アルダワ魔王戦争3-E〜恐怖!ヌメヌメマッチョ相撲
にちゃっ…ぶちゅっ…ぶじゅるっ……
文字にすると、恐らくそんな音が響いていた。
肺がむせ返る様な濃厚な甘い香りが充満した空間を巨人が歩き回っている。
その足元は膝下まで蛍光色の粘液に満たされており、一歩進むごとに、巨大な足裏が派手な飛沫を上げている。
音の発生源は、どうやらそれであるらしい。
よく見ると粘液がこびり付いているのは足元だけではない。全身だ。
どこかで転んだのだろうか、くまなく薄っすらと粘液の膜でコーティングされている。
巨人は苛立たしげに目元の粘液を掌で拭うと、雄叫びを上げた。
「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
「来たわね……?」
Inグリモアベース。
猟兵達を前に、ミア・ウィスタリアが振り返った。
気のせいだろうか。君達を見る目がまるで獲物を前にした肉食獣の様だ。
「ズバリ! 皆にはちょっとローション相撲をしてもらうわ!」
………………なんて?
「あ、知らない? 昔UDCアースのテレビ番組とかであったらしいんだけど、粘液プールの中で相撲をするっていう。いやぁーアルダワの大魔王様も中々通よね!」
鼻息を荒くしながらうっとりするミア。
ちがうそうじゃない。
「ふふふ……でもムダよ? このフロアに満たされているローション(※スライムです)は只のローション(※スライムです)じゃないわ! その名も「ヌギヌギン液」!! 触れているだけでなぜか「装備を脱ぎたくなってしまう」という恐怖のローション!!(※だからスライムですってば)なにそれアタシも欲しいんだけど」
因みに、下着とかまでは大丈夫らしいから全裸まで行くことはないらしい。
既に欲望がダダ漏れのミアがホログラムウインドウに戦場の様子を映し出した。
なるほど、件のスライムが膝下辺りまで海のように満たされている。
そしてその中をウロウロする一つ目の巨人。
「はい、と言う訳で此方が対戦相手のサイクロプスさんでーす。見ての通りパワーキャラっぽいけどヌギヌギン液の影響で武器も防具も此処では使えないわ。但し! これはローション相撲って言ったでしょ?ヌルヌルで身動きが取りづらいのは向こうも一緒って事よ。それを考えた上で……どう倒すかが鍵ね」
じゃあ、と締め括るとミアは傍らに積んである籠の山を指差した。
「選択肢を上げるわ。ここで脱ぐか。現地で脱ぐか」
彼女は、とても良い笑顔をしていた。
龍眼智
ぽろりは!!!!!!!!!!
ありますか!!!!!!!!!!!!!????????
龍眼智です。
A:見えそうで見えないが良いと思います。
はい、と言う訳でアルダワ戦争でーす。
武器や防具無しで戦う工夫があるとボーナスがでまーす。
此方は戦争シナリオとなりますが、そんな感じでゆるく行きたいと思います。
正直私はポロリのほうが大事だ(`・ω・´)シャキーン
でもそれ以上にはなりません。あしからず。
第1章 ボス戦
『サイクロプス』
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POW : 叩きつける
単純で重い【剛腕から繰り出される拳】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : 暴れまわる
【目に付くものに拳を振り下ろしながら咆哮】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : 憤怒の咆哮
【嚇怒の表情で口】から【心が委縮する咆哮】を放ち、【衝撃と恐怖】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:〆さば
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠茲乃摘・七曜」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
才堂・紅葉
「サクラ帰りに来るんじゃなかった……」
着替えに帰る時間もなく、着物を脱ぎ捨てればサラシに褌のような下帯姿である
せめて水着ならマシだったのにと悔やむ
「あんたもこの状況に不服なのね。私もよ」
巨人と目が合い溜息一つ
後はやる事をやろう
滑る床に対応腰を落した構えで正対し【グラップル】開始
自身の有利はヤール・ギュレシュの経験による【戦場知識】
ぬめる体を利用し打撃を体捌きで回避、掴みもぬるりとかわしてしまおう
大事なのは脇や足の付け根、首等のホールド出来る場所をどう先に抑えるかだ
詰め将棋のような寝技で魔法の如く巨体を押さえ込んで崩した上で
「コード・ハイペリア」
重力加重の【怪力、属性攻撃】で柔術の裸締めで締める
―――やってしまった後、『しまった』と思う。
人生には往々にしてそう云う失敗をする時がある。
そして大抵の場合、『しまった』と思った時にはもう遅いのである。
「サクラ帰りに来るんじゃなかった……」
正に、今の才堂・紅葉(お嬢・f08859)の様に。
女学生服を脱ぎ捨てた彼女は、サラシに褌と言う和風セクシーな下着姿でサイクロプスと対峙する。
そう、ORIENTAL FUNーDOSHIである。つまり日頃柔術とCQCで鍛えた魅惑のヒップラインがフルオープンという事だよワトソン君!
