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「麻雀に逆転ホームランはない」「マジかよ」

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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 ここは、キマイラフューチャーにあるごく一般的な競技場。ここでは、新しいもの好きのキマイラたちが今日も賑やかに新しい遊びに励んでいる。
「ヘイヘイ、リーリーリー!上家ビビってるよー!」
「くっ……!このままじゃ凡そ二目ほど足りない……!」
 飛び交う歓声。その中心では、四人の人影がテーブルを囲んでいた。
「俺のターン、2ドローを出します」
「2ドローか。ではその2ドローを南荘にパス」
 とてもではないが同じゲームをしているとは思えない謎の言葉が交わされていたが、しかし当人たちは大真面目であった。

「大変だよー!怪人さんがまた変な遊び広めてるんだって!」
 ウェンディ・ロックビルはどこか困った顔で、グリモアベースに集まった猟兵たちにキマイラフューチャーで起きている事件について説明を開始する。
「みんな、麻雀って知ってるー?」
 麻雀。麻雀牌と呼ばれる駒を取り合って、特定の組み合わせを作ることで得点を獲得していくボードゲームである。キマイラフューチャーにもその遊びは存在していたらしいのだが。
「ある怪人さんがねー?『これが麻雀の新しい遊び方だ!』って言って、広め始めたんだあ」
 その“新ルール”は、簡単に言えば、“言ったもん勝ち”なのだという。相手にロンされそうになった時に、『カウンターカードを発動するのでロンを無効』と言いだそうと、なんなら麻雀牌を放り出して『サッカーボールを相手のゴールに入れた方が勝ち』と言い出そうとかまわない。
「あ、勿論完全な言ったもん勝ちじゃゲームも何もあったものじゃないから、相手がリアクションしやすいようなネタを飛ばしあう無茶ぶり合戦、みたいなところに落ち着いてるみたいなんだけどねぇ?」
 そして、終始ノリのいいキマイラたちにとっては、ある意味これ以上なくマッチした遊びである。狭い地域の中でとはいえ、爆発的な流行を見せているらしい。
 怪人が広めはじめたこととはいえ、それなら大した問題はないのではないか、とある猟兵は疑問を覚えたが、それに対してウェンディは首を振る。
「ううん、そうでもないんだぁ。このゲームね、例えば『麻雀パンチ!!』とかいきなり相手が言い出しても文句言えないの」
 危険な嗜好を持つ者にとっては、ゲームの名目でやりたい放題出来かねないということらしい。たしかにこれは大変だ。実際、ウェンディの予知の中には、そういう危険もよぎったらしい。
「それで、みんなには今度キマイラフューチャーで開催される麻雀大会に“かちこみ”をかけてもらいます!」
 曰く、その麻雀大会は怪人たちが主催しており、大会を盛り上げるために黒幕怪人やその部下の麻雀怪人たちも参戦しているのだという。ここに直接襲撃をかけ、一網打尽にしてしまおうという寸法だ。キマイラたちは猟兵と怪人の戦闘が始まればすぐにほどほどの距離に避難して観戦を始めるので巻き込む心配はない。
「それで、黒幕さんまで倒しちゃったら、あとはキマイラのみんなを巻き込んで、本当の麻雀大会しちゃおうよぉ!完璧!」
 楽しみだねー、とウェンディは呑気に笑う。確かに、元から行われる予定だった大会を乗っ取れば、ずいぶん大規模な麻雀大会ができそうである。
「あとねー、えっと、会場には、“麻雀結界”っていうのがあるんだって。言ったもん勝ち麻雀のルールに則って戦うと、なんか強くなった気分になるらしいよー」
 あくまで気分である。だが、少なくとも敵はこの法則に則って戦ってくる。あの手この手で麻雀にこじつけながら戦ってくることだろう。もしかすると、真面目な猟兵にとっては気力を萎えさせないことの方が大事になるかもしれないが。
「よーし、説明はいじょーです!準備ができたらテレポートしちゃうよー!」


月光盗夜
 お世話になっております、月光盗夜です。今回のシナリオですが、ほぼコメディ系の純戦闘シナリオと思っていただいて構いません。
 第一章の敵は麻雀怪人。麻雀っぽい戦闘方法で戦ってきます。数だけは多いです。多分136人くらいいます。

●麻雀結界について
 ウェンディも言っている通り、実際の戦闘上の影響は全くありません。が、戦闘時に“なんか麻雀っぽいこと”を言いながら戦うときっと楽しい気分になるでしょう。
 麻雀のルールそのものを知らなくても大丈夫。楽しむ心が大事なんだ。(黒幕怪人談)
 勿論、そんなん知らんわと至極真面目に戦っていただいてもかまいません。

 ※合わせプレイングでない方同士の連携描写や、アドリブ描写を多用する傾向にあります。苦手な方はその旨明記いただけますと幸いです。
 また、合わせプレイングを送信くださる場合は、ある程度タイミングをそろえて送信くださると事故が減るかと思います。
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第1章 集団戦 『雀牌戦闘員』

POW   :    国士無双
予め【異なる顔の戦闘員が14人揃う】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
SPD   :    三元牌
【3人同時攻撃】による素早い一撃を放つ。また、【鳴く】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ   :    立直
【相手の行動を読み、作戦通りの攻撃】が命中した対象に対し、高威力高命中の【狙いすました一発】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 大会当日。そこには競技場を訪れた猟兵たちをずらりと並んで出迎える怪人たちの姿があった。
「フッフッフ……ついにこの時が来たでハク」
「いずれ猟兵たちと戦いが来ることは必定だったハツ」
「この大会の場でお前たちと雌雄を決することができるのが喜ばしいでチュン」
 妙にいい声で語る麻雀怪人たち。ちなみに語尾につけているのは彼らの顔面に描かれた図柄そのままである。人数が多い分、この辺りでキャラを立てようという涙ぐましい努力であった。
「さあ、雀卓につくでトン!」
「対局が始まったが最後、そこからはどうしようと自由ナン!」
 きっちりと背筋を正して卓を囲む怪人たち。
「直接戦闘だろうと何をしてもいいが……私たちを簡単に倒せるとは思わない方がいいシャア」
「さあ、かかってくるがいい猟兵たち!戦闘開始ペイ!」
リグレット・フェロウズ
まあじゃん? ……ああ、その文字の書いた駒……大丈夫、寮でやっている者を見た覚えがあるわ。
見様見真似でいいなら、なんとかなるでしょう。
なかなか戦略性があって、面白いルールよね――倒した相手の駒を、持ち駒として使えるというのは。

黒炎を帯びた蹴りで適当な牌の柄を焼き潰して無地にして(断言)、足元に転がして踏みつけて
「同じ柄が3枚。これでいいの? ……ん? あぁ、違うの。作法があるのね、分かったわ」
周囲を見回し、真似るように
「ポン。これをあと4組と、頭を二つ……ね?」
「鳴く? ええ、許すわ。存分に上げなさい、無様な悲鳴を」


大真面目。プライドが高く、礼と詫びは滅多に口にしない貴族のお嬢様
アレンジ歓迎


都築・藍火
っふ、拙者、知っているのでござるよ。ロンされることを放銃というのでござるよな。つまり、拙者がこの!! 砕天號の超でっかい銃をぶっ放す。これは麻雀でござる!!(断言)
ふはははは、ローンロンローンでござる!!!
そして更に知ってるのでござる、ポンとかいうのも有るでござるな。ポンってもう火薬の音でござろう。つまりこの超でっかい銃をぶっ放すのもさらに麻雀!!
ポンポンポーンでござる!!!!

アドリブ歓迎


シエル・アインストール
超絶美少女電脳ばーちゃるあーてぃすとのシエルよ!

今日はえーっと、なに? 麻雀? 結界?
なんだかよくわかんないけど言ったもん勝ちって事ね、だいたいわかったわよ!(グッドナイス・ブレイヴァーで生放送)

私がドラ切りのシエルよ!
あ、それロンね(熱線銃を発射する)

ロンって言いながら撃って撃って撃ちまくればいいんでしょ?
ほら、麻雀って上がったときに牌を倒すじゃない。
そんな感じだからアンタたち全員倒しちゃいましょう!

ついでに異なる顔だかなんだか知らないけど、その顔の文字も撃ち抜いてやるわ!
全部白い牌になったら凄い役になるんだっけ?
ま、楽しんでいきましょ!



「やっほー、みんな!超絶美少女電脳ばーちゃるあーてぃすとのシエルよ!今日はえーっと、なに?麻雀?結界?」
 己の呼び出した動画撮影ドローンに向かって手を振りながら、合成音声で元気よく挨拶するのは、シエル・アインストール(ばーちゃるあーてぃすとシエル・f03731)だ。
「麻雀結界でござる!言ったもん勝ちで強くなるそうでござるよ」
「そうそう!そういうことよ!なんかよくわからないけどだいたいわかったわ!というわけでみんなー!楽しんでいってね!」
 都築・藍火(サムライガール・f00336)の合いの手に、親指を立ててサンキューと笑うシエル。
「ルールの確認は終わったかね?それではいざ尋常に勝負をするでイーソー!」
 彼女たちと対面する一索怪人が意気込んで打牌する。さあ、次はお前たちの番だ――と、見回したところで、彼の顔面を熱線が灼いた。
「それロン!」
「あっづぅぅぅぅぅ!!?」
 シエルのブラスターがその顔面の模様を突然の凶行に、彼の相方である九索怪人が戦慄する。
「ロ、ロン!?まさか人和とでも言うキューソー!?」
「え?ロンって言いながら撃って撃って撃ちまくればいいんでしょ?」
 ルールをロクに知らぬがゆえのうろ覚えが生み出した一撃であった。しかしこの場は言ったもん勝ち麻雀に支配されている。思い込みによってもまたその力は強化されるのだ。といっても強くなった気分になるだけだが。
「なるほどでござる!確かに、ロンされることを放銃というと聞く――」
 つまり、ロンといいながら銃を撃てばいいのでござるな、と頷くと、藍火はポーズを取って己のユーベルコードを発動する。
「そういうことであれば拙者も!来るでござる!砕!天!號ォ――ッ!撃って撃ってうちまくれーい!」
 呼び出されたのは、空中に浮かぶ巨大な鎧武者“砕天號”。サムライガールが火縄銃を撃てば、その動きとシンクロした鎧武者が巨躯に見合った長大な銃を撃ち放す。
 またも仲間の顔面が轟音を立てて吹き飛ばされるのを見た麻雀怪人たちは、雀卓を置いてわらわらと猟兵たちを取り囲んだ。
「ふはは!ローン!」
「ええい、そういうことなら受けて立つでリャンマン!直接戦闘ならどうにかなると思ったら大間違いでグワー!」
 意気揚々と挑戦状をたたきつけようとした二萬怪人は、逆にその身を地面にたたきつけられる。
 リグレット・フェロウズ(幕開けざる悪役令嬢・f02690)がその美脚に地獄の黒炎を纏わせて、怪人の顔面を蹴り飛ばしたのだ。蹴り倒した怪人をぐりぐりと踏みつける。踏みつけられた怪人がどこか嬉しそうなのはきっと気のせいだろう。きっとね。
「ふふ、倒した駒はこちらの持ち駒として使える……のだったかしら?これで白い駒が、1、2、3枚……」
「な、なんて強引な……!私たちを強引に白牌にしてポンをするスーピン!?」
 顔面の模様を強引に焼き潰して作られた、三人の新たな白牌怪人。哀れな同胞を見ながらの戦慄の声に、赤髪の令嬢は静かに頷く。
「ああ、それが作法なのね。じゃあ――ポン。確か、これをあと3組と、頭をふたつ……ね?」
「私知ってるわ!全部白い牌にしたら凄い役になるのよね!いちいち模様を見比べるのとか面倒だし、このままやっちゃいましょ!」
 怯えながらも一斉に襲い掛かる麻雀怪人たち。しかし、少女たちの容赦のない攻撃は、次々と怪人たちを顔面の模様ごと吹き飛ばしていく。
「ふはは、ロンロン、ローン!あとおまけにポーン、でござる!」
「こっちもローン!快調で再生数も爆上がりってもんよ!」
「ええい、とんだ鳴き麻雀もあったものでシャア!」
 打倒されていく同胞たちに、怯えの色を隠せない西風怪人。その姿を見ながら、リグレットは嗜虐的な笑みを浮かべる。
「鳴く?ええ、そうね。許すわ、存分に上げなさい、無様な悲鳴を」
 その言葉とともに、実に14人目の白牌怪人が生み出された。
「や、やられたでハク……。銀世界――まさか完成させてしまうとは」
 白一色。天地創造。通常の麻雀では完成させるのも不可能なその役の完成に、人々は雪景色に吹きすさぶ吹雪を思い浮かべたことだろう。
 (※映像はイメージです)
「はっはっは!他愛無い相手でござったな!」
「それじゃ、一旦放送ここまで!みんなー、ボス戦もまた見てね!」
「他愛のない相手だったわね……」
 ハイタッチを交わすシエルと藍火を横目に、やれやれ、と肩を竦めるリグレットであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ヴェイル・ランカスター
皆さんこんにちは、麻雀5分クッキングの時間です。本日は家庭麻雀料理評論家の鎮酢高先生をお招きしてお送りします。では先生よろしくお願いします。

