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✨絶対✨メイドになっちゃう♥️♥️♥️

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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「キマイラフューチャーで困ったことが起こっていて……だな……」
 どう言ったものか迷いながら、タハニ・クルツリンガー(乱暴者は乱舞する・f03635)は言う。
「とある大きい豪邸を怪人が陣取りやがった」
 怪人、もとい海神ポセ男はメイドに大いなる萌えを覚えているらしく、豪邸内には古今東西旧人類の残した叡智であるところの、メイドもののアニメゲームマンガフィギュアその他サブカルチャーに満ちているらしい。
 同じくメイド萌えの一般人も巻き込んで、この豪邸は毎日がメイド萌えに満ちてどったんばったん大騒ぎなのだという。

「海神ポセ男をぶっ飛ばしてえんだけど一般人を避難させてからにしたい」
 とはいっても、彼らはメイドに夢中でこちらの話などまるで聞いてくれないだろうから、まずはこちらに意識を向けてもらう必要がある。
 彼らはメイドの言葉ならちゃんと耳を傾けてくれるので、メイドとなって萌える言動を取ることで彼らをハートキャッチする必要があるだろう。
 ハートキャッチさえしてしまえば「ここから出ていけ」くらいの雑な指示にも従うので、避難誘導よりも彼らを萌えさせることを重視した方が良さそうだ。

「っつーわけでメイド服は全員着てもらう。老若男女は問わねえ、全員だ」
 大量の衣装を辺りに広げながら宣言するタハニ。
 タハニの持ち込んだメイド衣装の中から選んでも良いし、もしもメイド服を持っているなら自前で準備しても構わない。
「自分で決めらんねーんなら私が選んでやるよ、安心しな」
 ニヤリと笑うタハニである。

「そんな感じでなんやかんややって、全員避難できたら海神ポセ男との戦闘だな」
 この豪邸も海神ポセ男が作り上げたものらしいので、ぶっ壊してしまっても問題はないだろう。
「要はメイド服でバトるってことだな。頑張れよ!」


遠藤にんし
今回はキマイラフューチャーです

第一章はメイドさんになって一般人を魅了、
第二章はメイドさんになって一般人を魅了、
第三章は海神ポセ男との戦闘です

●特記事項
今回のシナリオは、全編にわたって「メイド服の着用」が必須となります
男性であってもメイド服です。執事服等はありません
メイド服であれば、ミニ丈ロング丈和風中華風クラシックなんでもOKです
プレイングに着用しているメイド服の情報がない場合、こちらでメイド服のデザインや種類を決めさせていただきます

皆様のプレイングを楽しみにお待ちしております
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第1章 冒険 『トキメキマイラ・ラブロマンス』

POW   :    幼馴染や妹系キャラ(弟とかでも可)に扮し、押し掛ける。バブみを強調してオタクをオギャらせてもいい。

SPD   :    さじ加減が難しいツンデレキャラになりきり、突き放しては惹きつけオタクを悶えさせる

WIZ   :    かつて一世を風靡したダウナー系キャラを演じる。歴代の人気ヒロインは決まって軍艦の名前なのは何故だろう

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

喰龍・鉋
POW
言われるままにミニ丈のメイド服に着替える鉋
「こ、こんなフリフリした服ボクに似合うかな…で、でもどんな仕事も真剣にがボクのモットーだよ!」
露出が多いことに対する抵抗は無いが何故かひらひらとしたスカートや女性らしい服装に対する恥じらいが強い鉋は自分を律する様に言う。
「今は一般人の避難が大事!恥ずかしがってる場合じゃない、よね!」

服が変わったからと言ってメイドの所作など知らない為
「ねえお兄ちゃん…ボクと遊んでくれないの…?」といろいろ勘違いした最大限に媚びた様子で一般人一人ひとりの裾を掴んでは上目遣いで言い
一人ひとり確実に避難させていきます、超地道です。



 黒いミニスカートから覗く多段フリル。
 そこから伸びる脚を彩るニーソックスは喰龍・鉋(人間の黒騎士・f01859)のむちむちな太ももを強調する。
「こ、こんなフリフリした服ボクに似合うかな……」
 グリモア猟兵に言われるがままにメイド服に着替えた鉋はひらひらのスカートと愛らしいリボンに恥じらいを覚えるが、しかしどんな仕事も真剣にやらねば、と気持ちを入れ替える。
「今は一般人の避難が大事! 恥ずかしがってる場合じゃない、よね!」
 己を律するように言って、鉋は一般人の元へ向かう。
 と言っても、鉋はメイドとしての所作は分からない……どんな風に話しかけようか、と考えてから、鉋は一般人の服の裾をくいっと引っ張って。
「ねえお兄ちゃん……ボクと遊んでくれないの……?」
 小さなリボンでラッピングされた胸元からは超圧縮されたおっぱいによって深い谷間が出来ている。
 上目遣いで見上げる鉋の表情×おっぱい×お兄ちゃん呼び×メイド服の媚態はまさしくハートキャッチ。
「お兄ちゃん……ボク、あっちに行ってみたいな……」
 体を寄せて囁きかければ、よーしお兄ちゃん張り切っちゃうぞーと豪邸を出ていくお兄ちゃん。
 言動にメイド感は薄くともメイド服さえ着ていれば問題はないのだ。
「よし……次は、あの人かな……」
 次は後ろから顔を覗き込むように――背中に体の色んな所を押し当てるように。
 一人ひとり、ゆっくりと、しかし確実に鉋は陥落させていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

桜・吹雪
(マニュアルを読みながら
幼馴染み、妹系etc…萌え?ございますか
色々な嗜好があるのですね
侍女としての仕事でしたら微力を尽くしますわ
服装は和風の物で

