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私はプルティアになれない

#アポカリプスヘル

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#アポカリプスヘル


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●誕生
 数年前、オブリビオン・ストームによって人類の大半が死滅した。少女の家族も例外ではなかった。
 他に寄る辺もなく、以前から孤立しがちだった少女にとって、その後の世界は厳しいものだった。

 当然の成り行きではあった。人々が自分の、或いは家族の生活の為に時に連帯し、時に対立してでも資源を奪い合う中で、人の輪に入っていけない少女は全てに置いていかれた。

 少女たちが住む拠点に再びオブリビオン・ストームが迫っていると報せが入った時、皆は我先にと逃げ出したが、少女はあえて残った。
 これ以上、逃げ延びた所で何になるというのか。

 なけなしの電源をシアターの上映設備に注ぎ込み、大好きな模型やフィギュアに囲まれて、少女は独り映画を愉しむ。
 画面の中の女の子たちは、美しい衣装で諦めずに戦う……愛、勇気、希望、そして友情。全て自分にはないものだ。だからこそ、少女はこのアニメを愛していた。
 エンディングを口ずさむ……暗黒の竜巻が起こす轟音も、ミシミシと建物が軋む音も、歌っている間は忘れられるから。

 ぶつり。と途中で画面が暗転し、荒れ狂う風と瓦礫が小さな世界を薙ぎ払った。
 そうして全てが収まった後に、オブリビオン・ストームは少女を蘇らせた。

「フヒヒ……何これ、何なの?」
 自分に向かって倒れてくる巨大な柱を、少女は軽く払いのける。コスチュームで武装した身体の奥から、底知れないパワーが湧き上がって来るのを感じる。
「フヒ……まるでプルティアになったみたい!」
 もっと力を使いたい。衝動のままに念じると、瓦礫の下から埋葬されていた死者たちが這い出して来る。全て少女の思い通りに動く。
「ヒッ、ヒヒヒヒッ。お友達もこんなにたくさん……なーんだ、友達作りってこんなに簡単だったんだ」
(「違う。違う違う違う。こんなのはプルティアじゃない。こんなのになりたかったわけじゃ……」)
 心の片隅で囁く声を、それ以上続けさせないように無理やり抑え込む。そうだ。私はプルティアになれなかったけれど、もっといいものになったのだ。
「フヒヒッ。決ーめた。今日から私はダークプルティア……蹂躙する空色の闇雫、ダークパンツァー……!」
 台風一過の青空に向かって、生まれ変わった少女は名乗りをあげた。

●依頼
「オブリビオン、ダークパンツァーを撃破して下さい」
 ここはグリモアベース。猟兵たちにダークパンツァー誕生の様子を語った眞清水・湧(分界簸却式超人類祖型・f02949)は、更に説明を続ける。
「ダークパンツァーは配下のオブリビオンを率いて廃墟を占領し、周辺拠点の住民を拉致して集めています。
 これから拉致した人々を猛獣と戦わせ、死んだ方をゾンビ化して『お友達』にしようという趣向のようです」

「現地に転移したらまず、なるべくダークパンツァーの興味を引く方法で猛獣から人々を守って下さい。
 ダークパンツァーが皆さんを気に入り、『お友達』にしたいと思えば思うほど、拉致した人々への興味は薄れてどうでもよくなり、彼らが安全に脱出しやすくなります。
 ダークパンツァーが、この世で最も執着し、愛している存在。それは『プルティア』です。……そのものでなくても、それに準ずるような存在、近い性質の存在も好むと思われます。
 勿論、ただ猟兵が現れて戦うというだけでも一定の興味を引くことは出来るでしょう」

「猛獣を退ければ、次は配下のオブリビオン、ウォーキングタンクとの戦闘になります。
 ダークパンツァーの興味がうまく人々から猟兵に移っていれば、猟兵だけを狙ってくるでしょう。
 ただし、ウォーキングタンクの攻撃は主に機関銃や砲弾であり、逃げ出す途中の人々が流れ弾を受けてしまう危険性はあります。
 上手く人々を庇いながら戦って下さい」

「最後はダークパンツァー自身との戦いです。
 この頃には人々の脱出も終わっていると思われます。気兼ねなく戦えるでしょう。
 ダークパンツァーは事前に作っていたゾンビを地中に潜ませており、それを自身のユーベルコードで強化して操ることが出来ます。
 ここまでに猛獣や人間が死体になっていた場合、操る対象が増えて敵の戦力が増すことになるでしょう。なるべく死なせない方がいいかも知れません」

 依頼のあらましを伝えた湧は、更に続ける。オブリビオンが使ってくるユーベルコードの詳細。プルティアというアニメ作品の概要など。
「……私からは以上です。アポカリプスヘルの復興の為に、どうかご協力をお願いします」
 全ての説明を終えた後、湧はぺこりと頭を下げた。


魚通河
 ダークパンツァーを倒して人々を救うシナリオです。
 敵の設定が重くてそれっぽくない雰囲気ですが、ダークパンツァーは気に入った相手と戦う時は喜び、嬉しがるので、恨みや呪いを募らせる感じにはなりません。

●第1章
 ダークパンツァーにアピールしつつ、猛獣から人々を守る章です。
 猛獣たちはオブリビオンではなくただの動物なので、様々な手段で懐かせたり逃がしたりすることが可能です。

●第2章
 逃げる人々を庇いながらの、ウォーキングタンクとの戦闘です。
 ユーベルコードによる攻撃の他、質量を生かした格闘による通常攻撃もしてきます。フィジカルをアピールするのに向いています。

●第3章
 ダークパンツァーとの戦闘です。
 ダークパンツァーは気に入った相手を『お友達』にして支配したいのと同じくらい、その相手に倒されたがっています。

●プルティアとは
 誰でも自由にプルティアを名乗れます。本物と思って貰えるかはダークパンツァーのフィーリング次第です。

 それでは、皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 冒険 『ザ・コロシアム』

POW   :    とにかく力押しで目立つ!

SPD   :    とにかく素早い技で目立つ!

WIZ   :    とにかく変わった能力で目立つ!

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 廃墟の広場に、拉致された人々が集められていた。
 それを取り囲むのはライオン、虎、狼といった猛獣たち。恐らくはオーバーテクノロジー研究用の実験動物として、どこかの研究所で飼育されていたものだろう。
 そして猛獣たちを更に取り囲むように、逃走防止の鉄柵が張り巡らされている。

 空腹と興奮に目を光らせて、猛獣たちはじりじりと人々に迫る。人間側のある者は粗製の武器を手に獣たちを威嚇し、ある者は悲しみと恐怖に膝を突く。
「フヒヒヒ……お友達がたくさん増えるといいな~」
 一触即発の状況を見下ろすダークパンツァーは、高所に設えたソファに寝そべり、どこからか発掘したポテトチップスにかじりつく。

 猛獣と人間の戦いが始まろうとするまさにその時、両者の間に猟兵たちが降り立った。
シエナ・リーレイ
■アドリブ絡み可
あなたも『お友達』を求めるいるんだね。とシエナは共感します。

『お友達』を求め、各地を彷徨うシエナ。
そんな彼女にとって同じくお友達を求めるダークパンツァーはとても仲良くなれそうな気がしました

まずは彼女に認識してもらう為にシエナは可愛い動物達と仲良くなる為の触れ合いを始めます

くすぐったいよ!とシエナは笑い転げます。

シエナにどんなに狂暴な猛獣でも恐れず、じゃれ付かれたとしても仮初含めて人形の体故の[激痛耐性]とユーベルコードの力により意に介しません
そして、動物が遊び疲れれば『お友達』に迎えようとするでしょう

その姿は悪者に操られる動物を助けようとするプルティアに見えるかもしれません



●『お友達』になりたくて
「あなたも『お友達』を求めるているんだね。とシエナは共感します」
 シエナ・リーレイ(取り扱い注意の年代物呪殺人形・f04107)は転移を終えると、高所に座すダークパンツァーを見上げて言った。
 シエナもまた、『お友達』を求めて様々な世界を彷徨う身。だから似たような目的を持つダークパンツァーと、とても仲良くなれそうな気がしたのだ。
「フヒヒ……変わった猟兵。そうだね、貴方もすぐ『お友達』になれるかも……」
 ダークパンツァーの視線の先で、一頭の虎がシエナに飛びかかろうとしていた。

 虎の体重を乗せた前足が、シエナの無防備な首筋に命中する。
 一瞬、少女の身体はガクンと揺れたが、すぐ何事もなかったように持ち直すと、ゆっくり虎に向かって振り向いた。
「一緒に遊びたいんだね、いいよ。とシエナは微笑みます」

 ユーベルコード【ジュリエッタ・リーレイの願い(カコノショユウシャノオンネンタチノヨウキュウ)】によって強化されていたシエナに、虎の攻撃ではダメージが通らない。
 のしかかって抑え込んでくる虎を、シエナは軽々とひっくり返した。
「うふふ。くすぐったいよ! とシエナは笑い転げます」
 シエナと虎はそのままくるくると転がりあう。傍目には楽しく遊んでいるようにも見える。

