アルダワ魔王戦争1-E〜限界妄想!恋のお味はキノコ味?
「ふふ♪ そう、いよいよ来るのね、猟兵達が」
キノコの胞子が舞う迷宮キノコの一室。そこで一人の少女が女の子がしちゃいけない表情で妖しく笑っていた。
「この時の為に改良に改良を重ねたこの子達の出番ね☆」
少女は迷宮を形造るキノコを妖しく撫で回す。
「うふふふ♪ 猟兵達の掛け算で妄想が捗るわー♪」
オブリビオン『腐海の創造者』プロフェッサー・アリスが今動き出す。
●
ところ変わってグリモアベース。アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)が奇声を上げていた。
「キモ! 魔王キモ! なんでキモい害虫なのよ! 魔王と言ったらロリショタでしょ!」
あんた、ユベコでグラジェネをロリショタ化してたじゃんとツッコミが入る。
「それはそれ、これはこれよ。好みから外れ過ぎると負担激しいしアレ」
「サクッと害虫駆除といきたいとこだけど、その前に色々やることがあるわ、つーわけで予知よ」
無駄話からサクッとお仕事モードに入る。
「キノコ迷宮というのかしら? これから行ってもらうのは特殊な胞子をふりまく迷宮キノコで埋め尽くされた戦場よ。この迷宮キノコの胞子は精神に悪影響を及ぼすわ。特定の感情を増大させるのね」
ここまでの説明で察しのいい猟兵は大体察した。あ、いつものやつだ。
「このびや……げふん迷宮キノコが増大させるのは恋心よ」
「今びや……」
「恋心よ☆」
「アッ、ハイ!」
やっぱりと思いつつも猟兵達はアリスに続きを促す。
「この増大された感情は抑えることもできなくはないけど、多大な精神力を必要とするからとても戦闘どころではなくなるわね。だから、増大された感情を爆発させながら戦うのが攻略の鍵よ」
「そして、このフロアを守っているのは『『腐海の創造者』プロフェッサー・アリス』よ。ヒーローやヴィランや猟兵の掛け算の妄想を具現化する恐るべき敵よ。資料によるとトリセクシャルなので男女人外貴賤なしなんだとか」
嫌な予感マックスである。
「ま、恋人ととでも行って恋心爆発させてればイチャイチャしてれば勝手に尊死してくれるからボーナスステージだとでも思ってイッて頂戴な☆」
そうウィンクを飛ばすとアリスは転送の準備を始めた。
「それじゃ、頼んだわよ。イッてらっしゃい」
蒼汁の人
はーい♪ ごにゃーぽ☆ ごきげんよう♪
『ネタに逝きネタに死す』蒼汁の人でございます。
戦争一発目からアクセル全開なお色気依頼だけど、まぁ、大丈夫よね☆
そして、今回も恒例となりつつある妄想大喜利でございます。
お色気に走らなくても恋人ときゃっきゃうふふしてるだけでも『腐海の創造者』は尊死してくれますので安心してイチャイチャしてください。プラトニックラブもいいものです。
バレンタインに先駆けて告白するのもいいかもしれません。甘酸っぱい青春とか尊死直行♡モノよね。
それでは皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしています。よき戦争ライフを。
第1章 ボス戦
『『腐海の創造者』プロフェッサー・アリス』
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POW : ああ、素晴らしい。妄想が捗ります
無敵の【妄想世界】を想像から創造し、戦闘に利用できる。強力だが、能力に疑念を感じると大幅に弱体化する。
SPD : あなたにはこの相手が相応しい
【掛け算の妄想】から、【妄想のシチュを再現】の術を操る悪魔「【対象の掛け算に相応しい相手】」を召喚する。ただし命令に従わせるには、強さに応じた交渉が必要。
WIZ : ああ、どんないい声で哭いてくれるでしょうか
自身が【薄い本みたいな酷いことをしたいという妄想】を感じると、レベル×1体の【具現化した妄想のシチュ】が召喚される。具現化した妄想のシチュは薄い本みたいな酷いことをしたいという妄想を与えた対象を追跡し、攻撃する。
イラスト:しらゆき
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠アリス・セカンドカラー」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
……もしかして、異世界に御先祖様か同族の姉妹の方が居たりしませんかねぇ?
