アルダワ魔王戦争9-A〜汎ゆるを喰らう常闇
●グリモアベースにて side:不動・楽遊(Unknown・f01602)
「この戦いも佳境じゃのう」
その椅子の背もたれから楽遊と猟兵達を挟む形で映し出される、大魔王の姿。
「もはや言うことはないの。お主らに課せられた使命、その終着点。此奴を倒し、大魔王の脅威からアルダワを救うのじゃ」
ニシシと口角を上げて笑う楽遊に、猟兵たちは最後の戦いを制するべく意気込み、多くのものがその声を上げた。
「して、戦うに当たり注意点だけは述べとくとしようかの」
そう言って、大魔王の横に映し出される、大魔王の情報。
「奴はお主らよりも先に必ず先手を打ってくる。まずはその一撃をどうにかして乗り切るのが最初じゃな」
大魔王が行う攻撃は、猟兵たちが使おうとするユーベルコードの系統に合わせたユーベルコードを使った応用攻撃となるだろう。魔法の類が主になるだろうが、その尾や足の爪を使った物理攻撃などもないとは言い切れない。様々な方向に対する対策が必要となる。
「特に注意すべきなのは、願いや望みの類は食われる点じゃな」
食われたところで猟兵達のその感情が失われるということは無いが、大魔王の能力を強化してしまうという点には注意したい。それも、その感情が強ければ強いほど、比例して大魔王も強くなる。
「心を無にして機械のように戦うか、別の手法を取るか……お主ら次第じゃな」
当然のことながら、他の形態を召喚されても、迷路を形成されても厄介であることに変わりはないだろう。
「戦う場は大魔王の玉座じゃ。戦う上での障害はないじゃろうが、地の利では相手の方が勝るじゃろうな」
逆に地形を利用できれば、敵の初手を防いだ後の不意打ちの場として使うことも出来るかもしれない。
「お主らならばやれるじゃろ。吉報を待ってるぞ?」
そう言って、手元のスイッチを操作。床を割ってゲートがせり出す。
猟兵たちは各々の準備を整え、そのゲートを潜るのだった。
るっこい
はいどうも、るっこいです。
あれ、もう大ボスですか? 早くないです?
大魔王戦、行っちゃいましょう。
●第一章
戦争のため、一章のみの構成です。
=============================
プレイングボーナス……『敵のユーベルコードへの対処法を編みだす』。
(敵は必ず先制攻撃してくるので、いかに防御して反撃するかの作戦が重要になります)
=============================
OP内にもある通り、敵のユーベルコードは皆様が使うユーベルコードに見合った系統となります(POWならPOWのUC)。
複数利用に制限は設けませんが、当然複数使えば相手も複数返してくるので相応に対処が難しくなります。お気をつけくださいませ。
●プレイングについて
同行者の方がいる場合は一行目にお相手さんのお名前とID、もしくはグループ名をお書きください。お名前の場合はフルネームでなくて構いません。
絡み歓迎、アドリブ歓迎、連携歓迎の方、字数に余裕があればお書きいただけると助かります。ステシでもOKです。とてもとても書きやすくなります。
また省略文字もご利用いただけます。詳しくはマスターページを御覧くださいませ。
では、皆様の素敵なプレイング、お待ちしております。
第1章 ボス戦
『『ウームー・ダブルートゥ』』
|
POW : ホープイーター
【敵対者の願い】【敵対者の望み】【敵対者の祈り】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
SPD : ホープブレイカー
【敵が恐れる大魔王形態(恐れなければ全て)】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ : ホープテイカー
戦場全体に、【触れると急速に若返る『産み直しの繭』】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
イラスト:hina
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ソラスティベル・グラスラン
ふふ……希望を喰らう、ならば貴方は絶望に違いなく
ですが見誤らないで貰いましょう
『勇者』は、希望のみに縋る弱者ではないことを!
【オーラ防御・盾受け】で守り【怪力・見切り】で受け流す
【第六感】で察知し可能な限り万全な【継戦】を
耐えて耐えて耐え延びて、只管に前進
攻撃を縫い【ダッシュ】、我が大斧を叩き込む為に!
『願い』は不要
刃を構え、勝利を拾うのは我が【勇気】
『望み』も
傷を癒し、危機を祓うのは我が【気合い】
『祈り』も
賦活を与え、前進せしめるは我が【根性】
『勇者』とは勝利を願われ、望まれ、祈られる者
艱難辛苦が迫り来ようとも逆は無く
わたしだけは!己の力で立ち向かうしかないのですッ!!!