これには天の声さんもニッコリである。
(あぁ……せめて水着だったらなぁ……)
哀愁の表情で悶える紅葉だが、こればかりは最早どうしようもない。
「GUUUUUUUU……」
巨人と目が合った。
「あんたもこの状況に不服なのね。私もよ」
溜息を一つ。
今何かが通じ合えた気がする。
あくまで気がするだけだが。きっと、多分、メイビー。
「GOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
「まぁ、やる事はやらないとね」
豪腕が唸り、サイクロプスの巨大な拳が降ってくる。
紅葉はそれを、重心を落とした低い姿勢で迎え撃つ。
明らかに直撃コースに見えた拳の軌道は、ジッ!…と言う擦過音と共に紅葉の真横に逸れ、派手な飛沫を打ち上げた。
実は―――彼女にとって、この手の戦場は初めてではない。
オイル・レスリングと言う分野が存在する。
トルコ語でヤール・ギュレシュと呼ばれるこの競技は、半裸の選手達が全身にオリーブオイルを被り、ヌルヌルになって取っ組み合うのだ。
(つまりこれもそれと一緒……なら同じ戦略が通用するはず!)
大事なのは脇や足の付け根、首等のホールド出来る場所をどう先に抑えるかだ。
紅葉は闇雲に振り回される腕を紙一重でかわしながら、サイクロプスの脇に刺さった鎖を掴んだ。
そのまま軸足の後ろに滑り込み、大外刈りの要領で崩しにかかる。
宛ら滑車の様に、巨人を地に沈めながら紅葉は巨人の身体を駆け上っていく。
「コード・ハイペリア」
超重力を宿した必殺のラリアットが、仰向けに倒れたサイクロプスの喉元に直撃した。
成功
🔵🔵🔴
ロベリア・アナスタシア
(アドリブ連携絡み色気歓迎)
何そのスライム、私も欲しい!
ちょっと待っててミアちゃん、私が採ってくるから♪
……え、目的が違う?
到着するなり、スライムの液体効果で
帽子マントと『普段着(!)』を全部脱ごうとしちゃう。
(見えちゃいけない部分は謎の光効果と髪ブラで回避(?))
武具なんて要らないわ、コレ(スライム液)で十分よ
と其処ら中にあるスライム液を、ちょちょいと『UC』で
調合して、サイクロプスにポイ♪
目に付いたのを破壊しまくるんだから、飛んできた薬瓶も
破壊するわよね?
そしたら『目つぶし薬』と『痺れ薬』で体中に飛散するわ。
そうして動けなくしたら、悠々と『生命力吸収』
…ついでにこのスライム液を採取ね♪
荒谷・つかさ
(黒のさらし&褌(※昨年の水着姿)で腕組んで仁王立ちしながら)
……へぇ。
中々に男前な、良い筋肉してるじゃない。
良いわね、気に入ったわ。
存分に……やり合おうじゃないの!
(ローションたっぷりの戦場へダイブ!)
