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荒野に強敵の潜む

#アックス&ウィザーズ

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#アックス&ウィザーズ


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「早速だが皆に頼みたい事がある。アックス&ウィザーズ世界で事件が発生した……と、自己紹介がまだだったな。俺は名を野津・伽耶という。オラトリオのブレイズキャリバーだ」
 といったグリモア猟兵の男の顔には50代程度に見える皺が刻まれ、鋭い眼光が伴っていた。沈丁花咲く金髪の長い髪を後ろで1つに括り、2枚の翼を背に持ち、上下とも黒の服に身を包んだ伽耶は、マスケット銃をステッキのように携えている。

「アックス&ウィザーズ世界のとある荒野に、強力なモンスター――オブリビオンが発生した。残念ながら敵の場所までは予知することができていない。そこで皆には、荒野で野営をしながら調査を行なってもらい、オブリビオンを見つけ出して撃破してもらうことになる」

 荒野は人里離れた場所にある。探索も数日に及ぶに違いない。探索を開始するためにはまず、キャンプを設営しなければならないが、
「荒野は危険な場所だ。野営をするには様々な準備が必要だろう。例えば、キャンプに適した場所を探す、キャンプ技術を使い生活の環境を整えたり、戦いや探索の活力になる食事を作ったり。
「寝ずの番をする者も当然必要になるだろうな」
 目的外の敵に襲われる可能性もある。逆におびき出すための細工をするのも手かもしれないと伽耶は言う。

「強固な拠点が設営できれば、いよいよ荒野の探索に進む事ができる。皆、よろしく頼む」
 そういって伽耶は、口元に激励をこめて微笑みを浮かべた。


森下映
 こんにちは、森下です。
 こちらでは、伽耶とともにお世話になります。

 剣と魔法と竜の世界、アックス&ウィザーズ世界での事件解決が目的のシナリオです。
 オープニングでは第1章の内容について解説させていただいており、目的はそれに続く全ての章をクリアすることで達成できます。

 では、よろしくお願いいたします。
36




第1章 冒険 『荒野のキャンプ』

POW   :    寝ずの番で警戒する

SPD   :    キャンプ技術や美味な料理で環境を整える

WIZ   :    キャンプ場所を探す、敵を誘う細工をする

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「この辺りにするか」
 短髪、長身の男が宇宙バイクから降り立った。運送屋『HSC』で働く百合根・理嘉(人間のスターライダー・f03365)。犯罪都市で生まれ自由人として生きてきた。その過去の経験を生かしてキャンプ設営にとりかかる。とはいえ、
(「荒野となると今までとは勝手が違うけどな……」)
 それでも可能な限り取り組むのは、快適な環境は自分も、そして仲間の身体や思考の疲労を最低限に押さえたいという思いから。そこまで達者ではないという料理も仲間と協力、食べられるという意味では十二分。さらに寝ずの番の先鋒をかって出た理嘉は、低い唸り声を耳にするなり宇宙バイクに飛び乗り、
「敵襲だ!」
 声をかけると自身はバイクをわざと通常走行、野犬に似た敵の群れを陽動しようとする。
 若さと負けず嫌いが色濃く滲む理嘉の行動に無茶するなとの声も聞こえるが、無愛想ながらも面倒見の良さと仲間思いな彼の気持ちはすでに皆が理解している。理嘉の陽動を無駄にはしないと仲間達はバイクの背後から遠方からと狙いをつけ、次々と撃破していく。 だが変形騎乗を敢えて使わない理嘉のスピードに最後の追いつき、飛びかかる!
「っ!」
 上空の気配を察知、理嘉は急激なUターンをかけた。着地点を見失い、
「ギャウン!」
 すかさず追撃を受け、あえなく地に落ち動かなくなった。
 理嘉はほっと息をつく。夜が明けたら、いよいよ荒野の探索に出発だ。理嘉の漆黒の瞳は、白む辺りの向こう、野犬達がやってきた方向にある鬱蒼とした森を見据えている――。
百合根・理嘉
自由人だった過去の経験を生かしてキャンプ場所の環境を極力整える。
快適な環境は身体や思考の疲労を最低限に抑えられるとの考えから。
生憎と料理はそこまで達者ではないが、食べられないものは作らない……と思う。
尤も、荒野での営巣は少し勝手が違うので万全とは行かないだろうが可能な限り。

異変があった場合は同行者に声掛け。
必要であれば宇宙バイクでの通常走行などで陽動し
同行者が攻撃しやすくするよう行動。

愛想は良くないが、面倒見は悪くない。
若さと負けず嫌いも影響して、割と危険な行動もしがち。


アイシャ・ソルラフィス
理嘉さんがケガをしていないか、声をかけて確認しようとします
ケガをしていたらユーベルコードを使います

その後はキャンプ場所を探しますが、うまく見つけられる自信はあんまりありません

あとは…家庭料理くらいなら作れるので、料理で貢献しようかなと…
キャンプ料理は初挑戦なので、こちらもちゃんと作れるか分かりませんが
作るときは真剣に、慎重に、作りたいと思います



「あの」
 声に理嘉が振り向くと、そこには長い金の髪に赤い瞳が印象的な、小柄なエルフの少女が立っていた。
「なんだ?」
 例の如くぶっきらぼうな返しの理嘉ではあるが、エルフの少女――アイシャ・ソルラフィス(隣ん家の尚くんを毎朝起こす当番終身名誉顧問(願望)・f06524)は今までの理嘉を見ている。仲間思いであること、きっと優しい心の持ち主であること。目的達成のために人一倍頑張ってくれていること。アイシャはおし黙ることなく、
「ケガしてないかな?」
 それをきいた理嘉は一瞬の間を見せた。確かに片足にそれなりに治療を必要とする擦り傷を負ってはいるが、心配をかけるのは本意ではなく、加えてこれくらいは何とでもなるという自負もある。だが、アイシャも猟兵、ふと目の端に傷を認めると、さっと駆け寄る。そして理嘉の足元にしゃがみこみ、
「そんなにひどくはなさそうだね。でもボクに治療させてくれないかな?」
 理嘉を見上げた。13歳という年齢よりもさらに幼くみえるアイシャにそのような行動をとられれば、理嘉も無げにできるわけもなく。
「ああ」
「じゃあ、いくね」
 目を閉じ、珠を抱えるように構えたアイシャの両手の間に、眩くもどこまでも透き通りそうな聖なる光が生まれ、アイシャを理嘉を、こぼれ始めた朝日とともに周囲をも照らす。そしてその光が理嘉の傷に降り注いだかと思うと、
「!」
 理嘉が驚きに目を細めた。すでにそこには傷がなかったからだ。
「早いな……ありがとう。 っておい! どうした!?」
 高速な治療の代償は疲労。ふらりと金髪が浮き流れ、アイシャはその場に倒れこんでしまう。
「大丈夫だよ、いつものことだから」
 といいつつ息は荒い。探索のことを考えれば出発の準備に移る頃合い。だが理嘉は一度テントへとって返すと、
「あ」
 ばさり、自分に投げかけられたブランケットにアイシャが瞬きをした。
「少し休んでから出発しよう。いいよな?」
 理嘉の言葉に異論のある仲間はいなかった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

