●隠れ里の秘湯
「あのね、エーデル村っていう所があるんだ」
フィーナ・ルリス(陽だまり・f04597)は、そう言ってから話を始める。
「この村はあんまり他の所と交流が少ないから、隠れ里って呼ばれてたりするんだよ。で、その村に森があって、とっても素敵な温泉があるんだよ! 効能も万病に効くとかいうのもあって、浸かっても源泉のお湯を飲んでも効果があるって言われてたりする温泉なんだ。……まあ、隠れ里って呼ばれている位だから、知っている人も少ないんだけどね。……そう、知っている人は少ないんだけど……ちょっと性質の悪いオブリビオンが、その温泉に目を付けているみたいなんだよね。で、村を襲って温泉を独占しようと計画しているって事が分かったの。だから、その前に悪い人達を倒して欲しいんだ。村の人達の安全の為にも、温泉が酷い事にならない為にも……お願いします!」
フィーナはその悪い人達についても話しはじめる。
「凄く所有欲が強いオブリビオンが協力者を集めているの。この村から少し離れた別の森の一角に朽ちかけた大きな木造の建物があって、そこに今、集まっているみたいなの。いつ、村に襲い掛かるか分からないから、先に拠点を潰して、そのオブリビオンを倒してしまえば村の安全も、温泉も守る事が出来るよ! 先制攻撃、お願いします!」
それから、と、フィーナは付け加える。
「村の安全を温泉を守れたら、折角だし、私が案内するから、みんなにも温泉を楽しんでほしいな! 日頃の疲れを癒してリフレッシュも良いよね? 水着は忘れずに持って来てねー!」
白鳥美鳥
白鳥美鳥です。寒さも暑さも弱い人ですが、温泉は良いですよね……。という事で、温泉を守って温泉に行きましょう。
まずは拠点に攻め込み、協力者である邪悪エルフ達を倒して頂きます。
続いて、温泉の独占を考えている王様の様な首謀者を倒して下さい。
無事に壊滅させる事が出来れば、フィーナが万病にも効くと言われる秘湯にご案内致します。水着のご用意をお願い致します。温泉に関しては大人数で入る、もしくは、それぞれ別々に等、出来る範囲であれば、ご希望にそえるようにしたいと思います。お誘いがありましたら、フィーナも御一緒させて戴きます。
リプレイは 集団戦等がありますので、プレイングがある程度集まってからリプレイを執筆する形になると思います。
状況により、リプレイが遅くなりそうな場合は、マスターページとツイッターでお知らせします。申し訳ありませんが、マスターぺージかツイッターの確認をお願い致します。
春の足音が聞こえてきておりますが、のんびりと温泉を楽しんで戴ければと思います。
第1章 集団戦
『邪悪エルフ』
|
POW : 灰は灰に、倒木は下僕に
自身の身長の2倍の【伐採した木々を体素材としたゴーレム】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
SPD : 塵は塵に、百獣は四肢に
自身の身体部位ひとつを【自身が絶滅させた希少生物】に変異させ、その特性を活かした様々な行動が可能となる。
WIZ : 土は土に、山拝は産廃に
【公害の原因となる有害物質】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を汚染し】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
イラスト:相馬
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
フィオリナ・ソルレスティア
【ペア/f05803】【WIZ】(アドリブ/連携可)
「秘湯温泉って素敵な響きよね」
連戦続きだったので温泉でゆっくりするのも悪くないと思い立ち、オブリビオンの拠点制圧に名乗り出る
■作戦
拠点まで目立たないように接近し先制攻撃一気に制圧する
■行動
森の中を[目立たない]ように[忍び足]で拠点まで接近。
邪悪エルフ達の拠点を視認したら遠距離からの攻撃で一気に制圧する
「フォルセティ、まずは動きをとめるわよ」
(先制攻撃)で【眠れる森の美女】を発動。
動きが悪くなった邪悪エルフ達に[全力魔法]で【ロンギヌスの槍】を飛ばし、無数の魔法の槍で[串刺し]にする
有害物質の攻撃には[高速詠唱]の【アイギスの盾】で相殺を狙う
フォルセティ・ソルレスティア
【ペア/f00964】【WIZ】(アドリブ・共闘可)
「わーい、秘湯温泉ツアーだ!」
フィオ姉ちゃんと一緒に邪悪エルフを退治するよ。温泉楽しみ♪
【行動】()内は技能
森の中を(迷彩)して(目立たない)ように拠点まで近づくよ。
まずは先制攻撃で動きを鈍らせてから攻撃するんだね。
「それならボクに任せてよね」
邪悪エルフ達に向かって(先制攻撃)でバーラ・スーペルノーバだね
重力磁場で動きを止める作戦だよ
「フィオ姉ちゃん、今のうちだよ」
さらにフィオ姉ちゃんの攻撃に続いて(2回攻撃)でアサールト・マルテだね
軍神マルスの斬撃で邪悪エルフ達をバッタバッタとなぎ倒すんだ
「反兵は拙速を尊ぶ、だね」
「秘湯温泉って素敵な響きよね」
「わーい、秘湯温泉ツアーだ! 温泉楽しみ♪」
秘湯を守る為、敵のひそむ森へと侵入したフィオリナ・ソルレスティア(サイバープリンセス・f00964)とフォルセティ・ソルレスティア(星海の王子様・f05803)の姉弟。
先日までアルダワ学園で起きていた戦い続きの日々を送っていた2人。たまには温泉でゆっくりするのも良いと思っていた所に秘湯を狙うオブリビオン達の話を聞いて駆け付けたのだ。
二人で、そっと目立たない様に足音を忍ばせて話を聞いていた木造の建物を見つける。朽ちかけつつあるその建物には、エルフと思われる女性達が建物周りの警備をしていた。建物の中にもまだ多くいるであろう気配がする。
「あの建物がそうみたいだね。いかにも怪しそうな人達が一杯いるよ」
「そうね。どう見ても……って感じね」
二人で顔を合せて頷きあう。
「フォルセティ、まずは動きをとめるわよ」
「それならボクに任せてよね。常闇の淵に彷徨う黄昏よ。其に捧げるは原初の神韻」
姉の言葉に、フォルセティは先制攻撃と、銀河を象った魔道帽から大量の漆黒の魔法弾を邪悪エルフ達に一気に放った。魔法弾は着弾と共に彼女達を次々に重力の磁場によって動きを封じ込める。いきなり身動きが取れなくなったエルフ達は慌てはじめた。
「フィオ姉ちゃん、今のうちだよ」
「ええ。全てを貫け、ロンギヌスの槍よ!」
フォルセティによって動きを奪われたエルフ達に向かって、フィオリナは光り輝く閃槍の雨を放つ。磁場で上手く動けないエルフ達は抵抗する事も出来ず、次々とフィオリナの光り輝く槍に次々と貫かれていった。
「何が起こったの!?」
「あなた達、何が……これは敵襲!?」
外の騒動に気が付いたのか、建物の中からエルフ達が次々と現れてくる。
「行くわよ、フォルセティ」
「うん、任せて、フィオ姉ちゃん!」
現れるエルフ達に向かって姉弟は彼女達を一掃すべく向かって行った。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
レフティ・リトルキャット
※詠唱省略やアドリブOK
温泉にゃ~。隠れ里なら景色も良さそうだね。…Σ汚染ってタチ悪いにゃっ?!。戦闘力を高める一因にもなっているみたいだし奪っていくにゃよ。
子猫に変身し、汚染された地形に肉球たしたし。汚染された地形を素材に、立ち上がれ【ガイアキャット】。動き回る地形(配下子猫達)に変えて敵の力を奪いつつ、自身は立場的に上に立つ、リーダー効果で配下子猫達を統制し、戦闘力を高めていくにゃん。
髭感知で動きを見切り、呪いのオーラ防御を纏った配下子猫達の組体操(壁)で有害物質を防いだり、連携攻撃で反撃していくにゃあ。
にゃはは、コレでも上に立つっていうなら猫波を乗りこなして見せるのにゃ。
イネス・オルティス
邪悪エルフか、何の見返りで協力しているのか知らないけどそれもここまでよ
”地形の利用”しつつ”忍び足”でそっと移動、”戦闘知識”と”野生の勘”でタイミングを計り
”ダッシュ”で一気に近づき”怪力”を活かし【巨獣撃】で”鎧砕き”攻撃
ゴーレムに乗るのなら、それごと叩き潰してあげるわ
敵の攻撃は”オーラ防御”や”武器受け””敵を盾にする”等で防ぎ”激痛耐性”で耐える
アドリブ・絡み・可 ””内技能
「うわ、早速始まってるにゃね」
「邪悪エルフか、何の見返りで協力しているのか知らないけど……」
「やっぱり、温泉じゃないかにゃ。隠れ里なら景色も良さそうだにゃ」
建物から次々のエルフ達が現れ、完全戦闘態勢に入っている。
その様子を見てレフティ・リトルキャット(フェアリーのリトルキャット・f15935)とイネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)は言葉を交わす。
「成程ね。でも、その企みもここまでよ」
「そうにゃ! 隠れ里の温泉を汚染させる訳にはいかないにゃよ!」
二人もエルフ達との戦いに身を投じる。
イネスは相手との距離を図りつつ、気が付かれないぎりぎりの範囲に入ると、ダッシュで一気に飛びかかる。
「獣の一撃、くらいなさいっ!」
巨獣のオーラを乗せた強烈な一撃が邪悪エルフを建物ごと吹き飛ばす。砕け散った瓦礫の向こうで、木々で作り上げたゴーレムに騎乗したエルフ達がイネスに向かって突撃してくる様が視界に映り、直ぐに体勢を整えて次の相手に向かって構えた。
「ゴーレムごと叩き潰してあげるわ!」
ゴーレムに騎乗したエルフ達とイネスの巨獣の力による攻防が繰り広げられる。突進してくるエルフ目掛けて、イネスは強烈な一撃を叩き潰していった。
一方、レフティはエルフ達が放ってくる有害物質を出来る限りかわしつつ、子猫姿になると、有害物質で汚染された場所を肉球でたしたしと叩く。すると、汚染された場所から66匹の子猫達が現れた。汚染した場所を地形ごと子猫達に錬成したのだ。その子猫達の上にレフティはしゅたっと乗る。
「みんな、行くにゃよ!」
子猫達に指示しながら、エルフ達に向かい、共に連携しつつ次々と骸の海へと還していく。
イネスがゴーレムごとエルフと叩き潰し、更に、レフティの指揮する子猫達が有害物質を放ってくるエルフ達を薙ぎ払う。
ゴーレムが駆け巡り有害物質が飛び交う戦場の中、イネスの地形を破壊する程の強烈な叩き潰す音と、レフティの指揮する子猫達の鳴き声が響き渡った。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
彩波・いちご
【恋華荘】
うちの寮以外の温泉楽しみです
…なので、温泉お独占なんて許せませんっ
理緒さんの偵察から情報をもらい、3人で敵拠点突入
前で戦うカメリアさんを援護するように、私も呪文を唱え【異界の抱擁】の触手を影から召喚します
「カメリアさん、巻き込まれないように気を付けて!」
注意は促しつつ、私も暴走しないように制御に集中
触手で邪悪エルフを絡めとり、拘束して、その力を封じましょう
…カメリアんさんっ巻き込まれないようにって言ったのにー?!
