●怨霊姫の襲撃
「皆、よく集まってくれた」
グリモア猟兵の天御鏡・百々(その身に映すは真実と未来・f01640)は集まった猟兵を見まわして説明を始める。
「この度、サムライエンパイアのとある村がオブリビオンの襲撃に合うと予知されたのだ」
百々が手に持つ彼女の本体である鏡には、禍々しい雰囲気の着物の少女が映っている。
「オブリビオンの首魁は『怨霊姫』、怨霊を支配する術に長けたオブリビオンだ。あやつは怨霊を憑依させ、落武者を従えている様子なのだ」
怨霊姫が率いる落武者の集団を撃退し、村を守ってくれとのことだ。
「本来なら因縁を持つ我が赴きたいところではあるが、グリモア猟兵としての職務を放棄するわけにもいかぬ。どうか貴殿らの力で村を防衛して欲しい」
どうやら怨霊姫は百々が因縁を持つ相手であるようだが、此度は戦闘に参加しないことであるし、その話はまたでよいであろう。
「怨霊姫の怨霊支配の能力は脅威ではあるが、逆にいえばその力に依存しているということだ。もしも破魔の力を持つ者がいれば、あやつの使役する怨霊に対して有利に戦えるはずだ」
破魔の力は有効とのことだ。しかし、何より重要なのはそれぞれの猟兵が得意分野を生かして戦うことである。それは何よりも強力な武器となり得るであろう。
「怨霊姫を撃退した暁には、村の者達が宴を開いてくれるそうだ。とはいえ、怪我をしては宴も楽しめまい。重々注意して戦うのだぞ?」
猟兵達は宴を楽しみにしつつも、気を引き締めて村の防衛へと向かうのであった。
夢幻
マスターの夢幻です。
宿敵のフラグメントが承認されたので、早速使ってみました。
3章は宴のシーンとなります。お誘いがあれば百々も参加しますので、お気軽にお呼び付けください。
第1章 集団戦
『落武者』
|
POW : 無情なる無念
自身に【すでに倒された他の落武者達の怨念】をまとい、高速移動と【斬撃による衝撃波】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
SPD : 欠落の決意
【武器や肉弾戦】による素早い一撃を放つ。また、【首や四肢が欠落する】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ : 妄執の猛撃
【持っている武器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
落武者を引き連れた着物の少女が街道を進んでいく。そのうちに、街道の先に小規模な村が見えてきた。
「うふふふふ、さあ、蹂躙しなさい。私の傀儡たちよ」
着物の少女は扇子で村を示し、落武者たちへと指示をする。虚ろな瞳の落武者たちは、それぞれの武器を抜いて村へと向かっていく。
このままでは落武者たちによりこの村の住民は皆殺しにされ、壊滅してしまう! 猟兵達よ! オブリビオンの襲撃から村を護るのだ!!
西園寺・メア
■心情
骨派の私としては怨霊姫と仲良くなれそうにないなぁ
元から仲良くするつもりはないからいいけど、ゾンビとか落ち武者とかほら、臭うじゃない
■戦闘
骨派らしく骨アピール。召喚がしゃ髑髏
骨杖に呪詛を込めて鎧砕きで戦う
自身は迷彩で隠れつつ、トレース操作
肉弾戦のほうが速いと判断できるなら、徒手格闘に切り替え
何かしらの手段で手を繋げば直接呪詛を叩き込む算段
■備考
お嬢様思考、アドリブ歓迎
音羽・浄雲
※アドリブ歓迎です。
「生身の人間に怨霊を憑かせて使役する……なるほど、それは捨て置けませんね」
まあもっともわたくしも死霊の力を借りる者ですが、と若干ばつが悪そうに呟いて腰帯に差した脇差【謀り長慶】を抜く。
「そちらが数で押すならば、こちらも数で対抗させていただきましょう」
謀り長慶を眼前に構えると、残る片手で印を結ぶ。
「音羽忍法【餓者髑髏】。さあ、参りましょうか」
謀り長慶を構え、骸の兵たちと共に落ち武者たちを迎え討つ。
「怨霊を憑かせて使役する……なるほど、それは捨て置けませんね。その力は、オブリビオンならずとも、生身の人間にも及ぶのでしょう」
音羽・浄雲(怨讐の忍狐・f02651)は村の入り口に立ちふさがり、わらわらと進軍して来る落武者へと対峙する。今回の怨霊姫は戦死よりオブリビオンとして蘇った落武者を傀儡としたが、もしもその力で藩主などが操られてしまえば、どれほどの被害となることか。危険な能力を持つ怨霊姫は、ここで必ず滅さねばなるまい。
「音羽が兵者共よ・・・・・・我らが怒りを此処に示せ! 音羽忍法【餓者髑髏】!!」
浄雲は腰帯から抜いた脇差【謀り長慶】眼前に構えると、残る片手で印を結び忍法を発動させた。
「そちらが数で押すならば、こちらも数で対抗させていただきましょう」
音羽忍法【餓者髑髏】、それは十数体もの骸骨兵を召喚するユーベルコードだ。
「あら? ゾンビみたいな落武者相手とか臭くて嫌だったんだけど、素敵な骨の兵隊さんたちと共闘できるなんてよかったわ」
浄雲の召喚した骸骨兵を見て、骨派だという西園寺・メア(ナイトメアメモリーズ・f06095)は目を輝かせている。
「怨霊姫と仲良くなれそうにないけど、貴女とは仲良くなれそうね。勝利を我々のものに――呼応せよ、トライアンフ・アーチ!」
メアが死霊術で召喚したのは、身の丈3mになろうかという巨大なる骸骨、奇遇にも浄雲と同じがしゃ髑髏だ。性質の違う二種のがしゃ髑髏が落武者たちを迎え撃つ。
