●その島は、彼女の思うままに
荒れ狂う海の中にいくつもの島が浮かぶグリードオーシャン。その中の一つに絶望が支配する島があった。
『プリズン・アイランド』。そうよばれるようになったその島は、一人のコンキスタドールによって支配されていた。その島の海は、支配者のメガリスによって、氷の海と化し、何人も入ることなく、誰も出ることが出来なくなっている。まさに絶海の孤島だった。
この島の女王は、この島を支配するだけは満足出来ず、近隣の島からも好みの若い娘を配下に攫わせているのだった。
「いや…!放して…!」
恐怖に怯えた少女が、自分を掴むモノにささやかな抵抗を試みる。彼女を掴んで空を飛んでいる蜂のような化け物はそれを特に意に介さず、己の任務を全うする。荒ぶる海をものともしない蜂は女王にとってうってつけの運び屋だ。凍りついた海を渡り、女王の待つ城へとやってくる。
「きゃ…!?」
蜂は牢獄のような巣の床へと、無造作に少女を放り出す。そこには、彼女の他にも島の外から連れ去られてきた者達が不安げに顔を見合わせている。
「ようこそ、わたしの城へ」
彼女らの前に現れたのは、禍々しい槍を錫杖のように携えた際どいボンテージ姿の妖艶な雰囲気を纏ったこの島の女王、リエンナ。彼女は、連れてこられた娘たちを一人ひとり値踏みしていく。
「いいわぁ、わたしのコレクションにぴったり。さぁ、やってあげなさい」
蜂たちが、色とりどりの際どい衣装を持ってくる。
「い、いや…!」
「そんな恰好…!!」
娘たちは拒絶するが、蜂たちは容赦なく彼女らの着衣を引き剥がし、際どい衣装を着せていく。
「ふふふ、似合ってるわよ…?」
それを満足気に眺める女王。城の外にいる男も女も老いも若いもみな同じように恥辱的なコスチュームを着せられた島の住民たちはその悲鳴の声に絶望するしかなかったのだった。
●絶望の島を解放せよ。
「…というわけなのよ」
グリモアベースに集った猟兵達に、カナタ・アマガは自分が予知した事件の内容を簡単に語る。
「『グリードオーシャン』のとある島をコンキスタドールがのっとったの。島民たちは、無理矢理恥ずかしい恰好をさせられて支配されてる…まさに『プリズン・アイランド』の名前にふさわしい状況になっているわ」
元々は、『ダークセイヴァー』から抜け出してきた島は、ヴァンパイアの支配から逃れることが出来る『安全な牢獄』を意味してつけられた名だったのだという。それが、今では、彼ら自身を閉じ込める文字通りの『監獄』となっているのだ。
「とにかく、コンキスタドールの企みをこのまま放っておくわけにはいかないわ」
まずは、島に入ることである。島は凍結した海に覆われている。上空は嵐の関係で、飛行して侵入するのは得策ではない。氷を破壊しつつ鉄甲船で突入することになる。鉄甲船のように大型の船で直接乗り込むことで、島の住人に猟兵が助けにきたことを印象付ける。それにより、彼らの中にある反逆の心を呼び起こすのが狙いだ。
「島についたら、島民たちを引き連れて、女王の城を攻めるわ」
女王配下の蜂を排除しつつ、城の中に囚われている娘たちを解放していくのだ。女王配下の蜂はとにかく数が多い。島民たちとの連携だ大事だ。島民は、牢屋をあけたり、解放した娘を安全なところにつれていく役目が主になるだろう。ユーベルコードを使えるものもいるので、倒すまでもいかなくても敵を足止めしたりすることもできる。
「そして、最後は女王を倒すのよ」
女王『貶める者』リエンナは、槍のメガリスによって、変身能力をもっている。自分に化けて際どい恰好をするという精神攻撃をしかけてくる。ある意味一番やりにくいタイプの相手だろう。
「こんな変なことを企むコンキスタドールから島民を救い出すのよ!」
夢月
こんにちは。マスターの夢月です。グリードオーシャンシナリオが続きます。今回は、島民に変態衣装を押し付けるコンキスタドールから島民を救い出す話です。
一章は、冒険です。氷の海を突破して島の港に到着することが目的です。氷の海を破壊して進みましょう。到着すると、島民たちが歓喜とともに迎えてくれます。
二章は、島民たちを引き連れて城攻めです。蜂との集団戦です。彼らと連携して、囚われた人々を解放しつつ、敵を撃破していくことになります。
三章はボス戦です。相手の姿に変身して際どい恰好をみせつけることで精神攻撃をしかけてきます。変態ですね。どういう恰好になるかなどもプレイングに書いてもらえると描写しやすいです。(もちろんお任せしていただけるならぞんぶんにやります)
精神攻撃に耐えながら、彼女を倒して島を解放しましょう。
それでは、みなさんのプレイングをお待ちしております。
第1章 冒険
『氷結航路』
|
POW : ●『砕氷』:船の先を阻む氷をぶち壊し、ルートを作る。
SPD : ●『迂回』:氷を回避し、別ルートを選択する。遅れを取り戻すため、速度も重要だ。
WIZ : ●『改造』:氷は障害ではない。どんなところでも航行出来るように、船へ手を加えれば良いのだ。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
|
種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
シュゼ・レッドカラー
不採用含め全て歓迎っス!
POW対応
文明とは恥を知る事から始まると聞いた事があるっス。服なんてあればいいほうと思ってたから、まだまだ自分は野蛮人っスね!(どんな衣装か知らないだけ)
寒そうな場所なんで【元気】で頑張るっスよー。
船の先端で近くの氷を蛮戝ナイフで砕くっス。
しかし腹が減っては戦は出来ぬ。船に材料があれば、【料理】で仲間の分もご飯を作るっス。これで【継戦能力】もバッチリっス!