いえ、何となくですが。
まあ、或る意味で解り易く「暴走」させてくれるのでしたら、それに乗りましょうかぁ。
【夢鏡】を使用して『体型の魅力』を強調した上で、プロフェッサーに「私のお相手は、どういう方が良いと思います?」と尋ねてみますねぇ。
予想の通りであれば、彼方で「お相手」を考えてくれるでしょうから、その「希望」にそう形でお相手致しますぅ。
「お相手」だけではなく、「此方の対応」も妄想の通りであれば、より深く沈んでくれるのではないかとぉ。
後は「【夢鏡】の影響で増大した感度」でどこまで耐えられるか、ですねぇ。
「……もしかして、異世界に御先祖様か同族の姉妹の方が居たりしませんかねぇ? いえ、何となくですが」
『なんのことかはわかりませんが、神隠しにあった時にコンプレークスの名は棄てました』
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が何気無く溢した言葉に眼鏡をくいっとしながら答えるP・アリス。そんなやり取りの間にもるこるはサクッとユーベルコードを発動させた。
「楽園の彼方におわします女神様、あなたの使徒に『鏡の加護』をお与え下さいませ」
豊乳女神の加護・夢鏡、るこるの各種身体能力と、発育過剰な体型の魅力が強化されていく。
(まあ、或る意味で解り易く「暴走」させてくれるのでしたら、それに乗りましょうかぁ)
そんなことは思いながら体型の魅力を強調しつつるこるはP・アリスに問いかける。
「私のお相手は、どういう方が良いと思います?」
と。しかし、P・アリスは妖しく微笑みながらゆっくりとるこるに近付いてくるのみだ。るこるの予想ではこれで「お相手」を妄想して用意してくる筈であったが、一向にそんな気配は見せずにP・アリスは混乱するるこるを押し倒した。
『愚問ですよ、お姉様』
るこるを組伏せながはようやくP・アリスが口を開く。
『お姉様に相応しい相手は私以外にありえません』
「なるほどぉ、そういう方向性なのですねぇ」
相手の方向性が分かれば後はそれに合わせて対応するのみだ。
『お姉様がイケないんですよ、こんな魅力的な身体をしてるから』
P・アリスがねっとりとるこるの胸を揉みながら唇を合わせてくる。
「ん……ぁ」
夢鏡の影響で感度が上昇したるこるの身体はそれだけで激しく反応してびくりと震えた。
『あは♪ お姉様たら私で感じてくれてるんですね、可愛いです☆』
るこるの狙い通りにP・アリスは深くるこるに溺れていく。その責めに上昇した感度でどこまで耐えられるのか? それだけが問題だった。
大成功
🔵🔵🔵
ルトルファス・ルーテルガイト
(アドリブ連携絡み酷い目歓迎)
…戦争が起きたからって聞いてみたら…。
…アリスの予知・キノコ・妄想女、アカン…もう悪い予感しかしない。
…いやいやこんなのを相手していられるか、多少不利だとしても
絶対抑え込んででも勝利を…あっ。
(しかしそんな事を神が許すわけがなく、『女難体質(UC)』により
敵である腐海の創造者(女性猟兵でもOK)に正面からダーイブという
事故をやらかし。
其の儘、『恋心キノコ』のイケナイ効果で桃色世界が…。
…そうなってしまったら当然待ち受けるは、目の前の創造者による
【妄想世界】に取り込まれて、向こうが飽きるまで搾り取られ…。
ってヤッパリ何時も通りだよ、畜生…!)