類さbbにっ
ちゃんと制御しますからー?!
冗談はさておき、敵に対しては容赦しませんよ
全力で絡みつきそのまま締め上げてあげましょうっ
カメリア・エスパディア
【恋華荘】
村を襲って温泉を独り占めに…
乱暴に独占しちゃおうなんて悪い人は、おしおきしないとですねっ
理緒さんからもらった情報を【恋華荘】
村を襲って温泉を独り占めに…
乱暴に独占しちゃおうなんて悪い人は、おしおきしないとですねっ
理緒さんから貰った情報を確認し、それを利用&
いちごさんと理緒さんのサポートを受けつつ
2人を守るためにも
敵をローレイア&C・トゥーム(以下、2丁拳銃)で牽制しつつ
魔剣で斬り込んでいきます!
各攻撃の際は、Free&Flexible-Styleを使い…
2丁拳銃での時は攻撃回数重視で
魔剣での時は攻撃力重視で攻撃!
敵の数が多くて押された所に
いちごさんの触手が!
って私も狙ってませんか!?
菫宮・理緒
【恋華荘】
恋華は宿ではないけど、
たまには他の温泉のリサーチもしないとだよね。
よりよい寮にして、いろんな人にきてもらわなきゃ……って、
それすると、ライバルが増える、のかな? 悩む。
ま、まぁ、それはそれとして、
いちごさん、カメリアさんと温泉を楽しむためにも、
独り占めは断じてゆるさないよー!
拠点に実際に乗り込む前に【E.C.O.M.S】を使用して。
【Octagonal Pyramid】を召喚し偵察。
地形や相手の配置を確認、みんなで情報共有して攻め込もう。
偵察後は、2人の援護に回ってもらって。
危険な場面があったら、突っ込ませて盾にしよう。
ま、まぁ、いちばん危険なのは、
いちごさんの触手……かもだけど。
「早くも混戦模様を徹していますね……」
「理緒さん、情報収集お願いしますっ」
「ええ、任せておいて。作戦行動、開始」
混戦する戦場を見て、彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)とカメリア・エスパディア(先生は魔狩りの魔剣・f21767)に頼まれた菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)は、正八角形のユニット『Octagonal Pyramid』を飛ばして戦場の様子を探る。
「……エルフ達の集団は……結構減っているのかな。全体的に戦力を立て直そうってしている感じ。後は……結構、建物の方が壊れているから瓦礫類にも注意した方が良いかも」
「という事は……斬り込むには良いタイミングみたいですね?」
「うん、まだ、立て直されてないしチャンスかな。でも、人数はいるし気を付けてね。エルフだけじゃなく……」
カメリアの言葉に、理緒は頷きつつ視線をいちごに向ける。
「……確かに巻き込まれたら大変ですね」
「うん、どちらにしても危ない時は直ぐにわたしも協力するから。そこまで強い訳じゃないけれど、数はあるからね」
理緒の上には正八角形のユニットが沢山飛んでいる。拠点の偵察に行っているものも合せると、全350体。カメリアを援護し守るには十分だろう。
「カメリアさん、理緒さん、行きましょう!」
二人を不安にさせている張本人のいちごの言葉に頷き、エルフ達の元に攻め込んだ。
「悪い人はおしおきですよっ」
2丁拳銃で牽制しつつ、カメリアは自身でもある魔狩りの魔剣カメリアでの攻撃のチャンスを狙う。その後ろでカメリアの支援を担当するのは、いちご。
「ふんぐるいふんぐるい……、星海の館にて微睡む我が眷属よ!」
いちごの影から大量の異界の触手が現れる。
「カメリアさん、巻き込まれないように気を付けて!」
「はい! いちごさんも気を付けてください!」
先程の敵以外に気を付ける必要があると言われていたものは、このいちごが召還した大量の触手。後方支援の形なので、後ろが見えないカメリアからすれば自分に向かって来たとしても分からないのだ。
その大量の触手は次々とエルフ達を絡みつけ縛り上げる。それと同時に放たれてくる有害物質も触手と理緒の戦闘機が振り払い、動けなくなっているエルフに向かってカメリアの渾身の斬撃をお見舞いした。
しかし、触手をすり抜けて来るゴーレムに乗ったエルフ達もいて、カメリアの牽制が間に合わない時には、理緒が戦闘機を突撃させて盾となり守る。……いちごからの触手まで現れるがそれからも勿論盾となって守る。
「私も狙ってませんか!?」
「ちゃんと制御しますからー!」
「いちばん危険なのは、いちごさんの触手……かも」
……仲間同士で危ない事にもなりかけるが、その辺りは理緒がちゃんと制御して。
そんな騒ぎも起こりつつ、いちごの触手に縛り上げられ、理緒の戦闘機が突撃し、カメリアが斬りつける。そして、エルフ達を次々と捌いて骸の海へと還していった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ティエル・ティエリエル
SPDで判定
温泉はみんなのものなんだぞー!それを独占しようとするなんて許さないぞ☆
村に襲い掛かる前にこっちから先制攻撃だ!
【ライオンライド】で呼び出した体長40cmほどの子ライオンくんに「騎乗」して建物の中に飛び込むよ!
「動物使い」と「動物と話す」技能のおかげでライオンくんとのコンビネーションはばっちり!
敵がどんな希少生物に変異させてきてもライオンくんの方が絶対強いよ!
がぶがぶと噛んで噛み千切っちゃえ!
ライオンくんが希少生物に変異した部位をやっつけたら
背中から飛び出して風を纏ったレイピアでの「属性攻撃」を叩き込んじゃうぞ☆
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
テラ・ウィンディア
…何というかとんでもないエルフな気がするけどおれもあんまり人の事言えない気がする
【戦闘知識】で敵陣の陣形を把握
【属性攻撃】で炎を全身と武器に付与
なんつーか…おれらと敵対しているダークエルフだって森は大切にしてた気がするんだぞ
そういう意味ではお前らは確かに邪悪だな
敵陣に突撃して
剣と太刀で猛攻
【早業】で槍に切り替えればそのまま間近の敵を【串刺し】に
グラビティバスターで【一斉放射】
さーて…色々と汚してくれたようだから一つしっかりと滅菌して浄化しようじゃないか
あんまり褒められたやり方じゃないが
温泉を育む大地の怒りをその身に刻め!
紅蓮神龍波発動!
周囲のエルフに纏わりつき汚染された地形ごと焼き尽くしに
ミア・ミュラー
【旅人の軌跡】で参加
ん、村と温泉を守るために、みんなで頑張ろう、ね。けど、森の中の温泉って、静かでゆっくりできそうで、いいな。わたしも、楽しみ……。
あの人たちは自然を壊す悪いエルフ、ね。わたしは【プリンセス・ホワイト】で呼んだ白鳥さんたちと一緒に戦う、よ。わたしは傘で有害物質を弾き小鳥さんを守りつつ、周りをよく見て白鳥さんたちに指示を出す、ね。ネージュさんが苦手そうな生き物は白鳥さんが、白鳥さんが苦手そうなのはネージュさんに、それぞれ戦ってもらうのが、いいかな。
んー、ネージュさんがちょっと無理、してる……?小鳥さん、わたしが白鳥さんたちに敵を引き付けてもらうから、ネージュさんを助けて、あげて?
宮沢・小鳥
【旅人の軌跡】で参加
フィーナさんからの依頼、また受けてみたいと思ってたんだ! 今回は同じ旅団の仲間のネージュさんとミアさんと一緒に、フィーナさんを助けに来たよー! エーデル村の温泉、必ず救ってみせるね!
邪悪エルフさんの攻撃に対して、あたしは「癒し桜」のUCを使用して、味方の回復の支援をする!
ミアさん、庇ってくれてありがとう! ネージュさんの様子がおかしい? うん、わかった、ミアさん!
「あたし、ネージュさんもミアさんも大切な存在だよ! そのネージュさんが無理してる姿はほっておけないの!」
癒し桜の力をネージュさんへ集中! 回復の力で、ネージュさんのショックを少しでも癒せるように祈るね!
ネージュ・ローラン
【旅人の軌跡】で参加。
温泉を守る依頼ですか。
後で入れるのなら楽しみですね。
邪道に堕ちたエルフは同族として許せません。
絶滅した生物への変異にも、彼女らが滅ぼした事実やその力を振るう悪趣味さにショックを受けますが、なんとか特徴を見極め【氷装創出】で武器を作り対応しようとします。
そして森の木々を利用し周囲を駆け回り【空中】からの攻撃を狙っていきます。
ただ、感情的になる余り少々無茶をしすぎてしまうかもしれません。
小鳥さんやミアさんに助けられたら一度深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。
心配をおかけしてすみません。
もう大丈夫、冷静に確実に行きます!