ユーベルコードも使って獅子奮迅の活躍といきたいっスけど、海に落ちないかだけが心配なんスよね……。
アクィラ・オーラズ
【POW】
船の穂先に立って一撃必殺で氷をぶちこわしていくしかないわね。
壊した氷が船にダメージ与えないように気は付けておく。
ま、それでも単純な直線よりは壊しやすいルートは探して進んでみようかね
「そらそらそらっ!」
「ま、こんなものね」
アドリブOk
拳とUCにはあるけど蹴りでも大丈夫ならどちらかというと蹴りを多用します。
『プリズン・アイランド』に向けて出港した猟兵達をのせた鉄甲船は、大きなトラブルもなく、目的の島の近海までやってきた。ここまで珍しく穏やかだった海は島が近づいてくるにつれて、海は荒れてきて、まるで島に来るものを拒んでいるかのようだった。
「いやな天気っすねー」
鎧の類をつけることが少ない猟兵の間では比較的に珍しい無骨な鎧に身を包んだシュゼ・レッドカラー(牙ある野生、双拳を持ちて食らいつく。・f25319)は、空を見上げながら、ハンバーガーを頬張る。
「たしかに、嫌な感じね…って何食べてるの?」
緊張した言葉とは裏腹に呑気な様子に、アクィラ・オーラズ(斬り裂く灰色・f25482)は思わず突っ込みを入れる。
「これっスか?さっき作ったっスよ」
「つくった?あなたが?」
「腹が減ってはなんとやらっスからね~。アクィラさんも一つどうっスか?」
シュゼがニカッと笑みを見せながら、ハンバーガーを包んだ紙を差し出す。こんなときに、と思いつつも紙の隙間から覗くジューシーな肉がパンズに挟まれている姿に思わずゴクリと唾を飲み込む。
「じゃあ、もらおうか」
「どうぞっス!」
魅力に勝てずハンバーガーを受け取ると、一気にかぶりつく。
「……うまい!」
「でしょ?やっぱ、うまいもんは正義なんスよ!」
二人がそんなことをしていると…、
「見えたぞー!」
マストの見張り台から様子をうかがっていた猟兵が大声をあげる。急いで、船の先端へ向かう。目を凝らすと遥か遠くに島が見える。しかしその手前には、氷山が崖のように船の行く手を遮っていた。
「思った以上にでかいわね」
「でかくてもぶち壊せば、問題ないっスよ!」
シュゼはぐるぐると腕を回して準備運動をする。
「じゃあ、お先に!」
軽く助走をつけると、船から大きく跳躍する。数十メートルの距離を走り幅跳びで駆け抜ける。
「でやあああああああああああああああああああ!!!」
そのままスピードを乗せて右拳を氷塊にたたきつけた。鈍い音と衝撃がはしり、海が揺れる。一瞬遅れて、ヒビがはいって、巨大な塊が海へと落下していく。
「よっと、足場になってくれてよかったっスー!」
自分が壊した氷の塊に着地してほっとする。
「負けてられないわね…!」
アクィラも俄然やる気が出てくる。シュゼが壊した氷を足場に、飛び石の要領で、氷に接近する。
――氷の裂け目を狙えば…!
アクィラは、シュゼの一撃でもろくなったところを見つける。意を決して、足場から跳躍。
「そらっ!!」
隙間を狙って、蹴りの一撃。ヒビが一気に広がって、轟音共に大きな氷塊が崩れ、海へと沈んでいく。
「ま、こんなもんね」
二人の攻撃をはじめ、猟兵達が次々と氷塊に攻撃を加え始めた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ベアトリス・アールエル
アドリブ台詞連携歓迎
WIZ
カナタから事情を聞き皆に持ってきた水筒から熱いお茶と
出来立てのお握りを差し入れし一緒に食べながら(優しさ)
作戦を決める
寒いから暖かい存在感のある毛皮のコートを上から羽織っていこう
「アールエルエルアールエル・・!
魔法の氷よ、この船を氷の海から守り、突破できる力を貸しておくれ」
指定UCを早業、全力詠唱で発動
氷魔法の猛吹雪を船周囲に放ちカチカチに凍らせ
砕氷と守りとする
船首には刃状の氷、船全体に氷の障壁を創造
船全体の拠点防御バリアを作ってから進むよ
「氷には魔法の氷で対抗だ。こいつは滅多な事じゃ溶けないから、
まず壊れないし重さも殆ど無いからね。
さあ、島の港に向かって出発だよ!」
レジーナ・ドミナトリクス
私が言うのもなんですが、元の世界がダークセイヴァーとはいえ、折角の新天地で牢獄と名付けるのはよくなかったのでは?
