開拓航路~島に湧きしは海底よりの
●開拓航路~海底にも届きそうな積層の島
「お、お前らが『外の世界』から来た猟兵、って奴らなんだな。
俺はリョウガ・イグナイトってんだ。宜しく頼むな!」
グリモアベースに集まった猟兵達を出迎えたのは――どうやら現地の海賊らしき青年、
リョウガ・イグナイト(星海を目指す者・f26399)であった。
「で、いきなりだけど。お前達には鉄甲船『閃龍丸』に乗っかって、
グリード・オーシャンの海図をちょっとずつ増やして欲しいのさ。
今回はそんな感じで『温泉』が湧いた島まで付き合って貰いてーんだ」
リョウガの書き出した島の光景は、蒸気機関の名残がいくらか見られる、そんな島。
「アルダワ魔法学園……だっけ? そこからダンジョンの『一部』ごと、
切り取られて落ちてきた島らしーぜ。今は年数たって、元ダンジョンの所も、
生活空間になるくらいに海賊の統治が進んじゃってるらしいけどなー」
そんな海中に向けても居住空間が延びているという島に、温泉は湧いたという。
「取り敢えず、来たばっかで疲れてるだろし先に温泉入って休んできてくれよー。
何もなきゃ、そのまままた船を出すからさ」
此処で、猟兵達は頭を捻る。『何も、なきゃ』?
「……えーとさ、その温泉、なんか湧いた理由が『全く分からない』んだよな。
具体的に言うと、俺には『温泉が湧いた島』があるよ、
……って情報だけが予知出来たんだ。
島民に温泉が湧いた前後で何か異変がなかったか……とか調べとかないと、
少し大変な事になるかも、ってトコ」
つまり、温泉で休めるだけで『終わらない』可能性があるという。
……グリード・オーシャンの到着早々、とんだ休暇になりそうだ。
「先に言うけど、閃龍丸を盗られると不味いんで、俺は島に付いてもずっと船にいるぜ。
探索や温泉はお前らだけで頼むなー。んじゃ、俺の分まで温泉、楽しんで来いよー?」
リョウガがグリモアの転送術式を開けば、そこは閃龍丸の甲板。
温泉が湧いた島までは、暫くは荒れた海に耐え抜く必要が有りそうだ……。
逢坂灰斗
温泉って海底からも湧いたりするとか……?
逢坂灰斗です。
今回はアルダワから落ちてきた『島』、
レイヤード島で、突然湧いた温泉の謎に迫って頂きます。
【MSより】
・第1章:
島の元ダンジョン部分に突如湧いた温泉で疲れを癒してみたり、
いっそ整備をしてみたり。休むのも大切ですが、気を抜いてはいけません。
温泉は誰一人として『掘った』ことがないようです。
島に異変がなかったか、ちゃんと調べるのも重要です。
(※この章のみ👑数が少なく設定されています)
・第2章:
集団戦です。現在『情報不明』です。
島に湧いた温泉の真相に気付いていれば気付いている程に有利になります。
逆に何も気付けなかった場合は襲撃を受ける可能性があります。ご注意下さい。
・第3章:
ボス戦です。現在『情報不明』です。
・サポートプレイングは『余力があった場合』採用させて頂きます。
もし、お気に召しましたら通常参加して頂けますと、幸いです。
・なお、チームや団体で参加される方は迷子防止の為、
【一緒に参加される相手】か【一緒に参加するグループ名】を
必ずご記述ください。
では、お目に止まりましたら、宜しくお願いします。
第1章 日常
『島に温泉が沸いた』
|
POW : いっそ温泉施設を作ってしまおうか?
SPD : 温泉を肴に宴会だ宴会。湯の中で飲む酒は美味しい。
WIZ : のんびりゆったりと温泉に浸かってただただ休もう。
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
※フラグメント選択肢は一例です。好きに動いてみてください。
駄目そうな所は適当にマスタリングをかけておきます。
●温かな『泉』と書いて
レイヤード島には、長い長い『地下』がある。
というのも、元々がダンジョンを擁する『アルダワ魔法学園』からやって来た、
海底まで届きそうな『深さ』を誇る島故に、自然と地下方向にも発展を遂げたのだ。
「まぁ、観光資源にゃなりそうだし俺達にとっても『整備』すんのは自然な事でな」
この島の治安を請け負う、シロナガスクジラの深海人は言う。
「ただ妙なんだよな。海底から温泉が湧くのは自然な事だが、
誰一人『掘削』はしてねぇ。第一、危険だから俺達も島民には許可して無いんだが」
顎を擦りながら、その海賊は言う。単なるおこぼれにしては『おかしい』と。
「開発するのなら俺達に声を掛けてくれ。喜んで機材を貸そう。
そうでなくても、荒海はるばるやって来た客人を突っ返す道理も無い。
疲れたヒレを十分に伸ばしていくといいさ」
そうして彼は、温泉の湧いた箇所である地下区画への案内地図を手渡してくれた。
ゆっくり羽根を伸ばすのも良いが……気に掛かるのは突然湧いた『温泉』。
休暇だけではなく、情報収集も必要になりそうだ。
電話・ボックス
辞令
大規模な土地開発において通信インフラの整備と言うのは重要なものである。
こと温泉掘削ともなれば地盤の崩落、メタンガスによる火災や有毒ガスによる人体への影響等の危険性も考えられる。
そうした非常時においても迅速な連絡網を確保するのは昨今のコンプライアンス情勢を鑑みても、高いプライオリティを持って望むべきタスクであると当社は認識している。
よって、勝手ながら本案件の開発機材として当社通信端末一式を送付させて頂く。
ご活用されたし
ーグリモア・テレコムセンターCEO
(↑と言う張り紙が貼られたウォーマシンが鎮座している)
地形情報を、取得しました。
設置工事を、開始します。
とりあえず道を作ることにしたようだ
●インフラ整備にしてはもの凄く早い手段
「……え、気付かない間に妙な小部屋が色んな箇所に出来てる?」
マッコウクジラの海賊は、奇妙な報告を受けて首を傾げながら、
温泉の湧き出した場所の警備も兼ねて巡回を始めていた。
そんな彼が行き当たったのは、1つの透明な小部屋に、
通話機材が備え付けられていた所謂『電話ボックス』という奴である。
「だーれだ全く、せめて俺達に許可してから置いとけって……ん、張り紙?」
電話ボックスの張り紙をすこし摘まんだ彼は、その内容を読み上げる。
=辞令=
大規模な土地開発において通信インフラの整備と言うのは重要なものである。
こと温泉掘削ともなれば地盤の崩落、メタンガスによる火災や有毒ガスによる人体への影響等の危険性も考えられる。
そうした非常時においても迅速な連絡網を確保するのは昨今のコンプライアンス情勢を鑑みても、高いプライオリティを持って望むべきタスクであると当社は認識している。
よって、勝手ながら本案件の開発機材として当社通信端末一式を送付させて頂く。
ご活用されたし
ーグリモア・テレコムセンターCEO
気づけば、電話・ボックス(旧式・f17084)が温泉の湧き出したエリアの他、
地上部、住宅エリア、果ては未整備エリアも整備を請け負うようにして、
道とついでに『自分自身』を大量に設置していたのである……。いや設置??
「いや確かに連絡が楽になるのは構わねェが、なんだこの釈然としない感じは」
神妙な顔つきのまま、部屋の内部に入った彼を、電子音声が報告のように出迎える。
「『一部エリアに『海水』の浸水を確認しています。
整備とともに、此方で補修はしましたが如何なさいますか?』」
「あ、うーん……? 浸水? 可笑しいな。俺達確かに修理した筈なんだがな……」
その報告を首を傾げながら彼は受け取っていた。
修理した筈の浸水がまた起きているような言い草にすら聞こえる。
湧き出した温泉と無関係ならば良いのだが……。
一先ず、島に通信インフラが確立されはじめたのは確かな事だった。
成功
🔵🔵🔴
マチルダ・メイルストローム
この島にはお宝は無さそうだが、こういう島独特の文化や楽しみってのも冒険の醍醐味さ。温泉ってのもいいもんだねぇ。
のんびり温泉に浸かって羽根を伸ばすよ。
しっかし温泉の効能……色々書いてあるけど、あたしには効くのかねぇこれ?