「ガルゥ……」
 力で完全に負けていることを理解した虎は、すっかり大人しくなってしまった。
「遊び疲れたの? よーしよしよし、とシエナは首周りを撫でてあげます」
「ガル……ゴロゴロゴロ」
 撫でられた虎は気持ちよさそうに喉を鳴らす。いい雰囲気になってきた。
「嬉しそう。それじゃあ……『お友達』になってね。と、シエナはゆっくり両手を伸ばします」
 だがシエナが虎を『お友達』に迎えようと手を差し伸ばした途端、あまりに不穏な呪詛の気配を野生の勘が察知したのだろう。
「ギャオゥ!」
 虎はまるで子猫のように素早く逃げ走り、鉄柵の隅でぶるぶる震えだしてしまった。
 その様子を見ていた他の獣たちも、たじたじとシエナから距離を取り始める。

「拒否されちゃった。と、シエナは肩を落とします」
「ヒ、ヒヒヒッ! あるある、わかる、かわいそう……ヒヒッ」
 しかしダークパンツァーはシエナに共感したようだ。ソファの上で愉快そうに笑っている。
「じゃあ、あなたがシエナと仲良くなってくれる? とシエナは小首を傾げて尋ねます」
「ヒ!? ダ、ダークプルティアは強いから無理かもね、ヒヒ……。でも私が貴女を『お友達』にするのはありかも……フヒ……」
 シエナのストレートな質問に挙動不審になりつつも、ダークパンツァーは答える。どうあれ興味は引いたようだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

紅葉・智華
※アドリブ・連携歓迎

「プル……なに?」
取り敢えず【情報収集】を事前にして、それっぽい格好を用意してから出撃。本命を【おびき寄せる】為だけど、どうなんだコレ。

猛獣に関しては、オブリビオンでない以上、危険とはいえ必要以上の殺傷は良くないだろうから、適当にアサルトウェポン『刹那』を頭上に発砲して【おびき寄せ】つつ、此方に襲いかかった所を電脳魔術の【選択UC】(盾受け、属性攻撃)の高圧電流で【カウンター】。
動物である以上、恐怖を感じれば退く筈だし、基本的にはこれでいい筈。何より、電脳魔術……魔法っぽいから本命からも狙われ易く……なるのかな本当にコレ。


月守・咲凛
アドリブ他諸々OK。
プルティアー、チェーンソー!
高速飛翔モードで一気に戦場に飛来しながら、地上スレスレから獣の群れをひと薙ぎして、改めて人々の上に滞空して
輝く雨のひとしずく、ティアレイン!
名乗りと共に3カメ方向にポーズを決めながら名乗りを上げます。
私が来たからにはもう大丈夫です、皆さんは身を守って、隙を見て逃げてください。
武装ユニットを近接戦闘モードに切り替えて、ムラサメユニットのチェーンソーで敵を薙ぎ払っていきます、みんなに生き残れる希望を与えなきゃなのです。
プルティアー、ビームダガー!
離れた場所の敵が人に襲いかかるようなら、ムラサメユニットのビームダガーを投げつけて足留めして倒すのです。


尾守・夜野
…今回は最初から最後まで私(女性人格)がいかせて貰うわ
「狼藉はそこまでよ!ティアブラッドローズここに推参!」
コロシアムの外壁の上で太陽を背にポーズを決めながらいい
「はぁ!」
スレイに乗りながらかけ降りましょう
「動物が可哀想と思わないのかしら」
判断能力さえなくす程に餓えた彼ら全員から守るのは厳しいわ

なら…先に飢えを満たしてやればいい!
…まぁオブビリオンのが混ざっているとしても…
お肉にはかわりないし取り込んだ時の状態のをブレンドしてるから…
ミンチになってたりする子が出てくるんじゃないかしら
人より血の香を纏い動きの鈍い「私」達が相手をしている間に守りやすいよう誘導するわ

アドリブ連携歓迎



●登場
「プル……なに?」
 依頼内容を聞いた紅葉・智華(紅眼の射手/自称・全サ連風紀委員・f07893)の第一声はそれだった。
 しかし冷静を心掛ける智華のこと、転移までの限られた時間に情報収集を行い、それらしい格好に着替えて出撃する。はたして上手くいくのか。

 青い空から、超スピードで舞い降りる小さな影。高速飛翔モードの月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)だ。
「プルティアー、ビームダガー!」
 まずはビームダガーを足下に投擲し、猛獣たちの動きを牽制。
「プルティアー、チェーンソー!」
 更に地面スレスレまで迫るとビームチェーンソーを一閃。群衆と獣たちを閉じ込めている鉄柵を斬り飛ばす。
 それから高度を上げて人々の頭上に滞空すると、決めポーズ!
「輝く雨のひとしずく、ティアレイン!」

 レインの名乗りに続くのは尾守・夜野(墓守・f05352)だ。
「はぁ!」
 気合と共に壁に飛び乗り、太陽の輝きを背にポーズを決める。
「深紅の薔薇は夜に咲く、ティアブラッドローズ!」
 名乗りを終えたブラッドローズの横には、乗騎であるスレイプニルが並び立つ。
「行くわよ、スレイ!」
「ぶるる!」
 スレイに跨り、一気に獣たちの頭上を飛び越えると、群衆を守るように立ち塞がる。

「さあ、次はあなたの番よ」
「どうぞなのです!」
 ブラッドローズとレインの視線の先には、プルティアらしい衣装に身を包んだ智華の姿。2人が促した為に、群衆やダークパンツァーの視線も自然と智華に集まる。
「え、私もやる流れ? ……いや、それはそうなるか。ええい、いくであります!」
 一瞬素に戻ってしまった智華(22歳)だが、覚悟と共に決めポーズ!
「赤く色づく秋、ティアメイプル!」
「よく出来たわ」
「ばっちりです!」
 わあ、と、群衆の中の比較的元気な者たちから歓声が上がる。
「さあ、私たちが希望を示すのです!」
「狼藉は許さないわ!」
「皆の笑顔を取り戻すであります!」
 プルティアたちは各々の活躍を始める。

「私たちが来たからもう大丈夫です!」
 まだ怯えを残す人々を安心させようと、レインは明るく声をかける。
「待ってて下さい、すぐ出られるようにするのです!」
 髪の結晶を輝かせ、ビームチェーンソーを構えてくるくる回転。ビームの刃は飴細工のように鉄柵を切り裂いていく。
「やった、これで脱出できるぞ!」
「ありがとうプルティア!」
 レインが切り開いた希望の道。人々に元気が戻る。後は猛獣たちを何とかすれば脱出を始められるだろう。

「危険とはいえオブリビオンでない以上、必要以上の殺傷は良くないでしょう」
 何より死体が増えるほど敵の戦力が増す危険がある。そう判断したメイプルは一計を案じる。
「さあ、向かってくるであります。私が相手をしてあげます」
 獣たちの前に立ちはだかったメイプルは、タァン、タァンとアサルトウェポン『刹那』を頭上に発砲。より注意を自分に集める。
 と、数頭の狼たちが、矛先をメイプルに定めて飛びかかってきた。
「ヴェンジェンス……いや、プルティア・ライトニングウォール!」
 精一杯プルティアっぽい技名を叫びながら電脳魔術を起動。
 不可視の壁が展開され、それに触れた狼たちには威力を絞った電撃が飛ぶ。
「キャインキャイン!」
「ここから先へは通さないでありますよ!」
 追い返された狼たちは我先にと、レインが広げつつある鉄柵の穴へ向かって逃げていった。

「動物たちを捕まえて、可哀想とは思わないのかしら」
 ブラッドローズは同情の目で眼下の獣たちを見る。彼らはブラッドローズが纏う血の匂いに惹かれて集まったのだが、スレイの異様を恐れて向かっては来れずにいた。
「餓えて我を忘れた彼らを相手にするのは厄介だわ。
 なら……先に飢えを満たしてやればいい!」
 ブラッドローズは【還元式混沌創造(テキトウコントンメーカー)】を発動。刻印に取り込んでいたものを混ぜたキメラが、いま戦っている対象に有効な姿で召喚される。
 今回あらわれたのは、生まれた時から全ての細胞が食肉の培養肉キメラたち。
「あら、これは使い方を考えるまでもないわね」
 肉キメラは猛獣たちに噛みつかれ、あっという間に彼らの腹に収まった。
「さあ、お帰りはあちらよ」
 幸運にも餌にありつけた一部の獣は戦意を失い、ブラッドローズに促されて鉄柵の穴から逃げていく。