名は体を表すという考えに則るのなら、悪い方向に働いてしまったとしか思えませんしね。
ここに来たのは名前に惹かれたのが理由のひとつではありますが、片付いたら改名をお勧めしてみましょうか。
さて、何かお役に立てばと思ったものの、氷海の航行となると出来ることは多くなさそうです。
世界が違うとはいえ、長いこと艦橋に座っていますから、ルート取りのお手伝いは出来るかもしれませんが……。
船頭多くして、といいますし他の方の動き次第で考えましょう。
あとは【サイコキネシス】で砕いた氷を除けるくらいでしょうか。
「さぁ、みんな、そろそろ一休みいれようじゃないか!」
猟兵達が氷塊に攻撃を開始して、小一時間ほど経ったころ、竜人の女主人、ベアトリス・アールエル(ツーヘッド・ドラゴン・f18089)が、呼びかける。
「ベアトリスさん!」
顔なじみの声を聞いたアクィラが、氷山から飛び降りて、甲板に戻ってくる。
「まだ、始めたとこなんだし、もう少しやっても…」
「焦ることはないさ。まだ先は長いんだ。それに、島についてからが本番なんだ。ここで、体力を使い果たしちゃ元も子もないさ」
年長者は、諭すように水筒から温かいお茶を注いだコップと共に言葉をかける。アクィラは、そのコップを少し眺めると、照れくささをごまかすように俯きながらコップを傾ける。
「さぁ、飯も用意してるよー!」
「ヒャッホー!飯だー!!」
シュゼが食事の気配を察知して勢いよく戻ってくる。それにならって他の猟兵も次々とベアトリスが用意した握り飯に手をのばす。大皿に大量に用意されたおにぎりが次々と消えていく。
「なかなか氷が手ごわいなぁ」
「厚みが結構あるからな。ただの氷といえど、一度に粉砕することは難しいぞ」
「それに、崩落すると危ないからね。力任せに壊しまくるのは危険だ」
飯を食べつつ、雑談に花がさくと、次第に話題は氷にどう対処するか、ということになる。
「氷に閉ざされた島…まさに牢獄だね」
「ほんとに。私が言うのもなんですが、元の世界がダークセイヴァーとはいえ、折角の新天地で牢獄と名付けるのはよくなかったのでは?名は体を表すという考えに則るのなら、悪い方向に働いてしまったとしか思えませんしね。ここに来たのは名前に惹かれたのが理由のひとつではありますが、片付いたら改名をお勧めしてみましょうか」
船室での作業を終えて甲板にあがってきたレジーナ・ドミナトリクス(密獄の女王・f12121)が相槌をうつ。
「準備はいいかい?」
「えぇ、勝手は少し違いますが、艦橋にいた経験は長いですから…」
「じゃあ、さっさとこの氷を突破するよ」
ベアトリスがニヤリと笑う。そして、手をかざして詠唱を始める。
「アールエルエルアールエル・・!魔法の氷よ、この船を氷の海から守り、突破できる力を貸しておくれ」
詠唱を終えると、船の周りに吹雪が生まれ、船を守る盾となる。
「氷には魔法の氷で対抗だ。こいつは滅多な事じゃ溶けないから、まず壊れないし重さも殆ど無いからね。さあ、島の港に向かって出発だよ!」
「全速前進」
ベアトリスが魔法に集中し、レジーナが船の操舵の指揮をとる。猟兵達がこじ開けた氷のヒビを的確につくように、氷で強化された船体は砕氷船となって、進軍を開始した。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
久遠・翔
アドリブ絡み歓迎
ふむ、氷をどうにかしなければならないっすか…俺のククリナイフだとかなり厳しいっすね
それじゃまぁ搦め手で行きますか
船の先にある氷を集め選択UCを起動して氷でできた家を作り上げて余計な氷を綺麗なオブジェに変えますかね?
他にも家の基礎部分だけ作り出して道を開けるようにすれば後々撤去しやすいはずですし、下手に流氷にしちゃうと危ないっすからねー
そして海に落ちないように気を付けながら行動します
海自体氷が張っているって事は寒いはずですし、何より俺泳げませんから…
もしも海に落ちそうな場合はUC雷光一閃の飛翔能力だけを使い空を飛び事なきを得ます
なるべく船が通りやすいように水路を大きめに確保します
雨音・玲
【POW】
(海を見ながら青い顔)
…舟は苦手なんだ―…毎回きぼちわるく―…うぷっ
(自主規制)
…はぁはぁ…
えっと、目的の島に行くには「氷塊」をどうにかしたらいいんだよな?
OKOK-…動くと気持ち悪いし
派手に狼煙を上げてやるよ
前方の氷塊に向けて手をかざし、自己強化型UC【一握りの焔】を使用。
5つの選択技能は
「属性攻撃」「魔力溜め」「限界突破」「リミッター解除」「焼却」
この5つをLV720へ
おまけに強化無しの「爆撃」「衝撃波」「蹂躙」も足すか
まぁ無いようなものだけど
掌に圧縮した超高温の炎の球体を作り出して
めんどくさそうに「砲撃」の応用で前方に投げます
効果はご想像
エクスプロージョン!!って叫ぶべきかな?