「なんつーか……おれらと敵対しているダークエルフだって森は大切にしてた気がするんだぞ。そういう意味ではお前らは確かに邪悪だな」
「そう、それに温泉はみんなのものなんだぞー! それを独占しようとするなんて許さないぞ☆」
テラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)の言葉に、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)は頷く。
「ボクはライオンくんに乗ってあいつらをどんどん倒していくよ!」
「……何というか、可愛いライオンだな?」
「とっても強いライオンくんだよ☆ それに、ほら、このレイピアもあるし!」
ティエル自慢のライオンくん。大きさは40cmくらいの小さなライオン。そして騎乗者はその1/2サイズのフェアリーだから。でも、可愛らしい外見だがティエルを絶対に護るというものが伝わって来るし、彼女の構えるレイピアは神聖さを感じる。
「おれは炎を使う。気を付けろよ」
「うん! お互いに頑張ろうね!」
テラとティエルはお互いに頷きあう。
他方では三人組が現れていた。ミア・ミュラー(アリスの恩返し・f20357)と宮沢・小鳥(夢見る雛・f23482)、ネージュ・ローラン(氷雪の綺羅星・f01285)だ。
「あの人たちは自然を壊す悪いエルフ、ね」
「邪道に堕ちたエルフは同族として許せません」
「あたしは回復に回るから、二人共頑張ってね!」
ミアは61羽の白鳥を召喚して戦い、ネージュは氷精霊の魔力によって作られた武器を使って空中を巡り戦い、それを小鳥が回復支援する方向だ。
「いくよ、ライオンくん☆」
ティエルは勢いよくライオンに乗って向かっていく先にいるのは腕を鋭い爪に変えたり、翼を生やした邪悪エルフ達。その相手に向かってライオンくんは飛びかかると噛み千切っていく。また、自らに向かってくる相手にたいしては風を纏わせたレイピアで突いて振り払っていった。
(「……あれは滅ぼされた動物達の……」)
邪悪エルフ達が変異したその姿を見て、ネージュは眉をひそめる。絶滅したと言われている動物達の姿に似ている。そして……それの動物達を滅ぼしたのは彼女達なのだろう。しかも、その奪った命の持っていた能力を使って戦っている……その真実は彼女の心を酷く傷つける。振るう武器にも躊躇いと怒りも混ざってきて――。
「んー、ネージュさんがちょっと無理、してる……?」
ネージュの異変に、ミアが気付く。様子が可笑しい。
「小鳥さん、わたしが白鳥さんたちに敵を引き付けてもらうから、ネージュさんを助けて、あげて?」
「ネージュさんの様子がおかしい? うん、わかった、ミアさん!」
ミアの言葉に、小鳥が桜の花びらをネージュに向かって舞い散らせる。その間はミアが白鳥を飛ばせて邪悪エルフ達の攻撃を遮った。
「あたし、ネージュさんが無理してる姿はほっておけない!」
桜の花びらが降り注ぎ、白鳥が舞う姿にネージュは我を取り戻す。そう、今は一緒に戦っている大切な人達がいる。彼女達が自分を大切に想ってくれている様に、自分も彼女達を大切に想っているから。
「心配をおかけしてすみません。もう大丈夫、冷静に確実に行きます!」
ネージュの言葉にミアと小鳥は笑みを浮かべると、再び邪悪エルフ達と対峙する。
鋭い爪を振るってくる相手をティエルとライオンくんが風を纏った突き攻撃と噛み付き攻撃で駆けまわり、ミアの白鳥が次々と飛び交って襲い掛かると、ネージュの氷精霊によって生まれた武器によって斬り払われた。有害物質を放ってくる相手にはミアが小鳥を守るべく傘を使って弾き飛ばし、テラが身に纏った炎で有害物質ごと邪悪エルフを焼き尽くす。傷ついた相手には小鳥が桜の花びらをまき散らして癒していった。
「さーて……色々と汚してくれたようだから一つしっかりと滅菌して浄化しようじゃないか」
テラは瓦礫や有害物質に汚染された建物や土地を見回してから、まばらに残っている邪悪エルフにそう言った。
「あんまり褒められたやり方じゃないが、温泉を育む大地の怒りをその身に刻め! 紅蓮神龍波発動!」
降り注ぐのは大量の大地を割って噴出された龍の形の溶岩。溶岩による竜の形をした炎は邪悪エルフや建物や瓦礫、汚染された全てを焼き尽くす。……言葉通り、滅菌浄化といった所だろうか。
邪悪エルフ達が拠点としていた建物は全て燃え去り、汚染を受けた場所も全て焼き尽くされる。
「……あんまり、森だから燃やしたくなかったんだが」
テラは最小限の被害に抑えるために延焼してしまった部分の炎を消す。とはいえ、汚染されたままのものを残す事も森にとって問題が出てきてしまいそうな所がある事も確かでもある。後は、この森の再生能力に託すしかない。
「……おや、私の留守の間に望まぬ来訪者が訪れた様だ」
森の中から誰かが現れる。皆が振り返ったその先には風格と品位を伴った男性が一人立っていた。だが、その表情は傲慢さが溢れていて……誰の目にも彼が首謀者だと分かる。
「とにかく、余計なお客は呼んでいない。立ち去って頂こうか」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『アクイラ・インペラートル』
|
POW : 我が許す。構えよ、放て!
【剣を掲げるのを合図に纏う銃から一斉射撃】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD : 気に入った、ソレも我の物としよう。
【実力をコピーされた猟兵の複製体】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ : 我が命ず。不敬者を疾く殲滅せよ。
【故国の騎士達】の霊を召喚する。これは【地獄の炎で焼き尽くす剣】や【死のオーラで凍結させる弓矢】で攻撃する能力を持つ。
イラスト:Mire
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ステラ・エヴァンズ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
音海・心結
【からふる】アレンジ可
ふぅ
温泉の前に運動でもしましょうか
ま、みゆ達が揃えば怖いものはないのです
武器「逃がさない」を右手に
【先制攻撃】【ダッシュ】で相手に近寄るのです
そのままダガーを片手に相手を切りつけましょうか
『しょうがないですねぇ
みゆが合わせてあげるのですっ』
あはっ
目の前にみゆたちがいるのに、
澪に気を取られるとはよい度胸ですねぇ
もっともっと切り刻んであげるのです♪
相手のUC使用時も慌てず
【ジャンプ】【見切り】で華麗に舞って避けるのですよ
隙を見てUC使用
『狙いは逸らさないのですよっ』
その後も順調に体力を削って……
!
また二人でイチャイチャして(ぷるぷる)
まさか、見せつけているのですか?
ネロ・バロック
【からふる】アドリブ歓迎
(ネロは澪の事は女の子だと勘違いしています)
独占野郎には鉄槌を下してやらァ
【残像】【見切り】で攻撃を回避しつつ、被弾しそうな攻撃は【武器受け】
銃撃を捌きながら敵に接近だァ
澪がウサギになったならジャケットの中に入れて一緒に運んでやるぜ
「守ってやっから心配すんな!」
心結と近接で挟み撃ちにしてやるぜ、この辺は阿吽の呼吸ってやつだ
「心結、合わせんぞ!」
【二回攻撃】の初撃をあえて外して、その隙きを心結に埋めてもらい
二撃目で唯我独尊斬りだ
澪が服の中で人間に戻ったらあわや密着ハグ状態でフリーズしてしまう
心結の視線を感じつつ、言い訳を吐いて
「あわわ…!これはその…チゲェからな?」
栗花落・澪
【からふる】
皆のものを独り占めはダメですよ
お仕置きだね!
攻撃は一旦翼で回避し
【指定UC】で小さなロップイヤーに変化
ネロさんに抱えてもらいつつ腕の中から【高速詠唱】(鳴き声?)し
炎魔法の【属性攻撃】で敵の銃を狙い暴発狙い
…氷で固めちゃうのも有りかな?
ぷー!(鬼さんこっちだよー!)
2人が近接仕掛ける時は翼の【空中戦】で離れて魔法援護
もふもふの【誘惑】で目を惹ければ隙作れるかな?
投げられたら敵の近くで【催眠】を載せた【歌唱】(鳴き声)で
あ、危なくなったらまた抱えてもらいまーす
ぷっ!(よろしくー)
終わったらUC解いて…あっ(うっかり出る前に解除してしまい)
わー、ごめん!服大丈夫?(あわわ)
「皆のものを独り占めはダメですよ」
「独占野郎には鉄槌を下してやらァ」
「みゆ達が揃えば怖いものはないのです」
アクイラ・インペラートルの前に立ちはだかるのは、栗花落・澪(泡沫の花・f03165)、ネロ・バロック(餓狼・f02187)、音海・心結(ゆるりふわふわ・f04636)の三人だ。
「……独占? あれは私が見つけたものだ。独占などでは無い、あれは私の物なのだ」
聞き捨てならないといった顔をすると、アクイラは周囲に纏っている銃をぐるりと回転させる。
「邪魔は許さぬ。我が許す。構えよ、放て!」
帯剣していた剣を抜き、掲げてそう強く宣言する。アクイラの言葉に従うように展開した銃は、澪、ネロ、心結の三人に向かって一斉にその弾丸を撃ち放った。
澪は翼で飛び、ネロは武器で受止め、心結はジャンプして回避を狙う。いくつかの被弾は避けられなかったが、大きな傷を負う程のものでは無い。
「僕の中の兎さん、力を貸して」
澪は桜色の小さな垂れ耳兎に変化し、兎姿の彼をネロが抱え上げる。
「守ってやっから心配すんな!」
「ぷっ!」
ネロにありがとうと伝えつつ、アクイラとの距離を詰める彼と心結と共に展開する銃に向けて炎の魔法で攻撃を仕掛ける。狙いは暴発。どちらにせよ、展開する銃の数が減る事に越した事は無い。
一方、ネロと心結はアクイラとの挟み撃ちを狙う。その為、澪は一旦、空中に舞い上がった。
「心結、合わせんぞ!」
「しょうがないですねぇ。みゆが合わせてあげるのですっ」
ネロと心結は声掛けをし合いながらアクイラに接近する。ネロは敢えて一発目の攻撃を外してアクイラに虚を生ませ、そこを心結のダガーが閃き一気に切り刻んだ。
「くっ、小娘が……」
彼の意識が心結に向いた瞬間、今度はネロが大きく振りかぶる。
「爆ぜやがれ!」
重い一撃を地形をも破壊しながらアクイラに叩き込んだ。更に澪も援護に回る。
「ぷっ」
可愛らしく鳴きながら傍に寄る澪。溢れんばかりの兎のもふもふの魅惑で、アクイラの視線を向けさせて隙を生ませる。
「あはっ、目の前にみゆたちがいるのに、澪に気を取られるとはよい度胸ですねぇ」
「油断大敵ってのは、この事だぜ!」
生れた隙と共に、心結のダガーが閃いて切り刻み、ネロも合せて斬撃を放つ。
「私の邪魔はさせん!」
再び展開する銃。一斉に銃弾が放たれるが、その一部は澪の攻撃により一部暴発も起きた。その中で心結はジャンプを駆使しつつ、銃撃の中、隙を探して行く。
「狙いは逸らさないのですよっ」
見つけ出した隙を狙い心結は注射器を放った。注射器の命中と共に召還したオオカミが容赦なくアクイラに襲い掛かる。
澪は眠りを誘う鳴き声で戦意を削り、心結とネロは互いにタイミングを合わせつつ、挟み撃ちを狙いながら攻撃を仕掛けていく。勿論、アクイラも銃と共に反撃に転じた。
子守唄が歌われ、複数の刃の光が閃き、銃弾の音が周囲に鳴り響いたのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ミア・ミュラー
【旅人の軌跡】で参加
王様みたいで確かにかっこいいけど、ちょっと怖そう。ふーん、小鳥さんはこういう人がタイプなんだ、ね。ちょっと意外、かも。
ん、わたしたちのコピーを出すなら、正面から戦って、あげる。実力は同じでも、わたしたちは性格とか戦い方とか、お互いをよく知ってるし、力を合わせれば勝てる、はず。小鳥さんと一緒に、前で戦うネージュさんと息を合わせて邪魔しないように、プリンセスハートを飛ばして援護する、よ。いくら見た目を真似しても、わたしたちの仲良しな心は真似できない、でしょ?