はい、それではですね、まずは牌の背を丁寧に切り落としていきます。あっ、今日の牌は活きがいいですねえ、
こんなに元気に跳ね回っていますよ。
中に鉄や磁石が入っている場合は全て取り除いてください。

切り落とした背は下味をつけるために7年食塩水につけ置きします。
その間に残った牌の処理をしましょう。屋外で行うのが好ましいですね、両手をこう、派手にかざして…おいしくなぁれ!と念を送ります。
(攻撃【VL-EX000-βストーブダイブ】)
念を送ったら飾り付けをして完成です!


ハル・ウロハラ
ははぁん……ははぁん?
え、ウェンディちゃんなんて???

まー言いたいことはわかった!
おんなじの並べると食べていいんでしょ?
知ってる知ってますよハルはこういうの結構やるんですよ!
パズルゲームってやつを!!

こちらタンヤオの炙りでございます。
ドリンクに一盃口。
メインディッシュ、太巻き大四喜でございます。
ドラ……ハル、バタードラ好きだなぁ……

というわけできちんといい感じに並んでハルに食べられてねっ!
え?この「役一覧」ってレシピでしょ?
そうです……あなたたちは料理……ハルにおいしく食べられるために並んだのです……

さん、はいっ!

イタダキマスっ!!



「ウェンディちゃん、なんて言ってたっけ……ええっと、言ったもん勝ちで、麻雀が、結界……?」
 むむむ、とグリモア猟兵の言葉を思い返しながら首をひねるハル・ウロハラ(ホワイトアルバム・f03051)。ただでさえトンチキな事件なうえに、麻雀は専門用語が多いんだもの。わからないのも仕方がないよね。
「でもまー言いたいことは分かった!おんなじの並べると食べていいんでしょ?先生、よろしくお願いします!」
 時代劇のようなセリフとともに元気よく手を挙げるハルの言葉を受けて、のっそりと表れたのはヴェイル・ランカスター(自称エリート警備兵・f03879)だ。
「はい、皆さんこんにちは、麻雀5分クッキングの時間です。家庭麻雀料理評論家の鎮酢高(チンスタカー)です」
「先生!まずはどうしましょう!」
 謎のファンシーなエプロンを身に着けて適当なことをいうウォーマシンの大男。ドラゴニアンの少女も真似するようにエプロンを付ける。
「はい、それではまず牌の背を丁寧に切り落としていきます」
「はーい!きりおとーす!」
 怪力でその辺にいた三索怪人の首根っこをひっつかむと、バスタードソードを包丁のように見立てて、その頭部の牌の背を切り落としていくヴェイル。
 ハルもまた、真似するように愛用の銀色のグルメツールを包丁型に変形させ、逃げ回る麻雀怪人にとびかかる。
「ちょちょちょ、言い分のわりにやり口がエグイ、エグイでサンソー!」
「今日の牌は活きがいいですねえ、こんなに元気に跳ね回っていますよー?この時、中に鉄や磁石が入っている場合は全て取り除いてくださいねー」
 見事切り落とすと、とんとん、と怪人の頭部を叩いて中に詰まっているものをはたき落す。怪人も必死の抵抗を見せるが、台所で食材が料理人にかなうはずがなかった。ここが台所でないというのは些細な問題である。
「でも先生!お残しはもったいないよ!」
「みんながみんな君みたいになんでも食べられるわけじゃないからねー、気を付けてねー」
 自分たちを取り囲む怪人の頭を捌くと、料理は次のステップへ。
「さあ、無事に捌けたら、いよいよ火を通しましょう。両手をかざして……おいしくなぁれ!」
「おいしくなーれ!」
 ヴェイルが念を送るように手をかざせば、彼のユーベルコードが発動する。衛星からのビームによって、麻雀怪人たちはこんがり丸焼けだ。
「さあ、飾りつけをしてできあがりです!どうぞ召し上がれ」
「はーい、それじゃあみなさん、手を合わせて」
 イ・タ・ダ・キ・マ・スッ!!
 むしゃむしゃ、ごっくん。お粗末さまでございます。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

多々羅・赤銅
麻雀か!!!!!
知らん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ァアン国士無双だぁ?ンなもん組み合わせが!変われば!知ったことか!!!!
はーーー〜〜〜い麻雀始めるから二人組作って〜〜二人組作れなかったやつは前に出てラジオ体操の手本!!!じゃんじゃんかじゃかじゃかじゃんじゃんかじゃかじゃか(口)(歌いながら組み合わせバラバラで役も何もなくなった麻雀怪人を一体一体吹き飛ばしていく)
ぁ?麻雀も何も無い?
うるせえ!!!!どう考えてもこの苦境の中最後まで踊ったやつが最強!!勝ち!!上がり!!!てめえらはノーテン私がロン!!!!!!!!!!!!(恫喝)


九琉・りんね
ふふん、麻雀ですか……
もちろん知ってますよ!なんたって麻雀は大人の遊戯ですからね!!

(ほ、ほんとは全然知らない……!!!)
(全然知らないけど言えるわけないから人形のミカンと一緒に勢いで乗り切ろうそうしよう)
(ミカンなら勢いでなんとかなりそうな気がするし!こういう時は頼りになるなぁ!!)

ってミカン!!そんな何も書いてないのをにっこり笑顔で持って来ないで!!!???
どう見ても不良品じゃん!!!!!

あっ東西南北!!!揃えたら強そう!!!!この鳥さんも強そう!!!あとこの………は、ハツ??も強そう!!!!!

トランプだって絵札が強いし漢字は強そうじゃんかーーー!!!もう知らないやっちゃえミカン!!!!!



「ふふん、麻雀ですか……。もちろん知ってますよ!なんたって麻雀は大人の遊戯ですからね!!」
 己の操るマリオネット人形とともに雀卓につく幼い少女、九琉・りんね(おてんばまりおねっと・f00448)。見栄を張ってそう言ってみるものの、内心では冷や汗をかいていた。 
(ほ、ほんとは全然知らないけど!言えるわけないからミカンと一緒に勢いで乗り切ろうそうしよう)
 頼りにしてるよ、と人形を見てみれば、彼女がにっこり笑顔でとってきたのは何も書かれてない白牌。
「ってミカン!自信満々でそんな何も書いてないの持ってこないで!どう見ても不良品じゃん!!」
 白牌というものを知らぬ少女には不良品にしか見えなかった。だってトランプとかUNOにも予備用の白いカード入ってるじゃん!そういうのだと思うじゃん!
「あっ東西南北!揃えたら強そう!この鳥さんも強そう!!あとこの………は、ハツ?も強そう!!」
「手、手牌!さっきからあの子手牌を口で言っちゃってるチュン」
 様子を眺めながら、ひそひそと言葉を交わす怪人たちの声を聞きつけ、びくっと肩を震えさせるりんね。しまった。
「だ、大丈夫!聞かなかったことにするでローワン!」
「ふぐっ……そんな同情いらないもん!!」
 見かねた六萬怪人がフォローの言葉をかければ、それが逆に意地っ張りな少女のプライドに障ったか、目じりを仄かに潤ませる。
「おいおいおい!なにウチのりんね泣かせてくれてんだお前?」
「ちょっと多々羅さん!泣いてないんですけど!!」
 武骨な刀を構えて別の雀卓からやってきたのは多々羅・赤銅(ヒヒイロカネ・f01007)だ。からかうような言葉にリンネが食いつけば、元気でいいなとからから笑う。
「まァいいや。私は麻雀とかわかんねえからな!ほらほら、そこ並べ!」
 刀を振りかざして不敵に笑う赤鬼に、望むところだと麻雀怪人たちは戦闘態勢を取った。
「ええい、お望みとあらば並んでやるでハツ!」
「国士無双の陣でハク!」
 三元牌怪人たちの号令を受けて、麻雀怪人たちが独特の動きで陣形を組み始める。だがしかし、多々羅・赤銅はそれをはいどうぞと見逃す女ではなかった。
「ァアン国士無双だぁ?ンなもん組み合わせが!変われば!知ったことか!!」
 刀を純然たる暴力装置として振り回し、陣形を組もうとする麻雀怪人たちの前に躍り出る。じゃんかじゃんかじゃんと、ラジオ体操の時にでも流れるようなメロディを口ずさみながら、彼らを張りぼてのように吹き飛ばしていった。
「ええい、もう麻雀も何もあったもんじゃないでキューピン!」
「あァン?うるせえ!どう考えてもこの苦境の中最後まで踊ったやつが最強!勝ち!上がり!!てめえらはノーテン私がロン!!!」
 無茶苦茶な論理を軽快に振りかざして、女は傲岸不遜に笑った。あるいは、この無茶苦茶な言説すらも、麻雀結界においては己の力となり得るのか。
「もう!多々羅さん無茶苦茶!!いいもんもう知らないやっちゃえミカンー!」
 傍で暴れる姿を見て、真面目に麻雀をしようとするのも馬鹿らしいと感じたか、ふてくされるように言ってりんねもまたマリオネット人形を暴れさせ始めた。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

浅沼・灯人
やりたい放題かよ!!!
まあ俺もそんな詳しい訳じゃねぇからあれこれいうつもりねぇけどよ!

