居住可能惑星を探して
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スペースシップワールドに、かつて存在したオブリビオン化する前の銀河帝国。
帝国が遺した未踏宙域に関する文献。
それを発見することにより、今スペースシップワールドは人が住める惑星が残されているかもしれない未踏宙域へと足を踏み入れていた。
しかし帝国がなぜこの宙域を踏破できなかったのか。
その原因は小惑星にも匹敵するという巨躯をもつ超巨大宇宙生物群、『クエーサービースト』の脅威に阻まれていたからであった。
猟兵たちの助力により未踏宙域の表層に居た『キエリビウムJOX』との戦いは優勢に。
それにより今、未踏宙域のより深層へと進むことが可能となる。
そして再び、そこにはクエーサービーストとの戦いが待ち受けていたのであった。
●
「さて、今回スペースシップワールドの未踏宙域に現れたのはマインドミナBVAと命名されたクエーサービーストだ」
グリモアベースで人員を募るのはエコリアチ・ヤエ(悪魔の囁き・f00287)。
小惑星ほどの大きさを持つマインドミナBVA。
これを撃破していかねば未踏宙域を先へ進むことはできないだろう。
未知宙域への挑戦を名乗り出ている宇宙船によって接近はできるが、戦闘となれば宇宙船外へと出て戦わなければならない。
「船外での活動に関しては高性能宇宙服があるから心配はしなくていい」
高性能宇宙服とは極薄かつ透明で、防具の上から着用できる優れものだ。
これにより動きを制限されることはないが、船外が無重力であることにはかわりないため、どう戦うかは考えていかねばならないだろう。
「ごく普通の宇宙バイクは船に積んであるらしいんで、それは借りることが可能だ」
宇宙空間での戦闘に不安があるなら借りておくと間違いはないだろう。
「さて、問題のマインドミナBVAだが、こいつは切り離した外郭をオブリビオンの姿に変えてくる厄介な力を持っている」
オブリビオンそのものではないが、オブリビオンの邪悪な意志までもトレースした凶悪な変身外殻である。
マインドミナBVAへと攻撃を仕掛ける前にまずはそれらを突破しなくてはならない。
「変身外殻を突破した後はマインドミナBVAとの戦闘。それが終わった後は、こいつの外殻を剥ぎ取ってきてもらいたい」
戦闘や剥ぎ取りなどないかと大変な戦場になることは間違いない。
スペースシップワールドの人々が居住可能な惑星を見つけるための依頼である。
「そういうわけだから、よろしくな」
エコリアチは一通りの説明を終えた後転送ゲートを用意し、準備が整った者たちから件の宇宙船の中へと送り出していくのであった。
鬼騎
1章:集団戦 要人・式典護衛用銀河帝国製ウォーマシン
2章:ボス戦 マインドミナBVA
3章:冒険 マインドミナBVAの外殻剥ぎ取り
スペースシップワールドのクエーサービーストシナリオになります。
戦場は宇宙空間。
居住可能惑星を見つけるため頑張りましょう。
第1章 集団戦
『要人・式典護衛用銀河帝国製ウォーマシン』
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POW : 非情なる機械騎士
【剣と盾による近接攻撃を仕掛ける際に頭部】を向けた対象に、【頭部の格納銃器による至近距離からの発砲】でダメージを与える。命中率が高い。
SPD : 学習型電子頭脳搭載・護衛用ウォーマシン
【戦闘経験を際限なく蓄積し向上する戦闘技術】【機械の怪力で振るう剣と盾を活かした防御術】【熱、振動を始めとした各種センサーでの索敵】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
WIZ : 暗殺者泣かせ
【熱、音、振動用の各種センサーによる索敵】から【追加装備(通常は腕部銃器)による攻撃】を放ち、【牽制の攻撃と急所を狙った精密攻撃】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:エンシロウ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
シン・ドレッドノート
アドリブ連携OK
【SPD】
居住可能惑星の探索、なかなか新しい発見はありませんが、地道に探索を続けていけば、きっと見つかることでしょう。
そのためにもまずは、目の前の障害を排除しましょう。
貴紅に騎乗して宇宙船から発進。
敵ウォーマシンは接近戦が得意そうなので、距離をとって戦うとしましょう。
距離を詰められないよう、常に高速移動しながら戦闘を行います。
「剣と盾だけでは、防ぎきれませんよ!」
【乱舞する弾丸の嵐】を発動。扇状に展開した銃の群れから一斉射撃。
敵の動きをしっかり観察し、複製した銃からのフェイントの弾幕を織り交ぜながら、手に持った真紅銃による狙撃で、確実に命中させていきましょう。
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眼前の宇宙空間に現れたのは小惑星ほどの巨躯をもつ生物。
クエーサービースト、マインドミナBVAは接近してくる宇宙船を確認すれば、外郭を切り離し、オブリビオンの姿へと変形させる。
シン・ドレッドノート(真紅の奇術師・f05130)は再び目にしたクエーサービーストを見やり気を引き締める。
探索宇宙船は未踏宙域をかなり進んできているはずだが、いくら探しても居住可能惑星は中々見つからず、代わりに見つかるのはクエーサービーストばかりである。
とはいえここで諦めてしまってはこれまでの努力が無駄になってしまう。
希望は持ち続けるためにあるのだ。
たとえ時間がかかり地道な道のりになるとしてもいずれは見つかることを夢見て。
「探索を続けるためにも、目の前に現れた障害を排除するとしましょう」
シンは持ち込んだ自前の宇宙バイク、貴紅『ノーブル・スカーレット』へと乗り込み、宇宙船外へと飛び出していった。
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マインドミナBVAが切り離した外郭が变化したのはオブリビオン、要人・式典護衛用銀河帝国製ウォーマシンの姿。
剣と盾を持った騎士のような姿をしたオブリビオン。
それは数体ずつ規則正しく整列しながら、外敵と見なした宇宙船へと向かってくる。
宇宙空間ではあるのだが元がウォーマシンであるこのオブリビオン。
この特殊な環境は障害にならないようだ。
シンは真紅銃『スカーレット・ブラスター』を構え敵との距離を適切に保てるよう迂回してバイクを走らせ牽制射撃を行っていく。
無重力空間においてその場にとどまるよりは動き続けていたほうがやりやすいというのもこの手法を取る理由の1つだ。
『主ノ敵ハ排除スル』
「はは、それはこちらのセリフですよ」
何発かの牽制射撃によって敵の動きを把握。
策を練ったシンは次の行動へと移る。
シンが展開するのは己が所持しているすべての銃火器。
それもユーベルコードで幾重にも複製され念力で操られた数多の銃。
それらがすべてオブリビオンへと銃口を向ける。
「さあこれでどうです。剣と盾だけでは、防ぎきれませんよ!」
それぞれの銃火器は敵を扇状に囲み、一斉に火を吹く。
敵に直接当てるもの、本命を隠すためのフェイントのもの、あらゆる射線から放たれた銃撃は敵を翻弄。
『コレデハ接近モ退避モデキヌ』
あらゆる角度から襲いくる弾丸は剣や盾だけでは到底防ぎきれぬもの。
弾幕攻撃の中、ひときわ正確な狙いで敵へと襲いかかり敵を確実に破壊する弾丸。
それはシン自ら引き金を引く真紅銃によるもの。
「さあ、まだまだ踊ってもらいますよ」
シンは着実に敵を1体ずつ屠っていくのであった。
成功
🔵🔵🔴
カーバンクル・スカルン
あー、あれか、めんどくさいロボって言われてたやつは。そんじゃあ「先輩方」がやっていたやり方をそのまんま引用させていただきますか。
金槌なり鋸なり、これ見よがしに目立つ武器を持ちながらオブリビオンの近くを通過。あちらが私に気付いて視線を釘付けにした瞬間に指差して車輪をオブリビオンに衝突させるよー。で、衝突しても壊れないようなら車輪から伸びた鎖で拘束して、盾にしつつ次の獲物へ突撃させる!
私は囮、本命はそっちだったんだよねー?一時的に私の動きを止めたとしても指差してる限り車輪はあなた達を狙い続けるので、ご愁傷様!
「あーあれか。めんどくさいロボ、ってやつは」
マインドミナBVAから剥がされた外郭が変形するのは白い鎧に身を包む騎士のようなオブリビオン。
カーバンクル・スカルン(クリスタリアンのスクラップビルダー?・f12355)はまじまじと変身外殻のオブリビオンを観察しそう呟く。
いったい誰からどのような話を聞いたのかは分からないが、要人・式典護衛用銀河帝国製ウォーマシンが一筋縄でいくような敵ではないのは確かなことだろう。
「そんじゃあ"先輩方"がやっていたやり方をそのまま引用させていただきますか」
カーバンクルは宇宙空間に飛び出した後、超巨大金槌を手にオブリビオンの付近へと浮遊していく。
このまま金槌を奮っても足場がない宇宙空間では大した威力は出ない。
しかしカーバンクルには先輩がやっていたという策がある。
宇宙船に向け飛来してきたオブリビオンは数体。
『敵ヲ発見』
直にカーバンクルに気がついたオブリビオンたち。
オブリビオンたちは問答無用で腕部から展開する銃の照準をこちらに向ける。
だがこちらもただじっとしているわけではない。
カーバンクルも敵が己の存在を認識したことを確認した瞬間、一番近くにいたオブリビオンに向け指先を向けた。
『排除ヲ……攻撃飛来。回避セヨ』
カーバンクルが指先を向けた瞬間、宇宙空間に出現したのは高速回転する棘のついたカタリナの車輪である。
オブリビオンたちから放たれる牽制や急所を狙った精密射撃により、回避行動に精一杯のカーバンクル。
だがオブリビオンへ向け放たれた車輪はカーバンクルの指示をまたずに指をさされたオブリビオンめがけ突撃していく。
「私は囮、本命はそっちだったんだよねー? 残念でしたー」
高速回転しながらオブリビオンへと衝突した車輪は、ウォーマシンであるオブリビオンの肉体を抉り取り破壊する。
手にしていた金槌は囮で、本命はこの車輪。
これがカーバンクルの策であった。
カーバンクルは敵からの射撃の隙を縫い、次のターゲットへと指先を向ける。
車輪はただそれだけで飛ぶ方角を変え向かい、新たなターゲットを破壊していく。
「一度でも指をさすだけで狙い続ける車輪からは逃れられないよ、ご愁傷さま!」
カーバンクルは車輪に指先で指示を出すだけでオブリビオンの集団を片っ端から撃破していくのであった。
成功
🔵🔵🔴
ギージスレーヴ・メーベルナッハ
広き宇宙の未探査宙域。果たして何があるのやら。
明らかとするべく、押し通ろうではないか。
ヤークト・ドラッヘに【騎乗】し出撃。
現れる敵に、機銃と電磁砲による【制圧射撃】とミサイル(【誘導弾】)による攻撃を加え一網打尽を狙いつつ、敵をユーベルコードの間合いまで踏み込ませぬよう距離を保つ。
それでも距離が詰まるようであれば黄昏大隊・突撃部隊を発動。【環境耐性】にて宇宙空間での戦闘に適応させた突撃兵を召喚。
接近してきた敵へ突撃し、突き放しあわよくば撃破せしめるよう命令を下す。
余は引き続き距離を取っての射撃戦を行う。
「現れたなマインドミナBVAの外郭とやら」
ギージスレーヴ・メーベルナッハ(AlleineBataillon・f21866)は重機甲戦闘車ヤークト・ドラッヘと跨り宇宙空間に居た。
ヤークト・ドラッヘは連装電磁砲、速射機銃、誘導ミサイル等で武装した大型の宇宙バイクであり、小柄なギージスレーヴが更に小さく見えるような躯体を持つ。
その宇宙バイクで距離を保ちながら対峙しているのは白い姿をしたオブリビオン。
マインドミナBVAの外郭が变化した要人・式典護衛用銀河帝国製ウォーマシンだ。
「こちらへの接近は許さぬ。余の姿を脳裏に焼き付けながら逝ぬがよい」
この広大な未踏宙域にはまだ見ぬ何があるのか。
宇宙の果に思いを馳せ、その果を確認するための現実的行動。
それはまずこの邪魔なクエーサービーストを撃破し、ここを押し通ることである。
ギージスレーヴは小さな躰で大きな躯体をもつヤークト・ドラッヘを巧みに扱い、迫りくるオブリビオンを銃撃とミサイルで迎撃していく。
機関銃の反動はバイクの推進力で帳消しに。
この場において、敵の間合いに入ってしまえば小回りが効かないギージスレーヴが不利となる。
『敵ヲ撃破セヨ』
そのため何人の接近も許さぬ気概で敵を端から撃破していくが、銃撃やミサイルを逃れ迫りくるオブリビオンが数体。
「やはりこれだけでは一網打尽にはならんか。だが余のプランがこれだけだと思わないことだ」
ギージスレーヴは不敵な笑みを浮かべながらフィンガースナップを行う。
「オオオォォォォォ」
ギージスレーヴの司令に答え現れたのは数多の重装甲を纏った亡霊兵。
亡霊兵たちはギージスレーヴが見据える迫りくるオブリビオンへと一直線に群がり、衝突していく。
幾重にも絡み合った亡霊が行うその突進。
それはオブリビオンたちの接近を許さないどころか、そのままギージスレーヴが行う銃撃の間合いへと次々と押しのけていく。
「貴様らは大人しくスペースデブリになるのだ。余の手で直々に葬られることを光栄に思うが良い」
ギージスレーヴの苛烈な銃撃戦により、ギージスレーヴが言う通り、破壊されたオブリビオンは動きを止めただの鉄くずへと成り下がるのであった。
成功
🔵🔵🔴
セルマ・エンフィールド
マインドミナBVAの研究もそれなりに続いていますし、そろそろ何かしら進展があるでしょうか?
