ちょっとハーレム糞野郎の拠点に『贈り物』してくるわ……
●アポカリプスヘル・ハーレム拠点"バラのサウザンドベース"
「きゃーっ❤奪還者の帰還よーっ!」
「今日も命がけの探索の末にゾンビを蹴散らし、暴走戦車を素手で止めて帰ってきたのね!」
「こんなに大量の食糧を、たった一人で……すごい」
その日、拠点は奪還者の帰還に大賑わいだった。
この場にいる避難者は3名。奪還者は1名。
避難者は皆、女性だった。
妖艶な大人の色気を放つ金髪でカールのかかった美女。
茶色がかった髪をポニーテールにした活発そうな美少女。
黒髪をおかっぱにしたクールな雰囲気の美童女。
三人は一様に顔を上気させ、そして奪還者に恋をしている女の顔でこの拠点の主を迎える。
「フッ、ただいま!ボクのハニー達っ!」
キラーン☆
美形フラッシュを放った彼こそがこの"サウザンドハーレム拠点"の主にして、唯一の奪還者。
その名も。
「バラのサウザンドさっ☆」
そうここは、彼、バラの(バラっぽいオーラを纏う能力を持つ)サウザンドのハーレム拠点なのだ!
すごい奪還者のサウザンドはもうモテモテ!拠点の3人の美女美少女美童女を恋のハートをがっちりロック!
「さぁハニーたち。今日も頑張ってきたボクにマッサージをお願いできるかな?」
キラーン☆(随所に挟まる美形フラッシュ)
「勿論、今夜はわたくしめがお相手いたしますわっ」
「いいえ、今日は私の番でしょ」
「……わたしと一緒じゃ、ダメ?」
「はっはっはっ、イケメンは罪だな……それじゃ今夜は全員」
―――コンコンコン。
だが。そんなハーレム拠点に絶望という名のプレゼントが届けられる事になる。
「ちょっと遅いけど、メリークリスマス。プレゼントを届けにきたよっ♪」
卑猥な馬にソリを引かせてやってきた、傍迷惑な触手サンタによって。
●グリモアベース
「実はハーレムの主である『バラのサウザンド』さんは激弱貧弱メンタル子犬の残念イケメンです」
羅刹の角を頭巾から覗かせた少女……朝倉・くしな(鬼道僧・f06448)が最もばらしてはいけない確信をいきなり突いてきたっ!
アポカリプスヘルでは、腕のいい奪還者は凄く……モテる。
物資を調達してくる生命線でもあるので依存度も半端なく、人類の生存本能がどうしても異性として惹き付けられてしまうらしい。
なので、女性ばかりの拠点で、その拠点にいる男一人が奪還者であるなんて状況では、ハーレムを作るのも自然な流れだ。
「ただ、この『バラのサウザンド』さんなんですが……全然実力もなく、顔と口八丁だけでなんとかしてるんですよね」
基本的に近くの他の拠点の奪還者に土下座して頼み込んでなんとか物資を分けて貰っているらしい。
なお、他の遭難者の女性3名は近くに拠点がある事を知らないようだ。
「一応、バラっぽいオーラを出すユーベルコードはありますので、奪還者として仕事が出来ない訳ではないですが……性格が完全にチキンハートかつ怠惰な人なので……役には立たないかと思います」
まぁそれはそれでハーレム主1名+避難者3名が平和に暮らしていけているのであれば問題はないのだが。
「ここにオブリビオンがやってきます」
それは、卑猥な馬にソリを引かせたサンタガール。
アポカリプスヘルの傍迷惑なサンタである。
「彼女は善意1000%でプレゼントを渡しに来るらしいですが、当然オブリビオンなのでこのプレゼントを渡された3名は悲惨な目にあいます」
え、なんで4名じゃなくて3名なのかって?
「バラのサウザンドは一目散に逃げ出すので被害にあわないようですね」
流石はチキンハート。自分のハーレム要員でもあっさり見捨てて逃げ出すらしい。
「まぁなので……、ハーレム拠点"バラのサウザンドベース"に赴き、現地住民と接触しつつ、来るオブリビオンを打ち倒してください」
そしてくしなはハーレム拠点へとテレポートを繋げるのだった。
ナイン高橋
※えっちなプレイングが来た場合、エッチになる可能性があります!※
ナイン高橋です。
世紀末世界でハーレムを作るなんて、なんてうらやまけしからん!ゲフンゲフン。
この依頼の目的は迫るオブリビオンである「卑猥な馬」と「サンタガール」の両方を倒す事です。
ハーレム野郎のハーレムは、ハーレムのまま終わるかもしれないですし、破局になるかもしれません。
あ、現地住人はハーレム主含めて出来るだけ生かしてもらえると後味が良いかと思います。
第一章は冒険です。
拠点にいる『バラのサウザンド』と他避難者3名の女性と接触し、仲間である事を伝えてください。
不審がられた場合、彼と彼女達は逃げ出し、そしてその先でオブリビオンにやられてしまいます。
その場合は猟兵では追えない可能性があるので注意ください。
なお、仲良くなる方法は基本的に「奪還者として優秀であることを示す」になります。
勿論、他の方法でも歓迎です。
第二章は集団戦です。
サンタのソリを引いてきた卑猥な馬が相手となります。
集団戦とはいえ数はそこまで多くないですが、それなりに耐久力があり、そして卑猥です。
エッチな攻撃が嫌な人は「NOえっち」とプレイングの文頭か文末にあると不思議とそんな攻撃を受けなくなります。
第三章はボス戦です。
サンタガールが相手です。
何か触手が見えます。でも触手とか関係ない攻撃もしてきます。
エッチな攻撃が嫌な人は「NOえっち」とプレイングの文頭か文末にあると不思議とそんな攻撃を受けなくなります。
なお、ちらっと「バラのサウザンド」の能力をお見せしますが、ほぼ戦力にならない程に弱いです。
そもそも戦闘になったら逃げるような性格です。
あとやたらイケメンフラッシュしてきたり、女性にはハーレムに入らないかと誘ってきます。
でも普通にアポカリプスヘルの住人で、貴重な奪還者なので殺したりはしない方がいいと思います。
・イケメンは死なない
【イケメンオーラで作ったバラ】を披露した指定の全対象に【抱かれてもいいっ!好きっ!という】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
※えっちなプレイングが来た場合、エッチになる可能性があります!※
第1章 冒険
『悪い奪還者を懲らしめろ!』
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POW : 脅威の排除で実力の違いを見せる!
SPD : 物資の奪還で実力の違いを見せる!
WIZ : 知識や技術の提供で実力の違いを見せる!
👑11
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※公序良俗の範囲内のえっちになります。※
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●第一章 アポカリプスヘル・ハーレム拠点"バラのサウザンドベース"
まずはこのハーレム拠点"バラのサウザンドベース"にいる4人のメンバーの信頼を勝ち取ることが今回の最初のミッションになる。
もし彼彼女達に不信感を抱かれてしまうと、拠点から逃げ出してしまい、その逃げた先でオブリビオンに襲撃される。
その場合、猟兵は介入できないため、無駄に犠牲者を増やし、そしてオブリビオンとは戦えず終いとなってしまう。
そうならないように、バラのサウザンド及びハーレム要因の3名の女性と仲良くなる必要があるのだっ!