「先ずはわたくしの骨が行くわ。援護は任せるわよ」
「応!」
落武者たちへ向け、メアの巨大骸骨が突き進む。巨大骸骨はメアの動きにあわせ、骨杖で落武者を薙ぎ払った! 大きさというのは単純に強力だ。その攻撃範囲も威力も高い。その骨杖は落武者を鎧ごと叩き潰した。
落武者達も巨大骸骨が脅威であると認識し、複数で巨大骸骨に群がろうとするが、それは浄雲の召喚した骸骨兵が許さない。骸骨兵は落武者の斬撃にその身を砕かれつつも、巨大骸骨が万全に動けるように落武者達を足止めする。
「素敵よ、わたくしのがしゃ髑髏。そのまま汚い奴らは駆逐しなさい」
巨大骸骨が優勢に戦えているのを見て、メアは迷彩で敵の眼から隠れつつ、巨大骸骨の操作に専念する。対して浄雲はといえば、
「はあっ!」
骸骨兵にまぎれて落武者の死角より迫り、謀り長慶による一閃で落武者の首を刎ねた。忍者としての暗殺術を生かした接近戦だ。
戦場は落武者と骸骨兵の合戦の様相を示している。どこの冥界かという感じではあるが、これも村を守るため。使う力はともかく、猟兵達の正義の戦いだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
宇冠・由
お母様(f00173)と一緒に戦います
(いつも隣で見ているから分かります。亡者達の戦い方、恐れなく向かってくる様を)
だからこそ、個の多さで突破できない壁は対処しづらいことも承知しておりますの
【七草仏ノ座】でその姿を以て相手の気を引き挑発、味方への攻撃をかばいおびき寄せることで皆様が戦いやすい隙を作ります
そして【七草芹】により攻撃を全て受け止めてみせますわ
私は全身炎の体躯のブレイズキャリバー、たとえ傷を受けてもすぐさま再生し、【七草繁縷】で逆に相手の動きを鈍らせます
「この武者の方々は、協力ではなく、無理矢理使役されているのでしょうか?」
もしそうなら、その無念を取り払ってあげたいと思います
宇冠・龍
由(f01211)と共に戦います
怨霊使いのお姫様ですか、同じく霊と共に戦う身として放ってはおけません
(恐らく下手に霊を出しても、相手の支配下に置かれてしまう可能性がありますね)
「でしたら――この拳でお相手致しますね。どうか、お覚悟を」
いつも霊と一緒に戦っていますもの。その対処も心得があります
憑依され操られているのなら、その呪詛を取り祓えばいいのです
この拳と衝撃波で魔を祓いましょう(物理)
遠くの敵や武器による攻撃は【雲竜風虎】で迎撃し、近づかれたなら【竜躍雲津】で距離を離します
人を呪えば穴二つ。無理矢理使役された怨念と呪詛は、行き場を失うと宿主へと還り、呪詛返しが起こるかもしれませんね
宇冠・由(宙に浮く焔盾・f01211)は母である宇冠・龍(過去に生きる未亡人・f00173)と共に落武者達と対峙する。
「七草仏ノ座!」
由、その宙に浮かぶマスクの体から炎が噴き出していく。あふれだす炎は見る間に巨人の姿をとった。そのサイズは先ほどのメアの巨大骸骨すらゆうに超える10メートルにも及ぶものだ。
「さあ、わたくしが相手をして差し上げましょう」
炎の巨人と化した由は落武者たちにそう宣言し、敵をおびき寄せる。
いつも隣で死霊術を使う母の姿を見ていた由には、亡者達が自らの被害を厭わず、恐れもせずに向かってくる恐ろしさはよく知っている。しかし、なればこそ、ただ数を頼りに突き進むだけでは突破できぬ壁が対処しづらいことも承知している。いくら自らの被害を気にしないとはいえ、炎を壁を破ることなどできない。
「では私は――この拳でお相手致しますね。どうか、お覚悟を」
その死霊術を使う由の母である龍は、近接戦闘で戦うことにした様子だ。今は落武者に任せるだけの怨霊姫であるが、オブリビオンだけあってその力は猟兵を凌駕するだろう。下手に死霊術で霊を出して敵の支配下に置かれては敵わない。リスクを回避し、確実な方法で戦うのだ。
「手加減は致しませんよ」
由は炎の拳を落武者達の中心へと打ち込む。大きさの代わりに単純な動きしかできないため、その攻撃は落武者を捉えることはできなかったが、注意を引くには十分だ。複数の落武者が由へと斬撃を加えようとして、逆に炎の体によって火達磨になる。
「この拳と衝撃波で魔を祓いましょう。雲竜風虎!」
十分に由が敵を引き付けたところで、龍も動く。龍の放った拳圧による衝撃波は炎の巨人に向かう落武者を横合いから不意打ちの形で襲い、その体をバラバラに吹き飛ばした。
「この武者の方々は、協力ではなく、無理矢理使役されているのでしょうか?」
「同じく霊と共に戦う身として、無理矢理というならば放ってはおけませんね」
怨霊姫の所業に、由は疑問を呈する。おそらく、落武者をこの村を襲うように操っているのは怨霊姫の力によるものであろう。しかし、落武者はそれ自体でオブリビオンだ。傀儡とされていないのならば、ただ無差別に見つけた人々に襲い来るような存在であろう。どのみち討伐は必要となる。
親子の共闘により、落武者達は次々と数を減らしていくのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
暁・碧
怨霊・・・幽霊とかってちょっと苦手なんだよね。
でも、村の人達を助けるために頑張るよー!