あの姿は……かつてこの宙域を攻めた銀河帝国から学んだのでしょうか。
色々とセンサーは備えているようですし、索敵から逃れるのは難しそうですが……マインドミナBVAにより作られたばかりの今では、その戦闘技術は脅威にはなり得ません。接近されようと怪力で振るわれる剣や盾を『見切り』回避していきます。
回避したら『カウンター』は【絶対零度の射手】を。氷の弾丸の『属性攻撃』の『乱れ撃ち』で防御にと振るう剣と盾を凍てつかせ、本体ごと撃ち砕きます。
……見た目は似ていようと、遠く及びませんね。
「マインドミナBVAの研究もそれなりに続いていると聞き及んでおります」
セルマ・エンフィールド(絶対零度の射手・f06556)は以前対峙したクエーサービーストのことを思い返す。
そろそろ研究の成果が出ても良い頃だとは思うが、もしかしたらまだ何か必要な情報が足りていないのかもしれない。
そのような思いもあり、セルマは再びこの宇宙空間へと身を投じに来たのだ。
「あれが外郭が変身したオブリビオンの姿――」
白い躯体を持つウォーマシンの姿をしたオブリビオン。
その姿はいったいどこで学んだものなのか。
こちらの姿を認識したオブリビオンたちはこちらに向けまっすぐ攻め込んでくる。
「ウォーマシン、色々と索敵するためのセンサーなどは豊富に取り揃えているでしょうが、戦闘技術に必要なものは経験の蓄積」
小型ブラスターを手に構え、セルマは慌てることなくオブリビオンたちを見据える。
「作り出されたばかりの者たちなど、脅威にはなり得ません」
ただ真っ直ぐ突進してくるオブリビオンたちを見て、戦闘への経験がまっさらなら状態であることを強く認識する。
『排除スル』
盾を構え剣を振るうオブリビオン。
しかしセルマはその攻撃を軽々と見切り、回避。
「隙だらけです」
回避した行動のままオブリビオンの背後へと回り込んだセルマはブラスターをオブリビオンの後頭部へと押し付け、引き金を引く。
簡単にオブリビオン1体を破壊したセルマ。
1体を相手取っている間に他のオブリビオンたちが肉薄し剣を振りかざすが――。
「経験もなければ、思考速度も遅いようですね」
素早く背後を振り返ったセルマは振りかざされた剣に向け銃を向ける。
しかし引き金を引き銃口から飛び出したのは先程放たれたレーザーではない。
それはセルマのユーベルコードにより作り出された氷の弾丸。
氷の弾丸が直撃したオブリビオンの剣はまたたく間に氷付き振り下ろされようとした衝撃で握られていた腕ごと砕け散る。
「これでお終い」
セルマはすぐさま装填される氷の弾丸で、周囲に散らばるオブリビオンを端から狙い撃っていく。
ときに氷の弾丸で凍らせ、ときに本来のブラスターの銃撃でその機体に穴を開ける。
周囲にはあっという間に撃破され動かなくなったオブリビオンの残骸が漂う。
「……見た目は似ていようと、遠く及びませんね」
思い浮かべるのは今は残骸となったオブリビオンによく似た者の姿。
いくら姿かたちが似ていようとも、目の前のオブリビオンと思い浮かべる者の存在はまったく別のものである。
セルマはそう強く感じたのであった。
成功
🔵🔵🔴
ドロレス・コスタクルタ
「居住可能惑星の発見はSSW住人の悲願。なんとしても見つけます。そこをどきなさい!」
POW対抗
借り受けた宇宙バイクでウォーマシンから距離を取り、白兵戦を挑まれないよう距離を保ちつつUC発動。【なぎ払い、一斉発射、範囲攻撃】により広範囲にミサイルをばら撒きながら、一発ごとの命中精度を【見切り、誘導弾】で高めて攻撃していく。
「そちらの得意な間合いに自分から踏み込むほど傲慢と思いまして?」
宇宙バイクで移動する運動量ベクトルとミサイル発射時の反動運動量ベクトルを【戦闘知識、情報収集】で計算し、このふたつを組み合わせ、敵には予測不能な不規則且つ急激な旋回・回避を行う。身体にかかるGは【激痛耐性】で我慢。
フランチェスカ・ヴァレンタイン
あのデカいのがこの宙域にどれだけひしめいてるんですかねー…
ともあれ、先ずは露払いですか。それでは少々、高機動戦にお付き合いいただきましょう
近接戦闘を仕掛けてくる敵機をフルスペックのバーニア噴射で振り切り、空中戦機動での擦れ違いざまに斧槍を叩き込んで
集団での連携攻撃には重雷装ユニットからのマイクロミサイルの乱れ撃ちを浴びせ、星の海に描くのは尾を引いたような光の軌跡と光の華
「幕引きと致しましょう。ブレイズランサー、イグニッション…!」
UCを2回攻撃で二重装填、眼前へと布陣する数百基にも及ぶ騎槍光焔のファランクス
その一斉発射をどうぞ存分に、召しあがれ?
ええ、やっぱり――似ても似つかぬ模造品、ですねえ
ミスト・ペルメオス
【POW】
…行くぞ、ブラックバードッ。
愛機たる機械鎧(人型機動兵器)を駆って参戦。
デバイスを介して念動力を活用、機体をフルコントロール。
鎧装騎兵の本領たる空間戦闘、後れは取るまいと意気込みつつ。
かつて対峙したこともある系統のオブリビオン、油断は禁物。
スラスターを駆使した三次元的な戦闘機動を取り、常に戦域を飛び回りながら戦闘に入る。
敵と自身とでは得意な戦いが異なる。優位な間合い・位置を取り続けるよう留意しつつ。
弾幕を張るようにビームアサルトライフルを撃ちかけ、焦れて近づいてきたところで【オープンファイア】。
可変速ビームキャノン・対機動兵器モード。2門の斉射で撃ち貫く!