ダイブして全身ローションに塗れてから
雄叫び上げるサイクロプスさんに対しこちらも雄叫び上げながら突撃
サイクロプスさんの打撃は芯で捉えられなければ、ローションで低減した摩擦とこちらの軽さで受け流せるはず
私の打撃についても同じだけど、そこは技量でカバー
まず脚を重点的に狙い、転倒させたらチャンス
頭部を掴むというより掌を密着させるイメージで【鬼神爆炎掌】発動、爆砕するわ
※最悪脱げても戦闘中は気にしません
「……へぇ。中々に男前な、良い筋肉してるじゃない。良いわね、気に入ったわ」
既に黒のサラシ&褌姿で準備万端の荒谷・つかさ(『風剣』と『炎拳』の羅刹巫女・f02032)は、フロアに降り立つと改めてサイクロプスの筋肉の付き具合をじっくりと眺めた。
「GUUUUUUUUUUUU……!」
視線の先では丁度開幕ダウンを喰らってしまったサイクロプスが粘液の中から飛び起きた所だ。
……なんと表現すべきだろうか。
顔面がベッタリ蛍光色のスライムでコーティングされたその様は、宛らドッキリで泥んこプールに突っ込んだ往年のリアクション芸人の様だ。
スライムのお陰で程よくテカテカになっているマッスルボディは、筋肉業界の方々には意外と受けが良いのかもしれない。
「うわぁぁぁ〜♥凄いわこのスライム! 私も欲しい! 待っててねミアちゃん、私がたんまり持って帰るから♥」
一方、ロベリア・アナスタシア(『快楽』と『影』と『媚薬』を司る美魔嬢・f23913)はそれどころではない。
速攻で衣装を脱ぎ捨てると、サイクロプスそっちのけで足元のスライムと戯れ始めた。
元々黒ビキニに外套を羽織っただけと言う軽装だった為か、今の彼女の格好は相当際どい。辛うじてパンティは思い止まってくれた様だが、上半身はトップレス……つまり全裸である。スライムのお陰でベッタリと肌に貼り付いた髪で辛うじて極部は隠せている状態だ。
安心して下さい。見えてませんよ?
「GUOOOOOOOOOOOOOOO!!」
何とか目元だけスライムを拭い去ったサイクロプスが出鱈目に腕を振り回して暴れ始めた。
腕にこびり付いたスライムが遠心力で吹き飛ばされ、飛沫となって飛んでくる。
なまじ粘り気がある所為か、粒が大きく、飛礫の様な衝撃を受ける。
「ふ、そうこなくっちゃね。じゃあ存分に……やり合おうじゃないの!」
つかさの放つ裂帛の気当たりがサイクロプスの雄叫びとぶつかり、ビリビリと足元のスライムが波紋を立て波打つ。
正面から突貫してくる彼女を捕らえんと、丸太のような豪腕が次々とスライムの海に打ち立てられる。
打ち下ろし、薙ぎ払い、嵐の様に連続する重撃を、つかさは羅刹の膂力を持っていなしていく。
「ふんっ!」
「GUGYAAAAAAAAAA!!!」
足を狙った彼女の拳がサイクロプスの親指の爪を破砕した! これは痛い!
しかし、サイクロプスは反撃とばかりに両手でつかさを鷲掴みにする作戦に出た!
つかさは腕を突っ張り何とか耐えようとするが、スライムのヌメりが上手く力が入れられない。
―――その時であった。
一心にスライムと戯れていたロベリアが立ち上がったのは。
「よし、これで完成っと。ほ〜ら、これでも喰らいなさい!」
放物線を描いて宙を舞うのは、ガラス製の薬瓶である。
「GOOOOOOOOOOOOOO!」
両手が塞がっているサイクロプスは咆哮を放ち薬瓶を迎撃。あっけなく粉々に砕け散った薬瓶の中身が、破片諸共降り注ぐ。
異変は、その直後だった。
「んふ♥ かかったわね……」
舌なめずりをするロベリアの眼が怪しい光を放つ。
次の瞬間、突如クワッと眼を見開いたサイクロプスの全身が震え出した。
「ッ!? 今なら!」
力の緩んだ隙を突き、つかさはウナギめいた動きでサイクロプスの両手から抜け出す。腕を伝って駆け上がり、一気に顔面まで到達した。
「私のこの手が砕いて燃やす……」
五指を目一杯開き、大きく振り被ったその掌に宿るは火精の加護。
「悪を滅ぼせと唸りを上げるッ!」
眩い光が収束し、蜃気楼を纏った掌がサイクロプスの額に押し当てられる。
オウガ・バーニングエンド!!
