尽くさなくてはいけない
あなたの物語を終焉へと導きましょう、帝竜『カダスフィア』
☆先制攻撃への対処
星物語が綴られた魔導書に【全力魔法】をかけて魔導書を中心にした防御結界を張るわ
聖なる星の加護をわたしに
白き光の結界をわたしの周囲に張り巡らせて全方位からの攻撃に備える
【第六感】で攻撃地点を予測して、その方向には殊更強い魔力を注ぐ
☆攻撃
【第六感】で攻撃の転換に適したタイミングを計る
星結の魔法を【全力魔法】で行使
通常より更に速く、更に強力な星を連続で降らせましょう
すべてを貫く彗星を此処に
わたしの全力の魔法をお見舞いしましょう
●盤上の竜と戦うものたち
盤上の地に座するのは帝竜『カダスフィア』。身体にはチェスをイメージしたような装備を着けている。左の腕は3本生えシルエットは歪な形になっていた。
「自分を捨て駒扱いか……凄い覚悟だね。味方だったら素直に尊敬するところだけど……」
海色の髪を靡かせ、アイン・セラフィナイト(精霊の愛し子・f15171)はその地に立っていた。竜は敵だ。その心情は凄いとは、思うけれど。
「キミ達を逃せば、世界は破滅に向かう。勝負だ、カダスフィア!」
アインは神羅の鴉羽を背中に現し、空へと羽ばたく。そして暁ノ鴉羽を使いオーラ防御の体制を取った。
(ひとつふたつの物語が終わり、みっつめはいよいよ帝竜の物語)
1つ目はくろうさぎの物語、2つめの猫の物語。そして現れた3つめの物語は帝竜カダスフィアの物語。
ルテネス・エストレア(Estrellita・f16335)は気を引き締める。倒す為には死力を尽くさねばならない。
「あなたの物語を終焉へと導きましょう、帝竜『カダスフィア』」
星の少女はそう言って星物語が綴られた魔導書に自身の全力を使い、防御魔法を張った。
猟兵達の出現に気付いた帝竜カダスフィアはチェス型ゴーレムの大群を呼び出し二人を攻撃させる。それはまるで大きな銃弾を受けているかのようだ。
二人が防御を取っていても、それが止むまでは一歩も動けない。
「くっ…!」
「ううっ…!」
嵐のようなそれが去ればカダスフィアもやっと猟兵達の姿を垣間見た。
「ここから先は進ません。我の全てを使い果たしても」
それは覚悟。ヴァルギリオスに捧ぐ忠誠の証。
だが猟兵達もその先へと進まねばならない。
「ボクは子供だけど……甘く見てもらっちゃ困るよ!」
アインは言う。子供の姿をしているとしても立派な猟兵である。ここに立っている今、この戦線を戦う戦士だ。
それは百の年数を生きたヤドリガミのルテネスも一緒だ。
「わたしの全力の魔法をお見舞いしましょう」
これは二人の覚悟。この世界を守る為、先へ進む。その為にこの帝竜を倒すのだ。
「行くよ、神羅、万象!【魔を滅ぼせ】
」
圧倒的な物量には、それに勝る大魔法を行使するしかない。アインはそう思い
傍らの黒と白の鳥に語りかける。
黒い羽が嵐を巻き起こし、白い鳥がカダスフィアの弱点を探る。しかし弱点を探るのは中々に難しいーー。ならば、それを作るのみ。
光の刃を用いそのチェスの鎧を剥ぎ取り魔弾の雨を降らせ追撃を行う。
同じ場所を攻撃されればカダスフィアもそこが痛みだす。
それを察知したルテネスは全力で【星結】の魔法を発動させる。
それは通常時とは比べられないほどの数と大きさの煌めく星。
「すべてを貫く彗星を此処に」
帝竜の物語を終焉へと導くために二人の魔法使いは死力を尽くしたのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
旗村・グローリー
帝竜を相手取ろう。
チェスをモチーフとした能力を持つらしいが……
なに、全く問題は無い。
何故ならジャイアントパンダは白と黒。すなわちチェスだ。
むしろチェスそのものと言っても過言じゃない。
キング、クイーン、ビショップ、ナイト、ルーク、ポーンに続く7つ目の駒!