●信じる力は side:ソラスティベル・グラスラン(暁と空の勇者・f05892)
『来たか、猟兵』
ゲートをくぐった先にまず広がっていたのは、静寂。
不気味なほどに静かな空間に、踏み入ったソラスティベルの耳に、その声はよく響いて聞こえた。
『まずは見事と、汝らを褒めて遣わす』
蛇のような長く太い尾が続く、ライオンのような四肢。彼からしてみればただ座っていただけなのであろうその状態――動物的に言えば、伏せの状態――から、重く鈍い音を響かせ立ち上がる。
『汝は何を望む。如何なる願いも、我は聞き届けるぞ』
そして一歩、ソラスティベルに近づく。
「ふふ……希望を喰らう、ならば貴方は絶望に違いなく」
そんな言葉に、ソラスティベルは怯える様子もなく、ただ不敵に笑う。
「ですが、見誤らないで貰いましょう」
怖気づく事のない彼女は――。
「『勇者』は、希望のみに縋る弱者ではないことを!」
――一人の猟兵として以上に、あらゆる困難に立ち向かい、乗り越える勇者として、その武器を手に取り、戦いに臨む。
『よい。それもまた答え』
ソラスティベルのその答えに、ウームー・ダブルートゥもまた、声音一つ変えず、そう返す。
そして、静かに上げられた右手。それを見た瞬間――ソラスティベルは直感する。
『――必要となるまで攻め立てるだけだ』
まるでそれが詠唱であり、予備動作であるかのように、不意に放たれた、黒い炎。
何が来るかまでは判別がつかないまでも、何かが来ることはわかっていたソラスティベルは、既に手にしていたモナークによってそれを受けた。――それが、戦いの幕を切る引き金となる。
最初の一撃は、まさしく小手調べ、といったところか。たった一つだったその黒炎の弾は、瞬く間にその数を増やし、ソラスティベルに文字通り降り注ぐ。その光景は、傍目黒い流星群。
そんな攻撃に、ソラスティベルは工夫するでもなく、ただ真っ向から、己の力のみを信じ、突き進む。
弾幕のように降り注ぐ無数のその攻撃を前に、無策で突っ込めば、導き出される答えは一つしかない。
『血迷ったか猟兵』
その弾幕攻撃はより苛烈さを増す。仮に願いを喰らわずとも、大魔王と呼ばれた存在である、ということなのだろう。
「いいえ――」
だが、無策、そして無謀とも思えるその突貫は、不思議とソラスティベルを戦闘不能に至らしめることはない。
それどころか、ソラスティベルの足が止まることすらない。
「『勇者』とは勝利を願われ、望まれ、祈られる者――」
その真意は、ウームー・ダブルートゥにはわからないだろう。圧倒的な物量攻撃という、絶望的な状況に陥ろうとも。
「艱難辛苦が迫り来ようとも逆は無く――」
身体が傷つき、悲鳴をあげようとも。
「――わたしだけは! 己の力で立ち向かうしかないのですッ!!!」
そこに願いも望みも、祈りもなく、あるのは全て、己の勇気と、気合、そして根性。
無謀にも見えたその一撃は、ソラスティベルにとっては決して無謀などではない。それこそが彼女が成す対策、《勇者理論》であり――そして、己の一撃を叩き込む手段。
見事その気概のみで弾幕を切り抜けたソラスティベルは、その声と共に、手にした巨大な斧を振り下ろした――。
太陽なき地下深くの洞窟で、蒼空色に輝くその一撃は、ウームー・ダブルートゥの身体を確かに引き裂いたのだった。
成功
🔵🔵🔴
別府・トモエ
「感情が強いほど強くなる……か。望むところじゃねーの」
強く強く希望を抱く
テニスしたい
テニス楽しみたい
テニスをウームー・ダブルートゥにも楽しんでほしい
「来いよ大魔王、玉座なんて捨ててテニスでかかってこい」
この私がテニスで挑戦者だぜ?燃えるしかないっしょ
ザベストオブワンセットマッチ、ウームー・ダブルートゥ、サービストゥプレイ
【先制攻撃サーブ】がくる
【視力】で【見切って】直ぐ【ダッシュ】
「いっくぜぇ!」
吼えて【ラケット武器受け】からの【誘導弾ショット】リターン
「エース獲れるほど、甘いわけないな」
それこそが願いで望みで祈りだ
テニスも強すぎると相手がいなくってな
「生涯最強の相手だ最高の試合にしてやる!」
●実力は負けても気持ちは負けない side:別府・トモエ(人間のテニスプレイヤー・f16217)
「感情が強いほど強くなる……か。望むところじゃねーの」
そう呟き、嘗てないほどにその感情を抱くトモエ。それは、ただ直向きに、テニスをしたいという感情。
『其れが汝の望みか』
「ああそうだ、来いよ大魔王、玉座なんて捨ててテニスでかかってこい」
そんな強い感情を喰らったことで、玉座全体に変化が起き始める。
――ザベストオブワンセットマッチ、ウームー・ダブルートゥ、トゥサーブ、プレイ!