※他の方との共闘等、歓迎です
●
「あのデカいのがこの宙域にどれだけひしめいてるんですかねー……」
フランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)は宇宙船内にて強化機甲の装備を整えながら船外に見える巨大なクエーサービーストを見つめる。
マインドミナBVAはいまだ残っている変身外郭を放ち、オブリビオンをこちらにけしかけ続けていた。
「しかしこのようなことで諦めるわけにはいきませんわ。居住可能惑星の発見はこの世界の住人にとっての悲願ですもの」
ドロレス・コスタクルタ(ルビーレッド・f12180)はこの宇宙船から借り受けた宇宙バイクの操作方法を最終確認し、乗り込む。
今いるのは宇宙船の格納庫。
眼前の扉が開けばすぐそこは宇宙空間がまっている。
「準備は良さそうですね」
ミスト・ペルメオス(銀河渡りの黒い鳥・f05377)は黒い人型機動兵器に乗り込み、いつでも飛び出せる準備は万端である。
他2人の同意を得て、ミストは手動開閉用のレバーを引いた。
扉が開けば3人は一気に宇宙空間へと飛び出していくのであった。
●
『猟兵ヲ撃退セヨ!』
変身外郭は白い甲冑姿のオブリビオンへと变化し、猟兵へと襲いかかり始める。
数の多い敵だが、所詮は烏合の衆。
簡単に猟兵たちの手によって屠られ始めていた。
三者三様、それぞれ敵とは全く違う距離感で戦い始める猟兵たちだが、3人に共通するのはその機動力。
ここが宇宙空間とは思えないほどの小回りの良さで敵を翻弄していた。
向かい来るオブリビオンの集団を派手に迎撃しているのはドロレスだ。
宇宙バイクで適度な距離を保ちながら、ミサイルを広範囲へと撃ち込み続けている。
「そちらの得意な間合いに自分から踏み込むほど傲慢と思いまして?」
ドロレスが放つミサイルは広範囲にわたる攻撃でありながらその命中精度は高く、いくつものミサイルがあたったオブリビオンは破壊され機能を次々と停止していく。
またこのマイクロミサイルはドロレスの体内で生成され続けるため、弾数が尽きることなく降り注ぎ続けるのだ。
宇宙バイクで常に移動し続けるドロレスはそのスピードとミサイルを撃つ反動を利用し、トリッキーな動きでミサイルを抜けてきたオブリビオンの攻撃を回避。
借り物だというのにそのバイク捌きは巧みだ。
ミサイル攻撃で撃ち漏らした敵は仲間に任せ、ドロレスはオブリビオンが塊となっているところめがけミサイルを撃ち込み続けていく。
ドロレスの撃ち漏らしを各個撃破していくのはフランチェスカだ。
「先へ進むため、先ずは露払いさせてもらいましょう。悪く思わないでくださいまし」
大型の機殻斧槍であるヴァルフレイア・ハルバードを叩き込めばオブリビオンの装甲は簡単に裂けてしまう。
「こちらも後れを取るわけにはいきませんね。行くぞブラックバードッ!」
ミストはネビュラ・デバイスを介し、サイキックエナジーを強化。
ブラックバードの機体制御をより完璧なものとする。
高出力プラズマスラスターを駆使した高機動な動きは敵から捉えられることなく戦場を飛び回り、ビームアサルトライフルによる弾幕でオブリビオンの接近を許さない。
だが敵がいる箇所は一方方向だけではない。
弾幕が張られていない別方向からミストへと接近してくるオブリビオンの一団。
しかしミストからすればそれは飛んで火にいる夏の虫であった。
接近してきたオブリビオンたちをブラックバードの正面へと見据え、人型機動兵器に2門装備したジェネレータ直結型の可変速ビームキャノンを起動。
対機動兵器モードで起動したビームキャノンは前方方向へと横一文字に薙ぎ払えば、敵の胴は真っ二つに分断され、爆発の連鎖が巻き起こった。
「派手ですわね。わたしもそちらに続きましょう」
フランチェスカはミストが牽制していない別の集団めがけ、重雷装ユニットであるプロム・イスキュアスからマイクロミサイルを放出。
マイクロミサイルは光の軌跡を描き、直撃すれば爆発し光の華を咲かせる。
敵集団も減り始めた今、この戦闘を終わらせるべくフランチェスカは動く。
「幕引きと致しましょう。ブレイズランサー、イグニッション……!」
それは数百基にも及ぶ騎槍光焔のファランクス。
一斉に掃射されたそれは多方面から残りの集団へと飛来し敵を葬り去った。
「やっぱり――似ても似つかぬ模造品、ですねえ」
フランチェスカは宇宙空間に浮かんだオブリビオンの残骸を見てそう一人つぶやいたのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
クネウス・ウィギンシティ
アドリブ&絡み歓迎
「友人と同型ですか、若干やり辛いですが致し方ないですね」
【POW】
●準備
自前の鎧装騎兵の『鎧装』があるので、宇宙服は不要です。
●戦闘・UC対抗
「曰く近接戦で騎士らしくない奇襲も辞さないとか……」
最初から奇襲を受ける前提であれば対策の立てよう(【戦闘知識】)もあるもの。
「近づかれる前に仕留めれば……」
「CODE:LAXIS。打ち貫く!」
狙いは電脳を納めた『頭部』。あそこに格納武器もあるそうなので人間と同じ弱点になるはず。
『アームドフォート』で狙撃(【スナイパー】)、盾や剣で防御するならそれごと貫通弾で撃ち抜く狙いです。
「同型機の整備も手伝ったことがあるので、性能は把握済みです」
「友人と同型とは、若干やり辛いですが致し方ないですね」
クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)は宇宙空間を迫りくる変身外郭を見て、そう呟く。
剣と盾を構え白銀の甲冑姿をした要人・式典護衛用銀河帝国製ウォーマシン。
それはクネウスが知っている友人にとてもよく似ているのだ。
自前の宇宙船仕様である高気密動力甲冑の装備を今一度確認し、気を引き締め直す。
似てはいるもののそれは区別がつかないほどではない。
気をしっかりもっていれば問題ないことだ。
「同型機の整備も手伝ったことがあるためこちらが有利です」
向かい来るオブリビオンの奥には巨大なクエーサービーストの姿。
目的はそこであり、このようなところで足止めを食らっている場合ではないのだ。
「狙いは頭部」
背部のブースターにより宇宙空間を自在に進み攻撃を仕掛けるタイミングを図る。
クネウスが狙うのはオブリビオンの頭部。
そこは電脳が収められていると同時に、騎士らしき見た目に反し奇襲を行うための格納武器も収納されている。
奇襲のための武器を隠し持っていることを事前にわかっていれば対策を講じるのは安易である。
『敵ヘ攻撃ヲ開始スル』
まだ多く残るオブリビオンだが、その一部がクネウスめがけ剣を振るい突撃してくる。
「CODE:LAXIS――弾丸装填、ターゲットロックオン」
接近される前に撃破するため、クネウスは聖銀製の貫通弾を籠めたアームドフォートで敵の頭部を狙いすます。
アームドフォートから放たれた貫通弾は外装を傷つけることはない。
だがその貫通弾はウォーマシンの内部へと直接被弾。
撃ち込まれたウォーマシンは次々と電脳や格納武器を破壊され動きを停止していく。
「近寄られ奇襲することすら許さず接近前にすべて仕留めましょう」
銃撃の反動によりクネウスは後方へと下がっていくが、構うことはない。
接近してくるオブリビオンの頭部を狙い、すべてを仕留めていくのであった。
成功
🔵🔵🔴
ガーネット・グレイローズ
他の世界のことで色々多忙だったが…
そろそろ未踏宙域の調査も進めていかないとな。
全身にブラッドエーテルの光を流し、<空中戦>と<空中浮遊>技術で水中を泳ぐように宇宙空間を動き回り、ブラックバングルから<衝撃波>を撃って牽制しながら敵に接近。
<メカニック><戦闘知識>で敵の攻撃モーションと構造上の弱点を見抜こう。
前進後退、<フェイント>を繰り返してフォーメーションを揺さぶって攻めたて、偽翼刃と二刀流による<武器受け>からの<カウンター>。
<念動力>で鋼糸を操り、糸鋸の要領で高速震動させて<鎧無視攻撃>。
攻撃がヒットしたら、【烈紅閃】による宇宙カラテで追撃だ!
「この感覚、久しいな……」
ガーネット・グレイローズ(灰色の薔薇の血族・f01964)は久方ぶりに感じる無重力空間の感覚を確かめる。
ここ最近他世界の危機に駆けつけており、地に足をつける生活を送っていたのだ。
全身にブラッドエーテルの光を流し込み、宇宙空間を泳ぐかのように自在に動き回るガーネットはこの感覚に懐かしさを覚える。
しかし長々と懐かしさに浸っている状況ではないのは百も承知。
ガーネットは気を引き締め直し、宇宙船めがけ向かい来る変身外郭へと目標を定める。
オブリビオン、要人・式典護衛用銀河帝国製ウォーマシンの形へと変わる変身外郭。
『標的発見。排除ヲ開始スル』
ガーネットを発見したそれらは一塊の集団となり、宇宙船からガーネットへと標的を切り替え襲いかかる。
「させるかっ……!」
レアメタルから鋳造されたブラックバングルを用い、衝撃波を発生させ向かい来る敵を押し込める。
続けざまに踏み込むような動作を行えば一部のオブリビオンを引きつけ突出させれば、その機体は左右からの攻撃に無防備な状態に。
「安易に前へと突出するとは、他愛もないものだ」
マントの中に隠していた液体金属の翼を硬質化させエッジで斬りつければオブリビオンの肉体は簡単に切り裂かれる。
そこに妖刀『アカツキ』と屍骨呪剣『躯丸』の斬撃を繰り出せば機能を停止したオブリビオンの肉体から光が消える。
ガーネットはそのまま二刀を握り、破壊したオブリビオンの影より後方の敵へと素早く接近。
刀で斬りつけると見せかけ次の本命は念動力で手繰る鋼糸、スラッシュストリングだ。
細く丈夫な鋼糸を数体のオブリビオンへ絡ませ拘束振動すれば豆腐を切るかのように簡単にオブリビオンの肉体をバラバラに切り落とす。
付近に残り1体となったオブリビオンは正面からガーネットへと肉薄。
その剣を振り下ろそうとするが、その攻撃はガーネットへは届かない。
オブリビオンより素早く動いたガーネットは紅いエーテルを纏った徒手空拳による素早い一撃を敵の胴めがけ放ったのだ。
その一撃はオブリビオンの肉体を破壊。
動きを停止したオブリビオンはただの鉄くずへと成り下がるのであった。
成功
🔵🔵🔴
ミヤコ・グリードマン
この先に居住可能な惑星があるかもしれないっていうなら、行くしかないわよね
そういうことだから、邪魔なやつにはさっさと退いてもらおうかな
マリンブルーに乗って出撃
出てくる敵はサイコバレットで撃ちまくる!
ガン・ビットも展開して、確実に落とす
わたしの視界にいる以上、逃げることなんか出来ないよ(念動力、誘導弾)
って、なんか数ばっかりワサワサ湧いてきて面倒ねー
そんじゃ、【サイコバレット=ファランクス】起動っ!
纏めて宇宙の塵にしてあげるわっ!