肌も体も全部ソーダ水だし、効果ないような……
ま、入ってて気持ちよけりゃ細かいことはいいか。
っと忘れるとこだった。
【ディープシー・センス】で温泉の水の流れや空気の流れを探って変な奴らがいないかどうかは調べとくよ。
●漏れ出す『異変』
「この島にはお宝は無さそうだが――
こういう島独特の文化や楽しみってのも冒険の醍醐味さ」
温泉ってのもいいもんだねぇ、とひとり羽根を伸ばす、
マチルダ・メイルストローム(渦潮のマチルダ・f26483)は温泉区画の一角で、
ふと目についた温泉の効能表を眺めだす。しかしその眼差しは多少胡乱気で。
「しっかし……この温泉の効能、色々書いてあるけど……
……あたしには効くのかねぇこれ?」
温泉の近くの立て札には、
・疲労回復 ・腰痛 ・リウマチ ・肩こり ・四十肩 ・うちみ
・家内安全 ・財宝大量 ・メガリス祈願 etc
絶対適当なこと書いてあるだろうというものも含まれた効能が列記されているが、
如何せんセイレーンの身体に利くのかは眉唾もの、というヤツだろう。
「肌も体も全部ソーダ水だし、効果ないような……」
だが、深いことを気にしたら気分も湯冷めするというもの。
「ま、入ってて気持ちよけりゃ細かいことはいいか……」
ゆったり、時を忘れるようにして、島の外の荒波さえも忘れるように、
今はただ身体を休め――
「――っと、そうだった。忘れるとこだったな」
身体をくつろがせながら湯浴みに興じていた彼女は、ふと思い出したかのように、
潮流の流れを探るかのように、温泉の流れを『逆』に辿り始める。
(んー、『温泉』そのものや源泉自体にゃ異物は無さそうだが……)
ゆったりと湯に浸かりながら、その鋭敏な感覚を『伸ばしていく』彼女は、
湯の流れを追っていく内にひとつの『感覚』に行き着いた。
それは、何らかの原因で島の外へと『漏れ出てゆく』源泉。それも複数箇所から。
その『漏れ』は、何故か今も現在進行系で着実に数を増やしている。
(おかしいといえばおかしいな。だとしてもなんでこんな速度で――)
そう思案を巡らせた時、島は強い衝突音のような物を立てて揺れた。
島の海賊達は首を傾げるばかりだが、暫くして報告を受けたのか、
補修工事の機材を抱えてぱたぱたと駆けて出してゆく。
そんな光景を見つつも、マチルダは一人だけとある『可能性』を思い至った。
「――海上からはそんなもの見えなかったが、まさか……なぁ?」
掘削も行われていないのであれば、この音の発生源は『どこ』に居るのか。
……穏やかな温泉の島に、少しずつ脅威は迫っているようだった。
成功
🔵🔵🔴
芦谷・いろは
温泉ですよ!!
多分混浴でしょうし、水着準備していきますね
大規模整備とか
いろはにはそういうの出来ないので、他人任せです!
大きいタオル頭から被って水着に着替えて
あとは入り易い温度?の所を探して温泉にGOです!
海水や水を引いて温度調整出来る様にすればいいんですけど
う~?《罠使い》で使うギミックで出来ますかね?
住民さんも入浴してるようでしたら《コミュ力》を使用して
《情報収集》です
地震があったとか、島の生き物が急に居なくなっちゃったり騒いだりしたとか
そういうの無かったですか?
急にこの時期に無い物が沸いて来たりとか……温泉沸いてますが
些細な事でも良いので聞いて回ります
(温泉は堪能します。広いなら泳ぎたい
●衝撃音ふたたび
「温泉ですよ!! なんだか施設は学生プールみたいですけど!!」
芦谷・いろは(傀儡使い・f04958)は学生用の50mプールのような箇所に開かれた、
所謂『温水プール』にも近い温泉でゆーったりと泳いでいた。
「しかし、色々既存の施設を使ってはいるみたいですけど、
それっぽい事は試してるみたいですね。ちょっと造りが粗い気もしますけど」
湯の湧き出る場所は簡易的ではあるが、地下区画向けの用水を転用し、
適温調整出来るよう、ゆっくり時間を掛けて適温に下げているようだった。
「もー少し整備すれば完璧な温度配分とか出来そーですけどねぇ。
後で少しだけ入れ知恵的なこと、してみますかねー……重労働は勘弁ですけど!」
それから暫く、いろはが比較的広いエリアですいすいと泳いでいた所、
彼女や住人達にも分かるような衝撃が島全体に波及する。
ひとまず目立った崩落は起きていないようだが、
住民達はまるで辟易したかのような顔で温泉に再び浸かり始めていた。
「うーん、これ何度目かなぁ。最近こういうの多くて」
「最近……です? 温泉湧いたのもその頃?」
そんな彼らに事態を訪ねようと近づいて問うてみると、当然のような返答が。
住人達は首を揃えて頷く。最近不定期に『何かが激突するような』揺れがすると。
「で、たまーに『壁』を削ってる音もするんだけどね。海賊さんは『してない』って」
思い返せば、ここでは海賊が工事の許可を出している筈なのだが、
そもそもその許可を出す側が『誰も掘っていない』と証言している以上は――
(誰かが嘘をついているか、『知らない』誰かが壁を掘ってるってことですよねぇ)
軽くお礼をした後に少しばかり泳ぎに戻ったいろはは、区画の『壁』を眺める。
厳密には『向こう側』だが……それは、真っ先に疑うべき、下手人の『居場所』。
「怪しいですよねぇ……この向こう側」
成功
🔵🔵🔴
死之宮・謡
アドリブ歓迎
温泉か…あれは良いものだな
私も好きだ…早速浸かりに行こう
…原因不明?理由なんてなんだって良いと思うが…それも依頼内容ならば仕方無いな…情報収集に動くとしよう…(【七血人】)こいつらがな…
さて諸君、私は温泉に行く。貴様らは島中を駆けずり回って情報収集に励みたまえ…以上
(喚んだ七血人を放置し、一升瓶を持って温泉のある地下に吸い込まれていく)
●湯船酒と七人の従者
「さて諸君、私は温泉に行く。
貴様らは島中を駆けずり回って情報収集に励みたまえ……以上」
死之宮・謡(狂魔王・f13193)は、しとやかな歩みと共に温泉街へと消えてゆく。
その背を見送るように立ち並んでいた七人の武人こそ、彼女の手足であり『同志』。
彼女達は、日本酒を片手に悠々と去っていった主の姿が見えなくなった頃、
一斉に散開し、島中に散っていった。今回は『武』は求められぬが『数』は要る。
上層から下層まで満遍なく情報を得るには、それが最も適切な手段だ。
謡が直接集める程でもない、だが必要な『手掛かり』を求め、彼女達は奔走する――
その頃、主人たる彼女は貸し切りにも近い、1つの露天へと足を運んでいた。
「賑やかな湯もあれば、このように一人静かに楽しめる湯もあると。
湯での楽しみに事欠かないのは良いことだ……」
その艷やかな肢体を湯にくぐらせつつ、持ち込み酒をゆったり楽しむその光景は、
何者が邪魔をしたならば、その『絵』が一瞬で崩れてしまう程に完成されていた。
が、彼女とて最初から何も『邪魔』は入らないと想定などしていない――
再び盃に酒を注いだ頃、すっと音も立てず、先程散開させた武人達が現れたのだ。
「戻って来いとは許可はしていない筈だが――ふむ、ある程度証言が取れたと」
七人の『聞き取り』を元に集められた情報は、多くの共通性が見られていた。
「皆一様に『激突する振動』『掘削音』を聞いていると。それは『どちらから』だ?」
従者のような佇まいのままに武人は指し示す――
全て、島の『北側』から、強く聞こえてくるのだと。
「海賊達にしても嘘を付く義理はあるまい。であれば――」
ほぼ貸し切りで状態ですらある温泉で、ついと一献を呑めば彼女はそう断じる。
「……異変を起こした『敵』は『ふつう』は島内からは見えないとなるだろうな」
余程でなければ彼女とて、湯『だけ』を楽しみたかったであろう。
配下をわざわざ情報収集に回したのも、面倒事が目に見えて分かったからで。
「武力が有るならば真正面から乗り込めばいいものの――
余程本丸を隠したいと見える。見せてくれれば此方から蹂躙してやるというに」
彼女の見据える敵はどこに潜んでいるのか。……湯船酒の後に分かる事だろうか?
成功
🔵🔵🔴
オリヴィア・ローゼンタール
【FH】
温泉っ!
温かくて疲れが取れるので好きですよ!
何かあったらすぐ戦えるように、水着を着て、聖槍も近くの壁に立て掛けておく
呼べば文字通り飛んでくるので(念動力)
調査をされたお二人を労う
つかささんは髪を使われたとのことで、わしゃわしゃと洗ってあげちゃいます(ただの構いたがり)
あら、歌音さんも? いいですよ、こちらにどうぞ
温泉でくつろぎながらも【情報収集】を忘れずに
島民の方々にお話を聞いてみたり
地震や大きな音など、異変に心当たりはないでしょうか?