まずは【妖剣解放】で遠距離のうちは高速移動をしながら高周波ブレードで衝撃波を出し攻撃、接近したら直接斬りつけるよ!
敵が早くて動きが見えない時は【第六感】で敵の動きを感じとって避ける、敵の数が多い時は【なぎ払い】で纏めて攻撃していくよ!
ちょっとダメージがきついと思ったら【生命力吸収】を使おうかな。
ただ、怨霊とは長く戦いたくないから出来るだけ急所を狙うよ・・・・・・!
オリヴィア・ローゼンタール
POW
手勢を使うことに長けた相手ですか
その陣容を粉砕してさしあげましょう
【トリニティ・エンハンス】【属性攻撃】【破魔】
槍に聖なる炎の魔力を纏い攻撃力を増大
炎と破魔の力の融合、これなら効果は覿面でしょう
最前線に駆け込み(【ダッシュ】)、真っ向から迎え撃つ
聖槍を【怪力】で縦横無尽に【なぎ払い】斬り打ち穿つ
高速移動を強化された【視力】で捉え、攻撃の前兆を【見切り】、
衝撃波には槍を振るって炎の【衝撃波】を放って相殺、
素早い一撃は槍で受け流し(【武器受け】)、体勢を崩したところをガントレットで殴り飛ばす(【カウンター】【グラップル】)
速さにかまけて、威力も狙いも雑ですよ
アドリブや共闘OK
アドニード・プラネタリア
攻撃は最大の防御だ♪
落武者の割には強そうだ。
油断しないで行こう。
ユーベルは技能の(全力魔法)を込めて。
通常攻撃も防御も回復も、技能の能力アップ頼みだよ。
(破魔,衝撃波,2回攻撃,生命力吸収)が攻撃のメイン。
(残像,盾受け,見切り)が防御のメイン。
(祈り)が回復。
対象は僕だけじゃなく、他の猟兵もだよ。
(地形の利用,目立たない)は使えるかな?
他の猟兵との連携を取りたい。
ソロは苦手だ。
「怨霊……幽霊とかってちょっと苦手なんだよね」
「怨霊のような手勢を使うことに長けた相手ですか。ならば、その陣容を粉砕してさしあげましょう」
「でも落武者の割には強そうだ。油断しないで行こう」
残る落武者もあと5体、3人の猟兵はそれぞれの武器を抜き戦闘準備を整えていく。暁・碧(妖狐の女子高生・f00059)は高周波ブレードのレバーを引き、その機構を作動させた。オリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)は黄金の穂先と白銀の柄を持つ破邪の聖槍を取り出し、魔力によるエンチャントを行う。2人のように武器を使わないアドニード・プラネタリア(天文得業生・f03082)は陰陽術の詠唱を開始した。
先ずはオリヴィアが軽快な動きで先陣を切り、落武者へと聖槍を薙ぎ払う。
「炎と破魔の力の融合、これなら効果は覿面でしょう」
オリヴィアの言葉通り、聖なる破魔の力も炎の魔力も落武者相手に強力な効果を発揮する。聖槍で抉られた落武者の肉体は炎に焼かれ、憑りついていた怨霊も破魔の力で消滅していく。
「村の人達を助けるために頑張るよー!」
オリヴィアの後ろからは、碧が高速移動で追いついてきて、別の落武者を高周波ブレードで切り刻む。妖刀の怨念を纏った碧のスピードに落武者は付いてこれず、腕が飛び、足が切断され、動けなくなったところにトドメを指される。
「攻撃は最大の防御だ♪ 必神火帝、万魔拱服!」
碧が落武者を切り捨てたところで、アドニードの詠唱が完了した。アドニードが放つのは炎の術だ。アドニードの全力の込められた無数の炎の矢は、オリヴィアに斬りかかろうとしていた落武者に突き刺さり炎上させていく。悪しきを滅する浄化の炎は憑りついている怨霊ごと落武者を焼き尽くした。
そうして落武者は残り2体となるが、突如としてその動きが変わる。動きが明らかに速くなったのだ。どうやらすでに倒された他の落武者の無念が、残る者へと力を与えている様子だ。
「先ほどよりは強いのでしょうが、速さにかまけて、威力も狙いも雑ですよ」
加速した落武者も、オリヴィアの多彩かつ高い技量の前にはさほどの脅威ではない。オリヴィアは落武者の斬撃を聖槍で受け流し、体勢が崩れたところをガントレットで殴り飛ばす。
「トドメは任せてっ!」
オリヴィアの打撃で吹き飛んだ落武者には碧が追撃する。ここで決めるとばかりに振るわれた高周波ブレードは落武者の首を飛ばした。
最後の落武者は速度を生かして、オリヴィアと碧を回り込んで後衛のアドニードへと迫る。2人はすぐに落武者を追いかけるも間に合わない。落武者の刃がアドニードを捉えるかと思われたが、
「へへっ。後衛だからって舐めないでよっ」
落武者の刃が切り裂いたのはアドニードの残像のみ。アドニードは見切りの技術で回避してのけたのだ。その一度の回避の分だけ時間が稼げれば十分、追いついてきたオリヴィアと碧によって落武者は貫かれ、最後はアドニードの炎で浄化された。