とりあえずあれだろ、なんか数字並びで揃えるんだろ?
んで一組だけ同じやつ二枚揃えりゃ平和っつー手になるんだよな。
ほらてめぇら、並べ。並ばねぇなら撃つ。
つかなんだ、お前らなんか見覚えある隊列でぐるんぐるん回りやがって。なんかのダンスユニットか?
くっそなんか、なんかムカつく……いやなんかじゃねぇな!ムカつくな!!

ああああああくそ面倒くせぇ!
平和なんざ知るか!革命だ革命!デカい手ほど潰れて死ねぇ!!!
武器もいいわ!素手で十分だろ!!!
おら!てめぇら顔出せ!全部潰れりゃ役満もなんもねぇだろ!!ほらリーチだリーチ!!


ベルゼドラ・アインシュタイン
あ??????麻雀なんてやったことねーよ
とりあえずあれだろ?数字みたなもん揃えて
片っ端からぶっ倒していけばいいんだろ????知ってるぞ????

おらおらテメェら!!!同じ数字同士並べや!!!!早く!!!

そぉれ、ポンッ!!!ポンッ!!!カンカンカンッ!!!(怪力で殴る)
カッ…テメェは違ぇ!!!!(拷問具でぶった斬る)

はいっ!!!!ポン!!ポン!!チー!!!チー!!!カンカンカンッ!!!!!!(リズミカルに殴る)

おいテメェら言われたどおりに並ばねぇと消し炭にすっからな!!!
あ?????????鳴いてんじゃねぇ!!!!!!!!!
ぶっ殺すぞ!!!!!!!!!!



「やりたい放題かよ!」
「ふふ、あの位でいいんじゃないかしら?私も麻雀のルール、わからないんだもの。灯人くんもでしょう?」
 知り合いたちの狼藉を見て、苦虫を噛み潰したような顔になる浅沼・灯人(ささくれ・f00902)に、ベルゼドラ・アインシュタイン(錆びた夜に・f00604)がくすくすと笑いかける。
「確かに俺も別にあれこれいうつもりねぇけど!」
 自分も今一つ知識がないだけに、否定はできない灯人だった。
「まぁアレだ、とりあえずアイツらを三人一纏めにすればいいんだろ?」
「そうね、私もそれは知ってるもの。というわけで……」
 銃と拷問具、それぞれの武器を抜いて、同時に口を開く。
「ほら、さっさと……順子?階段に並べ!並ばねえと撃つ!」
「同じ数字どうし、並んでくれるかしら」
「「ど、どうしろと!!?」」
 順子と刻子、それぞれ同時に別の指示を出され、混乱する麻雀怪人たち。ベルゼドラと灯人は、その隙を見逃さず、それぞれ別の方向にいる怪人たちに襲い掛かった。

「並ばねえと撃つっつってんだろ!」
 銃を構えて迫ってくる龍人に恐れをなしたように逃げ惑う怪人たち。一部は指示通りに並ぼうとし、一部は逃げようとしで、まるで踊っているかのような有様であった。
「踊ってんじゃねえよ!くっそなんか、なんかムカつく……いやなんかじゃねぇな!ムカつくな!!」
「り、理不尽なことをいうなでウーピン!」
 振り回されてどうしようもなくなった五筒怪人が、破れかぶれの拳打を放ち、偶然それが灯人の眉間にクリーンヒットする。
「ああああああくそ面倒くせぇ!平和なんざ知るか!革命だ革命!」
 曲がりなりにも真面目に麻雀っぽく戦おうとしていたのも忘れ、怒鳴りながら銃を放り捨てる。
「武器もいいわ!素手で十分だろ!」
 武器を放り捨て、この方が早いと言わんばかりに竜の力を解放して殴り飛ばす。
「顔が潰れりゃ役満もなんもねぇだろ!ほらリーチだリーチ!」

「おらおらテメェら!同じ数字同士並べや!早く!!」
 ベルゼドラもまた、やりたい放題であった。
「そぉれ、ポンッ!ポンッ!!カンカンカンッ!!」
 仲間といる時の淑やかさはどこへやら、凶悪な笑みを浮かべる姿に畏怖したように素直に並ぶ麻雀怪人たちを、威勢のいい掛け声とともに殴り飛ばしていく。
「カッ…テメェは違ぇ!!」
 そんな中、身がすくんで動けない怪人がいれば、イラついたように拷問具でぶった斬る。
「はいっ!ポン!ポン!チー!チー!!カンカンカンッ!!!」
 リズミカルに歌うように叫べば、麻雀ではなくドミノ倒しでもしているかのように、次々に怪人たちは倒れ伏していく。

「「オラッ、これで和了りィ!!」」
 偶然にも同時に放たれた叫びとともに、二人の傍にいた麻雀怪人たちは壊滅したのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ルフトゥ・カメリア
……あ?麻雀?
知るかよそんな頭使う遊び。
もっと雑に遊ぼうぜ。

なんでもアリ?……はぁん、要するになんか並べて揃えて要らないもん消せば良いんだな?
あーうっせぇうっせぇ黙れ!遊んで欲しいなら並べやテメェら!!
テメェは要らねぇ!テメェも要らねぇ!テメェもテメェもテメェも数が多い以下略!!
言ったもん勝ちなんでもアリだもんなぁ、場外乱闘上等っ!!

両手首の古傷を掻っ捌いて、溢れる炎で次々と焼き、バスターソードで斬り潰しながら、合間にガラの悪い蹴りが入るのはご愛嬌。鎧をも砕く蹴りをご賞味あれ。

言ったもん勝ちってんなら、全滅させりゃあ俺らの勝ちだ!
麻雀なんぞ知るか!!


バレーナ・クレールドリュンヌ
麻雀?やったことはないけど、こういうのは見ればわかるものでしょう?(参加者の皆さんを見る、わからないけど、わかったような顔をする)

知らなくてもいいわね、私たちは雰囲気で麻雀をすればいいもの。

(なんか相手に役っぽいのを揃えられたら)何言ってるの?通るわけないでしょう?わからないの?私がまだ揃っていないでしょう?あぁ、これは積みこんで置いたのね、そんなこと出来ないように、いけない手は使えないようにしましょう。(咎力封じでガチガチに縛って)
さぁ続きをしましょう?なんで鳴くの?ダメでしょ?鳴くならこうでしょう?(咎力封じで拷問する)
私を愉しませて、これは愉しいゲームなんでしょう?



「麻雀?やったことはないけど、こういうのは見ればわかるものでしょう?」
 海のような翠色の瞳でバレーナ・クレールドリュンヌ(甘い揺蕩い・f06626)はぐるり、と周囲を見渡した。顔面を焼き潰される麻雀怪人。吹っ飛ぶ麻雀怪人。なるほど。
「大丈夫、雰囲気はわかったわ」
「マジで?俺わかんねえんだけど」
 周囲の残虐ファイトをみてひとつ頷く彼女の姿に、怯えたように身を竦ませる、卓を囲む怪人たち。成り行きでバレーナと同卓しているルフトゥ・カメリア(Cry for the moon.・f12649)は驚いたように彼女を見る。最も、元からご丁寧に理解してやるつもりもないが、と笑って。
「ええい、ともあれ対局を進めるトン!」
「初心者同士とあらばこちらのカモでスーピン!」
 目配せを交わして、自分たちのペースに巻き込もうとする麻雀怪人たち。早々に役を組み上げていく。
「ツモ!揃ったでスーピン!……ぐあっ!」
「何言ってるの?通るわけないでしょう?わからないの?私がまだ揃っていないでしょう?あぁ、これは積みこんで置いたのね、そんなこと出来ないように、いけない手は使えないようにしましょう」
 理不尽なことを言いながら、バレーナがユーベルコードによって生み出した手枷、猿轡、拘束ロープによって三筒怪人は束縛されていく。
「さぁ、続きをしましょう?――私を愉しませて?」
「え……ええい!周りのやつらを見ていた時点で嫌な予感はしていたのだ!そちらが番外戦術に訴えるならこちらもだトン!」
 全身を束縛されてべちんべちんと跳ねる三筒怪人の仇討ちとでもいうかのように、召集された麻雀怪人たちがバレーナに襲い掛かる。
「わかりやすくなってきたじゃねえか!はじめっからそうしてりゃいいんだよ!」
 だが、そんな彼らをルフトゥが得物で殴り飛ばす。彼は、使い方がわからず適当にピラミッドのように積み上げ始めていた麻雀牌を投げ捨てて、バスタードソードを抜いていた。
「そらそら!並べて揃えて要らないもん消せば良いんだろ!」
 美しい容貌に見合わぬ乱暴な言葉を紡ぎながら、襲い来る麻雀怪人たちを時に古傷を引き裂いて噴出した炎で焼き、時にバスタードソードで斬り潰していく。
 多勢に抗しきれず傷を負うこともあったが、それすらも上等と、新たな傷口から更なるネモフィラ色の炎を噴出して対抗する。
「め、滅茶苦茶だトン……。お前たち、連携を――もがっ」
 指示を出そうとした東風怪人の口に、再び飛んできた猿轡が噛まされる。もがもがと鳴く怪人を見ながら、白銀色の髪を揺らして嗜虐的に笑う人魚の乙女。
「鳴いちゃダメ、でしょ?鳴くならそうやってお鳴きなさい」
 その隙に、二人を襲う最後の怪人が、ルフトゥによって蹴り飛ばされて踏みつけられていた。
「言ったもん勝ちってんなら、全滅させりゃあ俺らの勝ちだ!麻雀なんぞ知るか!!」
「あら……?結局今一つわからなかったわね、麻雀の愉しさ」

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

笹鳴・硝子
おかしいですね、このパイ、私の知ってる絵と違うんです
もっとこう…ドンってやってジャラっていう…耳の無い青い猫の絵とか描いてるはずなんですけど
(ジャラジャラジャラジャラジャラ)
混ぜるのもいい加減飽きましたね、さっぱりわけが解らない
もうそこに並びなさい
最前列が一人次列二人、と増やしていけば三角になりますね?
並びましたか?並びましたね?