【礼儀作法】
つんでれ…というもので参ります

ご主人様、そんな処にいらっしゃると掃除の邪魔でございますわ
私の都合も考えて頂きたいものですわね
(不機嫌そうに

片付けもなさらないご主人様は、こちらでお待ちくださいませ
少し離れた処に一緒に誘導致します

少しあたりを見回して小声で
口が悪くて申し訳ありません、ご主人様
人前で貴方に甘えるのは照れくさいものでして
2人の時でしたら…宜しいですわよね、と照れくさそうにはにかみます

…これで宜しいのでしょうか?
その後に退避願いを


フォー・トラン

萌えの世界は広大であり、特にメイド界の生物多様性の高さには目を見張るものがある。
たとえチンピラ口調の29歳の人狼メイドでも十分勝負になるはずだ。
フォーはしっぽを振りながら自信満々に宣言する。
「このお姉さんにお任せっす!」


【SPD】でツンデレを担当、服の選択はお任せします。
敵に対しての口調(アタシ、てめぇ、か、だろ、かよ、~か?)をツン、それ以外に対しての口調(アタシ、~さん、~っす、~っすよ、~っすね、~っすか?)をデレとして使い分けながらツンデレキャラを演じます。
デレモードでは尻尾を大きく振ったり、[レプリカクラフト]で作った料理の偽物をプレゼントして、好意を精一杯アピールします。



 マニュアルに目を落とす桜・吹雪(主を求めて三千世界・f09844)は、幼馴染、妹系などの萌え――なる嗜好があると知ってしばし思案する。
「侍女としての仕事でしたら微力を尽くしますわ」
 和の雰囲気を残すメイド服の吹雪は、姿勢を正して呟く。
「つんでれ……というもので参ります」
「いいっすね、このお姉さんにお任せっす!」
 同じくツンデレでいくっすよ! とやる気満々のフォー・トラン(人狼の探索者・精霊術士・f12608)(チンピラ口調・29歳・人狼)。
 服のチョイスはグリモア猟兵に一任した結果、活発そうな青い瞳と赤褐色の肌とは対極的に禁欲的な、長袖+タイトめのロングスカートメイドになっている。
 スカートには深めのスリットが入っているので、動きやすさは満点。尻尾も出しておける優れモノである。
 さて、そんな二人のツンデレメイドは、何人かでメイド萌えについて語り合う二人組へと歩み寄り。
「ご主人様、そんな処にいらっしゃると掃除の邪魔でございますわ。私の都合も考えて頂きたいものですわね」
 不機嫌そうな表情で吹雪は言って、箒の柄を両手で握る。
「まったくだぜ、何ボサっとしてんだよ!」
 フォーも普段は敵に向けるような口調で乱暴に言って、ぷいと彼らから顔を背ける。
「片付けもなさらないご主人様は、こちらでお待ちくださいませ」
 一人を吹雪が連れ去った――吹雪とフォー、互いの姿が見えなくなってからがツンデレメイドの本領発揮である。

「……」
 吹雪は辺りを見回して、ふかふかの赤絨毯の敷かれた廊下に誰もいないことを認めてから彼にそっと囁きかける。
「口が悪くて申し訳ありません、ご主人様。人前で貴方に甘えるのは照れくさいものでして」
 桜模様の帯の前で両手を合わせる吹雪はそう言ってから、ご主人様を見上げて。
「2人の時でしたら……宜しいですわよね」
 照れくさそうにはにかめば、ご主人様はデレデレの表情に変わる。
(「……これで宜しいのでしょうか?」)
 よく分からないがよさそうなので、吹雪はご主人様に退避を促すのだった。

「ご主人様っ、アタシご主人様のためにクッキー焼いたっすよ!」
 吹雪の姿が見えなくなった瞬間フォーは喜色満面、尻尾を大きく振って、レプリカクラフトで作り上げたクッキーをプレゼントして大好きアピール。
「もー、やっと二人っきりになれたっすね。ずっとずっと待ってたんすから!」
 さっきまでとは口調も変えて、ツンとデレの落差はそのまま萌え度を上げていく。
「頑張ったっすよ? ご主人様、ナデナデしてほしいっす!」
 誘い掛ければご主人様の手はフォーの黒髪の上に。
 狼の耳を垂らして、えへへー、とフォーが笑えば、なんだこのかわいいメイド。
 チンピラ口調・29歳・人狼のすべてが萌え要素となって、ご主人様を襲うのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

エミリィ・ジゼル
【WIZ】
ふ、最初からメイド服を着ているわたくしに死角はございません
そもそもメイドですしね。家事は出来ませんけれど。

というわけでいつも通りの恰好で参戦です。
ちなみにいつも通りの恰好とは

・胸元の開いたロングスカートタイプのメイド服
・オペラグローブ
・ホワイトブリム
・ストッキング

といった感じです。
色は白と水色をベースにさわやかなイメージですね。

そしてその格好で、正統派メイドとして豪邸に突撃です。
まあ、家事はできないんですけどね!(二度目)


マルグリット・エーレ
メイド服。割と私の来ている服もメイド服みたいなフリフリだと思うのだけれど、え、だめ、あ、はい。

いそいそ。POWで、バブみを感じさせてあげましょう。だって私かわいいし。

いつもはフリフリだけれど、今回はタイトなメイド服ね。あちこちきついから、こうあれよ。私のぱーぺきぼでぃーらいんがね、こう、あれよ。すごい。

バブみとは程遠いかもしれないけれど、男ってあれよね。
よちよち(なでなで)ぱふp(言わせないよ!)
ってすればいいのでしょう?

