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OP Right Behind You Baby!!

#アポカリプスヘル #フィサリス

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#アポカリプスヘル
#フィサリス


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● 手記の最後に殴り書きされた一文。

 ウサギのように跳ねても良い。
 蜂のように飛んだって良い。
 西に行こうが東に行こうが、バーで一杯引っかけてみたっていい。
 私はお前を追い続ける。
 私はお前を逃がしはしない。
 私はお前のすぐ後ろに居続ける。

●グリモアベース 作戦会議室。

「という訳で、私が作戦の説明を行わせて頂きます」
 どういう訳だ⋯⋯。
「いえ、兄がメモだけ残して失踪してしまったものですから。まぁ、すぐに帰ってくるでしょう。ああ見えてしぶといですからね」
 資料をトントンと机に落として整理しながら、ナズナは説明を開始する。
「おそらく、以前のオペレーションで逃がした【アカメ】の捜索に出たのでしょう。やつを見つけたらしい事と、戦闘するにあたっての作戦立案のような内容が残っておりました。曰く、現在アカメは古い地下鉄の路線を巣にしているらしいですね⋯⋯それと、前回は大きな音を嫌うと話したそうですが、実際の所は"大きな音を目印に獲物を探していた"らしいです。まぁ、資料を見る限りでは名前のわりに眼にあたる気管が見当たりませんし、当たり前と言えば当たり前な気はしますが」
 そして、猟兵達を真っ直ぐに見つめるナズナ。
 その目は真剣そのものだった。
「先に言っておきますが、正直自殺しに行くような物です。いくら何でも荒唐無稽に過ぎる⋯⋯こんな作戦を立案する時点で他に策は無いのでしょうが、これならばいっそ逃がしてしまった方が利口と言えるでしょう」
 それを聞いてもその場を動こうとしない猟兵達を見て、ナズナはため息をついた。
「どうしてこうもアレの周りにはこういうのが集まるのでしょうか⋯⋯いいでしょう。ミッションの概要を説明いたします。目標は、皆さんご存知の通り前回取り逃がしたアカメの発見及び討伐です。ですが、現状奴は餌を必要としていません。奴を叩くには、我々が奴の住処に出向く必要があるわけです」
 餌が必要ない状態の敵を釣るのは難しいという訳か。
「ですが、奴の地中での移動速度は時速150㎞を優に超える速度です。それよりも早く動けるなら話は別ですが、ほとんどの方は不可能であると想定し、これを使う事を立案いたします」
 そう言って見せられた写真に写るのは⋯⋯電車だろうか?
「古い駅に止められた電車で、壊れてはいますが修理を行えばまだ動くと思われます。そこでこれの修理及び改造を行い、アカメを攻撃。流石に攻撃されれば怒って排除しに来るでしょうから、この列車を動くアラモ砦として地下鉄内を滑走しつつ奴と戦う作戦です」
 電車で奴と追いかけっこをしながら戦う作戦。
 ⋯⋯たしかに、普通に考えればイカれてるとしか思えない作戦だ。
「もちろん、どこまで走れるかは運次第。線路が途切れている可能性もありますし、先程も言ったようにここは奴の巣になっている。本来存在しない横穴から回り込まれたり、突然前方に現れたり、不利な戦いを強いられることは想像に難くありません」
 それでもやる気なのか?
 ⋯⋯その答えは決まっている。
「⋯⋯了解。では、本作戦のオペレーションコードを【Operation Right Behind You Baby(お前のすぐ後ろにいる作戦)】と呼称。皆様の御健闘をお祈りいたします」
 開いたゲートが猟兵たちを誘う。
 それは地獄への道に他ならない。
 だが、我らは地獄の悪鬼の殲滅を所望する者だ。


ユウキ
 【危険な任務】。
 皆様はじめましてこんにちわ。
 (´・ω・)はじめちわ!!
 ユウキです。
 ⋯⋯もはやカントリーロードの続きと言っても過言ではないですが、番外編です。
 ⋯⋯約束通りアカメを見つけましたよ?
 まずは、第一章にて電車の改造及び修理を行います。『メカニック』や『○○改造』なんかが有利な技能となるでしょうね。
 但し、武器や装甲を大量に満載してもいいですがそうすると後々速度に影響が出てマズい結果になるかもしれませんのでほどほどに。
 無改造の状態であれば、少なくともアカメに追い付かれる事は無いでしょう。
 とはいえ改造しないと攻撃力や耐久力が犠牲になります。
 バランス大事。
 二章は⋯⋯おや?
 何かが電車の修理と改造する音に引き付けられたようです。
 手早く片付けないとせっかく直したのに⋯⋯ってこともあり得ますね。
 最後の三章はお待ちかねのアカメ戦です。
 所々横穴が空く線路で戦うのですが、先回りされたり横穴から襲ってくるアカメをいかに撃退するかがポイントです。
 ⋯⋯なのですが注意です。
 基本的に後ろから迫ってくる形なので、狙える位置が少ないです。
 ぶっちゃけ大ダメージを与えれれば逸れてくれますが、弱点は正面の4つの赤い孔。
 そして???です。
 まぁ、勘の良い人はすぐわかるでしょう。
 電車が壊されれば徒歩や自前のUC、乗り物で戦うことになりますが⋯⋯相当こちらを納得させてもらえないと苦戦どころか失敗するとだけ言っときますね。
 詳しい注意はマスターページ。
 質問はユウキの旅団【狩人の洋館】ユウキの自室まで。
「それでは皆様、良い狩りを⋯⋯」
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第1章 日常 『世紀末的リペア&レストア!』

POW   :    まだいける! 右斜め45の角度で叩いて復活させる

SPD   :    新品同様! 乗り物の構造を正確に把握し、損壊前と遜色のない状態まで修復する

WIZ   :    むしろ原型なんか残さん!! 壊れた乗り物に徹底的な魔改造を施しレストアする

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 転送された先は古い地下鉄の入り口だった。
 警戒しながら内部へと進めば、ぽつりと佇む古い列車。
 そして、大量に積み上がる資材と一枚のメモがあった。
(好きに使え。だが、あまり武装や装甲を増やし過ぎるなよ。速度が落ちれば不利になる)
【改造項目は、
POW(火力)SPD(速度)WIS(防御)となります。
(200+SPD)-(POW+WIS)=
の値が150を下回らないよう改造しましょう。
有効技能があった場合、スピードの増減にボーナスが掛かります。
(最終章にてPOW+WISの値が高ければ高い程、計算結果が150より高く、さらに近ければ近い程有利になります。)】
【改造項目は一人一つまでです。】
ルヴァイド・レヴォルジニアス
『SPD』
『ソロ』


●心情
アカメ討伐、クロユニの一員として尽力しよう
心苦しいが『フィサリス』の方々とは決裂した感じ……だろうな
機械鎧兵は役に立たなかった戦闘結果だったからな。仕方ない
だが、同情はしない

失敗したからこそ
オレに出番が回ってきたのだろう――(ニヤリ)

●行動(改造項目)
古い電車か。蒸気機関車かな?
黒竜機兵のバーニアを電車の出力に当ててみよう


現時点のデータは
POW『72』
SPD『26』
WIZ『23』です

自身の兵器の推進器(バーニア)を
改造対象物(列車)に当てる事により
POWの『10』をSPD『10』に能力を移します
最終的には、(200+36)-(62+23)=『151』となるようにします



――ふむ、心苦しいが彼らとは決別したか。
 積まれた資材には目もくれず、列車へと近いていく。
 ルヴァイド・レヴォルジニアスはその列車を眺めて思う。
――まぁ、同情はしないさ。そのおかげでこのオレに出番が回ってきたんだからな。
 にやりと微笑むと、とりあえずは駆動系の様子を見に行った。
 埃だらけの車内、回路のふたがさび付いてピクリともしないのをこじ開けると⋯⋯
「何だこりゃ?」
 だいぶ放置されていたのだろう。
 内部には錆というより見たことも無いような枯れた蔦がびっしりと詰まっていた。
「⋯⋯回路の阻害はしてないようだが⋯⋯このままじゃ無駄に電力を消費するな⋯⋯」
 かと言って、全て引っ張り出していたらそれこそオーバーホールするしかないだろう。
「⋯⋯いいこと思いついた♪」
 そう言って、自身のバーニアを最小限の出力で回路に噴射し、絡まった蔦の類を焼き払う。
 バチバチと音を立てて燃え上がる蔦からは嫌な臭いがしたが、ほとんど油もついていなかったのだろう。
 回路自体の損傷は最小限に蔦の除去を完了して見せた。
「まぁ、これぐらいなら⋯⋯後は⋯⋯っと」
 どこからか用意した工具を使い、先程のバーニアと回路を繋いでいく。
「まぁ、大した強化にはならないが、これで出力が上がるはずだ⋯⋯」
 どうせ列車に乗って戦うのだ。
 バーニアなぞ活躍する場面はあるまい。
「⋯⋯本当に大丈夫なのかこれ?」
 窓は砕け、錆だらけの車体。
 これが本当に動くのかと疑問に思うが、ほかに策が無いのだからやってみるしかあるまいて。
「ふっふっふ⋯⋯」
 不敵に笑うルヴァイドの目は、怪しい光を携えていた。












 200+26=226!!
 電車のスピードが226に上がった!!