「フヒヒッ……猟兵がちっちゃいプルティアに……眼鏡ティアに……男の子ティア……珍しい、本物なの?」
「本物なのです!」
「も、勿論であります……」
「ちなみに言っておくと、私は身体は男だけど今日の人格は女よ」
 好奇の視線を向けるダークパンツァーに、プルティアは口々に答える。
「フヒ……偽物の私の所に本物のプルティアが来てくれるなんてぇ。『お友達』にしたぁい……」
 ダークパンツァーの目に暗い光が灯る。猟兵たちは更に彼女の興味を引けたようだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

黒木・摩那
【WIZ】
人々に戦いを強いて楽しむとか、
随分とこじらしてしまったオブリビオンですね。

このまま好きにやらせておくわけにはいきません。
拉致された人々を助けて、オブリビオンを骸の海へと返しましょう。

まずはオブリビオンの興味を惹かねばなりませんが、
剣や銃を使う猟兵はたくさんいても、ヨーヨーを使う猟兵は他にいません。
珍しい武器だから十分に目立つでしょう。

ヨーヨー『エクリプス』で戦います。
ヨーヨーの外周の刃を出し入れしつつ、猛獣たちを【先制攻撃】【なぎ払い】。

【動物と話す】【言いくるめ】で猛獣たちに、これ以上攻撃するとこちらも容赦しないと警告します。
それでも来るならば、UCで変換した蟻がお相手します。



●ヨーヨーの戦い
「人々に戦いを強いて楽しむだなんて、随分とこじらせてしまったオブリビオンですね」
 黒木・摩那(冥界の迷い子・f06233)はスマートグラスの奥の鋭い眼光でダークパンツァーを睨む。
「フヒ? ……ヒヒヒッ」
「このままあなたの好きにやらせておく訳にはいきません……拉致された皆さんを助け出し、あなたには骸の海へ還って貰います」
 笑ってごまかそうとするダークパンツァーに、摩耶はぴしりと言い放つ。その手に超可変ヨーヨー『エクリプス』を輝かせて。
「フヒ……かっこいい……」
 周囲に猛獣が迫る中、宣言を終えた摩耶は身を翻し、長い髪を棚引かせてダークパンツァーに背を向けた。

「近寄ると痛い目に遭いますよ」
 摩耶は『エクリプス』の刃を出し、先手を打って獣たちの眼前を一薙ぎ。動物と話すスキルによって、摩耶の言葉は彼らに届いている筈だ。
「グルル!」
 それでも怯まなかったひときわ大きな狼が、咆哮と共に襲い来る。
「当たりませんよ」
 摩耶はすれすれで身を躱しながら、指抜きグローブを嵌めた手を素早く操った。逆にエクリプスのワイヤーで狼を絡め取る。
「このワイヤーには電流を流すことも出来ます……それをお望みですか?」
「キャウン……」
 絡め取られて身動きできなくなった狼は服従の意を示し、摩耶は彼を解放する。
「あなた達、このまま荒野へ去るなら私は何もしません。まだ続けたいのなら……」
 『エクリプス』の刃をシュッと出し入れし、足下に【墨花破蕾(フルール・ノワール)】の蟻を這わせながら、摩耶は獣たちを見据える。
 結局、彼らはすごすごと鉄柵の穴から荒野へ退散していった。

「フヒヒ……強いし珍しい武器……」
 そんな摩耶の後ろ姿を眺めていたダークパンツァーは彼女にも興味を引かれるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アーデルハイド・ルナアーラ
この姿になってから活動するのは初めてだけど......もふもふを求めてやってきましたアポカリプスヘル!

人助けの為でもカワイイ動物たちに怪我をさせるのは避けたいわね。ここは、私の魔法少女(24)の力(物理)を使って動物達とお友達になるわ!

月光の杖を叩きつけて地面にクレーターを作り出し、その中で動物達とキャッキャウフフするわ。【動物使い】でコミュニケーションを試みる。残念ながら分かり合えなかった場合は拳で語り合うしかないわね!
熊でも虎でもかかってきなさい!手加減はしてあげる!

アドリブ歓迎、※動物の殺害NG


ランディス・ティンバーウルフ
ガウ!!
コンナ、コト、サセナイ!!
ボク、ドウブツ、トモダチ!!
ゲフェン(狼)!!バギ(黒豹)!!
ソシテ、マッキー!!(UCでクマを呼び出す)

コンナコト、ヤメサセル!!
アイツ、ネライ、シタイ、フヤスコト!!
ソンナコト、サセナイ、ゼッタイ!!

という事で、バギとゲフェンとマッキーで各々動物に向かっていく。
抑えながら、獣奏器で音を奏でて猛獣たちをおとなしくさせる。
「ガウ、ミンナ、トモダチ、ナレル!!」
多分、みんな肉食だろうし、草食獣(シカとかイノシシとかの)の肉を分け与える。
それでも無理なのは、ある程度攻撃(ダガーは不使用)して、猛獣が劣勢になるようにして優劣を決めて従順に躾ける。

アドリブ歓迎



●仲良くなる方法
「ガウ!!」
 オブリビオンの所業に怒って吠えるのはジャングル育ちの野生児、ランディス・ティンバーウルフ(狼少年・f04939)。
「コンナ、コト、サセナイ!! ボク、ドウブツ、トモダチ!!
 ゲフェン!! バギ!! ソシテ、マッキー!! オネガイ、チカラ、カシテ!!」
 ランディスの頼みに応じて狼のゲフェンと黒豹のバギ、そして召喚された熊のマッキーが彼の周囲に集う。
「コンナコト、ヤメサセル!! アイツ、ネライ、シタイ、フヤスコト!! ソンナコト、サセナイ、ゼッタイ!!」

「わあ、すごくもふもふ!」
 そんなランディスたちの様子に目を輝かせるのはアーデルハイド・ルナアーラ(大魔王に呪われた魔女・f12623)。
「これは私も負けていられないわね。
 もふもふを求めてやってきましたアポカリプスヘル!
 小さくなってもパワーは同じ! 迷宮生まれの魔法少女アーデルハイド! もふもふの動物たちとお友達になってみせるわ!」
 一時的に小さくなった身体で月の魔杖を掲げ、魔法少女(24歳)はポーズを決めて見せる。

「ガルルルルゥ」
 ライオンの群れと、ゲフェン、バギ、マッキーは睨み合い、威嚇し、或いは互いを抑え込もうと力を比べ合う。そこへ響く、ランディスの吠え声。
「ガウ、ミンナ、トモダチ、ナレル!!」
 友達がライオンを抑えてくれている間に、ランディスは獣奏器を取り出し、演奏の準備をしていたのだ。
 動物にも解る言葉で叫ばれた声に、何事かと獣たちも注意を向ける。ランディスは静かに獣奏器を奏で始めた。
 それは陽気な音楽だった。争いを止め、踊り出したくなるような。ジャングルの緑と雨と風の音、色とりどりの鳥の声。灰色の廃虚の中にいて、そんな風景が脳裏に浮かんでくる。
 気づけばライオンたちとゲフェンたちはいがみ合いを止めていた。あるものは伸びをしながら、あるものは毛繕いをし、またたてがみや尻尾を揺らして、演奏に身を任せている。
「イマ、スコシ、ニク、アル!! ミンナ、ワケアウ!!」
 ランディスはゲフェンたちの為に持って来ていた草食獣の肉を取り出す。獣たちを満腹にするには足りない量だったが、ライオンたちと狼と黒豹と熊は不満もなく肉を分け合い、ささやかに腹を満たした。
「ゴロゴロ」
「ワカッタ!! マダツヅケル!! ミナ、キク、ボク、ウレシイ!!」
 動物の言葉が解るランディスは、自分を囲む獣たちに頼まれるまま、再び獣奏器を手に取り、にこやかに演奏を始めるのだった。

「グオオオ……」
 小さなアーデルハイドを、大きな熊たちが取り囲む。魔法少女(大人)はまっすぐに彼らを見上げ、言った。
「あなた達、足下に気をつけてね」
「?」
 月の魔杖を高く掲げる。
「握力×スピード×女子力=破壊力!! いっくわよー!!!」
 ドゴォ! 掲げた杖を足下に叩きつける、【魔杖よ、大地を穿て(アルマゲドン)】の一撃。轟音と共に周囲の地面が陥没し、クレーターの中にアーデルハイドと熊たちを閉じ込めた。
「どう? すごい女子力でしょ! というわけで、私とお友達にならない?」
 ウインクして女子力アピールしながら、動物使いの技も持つアーデルハイドは熊たちに語りかける。彼らの返事も、アーデルハイドには何となくその意味が伝わった。
「グオオ(おめぇ、強ぇな……でも、俺より強ぇかはまだ解らねぇ)!」
「なるほど、拳で語り合いたいわけね」
 頷くと、月の魔杖を地面に突き立て、両手を自由にする。
「いいわよ! 熊でも虎でもかかってきなさい! 手加減はしてあげる!」
 大乱闘が始まった。