なんにせよ、メイド服+私という奇跡のコラボレイトを、拝むといいの。
あ、ついでに動画配信もしといたろ。
これで再生数もうなぎのぼりってやつね。ちょろい。



 今回はメイドを装うことが必須である――その点、最初っからメイド服のエミリィ・ジゼル(かじできないさん・f01678)に死角はない。
 いい感じに外したくなるボタンで飾られた胸元とは裏腹にスカートはロングタイプ。オペラグローブやホワイトプリムも装備した姿はどう見てもメイドさんで、銀色の髪に映える白と水色のコントラストが実に爽やかなメイドさんである。
 メイド服姿の堂に入ったエミリィは正統派メイドとして豪邸へ突入。
 マルグリット・エーレ(秘せるフラクタル・f09722)も服装的にはメイド感のあるフリルっぷりだったが、グリモア猟兵判定でNGが出たため、タイトなメイド服をあてがわれている。
 普段はあらわな谷間はきゅっと押さえつけられて、高密度であることが服の上からも感じられる。隠すことでぱーぺきぼでぃーらいんの魅力がかえって増すからメイド服というのは本当に恐ろしい。
 そんなマルグリットは、バブみとは少し違うかもしれないけど、とつぶやく。
「男ってあれよね。よちよちぱふぱ――」
「メイドさんだあああああ!!」
 マルグリットの言葉はメイド二名の新登場に大興奮なご主人様の絶叫にかき消される。
 二人とも巨砲をお持ちなので、そこのところにもご主人様は大興奮なのである。
「……なんにせよ、コラボレイトを拝むといいの」
 メイド服+私という素晴らしきコラボの相乗効果を動画配信するマルグリット。
 再生した瞬間からうなぎのぼりの再生数――ご主人様をよちよちしながら、マルグリットは上がりゆく再生数といいね数に満足げ。
「ちょろい」

 一方のエミリィについてはキッチンを破壊していた。
「わたくし、家事はできませんからね!」
 正統派っぽい見た目で家事については壊滅的なエミリィだが、ぽんこつメイドというのはそれはそれで萌え要素。
 飽きたのでサメ映画の視聴を始めるエミリィを横目に観つつ、ご主人様がその後片付けをするのだった……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

シュトフテア・ラルカ
メイドですか。
キマイラフューチャーに来るのは初めてですが、また妙な依頼なのです。
噂に聞くものよりかは大人しい印象の依頼ですが…。

着用するのはクラシカルタイプのメイド服。丈も長いですし露出も少ない。
スタンダードなのが一番なのです。
しかし萌え、ですか。UDCアースでの文献を漁った成果を見せる時なのです。

こう、上目遣いでご主人様にお願いするです。
自分の持ち味を活かすとなると、あれです、くーでれ…とか言う奴です。
ダウナー系、になるのでしょうか。
あまり表情変の変化ない自覚あるですし。
…正直通用するか疑問なのですが、少しノって来たのです。若干気恥ずかしいですが、このまま情報引き出すですよ。
※アドリブ歓迎



 初めてキマイラフューチャーを訪れたシュトフテア・ラルカ(伽藍洞の機械人形・f02512)は、丈が長く露出の少ない、スタンダードなクラシカルメイド服を着用していた。
 白い肌と黒い衣装と白いエプロンの全てが引き立て合う中で、シュトフテアはUDCアースで文献を漁った成果を存分に発揮するべく上目遣いになる。
 表情の変化に乏しいからこそ整っていることが際立つ、いわゆる『ジト目』で見上げるシュトフテアはまさに『くーでれ』。
 ダウナー系と呼べないこともないだろう。
 白黒衣装の中で琥珀色の瞳に魅入られてしまうご主人様たち。
 先ほどまでいたメイドがどちらかといえば『大きい』タイプだったので、フラットな体型のシュトフテアは彼らにとっても新鮮味があって良いようだ。
(「通用するか疑問だったのですが……」)
 彼らの様子を見る感じ、そんなシュトフテアの気持ちは杞憂に終わったようだ。
 ならばこのまま情報を引き出すまで。そう判断して、シュトフテアは小首を傾げてご主人様を見つめる。
「ご主人様は、怪人がどこにいるか知っているですか?」
「あ、ああ……最上階の、ダンスホールにいるよ」
 気恥ずかしさを覚えながらも問うシュトフテアに対し、あっさり口を割るご主人様。
(「これで彼らの避難が終わったらすぐに戦えそうなのです」)
 そんなことを思いながら、シュトフテアは彼らを篭絡していくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『ヒーロー気取り』

POW   :    力を見せつけ思い留まらせる

SPD   :    技量を見せつけ思い留まらせる

WIZ   :    賢さを見せつけ思い留まらせる

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 まだまだご主人様は豪邸に残っている。
 引き続き彼らを魅了し、豪邸から追い出していく必要があるだろう。
喰龍・鉋
POW
「はぁっはぁっ、地道に地道にって言ってもまだまだいっぱい…困ったなぁ…かなり足に来てるしちょっとの段差にも転びそうだな~(棒」
Powなだけに力任せに大げさに転んで見せて、大きな音を立て多くの一般人の視線をひとまず集めることにします
視線が集まったところを見計らい「お兄ちゃん…助けて」と言い多くの一般人を引き連れる作戦…作戦なんです!
マジ転びした結果服装的に別の意味で視線を集める結果になるかもしれません(とりあえず転ぶと言うことでお任せでも大丈夫です)