かつて銀河帝国によって滅ぼされた国家があった。
その国家の王族末裔であるミヤコ・グリードマン(海賊王女・f06677)は現在、帝国残党討伐ならびに居住可能な惑星を求めた探索をかね、星を渡る旅を続けていた。
「この先にもしかしたら居住可能な惑星が……」
前方はるか先には小惑星ほどの大きさをもつクエーサービーストの姿。
これを乗り越えてた先に居住可能な惑星が見つかる可能性が残されているのならば、ミヤコにとって選択の余地などなく、進軍一択なのであった。
「行くよ、マリンブルー!」
ミヤコは騎乗している愛馬を模した宇宙バイク、マリンブルーに声をかけると、颯爽と宇宙空間へ駆け出していく。
『標的発見』
サイコバレットを片手に宇宙空間に飛び出したミヤコは変身外郭によって变化したオブリビオンたちに発見され、集団でミヤコに押し寄せてくる。
「立ち止まってる暇はないのよね。そういうことだから、邪魔なやつにはさっさと退いてもらおうかな」
敵はミヤコを射程距離に捉えると腕部に装着された銃器で攻撃を開始してくるが、同様にミヤコの射程距離に敵は捉えられている。
サイコバレットによる迎撃に加え、ミヤコが展開するのはガン・ビット。
ドローンを強化改修し遠隔操作によって展開を可能とした小型浮遊兵装だ。
ミヤコの指示を受け宇宙バイク周囲に展開したガン・ビットは全13基。
それらすべてがエネルギーをチャージし各オブリビオンめがけ照準を絞る。
この遮蔽物が何もない宇宙空間において13基ものガン・ビットから逃れる術はない。
ガン・ビットより一斉に発射された攻撃は自立誘導にあわせ、ミヤコの念動力による微調整も加わり敵へと飛来。
まともに攻撃を食らったオブリビオン数体は撃破され機能を停止。
『友軍機ノ反応消滅。応援要請発動』
「っと。まだわんさか湧いてくるのは面倒ねー」
ミヤコによって撃破されたオブリビオンを補充するかのように追加された変身外郭は先の数より増加しているのが見て取れる。
「サイコバレット=ファランクスで纏めて宇宙の塵にしてあげるわっ!」
サイコバレットを敵に向け標準を合わせコードを入力。
フルチャージされたサイコバレットの銃口周辺に放射状を描き集まるエネルギーはまばゆい光を放ち、数多の弾丸を形成する。
「くらえっ! ファイヤー!!」
ミヤコが引き金を引けばサイコバレットから数多の高サイキックエナジーが放たれ敵へと襲撃。
敵の数を悠に超えるサイキックエナジー弾はオブリビオンを蜂の巣にし、ミヤコの周辺にいたすべてのオブリビオンを排除完了したのであった。
成功
🔵🔵🔴
トリテレイア・ゼロナイン
幾度も交戦し、猟兵達に百機単位で撃破された光景すら目撃しては同型機達と相対する特別な感慨も摩耗しますね…
SSWで今を生きる人々の為、此度も撃破させて頂きましょう
本来、私達は宇宙船内での白兵戦が得手ですが…
●防具改造で取り付けた姿勢制御スラスターで三次元戦闘の運動性は此方が上 (●地形の利用+●環境耐性)
敵集団に緩やかに接近し包囲攻撃を誘発
彼我の位置や攻撃をセンサーの●情報収集で把握
誘った位置への攻撃を●見切り細かな位置取りの調整で回避
銃器の射角など私が一番よく知る以上、最小限の動きで躱せます
間髪入れず●怪力での近接攻撃で装甲ごと粉砕し反撃
誘いに乗る程練度の甘い同型機など烏合の衆
遅れは取りません
トリテレイア・ゼロナイン(紛い物の機械騎士・f04141)は宇宙に浮かぶ小惑星ほどのクエーサービースト、マインドミナBVAを見つめる。
今現在、そのマインドミナBVAへの道のりに浮かぶ残骸が嫌でも目についてしまう。
「同型機達と相対する特別な感慨も摩耗しますね……」
それはトリテレイアと同型の要人・式典護衛用銀河帝国製ウォーマシンたちの亡骸。
正確にはマインドミナBVAの外郭がオブリビオンに变化したものであるが、見た目はオブリビオンのまま。
己と同じ姿をした者たちが機能を停止し、スペースデブリと化した様子。
その姿に最初は堪えるものを感じれども、その数が多ければもはやただの鉄くずとしか認識ができなくなっていく。
「過ぎ去った過去より、今をこの世界で生きる人々の為、行動に出るとしましょう」
トリテレイアは装甲の改造により脚部に取り付けられた姿勢制御付きスラスターを利用しオブリビオンへと肉薄していく。
本来ならば宇宙船内での白兵戦ように設計された機体。
そのため彼らは宇宙空間にて最大限の性能を発揮することは敵わない。
ただその改造を施すだけでトリテレイアの優位性はダントツに跳ね上がるが、トリテレイアの優位性を高める要素はそれだけではない。
いままで騎士道物語のような騎士になるべく猟兵として戦ってきた日々の経験。
それが今やただの量産型機体を超えたトリテレイアたるものを作り上げているのだ。
スラスターにより一気に敵の懐へと入り込んだトリテレイアを、オブリビオンたちは囲い込み逃すまいとする。
だがそれすらトリテレイアが描く思い通りの行動。
剣や盾を振るい接近してくる敵を最小限の動きで躱し、頭部に仕込まれた銃器を向けられれば細やかに位置を調整。
放たれた銃弾を躱せばトリテレイアの後方にいるオブリビオンがその弾丸によって貫かれ、後方から放たれた腕部からの銃撃は前方の敵を破壊し同士討ちとなる。
さらに回避と同時に剣を振るえば、間近に居た敵の胴を力押しで斬り裂いた。
「誘いに乗る程練度の甘い同型機など私にとって烏合の衆。後れは取りません」
トリテレイアはその言葉通り、一切の後れを取ることなく敵を一層したのであった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『クエーサービースト・マインドミナBVA』
|
POW : BVAジェノビック
【無限に変化する外殻が超殺戮形態 】に変形し、自身の【防御力】を代償に、自身の【攻撃力と攻撃速度】を強化する。
SPD : BVAエクスタリ
いま戦っている対象に有効な【無限に変化する外殻が変形した殺戮兵器 】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ : BVAリモーフ
対象のユーベルコードを防御すると、それを【無限に変化する外殻によって再現し 】、1度だけ借用できる。戦闘終了後解除される。
イラスト:はるまき
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
迫りくる変身外郭をすべて排除した猟兵たちはようやっと目当てであるクエーサービースト、マインドミナBVAへとたどり着く。
その大きさもさることながら、ドリルのようないかつい武器が猟兵たちを貫くべく回転を始める。
巨大な躯体をもった射程をもつ敵に対しいかにして攻撃を通すかが重要となるだろう。
唸り声のような駆動音を上げ動くマインドミナBVA。
自在に变化する外殻を操りながら猟兵たちへと襲いかかってくるのであった。
シン・ドレッドノート
アドリブ連携OK
【SPD】
敵の攻撃が予測付きませんので、何が来ても良いように距離をとって攻撃するとしましょう。
閃光の魔盾のビーム障壁を展開して防御しつつ、貴紅に騎乗したまま高速移動しながら、スナイパー技能による狙撃を行います。
「さて、まずは急所を探るとしますか」
【標的は照準の中に】を発動し、攻撃開始。
周囲にライフルビットを展開、貴紅に取り付けた真紅銃と併せて一斉射撃。
攻撃に対する敵の反応を解析して、行動パターンと急所を見極めましょう。
「ターゲット・ロック。目標を狙い撃つ!」
急所を確認したら、フェイントの射撃を織り交ぜた攻撃パターンを組み上げ、急所に向けて最大出力の一撃を撃ち込みます。
ガーネット・グレイローズ
直接戦うのは二度目だが、やはりとてつもなく大きいな。そしてあの奇怪な姿…。
敵が変化する外殻の能力を推測し、自分の〈戦闘知識〉と経験を元に対処していこう。無限に変化する殺戮兵器とはいえ、射撃や遠隔操作など攻撃方法はある程度のパターンがある筈。たとえば帝国のウォーマシンや艦船を模倣するかもしれないし、自分が過去に捕食した宇宙生物を産み出すかもしれない。ブラックバングルから〈衝撃波〉を撃ち、不利な間合をカバーしつつ接近。【ブレイカーシップ・ブレイブナイツ】を召喚し、艦隊を編成しての集団戦。敵の射程や装甲性能に応じて適宜機体を合体させながら戦おう。相手の変化に合わせ、こちらも戦術を切り替えるぞ。
ミスト・ペルメオス
【SPD】
さて…次だッ。
愛機たる機械鎧を駆って戦闘に臨む。
念動力も利用した機体のフルコントロール、スラスターを駆使した戦闘機動も継続。
かのクエーサービーストの外殻は相変わらずの脅威。可能な限りに警戒と情報収集も行いつつ。
ジェネレーターおよびスラスター出力最大、【ハイマニューバ】起動。
空間戦闘は鎧装騎兵の本領。急激な加速・減速・旋回なども含めた超高速戦闘を仕掛ける。
こちらへの対策を取りつつ仕掛けられるだろう猛攻は回避機動やシールド防御で凌ぎ、有効射程まで接近を試みる。
上手く攻撃位置につけたのなら可変速ビームキャノンによる連続射撃、2種のモードを切り替えつつ叩き込む。
※他の方との共闘等、歓迎です
セルマ・エンフィールド
何度見ても、途方もない大きさですね……他の世界ではこれほどの生物はお目にかかれないでしょうね。
一発撃つだけで代償を強いるこの弾丸、確実に急所に撃ち込むため距離は詰めていきましょうか。
鳥の形の「氷晶ゴーレム」に乗り戦闘を。
地上であればこれほど大きい相手に動かれては風圧で飛行も難しそうですが、宇宙空間であれば安定して飛行が可能です。
ドリル等の近距離兵器を『見切り』避けて飛び、外殻が遠距離用の兵器に変形し弾などを放ってきたら「フィンブルヴェト」の氷の弾丸で撃ち落としながら接近します。
十分に接近したら『スナイパー』の技術で外殻兵器の隙間に【凍風一陣】を。絶対零度の弾丸を敵本体に撃ち込みましょう。
変身外郭
「さて……次だっ!」
ミスト・ペルメオス(銀河渡りの黒い鳥・f05377)は愛機たる機械鎧ブラックバードを操り、クエーサービースト・マインドミナBVAの眼前へと迫っていた。
だがその巨大な体に大しての眼前は、普通の生物にとってはかなりの距離があった。
「直接戦うのは2度目だが、やはりとてつもなく大きいな……」
「ええ、本当に。他の世界ではこれほどの生物はお目にかかれないでしょうね」
ガーネット・グレイローズ(灰色の薔薇の血族・f01964)とセルマ・エンフィールド(絶対零度の射手・f06556)はの巨体を見上げる。
途方もないスケールの敵を相手にしているのだという実感とともに、すでに倒したことがある相手であるという事実がこの巨体に立ち向かう体を突き動かす。
「敵の攻撃は予測がつきにくいです。注意して戦うとしましょう」
シン・ドレッドノート(真紅の奇術師・f05130)の言葉により4人の猟兵は散開。
彼らが集まっていた場所にはマインドミナBVAから放たれたミサイルが通り過ぎた。
「敵との距離が近すぎると攻撃を見切れなさそうですね。ある程度距離をとって攻撃するとしましょう」
シンは宇宙バイク、貴紅<ノーブル・スカーレット>で一定の距離を保ちながらマインドミナBVAの周りを高速で移動。
バイクの周囲には8方向に光フィールドを形成する閃光の魔盾<アトラント>を展開。
簡単な攻撃などはこれで防ぎつつ、盾の内側にはライフルビットも展開し、常に敵に向け照準を合わせている。
貴紅に取り付けられた真紅銃<スカーレット・ブラスター>もあわせて一極に集中させ
一斉射撃を開始すれば、マインドミナBVAの体表が派手に削られていく。
狙った箇所一点に集中攻撃をしていき、射程範囲外までバイクが走れば宇宙バイクを旋回させ逆走。
先ほど攻撃した際に見極めた一番削れる箇所を重点的にもう一度攻撃すればより深いところまで肉体を抉り取る。
2度にわたり肉体の弱いところを見極めたシン。
マインドミナBVAの外殻が変化し放出された砲弾を避けながら、3度目の攻撃体勢へと移行する。
「ターゲット・ロック。目標を狙い撃つ!」
敵を正面へと見据え、最大出力の攻撃をすべて同じ箇所に叩き込めば周辺の外殻は破壊され一部が大きく崩れ落ちるのが確認された。
「やりますね」
その様子を敵からの攻撃を凌ぎながら見ていたセルマはようやく完成したゴーレムに搭乗し、シンが攻撃を与えていた場所への接近していく。
鳥の形をした氷晶のゴーレムはマインドミナBVAからの大振りな攻撃を避け、すいすいと宇宙空間を飛んでく。
これが地上であればこの巨体が動くだけで風圧が発生し飛行することは叶わなかっただろうことを思うと、ここが宇宙空間であったことに感謝である。
マインドミナBVAの体表への距離が縮まると、しだいに飛んでくる攻撃は近距離用のものへと切り替わり、威力が増してくる。
一度でも当たってしまえば氷晶のゴーレムは壊れてしまうだろう。
避けきれない攻撃はセルマが構える銃剣フィンブルヴェトから放つ氷の弾丸で撃ち落し、さらに接近されれば剣で叩き落とす。
重力を伴わない飛行は縦横無尽であり狭い隙間も翼を畳みすり抜ける。
絶対に当たるであろう距離まで詰めるのは一発撃つだけで己への力の代償を強いる強力な力を放つため。
「さあ、絶対零度の弾丸を差し上げましょう」
目標としていた傷跡まで極限まで接近したセルマは凍てつく絶対零度の力を宿し、弾丸の力を極限まで高めた一撃を放つ。
氷の弾丸は絶対避けられぬ距離から剥き出しの肉体へと撃ち込まれ、マインドミナBVAの肉体へと潜り込んだ弾丸は内側から冷気を広げ肉体を破壊していく。
強烈な一撃をお見舞いしたセルマはその場から一気に離脱。
そのセルマがいる位置とは反対側で奮闘するのはガーネットだ。
セルマとは対照的にかなりマインドミナBVAからは離れた位置に陣取っている。
それも敵が外殻をどのような殺戮兵器に変化させるか見極める為。
「やはりパターンがあるようだな」
変化も、攻撃も、見極めてしまえば恐るものではない。
戦艦に搭載されるような大砲を模した武器から放たれるのは鉄の砲弾。
だがそれもガーネットがブラックバングルから放つ衝撃波により軌道が反転。
来た方角へと押し戻されマインドミナBVAへと衝突する。
「さて、見極めは十分。反撃へと出るとしよう」
ガーネットは敵の攻撃を避け、マインドミナBVAへとある程度接近。
そこでユーベルコードにより生み出すは戦闘能力を持つ小型自立スペースシップだ。
一度に70機以上召喚された船たちは攻撃する場所の固さを見てそれを打ち破れるだけの性能を得る為適時、それぞれの機体は融合しその能力を上げていく。
「攻撃が通らなくなれば都度位置を変え品を変え攻撃を続けるのだ!」
ガーネットの巧みな指示に従い戦隊を組み戦うスペースシップたち。
その多数いるスペースシップの数は力となり、マインドミナBVAの外殻を破壊し肉体へと攻撃を浴びせ始める。
外殻さえ剥がしてしまえばその攻撃は巨体を支える機能を破壊していった。
いったいどこに感知機能がついているのか。
マインドミナBVAはあらゆる位置から襲いかかってくる猟兵すべてに対し、兵器を生成し攻撃を仕掛けて生きていた。
「ハイマニューバへの情報蓄積はそろそろ十分なようですね」
ブラックバードを操るミストはここまでの間に蓄積された外殻の変身や攻撃パターンが十二分に集まった事を内部に表示されるデータから確認をする。
ここまでの間、手動でコントロールしていた機体。
だがより高速でより効率的な戦闘を行うのは人力では限界がある。
ミストはブラックバードの出力を上げると同時にハイマニューバが導き出す戦術プログラムへとブラックバードの行動を預ける。
「行け、ブラックバード!」
高速演算をするハイマニューバに預けられたブラックバードは、インドミナBVAの目標攻撃地点に辿り着くまでの最短を飛ぶ。
わずかな動きだけで敵の攻撃を避け、無駄なく貼られた最小限のシールドだけで攻撃を凌ぐ。
「これが鎧装騎兵の本領。さあ接近したら攻撃です!」
高速で接近する間に砲撃準備を完了した2種類の可変速ビームキャノンは、プログラムによりこれまでの攻撃で脆くなっている箇所へと照準を合わせる。
「ビームキャノン、発射!」
ミストの許可により放たれた攻撃は敵の外殻を焼き切り、その体を貫いたのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
カーバンクル・スカルン
うっひゃあ……話には聞いてたけどでっかいねー、これは。まあ、しっかりと狩らせていただきますがね!