『よかろう』
どこからともなく響き渡る、何かの声。そしてそのコールとともにウームー・ダブルートゥから放たれた、黒い豪速球の一手。
『我の一打を、返してみよ』
それは、ただの豪速球ではなかった。
「――っ!」
トモエの目には、無数の打球が見える。分身か、それとも分裂か――はたまた、実際に複数の弾を飛ばしているのか。そう錯覚するほどに音までリアルなその打球。
幸いにも、その一打はコートの角を狙った技術的なものではなく――パワー、その一手のみで、真正面からトモエを潰しに来ていた。
「いっくぜぇ!」
それをトモエは両手で持ったラケットで受けようと、それを振るう――。
「重っ……!」
他の幻影であろうその打球を見事見抜き、本物を捉えたトモエ。だが、トモエでなければ見きれなかっただろうその早すぎる弾は、見た目相応に強烈。
その手を離せば、ラケットがはるか後方に吹っ飛んでいきそうなほどの強さ。ガットはもちろん、ラケットが悲鳴すら上げているのがわかる。
「おりゃあ!」
負けるわけには行かない。彼にとって、己が最強の相手である必要がある、そのためには――。
「エース獲れるほど、甘いわけないな」
――相手にエースを取らせないことが必要となる。
ラケットの状態を確認しながら、得意げに告げるトモエ。だが、その表情や思いとは裏腹に、少しばかりの焦りを感じていた。
『なるほど、少しやり手の様だ』
どうやら、ウームー・ダブルートゥはリターンを敢えて返さなかった様だ。トモエが感じた焦りは、遊ばれていると感じたが故の物だろう。
その実力で弱小だったテニス部を率いながら全国制覇を果たした実力を持つトモエでも、この怪物の相手は少々骨が折れそうなことを、再確認させられたのだ。
『ならば少し、見せてやろう――』
そう言って、再度トスされるそのボール。緩やかに速度を落とし、やがて重力に従い落ちていくボールを、ウームー・ダブルートゥの禍々しいラケットが捉える。
今度の打球も、やはり魔球。先程と異なるのは――。
「うわっ……!?」
――左に飛んでいくと思われたそのボールが、右へ跳ねる。
想定していないその弾道に、完全に意表を突かれたトモエは反応しきれずエースを取られてしまう。
『此れは返せまい?』
幻影の弾に加え、キックサーブ。
「どうかな……?」
返すのが極端に難しいその打球に、しかしトモエはにやりと口角を上げる。
そして、三回目のサーブ。
『ならば見せてみよ』
放たれた打球は、やはり魔球。これは外せないらしい。そして――。
「ここだっ!」
右手側へと跳ぶ弾道を、然と捉えた。
『何っ……!?』
「生涯最強の相手だ……」
トモエは、その感情を隠すことなく表す。自分と同じか、それ以上の実力を持つ相手に――。
「最高の試合にしてやる!」
――その戦いに、喜びすら感じていた。
最初は不利に続いたその戦いは、トモエの誘導するような一打によって、幕を下ろす。結果は、六対七、トモエの逆転勝利。テニスを全力で楽しむ、トモエの気持ちが勝ったのだった。
成功
🔵🔵🔴
雛菊・璃奈
わたし達の希望は、願いは、祈りは、おまえなんかに簡単に潰えさせられるものじゃない…!