「はぁっはぁっ、地道に地道にって言ってもまだまだいっぱい……困ったなぁ……」
 減ったとはいえまだまだ豪邸内には人がいる。
「……かなり足に来てるしちょっとの段差にも転びそうだな~」
 鉋は走り回りながらわざとらしく息を切らし、棒読みで言いながら近くの棚にもたれかかる。
 と、そのまま勢いよく棚をぶん投げた――じゃなかった、棚にけつまずいて転んだ。
「ひゃああっ!?」
 棚の上の花瓶が舞い、棚の戸が開いて秘蔵のメイドアニメDVDがこぼれ落ちてはけたたましい音を響かせる。
「な、何の音だ!?」
 集まってきた人々が目にしたのは、脚を開いて見えちゃいけないものがちょっとだけ見えている鉋の姿。
 転んだ際に引っかけたのかミニスカートには深い裂け目が入っているうえ、花瓶の中の水を浴びたせいで胸元が濡れて透けてもいる。
「お兄ちゃん……助けて」
 目を潤ませて、困り顔で。
 うるうると鉋が言えば、お兄ちゃんたちは一致団結して鉋に着替えるよう促したりタオルで体を拭いてえっちなハプニングを誘発させたり大忙しなのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

バラバ・バルディ
(渡されたビッグサイズでカラフルなメイド服を特に躊躇なく着ながら)ほっほぉ~“メイド”も“萌え”も正直よう分からんが、このメイド服は動きやすうてなかなか良いもんじゃのう!どうじゃ、似合うじゃろ?ほっほっほ!(周りの反応も気にせず上機嫌でくるくる)

【SPD】
こういうのは難しいことを考えても始まらん。楽しむが吉じゃ!

「おおっご主人様!こんなところにおられたんですな!」
「うむうむ。ご主人様にお会いできて、わし……私もとっても嬉しいですぞ!」
「色々と積もる話もありましょう。さあさ、こちらへ!このバラバちゃんメイドが、お茶を淹れてさしあげますからの~」
などと半ば無理矢理な感じで仲を深めようと試みます。



 バラバ・バルディ(奇妙で愉快な曲者爺さん・f12139)がグリモア猟兵から受け取ったメイド服はビックサイズでカラフル。
 ピンクのパステルカラーをメインとしたコスプレ風メイド服は、フリルやリボンも大きく、とにかく存在感がある。
「ほっほぉ~、“メイド”も“萌え”も正直よう分からんが、このメイド服は動きやすうてなかなか良いもんじゃのう!」
 御年72歳、男性ということもあってなかなかこういう服を着ないバラバにとっては実に物珍しく、くるくる回ってみるとスカートと折り重なるレースが揺れるのが面白い。
「どうじゃ、似合うじゃろ? ほっほっほ!」
 似合う――かどうかは意見が分かれるかもしれないが、一目を惹くメイドさんなのは確かである。
 今回はメイド服を着なくてはならない理由があるとはいえ、難しいことを考えるよりは楽しむが吉。そう思って、バラバは手近なご主人様に駆け寄った。
「おおっご主人様! こんなところにおられたんですな!」
「ぅおっ!? お……? め、メイドッ!」
 バラバのメイド服姿が奇異に映りでもしたのか最初こそ挙動不審なご主人様だったが、ラブリーなメイド服があればそれでいい。
「うむうむ。ご主人様にお会いできて、わし……私もとっても嬉しいですぞ!」
「お、俺も嬉しいよぉ!」
「色々と積もる話もありましょう。さあさ、こちらへ! このバラバちゃんメイドが、お茶を淹れてさしあげますからの~」
 ご主人様の手を取って歩き出す、積極的なところのあるバラバちゃんメイド。
 強引なメイドさんにあれこれお世話されるというのもまた悪くないこと。
 ピンクカラーのメイド服でとにかく楽しそうなバラバちゃんメイドは、あっという間にご主人様のアイドルメイドにもなるのである。

成功 🔵​🔵​🔴​

マルグリット・エーレ
おらっ!お前がメイドになるんだよ!ってくらい強引にメイド服着せられたんだけど、これはこれでおもしろ。

よちよち。ほらほら、メイドママでちよ~って、こんな感じ?引き続き、動画配信しつつ、メイド狂いの一般人を引き寄せるわ。
おおう、結構多いわね…(ドン引き)

よちよち。あっ、ぱふp(言わせねーよ!)は有料ね。有料。
結構集まったので、はいかいさーん!ママとお家帰りましょうね~屋敷の外でお待ち下さい只今準備中でちよ~

……なんか疲れた。早いところ、みんな帰ってくんないかな(本音)
ドローン、ここカットね。流した配信会社は…あ、生配信だったわね。うそうそ、めんごめんご☆キャハッ♡(ばちこーん)


桜・吹雪
まだ残っていらっしゃる方が沢山おりますね
最後の一人まで救助致しましょう

【料理】【礼儀作法】
お庭に料理をご用意して、そちらへ誘導致しましょう

ご主人様、お食事の時間でございますわ
わたくしが丹精込めてつくった料理を用意しています
たまには、お庭でお食事でも如何でしょうか?
わたくしの…ご主人様への愛情のこもった料理。召し上がって頂けると…嬉しいのですが、と照れくさそうにはにかみますわ

マニュアルにオムライスは鉄板と書かれていましたので、それを主食に簡単に数品手作り致します
ええと…『おいしくなーれ、もえもえきゅん』と呪文を唱え、手でハートのサインを。