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジェイ・ランス
ふっふっふー待っててねアカメちん…すぅぐ料理してあげるからねえ!!
この前は、オレの演算が遅かったってのもあったし、弱点を無視してたのが仇になった。今度こそ、とっておきを食わせてやるよ……

というわけで、"事象観測術式"でまずは列車の情報収集。ひっでえなこれ。
じゃ、事象【ハッキング】してオレのステ上乗せしちゃうか。

SPD 290

速度には"慣性制御術式""重力制御術式"でカッとんでもらおうかなー?
…耐久性?なんとかなるなる!!(後で考える構え)



「ふっふっふー待っててねアカメちん…すぅぐ料理してあげるからねえ!!」
 うっしと気合を入れて、ジェイ・ランスは目の前に佇む古臭い電車を眺めた。
「さて⋯⋯」
 前回の戦いでは演算の遅延及び自身の力に対しての過信が仇となった。
 今度は逃がさない。
 自身の全てをもってして奴の息の根を止めてやる。
 ⋯⋯とはいったものの。
「まずは先立つものを準備しないと!」
 そう。
 まずは目の前の列車の改良に注力せねばならない。
「えーっと⋯⋯」
 術式を展開して内部情報を覗く。
「うわ、ひでぇ」
 ケタケタと笑い始めるジェイ。
 確かに動くだろう。
 確かに想定された速度も出るだろう。
「このままじゃ三分も走らないうちに自壊するぞこりゃ」
 ⋯⋯アカメを見つける前にお陀仏になるレベルだ。
「速度上乗せしーよおっと」
 !?
「耐久性なんて何とかなるなる! スピードこそ兵器の本質だって誰かも言ってたし!!」
 三分で自壊する物が数秒で自壊するだけになるような気はする。
「ここをこーして⋯重力いじっちゃうか⋯⋯」
 魔術的な強化で速度を求めるジェイ。
「⋯⋯本当に何とかなる⋯⋯よね!!」
 知らん。









226+290=516!!
スピードが516に上がった!!

大成功 🔵​🔵​🔵​

リーデ・クインタール
アドリブ歓迎

廃電車を改造してオブリビオンに吶喊ですって?
こんな愉しそうな案件とは…日頃の行いが良いからでしょうかね?(そんな訳無い)
前の案件は知りませんが行きましょうかね!

▼火力搭載
速度は他の方々に頑張っていただきましょう
装甲は不要です…つまりわたくしは只管に火力を追求しましょう…つまりは何時も通りです
先ずは戦闘に列車砲を積みます…列車砲も無い電車何てありえませんからね!
後は、要らない座席等を撤去してミサイルとセントリーガンを積みます
その後、不要な装甲に穴をあけて銃口が出せるように…
(メカニック・武器改造・怪力)

POW250で
(UCはSPDやってることはWIZ、加算はPOW……)



「廃電車を改造してオブリビオンに吶喊ですって?」
 リーデ・クインタールの目が怪しく輝く。
 確かに馬鹿げた作戦かもしれない。
 はぁ、とため息をつくリーデの顔に浮かんだ
 ⋯⋯笑み。
「こんな愉しそうな案件とは…日頃の行いが良いからでしょうかね?」
 ⋯⋯そんなこと知ったことではないが、喜んでいるようなら何よりである。
 少なくとも、周りの人間もげんなりとした顔で仕事をされるよりはやりやすかろう。
「前の案件は知りませんが行きましょうかね!」
 ⋯⋯とりあえず、楽しければいいようだ。
 ニコニコ笑顔で車体の改良に勤しむリーデ。
「装甲なんて要らない訳ですよ⋯⋯」
 ⋯⋯数秒で自壊するが?
 まぁ、そんなことを知らない彼女は列車へと意気揚々と入っていった。

 数分後。

 周囲にぶん投げられた座席の類。
 そして、本来座席があったであろう場所に鎮座しているそれは⋯⋯
 ⋯⋯それはいったいなんだ?
「電車と言えば⋯⋯ねぇ?」
 どっから持ってきたのか、いや、おそらく資材から組み上げたか。
 その車内全体を一直線に伸びる砲身の正体は。
「口径80㎝!! 多薬室式で7.1トンのべトン弾も用意しましたわ!!」
 ⋯⋯どっから?
 おほほほと笑うその姿にツッコめる人間はいない。
 そもそもそんな砲弾どこに積み込むんだ。とか、ぶっ放したら脱線しそうではあるが⋯⋯
 そこは彼女の腕の見せ所である。
「あとは~♪」
 ⋯⋯まだ何か乗せる気なのか。
 最終的に積み込まれた装備は、側面に6門。後方に2門の自動照準セントリーガン。
 後方に12連装ミサイルポッド×2
 そして後方に伸びた列車砲である。
「だけど⋯⋯一発撃ったらぶっ壊れるわね、これ」
 そう言って、自分で取り付けた列車砲を睨んだ。
 まぁ、廃材で組んだのだから仕方ないといえば仕方ない。
 なんなら、今の装甲ではぶっ放した瞬間車体が壊れる。











516-250=266!!
 速度が256に下がった!!
 攻撃力が250上がった!!

 技能ボーナス!!
 速度に影響せず、列車砲の攻撃力に加算!!
 (メカニック520+武器改造50)
 計570!!
 列車砲威力250+570=820!!
 列車砲は致命的となるだろう。
 たった一発の希望を上手く使え。

現在装備中の兵器。
セントリーガン×8(自動照準)
12連装ミサイルポッド×2
列車砲(一発)
現在能力値。
速度 256
火力 250(列車砲820)
装甲 0

大成功 🔵​🔵​🔵​

秋山・軍犬
軍犬さんはある事情で
3章まで基本動きませんので
電車の修理改造はテンタクルスマン開発者の
この姫水にお任せ!

という訳で私が開発した装備になります!

【対アカメ用・精霊GPS弾装備一式】
打ち込んだ相手と電車との位置関係・情報を得られる
自動追尾式の精霊弾丸+発射装置+受信機×参加者分

前回
戦った時のデータを元にアカメ相手でも壊れない耐熱
耐久性を精霊界脅威の精霊力で実現

【精霊合金装甲版】
高い耐性と自動修復機能を持つ補助装甲
貼る枚数で重さを調整可能

速度調整の為
他の皆様の改造次第で補助装甲を張る枚数を調整

可能ならWIZ(防御)の値をその時点での適切な数値
+10~196の間で付与

(指定UCのメカニック+情報収集)



「さて、これですか⋯」
 軍犬に頼まれてやってきた秘水ちゃんの目に映るそれは⋯
「え? わたしが改造しなきゃいけないとこあります?」
 ⋯⋯盛られた火砲が実に目立つ。
「むむむ⋯」
 改造ならあのテンタクルスマン開発者でもある私に⋯⋯と任されたはいいが⋯
「⋯そうだ!!」
 攻撃力は十分そうだ。
 ならばと取り出したるは⋯
「ちゃっちゃらちゃっちゃっちゃ~!! 精霊合金装甲板~!!」
 例の青狸的な感じで取り出したそれは、前回の教訓を生かした高い耐性と自動修復機能を持つ補助装甲であった。
「そしてなんと!! 今日はこれもつけちゃいます!!」
 再び青狸的な感じに取り出したのは⋯
「対アカメ用・精霊GPS弾発射装備一式!!」
 精霊なのかGPSなのかどっちかにしろと言いたくなるような名前だが、気にしないでおこう。
 効果が使えればそれでいいのだ。
「さ~て! 腕が鳴りますよ!!」
 ペタペタと張り付いていく装甲板。
 装着自体は簡単なようだ。












266-196=70!!
速度が70に下がった!!
防御力が196上がった!!

技能ボーナス!!
対アカメ用・精霊GPS弾装備一式!!
アカメの奇襲を防げるようになった!!

現在装備中の兵器。
セントリーガン×8(自動照準)
12連装ミサイルポッド×2
列車砲(一発)
対アカメ用・精霊GPS弾装備一式(奇襲阻止)

現在能力値。
速度 70
火力 250(列車砲820)
装甲 196

大成功 🔵​🔵​🔵​


 アカメが見つかったという報告を受けて、各々の改造する電車の整備を行う美麗。
「ここ⋯焼き切れてる?」
 サイキックブラストで電流を流してみると、バチバチと火花を飛ばす回路。
 最初にルヴァイドが焼き切ったのだろう。
 確かに大幅に支障が出る部分ではないが⋯
「⋯この電車を潰されたら元も子もないからね。」
 焼き切れた回路を丁寧につなぎ直し、再び電流を流す。
 そのたびに火花が散る場所の部品交換や油の点検など、細かな作業を行う美麗。
 ⋯⋯小さな綻びが重大な危機に繋がることを、彼女はよく心得ていた。
「この電車が皆の命綱になるんだし手入れは入念にしておかないとね⋯」
 特に速度は重要だ。
 つかず離れず。
 早すぎてもいけないし遅すぎてもいけない。
「⋯これはだめそうね」
 ⋯速度の調整を行うパーツの修理を行おうとしたが、替えになるものが見つからない。
 全速力で走るか、動きを止めるか。
 この列車にはそれ以外の選択肢が無いのだ。
「⋯頼むわよ」
 そう言って、電車を撫でる美麗。
 命綱であり、戦友となる列車。
 大切な仲間をぞんざいに扱うなど、彼女にはできない。











70+231=301!!
速度が301に上がった!!