キール・ラトシエ
オリオ・イェラキ共に来ました
さて、キャンプ設営には出遅れましたがその分よく眠れるよう外敵から身を守る工夫をしなくてはいけませんね。
とりあえず間引きしますか
この辺に生息するのは野犬…
そうなると食事時前にはやっとく必要がありますか
ま、定番なのは肉の匂いですかね
キャンプからやや離れたところでお肉を焼きます
そして、匂いに釣られてやってきた敵をやっつけていきましょう
敵が群れであればこれですね
ウィザードミサイルで一掃します
オリオさんそちらいきました
退治お願いします
これだけ倒してしまえばある程度は間引きできましたでしょうか
あとは明日の探索に備え休みましょう


オリオ・イェラキ
キール(f04006)を供に

目的の獲物が出る迄は野営ですわね
ああ…ドレスが汚れそう、でも
狩りの楽しみが上

わたくしがお役に立てるのでしたら、間引きの手伝いを
あらキール、肉を焼きますの?
でしたら夫の旅団から肉を持ってこれるかしら
可能ならそれを、無理ならその辺の小動物でも狩りますわ

焼くのなら障害物が近くにある場所で
身を隠し、獲物がかかったと同時に飛び出し不意打ちを
わたくしは基本キールの一掃で漏れたものを黒き大剣で個別に屠りますわ
量が多ければ鈴蘭の嵐でわたくしも加勢を
さぁ、わたくしの夜を観て頂戴

夜警もお手伝い致しますわ
わたくし、黒いものですから
夜の闇に紛れる方が得意
昼よりも不意打ちで狩れそうですわ



想定以上に敵襲が多く、近隣の様子を調べながらの宿営が続く。
「よく眠れるようとりあえず間引きしますか」
 おろせばさらさらとどこまでも長く流れる、瞳の色と同じ蒼いストレートの髪をやや高めの位置で1つに纏めたキール・ラトシエ(古き知識を読み求める者・f04006)。
「ああ……ドレスが汚れそう」
 星夜を纏い静かに寛ぐ気高き真夜中の娘、オリオ・イェラキ(緋鷹の星夜・f00428)。
(「でも狩りの楽しみが上」)
 黒い大剣も闇を裂かんと待っている。かつては鳥籠で暮らしていた。が今は紅き鷹の為の夜空。
「あらキール、肉を焼きますの?」
「ま、定番なのは肉の匂いですかね」
「ちょうど夫の旅団から持ち込んだものがありますわ」
「それは助かります」
 香ばしい肉の匂いが漂い始めるにつれ、案の定黒い群れの気配。
「……群れにはこれですね」
 キールのポニーテールの先が魔力に舞い上がる。そっと刺した指の先、ひゅうと炎がたちそれは50本の魔法の矢となって野犬達は向かった。
「「ギャウウウウン!!!」」
 あちこちで上がる炎と悲鳴。魔法の矢は殆ど全ての敵を焼き尽くしたかのように見えたが、
「オリオさんそちらいきました。退治お願いします」
 答えるより早く『夜』が動く。矢を逃れた野犬をオリオの黒き大剣が全てほぼ一撃両断、返り血でドレスを汚す隙さえなく屠っていった。そして第2陣の群れ。
「さぁ、わたくしの夜を観て頂戴」
 オリオが薙いだ黒剣が無数の鈴蘭の花びらと変わり、周囲の野犬に一気に降り注ぐと、
「ギャアアア!!」
 毛皮をその下の皮膚を、内臓を。次々を切り裂き血に染め、地に伏せさせる。
「これだけ倒してしまえばある程度は間引きできましたでしょうか」
 辺りを見回しキールが言った。
「あとは明日の探索に備え休みましょう」
「わたくしはもう少し夜警を続けますわ」
 黒き大剣を手元に引き、オリオが言う。夜空の娘、夜の闇に紛れるのは得意ゆえ、
「昼よりも不意打ちで狩れそうですわ」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

鎹・たから
たからは料理も適切なキャンプ地の用意もできませんが
寝ずの番をすることはできます

皆さんが休まれるタイミングでたからが夜警を変わります
防寒具をしっかり着込み、僅かな物音にも耳をすましましょう
焚火をしていれば、森からまた野犬がやってくるかもしれないのですから

野犬など敵影が見つかればサイコキネシスで遠距離から攻撃
テントを破壊される訳にはいきませんし
なにより、明日に備えて皆さんが眠っているのです
睡眠の時間を邪魔させません