 魔法とはいったい何だったのか。土煙をあげてボコスカ暴れ回るアーデルハイドと熊たち。
 闘いが終わり煙が収まった時、最後に立っていた者は……熊の拳を受け止める怪力の持ち主、アーデルハイドだ!
「勝者の特権! 私とお友達になって貰うわよ!」
 笑顔で勝ち誇るアーデルハイド。
「ガオゥ(負けたぜ、おめぇには。好きにしな……)」
 力いっぱい暴れ回った熊たちの表情に苦しさは無く、どこか安らかだ。
「やったわ! もふもふー!」
「ガウガウ(ははは、よせやーい)」
 アーデルハイドにもふもふされて熊たちも満更ではなく、彼女らはキャッキャウフフと過ごすのだった。

「ヒッ……会ったばかりの猛獣と……お友達になった……あんなに簡単に……」
 本当に簡単なのかは別として、彼女にはそう見えたのだろう。ソファの影から顔だけ覗かせて眩しそうに、ダークパンツァーはランディスとアーデルハイドを眺める。
「すごい……欲しいなぁ……『お友達』に……」
 どんよりと濁った視線を、ダークパンツァーは2人に送った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『ウォーキングタンク』

POW   :    機銃掃射
【砲塔上部の重機関銃】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    対猟兵弾
【対猟兵用の砲弾を装填した主砲(連続砲撃)】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
WIZ   :    キャニスター弾
単純で重い【散弾】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。

イラスト:良之助

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「フヒヒ……強さ、優しさ、愛、勇気、希望……友情……。猟兵って素敵。『お友達』にしたいなあぁ」
 暗い情熱を、ダークパンツァーは猟兵たちに向ける。拉致してきた一般人や獣たちのことは、もう眼中にない。
「行け……ウォーキングタンク……ターゲットは猟兵……『お友達』を作って……」
 彼女が手を翳すと、配下のオブリビオンが召喚される。両脚戦車が猟兵の前にずらりと立ち並んだ。
 猟兵の背後には、鉄柵に開けられた脱出路を目指す、人や動物の姿。弱って歩けない誰かを背負うなどする者もいて、全てが逃げ終わるまでには時間がかかりそうだ。
 そんな人々の事情など意に介さず、ウォーキングタンクたちは猟兵に砲身と機銃を向ける。
 背後の群衆に被害が及ばないよう、工夫して戦わなければならない。
月守・咲凛
【ワンダレイ】のブラッドローズとウィッチと獣神サンダーと一緒に参加。 尾守さん守りは任せるのです!私は機動力を活かして一気に敵の群れに飛び込むのです。 二刀流チェーンソーでクルクル回りながら敵の中を飛び回り、敵の狙いを散らします。
戦いながら獣神サンダーの技名がプルティアしてない事に気付いて、慌てて『プルティア』と書かれた看板を獣神サンダーに見せたり、ウィッチの雷鎖で捕まえた敵をまっぷたつにしたり、暴れ回ります。
トドメいきますよー、とみんなに声をかけて自分もユーベルコード発動、召喚した武装ユニット群から
「プルティアー、ロケットパァーンチ!」
腕部ユニットを全部飛ばして140連パンチで攻撃です。


尾守・夜野
■ワンダレイ
「くっ…遠距離攻撃なんて!…
レイン!サンダー!ウィッチ!
…お願い!」

私は一般人が逃れるまで防衛に専念するわ
…そも遠距離攻撃手段ほぼないけど

「ティアマジックサークル!」
とりあえず選択UCを前方に展開し…
意思持たぬ弾丸にはご退場願いましょうか!

スレイに乗ったまま前進すれば弾が広がりきる前…広範囲に散らばる前に防げるはず

「こんな物かしら?」
ウィッチが何かやり始めたようね?
挑発し時間を稼ぐわ

人が逃げたみたいね
合図に合わせスレイに上空に連れていって貰い、皆(剣)を鉄扇に変え…陣の方向を真下にし再起動
「プルティアカウンターマジック!」
出てきた弾を思い切り下に弾くわ
物理?刻印使ってるから魔法よ


メンカル・プルモーサ
【ワンダレイ】の皆と参加
ティアウィッチ2nd見参……
(装備が杖→剣になったので番組後期モード)
防御はブラッドローズに任せて……その間に前衛の援護に回るよ…
ウォーキングタンクに向けて【連鎖する戒めの雷】(プルティアサンダーチェーン)を発動…雷鎖で縛り付けることで動きを封じて時間を稼ぐよ…
そしてレインとサンダーが前衛で大暴れしているうちにタンクへとプルティアハッキング…タンクのターゲット設定を猟兵や一般人から周囲のタンクへと書き換え……
これで一般人からタゲそらしをすると共に同士討ちで数を減らしていくね……
今がチャンスだから…みんな、決めちゃって…


アーデルハイド・ルナアーラ
【ワンダレイ】で参加
今度の相手は「ろぼっと」ね。久しぶりに見たわ。もふもふじゃなくて機械相手なら遠慮はいらないわね!魔法少女・獣神サンダープルティアの力を見せてあげる! まっすぐ突っ込んで行って、とりあえず一匹ぶん殴って倒すわ。食らえ雷パンチ!そしたら足を掴んで振り回し、武器の代わりにして次々と敵を倒して倒していくわね! えっ、技名もプルティア風縛りなの?じゃあ......プルティアアーマー!(オーラ防御)プルティアジャイアントスイング!これで私もプルティアね!


紅葉・智華
※アドリブ・連携歓迎

背後の人々に犠牲を出す訳にはいかない。なるべく攻撃を此方に引き付ける必要があるでありますね。
電脳魔術を用いて蜃気楼を発生させる。これによって、背後の人々を敵から視認できないようにしつつ、私自身の位置情報も誤認させる(目潰し)。
その上で【ダッシュ】で一気に接敵する。蜃気楼で誤った場所に攻撃を【おびき寄せ】、その際に生まれた隙を突く形で『刹那』を連射(2回攻撃,クイックドロウ)。更に近づいて『刹那』の刃部分で【串刺し】にして【零距離射撃】。1機を仕留めたとしても油断せずに、直感(第六感、見切り)や経験(戦闘知識)を基に次の標的に接敵開始する。
「手を出させないでありますよ……!」



●掃討
「煌めく魔力の輝き、ティアウィッチ2nd……悪事は全てお見通し……と」
 居並ぶ敵を前に、メンカル・プルモーサ(トリニティ・ウィッチ・f08301)がティアウィッチとして名乗りをあげる。武器が杖から剣に変わった強化フォームだ。
「さて、防御は任せていいかな?」
 いくつもの砲身がこちらを向き、今にもユーベルコードを発射しようとしている。その様子を見て取ったウィッチは冷静に仲間に問いかけた。
「はい、決して犠牲は出させない……攻撃を誘導するであります!」
「遠距離への攻撃は苦手だから……防御は任せて!」
 ウィッチに応えたのはメイプルとブラッドローズ。

「誰にも手を出させないでありますよ……メイプル・クリムゾンミラージュ!」
 メイプルの電脳魔術が蜃気楼で何体もの自分の姿を生み出し、タンクのセンサーを欺く。
「吶喊であります!」
「行くのです!」
「あっ、私も!」
 幻影に向かって放たれた対猟兵弾はむなしく地面を穿つ。その隙にメイプルとアーデルハイドは弾の雨の横を悠々と駆け抜け、レインも風切り音と共に飛ぶ。タンクの列に接近しながらもメイプルは『刹那』を連射し、いくつかの砲口を潰した。

「ブラッドローズ・マジックサークル!」
 スレイに跨ったブラッドローズは、キャニスター弾の嵐の中へ突っ込む。地形をも破壊する散弾が撒き散らされれば避けることは困難、もし避けても背後にいる人々に炸裂するだろう。
「きゃああっ!」
「なんて数の弾幕だっ」
 人々が怯えた声をあげるが。
「意思持たぬ弾丸にはご退場願いましょうか!」
 しかしブラッドローズが展開した巨大な魔法陣は、散弾が広がりきる前にそれらを吸い込み、精神世界へと誘ってしまった。
「こんなものかしら? もっと撃ってみなさい!」
 スレイを跳ね回らせて敵の気を引き、ブラッドローズは何度も魔法陣に弾を吸収していく。
「プルティアが守ってくれた!」
「ありがとう!」
 砲撃から守られた人々は口々に、プルティアに感謝の言葉を述べた。

「守られている間に、私は前衛を援護するよ……」
 ウィッチが剣を翳すと、無数の魔法陣が展開されタンクを取り囲む。
「プルティア・サンダーチェーン」
 魔法陣は雷の鎖を吐き出し、手近なタンクを絡め取る。更にはタンクからタンクへと伸びて伝播していき、雷光が敵の群れを包んだ。
 戦車たちが動きを縛られている隙に、前衛は更に駆ける。
「今の内に、もっと近づけるわ!」
「了解であります!」
「ウィッチ、助かります!」
「どういたしまして……さて」
 続いて、ウィッチは手近なウォーキングタンクに歩み寄る。雷の鎖で完全に動きを止められているそれに向けて、解析用の術式を走らせる。
「自律行動可能な二足歩行の戦車……制御用プログラムはどうなっているかな?」
 ウィッチの眼鏡の奥の眠たげな瞳が、好奇心に輝いた。