現在装備中の兵器。
セントリーガン×8(自動照準)
12連装ミサイルポッド×2
列車砲(一発)
対アカメ用・精霊GPS弾装備一式(奇襲阻止)

現在能力値。
速度 301
火力 250(列車砲820)
装甲 196
緋神・美麗
アドリブ・絡み歓迎

アカメ見つかったのね。しっかりリベンジマッチしないとね。
アカメ戦、この電車を潰されたら元も子もないからね。追い付かれないように最低限の速度の確保をやっておかないとね。

電気系統のチェックをして死んでる回路があれば部品交換をする
駆動系もチェックし油をさしたり傷んだ部品を交換したりする
「この電車が皆の命綱になるんだし手入れは入念にしておかないとね」



 各々が改造し、修理し、元のオンボロがどんどんとその姿を変えていく。
 ある者は兵器を。
 またある者は装甲を。
 あのアカメを今度こそ倒す。
 そのために、目の前の電車を兵器へと仕立てていくのだ。
 だが、改造を行う音に引き寄せられる者が居た。
 ⋯⋯レイダーではない。
 ましてや獣でもない。
 響き渡る音に惹かれた者たちが、唸りと共に暗闇から近付いてくる。
 まだ遠い。
 されどその歩みは確実にこちらへと向かっていた。
 闇に紛れ、獲物を狙う。
 アレが見つける前に。
 アレがその腹に得物を入れてしまう前に。
 彼らはアカメの巣に陣取り、そのおこぼれを奪って生きていた。
 だが、今アカメは空腹ではない。
 そして彼らはいつだって空腹だ。
 ならば、彼らが獲物を奪っても誰も文句は言わないだろう。
 その刃こぼれした爪がギラリと光り、腐った血肉が詰まった関節がぎちぎちと音を立てた。
 ⋯⋯奴らはもうすぐ、得物へとたどり着くだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エメラ・アーヴェスピア
ついに来たわね、心してかからないと…
これ以上被害が増えない内に確実に仕留めたい所だけど…どうなるかしら
ただ…用意しておいた切り札が使えそうにないのだけは残念ね

電車の改造…完全に私の領分ね、技術者の名は伊達ではないわ(【メカニック】)
ただ、同僚さん達がどこを改造しているかがわからないから怖いわね…あまり時間も無いし
一応何処を改造しているか聞いてみたい所だけど…(【情報収集】)
…私の改造の方針としては速度…ただし余裕があって可能ならば装甲に変更よ
出来れば私が最後の(数値)調整をしたい所だけれど…さすがにズルいかしら?
…そうしないと私の場合、完全に数値オーバーになりそうなのよ…

※アドリブ・絡み歓迎



「ついに来たわね⋯」
 逃げられた奴を見つけ、今度こそとどめを刺す。
 その瞬間がやってきた。
「これ以上被害を増やす前に片付けたいところだけど⋯」
 そう。
 確かにナズナの言う通り、いったん逃がしてしまった方が万全の態勢で再戦できるかもしれない。
 ⋯⋯だが、それでは遅いのだ。
 アレを放っておけば、確実に被害が出る。
「⋯せっかく用意していた切り札が使えそうにないのは残念だけど、ここは仕方ないわね」
 想定していた切り札が使えない地下という状況。
 だがそれでも。
「改造なら完全に私の領分ね、技術者の名は伊達ではないわ」
 そう言って、召喚する蒸気兵に指示を行いながら、脆弱な装甲周りを中心に改良を行っていく。
「できれば速度にも⋯いや、速度は十分そうね。」
 早すぎてもいけない。
 速度調整が効かない状況で速度を盛り過ぎても、戦うこと自体が困難になってしまえば意味がない。
 装甲に関しても、盛り過ぎて速度に影響が出てしまうようでは問題だ。
「⋯なかなか面倒なことを要求するわね⋯ったく⋯⋯」











301ー364!!
速度が0に下がった!!
装甲が364上がった!!

技能ボーナス!!
速度に101追加!!

現在装備中の兵器。
セントリーガン×8(自動照準)
12連装ミサイルポッド×2
列車砲(一発)
対アカメ用・精霊GPS弾装備一式(奇襲阻止)

現在能力値。
速度 101
火力 250(列車砲820)
装甲 560

大成功 🔵​🔵​🔵​

アビー・ホワイトウッド
【SPD】アドリブ及び連携歓迎

これは弄り甲斐がありそう。整備士の血が騒ぐ。状態は良くないけど動かなくはない。

でもこれであのモンスターと戦うのはちょっと…かなりクレイジー。
面白い。

電車の下に潜り込んで電機系統の整備、余分なウェイトを削って要点に装甲を溶接したり。
工具箱を使って改造しよう。楽しい。

POW【193】
SPD【258】
WIZ【126】
工具で電機系統の回路を弄り回してWIZの20をSPDに移植。
基本はSPDを上乗せ。だけど他の猟兵の改造でSPDがもう十分ならSPDでなく、重機関銃でも据え付けてPOWを基準を下回らない範囲で可能なだけ増やしたい。



「これは弄り甲斐がありそう」
 そう言って見上げた電車の下に潜り込み、整備を開始するアビー。
 普段からラングレーの整備を行っている彼女にとって、こういう機械整備は得意分野だ。
 そして何より、鼻歌交じりに行っている様子から察するに楽しいのだろう。
「整備士の血が騒ぐ⋯状態は良くないけど動かなくはないかな」
 その言葉も嬉しそうだ。
 普通の少女であれば、埃塗れ油塗れになる機械の整備などやりたがらないだろうが、彼女にとってはそれが彼らとのスキンシップなのだ。
「でもこれであのモンスターと戦うのはちょっと…かなりクレイジー」
 暫く潜り込んでいた電車の下から出てきたアビーはその電車を再び見上げた。
 ⋯⋯口にする言葉は辛辣だが、その声音はどこか楽しそうにも聞こえる。
 再び工具箱を手に電車に潜り込むアビーの顔には笑顔が浮かんでいた。
 この改造も、のちに控える決戦も彼女の心を強く惹きつける。
 彼女はそういう少女だった。











101+258=359!!
速度が359に上がった!!

技能ボーナス!!
重機関銃(搭乗型)追加!!
359-193=166!!
速度が166に下がった!!
攻撃力が193上がった!!

最終装備兵器。
重機関銃(搭乗型)
セントリーガン×8(自動照準)
12連装ミサイルポッド×2
列車砲(一発)
対アカメ用・精霊GPS弾装備一式(奇襲阻止)

最終能力値。
速度 166
火力 443(列車砲443+570=1013)
装甲 560

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『機餓獣兵』

POW   :    Carnivore Machine
戦闘中に食べた【生者の血肉】の量と質に応じて【餓獣機関の作用が活性化。機動性向上により】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
SPD   :    Code of Lykaia
【捕食と破壊を求める餓狼の如き様態】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
WIZ   :    Bestial Analyzer
【命を舐め取る獣舌と、獣牙による噛みつき】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【習性と味】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。

イラスト:100

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 完成した電車お見上げる猟兵達の下に、異様な音が響いた。
 ぎちぎちという何かが引っ掛かるような音。
 それに加え、セントリーガンが照準を向け発砲を開始する。
 激しい発射音に負けない悲鳴のような駆動音と共に暗闇から姿を現した機械の獣たち。
 ⋯⋯電車に興味は無さそうだが、被害が出る前に殲滅しなくては。


【範囲攻撃を行うと電車に被害が出ます。また、あまり相手の出方を窺うような消極的なプレイングの場合、邪魔なセントリーガンが積まれた電車を攻撃し始めるかもしれません】
ルヴァイド・レヴォルジニアス
【連携・アドリブ歓迎します】


●心情
凄い仕上がりだ!!技術者凄いんだな
折角作り上げてくれたんだ
オレも頑張って守るよ

●行動
状況的には、オレが最初に気づきそうか
遠方から敵が向かってくる前にUCで【観測手】になるヤツを召喚する

基本行動は周囲を見渡しながら、【第六感】で敵の気配を察知
UCの時止め魔法攻撃で、止めてもらいオレの狙撃銃で確実に仕留める
関節部を狙って動きを止めれば上等だ
電車に近づくやばいのは【見切り】仕留めるぜ

【視力】と【暗視】を活かし
次々迫ってくる獣を仕留める
遠距離から狙撃して足止めするのがオレの役目だ


役目が終われば、電車に飛び乗る
スタイリッシュに決めるぜ
勿論、狙撃銃のリロードも忘れないぜ



 見上げた電車に感嘆の声が上がる。
「凄い仕上がりだ!!技術者凄いんだな!?」
 ⋯⋯放たれるセントリーガンの音が喧しい。
「さて⋯」
 奇妙な機械の唸り声が駆け寄る姿が見えた。
――折角作り上げてくれたんだ。オレも頑張って守るよ
 その車体を一撫ですると、その瞳が駆け寄る獣を映す。
「『あれ』を倒せるか?………そうか、倒せそうな『答え』が見つかるまでオレの戦友となってくれ」
 その言葉と共に生み出される黒い影法師。
 それが両掌をかざすと、迫る機餓獣兵たちの動きが止まった。
「OKだ。そのまま頼む」
 その身の丈に似合わぬ固定式狙撃銃が虚空から生み出され、動きを止めた機餓獣兵へと向けられる銃口。
 一切の躊躇なく。
 吠えたてた銃口から放たれた鋼鉄の牙が、飢えた獣のように獲物の体を食い破る。
 次弾の装填のために排莢された薬莢が地面へと転がり、乾いた金属音を響かせる。
「次は⋯⋯お前だ」
 次の標的を照準器越しに睨み、ルヴァイドは笑う。
 動きを止めた哀れな獲物など、彼の前にはただ死を待つ赤子でしかない。
 次の咆哮が鳴り響き、その頭蓋を吹き飛ばされるまで、機餓獣兵がそれを理解することはなく。
「まだ弾はいくらでもあるんだ。姿を現せばその場で的に早変わり⋯⋯次はどいつがオレの獲物だ?」

成功 🔵​🔵​🔴​

ジェイ・ランス
【WIZ】※アドリブ、連携歓迎。
いやいや、全サ連が来たんなら問題ないな!ほらみろ、なんとかなったろー!