こうして落武者の集団は殲滅された。後は怨霊姫を倒すのみ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
第2章 ボス戦
『怨霊姫』
|
POW : 怨霊乱舞
【無数の怨霊の群れ】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD : 怨霊傀儡
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【怨霊を憑依させることで、自らの傀儡】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。
WIZ : 怨霊家臣団
【レベル×1体の、怨霊武者】の霊を召喚する。これは【刀や槍】や【弓矢】で攻撃する能力を持つ。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠天御鏡・百々」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
落武者達を殲滅した猟兵達の前には、首魁たる怨霊姫が姿を見せる。
「へえ、なかなかやるみたいね。でも、倒した程度で終わりだとでも……?」
くすくすと笑いながら怨霊姫が優美な動作で扇を振るうと、青白いもやもやが倒れた落武者へと纏わりついていく。すると、何ということだろうか! 完全にトドメを刺したはずの落武者が起き上がるではないか! その中には頭の無い者や、胸に大穴が開いた者、さらには全身黒焦げの者までいる。
とはいえ、全ての落武者が動き出したわけではない。起き上がってきたのはおおよそ半数程度だろうか。
「んん? これは忌々しい破魔の力?」
死者をも操る怨霊姫の力であるが、どうやらオリヴィアやアドニードが破魔の力で浄化した落武者はもう操ることができない様子だ。それ以外にも完全に潰されたり、全身バラバラにされてしまった落武者も流石に動かない。
「まあよい、多少浄化されたところで、怨霊たちはいくらでもいるのだから。みんな倒して、殺戮を始めましょう」
猟兵達を倒して村人を殺戮するという怨霊姫、そんなことは許すわけにはいかない。猟兵達よ! 邪悪なる怨霊の姫を撃ち滅ぼし、この村を護りきるのだ!
暁・碧
倒した落武者を操るの!?
でも、浄化されてたりバラバラなのは操れないのね。
今回も妖剣解放で高速移動しながら高周波ブレードで衝撃波を飛ばしたり、直接斬り倒そうかな。
落武者を操って来たら次は操れないように念入りにバラバラにするよ!落武者の数が多い時は【なぎ払い】で纏めて斬り伏せる!
怨霊姫に攻撃する時は【2回攻撃】でできるだけ多く攻撃。
村を守るためにやれることは全部やるよ!
「倒した落武者を操るの!?」
先ほど確かに倒したはずの落武者が再び動き出したのを見て、碧は驚愕に目を見開く。
「でも、浄化されてたりバラバラなのは操れないのね。なら、念入りにバラバラにするよ!」
よくよく観察すれば完全にバラバラにされた落武者は復活していない様子だ。何度も復活されてはたまらない。ならば、今度は復活されない方法で倒すまでだ。碧は妖刀の怨念を纏って加速し、再び落武者と交戦する。
「動きが遅い……? これならラクショーだね!」
落武者の動きは先ほど倒した時よりも、目に見えて悪くなっている。怨霊憑依で無理矢理動かしているだけで、落武者の体の欠損や傷はそのままだ。腱や筋肉が損傷していれば動きが悪いのも必然だろう。碧は次々と落武者を高周波ブレードで切り刻んでいく。
「使い捨ての手駒ではこの程度か。それでも囮程度には使えたな。怨霊よ、蹂躙せよ」
碧に落武者を復活できないまでに倒されていくのを見ても、怨霊姫に焦りは見えない。扇を振るい、怨霊の群れを放ち碧へと攻撃する。
「くっ! でも、もう操る配下はいないよ!」
碧は辛うじて高周波ブレードから放つ衝撃波で怨霊の群れを切り裂き、被害を最小限に食い止めた。
碧の働きで落武者は全滅した。それでも、怨霊姫は不気味に微笑んでいる。
成功
🔵🔵🔴
「元より使い捨ての傀儡に大した期待などしておらぬ」
落武者を使い捨てと言う怨霊姫、配下を失ってなぜここまで余裕があるのだろうか?
「ふふふふふ、全ては徒労。貴様達に絶望を見せてあげるわ。顕現せよ、家臣たちよ」
怨霊姫の指示に従い、怨霊達が具現化する。前衛として槍と盾を持つ足軽が20体、後衛に弓矢を持つ弓兵が5体、おそらく近衛だろう鎧兜の怨霊武者が4体、そして指揮官たる怨霊武将1体が怨霊姫の横に傅く。
30体からなる怨霊武者の軍団、これこそが怨霊姫の真の軍勢だったのだ!