よろしい。ぶったおします。

ペンデュラムを媒介にUDC『晶』を召喚
「『晶』」
『はあい』
「一撃で吹き飛ばせ」
『はあい!』
どーんと行ってじゃらっと倒すのだから、これも間違いではないはずだ
多分
ええ多分



「おかしいですね、このパイ、私の知ってる絵と違うんです」
「ほほう、貴様、変わり種雀牌の使い手チーソー?」
「変わり種牌は邪道なれど、麻雀に親しんできた相手とあらば期待できそうでパーワン」
 ううん、と不思議そうに首を傾げる笹鳴・硝子(帰り花・f01239)を見て、麻雀怪人たちが不敵に笑う。だが、硝子の続く言葉は彼らの予想外であった。
「もっとこう……ドンってやってジャラっていう……青い猫の絵とかが描いてあるはずなんですけど……」
(キャラクタードンジャラ……!)
 何はともあれ、麻雀牌を混ぜ始める硝子と怪人たち。不慣れらしく、時々雀牌を表返したりしてしまう姿に怪人たちもほっこり。
「混ぜるのもいい加減飽きましたね、さっぱりわけが解らない」
「いやあ、そりゃまだ混ぜてるだけだから当然でチーソー」
 七索怪人がそういえば、周りの怪人たちも同意を示すが、硝子はぶっちゃけ飽き始めていた。
「もういいです。そこに並びなさい」
「えっ」
「並びなさい」
 淡々と重ねられる言葉に、アッハイと気圧されたように整列していく。
「最前列が一人、次列が二人、と増やして三角形になりなさい。いいですか?なりましたね」
 並んだのを見ると、満足げに頷く硝子。
「よろしい。ぶったおします。“晶”」
『はあい』
 彼女のペンデュラムを媒介に、ずるり、と獣のような影の姿をしたUDCが呼び出される。
「一撃で吹き飛ばせ」
『はあい!』
 硝子の弟を名乗る怪物は、嬉しそうに頷くと突撃し、綺麗に並んだ敵を蹴散らした。
「ス、ストラーイク……ぐふっ」

成功 🔵​🔵​🔴​

六六六・たかし
デビルズナンバーじゃんし…!存在していたのか…!
デビルズナンバーはこの俺たかしがすべてぶちのめす…!!!
なに?違うだと?
紛らわしいやつめ!!ぶちのめす!!!!

俺のターン!ドロー!!!
手札に4つある牌を召喚!!
そう!ご存じ革命だ!!!
これでお前の王将は歩に成り下がり俺のポーンはキングへとランクアップだ!!
キングで貴様の兵をなぎ倒す!!
まだだ!!俺のターンは終わってない!!!
なぎ倒した兵隊は特殊効果『悪魔の軍勢(デビルトルーパー)』によってたかしになる!!
いけ!たかし!!デビルパンチ!!
KO!!!!!!
くににかえるんだなおまえにもたかしがいるだろう。
なぜならお前もまたたかしだからだ。



「デビルズナンバーはこの俺たかしがすべてぶちのめす…!」
 眼鏡の下の瞳に決意を宿し戦いに臨む男――その名は、六六六“デビルズナンバー”・たかし(悪魔の数字・f04492)!とはいえ、彼の前に並ぶ麻雀怪人たちはたじたじであった。だって身に覚えがないんだもの。
「なに?違うだと?紛らわしいやつめ!ぶちのめす!!」
「理不尽でウーワン!」
 俺のターン!ドロー!!掛け声とともに自摸るたかし。彼は、己の目の前にずらりと四枚の牌を並べてから表返す。そこにあったのは、孔雀――一索が、4枚。
「同じカードが四枚……来るぞキューワン!」
「そう!ご存知革命だ!これでお前の王将は歩に成り下がり俺のポーンはキングへとランクアップだ!」
 言いたい放題言う声とともに、意志持つ人形、デビルズナンバーざしきわらしがやれやれ、といった様子で動き出す。
「ランクアップ!デビルズナンバー・チェンジ!キングで貴様の兵をなぎ倒す!!」
 キングという名のデビルズナンバー・ざしきわらしが敵の麻雀怪人を倒していく。ああっ!別の怪人の反撃によってデビルズナンバー・ざしきわらしが殴り飛ばされる!かわいい子に何をする、卑怯なり麻雀怪人!
「まだだ!俺のターンは終わっていない!なぎ倒した兵隊は特殊効果『悪魔の軍勢(デビルトルーパー)』によってたかしになる!!」
 彼の持つユーベルコードによって操られた麻雀怪人――いや、たかしたちがゆらり、と立ち上がる。
「いけ、たかし!デビルパンチ!」
 凄惨な同士討ちの果てに、彼を相手取る麻雀怪人たちはノックアウトされる。
「くににかえるんだな、おまえにもたかしがいるだろう。……なぜならお前もまたたかしだからだ」
 眼鏡の汚れを拭きながら、彼はその場を立ち去った。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

未魚月・恋詠
まーじゃん、でございますか……恋詠めは経験はございませんが、ええ。
これも猟兵のお勤め、こう見えまして(※着物に雪駄の純和風スタイル)将棋と花札でしたらネット対戦で全国7008位でございます
卓は4面、人形2体と恋詠めで3対1!
フェイントと援護射撃でどんな役でも叩きつけられる布陣にございます!
ええと、東西南北に、あ、そちらの駒を1ついただきますね?
え、駒を取れるのは当然でございましょう?
ね?(ロングボウを構える人形)
そういうわけで鳥っぽいこれも足せば、はい五光でございますね、15文でございます!
これにて王手飛車角取り、あと2手で詰みでございますよ♪

※アドリブ大歓迎です


神威・くるる
…………まぁ、じゃん?

名前は聞いたことあるんやけど、どないなゲームかよぉ知らへんのよねえ
えーと、ロンとかポンとかコクシムソーとか言うて、相手を裸にすればええんやっけ?

「そこの頭が四角いお兄はん、うちに手取り足取り腰取り、ルール教えてくれへんやろか?」
上目遣いでおねだりして【誘惑】
気付かれへんようにこっそり【催眠術】で暑ぅなるように
「あやー、まぁじゃんて難しおすなぁ。ところでお兄はん、なんや身体が火照ってきーひん?」
ほぉら、暑ぅて暑ぅてしゃーなくなってくる
相手が服を脱ぎ出したらうちの勝ちー♥
……そういうゲームなんどすやろ?え?ちゃうの?

なぁ、とにかくうちの勝ちやさかい、血ぃ飲ませてくれへん?



「……まぁ、じゃん?なんや、あんた知っとる?」
「恋詠めも経験はございませんが……ええ!これも猟兵のお勤めですので!」
 神威・くるる(神の威を狩る黒猫・f01129)がはて、と首を傾げれば、未魚月・恋詠(詠み人知らず・f10959)は小さく拳をぎゅっと握る。
「恋詠め、こう見えまして将棋と花札でしたらネット対戦で全国7008位でございますので!」
「もう、いま必要なん麻雀やで、恋詠はん。……なあ、そこのお兄はん。そういうことやから、うちらと楽しく遊んでくれへんやろか」
「わ、私かね?か、構わんローピン?」
 口元を袖で隠しながら、きゃるるん、と上目づかいで見つめるくるるの誘惑に、でれでれと頷く六筒怪人。
「では、もう一面、恋詠めの人形で埋めさせていただきますね」
 ころころ、と笑顔を交わす、ダンピールとヤドリガミの少女たち。
「ええと、東、西、南、北……あら、南が足りませんね……?」
「ほんま?ならうちのあげよか?」
 ぽん、と卓上をスライドさせるように送られてくる南牌に、にこり、と笑って、と礼をする恋詠。
「ありがとうございますね、くるる様。これであとは……ねえ、怪人様。その孔雀さんをいただいても、よろしゅうございますか?」
「い、いやいやいや!待つでローピン!これは既に切った後の牌、拾うのはルール違反で……」
 デレデレしていてもそこは麻雀怪人、ふるふると手を振って断ろうとするが。
「いただききます、ね?」
 人形がきりきりと弓を構えているのに気づいては、断りようはなかった。
「うふふ、親切な怪人様。では、この孔雀さんも足して……はい、五光でございますね、15文でございます!」
 雀牌を花札に見立てて、にこにこ笑顔で無茶苦茶なことを言いだす恋詠。しかし、言ったもん勝ち麻雀においてはそれこそが正義である。
「これにて王手飛車角取り、あと2手で詰みでございますよ♪」
「ぬぬぬ……!ちょ、ちょっと暑くないでローピン?」
 雀牌の頭に、たらりとかいた汗を拭く怪人に、くるるがぺろ、と舌を出して笑いかける。
「あやー、白熱した勝負で熱が入ってきたんとちゃうやろか。ほら、うちらも暑くなってきたもん。……ね?」
 怪人はそれがくるるのさりげない催眠誘導だとも気づかず、服を脱ぎ始めてしまった。
「はぁい、うちの勝ちぃ♥」
 それは野球拳のルールである。だが、二人の美少女を相手にデレデレしている六筒怪人には、反論する頭は回らなかった。それはすなわち、言ったもん勝ち麻雀においては敗北を意味する。
「なぁ、うちの勝ちやさかい、血ぃ飲ませてくれへん?」
「麻雀怪人様の血は美味しいのでしょうか……?」
 相方の言葉にはて、と首を傾げる恋詠であった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

天命座・アリカ
ふっ、ゲームでこの天才美女に挑もうと言うのかい?
ならば受けて立とうじゃないか!麻雀だってバッチリさ!

(手牌でタワーめいたオブジェを作り出す)
なんだいなんだい?君達は平凡だね?芸術性が足りないよ?
そんな事でついてこれるのかい?この私の領域《フィールド》にさ!

……ふっ、揃ってしまったね。
見給えよ、この東西南北を!そして私、そう、「天」だ!(雀卓の上に立って仁王立ち)
つまり今!私は天地全てを手に入れたのさ!
これにより、私は特殊勝利!
更に追加効果を発動!君達のライフポイントと手牌を得る!
みんなの思いを背負って……私は決勝戦へと進む!

次回、天才雀士アリカちゃん第77話「宇宙(ソラ)へ」
さあ、レッツ麻雀!



「ふっ、ゲームでこの天才美女に挑もうと言うのかい?ならば受けて立とうじゃないか!麻雀だってバッチリさ!」
「ほほう、随分と自信満々なお嬢さんでハク」
「そういうことであれば、我ら三元牌がお相手するハツ」
「泣き出してしまわないか心配でチュンねぇ……」
 自信満々な宣言をする天命座・アリカ(自己矛盾のパラドクス・f01794)に、にやにやと笑う――こいつら顔どこだ――三元牌怪人たちが受けて立とうと卓を囲む。だが、真っ当に打牌をした怪人たちが、お前の番だとアリカを見れば、彼女は手牌を縦に積み上げ目の前にタワーめいたオブジェを作り始めていた。
「なんだいなんだい?大口をたたく割に平凡だね?芸術性が足りないよ?そんな事でついてこれるのかい?この私の領域《フィールド》にさ!」
「こ、こいつ……もう麻雀結界を味方につけているでハク!?」
 そのあまりにも自信ありげな態度に怪人は驚愕するが、なんのことはない。いつだって天命座・アリカは絶対の自信家なのである。ともあれ、手牌こそタワーめいて積んでいるが、暫くは順当に麻雀が進んでいた。だが、中盤に差し掛かろうというその時である。
「……ふっ、揃ってしまったね」
「な、なにが揃ったというのでハツ!」
 お嬢様然とした風貌に見合わぬ勝気な笑みを浮かべて、アリカはタワーの頂上に四枚の牌を並べる。絶妙なバランスで立つその四枚の牌は。東南西北。四風牌である。
「見給えよ、この東西南北を!そして私、そう、“天”だ!」
 ぴょん、と雀卓の上に飛び乗って仁王立ちをするアリカ。危ない、みえそうでみえない。
「天に座す私が四方を支配した!つまり今!私は天地全てを手に入れたのさ!これにより、私は特殊勝利!!」
「「「な、なにぃー!!」」」
 あまりにも自信満々に放たれる言葉には、麻雀結界の支配するこの空間において、麻雀怪人たちが勝つ術はなかった。
「そして、この特殊役“天地征服アリカちゃん”が完成したことによって特殊効果が発動する!私は君達のライフポイントと手牌を得る!!みんなの思いを背負って……私は決勝戦へと進む!!」
 ――次回、天才雀士アリカちゃん第77話「宇宙(ソラ)へ」!
さあ、みんなもレッツ麻雀!(次回予告CV:天命座・アリカ)