こっちが優勢になったら、王様の隙を見て【プリンセス・バースト】で、不意打ち。みんなを困らせる悪い王様にはお仕置き、だよ。
宮沢・小鳥
【旅人の軌跡】で参加
ついに出てきたね、ボスのアクイラ・インペラートルさま! アクイラさま、格好いいなー! あたし、俺さま系男子、大好きなの! でも、アクイラさまの魅力に耐えてみせるよ!
今回の作戦はネージュさんとミアさんとあたしであえてSPD系のUCを選択。アクイラさまのコピーに対して、あたしたちはチームワークで戦う! 仲の良さは負けない!
「オール・ワークス」からの「ハイカラファッション」の初期技能の【優しさ】をレベル100にして、仲間に対する思いやりからあたしの支援能力をあげて、軽機関銃の支援射撃を行う!
ピンチになったら、あたしはネージュさんとミアさんと笑顔を思い出して頑張る! みんなを守る!
ネージュ・ローラン
【旅人の軌跡】で参加。
俺さま……系……?
よくわかりませんが小鳥さんが喜んでいます。
ボスのUCによって現れた複製体に対しては3人で協力して挑みましょう。
お互いのことも自分自身のこともよくわかっています。
それぞれの能力はコピーできても、わたし達の連携までコピーできますか?
攻撃には【天翔ける軌跡】を使用しヴェールを翻しながら少し大袈裟に躱すことで、複製体達の気を引いて小鳥さんやミアさんが攻撃する隙を作りましょう。
また援護射撃にはスカートの下に隠したシークレットダガーを取り出し追撃します。
撃破できたらそのまま空中を駆け、ミアさんの攻撃に合わせて上空から急降下しながらの蹴りを叩き込んでやりましょう。
王様の様な出で立ちのアクイラ。その姿を見て、宮沢・小鳥は大はしゃぎしている。
「アクイラさま、格好いいなー! あたし、俺さま系男子、大好きなの!」
「俺さま……系……?」
「王様みたいで確かにかっこいいけど、ちょっと怖そう。ふーん、小鳥さんはこういう人がタイプなんだ、ね。ちょっと意外、かも」
小鳥のテンションに、ネージュ・ローランは不思議そうに首を傾げ、ミア・ミュラーは意外そうな顔をした。
しかし、小鳥の反応がアクイラには痛く気に行ったらしい。
「ほう、私の魅力に気が付くとは……良い目をしているな。では、私のものにしよう」
アクイラの周囲に現れたのは、小鳥、ミア、ネージュそっくりの猟兵達。
でも、敢えて複製体を出現させたのは、自分達の絆に自信があるからだ。……自分や友人達に似ているのは辛いものが無い訳ではないけれど。
「でも、やっぱり似ているね……」
「ん、でも、あれは偽物、だよ」
「そこは割り切っていきましょう」
小鳥とミア、ネージュは互いに頷きあう。自分達の絆を信じて。
「行け、あの者達を倒すのだ!」
複製体達は小鳥、ミア、ネージュ達に向かってくる。
まず、飛びだすのはネージュ。空中を蹴り上げながら大袈裟な位にヴェールを翻した。こうする事で、複製体達の気を引きつける役を担うのだ。そして、ミアや小鳥達に向かわせない様にアクイラの目も逸らせる。
ネージュの援護する為に、ミアは空を飛ぶプリンセスハートを飛ばし、仲間に対する思いやりを自らの力にかえた小鳥が機関銃で援護射撃を放った。
飛び回るネージュも複製体の隙を狙いつつ、シークレットダガーで確実に仕留める。ミアや小鳥もネージュを支援しながら、戦いやすい環境を作り上げていき、さらに彼女は空を駆け回った。
確かに、自分や友人達の顔をしている相手に対して戦うのは辛い。でも、複製体はあくまでも複製体。決して心までは同じでは無い。実際に、複製体達の動きはアクイラに操られている事もあり、動きは常にバラバラだ。
ネージュは飛び回り何度もヴェールを翻す。複製体達の気を、アクイラの気を確実に引く為に。そんな彼女が危なくない様に、ミアと小鳥の支援も抜かりない。
ネージュもミアも小鳥もお互いの事を信じているし互いの事も良く知っている。このチームワークは決して複製体には真似など出来ない。抜群のコンビネーションを駆使して、複製体を次々と撃破していった。
「……ミアさん、チャンスだよ!」
「ん、そうだね、小鳥さん。……ネージュさん」
小鳥の言葉にミアは頷き、宙を舞いつつ戦うネージュに視線を送る。それに、ネージュも頷いた。
「みんなを困らせる悪い王様にはお仕置き、だよ」
ミアは不思議な力で遮断物を見通しアクイラを見つける。そして、絢爛な七色の光を伴う爆破攻撃を仕掛けた。そして、その爆発に身を守っている彼に向かって、高く上空まで駆け上がったネージュは急降下の蹴りを叩き込んだのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
レフティ・リトルキャット
※詠唱省略やアドリブOK
ん、んー……留守ってナニしてたんだろうにゃあ。温泉の下見(覗き)かも知れないし、邪悪エルフ達から一時避難してたかもにゃ?色々と邪推するにゃん。
余計なお客、ハーレム混浴、と来たらよくある妖精の悪戯話といくかにゃ。
特別な首輪付きの子猫に変身し、髭感知で銃弾を見切り、呪いのオーラ防御を纏った四肢で受け捌き接近するにゃん。
そうして懐に潜り込んだら【ソウルアクセス】。精神世界に侵入し、邪悪エルフ達で払拭しようとした、トラウマをこの手に誘き寄せ具現化するにゃん。
それはよくある夢破れた話。湯煙の向こうでみたものは、しわくちゃの……?。(悪戯話としても聞くから、現実だけでなく幻の線も)
イネス・オルティス
独り占めしようってところが、器の小ささを表してるわね
ま、そんな輩と正々堂々戦ってやる必要はないわ
”存在感”を消しつつ”忍び足”で移動
”野生の勘”でタイミングを計って【薄衣甲冑覚醒】を攻撃力重視で使用
”ダッシュ”して距離を詰め勢いをつけて”串刺し”
敵の攻撃は”武器受け”して一気に”なぎ払い”
”激痛耐性”で耐える
アドリブ・絡み・可 ””内技能
ティエル・ティエリエル
WIZで判定
むむむー、立ち去るのはお前達の方だぞ☆
背中の翅を羽ばたいて飛び上がって、空中から襲い掛かるよ!
空中からのヒット&アウェイで亡霊やボスをチクチクと刺していくよ!
飛んでくる矢は森の木々を「地形の利用」で有効活用して盾にして防ぐね!
近寄ったところを切り込んできたら「見切り」で避けて、「カウンター」で手痛い一撃をお見舞いだー☆
最後はみんな纏めて【お姫様ビーム】でどっかーんってしちゃうよ♪
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
「ん、んー……留守ってナニしてたんだろうにゃあ。温泉の下見……覗き……かも知れないし、邪悪エルフ達から一時避難してたかもにゃ? 色々と邪推するにゃん」
「誰が覗き等するか。そんなものは下賤な者達がする事だ。……単に下準備をしていただけだ。確実に手に入れる為ならな。当然だろう」
レフティ・リトルキャットの言葉に、アクイラは見下した顔でそう言い放つ。
「そうは言っても独り占めしようってところが、器の小ささを表してるわね」
「そうだ、立ち去るのはお前のほうだー!」
イネス・オルティス、ティエル・ティエリエルは、厳しい顔つきでアクイラを見る。
「どう言われようと構わない。立ちはだかる者達は払い去るだけだ」
アクイラの周囲に纏っている銃がふわりと浮く。
「我が許す。構えよ、放て!」
アクイラが掲げた剣に従うように銃口から一斉に弾丸がレフティとイネスに向かって放たれる。
ビキニアーマーの精霊への信頼、一族の守護精霊への信仰、ビキニアーマーの勇者たちへの畏敬によって攻撃特化したイネスがレフティも庇いつつ一気に薙ぎ払う。
「ありがとにゃ。イネス、ティエル、ちょっと耳を貸してくれるかにゃ?」
「何かしら?」
「お話?」
妖精であるレフティは、イネスの耳元に行き、同じく妖精のティエルも彼の傍によって話を聞く。
「……って感じになる筈にゃ」
「つまり、大きな隙が生れそうって良いわね?」
「それでイネスが攻撃した後に、ボクが相手にしている騎士達と一緒に、どっかーんって一発撃ってもいいのかな?」
レフティの提案に、イネスとティエルは頷く。
「うん、一掃しちゃってにゃ!」
「じゃあ、レフティさんがあの男に近づくには……私と一緒にいた方が良いわね。離脱する時も。それでも良いかしら?」
「それは助かるにゃ! お願いするにゃ!」
イネスは肩にレフティを乗せると、存在感を消しつつ忍び足で少しずつアクイラとの距離を詰めていく。
「亡霊はちゃんと眠らないと駄目なんだよ!」
ティエルが亡霊騎士達と戦っている音がする。相手が炎と氷を操る為、交戦する度に大きな音が聞こえるので、より安全に距離を詰めていく。
「行くわよ!」
イネスはダッシュすると一気にアクイラとの距離を詰めて、その勢いのままに串刺しにする。
「くっ」
「今よ!」
「ありがとにゃ!」
揺らいだアクイラを見て、イネスがレフティに声をかける。彼女に感謝を伝えつつ、レフティはアクイラに触れ、子猫姿で彼の精神世界に潜っていく。
(「トラウマ……んん……中々深層意識が深くて分かり難いにゃ。なら、ここは一つ、悪戯話でも……」)
レフティがアクイラの精神の中に悪戯のトラウマを具現化させる。
――それは、よくある夢破れた話。美しい秘湯の湯気の中……その向こうで見えたものは?