「鬼神爆炎掌!!」
「GIEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」
フロア全体を真昼の如く照らす爆炎の火柱が、巨人の頭部で爆砕した。
黒煙を上げて再びスライムの海に沈むサイクロプスを尻目に、つかさもスライムの海へと帰還した。
「ふふっ、効いたでしょ、私特性の『目つぶし薬』と『痺れ薬』……あら」
「えぇ、助かったわ。ありがとう」
倒れたサイクロプスの肌にこびり付いたスライムを、薬瓶に採取しているロベリアがつかさに目を向け―――そのまま視線を下に。
「……ん?………………………」
連られて彼女の視線の先を見る。
今気付いたが、スライムの中に、黒い帯のような物が浮かんでいる。
ハッとしたつかさは思わず胸元を探る。な に も な い。
それは、紛れもなく、先程までつかさの巻いていた……サラシであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
山梨・玄信
うむ、分かった。ここで脱ぐのじゃ。何しろ、わしのUCの発動条件は「肌を露出させる事」じゃからな。
【POWを使用】
褌一丁でヌギカル☆玄信参上じゃ。UCの力で空を飛び、巨人に一気に接近するぞい。
敵の攻撃は単純じゃから、見切りで読んで躱すのじゃ。地形破壊は空を飛んでるので問題なしじゃ…よなあ。
もし、空中も破壊出来るなら、地面に下りて対応するぞい。
同じくUCで強化された拳(グラップル)で敵の弱点(首、こめかみ、脛、足の小指の先など)を殴り、一番効果があった場所を第六感で特定するぞ。
そこに渾身の2回攻撃を叩き込むのじゃ。
「この戦場でヌギカル☆玄信に出逢ったのがお主の不幸じゃ!」
アドリブ歓迎じゃ。
「うむ、分かった。ここで脱ぐのじゃ」
山梨・玄信(ドワーフの破戒僧・f06912)の判断は一瞬だった。
勢い良く上も下も脱ぎ捨て褌一丁になると、彼は転移ゲートを潜り、スライムの海へと降り立った。
ところで、これで褌が三連続なのだが、もしかして今年のトレンディーは褌だったりするのだろうか?天の声は訝しんだ。
「ヌギカル☆玄信参上じゃ! 覚悟せいデカブツよ!」
ポージングを決めた玄信の肌が眩い光を放つ。
何を隠そう、これが彼のユーベルコードである。
脱げば脱ぐほど強くなる、それがヌギカル☆玄信なのDA!