成功 🔵​🔵​🔴​

リチャード・チェイス
愚かの一言に尽きるだろう。
私のドライヴィングテぇクニック(巻き舌)にその程度の人数で挑むとは。
(それゆけ!ペドロ・ロペス君のエンジンを吹かす)

麻雀には常にイカサマが付き物である。
分かるかね? 目に見える牌だけが真実ではないことに。
即ち、これが山に隠されたイースターエッグへの道である。
(敵のカンの音と同時に猛ダッシュ。ただし逆走で。
途中、路上の?牌を割ってアイテムを回収。
踏むとスリップするバナ牌をばら撒いていく)

牌を相手の顔面にシュー! 超!エキサイティン!!
(飛び出せ!エド・ゲイン君を射出)



「愚かの一言に尽きるだろう。私のドライヴィングテぇクニックにその程度の人数で挑むとは」
 巻き舌で言い放った奇妙な風貌のシャーマンズゴースト、リチャード・チェイス(四月鹿・f03687)が座っているのは雀卓の椅子ではない……!己の愛用するハーレー、“それゆけ!ペドロ・ロペス君”の運転席だ。
「ふ、ハーレーではない、トナカイだ。――さあ、始めようか、レースを!」
 リチャードの言葉とともに、いつの間にか麻雀怪人たちもゴーカートに乗り込んでレースが始まった。ライディング麻雀だ!
「麻雀には常にイカサマが付き物である。分かるかね? 目に見える牌だけが真実ではないことに」
「な、なに!?どういうことイーソー!」
「まどわされるなでスーワン!カン!」
 意味深な言葉に振り回される怪人を、また別の怪人がなだめ、麻雀で勝てばいいのだとカンをかける。だが、それを尻目にリチャードはアクセルをかける。
「その瞬間を待っていた!これが山に隠されたイースターエッグへの道である」
 カンによって新たなドラ牌――そう、ハテナブロックが開かれる!ハテナ牌にいち早くたどり着いたリチャードが取得したアイテムは――。
「牌を相手の顔面にシューッ!超!エキサイティン!!」
 攻撃牌だ!無駄によく通る声が叫ぶとともにサイドカー、“飛び出せ!エド・ゲイン君”が射出され、麻雀怪人たちのカートを直撃!哀れなカートたちは纏めてクラッシュ!
「ふ――。虚しい勝利だ」
 言葉とは裏腹に、どこか勝ち誇るようにゴールテープを切る鹿だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

詩蒲・リクロウ
割とあっさり囲んでボコされ、開幕既にUCが発動、理性を失っています

何故かジェットコースターの上で雀卓と共に仁王立ちしています。
ジェットコースターは、キマイラフューチャーなのでコンコンしたら出ます、出た。

雀卓をちゃぶ台返しします。勢いよく17回半回転しながら敵を蹴散らし地面に突き刺さります。ジェットコースターも地面に突き刺さります。リクロウも突き刺さります。

起き上がり、亀甲縛りされた牌を5つ並べます。封印されし北、封印されし南、封印されし東、封印されし西、封印されし中。

5つの牌が場に出た事で特殊勝利「天地開闢」が確定し全てを薙ぎ払います。

もう一度リクロウは地面に突き刺さります。

理性は失っています



「ふっ……。挑みかかってくるから何事かと思えば、大したことはなかったでリャンワン」
「やりすぎてしまったかが心配サンスー」
 麻雀怪人3人に囲まれて殴られた詩蒲・リクロウ(見習い戦士・f02986)は、襤褸雑巾のように打ち捨てられていた。
「さあ、他の卓の増援にいくでイーピン。……何ッ!」
 ゴゴゴ、という音に怪人たちが振り向けば、そこには、突如空中に現れたレールの上を走るジェットコースターがいた。
「なぜ急にジェットコースター!」
「いや、この世界ではよくあることサンソー!」
「よく見ろ!誰か乗っているでイーピン!」
 ジェットコースターの先頭に仁王立ちするのは、先ほどボロボロにされたリクロウであった。窮地に発動したユーベルコードによって、元々年齢離れしていた体躯が一回りがっしりとしたように見える。
「オオオオオオオオオ!」
 だが、理性は失っていた。ジェットコースターが雀卓に直撃し、リクロウも勢いよく回転しながら敵を巻き込んで地面に突き刺さる。
 もくもくと立ち込める煙の中、ゆらり、と立ち上がるリクロウ。彼は、ぽん、ぽん、と、鉤爪めいた腕から五個の牌をばらまく。それは、糸で雁字搦めにされた四風牌、そして、中。
「ふ、封印されし5つの牌……まさか……」
「と、特殊勝利、“天地開闢”……」
 横たわる怪人たちなど気にしてもいないかのように、リクロウは黄金の光に包まれえう。理性は失っていた。
「オオオオオ……オオ……ォ」
 黄金の風が吹き荒れ、全てを薙ぎ払う。咆哮と嵐がやんだあと、その場に立っている者は残っていなかった。リクロウ本人もまた、逆さになって地面に突き刺さっていたのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

宇冠・龍
娘の由(f01211)と参加します

どうして麻雀が宿敵になっているかは後で問い質すとして、今は困っている方を救うことと状況解決が先決ですね

げーむは得意なんですよ(あら、お相手136人もいるんですか? なら、こちらも同じくらいいたほうがいいのかしら?)
【談天雕竜】で100人の悪霊と武器(キューブ状のゲーム機)を召喚(なお、召喚主と同じ強さのため、物理は強くてもゲームの腕はお察し)

たしか役が難しいほど強いんですよね
他の方を見ていれば、おのずとルールとやり方くらいは分かります、ロンです(間違った理解による物理的カウンター)


宇冠・由
お母様(f00173)と参加します ※別描写でも構いません
 
(どうして、どうしてお友達と麻雀漫画を読んだだけで宿敵が生えてきますのー!?)

いいえ、いええ、遊(友達の名前)と読んだ漫画は、ここまでフレキシブルなものではありませんでした、精々がツモする際にコークスクリューを発する程度
これはそれ以上の、麻雀の体をした何かに過ぎませんわ

「とりあえず、優雅にお嬢様らしく勝たせていただきますわ」
お嬢様らしく、牌を置く際はお嬢様切りを

そして私の能力(※この場だけのノリ)は、時間経過とともに点数が伸びていき、河底で真価を発揮します
「河底撈魚―― 一本釣りでしてよ」



「ふふふ……ここであったが百年目ナン」
「いざ決着をつけようではないか、我らが宿敵ペイ!」
 麻雀怪人たちに取り囲まれる宇冠・由(宙に浮く焔盾・f01211)は、ヒーローマスクたる体の上にうっすらと冷や汗をかいていた。
(どうして、どうしてお友達と麻雀漫画を読んだだけで宿敵生えてきますのー!?)
 友人たちと楽しく麻雀漫画を読んでいたら、いつの間にか現れた麻雀怪人たちに宿敵呼ばわりされていたのだ。ちょっとどういうことなのか本人にもわからなかった。
「由」
「はっ、はい、お母様!」
 静かに名前を呼ぶ義母、宇冠・龍(過去に生きる未亡人・f00173)に身を竦ませる由。敬愛する母にも内緒にしていたばつの悪さが一気に彼女を襲った。
「どうして麻雀が宿敵になっているかは後でじっくり聞かせてもらうとして、今は困っている方を救うことと状況解決が先決ですね」
「はいっ!頑張りましょう、お母様!」
 ひとまず叱られずに済みそうである。一安心の吐息とともに、少女は母と卓を囲んだ。
「ふふ、私、げーむは得意なんですよ?皆さん、数が多い様子ですし、こちらも数がいた方がいいですよね」
 にっこりと笑って、龍が呪文を唱えると、群れを為す悪霊が生み出される。その手に抱えるのは手にキューブ型のゲーム機。数は実に百にも及んだ。一気に麻雀怪人と互角の人数、あるいは、怪人たちが蹴散らされつつある今なら、人数では勝っているかもしれない。
「やりましたわお母様!これで圧勝で――あ、いえ」
 たしかあの悪霊たちは召喚主と同じ実力のはず。なら、お母様と一緒でゲームの腕は――。
「わたくし、頑張りますわ!」
「……?ええ、頑張りましょうね、由」
 自分がやらなくてはならない。決意とともに、ヒーローマスクの少女は、地獄の炎の腕で、しかし淑やかに打牌する。お嬢様切りである。
「いい度胸ナン!」
「宿敵たる実力を見せてみるでペイ!」
 威勢のいい言葉とともに対局が始まったものの、なかなか誰も和了らない。勝負は長期戦にもつれ込んだ。
「言葉のわりに大したことないでナン!」
「次で山は尽きる。流局ペイ!」
 そういって、北風怪人が最後の牌を河に流した瞬間である。由がくすり、と笑った。
「私の能力は、時間経過とともに点数が伸びていき、河底で真価を発揮する――」
「な、なにっ!ここは河底!」
「まさか!」
 読んだ漫画の影響を多分に感じさせる言葉を紡げば、しかし、怪人たちは面白いようにノってくれた。
「ロン!河底撈魚―― 一本釣りでしてよ」
「グワ――――ッ!」
「ペ、北風――――!」
 北風が、トんだ――。残された南風は、破れかぶれの突進を仕掛ける。しかし、その攻撃は、由を守るように現れた悪霊によって防がれる。
「ええっと……こういう時は、こういうのですよね。ロン!」
 娘の言葉を真似たセリフとともに、南風怪人は吹き飛ばされた。


 猟兵たちの奮戦によって、麻雀怪人たちは全滅した。倒れ伏す怪人が、宿敵たる由に絶え絶えの声をかける。
「み、見事ハク。流石我が宿敵とその仲間たち……」
「だが、これで我らを倒せたと思わない方がいいでハツ」
「我々がやられても、いずれ第二第三の麻雀怪人が……チュンッ」
 そんな言葉を残して、最後に残された三元牌怪人たちも消滅する。奇矯な者たちではあったが、確かに強敵だった……。いずれまた、戦うことになるかもしれない。
「何度襲ってきても撃退してあげますわ!ええ!」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『機関車怪人』

POW   :    トレイン・フリーク
【時刻表】【鉄道模型】【鉄道写真】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
SPD   :    出発進行!
自身の身長の2倍の【蒸気機関車】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
WIZ   :    アクシデントクラッシュ
対象の攻撃を軽減する【高速走行モード】に変身しつつ、【煙を噴き上げながらの体当たり】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「シュポーッ!!我が部下たちを倒すとは、なかなかの強者たちよ!」
 シュッポ、シュッポ、という蒸気音とともに現れたのは、漆黒の怪人――機関車怪人たちである。
「だが、私の“鉄道麻雀”にかなうかな!?さあ、何人でもかかってくるがいい!」
 ある猟兵は、こんなものは正しい麻雀の遊び方ではない、と諭すかもしれない。だが、機関車怪人には通用しない。やつは思い込んだら一直線。カーブが苦手なのだ。「“言ったもん勝ち麻雀”の流行を止めたくば、私に勝つほかないぞ!」
 そう、それしかないのである。ちなみに、今も麻雀結界は発動している。猟兵たちは戦いながら麻雀っぽいことを叫んでもいいし、叫ばなくてもいい。ともあれ、いまいち締まらないが……。
 ――さあ、決戦の時だ!
ハル・ウロハラ
部下のほうがよっぽど麻雀ぽかったよ!?
つまり部下麻雀を食べちゃった私が今や麻雀力において最強!所詮この世は弱肉強食っておかーさんも言ってたし!
見てこの真の姿ぁぇえええ何か角伸びた!!枝分かれした!!
ハルこうなるの!?マジ!?