同じく寝ずの番をご一緒する方が居れば協力
戦闘時も連携を意識します


アルノルト・ブルーメ
随分と間引かれたみたいだけれど
まだまだ、数は多いね……

さて、安全に野営出来るようにと
探索ついでに野犬退治もしているけれど
しかし、本命は中々顔を出さないねぇ
もうそろそろ、顔を見せてくれてもよさそうなものなのに

何にせよ、それぞれが調べた情報も
そろそろ纏めた方が良いかもしれないな

野犬の群れに遭遇した場合は
フック付きワイヤーも利用して咎力封じで対応して行こう

うんうん、結構痛いよね、このワイヤーもフックも
だから、楽になっておしまいよ、君達

あぁ、あの子には見せられないね……
僕のこんな姿は。

うん?楽しそうに見えるかい?
まぁ、実際の処、楽しいよ

良くも悪くも、狩人なんだろうね、僕は



「随分と間引かれたみたいだけれど、まだまだ、数は多いね……」
 漆黒の髪と白い肌のコントラストはダンピールの美しさを存分に伝える。アルノルト・ブルーメ(暁闇の華・f05229)。
「夜警の交代にきました」
 もう1人の夜警係と交代したのはくすんだ琥珀色の髪にスノーフレークオブシディアンの角を戴く少女、鎹・たから(雪氣硝・f01148)。瞬かれる銀の瞳はいつかの雪の日と色硝子の彩を持ち。
 一見体力がありそうにも見えない小柄な少女を見下ろしたアルノルトは、無理は禁物だと口を開き掛けるが、
「たからは料理や設営は苦手ですが、寝ずの番ならできます。僅かな音でも聞き逃しはしません」
 しっかりと防寒具を着込んだたからの言葉も色硝子の様。アルノルトは黙って頷く。
 実際たからの察知能力は素晴らしかった。テントを破壊されるわけにはいかない。そして何より、
(「明日に備えている皆さんの眠りは邪魔させません」)
 その思いがたからを戦わせる。たからの瞳が閉じられたかと思うと、遥か遠く、野犬の呻き声が聞こえた。手応えにたからが目を開き、何が起きたかを理解したアルノルトが、敵の接近に備える。たからの、目には映らない念動力は次々と野犬を葬っていった。群れは近づいてくるにしても、相対するまでに数が減るのは好都合。
 ザッと野犬が地を蹴る音が周囲を囲む。同時翻る外套、煌めく緑の瞳、闇に躍る――拘束具。獣の叫び声が猿轡にのみこまれ、殺め引き裂かんとする爪もつ四肢は枷にはめられ、心なき身体をロープが拘束した。そして夜空を切り裂く流星の様、1本のワイヤーが優雅すぎる弧を描いて飛ぶ。
 野犬達の叫び声が懇願にも聞こえる嘆き声に変わった気さえした。
「うんうん、結構痛いよね、このワイヤーもフックも」
 漏れた野犬の視界に入らない様、たからがその隙に襲われない様巧妙に位置を変えながらアルノルトが言う。
「だから、楽になっておしまいよ、君達」
 指先が銅線の先を操れば断末魔、またどこかでたからに、永遠の眠りにつかされた1匹。2人は一種淡々と、確実に獲物を仕留める。
(「あぁ、あの子には見せられないね……僕のこんな姿は」) 
 思うは『愛し君』だろうか。群れを退治し終えたアルノルトは、たからがじっと自分を見上げていることに気がつき、
「うん?」
「アルノルト、なんだか楽しそうです」
「そう見えるかい? ……まぁ、実際の処、楽しいよ」
 アルノルトはくすりと笑い、手元のワイヤーをヒュイと纏める。
(「良くも悪くも、狩人なんだろうね、僕は」)

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 冒険 『荒野の探索』

POW   :    荒野を虱潰しに強行軍で探索する

SPD   :    標的の痕跡を探して追跡する

WIZ   :    地形や気候、目撃情報から居場所を推理する

👑11
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

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 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

鎹・たから
SPD

たからは標的の痕跡を探します
大型の生物です、狩りの痕跡や足跡を残していると推察します
爪痕などからどのようなサイズなのかも把握しましょう

ご一緒する皆さんと連携
情報共有することでどのような存在なのか
何処をねぐらとしているかも判明するはずです

小さな痕跡もひとつ残らず確認し
発見次第辿って確実に進みましょう

途中怪我をした人が居れば薬箱から薬を
【救助活動】と【医術】で多少効果が得られるはずです

標的を発見してもすぐ攻撃は仕掛けません
一人で相手をするには強大すぎる危険があります
落ち着いて、静かにその場をあとにして
皆さんが到着するのを待ちましょう


百合根・理嘉
強行軍で探索するのは今後のオブリビオン戦も考慮して控える
探索場所は皆と意見を出し合ってから、ある程度絞り込んで探索

敵の痕跡らしきものを見つけたら
それを慎重に追跡
追跡時、単独行動は避けて行動

野犬やその他の敵に遭遇したら
バトルキャラクターズで対応
召喚したキャラで1体ずつ確実に仕留めていく
必要であれば、声掛けしてフォローも

キャンプ地での事も踏まえて
今回は極端に突出した行動は極力控える
意識して突出している訳ではないので注意

但し、仲間が危険な場合は判らない

バトルキャラクター
透明度の高い、細身剣を振るう青年
主に氷結系の技を振るう
ゲーム内の名前ではなく理嘉は「にーさん」と呼んでいる


アルノルト・ブルーメ
闇雲に探索して、肝心な時に体力がもたないのはいけないだろう?
一先ず、野犬がやってきた方向から探索しないかい?
方向がまばらなら、多くの野犬がやって来た方向とか……

後、森も探索したい処だね
最初に来たのは森の方角だったし……
少なくとも可能性はゼロじゃないと思うんだけれど、どうだろうね?

提案はするけれど、他からの探索でも問題なく

野犬やオブリビオンに隷属する対象に遭遇したら戦闘で排除

戦闘時は咎力封じを使用して対応
同行者達が確実に対象を倒せるよう
フック付きワイヤーで攪乱

牽制は任せてくれるかい?
確実に仕留めるのは任せたよ

うん、やっぱり僕は狩人なのだろうね。
狩る者の性分は抑えられそうにない




「一先ず、野犬がやってきた方向から探索しないかい?」
 アルノルトが言った。
「そうだな。今の所手がかりになるのは野犬だけ……となると、あそこか」
 理嘉は野犬達のやってきた方向にある森を指す。アルノルトは、
「そう。少なくとも可能性はゼロじゃないと思うんだけれど、どうだろうね?」
 闇雲な探索や強行軍での探索は避ける。まずは意見を出し合い、絞り込む。アルノルトと理嘉の意見は一致しており、黙って聞いていたたからも、しっかりと頷いた。


 森の中は昼間ながら薄暗く、自分達の息遣いでもざわめく程に木々が茂っている。3人はその中で、まずは敵の痕跡を探す。
(「大型の生物です、狩りの痕跡や足跡を残しているはずです」)
 小さな痕跡1つも見逃すまいと集中するたから。感情にその表情が左右されることはないが、瞳の瞬きが彼女の思いと真剣さを零す。そして、
「これは……」
 そこは木々が拓けた、というより何かが周囲をなぎ倒したような場所。たからが発見したのは野営中に戦ったものと同型の野犬様の敵。だが、
「死んでいます」
「の、ようだな」
 たからの横、理嘉が片膝を折った。死体はほぼ半分に千切れ、その凄惨ながらも無闇に乱れたところのない様子からほぼ一撃であることがわかる。たからは周囲を慎重に調べ、
「爪跡がみられます。それから、」
 すっと人差し指を伸べる。
「まだ同じ気配がします」
「当たりだ」
 理嘉は、視界がこれまでよりいい、つまりは木々が折られた場所でもう1体、死体を見つけていた。今すぐ近くに目的の敵がいるほどの圧は感じないが、
「ここからは今まで以上に単独行動は避けた方がいいな。まだ、」
「今度は百合根君が当たりだね」
 アルノルトが掌の上、拘束具達をキンと鳴らす。
「牽制は任せてくれるかい? 確実に仕留めるのは任せたよ」
「了解。 ……にーさん、頼むぜ」
 理嘉の隣には額に1の刻印を持つ、青年が召喚された。その姿は通して辺りの風景が見える程に透明であり、そして手にした細身の剣は、その力を示すかのように白銀と凍りつく。