「うわああああ!?」
何が見えたのかは分からないが、アクイラが頭を抱えて大声で叫ぶ。そこにイネスは再び斬りかかると、中から出てきたレフティを抱えて一気にその場から走り去る。
その様子を見ていたティエルはレイピアをアクイラの方に向ける。
「どっかーん!」
放たれるのはお姫様の気合いが込められたビーム。放たれたビームによりアクイラは爆発と共に光の中に包まれた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アウレリア・フルブライト
【恋華荘】の皆様と合流し共に戦いますわ。
オブリビオン風情に人界のものを奪わせるわけには参りませんわね!
渡すものは唯一つ、骸の海への渡し賃のみでしてよ!
敵の銃撃に対しては、いちごさんの展開する結界と、私自身の【見切り】――敵の視線と銃口の角度を見ての狙いの把握で回避。
カメリアさんの援護を受けつつ一気に敵へと肉薄し、打撃と共に絶対正義執行令を発動します。
告げるルールは『剣で直接斬れない距離にいる者への攻撃禁止』。その上で至近距離からの拳の打撃を重ねていきましょう。私に攻撃してくるようなら【念動力】で狙いを逸らさせてからの【カウンター】を叩き込んでくれましてよ!
彩波・いちご
【恋華荘】
「温泉を独り占めしようっていうのは貴方ですか」
温泉郷のローカルアイドルやってる身として、温泉の独り占めなんてのは許せません
全力で、追い出してあげますねっ
ます私がやる事は仲間たちを守ること
【異界の守り】を発動しましょう
我が身に宿る邪神の力を解放し、尻尾が3本に増えます
それで意識が飛びそうになりますが、そこは耐え
理緒さん、カメリアさん、アウレリアさんを守る防御結界を
銃の一斉射撃を結界で受け止めて守ります(一応私も)
「皆さん、守りは私に任せて、前進を!」
遠距離攻撃は私の結界が全て受け止めます
ついでに私も前に
邪神の依代体になった私は徒手空拳での戦いも出来ますので、前衛の皆さんの支援くらいはっ
カメリア・エスパディア
【恋華荘】
貴方が温泉を独り占めしちゃおうとしている人なんですね!
みんなと一緒に入る事で気持ちもぽかぽかになる良さを伝えたい所ですが…
ちょっと力づくすぎるので、お仕置きしてあげないとですねっ
最初はアウレリアさんがUCを使えるよう
ローレイア&C・トゥームで援護して
それに続いて私も剣魔覚醒を発動!
飛翔による高速移動で敵に肉薄
魔剣で猛攻を!
その最中、みんなを守るいちごさんや理緒さんを見て
二人がピンチになる前に決着を付けないと!
と思い、さらに攻勢をかけていきます!
って、理緒さん、そこでそういう宣言しちゃうんですか!?
え、えっと、いちごさんも理緒さんもアウレリアさんも
めいっぱい甘えてもらいますから…ねっ!
菫宮・理緒
【恋華荘】
これが今回の首謀者、なのかな?
見た感じ騎士っぽいけど、みんなのものを独り占めしようとか、
ダメな上司はどこでもいるんだね。
ま、エルフに同情はしないけど、
ダメ騎士は追い出してあげないとね。
今回サポートはいちごさんとアウレリアさんにお任せして、
わたしは囮になって、カメリア先生を前で援護しよう。
【不可測演算】を使って攻撃を予測。
攻撃を躱しながら、相手をカメリア先生の前に誘導していきたいな。
って、え? いちごさんをみたら。なんだかキツそうで……。
あーもう、たぶんまた無理してる-!
こうなったら速攻で倒して、すこしでも負担を少なくっ。
「終わったら、温泉で甘やかすからね! 拒否権ないからね!」
「温泉を独り占めしようっていうのは貴方ですか。温泉郷のローカルアイドルやってる身として、温泉の独り占めなんてのは許せません。全力で、追い出してあげますねっ」
「貴方が温泉を独り占めしちゃおうとしている人なんですね! みんなと一緒に入る事で気持ちもぽかぽかになる良さを伝えたい所ですが……ちょっと力づくすぎるので、お仕置きしてあげないとですねっ」
「見た感じ騎士っぽいけど、みんなのものを独り占めしようとか、ダメな上司はどこでもいるんだね」
「オブリビオン風情に人界のものを奪わせるわけには参りませんわね! 渡すものは唯一つ、骸の海への渡し賃のみでしてよ!」
アクイラに立ち向かうのは彩波・いちご、カメリア・エスパディア、菫宮・理緒、アウレリア・フルブライト(輝くは黄金の闘志・f25694)の4名。
「カメリア先生を援護……不測演算、開始」
「ありがとうございます、理緒さん。これでアウレリアさんの援護を……って……どうしましょう!」
「どうされましたの、カメリアさん!」
初手の攻撃を援護してくれるカメリアが声を上げたので、アウレリアは慌てる。彼女が指差す先には……理緒がいる。しかも、こちらに攻撃をしかけてくる気満々というか……。
「……あー、わたしの能力のせいか。騎士っぽい奴が生み出したんだね。もう一人のわたしの動きも予測出来るけど……」
「ちょっとやり難いですね」
カメリアと理緒は顔を見合わせてから、いちごの方を見る。
「……いちごさん、どうする?」
「物凄く困りますね……。私は皆さんを守りたいですが……理緒さんのコピーはあくまでもコピー、それは分かります。でも、『理性と正気度』を代償にしますから……間違える可能性も否定できないですね」
いちごは皆の盾になるつもりだったのだが、理緒を守る為にコピーの理緒まで守ってしまう可能性が出てきた。代償が理性と正気度なので、繋がりが強い相手といえども確信が持てない事は確かだ。
そして、控えるは展開される銃口に、召喚された騎士達。
「そうだ。私がコピーと戦うよ。相手の動きは見切れると思うし。で、いちごさんの守る対象からはわたしを外して貰う。これでどうかな?」
「そ、それでは理緒さんが危ない事に……」
「元々、自分を含めて4人も護ろうする方が無理しすぎなの。じゃあ、みんなの事はよろしくね、いちごさん」
おろおろしているいちごを置いて、理緒はもう一人の理緒と対峙する。余り同じ顔と戦うのは良い気持ちはしないけれど、それでもこちらの方が有利という事には変わりがない。
「温泉の為にも頑張らないとね!」
仲間達から引き離して戦う理緒を見て、いちごも覚悟を決める。
「カメリアさん、アウレリアさん、守りは任せてください! いあ……いあ……、無限無窮の最奥にて見る夢の力を我らが守りに」
いちごは邪神の力を解放し、3尾の邪神の依代体となる。そして、カメリアとアウレリアに防御結界を張った。
「理緒さん、いちごさんの為にも頑張りましょう、アウレリアさん!」
「ええ、頑張りますわ!」
カメリアは二丁拳銃でアクイラに向かって撃ち放つ。そこにアウレリアが飛び込み、ルール、『剣で直接斬れない距離にいる者への攻撃禁止』を宣告する。
「そんなルール、そうそう私には通じないぞ?」
アクイラは不敵に微笑むと、剣を使ってアウレリアを弾いた。そして銃が展開される。
「守ってみせます!」
いちごがアウレリアと自身に向かう銃弾を防御結界で守る。
「いちごさんに負担がかからないように頑張りますよ!」
「ええ、負けたりはしませんわ!」
カメリアは銀の髪と、炎のように紅き翼を持つ剣魔に変化すると、自身である魔剣カメリアの強化と炎の翼で高い飛翔力を得る。そして、高速で召喚された亡霊の騎士達との戦いに身を投じ、炎の剣と氷の矢を弾き倒しつつ、アクイラに向かって肉薄していく。いちごの加護を受けたアウレリアもアクイラに向かって拳を放ったのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
テラ・ウィンディア
博物館
欲張りさんは身を亡ぼすっていうぞ
おれ達だって温泉入りたいんだぞ!
だが
武力を以て制圧し手に入れるというのであれば
武力で粉砕して通るのみだ
欲しければ奪うだろ?
【戦闘知識】で敵の立ち回りと動きと周辺状況の把握
【属性攻撃】で炎を全身と剣太刀に付与
【空中戦】で接近戦を挑む
敵の猛攻は【見切り・第六感・残像】を駆使して回避に努め
【早業】で剣と太刀による斬撃猛攻
闘いながらも常に観察して己だけではなく仲間の斬撃攻撃も頭に叩き込み
敵と召喚した者諸共全て巻き込めるぐらい空間に斬撃が刻まれれば
お前達が過去の脅威ならば!
過去によって切り刻まれ散るがいい!
消えざる過去の痛み発動!
敵全てを巻き込み
斬斬斬斬斬斬斬斬斬!
御剣・刀也
お前に恨みがあるわけじゃないが、どうにも、お前は俺の大事な人間を泣かす奴と似てるらしい
まぁ、逆恨みだし、身に覚えがないことかもしれないが………殺す
剣を掲げるのを見たら第六感、見切り、残像で射撃をよけつつ、勇気で次弾が装填される前にダッシュで距離を詰め、捨て身の一撃で斬り捨てる
相手のほうが射程は有利なので、一度距離を詰めたら二度と離されないよう刀の間合いで闘うことを心掛ける
「お前が、何者かはどうでもいい。お前を見ると俺の女が悲しそうな顔をするんだ。だから、俺はお前を殺す」
フォルセティ・ソルレスティア
【ペア/f00964】【WIZ】(連携・アドリブ可)
「うへー、なんか偉そうな男の人だよ」
フィオ姉ちゃんと一緒にアクイラ・インペラートルをやっつけるよ
【行動】()内は技能
「あっちが騎士の霊を召喚するなら、こっちも英霊召喚で対抗だよ」
フィオ姉ちゃんが先制攻撃を仕掛けている隙に、アサールト・マルテで
赤き軍神マルスの霊を召喚して戦場に投入するよ!