ガントレットにグリーブにと普段から結構な重装備なので、この機会にしっかり癒しておきましょう
異変が片付いたら、ゆっくり浸かりに来たいですね
荒谷・つかさ
【FH】
温泉、良いわよね。
酷使した筋肉も全身しっかり癒せるもの、最高だわ。
ま、その前に一仕事してきましょうか。
探知の類は歌音に任せ、私は実働要員として同行
怪しい所があれば【妖術・九十九髪】で伸ばした髪で探ってみたり
持ち前の怪力で物を動かしたりして調査
粗方調査が終わればオリヴィアと合流して温泉へ
さらし&褌スタイルで、きちんとかけ湯してから入浴
何かあっても拳一つで十全に戦えるので、武器類は持ち込まない
あら、髪洗うの手伝ってくれるの?
助かるわ、一人だと手入れも手間だし。
お湯には落ち着いて、身体を揉み解しながらゆっくりと浸かる
そうね、全部片付いた後の温泉はきっと格別よ。
その時はまた、改めて来ましょう。
白峰・歌音
【FH】アドリブOK
呼び方:つかささん『つかさ姉』オリヴィアさん:『オリヴィア姉』
行動の流れ:『オレの風の結界→つかさ姉の調査→みんなで髪を洗う→オリヴィア姉中心に温泉でくつろぎながら聞き込み』
温泉温泉~♪オリヴィア姉つかさ姉と入る温泉楽しみだな~♪
温泉に着いたら、こっそりUC発動、温泉周囲にそよ風の結界を張り巡らせ奇妙な動きがあれば即分かるように探知。
あ、つかさ姉オリヴィア姉髪洗うの?オレも混ぜてー!
それが終わったら…温泉だ~♪うわー!暖かいぜーやっほう♪
っと、オリヴィア姉もつかさ姉落ち付いて入ってる。大人だな~。…オレも2人を見習っておしとやかにしてよう。
うん、今度はゆっくり入りたいな~♪
●三人娘の温泉行
「温泉温泉~♪ オリヴィア姉つかさ姉と入る温泉楽しみだな~♪」
(ふむ、どちらかと言うと真新しい補修工事の後がところどころ……かしら)
荒谷・つかさ(『風剣』と『炎拳』の羅刹巫女・f02032)が改めているのは、
温泉の実被害や、島民達の見落としが無いか、などといった実地的なものだ。
白峰・歌音(彷徨う渡り鳥のカノン・f23843)が温泉一帯に風を巡らせている間に、
自らの『九十九髪』を伸ばして隅々まで実態を調べてゆく彼女であるが……。
「つかさ姉~。何か分かったかー?」
歌音の言葉にふるふると首を振って『何もない』と答える。
調べた範囲に漏れは無いのだが、誰かが潜んでいるようにも思えない。
「温泉自体は異常は無い様よ。むしろ何度か聞いた『揺れ』が気になるわね」
「では、温泉に入る事自体は問題なさそうですね……警戒は怠れませんが」
オリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)は、
実地調査と仕込みを終えた二人を出迎えて、温泉へと先導していく。
と言っても、髪を幾らか酷使したともいえる人が一人いる以上、先にする事は――
「ふふ、つかささんの髪が傷まないように大事にケアしませんとね」
「あら、髪洗うの手伝ってくれるの? 助かるわ、一人だと手入れも手間だし」
髪を互いに手伝いながら丁寧に洗っていく光景は仲の良さが垣間見えるものがある。
「あ、つかさ姉オリヴィア姉髪洗うの? オレも混ぜてー!」
歌音がすぐに混ざれば、直様出来上がるのは姉妹の如き三人の睦まじさだろう。
島民達の目線を多少惹きながらも、彼女達の時間は賑やかに進んでゆく。
「温泉だ~♪ うわー!暖かいぜーやっほう♪」
温泉で一人元気にはしゃぎ気味の歌音に反して、二人は淑やかと言って良い程。
身体に丁寧に湯を回し、重装による身体の凝りなどを解すように入る姿を見て、
(っと、オリヴィア姉もつかさ姉落ち付いて入ってる。大人だな~)
歌音自身も内心見習うように大人しく、静々と浸かり始めた。
「あら、仲の良さそうな子達ね。最近揺れが多いから気をつけるのよ」
「ええ、私達も気にしている所で……揺れ以外にも心当たりは無いでしょうか?」
声を掛けてきた島民にもそれとなく世間話のようにオリヴィアが訪ねてゆくが、
島民達から得られた情報は基本的にはもう幾らか分かっている情報も多く。
調査の方は少しつまり気味になりかけていた。
(島の人達はそこまで確信には至れていないのでしょうか……。
ですが不安に苛まれているのは事実でしょうね。早く解決しなくては)
そうして三人がゆっくり身体を解している頃、揺れは再び襲った。
だが、三人はその揺れに僅かながらの――『敵意』を感じ取ったのだ。
人々の間を抜けて最短で飛来する聖槍は、間違いなく彼女達の警戒を表していて、
ごく僅かな敵意を感じ取って動いた三人は、示し合わせたかのよう。
実際にその揺れに『縦』はなく、『横』からの衝撃を数回繰り返しているだけ。
「……これは、『敵襲』と見るべきですね」
「ええ、揺れにしては『横』からの衝撃派が伝わってきているだけだもの。
けれど、『此処からは姿が見えない』と」
「歌音……何か『かかった』かしら?」
二人の視線を受けた歌音は、首を振る。
その様子を見たつかさも、『同じ様な』結論に至って。
「それが、無いんだよな。強いて言うなら――」
「……そうね、壁の向こう。『島の外』から襲われている、かしら」
今までに収集した情報と、実際に知覚したものから考えるに、
島に湧き出た温泉は、攻撃を受けた事による『副次的な発生物』に過ぎない、と。
「きっと、何度もこの島に衝撃が加えられた事で、
ダンジョン間の間に湧き出していた温泉が、生活空間部分に表出した……と」
「と、見るべきかしらね。何もなければこの温泉が見つかるのはもっと先だった筈よ」
皮肉な事だが、温泉と奇妙な地震が手掛かりとなって、島の危機が発覚したのだ。
気づかないのなれば、いつ『壁』のどこかから抜かれてもおかしくなかった程の。
「でも、攻めに行くにはまだ材料が足りないよなぁ、相手は多分海の中だろ……?」
うーんと頭を捻り始める歌音を見て、オリヴィアが提案をする。
「ですが、幸いに壁はまだ破られて居ないようですし、攻める猶予は有りそうです。
異変が片付いたら、ゆっくり浸かりに来たいですね」
「そうね、全部片付いた後の温泉はきっと格別よ……」
身体を動かし終えた後に入る湯の温もりは何物にも変えがたい。
島を見えぬ敵から守りきれば自然と、温泉も褒美として残されているのだから。
「その時はまた、改めて来ましょう?」
「うん、今度はゆっくり入りたいな~♪」
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
アルタ・ユーザック
「温泉料理を作れるところ、あるかな・・・?」
温泉と言えば、温泉卵・温泉饅頭・地獄蒸し・・・
以前行った温泉では温泉卵しか作れなかったから、今度は地獄蒸しが作れそうな蒸気が出てるところがあればいいけど・・・
『一騎当千・千変万化』で、自分のアルターエゴを限界まで出して、温泉の情報の聞き込みや実際に行って目で確認したり、温泉に入って体感してみたりすればいいかな?