主な手段はやはり奪還者としての実力を示すことだろう。
なお、オブリビオン・ストーム対策で物資や食料は配れる程持ってくる事はできない。
あくまでも奪還者……現地での収集・探索や、限りある物資の活用・やりくりによって実力を見せるのだ。
無論、奪還者以外の魅力によって信頼を得るのもいいだろう。
やり方はお任せする。
それと、ハーレム要因の女性3名はあくまでもバラのサウザンドが食糧を調達してきており、庇護されてきた。
下手にサウザンドをけなしたり拒否したりし過ぎてしまえば、イケメンにほの字の彼女達から反感を買う可能性はある。
逆に、このハーレム拠点はバラのサウザンドが中心人物となっているので、女性3名よりもバラのサウザンドの方が発言力は高い。
こちらに狙いを絞るのも一つの手だろう。
それと、オブリビオンはこのハーレム拠点のメンバーの元に襲撃してくる。
場所を移動してしまうとオブリビオンが来なくなったり、予期せぬ形で会合したりする事になるので注意して欲しい。
それではイェーガー。彼らを救って欲しい。
※参考までに各キャラのプロフィールを書きますが、恐らく全く読む必要はありません。※
▽バラのサウザンド
激弱奪還者。このハーレム拠点の主。
バラがよく似合う王子様系の顔付きで特技はイケメンフラッシュ。
実力もないのに顔とルックスと口八丁と腰の低さと逃げ足の速さでハーレムを作った。
優秀な奪還者であればその後ろからおこぼれを欲しがる。
ストライクゾーンは広いらしい。
▽妖艶美女ヒトミ
一般人。バラのサウザンドのハーレム要員。
妖艶な大人の色気を放つ金髪でカールのかかった美女。
イケメンを愛でたい。
バラのサウザンドに惚れている。
▽快活少女フタバ
一般人。バラのサウザンドのハーレム要員。
茶色がかった髪をポニーテールにした活発そうな美少女。
恋に恋している。
バラのサウザンドに惚れている。
▽クール童女ミツナ
一般人。バラのサウザンドのハーレム要員。
黒髪をおかっぱにしたクールな雰囲気の美童女。
ドキドキを感じたのは……恋っ!?
バラのサウザンドに惚れている。
ベルカ・スノードロップ
自分を好いてくれる女の子を見捨てるような男に
『ハーレム主』である資格はありません
生かすように動きますが、ハーレムは崩壊させます
【ロープワーク】による、物資梱包の効率の良いまとめ方
【医術】【毒使い】による、毒物知識と解毒方法を披露しましょう(WIZ方針)
《恋罠》で【コミュ力】を駆使して【手をつなぎ】ながら【言いくるめ】
《笑顔のお願い》で《選択UC》で作った温泉旅館へ避難しておいて貰います
お風呂で身を綺麗にするのは、女の子にとっては【誘惑】として充分ですからね
温泉の対価はサンタ討伐まで温泉で大人しくして貰う事
後は、閨事もハーレム野郎より上手い自信がありますし
寝取ってしまっても構わないのでしょう?
マルミ・ハインドシャンク
POW・連携アドリブ歓迎
マルミも(育ての)カーチャン十人いるからハーレムはなんとも思わないよ
一応はうまくやってるんでしょ?
豪快骨つき肉を食べてコードを発動、さらに「怪力」で
近くの瓦礫を拠点の外に積んで土塁代わりにするよ
少しは守りやすくなったかな?
え、マルミをハーレムに?
んー、強さはそこまで気にしないかな
実力が無くても頑張る人は好きだよ
それより大事なのは、勇気かな?
怖さを感じないんじゃなくて、怖くても大事なもののために立ち向かう
そんな人が好きかなー♥
あ、でも守る相手をほっぽって逃げるような人は
おち××ん捩じ切っちゃうかも♥
なんにしても、ハーレム入りは遠慮するよ
今回の目当ては馬とサンタだもん♥
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎
■行動
形はどうあれ、避難者の方々を養っているのは良い事でしょうが、違う問題が?
『この拠点をいきなり人が訪ねてくる』事自体が不自然と言えば不自然ですので、
・「近くの拠点」を目指している旅人
・旅に必要な為、奪還者の経験も有
・帰還したサウザンド氏を見掛け、拠点と見て立ち寄った
という様な設定で訪問したことにしてみましょうかぁ。
その上で「協力する為、少しの間拠点に置いて欲しい」と御願いしてみますぅ。
力を見せる事を求められましたら、小さな『果物ナイフ』等を取り出し【剣刃一閃】、問題なさそうな『コンクリート塊や鉄塊』等を斬って見せましょうかぁ。
信じていただけると良いのすが。
月宮・ユイ
アドリブ◎
器に誘惑の呪詛宿す呪<呪詛>操るヤドリガミ
《機能強化》
<暗殺術:変装演技>[コメット]<騎乗>旅人風
まずは物資の調達です。
近くの拠点で<情報収集>
身に<呪式催眠:誘惑>施し相手の警戒緩め交渉
回収可能地点の情報か農園等ならば直接物資調達。
持ち込みが危険で身一つ故、対価が問題ですね
<奉仕・料理・操縦・医術>等、労働力や<知識>技術ですか
「何でもします」と頼み込めばいけるでしょうか?
調達後ハーレム拠点訪問
物資を対価に一時滞在の交渉、許可貰う。
<コミュ力>バラさんは逃走可能…
…不評買わない為にも距離置き、女性達と交流目指す
外の話や非常食にもなるチョコ渡してみる
(持ち込みも少量なら平気?)
ロベリア・アナスタシア
(アドリブ連携絡み&えっち歓迎)
あらあら、世紀末世界でハーレムなんて羨ましいわね♪
…チョット人数少ないし…男一人だけだケド、まあ良いわ。
やっぱり此処は、ハーレム主クンを虜にして仲間に
加えて貰っちゃおうっと。
…別に奪還者の力だけが武器じゃないのよ、ハーレムに
取り込まれる為なら、『女の武器』だってあるのよ。
こうやって…(扇情的ボディを惜しげなく見せつけ)
『私もハーレムに加えて頂戴…♪
私、貴方の様な素敵な男だったら何デモしてあげるわ
そう…な・ん・で・も❤』と【誘惑】
…まだ疑うなら、お望み通りイケメンに【奉仕】プレイよ。
興が乗っちゃって自ら腰を振ったり
女性3名も巻き込んで乱交になっちゃうかもだけど♪
四王天・燦
媚びるも生存能力と評価する…が。
アタシが女の子の心を盗むのは別問題さ
流れの奪還者として休息を取らせて貰い、お礼に物資奪還に同行。
フラッシュは狂気耐性で抵抗し殺気で返す
「気配を断つから昼寝して待ってな」
盗賊ノスヽメを発動させ盗掘に没頭。
食料と可愛い服がお目当て。
男物は芋ジャージで充分
三人娘にお洒落させ褒めちぎる。
「んふー♪疲れが吹っ飛ぶ可愛さだぜ」
ミツナの頭を撫で、男性猟兵にヒトミの背中を押して懐柔
お目当てのフタバには「もっと可愛い姿―生まれたままの姿が見たいな。部屋にお邪魔していい?」と耳元で誘惑。
一線を越えた快楽に沈めるぜ。
「んふー♪おいしい♪」
サウザンドが覗かないよう感電の罠を張っておくよ
音取・ゼラ
アドリブ&絡み歓迎。NGなし
ふははっ!余が神々の王ゼウスの転生たる音取ゼラである!
……可哀想なものを見るような目で見るなである!
ちょっ、誰が辛い現実に耐えきれなくて壊れた哀れな娘であるか!?
くっ、ならば余の偉大さを見せてやるのである!
【生まれながらの光】で4人を癒やすのだ!4Pで疲労してるのを全快にしてやるのである、ありがたく思え!……ぜーはー、ぜーはー
くっ、性交の疲労もろもろを癒やすだけでも4人同時だと疲れるのである
え、余が役に立つから仲間に加えてやる?ふははっ!当然である!
ぬぉ!美しいバラと顔である…う、うぅ、余は、そんな簡単に口説かれは、あっ(チョロインの呪い発動)
余を、抱いて欲しいの
アイリス・ヴォルフェルト
【恋華荘】
え、えーと……ハーレムの一員扱いされるのは引っかかるけど、仕方ない、かな?
私はいちごさんの護衛みたいに振る舞います。いや、銃や戦車で戦うこの世界で剣と盾持って鎧着て護衛ですって言っても滑稽かもしれないけど
って、アテナさんがなんかやたら私をいちごさんの方に押しやりますけど、私はいちごさんと男女関係ではないし、その予定もないですから!?
イケメンフラッシュ喰らっても、そういう感情与えられた段階で自分で自分を抓って正気を保ちますよ
お嫁に行けなくなるようなことはやめてください。というか、作り物の初恋なんて絶対に嫌ですからね!?
だ、大体、初対面で抱いてとか騎士以前に女性としてはしたないですよ!?