騎士達の霊を撃ち減らしながら、アクイラ・インペラートルを追い詰めるんだ。
「えへへ、隙ありだね!」
攻撃を繰り出す隙を逃さずに、(高速詠唱)でカラミダド・メテオーロを叩き落すんだ
「結局、何がしたかったんだろうね」
フィオリナ・ソルレスティア
【ペア/f05803】【WIZ】(連携/アドリブ可)
「すでに勝敗は決したと言えなくはないけど…」
尊大に振る舞う相手に情けは無用。完膚なきまでに叩くまで。
フォルセティと一緒にアクイラ・インペラートルを殲滅する
■作戦
先制攻撃を繰り出した後は、守備に意識を向け弟の支援に徹する
■行動
「一気呵成に行くわよ」
弟とアイコンタクトを取りつつ[先制攻撃]で【ロンギヌスの槍】を放ち
弟のUC発動の時間稼ぎをする。
「そんな攻撃当たらないわよ」
さらにオートフォーカスで戦場を飛び交う弓矢や剣撃をマークし、自身や弟を狙った一撃には
すばやく[高速詠唱]で【アイギスの盾】を展開し封殺する
「温泉に入りたかった訳ではなさそうね」
「うへー、なんか偉そうな男の人だよ」
「尊大に振る舞う相手に情けは無用よ。完膚なきまでに叩くまでだわ」
アクイラの姿を見てそう言うフォルセティ・ソルレスティアに、フィオリナ・ソルレスティアはそう答える。
アクイラは既に満身創痍といった所だが……まだ、戦意を失った様には見えない。それに、骸の海に還って貰わねばならないのだから。
「欲張りさんは身を亡ぼすっていうぞ。おれ達だって温泉入りたいんだぞ! だが、武力以て制圧し手に入れるというのであれば、武力で粉砕して通るのみだ。欲しければ、奪うだろ?」
不敵に微笑むのはテラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)。武力には武力、奪うならば、こちらも奪う。そういう理論だ。
御剣・刀也(真紅の荒獅子・f00225)は、皆とは少し違う理由でここに来ている。彼にとって問題なのはアクイラ自身だ。刀也にとって恨みは無いが、彼の大事な人を泣かせる相手と似ているらしい。
逆恨みだし、身に覚えがないことかもしれないが………刀也にとっては殺す理由には十分に足るものだった。
「私の邪魔はさせん! 誰にもだ!」
アクイラの周囲の銃が展開され、亡霊の騎士達が現れた。
「行け、皆の者! 地獄の苦しみを与えてやるのだ!」
駆け出す地獄の炎の剣と死のオーラを纏う氷の矢を持つ騎士達。
「あっちが騎士の霊を召喚するなら、こっちも英霊召喚で対抗だよ」
フォルセティが召還したものは数多くの赤き軍神マルスの霊。軍神マルスの霊達は地獄の炎や死を呼ぶ氷の矢を盾で防ぎつつ、裁きの雷やグラディウスで騎士達を薙ぎ払っていく。
勿論、マルスの軍神達の中をすり抜けて向かってくる騎士達も少なからずいる。
「そんな攻撃当たらないわよ。防げ、アイギスの盾よ!」
フィオリナは、向かってくる騎士達に対して光り輝く魔法の盾を展開させて自身と弟を守る。そして、その後は、軍神の霊達を指揮する弟の守りに徹した。
軍神マルスの霊達も一部加わり、炎を全身と剣太刀に纏わせたテラと刀也も一気にアクイラに突っ込んでいく。展開されるのは銃。
「我が許す。構えよ、放て!」
アクイラの剣の合図と共に展開される銃。それぞれが一斉に火を噴いた。次々と撃ち放たれる銃弾に、テラは残像を残して空中へと回避する。一方の刀也は残像も交えつつ突き進み、捨て身の一撃でアクイラを思いっきり斬りつけた。そして、直ぐにアクイラよりも早く体勢を整える。刀也は、手にした刀の柄を強く握った。
「お前が、何者かはどうでもいい。お前を見ると俺の女が悲しそうな顔をするんだ。だから、俺はお前を殺す」
持てる力を振り絞って、上段から振り下ろしてアクイラを斬りつける。揺らぐアクイラの身体に対して、更に空中からテラが炎と共に斬り込んできた。
「お前達が過去の脅威ならば! 過去によって切り刻まれ散るがいい!」
テラの声と共に、虚空から『空間に刻まれた斬撃』がアクイラに襲い掛かる。その斬撃はテラがかつて敗れた相手の魔技とその痛みの記憶と共に再現したもの。悔恨かつ無念の記憶……そう、過去の痛みの全てそのものだ。
「……うわあああ!」
聞こえるのはただ斬撃の音とアクイラの苦しむ声……。
……そして、少しの斬撃の音の後、何も聞こえなくなる。
そう、――何一つ音はしない。
「終わった、か?」
テラは周囲を見回す。銃撃戦も有ったり何なりした為に森もかなり酷い事にはなっていたが……全ての元凶でもあったアクイラの姿も無い。彼は骸の海に還ったのだろう。
……森がこうなってしまったのは、エルフであるテラには胸が痛くも有るが……。
刀也も、ほっと息を付いた。
「やったー! ボク達の勝ちだね!」
「ええ、そうね。これで村の人達も安心して暮らせるわね」
はしゃぐフォルセティに対して、フィオリナも微笑む。
森は大分傷ついてしまったが、ここを根城にしていたエルフ達も、それを率いていた者ももういない。
長きに渡る、かつて王であった者であろうオブリビオンとの戦いは幕を閉じたのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 日常
『森の中の秘湯だゾ!』
|
POW : 普段の運動の疲れをとるためにどっぷり浸かるゾ!
SPD : 軽やかに温泉で一芸を披露するゾ!
WIZ : 心静かに目を閉じて温泉のぬくもりに身を委ねるゾ!
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「ここが秘湯って呼ばれる温泉だよ! みんな、水着はちゃんと持って来たかな? みんな、ゆっくりと楽しんでほしいな」
そう言って、フィーナは微笑む。公共秩序に反しない範囲でね、と注意も添えて。
フォルセティ・ソルレスティア
【ペア/f00964】【POW】(アドリブ可)
フィオ姉ちゃんと一緒に温泉へ。水着は去年のコンテストのやつ。
【行動】
「わー、本当に秘湯って感じの温泉だね」
なんだかポカポカ温まるから不思議。
「じゃじゃーん。ここで取り出すのはアクアバズーカだよ」
アイテムのウォーターガンを取り出してお湯遊び!
と思ったらフィオ姉ちゃんに止められちゃった。
逃げられないようになのか、ぎゅーってつかまっちゃたよ。
「フィオ姉ちゃん、顔赤いけど大丈夫」
顔を見上げると真っ赤になってて変なの。でも平気なんだって。
フィオ姉ちゃんが黙り込んじゃったので、大人しくしているよ。
一緒に温泉入ってぎゅーってしてもらうの悪くないよね!
フィオリナ・ソルレスティア
【ペア/f05803】【WIZ】(アドリブ可)
■気持ち
弟と二人だけの温泉を堪能する
■水着
水着イェーガーカード2019
■行動
せっかくなので静かになる頃合いを見て弟と二人で温泉へ
「このところ戦いばっかりだったから、ゆっくりするのも悪くないわね」
早速ウォーターガンを取り出したフォルセティがに呆れつつ
「ここで水遊びはマナー違反よ」
もう、子供なんだからと思いつつフォルセティをそっと引き寄せる
「温泉なんだから大人しくするのよ」
後ろから抱きしめるようにしながら、弟の肌のぬくもりを感じてドキドキ
きっと温泉のせいと言い聞かせ、
「温まって血行がよくなっただけよ」
この時間が永遠に続けばいいのにと、静かに思いながら。
「わー、本当に秘湯って感じの温泉だね」
森の中に沸く温泉。湯気の中を通して見る森は、とても幻想的だ。
早速、水着に着替えて、フィオリナ・ソルレスティアとフォルセティ・ソルレスティアは、姉弟仲良く温泉に浸かる。
「このところ戦いばっかりだったから、ゆっくりするのも悪くないわね」
温かい温泉はポカポカとしていて、身体の芯から疲れが抜けていく気がする。……いや、実際に少しずつゆっくりとだが抜けているようだ。ここは、万病にさえ効く温泉なのだから。
「じゃじゃーん。ここで取り出すのはアクアバズーカだよ」
「ここで水遊びはマナー違反よ」
早速、ウォーターガンを取りだし、お湯で遊ぼうとし始めたフォルセティを見て、フィオリナは呆れ顔でやんわりと止めつつ、そのまま弟の身体をそっと引き寄せた。
「温泉なんだから大人しくするのよ」
「はーい、フィオ姉ちゃん」
後ろからフォルセティを抱きしめながら、フィオリナはドキドキしてしまう。本当は弟の事を溺愛しているのに普段はそう見せない様にしているから、こうやって触れる事は滅多にないせいだからだろうか。
……いやいや、きっと温泉の温かさのせいだ。きっとそうだと自分に言い聞かせる。それに本当に温まっていて気持ちが良いし。
一方、捕まってしまったフォルセティは、フィオリナの顔を見上げた。何故か、姉の顔が真っ赤になっている様な気がする。
「フィオ姉ちゃん、顔赤いけど大丈夫?」
「へ、平気よ? 身体が温まって血行がよくなっただけよ」
「そう? だったら良いけど」
姉が平気だと言うのならば平気なのだろう。それに、姉弟一緒に過ごす、こういう時間も良いなとも思うから。
フォルセティは明るくフィオリナに笑いかける。
「一緒に温泉入ってぎゅーってしてもらうの悪くないよね!」
「そうね……たまには良いものよね」
こうして過ごす姉と弟二人だけで過ごす温かい時間。日頃の疲れも抜けていき、心も体もぽかぽかに温まっていく。
この時間が永遠に続けばいいのに……そう願ってしまうフィオリナだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
宮沢・小鳥
【旅人の軌跡】で参加。アドリブ歓迎!
無事に解決して良かった! えへへ、フィーナさんが喜んでくれたら嬉しいな~! あとはのんびりネージュさんとミアさんと温泉を楽しむぞー!
水着のデザインはお任せするね! かわいい系の水着だと嬉しいな! ネージュさんとミアさんの水着、あとフィーナさんの水着の感想は、あたし、たっぷり言いまくるからね!