「……戦争が起きたからって聞いてみたら……」
ルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)の頬に一滴の冷や汗が流れた。
「……アリスの予知・キノコ・妄想女、アカン……もう悪い予感しかしない」
経験則によりナニが起こるのかは分かっていた、だが拒否権などなかった。問答無用で転送されてきたのだ、実力だけでいえばトップ層だから仕方ないね。
「……いやいやこんなのを相手していられるか、多少不利だとしても絶対抑え込んででも勝利を……あっ」
はい、フラグゲットー、神(背後)の悪戯と悪魔(執筆者)の戯れによりルトルファスの女難の不幸体質が発動する。足元のキノコに足を取られてそのままP・アリスに正面からダイブする。両手を広げるウェルカムスタイルでルトルファスをキャッチするP・アリス。
迷宮キノコの胞子により恋心を増幅された状態でそんな風に密着をしてしまえば理性など保てる筈もなく、二人は盛大に燃え上がった。獣のようにお互いを貪り合い何度となく果てた。
先に理性を取り戻したのはルトルファスであった。恋心を爆発しつくしたのだ、もはや一滴も出ない。しかし、P・アリスの脚ががっしりとルトルファスの腰をホールドしており引き抜くことを許してもらえなかった。
「まって、もう出ないから」
『大丈夫です。まだ、イける筈です』
P・アリスの妄想世界により無理矢理元気にさせられるルトルファス、賢者タイムに浸ってる暇もない。それでも最後の抵抗に動かずにいればひっくり返され上下を逆転され搾り取られていく。
「……どうして、こうなるんだ!?」
もはや一滴も出ないはずの精を生命力を変換され吸い上げられる。ルトルファスに生命力吸収の術がなければ干からびていたことだろう。
(ってヤッパリ何時も通りだよ、畜生……!)
結局、P・アリスが飽きるまで搾られ続けられるルトルファスなのであった。
大成功
🔵🔵🔵
彩波・いちご
アイさんと
「恋心に逆らわない…ですか」
後から気まずくなりそうな気もしますし…なるべく吸わないように
…と思ってアイさんの方を見ると、既に胞子に冒されているようで
「アイさん…?」
目が合って見つめられると、私も心臓がドキン、と
そのまま彼女に押し倒されキスされます
「アイさんの気持ち…受け取ります。私も、貴方の事ずっと、大切にしますから…」
はっきりした言葉はなくてもなんとなく察して受け止め、私からもキスを返し、アイさんの身体を優しく愛撫していきます
アイさんの華奢な体、薄い胸、何もかもが愛しくて
全身を撫でてその温かさと柔らかさを感じ、そして…
「いきますよ…?」
そのまま愛していきます
最後はアイさんの中に…
アイ・リスパー
いちごさんと
「こ、恋心を爆発ですかっ!?
そそそ、そんな恥ずかしいこと……」
けど、一緒に来ているのは片想い相手のいちごさん。
意識すると胸の鼓動が激しくなります。
「い、いけません!