というわけで、せっかく完成したものが壊れるのは嫌だし、UCで囲んで保護しちゃいましょうねー。

―――感情演算停止、事象の檻、起動。

では、"事象観測術式"で【情報収集】し、敵には【地形の利用】と【罠使い】で不利を、他猟兵にはナビゲート(【地形耐性】)を付けましょう。
武器は取り回しのいい"フォールディングマシンピストル"と"獅子の牙"、それに"慣性制御術式"と"重力制御術式"を載せて貫通性を上げて(【鎧砕き】)おきましょう。
一応、防御手段に"重力制御術式"でのシールド(【オーラ防御】)も付与します。


リーデ・クインタール
アドリブ歓迎

うーむ…思わず手の加えたくなる相手ですわね…後で解体してみたいところですが…一先ず、殲滅と行きましょう
わたくしの作品は壊させませんわよ?
セントリーガンも牽制くらいにはなりそうですわね…

【武装形態:解放】
取り敢えず、ミサイルとランチャーをぶっ放して削ります
その後はガトリングで掃射
血肉もありませんし相手に近づかれても冷静に装甲で受けて砕塵で粉砕

さぁ行きますよ…まぁ重力制御ユニットが無いとまともに歩行すら出来ませんが(重すぎて)



「うーむ…思わず手の加えたくなる相手ですわね…」
 現れた機餓獣兵を見て、リーデは笑う。
「いやいや、全サ連が来たんなら問題ないな!ほらみろ、なんとかなったろー!?」
 そう言って笑うジェイ。
「いや、別に全サ連が来たわけでは⋯⋯まぁいっか。一先ず、殲滅と行きましょう」
 ジェイを見て一言訂正したが、リーデにはそれよりも気になる問題がある。
「⋯わたくしの作品は壊させませんわよ?」
 この壊れかけの機餓獣兵も気になるが、それ以上に折角作り上げた目の前の電車を破壊されてはたまった物ではない。
「確かに、せっかく完成したものが壊れるのは嫌だし、UCで囲んで保護しちゃいましょうねー」
 一瞬、ジェイの顔と声音から感情が消えた。
「感情演算停止、事象の檻、起動」
 機械的な音声と共に、電車とホームの間を不可思議な空間が遮断する。
「うっし、これで電車には手が出せなくなったな!!」
 ズガガガガッ!!
 ⋯⋯おそらく、事象の迷路の先。電車の方角からは絶えずセントリーガンの発砲音が聞こえた。
「⋯⋯向こうにもいるみたいですわね?」
「あ~⋯⋯」
 そして、目の前には牽制が無くなり一直線にこちらに向かってくる機餓獣兵。
「はぁ⋯⋯いいですわ。ガレージオープン…システムオールグリーン…」
 リーデの周辺に浮かび上がる光。
 文字の羅列が流れていくその光が収束すると同時に彼女の周りに現れる兵器の数々。
「耐久性はあるんでしょうね? 少なくとも、これの斉射に耐えられるくらいには?」
 そう言って、現れた兵器を見て。ジェイはにやりと笑う。
「もちろん、お楽しみあれお嬢様⋯⋯ってね」
 取り出した二つの長財布の様な小箱がジェイの手の中で展開し、二丁のマシンピストルへと変わる。
「あら、見ているだけでも結構ですのに?」
「いやいや⋯ちょっとお手伝いをね?」
 二人が笑う。
 そして飛びかかる機餓獣兵へと放たれる弾丸の嵐。
 全ての弾丸が放たれ、駅のホームに立つものは立った二人。
「少しやり過ぎたかしら。解体しようにも跡形も残ってないじゃないですか」
 ふぅと煙管に火をつけて、リーデは呟く。
「いやぁ⋯⋯おっかないね」
 ジェイも再びマシンピストルを小箱の形に戻しながら言った。
「ところで⋯動けるの、それ?」
 リーデの体に展開された数々の兵器群⋯⋯
「動けますよ? 重力制御してるので」
 ⋯⋯さすがはメカニックと言った所か。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アビー・ホワイトウッド
アドリブ及び連携歓迎

獣…いやマシン?どちらにしろ厄介な相手。血に飢えたバーサーカー。

列車には近付かせない。アサルトカービンで狙いをつけて単射射撃。
…あまり効いてない。しかも速い。
急激に近付かれたらライフルで爪を防いで殴りつけてやる。
アサルトライフルくらいじゃなかなか死なない。
一旦列車に戻ったら持ち込んだ対物ライフルを持ち出そう。列車の上によじ登ったら照準をつけてUC発動。一体ずつ確実に仕留める。
…これならいける。
動く獣を片っ端から狙撃して電車には取り付かせない。

死にたい奴はかかってくるといい。


エメラ・アーヴェスピア
音につられて敵が引き寄せられてきたわね…
けれど関係ないわ。私は自らの仕事を完遂するだけ
やりましょう、こんな所で手間取っている時間はないわよ

出ている工兵は電車内へ
運転前の最終確認と起動準備をしておきなさい
そして私は戦場全体を見渡し【情報収集】
相手の移動・攻撃方向に置くように『我を護るは不壊の城壁』
防御と反撃を行うわよ
ここで攻撃をもらって電車にダメージを与えたくないの
様子を見てる敵には下から壁で突き上げて砲撃よ
…一応同僚さん達の攻撃も電車に行きそうなら防ぐわね、さすがに反撃は切るけれど
防御は私に任せなさい、この程度の数の把握…いつも複数のドローンを確認している私からすれば簡単よ

※アドリブ・絡み歓迎



 ジェイによって分断された空間。
 セントリーガンがけたたましく鳴り響く戦場で、アビーは戦っていた。
――獣…いやマシン?
 暗闇から襲い来る機餓獣兵の断片的な情報からは、その判断がつけられない。
 ただ分かることは。
「どちらにしろ厄介な相手。血に飢えたバーサーカー⋯⋯」
 先程からちょこまかと動き回る影を正確な狙撃で撃ち抜いているはずなのに、手ごたえが感じられない。
 ダメージ自体はあるのか、撃たれるたびに後退するその影に有効なダメージを与えられずに時間だけが過ぎる。
 セントリーガンが抑えている敵がいつこちらに向かってくるか、あるいは電車への攻撃を仕掛け始めるか分からない状況で彼女はジリ貧の戦いを強いられている。
「まだるっこしい⋯⋯ッ!」
 電車に積み込んだ“アレ”さえ持ってこれれば、一発であんな奴ら粉砕できるのに。
 だが、一瞬でも目を離せば奴が来る。
 その時だった。
「アビー!!」
 エメラの声だった。
「後ろッ!!」
 だが、その声に振り向いた一瞬の隙に飛び掛かって来た機餓獣兵の異臭を放つ肉片に塗れた鉤爪が、アビーの喉笛を掻き切ろうと迫っていた。
「⋯⋯ッ!?」
 咄嗟に手に持つアサルトカービンの銃身でその斬撃を受けると、金属同士がぶつかり合う甲高い音が響いた。
「⋯⋯くそッ!!」
 鼻を付く饐えた匂いにむせ返りそうになる。
「その子から離れなさい!!」
 アビーの声と共に、機餓獣兵を突き上げるかのように魔導蒸気防壁がせりあがった。
 不意に襲い掛かる防壁による打ち上げが機餓獣兵を天井へと叩き付け、地面へと落ちたそれは動かなくなった。
「⋯助かった」
 私は彼女に何度助けられただろうか?
 そんなことを思いながらも何度目かもわからぬ礼をエメラへと送る。
「気にしないで⋯それよりも⋯⋯これが必要なんじゃない?」
 そう言って、エメラの背後から工兵が大きなバッグのようなものを持ってくる。
「⋯⋯本当に、感謝しきれない」
 それをみたアビーの顔が綻んだ。
「観測手と近付いてくる礼儀知らずは私がやるわ。行けるわよね?」
 エメラがにやりと笑っている。
 バッグから取り出したそれにマガジンを装填すると、大きなレバーを引いて初弾を装填する。
「⋯もちろん」
 その体躯に似合わぬ重厚なライフル。
 軽装甲車程度であれば、貫通して見せるほどの破壊力を持った12.7mmの弾丸を放つアンチマテリアルライフルだった。
 電車の上に陣取り、隣でドローンによる観測を行うエメラの声に従い狙いを定める。
「⋯三時の方向、距離は?」
「要らない。」
 次の瞬間、重低音と共に放たれる銃弾が、機餓獣兵の身体を文字通り“粉砕する”
「よかったわ、工兵たちが中で見つけたのよ」
 発進準備を行わせていて正解だったとエメラは笑う。
「⋯⋯これならいける」
 エメラの観測と援護。
 そして、それに浮足だった機餓獣兵に、確実な一撃を容赦なくたたき込んでいく。
「死にたい奴からかかってくるといい⋯」
 アビーの言葉に
「まぁ、死にたくなくても見つけるけどね?」
 エメラが付け加える。
 逃げ場のない機餓獣兵にとっての絶好の狩場だったはずの地下鉄は、いつの間にか二人の女の狩場へと変わっていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

秋山・軍犬
はい、秘水です
軍犬さんは現在アカメ戦に向けて
ご飯を食べてオーラを練り続けています
つまり軍犬さんは力をためている!
という感じですので…

焔「ひゃっはっはー!」

次はこのあたい、炎の精霊の世紀末的亜種
ヒャッハーの精霊こと焔様の出番だぜ!

という訳で電車に手は出させねー!
いくぜ火炎放射神拳奥義…

焔「爆炎百裂炎舞!」

この技は炎の拳を一秒間に百発作り出し
舞う様に移動しながら敵に放っていく
対集団戦用の奥義だぜ!

ド派手で華麗な技だからセントリーガン程度じゃ
あたいが小さいからって無視はさせねーぞ!
かかってこ…いや、こっちからいったらー!

ちなみに亜種とはいえ炎の精霊
自分の炎と熱で電車に被害を出すなんてヘマはしないぜ!