温泉では、ネージュさんとミアさんとお喋りしたり、背中の流しっこをしたりする! 背中の流しっこ、あたしも初めての経験! こうしてワイワイするの楽しいね!
ネージュさんの寛いでる様子に、あたしもへたんと寛いじゃう! あたしもここを守れて良かった、みんなのおかげだよ、ありがとう!
ネージュ・ローラン
【旅人の軌跡】で参加。
無事にオブリビオンも倒せて、これで安心して温泉に入れます。
水着はシンプルなブルーのフレアビキニを用意してきました。
ミアさんも小鳥さんもよく似合っていて可愛いです。
せっかくですので一緒に背中を流したりしてみましょうか。
これは……想像以上に照れますね。
それからゆっくり温泉に浸かって、お話しながら過ごしましょう。
楽しくて長湯し過ぎたかもしれません。
ですが温泉が体中に染み渡り、溜まっていた疲れもすっかり取れた気がします。
この素敵な場所が守れて良かったです。
チャンスがあればまた一緒に来たいですね。
ミア・ミュラー
【旅人の軌跡】で参加
ん、村の人たちも温泉も無事で、ひと安心。戦って疲れたから、わたしものんびり温泉に入りたい、な。
温泉の効果が高まるように、セパレートになってる水色の水着を持ってきた、よ。ちょっと恥ずかしいから、下はスカートみたいなの、だけど。みんなの水着姿も、みんならしくて素敵、だね。
……背中を、流す?ん、少しむずむずするけど、こういうのも楽しい、ね。その後はみんなでお話し、しよっか。森の中の温泉は、空気が澄んでて景色もよくて癒やされる、ね。いろんな病気に効くっていうのも、わかる。
ん、この温泉は、みんなが笑顔になれる場所だから、独り占めするより、やっぱりみんなで入れる方がいい、よね。
「うわー、素敵な所だねー! 森の中の温泉って、凄く綺麗で……本当に秘湯って感じだね!」
森の中の温泉に、宮沢・小鳥ははしゃぐ。
「ん、村の人たちも温泉も無事で、ひと安心。戦って疲れたから、のんびり温泉に入りたい、な」
「そうですね。これで安心して温泉に入れます。ゆっくり過ごしたいですね」
「うん、ゆっくり楽しもうね!」
ミア・ミュラーの言葉に、ネージュ・ローランと小鳥も頷いた。
温泉用に用意して来た水着は、ネージュはシンプルなブルーのフレアビキニ。ミアは下がスカートみたいになっている水色のセパレート。小鳥は水色のセパレートでポイントに髪飾りと同じ花がついているものだ。
「ネージュさん、ブルーが凄く似合ってるね! ミアさんのセパレートの水着も凄く可愛い! 二人共、凄く素敵だよ~!」
小鳥にべた褒めされて、ネージュもミアも赤くなる。
「ミアさんも小鳥さんもよく似合っていて可愛いですよ」
「みんなの水着姿も、みんならしくて素敵、だよ」
「えへへ、二人にそう言って貰えると嬉しいな!」
照れながらそう言うネージュとミアに、小鳥も嬉しそうに微笑んだ。
「せっかくですので一緒に背中を流したりしてみましょうか?」
「……背中を、流す?」
「背中の流しっこ、あたし、初めてだよ!」
ネージュの提案に、ミアは首を傾げ、小鳥は賛成とばかりに楽しそうに笑う。
女の子三人でわいわいと一緒に背中を流しあって……。
「ん、少しむずむずするけど、こういうのも楽しい、ね」
「こうしてみんなでワイワイするのって楽しいね!」
ミアと小鳥の言葉に、ネージュも頷く。
(「でも、これは……想像していた以上に照れますね」)
ミアと小鳥が楽しそうにしている様子を見るのはとても嬉しいのだけれど、提案者であるネージュが一番照れてしまっていた。
その後は、三人でゆっくりと一緒に温泉に浸かりつつ、疲れを癒しながら、楽しくお喋りに興じる。こんな風に過ごす事は滅多にあるものではないので、自然と笑顔になり、話にも次々と花が咲いた。それは、この森の中だから、という事もあるのかもしれない。
「森の中の温泉は、空気が澄んでて景色もよくて癒やされる、ね。いろんな病気に効くっていうのも、わかる。ん、この温泉は、みんなが笑顔になれる場所だから、やっぱりみんなで入れる方がいい、よね」
「あたしもここを守れて良かった! こうして、ネージュさんとミアさんと楽しく過ごせるし……ミアさんの言う通り、笑顔になれる場所だよね!」
「そうですね。それに、温泉が体中に染み渡り、溜まっていた疲れもすっかり取れた気がします。この素敵な場所が守れて良かったです。チャンスがあればまた一緒に来たいですね」
ネージュの『また一緒に』の言葉に、ミアも小鳥も頷いた。
「ん、わたしも楽しみ、だよ」
「そうだね、またみんなで一緒に来ようね!」
この森の中の温泉が、いつまでも変わらずありますように。そして、多くの人達に笑顔になれる場所であり続ける事を願いながら――。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
菫宮・理緒
【恋華荘】
水着はフリルのチューブトップ
ついにたどり着いたね!
ここが秘湯と呼ばれる温泉かぁ。やっぱり恋華とは違った雰囲気だね。
アリカさんにもご報告だ。
「というわけで、入ってよし、飲んでよし、な、秘湯にやってきました!」
と、自分と恋華チームをタブレットで撮影しながらみんなの温泉リポートです。
温泉のお湯を手で掬って、こくん、とひと飲み(するフリ)
「いちごさんやカメリア先生、アウレリアさんのエキスと相まって、
まったりとしていてコクがある……!」
なーんて、ね♪
みんなといっしょに、心も身体も……って、いちごさん!?
仲間はずれはさみしいよー!と、いちごさんの背中にぎゅむ。
『両手と背中に華』状態にしちゃうね。
彩波・いちご
【恋華荘】
※昨年の水着コン全身
いい温泉ですねぇ
アリカさんや恋華荘の他のみんなにも紹介したいです
のんびり入浴楽しみますが
先程の戦いでかなり無理して疲労しているので、頭がだんだんポーっとしてきて、理緒さんの撮影にも生返事で頷くばかりで突っ込めず
とうとうよろけてアウレリアさんに抱きつくように倒れこんでしまいます
その後は、あまり意識がはっきりしないのですが、
アウレリアさんの柔らかさを身体で感じたり
心配してくれたカメリアさんに抱きしめられ…る代わりに胸に顔が埋もれて息苦しくなったり
寂しがった理緒さんが背中に抱きついてきたりと…
でも皆さんの温かさで、平和を感じます
安心してそのまま眠っちゃいそう、ですね
カメリア・エスパディア
【恋華荘】
悪い方たちにはお引き取りしていただきましたねっ!
そちらでの疲れをとる為にも、みんなでゆっくりしていきましょうっ
…と、ゆっくりしていたら、理緒さんが撮影を始めたのを見て
水着着用とはいえ
入浴している所を撮られる事にちょっと恥ずかしくなってしまいます!?
と照れていたら、いちごさんがふらついてます!?
疲れがどっと出てしまったのでしょうか!?
急いで駆け寄り、介抱する為に
(アウレリアさんと2人で挟むように)抱き寄せます
…介抱に気が回ってて
私のおむねがいちごさんのお顔に当たってるのに
指摘されるまで気付かないまま…
そしてそこに理緒さんがいちごさんに!?
そして3人でいちごさんをぎゅむぎゅむする事に!?
アウレリア・フルブライト
【恋華荘】の皆さんと引き続き。
緑色のビキニ水着を着用し温泉に入りますわ。
これは実に気持ちの良い温泉。戦い終えて疲れた身体にはよく効きますわね…
って理緒さん、撮影は少々恥ずかしいのですけれども(でも強くは止めない)
ところで、いちごさんが今にも倒れそうなくらいふらふらしておられるのですが。
先の戦闘、随分無茶をしておられたご様子ですし、お疲れでしたら上がってお休みに…
と言ってたら、ふらついて倒れられてしまいました。私に抱きつくような形で。
…少々気恥ずかしいですが、いちごさんが落ち着くまでは良いでしょう(柔らかな身体で優しく抱き締め)
カメリアさんも共に介抱なされるようですが…当たっておりませんか?