アテナ・パラステール
【恋華荘】
旦那さま(いちご)のハーレムメンバーとして赴きますね
ベルさんと一緒に旦那様にべたべたしたり
「ベルさん、旦那様を左右から挟み込みましょう」
ゆのかさんに対抗するように正妻アピールしたり
「ハーレムは歓迎ですが、正妻は譲りませんよ?」(くすっ
アイリスさんと旦那様をくっつけるべく暗躍したり
「貴方ももっと素直になればよろしいのに」(くすくす
あちらのUCに引っかかったアイさんを挑発して引き戻したり
「この程度の魅了に逆らえないなんて、旦那様への想いもその程度という事ですか?」
もちろんいちゃつくだけではなく、有能な所も見せないとですね
作業するときは女性陣息の合ったところを見せますよ
アイ・リスパー
【恋華荘】
いちごさんに片想い中
「『バラのサウザンド』さんですか。
そんな軟弱な男性は、私の『とらぶるのいちご』さんに比べれば大したことありませんね!」
恋する乙女として、いちごさんのハーレム軍団の一員で参加です。
いちごさんがハーレムの主としてサウザンドさんよりも格上だと分かれば、皆さんも、いちごさんが「奪還者として優秀」と認めてくれるはず!
なにせ、この世界では
『モテ度=奪還者としての優秀さ』
なのですから!
「って、なんですか、このバラはっ!?」(抵抗失敗)
サウザンドさんが披露したバラを見た瞬間、
ドキンと胸が高鳴り……
「サウザンドさん、好きですっ!
抱いてくださいっ!」
というところで我に返ります。
彩波・いちご
【恋華荘】
ひとまず近隣の探索をしにきた奪還者グループを装い
休憩のために立ち寄ったことにします
あと私は男装してハーレム主を演出しますね
「休憩させてもらってかまいませんか?」
仲間たちと協力し、拠点の防備や修復などの手助け、あるいは持ち込んだ(探索で手に入れた)物資のお裾分けなどしてみたりと、手際よく有能さを見せつつ
暴走したアイさんは抱き寄せて口説くように取り戻し
「ダメですよ、あなたは私の恋人の1人なのですから」
あちらには
「人の心を操るような真似は感心しませんね?」
とこちらのハーレムメンバーは操ったわけではないことを強調しつつ余裕の態度で
「こちらにちょっかいだすと、貴方の彼女たちが妬きますよ?」
白銀・ゆのか
【恋華荘】
休憩に立ち寄った奪還者グループ…という体で、件のハーレム拠点と接触かしら。
いちごちゃんが歴とした男の姿してるのは、正直惹かれるものが…というか、アテナさん!?何故そこで張り合うのかっ…お側の座は譲れませんからっ!?(ぅー!
一休みのお礼に、
拠点内の物で重たくて退かし難いものを『怪力』で整理したり、
UCで暖かいお風呂を沸かせて、皆さんにリフレッシュしてもらったり…な恩返しをして、少しでも友好的になれれば…
「こんな事くらいでしかお礼はできませんけれど…」
…ところでアイさんが陥落しかけてるのは気のせい…じゃない!?
『はしたないことはめ、ですよー!?』(怪力で猫のように摘まみ剥がそうと…)
フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】の皆と参加なの。
ハーレム。男の人が凄ければ納得だけど…そういうわけじゃないっぽいの。
休憩に立ち寄った奪還者グループという体で、件のベースに行くの。
一応、自分達分の食料を(道中で入手した体で)持ってって、場所貸してもらうお礼も兼ねて幾らか分けてあげるの。
後は拠点修復作業とかお手伝いも。
…にしても、ちゃんと男の人の格好してるいちご。新鮮なの。こんないちごも素敵なの(アテナと一緒にいちごにべたべた)
そっちの人(サウザンド)は…うん、やっぱりいちごの方が素敵なの(いちごにぎゅー)
(イケメンフラッシュ見て)
…うん、いちごのことホントに好きならこの程度はどうってことないの。
…って、アイ?(じとー
シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
(SPD)
Σボクはえっちじゃないからね!?
まぁ、言いたいことはいっぱいあるけど見捨てる訳にはいかないよね(※ハーレムの人たちを)
一千マン(※バラのサウザンドの事らしい)と合流する前にウィーリィくんと一緒に一狩り行ってくる
食べられそうな動物だったらウィーリィくんも知ってるだろうからその知識を元に【罠使い】+【ロープワーク】でスネアトラップを仕掛けて獲物を狩る
動きの速い大型獣は【クイックドロウ】+【スナイパー】で仕留めるよ
それをお土産に拠点に向かって一千マンとハーレムのみんなの信頼を得る
夜は焼肉っしょー!(※焼くのはウィーリィくん)
ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
【WIZ】
それでも、そのバラのなんとかは女の人のために食糧とか搔き集めてきてるんだろ?
だったら手助けする理由としては十分だ。
ので、手土産代わりに食糧や水を調達してくる。
荒野にも命は息づいているし、命がある以上それを育む水とかもあるはず。
シャーリーが捕らえた動物は血抜きし、それらの生息地から水の在処を探し出し水脈が見つかれば【料理の鉄刃】で岩盤を砕き水を汲む。
で、それらを差し出しながら自分達がバラなんとかの味方だという事を伝える。
あと、それを使った簡単な【料理】の仕方も教えとく。
ハーレムの主なんだからそのくらいはやってもらわないとな。
尚、奴がシャーリーに色目使おうとしたら【かばう】。
久遠・翔
アドリブ絡みエロ歓迎
純潔死守
なんっすかねー…この人…なんか俺にバラ見せているんっすけど、生憎俺男っすから
とりあえず拠点に物資運びます
ここに来る途中で見つけた廃墟から見つかったもんっすけど…と、缶詰の入った箱や化粧品や小物の入った箱を渡して自分が味方であり優秀な奪還者であることをアピール
UC高速建築を使い、彼女達が欲しい家具や拠点の綻び部分も修繕していきます…イケメンオーラガン無視で
一通りやる事やって一息つくと…ハーレム要員の女性に壁ドンされる
えっと、あの…?どうしたんっすか?
何で俺見て荒い息吐いているんっすか…?
ちょっ、何で暗がりに…!?
選択UCの影響で魅了され襲われます
貪る様に襲われます
ルナ・ステラ
う~ん...なんか嫌な予感がしますが、犠牲者は出ないに越したことはないですんもんね...頑張りましょう!
とりあえず、仲良くならないといけないみたいですね。
現地で収集・探索をしてみましょうか。
「星々と月の知らせ」で【情報収集】したり、探索が得意そうな狼さんたちを召喚して、手伝ってもらったりしながら、収集・探索をしてみましょう。
うまくいけばそこで得た物資や情報を持っていって信頼を得ましょう。
あとは...できることといえば、イケメンさんをわたしの星や月の魔法でさらに輝かせることでしょうか?(そんなことをして意味があるかはわかりませんが...)
アドリブ&絡み等OKです!
アレク・アドレーヌ
【選択:SPD】
…まぁ、そのなんだ
いきなり信頼を勝ち取れというならいいんだが
速い話彼女らの信頼を得るためにサウザントの手柄ってことにしてあいつを懐柔してアイツの話で同業者で協力者だぞという認知を得た方が速いんじゃねぇかと
なので力を見せて物資を取りに行ってやるか…
幸いなことにUCを使えば侵入も容易いしそもそも力づくで返り討ちにするのも問題ないからな…だから大量に奪ってきてわざわざ手柄にしてやるからちゃんと話を付けろよ?