「果てぬ怨念の恐ろしさ、見せてあげましょう」
宇冠・龍
真の姿を開放、瞳が青く輝きます
(死霊使いは大きく分けて2種。数を用いて圧倒するものと、武器や身に力を一点集中させ強化するもの)
「――怨霊姫、貴女は前者ですね」
姫との間には復活した落武者が、そして姫の力で更に数が増えると予想されます。この相手には、早々に本丸に牽制を打つ必要があります
由(f01211)にこの身を姫の元まで投げてもらい、一気に距離を詰めます
(そして術者の共通項として、力を増幅させたり起点となる「媒介」を用いること――弱点は、その「扇」と見ました)
怨霊姫に肉薄、体術で扇を叩き落とします
敵陣の真っ只中、無事では済まないかもしれませんが、それも狙い
私に気を取られれば味方の骸は支配できない
宇冠・由
お母様(f00173)と一緒に戦います
(――え? 投げるって本気ですかお母様!?)
大鬼の掌にお母様を乗せ、炎のオーラでコーティング。途中、弓矢や怨霊に撃ち落されないようにしませんと
大鬼の身体から、私の一部でもある【熾天使の群れ】を大量に放出し、空からの直上攻撃を行います
炎の群れをカモフラージュに使い、そのまま混乱に乗じ、勢いよくお母様を送球します――目標、怨霊姫
(大怪我しても怒らないでくださいねっ!)
そしてこの手の敵は伏兵を好みますので、それに注意しつつ、他の味方への攻撃をかばいます
味方の猟兵の方々が、攻撃に専念できれば戦闘も早く終わりますもの
「怨霊姫も遂に本気を出したようですね。こちらも手加減は致しませんよ」
由は再度炎の大鬼の姿を取る。母である龍も横に並び、宇冠親子は怨霊の軍勢と戦い始めた。落武者相手では優勢に戦えたものの、本気の怨霊姫相手ではそうもいかない。
「これは……! 落武者と比べ物にならないほど厄介です」
攻撃目標だけを指定され、無秩序に襲ってきていた落武者とは違い、この怨霊軍団は統制のとれた軍勢としての戦い方で猟兵を苦しめてくる。
足軽の槍衾で壁を作り、その後ろから弓兵の弓矢と怨霊姫の操る怨霊の群れが襲い来るのが基本戦術のようだ。
炎の大鬼である由に対しては、怨霊姫という頭がいるからだろう。無理に近接攻撃はせず、本体であるマスクを弓矢や怨霊の群れが狙ってくる。
真の姿を開放した龍の打撃も足軽を打ち砕いてはいるのだが、多少倒したところで怨霊姫によってすぐ補充されてしまう。
「死霊使いは大きく分けて2種。そのうちで、怨霊姫は数を用いて圧倒するものですね。こういう相手には、早々に本丸に牽制を打つ必要があります」
瞳を青く輝かせた龍は、怨霊姫の軍勢へと対抗するための戦術を由へと伝える。
(「由、この身を姫の元まで投げてください」)
(「――え? 投げるって本気ですかお母様!?」)
驚く由ではあったが、忠実にその指示を実行した。
「この技を見切ることができまして? 熾天使よ!」
(――目標、怨霊姫。お母様、大怪我しても怒らないでくださいねっ!)
由はカモフラージュにと、その炎の体から怨霊の軍勢へと熾天使の群れを放出する。その上で、炎のオーラでコーティングした龍を怨霊姫の前へと投げ飛ばした! 怨霊の弓兵より迎撃の矢も放たれるが、熾天使の炎で威力を減じたものでは炎のオーラは貫けない。龍は足軽を飛び越え、怨霊姫の目の前へと着地した。
「術の起点はその扇ですか? いえ、どうやら違うようですね」
術の起点がある媒介があればそこが弱点、扇がそれと見て狙うつもりであった龍。しかし、近づいて見てみれば、扇は手間のかかった高級なものではあるが、特別な力は感じない。怨霊支配は術というよりも怨霊姫の能力といったところか。
「……なるほど、貴女の弱点、それは怨霊に頼りきっていることですね」
飛んできた、というか飛ばされてきた龍を見て、慌てて距離を取ろうとしている怨霊姫であるが、その動きは素人のそれであった。怨霊支配や操作が能力の全てであり、本体である怨霊姫自体に戦闘技術は無いのだ。
「これは、死霊術士になる前の技――雲竜風虎!!」
「きゃあっ!」
龍の拳圧により放たれた衝撃波で吹き飛ばされ、悲鳴を上げる怨霊姫。追撃を加えようとする龍であったが、流石にそこまでは近衛たる怨霊武者が許さなかった。立ちふさがる怨霊武者を見て、更なる追撃は無謀と判断し、龍は熾天使の炎による援護を受けて敵軍の渦中より脱する。
本気を出した怨霊姫。しかし、親子の連携はそれをも超えるのだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
オリヴィア・ローゼンタール
WIS
手勢は順調に削れたようですね
大言を吐こうと無条件で無尽蔵に呼べるわけでもなし
必ずや討ち取りましょう
射線上に味方がいないことを確認してから怨霊姫へ右手を翳す
【属性攻撃】【破魔】によって強化された【紅炎灼滅砲】を放つ
総計百本に上る極大の破壊熱線で落ち武者の軍勢を【なぎ払う】
灼滅砲、発射準備完了……一気に片をつけます――!