ベアトリスとレジーナの作戦により、鉄甲船は氷海を突き進む。
「舟は苦手なんだ―…毎回きぼちわるく―…うぷっ」
雨音・玲(路地裏のカラス・f16697)が、甲板の上で青い顔になって、必死に耐える。もともと揺れる船が苦手な彼にとって、氷を無理矢理ぶちぬいて進むことによって発生する振動は追い打ちをかけられる形だ。
「大丈夫っすか?」
久遠・翔(性別迷子・f00042)が心配そうにのぞき込む。
「あぁ…はやく陸にあがりてぇ」
「そうだね。まぁ、思ったよりなんとかなりそうでよかったっすよ。俺のククリナイフだとかなり厳しいっすね」
「おーい。ちょっと前方の氷がかなり硬い!ちょっとのけておくれ!」
ベアトリスが猟兵達によびかける。
「よしきたっスよ!」
「わたしも!」
シュゼとアクィラをはじめ、猟兵達が飛び出していく。
「俺たちも…」
「無理しない方が…」
「い。いや、このまま船にいるよりいい」
フラフラと立ち上がる玲。
「じゃあ、派手に狼煙を上げてやるよ」
右手を突き出すと、そこに魔力が集中していく。そして、それは炎となって燃え上がる。彼はそれを押し込めて球体にする。
「いっくぜー!おらーーー!」
それまでのたまった鬱憤を晴らすようにおおきな掛け声と共に、砲丸投げのように大きく投射する。曲線上に氷に向かって落ちていく。
「エクスプローション!!」
着弾。大爆発。周囲に派手に飛び散る氷。
「なかなかやるっすね…。じゃあ俺は搦め手でいきますか」
翔はそう呟くと、船から降りて、氷にむかっていく。海の上では、猟兵達の壊した氷の塊が浮かんでいる。
「これをそのままにしておくと通りにくいっすからね」
彼が手でそっとふれると、氷がふわりをうかびあがる。それに引き付けられるように周囲の破片達が浮かんでくっついていく。いくつもの大きな塊になったかと思うと、それらは、形を変え始め、見事な氷のオブジェクトに変わっていく。
「面白い使い方するなぁ」
玲が、翔の手際に感心したように呟く。
「さぁ、道はできたっす、進みますよ」
作業を終えた猟兵達を乗せて、船は島へと向かった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『『蒐集蜂』はたらきばち』
|
POW : θ
自身の【飛行能力】を代償に、【焼け爛れるほどの熱】を籠めた一撃を放つ。自分にとって飛行能力を失う代償が大きい程、威力は上昇する。
SPD : ζ
あらゆる行動に成功する。ただし、自身の【群れを率いる女王蜂が求める宝】を困難さに応じた量だけ代償にできなければ失敗する。
WIZ : φ
【倒れた仲間の身体】から【蜜や蜜蝋など】を放ち、【敵を窒息させる事】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ベアトリス・アールエル
偶然合流した友人の玲(f16697)と久しぶりに共闘
アドリブ歓迎
POW
敵の攻撃を
野生の勘、視力、見切りで避け
回避できない時はオーラ防御、激痛、火炎耐性で玲の盾となり翼を大きく広げかばう
玲が行動できるよう時間稼ぎ、鼓舞
「・・考えがあるんだろ玲。時間はあたしが稼ぐからやってごらん」
背中越しに信頼
玲の試みに合わせ大型2丁拳銃による乱れ撃ちを放ち
自身からレベルm半径内の全対象を銃撃
巧みな早業、クイックドロウ、スナイパーを活かして使いこなすよ
最後まで気を抜かず死角から攻撃されたら
咄嗟の一撃、だまし討ち、フェイントで銃撃や尻尾等の肉弾戦でカウンター
「なかなかやるようになったねえ玲。見違えたよ♪」
雨音・玲
ベアねぇ(f18089)と1年ぶりの共闘
POW・アドリブ歓迎
大きく広げられた翼を背に
気合を入れてガントレットを打ち鳴らし
「ベアねぇ―あぁ思いっきりやらせて貰う!行くぜ!!」
発動条件が厳しい、心と心を繋ぐ「炎の鎖」
ベアねぇとなら大丈夫
UC【双子の炎】を使用 攻撃力を重視
副次効果の【Lv720まで強化した所持しているすべての技能をお互いに共有】によりお互いの技能値を超強化
リミッター解除からオーラ防御で全身を纏い
激しく燃え上がる属性攻撃の拳から放つ
範囲攻撃でなぎ払い周囲を蹂躙
背中合わせでお互いをサポートしながら
さながらダンスを踊る様に
見切り、カウンターを放ち燃やしていきます
「ベアねぇこそ♪流石ー」
その日、『プリズン・アイランド』の人々は、港から聞こえた轟音に驚き、急いで駆けつけた。そこには、氷の海を砕きながら鉄甲船がのりつけてきていた。
呆然としている島民達の前に、船から一人の男が飛び降りてくる。
「うげー、気持ち悪りぃ…、やっぱ陸が落ち着くなぁ…」
青い顔をした雨音・玲(路地裏のカラス・f16697)が、大きく深呼吸をして陸の感触を確かめるように何度か地面を踏み鳴らす。
「あ、あんたは一体…?」
「あぁ、俺たちは猟兵だよ。しっかし…」
玲は、落ち着いて、周囲の人々の様子を見る。
「…あんたらよくそんな格好でいれるな」
ストレートな感想をぶつける。体のラインが浮き出て局部をギリギリ隠すようなぴっちりとしたボンテージを着た島民達は、恥ずかしいような悔しいような微妙な空気を出す。
「俺たちだってすきでこんな格好しているわけじゃない…」
「そうだ…こうしなけりゃ俺たちは殺されちまう…」
「情けないねぇ。そんなんじゃ、一生その恰好のままだよ」
翼を広げて船から降りてきたベアトリス・アールエル(ツーヘッド・ドラゴン・f18089)が、島民たちの言葉を笑い飛ばす。
「あたしらは、この島の女王とやらをぶっとばしにいくよ。あんたらはいつまでもそうして、みじめに生きていればいいさ」
突き放すような言葉を残して、ベアトリスは城に向かった。玲もそれに続く。
「ベアねぇ、きびしいねぇ」
「なぁに、あれくらい言っておいてやらないと、あたしら頼りにされちゃ困るからね。自分たちの島は自分たちで守るってくらいの気概をもってもらわねぇと、どの道足手まといさ」
