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異形の者たちの要塞を突破せよ

#グリードオーシャン

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#グリードオーシャン


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「みんな、新しい世界が発見されたわね」
 グリードオーシャン……グリモアによる予知やテレポートが制限され、いろんな世界から失われていった島々が流れつく、謎が多い世界。その世界の入口でミリアムは猟兵たちに声をかけていた。
「今回新しい島が発見されたのだけれど……どうやら、残っている建築物を見るにサクラミラージュの物かしら」
 サクラミラージュの世界で見かける建築物や、特徴的な大きな桜が島に満ちているというが、そこまで説明した後でミリアムは顔を曇らせる。
「少し問題があるとすれば……完全にオブリビオン……この世界ではコンキスタドール、ね。彼らの支配下に置かれて他者を拒絶する要素が非常に強いの」
 一息で説明した後、真剣な表情になってミリアムは猟兵に向きなおる。
「ただこの世界を探索するにはこういう島を拠点にどんどん活動範囲を広げていく必要があるわ。その為にみんなにはこの島の制圧をお願いしたいの」
 ミリアムは頭を下げた後、いくつかの資料を配る。
「これが外から確認された島の外観よ。中央に大きな要塞。それを取り囲むように配下が要塞を守り、要塞中央に親玉がいる……といった感じね」
 要塞の形や防衛している異形の海賊たちの外観を写真で示しながらミリアムは話を続ける。
「異形の海賊たちはカットラスやマスケット銃の実力がかなり高いらしいわ。遠近両対応……って感じね。親玉も似た戦術だと思われるわ」
 そこまで話すと、少し不安そうな表情を浮かべる。
「ただ……彼らは追い詰められたら自分もろとも、とする可能性も高いわ。必ず生きて帰ってくるのよ?」
 勇気づけるように猟兵の手を握り、ミリアムは猟兵たちを送り出した。


陰坂 うじみん
 こんにちは。陰坂うじみんです。海賊世界ってどんな感じなんでしょうね?
 今回は新世界グリードオーシャンのシナリオとなります。海賊たちの要塞を蹴散らして探索の足がかりとしてしまいましょう。

 第一章は集団戦、第2章はボス戦となり、第三章では冒険となりますが……悪役は自爆好きですよね?

 皆様のご参加をお待ちしております。
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第1章 集団戦 『異形の海賊』

POW   :    欲シイモノハ何時ダッテ早イ者勝チサ
レベル分の1秒で【防御が極めて困難なマスケット銃による魔弾】を発射できる。
SPD   :    早速オ宝拝見サセテ貰オウカイ
【回避が極めて困難なカトラスの斬撃】による素早い一撃を放つ。また、【戦場の空気や褒美を約束された高揚感】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ   :    残念ダケドアンタノ攻撃ハ効カナイヨ
全身を【物理攻撃を無効化する魔性の鱗】で覆い、共に戦う仲間全員が敵から受けた【負の感情と負傷】の合計に比例し、自身の攻撃回数を増加する。

イラスト:らぬき

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

護堂・結城
いいねいいね、血が滾る集団戦
さぁ…祭りだぁぁ!!

【POW】

「外道じゃねぇが…見逃す道理はねぇな」

開幕【先制攻撃】だ、派手に行こうぜ
炎と風の【爆撃】をぶち込む【高速詠唱・多重詠唱・全力魔法】
【衝撃波】で周囲を巻き込み【蹂躙・範囲攻撃】

早撃ちねぇ、弾が速くなるわけでもなし
追えるものならやってみろ

氷牙をガントレットに変化、指定UCを発動して紫電の兵装をまとい飛翔
狙いを絞れないようにジグザグに飛翔し、飛んでくる弾丸は【オーラ防御】で反らす

接近したら【怪力】と加速を載せた拳で殴り飛ばす

「はろー、そして、さようなら」

おかわりはどいつだ?空へ飛びたい奴からかかってこいよ
喧嘩の祭りはまだ始まったばっかだぜ!!