・UC対策
【呪詛、オーラ防御、呪詛耐性】による呪詛を用いた防御術式を用いて呪詛の念で自身の心と身体を覆って、敵の能力やUCの効果を少しでも軽減…。更に黒桜の呪力放出【呪詛、衝撃波、早業】で広範囲の繭を呪力で侵し、バルムンクに力を集中し、呪力の斬撃を放射する【呪詛、力溜め、衝撃波、鎧砕き】事で繭を破壊し迷宮を砕くよ…!
【九尾化・魔剣の巫女媛】封印解放…!
全魔剣で攻撃…!
神速の速さで敵を翻弄しつつ黒桜で牽制し、凶太刀と神太刀の神殺しで連続攻撃し、全ての力を収束させたバルムンクで胸の核と思われる部分を両断するよ…!
●呪いと闇 side:雛菊・璃奈(魔剣の巫女・f04218)
転移されたその先で、突如広がったその光景は、ひたすらに白に染まる空間。
それを見た璃奈は、咄嗟に防御術式を展開する。
その白の正体は、無数の糸。ご丁寧に地面までも糸で覆い尽くし、巨大な迷路を形成していた。
「……長くは持たないね」
防御術式のお陰で、急速に若返ってしまうという事態は免れているものの、そう悟る。迷路を素直に攻略する時間はないだろう。
黒桜を手にした璃奈は、その意識を静かに集中させる。攻略している時間がなければ、やれることは一つしかない。
繭の硬度を少しでも下げるべく、呪いの言葉を紡ぎながら、黒桜が持つ強力な呪力を広範囲に展開。辺りは瞬く間に黒く染まっていく。
次に手にしたのは、竜殺しの魔剣、バルムンク。どれだけの硬度があろうとも、この魔剣ならば、或いは。
バルムンクにその意識を集中させ、呪いの言葉と共に、己の持つ呪力を集中させていく。呪いを纏う禍々しい魔剣は、璃奈の呪力を受け、より黒く染まり、輝く。そして――。
「――ふっ!」
鋭く吐く息とともに、己の技を乗せて放たれた、黒い斬撃。
――その一撃が、壁にぶち当たる。
やはり、かなりの硬度を持つらしく、放たれた斬撃は、その呪力を当たりに散らしながらぶつかり続ける。だが、限界まで溜められた呪力は、その程度じゃ霧散する事はない。バチバチとものすごい音を立てながら、やがてその黒い斬撃は、黒く染まった白い糸の壁をぶち抜いた。
『そのまま大人しくしていれば良いものを……』
「――我が眼前に立ち塞がる全ての敵に悉く滅びと終焉を……封印解放……!」
繭から飛び出した璃奈は、同時にその力を開放する。
《九尾化・魔剣の媛神》により九尾化した璃奈は、すかさず己の持つ全ての魔剣を放つ。
全ては、バルムンクの一撃を叩き込むため。自身の持てる呪力をその一刀にのみ収束させながら、九尾乃凶太刀と九尾乃神太刀による神速の剣技を振るう。
『ちょこまかと飛びおって……!』
さぞ鬱陶しいことだろう。大魔王もまた璃奈に対抗して闇の魔法を放ったり、直接攻撃しようと試みてるようだが、璃奈のその速さには流石についていけないようだ。
ぶつかる黒と黒――その戦いに、ついに終止符が打たれようとしていた。
「わたし達の希望は、願いは、祈りは、おまえなんかに簡単に潰えさせられるものじゃない……!」
『ならば潰えるまで喰らうのみよ!』
両者共に、それが最後の一撃になることを悟ったらしい。
ウームー・ダブルートゥは、両手の内に収束させた黒い魔力の塊を――。
そして璃奈は、過剰すぎるほどに呪力を溜めたバルムンクを手にし――。
『――堕ちよ!』
それは、大魔王のほうが一歩早い。黒い光線が、璃奈に襲いかかる。
だが、璃奈の速度に、その攻撃が届くことはなく――。
「これで、終わり……!」
――振り下ろされたバルムンクの一撃は、大魔王の両手を掻い潜り、その胸部へと叩き込まれた。
『ぐあああああああ!?』
超高度の繭すらぶち抜いたその一撃は、確かにウームー・ダブルートゥに痛打の一撃を与えるのだった。
成功
🔵🔵🔴
アリス・セカンドカラー
【ドM山脈】お任せプレイング。
願望は魔王を男の娘萌化しておいしく頂きたい。今回の戦争ではまだノルマ達成してないし。
シズホさんがドM魔王化狙うっていうから楽しみね☆
魔王がホープイーターで強化されたら、デモニックエンハンスでの精神の具象化による限界突破した全力魔法で魔王を男の娘萌化デバフ♪強化された技能を駆使して捕食し、限界突破した快楽属性攻撃で蹂躙よ♡
で、継戦能力で果てなき連戦を挑み、大食いな念動力による盗み攻撃での吸収属性攻撃で精力を搾り尽くすわよ♡
あ、シズホさんがもの欲しそうにしてたらロープワークでパラサイトテンタクルを絡み付かせてあげますか。感覚リンクしてるからシズホさんの望み通りに動くわ
シズホ・トヒソズマ
※連携アドリブ可
【ドM山脈】
教えてあげましょう
人間の願いは貴方の想像を越える事ができると!