「なるほどねぇ。じゃあ、いっちょ派手に暴れて、あいつらの目をさまさしてやるか!」
「ふふ、玲と一緒に戦うのはずいぶん久しぶりだからねぇ。どれくらい強くなったか見せてもらうとするよ」
「あぁ、驚かせてやるぜ」
二人は、そんな会話を交わしながら、城の正門から堂々と入る。すると、中で待ち受けていた蜂どもが二人を取り囲む。
「すごい数だねぇ…」
「こいつは、倒しがいがありそうだ…!」
玲はガントレットを打ち鳴らす。
「…考えがあるんだろ玲。時間はあたしが稼ぐからやってごらん」
「ベアねぇ―あぁ思いっきりやらせて貰う!行くぜ!!」
二人は背中越しに言葉を交わすと、戦闘に移る。ベアトリスは、接近してきた蜂を二丁拳銃で撃ち落とし、敵の機先を制する。
「いくぜぇ!」
気合の声と共に、玲の身体から燃え盛る炎の鎖が出現する。それは、ベアトリスと接続される。
「はぁぁああああああ!!」
炎を纏ったガントレットで腕を薙ぐと、炎が燃え盛る顎となって、蜂を呑み込む。
「やるじゃないか…!強くなってねぇ…!あたしも負けてられないよ!!」
ベアトリスが、華麗な銃捌きで四方八方の敵を次々と撃ち抜く。
「べあねぇこそ!」
二人がホールで大立ち回りをしていると、
「いくぞー!」
「うぉおおお!」
「囚われた娘たちをすくいだせー!!」
島の住民たちが家からもってきた即席の武器を手に、突入してきた。
「」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アクィラ・オーラズ
【POW】
相手が飛行能力を失ってくれるならしめたもの、熱のこもった一撃は拳圧で
相殺、もしくはいなしてカウンターで一撃必殺を叩き込んであげる。
あとは数を薙ぎ払うというよりは味方の危険なところへつっこんでいく感じかね。
「甘いんだよっ!」
「…そこっ!」
「ふん、そんなんじゃまだまだだよ」
アドリブ、連携OK
街の人々は、次々と内部に突入して、檻に向かっていく。檻の中では、際どいボンテージを着させられた少女達が、何事かと不安そうな顔で外の様子をみている。
「まっていろ!今だしてやる!」
男が、カギを叩き壊して扉を開ける。
「さぁ、こっちだ!城の外へ!」
「やればできるじゃないですか」
アクィラ・オーラズ(斬り裂く灰色・f25482)が、感心したようにつぶやく。港に集まった時の絶望した表情から一転、彼らは反逆に燃えていた。
「私も俄然やる気になってきたよぉ!」
娘を逃がそうとする住民を阻止しようとした蜂の前に立ちはただかる。
「あんたらの相手は、私さ!」
蜂は地上におりて、その手が熱によって赤くなる。
「ほぅ、私に接近戦を挑もうっていうのかい…!」
アクィラがニヤリと笑う。蜂が一斉に仕掛ける。
「…甘いんだよ!!」
カウンター気味に、一体の懐に潜り込む。
「そこ!!」
ゴッと蜂の身体に衝撃が駆け抜けて、外殻がへこみ、そのまま吹き飛んでいく。
「ふん、そんなんじゃまだまだだよ」
そう言って、次の目標に跳びかかった。
成功
🔵🔵🔴
シュゼ・レッドカラー
不採用含め全て歓迎っス!
やっぱり人型は殴り(戦い)易くていいっスね。自分、大好きっス!
空を飛んでる個体には蛮戝ナイフを投擲、叩き落として踏みつけたらそのままマウント、反撃されるまで殴りまくるっス!
回避できる攻撃や武器受けできるものはいなしたいんスけど、周囲からの攻撃には防御手段がないんで他の猟兵さんたちと行動を心掛けたいっスねぇ。
SPD、WIZに対抗手段がないんスけど、POWには激痛耐性と覚悟、武器受け、力溜めで対抗するっス。
上手く受け止める事ができればカウンターでUC使用、めっためたのぎったぎたにするっスよー!
……虫ってあんまし食べたことないんスけど、蜜をもってるなら甘いんすかね?
試食っス!
「いやー!みんな張り切ってるっスねー!自分もやるっスよー!」
他の猟兵や島民の様子にシュゼ・レッドカラー(牙ある野生、双拳を持ちて食らいつく。・f25319)は、船内で作ったハンバーガーをむしゃりと一気に完食する。城内は、混乱の坩堝と化しているが、蜂達は的確に脱走した少女達を狙う。
「くそっ!こいつらくるな!」
島民たちは即席の武器を振り回したりしているが、戦闘慣れしていないからか蜂を足止めすることもかなわない。
「ここは任せるっスよー!!」
背丈ほどもある蛮族ナイフをブンと投げる。宙にホバリングしていた蜂の一体に直撃し、粉砕する。さらに、自身も跳躍し、一体の頭をひっつかんでそのまま壁に激突させる。
「やっぱり人型は殴り易くていいっスね。自分、大好きっス!」
ニヤリと笑って次の獲物を見据えると、壁に突き刺さった蛮族ナイフの柄を踏み台にして別の蜂に襲い掛かる。そのまま馬乗りになって地面にたたきつける。
ゴシャ。
シュゼの拳が蜂の頭部を砕いた。
「……虫ってあんまし食べたことないんスけど、蜜をもってるなら甘いんすかね?試食っス!」
手についた蜜のようなものを一口舐める。
「…甘いっスけど、微妙っスね」
成功
🔵🔵🔴
久遠・翔
アドリブ絡み歓迎
さて…大量の蜂を駆除しないといけませんね
と、いうか島の女性の姿見れないっすよ…恐ろしく露出度高いですし(汗)
選択UCを使い砂や石を武具に変え、空を舞わせ無数の剣撃で相手を屠っていきます
俺自身は【目立たない・地形の利用・迷彩・残像】を使い手頃な茂みに身を隠して様子を伺います
空の敵が地上に降りてきたり、島民を狙いに来たらUC雷光一閃を起動させ一気に加速
そのままククリナイフで2回攻撃・暗殺で仕留めていきます
俺は腕っぷしは弱いっすからスピードで勝負っす
それに流石に女性の恥かしい衣装姿は見れないんでね?殲滅後はUC小さな庭園世界からメイド達を呼んで大き目のタオルや布を島民に渡します
レジーナ・ドミナトリクス
おかしな恰好と聞いてはいましたが、これはまた随分な趣味ですね。
(正直に言うと割と気は合いそうだけど)
女王様とやらの顔を早く拝みたいところですが、まだ手下が残っているようですし、さっさと片付けてしまいましょう。