料理は自信がありますのでご賞味下さいませ、ご主人様



「おらっ! お前がメイドになるんだよ! ってくらい強引にメイド服着せられたんだけど……」
 なかなか面白い様相を呈してきたメイド陣を眺めつつ、マルグリットはオギャるご主人様の相手も怠らない。
「ほらほら、メイドママでちよ~」
「マ゛マ゛ー! おなかちゅいたー!」
 本気で幼児退行を起こしていないか心配になる感じのご主人様へも恭しく、吹雪は声をかける。
「ご主人様、お食事の時間でございますわ」
 吹雪が丹精込めて作った食事はお庭へと運ばれている。
「わたくしの……ご主人様への愛情のこもった料理。召し上がって頂けると……嬉しいのですが」
 恥じらいの表情で誘い掛ければ、ご主人様はホイホイついていく。
 マニュアルに従い、吹雪が用意したのはオムライス。
 もちろんそれだけでなく、簡単にとはいえ数品を手作りするという手際の良さに辺りからは感嘆の声が上がる。
「ええと……」
 ご主人様にオムライスを供したのち、マニュアルを確認してから、吹雪は手でハートのサインを作って。
「おいしくなーれ、もえもえきゅん」
「もえもえきゅん」
 ご主人様がたの大合唱ののち、彼らはスプーンを取る。
「お、美味しい……!」
「料理は自信がありますのでご賞味下さいませ、ご主人様」
 見た目の期待を裏切らない美味しさに目を輝かせるご主人様へと、吹雪は控えめに微笑みかけるのだった。

「マ゛マ゛ー!」
「よちよち……おおう、結構多いわね……」
 そして、バブみ優先のご主人様はべったりマルグリットにひっついて離れない。
 メイドママ萌えが思った以上に多いのでドン引きながらも、マルグリットのよちよちは平等にご主人様をオギャらせていく。
「あっ、ぱふ――」
「マ゛マ゛―!」
「――は有料ね。有料」
 甘えん坊さんなご主人様でマルグリットの周辺は大混雑。
 もはや収拾がつかなくなってきたので、マルグリットは彼らへ解散を呼びかけることにした。
「はいかいさーん! ママとお家帰りましょうね~屋敷の外でお待ち下さい只今準備中でちよ~」
 ばいば~い、と手を振り合って、先ほどまでオギャっていたご主人様を見送って、マルグリットはスンッ……と表情を変える。
「……なんか疲れた。早いところ、みんな帰ってくんないかな」
 思わず漏れた本音――見上げてドローンへとカットを指示するマルグリットだったが、これは生配信。
「そうそ、めんごめんご☆ キャハッ♡」
 ばちこーんとウインクをすれば、なんかうまいこと収まった感じになった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

リウ・カレナリエル
え”…何これ(ひき
これ、力尽くで追い払っちゃだめなのかしら、だめなのよねきっと
私空気読める子、風使いだもの

ええと…よくわかんないからこれでいいかしら(ミニスカの動きやすそうな洋メイド服を手にとって

とりあえず笑顔笑顔、ようは婆やみたいなことすればいいのよね

ご主人様、こんな良い天気だから一緒にお散歩にいかない?
きっと風が気持ちいいわよ、はやくはやく!って笑顔で手をとって、庭のほうにつれていくわね
あっちの花はスノーポール、あっちの花はって色々な処を一緒に駆け回るわ
ねえご主人様。春になったら、一緒にお花見にいきましょうね
私が美味しいお料理つくってあげるから、期待してて
ご主人様とお花見、楽しみね、んふっ


シュトフテア・ラルカ
まだこんなに大量のご主人様が…。
まあ地道に終わらせていくしかないですね。
【第六感】で何をして欲しいか言いよどんでしまっている内気なご主人様を察知するです。
こういう相手はリラックスしてもらうのが重要なのです。

ふむ…周りのメイド猟兵達のふるまいから【学習力】で何をすればよいのか学習し実践。
軽くマッサージでもしつつお話を聞いていくのです。
あ、過度はお触りは厳禁なのですよ。ご主人様に奉仕する側といえ安くはないのです。
うん、皆さんキャラが濃いからちょっと疲れるとこあるですがこういうのもまあ、経験としては悪くない…ですかね。
※アドリブ歓迎



 いまだ豪邸内で蠢くご主人様たちに、リウ・カレナリエル(花冠とお日様の娘・f11243)は引き顔。
「え゛……何これ」
 力づくで追い払いたいところだが、どうやらそれは叶わないらしい……そんな感じに空気を読む風使いのリウである。
「まあ地道に終わらせていくしかないですね」
 呟くシュトフテアは残されたご主人様を見つめ、第六感を働かせる。
 自分からグイグイ行ける人は食事をしたりオギャったりしており、お茶を飲みながらの雑談やドジっ子メイドの救出に向かったご主人様もいた。
 それでもなおここに残っている彼らは、自分から求めていることを言いだしづらく感じている、内気なご主人様ばかりなのである。
(「まずはリラックスしてもらうのが重要なのです」)
 そこで、シュトフテアは軽いマッサージを始めることにした。
 ご主人様の手を取って、力加減に注意しながら指圧。痛みを感じていないかを第六感を研ぎ澄ませて注意して、気持ち良いところは学習力でどんどん取り込んでいく。
 安心しきったご主人様の中にはシュトフテアに手を伸ばす不埒者もいたが、シュトフテアはその手は避け。
「ご主人様に奉仕する側といえ安くはないのです」
 公私の区別はきっちりと。ダメなことはNOと言える強さも持ったメイドさんなのである。
「ご主人様、こんな良い天気だから一緒にお散歩にいかない?」
 リフレッシュしたへ誘い掛けるのはリウ。
 短いスカートを翻すリウは、太陽のような笑顔でご主人様の手を取る。
「きっと風が気持ちいいわよ、はやくはやく!」
 腕を引いて庭へ駆け出すリウと、連れられたご主人様に陽光が照り付けている。
「行ってらっしゃいですよ」
 シュトフテアはそんな彼らを見送って、また新しいご主人様へとマッサージを。
 ……キャラの濃いメイドたちの中にいて多少の気疲れを覚えていたシュトフテアだったが、こういうものも経験としては悪くない……そんな風に、感じるのだった。