転移前に自分への◆催眠術で
『ドMとして相手に好き放題されて受け入れ喜ぶ事のみ願う』状態にし
アリスさんの触手に巻かれる事を催眠解除キーに設定
敵の先制で私の願いを反映させる事で回避不能状態を誘い
アリスさんに大魔王に色々してもらいます
私にテンタクルが絡んで正気に戻ったらUC発動
触手と共に私を拘束具で縛りユングフラウを女王様モードに変形し被虐快楽でパワーアップ
敵を◆踏みつけたり
鞭武器で男の娘魔王を叩いたりしまくります
『く、私が縛られてるだけなのにあんなに、悔しい!あ、でも触手もすごく動く!あ、もっと締め付けて!』
●痛と悦は紙一重 side:アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)&シズホ・トヒソズマ(因果応報マスクドM・f04564)
「アリスさんお願いします! 私をもっと!」
アリスにべったりくっついて離れないシズホ。と言っても、全く動けないほど密着してるというわけではなく、行動にさしたる支障はない。何かを求めるように度々シズホがアリスにアタックを仕掛けているというだけのことだ。
そしてその状態で転移ゲートをくぐった二人の前には――。
『来たか猟兵。汝らは何を望む?』
「望む!? 叶えてくれるんですか! 私のこの願い!」
現れたウームー・ダブルートゥが言い放ったその言葉に、真っ先に食いつくシズホ。それまでアリスにべったりだった様子が、まるで嘘かのようだ。
「そうね。私の願望、叶えてもらおうかしら?」
食いつくシズホを尻目に、アリスもそう望む。
『よかろう。汝らの願い、然と受けた――』
そうして、アリスとシズホのそれぞれの願いを一度に喰らうウームー・ダブルートゥは、黒く光る淡い光りに包まれ――。
『――な、何だこれはっ!?』
大魔王の姿はあろうことか、その姿を女装状態の男性の姿へと変化していた。
「掛かったわね」
大魔王が光に包まれたその瞬間から、アリスは既に行動に移っていた。彼がそうなると、確信していた動きだ。
――《『夜』は繋がり包み込む》。意識を集中させ、己の精神を具現化。その場所では、上に向かって大きな風穴をぶち開けないでも限りは決して存在するはずのない、夜の世界が辺りを満たしていく。
『無駄な真似を……!』
仮にその姿が変わったとしても、彼が大魔王であることに変わりはなく。
アリスたちの願いを喰らったことで、その力をより強大にさせた大魔王の闇魔法が大きく展開される。
「怒った姿も可愛いわね♡」
だが、そんな大魔王を相手に、アリスはとても楽しそうだ。
『我を愚弄するか貴様!』
そんな姿が気に食わないのか、怒りの色を見せる。だが実際、その姿は年端も行かない女の子の姿をした男の子が駄々こねてるようにしか見えない。これを可愛いと言わずしてなんと言おうか。
「そんな姿で言われても、誘ってるようにしか聞こえないわよ?」
『ぬぅ……!』
言葉では勝てないと悟ったか、展開した闇魔法を放出。無数の黒き炎弾がアリス目掛け放たれる――。
――が、おかしなことに、その炎はアリスに届く前に消えていく。
『何故だ……何故力が出ぬ……!』
収束させていたはずの力は、集めた端から霧散していく。いやより厳密には――。
『貴様、まさか……!』
「正解♪」
――その答えは、喰らうものを喰らっているが為に、起きていた。
「さぁ、ここからが本番よ♡」