 いち早く横へ回り込んだアルノルトから拘束具が、追ってフック付きのワイヤーが舞い、3人をとり囲もうとする影の数だけ、その方向へ剣を構えたバトルキャラクター達が飛びかかった。振るわれる剣から放たれる豪雪、ワイヤーのフックが凍りかけた野犬の横腹に突き刺されば、ひゅいとその真上から零下の世界へ落とす切っ先が貫く。飛びのこうとした1体にはアルノルトの枷が次々とはまり、
(「うん、やっぱり僕は狩人なのだろうね。狩る者の性分は抑えられそうにない」)
 なすすべなく地に落ち悶える野犬を見下ろし、彼は思う。
 理嘉は自らの位置を変えながら10をこえるキャラクター達を操り、確実に仕留めていった。野営地での戦いをふまえ、その仲間思いかつ負けず嫌いでもあるがゆえの無意識に無鉄砲にもなりがちな自らの行動を、しっかりと抑えての戦いぶりはかなり年上のアルノルトの信頼をも得ただろう。
「アルノルト 、理嘉。手当てをさせて下さい」
 群れを殲滅した2人に、たからが薬箱を持って駆け寄る。理嘉が片手をあげると『にーさん達』は1体に重なり、剣を納めると同時に、消えた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

オリオ・イェラキ
では、獲物探しに参りましょう

探索場所の地形を記録
かの者が居た形跡を少しでも集めますわ
大きな爪痕や餌を食い荒らした跡があれば上出来
これらを元に行動範囲を把握
皆さまとも連携しすり合わせを行って
より新鮮な痕跡を辿り先ずは塒を見つけたい所
待ち構えられますものね

勿論探索中も警戒は怠らず
敵と成り得る者達の音や気配に気を配り
可能なら近くに潜み不意打ちを
正面からだって負ける気はありませんけれども
黒風鎧装で夜を纏う剣撃と、多数にはメテオリオで
わたくし達に挑む者達へ手加減は無礼というもの
さぁ、最期の夜を味わって

目標発見なら物陰に潜み今居るのが塒か確認
違うなら、獲物が移動する方角を覚えて
他の仲間へ知らせに戻りますわ




 引き続き猟兵達は敵の痕跡を探していた。
(「大きな爪痕や餌を食い荒らした跡があれば上出来ですわね」)
 纏う星雲彩のヴェールは何時であっても闇に融けるレースの夜空に数多の星を鏤め、優しく瞬く。オリオは探索場所の地形を記録する。痕跡を元に行動範囲を把握、他の者とも連携しすり合わせを行うことによってより新鮮な痕跡を辿り、結果、『獲物』の塒を見つけるのが彼女の目的。
(「待ち構えられますものね」)
 遊び殺したような野犬の死体は其処此処で見つかった。気性が荒いのか、自分を超える脅威がないからなのか、自分の存在を隠すつもりは全くないと見える。オリオは死体を検分しながらも周囲の音や気配に気を配り続け、
(「静かに」)
 不意に同行者を片手で制すると、木々に隠れる様促し、自らも茂みの裏に潜む。
(「正面からだって負ける気はありませんけれども、」)
 ここは不意打ちという安全策を取る。
(「わたくし達に挑む者達へ手加減は無礼というもの」)
 『運悪く』オリオの黒い瞳に真っ先に映し出された一体を、剣身にその名γ:Bellatrixを示す2等星を印した絢爛の一振りが襲った。星空が野犬を切り裂き、貫くような声が上がり、返り血そして他の野犬達の警戒の騒めき、
「……お往きなさい、わたくしの星達」
 携える武器が瞬く間に無数の黒薔薇の花びらに変わる。それらは纏う星の煌めきをオリオに降り注がせたかと思うと、螺旋を描きながら野犬達へ向かった。
「さぁ、最期の夜を味わって」
 野犬達にそれほどの時間が残されていたかは定かではない。それでも最期に彼らの目に映ったのは、闇から生まれ出る眩しい程の煌めきに違いなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アイシャ・ソルラフィス
妹のシェイ(f00895)と一緒にWIZ判定で行動

理嘉さんたちは、森になにかあることを突き止めたみたいなので、ボクたちも森に向かいたいと思います。
森の中ならボクの《動物と話す2》という技能で、動物さん達に何か異変が起きてないか、聞いてみることができるかもしれないし。

あと、シェイに心配かけちゃったみたいなので、素直に謝ります。
理嘉さんにも心配かけちゃったかな? あとでもう一度、謝っておかなきゃ…

標的が現れたら、逃げられないなら、ボクはユーベルコードでの支援と、戦闘後に《医術1》《救助活動1》を使ってシェイを診ます。
逃げられるのなら、シェイに「みんなに知らせに戻ろう」と言ってキャンプに戻ります。


シェイミー・ソルラフィス
WIZ判定
「……お姉ちゃん(アイシャ・ソルラフィス・f06524)?倒れたって聞いたよ?」
笑顔で詰め寄るの。怒ってないよ?笑顔だよー。
まあ、お姉ちゃんは優しいし仕方ないって思ってるけどやっぱり心配は心配なのよ
「お姉ちゃん。私の傷は大丈夫だからね?自分で治せるから大丈夫なんだからね!」
ご飯(敵)さえいればだけど

まあ、お姉ちゃんのことはこれくらいにして美味しそうなご飯(強敵)をさがそっか♪
クラウソラ……クォタトゥクルの言うとーりー、怪しい所を探ってみるのよー。(第六感 世界知識 戦闘知識、情報収集使用)
襲ってくる敵は任せておいて。こっちのほうが私、得意だから♪