誰も掘ってないなら島民の気づいていないところに、他の温泉や関係のありそうなものがあるかもしれないし、地下に火山があるなら地獄蒸しが作れる可能性が高そうだし・・・
・・・効果範囲は充分だろうしわたし自身は、温泉後のミルクのために動かないけど・・・
●『分身』達の温泉街調査
「温泉料理を作れるところ、あるかな……?」
アルタ・ユーザック(クール系隠密魔刀士・f26092)が、
この島に来て早々に思い至ったのは『温泉料理』の方であった。
既に島民達の一部が調理をしている光景を見て気が逸ったのかは不明だが――
彼女の行動は、凄まじい形となって実行された。
この日、アルタに酷似した人間が、島内に『大量に』目撃証言が上がったのだ。
……同じ姿をした存在は世界に3人いる、みたいな話は数あれど、
同じ島に600人も似たような存在が彷徨いていれば、流石に都市伝説モノだろう。
が、肝心の本人は温泉から動くこと無く、
不動の態勢で風呂後の牛乳を楽しむ為に同じ温泉にいた、という。
……なので、これはあくまで『アルターエゴ』達の記録だ。
(火山……は、ありそうだけど、もっと深くまで行かないと、駄目そう)
彼女『達』は全て同じ判断に至った。
この島には幾らか『熱源』として活用することが可能な場所が複数箇所存在し、
それを活かして元々から料理を温めたりなど、様々な活用を行っていたらしい。
おそらく……だが、この熱源の一部が温泉の『溜まっていた』部分なのだろう。
「きっと、この温泉も……色んな箇所に『溜まってる』。
揺れで、此処以外にも、湧き出し始めてる……かもしれない」
かたや温泉卵を食べる『彼女』の傍らで、足湯に浸かる『彼女』もいるし、
海賊達に新しい温泉かもしれない、と情報を回し始める『彼女』も居た。
ただ、何度も言うがそれはあまりに『多く』。
「……嬢ちゃん、さっき会ったか?」
「ううん? 私にあったの……? 私とは初めてじゃないかな」
みたいな問答を受け、一部の住人がめまいを起こしたような気分になった、とか。
成功
🔵🔵🔴
ホーラ・フギト
ここでもダンジョンを拝めるなんて!
それに温泉の秘密……
ロマンに満ちてて素敵っ
リョウガさんは「何もなきゃ」と仰ってたから
大事に至る前に済ませて、何事もなく温泉を満喫できたわよ
って報告したい心持ち
開発は得意な方にお任せして、私は島の方に明るくご挨拶
海や温泉に明るくないから、とにかく尋ねて回る
温泉が湧いて、空気も暖かくなったりしたの?
温泉って勢いよく出るものよね、地響きとか地震は感じたかしら?
それと温泉が湧く前後で穴が空いたり、
崩れ易くなった所があれば見せて頂く
浸水や崩壊しそうな箇所は、
精霊さんの力を借りて、仮でも整備しときましょ
調査優先とはいえ、温泉に足を浸けるぐらいはしておきたいわ
せっかくだもの
●積み重なりし『亀裂』
「新しい世界……ここでもダンジョンを拝めるなんて!」
ホーラ・フギト(ミレナリィドールの精霊術士・f02096)は、
出身世界から落ちてきた『欠片』たるこの島で、心なしか楽しげでもあった。
(それに温泉の秘密……ロマンに満ちてて素敵っ)
気分はダンジョン踏破にも感じるが、既に分かっている情報から判断するに、
この温泉の湧き出した原因自体は『外部』にあると見ることが出来ていた。
なら、もっと大事な事は明確な『変化』をこの目で見て回る事だ。
「温泉が湧いて、空気も暖かくなったりしたの?」
「いやぁ、どっちかってーと、元から床が暖かかったトコに湧いた感じだな」
ホーラはサメの海賊に連れられて、ダンジョンを進んでゆく。
そんな最中にも怠らないのは情報収集だ。
「温泉って勢いよく出るものよね、地響きとか地震は感じたかしら?」
「そりゃあ出始めの時はそうだったかもしれねーが、なんつーかな。
揺れの後に床に軽く走った亀裂から『湧き出した』から、一緒くただったんだぜ」
どうも、温泉は揺れの騒動の最中に湧いた為に、湧き出る時の振動も、
昨今の『揺れ』と同じように考えられていたらしい。
(島の人達は、私達が来るまで、この一連の揺れは全て、
温泉が湧き出した揺れだと、勘違いしてる人も居たかも知れないのね)
「よし、嬢ちゃん……此処が補修を何度繰り返しても亀裂が入っちまう場所だ」
彼に連れられてやって来たのは、開発のまだ十全でない、
まだ学園世界にあった頃と似たような名残すら感じられるダンジョン部分。
かつては美しく調度されていたであろう壁も、亀裂と繰り返しの補修で、
だいぶ痛々しい姿に変わってしまっていた。
「だいぶ酷い亀裂ね……水圧に負けなければ良いんだけれどって、きゃあっ!!」
その時激しい『攻撃』が、壁の向こう側から加わって、島に揺れが響き渡った。
同時、壁の亀裂が先程よりも激しく走る。それは偶然だったのかもしれないが、
見えない敵の積み重ねた成果が、眼前に『大規模』な形で現れたのだ!!
二人は顔を見合わせる。これが島の『水面下』で起きていた襲撃なのだと。
「……これ、急いで『埋めない』と、大変な事になるわ!」
「ああ、この場所に先に気づかれたら、雪崩込まれる所だった!!」
幸いに整備された通信網によって素早く伝達されたこの危機は、
海賊達や精霊達の力によって頑丈に補修されたが、最早これ以上猶予は無いだろう。
だが――この亀裂の地点から明白なように、敵は『深く』に潜っている。
近場の足湯を借りながらも、ホーラは少し思案していた。
「敵は海中、しかも深い所かもしれないわね……どうやって先手を打とうかしら」
大成功
🔵🔵🔵
ハヤト・ノーフィアライツ
アドリブ連携歓迎。
分野は適当。
港と堤防を整備するか。
まず高所から周辺地形を把握、【情報収集】する。
アタリをつけた上で指定UCを使用、【メカニック】の知識で設計をひねり出す。
その上でUC【ファルコン・フォース】を使用。重機系ロボ63機フル稼働で工事開始。
堤防に関しては用途を説明し、可能なら周辺地域からの協力も取り付ける。
材料が調達可能ならコンクリートも製法を教えて製造し、補強に使う。
材料的に欠点があるのはわかってるんだが、まぁ欠点まで説明して
随時補強して貰うさ。
港もついでに設備更新し、利用しやすくしよう。
あと対空バリスタと対潜用カタパルトも製造し設置。
カタパルトで使用する簡易爆雷の製法も教授する
●目標は――『深海』!?
「さて、観光とかの整備が進んでるなら、港とかも大事だよな」
ハヤト・ノーフィアライツ(Knight Falcon・f02564)の見回すように、
この島の港はあいにく自然のそのままを活かした形と言っていい程に、
あくまで『この世界の基準で』それなりに整っている程度であった。
ならば頑丈に、しかも利便的に整備してしまおうと、彼は陣頭指揮を取り始めた。
……急速な近代化整備とも言えよう。
彼は曲がりなりにも『サイボーグ』であるが故に、
重機ロボを大量に差配した上で、大規模な工事を手早く確実に進めていった。
「堤防はこんな形で整備出来ると良いな、あとは防衛設備か」
「それなら、海の中と海上、どっちも狙える方が良いですね。
この世界、いつコンキスタドールって連中が襲ってくるかも分かりませんし」
島民達は驚く程順応が早い――というべきか、
土木工事の知識に関してかなり貪欲だった。
コンクリートの利点も欠点も把握した上で、実情意見を手早く出してゆくし、
機械の扱いに手慣れているハヤトに相談しながら、港を素早く整備してゆく。
そんな風に温泉そっちのけで港のインフラ整備を進めていた彼だが、
彼の元に、急ぎ足で島の海賊達はばたばたとやって来た。
「兄さん、ちっとその『カタパルト』。急いで整備してくれないか?」
シロナガスクジラの海賊は、若干血相を変えたような顔でハヤトに声をかける。
「ん、対潜カタパルトか? なんだって急に……」
それを受けて急ピッチで整備は進んでゆくが、その理由は直様に彼から告げられた。
「島の海の『深部』から攻撃を受けているみたいだからな――
『奇襲』できる手段が多いに越したことは無いだろう?」
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『ウォーマシン・タイプマリン』
|
POW : 襲撃は速やかに
【急速接近からの超高温ヒートカトラス 】による素早い一撃を放つ。また、【水中から船・陸上へ強襲出来る推進機構起動】等で身軽になれば、更に加速する。
SPD : 障害は燃やし沈めて
【機敏な動きで右腕に担いだマルチランチャー】を向けた対象に、【通常炸裂弾頭か高速誘導魚雷】でダメージを与える。命中率が高い。
WIZ : 命と宝は根こそぎに
自身の【頭部(メガリス探知用センサーユニット)】が輝く間、【敵位置を常に補足し】放つ【銛型高速徹甲弾】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●深海に群れ為す機巧の群れ
島の海の深く――奇妙な輝きの群れは其処にあった。
放つ大量の魚雷は、明確な意図を持って何度も『島の壁』に向けられていた。
「――目標の耐久度の低下を確認、突入孔作成完了までの試行回数を再演算」
数撃ちゃ当たるというには余りにも『暴威的』で。
その深海からの強襲はもう少しで成就しそうな程であった。
だが……それは先程までの話だ。
「……? 海上から大量の『投射物』をかくに――」
港のカタパルトから投げ込まれたのは、開戦の狼煙とも言える数多の『魚雷』。
それを合図に突撃してきた猟兵達は、『見えない敵』とようやく会敵した。
それは――深海に潜む『宇宙戦艦』から出撃した、海中適応型ウォーマシン!!