 仲間たちの戦う音が聞こえる。
 だが、軍犬は動かない。
 むしゃむしゃと無言で食料を咀嚼し、待ち受ける“アレ”との決戦に備えているのだ。
「頼むっす」
 そう言って、新たな援軍を戦場へと送る。
 すべては万全の態勢でアレと戦うために。

「ひゃっはっはー!」
 開口一番、新たな援軍は笑う。
 閉鎖空間において最も効果的なものは何か。
 それを彼女は知っているからだ。
「いやっほー!!!!」
 軍犬の呼び出したヒャハ崎・焔の生み出す爆炎の拳は、この閉鎖空間において最も効果的な武器となった。
 空中を縦横無尽に駆け回り、当たろうが当たるまいが周囲を火の海へと作り変える。
 その結果、薄暗い地下は照らし出され、襲撃者たちの姿を隠す暗黒が姿を消したのだ。
 そして、嫌な悲鳴を上げてのたうち回る機餓獣兵。
 その体にべっとりと張り付いていた生物の肉片は腐る。
 腐って最後に残るものは何か。
 ⋯⋯油だ。
 焔の炎が少しでも掠れば、全身に勢い良く火の手が回り、一気に燃え上がる。
 かといって、動かなければその炎を苦にもしない小さな妖精が直接その体を焼き払いに来るのだ。
 無視もできなければ対処もままならない。
 一気に機餓獣兵にとっての地獄と化したそこで揺らめく帆脳に照らされた焔の顔は、怪しく笑っていた。
「ヒャッハー! 汚物は消毒だぁー!!!」

大成功 🔵​🔵​🔵​

緋神・美麗
アドリブ・絡み歓迎

電車が完成した矢先に襲撃とはね。アカメ戦の前に消耗なんてしてられないからね。さっさと撃退するわよ。
でも範囲攻撃で一掃できないのは厄介ねぇ。面倒だけど各個撃破していきましょうか。

見切り・視力・第六感・野生の勘・情報収集・学習力で遠間から相手の動きを観測して先読みし、超巨大電磁砲で各個撃破していく
鎧無視攻撃・属性攻撃・気合い・力溜め・2回攻撃・先制攻撃・誘導弾を乗せて1体1体確実に潰していく
間合いを詰められたら零距離射撃で対応する

本命のアカメ戦の前のウォーミングアップにはなったかしらね。


ベルカ・スノードロップ
敵の動きを動体【視力】で【見切り】
《選択UC》で召喚した槍を【槍投げ】【投擲】で嗾ける
範囲攻撃は電車に被害が及ぶらしいので各個撃破のために【誘導弾】も付与して【串刺し】にします(狙い撃ちは【スナイパー】)

鎧なんて元々なさそうですが、装甲があると面倒なので【鎧無視攻撃】も入れておきます
あとは【傷口をえぐる】事にします

噛みつこうと、こっちに寄ってくるような事があれば
飛ばす前の槍を掴んで穿ち貫き、串刺しにして、傷口を抉って仕留めますよ

アカメ討伐の障害は徹底的に排除させて貰いますから

※アドリブ・連携◎(積極攻勢/積極連携)



 焔の生み出した炎の海の中、二人はなおも生き残り襲撃を続ける機餓獣兵を見ていた。
「電車が完成した矢先に襲撃とはね」
「えぇ、ですがアカメ討伐の障害は徹底的に排除させて貰います⋯⋯」
「もちろん、消耗なんてしてられないからね。さっさと撃退するわよ」
 美麗とベルカ。
 二人にとってもあの戦いは苦い経験であった。
 全力を尽くしたにもかかわらず、あの怪物は自身が満足すると悠々と逃げていったのだ。
 こちらなど、見向きもせずに。
「各個撃破と行きましょうか。もう、あいつらを隠す暗闇も、動く足場すら残っていないですし」
 普段と変わらぬはずのベルカの声。
 だが、そこに慈悲などという物は無い。
「ま、ウォーミングアップ程度になれば御の字ね」
 障害となるものは排除する。
 機械的に。徹底的に。
 ベルカの生み出す黒槍は炎に照らされてなお黒く。
 そして美麗の生み出す鉄塊は、炎に照らされて鈍い輝きを放っていた。
「いっせーの!!」
「穿ちなさいッ!!」
 もはや戦いと言える物すら起こりはしない。
 動くことすらままならぬ彼らはベルカの槍に穿たれ悲鳴を上げ、美麗の鉄球によってその命を終える。
 蹂躙とも呼べる一方的な殺戮だった。
「⋯⋯本当に、しつこいですね?」
 一瞬の隙をついて飛び掛かってきた機餓獣兵を、複数の黒槍が串刺しにした。
 まるで奇妙なオブジェのようになったそれに向けるベルカの視線は冷ややかだ。
「危ないわよ、ベルカ?」
 不意に美麗の鉄塊が、オブジェとなった機餓獣兵を粉砕した。
「⋯⋯そいつら、一応それなりに耐久力ありそうだから、仕留めるなら確実にやった方がいいわ」
 そう言う美麗の顔を見て、ベルカはふと笑う。
「そうですね。すいません、美麗」
 そう、徹底的にやると決めたのだ。
 感傷などに浸っている暇はない。
「ま、どうせウォーミングアップ程度にしかならない相手よ」
「そうでしょうか?」
 次の瞬間に鳴り響く、機餓獣兵を刺し貫く音。
 見れば、美麗を襲おうとしていたそれを、ベルカの槍が貫いていたのだ。
「⋯ありがと」
「いえいえ」
 互いに協力し、互いの死角を補う戦い。
 それは、この二人だからこそできるものだった。
「さて、続けましょう。もうすぐのはずです」
 ⋯⋯残る障害は僅かだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
おまかせプレイング。
『夜(デモン)』としての本性の封印を解く。戦闘力を限界突破。
なんか気分じゃないから今回はデモンエンハンスで720まで強化された技能でガチバトルで。
サイキックヴァンパイア(武装)の無数の触手状のオーラを一斉発射して盗み攻撃による捕食でエナジードレイン(吸収属性攻撃/呪詛)するわ。吸収したエナジーを力溜めしてリソースを確保し、継戦能力の担保に。
余剰エネルギーで全力魔法によるオーラ防御で電車を包み各種耐性による防御能力の向上を。なお、このオーラにもエナジードレイン効果はあるから、敵の攻撃のエナジーをリソースに変換できるわ。


主・役
おまかせプレイング。
さて、アリスのヤツ呼ばれてきたが……完全にはぐれたな。まぁ、いい。
スベテヲクラウモノのアバターと同期。
速く動く物を無差別攻撃、ね。その程度でヤれるならエンドコンテンツボスたぁ呼ばれないんだよ。強制大縄飛び(ロープワーク)を初手からミスってるての。
限界突破した継戦能力の耐久性に回復力、オーラ防御による各種耐性を抜くのに無差別攻撃は悪手だろ。
トラウマ製造機の由縁たる大食いの魔法で捕食するのにいい的だよね。気がつけばパーティーメンバーの首から上や上半身消えてたのはまさにみんなのトラウマ……PS低い高LV無能が乱入してくんな、あー!おやつにされて折角与えたダメージがぁ!



 すでに数が少なくなった敵をそっと見下ろし、アリスはため息をつく。
「興が乗らないわ⋯⋯」
  それは奴らの見た目がそうさせるのか、それとももはや価値が決まった状況にそうさせられたのか。
「えー、呼び出しといてそれは無いんじゃないかなー?」
 その背後から非難の声が浴びせられた。
「あら、巻いたと思ったのに」
「わざとかいッ!!」
 現れた少女、主・役とアリスはこの状況においてもどこかのほほんとしたやり取りをして眼下の炎に焼かれる機餓獣兵を眺めた。
「うーん。もしあれならえにっちゃんがサクッとやっちゃうけど?」
 役の言葉に、アリスは首を振る。
「いいえ、そんなせっかく呼び出したのに悪いわ?」
「わざと巻いたくせに?」
 一瞬、二人の顔が綻んだ。
 即座に黒い霧に包まれるアリスと役。
 アリスは夜としての真の姿に変わると、差し出した手から伸びる触手を生き残った機餓獣兵へと無慈悲に遣わせた。
 普段のふざけた態度からは想像もできない、確実な殺意がそこにあった。
 刺し貫く触手から搾りかすの様なエナジーを一気に吸い上げ殺していく。
「大した量もないし、美味しくも無いわね⋯⋯本当に、いやになっちゃう」
 そう呟いた時、黒い霧から【スベテヲクラウモノ】の姿となった役が飛び出した。
「ちょっとちょっと!? えにっちゃんの分残しといてよ~!」
 そう言って笑う役は、片端から目に付く機餓獣兵達のエネルギーを喰らい尽くしていった。
「うーん、正直言ってマズいね、これ。えにっちゃんが齧った中でも五本の指に入るかもしんないよ?」
 まるで試しに入ってみたレストランの味を酷評するが如く。
 マズいマズいと無邪気に笑いながら機餓獣兵を貪り喰らう少女達。
最後の一匹が、その死を覚悟するのにそう時間はかからなかった。
 ⋯⋯恐れを知らぬはずの機械が怯えた様に二人から距離を置こうと後ずさる。
 だが、すでに火の海となったこの場所の、どこに逃げればいいというのだろうか?
 ⋯⋯一つだけ。
 一つだけそれはあった。
 脱兎の如く列車の方へ走り、暗闇へと逃げていく。
「あ、こら!!」
 役が追いかけようとした次の瞬間だった。


オォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!


 アリスにとっては聞き慣れた、あの咆哮が地下鉄内に反響する。
「みんな!! 電車に乗りなさい!!」
 アリスが叫ぶ。

 そうだ、どうせ死ぬのだ。
















 ならば奴らも“アレ”に食われてしまえばいい。

 

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『アカメ』

POW   :    【のたうつ災厄(The Berserk)
【怒りに任せ、体内の血流】を一時的に増強し、全ての能力を6倍にする。ただし、レベル秒後に1分間の昏睡状態に陥る。
SPD   :    拠点喰らい(Base Eater)
【地表付近の地中を潜行し、地中からの強襲】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を破壊し、地盤沈下を引き起こす事で】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
WIZ   :    アカメ(Fake Oblivion Storm)
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【砂塵で確実に殺害し、赤い目のオブリビオン】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。

イラスト:猫背

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ユウキ・スズキです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 電車へと飛び乗ると、全速力で発進させた。
 響き渡る咆哮、そしてこれでもかというほど揺れる世界。


オォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!