「外道じゃねぇが…見逃す道理はねぇな」
 発見された島に真っ先にたどり着いた結城は、島を歩く異形の海賊たちの姿を見回しながら声を上げ、戦闘準備を整える。
「ム……?」
 その中で一人、異形の海賊が結城に気づき戦闘態勢を整えようとするが……
「おせぇ!」
 既に詠唱を終えた結城の炎と風による爆撃……それが固まった異形の海賊たちを吹き飛ばしていく。それが戦闘の始まりを示した。
「侵入者ダ!戦エ!」
 爆音を聞きつけ異形の海賊たちが集まりだし、結城に向け素早い射撃を撃ち込もうとするが……
「遅いっつってんだろ?」
 ユーベルコードを使用し、飛び上がり高速で飛行する結城を中々とらえることができず、捉えたと思った弾丸も結城は戦闘の経験や直感でオーラを纏いガードする。そのまま距離を詰めていき……
「はろー、そして、さようなら」
 一人の異形の海賊に近づくと一瞬で殴り飛ばし、再び飛び上がる。そのまま蹂躙を続け、大量の異形の海賊を引き付けながら結城は大活躍をしていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

紬雁・紅葉
さも愉しげに
まぁまぁ♪盗人猛々し…
斬り祓って差し上げましょう

羅刹紋を顕わに戦笑み
先制UCに破魔雷属性を付与して最大範囲展開
強化効果を味方にも付与

九曜、巴、鳳翔を適宜使い分け
正面から忍び足にてするすると接敵
射程に入り次第破魔雷属性衝撃波UCを以て回数に任せ範囲を薙ぎ払う

敵の攻撃の機を咄嗟に見切り先制カウンター破魔雷属性衝撃波UCを以て薙ぎ払い吹き飛ばす
カトラスの斬撃を武器受けで打ち落とし
銃弾を残像で躱す

戯れを…
避け得ず?防ぎ得ず?
なればそれより早く打てば良いだけの事
避けず防がず敵手を迎撃すれば良い…
それだけの事

さぁさぁ盗人共!
去り罷りませ!

※アドリブ、緊急連携、とっさの絡み、大歓迎です※


ステラ・ハシュマール
※アドリブ共闘大歓迎

さて、猟兵として戦線に出るのは大分久しぶりだね。
体鈍ってるだろうし、ウォーミングアップに付き合ってもらうか。……鴉君、久しぶり。早速手伝ってもらうよ。
『お嬢ちゃん、長期休暇は楽しかったかい?また一緒に暴れようぜ!』

まず、【目立たない】で潜入。
ボク、本業は暗殺者だからね。
そういうのは得意さ。
それに既に誰か派手にやってるみたいだし、影から影へは楽だろう。
十分侵入できたら【暗殺】の始まりだ。
鴉と一緒に上から奇襲。
【戦闘知識】を活用しつつ、鎌を【怪力】で【薙ぎ払う】。
おっと、回避が難しいなら【敵(の死体)を盾にする】よ。
既に結構転がってるだろうしね。
鴉には炎でも吐いて貰おうかな。



●騒動と潜入
「さて、猟兵として戦場に出るのは久しぶりだね」
 島の一角で爆音が鳴り響く中、一人の猟兵が島へと侵入していた。その名はステラ。暗殺者である彼女は島の中枢へ向け、『相棒』と共にステルスしながら進んでいた。
『お嬢ちゃん、長期休暇は楽しかったかい?また一緒に暴れようぜ!』
 『相棒』に頷き返し、敵陣に可能な限り近づいたステラ。守る人材も今は爆音の方へ多く割かれており、潜入は容易だった。
 そして異形の海賊が一人ステラが身を潜んでいるところを通り過ぎようとした瞬間……
「じゃあね」
 上から降ってきたステラに反応する間もなく、薙ぎ払われた鎌に真っ二つにされる異形の海賊。騒ぎが広まる前にステラは陰から陰へと動き、次から次へと音もなく切り裂いていく。
『俺もやるぜ!」
 『相棒』は空を飛び、ステラから目を逸らさせるように炎を吐き敵陣を荒らしていく。
「っと、危ない……」
 次第にステラに気づき始めた異形の海賊たちがステラに攻撃をしようとするが、ステラは既に力尽きた異形の海賊を盾にしてそれを防ぐ。暗殺者としての能力を全力で発揮し、ステラは敵陣を荒らしていたのだった。

●その頃の戦巫女は
 時を同じく。敵陣のさらに別方向では、一人の戦巫女……紅葉が武器を次々に使い分けながら、数多の異形の海賊たちを相手取っていた。
「まぁまぁ、本当に盗人猛々し…」
 ユーベルコードにより自己の能力を最大に高めていた紅葉は銃弾を華麗に避けながら、カトラスを叩き落しながら……まるで舞うかの様に、戦場を優雅に立ち回っていた。
「避け得ず?防ぎ得ず?なればそれより早く打てば良いだけの事。避けず防がず敵手を迎撃すれば良い…それだけの事。さぁさぁ盗人共!去り罷りませ!」
 鳳翔で敵を射抜き、巴で周囲を払い……九曜を自在に扱い。紅葉は異形の海賊たちをあしらっていた。ユーベルコードの範囲も広がり、その効果は遠くで戦っていたほかの猟兵たちへも広がっていった。
 戦闘と補助、双方をこなす紅葉の存在は、確かに猟兵たちの支えになり……敵陣へ突き進むのに、とても大きな役割を果たしていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ビリー・ライジング
ミリィ(f05963)と共に行動