ここは落ち着いて深呼吸をして素数を数えるのです!」
すーはーと大きく深呼吸し【チューリングの神託機械】(毒に弱くなる副作用)で素数を数えます。
あれ、なんか身体が熱く……
その時、天啓のように神託機械が答えを出します。
『告白を口に出すのが恥ずかしいなら行動で示せばいいのです』
「いちごさん……」
瞳を真っ直ぐ見つめ唇を合わせ、そのまま茂みに押し倒し……
「私の気持ち、受け取ってください……」
いちごさんにすべてを委ねるのでした。
「こ、恋心を爆発ですかっ!? そそそ、そんな恥ずかしいこと……」
アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)はテンパっていた。何故ならば、今隣にいるのがアイが絶賛片思い中の相手である彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)であったからだ。それを意識してしまえば胸の鼓動が激しくなってくる。
「い、いけません! ここは落ち着いて深呼吸をして素数を数えるのです!」
すーはーと盛大に胞子を吸い込みながら深呼吸をするアイ、更に素数を数える為に電脳空間にアクセスして万能コンピューターの計算能力を宿し自身の演算能力を高めていく。ユーベルコードの無駄遣いもいいところである。更にいえば副作用で毒に弱くなるのだ、先程大量に胞子を吸い込んでいましたね? アイはどじっ娘であった。
「あれ、なんか身体が熱く……」
当然の如く迷宮キノコの効果が強く出る。と、その時アイの演算能力を強化していたチューリングの神託機械から天啓のごとき答えが降される。そう『告白を口に出すのが恥ずかしいなら行動で示せばいいのです』と。
一方、いちごもそわそわと浮わついていた。
「恋心に逆らわない……ですか」
気になるのは予知の内容だ。その通りにしてしまえば後から絶対に気まずくなるのは火を見るよりも明らかだ。なるべくなら胞子は吸わない方がいいだろう。
そう思いちらりとアイを見ると思いっきり深呼吸をしていた。この子はいったい何をしているのだろう? いや、わかってはいるのだ。きっとテンパった結果気を落ち着けようとしたのだろう。その際にうっかり胞子の影響のことが頭から抜けていたに違いない。不意にアイがいちごへと顔を向ける。目が合うといちごの心臓がドキンと跳ねる。
「いちごさん……」
アイが頬を上気させまっすぐにいちごの目を見つめながら近付いていく。
「アイさん……?」
同じく頬を上気させているいちごはそんなアイから目を離すことができず……二人の距離が零になった。とさり、と茂みへとアイがいちごを押し倒す。暫しの間二人は唇を合わせたまま舌を絡め合う。
「私の気持ち、受け取ってください……」
「アイさんの気持ち……受け取ります。私も、貴方の事ずっと、大切にしますから……」
さ行の三段目、そしてか行の二段目、とても簡単な二文字であり口にするのはとても難しい二文字。それははっきりとした言葉にはされはしなかったがなんとなく二人は通じあっていた。
今度はいちごからキスを返す。アイの華奢な体、薄い胸、何もかもが愛しい、全身を撫でてその温かさと柔らかさを感じとっていく。アイはそんないちごに全てを委ねていく。
「いきますよ……?」
少女然としたいちごには似つかわしくない逞しいモノがアイへと宛がわれる。
行為そのものは初めてではない。これまでの依頼でも敵の能力やフィールドギミックの結果こうして交わることは何度かあった。だが、こうして想いを通じ合わせて交わるのはこれが初めてであった。いちごがアイへと沈んでいく。ゆっくりと慈しむようにいちごはアイを愛し、アイもそんないちごを受け入れ呼吸を同期させいちごを締め付けながらその愛に応える。そして、いちごの想いがアイの中へと注がれるのだった。
『ふぉぉぉ! 百合かと思ったら片方男の娘だと!? 尊い、これは尊いわー!』
これまで放置されていた変態の戯れ言など耳に入らないくらいに二人の世界に没頭していく。迷宮キノコで高められた恋心はまだまだこの程度では治まらないのだ。
アイといちごはさらに深く深くより激しく愛し合うのだった。
大成功
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中條・竜矢
【PSD判定】
かけ算……なあ……意味を知ってしまったらなんとも言えない言葉だな。まあ個人的には相手の性別は気にならな、じゃなくて、しっかり倒さなければ。