 揺れる金髪をキラキラ輝かせたリウは、植えられた木々を指してはひとつひとつの名前を言ってみせる。
 森で暮らし、自然と共に生きるリウにとってこのくらいは当然のこと。それでも詳しいことを褒めてもらえるのが誇らしくて、リウは赤い瞳を楽しそうに細める。
 散策をしているさなか、リウは不意に足を止めて、ご主人様を見上げた。
「ねえご主人様」
 陽光に照らされて白い肌がより際立つ。ドギマギするご主人様へと、リウは言葉を続ける。
「春になったら、一緒にお花見にいきましょうね。私が美味しいお料理つくってあげるから、期待してて」
 木々は蕾にも遠い……それでも、そこに花が開くときを夢想するように、リウは目を閉ざして。
「ご主人様とお花見、楽しみね、んふっ」
 年相応の愛らしい表情で、そんな風に言うのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『海神ポセ男』

POW   :    ヒッポカムポスわっしょい
自身の身長の2倍の【金色のたてがみをもつ海馬の引く馬車 】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
SPD   :    クロノス激おこ
【触手の先】を向けた対象に、【麻痺状態にする電撃】でダメージを与える。命中率が高い。
WIZ   :    アムピトリテさまさま
【毒を持つ蟹足】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はレド・ダークライトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 空っぽになった豪邸の3階、ダンスホールにて海神ポセ男は怒りに打ち震える。
「なぜだ……なぜ、3次元などに篭絡される!」
 猟兵への、3次元メイドへの怒りが、ダンスホールに響き渡る。
「おのれ猟兵……猟兵メイドになんて、絶対負けないぞ!!」
フォー・トラン

相手はメイド萌えの館をつくるほどのメイド好きである。
この深いメイド愛を戦いで利用しない手はない。
フォーは豪邸の真の御主人様であるポセ男に歩み寄り、とっておきのプレゼントを差し出した。
「おい御主人様! これやるからちょっと落ち着け!」


まるで邪神像のようなひどい出来のメイドさんフィギュア(偽物)を[レプリカクラフト]で作って提示することでポセ男の怒りを誘い、[逃げ足]も使いつつ味方の攻撃しやすい位置まで[おびき寄せ]ます。
その際にポセ男から怒られたら素直に謝りますし、攻撃を受ければ派手に吹き飛びます。



 海神ポセ男を前にして、フォーは思う。
 相手はメイド萌えの館を作るほどのメイド好きであるというのなら、この深きメイド愛を利用しない手はない。
 真のご主人様である海神ポセ男へと歩み寄るフォーは、とっておきのプレゼントを差し出す。
「おい御主人様! これやるからちょっと落ち着け!」
 プレゼントはレプリカクラフトで作り出した渾身の――メイドさんの邪神像フィギュア。
「なっ、これは……! こんなもの、許せるか!」
 怒気を孕んだ声でフォーを追い掛け回す海神ポセ男から逃げ回るフォー。
「そんなロング丈を翻してフリルとタイツがチラ見えするなんて、けしからん! そういう所のディティールにちゃんと凝れ!!」
「ごめんなさいっすー!」
 あちこち逃げ回るフォー、追い掛け回す海神ポセ男。
 激おこで電撃を散らす海神ポセ男の攻撃を受け、ぴょんと飛び上がってしまうフォー。
「ぎゃんっ」
 派手に吹っ飛ぶフォーだが、お陰で海神ポセ男を壁際へ追い詰めることは容易になったようだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

マルグリット・エーレ
なぜ三次元に籠絡されるって、それはやっぱりほら、皆まで言うなってやつ?
そう、わたしってば、かわいいから。仕方のないことなの。
ほら、メイド服だってタイトなやつだって、なんでも着こなしちゃうから?

せっかくだし、動画配信続けたろっと。

あと、その絶対負けないぞ!って言っちゃうと、絶対負けちゃうやつだから。くっ、殺せ!ってやつだから。その触手は飾りかしら?うねうねしろ。

わざとこう、いい具合にメイド服やぶけたりしたら、ユーベルコードでますます強化されるので、さーびす♡さーびす♡

でも、武器のどでかいスプーン型ロッドで撲殺圧殺すべくガンガン殴るよ。
マジカルのカルは、フィジカルのカルって教えたでしょ!(ゴンゴン


エミリィ・ジゼル
【WIZ】
「猟兵メイドになんて、絶対負けない!」ですか。
くっくっく、そんな即オチしそうなセリフを吐く余裕があるのも今のうちです。
真のメイドの恐ろしさ、とくとお見せ致しましょう。

かじできないさん、拡ぅーーー大っ!とう!

今回使うのは【暴れ回るメイドの術】
これで巨大かじできないロボへと変身し、ロケットパンチでぶっ放してやります。

え、巨大ロボになる理由?
ほら、男の子ってこういうの好きなんでしょ?みたいな?
巨大ロボットになるメイドとか男の子が好きになる要素しかありませんよね

あ、他にもサメとか出せますけど、見ます?