回避が極めて困難な素早い一撃なら、その速度を上回ればいい。
【高速詠唱】でUCを発動して、相手のUCに対しては【武器受け】で防御。
「お前の目は節穴か? お宝なら今、お前の目の前にあるぜ」

集団に対して【切り込み】、【なぎ払い】で一掃したり、
【武器落とし】の【2回攻撃】でカトラスを叩き落とし、無力化させる。
【フェイント】も織り交ぜて、本命の攻撃がいつ来るか、予測させない。
「ミリィ、続け! このまま突っ切るぞ!」


ミリィ・ライジング
ビリー(f05930)と共に行動

私は【忍び足】【目立たない】【闇に紛れる】で、
お兄ちゃんの後方に付いて、極力自身の存在を悟られない様にする。

お兄ちゃんの突撃で敵は傷つくけど、
それを逆手にとって、自身の力に変えるUCを持ってる。

そこでお兄ちゃんの突撃をフォローする為に、
【高速詠唱】で【破魔】の力を込めた護符を【投擲】して、UCを封じる。
「それが防げるのはあくまで物理攻撃だけでしょ?」

物理攻撃を無効化するなら、魔法で攻撃すればいいじゃない。
五行の【属性攻撃】を込めた護符を中心に攻撃を仕掛けるよ!



●それは兄妹愛と
「ミリィ、行けるか?」
「大丈夫、いけるよ」
 戦闘開始から少し。ここにもまた、要塞を攻略するためにやってきた猟兵兄妹……ビリー、そして、ミリィの姿があった。二人は互いにタイミングを合わせ、ビリーは限界以上の魔力を自身にまとわせる。その金に輝く髪は白に輝き、赤い瞳は白い炎を纏う。
「よし……行くぞ!」
 その異変に気付いた異形の海賊たちはカトラスを抜き、ビリーへと襲い掛かる。
「オ宝ノ為ニモココハ奪ワセナイヨ」
 その回避が困難なほど無駄を省かれたカトラスの一撃を、ビリーは落ち着いて武器で受け止める。
「お前の目は節穴か? お宝なら今、お前の目の前にあるぜ」
 防ぎながら集団へ切り込んだビリーはレイピアで薙ぎ払い、あるいはカトラスを叩き落し……戦い慣れているはずの異形の海賊たちをフェイントを織り交ぜながら翻弄していった。
「オ前タチ、ココハ持久戦ダ」
 押され始めた異形の海賊たちは自身の身体を変化させ、物理攻撃を完全に防ごうとし始める。しかし、ここにいるのはビリーだけではない。それに異形の海賊たちは完全に気が付いていなかった。
「ミリィ、続け! このまま突っ切るぞ!」
「うん!」
 今まで気配を完全に隠していたミリィが異形の海賊たちに護符を投げつける。それは異形の海賊たちに張り付くと、眩い光を放ち……彼女たちの邪悪な力を取り除いた。
「コレハ、イッタイ……」
「それが防げるのはあくまで物理攻撃だけでしょ?それに……」
「隙だらけだ!」
 一瞬動きが止まった異形の海賊たちの隙をつき、ビリーはレイピアを一閃し異形の海賊たちを切り伏せる。
「物理が効かないのなら、魔法で……!」
 焦りを見せ始めた異形の海賊たちにミリィの放つ五行の属性魔法が飛んでいく。魔法への備えができていなかった異形の海賊たちは翻弄され、次々に倒れていく。道は、開けていった。
「このまま奥まで突き進むぞ、ミリィ!」
「わかった!」
 猟兵たちと共に、ビリーとミリィも要塞の中枢へと歩みを進めるのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『ダークプルティア『ダークパイレーツ』』

POW   :    頼りになる『仲間』だぜ!ダークネスオップファー!
全身を【自身への攻撃を防ぐ為の洗脳配下達の体】で覆い、共に戦う仲間全員が敵から受けた【負傷、接触数、視線、声掛け数、精神干渉】の合計に比例し、自身の攻撃回数を増加する。
SPD   :    それ、アタイに寄越せよ!ダークネスプリュンダラ!
装備中のアイテム「【対象の武器や強化効果を奪う強欲の闇雫】」の効果・威力・射程を3倍に増幅する。
WIZ   :    これがアタイの艦隊だ!ダークネスゲシュペンスト!
【無念や恨みの籠ったカトラスとラッパ銃】で武装した【元配下の海賊や侵略し殺害し支配した被害者】の幽霊をレベル×5体乗せた【浮遊砲撃幽霊船レベル×1隻】を召喚する。