 仲間の支援によって、前衛たちはタンクに十分に接近した。無数のタンクの中には雷を振り切って行動の自由を取り戻すものや、雷の効果時間が切れて動き出すものもあり、それらがプルティアを迎え撃つ。
「今度の相手は『ろぼっと』ね。久しぶりに見たわ。もふもふじゃなくて機械相手なら遠慮は不要!」
 とん、とん、とリズムを取るように跳ねるアーデルハイド、いや……。
「この魔法少女・獣神サンダープルティアの力を見せてあげる!」
 よく解らない名乗りと共に、獣神サンダープルティアが踏み込む。一瞬、彼女の姿が掻き消えたように見え……次の瞬間には小さな身体は空中、タンクの目前に浮いている。別に技ではない、ただ怪力でジャンプしてまっすぐ突っ込んだだけだ。
「食らえ雷パンチ!」
 思い切り拳を叩きつける。地響きがして、殴り倒されたタンクが地面にめり込んだ。
「かわいく着地してからの~……あら?」
 その時サンダーの視界に、『プルティア』と書かれた看板が映った。看板を掲げたレインが、一生懸命サンダーの目に留まるように動き回っている。
「ああ、技名もプルティア風にしてっていうことね? え~っと、じゃあ……」
 考えるサンダーの目の前で、タンクが足を高く上げる。小さなサンダーを体重をかけて踏みつぶすつもりだ。
「こうかしら? プルティア・アーマー!」
 両手を掲げてオーラ防御を展開しつつ、サンダーは降り下ろされた足を受け止めた。そのまま力任せに押し返すと、タンクはバランスを崩して転倒する。
「プルティア・ジャイアントスイーング!」
 そして倒したタンクの足を掴み、豪快に振り回す。それを武器の代わりにして他のタンクを薙ぎ倒していく。
「これで私もプルティアね!」
 仕上げにタンクを放り投げてぱちりとウインク。
 技名にプルティアとついたことで、レインも『○』と書かれた看板を出してにこにこ顔だ。実際、サンダーの戦い方はプルティアたちの中で一番プルティアらしいかも知れない。

「フヒヒ……変わった名前のプルティアに、実弾兵器を使うプルティア……色んなプルティアがいるんだなぁ……」
 ちなみにダークパンツァーはあまり形式を気にしないらしく、プルティアたちの活躍をうっとりと見守っていた。

「これでひと安心、戦いに専念するのです。行きますよー!」
 宣言するレインの、力いっぱい広げた両手に握られるのは、輝くビームチェーンソー。脅威を感知したタンクたちは機銃掃射でレインを狙うが。
「当たりません!」
 レインの高速機動に、タンクの照準は追いつけない。しかもレインは敵の群れの中をくるくる回って斬りつけながら飛ぶことで、攻撃と回避を同時に行っている。タンクたちは立ち塞がれば両断され、同士討ちを恐れて思い切った砲撃も出来ない。
 かくしてタンクの銃撃は空を切り、レインのビームチェーンソーは次々に装甲や砲身を斬り飛ばしていった。

「ティアスキャン!」
 メイプルはといえば、義眼を通した電脳魔術でタンクの構造を走査。弱点を割り出した。
「そこであります!」
 蜃気楼を出して攻撃を逸らし、『刹那』の刃部分を装甲の隙間に突き立てる。こじ開けた装甲の内側に、零距離での射撃を叩き込んだ。動力部を破壊されたタンクは煙を上げて機能を停止する。
「まだ気を抜かない……っ」
 1機を倒しても、まだ大量にいる敵の攻撃は続く。背後からの射撃に油断なく飛び退きながら、仲間とも情報を共有する。
「人間でいう所の心臓に当たる位置が弱点であります!」
「なるほど、そうだったのね!」
「有益な情報なのです!」
 応える仲間たち……なのだが、サンダーは相変わらず敵をボコボコに殴って動かなくするし、レインは真っ二つに切断して倒していく。
「うん……さてはあんまり関係ないわね?」
 思わず素に戻って突っ込みを入れつつ、メイプルは次の標的に狙いを定めるのだった。

 一方その頃、ウィッチはソフトウェアの解析を終えていた。
「解析完了……攻性術式用意。プルティア・ハッキング……」
 浸透破壊術式を乗せた小さな魔法陣を、タンクたちのカメラの前に出現させる。術式は映像を通してタンクの制御プログラムに侵入し、ターゲット設定を書き換えた。
「捕まっていた人たちはみんな逃げ終わったわ。……こちらへの砲撃も完全に止んだみたいね」
 今までマジックサークルで後方への攻撃を吸収し続けていたブラッドローズだったが、役目が終わったことを察してウィッチに歩み寄る。
「そう……術式が上手く作動したよ」
 設定を変えられたタンクたちは同士討ちを始めている。その様を見て、ウィッチは小さく頷いた。そして仲間たちに告げる。
「今がチャンスだから……みんな、決めちゃって……」
「そういうことなら私も!」
 ブラッドローズはスレイに頼んで上空へと飛んだ。

「私は敵を集めるわね」
「右に同じ!」
 同士討ちしだしたタンクたちを、サンダーは掴んだタンクを振るって、メイプルは『刹那』による射撃で、広場の中央へと追い込んでいった。

「今まで受けた分はお返しするわ!」
「トドメ、いきますよー!」
 上空からブラッドローズとレインの声が響く。2人は中央に集められたタンクたちを片付けるべく、真上から最後の攻撃を繰り出した。
「プルティア・カウンターマジック!」
「プルティアー、ロケットパァーンチ!」
 ブラッドローズが空中に開いた魔法陣からは、今までに受け止めて精神世界に吸収していた砲弾が降り注ぐ。
 レインは複製した140の腕部兵装ユニットを操り、自分の腕の動きに合わせて一斉に降り下ろした。
 轟音と飛礫を舞い上げて、砲弾の雨が地面を抉り、辺り一帯をクレーターに変える。その中に立っていたタンクたちは、或いは原型を留めないまでに破壊され、或いはボロボロにされながら立ち尽くす。
 しかしまだ立っているタンクたちも、レインの140連パンチによって動力部を貫かれ、爆発四散するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ランディス・ティンバーウルフ
ガウ!!
ナンダ、コイツ!!
ミョウナ、カタチ、シテル!!

コレ、タブン、ジャクテン、アシ。
コウナッタラ、ミンナ、アシ、ネラウ!!

潰れそうな場合は、一旦離れる。
その時に硬そうだと思った場合は、マッキー(熊)に上から叩いてもらう。
仰向けに倒れた場合は、胴体部分を斬りかかる、

動物たちはゲフェンとバギに頼んで先に退避させる。
「ガウ、ミンナ、アッチ、ムカッテ」


厄介だと思ったらシーフズ・ガンビット

アドリブ歓迎


黒木・摩那
お友達がたくさん出てきたじゃないですか。
ちょっと武骨なのが気になりますけど。

しかし、まだ避難が完了していないところで暴れられては困ります。
ここは防御に徹しつつ、反撃を狙いましょう。

避難民を背後にして、
UC【暗黒球雷】で吸収球を展開。
相手からの弾や砲弾をスマートグラスで弾道計算し、
着弾点まで【念動力】で動かして、吸い込みます。
そして、吸い込んだエネルギーを魔法剣『緋月絢爛』に回します。

反撃に剣の攻撃範囲を伸ばして、【衝撃波】で【なぎ払い】ます。


シエナ・リーレイ
■アドリブ・絡み可
あなたは魔法少女って好き?とシエナは問い掛けます。

ダークパンツァーと更に仲良くなる為の対話を重ねるシエナ
ある程度質問をした所で現れた魂を持たない『お友達』候補達を恐れる事無く立ち向かいます

彼女が魔法少女を好むなら【選択UC】で魔法少女「フレンドリーシエナ」に変身すると[怪力]で振るわれるマジカルピコハンで戦車人形を次々と沈黙させてゆきます
逆に魔法少女を好まないようであれば【動物さん達がお送りする癒しのひと時】で呼び出した動物の『お友達』と共に遊び始めます
そして、沈黙した人形を【スカートの中の人形世界】に仕舞う事を試みます。