灼滅砲で開いた道を駆け抜けて怨霊姫へ迫る
【属性攻撃】【破魔】を付与した聖槍で斬り裂き穿つ
敵の攻撃は【破魔】の【オーラ防御】と【呪詛耐性】で防ぐ
武者の物理攻撃は槍やガントレットで受け流す(【見切り】【武器受け】)
有象無象の雑霊では私の槍は止められませんよっ!
怨霊の首魁、覚悟っ!
西園寺・メア
血や肉で土地が穢れるをみてこれだからゾンビはよろしくないと不満げお嬢様
村の安全のためにも怨霊姫にはお帰り願うわ
怨霊の相手をしてもキリがないのは見える
踏破せよ、果ての果てまで
スケルトン騎兵は抑えにまわりなさい
団長シェイプは一騎駆けで大将首を取りなさい【呪詛】【捨て身の一撃】
自身は迷彩でカモフラージュ
■
お嬢様思考、アドリブ歓迎
音羽・浄雲
※アドリブ歓迎です。
「死者を弄ぶようなその言動……最早、許してはおけません」
怒りを露わにして印を結ぶ浄雲。
その周りには炎が立ち上り始める。
「音羽忍法【鬼火】!」
轟!と一層激しく炎が燃え上がったかと思うと同時、浄雲は目にも止まらぬ速度で駆けだした。
狙いは一つ、怨霊姫の首だ。
「わたくしの劫火はこの身を焦がす憤怒の炎、我が敵だけを焼き尽くす怨嗟の猛火。その魂――焼き尽くして差し上げましょう」
※音羽忍法【鬼火】で高速移動をしつつ、【たまし討ち】や【暗殺】で怨霊姫の命を狙います。落ち武者に対してやかく乱のため、他の猟兵へのサポートの為にも鬼火を放ちます。
「手勢は順調に削れたかと思えば、怨霊を具現化することもできるのですか。しかし、無条件で無尽蔵に呼べるわけでもないでしょう」
倒した怨霊武者が再召喚されるとしても、何かしらの制限はあるはずだ。まとめて倒してしまえば、ある程度の隙はできるはず。オリヴィアはそう考えた。
「灼滅砲で一気に片をつけます。どなたか時間稼ぎをお願いできますか?」
「わかったわ。怨霊の相手をしてもキリがないのは見えるしね。出番よ、幻夢騎士団!」
オリヴィアの要請を受け、メアは死霊術で幻夢騎士団を召喚する。それは強力な骸骨の騎士団長が率いる、百騎からなるスケルトン騎兵の軍勢だ。
「ゾンビは汚らしくて嫌いだけど、だからって形の無い霊体もつまらないわ。やっぱり骨がいいわね。さあ、行きなさい!」
メアの指示で、幻夢騎士団長シェイプが率いる騎士団は怨霊の軍勢へと挑みかかる。和の武士団と洋の騎士団の合戦となったが、優勢なのは怨霊の軍勢だ。シェイプこそ槍足軽を圧倒しているが、数を重視し個々の戦力の低いスケルトン騎兵は槍衾に跳ね返されている。しかし、時間稼ぎには十分、ほどなくしてオリヴィアの準備が整った。
「準備完了です! 避けてください! 猛き炎よ、我が掌中に集い、万象を灰燼と化す破壊の奔流となれ――!」
スケルトン騎兵は使い潰して構わないと、メアは幻夢騎士団長シェイプだけを避難させる。それを確認し、オリヴィアは紅炎灼滅砲を撃ち放った!
ズドォォン!!
属性強化に破魔を重ねた総計百本に上る極大の破壊熱線は、怨霊の軍勢を半壊させた! 怨霊姫自身は近衛の4体にかばわせて無傷ではあるが、怨霊姫への道は開いた。
「シェイプ! 大将首を取りなさい。踏破せよ、果ての果てまで!」
開かれた道を幻夢騎士団長シェイプは一騎駆けで突き進む。左右から生き残った怨霊兵がそれを止めようとするが、
「援護しましょう。 舞え!我が身を焦がす怨嗟の劫火よ! 音羽忍法【鬼火】!」
浄雲は印を結び忍法を発動、幻夢騎士団長シェイプへと左右から迫る怨霊兵へと、青白い炎を放射する。
「わたくしの劫火はこの身を焦がす憤怒の炎、我が敵だけを焼き尽くす怨嗟の猛火。その魂――焼き尽くして差し上げましょう」
浄雲の援護を受け、妨害もなくなった道を幻夢騎士団長シェイプが疾走する。
「チッ、怨霊よ! 蹂躙せよ!!」
怨霊姫は軍勢の再召喚は間に合わぬと見て、幻夢騎士団長シェイプに怨霊の群れを殺到させて攻撃する。骸骨であるシェイプに怨霊自体での攻撃は多少効果が落ちる。それでもオブリビオンの力だ。幻夢騎士団長シェイプは怨霊姫に迫るもあと一歩で崩れ去った。
骸骨の騎士団長が崩れるのを見て怨霊姫の顔に笑みが浮かぶが、それも一瞬のこと、猟兵達の攻撃は終わりではない。騎士団長の後ろからオリヴィアが現れ、怨霊姫に肉薄する。騎士団長はオリヴィアを送り届けるための盾であったのだ!