イラスト:すねいる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はシズホ・トヒソズマです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵たちは異形の海賊たちを蹴散らし、要塞の中枢へと達した。
「へぇ、ここまで辿り着くとはやるじゃないか。でも、せっかくの宝を奪われるわけにはいかないねぇ」
 そこには一人の女海賊……いや、コンキスタドール、ダークプルティアの姿があった。彼女は猟兵たちを見ると武器を構え、戦闘態勢を取る。
「構えな。奪わせないよ、集めた宝と部下はねぇ!」
ミケ・ナーハ
幽霊戦艦『恋猫』に乗り、空を航行し
敵の幽霊船と戦います♪

「私の『恋猫』がお相手します♪」
話す時、胸を張るので
豊満な胸がますます目立ちます♪

「避けてください!」
敵の動きを【見切り】回避命令を♪

「きゃっ!?」
艦の回避や被弾による揺れにびっくり♪
私の豊満な胸も、ぷるんと揺れ
幽霊乗員さん達の視線を集め、照れたり♪

「対空レーザーお願いします♪」
敵が接近して来たらレーザーで迎撃♪
私の艦に無断で乗り込むのは許しません♪

「ミサイル攻撃始め、続いて主砲撃ち方始めてください♪」
多数のミサイルで攻撃し
敵が回避や迎撃をしようとしている所を
さらに主砲からビームを発射して攻撃♪
幽霊船が減ってきたら
ダークプルティアを攻撃♪



「私の『恋猫』がお相手します♪」
 真っ先にプルティアの前に躍り出たのは自身の幽霊戦艦を召喚し、乗員たちとともに大きく胸を張るナーハ。
「はっ、海賊に向かって船で戦う気かい?舐められたものだねぇ。いくよ!野郎ども!」
『ヨーホー!』
 対抗するかのようにプルティアも自身の配下……幽霊海賊や支配した被害者の霊を呼び出し、多数の浮遊砲撃幽霊船を召喚する。
「てー!」
 その中の一隻に乗り込んだプルティアの掛け声とともに幽霊船から多数の砲撃が飛んでいく。
「避けてください!…きゃっ!?」
 ナーハも砲撃の軌道を読み、砲弾の雨をかいくぐっていく。その揺れでたわわな果実が揺れる様に幽霊海賊も一瞬息を飲んだりはしたが……
「おう野郎ども!ぼさっとしてんじゃないよ!乗り込みな!」
『ヨーホー!」
 掛け声とともに幽霊となった事による高い身体能力を生かしてナーハの幽霊戦艦……恋猫に乗り込もうとする幽霊海賊たち。
「対空レーザーお願いします♪」」
 だが乗り込むことはそう簡単にはいかず、対空射撃により次々と接近していった幽霊船や幽霊海賊たちが撃ち落とされていく。
「ちっ……厄介だけどあいつをどうにかするのは少しばかりほねがおれるね……」
 質と数による対決は、圧倒的に質が上回る結果となった。プルティアは部下たちに時間稼ぎを任せると、ほかの猟兵たちに警戒態勢をとるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ステラ・ハシュマール
※アドリブ共闘大歓迎

なるほど、分かりやすく海賊だ。
歴史と伝統ある海賊は嫌いじゃないが、コンキスタドールなら排除しないとね。

個人的に、ある童話の影響でね。海賊にはワニがセットだと思うんだよ。
でもボクはワニに変化できないから鮫で失礼するよ。

指定UCで鮫化。
炎そのものになった装備も奪えるのか気になるけど、ボクは脆いから【見切り】で回避しよう。
狙えそうなら【カウンター】だ。
【殺気】を放つ、こんな大きな鮫が暴れれば【恐怖を与える】のも不思議じゃないだろう。
鮫の【怪力】で【薙ぎ払い】、清掃させてもらおうか。