発動されたデモニックエンハンスは、留まることを知らない。どころか、そのユーベルコードによりアリス自身の技をより力も持つために、熾烈さを増すほど。
『あぁ、ああぁ……!』
その体に直接襲いかかる快楽の嵐に、大魔王は抗えない。
ちなみに、シズホはといえば。
「うぅ……」
求めるものを貰えるはずだったものがもらえず、落胆した様子でじっとアリスの事を見つめていた。
「これが、放置プレイというやつですか……! なんて切ない!」
アリスにはそんなつもりはなかったが、好き放題されたいあまりあらぬ方向へと解釈してしまうシズホに――。
「大丈夫よ、これからもっと凄いこと、してあげちゃうから♡」
――己と共生関係にあるバイオモンスターを放った。
それこそが、シズホを正気に戻すための鍵。
「あ、縛られて……」
バイオモンスターがシズホを行動不能レベルにまで締め上げれば――。
「はっ……!?」
――正気に戻ったシズホは、視界に入った状況を確認し瞬時に理解すると共に、ユングフラウを呼び出す。
「――さあ私を縛り私の快楽を糧に暴れて下さい、鉄の女王様!」
既に触手に手足を拘束され、身動きが取れない状態だというのにも関わらず、その手足に枷が掛けられ、よりきつい状態で拘束されるシズホ。
「ンーッ!」
それは、四肢のみならず胴体の動きや、頭までも束縛され、更には口も塞がれ。動かすことができるのは、己の指のみ。誰がどう見ても痛く、苦しいだけなはずのその状態は、シズホからしてみればご褒美にも似たもの。僅かに見ることのできるその範囲で、シズホの快楽を喰らい力を得た鉄の女王が、快楽に悶え苦しむ魔王の元へと向かっていく。
『うぅ……この後に、及んで、何を……ぐぅっ……!』
物言わぬ鉄の女王は、魔王の至近に近づくなり、いきなり踏みつけた。
「あら、どうしちゃったのかしら?」
踏みつけ悶える魔王を見て、アリスは不敵に笑う。
「とっても気持ちよさそうね?」
『これの、何処がっ、ぐぁ……!?』
アリスも鉄の女王に習って魔王に近づく。
「そうかしら? 身体はこんなに素直なのに」
そう言って、ツツっとその首筋を触れてみれば、魔王の身体は、その意志と裏腹に震え、そして達する。
『ぐぅっ……!』
「我慢は身体に毒よ? 受け入れちゃいなさいな♡」
そう言って今度は耳元に息を吹きかける。その度に身体を震わす魔王。そこへさらに、鉄の女王による鞭打ちが襲いかかった。
『あっがっ!?』
「すっごい反応ね、もっと達しちゃえ♡」
立て続けに襲いかかるその感覚に、ついに魔王は――。
なお、シズホはといえば。
(く、私が縛られてるだけなのにあんなに、悔しい! あ、でも触手もすごく動く! あ、もっと締め付けて!)
またも放置プレイ状態だったらしい。最も、アリスと感覚を共有しているために、完全に放置されていた、というわけでもなさそうだが、こちらはこちらでお楽しみな感じだったとかなんとか。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
クー・フロスト
M
●心情
くくくく、ふふふふ、はははははははは――!!
あぁ、愉快。実に愉快。
魔の王たるものは強者!だが
望みを叶えスポーツに励むとはな!
貴様の奥底にあるものはまさに『善』!
人々の希望を喰らい、混ざりたい
その感情は正しく、純粋なる『善』!!