【MSから】
・先に大体の敵の位置を発見したので、敵の『出撃』してくる位置を奇襲します。
・カタパルトから支援爆撃が飛んでくるので先手を打つ猶予は十分にあります。
……が、『海中戦』です。その辺りを活かすとより有利に戦えるかも。
・必要な場合は騎乗用のサメやイルカを島の海賊から借りることも出来ます。
【深海適応】【水中機動】辺りがLV0で付いているステ補正の無いものですが……。
(戦闘に支障は無いけど、最低限なので自前技能が無ければ有利にもならない程度)
・特に水中だから特定の不利になる、ということはありませんが、
水中だから有利になりそうなものは上手く使っていって見て下さい。
ホーラ・フギト
海中のウォーマシンさんに宇宙戦艦!
かっこいいわ!
ウキウキしつつ巨大深海魚イースクに騎乗
UCを使い、海の精霊さんへ呼びかける
海に静穏を取り戻すため、力を貸して!
イースクと杖に、水の奔流を纏わせるの
装甲代わりになるし、移動速度も上がるはず
そして杖の奔流を螺旋状に突き出し、急襲を試みる
攻撃がまともに当たらなくても、挙動か均衡を崩せれば上々
他の方が攻撃し易くなれば嬉しい
敵の頭部ユニットが光ったら、杖を前方に構えて
イースクと海の流れの力を借り、徹甲弾を受け流す
多少当たってもへっちゃらよ。これぐらい痛くないもの
深海、島、そこに生きる人々……
彼らが共生する光景は、とっても綺麗
だから守らなくちゃ。ね、イースク
●
先制の爆雷投下が晴れた後――
猟兵達は島を『外部』から襲っていた敵を始めて肉眼で『目視』した。
「……あれが島を襲っていた敵なのね。
海中のウォーマシンさんに宇宙戦艦! かっこいいわ!」
ホーラ・フギト(ミレナリィドールの精霊術士・f02096)にとっては、
深海に潜んでいたそんな敵達の光景も『かっこいい』と言えてしまうのは、
ひとえにダンジョンがある世界の生まれ故だったのかは……定かではないが。
猟兵達の先をゆく彼女と深海魚たるイースクは、素早く到達してゆく。
「――海に静穏を取り戻すため、力を貸して!」
願うように告げられた言葉が海の世界に波及した時、生まれたのは1つの流れ。
彼女達を導くように、『海』は深きに潜む略奪者達である機巧の群れに向け、
力強い奔流を彼女達の護りとして授けてくれたのだ。
深海、島、そこに生きる人々……
彼らが共生する光景は、巡りゆく世界の中でもこの世界故の光景かも知れない。
故に、この姿は『美しい』と思えたし、それを侵略する者から遠ざけなければ。
「……だから守らなくちゃ。ね、イースク」
彼女の掲げた杖にも、海流は螺旋の如く収束していく。
小規模とはいえ変化した海流が『此方側』に向かってくるのを観測した以上、
ウォーマシン達の視線が全て彼女達に向くのも無理はないこと。だが。
戦線へと『触れた』海流は、あってはならぬ『欠片』達を無慈悲に乱してゆく。
「『――第一戦線に崩壊の兆しアり、至急戦力補充要請ッ、ヲ……!?』」
頭部アイセンサーの輝きは、こんな殺伐とした状況でなければ、
海中の宝石の輝きにすら取れたかもしれないが、それの生み出す爆雷の波すら、
奔流を纏った彼女達を止めるには至らないのだ。
「そんな簡単に、援軍なんて呼ばせないわ。精霊さん達の力もあるんだもの!」
成功
🔵🔵🔴
ハヤト・ノーフィアライツ
アドリブ連携歓迎っと。
なるほど、こいつらか。随分好き勝手してるようだが…、思い通りにゃさせないぜ!
指定UCを使用。宇宙バイク共々自分の海戦能力を強化しつつ突撃。
【水中戦、深海適応、地形耐性】も駆使して水中に適応。
【戦闘知識】で味方と相手の動きの予測を立てつつ、
【誘導弾、一斉発射、範囲攻撃】で手始めに遠距離から魚雷で爆撃。信管は近接信管を使用、
海流も乱して撹乱する。
近距離の相手には【騎乗】した宇宙バイクによる【踏み付け】や【ランスチャージ、串刺し、怪力、鎧無視攻撃】等を駆使して攻撃。
爆雷に向けて【吹き飛ばし】てやるのも手か。
攻撃は【早業】で回避し【武器受け、激痛耐性】で防御。
芦谷・いろは
あら?海中からですか
中々面白そうな仕様の戦艦ですけど
もう少し温泉楽しみたかったですよ
一般猟兵のいろはは水中戦が得意って訳ではないですが
得意な方がいるのが猟兵って集団な訳なので
得意な方に便乗しようと思います
操り人形としっかりと《手をつなぐ》
【古ぼけた童謡】を使用して、接敵している仲間の元へワープ
《範囲攻撃》で複数の敵を巻き込み《なぎ払い》していきますね!
危なくなったら操り人形に《武器受け》して頂いたり、《敵を盾にする》ですよ
それでも危なかったらユーベルコード使って退散
《ロープワーク》や《罠使い》の技能を使い操作糸で網の様なのを作って
敵を動き辛くしたりとか出来ないですかね?出来たら面白そうかなと
●所変わっても
続けて、海中に向けて『射出』されるような機影を1つ、機巧達は目撃した。
それは『星』が付いた方の海ならば案外目撃できたかもしれない光景。
ハヤト・ノーフィアライツ(Knight Falcon・f02564)の駆る宇宙バイク――
『グランドファルコン』が真っ直ぐに深海に向けて突き進む姿だった!
「なるほど、こいつらか。随分好き勝手してるようだが……、
思い通りにゃさせないぜ!」
彼の側もウォーマシンの群れを視認し、派手な海中戦は再び始まる。
ヒートブレードを海中でも分かるかのような激しい炎熱を纏わせ、
素早く突貫してくる機巧の群れに差し向けられたのは、
小手調べと言わんばかりの魚雷の『弾幕』。
「ああ、最初は後ろを取れないだろ? なら突撃する『余地』は作らせて貰うぜ」
弾幕は接触するよりも早く、群衆の近くに到達した瞬間、
花火大会でも始めたかのように次々に激しい爆発で海中を彩る。
その爆発の中心地に自ら乗り込むようにバイクは更に加速していく――
「『陣形の修復と救援を求ム――』」
爆発の余波で完全に乱された海流は、最早的確な連携を不可能な物としていた。
情報共有ばかりは素早かったが、それの隙すらも許さぬのが猟兵だ。
「じゃあそれが届く前にもっと『散り散り』にしてやろうか……って、ん?」
そんな彼がふと後ろを振り返ると、気づかぬ間に同乗者が一名増えていて。
「……いろは自身、海中戦の『足』は持ってないから、
相乗りさせてもらおうかなとか思いましたけど! ど真ん中じゃないですか!」
せっかくですし、もう少し温泉楽しみたかったんですよ……? みたいな顔で、
膨れ面気味に同乗していた芦谷・いろは(傀儡使い・f04958)は、
たまたまこの場所に『選ばれて』しまったようで。
「これだけ多いと『まとめがい』もありそうですけど、ね!!」
素早く操り糸を網状に組み上げて、機敏な動きを封じ込めるように展開すれば、
その直後に機巧達を『轢いて』行くのはバイクといろは自身の人形達。
「おっと、素早い人形捌きだこって。まだまだ行けそうか?」
「流石に物騒なもの振り回されたら拘束も意味なくなっちゃいますけど――
そっちは、『なんとかなる』ってことでいいですか?」
後部座席に乗せるような形となってしまった少女の姿を認めながらも、
ハヤトは彼女の返答にエンジンの加速で『応える』。
「ピンチってことにはならなさそーですけど、
とっとと倒して温泉の続きといきたいです――ね、っと!」
バイクと人形が鎧袖一触とばかりに、陣形を破壊しては『最短距離』で、
深海に潜んでいた戦艦へと向かってゆく。
だが、まだまだ猟兵達の進撃は収まらない。
崩れた陣形の修復すらも待たせぬように、更なる加勢は続いていくのだから――
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
死之宮・謡
アドリブ歓迎
ウォーマシンか…海中仕様とはソコソコ珍しいんじゃないか?