マインドミナに向けて指差して車輪を突撃させて、装甲の上で障害物を器用に避けながら縦横無尽に暴れさせましょう!
この車輪は「指」で差した対象物に向けて飛んでいく、指の概念がなさそうなクエーサービーストなら車輪は再現出来たとしても扱うことは出来ないんじゃない?
規模から考えたら大した攻撃じゃないかもしれないけど、どうしようも出来ない攻撃にイライラするといいわー!
ドロレス・コスタクルタ
巨体から繰り出される攻撃は容易に間合いを誤らせる。こちらの小ささを生かし猶予をもって慎重に回避。BVAに的を絞らせないよう上下左右に【残像、ダッシュ、フェイント】でランダムに動き回り攻撃の機会を伺う。
「歴史上、強固な全身金属鎧を着た巨漢の戦士がメイス(槌矛)で倒されたように。どれほど強固であろうと叩き潰せばよいのですわ!」
地形を変えるほどの威力を与えた拳銃弾の超重量で外殻ごと内部機構を叩き潰し続ければ倒せる。加えてあの巨体では回避も難しいだろうし、こちらはBVAの重要機関の位置など関係なく手当たり次第に叩き潰す。
また、BVAが潰されて歪めば、行動が困難になり猟兵側を有利にできる効果も見込む。
トリテレイア・ゼロナイン
幾度も交戦していますがやはりあの巨大さは驚異的ですね
遠隔●操縦で呼びよせた機械馬に●騎乗し機動戦を敢行
接近する外殻をセンサーでの索敵で●情報収集で攻撃速度や攻撃範囲を●見切り回避しながら、時にデブリを、時に見切った外殻すら●踏みつけ急速方向転換や加速しつつマインドミナ本体に接近してゆきます
外殻が外れ防御力低下した箇所に取り付きUCを接射
●防具改造で取り付けた予備弾倉から削岩弾を取り出し再装填、発射を繰り返しつつ撃ち込んだUC弾頭を遠隔●操縦しマインドミナ奥深くまで削岩移動
離脱しつつ最大規模で起爆させます
…騎士としては色々と複雑ですが、善意を無下にするのは言語道断ですからね…
しかし採掘道具とは…
「うっひゃぁ……」
近づけば改めて感じさせるクエーサービースト・マインドミナBVAの巨大さ加減。
カーバンクル・スカルン(クリスタリアンのスクラップビルダー?・f12355)は目の前に迫る小惑星ほどの大きさをもつマインドミナBVAの肉体を見上げた。
「ええ。幾度も交戦していますが、やはりあの巨大さは驚異的ですね」
驚くほどの大きさという点ではトリテレイア・ゼロナイン(紛い物の機械騎士・f04141)が遠隔操作で呼び寄せた機械白馬ロシナンテⅡも大概ではあった。
なにせ人よりもいくまわりか大きな体を持つトリテレイアを、通常の人と同じように載せることができるサイズだ。
普通の人からみればそれも驚異的な大きさの馬である。
「しかし敵は巨体ゆえにこちらのほうが小回りが効くなどの利点もありますわ。頑張って倒すことに尽力いたしますわね」
ドロレス・コスタクルタ(ルビーレッド・f12180)は宇宙バイクの出力を上げ、巨大な敵を見据える。
巨体ゆえに敵から繰り出される攻撃は間合いの感覚を狂わせるだろうことが容易に想像できるため、気をつけていかねばならないと気を引き締めなおす。
3人の攻撃方針は同じ。
外殻を排除し直接肉体へと攻撃を叩きつけること。
先に動いたのはカーバンクルだ。
指を向け放つは高速回転する巨大な車輪。
指で指し示した敵目掛け突撃すれば、その後はどれだけ跳ね返ろうとも再び進路をマインドミナBVAへと向け飛来していく。
「やっぱりこれに指という概念はないみたいね」
こちらのユーベルコードを真似される懸念があった。
しかし人間のような器官を持たないマインドミナBVAにとって指を向けるという、トリガー行為を真似することができず能力を発動することができないのである。
「一撃ごとは大した攻撃じゃないかもしれないけど、これが重なればいかに巨大な体をもつ獲物でも仕留められないことはない!」
何度も同じ場所へと突撃する車輪は数えきれぬほど衝突し、やがてマインドミナBVAの外殻にヒビをいれることに成功する。
時を同じくしてマインドミナBVAからの攻撃の的になっていたのはドロレスとトリテレイアだ。
外殻の周り飛び回れば、2人を攻撃すべく外殻を直接切り離し、捨身の遠距離攻撃を仕掛けてくる。
そのため体表は僅かな外殻のみであり、猟兵にとっては願ってもない状況であった。
「歴史上、強固な防衛を重ねようとそれを打ち破る術を見つけ出してきたのが人類というもの。金属鎧を打ち破ったメイスのように外から叩き潰してさしあげますわ!」
ドロレスが手にするのはWWWA-999マキシカスタム。
弾丸1発ずつの威力をユーベルコードGraviton Smiteによって最大限まで高めていく。
両手に構えられた二丁の拳銃から放たれた弾丸は地形を変えるほどの威力がある。
その弾丸が外殻へと当たれば外殻は内側に向け壊れ、その残骸で己の肉体を傷つけた。
すぐさま外殻をより集め防御を固めようとするマインドミナBVA。
「その巨体では回避は不可能。これからどれだけ防御を固めようと、それを上回った攻撃力をお見舞いすればよいだけですわ」
何発も続けて撃ち続けるドロレスの攻撃に当たらない軌道でトリテレイアはマインドミナBVAへと機械馬に騎乗した状態で接近していく。
こちらへと放たれる外殻の攻撃は見切り、時にはそれを蹴り付け急速方向転換を交え回避していく。
攻撃に加えカーバンクルとドロレスが破壊してくれたおかげで攻撃が集中している箇所に外殻はほぼ残っていない。
「これを使うのは少々気がのらないのですが……」
トリテレイアがマインドミナBVAに接近し放つのは小惑星爆砕用特殊削岩弾発射装置。
もう一杭、予備弾倉にあったものを素早く再装填し、発射。
2発の削岩弾を打ち込めばトリテレイアはその場から退避しつつ起爆。
するとそれらはまっすぐにマインドミナBVAの中心部分へと掘削しながら移動し、限界まで潜りきれば内部で盛大に爆発した。
騎士としての攻撃どころか、兵器ですらない装置ではある。
しかし懇意にしてくれている人々からの好意によって用意されたものであったがゆえに、無下にすることもできず今回持ち込んでいたのだ。
だがその威力はお墨付きのもの。
カーバンクルとドロレスが外殻をほぼ削り取ってくれたおかげもあり、マインドミナBVAの肉体は一部が完全に崩落。
3人の攻撃はマインドミナBVAの討伐に大きく貢献したのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
フランチェスカ・ヴァレンタイン
蜂の一刺し、といったところでしょうかねー… さてさて?
光跡を曳き、複雑な軌道を描きながら。フルバーニアの空中戦機動で応戦を
幻惑機動(残像+フェイント+迷彩)も駆使してドリル外殻を翻弄しつつ、躱しざまに斧槍を叩き込み
一撃離脱を旨に光子マイクロミサイルを乱れ撃ち
頃合いを見てアウトレンジへ急速離脱、全ての鎧装をパージ
UCにて斧槍を芯として長大な砲身を組み上げれば、顕れるのは斧槍・鎧装全ての動力炉を直結した超大型主砲
反動に備えて念動アンカーで空間固定した発射態勢から、更に倍ほどの仮想砲身を展開
対象の巨大な躯体をも呑み込むほどの規模な超威力砲撃をどうぞ、召しあがれ?
オーバーレイジ――バスタァァァッッ!!
ギージスレーヴ・メーベルナッハ
さて、いよいよ本命であるな。
改めて見ても、やはりこの巨大さ、圧倒的よな。
だが、余の火砲にて撃ち砕けぬ存在ではないな!