「他者から奪った財貨の上に眠る死体……実に海賊らしい。さあ、君を芸術に変えてあげよう」



「なるほど、わかりやすく海賊だ。歴史と伝統ある海賊は嫌いじゃないよ」
「そいつはどうも。稼業にしてるもんでね、奪わせるわけにはいかないのさ」
 幽霊たちの海戦が繰り広げられている中、プルティアと対峙するステラ。互いに仕掛ける時を見計らっていたが……先に動いたのはステラだった。
「それじゃ、行かせてもらうよ。鮫だけどね!」
 自身のユーベルコードにより地獄の業火で出来た5メートル級の大鮫に姿を変えるステラ。大きく威圧した後、プルティアに向けて突撃していく。
「炎の鮫!?あっはぁ!楽しそうな相手だねぇ!そいつもよこしな!」
 プルティアもユーベルコードを発動し、長く伸びた己の武器でステラの強化状態を奪おうと大きく攻撃を振るう。
「と、危ないね……こっちからもいかせてもらうけどさ」
 持ち前の見切り能力でその一撃を回避したステラは、その勢いのまま怪力で大きく周囲を薙ぎ払う。それはプルティアを吹き飛ばし、傍にいた幽霊海賊たちもまとめて一掃していく。
「ちっ……やるじゃないか。けど、それでこそ奪いがいがあるってもんさ!」
 吹き飛んだプルティアはかなりのダメージを受けながらも起き上がり、幽霊海賊と共に猟兵をまだ迎え撃つ構えを取っている。

成功 🔵​🔵​🔴​

ビリー・ライジング
ミリィ(f05963)と共に行動

真の姿を開放。
容姿は変わらないが、ルーンレイピアが宝石のように光り輝く。

ダークプルティアに対して、レイピアを突きつけて【挑発】。
「こんなレイピア、お前らの世界では見た事無いだろ?」

敵がUCを発動させたタイミングに合わせて、こちらもUCを発動。
強化効果を奪うなら、それを応用した弱体化効果を受けて貰おう。
「簡単に寄越すと思ったか? 代わりにこいつを受け取りな!」

そこから炎の【属性攻撃】を纏わせたルーンレイピアで、
【2回攻撃】の【切り込み】で追撃。
ミリィとの連携攻撃も組み合わせて、敵に何もさせない様にさせる。


ミリィ・ライジング
ビリー(f05930)と共に行動

真の姿を開放。
容姿は変わらないが、私に憑いてる陰陽師の亡霊が現れる。
(亡霊は周囲の猟兵、敵にも可視出来る)

幽霊船が相手なら、この子の方がいいかな? UCで私の化身を召喚。
「天晴、龍雅と代わって」

リボルバー銃の弾丸は金の【属性攻撃】と【破魔】を込めた徹甲弾に。
脇差は炎の【属性攻撃】と【焼却】を込めた燃える短刀に変える。
化身だから、文明の影響は受けないはず。

敵を蹴散らしたら、龍雅と共にダークプルティアに戦闘。
護符や手裏剣に【破魔】の力を込めて、【暗殺】。
ビリーとの連携攻撃も組み合わせて、敵の隙を突く様に攻める。



 吹き飛んだプルティアに追撃を仕掛けるために真っ先に飛び込んだのはビリー、そしてミリィの二名だった。
「こんなレイピア、お前らの世界では見た事無いだろ?」
「天晴、龍雅と代わって」
 真の姿を開放し輝くレイピアを見せ、挑発しながらも攻撃を仕掛けるビリー。そして同じく真の姿を開放、陰陽師の亡霊から幕末志士の化身を呼び出し、ビリーが攻撃を仕掛けやすいように周囲の幽霊海賊を相手取るミリィ。両名の連携はとても優れていた。
「はっ、見た事無いなら奪い取るまでさ!」
 周囲で倒されていく幽霊海賊を見ながら、ビリーのレイピアを奪おうと武器を振るうプルティア。だが、それをビリーは待っていた。
「いただき!……と、おぉ……?」
「簡単に寄越すと思ったか? 代わりにこいつを受け取りな!」
 一時はビリーに武器が当たり笑い声をあげるプルティアだったが、すぐにその体のバランスが崩れ落ちる。プルティアが奪い取ったものはビリーへのバフではなく、ビリーが自身で仕掛けたデバフであった。
「行くぞミリィ!合わせてくれ!」
「わかった!行くよ龍雅、目覚めなさい。戦いの夜明けぜよ!」
「ちっ、やってくれるじゃないか……!」
 先ほどまでの機敏な動きは鳴りを潜め、ビリーの炎属性のレイピアによる多段攻撃、そしてそれを受け流そうとするプルティアの隙をつくように飛んでくる破魔の力がこもったミリィからの手裏剣と護符……プルティアは次第に防戦一方になっていった。
「くそっ、さっきまでだったら……野郎ども!援護しな!」
 プルティアは周囲に声をかけるが、既に他の猟兵に多数制圧されているほかミリィが呼んだ龍雅による制圧力もあり、幽霊海賊たちはプルティアを援護することができずに散り、または援護に向かった端から倒され……プルティアにダメージが徐々に蓄積されていく。
「これ以上何かさせる前に、倒させてもらうぞ!」
「援護は任せて、お兄ちゃん」
「っ、キズナってやつは鬱陶しいねぇ……!」
 二人の連携に傷ついていく体でプルティアは悪態をつき、何とか距離を取り直して仕切り直そうとするのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

護堂・結城
…それは洗脳であって仲間じゃねぇような?
まぁいい、厄介な技には、厄介な攻撃で返すとしよう

【POW】

少しやりにくいが配下に触れず、無駄な負傷もさせず、精神干渉もしなければいいんだろ?