「私の槍は止められませんよっ! 怨霊の首魁、覚悟っ!」
怨霊姫は最後に残った怨霊の武将と共に抵抗するが、体術の心得もない怨霊姫では、多彩な技術に長けるオリヴィアの攻撃を避け切れない。オリヴィアの聖槍は幾度も怨霊姫を捉える。しかし、それでも怨霊武将が護る怨霊姫を倒すのには、あと一歩足りない。
その時、黒い影が怨霊姫の背後から迫るーーー!
「死者を弄ぶようなその言動……最早、許してはおけません。怨霊姫の首級、頂きました」
暗殺術に長ける忍者である浄雲は、高速移動で怨霊姫の背後へと回り込んでいたのだ。オリヴィアへの対応で精いっぱいの怨霊姫は、浄雲に気づくことなどできない。浄雲の振るった謀り長慶は、怨霊姫の首を刎ね胴体より斬り飛ばした!
怨霊姫が倒れたことで、その力で召喚されていた怨霊兵たちも消えていく。猟兵達は恐るべき怨霊姫を倒し、村を護りきったのだ!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 日常
『今宵は夜宴の時なり』
|
POW : 豪快に一気食いや一気飲みに挑戦する。もしくは美味しいお酒や食べ物に舌鼓を打つなど
SPD : 素早く一気食いや一気飲みに挑戦する。もしくは皆の前で芸を披露するなど
WIZ : 賢く一気食いや一気飲みに挑戦する。もしくは月や星を眺めて風流に浸るなど
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
怨霊姫との戦いは終わり、その夜には、村を護った猟兵達への感謝を込めて、村を上げての宴が開かれるのであった。
村の人々が腕を振るった様々なご馳走や、秘蔵の酒が猟兵達に振る舞われる。猟兵達は思い思いに宴を楽しむのであった。
暁・碧
わ、すっごい豪華だねー!
何があるかなー!
お刺身とかあったらいいんだけど、あと蟹!蟹食べたいんだよね!
後折角だし百々ちゃん、それと近くに村の子供とかいたら呼んで一緒に食べる!やっぱり村の人とも一緒に楽しみたいしね♪
一緒に食べる人の為に色々取り分けしたり、飲み物を回したりもして女子力を発揮する
炙ったり焼いたりして美味しくなる食べ物はフォックスファイアを使ってさらに美味しく食べられるように調理もしちゃおうかな、もちろん生でも美味しいからそのままでも食べるけどねっ
オリヴィア・ローゼンタール
POW
怨霊も恙無く撃退できて何よりです
猟兵として当然のことをしたまでですが、折角の宴、ご相伴にあずからせていただきます
お酒はまだ飲めない年齢なので、お料理の方ををいただきますね
お魚が多い感じでしょうか
生で食べるのですか……ふむふむ、お刺身、というのですね?
あ、このテンプラというのは以前にいただいたことがありますね
故郷とは文化も豊かさも違うので、知らないお料理がたくさんです
どれも美味しいですね
あとで調理法を教えていただきましょう
「怨霊も恙無く撃退できて何よりです」
オリヴィアは昼間の戦いを思い出し、オブリビオンを無事に撃退できたことに胸をなで下ろす。
「猟兵として当然のことをしたまでですが、折角の宴、ご相伴にあずからせていただきます」
確かにオブリビオンの撃退は当然の役目ではある。しかし、村の人たちにとっては、自分の村を救ってくれた英雄にも等しいだろう。今はその感謝を受け取って、楽しむ時だ。宴にはオリヴィアだけではなく、碧や百々の姿もある。
「わ、すっごい豪華だねー! 何があるかなー!」
村人達が作った様々な料理を見て、碧ははしゃぎつつ料理を物色する。
「お刺身とかあったらいいんだけど、あと蟹! 蟹食べたいんだよね! 二人は何食べる?」
「お魚が多い感じでしょうか? ……ふむふむ、お刺身、お魚を生で食べるのですか?」
「ふむ、なにか珍しいものが食せればと思うのだが」
二人の希望を聞いて、碧は女子力を発揮してオススメの食事を取りわける。
「オリヴィアさんは生魚はあんまり食べたことない? じゃあこの天ぷらとかはどう?」
「あ、テンプラというのは以前にいただいたことがありますね。故郷とは文化も豊かさも違うので、知らないお料理がたくさんです」
海老にキスに南瓜と、様々な天ぷらに舌鼓を打つオリヴィア。揚げたてのそれらは絶品だ。
「あ、蟹はっけーん! そうだ! 百々ちゃんにはこういうのはどうかな?」
碧はフォックスファイアを使って即興で蟹をあぶる。焼き蟹の完成だ。
「ほう、なるほど。 あつつっ。こういうのも面白いな。ヤドリガミとなった甲斐があるものだ」
碧の作った焼き蟹に、世界の色々なものが見たいとヤドリガミになったも百々も満足そうだ。
「どれも美味しいですね。調理法が気になるところです」
「あ、じゃあ私が教えてあげるよ?」
自分でも作ってみたいというオリヴィアに、碧が簡単に調理法を解説する。
こうして3人の猟兵達は、宴を存分に楽しんだのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
音羽・浄雲
※アドリブ歓迎です。
百々さんもきてほしいな~(チラッ