 電車の裏にその気味の悪いブヨブヨとした肉塊が姿を現すまで、さしたる時間はかからなかった。
 セントリーガンが自動で奴に照準を合わせて発砲を開始する。
 ⋯⋯奴が来た。
 優雅な眠りを邪魔する猟兵を、食い殺しに来た。



 アカメが⋯⋯来た。



【各プレイング内で、重機関銃(搭乗型)と列車砲(一発)が使用できます。
列車砲のみ判定に影響いたしますが、使い所を考えて使わないと逆に不利になりかねません。
また、複数列車砲を使うプレイングがあった場合は、【もっとも結果の良いプレイング】で判定いたします】
アリス・セカンドカラー
【ジュゲム】
おまかせプレイング。
デモニックエンハンスでメンバーが所持する技能を技能値720にして全員で共有することで超強化。
私自身は幽体離脱(封印を解く)して、アカメの幽体を引っこ抜く(封印を解く/精神攻撃/気絶攻撃/マヒ攻撃)。抜け殻になったアカメの肉体は意識もなく動くこともままならないでしょう。
アカメの幽体は全力魔法の呪詛で男の娘萌擬人小人化デバフをかけて捕食し、限界突破した快楽属性攻撃の生命力吸収でちゅーちゅーと蹂躙して私のリソースに変換して限界突破した継戦能力を維持するわ♡


主・役
【ジュゲム】
アリスと共有した技能で限界突破。アバターの最終形態を解放し火事場モードの封印を解く。第六感と野生の勘は冴え渡りアカメのあらゆる行動を見切るよ。
纏ったオーラ防御がアカメに匹敵する大きさのドラゴンを象り各種耐性を強化。オーラなので味方の攻撃は阻害しないし、感覚もリンクされているから視界も塞がないよ。
限界突破した継戦能力による耐久力と回復力とスタミナで正面戦闘、呪詛で出来た牙や爪による鎧無視攻撃の鎧砕きで部位破壊して捕食する。オーラによる捕食だからえにっちゃんのお腹は無事だし味も感じない。
地中に潜航されても全力魔法の地形の利用で地中をシェイクして引き摺りだすよ。第六感で見えてるよん。


ベルカ・スノードロップ
【ジュゲム】
アリスさんの糸でスナイパー、投擲、誘導弾、部位破壊、生命力吸収、傷口をえぐる、地形の利用、蹂躙、鎧無視攻撃、見切りをLv730で活用

弱点は赤い孔という事なので、誘導弾を付与した《選択UC》によるスナイプ
狙いはあくまで弱点の赤い孔
外した場合を考え、鎧無視攻撃も乗せて串刺しにする
ぶよぶよとした体に対して貫通しなくても、赤い孔に刺されば、そこから傷口をえぐることで部位破壊に繋げ、弱点の赤い孔を拡げる
そのまま、生命力吸収でアカメの命を刈り取っていきます

誰も使っていないのであれば、アカメの弱点を的確に【見切り】
電車砲に【誘導弾】を乗せて撃たせてもらいます

※連携前提・アドリブ◎
あとはお任せ


緋神・美麗
【ジュゲム】
絡み・アドリブ歓迎

ようやくのリベンジマッチね。今度こそ倒すわよ。
「ここで終わらせるわよ」

雷天使降臨を使用し飛翔して戦う
「たかだか時速150km程度、私に追いつけるものなら追いついてみなさいな」
空中戦で立体機動しながらアカメに肉薄し気合いをこめた零距離射撃で正面の赤い孔に鎧無視攻撃の超巨大電磁砲の誘導弾を二回攻撃の連射で撃ち込み着弾の衝撃波による内部破壊も試みる
アカメが列車本体への攻撃をしようとしたり、列車砲を撃つ合図が来たら援護射撃で挑発しアカメの気を引く
列車砲でも倒しきれなかったら最後の手として雷閃天翔を使用し、ライトニングセイバーを構えてマッハ5強でアカメに突撃する



あの時の雪辱を。
 そう誓って乗り込んできたのだ。
 最初に打ち込まれた対アカメ用・精霊GPS弾による光の点が、手元の機械に映る。
 最初に攻撃を開始した四人は目の前の敵を睨む。
 ガタゴトと揺れる電車を追い立てる赤い孔。
 動くたびに地下鉄全体を震わすその巨体。
「ここで終わらせるわよ⋯⋯」
 美麗が呟いた。
 ⋯⋯目ではないはずだ。
 だが、その光が地獄の悪鬼の眼光に見えて仕方がない。
「さて、始めましょうかね?」
 そう言って笑うアリスは自身の赤い糸を仲間たちへと接続した。
「これで私たちの力は増幅されリンクされる⋯⋯負ける道理はないわ♪」
 ⋯⋯本当に、そうだったろうか?
「油断しないで行きましょう。なにせ、以前は油断してあいつに負けたんですから」
 ベルカの睨む視線はいつになく真剣そのものだった。
「ふふふ、喜びなさいな。中身引っ張りだしてチューチューしてあげる♪」
 最初に飛び出したアリス。
 幽体となってアカメへと接近し、やつの魂を引きずり出してしまえばいい。
 ⋯⋯そう思った。
 その魂は、実に粗野だ。
 喰らう事。
 ただ生きる事。
 それしかない。
 ⋯⋯肉体も、そして魂も。
 そして、怒りに震え荒ぶる災厄に、たった一人の生命体がどれほど無力なことか。
 暴食という言葉以外に相応しい言葉が思いつかぬ奴の魂が、アリスの魂を喰らわぬとどうして確信できる?
 アリスが得意の魔法を放とうとした瞬間。
 その魂はアリスに食らいつく。
「⋯⋯ッ!?」
「アリスさん!?」
 寸での所で魂を引き戻したアリス。
 膝をつき崩れ落ちたその目に、先程の光景が映る。
 ⋯⋯あれはいつも弄んでいるおもちゃではない。
 ⋯⋯あれは⋯⋯⋯⋯力だ。
 魂に触れ、流れ込んできたアレの本質。
 純粋な食欲。
 ただ食い散らかし、ただ消費し、ただ生きる。
「ダメよ⋯⋯あれは殺さなければ止まらない⋯⋯⋯⋯」
 アリスは言葉を絞り出す。
「⋯⋯本当に、油断できないわね⋯⋯」
 膝の震えが止まらない。
 これまでどれほど強大な敵ですら自身のおもちゃとしてきた自分が、たった一つの欲望になすすべなく食い荒らされ殺される恐怖に、立ち上がる事が出来なかった。
「⋯⋯気を付けて、あれは⋯⋯まだ完全に怒ってなんかいないわ。ただ邪魔なだけ⋯⋯⋯⋯」
 外敵が居るから排除する。
 たったこれだけのシンプルな理由だ。
 意識を保たなければ。
 せめて彼らの攻撃を援護しなくては⋯⋯
「よくもッ!!」
 次に飛び出していった仲間達。
「援護します!!」
 ベルカの放つ全力の黒槍が、アカメの弱点を正確に撃ち抜いた。

 オアァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!

 感覚はあるはずだ。
 ⋯⋯⋯⋯そうでなければ、この作戦そのものが成り立たない。
「くそったれぇッ!!」
 役が先程の機餓獣兵と戦った時の姿。
 更にアリスのUCによって限界まで強化されたオーラを纏い、圧倒的な回復力と耐久力をもってして、迫り来るアカメの動きをとめる。
 それは、竜にも似た姿となった。
 正面からぶつかり合った役のオーラとアカメの牙。
 感覚をリンクした全員が、その口内から漂う悪臭に顔をしかめさせる。
 ⋯⋯この時、気付くべきだった。
 感覚をリンクさせるというのがどういうことなのかを。
 大口を開き、そのオーラごと役を食い殺そうとするアカメ。
 そして、ベルカの槍が、そのオーラを貫通して歪に並んだ牙を砕いていく。
「こん⋯⋯ちくしょうっ!!」
 ⋯⋯なんという力だ。
 おそらく先程のアリスの行為によってさらに激怒したアカメの力は想像を絶する物だった。
 長くはもたない。
「援護するわ!!」
 美麗が攻撃を開始する。巨大なレールガンを連射して、正面から奴の牙をベルカと共に砕いていった
「くッこれじゃあいくら撃ち込んだってッ!!」
 だが、大口を開いた状態のアカメに正面からの攻撃を行っても固くびっしりと並んだ牙に阻まれ、有効打を与えられない。
 役のオーラの竜が、いつまでもつか分からない以上、そしてこれ以上距離が離れる前に決定打を与えておきたかった。
「完全開放、天魔滅雷ッ!!!」
 接近して零距離から叩き込むッ!!
「待ってください美麗ッ!!」
 ベルカの制止を振り切り飛翔した美麗は、アカメの側面へと回り込むと零距離からアカメの側面の排気孔。弱点へと攻撃を叩き込む。
「いっせ⋯⋯キャア!?」
 次の瞬間だった。
 肉体を一気に捩じらせ、側面に回り込んだ美麗の身体をまるで蝿の様に叩き落す。
「⋯⋯グッ!?」
 全員の体に走った衝撃。
 全身の感覚をリンクするというのはこういう事だ。
 痛みさえ共有し、その骨を砕かれるような激痛にベルカがよろけた。
「役ッ! 離れて!!」
 アリスの言葉に役が反応し、その場を離れる。
「⋯⋯く」
 役が離れたことを確認し、UCを解除。
 全員の感覚を遮断する。
 次の瞬間、竜のオーラをいともたやすく噛み砕いたアカメは地面へと潜り込んだ。
「美麗がッ!!」
 飛び出そうとするベルカをアリスが制する。
「感覚があったってことはまだ死んじゃいないわ!!」
「ですが!!」
 地面を這ってきているのだろう、アカメの光点が、電車へと近づいてきていた。
「させるかぁッ!!」
 役が地面を思い切り叩き付け、目の前の線路を揺らす。
 力場を指定した大地を操る魔法。
 たまらず飛び出したアカメにベルカは再びの黒槍を放つ。
「クソッ!!」
 汚い言葉だ。
 だが、そんな言葉を使ってしまうほどに、ベルカは焦っていた。
 生み出した槍が側面の吸気口を貫き、抉る様に内部へと進入していく。

 オアァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!