配下も本体もまとめて【全力魔法・属性攻撃・マヒ攻撃】で痺れさせる、雷剣による【範囲攻撃】だ
【生命力吸収】を重ねて動きを鈍らせよう

踏んづけても厄介だな、空を翔けて【空中戦】だ
…そのスーツも配下とか言わんよな?
一応【戦闘知識】を元に紙一重の回避を心がけ回避する際に【カウンター】でUC撃滅白狐を発動
【殺気・覇気・魔力溜め】を込めて相手の体内で気と魔力を暴れさせる

「ゴッドハンドは見えざるものってな」



「それは洗脳であって仲間じゃねえような……?」
「あたしにとってはついてくる奴はみんな可愛い仲間さ!過程がどうあれね!」
 そう結城に指摘されたプルティアは部下たちを自身の身に纏い、傷ついた体を隠して結城へと対峙する。
「(ま、少しやりにくいが配下に触れず、無駄な負傷もさせず、精神干渉もしなければいいんだろ?ってんだったら……」
 何かを考えた結城は少し距離を取り、魔力を練り始める。そしてプルティアが動く前に……雷剣から大きな雷を放つ。それは大きなダメージを与えることなく。プルティアと部下たちに大きな痺れをもたらし……一気に動きを鈍くさせる。
「雷……っ、厄介だね、ぇ……本当に……!これでも食らいな!」
 怒りと痺れにまともな判断もできず武器を振り回すプルティア。だが、そんな破れかぶれの一撃が結城に届くはずもない。
「隙だらけだぞ?ってな!」
 振り回される武器を飛びながらかいくぐる結城。やがて、大きな一撃をすれすれで回避するとプルティアに完全に密着する。
「じゃ、これで終わりだ」
 カウンターの一撃……華麗に、強烈に入ったその一撃は……プルティアの身動きを完全に停止させた。プルティアの内部では気と魔力が暴れはじめ、プルティアの思考回路を砕き……何かを発する暇もなくプルティアは倒れ……他の幽霊海賊たちも続々と姿を消したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 冒険 『危機一髪!』

POW   :    危険を承知で行動する

SPD   :    迅速に対処する

WIZ   :    冷静に状況を俯瞰する

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 プルティアを打倒した猟兵たち。だったが……なにやらピコピコ音が聞こえる……?
 音の鳴るほうを見ると、プルティアの下で赤く光る何か……爆弾だ!?しかも起動している!
 遺跡が崩れるのも時間の問題だろう。早く安全な場所に避難して巻き添えになる事だけは避けなくてはならない。猟兵たちは駆け出した。
ミケ・ナーハ
引き続き、幽霊戦艦『恋猫』に乗ったまま
空を航行して、脱出します♪

「分析お願いします♪」
幽霊の乗員さんたちに手伝ってもらいましょう♪
要塞の構造などをレーダーで調べて
脱出に適した経路を計算してもらいます♪

「主砲撃ち方始め、そのまま脱出してください♪」
計算を元に、主砲から強力なビームを
次々と発射して、要塞に穴を開け
そこから脱出します♪
脱出の際はバリアを展開するので
要塞の破片などが落ちてきても
船体が揺れるくらいで大丈夫です♪



「これは脱出ですね、分析お願いします♪」
 崩落していく要塞の中で初めに脱出に動き出したのはナーハ、そして彼女を手伝ってくれる船員たちが乗る幽霊戦艦『恋猫』だった。
 船員の数名が要塞の構造をレーダーやエコーを用いて分析し始め、舵取りが最短ルートへと恋猫を動かしていく。
「皆さんの脱出ルートも確保しましょう♪主砲撃ち方始め、そのまま脱出してください♪」
 船員たちが分析したルートを元に船員にルートの指示を行うナーハ。船員たちはそれを受けてエネルギーを主砲に回し壁に大きなビームで穴をあける。
「このくらいの瓦礫だったら恋猫は大丈夫ですね♪そのまま突破しちゃいましょう♪」
 数多のビームに穴をあけられその周囲では瓦礫の山が降ってきているが、ナーハの乗る恋猫はその程度では止まらなかった。周囲まで近づくと主砲のエネルギーはバリアのエネルギーへと回され恋猫の周りにバリアが形成される。降ってくる瓦礫をものともせず、恋猫は被害もなく誰よりも先に要塞の外部へと脱出したのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ビリー・ライジング
ミリィ(f05963)と共に行動

自爆して俺たちもろとも生き埋めにするつもりだったか。
仮に脱出したとしても、遺跡が崩れて、調査が難しくなるからな。
今、ここで対処する!