……こほん。
ルールがなきゃゲームじゃないんだよ、なんて聞きそうにないよね。
【暗殺】的な素早さで「ドラゴニアン・チェイン」を怪人の足元にひっかけます!転べ!
スッ転ばして上から殴れば泣くっておにーちゃんも言ってました!確か!

何振り下ろそうとしてるのかって?
さっき捌いた怪人の、牌の背のとこ。
ね、いい感じに固くて重くて…麻雀ぽいと思わない?


宇冠・由
お母様(f00173)と参加します
※他の方とあまりそぐわない内容なら遠慮なく弾いてください

「――ある格闘家は、子犬を助けるために迫りくる電車を止めたそうです」
一直線? 上等ですわ! 真っ向から挑み、防ぎきってみます

【七草仏ノ座】で10Mの鬼となり、相手の進路を塞ぎ、全身で相手を止めます
この怪力は、拠点防御で培ったかばう心構えは、どんな逆境にだって負けたりはしませんの

最初は出力不足で押し負けるかもしれません。けれど足裏から迸る火花が、相手と接触している両腕が、【七草芹】【七草繁縷】によって相手との力量差を徐々に埋めていくでしょう

「定刻通りに到着はできませんでしたね」
止められたのならキメ台詞


宇冠・龍
由(f01211)と参加します
※他の方とあまりそぐわない内容なら遠慮なく弾いてください

(やはり麻雀はよく分かりませんね……)
とりあえず、私にできることを致しましょう
由や他の方々がより戦いやすくなれるように【驪竜之珠】を使いサポートします

呪詛は呪詛、思い切って利用できるものは利用します
この場には136人もの雀牌戦闘員の無念がまだ真新しく残っています。この呪詛を技に更に込めることで、きっと麻雀勝負に対して有利に働くと思います
「昨日の敵は今日の友、ともいいますし」


「……そういえば、どんじゃら、というのは親戚なのかしら?」


シエル・アインストール
鉄道麻雀!
なかなかおもしろそーじゃないの!
麻雀はどうあれ牌を倒せばツモでありロンでしょ?

ということで……どうやらカーブとか苦手みたいだし?
正面からしか来ないって分かってれば回避も出来ないわけじゃないでしょ!
いや、出来る! 
というか衝突事故なんて生放送したら放送事故だしね、ナシよナシ!

華麗に回避してからアンタもアンタの召喚した機関車も、この熱線銃で足やホイール撃ち抜いて横倒しにしてやるわ!
ふっ、見事なロンって感じね、視聴率もうなぎ登りよ!

これが超絶美少女電脳ばーちゃるあーてぃすとシエルの麻雀よ!



「部下のほうがよっぽど麻雀ぽかったよ!?つまり、あいつらを食べちゃった私が今や麻雀力において最強!」
 一見麻雀とは関係なさそうな風体をした機関車怪人に、びしっ、と指を突き付けるハル・ウロハラ。挑発めいたその言葉に、怪人は煙突から煙を噴き上げて憤慨する。
「シュポーッ!何を言う!我が鉄道麻雀の力を見せてくれよう!」
「鉄道麻雀!なかなかおもしろそーじゃないの!ふふん、どんな麻雀なのかしら!」
 シエル・アンインストールが動画撮影ドローンを機関車怪人に向ける。煽られた怪人は、自信満々に己の得意とする戦法を自慢するのであった。
「はっはっは!鉄道は必ず定刻到着!即ち我が鉄道麻雀もまた定刻に和了るのだ!出発!進行ォー!」
 掛け声とともにポーズを取れば、機関車怪人の倍近い大きさはあろうかという蒸気機関車が呼び出され、彼はその運転席に乗り込む。
「それがそっちの本気モードってことだね!それじゃあこっちも見てこの真の姿……ぁぇえええ何これ!!ハルこうなるの!?マジ!?」
「いいわねいいわね、視聴数も増えて来たわよ!やっぱりボス戦はこうでなくっちゃ!」
 対抗するように龍人の少女がポーズを取ると、龍の闘気が身を包み、角がめきめきと伸びて枝分かれしていく。
 怪人と猟兵、見た目にも派手な変身に、再生数はグングン上昇。この調子で戦いだ、とシエルも気炎を上げる。
 はじめて見る自身の真なる力に驚くハルをよそに、機関車怪人は全力での突進を始めた。
「一直線?上等ですわ!真っ向から挑み、防ぎきってみます!」
「もう、由ったら。――逆巻け逆巻け珠の霊、燻し晦まし機を満たせ」
 機関車怪人の進路、真向正面に立ちはだかった宇冠・由が、己の全身から地獄の炎を噴出する。煌々と燃え盛る炎はゆっくりと、しかし着実に、大柄な姿を象り始めていた。
 宇冠・龍は由のそんな様子を見て、麻雀はやはりよくわからない、と首を傾げながらも、娘やともに戦う猟兵たちを支援すべく、死霊を操る呪詛を唱え始めた。
「ふはははは!まったくもっていい度胸!そこの小娘どもを轢き倒してそのまま貴様を撥ね飛ばしてやろう!」
 由の挑発めいた言葉を聞くと上機嫌に高笑いし、更に加速していく機関車怪人。
「えええ!?ちょっと!麻雀どこいったのよ!」
「もう!ルールがなきゃゲームじゃないんだよ!……って、言ったって聞きそうにないんだから!」
 進路上にいたシエルとハルにとっては溜まったものではない。憤慨するように怪人に叫ぶが、このままでは大怪我は不可避――

 とは、いかなかった。窮地に興奮した視聴者からの応援で力をもらったシエルは、正面から来る攻撃ならいくら早かろうと避けられる、と華麗に回避して熱線銃を抜き放つ。
 一方のハルも、小柄な体躯を活かして車体の下に潜り込んだかと思うと、連結部の隙間から転がり出る曲芸めいた素早い動きで機関車の巨体をくぐりぬけた。
「なんてね!衝突事故なんて生放送したら放送事故だしね、ナシよナシ!」
「避けてっ!転ばーす!」
「ぬっ……ぬおおおおおおおお!」
 運転席から驚愕の悲鳴を上げながらスリップする蒸気機関車。シエルの熱線銃によりホイールを撃ち抜かれ、すれ違いざまにハルの発動したドラゴニアン・チェインによって連結棒をからめとられたのだ。
「スッ転ばして上から殴れば泣くっておにーちゃんも言ってました!確か!」
「ふっ、見事なロンって感じね、視聴率もうなぎ登りよ!」
 横転したまま滑るように転がっていく蒸気機関車。巻き込まれれば脅威となりかねないそれを、がっしりと受け止める、ともすれば機関車以上の巨躯があった。
「――ある格闘家は、子犬を助けるために迫りくる電車を止めたそうです」
 七草仏ノ座。炎による鬼の体の形成を完了した由だ。どこかの漫画で読んだ光景を思い浮かべながら、正面から鉄の巨体と対峙する炎の鬼。
 強化された戦闘力をもってしても、僅かに競り負け、じりじりと後退せしめられていく由。しかし、彼女と仲間たちの顔には恐れの色はなかった。
「それにしても、やるわねこの守護霊。さっきまで戦ってた麻雀怪人たちの無念を技に込めた……だっけ?」
「ええ、この呪詛を背負って戦うことで、麻雀結界とやらの上でも有利に戦えるという読みは当たったようですね」
「うん!体が軽くなったみたいだった!」
 シエルとハルを助け(させられ)ていた、龍の操る麻雀怪人たちの怨念が、今度は由を助けるべく移動していく。
 更には鬼の体から飛び散った地獄の炎が機関車怪人の行動を阻害し、味方を守るという強い意志が彼女の力を強化する。
「これで……終わりですわ!」
「な、なんということだああああああああああ!」
 着々と出力差が埋められ、徐々に押し返してはじめていた鬼は、ついに機関車怪人を丸ごと持ち上げ、大きく投げ飛ばすことに成功したのであった。

「――定刻通りに到着はできませんでしたね」
「どう?これが超絶美少女電脳ばーちゃるあーてぃすとシエルの麻雀よ!」
「見たか、ハルの真の姿!」
 ダメージを受けすぎて消滅していく機関車から転がり降りる怪人を見据えて、決め台詞を告げる少女たちであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

未魚月・恋詠
「まーじゃん、中々楽しゅうございました。ええ、それに他の方々の打つ様子で多少はやり方も覚えましてございます」
「まーじゃんは単に点を取り合うだけに非ず。
時に一歩引くことで駆け引きとツキの流れを掴みとる駆け引き、
相手の流れを堰き止める心理的攻防が何より肝要……!
それでは恋詠めと人形姉妹の連携、とくとご覧に入れましょう!」


フェイントと援護射撃を駆使し虚実織り交ぜた動きで翻弄
こっそり人形達で積み込み、千里眼射ちで相手の宣言する役をで崩しに行きます。
言ったもん勝ちは言わせなければ良いのです。

「うふふ、鉄道怪人様の手も役ももはや水に浸したトイレットペーパー同然……ロン! ろいやるすとれーとふらっしゅ!!」


黒白・鈴凛
くふふ、言ったもの勝ちと面白いネ。麻雀は全くわからないが、ポンというのがあると聞いたアル。

奇遇にも崩拳はポンケンともいうアル。
ポンしながら思いっきりぶん殴ってやるヨ。

勿論【怪力】【鎧無視攻撃】【力溜め】込み込みの全力アル

哈哈、あがりは近いアルナ?