今度こそわたしと遊びましょ!とシエナは笑顔で誘います。



●また掃討
 戦場は広く、敵は多い。プルティアたちの戦いと同時刻、他の猟兵たちもまた戦闘を繰り広げている。

「お友達がたくさん出てきたじゃないですか。ちょっと武骨なのが気になりますけど」
 立ち並ぶタンクを前に、摩那は皮肉気に言い放つ。手にした魔法剣『緋月絢爛』は日の光を受けて様々なルーン文字を輝かせている。
「ガウ!! ナンダ、コイツ!! ミョウナ、カタチ、シテル!!」
 手足のある戦車に目を丸くするのはランディス。しかしすぐにゲフェンとバギに指示を出す。
「ガウ、ミンナ、アッチ、ムカッテ。コンラン、ナイヨウ、ユウドウ」
 狼と黒豹は一声鳴いて了解の意を示すと、戦意をなくした動物たちの下へ向かう。そして彼らがスムーズに逃げられるよう動物語で誘導を始めた。この行動によって動物たちも無事に荒野へ逃げおおせるだろう。その後は野生の世界に生きることになる。

「人間も動物も、まだ避難は完了していない……ここは防御しつつ反撃の機を窺うとしましょう」
 摩那は【暗黒球雷(スフェール・テネブル)】を発動。全身を覆うようにいくつもの黒いエネルギー球が現れる。
「散開!」
 摩那の念動力で操作された球雷たちは、敵の予測弾道上へ展開する。
 これを警戒したタンクたちは迎撃すべくユーベルコードの弾を発射するが、球雷に触れた弾は全てのエネルギーを奪われ、灼かれて消滅した。

「コレ、タブン、ジャクテン、アシ。コウナッタラ、アシ、ネラウ!!」
 暗黒球雷が飛び交う下を、ランディスは敵に向かって走る。
 吸われ損ねた弾が彼に向かって飛ぶが、危険を察知して【シーブズ・ギャンビット】を発動。
「ガウ!!」
 既製服を脱ぎ捨てて腰布だけの姿になると、加速して弾丸を躱す。口にナイフをくわえ、長い手足を躍動させて四足獣のように地を駆ける。
「フヒッ! 露出ぅ……」
 日焼けしたランディスの素肌に、ダークパンツァーは手で目を覆う。ふりをして指の隙間からまじまじと見ている。
「ツイタ!! ココ!!」
 タンクの足下まで迫ったランディスは足甲にナイフを突き立て、バランスを崩すタンクにさらに追い打ち。
「マッキー、オネガイ!!」
 【森の友達の熊さん(ブラックベア・マイフレンド)】で再召喚されたマッキーがバランスを崩したタンクを上から殴りつけ、完全に地面に倒す。
 更なるマッキーの拳打で砕けた装甲の隙間に、何度もナイフを突き立てると、タンクは大きく唸りを上げて機能を停止した。

「あなたは魔法少女って好き? と、シエナは仲良くなる為に更に問い掛けます」
 シエナがじいっと見上げる先には、もはや立ち上がって観戦しているダークパンツァーの姿。
「フヒ……ま、魔法少女と一言で言っても……存在が色々なジャンルに渡っていて、とても一括りには語れないのであって……」
「ふむふむ、とシエナは頷きながら耳を傾けます」
 何やら長い語りを始めてしまったダークパンツァーに、シエナは辛抱強く相槌を打つ。
「だ、だから好きかどうかは見てみないと解らない……フヒ……」
「そうなんだ……とシエナは少し困り顔をしますが、意を決して変身します」
「フヒ!?」
 お人形がシエナにマジカルフレンドリーステッキを手渡し、彼女がそれを掲げる。全身が輝きに包まれ、それが収まった時……。
「魔法少女フレンドリーシエナ、『お友達』を求めて只今参上だよ! とシエナは決めポーズと共に名乗ります」
 愛らしい衣装にチェンジし、マジカルピコハンを手にしたシエナが笑顔でポーズを決めていた。
「いっくよー! とシエナは軽快にジャンプします」
 ピコハンを振りかぶり、軽々とタンクの頭上まで跳び上がるシエナ。
 タンクは機銃で迎撃を試みるが、弾道上を漂う暗黒球雷に全て吸われてしまった。
 やむなく両腕でガードするタンクに対し、怪力でピコハンが降り下ろされる。
 伝わる衝撃に大地が震え、腕を壊されたタンクが膝を突いた。
 もう一度、容赦なくピコハンを降り下ろすと砲身が折れ、脚部が地面にめり込む。
 もう一度。もう一度。最後にはタンクは完全に地面に埋まってしまい、身動きも出来なくなった。
「どうかな? と、シエナははにかんで振り返ります」
「フヒヒ! かわいいし、強ぉい……」
 ダークパンツァーは拍手を返す。
「それじゃあ、今度こそわたしと遊びましょ! とシエナは笑顔で誘います」
「ヒッ……」
 友好的な誘いに気後れしたらしいダークパンツァーだったが、すぐに思い直して続ける。
「そ、そうだ。『お友達』になった後でね。『お友達』なら何があっても引かれないし怖くない……フヒヒ……」

「そろそろいいでしょう」
 人々の避難が終わった頃。摩那は『緋月絢爛』を構え、タンクの列に向ける。暗黒球雷が今までに吸ったエネルギーを注がれ、刀身のルーンはひときわ強く輝いている。
 射撃は無駄と判断したタンクたちは、摩那の周囲に迫っていた。手足を振り上げ、重量で圧殺しようとしてくるが。
「遅かったですね。既に十分なエネルギーを頂きました」
 言い終えると、摩那は踊るように身体を回転させ、剣からの衝撃波で周囲を薙ぐ。
 蓄積されたエネルギーの奔流を受け、タンクたちは弾き飛ばされた。装甲は砕け、もはや動かない。
「この程度では終わりませんよ」
 冷静に言い放つと、別のタンクたちに剣を向ける。脅威を認識したタンクから砲弾の雨が降り注ぐが、自分周辺に引き戻した球雷に全て受け止められ、更なるエネルギーを摩那に供給するに過ぎない。
 何度となく剣を振るって衝撃波を放ち、摩那は数々のタンクを屠った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『ダークプルティア『ダークパンツァー』』

POW   :    バフ盛り盛り最強…ダークネスアルメー
自身が操縦する【レベル×1機召喚した、遠隔脳波操縦戦車】の【主砲威力と機銃威力と索敵能力と移動速度】と【装甲と攻撃範囲と装填速度と反射速度】を増強する。
SPD   :    私自身が最高戦車…!ダークネスユーバーファル
【装填速度の速い腕部主砲、肩の範囲ミサイル】による素早い一撃を放つ。また、【脚部のキャタピラを展開し移動速度を上げる】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ   :    フヒヒ!友達になろうねぇ…ダークネスクンパーン
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【自身と同じ装備で戦うゾンビ兵士】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。

イラスト:すねいる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はシズホ・トヒソズマです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 歩行戦車は全て沈黙した。拉致されていた人々も無事に退避を終え、廃虚の広場に残されたのは猟兵たちともうひとり。
「あーあ、ウォーキングタンクぜんぶ壊されちゃった。のしのし歩いて可愛かったのに」
 声と共に、観戦席から跳び下りて来るダークパンツァー。残骸が燃え燻る中、風に乗って微かな死臭が届く。青白い肌をしたゾンビの少女は、愉快そうに笑い声を漏らした。
「フヒヒ……でもタンクを蹴散らす強さは解釈一致だし。こんなキラキラした猟兵が私を倒しに来てくれるなんて幸せ……皆『お友達』にしたぁい、ヒヒ……!」
 うわごとのように喋り続けながら、砲口をこちらに向けてくる。最後の戦いの始まりだ。

 猟兵の活躍によって、今日は死者も気絶者も出ていない。しかし予知によれば、もっと以前から用意してあるゾンビを地中に潜ませてあり、ユーベルコードに利用することは出来るという。下からの攻撃にも注意が必要だろう。
黒木・摩那
さて、いよいよ残るはひとり。
オブリビオンというのも差し引いても、随分とこじらせてしまいましたね。
残念ですが、『お友達』作りもここまでです。

ヨーヨー『エクリプス』で戦います。
ヨーヨーで叩き落して【武器落とし】したり、【先制攻撃】【衝撃波】で【なぎ払い】ます。
ワイヤーを【念動力】で操作して回避困難します。
防御は【第六感】とスマートグラスのセンサーで対応します。
飛び道具は【念動力】で軌道を逸らします。

地下にいるゾンビ?はUC【墨花破蕾】で土や砂を蟻に変換して、足止めやオブリビオンへの攻撃に使います。


紅葉・智華
※アドリブ・連携歓迎

「友達はするものじゃなくて、なるものでしょうに……」(素)
ともかく、この手の輩は止めるに限る。

「来て、ニュクティ!」
【選択UC】(追跡)――ニュクティを召喚した上で、電脳空間からバックパック型の武装付ブースター『完武』を装着。【空中戦】を仕掛ける。
『完武』の内蔵ミサイル(誘導弾)を【一斉発射】。ミサイルを相手の逃げ場がなくなるように撃つ事で、友軍の【援護射撃】となる筈。
同時にニュクティの操縦権を義眼ラプラスの演算装置に移譲。ニュクティと私の疑似コンビで攻める。
右手には『刹那』、左手には『[K's]Sirius』(鎧無視攻撃)で連続攻撃を仕掛ける。