※SPDで舞を披露します。
怨霊姫を討ち取り平和が訪れたことに胸を撫でおろす。
この村は救われた、その事実が浄雲にとって何よりの褒美であった。
「皆様この度はご無事で何よりです」
村人だけでなく、猟兵達の無事にも浄雲は顔を綻ばせる。
振舞われる馳走に舌鼓を打ちつつ、この幸せが壊されなくてよかったとつくづくと感じ入る。
そして、いつになく上機嫌な浄雲は手にした酒をぐいと飲み干し、頭に斜めに被った面を顔に着けなおして立ち上がった。
「さあさみなさま!晦日にゃ早い狐火の舞、とくとご覧あれ!」
周りに浮かべた狐火と共に、死霊たちを悼み、生者を慰む舞を披露した。
宇冠・龍
由(f01211)と参加します
離れた場所で月を眺めながら、少しずつ、お酒を嗜みます
「……死霊術を使わないと、こうも力及ばないものなんですね」
相手は自分よりも強力な力を持った術士。もし夫の霊を呼び出し、相手の支配を受けてしまったら、夫と刃を交える事態になってしまったら。という不安感が最後まで払拭できなかった
杞憂にしか過ぎないのだとしても、どうにもできないこの想いとやるせなさを、お酒を飲んでごまかします
「……羹に懲りて膾を吹く、なんですかね」
(あの人が亡くなったときから、ですね……)
※シリアスな雰囲気が似合わない場合、皆様と一緒に楽しんで飲む感じでお願いします。
宇冠・由
お母様(f00173)と参加します
私はお嬢様
なので豪快になど飲みませんの、こう、慎みをもって――え? 未成年だからお酒は駄目? そ、そうですか……(しょんぼり)
あ、甘酒なら大丈夫だと思いますの! 大丈夫ですの!!(力説)
(ブレイズキャリバーである炎の身体をなびかせ、ヒーローマスクの力で浮き上がり、空を舞いながら、甘酒を嗜みます。これは芸なのかしら?)
(もしかしたら、離れたところでお酒を飲むお母様を見つけるかもしれません、もし悲しそうならば楽しませてあげますの)
「皆様この度はご無事で何よりです」
怨霊姫を討ち取り村には平和が訪れた。その感謝を込めての宴が開かれたのであるが、浄雲にとっては村が救われたというその事実が何よりの褒美だ。
「ええ、浄雲様や他の猟兵の皆様のおかげですね」
「いえ、由殿も素晴らしい戦いぶりでした」
由と浄雲はお互いの奮闘を称え合いながら、村人の用意したご馳走を食べ始める。
「私はお嬢様なので豪快になど飲みませんの、こう、慎みをもって――」
「おや? 由殿はその姿といえど、未成年ではないでしょうか?」
「あ、甘酒なら大丈夫だと思いますの! 大丈夫ですの!!」
日本酒を手にしようとした由から、浄雲は日本酒を奪い取る。由はしょんぼりした様子を見せるが、すぐに思いついたと甘酒を村人から受け取った。そのまま由は炎の体をたなびかせ、宙に浮かびながら甘酒を嗜む。宙に浮くマスクに炎の体、まるで何かの芸のようにも見える。
「あら? そう言えばお母様はどこに行ったのかしら? ちょっと探してきますね」
母親を探しに行く由の後姿を見送り、浄雲は手にした酒をぐいと飲み干した。いつになく上機嫌な浄雲は、頭に斜めに被った面を顔に着けなおして立ち上がった。
「さあさみなさま! 晦日にゃ早い狐火の舞、とくとご覧あれ! 一緒に舞ってくれる方も歓迎します!」
浄雲は周りに浮かべた狐火と共に、舞を村人と猟兵達に披露する。
一方、由が探す龍はと言えば、宴の喧騒から少し離れた場所で月を眺めながら、ちびちびとお酒を嗜んでいた。
「……死霊術を使わないと、こうも力及ばないものなんですね」
思い返すのは今日の戦いだ。今回の相手は自分よりも強力な力を持った怨霊術士であった。もしも自分の死霊術で夫の霊を呼び出したとして、怨霊姫の支配を受けてしまったら? 夫と刃を交える事態になってしまったかもしれない。その不安が最後まで払拭できず、結局死霊術無しでの戦いとなったのだ。
実際には怨霊姫が使役していたのは、彼女のかつての家臣である怨霊のみだ。しかし、それを龍が知る由もない。龍はどうにもできないこの想いとやるせなさを、お酒を飲んでごまかしている。
「……羹に懲りて膾を吹く、なんですかね」
(あの人が亡くなったときから、ですね……)
思い浮かべるのは思い人の姿……と、そんな龍を呼ぶ声が聞こえる。
「お母様ー! どこにいますのー? あ! 見つけましたの」
「あら……?」
龍は自分を探しに来た最愛の娘を見て、顔を緩ませる。あの人はもういない。しかし、娘はここにいるのだ。
「お母様、あちらで皆様と一緒に楽しみませんか?」
「そうですね……では、行きましょうか」
龍を気遣ったのだろうか、娘の誘いに龍は、宴の中心へと二人で戻ることにする。
宴へと戻った宇冠親子、そこでは二人の猟兵による舞が行われていた。一人は浄雲、彼女は華麗な動きで狐火を漂わせながら踊っている。もう一人は百々だ。浄雲の呼びかけに答えて、彼女も優美な動きで神楽舞を舞っている。
死霊たちを悼み、生者を慰む舞と共に、宴の夜は更けて行った。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