嘘も誠もない力だけの世界でわざわざ立ててやんだから…約束破ればどうなるかわかってるよな…?と念には念を押しておくぞ
●事前に物資調達
オブリビオン来襲の時間は正確なところは判明していない。
分かっているのはハーレム拠点にいる4人の元にサンタが来るという事だけ。
そもそも猟兵が介入することでズレも生じるだろう。
だが、少なくとも暫くは安全であるというのが予知された。
この"安全な時間"の間に、ハーレム拠点の4人との信頼関係を構築し、サンタ来襲に備えるのだ。
現地の住人の信頼を得るのであれば最も話が早いのは『奪還者としての実力を示す』こと。
オブリビオン・ストーム対策で配る程の物資を異世界から持ってくるのは危険が伴う。
そのため参加した猟兵の多くはまずは各自が物資調達や周辺探索へと繰り出す事になったのだった。
●狼さんの手助け
「う~ん……なんか嫌な予感がしますが、犠牲者は出ないに越したことはないですんもんね……頑張りましょう!」
ルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)はこれから起こるであろう出来事に何かを感じ取りながらもテレポートを完了する。
「とりあえず、仲良くならないといけないみたいですね。現地で収集・探索をしてみましょうか」
仲良くなる主な手段は奪還者としての技能を見せる事。
つまり、探索や収集をして物資を得たり情報を集め、その成果を見せる事が信頼を得る事に繋がるのだ。
「誇り高き銀色の狼さん、美しき月白の狼さん、わたしに協力してください!」
ユーベルコード:狼王・女王狼召喚(レジェンダリーウルブズ)を発動したルナの元に、ルナと仲のよい伝説の灰色の狼と白色の狼が光と共に静かに現れる。
狼の嗅覚であれば、食料の探索には心強いだろう。
ユーベルコードの制限のためあまりルナとは離れることはできないが、こと細かい場所を探り当てるには十分以上の働きをするに違いない。
「星々と月の知らせで大きなマップを見ながら細かいところは狼さんに任せましょう」
魔法端末を取り出すと、この世界の細ーいネットワークに接続。
ツギハギだらけだったり更新されていなかったりする地図ではあるものの、それでも大まかな地図になる。
指針があるかないかでは天と地ほどの差があるものだ。
ルナの探索は順調にいきそうだった。
●近場の別の農園拠点
「持ち込みも少量なら平気かと思ったのですが……」
転移してきた月宮・ユイ(月城・f02933)は、手持ち無沙汰になった空の両手を見つめる。
実はチョコレートなどの食料をもってこようとしたのだが、局所的グリモア猟兵チェックが入り「ブッブー!オブリビオン・ストームの危険性があります!」と予知されてしまい、取り上げられてしまったのだ。
なお没収された食料はグリモアベースで美味しく頂かれている気もするが、グリモア猟兵が食欲に負けてそんなことを言った訳ではない。ないはず。多分違う。
兎にも角にも今回の依頼で配れるような物資の持ち込みはどうやら皆、判定失敗だったらしい。
「ないものは仕方ありません。ないならまずは物資の調達です」
そしてユイが向かった先は、ハーレム拠点の近場にある別の拠点である。
アポカリプスヘルの物資回収や探索での調達はどうしても特殊な技能が必要で向き不向きがある。
自力での確保が難しいとなれば、他の所から分けて貰おうという作戦なのだ。
「ようこそ、オレ達のベースへ。一人で外を出歩けるだけの戦闘力を持つというはすごいな」
訪れた近くの拠点は比較的友好な雰囲気でユイを迎えてくれた。
どうやら戦闘能力を持つ人や外の情報を持ってきてくれる人ということで歓迎している様子だ。
(身体に仕込んだ、呪式催眠:誘惑の効果もありそうですね……)
相手の警戒を緩めるためにユイは予めそのような呪詛を己に施していたらしい。
「ここは小さな農園を作ってるから、他より多少の食料の余裕はある。それにこんな世界だ。助け合って生きていくしかない」
呪詛が効いたのかどうかは分からないが相手の拠点のリーダーはダンディズムなオーラを出しながら物資の補給の補給については笑顔で対応する。
だが、途中で言葉を切って困った顔になって続きを伝える。
「しかし、振舞えるとしたら君一人に対しては一人分だろう」
余裕が多少あると言っても、余分な分をおいそれと渡すような世界情勢ではないという事なのだ。
本来の目的地であるハーレム拠点の4人の分まで物資を得るならば、それだけの何かを渡さなくてはならない。
「ええ。持ち込みが危険で身一つ故、対価が問題ですね」
アポカリプスヘルではもはやお金は価値を保てていない。信用を維持できる機関が既に滅んでいるのだ。
対価は基本的には物々交換か、もしくは……。
「労働力や知識技術になると思います」
「それで、お嬢さんは何ができるんだ?」
「何でもします」
ぴくり、と相手のリーダーの眉が動く。
「……ん?今、何でもって言ったかい?」
「はい。私で出来る範囲での事になりますが」
リーダーの手が素早くユイの身体に回る。
「だったら、皆にご奉仕して貰おうかなーっここは男所帯だからね、仕事は一杯あるよ」
「えっ、あの、そこは……」
「物資4人分だろう?なら4人は最低でも相手して貰わないとね。何お嬢さんならすぐに達成できるよ」
なし崩しでユイは別拠点で奉仕の仕事をする事になったのだった。
●"ここでは"えっちはありません。
「ボクはえっちじゃないからね!?」
シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)がカメラに向かって×印を作ってアピール!
成程、これが流れるような登場と同時のフラグの立て方。
「それでも、そのバラのなんとかは女の人のために食糧とか搔き集めてきてるんだろ?」
一緒にやってきたウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)は今回の依頼のあらましを聞いて感想を呟く。
噂のハーレムの主、バラのサウザンドはあれでも一応は奪還者。
なんだかんだ言っても何処からか食料など物資を調達してハーレムを維持しているのである。
「形はどうあれ、避難者の方々を養っているのは良い事でしょうが、違う問題が?」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)も同じような感想を持ったらしい。
因みに問題は『オブリビオンに襲われる』なのでハーレムは倫理観がオブリビオン・ストームに襲われても壊されていない人には理解されない程度だと思われる。
「アタシは媚びるも生存能力と評価するよ」
そんな中ハーレムの主の事なんて全く思考の中に置いておらず、避難をしている一般人の女の子側にのみ全神経を注いでいた猟兵がいた。
四王天・燦(月夜の翼・f04448)である。
精気を吸うという種族の特徴がよく現れる妖狐の燦である。そして百合嗜好なのだ。
つまり。
「ただま、アタシが女の子の心を盗むのは別問題さ」
ハーレム要員を狙っているのだった!
「さーて。邪魔すんなよ。ここからはアタシの自由時間だ」
そのまま燦は気配を消すと、物資(主にハーレム拠点の女の子たちに着せる服の)調達に走りだす。
ユーベルコードで作業に没頭している間は無敵になるのできっと大丈夫だろう。
「まぁ、言いたいことはいっぱいあるけど見捨てる訳にはいかないよね」
「今まで拠点を守ってきたんだ。だったら手助けする理由としては十分だ」
そんなこんなでウィーリィ&シャーリー組も手土産として現地の動物を狩って行く事にする。
「荒野にも命は息づいているし、命がある以上それを育む水とかもあるだろ」
「一千マンに合流する前に一狩りいってこよー!」
※一千マン=バラのサウザンドの事のようです。
「罠なら任せてよ!熊とか来ても任せてよ!」
「血抜きなんかの処置は任せろ」
なんだかんだでシャーリーの罠で小動物から大型肉食動物から戦闘用機獣までやってきて、狩り獲って。
ウィーリィが動物の生息地から地下水脈まで見つけてくる大活躍だったらしい。
「よーし夜は焼肉っしょー!」
焼くのはウィーリィです。
●そんなこんなでハーレム拠点へ
カポーン。
「やぁようこそ!ここボクの"バラのサウザンドベース"へ!」
バラのイケメンオーラをキラキラさせまくりながら猟兵達を歓迎していた。
彼こそが今回、オブリビオンに狙われている対象の一人、ハーレムの主である"バラのサウザンド"である。
「いやー、しかし君達のような凄腕の奪還者がこんなに来るなんてびっくりだよ」
猟兵は総勢18名。
それも皆が皆、実力者揃い。
これは同じく奪還者と言っても実力はペーペー並なバラのサウザンドは大興奮である。
因みに全裸である。(大事な場所はバラで隠れてる。イケメンですから!)
何故ならば。
「22名様ご案内、です」
「さぁ、皆さん、お風呂が沸きましたよー♪」
ベルカ・スノードロップ(Wandering Dream Chaser・f10622)の"ようかん"司祭の個人温泉(オタノシミハコレカラデスヨ)。
白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)のまほろば秘湯(ドコデモオンセンタイム)。
二人のユーベルコードによって、一時的にエンブレムの中に『温泉旅館』を作ったのだ。
ハーレム拠点の4人とその場にいたメンバー全員を招待。
アポカリプスヘルでの探索作業での汚れと疲れを洗い流すことになった。
なお、この空間にハーレム拠点の4人を避難させておくと、サンタが来なくなってしまいかねないので、残念ながらこの場に避難し続けるという事で難しいようだった。
いいアイデアだとは思ったんだけどね。システム的にね。来れるか分からないじゃない?