 アカメの悲鳴が木霊する。
「ベルカさん、今よ!! 飛び降りて!!」
 アリスを抱えて電車から飛び降りたベルカ。
 アカメは側面の壁を突き破り、なおも列車を追いかける。
「美麗ッ!!」
 ベルカが駆け寄っていくと、弾き飛ばされた横穴で、役の介抱を受ける美麗の姿があった。
「⋯⋯しくじったわ⋯⋯今から追っかけて⋯⋯ッ!?」
 今から追っかけて串刺しにしてやる。
 そう言おうとした瞬間ベルカが美麗を抱き寄せていた。
「⋯⋯本当に良かった」
 そう言うベルカに、美麗は謝る。
「ごめんなさい、無茶したわ⋯⋯」
 立てますかというベルカの問いに、立ち上がって元気だと証明して見せる美麗。
「いいえ、そもそも私の判断ミスよ⋯⋯本当にごめんなさい」
 だが、誰かが悪いという話ではない。
 ⋯⋯相手が強大すぎるのだ。
「嘆いてる暇があったら手を貸せ、今度こそ叩き潰すぞ」
 ふと暗がりからかけられた声に驚き、目を向ける。
 そにいたのは⋯⋯【フィサリス】のサラだ。
「話は聞いてる、手伝え猟兵。あの電車が“あそこ”に着く前に先回りして準備するぞ!」
 荒唐無稽な作戦。
 だからこそ、何も考えていないはずがない。
 成功する見込みがあるからこそ、指揮官は指示を下す。
「みんなは先に行って準備中だ⋯⋯さて諸君、作戦を説明する⋯なんちゃって♪」
 ニコニコとあどけなく笑う少女。
 彼等の⋯⋯反撃の狼煙が静かに上がった瞬間だった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

ルヴァイド・レヴォルジニアス
【重機関銃】を使用



●心情
一つ、負傷しても後ろに仲間がいる。信じる事
強大な敵であっても支えあえば良い

一つ、最後まで諦めない
誰か一人でも悲劇が起これば、成功には繋がらない
だから

オレは後に続く者達に"可能性"を提示する
いけるか?ロナ

●行動
後ろから迫ってくるようなので迎撃するぜ
攻撃目標は【点在する赤い孔】
UC《ランページ》の効果を乗せて正確に狙い撃つ

【視力、暗視】で暗所の対策。地下トンネルだしな
怒りで迫ってくる場合は取り付けたバーニアを全力で吹かし距離を取る

昏睡状態になってお口が見えたら
好機を【第六感】で感じ取り《M33ビームライフル》を発射して【焼却】
設置と照準は制御用AI『ロナ』にサポートして貰う


エメラ・アーヴェスピア
ついに奴…!ここで何としてでも倒しましょう
これ以上奴に付き合うのはごめんだわ…!

私は他にやる人が居なければ電車の【運転】…【操縦】を担当するわ
…所で、なぜ私が改造で火力より装甲に手を出したと思う?
答えは簡単…私なら容易に火力を後付けできるからよ…!『我が紡ぐは戦装束』!
対象は電車、装備するのは浮遊型魔導蒸気砲を多数と浮遊型の各種探知装置
浮遊型だから重量は相殺…つまり速度は変わらない筈
探知装置で【情報収集】して奇襲を防ぎ、同僚さん達に方角を通達
そして砲で徹甲弾を口の中狙いで叩き込むわよ…前回と違って火力重視の物をね
工兵はダメコン担当よ…ここで終わりにしましょう…!

※アドリブ・絡み歓迎


ジェイ・ランス
【WIZ】※アドリブ、連携歓迎
…きた。

―――感情演算停止。全リソース、戦闘モードへ移行。

"事象観測術式"で全周索敵。【世界知識】を併用して【情報収集】を行い、【地形耐性】をこちらへ付与。電送砲にて牽制し、UCは【誘導弾】を付与してアカメの廃熱機関へ【スナイパー】し、【鎧無視攻撃】を行います。
"慣性制御術式""重力制御術式"を車両に追加し、加速性と安定性を付加します。
敵UCによって、第二章の敵が復活するかもしれません。"レーザーシャワー"と"機関砲"で撃破と行きましょう。
列車砲ですが、"時空制御術式"で【ハッキング】、最適な発射タイミングを支援します。

……殺す。


秋山・軍犬
前回の敗北に対し軍犬が出した答えは

強くなる

自身の限界をUCをアカメを凌駕する域まで練り上げる

それがフィサリスという同じ釜の飯を食った
仲間の未来の為ならば

軍犬「…お前に勝つには十分な理由っすよ」

秘水「GPS弾によるサポートは任せて下さい!」

音速飛行と空中戦の応用によって電車の上に
立ちアカメと直接相対

練りに練り上げたオーラから現れるは
巨人が扱うが如き一本の強大な焼き串

狙うは全てを飲み込まんとする大口
軍犬がこのシナリオで放つ攻撃はこの一撃一投のみ

黄金の厨房の進化系…

【料理×限界突破×気合い×オーラ防御×火炎耐性×野生の勘
×スナイパー×見切り×暗視×誘導弾】

フルコースゴールデン・ギガントキッチン!!!


リーデ・クインタール
アドリブ歓迎

中々のサイズですね…機械要素は…無さそうですね
この肉塊が脂肪か筋肉かで話は大分変ってきますが…この移動速度や活動法を見るに筋肉っぽいですね…

さぁ、ファイナルラウンドといきましょうか…
バレッドスコールでは牽制程度にしかならなさそうですしディストピアとブラストレーザーで行きましょう(スナイパー・属性攻撃)
近付かれたら砕塵でぶっ飛ばしながら距離を取ります(怪力)
まだ使用されていないなら列車砲で狙撃しますが…すでに壊れていた場合はエリュシオンで【機神の狂撃】を放って追撃に入ります


アビー・ホワイトウッド
アドリブ及び連携歓迎

来た。こうして間近で見るとすごい迫力。ここで仕留める。

おそらく確実に仕留めるには列車砲のクリティカルヒットが必須。何とかして列車砲が最大化効果を発揮するようにしたい。
基本は重機関銃か対物ライフルでUC発動、アカメの弱点である赤い排気孔を執拗に銃撃し続ける。
これだけ一直線に突っ込んでくるなら面白いくらい当たる。

列車はアカメと付かず離れずの位置をキープして後述の作業でアカメに回避させない近い間合いを維持。
列車砲が動き始めたら列車の運転席へ。徐々にスピードを落としていき、奴が電車を食おうと口を開けた瞬間にブレーキ。

…今!

奴が列車を半ば飲み込んだところで列車砲を発射してもらう。



「さっきの四人は!?」
 ルヴァイドが重機関銃の席に着きながら言った。
「さっき飛び降りた⋯⋯多分無事だとは思うけど⋯⋯ッ!? 右からくる!!」
 それに答えたアビーが、手元の機械を睨んで叫んだ。
「ええい忙しいな畜生ッ!!!」
 側面のレバーを回し、銃座を回転させようとしたときだった。
「あなたはそのまま真後ろを狙っていなさいな。私達で止めますわ」
 そう言って笑うのはリーデだった。
「問題ないわよね?」
 隣にいるジェイに声をかける。
「成功率演算⋯93.26%」
 感情の無い無機質な声がジェイの口から漏れた。
「さっきからずっとこんな調子なんですよねぇ⋯⋯」
 そう。
 ジェイは、今度こそ慢心を捨てた。
 だから、最初から感情を止めた。
 そこに愉悦も何もなかったとしても。
「システム構築正常⋯事象観測術式展開⋯Ubel:Code Löwen_Bataillon Dame.」
 土煙が舞う戦場⋯⋯いいや⋯⋯これは。
「ん⋯⋯あぁ、アビーさん!? 後ろからなんか来たぞ!!?」
 ルヴァイドの言葉に、アビーが視線をやると⋯⋯
「なにあれ⋯⋯」
 それは、通路を全速力で駆けて来た。
 様々な骨や肉の塊が寄せ集まったかのような異形の群れが。
「敵ユーベルコード『Fake Oblivion Storm』の発生を確認」
 ジェイが告げる。
 そう。それは、ここで死んでいった者たちの残骸。
 そこいらじゅうにへばりついたその残滓が寄り集まったオブリビオン達。
「ふざけんなよ!!」
 悪態と共にルヴァイドが重機関銃の引き金を引いた。
「援護するッ!」
 アビーも手持ちのアサルトカービンでそれに応戦する。
『アビー!!何が起きてるの!?』
 運転席で電車の操縦を担当するエメラの無線に答える。
「アカメのユーベルコードッ!! 雑魚が大挙してきてるッ!!」
『あぁっクソ! 後ろは任せなさいッ!! 側面にも天井にも奴らが居る!! 工兵たちだけじゃ間に合わない!! それに目の前もよ!! このままじゃ流石に脱線するわッ!!!』
 その声に驚き、列車の側面を見た。
「⋯なっ!!」
 それは、目を覆いたくなるような光景だった。
 肉が⋯大量の肉の塊が、列車の側面に張り付いて蠢いている。
 それだけではない。
 天井、壁。そして線路に至るまで。
 すべてが蠢く肉の塊だった。
「ルヴァイド!!」
「分かってる!!!」
 重機関銃が天井に張り付いて、列車の上にぼたぼたと垂れてくる肉塊を撃ち落とす。
 落下する肉片を避け、正面へとアビーは走る。


「あぁもう!!」
 エメラは憎々しげに後ろを振り返った。
 工兵たちが扉の裏で奴らと応戦する音が聞こえる。
「いくら何でも反則よ!!」
 言ってしまえば、彼女達は今オブリビオンの体内にいると言ってもいい。
 まるで食道を通り抜ける餌の気分だ。
「どうせ見なくたって当たればいいのよ!!」
 列車の制御に集中しつつの魔法の行使。
 これでもかというほど精神力を削る戦いだ。
 ⋯⋯だが、それが出来なければ死ぬだけだ。
 ほかに選択肢はない。
「行ってきなさい!!」
 多量の浮遊型砲台を車体全体に展開させ、全方位攻撃を開始する。
「くそっ!!」
 正面にへばりついた肉塊。
 おそらく、人の顔の皮が窓に押し付けられ、気味の悪い薄ら笑いを張り付けていた。
「ジャマよ!!」
 薄ら笑いを浮かべた肉片へ、召喚した魔導蒸気マスケット銃S型の銃口を向け叩き落す。
 砕けたガラスに精霊合金装甲版が同化し修復していった。
「エメラ!!」
 側面の窓を叩き割って、アビーが入って来る。
「アビー!!」
「車内がマズい!! あいつら、数が多すぎるッ!!」
 アビーが入ってきた窓が修復途中で何かを挟む。
「⋯申し訳ないけど、あなたと遊んであげる暇はないッ!!」
 子供のような体躯の肉塊だった。
 構わず手持ちのアサルトカービンを放ち、その肉体を吹き飛ばす。
『ザー⋯ザー⋯⋯め⋯⋯』
 その時だった。
 列車の無線に音声が入る。
「誰よ!!」
 どこかのレイダーの無線か、奪還者か。
 いずれにせよ、この状況で入る雑音はエメラの集中を削ぎ、イラつかせる。
『ザー⋯誰だっていい!! 列車を止めるな!! 進め!! ひたすら進めイェーガー!!!』
 雑音だらけの不鮮明な声が車内に響く。
 それは二人を困惑させた。
「いま⋯イェーガーって?」
 だが、それを気にしている余裕はない。
「アビー!! あなたのライフルはそこにあるわ!!」
 エメラの指す先。
 アビーの対物ライフルが縛られていた。
「⋯⋯後ろの五月蠅い乗客を黙らせてくる」
 装填を確認し、アビーは言った。
「任せたわ、この先に何かあるらしいし、そこまで黙らせておいてちょうだい」
 エメラが微笑む。
 一か八かの賭けかもしれない。
 だが、それでも。