引き続きヤークト・ドラッヘに【騎乗】し出撃。
最初は敵の攻撃を見て対処可能なよう十分に距離を取る。如何な手段で攻撃してくるか全く予想がつかぬ故、余裕を持たせた上にて。
そこから搭載火器(【制圧射撃】【誘導弾】)で攻撃。
敵がユーベルコードを発動したら勝負をかける。一気に接近し機甲武装・殲滅火砲を発動。
攻撃力重視で大口径ビーム砲を呼び出し、装甲の薄そうな部位へ集中的に叩き込んでくれよう。
余自身も搭載火器をありったけ叩き込み、戦闘続行可能な限り攻撃を継続する。
ミヤコ・グリードマン
これだけ大きいと適当に撃っても当たるけど、効果的にダメージを与えるにはやっぱり近づいたほうがいいかなぁ。
フォースシールドを張りつつ、ガンビットを引き連れて体表近くまでマリンブルーで一気に接近。
迎撃に出てくる外郭兵装は最低限回避しながらサイコバレットで撃ち落とす。
これまでの攻撃で脆くなった部分に、念動力で誘導弾化した【サイコバレット=ファランクス】を1点に収束させて撃ち込むよ。
「これが今のわたしの全力!全弾もってけーっ!」
「これだけ大きいと適当に撃っても当たるだろうけど……」
ミヤコ・グリードマン(海賊王女・f06677)は巨大な塊であるマインドミナBVAを見てそう呟く。
それを聞いていたフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)はミヤコが考えているであろうことを続けて代弁する。
「ただ闇雲に挑んでも蜂の一刺しになりかねないといったところでしょうか」
半端な攻撃で挑めば反撃を喰らい、こちらが死にかねない敵。
しかしギージスレーヴ・メーベルナッハ(AlleineBataillon・f21866)は2人の発言を聞きながら不敵な笑みを浮かべる。
「たしかに改めて見てもこの巨大さ、圧倒的よな」
騎乗している完全武装の大型バイク、ヤークト・ドラッヘのエンジン出力を上げながら言葉を続ける。
「だが! すでにかの者の肉体は一部が崩落。そして余らの火力を集結すれば打ち砕けぬ敵ではない!」
そう言い残したギージスレーヴは高笑いをあげながらマインドミナBVAに向かい走り去っていく。
「確かにそれもその通りね! 力を集結し戦えば勝てるに決まってる!」
少し弱気になっていた自分に喝を入れ、ミヤコはギージスレーヴに続きマインドミナBVAへと向かい飛んでいく。
「ふふ、元気ねぇ。ならばわたしも頑張るといたしましょう」
フランチェスカは2人の後ろを追従しマインドミナBVAへと接近することに。
中距離からマインドミナBVAの攻撃を牽制するギージスレーヴを追い抜き最初の強烈な一撃を放とうとするのはミヤコだ。
ミヤコはフォースシールドを周囲に展開しながら愛馬を模した宇宙バイク、マリンブルーでマインドミナBVAの体表近くまで一気に接近。
迎撃に現れる外殻の攻撃は回避し、しきれぬものはサイコバレットで撃ち落とす。
目標地点は他の猟兵たちの攻撃で脆くなっていそうな場所。
「これが今のわたしの全身全霊全力の攻撃! 全弾もってけー!!」
周囲に展開したガン・ビットや、サイコバレットのサイキックエナジーをフルチャージして一点集中の全力攻撃をくらわせる。
ミヤコが放った攻撃は脆くなっていたマインドミナBVAの体を大きく破壊し破片が当たりに飛散する。
マインドミナBVAは生命の危機を感じたのか、より迎撃の攻撃が激しさを増す。
だたそれは防衛に回していた外殻を攻撃に転じさせている証拠。
今こそ勝負を仕掛けるときとギージスレーヴはミヤコと入れ替わるようにマインドミナBVAへと接近。
「さあ行くぞ。目に物を見せてくれる!」
同時にユーベルコード、機甲武装・殲滅火砲を発動。
異空間から転送されてきた規格外兵器を操り起動。
さきほどミヤコが攻撃を仕掛けた場所と同じ箇所へ、大経口のビーム砲が牙を剝く。
むろん牙を剝くのはこの兵器だけではない。
ギージスレーヴが操れる搭載火器をありったけ注ぎ込み、もてる最大火力を叩き込む。
「ハハッ! さすがは余の攻撃。上々である!」
攻撃が終わればそこにはポッカリと深い穴が出来上がり、その穴はマインドミナBVAの中枢近くまで到達していた。
「さすがですわ。ではあとはわたしにお任せくださいまし」
複雑な軌道を光跡を残しながら飛び回るフランチェスカ。
激しい敵からの攻撃をその機動力で避けながら、2人が深い穴を作った場所の正面へと向かう。
しかしフランチェスカは正面には来たものの、マインドミナBVAへはかなり距離がある場所で止まる。
「全鎧装、パージ――さあ、とっておきでございますわ」
フランチェスカから切り離された武装はすべて意志を持ったように互いにドッッキングし出来上がったのは超大型主砲である。
大型兵器の反動に備え念動アンカーで空間固定をすれば準備完了。
「さあ召し上がれ。オーバーレイジ――バスタァァァッッ!!」
フランチェスカが放った攻撃は先ほどまで2人が攻撃していた箇所へと直撃。
中核付近まで到達していたその穴はそのまま大型兵器の攻撃によりえぐれ、豪快な音とともに攻撃はマインドミナBVAの巨体を貫通。
猟兵たちの攻撃により真っ二つになったマインドミナBVAはその活動を停止。
猟兵たちの勝利となったのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
第3章 冒険
『マインドミナBVAの外殻を剥ぎ取ろう!』
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POW : 腕力と体力を活かして大量の外殻を剥ぎ取り、運搬する
SPD : 巨大な外殻を器用に解体し、運搬効率を高める
WIZ : 思念によって形を変える外殻の特性を利用し、変形させた外殻を運搬する
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
見事マインドミナBVAを打ち破った猟兵たち。
あとは残った残骸からデータ採取のため、外殻を剥ぎ取り持ち帰る必要がある。
戦闘により周囲にはスペースデブリが多く漂っているため母船の接近は不可能。
また外殻自体も本体から引き剥がすための工夫が必要だ。
より多くのサンプルを持ち帰るため、今一度このクエーサービースト、マインドミナBVAと奮闘する必要があるだろう。
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この章の王冠特性上、プレイング受付期間を設けさせていただきます。
プレイングは9日〜11日の間によろしくお願いします。
シン・ドレッドノート
アドリブ連携OK
【SPD】
この外殻、UCを通して変幻すると言う愉快な特性を活用させていただくとしましょう。
「いけっ、ソードビット!」
私の思念で動くビットの1本を外殻に突き刺し、もう1本は母船近くのデブリに突き刺しておきます。
「さぁ、雷となりて、疾く走れ!」
突き刺したビットを媒体として外殻に【精霊たちの輪舞】を発動。外殻を電気属性に変換、母船近くに残してきたソードビット目がけて雷のように一気に発射。
母船近くに移動後、雷撃から元の外殻に戻して収容してもらいます。
さて…以前から気になっているのは、BVAが外殻をどのように変化させているのか。
どこか外殻に思念を通すような器官が無いか、調べてみましょう。
「さて。解体の時間ですよ」
シン・ドレッドノート(真紅の奇術師・f05130)はこのマインドミナBVAの特徴である変幻自在の外殻を利用し、より多くの量を運搬する算段をつける。
その下準備としてまず行うのはシンの思念で動くソードビットを2本用意すること。
「いけっ、ソードビット!」
まずシンはソードビットの1本を運搬する予定の外殻に突き刺した。
思念により形を変える外殻と、思念により自在に操ることができるソードビット。
同じ性質を持つもの同士を繋ぐことでよりシンの思念を通しやすくするのが狙いだ。
そしてもう1本は運び込む母船近くに浮遊しているスペースデブリへ。
これは運ぶ位置の指標とするためのもの。
ソードビット同士の直線状に浮遊する障害物の位置を把握すれば準備は万端。
「さぁ、始めましょう。精霊よその力を解き放ち、稲妻となりて奔れ!」
シンが精霊石に宿る精霊へと語り掛けると、ソードビットを避雷針とし、シンより放たれた稲妻が外殻へと迸る。
すると外殻はその力とシンの思念に呼応しその姿をシンが放った稲妻へと交じり合うように稲妻へと変化。
その稲妻はもう1本のソードビット、つまり母船近く目掛けスペースデブリを避けながら一気に飛来していった。
「上手くいきましたね。精霊よ、協力感謝いたします」
スペースデブリに突き刺さるソードビットの周囲に帯電し留まっていた稲妻は霧散し、それと同時に稲妻に変化していた外殻は元の形状へと自然と戻っていく。
シンの作戦により簡単に本体から剥がされた外殻。
あれだけ近くに運び込めばあとは誰でも運ぶことは可能な状態。
あとは手はず通り、母船に待機していた人たちが外殻を収容してくれることだろう。
シンは外殻を運び込むことは任せ、まだマインドミナBVAの近くを浮遊する。
シンはこのマインドミナBVAの本体のどこかに外殻に思念を通すための器官が無いかどうか調べてみたかったのだ。
外殻を取り除いたことにより本体を観察するのは容易になっている。
シンは本体の解体できるところは解体しつつ、その生態を探ってみるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
トリテレイア・ゼロナイン
この外殻のサンプルから一体どのような情報が齎されるのか
外宇宙の居住可能惑星への階となるようなものであれば良いですね
さて、サンプル回収作業に移りましょう
確かマインドミナBVAの外殻は思念によって自在に形を変える素材
その可能性を試す絶好の機会です
散らばる外殻にワイヤーアンカー先端の強制有線●ハッキングジャックを撃ち込み●情報収集
ハッキングとUCの演算能力を駆使して形状変化
ウォーマシンすら動力込みで再現して見せたのです
機関部の構築、大きさや刃の硬度調整…【外殻すら解体できるウォーマシンサイズの巨大チェーンソー】の完成です
これで解体した外殻を●騎乗した機械馬で牽引して持ち帰りましょう
「この外殻から有用な情報がもたらされることを祈るとしましょうか」
トリテレイア・ゼロナイン(紛い物の機械騎士・f04141)はその活動を停止したマインドミナBVAを見つめ呟く。
外宇宙はまだ未踏の未知領域が続いている。
この先にあるかもしれない居住可能惑星の可能性が見つかれば何よりだが、どのような情報が出てくるかはこれから解析が進んだ時に明らかになることだろう。
今はまず、その情報を出すためのサンプル回収作業を始めなくては事は始まらない。
「マインドミナBVAは思念によって自在に形を変える素材……」
トリテレイアは周囲を見つめどう解体したものかと考える。
「これは外殻の可能性を試す絶好の機会というわけですか」
先の戦闘で破壊され周囲に浮遊する外殻の残骸へとトリテレイアは体内に格納しているワイヤーアンカーを次々に打ち込んでいく。
このワイヤーはハッキングジャックを兼ねており、ワイヤーを通して外殻に残された情報を汲み取り始める。
巨体をもつクエーサービーストの外殻に残る情報は莫大。
だがトリテレイアの能力をフル活用し、ハッキングとは別のセンサーによる情報収集と、超高速演算を合わせればその莫大な情報の処理も可能になる。
そうしてトリテレイアが得た情報をもって今度は逆に外殻へと情報、つまりは思念を送り込み始める。
思念により変形させ作り上げたのは、頑丈に本体と繋がる外殻すら簡単に解体できるチェーンソー。
その大きさはウォーマシンであるトリテレイアから見ても巨大なサイズだ。
「上手くいったようですね」
この場に猟兵が現れた際に迎撃として現れた変身外殻のウォーマシンたち。
そのすら動力込みで再現して見せるだけの性能があるものだ。
トリテレイアが作り上げたこのチェーンソーも、機関部の構築から大きさ、刃の高度、形、すべてが完璧に仕上がっていた。
あとはこれをもって外殻を解体し、運ぶのみ。
トリテレイアはなるべく傷がない外殻を探し解体作業に取り掛かる。
作り上げたチェーンソーにより簡単に本体から剥がされていく外殻。
なるべく多く運べるよう綺麗に重ね合わせ、固定。
機械白馬ロシナンテⅡが牽引できるように繋げればあとは母船まで運び込むのは簡単な作業である。
「さあこれを持って船へと戻り、外殻を託すといたしましょう」
トリテレイアはロシナンテⅡへと跨り、十分な量の外殻を牽引しながら、母船へと向かうのであった。
大成功
🔵🔵🔵
フランチェスカ・ヴァレンタイン
このサイズを斬り分けるのは少々手間ですねえ… ちょっと横着しましょうか
旋回飛行でUCの爆導索をマインドミナBVAの残骸に巻き付け、発破の要領で外殻を破砕していきましょう
大振りな破片は斧槍で断ち割りつつ、砕いた外殻を念動アンカーで曳き寄せ、ワイヤーで巻き束ねて
剥ぎ取った外殻はそのままワイヤーアンカーで盛大に牽引しての輸送、でしょうかねー?