「ついにたどり着いたね! ここが秘湯と呼ばれる温泉かぁ」
「いい温泉ですねぇ」
菫宮・理緒の言葉に彩波・いちごも頷く。
いちごが管理する恋華荘は築百年以上の古い大きな旅館。そして、この恋華荘は温泉郷の中に建てられた旅館でもある。だから、いちご達にとって温泉は身近な存在なのだ。
「やっぱり恋華とは違った雰囲気だね」
「恋華荘の他のみんなにも紹介したいです」
理緒の言葉に、いちごも頷く。温泉は身近な存在。でも、温泉はその場所によって個々に違う物だ。
……という事で、温泉に向かう皆とは別に、理緒は別の準備を始めた。
「実に気持ちの良い温泉ですわね。戦い終えて疲れた身体にはよく効きますわね……」
「ええ、疲れがとれますね……。みんなでゆっくりしていきましょう」
ゆっくりと温泉に浸かってアウレリア・フルブライトはのんびりと身体を伸ばす。それに頷きつつカメリア・エスパディアもゆったりと浸かる。いちごも気持ちよさそうに温泉を楽しんでいる様子が見える。
「いちごさんも戦いに疲れていましたし……ゆっくり休んで欲しいですね」
と、そこで、一人、足りない事に気が付いた。そして、カメリアが周囲を見ようと森の方に目を向けると、フリルのチューブトップ姿の理緒がタブレットを手にしていた。
「というわけで、入ってよし、飲んでよし、な、秘湯にやってきました!」
理緒はそう言いつつ、タブレット片手に皆が温泉に浸かっている姿を撮影し始める。いわゆる温泉リポートだ。リポートの行く先は、当然、恋華荘の人達になる。
「……理緒さん、撮影は少々恥ずかしいのですけれども」
「いくら水着を着ているからといって、入浴している所を撮影されるのは恥ずかしいですよ」
「でも、折角の秘湯なんだから、みんなへの報告も兼ねてリポートくらい良いじゃない」
当然の様にアウレリアとカメリアから抗議が入ったが、理緒は余り気にする様子は無い。それに、アウレリアも強く止めてはいないし、現在、照れているのはカメリアだけで……もう一人は……何だかぼーっとしている……というか、倒れてしまいそうというか。
「先の戦闘、随分無茶をしておられたご様子ですし、お疲れでしたら上がってお休みに……」
アウレリアがそう声をかけると当時に、彼女の方にいちごが抱きつくようにふらついて倒れ込んできた。少々、気恥ずかしいが……とりあえず、まずは落ち着くまで、とアウレリアはいちごを抱きとめる。
「いちごさん、大丈夫ですか? 疲れがどっと出てしまったのでしょうか?」
カメリアも介抱しようといちごの傍にやってくる。
「いちごさん!?」
理緒も慌ててやって来て……『両手と背中に華』状態のいちごが出来上がった訳なのだが……。
誰か、気付いて欲しい。このままでは、確実にいちごが溺れるという事実に。
「あの、理緒さん、カメリアさん。……その、ですね、何だかいちごさんが眠りかけているような……」
最初にいちごを抱きとめたアウレリアがその事に気が付く。
「えええ!? 早く、温泉から引き上げないと……!」
「アウレリアさん、カメリア先生、一気に引き上げよう!」
いちごはアウレリアとカメリアと理緒によって、無事に温泉から引き上げられ……安静な場所に寝かされる。頭には冷たいタオル。身体は冷えないように、バスタオルをかけて。
「ここの温泉は飲んでも効くのでしたわよね? 気が付かれたら、一回、温泉水で疲れを癒して頂くのも有りですわね」
「そうですね。まずは、いちごさんにしっかりと回復して貰わないと……。温泉、楽しみにされていましたし」
「元気になったら、温泉で思いっきり甘やかしてやるんだから。覚悟しなさいよ、いちごさん」
「……はい。皆さん、ありがとうございます」
理緒に頬を突かれて、いちごはのぼせ頭でそう答えつつ平和も感じる。皆の温かさを感じられるから。
折角の温泉だ。皆でわいわい楽しむのは……少し眠ったその後で。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
ティエル・ティエリエル
わーい、温泉だー♪
さっそくすぽぽーんと持ってきていた水着(旧スク)に着替えちゃうよ♪
一緒に持ってきていた浮き輪もふーふーと膨らませて準備万端!
ボクの背丈じゃ足がつかないからね♪
浮き輪をつけて温泉をぷかぷか浮いて楽しむぞー!
ぷかぷか浮きながら用意しておいたオレンジジュースをおちょこに入れて飲んじゃうぞー☆
ふふーん、どうだ!大人っぽいでしょー♪
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
「わーい、温泉だー♪」
水着に着替えたティエル・ティエリエルが、まず最初にする事は一つしかない。浮き輪を膨らませる事だ。
そう、浮き輪はとても重要だ。何故なら、彼女はフェアリー。……身体の大きさ的に、ほぼ、確実に足が届かない。
「あ、でも……ここ、アックス&ウィザーズだし……フェアリーでも入れる所もあるのかな?」
そういえば、この温泉に案内してきた相手も同じフェアリーだった様な……。
「後で聞いておかないと☆」
そして、大丈夫な所があるのなら後で行ってみなくては。折角の温泉。楽しみが増える事は嬉しい事だ。
でも今は、この温泉を目一杯楽しむ事からだ!
浮き輪をつけて、ゆったりと温泉を楽しむ。ぷかぷか浮きつつ、温かさに癒される。純粋に気持ちが良い。疲れも全部飛んでいく。森の中での温泉というのも中々良いものだと思う。
そして、もう一つ、お楽しみを用意してきた。
温泉で、お酒を楽しむ。『大人の温泉の楽しみ方』の一つだ。勿論、ティエルはお酒を飲む事は出来ない。でも、飲む事は出来なくても、別の物を使って楽しむ事は出来る。
お酒の代わりはオレンジジュース。これをおちょこに入れて……。
「うーん、大人っぽい♪」
森の木々を仰ぎながら、心行くまで温泉を楽しむティエルなのだった。
大成功
🔵🔵🔵
テラ・ウィンディア
温泉ーーー!!(水着全身の水着着て入るぞー!
泳ぎたいんだけど駄目だよなー(しょぼーん
首まで浸かってのびーんする
元々おれは大地と炎属性と相性がいいんだよな
だからこういう温泉はホッとするんだ
水は苦手なんだけどなー(炎属性エルフだった
直前まで激しい戦闘で疲れたらしく全身伸ばしてる子エルフ
尚、他の参加者のスタイルを見て思わずがくってなりそうだけど
ま、おれシルには負けてねーし(尚、姉とはナノ単位で完全互角である
取りあえず空を眺める
こうして湯に浸かりながら空を眺めるって結構な贅沢だよな
こうして考えるとこうして生きてること自体も幸せで贅沢でありそれを堪能するというのもきっと良い事なんだろうなー
なんて哲学だな
レフティ・リトルキャット
※詠唱省略やアドリブOK
にゃ、モフ成分とーにゅー!(これまでのメンバー思い返して)でも変身だけでなく召喚する子もいそうだね?。
折角だから僕はおっきくなって入るかにゃあ。勿論、抜け毛が温泉に浮かばない様にしっかりと洗っておいてから入るにゃん。
レフティは【猫童・爆】で体長1mの、子猫(?)に変身し、のんびりと温泉を楽しむにゃよ。
にゃあお、湯上りに乾かしたりブラッシングでもしてくれると助かるにゃあ。全身乾かすのは大変にゃん。
(村人や猟兵、フィーナにモフられOK。妖精形態と猫形態は別カウントで、猫形態の時は男女を気にしない方がお互い幸せかにゃ。)
イネス・オルティス
POW
〔イネスの水着〕(水着イェーガーカード2019の水着)着用
細長の一枚布を巻いただけだけど、私の故郷じゃ水着って大体こんな感じよ
”恥ずかしさ耐性”のあるイネスは周りの目は特に気にしない
周りの邪魔にならないようこっそりと手を握ったり開いたり
胡坐をかくように座って足首を手で持って回してみたり
戦いの疲れで凝った身体を解す様にストレッチ的な事をしながらゆったりと浸かっておく
なるほどいい具合ね、凝りも解れるしリフレッシュできそう
アドリブ・絡み・可
「温泉―――!!」
テラ・ウィンディアは元気よく温泉を前に叫んだ。
森の中に湯気が上がる温泉に、元気なエルフの少女は良く似合う。
「ふにゃあ、テラは元気にゃねえ」
「ふふ、元気なのは良い事よ」
そんなテラの様子を見て、体長1メートル姿の子猫(?)に変身したレフティ・リトルキャットと、大胆な水着姿のイネス・オルティスは微笑んだ。
「……」
「? どうしたの?」
「いや、凄くスタイル良いな……とか思って」
「そうかしら? でも、そう言ってくれると嬉しいわね」
イネスのスタイルの良さに、テラはがっくりを通り超えて感心するしかないが、まあ、自分は双子の姉には負けてない、と考え直した。
「レフティ、今日は大きな猫なのね」
「そうにゃ。モフ成分とーにゅーなのにゃ! あ、勿論しっかりと洗って、抜け毛が浮かばない様にするにゃ」
イネスとレフティは今回の一連の戦いで何度か共に戦った事がある。その時のレフティは25cmくらいの子猫姿をしていたのだけれど、今回は4倍サイズになっている。
「レフティさん、フェアリーだからね。大きいと、みんなと一緒に温泉に入っても楽しいよね。良いなあ……それにもふもふだし」
「じゃあ、レフティの頭の上にでも乗るにゃ」
「やったー! じゃあ……ぽふんっ」
フィーナがレフティの長毛に頭を埋める様にくっついた。もふもふと気持ちよさそうにしている。
「よーし、温泉に入るぞー!」
「はいるにゃー」
テラとイネス、そしてもふもふにゃんこが温泉に浸かった。
「うーん、気持ちいいー」
テラは首まで浸かってから、全身を伸ばした。テラは炎属性のエルフなので、大地と炎に関する物とは相性がいい。だから、こういう温泉は心からほっとして気持ちが良いのだ。……その代わり、水は苦手だったりするのだけれど。
イネスも手を握ったり開いたりしてみたり、胡坐をかくように座って足首を手で持って回してみたりと、戦いの疲れで凝った身体をほぐしていく。温泉の温度も丁度良いし、身体の疲れもゆっくりと解れていって、とても気持ちが良い。
「なるほどいい具合ね、凝りも解れるしリフレッシュできるわ」
戦いで疲れた身体だけではなく、心の方も癒されていくようだ。
テラは全身を伸ばして浸かっていた身体から顔を上げて空を仰いだ。
森の中の木々の間の葉から木漏れ日と共に青い空が覗いている。
(「こうして湯に浸かりながら空を眺めるって結構な贅沢だよな」)
ふと、そう思う。こうして生きてること自体も幸せで贅沢でありそれを堪能するというのもきっと良い事なんだろう、とも。……何だか哲学みたいだな、と思いつつ。
思い思いにゆったりと温泉を楽しみ……その後はレフティと戯れる。長毛のレフティのブラッシングをしてあげるのだ。
まずはバスタオルで綺麗に拭いてから……。
「おれ、炎使いだから……上手い事、温風に出来るかな。……どうだ?」
テラは小さな炎に風を取り巻いて温めた風をレフティに送ってあげる。
「ドライヤーみたいで気持ちいいにゃ~」
「それから、ブラッシングね。猫もお手入れが大変ね」
「細かい所は任せてね!」
イネスにブラッシングをしてもらい、フィーナに細かい所も解して貰って……。
「よしっ、これで良いか?」
「うん、ばっちりにゃ! 温泉も温風もブラッシングもとっても気持ちが良かったにゃ~」
気持ちよさそうに言うレフティに、テラもイネスも微笑む。
「なあ、また良かったらここに案内してくれよ。凄く贅沢な時間を楽しめたからさ」
テラの言葉に、フィーナは頷く。
「うん! みんなのお陰で、この温泉が無事なんだから、喜んで案内するよ! 勿論、手伝ってくれたみんなに!」
ここは、万病にも効くと言われる温泉。きっと、色々な人の助けにもなるだろうし、多くの人を癒してくれるに違いない。
守ってくれた猟兵達に多くの人達に温泉もきっと感謝しているに違いない。この場所が、いつまでもこのまま人を癒す場所であり続ける為にも。
ここは隠れ里の秘湯。――知る人だけが知る、癒しの場所なのだから。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