「……お姉ちゃん? 倒れたって聞いたよ?」
 金髪に映える白いワンピースは返り血をわかりやすくする為に。シェイミー・ソルラフィス(シェイ・ヘフェア・クォタトゥクル・f00895)は2年前に義姉となったアイシャ・ソルラフィス(隣ん家の尚くんを毎朝起こす当番終身名誉顧問(願望)・f06524)に笑顔で詰め寄った。
「ごめんね。でもボク、」
「うんうん、怒ってないよ?」
 確かにシェイミーは笑顔、ではあるが。
「まあ、お姉ちゃんは優しいし仕方ないって思ってるけど、やっぱり心配は心配なのよ」
 その気持ちを込めて贈ったタリスマン付きのリボンもどこまでも白く。シェイミーの気持ちがわかるアイシャも素直に謝る。
「お姉ちゃん。私の傷は大丈夫だからね? 自分で治せるから大丈夫なんだからね!」
(「ご飯さえいればだけど」)
 シェイミーは敵を故あって『ご飯』と呼ぶ。アイシャは頷いてみせるも、無論シェイミーに何かあれば手当はする心づもり。2人は仲間達が何かあると突き止めた森へ向かった。
「美味しそうなご飯をさがそっか♪」
 かつて『わたし』は剣だった。『自ら』の名を冠為す漆黒の魔剣はかつての自分、その名残の刃。復讐の為、強さの為。離れる事のない永遠の呪い――祝福。悲しみは心の枷で忘れられないまでも塞き止めて。
「クラウソラ……クォタトゥクルの言うとーりー」
 シェイミーは技能を駆使して怪しい所を探る。と、アイシャが森の奥から駆け出してくる小動物に気がついた。
「待って」
 アイシャが兎の耳とリスの尻尾を持つその動物に近づくと同時、シェイミーは彼女達を守るように前に出、魔剣クォタトゥクルを構える。
「任せておいて」
 シェイミーが前方からくる敵の気配に軽く足を踏みこんだ。
「こっちのほうが私、得意だから♪ 」
 アイシャは動物を抱き上げて茂みへ退がりながら、
「『みんな! 怪我しないように、気をつけて!』」
 祈りがシェイミーに届き、包み、共感を得、シェイミーのオレンジの瞳が増す戦闘力に呼応するように輝きを増す。
「『クォタトゥクル。ご飯の時間だよ。 とーっても、美味しそうだよ♪』」
 追うというより、何かに追われるように野犬達が走り込み、飛びかかった。そこを木の葉がくるり風に旋回するかの如くエルフの少女が躱し、そのまま横へ魔剣を薙ぎ払う。漆黒が野犬を瞬く間に『食べ』、勢い飛んだ返り血がわずかながらもワンピースへ散った。その間にアイシャは動物と会話を試みる。
「……もっと違う敵がいるんだね?」
 動物の訴えは、野犬達には止まらなかった。野犬達もまた何かに追われている。
「シェイ」
 最後の野犬を斬り伏せたシェイミーにアイシャが声をかけた。
「みんなに知らせに戻ろう」
 察しシェイミーは素早く剣を収め、アイシャと並んで走り出す。バキバキと木が倒される音、何かが起こしている強い風の気配。それは紛れもなく『美味しそうなご飯』――強敵の存在だとわかったから。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『ワイバーン』

POW   :    ワイバーンダイブ
【急降下からの爪の一撃】が命中した対象に対し、高威力高命中の【毒を帯びた尾による突き刺し】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    飛竜の知恵
【自分の眼下にいる】対象の攻撃を予想し、回避する。
WIZ   :    ワイバーンブラスト
【急降下】から【咆哮と共に衝撃波】を放ち、【爆風】により対象の動きを一時的に封じる。
👑17
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アルノルト・ブルーメ
なるほど……
飛行する敵なら足跡などの痕跡は探し難い
とは言え姿を現した以上、逃がすつもりはないよ

血統覚醒を使用

ワイバーンダイブはViperで攻撃を逸らすなどし
直接的なダメージは回避
飛竜の知恵はViperのワイヤーを駆使して
視界から外れるように行動
ワイバーンブラストも同様にワイヤーを駆使して回避

他に陽動的に動く者がいる場合
敵を混乱させられないか、更に陽動を重ねる

可能であればViperのフックで翼を引き裂いてやりたいね

急降下なんて出来なくしてあげるから、おいで?

補足
血統覚醒使用時は深紅の瞳のヴァンパイア
また、真の姿もほぼ同様

強敵に対しても動じることなく
狩人……狩るものとして、敵と対峙する


百合根・理嘉
ガタイがいい上に飛行するとか……
面倒臭い事この上ないな

でもまぁ、これを倒せば少しは安心出来るって事なら
面倒臭いとか言ってらんないな

宇宙バイクで陽動しつつ、ゴッドスピードライド使用
緩急をつけたスピードで相手の攻撃をいなしつつジャンプさせてアタック
この時は死角から実行
知恵で回避されたらたまんねぇからな
ダイブとブラストは可能な限り当たらないぎりぎりで回避
バイクを蛇行で走らせて挑発

動きまわる事で相手に邪魔だと思わせる事が出来ればラッキー
同行者の立ち位置は可能な限り把握して
巻き込まないように注意

気を引くのは任せとけ
その代わり、でかいの一発頼むぜ!

補足
宇宙バイクは黒に銀のアクセントが入った理嘉専用マシン


鎹・たから
いよいよボスですね
見事な立派な竜ですが、たから達は負けません
どれだけ強敵であっても
必ず打ち倒してみせます

相手は飛行しています
たからはサイコキネシスで遠距離からも攻撃を
【暗殺】【2回攻撃】【先制攻撃】【念動力】を使い
確実にダメージを増やします
足や翼を狙って敵の機動力を落とすことを意識します

敵をよく見て攻撃を躱します
間に合わない時は【オーラ防御】で受け止めましょう
この程度の傷では、たからをころすことはできませんよ

猟兵同士の連携を重視
誰かが集中的に狙われていれば声を掛け【かばう】ことも

あなたも、生きたいのでしょうね
ですが弱い人々を傷つけるのであれば
たからは、あなたをほろぼします


オリオ・イェラキ
あら、大きな空飛ぶ獲物さま
ごきげんよう

狩りはとても好き
心が躍りますわ
黒風鎧装で我が身の夜を深めて
さぁ初めましょう
わたくしは星夜、貴方が観る最期の夜

彼が爪からの一撃を大剣で受け止めますわ
わたくしの細身にそんな力が無いと思って?
この程度、淑女の嗜み

お返しにわたくしの剣撃を召し上がれ
回避されても、ねぇ
追撃と放つメテオリオの星々を交わしきれるかしら
地に堕として更なる攻撃を

まぁ元気な咆哮
わたくしの夫の雄々しさを思い出しますわ
…そんな物思いに足を止めてはなりませんものね
同じ紅色なら空を飛ぶのは夫で十分
今度は斬り堕として差し上げますわ