 彼らはすでにその命をベットしている。


「さて⋯こちらもやりますわよ!!」
 アビーが駆けだした後、リーデが叫んだ。
 おそらく、目の前に見える横穴。奴が顔を出すのはそこだ。
 向かっていったジェイの特攻兵器が次々炸裂する爆音と光が見える。
「了解。攻撃準備完了後方の敵への牽制準備完了」
 右手を後方に向けたジェイが、レーザーシャワーと機関砲を展開。
 発砲を開始する。
「装備展開、ディストピア、ブラストレーザー用意」
 そして、列車と横穴が重なり合った瞬間だった。
「発射」
「さぁ、ファイナルラウンドといきましょうかッ!!」
 同時に放たれるジェイとリーデの攻撃。
 大口を開けたアカメの口に放たれた強力な砲撃が、その口の中で炸裂する。
「他愛もないですわね⋯あれで吹き飛んだんじゃないですか?」
 リーデが即座に周囲の敵に目を移し言い切った。
「否定。生命活動確認」
 ジェイの言葉に、リーデは困惑する。
「何を馬鹿な。あれだけの火力を喰らって、頭部が吹き飛んだはずですよ?」
 あぁ、確かに吹き飛んだ。
“頭部は”吹き飛んださ。

 グボァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 何かを吐き出しながら響く咆哮。
 そして後方に姿を現したそれに戦慄する。
「おい⋯⋯本当に生物なのかよ⋯⋯?」
 ルヴァイドが振り返った先。
 頭部を吹き飛ばされたアカメが、先程と変わらぬ動きでこちらを追い立てて来るのが見えた。
「⋯⋯頭が吹き飛んだのよ? いや⋯⋯そうか⋯浅はかでしたね⋯⋯⋯⋯」
 当たり前だが、ミミズであれ何であれ、生物には脳が存在する。
 そこを吹き飛ばせばこれまた当たり前に死亡するはずだ。
 だが、ミミズには文節脳という形で脳がある。
 本来の脳は確かに頭部にあるが、それ以外にもいくつかに分かれた脳が存在するのだ。確かに通常のミミズであれば文節脳だけでは生物として機能できず死滅するだろう。
 ⋯⋯だが相手はあれだけ巨大化しているのだ。
 文節脳がすべて通常の脳と同じ働きができるように進化していたとしてもおかしくはない。
「⋯⋯本当に、変な依頼を受けてしまったものですね⋯」
 このバカでかい生物を一直線に貫かなくては完全に殺しきれない。
 だが⋯どうやって?
 その時だった。
『各員通達!! 衝撃に備えて!!! 列車が停止するわ!!!』
 エメラから通信が入る。
「な!?」
 いったい何を考えているのか。
 もしこの状況で列車が停止すれば、列車ごと奴に食われる。
 確かに、今の奴の体であれば、勢いよくぶつかり列車ごと奴の体を貫通してもおかしくはない。
 だが⋯⋯
『詳しく話してる余裕はないわ!! リーデさん!! 貴女に列車砲を任せる!! 列車が停止したら奴の胴体をぶった切って!!』
 ⋯⋯ますます意味が分からない。
 正面から撃ち込む列車砲で、どうやって奴の体を裂けというのか。
「あぁもう!! こうなりゃヤケだ!!」
 重心が過熱しきった重機関銃を台座から外すとルヴァイドが、M33ビームライフルを台座に懸架する。
「ロナ!!」
 M33ビームライフルに搭載された制御AI『ST-67』に、ルヴァイドは語る。
「オレは後に続く者達に"可能性"を提示する⋯⋯いけるか!?」
 そう語ったルヴァイドにロナは静かに返す。
『イエス、マイ、マスター』
 優しげな声音だった。
『3⋯2⋯1⋯インパクト!!!』
 思い切り列車のブレーキを踏み切り、車輪から凄まじい勢いで火が噴き出す。
「止めろォォォォオオオオオオオオオオオオッ!!!」
 列車が開けた空間へ、地底湖のような場所へと突入すると同時に誰かが叫んだ。
次の瞬間、それまでほぼ直進していた列車が曲がる。
 そして、大勢の人々がロープを掴んで、列車の正面に網のようなものを張ったのだ
「アレスティングフックじゃあるまいし!!」
 リーデが叫んだ。
 だが、その口元は笑っている。
 そう。
“奴をぶった切れ”
 その意味を理解したからだ。
 止まった列車の後方。
 そして、勢いのまま真っ直ぐに突っ込んでくるアカメ。

 その先は⋯⋯断崖絶壁の地底湖だった。

「照準は合わせたッ!! リーデ!!!」
 電車の内部で肉塊どもと戦いながらその照準を調整していたアビーが叫んだ。
 刹那の出来事だ。
「⋯哀しいモノですね…我が作品の散る様は…」
 目の前の発射スイッチをリーデは拳で叩き付ける。
「Take This!!“受け取りなさい!!”」
 凄まじい発砲音と衝撃。
 放たれた砲弾は、アカメの胴体を文字通り引き千切る。
「軍犬!!」
 サラが叫んだ。
「この瞬間を待っていたっすッ!!!」
 そう、彼はずっと待っていた。
 最高のタイミングを。
 アレにとどめを刺す瞬間を。
「サポートはお任せを⋯⋯」
 隣に佇む秘水が言う。
 それがフィサリスという同じ釜の飯を食った仲間の未来の為ならば⋯⋯
「…お前に勝とうと思うには⋯⋯十分な理由っすよ」
 落下していくアカメの上半身。
「今ですっ!!!」
「フルコースゴールデン・ギガントキッチン!!!」
 生み出すは、前回のアカメ戦とは日にもならぬ巨大な鉄串。
 落下していくアカメの体が一直線になった瞬間。
 それを放った。
 すべてはただこの一投のために。
 直線に落下したアカメの体を垂直に貫く鉄串。
 正確なその一投が、その巨体の文節脳を一直線に刺し貫き、地底湖に落下する寸前のその巨体を止めた。
 ぼたぼたと落ちるアカメの体液が、地底湖の水を蒸発させ、ものすごい湯気となって吹き上がる。
「ロナ!!」
『制御システム変更。キャノンモード⋯エネルギーライン全弾直結⋯懸架台座耐久チェック完了⋯チャンバー内正常加圧中⋯M33ビームライフル最高火力モード⋯⋯⋯撃てます』
「消し飛べェッ!!!」
 その強固な銃身が一発で溶けるほどの極太のエネルギーが、ちぎれたアカメの下半身を飲み込んだ。
「緊急閉鎖!!!」
 ダディが叫ぶと、先程電車とアカメが入ってきた出入り口が爆破され封鎖される。
「全員列車から離れるんだ!!」
 レオンの言葉に従い、リーデ、エメラ、アビーそしてジェイ電車から飛び降りる。
 ⋯⋯全員ボロボロだった。
 そしてルヴァイドも、ビームライフルから制御ユニットだけを引っ掴み飛び降りた。
「ぶっ壊せ!!」
 そこに用意されていた多数の砲塔が列車に大量の弾薬を撃ち込んでいく。
 見れば、最初に飛び降りた四人の姿もあった。












 しばらく経っての事だった。
 フィサリス達が通ってきたというルートを通って、地上に出る。
 照らす太陽がまぶしく、もう何年も地下にいたのではないかという錯覚に襲われた。
「これで終わった⋯⋯本当に」
 そう、アビーが呟いた。
「⋯流石に死ぬかと思ったわよ」
 そう言ってアビーが返す。
「というか、流石に疲れましたわね⋯」
 リーデが煙管に火をつけ、
「ロナ⋯大丈夫か?」
『大丈夫じゃありません。一部回路が解けました。責任を取ってください』
「⋯⋯大丈夫そうだな」
 ルヴァイドとロナがそんなやり取りをする。
「いやいや! 勝ったねぇ!! 一件落着ってね!!」
 ジェイも、普段の調子を取り戻していた。
「いや、申し訳なかったっすね。みんなと戦った方がいいかもとは思ったんすけど」
 そう言って申し訳なさそうにする軍犬に、サラが飛びついた。
「いいんだよ軍犬! それにかっこよかったぞ!!」
 そう言って、軍犬の頬にキスをする。
「なっ!!!」
「なっ!!!」
「おやおや⋯⋯羨ましいですね軍犬さん」
「よかったじゃない?」
 アリスと役驚き、ベルカが笑いながら言う。
「う⋯うるさいっす!!」
 帰路についた彼らを、太陽は祝福するかのようであった。





















































 こぽり、こぽり。
 串刺しにされたアカメの体液はすでに熱を失い、地底湖にこぼれて小さな水音を立てていた。
 こぽり、こぽり、ぽちゃん。
 同じような水音が響き続けている中、一度だけ、何か塊のようなものが落ちる音がした。
 それは、水底へとゆっくり沈んでいく。
 それは⋯⋯⋯⋯⋯⋯















                卵だ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年03月17日
宿敵 『アカメ』 を撃破!


挿絵イラスト