相手の妄想の結果がなんだろうが手は抜かない。とりあえず呼び出した悪魔が動き出す前にプロフェッサーに【先制攻撃】をかける。【串刺し】で追加ダメージも乗ればいいか。
悪魔が狙ってきたら、そうだな、仲間が攻撃しやすいようプロフェッサーから引き離してから相手をして貰おうか。何が起きようがしっかり悪魔も倒す。
(アドリブ、絡みOKです)(受け体質です)
「かけ算……なあ」
中條・竜矢(変化する竜騎士・f03331)がなんともいえないという感じで呟いた。
「……意味を知ってしまったらなんとも言えない言葉だな。まあ個人的には相手の性別は気にならな、じゃなくて、しっかり倒さなければ」
どんな悪魔が召喚されようとも動き出す前にしとめれば関係ないとばかりに竜矢はP・アリスに飛びかかり、ドラゴンの牙で串刺しにした。
『ああ、我々の業界ではご褒美です』
竜矢による先制攻撃を受けたP・アリスは恍惚とした表情で身を震わせた。ぞくりとした悪寒が竜矢の全身を巡る。そういえば悪魔はどこだ? 見当たらないどころか召喚した気配すらない。訝しんだ竜矢は一端P・アリスから距離をとる。
そして、P・アリスの瞳孔がハートマークに変形し妖しく輝いているのを見て竜矢は理解した。胞子を吸い込んだP・アリスはその増大された恋心で自分こそが掛け算の相手に相応しいと定義し、召喚した悪魔をその身に憑依させたのだと。
そんな風にP・アリスを観察していると竜矢の身体が熱く火照り動悸も激しくなってくる。なんだ? 思考が纏まらない。目の前のP・アリスが愛おしくてたまらない。おかしい。いや、キノコが恋心を増大するのだったか? それよりも目の前のこの女が欲しくてたまらない。
『おや? 逞しい見た目とは裏腹にへたれ受けなのでしょうか?』
竜矢が混乱している内に気がつけばP・アリスに押し倒されていた。迷宮キノコに加えてP・アリスの妄想シチュを再現の術により竜矢の恋心が暴走する。だが、何も問題はない。このフィールドにおいてはその感情を爆発させることこそが重要なのだから。
長く激しく戦いであった。お互いに感情のままに獣のようにぶつかりあった。竜矢が精も根も尽きたころ、P・アリスに憑依していた悪魔がようやく祓われたのだった。
P・アリス本体は健在だがこれだけ弱らせれば後続の猟兵達に任せれば充分だろう。そう判断した竜矢は目を閉じる。疲れきった体は心地よい眠りへと落ちていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
緑川・小夜
[WIZ]
わたくしの恋心…それはもちろんお姉様(アリス・セカンドカラーお姉様・f05202)への愛よ!
さあ、お姉様を呼び出しなさいオブリビオン!わたくしはアリスお姉様が相手ならなすすべもなく陥落しますわ!
呼び出されたお姉様の偽物にわたくしは宣言通り弄ばれ、陥落寸前
しかし、偽物のお姉様にわたくしが堕ちようとした瞬間、突然わたくしは粉になって崩れさり、背後から偽物のお姉様を拘束する影
実ははじめから姿を表していたわたくしは選択UCで作っていた偽物…本物のわたくしは、お姉様の偽物の隙をつくため、気を伺っていたのです
さあ、愛してあげますわ。本物のお姉様にしてはいけない愛し方でね!
[アドリブ連携歓迎です]
「わたくしの恋心……それはもちろんお姉様への愛よ!」
緑川・小夜(蝶であり蜘蛛であり・f23337)がこの場へと転送したグリモア猟兵への想いを爆発させる。
「さあ、お姉様を呼び出しなさいオブリビオン! わたくしはアリスお姉様が相手ならなすすべもなく陥落しますわ!」
『うわ、この子ぐいぐいくる! そういうの嫌いじゃないわ☆』
小夜の要望を受けて具現化した妄想のシチュを召喚するP・アリス。そこにP・アリスが具現化したのを見て小夜はP・アリスを張り倒した。
「誰があなたを召喚しろと言いました? 私はアリスお姉様を喚べと言っているのです」
『わ、わたしもアリスなんだけど』
「あなたとお姉様を一緒にしないでくださるかしら?」
静かに威圧する小夜にP・アリスは頬を染めときめいた。そんなP・アリスの前に小夜はお姉様の写真やフィギア、お姉様と自分を題材にした薄い本(著作:お姉様)を並べ、いかにお姉様が素晴らしいかを説き洗脳していく。洗脳堕ちしたP・アリスはその容姿を小夜の敬愛するお姉様のものへと変じていた。小夜の用意した薄い本の内容をP・アリス改めエミュアリスが再現していく。