敵のユーベルコードは強力かもしれませんが、飛行能力を失うなら却って好都合です。
動きを【見切って】タイミングを合わせ、熱を帯びた部位を【低頭剄首】で斬り【落とし】ます。
地上に降りて武器も失った状態なら、接近してとどめを刺すのも容易なはずです。
ただ、街の皆さんも加勢してくださっているようですので、危害が及ばないよう注意した方がよさそうですね。
いざというときはフォース【オーラで防御】しましょう。
猟兵達が奮戦する隙をついて、島民達はすみやかに囚われていた娘達を救出していく。牢の中で絶望していた彼女達は、突然の助けに、困惑している。なぜなら、助けに来てくれたのが、白馬の王子様ではなく、自分と同じような格好をしたいかついおじさんだったりするからだ。本人達は助けようと必死なのだが、やはり服装が空気に沿わないのは如何ともし難い。彼女らは、困惑しつつも、とりあえずは言う通りに避難していくのだった。
「そりゃ、困るよね…」
久遠・翔(性別迷子・f00042)は、娘達の方を出来るだけ見ないようにしている。お年頃の彼には少々刺激が強すぎた。
「おかしな恰好と聞いてはいましたが、これはまた随分な趣味ですね」
レジーナ・ドミナトリクス(密獄の女王・f12121)の方は、しげしげとその衣装を観察している。
ーー気が合いそうな気もしますが、まぁそれは言わない方がいいですね。
心の内に留めておくと、鞭のようにしなるフォースセイバーをかまえる。
「女王様とやらの顔を早く拝みたいところですが、まだ手下が残っているようですし、さっさと片付けてしまいましょう」
「そうだね、この大量の蜂は早めになんとかしましょう」
同意してククリナイフを構える。蜂の集団のうちの何体かが、腕を赤熱化させてしかける。
「自ら、降りてくるとは好都合!」
レジーナが、鞭のようにフォースセイバーを振るい、まとめて叩き落とす。
「空を飛べなければどうということありませんね!」
さらにもう一振りしようとした時、彼女は異変に気づく。エネルギーの鞭に何か
付着して、動きを鈍らせていた。敵の死骸を用いた妨害だ。
「こしゃくな…!」
「任せてください!」
翔がユーベルコードを起動。まとわりついていたものが、無数の剣へと代わり、逆に蜂たちに襲いかかる。
「やりますね」
「一気に殲滅しましょう!」
再び振るわれた鞭と無数の剣の前に、二人に向かってきた蜂の群れは瞬く間に片付けられた。
「こんなもんでしょう」
「ふぅ、さっきの娘さん達にタオルとどけてあげないと」
翔は、思い出したように避難した人達の方へ向かった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『貶める者』
|
POW : 実はこんな服を着る趣味があったのですヨ
いま戦っている対象に有効な【恥ずかしい衣装かエッチな衣装】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
SPD : ワタシが盗んだことになってる下着たちですヨ
召喚したレベル×1体の【女性用下着】に【伸縮自在かつ触れることで体力吸収する紐】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。
WIZ : 貴方の姿、いただきますヨ
【斬りつけて得た他者の体の一部】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【自身を体の一部の持ち主そっくり】に変化させ、殺傷力を増す。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠フェリクス・フォルクエイン」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
シュゼ・レッドカラー
不採用含めて全て歓迎っス!
皆さん、よく分からないけど凄い格好だったっスね。裸より恥ずかしい気がするっス!
飛んでくる下着は全て全てカウンター狙いのパンチをお見舞いするっスよー。
継戦能力とドーピング、限界突破でとにかく殴って殴って撃ち落とすっス。
手数が負けるようであればUC発動、どんどん回転数を上げるっスよー!
敵が自分に変身して、あんな格好されたらあまりの衝撃に動けなくなるっス!
激痛耐性で耐えて、勇気を出して攻撃したいところなんスけど、大丈夫かなー。
戦闘が終わったら異文化の衣装としてしっかり胸に刻んでいくっス!
「私の城を荒らすなんて…覚悟はできてるかしら?」
蜂達を迎撃し、娘たちもあらかた救出を終えたころ、女王リエンナが現れる。その肢体を露わにするような衣装は、この島の誰よりも際どいものだった。
「皆さんのもよく分からないけどこれまた凄い格好っスね。裸より恥ずかしい気がするっス!」
「あら、この衣装の良さがわからないのね、野蛮人」
見た印象をそのまま口にしたシュゼ・レッドカラー(牙ある野生、双拳を持ちて食らいつく。・f25319)に、スッと槍先を向ける。
「あなたも文明の良さを知りなさい」
と同時に、周囲に召喚された色とりどりの際どい下着たちが一斉にシュゼに跳んでいく。
「文明っておいしいっスか!?でもそんな破廉恥なのはお断りっス!!」
ファイティングポーズをとると、次々と拳で撃ち落とす。
「こんな攻撃ではやられないっスよ!!」
「そうかしら?」
シュゼが殴りかかろうとした時に、リエンナはシュゼの姿に変わる。
「うげぇ!?」
自分がとんでもない姿になっているのに流石のシュゼも動揺を隠せなかった。空中でそのままバランスを崩し、リエンナを通過して壁に激突してしまった。
成功
🔵🔵🔴
レジーナ・ドミナトリクス
たしか際どい格好をした相手に変身するという話でしたね。
ですが、私には通用しません。
逆に先手を取って軍服を脱いでしまいましょう。
島民の皆さんが着せられていた衣装から察するに、変身するとしたらこんな感じかしら?