「GOOOOOOOOOOOO!!」
ヌギカルパワーで宙へと舞い上がった玄信を、サイクロプスは雄叫びで威嚇する。
「ふははは! 聞かぬわそんな大振り!」
彼の身長の2倍はあろうかと言う巨大な掌が、まるで蚊でも叩き落とす様に薙ぎ払われる。
しかし如何せん的が小さ過ぎる。
玄信は縦横無尽にサイクロプスの周囲を飛び回り、ヒットアンドアウェイで攻撃を重ねていく。
勿論一発一発は必殺の威力を持っているのだが、そもそも当たらない事にはどうしようもない。
「この戦場でヌギカル☆玄信に出逢ったのがお主の不幸じゃ!」
光を纏った玄信の拳が、遂にサイクロプスのあごを捕らえた。
成功
🔵🔵🔴
彩波・いちご
【恋華荘】
どうせ現地で脱ぐんですよね
セナさんと水咲さんの脱いでる姿をなるべく視界に入れないように(赤面
※男の娘ゆえ下着も女物、ブラ有
【異界の顕現】で尻尾を2本に増やして自己強化
スライムプールの中をかき分けて、3人で格闘戦挑みます
連携協力して3人がかりで捕まえて投げ飛ばそうとしますが…
ローションで手が滑って、代わりに彼女たちの胸やお尻を掴んでしまったり、殴られるの庇ったら押し倒してしまったり(汗
それでも頑張って最後には、3人の力でサイクロプスを振りまわして思いっきりぶん投げます
やった勝った…と思ったら、その勢いのせいか、2人のブラが捲れてて胸がポロリ見えてて
赤面して慌てて目を逸らします
産土・水咲
【恋華荘】
現場にたどり着いて早々
脱ぎたい衝動に逆らえず、薄い水色の下着姿になっていき
自分だけでなく、いちごさんやセナさんも同じように脱いでいくのを見て
格好とは裏腹にドキドキしてしまい、何故か体が熱くなってしまいます…
そんなドキドキを抑えつつ
3人で力を合わせ、連携して敵と戦いますが
そんな中でいちごさんがバランスを崩し
私の大事な所を思いっきり掴んじゃう事に!?
そのせいでいけない声を上げてしまいます
そんなとらぶるもありましたが
何とか連携して、敵の巨体を投げ飛ばしていきます!
その際の轟音に安堵していたら
いちごさんに声をかけられて…
…いつの間にか下着が破れ落ちてしまっていて
たちまちパニックに!?
セナ・レッドスピア
【恋華荘】
…歩くたびにする音が色々と気になっちゃいますが
それを押しのけ、サイクロプス戦へ!
…脱ぎたい衝動は押しのけられず
レースがあしらわれた白い下着姿になった上に
とろとろまみれになっちゃいますけど…
しかもいちごさんと水咲さんも同じようになっていて
不思議とドキドキしちゃうかも…?
ともあれ、1対1じゃ力負け必至ですので
3人で上手く連携していこうとしたら
いちごさんにおむねやおしりを掴まれて
変な声で叫んじゃうことに!?
そんなとらぶるにも負けず、何とか力を合わせて
敵を投げ飛ばしていきます
みんなでその成功を喜びますが
いちごさんの視線と表情が…
どうやら私の下着が脱げていて
身体を隠しながら叫んじゃう事に!?
彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)には、確信があった。
戦争の最中、このエリアには何度か恋華荘の仲間たちと訪れているが……
「どうせ現地で脱ぐんですよね……」
「あぁ……も、もう我慢できません!」
既に目の前では頬を真っ赤に染めた産土・水咲(泉神と混ざりし凍の巫女・f23546)がメイド服のボタンを外し始めていた。
衣擦れの音と共にエプロンドレスがスライムの海へ落ち、水咲の薄水色の下着が徐々に露わになっていく。
やったあああああああああ!!!洋風下着だああああああ!!!(天の声)
「み、美咲さん……わ、私もダメかも……」
隣りにいたセナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)も次々と服を脱ぎ捨てて行く。ほぅ此方はレースがあしらわれた白の下着だそうですぞいちご君?