母船まで運ぶのはよろしいのですが……ブリッジ? コレ、積みきれます?
他の方も相応に持ち込まれてるでしょうし……どうしましょうねえ。いっそ格納せずに牽引していきません?
フランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)は巨大なマインドミナBVAを見て艶めかしくため息をつく。
真っ二つに割れたとはいえ、それでもまだ巨大なその本体から外殻を物理的に斬り分けるのは少々手間がかかりすぎると見たのだ。
「そうですねぇ……ちょっとだけ、横着しましょうか」
フランチェスカはそう呟くと、どこの外殻を切り取るかの算段をつけ始める。
情報を得るために外殻を持ち帰るのだから、なるべく無傷で残っている場所を選ぶのが好ましいだろう。
なるべく無傷で、かつ外殻を剥がしやすい場所を選定。
場所を決めればあとは作業に取り掛かるのみだ。
「さ、派手にまいりましょう」
フランチェスカは取り外す予定の外殻周辺を旋回。
旋回と同時に行うのはユーベルコードの使用だ。
扱うユーベルコードはブラスティング・サイコビット。
それは光学迷彩が施された爆導索を操る力であり、それを引きながら旋回するということは、外殻にそれを巻き付けるということ。
引きはがす予定部分を旋回し終えたフランチェスカは爆弾を起爆。
ビルの解体作業のごとく、爆破によって外殻は豪華に引き剥がされ、宙へと崩れ落ち始める。
「いい感じに剥がれましたわね」
このままではまだ大きな塊である外殻。
だがそれはフランチェスカの斧槍ヴァルフレイア・ハルバードによって叩き割られ、取り扱いやすいサイズへ変わっていく。
解体とサイズ変更が完了したら、先ほどのユーベルコードで操る念動式ワイヤーアンカーで寄せ集め、ひと塊に束ねれば外殻の解体作業はこれで完了だ。
あとはこのままワイヤーで母船まで牽引していけば運び込むのは問題ない。
フランチェスカは束ねた外殻を母船まで運び込むため移動を開始するが、1つだけ懸念点があった。
それは外殻を格納するためのスペースに関してだ。
母船というだけあり、宇宙船は長期探索に耐えるだけの大きさがある。
しかしこれだけの猟兵がガッツリと引きはがした外殻を全て余裕をもって格納できるかといえば、微妙なところである。
「ブリッジに詰め込むのは流石に邪魔になりそうですし……」
うーん、と頭を捻るフランチェスカだが、とうとう母船の元まで到着してしまう。
「どうしましょうねぇ。いっそ、格納せず中に持ち込んだもの以外は牽引していくとかいかがでしょう?」
どうするのが最善か。
フランチェスカは母船のクルーたちとともに、解体作業よりも長い時間、検討を重ねることになったのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ミスト・ペルメオス
【WIZ】
この特性を活かして、ぜひとも良い成果を得たいものですが…。
引き続き機械鎧を駆って任務に臨む。
思念に応じて変化する外殻の特性は、以前に別の任務でも体験・活用したことがある。
念動力を最大限に発揮、外殻に自身の思念を投射し、制御権の奪取と望む形状・性質への変化を同時に行う。
必要ならば【サイキック・フィールドシューター】を利用。自身の念動力の制御が及ぶ限りの外殻を奪い取り、変形させて…
形作るのは、自身の故郷である船団のそれにも似た性質・形状の艦艇。
上手く形成出来たのであれば、外殻製の艦艇をそのまま遠隔操作することで共に調査船に帰還する。
※他の方との共闘等、歓迎です
ミスト・ペルメオス(銀河渡りの黒い鳥・f05377)は引き続きブラックバードに搭乗した状態でマインドミナBVAの様子を見ていた。
この巨体から研究材料とするための外殻を引き剥がすため、まだ宇宙空間を飛び回る必要がありそうだという判断である。
「思念に応じて変化する外殻の特性を活かせると良いのですが……」
よりよい成果を得るためには効率を求めなくてはならない。
この未踏宙域での任務はマインドミナBVAの討伐のみならず、その外殻を宇宙船に持ち帰るまでが含まれる。
一軍人として任務完了まで手を抜くことはあり得ないのだ。
ミストは以前、別の場所に存在していたクエーサービーストのマインドミナBVAにも遭遇したことがある。
今回はその時の経験を活かせる分、より成果も期待できるというもの。
「――よし、やるぞ」
ミストは取り外す予定の外殻の上に立ち、精神を集中。
ユーベルコードによりサイキック・フィールドを展開し、念動力の効果を最大限に発揮できるよう場を整えば準備は万端だ。
念動力を外殻全体に行き渡らせ、それによりミストの思念を外殻へと投射。
外殻の制御権を死んだ本体から引き剥がしミストのもの置換。
そのまま外殻をミストが望む形、性質へと変形を行なっていく。
思念を受けた外殻は次々と本体から安易に引き剥がされ、巨大な塊へ。
ミストが望んだ形。
それはミストの故郷である宇宙船団の船に似た性質や形状をもった戦艦であった。
戦艦を想像され変化した外殻は想像元の戦艦と同じ機能をもつ。
つまりこの状態で人を乗せたり敵と戦ったりすることが可能な状態なのだ。
とはいえ今は周囲に敵の気配はない。
それに今どれだけ精巧に別の形を象ったとしても外殻へ思念を伝達することをやめれば時間によって元の形状へと戻る可能性が高いだろう。
「これだけの外殻の量が手に入れば十分でしょうか」
ミストの足元を見れば、大量の外殻が失われ本体部分が剥き出しとなったマインドミナBVAが静かに佇む。
「では調査船へと戻りましょう。いきますよ」
ミストは念動力により遠隔で戦艦の動力を起動し調査船に舵を取り発進させる。
これまでの経験を活かし、ミストは大量の外殻を一気に調査船の元へと運ぶことに成功したのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ドロレス・コスタクルタ
UCを発動してゆっくりと手刀でマインドミナBVAを切り裂いて剥ぎ取っていく。片手だけ発動させてもう一方の手でしっかりと抑え込みながら作業もできる。
「ふむ……こういうのもDIYと言うのでしょうか?」
剥ぎ取りながら、運びやすいように大きさと形を揃えて積んでいく。揃える作業に拘ると量をこなせないので程々にしつつ、積んだ外殻はAIで自立機動状態の鬼型パワードアーマーに運ばせる。
どの部位が貴重でどの部位がそうではないのか見極める術がないので、時間の許す限り量を稼ぐ。
デブリが作業場に漂ってきた場合は、うっかり弾き飛ばしたりすると、どこで何にぶつかるかわからないので、外殻を剥ぎ取った穴に突っ込む。
それはまさに整然とした、という言葉が似合う光景であった。
マインドミナBVAの外殻を剥ぎ取る作業をしているドロレス・コスタクルタ(ルビーレッド・f12180)。
ドロレスの横には大きさや、外殻の塊が積み上げられていた。
あまりしっかりと揃えることに拘ってしまうと作業量がこなせなくなってしまうため、こだわりは程々にしてはいる。
しかし作業をこなせばこなすほどドロレスは手慣れていき、作業精度も上がっている。
結果として外殻の形は綺麗に揃えられ、積み上げられていた。
「ふむ……こういうのを巷ではDIY、と言うのでしょうか?」
DIYとはDo It Yourselfの略称。
生活に必要なものを自作したり、修繕したりする作業のことだ。
ドロレスは軍需・重化学工業系財閥の令嬢であるためか、機械ではなく人の手によりこのような作業を行うこと自体が物珍しく感じるのであった。
ドロレスは手慣れた手つきで手刀にエネルギーを集中させ、レーザーアームとする。
それを利用して外殻を丁寧に切り取り、形を揃え、重ねていく。
「なかなかに、これは楽しいものですわね」
繰り返しの作業も、ドロレスは楽しみながらこなしていた。
切り剥がした外殻はある程度貯まれば自立起動状態の鬼型パワードアーマーが調査船とマインドミナBVAを往復し運び込んでいる。
大型重機などを持ち込めればまた違った作業風景になったのだろうな、などと考えながらただひたすらに外殻を切り剥がし、積み上げていくドロレス。
だがドロレスは視界に映ったものによって、作業の手を一旦止める。
それは戦闘によって発生した残骸、スペースデブリである。
これを放置し、うっかりパワードアーマーなどが当たってしまうと周囲で作業している者たちが危険に晒されかねない。
「そうですわね……こうしてしまいましょう! 名案ですわ」
ドロレスは漂っていたスペースデブリを手にすると、外殻を引き剥がしたあとの本体にそれをねじ込み始めた。
「これだけ大きな塊と一緒にしておけば大丈夫ですわよね」
本体にねじ込まれ漂わなくなったスペースデブリを見てドロレスは満足げにうなずく。
ドロレスは時折スペースデブリを片付けながら、時間の許す限り外殻の剥ぎ取る量を稼ぐことに注力し続けたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ギージスレーヴ・メーベルナッハ
無限に変化する外殻。かの星獣自身でなくとも、その特性が利用可能、となれば。色々と面白いことはできそうだな。
尤も、まずはこれを確実に持ち帰らねばならんが。
外殻に接触し、可能な限り引き剥がすに適した形状を想定し形を変えさせる。
傘型などのように、外殻と本体の接触範囲の少ないものが望ましかろう。
適切に変化させたら、結合部を魔導小銃で撃ち抜き引き剥がしてゆく。
引き剥がし完了後は、柱のような形に変化させた上で黄昏大隊・支援部隊を呼び出し、彼らに母船への運び込みを担当して貰おうと思う。
然し、ユーベルコードを伝達する、か。
或いは今後、その特性を活かしたものが作られるのかもしれんな。楽しみにしておこうぞ。
「無限に変化する外殻、色々と面白いことができそうだな」
ギージスレーヴ・メーベルナッハ(AlleineBataillon・f21866)はつい先ほどまで生死をかけ戦っていた巨大な敵、マインドミナBVAを見つめ考える。
クエーサービースト本体でなくても、思念により変化する外殻の特性が利用可能。
そうなれば様々なことを試したくなるというもの。
しかし今はまず、破壊されたとはいえ巨大なままのマインドミナBVAから外殻を引き剥がし、調査船へと持ち帰ることを優先しなければならない。
魔導小銃、トーテンクロイツを構えながらギージスレーヴはどう解体を進めるか脳内で段取りを考え始める。
まずは外殻に接触し、本体から引き剥がしやすい形へと変形させる必要があるだろう。
本体と繋がる部分は、手にするトーテンクロイツを使い破壊するつもりでいる。
したがって銃撃一発で破壊でいる程度まで接触面積を減らすのが最善かとギージスレーヴは考える。
接触面積がわずかになる形となると、傘のような形……そう考えたあと、その後のことを視野に入れ考えを改める。
傘のような形だと嵩張ってしまい運ぶのは難しい。
かといってもう一度変形させるのは手間でもある。
船へと運び込むのはユーベルコードで呼び出す黄昏大隊・支援部隊に頼むつもりだ。
彼らが運びやすく、かつ簡単に本体との接続部分を破壊できる形。
「よし、決まりだ。作業にとりかかるとしよう」
ギージスレーヴは変形させる形を決めるとまずはユーベルコードで運ぶための人員を召喚し確保。
その後外殻へと接近し、変形させたい形状を想像しながら外殻へと触れた。
すると外殻は一斉に形を変えていく。
その形は本体に対し突き刺さるような形で形成された六角形の鉛筆型である。
これならば接触面はごくわずかであり、運び込むのも簡単。
後々形状は元に戻ってしまうかもしれないが、一旦船に運び込んだ時にも六角形ならば重ねておいても転がっていく心配はない。
「では各員配置に。この手の作業は手際良く終わらせるに限るであろう」
ギージスレーヴは見事な手筈と段取りで、外殻を次々と調査船へと運び込んでいく。
いずれこの外殻から得られる情報や特性を活かしたものが出てくることを楽しみにしつつ、外殻切り取りと運搬作業をこなしていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
カーバンクル・スカルン
さぁ、他のオブリビオンやらクエーサービーストが寄ってくる前に手早く終わらせるよ! これ以上の連戦は勘弁してほしいからね!