自在に戦場を動くパンダとなって、竜の目を欺き、そして仕掛けるのみだ。
パンダマシン1号2号を駆り、疾風の一撃を繰り出そう。
生物界最強決定戦の相手として、久方ぶりに腕が鳴る相手。
ジャイアントパンダこそが最強なのだと世に知らしめるために。
チェスの必勝法を知っているか、カダスフィア。
――――それは、対戦相手をぶっ飛ばせば良い、って事さ。
●パンダ≒チェス
帝竜を見上げパンダのマスクを被った男、旗村・グローリー(ザ・ジャイアントパンダ・f04986)は呟いた。
「チェスをモチーフとした能力を持つらしいが……」
チェスの白黒模様の大地は先に戦っていた猟兵達のお陰で少し崩れている。
「なに、全く問題は無い。何故ならジャイアントパンダは白と黒。すなわちチェスだ。むしろチェスそのものと言っても過言じゃない」
それならシャチもチェスでは無かろうか。全くの暴論である。しかし暴論も突き進めれば真実に成り得る。
「そう、おれはキング、クイーン、ビショップ、ナイト、ルーク、ポーンに続く7つ目の駒!」
(自在に戦場を動くパンダとなって、竜の目を欺き、そして仕掛けるのみだ)
パンダマスクがにやりと笑む。チェス盤を駆け抜けるパンダの物語が、今始まったーー!
パンダマシン1号と2号を駆り、疾風の一撃を繰り出す。その容姿とは違い素早い動きをするパンダマシンはグローリーを乗せたまま、周りの無機物と合体し大きくロボの形態に変化したカダスフィアに突撃をする。
怯むことはない。グローリーがここに居るのはジャイアントパンダこそが最強なのだと世に知らしめるためなのだから。
「チェスの必勝法を知っているか、カダスフィア」
「…なんの話だ」
グローリーの言葉にも律儀に返事を返すのはカダスフィアの元々の気質なのだろう。
「――――それは、対戦相手をぶっ飛ばせば良い、って事さ。」
「ーーなら、やって見せれば良い、猟兵よ!」
このカダスフィア、全てを持って戦おう!
成功
🔵🔵🔴
ナイ・デス
勝利への道は消えない、ですか
それはこちらも、同じ
私達は、あなたを倒して、勝利へ、進みます!
大群を見据える。律儀に付き合う必要は……ない、ですよね!
【念動力】で自身を【吹き飛ばし】て敵の動き【見切り、空中戦】
すり抜けようと……した、と思わせる
浅はかだ、と
避けきれない
【覚悟、激痛耐性、継戦能力、カウンター】耐えて、数体仕留めたが、と
致命傷を負う。それをみせる
通ったのは視線のみで、倒れたと、思わせ
私の捨て駒も、私です。王手(チェック)
致命傷負ったと同時、瞬間移動染みた
『今はあなたの後ろにいる』
【暗殺、鎧無視攻撃】黒剣鎧の刃を刺し【生命力吸収】
不意打ち、虚脱感、隙を作る
詰み(チェックメイト)に、繋げる
●チェス盤上の攻防
「勝利への道は消えない、ですか。それはこちらも、同じ。私達は、あなたを倒して、勝利へ、進みます!」
赤い瞳でカダスフィアを見上げ、ナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)宣戦布告をした。見据えるのはチェス型ゴーレムの大群。
「律儀に付き合う必要は……ない、ですよね!」
ナイは己の身体を念動力で吹き飛ばし、大群の間をすり抜けようとするーー。
「ふん、無駄な事を…」
チェス型ゴーレム達は一斉にナイに襲いかかる。予期し覚悟を決めていたとはいえその攻撃は凄まじく、致命傷を負う。カダスフィアと目が合った
「私の捨て駒も、私です。王手(チェック)」