 壁際へ追い詰められた海神ポセ男へと、マルグリットとエミリィが迫る。
「くそっ……猟兵メイドになんて、絶対負けないぞ!!」
「くっくっく、そんな即オチしそうなセリフを吐く余裕があるのも今のうちです」
「それ絶対負けちゃうやつだから。くっ、殺せ! ってやつだから。その触手は飾りかしら? うねうねしろ」
「やめてぇ! ひっぱらないでぇー!」
 マルグリットに小突き回されてぴいぴい泣く海神ポセ男。
 エミリィは真のメイドの恐ろしさを堪能してもらうべく、巨大ロボメイドモードへと変身。
「かじできないさん、拡ぅーーー大っ! とう!」
 ぶっ放されるロケットパンチ。
 わしゃわしゃと蟹足を蠢かせて回避する海神ポセ男は蟹足で命中率重視の攻撃をマルグリットへ。
 さすがに避けきれず攻撃を受けるマルグリットのメイド服が破れてしまうが――ヒロインピンチによってさらに攻撃力が増すので問題はない。
「さーびす♡さーびす♡」
 途端に配信先が湧くのが分かり、海神ポセ男は悔しそうな表情だ。
「なぜ3次元にばかりぃ……!?」
「それはやっぱりほら、皆まで言うなってやつ?」
 わたしってばかわいいから、と自慢しつつマルグリットはスプーン型ロッドを持って海神ポセ男へ大接近。
「ほら、メイド服だってタイトなやつだって、なんでも着こなしちゃうから? 仕方ないことなの」
「なんだと!?」
 もう一度マルグリットへ仕掛けようとした海神ポセ男の動きを巨大かじできないさん・エミリィが阻む。
「お、お前もだ! なんで巨大ロボに!?」
「ほら、男の子ってこういうの好きなんでしょ? みたいな? 巨大ロボットになるメイドとか男の子が好きになる要素しかありませんよね」
 サメとか出せますよー、と言いつつサメミサイルを発射するエミリィ。
 逃げようとした海神ポセ男を押し止め、ロッドでぶん殴るマルグリット。
「マジカルのカルは、フィジカルのカルって教えたでしょ!」
「もうめちゃくちゃだよぉ!」
 撃ち込まれ殴りつけられ、海神ポセ男は半泣きで逃げ回るのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

喰龍・鉋
POW
「キミが最後のお兄ちゃんなんだね…」
もはやお兄ちゃんと呼びかけ過ぎた結果誰でもお兄ちゃんに見える程精神を心の中の妹に乗っ取られた鉋、それは異様な姿をした海神ポセ男でも同様だが、「絶対負けないぞ!!」というポセ男の意思と殺意を
黒剣が感じ取り、お兄ちゃんはお兄ちゃんでも、今までのお兄ちゃんとは様子が違うことを持ち主の鉋は察知する
「あれぇ?暴れちゃうの…?暴れるつもりならたとえお兄ちゃんでも容赦しないよ…!ボクの大好きなお兄ちゃんに戻ってねッ!!!」と相手が巨大なのを気にせず錯乱状態で襲いかかります


シュトフテア・ラルカ
ようやく出てきたですか。
この服装のままで戦うのはちょっと慣れないですが…やってやれないことはないでしょう。

UCを発動、敵オブリビオンの周囲を囲むように分裂した銃を配置するです。
直掩に2丁浮かせ、両手に持った熱戦銃と精霊銃での牽制も行うです。
【先制攻撃】【スナイパー】【援護射撃】で他の猟兵の方を浮かせた銃で援護するです。
こちらに放ってきた電撃は【念動力】で直掩としていた銃を動かし盾にするのです。

メイド服に思い入れがあるのはよいですが、オブリビオンである限り倒さなければいけないのです。覚悟するですよ。
※アドリブ、他者との連携歓迎


リウ・カレナリエル
ニジゲンとかサンジゲンとかよくわかんないけど、なんか馬鹿にされたきがするわ!
おんなじ好きなものなのに馬鹿にしてるなんて、本気で好きじゃない証拠じゃない!その半端な性根ごとふっとばしてあげるわ!

風を起こすわ!
SPDユーベルコードで相手のまわりを、スカートを閃かして飛び回り【空中戦】をしかけるわ
他のみんなが闘いやすいように弓で【援護射撃】が中心ね、仲間に電撃だしそうな触手をみたら、弓で妨害を試みるわ!
邪魔はさせないったら!
命中率が高い攻撃は、足でひっかきまわして回避を試みるわね

そろそろ出発の時間じゃないかしらご主人様?骸の海へいってらっしゃいませ!


桜・吹雪
他のご主人様達にとってはどちらも愛すべきメイドであった、というだけの事ですわ。とても紳士的でございますね
顧みて、貴方の愛は如何でございましょうか

【掃除】
SPDユーベルコードで桜吹雪を纏い、高速で接近致しますわ
主無き身ですが。侍女を目指す者として、ガジェットを誇りである箒に替えて挑みましょう
動きを【見切り】【学習力】し、回避をしながら1秒でも早く接近し、1秒でも長く互いの命を削りますわ。服が裂かれる程度は気に致しません
全て、お屋敷ごとお掃除致しましょう

猟兵メイドに負けるのでは無く、貴方自身のメイド愛の無さにまけるのですわ
度量をお見せ下さいませご主人様
そして、骸の海へいってらっしゃいませご主人様


バラバ・バルディ
おおっ、ようやっと豪邸の主の登場か!いや、わし的にはもうちっとメイドやってても良かったんじゃがな。なにせ、楽しかったしの!
【SPD】
しっかし、見るからにめんどそうな相手じゃな。わしらを怒り心頭で睨みつけとるし、今から後ろへ回り込むのはちと難しそうじゃ。じゃが正面から攻撃するにも、あの馬やら触手やらが邪魔をするじゃろう。……うむ、少しでも隙を作れれば皆も動きやすかろな。――なれば。
「ほほぉ、お主がデカいのは図体だけか!見る目もなければ器も小さいのぉ!」

(なるべく遠くから煽って更に激昂させ、自分を標的にした瞬間に『オペラツィオン・マカブル』を発動し、攻撃の無効化と仲間の攻撃命中率アップを図ります)