「し、仕方ないです……お二人の方をなるべく見ないように」
そう言いつつも彼もしっかりと脱いではいた。
本当に♂なのかと疑ってしまうほどに、スラリとした均整の取れたプロポーションがワインレッドのブラジャーとパンティに包まれている。
「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
そんなほんのりピンク色に染まった空気を粉々に吹き飛ばすような咆哮が三人の髪を揺らす。
サイクロプスが、盛大にスライムの飛沫を上げながら此方に突進して来ていた。
「くっ、気付かれましたね。行きますよセナさん、水咲さん!」
いちごはその身に宿した異界の邪神の力を覚醒させ双尾を生やした依代の姿へ変身。
水咲も己の神としての権能を発言させ、両腕を水へと変じる。
「私が動きを封じます。お二人はその隙に攻撃して下さい!」
言うや水咲がスライムのプールに両腕を突っ込むと、そこから一直線に氷の剣山が走っていく。
サイクロプスの足元を覆うスライムが瞬く間に凍り付き、足元を封じた。
「喰らいます、その血(全て)を…! いちごさん、逆側頼みます!」
「了解です!」
そこに横合いから殴り掛かるのはセナ! その身に宿した対融血体刻印『血は血へ』が起動し、突き出した左手がインパクトと同時に血の獣へと変ずる。
「GUGAAッ!?」
ぶちゅりッ! と硬質ゴムが千切れたような音と共にサイクロプスの足の肉が抉り取られる。
「貰いました!……あっ」
そして反対側からはいちご! 軸足を挟撃することで巨人のバランスを崩す作戦……だったのだが。
「きゃあっ! いちごさんこっちじゃないです!」
サイクロプスの足をホールドしようとした瞬間、いちごの手は巨人の足を通り越してセナの胸とお尻に吸い込まれていた。勢い余ってガッシリと鷲掴みにしてしまう。
「うわぁっ! すいませんっあぁぁぁ!」
思わず仰け反ったいちごは反動で後ろに倒れてしまう。
「いちごさん危ないッ!」
「むぐー!」
そこに追い付いてきたのは水咲だ。
半ば飛び付くような形でいちごを抱きとめると、諸共にスライムの海へ頭からダイブする。
「ふぁっ……い、いちごさん、動かないで。起き上がれま、やぁんッ!? ぬ、脱げちゃう、脱げちゃいますから!」
「そ、そう言われても目に、目にスライムが……」
体勢的に水咲を組み敷いている形になってしまっているいちごは、顔面にスライムがびっちり貼り付いて前が見えない!
起き上がろうと手探りで地面を探すが、結果的に水咲の全身にスライムを塗り拡げてしまっている。
「GAAAAAA!」
「きゃぁっ!」
「ふむぐっ!?」
そうこうしている内にサイクロプスが氷の拘束を破壊してしまった。振り上げられた足によってスライムの津波が起きセナが流されてくる。
そのままいちごの背中に覆い被さるように激突し、絡み合いは更に酷いことに!
正に両手に花。否、この場合は前門の虎、後門の狼という事になるのだろうか。
―――しばらくお待ち下さい―――
「ハァ……ハァ……よし、もう一度行きましょう」
「そうですね……このままでは……終われません……」
「動き自体は……単調ですし……」
どうにかスライムのぬるぬる地獄から抜け出した三人は、心なしかげっそりした様子で再びサイクロプスと対峙した。
「GOOOOOOOOOOOOOOO!!」
しかし、先程動きを封じられたことを警戒してか、サイクロプスは拳を固めると上段からの打ち下ろしと多用する戦法に切り替えてきた。
爆撃のごとくスライムの水柱が上がり、三人の視界を遮っていく。
「くっ……これでは近付けません」
「でも、今なら手を付いた瞬間に固められるのでは」
セナの提案に水咲は目を見開いた。
「タイミングが難しいですが……やってみますね」
そうして、陽動として再びセナといちごが飛び出す。
振り下ろされるサイクロプス巨大な拳を紙一重でかわしながら、二人は巨人を翻弄していく。そして水飛沫が上がったその瞬間!
「今です!」
再び水咲の手を通じ、氷の枷がサイクロプスを襲う!
「GUUU!?」
「二人共今です!」
返事をするより先に腹の下に潜り込んだセナと、足をホールドするいちご。
そして固めた腕に取り付いた水咲。
「「「せぇーーの!!!」」」
三位一体となって放った渾身の背負投げが、遂に巨人をスライムの海に沈めた!