ナイはふ、と微笑んだ。
瞬きの瞬間、傷を追っていない身体を構成し、カダスフィアの背後に現れ、黒剣鎧の刃をその背に突き刺す。
傷付いた肉体は既に消滅していた。
「なん、だと…」
刃を突き立てたそこから生命力を吸い取ればカダスフィアは虚脱感に襲われゆらりと身体を揺らす。
己の身体を利用し、チェックメイトに繋げる。ナイはそれをやり遂げた。
大成功
🔵🔵🔵
護堂・結城
デカいもんにはデカ物か強烈な奴って相場が決まってる
理不尽に命が散らされるのを黙ってみてられねぇんでな
外道狩り、始めさせてもらうぜ
【POW】
・先制対策
【魔力溜め・全力魔法】で威力を上げ
【無酸素詠唱・多重詠唱・高速詠唱・早業】による無数の【呪詛・誘導弾・一斉発射】
炎と風の【属性攻撃】も使って【爆撃・衝撃波・範囲攻撃】で攻撃への【カウンター】だ
・攻撃
大地と合体したっていうなら、こいつだな
指定UCを発動、海竜装を纏って地中潜行、合体した大地の部分を移動
喉や関節などの弱点を狙って海竜の顎で【怪力・生命力吸収・捕食】の噛み砕きを仕掛ける
【毒使い】の毒で【蹂躙・継続ダメージ】もおまけしてやる
●盤上への挑戦者
「デカいもんにはデカ物か強烈な奴って相場が決まってる」
護堂・結城(雪見九尾・f00944)が色の違う両の目を帝竜カダスフィアに向けた。
「理不尽に命が散らされるのを黙ってみてられねぇんでな…。外道狩り、始めさせてもらうぜ」
カダスフィア含む帝竜がこの世界に存在を続けていれば滅んでしまう。この地の民を護るためそれだけは防がなければいけない。
カダスフィアは大きく変化する。そのチェス柄の大地と混じり合い元の形から2倍の大きさのメカになった。
結城は全力で魔法を紡ぎ、幾度も連なる詠唱を重ね合わせ呪詛と誘導弾を一斉射撃する。それに誘導されるよう大きな身体は動き周りを巻き込み破壊していく。もちろん結城の事もターゲットにしていた。大きな拳が降ってくれば炎の風の魔法でそれを吹き飛ばすように爆撃と衝撃波を起こす。爆弾が爆発したような、大きな音が戦場に広がった。
「ぐ…」
カダスフィアが呻く声が聞こえたが、まだだ。結城は更なる戦略を繰り広げる。大地を泳ぐ海竜はそれと合体を果たしたカダスフィアの身体をも移動し、その喉を噛み砕く。更に噛み砕いたそこから毒を回らせて継続的にダメージを与えるようカダスフィアの身体に埋め込んだ。
「がっ…グ…まだ…まだだ…!猟兵達よ…!これしきの事で、倒れる我では無いぞ…!」
溜まったダメージは大きいだろう。こんなものはカダスフィアの強がりに過ぎない。
最初の竜との戦いは、もうすぐ終わりを迎えるーー。
大成功
🔵🔵🔵
メンカル・プルモーサ
……さて、戦術比べといこうか……
そちらが捨て駒と自覚あるなら時間はかけてられないからね…
…そちらが怪物の軍勢を出してくるのであれば…こちらは幾重もの罠で対応しようか……
遅発連動術式【クロノス】により周囲の空間・地面に術式による足止め用の罠や閃光などで目潰しをする罠、氷や光の槍で縫い止める罠などを多数設置して怪物の軍勢の進軍速度を落とさせて時間稼ぎ…
…その間に【竜屠る英雄の詩】を発動…装備武器に竜殺しの概念を宿すよ…
…そして黎明剣【アウローラ】に魔力を充填…長大なる竜殺しの刃を形成…横薙ぎにして軍勢ごとカダスフィアを斬り倒す…
…即興斬竜術式【グラム】…その身に受けて味わってみろ……
●盤上の竜との対峙
「ぐっ…まだだ…これしきの事で倒れる我では無いぞ…!」