「しゅぽ……なんたること!我が相棒たる機関車が撃墜されてしまうとは!」
 恨めし気な声を上げながら首を振る機関車怪人は、ユーベルコードによって愛用の鉄道模型を呼び出した。だが、その鉄道模型には車両一つ一つに雀牌の模様が描かれている。
「ならば麻雀にて正々堂々と相手するのみ!縦横無尽に走り回る鉄道模型から役を組み上げる鉄道麻雀、受けて立つかね!」
 鉄道模型を巧みに操り、攻撃を仕掛ける戦術だ。鉄道模型同士で連携をさせて役を組ませることで、更に威力も上がるという寸法である。
「くふふ、言ったもの勝ちとは面白いネ。麻雀は全くわからないアル、頼りにしてもいいカ?」
「はい。恋詠め、先ほどのまーじゃんで他の方々の打つ様子で多少はやり方も覚えましてございますので」
 楽しげに笑う黒白・鈴凛(白黒娘々・f01262)の呼びかけに、未魚月・恋詠はゆるりと頷く。
「まーじゃんは単に点を取り合うだけに非ず。時に一歩引くことで駆け引きとツキの流れを掴みとる駆け引き、相手の流れを堰き止める心理的攻防が何より肝要……!」
 “ヒナゲシ”と“ナデシコ”。それぞれの名通りの髪飾りを付ける人形姉妹を操る少女は、誘惑するようにくすり笑った。
「それでは恋詠めと人形姉妹の連携、とくとご覧に入れましょう!」
「シュッポポポ!どれほどのものか見せてもらおう!さあ、見るがいい、一気通貫!」
 連携して攻め立てようとした鉄道模型たちを、しかしヒナギクが放った矢に妨害される。
「む、ならば一盃口!」 
 即座に安い役に切り替えて間断なく攻めようとしても、今度はナデシコが妨害する。
「ふふ、言ったもん勝ちなら言わせなければよいのです。それよりも、攻めてばかりでよろしいのですか?」
「何、まさか……!」
 この隙に攻撃でも練っていたか、と驚く機関車怪人に、しかし恋詠は淑やかに笑うのみ。
「うふふ、ふぇいんと、にございます」
 まんまとひっかけられた怪人の背中を、呑気にぽん、と叩く獣の手があった。
「哎呀!隙、できたアルナ?」
 そう、ゆったりとした動きでもう片方の拳を構える鈴凛であった。
「この技、ホウケンというアルガ……こうも呼ぶネ」
 それは、単純だからこそ超重の必殺の一撃。
「“ポン”ケン!」
 熊猫の崩拳、天下を打つ。

「哈哈、あがりは近いアルナ?」
「ロン!ろいやるすとれーとふらっしゅ!!……で、よいのでございましょうか」
 吹き飛ばされる怪人を見送りながら、自慢げな顔を浮かべる二人であった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

浅沼・灯人
てめぇか!てめぇがこのトンチキルール考えたやつか!!
いいだろう、なら新しいルールを追加だ、言ったもん勝ちならいいだろ?
場外乱闘リアルファイトだおらあ!!!

戦闘でやることなんざひとつだ。
ボコる。【二回攻撃】【鎧砕き】【吹き飛ばし】でボコる。
武器は銃よか鉄塊剣のがいいだろうな。
なんかあったら素手で行く。竜の爪ってのは鋭いんだ。

鉄道だかなんだか知らねぇがたたっ斬ったらただの鉄だろうが。
なんなら【料理】の応用でなます切りにしてやろうかあぁ!?

いいか、ルールってのはな、
破るためにあるわけでも増やすためにあるわけでもねぇ。
面倒事増やさねぇためにあるんだよ。わかったか?
わかったら返事ぃ!そして死ねぇ!!


天命座・アリカ
ここが決勝の舞台かい?では、決戦と行こう!
輝かしきこの場所で!悲劇(主にこんなことになっている麻雀サイド)の幕を下ろすとしよう!

私がこの戦いで得た物!その全てをお見せする!
私の手札は13枚が4人分で52枚!トランプだって出来ちゃうよ!
(天に浮かび空を舞う麻雀牌。協力・撮影:エレクトロレギオンによる人形兵)
君は一人で戦っているが、私は違う!
私は、私達は!皆で協力して戦っているんだ!
だってさ、麻雀は一人で出来ないじゃないか!

ーー終わりにしよう。
これが!絆の力だ!
(麻雀牌全てが一目散に突撃していく。麻雀牌というかそれを支えたり運んでたりしてた方だが)

良い子のみんなは、ルールを守って楽しく麻雀!😉



「ここが決勝の舞台かい?では、決戦と行こう!輝かしきこの場所で!悲劇の幕を下ろすとしよう!」
「悲劇つったらこんなことになってる麻雀が悲劇だけどな!」
 芝居がかった口調でびしっと機関車怪人を指さす天命座・アリカに、浅沼・灯人が呆れたようにツッコむ。

「だがてめぇがこのトンチキルール考えたやつか!それなら最後は場外乱闘リアルファイトだおらあ!!」
「ええい、ならばこちらとて受けて立とう!奥義!高速走行モード!!」 
 言ったもの勝ちならそれもアリだろう、と眼光鋭く睨む青年に、既に満身創痍の怪人はその身をよりスマートに変形させていく。
 速度を極限まで上げる代わりに、その姿でいるだけで寿命を削る諸刃の剣。この満身創痍で使えばすぐにでも命を落としかねないが、せめて猟兵たちと相討とうという怪人の意地であった。
「うるせえ!ボコる!」
 鉄塊のごとき大剣を振り回すが、あまりの速度の中での攻防で取り落してしまう。しかし、頭に血の上っている灯人はこの程度では止まらない。竜としての己の力を解放しての、竜化した四肢での超接近戦である。
「鉄道だかなんだか知らねぇがたたっ斬ったらただの鉄だこらァ!」

「私がこの戦いで得た物!その全てをお見せしよう!」
 競技場の空を覆いつくす密集する影があった。鳥か?猫か?いや、麻雀牌だ!アリカの操るエレクトロレギオンたちが牌を抱えて飛んでいるのだ!
 その数は実に13枚×4人分の52枚!アリカが麻雀牌怪人たちとの対局において、特殊役“天地征服アリカちゃん”によって手にした牌である。
「君は一人で戦っているが、私は違う!私は、私達は!皆で協力して戦っているんだ!」
 空飛ぶ麻雀牌全てが。正確に言うならば、牌を抱えて飛ぶ人形兵たちが一斉に、高速で駆け回る怪人に向かって殺到する。
「だってさ、麻雀は一人で出来ないじゃないか!」

「――終わりにしよう。これが!絆の力だ!」
「これで!トドメだあ!」
 52枚の牌を抱えたレギオンによる直撃を受けた機関車怪人に、竜腕が勢いよくたたきつけられた。
 超高速かつ大威力の一撃は、鋼鉄の体すら貫通し、そのまま大きく吹き飛ばしてしまう。
「しゅぽ……なんたること。我が鉄道麻雀が……言ったもん勝ち麻雀が……」
 なぜこうなったのか理解できない、というような声で、己の致命傷を見つめながら愕然と呟く怪人。だが、そんな彼を見送るような言葉がかけられた。

「いいか、ルールってのはな、破るためにあるわけでも増やすためにあるわけでもねぇ。面倒事増やさねぇためにあるんだよ。わかったか!」
「そうだぞ!良い子のみんなは、ルールを守って楽しく麻雀!😉」
 殴り飛ばした姿勢のまま、荒い息を吐きながら消えゆく怪人に言い放つ灯人と、その横でサムズアップしながらカメラ目線でウィンクを決めるアリカであった。来週も、また見てくださいね!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『暗黒麻雀大会!!』

POW   :    打点力でねじ伏せる!面前大型手やドラ爆で大量得点を狙います。牌に傷をつけるイカサマも使えます。

SPD   :    速度こそ正義!鳴きや即リーチで手数を生かした攻撃に出ます。手配をすり替えるイカサマも使えます。

WIZ   :    頭脳で場を支配!他者の手を読み攻撃と防御を巧みに仕掛けます。積み込みによるイカサマも使えます。

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 怪人は倒した。だが、やるべきことは残っている。そう、それは真の麻雀大会を始めること。
 さあ、席に着け猟兵たちよ!暗黒麻雀大会の始まりである!!
都築・藍火
っふ、拙者は覚えた、そう、麻雀のルールを覚えたのでござる! であれば!! さぁ麻雀をやろうではないでござろうか!
拙者狙うは大物手に限るのでござる。そう、マンガン以下に興味はないでござる!! ふっははは、見るが良い拙者の闘牌を!!
第六感、戦闘知識、捨て身の一撃を駆使し、ただひたすら大物手を狙うでござる! たとえソレが失敗し、とぼうともソレはソレでソレもまた麻雀というものでござろうからな。とにかく楽しむことを重点とするのでござる

ということで麻雀やるでござる。ロックビル殿もささ、どうぞどうぞ、ともにやろうではないでござろうか


未魚月・恋詠
真のまーじゃん大会、にございますか。それはそれは、恋詠めも気合を入れて望まなければなりませんね。
恋詠めは学んだのでございます、まーじゃんの奥深さと楽しさ、そして厳しさを……!
勝負は非情、騙し騙され、見抜けなかったものが落ちていく。雀卓は修羅の巷。
心苦しくはございますが、情け容赦なく勝ちに行かせて頂く所存にございます。

フェイントと騙し討ちで狙いを悟らせず、時に他の選手を援護射撃することで和了りそうな選手を妨害、とことん卓を泥沼に持っていく戦法。
なぜなら役自体をまだ覚えていないから。
とにかく他の人の役を潰して自分はなんとなくそれっぽいのを揃えておけば運良く勝てるかもという非情極まる作戦である


ハル・ウロハラ
正直、こういうゲームっておうちであんまりやったことないんだよねえ……
えっと結局、点数一番高いのを作れば勝ちなんだよね?
ウェンディちゃんわかる?
よしじゃー一緒やろう!

(見え見えに大物狙いのバカです)
(毟られもしましょう)
(ちょっぴりビギナーズラック的なのもあるかも知れません)

……それにしても怪人倒したのになんで暗黒……?
なんか……ざわざわしてるし背中煤けてる人もいる(気がする)し……
わあ、血抜かれてる……なんで……?
へ!?
負けたら服脱ぐ!?そういうのもあるの!?
いやそういうのハルやってないんで!!!