ランディス・ティンバーウルフ
コイル、オヤダマ。
ドウブツ、コロソウトシタ、ダメ。
シタイ、トモダチ、チガウ。
ゾンビ、コレ、シゼン、カエレ。

とまぁ、流石に、ゾンビは友達になれないと思っている。
仲間たちと連携して、敵の遠距離に注意しながら奴の行動を阻害しようとする。
「野生の勘」「忍び足」「勇気」「暗殺」「2回攻撃」「フェイント」を行う。
タンクの残骸を盾に「地形の利用」も行う。

敵が怯んだら一気に象の群れを呼び出し、敵を突進でひき逃げして、更に倒れたところに踏み潰しでひき逃げする。
近接なら、象は最強ゆえに、怒らせてはならない。
「コレ、ドウブツ、ダイジニシナイ、ムクイ」

アドリブ・連携歓迎



●激突
「コイツ、オヤダマ……。ドウブツ、コロソウトシタ、ダメ」
 機械で武装したゾンビの少女。自然界には存在しないその姿を前に、ランディスは身構える。
「いよいよ残る敵はひとりですね」
 スマートグラスにその姿を捉えながら、摩那は再び右手に『エクリプス』を握った。
「フヒ……ひとりじゃないよぉ。ダークネスクンパーン……」
 ダークパンツァーが呟くと同時、地面から手が突き出て摩那たちの足首を掴んだ。
「あなた達も『お友達』にしちゃおう……フヒ!」
 足首を掴む手は、装着された砲身で掴んだ相手を狙う。

「まったく、友達はするものじゃなくて、なるものでしょうに……」
 やれやれ、といった様子で、メイプルは首を振った。足を掴んで狙われているにもかかわらず余裕の表情。つい素の口調に戻ってしまっている。
 それもその筈。
「地に潜みし精霊よ。物に宿りて我に従え。姿さずけよ」
 摩那が詠唱を終えると、彼女を中心とした地面に墨が染みるように黒が広がり……土が蟻へと変わる。
 【墨花破蕾(フルール・ノワール)】によって生み出された無数の蟻たちはゾンビの手に群がって蟻酸で武装を溶かし、更には噛み千切ってゾンビを解体していく。

「わ、私の『お友達』……」
「やはり、あなたはひとりです」
「シタイ、トモダチ、チガウ。ゾンビ、コレ、シゼン、カエレ」
 驚くダークパンツァーに摩那とランディスが言い放った。
「それなら……ダークネスユーバーファル……!」
 ダークパンツァーはキャタピラを展開。高速移動で蟻の群れから逃げ、主砲とミサイルの高速連射で猟兵を攻撃する。

「はっ!」
 摩那は衝撃波の薙ぎ払いでミサイルを落とし、念動力の壁で身を守る。ランディスはタンクの残骸に身を隠して防ぐが、攻撃はまだ続く。
「ガウ!! コレイジョウ、チカヅケナイ!!」
「援護射撃を行うであります。来て、ニュクティ!」
 メイプルは【闇夜に潜む夜烏CA-W-02[DDNC](AA)(ディディエヌシー・オートアサルト)】を発動。夜烏型ステルス兵器が自律戦闘モードで敵を追う。
 更に電脳空間からバックパック型の武装付ブースター『完武』を実体化させて装着。内蔵ミサイルの一斉発射で敵ミサイルを撃ち落とす。
 戦場が爆発に包まれるその中を、メイプルはブースターで駆ける。煙が晴れると同時に敵の姿が目前に現れた。
「まだであります!」
「フヒッ!」
 右手の『刹那』で切り払い、弾き返されれば左手の『[K's]Sirius』の照射。そして逆方向からはニュクティの連続攻撃がダークパンツァーの退路を塞ぐ。
 熱線を浴び、回避と迎撃で手一杯になるダークパンツァー。この攻防の隙を突いて、ランディスと摩那も高速移動する2人に追いついた。

「イマ、ネラウトキ!! サガッテ!!」
 大技の気配を察したメイプルが後退すると同時、ランディスが【巨象突進(エレファント・ストンピング)】を発動。巨象の群れが召喚された。
「ゾウ、イカラセル、ソレ、ヤバイ!! ダレニモ、カナワナイ!!」
「この手の輩は止めるに限る……逃がしはしないであります!」
「フヒヒ!」
 象たちの鳴き声と地響きが戦場に響く。象同士が激突しないように群れは同じ方向にしか進めないが、メイプルとニュクティは依然として射撃でダークパンツァーの退路を断っている。逃げ場を失ったオブリビオンは象の頭上を越える為に跳ぶが。
「させません!」
 ランディスと共に象の背に乗っていた摩那が、『エクリプス』でダークパンツァーを撃墜した。
「フヒィ!?」
「コレ、ドウブツ、ダイジニシナイ、ムクイ」
 象の群れの前に落とされたダークパンツァーに、蟻も群がる。彼女は散々に噛みつかれ、踏みつけられた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

月守・咲凛
【ワンダレイ】の4人で参加。
「あなたがなりたかったプルティアは、あなたが作りたかった友達は、本当にそんなものなのですか!」
「輝く雨のひとしずく、ティアレイン! ダークパンツァー、あなたの間違いを、洗い流します!」
みんなが作ってくれた隙に合わせて、私はダークの攻撃をガトリングとミサイルで相殺しながら空中からチェーンソーで斬りかかって殺陣っぽく斬り結びます。
「プルティアバスターキャノン、シャイニングレイン!」
UCの虹色のレーザーでダークを撃ち抜きます。
あなたの間違いは私が洗い流しました、今度は友達として、未来で会いましょう。武装ユニットを外した手でダークの手を握って見送ります。


尾守・夜野
■ワンダレイ
「…あまり美味しそうではないわねぇ」
少女から地面から…あちこちから漂ってくる死臭に眉をしかめつつ ため息を一つ

(対死人用の技は少ないのよ…
せめて鮮血宿る生物ならやりようがあるのに)
…刻印に無理させて強化して物理を前提としてるのよ

…多分別の人格の私ならそこ度外視して目の前の敵倒すのでしょうが
私は嫌よ
それに一人で戦ってる訳じゃないわ
「皆!援護するわ!
そしてウィッチ!
ゾンビはお願い!」

私の前でバフを盛るとどうなるか教えてあげるわ!
同じ高さまで堕ちてきなさいな

「索敵能力は下がり敵味方を誤認し主砲はゴム弾に歩くより緩慢にしてあげる!皆!今よ!」


アーデルハイド・ルナアーラ
【ワンダレイ】で参加。貴女、お友達が欲しかったの?ならこの獣神サンダープルティアが一緒に遊んであげるわ。少しの間だけどね。プルティア・シャイニング・ウィザード!(プロレス技)からの【死が二人を分かつまで】!戦車と自分を鎖でつないで綱引きよ!私があの子を足止めしている間、みんなに攻撃は任せるわ!


メンカル・プルモーサ
【ワンダレイ】で参加。
ふむ、予知よれば地下に……【我が手に傅く万物の理】(プルティアマテリアルサーチ)により周囲の無機物…地面の情報をリスト化…
…ゾンビは無機物ではないのでそこだけ「空白」であるように表示されるはず…
……ゾンビの位置を把握したら「空白」を潰すように地面を動かしてゾンビを一掃するよ…プルティアランドオーバー…(動かしたあととってつけたように)
撃ち漏らしたゾンビや戦車も地面を動かして足やキャタピラをホールド…文字通り足止めをして皆の援護…
…ついでにあれもゾンビなら…重奏強化術式【エコー】でプルティアチャージした浄化復元術式【ハラエド】によるプルティアホーリーレイで弱体化を試みるよ…


シエナ・リーレイ
■アドリブ・絡み可
何でわたしを怖がるの?とシエナは問い掛けます。

漸く広場に降りて来たダークパンツァーですが、どうも彼女はシエナの事が怖い様子。
これはいけないとシエナは怖がっている理由を聞く事にするのですが、その理由は理解に苦しむものでした。

なんであなたを拒絶しなきゃいけないの?とシエナは首を傾げます。

シエナにとってオブリビオンは親愛と好意を向けるべき存在であり、趣味や口下手な事を理由に拒絶するなんて言語道断です

故にシエナは[激痛耐性]と[怪力]と【ジュリエッタリーレイの願い】の効果で戦車達を真っ向から撃ち破り、ダークパンツァーに親愛と好意の篭った抱擁をする為にを地の果てまでも追いかけるでしょう



●決着
「プルティア・マテリアルサーチ……」
 ウィッチの眼前に、立体映像のウィンドウが現れる。眠たげな表情のまま、しかし指先は忙しなくそれを拡大、操作して、周囲の無機物の位置情報を読み取っていく。
「ふむ、無機物ではない空白の反応が……まだ小さな村の人口くらいの数はある。私たちの真下に向けて移動中……」