「石鹸やシャンプーがこんなにあるなんて……」
「こんな温泉、初めてだよーっ!」
「全身お湯に浸かれるなんてすごく贅沢」
ハーレムメンバーの3人、ヒトミ、フタバ、ミツナも温泉にメロメロの様子だ。
「こんな事くらいでしかお礼はできませんけれど……」
女将として旅館運用を手伝うゆのかがそういうが、女性3名がガバっと詰め寄る。
「そんなことないよ!」
「とても、とても助かりますわ!」
「うんうん」
水ですら貴重なアポカリプスヘルでの温泉は女性にとっては圧倒的な魅力なのだ。
「お風呂で身を綺麗にするのは、女の子にとっては誘惑として充分ですからね」
訝しむハーレム拠点の4人に対して一人一人手に手にとって、頼み込み招待した甲斐があったとベルカも笑顔を見せる。
「それに温泉だけじゃない。サウザンドベースの補修や増強、物資の融資なども大変感謝するよ☆」
イケメンフラッシュが猟兵たちに対してバラとなって送られる。
「まーあれくらいはねマルミには余裕だよ」
ジャポーンと大きな双丘を湯に浮かせながらマルミ・ハインドシャンク(ハラペコ緑鬼・f19015)が大きく両手を広げてゆったり温泉に浸かりながら胸を張る。
●マルミの場合
~~~温泉に入るまでにやった事~~~
「ハーレム?マルミもカーチャン十人いるからハーレムはなんとも思わないよ。一応はうまくやってるんでしょ?」
育ての親の母親が一杯だったそうです。
ハインドシャンク族という少数部族に拾われ育てられたのだという。
部族単位での家族構成だったのかな。
「フードファイト・ワイルドモードぉ!」
豪快骨つき肉を食べてパワーアップ!怪力を発揮するとそのまま近くの瓦礫を拠点の外に積んで土塁を組んできた。
「ふぅ。これで少しは守りやすくなったかな?」
男手の少ないサウザンドハーレム拠点ではこういった補修や防壁といったものが間に合っていなかった。
そのため大変4人から感謝された筆頭なのだ。
~~~温泉に戻る~~~
「どうだいマルミさん。君もボクのハニー達と一緒にここで暮らさないかい?」
「え、マルミをハーレムに?」
即戦力。しかも巨乳で可愛い!パワータイプはこの拠点に足りないもののひとつだ。
ハーレムの主、バラのサウザンドが見逃すはずもなく、イケメンフラッシュで誘いをかける。
「んー、強さはそこまで気にしないかな。実力が無くても頑張る人は好きだよ」
力仕事では圧倒的差を見せつけられたバラのサウザンドとマルミではそこを突かれるとすごく痛かったが、マルミはその辺りは柔軟な思考の持ち主らしい。
バラのサウザンドもこれは!と思いイケメンオーラがさらに強く輝く。
「では、ボクのハニーに……」
「それより大事なのは、勇気かな?」
しかしマルミはバラのサウザンドの言葉を遮って、にこりと笑う。
「怖さを感じないんじゃなくて、怖くても大事なもののために立ち向かう。そんな人が好きかなー♥」
「へ、へぇー。それならボクだって」
ピキリ、と一瞬動きが止まったバラのサウザンドだったが、ここで諦めるならハーレム主ではないだろう。
まだ引き下がろうとするも。
「あ、でも守る相手をほっぽって逃げるような人はおち××ん捩じ切っちゃうかも♥
きゅっと"ナニ"かを、土豪を組んだ怪力を発揮した怪力を持った腕で握って捻る仕草をするマルミ。
「ヒィっ」
「なんにしても、ハーレム入りは遠慮するよ。ごめんね」
バラのサウザンドはバラがちょっと縮こまってしまったようで、マルミのハーレム勧誘は諦めたようだった。
(だって今回の目当ては馬とサンタだもん♥)
カポーン。とマルミは温泉を堪能し、オブリビオンとの戦闘への英気を養うのだった。
●アレク・アドレーヌ(仮面の英雄・f17347)
…まぁ、そのなんだ
いきなり信頼を勝ち取れというならいいんだが
速い話彼女らの信頼を得るためにサウザントの手柄ってことにしてあいつを懐柔してアイツの話で同業者で協力者だぞという認知を得た方が速いんじゃねぇかと
なので力を見せて物資を取りに行ってやるか…
幸いなことにUCを使えば侵入も容易いしそもそも力づくで返り討ちにするのも問題ないからな…だから大量に奪ってきてわざわざ手柄にしてやるからちゃんと話を付けろよ?
嘘も誠もない力だけの世界でわざわざ立ててやんだから…約束破ればどうなるかわかってるよな…?と念には念を押しておくぞ
自分を好いてくれる女の子を見捨てるような男に
『ハーレム主』である資格はありません
生かすように動きますが、ハーレムは崩壊させます
●マルミとユイと、ウィーリィとシャーリーの話
「流れの旅人です。本当は近くの拠点に用事があるのですが……道中でサウザンド氏が帰還するのを見掛け、拠点と見て立ち寄らせていただきました」
るこるは流暢にそのように応える。
猟兵は基本的に世界の加護を受けているため見た目などで違和感を与える事は無いものの、『この拠点をいきなり人が訪ねてくる』事自体が不自然ではある。
そのため『旅人』や『流れの奪還者』という設定で訪問しているのだ。
因みに温泉に入る前に小さな果物ナイフでコンクリートを切断してブロック状にするという超人さを見せつけ、土豪の建築に大いに貢献もしてきたのですっかりハーレム拠点のメンバーからの信頼は厚かったりする。
「……あ、その拠点って」
多数の物資を融資して貰ったユイがびくりと反応した。
結局あのあとユイは複数の男性奪還者たちにサービスを提供し続けて腰砕けになりながらも物資を多数譲って貰ったのだった。
その中には持ってこようとしていたチョコレートなどの嗜好品まで含まれていて。
その品は大いにハーレム拠点の女性陣に喜ばれたのは言うまでもない。
そして"奉仕のお仕事"で疲れた身体を温泉で癒していたのだ。
「あら?ユイさんはそちらから?どんなところでしたか?」
「ええと。……すごくよくしてくれました、よ」
顔を赤くしながらブクブクを泡を吹く。
「料理といえば、ウィーリィくんの料理もおいしかったよー☆」
そこへすぃーと泳いでやってきたのはシャーリー。そしてウィーリィである。
二人は猟をしてきた結果、食肉を大量にゲット。
さらに襲い掛かってきた機獣のパーツも回収してきたり、サウザンドベースの限られた材料から美味しい料理を作ってみせたりとハーレム拠点の4人の胃袋を最も鷲掴みにしたコンビだった。
「サウザンド。ここの材料で作れる簡単な無駄のない料理の仕方もあとで教えとくぜ」
周囲の肌面積とやたらとバラの多い光景に目のやり場に困りながらウィーリィはサウザンドの元にいく。
「おぉ!それは大変助かる!あのような余すところなく調理に使う技術も、ボクらでは入手するのも困難だからね」
「ハーレムの主なんだからそのくらいはやってもらわないとな」
ぶわっと広がったバラをぐぐっと押しのけながらウィーリィはサウザンドの信頼を勝ち取るのだった。
「あ、君たちもどうだい?ボクの拠点でレベルアップしていくボクの料理を堪能していかないかい?」
ここでくるりと、バラのサウザンドがユーベルコードでイケメンオーラをバラにしてるこる、ユイ、シャーリーにイケメンフラッシュ☆
「えっ」
「あっ」
「うわっ」
一瞬、3人の瞳の中に流れる(抱かれたいっ!好きっ!)という感情。
思わず3人はバラのサウザンドの手を取りにいこうとしてしまい。
「ちょっとまったー!」
ウィーリィが身を挺して間に入ってきた。
「料理の腕を披露するのはもう少し修行してからの方がいいんじゃないか?な?」
「はっ!?ボクはえっちじゃないよ!?」
主にシャーリーを庇いにいったウィーリィによって女性3人はバラのサウザンドのユーベルコードの影響を逃れたのだった。
(……これは、ドキドキが収まりませんわね)
(うう……スイッチが入ったままです)
いやどうも、温泉で頬を染めている二人はまだ影響を受けているようだ(?)