(軍服の下は真の姿の全身イラスト参照)
さて、ご本人も際どい格好がお好きなようですし、こういうのはどうでしょう?
「あなた自身は平気なようですが、品がなくては殿方に嫌われてしまいますよ。
『露出の多い衣装を着たら相応に恥らうのが女性の嗜み』ではなくて?
そうでしょう?」
【片利矯聲】による暗示で相手の認識を変え、その隙を突いて攻撃します。
(自分のことは差し置いて言ってるけど、気にしたら負けね。)
「ふむ、彼女には少々刺激が強すぎたようですね」
レジーナ・ドミナトリクス(密獄の女王・f12121)が、コツコツとブーツのかかとをならしながらリエンナの所にやってくる。
「ですが、私には通用しませんよ」
「うふふ、あなたとは気があいそうね」
「あいにくですが、私はあなたと違って誰でもかれでもいいというわけではないので」
「あら、じゃあ、こんなのはどうかしら…」
リエンナが変身しようとするその前に、レジーナはそれよりも先に、自ら軍服を脱ぎ捨てる。ピッチリとしたボディスーツ姿にリエンナが怯む。
「なっ…」
「衣装は大事ですよあなた自身は平気なようですが、品がなくては殿方に嫌われてしまいますよ。『露出の多い衣装を着たら相応に恥らうのが女性の嗜み』ではなくて?そうでしょう?」
「いわせておけば…!」
ぎりぃと歯噛みすると、下着たちを飛ばそうとする。
「さぁ、鳴いてごらんなさい!」
レジーナがビーム鞭を振り回す。下着をはねのけ、リエンナの肢体を強かに打ち据えた。
大成功
🔵🔵🔵
久遠・翔
アドリブ絡み歓迎
あー…やっぱりこいつかぁと過去に対峙した思い出が
まぁ、他の個体なんで覚えてないでしょうがある意味対応しやすいっすね…不本意ですが
ただ直視しずらいので選択UCで貶める者を召喚
同じ個体であれば真似ても意味ないっすよね?
自分自身は隠密してUCスティールで相手の槍を盗みます…が、盗んだと同時にUC快感の一撃も勝手に発動
石に躓き敵の貶める者ごと転倒
胸やら股間やらをうっかり触ってしまい真っ赤になってすみませんと謝罪するが…相手はぐったり
えっ、ちょっと待って?快感により相手がノックダウン?
ちょっ、お願いだから骸の海に帰らないで!?不名誉な倒し方なんっすからと慌てるのを満足げに帰っていきます
レジーナの一撃を受けたリエンナは階段から落ちて、下のフロアに着地する。
「よくも…!」
「あー…やっぱりか」
久遠・翔(性別迷子・f00042)の目の前にちょうど落ちてきた形だ。
「あんたは…?」
「あー…やっぱりこいつかぁと過去に対峙したけど…まぁ、他の個体なんで覚えてないでしょうがある意味対応しやすいっすね…不本意ですが」
翔は頭を掻きながら戦う覚悟を決める。
「来い!」
翔はユーベルコードを発動して、召喚する。それは、目の前のリエンナそっくりの個体だった。
「あら、私は一人でいいんだけど…?」
「そうね、だからあんたは消えなさい」
同じ姿同士で争い始める。
「今のうちに槍を…」
こっそりと翔は近寄って、槍を奪おうとした。しかし、そこにたまたま石が。
「あっ」
躓いた拍子にそのままリエンナの柔らかいところへダイブ。
「もがぁ!?」
「あぁああん!」
リエンナが嬌声をあげる。
「あ、いや、これは、その、事故で…」
「うふふ、純真無垢な顔して意外と大胆なのね」
リエンナは恍惚の表情を浮かべ、翔はそれにとてつもない嫌な予感を感じた。
「かわいがってあげるわ…」
「え、遠慮しときまーす!!」
慌ててその場から離脱した。彼はのちに生きた心地がしなかったと語った。
成功
🔵🔵🔴
松永・柚月
な、何だか露出度の高い女の人が……
僕も人のこといえないって?
いや、僕は男だし減るもんじゃないからさ。
女の人がそういう格好するのを見るのは目のやり場に困るというか……
そういや僕も今は女だからブーメラン?
五月蝿い、アンカーストライク喰らわすよ?
「おいおい、なんだあの露出度の高い女の人は…」
松永・柚月(放浪の女海賊(元男)・f26248)はリエンナの姿を見て、赤面する。
「あらあら、かわいい子ね。あなたにも着せてあげましょうか?」
「いや、僕は男だし減るもんじゃないからさ。女の人がそういう格好するのを見るのは目のやり場に困るというか……」
「遠慮しなくていいわよ、そら」
リエンナが、柚月の姿に出る。
「や、やめろー!!」
羞恥心で真っ赤になりながら、バトルアンカーを振りかざす。
「あら、あなたも着たらいいじゃない」
リエンナの周囲に色とりどりの破廉恥な下着が浮かび上がる。それらは一斉に、柚月に向かって飛んでいく。
「い、いやだ、く、くるなぁあああああ!!」
叫びながらアンカーを振り回すそれは、ユーベルコードの効果で巨大化し、城の床を破壊する。
「おっと、こわいこわい、からかいすぎたかしら」
リエンナはその隙に離脱していく。
「ぜぇぜぇ…な、なんか悪夢を見た気分…」
柚月はげっそりとした表情で息を整えるのだった。
成功
🔵🔵🔴
アクィラ・オーラズ
ベアトリス(f18089)と玲(f16697)と参加。
【POW】
露出度高めな衣装やエッチな衣装なら大体ストライクゾーンではあるけれど、
戦闘に悪い影響は出ないかねぇ、私も十二分にスケベだし。
自分が着て似合うのは多くもなさそうだし。
まぁ、逆にテンションあがってしまうかもね♪
同行者への影響は・・・わかんないねぇ
相手の攻撃をぎりぎりでかわしつつ、一撃必殺で衣装を削っていこうか。
本体にダメージもきちっと与えるけどね。
「・・・面白いけど、大したことないね」
「こっちからいくよ!」
連携、アドリブOK
ベアトリス・アールエル
友人アクィラ(f25482)と玲(f16697)で共闘
あたしに変身し殆ど紐みたいなマイクロビキニ姿や
色々とポーズを見せつけてくる敵に
大声で恥ずかしさを吹き飛ばしながら戦うよ
男友達の玲には刺激が強いね
選択UCを全力魔法で高速詠唱
「アールエルエルアールエル…!