 なんだかざわざわしたり背中が煤けたりしている麻雀大会の場で、のんびりとした雰囲気を醸し出す少女たちがいた。
「真のまーじゃん大会、にございますか。それはそれは、恋詠めも気合を入れて望まなければなりませんね」
 むん、と気合を入れるように頷く未魚月・恋詠と、彼女を応援するように卓の傍で旗を振る二人の少女人形。
「っふ、拙者も覚えた、そう、麻雀のルールを覚えたのでござる! であれば!! さぁ麻雀をやろうではないでござろうか!」
 都築・藍火はどこか空回り気味に猛りながら、一回一回の打牌を楽し気に全力で行う。
「正直、こういうゲームっておうちであんまりやったことないんだよねえ……。ウェンディちゃんわかるー?」
「パパがやってたからなんとなくは知ってるよー。でもでも、もうお仕事も関係ないし、楽しく遊ぶのがいいんじゃないかなあ」
 戦闘が終了したのをいいことに、友人同士隣に座ってきゃいきゃい話しながら麻雀をするハル・ウロハラと、グリモア猟兵たるウェンディ・ロックビル。
 こののんびりした空気は各々麻雀自体を詳しく知らないゆえか、或いは彼女たちの生来の性格ゆえか。

「ふっははは、見るが良い拙者の闘牌を! リーチでござる!!」
 意気揚々とリーチをかけるサムライガール。川に流れるのは索子や筒子に字牌ばかり。ちょっとわかるものが見れば一目でわかるであろう。見事なまでの清一色狙いであった。
「狙いがバレるは承知の上! 拙者狙うは大物手に限るのでござる! そう、マンガン以下に興味はないでござる!!」
「はわわ、カッコいい……」
「やっぱり大きい役の方が強いんだねえ。よーし!」
 いっそ清々しいまでな宣言をする藍火に、憧れたような視線を送るウェンディとハル。しかし、なかなか彼女の和了とはいかなかった。
 それは、大物狙いがゆえ、形を整えるのに時間がかかったために加えて、もう一つ。
「大物役……和了らせるわけには参りません」
 恋詠が、わざと他家に援護射撃を送り、安物手で和了らせたのだ。
「恋詠めは学んだのでございます、まーじゃんの奥深さと楽しさ、そして厳しさを……!」
「なんと! 一本取られたでござるな! しかしこれもまた麻雀! 早く次の局に参ろうではないか!」
 上品に笑う恋詠と、呵々と笑う藍火が楽し気に火花を散らす。ちなみにハルとウェンディはおー、と感心した様子で何故か二人して拍手をしていた。

「ああっ、惜しい! もうちょっとでリューイーソー? だったのに!」
「わ、ハルちゃんすごーい! 僕ちーといつ狙ってたけど、なかなかうまくいかなかったよぉ」
 戦いは熾烈を極めた。ただでさえ、ほぼ全員が麻雀の定石などを知らぬ素人寸前。それに加えて、藍火も、彼女に影響されたウェンディもハルも、脇に置いた役一覧を参考に大物役ばかり狙うのである。
「むむ……やるでござるな!」
「雀卓は修羅の巷。心苦しくはございますが、情け容赦なく勝ちに行かせて頂く所存にございます」
 そこに恋詠の、いまひとつ役の作り方がわからないので他人の役を潰していこう作戦が合わされば、泥沼は必至であった。流局に次ぐ流局、たまに和了っても一飜役、せいぜい二飜役ばかり。

 観客がいたとすれば、大変地味に感じた戦いだったかもしれない。だが、彼女たちにとってはとても楽しい麻雀であった。最終的に、誰かが大物役を和了って勝ったのか、あるいは恋詠の“非情極まる作戦”が粘り勝ったのか。それは彼女たちだけの秘密。

「ねね、ところで、アレやるの? 負けた人は服を脱ぐとかー、なんとかー」
「何言いだすのウェンディちゃん!? いやそういうのハルやってないんで!!」
「え、やらないんでござるか? 負けたら血を抜くとか」
「そういったるーるもあるのですね。恋詠め、またひとつ勉強を……あら?」

 秘密ったら、秘密。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

六六六・たかし
【アドリブ歓迎】
怪人との勝敗は決した、だが俺たちにはまだ戦いが残っている…!
そういうわけだな。
ならばやろうじゃないか!真の勝者を決める戦いを!!
(たかしは麻雀を知らない、だがやる気だけはあった)

【SPD】
詳しいことは知らないが、とにかく役を揃えれば勝てるんだろう?
ならば揃えてやろうじゃないか、悪魔のような速さでな!
(たかしの『悪魔の降臨(デビルアドベント)』が発動し、たかしの身体に悪魔の力が乗り移った、悪魔の力を手にしたたかしのスピードはとてつもなく速い)
あとは確か、捨てる牌にも注意が必要なのか…
おい、ざしきわらし。ちょっと相手の手牌を見て俺に報告しろ。
相手の牌さえわかれば勝てる。


宇冠・由
お母様(f00173)と参加します

……ふふふっ、雀牌戦闘員が宿敵であるということは、私の麻雀力も相当というもの
伊達に漫画は読んでいませんわ


私の主戦場は守備と拠点防衛
相手の捨て牌から堅実に手を進めます、立直に対して鳴いて一発を逸らしたりもしますわ
上がれて1飜役、せいぜい2飜役でしょう

しかし私の麻雀力は時間経過と共に増大していくもの(※ノリ)
対局が進むたびに点数が増えていき、最後には河底撈魚が炸裂――しなかった。

「ま、まさか。私が、ここにきて逆転ホームランを決められるなんて……!」
他の方の強烈な一発に、奇しくも敗れ涙を流します


宇冠・龍
由(f01211)と参加します

(こうすればいいのかしら?)
それは圧倒的な差! ユーベルコード【枯木竜吟】により、宇冠・龍はどの牌がどこにあるか、卓上のことを全て霊が密かに教えてくれている……っ!

しかしこの者は初心者、いや、それ以前のもの……っ。その手は常に高得点なのに、「上がり方がよく分かっていない」という致命的な弱点……!

(うん、全部奇麗に1から9で揃えられたわ)
牌を手の内で揃えるだけで満足してしまう、常になぜかテンパイで終局を迎える悲しい現実、ただ牌を切るだけの案山子

そして直撃するロン、奪われる点棒
(そうそう、言わないとダメなんですよね)

「――ロンです」
「お母様、それ役なしですわ」


シエル・アインストール
アンタ……背中が煤けてるわよ!
(※撮影用ドローンを相手の背後に忍ばせて映し出された生放送を自分で見る事で対戦者の手牌を盗み見る卑怯な技。炎上必至)

ふふん、この超絶美少女電脳ばーちゃるあーてぃすとのシエルの麻雀に卑怯も納豆もないのよ!
イカサマだってバレなきゃイカサマじゃないわ!

この撮影用ドローンを最大限活用した電脳麻雀に敵などいな……え、ダメ?
流石にヤバイ?
視聴者が引く?
だ、大丈夫でしょ! 多分!
…………あ、その牌なんか変な傷がついてるわよ!
私が”撃ち抜いてあげる”!!!(スキを見て熱線銃で対戦相手達の手牌を撃ち抜いて物理的に上がれなくする)
勝った、勝ったわね! この私の頭脳プレーの勝利よ!



 そしてこちらにもまた、卓を囲む四人の猟兵がいた。
「怪人との勝敗は決した、だが俺たちにはまだ戦いが残っている……!」
 悪魔の力を持つ男。六六六・たかし。
「……ふふふっ、雀牌戦闘員を宿敵とする私の麻雀力、舐めないでくださいませ!」
 地獄の炎で体を形作る、空飛ぶヒーローマスク。宇冠・由。
「ええっと……はい、怪人も倒しましたから、楽しみましょうね」
 ここに来てなお麻雀のルールを今一つ理解していない由の母。宇冠・由。
「いいわ、決めようじゃない! 最終勝者をね!」
 撮影ドローンを従え、不敵な笑みを浮かべる動画投稿者。シエル・アンインストール。
 熾烈なる決戦が始まろうとしていた。

「とにかく役を揃えれば勝てるんだろう? ならば揃えてやろうじゃないか、悪魔のような速さでな!」
「く、なんという早上がり麻雀……! 好きにはさせませんわ!」
 “悪魔の降臨”によって悪魔の力を身に着けたたかしが、物理的にも麻雀としても素早い打牌で果敢に攻めれば、防戦一方ながらも守勢の戦いをこそ得意とする由が、その攻めを巧みに受け流し傷を最小限に抑える。
「アンタ……背中が煤けてるわよ!」
(ええと、これで……うん、全部綺麗にそろったわね)
 まるで相手の手牌をよんでいるかのような的確な打ち筋でフリコミを避け着実に和了っていくシエルに、幾度も手牌の中に綺麗な役を組み上げるも、どうしても和了れずじわじわと点棒をすり減らしていく龍。

「――お母様! 手牌は和了りを宣言しないと意味がありませんわ!」
「あら……? どういうことかしら」
 ここで由は、母の抱えている致命的なミスに気付いた。困ったように首を傾げる龍の打牌に、今この場でその宣言がかけられる。
「こういうことだ! ロン!」
 字一色。悪魔の一撃だ。難しい役ではあるが、悪魔の力を宿した彼には造作もないことである。なぜなら彼はたかしだから。
「なるほど……言わないとダメなんですね」

「ぐぬぬ……。私の電脳麻雀に敵はいない、はずだったんだけど……」
 シエル・アンインストールは焦れていた。周囲に飛ばした動画撮影ドローンで相手の手牌をこっそりと撮影し、生放送で中継。己の身に着けたデバイスで秘密裏に視聴することで相手の手牌を覗き見るという、バレれば生主として炎上必死の裏技を使っているにも関わらず、思ったほど有利に戦いを運べていないのだ。
(まるで、私も手の内を覗かれてるような……まさか!)
「ふっ、気づくのが一足遅かったようだな!」
 シエルがくるっと振り向けば、彼女の後ろからそっと手牌を覗く少女人形――たかしの操るデビルズナンバー・たかしがいたのだ。
「相手の牌さえわかれば勝てる……と思ったのだが」
「そうもいかないみたいね! いいわ、この超絶美少女電脳ばーちゃるあーてぃすとのシエルの麻雀はここからが本番よ!」
 好敵手に出会った、というようににらみ合う二人。バレてしまっては仕方がない、と、互いにドローンと人形を封印する。決着はすぐそこまで近づいていた。
 ――ちなみに、龍もサイコメトリー能力を持つ霊に語り掛けることで、密やかに牌の流れを読み取っていたのだが、彼女は残念ながらそれ以前の問題だったので気づかれていなかった。かなしいね。

 対局はいよいよオーラスを迎えていた。手持ちの点棒には差があるが、大きな役を和了がれば一発逆転もあり得る。緊張感の中、打牌が続いていく。
「――ロンです」
 静寂を打ち破る、龍の静かな声。ざわ・・ざわ・・。雀卓を囲む猟兵たちが、大会を見守るキマイラたちがざわめく。公開された手牌に、娘が首を傾げた。
「お母様、それ役なしですわ」
「あら?」
 チョンボであった。罰符として龍はアガリが禁じられ、対局が再開される。次に動いたのはたかしであった。
「これで終わりだ――ツモ!」
 悪魔の力を宿して戦い続けたことによる消耗で少し出遅れたが、それでも早い宣言。しかし。
「……あ、その牌なんか変な傷がついてるわよ!」
「なに?」
 顔をあげたたかしの眼鏡に、きらりと光が映った。
「私が”撃ち抜いてあげる”!!」
「くっ、なんという強引な……!」
 シエルが熱線銃でたかしの牌を撃ち抜いたのだ。仮にも“ちゃんとした麻雀”でこんなことが許されていいのか。いいのだ。なぜってこれは暗黒麻雀大会だから。
 二人が脱落し、残されたのは由とシエル。一騎打ちが始まる。前半防戦一方だった由が手持ちの点棒ではやや不利。しかし、彼女の持つ麻雀能力(ただのこの場のノリである)は、雀力が次第に増大していくこと……!
「次の貴女の打牌で河底。――決まりですわ!」
「……残念。決まりよ、私の勝利のね。ツモ!」
 そう。自摸和了ならば、牌は河には流れない。由の得意とする“河底”は発生しないのだ。
「ま、まさか。私が、ここにきて逆転ホームランを決められるなんて……!」
「勝った、勝ったわね! この私の頭脳プレーの勝利よ!」
 ――最終勝者、シエル・アンインストール!

 こうして、キマイラたちの間に流行した“言ったもん勝ち麻雀”は収束した。
 ――その代わりに、暗黒麻雀が流行してしまったって?さあ、なんのことやら。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月28日


挿絵イラスト