金切鋸で切除した外殻を【高速組立】で大量に作成した車輪にくくり付けたら、スペースデブリの上を走破させながら牽引させて遠くで待つ母船まで配達させますよー! 指示さえ与えれば勝手に動いてくれる便利な武器があって本当に楽だぜ。
にしても話には聞いてたけど……本当に硬いなこの皮ぁ!
「さぁ、ちゃっちゃと手早く終わらせるよ!」
マインドミナBVAの残骸を前に、気合の入った声を上げるのはカーバンクル・スカルン(クリスタリアンのスクラップビルダー?・f12355)だ。
この外殻を剥ぎ取るためにどれだけ時間がかかったことか。
これ以上の妨害が入る前に必要なものを手に入れこの場からおさらばしたいとカーバンクルは思っているのだ。
「それじゃあ始めますか!」
そういいカーバンクルが手にしたのはハンディタイプのアナログ金切鋸。
だがアナログと侮るなかれ。
この使いやすい金切鋸はブロックだろうが金属板だろうが簡単に切断してくれる優秀な相棒である。
カーバンクルはマインドミナBVAの外殻へと近づき、切り離す場所を見繕う。
ガリガリガリガリ。
カーバンクルは慣れた手つきで金切鋸を使い、本体と外殻を切り離しにかかるが……。
「この皮かったぁ!? 話には聞いてたけどさぁ……」
なんとか金切鋸の刃は通ってはいるものの、クエーサービースト相手ではすんなり切れるというほどの効果は発揮してくれないようだ。
四苦八苦しながら引き剥がした外殻は、いくつか複製しておいたカタリナの車輪へとくくりつけ運ぶための準備をしておく。
ただでさえ硬い外殻、そして規格外の大きさ。
その外殻を外すには大変な労力と時間が必要であった。
カーバンクルは己の肉体の限界を感じ、作業を切り上げることを決める。
「はぁ……それじゃあ船までいくよ〜」
取り外した外殻をくくりつけた車輪を念動力で操りマインドミナBVAの元を離れる。
途中でくわすスペースデブリは車輪を高速回転させぶつけ、粉々に粉砕。
「切り剥がすのには疲れたけど……その分私には便利な武器があるおかげで運ぶのは楽ができたな〜」
カーバンクルは外殻を運び調査船へと帰還するのであった。
成功
🔵🔵🔴
ミヤコ・グリードマン
マリンブルーに乗って、そのまま船外作業
邪魔なデブリは念動力で纏めて、放り投げる
で、外郭そのものは自力で動くモノにすれば切ったり運び出す手間は省けるってわけね。
まずは思念とか意識の届く限りで外郭を大型の輸送船に変形させる。
その格納庫に収まるように、外郭を変形させた小型船団を搭載
あとはこのまま母船まで運ばせればOKよね。
何度か往復すれば、外郭を全部剥がすことも出来ると思うわ。
…それにしても、コイツってホントなんなのかしら?
この外郭はわたしたちの思念でも反応する、てことはコイツも何かを思い考えるような知能がある…?
それもわたし達に近いか、ずっと高度な…?
マインドミナBVAの外殻横にマリンブルーに騎乗しながら待機しているのはミヤコ・グリードマン(海賊王女・f06677)だ。
ミヤコはつい先ほどまで戦闘により破壊され周辺を漂っていたスペースデブリを排除する作業に追われていた。
外殻を運ぶための作業の邪魔になると判断したからだ。
一通りの下準備を終えたミヤコはさっそく外殻を外す作業に取り掛かる。
とはいえ、直接外殻を切り剥がすわけではない。
思念により形を変えるその性質を活かし、自力で動く物へと変形させるつもりでいた。
まずは外殻へと触れ、どこまで思念が届くのは簡単に形を変えながら把握をしていく。
「人ひとりの思念で動く範囲はやっぱりたかが知れてる感じなのね……」
ミヤコが思念が届く効果範囲にある外殻で作り出したのは大型の輸送宇宙船。
必要な動力部分と船の作り以外は一切作り込まれていないハリボテのようなものだ。
しかし自力で動くこの輸送船にさらに別の場所から形をかえ作り上げた小型宇宙船やコンテナなどをビッシリと詰め合わせれば外殻欲張りセットの完成だ。
だがこれだけの外殻を剥がし終えても、その巨大なクエーサービーストの体から見れば
一部分のみ。
小惑星の大きさは伊達ではない。
それに戦闘によって破壊されてしまっている外殻は研究材料としては不適切だろう。
それを考えると実際このクエーサービーストの面積からみて3分の1から半分ほどぐらいしか使えなさそうである。
「まぁ、それでも十分な量があるわよね。他にいた個体からも採取してきてるわけだし」
今一度ミヤコはマインドミナBVAを見渡す。
「それにしてもコイツってホント、なんなのかしら?」
思念により変形する外殻を持つ以上、マインドミナBVAは生物なことは間違いない。
しかしこの外殻は生物なのか機械なのか、よくわからない見た目をしている。
また、あらゆる兵器の形を真似てくることを考えると、下手をしたら人類などよりよっぽど高度な知能を持っている可能性すらあるように思える。
惜しむべくはこの巨大宇宙生物との意思疎通方法がないことだろうか。
今ここで考えあぐねていても仕方がない。
ミヤコは運ぶために変形させた外殻でできた輸送宇宙船を調査船へと航行させていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ガーネット・グレイローズ
さて、なんとか倒したけれどこの死骸どうしてくれよう。
持って帰って、何の素材に使えるか調べてみるか?
私としては、次世代の宇宙船のパーツを開発する手掛かりにしたいな。
黄金の宇宙船の装甲なんか、いい感じのデザインになると思うんだが。
それにユーベルコードを伝導するという話だし、
猟兵の力を強化できるような武器が作れるかも。
宇宙仕様にカスタムしたマシンウォーカーに乗って、
マインドミナBVAの体表に着地。<操縦>技術で死骸の上を
歩きまわり、手頃な大きさの外殻を探してみよう。
<メカニック>技術で装備している戦車用ブラスターの
出力を調節しながら外殻を溶断し、
さらにヒートクローで適度なサイズにカットしていくぞ。
「さて、なんとか倒したけれども……」
ガーネット・グレイローズ(灰色の薔薇の血族・f01964)は倒し終わったマインドミナBVAの残骸を見て思案する。
思念によって変形するというこの外殻。
使いようによっては猟兵ようの武器が作れるかもしれない。
そうでなくとも、資源に乏しいこの宇宙という空間ではこれだけの大きさをもつ生物の素材は貴重だ。
ガーネットとしては次世代の宇宙船のパーツにどうだろうかと考え始める。
黄金の装甲をもつ宇宙船、というのはなかなか響きといいデザインといい、良いものになりそうではなかろうかと考える。
「まぁ考えているだけでは仕方ない。外殻を調査船と、私の手元にも持ち帰るため解体作業を進めるとしようか」
未開惑星調査用のマシンウォーカーへと搭乗したガーネットはマインドミナBVAの体表へと着地し、傷がなく、手頃な大きさで取れそうな場所を探し始める。
外殻は先の戦闘により破壊された場所だけでなく、それにより発生したスペースデブリなどでも細かな傷がついてしまっていた。
「多少の傷は多めに見るとして……ここらのものが良さそうだな」
ガーネットはマシンウォーカーに搭載しているブラスターの出力や放出範囲を調整しつつ、外殻を切断し始める。
外殻と本体が繋がっている場所を目視で確認しつつ、ブラスターでは大雑把な大きさで切り剥がしていく。
このままでは大きすぎるためさらに細かな作業が可能なヒートクローへと切断の方法を切り替えさらに外殻を適度な大きさへと刻んでいく。
適切な道具の切り替えで効率よく外殻を切り剥がしていくガーネット。
「……これを運ばなければならないか」
自分の元へと運ぶものは適当になんとかするとして、今問題となるのは調査船へと運搬作業である。
調査船は小回りがきかないため、周囲を漂うスペースデブリなどの危険性によってマインドミナBVAへはあまり接近できずにいる。
「地道に運ぶしかなさそうだ……」
重力のない宇宙空間であり、さらにはマシンウォーカーに搭乗していることもあり、人の身そのままで運ぶよりは多くの量を運ぶことが可能だろう。
ガーネットは地道に調査船とマインドミナBVAを往復し、適度な大きさに切りそろえた外殻を運び込んでいくのであった。
成功
🔵🔵🔴