『ああ、小夜ちゃん。裏技的にグリモア猟兵を呼び出すような悪い子にはおしおきよ☆』
エミュアリスの苛烈な責めが小夜を蹂躙する。ギリギリまで高められ、しかし、決定的な刺激だけは与えられない寸止め地獄。狂おしい程の快楽に小夜は、
「お姉様いじわるしないで……」
おねだりの言葉を口にしようとして、粉末となり崩れさった。
『え?』
困惑するエミュアリスを後ろから拘束する影。小夜である。実は先程までエミュアリスに蹂躙されていたのは、小夜の無機物を16体の幻覚作用を持つ粉末で作られた分身に変換する能力で生み出した分身だったのだ。本体はエミュアリスの隙を突くべく機を伺っていたのである。
「さあ、愛してあげますわ。本物のお姉様にしてはいけない愛し方でね!」
もし、本物にしようものなら後日自分も同じ方法をアレンジされて愛されるのだ、そんな恐ろしい真似などできやしない。だが、偽物であるならば遠慮も容赦も必要ない。小夜は妖しく笑いながらエミュアリスに対してたっぷりとお姉様への恋心を爆発させたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
秋山・軍犬
媚薬キノコか
自分も昔、アルダワの迷宮で
似たようなキノコに当たったっすわ
てか、アルダワ迷宮って媚薬系食材多いよね?
そんなアルダワ迷宮にこんな言葉を贈りたい…
フードファイターに同じような媚薬系食材が
二度も通じると思うな!
軍犬「という訳で、これから毎日きの子ちゃんの
キノコ料理が食べたい!」
きの子「はいよろこんで~♥」
そんな感じでフードファイターとキノコに関しては
神も悪魔も魔王も凌駕するきの子(指定UC)が
媚薬キノコを安全かつ適切に調理し
七輪で炭火焼き、醤油でちょいと頂いて
キノコへの恋心MAX! おいしい!
見ようによってはイチャイチャと仲良く
飯食ってるようにも見えるので尊死要素もあるぞ!
おいしい!
「媚薬キノコか」
いえ、恋心キノコです秋山・軍犬(悪徳フードファイター・f06631)さん。
「いうてこれ、どう見ても媚薬キノコの効能でしょ?」
い、いや恋心キノコですってば。
「媚薬キノコでしょ?」
……はい、その通りでございます。
「自分も昔、アルダワの迷宮で似たようなキノコに当たったっすわ」
まぁ、アルダワですからねぇ。
「てか、アルダワ迷宮って媚薬系食材多いよね?」
そうかな? そうかも? アルダワだし。
「そんなアルダワ迷宮にこんな言葉を贈りたい……」
軍犬さんの食宇宙が高まっていく、これは!?
「フードファイターに同じような媚薬系食材が二度も通じると思うな!」
食の求道者フードファイターは食べることのスペシャリストだ。初見の食材ならいざ知らず、似たような効果の食材であれば安心安全に食べる術は開発済である。
「という訳で、これから毎日きの子ちゃんのキノコ料理が食べたい!」
「はいよろこんで~♥」
さらにはユーベルコードで喚んだ相棒のきの子は、ことフードファイターとキノコに関しては神も悪魔も魔王も凌駕するのだ、完璧な布陣であった。
きの子が媚薬キノコを適切に調理していく。そして、軍犬はそのキノコを七輪で炭火焼きして醤油をたらして口に運ぶ。焼いたことで広がるキノコの香りだけでもたまらないのに、噛むごとに口内に溢れるキノコのエキスが軍犬に幸せを運んでくれる。
「キノコへの恋心MAX! おいしい!」
そんな傍目にはイチャイチャと食事をする姿はまるで夫婦のようだ。だが、軍犬もきの子もその恋心は調理され焼かれているキノコへと向いていた。キノコを愛おしそうに愛で大事に調理し、焼き、そして口に運ぶ。まさに至福の時であった。
『おしどり夫婦ですね。 尊い、尊いです』
その様子を見ていたP・アリスは二人の関係をすっかり勘違いしていたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ラモート・レーパー
「むしろさせる側なんだよな……悶えていね」
UC【情欲の矢】を曲射で敵に当たるよう空高く放ち、敵に矢が当たる前にUC【降魔】でオブビリオンと容姿年齢が同じくらいの美少女を重度のヤンデレ三種類適当に用意してけしかける。あとは僕はUC【姿なき者】で胞子に精神対抗して敵から攻撃を受けないようにするよ。
「むしろさせる側なんだよな……悶えていね」
ラモート・レーパー(生きた概念・f03606)は転送されるなりいきなり自分を炎で焼き尽くしていた。いや、なにやってんの?