先の戦いで傷付きつつもまだ立ち上がり猟兵達と戦おうと視線を向けるカダスフィア。
「……さて、戦術比べといこうか……。そちらが捨て駒と自覚あるなら時間はかけてられないからね…」
メンカル・プルモーサ(トリニティ・ウィッチ・f08301)が眼鏡越しの青い瞳をカダスフィアに向けた。
カダスフィアがしているのは己の命を使った時間稼ぎだ。ここで大勢の猟兵達を足止めしていれば、彼らの準備は整い戦況を崩すのは難しくなるだろう。そうならないよう、速やかに倒しておかなければいけない。カダスフィアは己の周りにある無機物達を使い、チェス盤やチェスの駒を模した怪物に変えた。それを操作し、メンカルへと向かわせる。メンカルは遅発連動術式【クロノス】を使い、地面や空間に罠を張り巡らしていた。
怪物の軍勢はそれに当ればトラップが発動し、敵の足を遅らせた。氷の槍、光の槍、閃光の目潰し…行く手を阻み進行速度を緩める。
「厄討つ譚歌よ、応じよ、宿れ。汝は鏖殺、汝は屠龍。魔女が望むは災厄断ち切る英傑の業…」
黎明剣【アウローラ】に竜殺しの概念を植え付ければそれを構え、横薙ぎにし軍勢諸共破壊をする。
「…即興斬竜術式【グラム】…その身に受けて味わってみろ……」
「が、グア…!!猟兵め…、我らの悲願、決して崩れるものではない…っ」
膝を降りながらもカダスフィアは言う。カダスフィアが倒れても…他の帝竜達が成し遂げてくれると、思っているからだ。
「なら、全部倒すまで」
全ての竜を、この竜殺しの剣で。
大成功
🔵🔵🔵
ルード・シリウス
ハッ、自らを捨て駒とするか…
成程、己の総てを賭けてでも俺達に勝つという事だな。流石だ…だからこそ、喰らうに相応しい
俺もお前等を喰らう為に端から全部賭けてるんだ。さぁ、殺り合おうか
神喰と無愧を構え、外套と靴の能力で気配と音を殺しつつ、残像を囮にしながら二刀による防御で攻撃を凌ぎながら反撃の機を狙う
勝利の為の最善手を打つのなら、精々打たせてやろう。逆に言えば、相手の手を読み、反撃の手を打つ布石となるからな
上手く凌ぎきったら、【魂装】で武装の真名及び自身の真の姿を解放。これまで喰らった敵を憑依し能力強化からの接近。二刀による連撃と同時に捕食と生命力吸収で、攻撃と同時に血肉を喰らっていく
●盤上の竜と倒す者。
「が、グア…!!猟兵め…、我らの悲願、決して崩れるものではない…っ」
ひゅー、ひゅー、と荒く息を吐きつつも戦闘の意思を消さないカダスフィアの姿は既に満身創痍だった。その身体を持って猟兵達の前に立ちふさがり命を散らそうとする姿にルード・シリウス(暴食せし黒の凶戦士・f12362)は嗤う。
「ハッ、自らを捨て駒とするか…成程、己の総てを賭けてでも俺達に勝つという事だな。流石だ…だからこそ、喰らうに相応しい」
カダスフィアは地面と合体し、歪なメカへと姿を変えていく。相手に不足は無いだろう。
「俺もお前等を喰らう為に端から全部賭けてるんだ。さぁ、殺り合おうか」
暴食剣「神喰」と呪詛剣「無愧」の2つの剣を使い、カダスフィアを翻弄し、腕を4本全て切り落としてしまえば敵は地に伏せた。ユーベルコード【魂装・神魔喰ライシ暴食ノ暴君】を使い身体に紋が刻まれた真の姿に変えその首を2つの剣で切り落とす。それと同時に捕食を行えば、程なく帝竜の姿は消えた。
帝竜カダスフィアは、こうして、この地から姿を消すことになる。
しかし猟兵達の歩みは止まらない。
ゴールはここではない。目指すべきモノは帝竜ヴァルギリオスなのだから。
大成功
🔵🔵🔵