お掃除完了したかしら
あぁ、帰って美味しいクッキーを紅茶と頂きたい気分ですわ



「あら、大きな空飛ぶ獲物さま」
 ごきげんよう、と星夜の娘――オリオが微笑んだ。
「なるほど……」
 呪詛で闇色に、薄れる事なく染まり続ける外套に身を包み、アルノルトも立つ。
「飛行する敵なら足跡などの痕跡は探し難い」
 紛れもなく強敵ではある。だがアルノルトが動じることはない。強敵ではあっても、彼は常に狩人――狩るものとして対峙するのみ。
「とは言え、姿を現した以上、逃がすつもりはないよ」
 アルノルトが目を閉じた。再びその瞳が開かれた時、そこにはもはや緑の瞳持つダンピールはおらず、真紅の瞳のヴァンパイアだけが居た。刻々と削れる寿命が彼の力を増し始める。
「見事な立派な竜ですが、たから達は負けません」
 雪のはてのオーラ、秘めた琥珀糖。瞳の彩が銀と燃える。
「心が踊りますわ」
 狩りはとても好き、とオリオの姿が瞬く間に漆黒の旋風で覆われ、纏う夜が更に深まった。旋風の圧に上空のワイバーンが一声啼く。
「まぁ元気な咆哮」
 その声にオリオは夫を思う。雄々しき鷹の一族の名を持つ、赤い瞳、赤茶の髪のバーバリアン。けれど。
「……こんな物思いに足を止めてはなりませんものね」
 大剣をゆるりと構え、その上から漆黒の瞳がワイバーンを見据えた。
「同じ紅色なら空を飛ぶのは夫で十分。さぁ初めましょう」
 オリオの片足が地を蹴り、
「わたくしは星夜、貴方が観る最期の夜」
 オリオの軌跡を目で追うワイバーン、同時アルノルトの手元から『毒蛇』が放たれる。途端響くエンジン音。銀と赤のラインの入ったSilver Star [ M-Max ]が理嘉を乗せてワイバーンの眼下へ躍り出た。
(「ガタイがいい上に飛行するとか……面倒臭い事この上ないな」)
「でもまぁ」
 目の端にワイバーンを映し、十分に食いつくのを待つ。
(「これを倒せば少しは安心出来るって事なら」)
「面倒臭いとか言ってらんないな」
 ワイバーンと理嘉の目が合った。竜の目にあるのは純粋な敵意。再びの咆哮、わずか前脚を曲げ、爪を光らせ、翼を大きく1つ羽ばたき。そのまま首を下に向けての急降下を狙おうとした。
 瞬間。
「ギャアアアアア!!!!」
 突如片翼に起きた爆発に竜が哭いた。オーラに散るくすんだ琥珀色の髪、輝きのオーラを映す角。忍者らしい印を結んだたからの姿をいち早く見つけ、竜は狙いをかえようとするが、再びの爆発。
(「どれだけ強敵であっても」)
「必ず打ち倒してみせます」
 翼の次は脚。たからは確実にワイバーンの機動力を落とす事を狙う。血であるのか赤黒い液体が翼と脚からボタボタと地面に滴り、落ちた場所が焼けるように抉れる。や否や、再びの急降下の姿勢。だが再び眼前には理嘉のバイクが走り込み、
「気を引くのは任せとけ」
 次々と入れ替わる眼下の敵にワイバーンは狙いを惑う。理嘉は視線をひきつけ、さらには巧妙に仲間を巻き込まないよう蛇行する。
「その代わり、でかいの一発頼むぜ!」
「承知しましたわ」
 今度は星空がワイバーンの眼下に紛れ込む。襲いくる爪、オリオは避けぬ代わり、ヴェールに縁取られた顔の前、星空の剣を大地と並行に構え、次いで星空を貫く稲妻の如き衝撃と金属音。
「わたくしの細身にそんな力が無いと思って?」
 剣で爪を受け止めたオリオが言った。降下の勢いにヴェールが、髪が激しくなびく。
 ワイバーンは爪でオリオを押し返し、広報から激しくしならせた矢を向かわせる!
「!」
 仲間達が息をのみ、真っ先にたからは庇いに入ろうとした。が、それを軽く片手をあげてとどめたオリオの背に、毒の尾先が食い込む。それはまともに喰らえば彼女の身体を腹まで突き通していたに違いなかったが、
「この程度、淑女の嗜み」
 麗としか表現できない唇の端から流れる血さえ美しい。背は与えたもの、それは反撃の為に。
「お返しに、わたくしの剣撃を召し上がれ」
 言い終わるが早いか両手で振りかぶられたγ:Bellatrixがワイバーンののけぞった首から胸を縦一文字に切り裂いた。
「ギャアアアアアオ!!!」
 痛みを感じるのかはわからない。わかるのは怒りの咆哮であること。一度翼を羽ばたき後退、それは無論次の攻撃の準備にも違いなく。もうひとたびの咆哮と同時、辺りを爆風が包んだ。操ったViperに自らを引っ張らせるようにダメージを軽減、
「この程度の傷では、たからをころすことはできませんよ」
 色白の肌に、衣に、爆風による裂傷を刻みながらも手負いのオリオの前にたからは凛と立つ。その姿を隠す様に、封じられかけた動きを気力で取り戻し、理嘉がバイクで飛び込み着地した。緩めたスピードに追いつかせ、咆哮の衝撃波に頰を僅かに切らせ、バイク変形からの急加速。
「ギャアアアアアアンンン!!!!!」
ワイバーンの眼下を避ける為、死角から飛んだ理嘉のバイクの前輪を避けることができなかったワイバーンが激しく吠えた。そのまま、まるでワイバーンに歯が立たなかったように重力で真下へわざと着地、その場に留まった理嘉を双眸で睨みつけ、ワイバーンが急降下しようとするが、
「急降下なんて出来なくしてあげるから、おいで?」
 真っ向襲いかかるワイバーン、笑みさえ浮かべたように見えるアルノルト 。僅かな指先の動きがViperを凶暴に動かし、それは毒蛇が鎌首を持ち上げるかのごとく。
「ギイイイイイ!!!」
 歯を食いしばる音。Viperのフックが、ワイバーンの翼を引き裂いた。爪をかいくぐり走るたから、その斜めから斬りつけるオリオ。ワイバーンは視界に入っていたオリオの攻撃を避けるが、
「あらあら、避けられても、ねぇ」
 オリオは悠と言葉を紡ぎ、
「この星々を交わしきれるかしら。 『さぁ……お往きなさい、わたくしの星達』」
 全ての武器が星の煌き纏う黒薔薇の花弁となり、流星の如くワイバーンに降り注いだ。
 大竜が地に堕とされた瞬間。大地が、木々が、震えた。激しい一声とともに竜は翼を続けて大地に後脚の爪を差し込み起き上がる。素早く間合いを取り、オリオが取り回した大剣が星空を尾と引いた。
「今度は斬り堕として差し上げますわ」
「……あなたも、生きたいのでしょうね。ですが弱い人々を傷つけるのであれば」
 たからは唇に感じる血の味を軽く拭いながらワイバーンの虚ろな眼を見つめる。
「たからは、あなたをほろぼします」
 琥珀色の髪がオーラに舞い上がった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