●『バラのサウザンド』VS『とらぶるのいちご』
「『バラのサウザンド』さんですか。そんな軟弱な男性は、私の『とらぶるのいちご』さんに比べれば大したことありませんね!」
「ハーレム。男の人が凄ければ納得だけど……そういうわけじゃないっぽいの」
バラのサウザンドのハーレム拠点に、まさかのハーレム勝負を仕掛けにきたチームがいた。
その名も【恋華荘】いちごハーレムである!
なおハーレムの主は彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)。
普段は完全に女の子の格好をしている妖狐だが、今回だけはハーレム主対決のために男装してやってきたのだ。
まぁ話の展開上温泉に入っちゃったけど!
「……にしても、ちゃんと男の人の格好してるいちご。新鮮なの。こんないちごも素敵なの」
最初にバラのサウザンドに毒舌をかましたフロウヴェル・ゼフィツェン(時溢れ想満ちて・f01233)はマイペースにいちごにべたべた。
物資が持ってこれなかったので地道に物資調達などや拠点の修復作業の手伝いなどをして程よく疲れた身体をいちごに寄りかかっていく。
そしてチラッとバラのサウザンドを見る。
「キラーン☆」
状況反射でイケメンフラッシュをかますバラのサウザンド。
「……そっちの人は……うん、やっぱりいちごの方が素敵なの」
ぎゅーとそのままいちごに抱き着く。
「ベルさん、旦那様を左右から挟み込みましょう」
反対側からはアテナ・パラステール(亡国の姫騎士・f24915)もやってきた。
「旦那さま(いちご)のハーレムメンバーのアテナです。それと、私が正妻ですから」
ぎゅーといちごが左右から挟まれる。
「アテナさん!?何故そこで張り合うのかっ……お側の座は譲れませんからっ!?」
あ、そうそう。そういえば。
温泉旅館はベルカとゆのかのユーベルコードの合作ですが、ゆのかはこのいちごハーレムの一員です。
ぅー!と唸りながらいちごの前のポジションを取りにいく。
「あ、でも。いちごちゃんが歴とした男の姿してるのは、正直惹かれるものがありましたねぇ」
温泉に浸かる前に皆でやった修復作業の時のいちごの姿を思い出す面々。
正直言ってしまえばいちごの見た目は少女のような容姿であったが、それでも凜とした佇まいはいちごのハーレムメンバーには好評だった。
「ハーレムは歓迎ですが、正妻は譲りませんよ?」
そこでアテナがくすりと笑いながらゆのかを再度挑発する。
「も、もーっ!」
「え、えーと……ハーレムの一員扱いされるのは引っかかるけど、仕方ない、かな?」
あ、ごめん。アイリス・ヴォルフェルト(守護騎士・f15339)はハーレムの一員ではなかった。
アイリスはチームとしては一緒だが、一応はいちごの護衛役の立場で同行してきたのである。
しかしどうにも、銃や戦車で戦うこの世界で剣と盾を持つ西洋騎士のスタイルは滑稽なんじゃないかと自分で思ってしまっているらしく、その不安が表に出てしまっていた。
そのため、武装とか関係なく(あ、この子もそうなのかな……?)みたいな感じにハーレム拠点の4人全員からも認識されていたのは本人だけが知らない所である。
「って、アテナさん!?なんかやたら私をいちごさんの方に押しやりますけど、私はいちごさんと男女関係ではないし、その予定もないですから!?」
「貴方ももっと素直になればよろしいのに」
くすくすと笑いながらいつの間にか移動してアイリスの背中を押しているアテナの存在もまたその認識に拍車をかけていたので一概にアイリスのみの所為ではないだろう。
「どうです?サウザンドさん」
ここできりりと勝ち誇った笑みをしてきたのは、いちごハーレムメンバーの最後の一人。アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)
である。
恋する乙女として、いちごさんのハーレム軍団の一員としての参戦だ。
「『とらぶるのいちご』いちごさんがハーレムの主としてサウザンドさんよりも格上だと分かれば、皆さんも、いちごさんが『奪還者として優秀』と認めてくれるはず!」
ここでアイは強きにどや顔で強く宣言!
「なにせ、この世界では『モテ度=奪還者としての優秀さ』なのですから!」
ババーン!
やばい!何がやばいって、若干間違ってる気がするのに、ことこのバラのサウザンドのハーレムでは『モテ度=奪還者としての優秀さ』もまた真実であるといっても相違はないからである。
でも、でもねアイ!『モテるから奪還者として強い』なら、実は、バラのサウザンドもちゃんとモテてて3人のハーレムを養っているので=『バラのサウザンドが奪還者として強い』という理論が成り立ってしまうんだよ。
でも実際は『バラのサウザンドは奪還者としては激弱』なのだ。
ただ、バラのサウザンドのハーレムメンバーには、バラのサウザンドが弱いという事が理解されていないので、それもまた真実である。
「恋愛に上も下もないだろう?ボクはボクのハニー達を愛するし、君達は君達の夫と愛をはぐくむといいさ☆」
ここでバラのサウザンドのイケメンは死なない!炸裂☆
一応バラのサウザンドの思想的な説明をすると、アポカリプスヘルのような文明が崩壊した世界ではハーレムが構成される事もあり得なくはない。
男女の比率が偏りが出てしまったり、種としての生存率を上げるために早めに子を作らなくてはいけなかったりするからだ。
そしてそこにはハーレム同士での共有はあり得ても、奪い合いなどの概念は生まれにくい。
ハーレムも逆ハーレムも、あくまでも養えるから数が増えているのであって、貞操概念がなくなっている訳ではないのだ。(環境に寄っては無くなってる所もあるけど)
種として。番が既に決まっている相手に対して労力をもってして争うのは、既に他の番がいる身ではこの過酷な世界ではリスクが高過ぎるのだ。
競争するのはあくまでも相手がいない者同士か、相手のいない者側からハーレム側に対してだけである。
なので、単純に養っていけているハーレムの人数と、実際に修繕作業や物資調達で見せた働き。そしてこの温泉。
それらによっていちご(及びいちごハーレム軍団)は、バラのサウザンド及びそのハーレムメンバーからは、既に絶大な信頼と実績。いちごの方優れている部分はあると認められている状態なのである。
そして、互いの主を褒め合い見せびらかしあうという遊びは、ハーレムメンバーでは割と歓迎なのだ!むしろガールズトークとしては最高に盛り上がるネタなのだ!
勿論バラのサウザンドもそれは分かっているので、勝負だと言われたところで全く屈託のないイケメンフラッシュで応えるぞ☆
バラっ!
「……バラ。……うん、いちごのことホントに好きならこの程度はどうってことないの」
「ええ。旦那さまの笑顔の方が素敵ですもの」
「そうだよね」
いちごにべたべたしているフロウヴェル、アテナ、ゆのかはイケメンフラッシュにそもそも全く動じなかったらしい。
「うっ抱か」(……待った。この感情は明らかに、まやかし!)
ハーレムの一員ではないアイリスは思わず王子様系のバラのサウザンドのイケメンオーラに動揺してしまったらしく、ちょっとだけ心が動いた。
が、流石は聖騎士。動揺した精神を自分で自分を抓って律すると、正気に戻る。
「……お嫁に行けなくなるようなことはやめてください。というか、作り物の初恋なんて絶対に嫌ですからね!?」
顔を赤くしながら目線を反らすアイリス。
(だ、大体、初対面で抱いてとか騎士以前に女性としてはしたないですよ!?)
思わず口から出そうになった言葉を思い返してぼっと赤くなってしまった。
まぁいちごハーレムの中にバラのサウザンドのイケメンオーラに心をそこまで動かされてしまう人なんて。
「……って、アイ?」
「……ところでアイさんが陥落しかけてるのは気のせい……じゃない!?」
「って、なんですか、このバラはっ!?」
いた。
アイはバラのサウザンドの笑顔とそのイケメンオーラで出来たバラをみると、ドキンと胸が高鳴り……。
「サウザンドさん、好きですっ!抱いてくださいっ!」
恋する乙女の表情で、言ってしまっていた。
「え?ええと……?」
困ったような顔をする(でもイケメンオーラを出す)バラのサウザンド。
「……はっ!?」
そこで我に返るアイ。
「は、はわ、はわわわ……」
自分が何を言ったのかはしっかり覚えているアイの頭はオーバーヒート!