彼奴ら宇宙仕様か陸戦仕様が大半だからな…まぁぶっちゃけ如何だって良いんだがな
さて…(先ほど呼んだ七血人共を見渡し)適当に行ってこい。討伐数最下位には罰ゲームが待っているので張り切って参加する様に。
【vexillum=gladius】…但し、このように大量の旗魚も参加する。
貴様らの討伐合計が旗魚の其れを下回っていた場合、全員罰ゲームとする
励めよ
(自分は海中散歩。ウォーマシンが近付いてきた時のみ黒雷とレ・フィドラで反撃する/呪詛・属性攻撃・怪力・鎧砕き)
●万物びっくり海産物ショー
まず前提として、ウォーマシンには『そういう船』での使用を除いては、
人工の海しかないSSWにおいては、水中戦仕様というのはあまり存在しない。
つまり、この海中戦仕様達はこの世界に落ちてから発展を遂げたとも言える。
「彼奴ら宇宙仕様か陸戦仕様が大半だからな……」
まるで物見遊山のノリのような死之宮・謡(狂魔王・f13193)だが、
傍らに控えていた七血人達は正直、どんな酷い目に合わされるのだろう、
……という顔をしていた。皆、一様にして。
その酷い目に耐えうる武人を使い走りにする彼女も彼女なのだが。
「さて……適当に行ってこい」
この場合の適当に、というのはあまり普段と変わらないであろう。
くるりと見渡された彼女達は、冷や汗を誤魔化すのに必死さすら見えた。
「討伐数最下位には罰ゲームが待っているので、張り切って参加する様に」
だが問題はそれではなく――彼女らは次の瞬間真顔になった。
「ただし」
名前つけるなら『ツルギカジキマグロ』とかそんな安直な名前そうな、
先端がどう考えても魔剣のような何かで構成されているカジキの群れを、
海中散歩のお供かとばかりに侍らせているのだ。
これには流石の七血人も真顔にならざるを得ないだろう。
「貴様らの討伐合計が旗魚の其れを下回っていた場合、全員罰ゲームとする」
その表情は愉快そうでも何でも無く、ただただ単に――
「励めよ」
酷薄そのものだった、と言える。
そうして過酷なバラエティロケみたいな狩りは始まった。
上からもカジキ、下からもカジキ、横から割り込むように七血人。
これでギリギリ七血人達が意地を見せて優勢を保っているっていうんだから、
やられる側としては溜まったもんじゃないし、なにより主催者は――
優雅に海中散歩をしていた。当然機械なのでその隙を狙いに行くのすら当然だが。
「……ああ、流れ弾ならぬ流れ『機械』ぐらいはなんとか出来るさ。面白くも無い」
嘆息するように自らの得物と黒き雷で薙ぎ払っていたという。
……戦艦まで、後もう少し。
大成功
🔵🔵🔵
マチルダ・メイルストローム
いやっほう! カチコミだ!
陸上、水上でもよく見かける機体だね、人間だったら水中じゃうまく動けないんだろうけど……深海生まれをなめんじゃないよ!
【アクアテッィク・プレデター】を使用、『高速泳法』と秘宝「メイルストローム」の海流を操る力を併用すること魚雷に負けない速さで泳ぎつつ、秘宝「シー・ミストレス」で魚雷を撃ち落として対処しながら『水中機動』でウォーマシン・タイプマリンに接近、秘宝「メイルストローム」で力任せに叩っ切る!
海でこのあたしとやろうなんざ、一万年早いね!
●海とともに生きるもの
「いやっほう! カチコミだ!!」
マチルダ・メイルストローム(渦潮のマチルダ・f26483)は意気揚々と往く。
何せ彼女は単なる人間ではなく、海より生まれ、海を友とする者ら。
その軌道速度は海棲生物に騎乗していないにも関わらず、他の追随を許さない。
「『新たな敵性個体を確認、迎撃体制に移行』」
「……陸上、水上でもよく見かける機体だね」
ウォーマシン達も、それに気付かぬ程に愚かではないが、
水底にて不気味に輝く人工物のセンサー達はそれでも彼女の確信を揺るがせない。
「人間だったら水中じゃうまく動けないんだろうけど……
深海生まれをなめんじゃないよ!」
メガリスの齎す『加護』が、瞬く間に暴威的な海流を生み出す。
向かってくる魚雷にすら負けぬその速さこそ、彼女の自信の現れ――
驚愕とともに脅威度更新を図ろうとする機体を待たずして、『略奪』が始まる。
「ははは、驚いたかい? なにせ海中戦はあんたらだけの十八番じゃない……」
水中で有りながら海上と同じような銃捌きで以て、迫りくる魚雷を撃ち落とし、
サーベルの切っ先が地の利を得たと『勘違いした』鉄塊達へと突き付けられる。
「――海賊が、水中で戦えないはずがないだろ?」
いくら海中戦仕様とはいえ、そもそもが水中を得手とする種族に、
海中で挑むというのは無謀という他ない。
数々の攻勢に手薄になり始めた軍団を次々に刎ねてゆく刃は、
海流そのものが意志を以て暴れ始めたかのような力強ささえ誇っていた。
最早目前に迫っていた敵の本丸を前に――海に愛された者は高らかに告げる。
「――海でこのあたしとやろうなんざ、一万年早いね!」
大成功
🔵🔵🔵
オリヴィア・ローゼンタール
【FH】
ば、爆撃で突入孔を……
せめて掘削するとか、隠密に事を運ぶ発想はなかったのですか……
聖なる水の加護を受けたこの水着があれば、水中での戦闘も万全(水中戦・深海適応)
【トリニティ・エンハンス】【オーラ防御】により水の魔力を纏うことで、水への適性を更に強化
歌音さんと手をつなぎ、輸送してもらう
高速飛翔から水中へ【投擲】されることで超高速で着水
敵は突入孔を作るために火砲を構えている筈
近接戦闘用に換装する前に、反応速度を超えて吶喊(高速泳法)
前方に聖槍を構え、【ランスチャージ】で【鎧砕き】【串刺し】に
鳩尾の発光体、重要部品と見ました――突き穿つ!
荒谷・つかさ
【FH】
ああいう豪快なやり方、正直私は嫌いじゃ無いわ。
如何にもINT低そうで、楽しく殴り合えそうじゃない?(戦闘狂の発想)
水中戦は得意じゃないんだけど……
でも、足さえ補助して貰えればどうとでもなるわ。
歌音、頼んだわよ。
歌音と手を繋ぎ、水中での機動は彼女に一任
歌音と共に敵陣へ突撃、私はすれ違いざまに【鬼神鉄爪牙・握凄破】を発動
適当に掴み、そのまま怪力で握り潰す
掴んだ部位が頭部等の急所でない場合は、逃がさないよう脚を絡みつかせ捕縛してから再度急所狙いで発動
機能を停止するまで、容赦なく破壊し続ける
また、どこを壊したら止まったかは情報を共有しておく
白峰・歌音
【FH】アドリブOK
呼び方:つかささん『つかさ姉』オリヴィアさん:『オリヴィア姉』
了解だぜ、つかさ姉!それじゃあ、つかさ姉オリヴィア姉ともばっちり手を繋いで、と♪
「平和な島を脅かすこそこそした泥棒魚!オレ達3人が残らずまとめて釣り上げてやるぜ!」
って訳で、破壊力抜群の魚雷!突撃だぜー!!
海なら広く空間を使える…って訳で、オリヴィア姉つかさ姉と魚雷戦法だ!
二人と【手を繋ぐ】して、UC【イマジネイト・リミットブレイク】して敵陣へ全速力で突撃!
オレは攻撃せず足役に徹して水中を駆けまわりながら、敵の攻撃を【第六感】も駆使して攻撃を察知、【見切り】【水中起動】を駆使して躱して次々敵に突っ込んでいくぜー!
●突撃魚雷大作戦
港で、三人娘は準備も兼ねて先に集合していた。
「ば、爆撃で突入孔を……
せめて掘削するとか、隠密に事を運ぶ発想はなかったのですか……」
オリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)は、
温泉の湧き出した発端を思い返し、苦笑する他なかった。
何せ、それが『合理的』かもしれないとしても、隠密性の度外視された、
本当に『機械的』にしか考えていない突入方法は、正直愚すら考えられる程で。
「でも、ああいう豪快なやり方、正直私は嫌いじゃ無いわ……」
そんな中でも荒谷・つかさ(『風剣』と『炎拳』の羅刹巫女・f02032)は、
ギラギラと内なる闘争心を昂ぶらせているような思考を回している。
「如何にもINT低そうで、楽しく殴り合えそうじゃない?」
「確かにつかささん好みでは有りそうですけどね……ともかく、私達が最後ですか」
彼女らも、海中という特殊な環境に策を講じ続けていた。
「水中戦は得意じゃないんだけど……
でも、足さえ補助して貰えればどうとでもなるわ。歌音、頼んだわよ」
つかさの言葉を受けて、白峰・歌音(彷徨う渡り鳥のカノン・f23843)が、
二人の間に入って手を繋ぐように準備を整えていく。
「平和な島を脅かすこそこそした泥棒魚!