強者として恐怖されたのではなく
善の一面も合って、人々に理解され封印されただけであったか――
あぁ孤独の王よ。混沌と偽悪を演じるこの私が真の『闇』を魅せてやろう
●行動
『産み直しの繭』を【空中浮遊】で回避し
UCを【限界突破】で解放し、【範囲攻撃】で放ち
迷宮を凍らせ破壊し青色に染めてやろう【蹂躙】
「氷結世界を魅せてやろう――。
全て氷に閉ざされるのだ。」
【殺気】【存在感】
イヴ・クロノサージュ
MP
●心情
回復役として皆さんをサポートします
●対策
まずは自身の対策
『産み直しの繭』の迷路に触れないように
【空中浮遊】で移動しながら挑みます
●支援
アンジュリーベを【範囲攻撃】(広範囲に)発動して、前線に立つ皆さんの回復支援を行います
治癒には、精神的な支えと、心意気が大切。「頑張って!」と【鼓舞】します
●
危険を感じた時/支援が出来ない時は
『機械鎧兵』に搭乗して【操縦】しながら
2つ目のUC【《超電磁砲》エーテリオン・ハイメガ=カノーネ】で
迷宮の一部を破壊できそうなところを【第六感】で察知して
【鎧無視攻撃】破壊して脱出します
『産み直しの繭』に触れない工夫を、常に【戦闘知識、情報収集】で考えて
行動します
● side:イヴ・クロノサージュ(《機甲天使》感情と記憶を代償にチカラを得た少女・f02113)&クー・フロスト(《甦生氷姫》氷の死神少女・f08503)
「くくくく、ふふふふ、はははははははは――!!」
洞窟内に響き渡る、その声。その正体は、魔王ではなく――。
「あぁ、愉快。実に愉快」
『汝、何を笑う』
――クーのもの。大魔王からしてみれば理解不能なその笑いはいっそ不気味にすら感じることだろう。
ましてや、それが自らを嘲笑するかのような笑いに感じ取れるのが、より一層そう感じさせる要因になっている。
「魔の王たるものは強者! だが望みを叶えスポーツに励むとはな!」
続くクーの言葉に、魔王は身に覚えがあった。
今戦っている個体とは異なる個体がそうして戦っていたのならば、或いは身に覚えがないことを告げられていることとなっていただろうが――。
『スポーツ……あのテニスのことか』
――今あるこの個体もまた、ワンセット分、テニスをしていたのだ。とても人間に成せるものではない、熾烈な戦いだったが。
「そうだ! つまり――貴様の奥底にあるものはまさに『善』!」
そう言い切られ、魔王は戸惑う。
『『善』……だと?』
困惑した様子で、その言葉を繰り返した。
「人々の希望を喰らい、混ざりたい。その感情は正しく、純粋なる『善』!!」
この猟兵は一体何を言っているのか。理解に苦しむ大魔王に、クーの言葉は続く。
「強者として恐怖されたのではなく、善の一面も合って、人々に理解され封印されただけであったか――」
『……汝、何が望みだ』
その言葉で、余計にわからなくなった様だ。意味は愚か、その目的さえわからない、といった様子で。
「望み? さて、なんだろうな?」
その問いに、クーは答えない。
「――あぁ、孤独の王よ。混沌と偽悪を演じるこの私が、真の『闇』を魅せてやろう」
――どちらが真の悪か。そんな言葉に、危険を察知した大魔王は、願望を喰らえないとわかるなり、右手を真横に振るった。
その手から放たれたのは、無数の白き糸。クー目掛け放たれたそれを、クーは大きく飛び退くことで回避する。
だが、クーを狙った最初の糸は、所謂囮だったようで、その糸をカモフラージュに、クーが飛び退いた更に後ろ側には、既に別の糸。
それを確認したクーは、着地することなく、そのまま空中で留まる。
気がつけば、上も下も、そのような糸で包まれており、洞窟内部に、巨大な繭が形成された事を告げていた。
「クーちゃん、大丈夫……?」
「イヴか。大丈夫だ、このくらいは想定していた」
そこへ、その繭に巻き込まれたらしい、隠れていたイヴが合流する。
形成された繭の内側は、壁はもちろん、床や天井に至るまで見る場所全てが白い。それが無数の極細の糸から成り立っているのは容易にわかる。厄介な点は、触れられないこと。
繭であるために、攻撃能力事態はなく、触りさえしなければ危険はない。が、白くて分かりづらいが、自分たちの居場所が狭まっているのがわかった。おそらくは、外から糸を出し続け、内側へと圧縮しているのだろう。
「……迷宮攻略をしてる暇はなさそう」
繭に触れないために繭をよく観察してるイヴは、いち早くそれに気づいた。悠長に攻略などしていれば、破壊して脱出することさえ叶わなくなる。