ぶしゅぅーと一気に顔が赤くなって頭から煙が出てくるような気分である。
「はしたないことはめ、ですよー!?」
「この程度の魅了に逆らえないなんて、旦那様への想いもその程度という事ですか?」
「……アイ」
だがそんなアイを素早く回収していったのは他のいちごハーレムメンバー。
そして。
「ダメですよ、あなたは私の恋人の1人なのですから」
いちご自身がアイの後ろからその身体を抱き寄せると、耳元で口説くように声をかける。
「はっ、いちごさん……」
いちごに抱かれて落ち着きを取り戻していくアイ。流石はハーレム主である。
「人の心を操るような真似は感心しませんね?」
そしていちごは改めてバラのサウザンドに視線を送る。あくまでも余裕の態度は崩さずに。
「すまないね。ボクのユーベルコードは出したり引っ込めたりできるものではないんだ。あくまでもボクのイケメンオーラが可視化されているだけだからね☆」
ぼわっとバラのオーラを出しながらそういうバラのサウザンド。
彼はUCは使えても猟兵ではない。超常の存在になり切れてはいないのだろう。
「ただ、不用意に刺激してしまったようなのは謝るよ。申し訳ない☆」
イケメンオーラを出しながら優雅に詫びるバラのサウザンド。
最初にも言ってあったが、こいつのルックスと口は上手いのだ。それはもう戦闘能力を犠牲にしている感じに。
「こちらにちょっかいだすと、貴方の彼女たちが妬きますよ?」
「ハハ☆妬かれるのもモテる証……だけれども、確かにここはお暇するよ☆」
キラーン☆とイケメンフラッシュをしながらバラのサウザンドはカッコよくこの場を去っていくのだった。
●内緒の話
どん!
「おっと☆」
歩いているバラのサウザンドにぶつかりにきた猟兵がいた。
「……まぁ、そのなんだ」
それは闇に紛れ、全く目立たない状態になったアレク・アドレーヌ(仮面の英雄・f17347)だった。
「俺が収集してきた物資。お前の手柄って事にしたんだ……ちゃんと分かってるんだろうな?」
実はアレク。
『奪還者としての実力を見せる』よりもより簡単に信頼を勝ち取る方法を考え付いた。
それは『バラのサウザンドの買収/懐柔』である。
早い話が物資を持ってきて、バラのサウザンドの手柄にしてしまおうという事である。
実力がなく、イケメン力と口八丁でなんとかしてきたバラのサウザンドにとってはまさに渡りに船。
話も合わせてくれる協力者とくれば、全力で首を縦に振ってアレクと契約をしたのである。
「嘘も誠もない力だけの世界でわざわざ立ててやんだから……約束破ればどうなるかわかってるよな……?」
念を押してすごんでおくアレク。
だがバラのサウザンドはイケメンフラッシュでそれに応える。
「勿論だとも。ボクが約束を反故にする理由は一切ないだろう?」
拠点を利用させてもらい、他のハーレム拠点のメンバーにも紹介して置く事。
むしろバラのサウザンドからも願ったりかなったりの要望なのである。
「ならいい。足元には気を付けろよ」
「ハハ☆なんだったら君もボクのハーレムに入らないかい?」
キラーン☆とイケメンフラッシュをバラに変えるサウザンド。
因みにアレクは男だ。
そんな相手に何故来んな事を言うのかと言えば。
「……いえ、間に合ってますので」
アレクはヒーローマスク。戦うために依り代に協力してもらっているのだ。
その仮面の下にいる女性にバラのサウザンドが答えたのである。
「そうかい。何かあれば言ってくれ。君はボクの恩人だからね!」
●奉仕プレイ
因みに奪還者としての技能を見せて信頼を勝ち取るという言わば正攻法とは違う手段を取ったのはアレクだけではなかった。
「あらあら、世紀末世界でハーレムなんて羨ましいわね♪」
それは、魔女。ロベリア・アナスタシア(『快楽』と『影』と『媚薬』を司る美魔嬢・f23913)であった。
「……チョット人数少ないし……男一人だけだケド、まあ良いわ」
彼女は奪還者としての力を示す、と言った事はしない。
「やっぱり此処は、ハーレム主クンを虜にして仲間に加えて貰っちゃおうっと」
何も武器は奪還者の力だけではない。
ハーレムに取り込まれる為なら、『女の武器』だってあるのだ。
そしてロベリアは舌なめずりしながら、ターゲットのバラのサウザンドへと忍びより。
「ねぇ。私もハーレムに加えて頂戴……♪」
扇情的ボディを惜しげなく見せつけながら寄りかかっていく。
「おおう☆貴女は?」
押し倒されたバラのサウザンドはしかし流石はハーレム主、状況に流されながらもロベリアに名前を聞く。
「ロベリアよ……私、貴方の様な素敵な男だったら何デモしてあげるわ」
ずいっと豊満な胸がサウザンドに押し付けられ、そして魅惑の手が下半身に伸びていく。
「そう……な・ん・で・も❤」
ごくり。
バラのサウザンドが唾を呑み込む音がした。
そして。
「アハハハ♪いいわ、いいわよ、イケメンくん。流石ハーレム主だけのことはあるわ♪」
温泉の一角でロベリアはバラのサウザンドの上に跨り、上下に激しく跳ねていた。
「んんっ❤……あら、まだいけそうね……」
なんだかんだで気に入ったのか。
興が乗ったロベリアはバラのサウザンドが精魂尽き果てるまで奉仕プレイをし続け、そしてすっかりバラのサウザンドをメロメロにするのだった。
「そういえば、他の女の子3人の姿が見えないわね」
●ヒトミ、フタバ、ミツナの話。
その頃、バラのサウザンドのハーレム要員である3人の美女、美少女、美童女は温泉ですっかり綺麗になると宿の部屋の一室にいた。
そしてそこで燦の着せ替え人形の相手をされていたのだ。
「んふー♪疲れが吹っ飛ぶ可愛さだぜ」
ミツナの頭をなでては褒めているのは燦。
一人で没頭して採掘をしていた燦は大量の可愛い服を収集してきていたのだ。
他のメンバーは基本的に食料などの生きるのに必要なものや、技術や知識を持ってきていたのに対し、燦だけは服装に力を注いできたのだ。
それでヒトミ、フタバ、ミツナの3人にそれぞれ服をいっぱい持ってくると着せ替えタイムを楽しんでいたのだ。
「あ、男物は芋ジャージで充分だから」
それでもちゃんと持ってきてあげてるので、バラのサウザンドは凄く感謝していました。
あ、ジャージじゃなくて、オシャレに喜ぶ3人と綺麗に着飾る3人に対してです。
「よかったっすねー。俺も化粧品とか拾ってきたんで使って下さいっす」
久遠・翔(性別迷子・f00042)もまた探索の結果、化粧品や小物類を集めてきたのだった。
因みに爆乳がばれないように温泉には入っていない。
だって。
「なんっすかねー……あの人……なんか俺にバラ見せてきてたっすけど、生憎俺男っすから」
男を名乗っているのだ。
まぁただバラのサウザンドは男女関係なくイケメンオーラを出してるので何も翔限定ではなかったが。
「あ、なんか欲しい小物があれば作るっすよ」
アポカリプスヘルの住人は、自由にオシャレを楽しむのも一苦労する。
限られた物資の中で美容とオシャレに気を使っていた3人はこのサービスに大変感激していた。
「いいですねー。凄くかわいいですよー♪」
ミツナをべた褒めしまくっていたのはベルカである。彼は単純に褒める役でここにいる。
だってオシャレしても見せびらかす相手がいなかったら嬉しさ半減じゃないか!
そんな理論で燦が連れてきたのだ。
「うんうん、可愛い可愛い」
ただ……燦の思惑はちょっと別の所にあったのだが。
「フタバー。もっと可愛い姿―生まれたままの姿が見たいな。部屋にお邪魔していい?」
燦の狙いは、活発ポニーテール美少女フタバであった!