 半泣きで逃げ回っていた海神ポセ男の前を眺めて、バラバは笑い声を上げる。
「おおっ、ようやっと豪邸の主の登場か!」
 楽しかったしもうちょっとメイドをやっていても良かったんじゃがな、と笑うバラバ。
 逃げ回る海神ポセ男の動きが止まったのは、目の前に鉋が立ちはだかったためだ。
 ゆらり。顔を上げた鉋は、どこか虚ろな声で呟く。
「キミが最後のお兄ちゃんなんだね……」
 誰も彼もにお兄ちゃんと呼びかけていたせいで、もはや鉋の精神は妹に乗っ取られ、何もかもがお兄ちゃんに見えてしまうほど。
 海神ポセ男の異形ですらお兄ちゃんとしか知覚できない鉋であったが、それでも海神ポセ男の持つ殺気と敵意を手にした黒剣は感じ取る。
「あれぇ? 暴れちゃうの……? 暴れるつもりならたとえお兄ちゃんでも容赦しないよ……! ボクの大好きなお兄ちゃんに戻ってねッ!!!」
 ここにきてヤンデレメイド属性に開花した鉋は変形せんと蠢く黒剣を伴い、海神ポセ男の巨体へと切りかかる。
「メイドごときの攻撃、このポセ男には……ッ、!?」
 優雅に回避しようとした海神ポセ男は、不意に異様な気配を覚えて身を屈める。
「数撃ちゃ当たるです。蜂の巣にしてやるのです」
 屈めた背中すれすれに飛んでいく弾丸はシュトフテアが放ったもの。
 止むことのない弾幕に身動きを阻まれた海神ポセ男へと鉋の斬撃が叩きつけられ、海神ポセ男は情けない悲鳴を上げるしかない。
「うぐっ……! おのれ、邪魔だ!」
 牽制するシュトフテアを阻もうとクロノス激おこで触手をシュトフテアへ向ける海神ポセ男――しかし、その触手を貫く矢がある。
「おんなじ好きなものなのに馬鹿にしてるなんて、本気で好きじゃない証拠じゃない! その半端な性根ごとふっとばしてあげるわ!」
 巻き起こる風にメイド服のスカートを膨らませ、リウは立て続けに弓を射る。
「邪魔はさせないったら!」
 空中戦で閃くスカートを嫌でも目で追ってしまう海神ポセ男のおろそかな懐へ、吹雪は箒を手にして飛び込む。
「他のご主人様達にとってはどちらも愛すべきメイドであった、というだけの事ですわ」
 とても紳士的ですわね、と帯状のリボンを揺らしながら箒を叩きつけて海神ポセ男の命を削る吹雪。
 そんな海神ポセ男を遠目に、バラバはシルクの手袋を嵌めた指を組んで考える。
(「今から後ろへ回り込むのはちと難しそうじゃ」)
 しかし正面には吹雪と鉋がおり、そこへ飛び込めば手厚くなった前衛を一掃しようと攻撃を仕掛けてくるはず。
 シュトフテアとリウは遠くからの牽制をしているが、暴れまわる海神ポセ男に少々の動きにくさを覚えているようにバラバには見えた。
 ――なれば。
「ほほぉ、お主がデカいのは図体だけか! 見る目もなければ器も小さいのぉ!」
「何っ……!? いやマジで何――なんでおじいちゃんマンゴーがメイドになってんの!?」
 なんやかんやで女の子メイドしか見ていなかった海神ポセ男に激震が走る。
「ほれほれ、メイド一人倒せないとは意気地なしじゃのぉ!」
「うっ、うるさい! お前みたいなメイドは2次元にだっていないぞ!!」
 煽られれば顔を真っ赤にして海神ポセ男は蟹足ダッシュ、バラバへ向けて何度も毒を持つ蟹足を叩き込む。
 脱力した状態で受け止めたバラバは毒も刺突も無効化して、からくり人形を排出。しまった、と海神ポセ男が気付いた時にはもう遅く、バラバは仲間の猟兵へと声を張り上げていた。
「今じゃ!」
 オペラツィオン・マカブルを発動させるバラバが海神ポセ男を釘付けにしている――シュトフテアが海神ポセ男の周囲へと浮かせた銃が一斉に火を噴く。
「メイド服に思い入れがあるのはよいですが、オブリビオンである限り倒さなければいけないのです」
 覚悟をと告げるシュトフテアを照らす銃火が、海神ポセ男の体の上で炸裂する。
「お兄ちゃん、早く戻ってよっ、お兄ちゃんッッ!!!」
 叫びと共に鉋の黒剣が猛り狂うように斬撃を浴びせかけ、幾重にも引き裂かれて道を作る。
 己を守るかのように海神ポセ男は触手を一か所に固めようとするが、
「させないわよ!」
 リウの速射――ニジゲンとかサンジゲンとかは良く分からないけど馬鹿にされた気がする、とご立腹のリウは蠢く触手たちへ矢を突き刺して動きを阻害し、豊穣もたらす西風ゼフィールに金髪を愛らしくなびかせながら尋ねる。
「そろそろ出発の時間じゃないかしらご主人様?」
 がら空きになった海神ポセ男の胴へと、度重なる攻撃の応酬にメイド服を咲かれた吹雪が至り。
「猟兵メイドに負けるのでは無く、貴方自身のメイド愛の無さにまけるのですわ。度量をお見せ下さいませご主人様」
 そして、と桜吹雪を纏い、告げる。
「骸の海へいってらっしゃいませご主人様」
 花吹雪と共に振り下ろされた箒によって、海神ポセ男は骸の海へと叩き落される。

 ――かくして、メイド屋敷には平和がもたらされた。
 またいつの日かオブリビオンは姿を見せるかもしれない。
 だが、この世界に猟兵がいる限り、オブリビオンの目論見は阻止されることだろう。
 この世に、メイド萌えがある限りは――。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月19日
宿敵 『海神ポセ男』 を撃破!


挿絵イラスト