さあ、行きな。あんたの出番だよ!」
寿命特化のピンク色の大型スライムを創造
相手にその巨大さによる範囲攻撃で気合の2回攻撃
包み込んで服も体も溶かす
こいつは攻撃しても手ごたえがなくて取り込まれるし
生命力だけは強いからしつこいよ
3人で共闘して島を解放だ
見られたアクィラや玲には恥ずかしいし気まずいけど
やせ我慢で真っ赤になりながら威厳を見せておくよ
雨音・玲
アクィラ(f25482)ベアねぇ(f18089)と共闘・SPD
恥ずかしさを耐えればそれほど怖くは無いのかコイツ?
う~ん…特にマイクロビキニが刺さるわけではないし
芸術点だけかな50点
召喚された無数の下着と対峙しながら、ちらりと見た後にぼそっと呟きます
さぁ起きろ!!出番だぜお前ら!!
足を踏み鳴らし地面に魔方陣を展開してUC「神罰の炎鳥」を使用
760羽の炎の烏が一気に飛び立ち下着を燃やしていきます
いくら呼び出しても良いぜ?
その都度、全部燃やしてやるからさ―
呼び出した炎鳥をそのまま周囲に展開することで飛翔能力を封じ
またあえて防御の薄い場所を作ることで誘導して
行動を制限して行きます
女王リエンナの命運もまもなく尽きようとしていた。彼女の前に、三人の猟兵が現れ、取り囲む。
「観念しな。もう逃げられないよ」
ベアトリス・アールエル(ツーヘッド・ドラゴン・f18089)が、指を突きつける。
「あら、美女相手に三人がかりなんて大人気ないんじゃないかしら?」
「そういうの負け惜しみっていうんだよ」
「恥ずかしさを耐えればそれほど怖くは無いのか…コイツ?」
雨音・玲(路地裏のカラス・f16697)は目のやり場に困り目を逸らし気味だ。
「私はまぁ、好みの方かなぁ…まぁ、玲にはちょっと刺激が強すぎるかな」
アクィラ・オーラズ(斬り裂く灰色・f25482)は、しょうがないなぁといった顔をする。
「二人ともおしゃべりはそれくらいにしておわらせるよ!」
「あぁ、ベア姉!」
「もちろんさ!」
三人がリエンナに仕掛ける。
「まったく猟兵ってのはホント、しつこいですね!」
リエンナは下着達を召喚する。
「うーん、特にマイクロビキニが刺さるわけではないし…芸術点だけかな50点」
玲はボソッと呟くと拳を低く構える。
「さぁ起きろ!!出番だぜお前ら!!」
前に踏み出した左足で地面を揺らすとそこに魔法陣が展開される。次々と地から飛び立つ炎の鳥達。
神罰の炎鳥“ヒートエンド”。
「いけぇ!」
玲が拳を突き出すのに合わせて、鳥達が一斉に向かっていく。下着達は炎の鳥に襲われて燃え尽きていく。
「いくら呼び出しても良いぜ?その都度、全部燃やしてやるからさ―」
「じゃあこれならどうかしら?」
リエンナの姿はいつの間にかベアトリスのものになっていた。
「べ、ベア姉!?」
ベアトリスの抜群の肢体が、リエンナの艶かしい衣装によりより強調されている。
「玲、あたしがやるよ」
「う、うん、わかった」
ベアトリスが自分の姿をとった敵をキッと睨みつける。その頬は微妙に羞恥で紅潮し、足は微かに震えている。
「あんたは絶対生かして返さないよ…!アールエルエルアールエル…!さあ、行きな。あんたの出番だよ!」
恥ずかしさを紛らわすようにいつもより大きな声でベアトリスが呪文を唱えると、魔法陣からピンク色のネバネバとしたスライムが召喚される。
「なっ!」
スライムは素早くニュルンと動いて、あっという間にリエンナを絡めとる。
「う、動けない…!?」
「そいつは簡単には逃げられないよ!」
自分の姿をした敵がスライムに拘束されているのにやや複雑な気持ちを誤魔化すように、勝ち誇る。
「さぁ、アクィラ!」
「はいよ、面白い能力だけど、大したことないね」
アクィラがゆっくりリエンナに近づく。よく見ると、リエンナの衣装がスライムによって溶かされつつあった。
「はやめにケリつけた方がいいね…」
グッと拳を握る。
「や、やめ…」
「これで終わりだ」
必殺の一撃。こうしてこの島を支配していた女王は倒された。
その日島は解放された喜びで埋め尽くされた。人々を縛っていた恥ずかしい衣装は脱ぎ捨てられ、自由を味わうのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