『え? 何やってるの?』
ほらー、P・アリスも戸惑ってるじゃん。体外離脱するにももっと穏当な方法があったでしょ?
「うるさいなぁ、どういう方法だろうとぼくの勝手でしょ。それにこうすれば問題はないし」
そう言いながらラモートは情欲の矢を空高く放つ。それは対象に新たな性的嗜好と性的指向の覚醒と魅了を与える花の矢だ。三百本を越えるその花の矢がP・アリスに向けて雨のように降り注ぐ。到底避けきれるものでなかった。P・アリスに新たな性癖が植え付けられていく。
『いきなり自分を焼くのもいいかも』
いや、よくねぇよ! やめろやめろこれ以上特殊性癖増やされたらこいつ扱いきれないから!
だが、ラモートは我が道を行く。そんな願いは聞き入れられなかった。ラモートの側にはいつの間にやら三人の美少女達がいた。情欲の矢を上空に放っている間に召喚していたのだ。
「P・アリスちゃんはなんの心配もせずにお姉さんに任せておけばいいの」
拘束具をチャラチャラさせた先輩キャラが。
「私達ずっともだよね! だからひとつになろ?」
解体道具を愛おしそうに撫でる同期キャラが、
「お姉様がいけないんです。浮気なんてするから」
病んだ笑みでP・アリスを見つめる後輩キャラが、いづれも劣らぬヤンデレキャラ達がP・アリスを狙う。だが、情欲の矢で性癖を覚醒させられたP・アリスはその状況を喜んで受け入れた。
「ところでさ、なんで大成功じゃないの?」
ん? 非実体化で胞子無効化されたから、フィールドギミックによるプレボがなくて大成功でるまで振れなかったんよね。
「さ、最強であることにまさかそんな落とし穴があるなんて」
ラモートが項垂れてる間、ヤンデレちゃん達がP・アリスを追い詰めているのであった。
成功
🔵🔵🔴
春日・釉乃
魅夜(f03522)と共に
WIZ
恋心の爆発!?
こ、これ以上…魅夜への感情が溢れたら、あたしは――
…って、魅夜?
なんだか眼が鋭くて…妖しくて、逸らすことができないっ―!?
それに鎖があたしのカラダを縛り上げて…っ!
やだよ魅夜…みんなも見てる前でこんなこと、恥ずかしくて…だめっ、だめぇぇぇ!
ああ、白銀に輝く牙があたしに入ってきて……あたしは魅夜に――!
『ああ、どんないい声で哭いてくれるでしょうか』
そのプロフェッサー・アリスの声を第六感で感じ取り、どうにか正気を取り戻すよ
こ、これ以上は二人のセカイなんだから…あなたにも見せられないんだからっ!
魅夜と手をつないで鎧無視攻撃の幻影剣を一斉発射で反撃っ!
黒城・魅夜
釉乃(f00006)と共に
WIZ
ふふ、恋心ですか?