UCを発動して、プルティアの下にある爆弾を掘り出す。
この爆弾をどうするか? そんなのは脱出してから、考える!

一応脱出ルートの確保も考えないとな。
俺と赤い瞳の分身は一緒に爆弾を掘り出す役目。
残りの分身はミリィと一緒に脱出ルートを確保してくれ。

遺跡から脱出したら、ミリィに渡して、指示。
「ここから海に向かって、思いっきり投げろ! 肩はお前の方が強い!」


ミリィ・ライジング
ビリー(f05930)と共に行動

まずい、急いで出ないと……って、お兄ちゃん!?
「……分かった、死なないでね!」

ビリーの分身と共に脱出ルートを確保するけど、
お兄ちゃんの為にも出来る限り最短ルートを確保したい。

【聞き耳】と【暗視】で遺跡の出口を探しながら、UCで遺跡を切断。
ルートの中途で迷わない様に光の【属性攻撃】を込めた護符を貼り付けて、
脱出の際の目印代わりにする。

お兄ちゃんが持ってきた爆弾を受け取ったら、空中に向けて【投擲】。
「分かった! 行っけーッ!」



●それは強き信頼で
 時をほぼ同じくして。ビリーとミリィも事態を解決しようと策を練り、動き始めていた。
「(自爆して俺たちもろとも生き埋めにするつもりだったか。仮に脱出したとしても、遺跡が崩れて、調査が難しくなる……今、ここで対処する!)ミリィ、脱出ルートを探してくれ!俺はこの爆弾をまずどうにかする!」
「……分かった、死なないでね!」
 ビリーはその返事を聞くと自身のユーベルコードの一つを用い、自身の分身体を三体生み出す。そのうち赤い瞳の分身は自身と共に倒れたプルティアに向かわせ、二体をミリィについて行かせた。
「さて、力仕事だな……それと、スピードもだ。この爆弾をどうするか? そんなのは脱出してから、考える!やるぞ!」
 自身の分身と息を合わせ、プルティアを持ち上げ爆弾をプルティアの下から取り出すビリー。少し時間はかかったが、自分自身との連携。苦戦はしなかった。
「よし、後はミリィに追いつかなきゃな。急ぐぞ!」
 爆弾を片手に、ビリーはミリィが残した道しるべを頼りにミリィと合流するため駆けたのだった。

●それは残した信頼で
 ビリーから預かった分身体と共に出口を探すため、ミリィは遺跡の中を駆けていた。
「出口の方角は……多分、こっち。お兄ちゃんの為にも道は確保したい……最短は多分ここ、だけど……」
 暗い遺跡は持ち前の暗視能力で。出口から吹く風が隙間から漏れ出てくるのを持ち前の聴力で聞き取り、一枚の壁の前に到達するミリィ。その道筋には光の護符を貼り、ビリーが道に迷わない様に工夫がされている。
「……色即是空、空即是色、立ち合え、武!」
 今は道を選んでいる場合ではないと判断したミリィはユーベルコードで化身の剣豪の霊を召喚……そのままの勢いで、壁を切断する。その後も迷わない様に光の護符は忘れず、最短のルートを切り開いていくミリィ。
「よし、これで外……!」
 何度目かの切断からのダッシュ……やがて光が見えてくると、ミリィは駆けるスピードを速める。
「あとはお兄ちゃんが来れば……」
 遺跡の中を覗き、ビリーが来るのを待つミリィ。……少しして、外の明るさが照らす中にビリーの姿が見える。その手には爆弾が握られている。
「ミリィ!ここから海に向かって、思いっきり投げろ! 肩はお前の方が強い!」
 そう言いながらミリィへと爆弾をパスするビリー。ミリィはそれを受け取ると海へと向きなおり……
「分かった! 行っけーッ!」
 大きな掛け声とともに海へと爆弾を放り投げるミリィ。それは大きな放物線を描いて飛んでいき……遠くで爆発を起こし、衝撃波が遺跡まで飛んでくる。
「爆弾はこれで何とかなったか。だがこれは……」
 爆発を確認し、後ろを振り返るビリーとミリィ。そこには今出て来た出口が遠くでの爆発の衝撃波により崩落していた様子が映し出されていた。
「他の人がもう脱出できてるといいんだけど……」
 猟兵たちを信じ、やれることをやりつくしたビリーとミリィは無事を祈るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