オレ達3人が残らずまとめて釣り上げてやるぜ!」
つーわけで破壊力抜群の魚雷、突撃だぜー!! と声高らかに叫んだ歌音は、
そのまま二人を連れて戦場たる海の中へと消えていった。
――さて、その肝心の魚雷が何処にあるのか、というと。
『彼女達』の事なのである。
歌音が『足』となって水中での機動力を確保、そして二人が対敵を担当する。
……速度も相まって魚雷を通り越してミサイルなのかなんなのか分からないが。
三人娘の『魚雷』は、すれ違うだけでウォーマシンを『握り潰して』いた。
「頭を潰した所では止まらないようね。それでもセンサーを潰せば時間が稼げるわ」
すれ違いざまに『握り潰された』頭部は、足を止めるほどではなかったが、
明確に狙いがずれ始めたのをみて『センサーユニット』が詰まっていたのだと、
つかさは分析しながらも、反対側で応戦するオリヴィアに告げる。
「なら、急所は――鳩尾の発光体。貰い受けます!!」
中核たる歌音の回避軌道に合わせるようにして振るわれる聖槍が、
見立て通り、近接武装でなく火砲を構えていた機械達の胴部を過たず貫く。
大きな風穴を開けて動きが停止すれば――
泣き別れした身体は、そのままただの鉄塊となって海に沈んでゆく。
「おおっと、オリヴィア姉、つかさ姉、やっぱり胴を狙ったほうが早いみたいだ!」
先程から回避に専念し続けていた歌音も『機動』ばかりを任されている訳では無い。
迂回をなるべく減らすように、真っ直ぐに。
だが無謀を避けるためにも情報共有は迅速に――
割れた弱所は、頭部を喪った後、すぐに組み付かれた機体の末路を決定付けた。
「……確かにこの『発光体』の付近に動力の中核があるようね。
もう十分に目減りしたし、相手の戦力を断つ為にもきっちり始末しなきゃ、ね」
弱点を『理解』した魚雷など、どんな物だろうと相手はしたくないだろう。
だが、無情にも魚雷は向こうから迫ってくるのだ。
次々に散っていく機体が、全て応戦不可能になった時、
残されたのは……今回の騒動を持ち込んできた『戦艦』のみだった。
「さて、もう守ってくれるウォーマシンも居ないわよ?」
「残りは本丸のみって奴だ、覚悟ー!!」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『航宙駆逐艦『レコンキスタ』』
|
POW : 亜光速加速砲
自身の装備武器に【亜光速にまで物体を加速させる装置】を搭載し、破壊力を増加する。
SPD : 大気圏突入シールド展開
全身を【多重装甲のシールドで包む大気圏突入モード】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ : 『アーマー・レコンキスタ』の出撃
【敵の動きを強制的に止めるビームガン】で武装した【超装甲のロボットに登場する特殊隊員】の幽霊をレベル×5体乗せた【吶喊用ドリルがついた強襲揚陸艇】を召喚する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「クリスタル・ファイアヘッズ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
【MSより】
・事前予告通り、航路の進路を決めていきたいと思います。
今回は『海図の中心部(渦巻のところ)』からどの方向に島があるか、を
取りたいと思いますので、FL部分の何処かに方向を記載して頂けると助かります。
結果を総合して、一番多かった方向(反対方向でない限りは2番めも加味)に、
島の申請を出そうかと検討していますので宜しくお願いします。
(※特に無かった場合はMS側で適当に決めます)
・戦場セッティング自体は前章を引き継ぎますが、
うまく追い込めた場合は海上へと引き摺り出す事も可能なので検討してみて下さい。
●海中に至った『航宙艦』
戦艦と思しきものの正体は、SSWでも見慣れた物だった。
何の因果か、海中にも適応するに至ったその宇宙の船は、
最早善良な存在など載せていない。明確な『略奪者』なのだ。
出撃させていたウォーマシンを全て喪ったその船は、決断したかのように、
自ら交戦形態に移行する――
最早互いに『逃がす』道理など存在しない。
『過去』として呑まれたこの船を、早急に制圧する他ないのだから!!
ホーラ・フギト
宙の果てから海の底まで
……長旅だったかしら
終わらせてあげましょ
引き続き、海に適応した巨大深海魚イースクに騎乗
特殊部隊のビームをかわすため、海中を縦横無尽に駆けるわ
避けきれない場合も想定し、杖のティーナを盾代わりに構えて
目的はかれらと、かれらの乗る揚陸艇の動きを知ること
集中して挙動を学習したら
『ミレナリオ・リフレクション』でお返しよっ
あれだけのビームと敵の数だもの
相殺するだけでも、泡や水流になって攻撃の余波が咲き乱れるはず
ほんの短時間でもいいの
戦艦の探信儀(レーダー)に、私や仲間が捕捉され難くなれば
そこが強襲のチャンスよ!
イースクと共に泡の中を突撃
自分への損害は省みず、杖から炎の精霊魔法を放つわ
●長き旅の残骸
彼らは、宙の海からやってきたものだろうか。
長い旅路の果てに、世界から『切り落とされて』。辿り着いたこの場所はおおよそ真逆とも言って良い世界だろう。
「宙の果てから海の底まで……長旅だったかしら」
イースクの背から、その宙でも変わらなかったであろう光を見据えたホーラ・フギト(ミレナリィドールの精霊術士・f02096)は、自然と彼らの道程を想像するように。
その船体から躍り出る揚陸艇は、きっと、悲願たる場所を探し続ける為のものだっただろう。
けれど、彼らは悲願を叶えられることも出来ず、
……延々と、永遠と。『探し続ける』ことしか出来ないのか。
「――終わらせてあげましょ」
その声は向こうに届いただろうか……ホーラの呟きが、静かな海に溶けてゆく。
海の底は再び鋼の戦隊の織り成す戦場へと変じた。
乗組員達を詰め込んだその無骨な棺達は、立ち向かってきた猟兵達に向けて数を頼みとばかりにビームガンの乱射を以てその存在を示してゆくが――
粗雑な包囲網に彼女が容易に捕まることなど、無かった。
(精度はそこまでなさそうだけれど……、それでも数で押されたらゆっくりと不利になるわ)
網目を縫うように泳ぎ回るホーラ達を必死で捉えようとする銃撃を鮮やかに避けながらも、攻勢には出ず。彼女達は只管観察に徹していた。
その動きを「知れば」、自然と再現も対処も割り出せる。
「私達に必要なのは――」
集積は終わったとばかりに、彼女が杖に思いを込めて、念じあげれば……
「飛び込む為の、大きな『隙間』よ」
鋼の艦隊は、もう一つに『増えた』。
傍から見れば混戦が更に激しくなったようにも思えただろう。
だが、今までと明確に違うのは、同じ数の物量をこちらも手に入れた事だ。
一瞬だけだが、この瞬間こそが、彼女の望んだ好機――
紡ぎあげた一筋が、船に至り。煌々とした焔が、海の底で鮮やかに燃え広がった。
大成功
🔵🔵🔵
カミーユ・ヒューズマン
アドリブ&連携歓迎
「ぬはははははっ! 待たせたのぅ皆の衆、お姫さんの登場じゃあ!」
ようはあの船を撃破すればよいんじゃろと加勢します
「ゆくぞ、くらげたん」
とUC発動後にマスコットのくらげたんに声をかけ、合体というか絡みついて貰い、飛翔速度を活かして上空から強襲
「海はわしとくらげたんにとってホームグラウンド、ここを戦場としたのは失敗じゃったな」
「お姫さんとは皆の心の支えとなりその拳で絶望を物理的に排除する者ッ! わしらの行く手を遮るのであれば粉砕あるのみ!」
「喰らうがいい、これがお姫さんパンチじゃあ!」
攻撃はハートを盾代わりにして受け止めつつ突撃、速度を一撃の威力に乗せて全力の拳を叩き込みます
●魁とかしてそうなお姫様
……一方その頃。
海上には淑やかな桃色のドレスを纏い、クラゲと共に空に浮かぶ青髪の姫君がいた。
そう、姫君。書いてる人も何度も言い聞かせているが姫君。
仁王立ちしてどっかの男を鍛える塾かとすら錯覚するが姫君。
「――ぬはははははっ! 待たせたのぅ皆の衆、お姫さんの登場じゃあ!」
カミーユ・ヒューズマン(セイレーンのプリンセス・f26887)は世界で一番雄姫様なのである。
そう、彼はれっきとした『お姫様』なのである(生物学的にもれっきとした雄)。
――誰だよこの人負かせたの!!!