霑国・永一
飛ぶという手段を実に有効に使ってきていやらしいね。
俺は一先ずSPDでオルタナティブ・ダブル使っていくとするよ。
なるべく分身とは別方向で距離取りつつ動き回って敵の視界に少なくとも二人同時に入らないよう動きたいね。障害物があればちょくちょく本体の俺は隠れたりしておきたい。
相手の視界から外れてる方が、隙を見てナイフで刺すとか礫を投げるとかで攻撃して回避させないようにしたいね。視界入ってる方は回避とか逃げ専念だ。【だまし討ち1】も一応使っておくか。
仲間の猟兵に俺より攻撃向いてそうなの居れば分身共々攪乱や援護のサポートに回るよ。その方がより効果発揮できそうだ。


オリオ・イェラキ
歯応えのある獲物は嫌いではありませんわ
でも、わたくしに血の色を混ぜるなんて
御礼は確りしませんと
微笑み絶やさず、所作は優雅に
さぁもう一度

流星に撃ち堕とされた気分は如何?
黒風鎧装で更に身を夜に沈め
もっともっと、鮮やかな黒を
真夜中に御眠りなさい

地に落ちた獲物、狙うはその翼
言った筈よ、飛ぶのは夫で十分と
刈り取ったら次はわたくしに怪我を負わせたその爪
砕いて差し上げますわ

周りの方と連携して
或いは、目眩し兼ねてメテオリオの星をもう一度振らせ
他に気が行った隙に懐へ斬り込みますわ
黒いわたくし、見つけるの大変だったでしょう?
それではご機嫌よう
ベアトリクスの二等星が、心の臓を貫きますわ
おやすみなさい



 歯応えのある獲物は嫌いではない。しかし、
「――わたくしに血の色を混ぜるなんて、御礼は確りしませんと」
 手負いであれど微笑みは絶やさず、
あくまでも、どこまでも優雅にオリオは立ち、武器を構えた。
 ワイバーンの攻撃は空を飛んでこそのもの。猟兵達を警戒しながらもワイバーンは飛ぶ態勢を整える。が、
「流星に撃ち堕とされた気分は如何?」
 重ねる黒風鎧装、オリオの姿はさらに夜に沈み、それは鮮やかな、もっともっと、鮮やかな黒へ、
「真夜中に御眠りなさい」
 ワイバーンは確かに夜を見た。しかしその眼は次の瞬間血に溢れる。
「言った筈よ、飛ぶのは夫で十分と」
 両目から、そして刈り取られた片翼の断面からどうと液体を流しながらもワイバーンは威嚇の声を再びあげ、尾を思い切り地面へ叩きつけた。さらにその勢いで後脚を立て、翼を一度大きく動かす。だが、
「ギ!」
 小さくも鋭い痛みにワイバーンが怯んだ。金の瞳に黒髪の長身の男が足元に膝を折り、ダガーを突き刺している。ワイバーンは咄嗟に身体を折り曲げ、前脚でその男を踏みつぶそうとした。が、
「ギイイイイイ!!!!!」
 別の方向からもう1つのダガーが飛び、ワイバーンの片目を貫いた。霑国・永一(盗みの名SAN値・f01542)。 彼は『2人』いる。距離をとった位置からダガーを投げ込んだ『丁寧な狂気』はそのまま木陰に姿を隠し、『粗暴な狂気』は特に表情も変えずにワイバーンの瞳に映り込む。映り込まれれば狙わざるを得ないのはワイバーンの習性なのか個体の性質なのか。 永一に翻弄される竜を見逃すわけもなく、オリオが懐へ滑りこんだ。
 鈍い破壊音。ワイバーンは咆哮し、力を振り絞って上空へ浮かび上がる。オリオの足元にどぼどぼと落ちた血の溜まりができた。
「黒いわたくし、見つけるの大変だったでしょう?」
 怒りに燃えるワイバーンと対照的にオリオが微笑む。翼を余裕なく動かし続けるワイバーンの片爪は原型を留めていなかった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

鎹・たから
あなたもたから達も
すっかり傷ついてしまいましたね
ですが、これで終わりにしてみせます

たからは降魔化身法で【悪鬼】を宿します
この力はあなたに匹敵するでしょう
どのような代償を払おうとも構いません
あなたをねむらせるためならば

フォースセイバーと連珠で接近戦を
【暗殺、2回攻撃、先制攻撃、気絶攻撃、グラップル、鎧砕き】活用
防御を捨て重い一撃を打ち込み続けます

猟兵同士の連携重視
タイミング合わせ此方の攻撃の手が止まぬよう

さようなら、勇猛な竜
あなたはとても強いいきものでした

戦後は薬箱から薬を用意し怪我人の手当て
【救助活動、医術、優しさ】で少しでも傷の治りが早くなるよう

たからは痛くありませんよ
皆さんが無事でよかった


アイシャ・ソルラフィス
WIZで行動

このワイバーンが、今回のオブリビオンだったんだね
空の敵…まず地上に墜とさないと…

《エレメンタル・ファンタジア》は制御が難しいのが難点だけど、空に向けて撃つのなら、まわりへの迷惑は考えなくてもいいよね?

なら、技能の『属性攻撃』で風属性を発生させて、さらに『全力魔法』『なぎ払い』『鎧無視攻撃』を込めた《エレメンタル・ファンタジア》で、大きな竜巻を起こして、ワイバーンにぶつけます
…当たれば…だけど…
制御が難しいから、当たるかどうかは、やってみるまで分かりません

そのときボクの攻撃が、妹のシェイ(f00895)を巻き込んじゃうかもだけど…その時は全力でシェイに謝ります


オリオ・イェラキ
未だ、この夜を観ていたいのかしら
成らば存分に

黒い風よりも、お魅せしますわ
わたくしのメリーポーラーナイト
より深く、愉しく夜を増す
貴方を屠る為に

さあいらっしゃい
この夜を狩りたいのでしょう?
昼空から降りて来て
両手を広げてにこりと挑発

でもこの手にあるのは星空の大剣
待ち構えて、かの動きを充分注視しながら
獲物の牙や攻撃を受ける瞬間もう一振りの剣をメテオリオに変え
驚く隙にこの一太刀、ご馳走致しますわ
下から降る流星群も素敵でしょう?