 ブラッドローズはダークパンツァーに、それから解体されて転がるゾンビたちに、目をやる。辺りに漂う死臭は濃さを増していた。
「……あまり美味しそうではないわねぇ」
 眉をひそめて溜息をつく。
(「対死人用の技は少ないのよ……せめて鮮血宿る生物ならやりようがあるのに」)
 刻印を操る自分の技に、死者たちへ有効なものがあまりないことが悩みのようだ。
 別人格の自分であれば、それでも無理矢理に目の前の敵を倒す選択をするのだろうが。
(「私は嫌よ。それに一人で戦ってる訳じゃないわ」)
「皆! 援護するわ! そしてウィッチ! ゾンビはお願い!」
「頼みます、ブラッドローズ!」
「ん、こっちは任せて……」

「フヒ……数ならこっちも負けてない。バフ盛り盛り最強、ダークネスアルメー」
 ダークパンツァーの召喚によって、100輌を軽く超える戦車が戦場を埋め尽くす。しかもユーベルコードによってあらゆる能力を増強されている。
 その性能を見て取ったブラッドローズは、喜ばしいことのように微笑んだ。
「あら、お誂え向きの相手を出してくれてありがとう」
 歓喜と共に呪詛を練り、怨恨の連鎖を振りまく。
「私の前でバフを盛るとどうなるか教えてあげるわ! 同じ高さまで堕ちてきなさいな」 
 【怨鎖反応(ヘイト・コネクション)】が命中した戦車たちは強化を反転され、しかも互いを狙うように仕向けられていく。
「索敵能力は下がって敵味方を誤認し、主砲はゴム弾みたいにぶよぶよ、装甲はガラスみたいに脆く、速さは歩くより緩慢にしてあげる!」
「助かったわ、ブラッドローズ!」
「これで近づけるね、とシエナはジャンプで戦車を踏みつけます」
 使い物にならなくされた戦車たちは同士討ちし、サンダーとシエナの足場にされてベコベコになっていく。
「全部を呪うのは少し骨が折れそうね。かかりきりになるわ」
 ブラッドローズはスレイに乗って自分を狙う戦車たちの攻撃から逃げつつ、呪詛を撒き続けることになる。

「フヒ……それなら……ダークネスクンパーン……」
 ダークパンツァーはゾンビ兵士を地中から出そうとするが。
「ヒッ!? 動かない……潰されてる?」
「ああ、宣言を忘れてた……大地を操る力……プルティア・ランドオーバー……」
 操作に集中していたウィッチが、驚くダークパンツァーの声に顔を上げた。
「地面を操作して……フヒッ」
 気づいたダークパンツァーは自分の足下を操作されないように戦車に跳び乗るが、周囲の戦車はキャタピラを地面にホールドされてしまう。
「文字通りの足止め……これで……」
「やれます!」
 上空から降り注ぐ光条。レインのビームダガーが足止めされた戦車の砲身を切り裂く。
「あなたがなりたかったプルティアは、あなたが作りたかった友達は、本当にそんなものなのですか!」
「フヒッ! いいんだぁ、私はどうせプルティアになれないんだから……プルティアに倒される敵になるのが一番いいの!」
 レインの更なる攻撃と、ダークパンツァーの迎撃がぶつかりあう。
「今の内ね!」
「やっちゃうよ! とシエナはマジカルピコハンを振りかぶります」
 その間に、サンダーとシエナは主砲を封じられた戦車を叩き潰していく。戦闘力を残していたダークパンツァー周辺の戦車が無力化され、後は本体との対決となった。

「フヒ! ひとりになっても……私自身が最高戦車……! ダークネスユーバーファル」
「ひとりじゃないよ、一緒に遊びましょう! とシエナは正面から受け止めます」
 ダークパンツァーの連続攻撃を、【ジュリエッタ・リーレイの願い(カコノショユウシャノオンネンタチノヨウキュウ)】で強化されたシエナはピコハンで迎え撃った。
 防ぎきれない攻撃を受けながらも、まだシエナは倒れない。
「貴女、お友達が欲しかったの?」
 その隙に高速の跳躍で、サンダーはダークパンツァーに肉薄した。相手は射撃を止めて肉弾戦で受けざるを得ない。
「ならこの獣神サンダープルティアが一緒に遊んであげるわ。少しの間だけどね」
 渾身のパンチを撃ち込む。ガードしたが、ダークパンツァーは殴られた勢いのまま吹き飛んだ。
 着地点になる戦車の上にはシエナの姿。【友愛のハグ(ニンギョウヘトサソウホウヨウ)】で受け止めるが、そもそも生物ではないダークパンツァーには効果は無かった。
「ヒィ……あ、遊ぶのは『お友達』にしてからぁ……」
「何で一緒に遊ぶのを怖がるの? とシエナは問い掛けます」
 ダークパンツァーに振り解かれまいと親愛の抱擁を続けながら、シエナは問いかける。
「わ、私と遊んでも、誰も楽しくないって……」
「そんなことないよ、なんであなたを拒絶しなきゃいけないの? とシエナは首を傾げます」
 シエナにとってはオブリビオンは親愛と好意の対象であり、どんな性格だろうと拒絶することは考えていないのだ。
「わ、私が死んじゃう前だったら、あなた達と仲良く遊びたかったなぁ」
 ダークパンツァーは振り解こうとするのを止め、小さな声で呟く。
「で、でも今の私はダークプルティアだから……あなた達を『お友達』にするぅ……!」
 それから、ハグされても自由な肩のミサイルでシエナを撃った。

「フヒヒッ、これでぇ……」
 自分も爆発に巻き込まれて膝を突きながらも、ダークパンツァーはシエナを引き剥がすことに成功した。更に追い打ちをかけようとするが。
「プルティア・シャイニングウィザード!」
 シエナが離れたことでサンダーが攻撃を再開する。突いた膝に足をかけての顔への蹴り。再びダークパンツァーは吹き飛んだ。
「からの、プルティア・プロミスチェーン!」
 いつの間にか、魔力の鎖でサンダーとダークパンツァーは繋がれている。
「さあ、綱引きよ!」
「フヒッ!?」
 全力で地面に引きずり下ろそうとするサンダーと、抵抗するダークパンツァー。2人の力は拮抗している。そこへ。
「プルティア・チャージ……」
 重奏強化術式【エコー】で威力を増したウィッチの術式が飛ぶ。
「プルティア・ホーリーレイ……」
 浄化復元術式【ハラエド】が淡い光でダークパンツァーを包む。
「フヒヒ! その程度で私は浄化されな……フヒィ!?」
「女子力全開! そぉーれ!」
 僅かにゾンビの力が弱められ、サンダーにとってはそれで十分だった。均衡が崩れて引っ張られたダークパンツァーは戦車上から地面に降り、ウィッチの操作で足を地面深くホールドされた。

「フヒヒ……こうなったらひたすら攻撃するだけぇ!」
 サンダーとウィッチに向けてユーバーファルを撃とうとするダークパンツァーだったが、はっと気づいて狙いを上に向けた。
 降り注ぐレインのガトリング砲とミサイルが、ユーバーファルと撃ち合って爆炎をあげる。
その中から急降下してくる小さな姿。
「輝く雨のひとしずく、ティアレイン! ダークパンツァー、あなたの間違いを、洗い流します!」
 撃ち負けたレインは装甲の一部を剥がされながらも、チェーンソーでダークパンツァーと斬り結ぶ。
「フヒ! みんな私と一緒にしてあげるぅ!」
 腕の砲身で宙に弾き返されたレインは、再びユーバーファルを迎撃し、高速で降下し、幾度も斬りかかる。
「私もいるわよ!」
 ユーバーファルがレインに向いたことでサンダーも打撃で戦いに加わり、互いに傷ついていく中、先に致命打を受けたのはダークパンツァーだった。全ての武装を破壊されてしまったのだ。
 ユーバーファルはもはや撃てない。足も封じられ、空中へ攻撃できなくなった。
 レインはゆっくりと高度を上げ、レーザーキャノンユニットを召喚する。操作を終えると虹色のエナジーがチャージされていく。……チャージ完了。
「プルティアバスターキャノン、シャイニングレイン!」
「フヒヒヒ……きれぇい……」
 放たれた虹色の輝きに包まれて、ダークパンツァーは感激の声を上げた。

「あなたの間違いは私が洗い流しました。今度は友達として、未来で会いましょう」
 光となって崩れ去るダークパンツァーに、降りて来たレインが言う。
「フヒ……あ、ありがと……助けに来てくれて……いつか生まれ変わったら……私もプルティアに……」
「きっとなれますよ!」
 レインは武装ユニットを外した手で、ダークパンツァーの手を握る。そうして完全にいなくなるまで、猟兵たちは消えてゆく少女を見送った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年03月31日


挿絵イラスト