それなら媚薬も胞子も関係ありません
いつもの私たちを見せればいいだけのこと
でも、そうですね、こんな「酷いこと」は、まだしたことがなかったかもしれません
ふふ、釉乃を鎖で縛り上げ、身動きできないようにしてから、その首筋に牙を近づけます
可愛い釉乃、見てもらいなさい、血を吸われているときの貴女が、いつもどんな蕩けそうな顔をしているかを
そしてどんな美しい声を出すのかを、ね……
……はい、そこまでです
ふふ、これ以上はさすがに秘密
おびき寄せられたオブリビオンに向け、早業で鎖を撃ち出します
存在そのものを喰らい尽くす私の鎖で疾く速やかに――
悪夢の底へ沈みなさい
「恋心の爆発!? こ、これ以上……魅夜への感情が溢れたら、あたしは――」
春日・釉乃(蒼薔薇のPrince・f00006)が頬を赤らめいやいやをするように首を振る。ちらりと黒城・魅夜(悪夢の滴・f03522)を見やる。
「ふふ、恋心ですか? それなら媚薬も胞子も関係ありません。いつもの私たちを見せればいいだけのこと」
その魅夜が真っ直ぐに釉乃を見つめていた。
「……って、魅夜?」
魅夜の鋭くそして妖しく輝く瞳から釉乃は目を逸らすことができなかった。そんな釉乃の身体を鎖が縛り上げていく。
「でも、そうですね、こんな「酷いこと」は、まだしたことがなかったかもしれません」
その鎖は魅夜がユーベルコードデス・ティ・ニーで自らの命を削り編み上げた対象の存在そのものを喰らう鎖の群れだ。魅夜の命が魂が釉乃の身と心を縛りつける。そうして魅夜は釉乃の身動きを封じるとその首筋へと牙を近付けていく。
「可愛い釉乃、見てもらいなさい、血を吸われているときの貴女が、いつもどんな蕩けそうな顔をしているかを」
「やだよ魅夜……みんなも見てる前でこんなこと、恥ずかしくて……だめっ、だめぇぇぇ!」
「そしてどんな美しい声を出すのかを、ね……」
魅夜の牙が釉乃の首筋へと沈んでいく。そこに邪魔が……入らなかった。
「ああ、白銀に輝く牙があたしに入ってきて……あたしは魅夜に――!」
P・アリスは今、先の猟兵が召喚したヤンデレ三姉妹相手に大変な目に遭っており邪魔をするどころではなかった。釉乃は疑問に思うことなく魅夜に身を委ねていたが、魅夜の方は少しばかり冷静であった。
「あちらもまだ時間がかかりそうですし、邪魔が入らないのであれば――」
暫しの間、この二人だけの時間を楽しみましょうか。そう、二人きりだ。既に他の猟兵の姿はない。P・アリスがあのままヤられるのかそれとも逆転するのかはわからないが、それまでの間は魅夜と釉乃の二人だけの時間なのだ。
不意に釉乃が正気に返った。
『ま、まだです。あんな尊い光景が繰り広げられているのに、それを見ずして骸の海に返れるものですか』
ヤンデレ三姉妹の責めを耐えきり、生まれたての小鹿のように脚をがくがく震わせながら立ち上がろうと奮闘しているP・アリスの声を、その鋭い第六感で拾ったのだ。どうやら二人だけの時間は終わりを告げたようだ。
「こ、これ以上は二人のセカイなんだから…あなたにも見せられないんだからっ!」
「……はい、そこまでです。ふふ、これ以上はさすがに秘密」
繋いだままの手をより強く握り直し、釉乃にかけられていたデス・ティ・ニーが解除される。封印されていた釉乃の力が元に戻り、およそ二百本を越える量の幻影剣を生み出して一斉に発射された。多数の幻影剣に貫かれそれでも二人の百合を堪能したいという煩悩で命を繋ぎ止めるP・アリス。
「存在そのものを喰らい尽くす私の鎖で疾く速やかに――」
だが、そこに魅夜のデス・ティ・ニーが絡み付く。
「悪夢の底へ沈みなさい」
魅夜の宣言と共にP・アリスの存在が喰われて消えた。
大成功
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