最期は貫かれるのと刎ねられるの、何方がお好み?
ご安心を。終わり位は静かに眠らせて差し上げますわ

あぁ…ドレスは仕立て直せば良いですけれど
怪我は早めに直しませんと、夫が心配しますわ




「あなたもたから達もすっかり傷ついてしまいましたね」
 たからの大きな瞳が爪を砕かれたワイバーンをみた。
(「ですが、これで終わりにしてみせます」)
 六華の紋はましろく、つよく。睫毛を伏せたたからの黒曜石にクリストバライトを抱いた羅刹の角が闇を増す。
(「どのような代償を払おうとも構いません」)
 ――あなたをねむらせるためならば。再び開いたたからの瞳から涙のように血が流れた。その身に宿された悪鬼、両の手、透明無垢な『筈』の硝子のつるぎは花の様雪の結晶の様、宿した悪鬼が赤にも黒にも染めてゆき、
「この力はあなたに匹敵するでしょう」
 色とりどりのビー玉が無限の如く連なる連珠が彩を放つ。
「みればみるほど強そうなご飯さん♪」
 ひゅいひゅいと漆黒の魔剣を斜め十字に振るシェイミーのオレンジの瞳も楽しそうにワイバーンを映し、
「それじゃあ、がんばろっかお姉ちゃん……おねえちゃんー?!」
 お姉ちゃん――アイシャを振り向けば、その方向からやってきたのは何と、竜巻。手負いとはいえまた空で態勢を立て直さんとしているワイバーン。空の敵はやはりまず地上へ堕とすべきと考えたアイシャが放ったのはエレメンタル・ファンタジア。
 彼女に味方する全ての風を呼び込んだロッドを振れば、たちまち巻き起こった竜巻に金髪が舞い上がり、竜巻はどんどん大きさを増しながら標的へ向かったのだった。が、
「まってなんか竜巻がー!? 飛ばされるー!?」
 飛ばされるといいながらも片足を空中で蹴り込んで、それはうまく乗りこなしてでもいるようなシェイミーではあるが、
「お姉ちゃんのばかぁぁぁ!?」
「ご、ごめんねシェイーーーー!!!」
 全力で謝るアイシャ。もともと制御が難しい技だが空に向けてうつのなら少なくとも周囲へ迷惑はかからないはず、と放ったもののうっかり妹を巻き込んでしまうとは。しかし、
(「あ、でも空に吹っ飛ばされてるのだしこれはこれで」)
 竜巻の癖も掴んだシェイミーは、勢いを利用してくるり前転、白いワンピースの裾がふわり、ちりんとチョーカーの鈴が鳴り、
「クォタトゥクル、頼んだ!」
 シェイミーの手元、弓が魔剣の魔力で形成される。敵意顕わなワイバーンの残された片眼がシェイミーを睨みつけるが、
「さあ強そうなご飯さん、絶対逃げられなくするよ♪」
(「射撃はエルフにしてはあんまり得意じゃないけど」)
 弓に番えるはやはり魔力で編まれたロープを結んだクォタトゥクル。10数える間の集中、その時間を作るかのようにほぼ真下に入り込んでいたたからがびぃどろを一瞬にして伸ばし、ワイバーンの喉元を貫いた。
 5、6、7。8、9、
 咆哮、絶叫。魔剣が見事にワイバーンに突き刺さる。が早いかみるみるうちにロープは魔力と還元シェイミーの胸元へ吸い込まれるように収納され、当然シェイミーの身体はワイバーンにぐんぐんひきつけられ、ワイバーンの爪も当然の如くシェイミーを狙うが、
「さすがお姉ちゃん♪」
 竜巻がシェイミーを押し上げるようにワイバーンに激突。ワイバーンが翼の方向を狂わされ一瞬視界も閉ざされた隙、ワイバーンの傾き欠けた翼の上を滑るように背側に回り、背中に乗ったシェイミーは返しのついたフックをワイバーンの首筋に思い切り突き刺し、ぐるぐる自分と結びつけた。視界に入らないシェイミーに関わる余裕がないのか捨てる判断をする本能か、ワイバーンは地上へ急降下を開始する。
「未だ、この夜を観ていたいのかしら」
 地上に広がる星夜、大剣持つ貴婦人の首元に揺れる鷹の羽。
「成らば存分に。黒い風よりもお魅せしますわ」
 オリオが一度闇から浮かび上がった。かと思うと、
「わたくしのメリーポーラーナイト――より深い、素敵な夜へ」
 たちまちオリオへ降りる星煌く夜色オーロラ。獲物を屠る為、より深く、愉しく夜を増す。
「さあいらっしゃい。この夜を狩りたいのでしょう?」
 昼空から降りて来て。オリオはワイバーンを迎えるように両手を広げ、にこりと微笑み挑発する。
 咆哮からの爆風、しかしワイバーンが地上に近づいた瞬間振るわれるγ:Bellatrix、我が身を守る事など忘れたようにたからが鳥飛ぶ片脚を伸ばし、踏み込み、玻璃の花をほぼゼロ距離で突き刺し抉り、背上のシェイミーがワイバーンを締め上げ、アイシャが再び竜巻を放った。双方に傷は増え、血は流れ、それでも常に攻撃の手を緩めることのない猟兵達によりも竜の方がその量ははるかに多く、
「最期は貫かれるのと刎ねられるの、何方がお好み?」
 剣握る手の薬指はダイヤの星が連なり翼がその指を包み込む意匠が施された純銀の指輪、
「ご安心を。終わり位は静かに眠らせて差し上げますわ」
 命の限りを振り絞るワイバーンの残された片爪がオリオの胸元を裂かんとした、その瞬間、
「下から降る流星群も素敵でしょう?」
 持ち変えられた剣に果たして竜は気づいただろうか。鍔に咲く夜薔薇一輪、[T]のルーンを身に刻む、散光星雲の彩り描く燦たるM42:Trapeziumが無数の黒薔薇の花弁となり、星の煌き纏いつつ散らしつつ、ワイバーンに地から天へと向かって『降り注ぎ』、燃えるような眩しさの中、墜落し、霧散していった。
(「さようなら、勇猛な竜」)
 たからの襟元、寒椿抱く大きな赤いスカーフが風になびく。
「あなたはとても強いいきものでした」
(「あぁ……ドレスは仕立て直せば良いですけれど」)
「……怪我は早めに直しませんと、夫が心配しますわ 」
 思わずのオリオの呟き、たからは『鳥籠の秘密』から薬を取り出し、皆の手当てを始める。少しでも傷の治りが早くなりようにとの願いを込めて。
「たからさんも大丈夫?」
 自身も傷の残るたからを心配してアイシャがたずねた。
「たからは痛くありませんよ」
(「皆さんが無事でよかった」)
 祈るようなたからの表情にオリオが微笑む。帰宅すれば、夫と甘い甘いミルククリームをブラックココアクッキーで挟んだビスケットが迎えてくれるだろう。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年01月24日


挿絵イラスト