「やった! やりましたよ二人と………………も」
ガッツポーズを決めセナと水咲に向き直ったのも束の間。
いちごの眼が、点になった。
目の前にあるのは―――スライムのテカリを受けて輝く双子山。
そう、即ち、OPPAI。何も隠していない、生 O P P A I 。
いちごの視線にきょとんとしていた二人だが、その視線の先を辿り………。
「「きゃぁーーーッ!!」」
黄色い悲鳴が、フロアに響き渡った。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
シャーリー・ネィド
【かにかま】
スペーススク水は伊達じゃないよっ!
(元から水着みたいな格好なのでノーダメージでドヤ顔してる)
ウィーリィくんとチェルノさんとのトリオで挑戦だよ!
チェルノさんの援護を受けながらウィーリィくんと【フェイント】で攪乱して、【ダッシュ】+【吹き飛ばし】で足元にタックルを仕掛けて転ばせる
それとウィーリィくんに足場になってもらってジャンプし、【空中戦】で必殺の飛び蹴り!
ローションプールとはいえ転べば痛いしうまくいけばローションで溺れさせられるかも?
それにしてもこのぬるぬる、何かヘンな気分になっちゃいそう…?
(※アドリブ大歓迎です)
在原・チェルノ
【かにかま】
ふええっ!?
何で?あたしのボディスーツって下着みたいなものじゃ…
も、もう…ガマンできない…っ!
(ボディスーツの下に着けていた貼る下着みたいなものだけの姿になって)
ううっ、こうなったらさっさとあなたを倒して服を取り戻します!
流星忍姫チェルノ、参ります!
シャーリーちゃんとウィーリィくんと連携を取ってボスと戦う
【先制攻撃】でローションを掬ってその目に投げつけて【目潰し】をしたり【念動力】で足元を掬って転倒させたり、【サイキックブラスト】で動きを止めたりして二人をサポート
あ、ぬるぬるまみれになったり敵や仲間とくんずほぐれつとかはノーサンキューだからね?(フラグ)
※NGなし・アドリブOKです
ウィーリィ・チゥシャン
【かにかま】
予めここで脱いでトランクス水着姿で戦いに挑む。
……あんま見るなよ。俺だって恥ずかしいんだからな?
一対一の試合じゃないし、三人で奴に挑む。
お互い武器や防具は使えないとはいえ、体格は圧倒的に向こうが上だから互角って訳にはいかないよな。
けど、そこが逆に狙い目になる。
奴の攻撃を【見切り】ながらシャーリーと一緒に【フェイント】を駆使して奴を引っ掻き回す事で奴のバランスを崩させて転倒を狙う。
あとは俺がシャーリーのジャンプの足場になって空中から攻撃を仕掛けてもらう。
隙が生じたところへ奴の弱点、すなわち股間を狙って【トリニティ・エンハンス】で強化した蹴りの一撃を叩き込み【部位破壊】!
「ふええっ!? 何で……どうしてぇ…?」
在原・チェルノ(流星忍姫チェルノ・f06863)は、ゾクリと背中に走る悪寒に戸惑いを隠せないでいた。
それは彼女の持つサイキック的な第六感ではなく、もっと生理的な感覚に由来するものだ。
具体的に言うと―――脱ぎたい(直球)。だが、それではおかしいのだ。
聞いた話では、確か下着までは脱ぐことはないと言う事だった筈。
自分が今身に纏っているボディスーツなんて正に下着のような物ではないのか。
「〜〜〜ッッ! も、もう…ガマンできない…っ!」
チェルノはスーツの脱着ボタンを押してロックを解除すると、勢い良くボディスーツを脱ぎ捨てる。
「うわっ! ちぇ、チェルノ!?」
それを目の前で見ていたウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)が慌てて目を背けた。
それもその筈で、日頃チェルノが着ている様な素肌にぴっちりフィットタイプのボディスーツは、その下に何かを着けれるスペースなどない。
実際チェルノは今、その豊満な肉体美を惜しげもなく晒し…………てはいなかった。
限りなく全裸に近いが、極部だけはニプレスや前貼り等の「貼る下着」でガードしている。
安心して下さい。着てますよ?