護堂・結城
【POW】
よし、外道は狩ったし自爆してでも、とかいうなら何か面白いものはないのかね
興味がわくしちょっと【宝探し】でもしていこうか…
…あ、出口ふさがってる

怪力でぶん殴って…いや、崩れそうだし下手に壊すのはダメだな
ならもっかい爆撃…いや、関係ないとこまで吹き飛ばしそうだな
あちゃー、逃げ遅れた……ってわけでもないんだよなぁこれが
UC大海竜奏を発動、さっさと海竜装に乗込んで地中潜行だ

十分に遺跡から離れたところで地上に浮上
娑婆の空気はうめぇなぁ、なんて
ま、コンキスタドールは倒したしあとは任せて帰るか



「よし、終わりっと……だがこうまでして守りたいんなら何か面白いものはないのかね」
 爆弾が運ばれていくのを見ながらふとここまでしてプルティアが守りたかったものに興味がわいた結城。ウキウキで逃げ遅れない程度に宝探ししようと部屋を探索していたのだが。
「……あ、出口ふさがってる」
 結城が脱出しようとしたころには……正確には脱出の光が見えたころには。視界の中で。出口が崩落していく所であった。
「怪力でぶん殴って……いや、崩れそうだし下手に壊すのはダメだな。ならもっかい爆撃……いや、関係ないとこまで吹き飛ばしそうだな……」
 少しその場で考え込む結城。だが、焦る素振りは見受けられず……
「あちゃー、逃げ遅れた……ってわけでもないんだよなぁこれが。っし、行くか」
 気持ちを切り替え、自身のユーベルコードの一つを発動する結城。そして生み出したるは水地空中を泳ぐ強襲用海竜装。それに結城は悠々と乗り込み、そのまま地中を潜航し、突き進み続ける。
「こんなもんでいいか。浮上!」
 かなり進んだ先で海竜装は地上へと浮上し、結城はその体を伸ばしながら大きく深呼吸する。
「さてと。コンキスタドールは倒せたしあとは任せて帰るとするか」
 そのままゆっくりとその場を後にする結城。その手には少しのお宝が握られていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ステラ・ハシュマール
※アドリブ共闘大歓迎

『おいおい死神ちゃん、これヤバくない?ヤバいよね?生き埋めコースだね!』

全く、どこまでもお約束な海賊だ。でもお約束過ぎて逆に目新しいか。

取り敢えず、ボクは【第六感】と【野生の勘】で、落ちてくる瓦礫とかを【見切り】ながら脱出を試みるよ。
回避できそうになかったり、道を塞ぐようなら鴉に溶解させるよ。
コイツのブレスなら、岩くらいすぐ液化だ。

『俺ちゃん流石!って誉めてくれねぇのかよ。冷てぇ女だな!』

……相変わらず五月蝿いな。
まあ良いや。あとはその場の流れをみて対処するか。
行き当たりばったりなくらいが、ボクには丁度いいんでね。



『おいおい死神ちゃん、これヤバくない?ヤバいよね?生き埋めコースだね!』
 他の猟兵たちが撤退していく中、ステラと鴉は落下してくる瓦礫を避けながらまた別の脱出ルートを探っていた。
「全く、どこまでもお約束な海賊だ。でもお約束過ぎて逆に目新しいか……」
 ステラは持ち前の第六感と野生の勘を活かしながら落下してくる瓦礫を躱していく。その中でステラに直撃しそうなものは鴉がブレスを吐き、溶解させ直撃を避けていた。
『俺ちゃん流石!って誉めてくれねぇのかよ。冷てぇ女だな!』
「(……相変わらず五月蝿いな……)そこの道を塞いでる瓦礫もやってくれると助かるんだけど」
『任せとけって!そりゃ!』
 行き当たりばったりながらもその第六感で徐々に出口に近づき、道を塞ぐ瓦礫も鴉が溶かし……少し時間はかかったものの、ステラと鴉もまた別の出口にたどり着く。
『よーし光だ!死神ちゃん、ゴールだぜ!』
「まったく、疲れたね……」
 ステラと鴉が光を目指し要塞の外に出て少し……内部で少し大きな崩落音がした。要塞を制圧することは出来た。後はここを拠点にさらなる島を探す時だ。猟兵たちはそれぞれ帰路についたのだった……

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年04月23日
宿敵 『ダークプルティア『ダークパイレーツ』』 を撃破!


挿絵イラスト