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開拓航路~島に湧きしは海底よりの(作者 逢坂灰斗
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●開拓航路~海底にも届きそうな積層の島
「お、お前らが『外の世界』から来た猟兵、って奴らなんだな。
 俺はリョウガ・イグナイトってんだ。宜しく頼むな!」
 グリモアベースに集まった猟兵達を出迎えたのは――どうやら現地の海賊らしき青年、
 リョウガ・イグナイト(星海を目指す者・f26399)であった。

「で、いきなりだけど。お前達には鉄甲船『閃龍丸』に乗っかって、
 グリード・オーシャンの海図をちょっとずつ増やして欲しいのさ。
 今回はそんな感じで『温泉』が湧いた島まで付き合って貰いてーんだ」
 リョウガの書き出した島の光景は、蒸気機関の名残がいくらか見られる、そんな島。
「アルダワ魔法学園……だっけ? そこからダンジョンの『一部』ごと、
 切り取られて落ちてきた島らしーぜ。今は年数たって、元ダンジョンの所も、
 生活空間になるくらいに海賊の統治が進んじゃってるらしいけどなー」

 そんな海中に向けても居住空間が延びているという島に、温泉は湧いたという。
「取り敢えず、来たばっかで疲れてるだろし先に温泉入って休んできてくれよー。
 何もなきゃ、そのまままた船を出すからさ」
 此処で、猟兵達は頭を捻る。『何も、なきゃ』?
「……えーとさ、その温泉、なんか湧いた理由が『全く分からない』んだよな。
 具体的に言うと、俺には『温泉が湧いた島』があるよ、
 ……って情報だけが予知出来たんだ。
 島民に温泉が湧いた前後で何か異変がなかったか……とか調べとかないと、
 少し大変な事になるかも、ってトコ」
 つまり、温泉で休めるだけで『終わらない』可能性があるという。
 ……グリード・オーシャンの到着早々、とんだ休暇になりそうだ。

「先に言うけど、閃龍丸を盗られると不味いんで、俺は島に付いてもずっと船にいるぜ。
 探索や温泉はお前らだけで頼むなー。んじゃ、俺の分まで温泉、楽しんで来いよー?」
 リョウガがグリモアの転送術式を開けば、そこは閃龍丸の甲板。
 温泉が湧いた島までは、暫くは荒れた海に耐え抜く必要が有りそうだ……。





第3章 ボス戦 『航宙駆逐艦『レコンキスタ』』

POW ●亜光速加速砲
自身の装備武器に【亜光速にまで物体を加速させる装置】を搭載し、破壊力を増加する。
SPD ●大気圏突入シールド展開
全身を【多重装甲のシールドで包む大気圏突入モード】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ ●『アーマー・レコンキスタ』の出撃
【敵の動きを強制的に止めるビームガン】で武装した【超装甲のロボットに登場する特殊隊員】の幽霊をレベル✕5体乗せた【吶喊用ドリルがついた強襲揚陸艇】を召喚する。
👑11 🔵🔵🔵

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はクリスタル・ファイアヘッズです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


【MSより】
・事前予告通り、航路の進路を決めていきたいと思います。
 今回は『海図の中心部(渦巻のところ)』からどの方向に島があるか、を
 取りたいと思いますので、FL部分の何処かに方向を記載して頂けると助かります。
 結果を総合して、一番多かった方向(反対方向でない限りは2番めも加味)に、
 島の申請を出そうかと検討していますので宜しくお願いします。
(※特に無かった場合はMS側で適当に決めます)

・戦場セッティング自体は前章を引き継ぎますが、
 うまく追い込めた場合は海上へと引き摺り出す事も可能なので検討してみて下さい。

●海中に至った『航宙艦』
 戦艦と思しきものの正体は、SSWでも見慣れた物だった。
 何の因果か、海中にも適応するに至ったその宇宙の船は、
 最早善良な存在など載せていない。明確な『略奪者』なのだ。

 出撃させていたウォーマシンを全て喪ったその船は、決断したかのように、
 自ら交戦形態に移行する――
 最早互いに『逃がす』道理など存在しない。
 『過去』として呑まれたこの船を、早急に制圧する他ないのだから!!
ホーラ・フギト
宙の果てから海の底まで
……長旅だったかしら
終わらせてあげましょ

引き続き、海に適応した巨大深海魚イースクに騎乗
特殊部隊のビームをかわすため、海中を縦横無尽に駆けるわ
避けきれない場合も想定し、杖のティーナを盾代わりに構えて
目的はかれらと、かれらの乗る揚陸艇の動きを知ること
集中して挙動を学習したら
『ミレナリオ・リフレクション』でお返しよっ
あれだけのビームと敵の数だもの
相殺するだけでも、泡や水流になって攻撃の余波が咲き乱れるはず
ほんの短時間でもいいの
戦艦の探信儀(レーダー)に、私や仲間が捕捉され難くなれば
そこが強襲のチャンスよ!
イースクと共に泡の中を突撃
自分への損害は省みず、杖から炎の精霊魔法を放つわ


●長き旅の残骸
 彼らは、宙の海からやってきたものだろうか。
 長い旅路の果てに、世界から『切り落とされて』。辿り着いたこの場所はおおよそ真逆とも言って良い世界だろう。

「宙の果てから海の底まで……長旅だったかしら」
 イースクの背から、その宙でも変わらなかったであろう光を見据えたホーラ・フギト(ミレナリィドールの精霊術士・f02096)は、自然と彼らの道程を想像するように。
 その船体から躍り出る揚陸艇は、きっと、悲願たる場所を探し続ける為のものだっただろう。
 けれど、彼らは悲願を叶えられることも出来ず、
 ……延々と、永遠と。『探し続ける』ことしか出来ないのか。
「――終わらせてあげましょ」
 その声は向こうに届いただろうか……ホーラの呟きが、静かな海に溶けてゆく。

 海の底は再び鋼の戦隊の織り成す戦場へと変じた。
 乗組員達を詰め込んだその無骨な棺達は、立ち向かってきた猟兵達に向けて数を頼みとばかりにビームガンの乱射を以てその存在を示してゆくが――
 粗雑な包囲網に彼女が容易に捕まることなど、無かった。

(精度はそこまでなさそうだけれど……、それでも数で押されたらゆっくりと不利になるわ)
 網目を縫うように泳ぎ回るホーラ達を必死で捉えようとする銃撃を鮮やかに避けながらも、攻勢には出ず。彼女達は只管観察に徹していた。
 その動きを「知れば」、自然と再現も対処も割り出せる。
「私達に必要なのは――」
 集積は終わったとばかりに、彼女が杖に思いを込めて、念じあげれば……
「飛び込む為の、大きな『隙間』よ」
 鋼の艦隊は、もう一つに『増えた』。

 傍から見れば混戦が更に激しくなったようにも思えただろう。
 だが、今までと明確に違うのは、同じ数の物量をこちらも手に入れた事だ。
 一瞬だけだが、この瞬間こそが、彼女の望んだ好機――
 紡ぎあげた一筋が、船に至り。煌々とした焔が、海の底で鮮やかに燃え広がった。
大成功 🔵🔵🔵