彼がプリンセス’s eyesでしかと見据えるのは海面の下ではっきりと高速逃亡を繰り広げる、『宙』の駆逐艦。
「ふむ、……あれが今回の『狙い』か。ゆくぞ、くらげたん」
姫君の眼光は海面下でコソコソと逃げ回る悪を許さない。
屈強なるバルクに伴である『くらげたん』の触手が絡みついたかと思うと――
浮上する瞬間の駆逐艦めがけて流星の如く『突き刺さった』のである!!
阿鼻叫喚を示すようなアラート音がけたたましく鳴る中を、雄姫様は健康的すぎる歯茎をしっかりと見せて甲板へ『降臨』する。
「海はわしとくらげたんにとってホームグラウンド――ここを戦場としたのは失敗じゃったな?」
浮上した瞬間に合わせて強襲を受ければ誰だって混乱するが、それ以上に強襲した存在もなにか混乱しそうな彼であるので、敵襲!とばかりに揚陸艦が出撃していくが――
ここはセイレーンたる彼のシ……もとい、ホームグラウンド。
飛んでくる揚陸艦をちぎっては投げ、ちぎっては投げ、ついでに言えば日曜の朝かと思う程にプリンセスな音を豪快に鳴らしながら軽やかに、かつ豪快に。それでいて端々の所作の淑やかさは忘れずに。
雄姫様は艦橋へとゆっくりと進撃していく。
「――お姫さんとは皆の心の支えとなりその拳で絶望を物理的に排除する者ッ! わしらの行く手を遮るのであれば粉砕あるのみ!」
……そうだったっけ。
ともかく、お姫様の道行きには鉄くずで創り上げられた薔薇の道が轍のように残されて、本人はとかく真面目に真摯にやってるだけに笑い事にはしたくないのだが朝から狼狽している誰かとともに。
「喰らうがいい、これがお姫さんパンチじゃあ!」
……第三艦橋辺りがお姫様の拳で粉砕されたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
上野・イオナ(サポート)
『英雄イオナ 希望を描きにただいま参上!』
ヒーローの類いに憧れてる系男子です。悪いやつ許せないです
でもカッコイイものや面白そうな事が好きで直接助ける対象が見えてない場合はそちらを優先することがあります
具体的にはとあるシナリオで崩れる遺跡の中、巻き込まれてる人が居ないか探さずに、カッコイイ剣をあつめてました
正統派英雄を目指してますが
クールなダークヒーローやイラズラ好きのややひねくれた主人公とかも好きです
UCは指定しているものはどれも使いますが【バトルキャラクターズ】は気づいたら多用してます。雰囲気に合いそうな色んなキャラ召喚します
年齢に比べて行動や喋り方が少し幼い気がします
※アレンジ・連携 歓迎
●履修範囲が広いと逆に決め方を悩む
「――確かに海戦モノとかスペオペみたいなのも遊んだことあるけど」
遠くから、第三艦橋辺りを爆発させる宇宙の船を見て、上野・イオナ(レインボードリーム・f03734)はすこーしだけ思う。
落とすべき対象がカッコいいのはカッコいいのだが、宇宙の船なのに海にいるせいで、最早『誰で』落とすべきかという謎の論議だ。
普段のお気に入りはファンタジー系だが、ここなら向こうに合わせて『それっぽく』行きたくなるのが性分。
「……うーん、安直に海賊? いや宇宙海賊みたいな方向でも……」
雰囲気やカッコ良さを考案している新手の光景を見ているのか見ていないのか、
そそくさと離脱しようとし――ていたのだが、間に合う筈もなく。
「――決めた、『両方』だ! 『野郎共、『狩り尽くして』やりな!!!』」
もう既にだいぶ半壊しつつあるその船体に襲いかかってきたのは『海』と『宇宙』の海賊連合軍であった。
手数には練度有る手数を。どれほど統率されていようとも、連合軍側の地力の方が上なのだからあっさりと迎撃の揚陸艦隊が突き崩されていく。
その間隙を縫うようにしてイオナ自身が船へと肉薄し、叩き込まれるは“彩虹”の剣が紡ぎし破断の一閃。
虹色の軌跡が、船体に刻まれた瞬間、爆裂し。悲鳴の如く船はアラートをけたたましく鳴り響かせてた。
「『……戦艦落とし、とは違うが。一太刀は貰っていく』、なーんて」
ちょっとだけ、かっこつけれた気がする。
成功
🔵🔵🔴
月守・咲凛(サポート)
対空戦闘機の咲凛です。
空戦用の武装ユニットを装備してます。
私はお姉ちゃんなので、自分が怪我をしてでも戦えない人を守らなければならないのです。
後方への注意はちょっと疎かになりがちで、攻撃を受ける事もあるのです。
オブリビオンにトドメを刺す事を躊躇いませんけど、戦えない相手に対して攻撃するのはかなり躊躇します。
状況次第で武装ユニットを外して囮行動を取る事もあるのです。囮捜査は得意なのです。
戦闘傾向
アジサイユニットを盾として飛ばして身を守りながら、空中での射撃戦を好みますけど、護衛対象がある時とかはアジサイには味方を守らせて自分は敵の攻撃を躱しながらムラサメユニットで接近戦するのです。
●此処まで来たら追い込み漁
「もう少し、みたいですね……逃さないのです!」
最早満身創痍のまま逃亡を図ろうとする船体だったが、月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)にその存在を捕捉されてしまった。
空中での機動力を確保した彼女はあっさりとアラート音をけたたましく鳴らし続ける船体へと接近し、そのまま射撃体勢へと突入する。
「んー、だいぶ派手に壊されたから、もう潜って逃げる気力もないみたいですね」
このまま潜航を行おうとすれば、そのまま文字通り沈んでしまうだろうことは、向こうにも明白だろう。
だからこそ、突然飛んできた飛行ユニット装備少女にも潜ることができず、そのまま応戦する他ない。
バリアも貼り始めるが、最早それはその場を凌ぐまでが関の山だろう。
いくら無敵とは言え、船体があんな状況では、元気で万全な咲凛の猛攻に耐えきれるはずもなく。
途切れなく撃ち込まれた弾幕に、ついに航宙駆逐艦はその船体を晒し、驟雨のような雨のその身を晒す羽目と成り果てたのだ。
「ちぇっくめいと――なのです!」
成功
🔵🔵🔴
ユージィーン・ダイオード(サポート)
『目標確認。これより殲滅(ターミネイト)を開始する。』
『状況終了(ゲームオーバー)通常モードに移行する。』
〇性格
自称:くそ真面目の男
鉄面皮の無表情キャラ。
本人は笑ったつもりでも周りからムスッと怒っているように畏れられる系。
子供や動物好きだけど好かれない。
推理のできない鉄面皮脳筋。
〇行動
戦闘:武装を展開し、武器の使い捨てながら【一斉発射】と【制圧射撃】の【爆撃】で殲滅する火力バカ。
●長旅の果ての『海』
無事に逃げ切った、と安心できる筈もない。
最早沈みかかった船であるこのレコンキスタに、一つの影が着地する。
「……目標確認。これより殲滅(ターミネイト)を開始する」
……無慈悲な位の鉄面皮である、ユージィーン・ダイオード(1000万Gの鉄面皮・f28841)の姿であった。
船体に張り付かれてしまった以上、最早彼の砲火から逃れる術は存在しない。
至近距離での乱射は巨額の借金に塗れた果てのフルボーグの鋼の肉体には恐るるに足らず。ただただ沈みかかった船へ暴力を行使続けるのみ。
抗議のアラート音だけが虚しく響き渡るが、船の『なかのひと』も等しく撃滅されているのだから、最早どうしようもない。
いつの間にやらやって来た船に飛び移った彼は、その背中に巨大な爆発を背負い。
「――状況終了(ゲームオーバー)通常モードに移行する」
……殲滅をなし終えたのだった。
島を秘密裏に侵略しようとしていた、宙の船は、宇宙に帰れることもなく、ただ、嘗ての故郷の人々が夢見た本物の海の中へ――没していった。
だが、彼らが本当に『還れる』時がくるのか……それは未だ分からない。
※ルートに温泉が湧いた島が記載されました※
成功
🔵🔵🔴