「ならば壊して脱するのみ。踊る、踊るよ、雪の精霊! 雪よ! 雪よ降れ! 降り注げ魔力の雪!……天候大魔術――フロストシュネーヴァイス!!」
嘗て持っていた死神の力を開放させ、巨大な魔法陣を展開する。それは、イヴとクーがいるその地点、空間のある全体を覆うほどの大きさ。
展開された魔法陣がより強く輝けば、そこから無数の氷の飛礫が飛び出す。同時に、繭内部の気温は急激に下がり始める。
この繭がどれだけの硬度を持とうとも――氷漬けにしてしまえば、その硬度は極端に落ちる。
手にした大鎌を振るい、迷宮の破壊に掛かり――。
「っ……これでも、ダメか!」
――破壊できたのは、繭全体で見れば、ごく一部。完全に切り裂かれた範囲は数人が通れる空間を作り出したが、それだけではダメだ。
「イヴ、手を貸してくれ」
クーの言葉に、イヴは頷く。スマホを操作し、機械鎧兵に搭乗。モニター越しに、凍りついた内部全体をよく観察する。
「……多分、この辺りなら」
確かな確証はないなんとなくその辺りならという、勘。
「よし、合わせるぞ――」
その言葉に、イヴはコックピットの計器を確認しながら機械鎧兵の右手の砲身を向け、エネルギーを充填させる。
「えっ……」
ここは一緒に斬るんじゃと思っていただけにイヴのその行動に面食らうクー。だが、その砲身は既にエネルギーを充填し始めており――。
「高出力超電磁砲エーテリオン・ハイメガ=カノーネ、発射します――っ!!!」
――その言葉と共に射出された、極太のエネルギー砲が、凍りついたその壁をぶち抜いた。その挙げ句――。
『なんじゃこりゃああああ!?』
――ビームが飛んでいった先で、断末魔が聞こえた。
「あ……違ってました?」
「……いや、問題ない。行くぞ!」
色々突っ込みたいところはあるが、圧縮され続ける迷宮を脱出。
「っ――!」
出口を抜けると同時に、危機を感知したクーは咄嗟に、その大鎌を振るう。
大鎌が捉えたのは、何かの骨。それを辿った先には――居るはずのない、ラクリマ・セクスアリスの姿が。
『抜けてきたか……前の猟兵といい、よくやってくれる』
『まぁまぁ大魔王殿、苛立ってばかりでは目的は完遂できませぬぞ』
『私達は時間を稼げば良いのだ』
『やめぬかアウルム。その言葉は蔑称だぞ』
『『我』が『居る限り』、『猟兵』に『勝利』なし!』
『汝ら、喧しい』
ウームー・ダブルートゥの言葉で一斉に黙った他形態達。
それは、ウームー・ダブルートゥの《ホープブレイカー》によるもの。迷宮に手こずっている間に召喚されたようだ。約一名足らない気がするのは、先程の断末魔が答えだろう。
『征け』
ウームー・ダブルートゥのその言葉一つで、五体の大魔王は、一様に動き始める。
召喚されたと言っても、その能力事態は引き継いでいないのか、それぞれがそれぞれの方法で攻撃してくるだけのようだが、図体がでかいだけでなく、ボスクラスがこの場に五体。それだけでも十二分に脅威だ。
ウームー・ダブルートゥの闇魔法を軸に、砲撃やら呪詛やら魔女やら物理攻撃やらが飛んで来る。どれも大魔王本体であることに違いはなく、だからこそなせる連携、というべきか。
こちらの攻撃については、完全に無対策だったクー。なんとかその猛攻を回避するも、攻勢に全く出られない。それに加え、限界突破による、己の力の解放。
「くぅっ……!」
限界が近いことを悟る。だが、ここでやられるわけには行かないと、その猛攻を耐える。
「クーちゃん……!」
イヴは、クーの後ろ側。クーがその猛攻を一度に受けてしまっていることで、イヴにはさほど波状攻撃は来ていない。それは、ひとえにクーが持つ強大な存在感故だろう。
「頑張って!」
傷だらけになるクーへ、《《天使ノ祝福》アンジュリーベ・ヒーリング》。
「っ……!」
それにより負傷を一度に回復したクーに、兆しが見えた。
全員を潰す必要はない。
連携攻撃の合間、その一瞬を見きったクーは、限界突破しているその力をフルに使い、一気に本体、ウームー・ダブルートゥへと肉薄。
『無駄だ』
だが、ウームー・ダブルートゥもそれはよくわかっていた。だからこそ、それへの警戒は十分にしており、そしてその対策も万全――その筈だった。
「直接攻撃するとでも思ったか? 残念だったな。氷結世界を魅せてやろう――」
それは、超至近からの魔力集中。
「全て氷に閉ざされるのだ」
その瞬間、ウームー・ダブルートゥの全身が、一瞬にして氷漬けになるのだった――。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