「フッフッフッ、二人共修行が足りないね」
そんな中、シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)だけはドヤ顔で仁王立ちをしている。頬がほんのり上気している事から全くヌギヌギンスライムが効いていないと言う訳でもなさそうだが。
「シャーリーは平気そうだな……」
「フッ、スペーススク水は伊達じゃないよっ! て言うかウィーリィくんも水着じゃん」
「……あんま見るなよ。俺だって恥ずかしいんだからな?」
トランクスタイプの水着姿のウィーリィが、思わずシャーリーに対し半身になる。
「ううっ、こうなったらさっさとあなたを倒して服を取り戻します!
流星忍姫チェルノ、参ります!」
半ばヤケクソ気味のチェルノの宣戦布告が合図となり、戦端は開かれることとなった。
「GUOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
サイクロプスの咆哮がフロア全体に響き渡る。
チェルノは足元のスライムを念動力でバスケットボール大の球にすると、巨人の単眼目掛けて投げ付ける。
「先手必勝ー! 二人共行って!」
「ウィーリィ君!」
「応!」
同時にシャーリーとウィーリィが飛び出し、サメ型オーラの群れと共に突撃する。
多重攻撃により狙いを絞らせない作戦だ。
「GOOOOOOOOO!!」
サイクロプスが群がる宇宙サメを追い払うのに躍起になっている間に二人は左右に別れ両足にタックルを仕掛ける!
「ぐっ……重っ!?」
しかし、当然ながら体格は圧倒的に向こうが上だ。
丸太の様な足首の重量もさる事ながら、表面を覆うスライムによって力が入れにくくなっている。
それだけではない。頭上でサイクロプスが腕を振り回して暴れている所為で、身体にこびり付いたスライムが振り落とされ、ボトボトと塊になって降り注ぐのだ。
気分は宛ら柱稽古に精を出す力士か。
はたまた滝行中の僧侶と言ったところだろうか。
「ハァ……ハァ……な、何か変な気分になってきちゃったかも……」
滝のように降り注ぐスライムに全身をコーティングされたシャーリーが悩ましげな吐息をもらす。
隣のウィーリィも状況はさして変わらないが、彼は彼でスライム塗れのスク水姿で巨人の足首に身体を押し付けるシャーリーの様子が気になって仕方がない。
(煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散……!!)
なるべく視界に入れないように頑張るが、何せ五感をフル活用して入ってくるものだからたちが悪い。
ふと、二人の頭上を覆っていた影が消える。
見上げると、サイクロプスの巨大な眼が、真っ直ぐに此方を見下ろしていた。
(しまった、バレた!)
ぎょろりと目尻が釣り上がり、極大の怒気が篭められた視線が真っ直ぐにウィーリィとシャーリーを貫く。
身体が硬直し、スローモーションになった視界で巨人が息を吸い込んだのが解った。
咆哮が来る―――!
「させない!」
「GBEBEBEBEBEBEBEBE!?」
しかし、その窮地にチェルノがインターセプト!
彼女の両手から放たれた高圧電流が直撃し、サイクロプスの動きを止めた!
「ッ! 動ける!?」
「シャーリー!」
スライムを通じて漏れ電流を浴びたのが功を奏したか、金縛りを脱した二人はその隙を見逃さなかった。
サイクロプスの足を背にしたウィーリィが両手を組み、それを足場にしたシャーリーが大きく跳躍!
「貰ったよ! しゃーくとるねーどキィーーーッック!」
「GOBAAAAA!!」
サイクロプスの顎に強烈な飛び蹴りが炸裂! 思わず仰け反ったサイクロプスにウィーリィが追い打ちをかける。
「コイツで止めだ!!」
炎、水、風の魔力を纏い、燃える足で飛び上がったウィーリィのサマーソルトキックが何と股間に直撃!
「HOGUUUUU!!!!????」
どんなに強靭な肉体を持っていようとも鍛えられない場所。
それを急所と言う。
白目を剥いて仰向けに倒れるサイクロプスの今の心境は……男性諸氏ならきっと、解ってもらえるはずだ。
成功
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