信頼しているフタバは女性同士ということもあってコクリと頷いてしまう。
そして温泉旅館の一室にすぅーと入ってく二人。
因みにその際、燦はとん、妖艶年上美女ヒトミの背を押していく。
「おっと……?えっと、あの…?どうしたんっすか?」
その先にいたのは翔。
勢いあまってドン!とヒトミは翔の顔の横に手をつく。
所謂、壁ドンである。
「ヒトミ、さん……?何で俺見て荒い息吐いているんっすか……?」
ここで説明しよう。
実は翔は自らも気付かぬうちにUCを発動していたのだ。
それは無自覚の魅了(オートテンプテーション)。
無自覚に自身から誘惑Lv×5%の魅惑(最高100%)を放ち、相手を虜にするユーベルコードである。
その影響が、一般人であるヒトミに色濃く出てしまったのである。
翔が男か、女か。そんなものはもはや関係ない。
ヒトミはちょっとばかし強引に翔に襲い掛かって。
「ちょっ、何で暗がりに……!?うわぁだめっすんぶぶぶっ!?」
貪られる事になった。
因みにそんな騒動をしている最中にミツナはといえば。
「自分を好いてくれる女の子を見捨てるような男に『ハーレム主』である資格はありません」
ベルカがここで美童女を連れ出ししていたのだった!
「閨事もハーレム野郎より上手い自信がありますし寝取ってしまっても構わないのでしょう?」
まさかの、ハーレム拠点メンバー、全員がネトラレ中であったのだった。
●ゼラ様の出番
「ふははっ!余が神々の王ゼウスの転生たる音取ゼラである!」
音取・ゼラ(自称ゼウスの生まれ変わり・f24198)がなんか尊大にそんな事を言っていた。
因みに今いるのは、搾り取られ切ったバラのサウザンド。そして睦事があったらしいハーレムメンバーの3名。
あと狼に物資調査を手伝って貰っていたルナである。
ルナ以外は激しい運動をしまくったらしく息も絶え絶えと言った感じだ。
「……可哀想なものを見るような目で見るなである!」
「いえ、そんな風には見てませんけど?」
ルナの純粋無垢な瞳がゼラの心に突き刺さる!
「ちょっ、誰が辛い現実に耐えきれなくて壊れた哀れな娘であるか!?」
「そんなことも特に言ってないのですが……」
きょとん、きょとん?と首を2度傾げたルナ。
だが特に誰も何もしていないのに追い詰められたゼラはここで実力行使に出る。
「くっ、ならば余の偉大さを見せてやるのである!……はぁぁっ!!!」
「おおーっ!」
そしてゼラはピカー!とユーベルコード:【生まれながらの光】を発動する。
すっかり疲れ切ってしまっていたサウザンドベースの4名の疲労を全快にするというのだ。
「ありがたく思え!……ぜーはー、ぜーはー」
因み生まれながらの光は疲労も治すUCではあるが、複数人を一度にかけたり、時間を早めようとするとすごく体力を使うのだ。
「くっ、性交の疲労もろもろを癒やすだけでも4人同時だと疲れるのである」
足がガクガクいいながらもペース配分とか一切考えなかったゼラがなんとか全員の疲労を取り払う。
「素晴らしい!ありがとう!どうだろう、君もボクのハニーにならないかい☆」
キラーン☆
途端に元気になったバラのサウザンドがイケメンオーラをバラにして放出してくる。
「え、余が役に立つから仲間に加えてやる?ふははっ!当然である!」
すぐに天狗になったゼラは調子にすぐ乗った!
「あ、イケメンさんをわたしの星や月の魔法でさらに輝かせることでしょうか?」
何かできることはないかなー?と考えていたルナはそこでバラのサウザンドのイケメンは死なないオーラにキラキラを追加!
思い付きって大事だよね!
「でもそんなことをして意味があるのでしょうか……」
「ぬぉ!美しいバラと顔である……う、うぅ、余は、そんな簡単に口説かれは、あっ」
効果、あったみたいでうs。
「余を、抱いて欲しいの……」
チョロインの呪いも相まって、ゼラ、即堕ち!
「……あっ」
そしてルナもふと、そのタイミングでバラのサウザンドの顔を見てしまう。
「……あの、抱きしめてもらっても、いいです、か」
「もちろんだとも☆」
ギンギンに復活したバラのサウザンドとそしてハーレムメンバーの3人はとりあえずそのあと、ベルカとゆのかが温泉旅館を畳むまでの間。
猟兵達と親睦を深めたのだった。
大成功
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ルトルファス・ルーテルガイト
(アドリブ連携絡み&えっち歓迎)
「…何か色んな意味でぶん殴りたい男だよ。
…でも殴ったら駄目だし、そもそも男は門前払いだし。」
どうしたものかと思案しながら、偶々近くの泉へ向かう
すると偶々、機械仕掛けの狼に襲われ、あわやな所の
女性3人(誰か1名でも良い)に遭遇
とっさに割って入り、機械狼を一掃
…だが偶々彼女達は、水浴びするつもりだったようで
つまり…女性達は全員脱衣済で…。
間が悪くて逃げようとしたら「待って~❤」と彼女達に
捕まってしまい、『助けられたお礼』と称して体で隅々を
ご奉仕され…ってこれ、いつものパターンだ!?
そして、幸いにも気に入られたのか
そのまま女性達の拠点に『お持ち帰り(!?)』されます
●遅れてやっきた場合
「……何か色んな意味でぶん殴りたい男だよ」
ルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)は悶々とした思考のまま歩みを進める。
"バラのサウザンド"。ハーレム拠点の主。
まぁこの世紀末世界。男女の偏りから来るハーレムそのものは、女性側からの認証もあるようだし、この際問題ではないだろう。
ただしどうにも、バラのサウザンドは実力以上の成果を誇張しているようだ。
理想や期待と、現実とのギャップはいずれ何かしらの反動が生まれるだろう。
それはこの世界では致命的な事に繋がりなねない。
例えば、オブリビオンの襲来などで。
「……でも殴ったら駄目だし、そもそも男は門前払いだし」
なんだかんだでバラのサウザンドも奪還者としてちゃんと自分のハーレムの女性達を養ってはいる。
バラのサウザンドが居なければハーレム拠点の彼女たちは今生きてはいなかったであろう事も事実なのだ。
今までの事を鑑みれば、殴っていいかと言われると、世界情勢的にはよくはないだろう。
ただ"未だ起きていない未来"において、猟兵の介入がない限り、バラのサウザンドはハーレム要員の彼女たちを見捨てて逃げる事が予知されている。
オブリビオンにバラのサウザンド一人が立ち向かっても無意味に犠牲が増えるだけだろうし、逃げる彼は他の拠点に奪還者として情報も伝えるだろう。
その意味でもやはり一概に責められるだけの行為とは言えない。
しかし、ハーレム要員の3人は、サウザンドの誇張された実力を信じ、逃げると言う選択をしない可能性は高い。
それに信じているハーレムの主が自分たちを見捨てて逃げる後ろ姿は、彼女たちの生きる希望を挫けさせかねない。
アポカリプスヘルの人々にとっては、貪欲に生き残る事。その執念。
それこそがオブリビオンへ対抗するたったひとつの"武器"なのだ。
それを摘み取ってしまいかねない行為をしようと言う意味では、殴る価値はあるかもしれない。
ただ"未だ起きていない未来"の出来事である。今殴るのはお門違いだろう。
「どうしたもんか……ん?」
果たしてそんなところまで考えていたのかは別にして、ルトルファスが悩んでいる内に"バラのサウザンドベース"に到着する。
「っ!」
そして走り出すルトルファス。
「ちっ」
戦闘音である。
サンタが来た訳ではない。予知より未だその時刻にはなっていない。
放浪していた機獣のようだ。
戦闘音がする。......だがバラのサウザンドはまず戦力にならないはず。
ならば音が出るとは思えない。つまり他の猟兵が対応している。
「…風霊よ…その息吹を剣に宿し、悪鬼魔獣の牙角を絶つ旋風となれ!」
防衛用の土塁を迂回すると目の前にいた狼型の機獣を一閃。
急に現れたルトルファスに対して他の機械も対応が遅れ陣形が乱れる。
その隙を突き拠点側で迎撃していた他の猟兵と挟み撃ちにする形を一気に殲滅する。
「助かったぜ」
「防壁が破られるとは思えなかったけど、こんなに早く殲滅出来たのは外から挟み撃ちにしてくれたお陰だねっ」
「オブリビオンが来るには少し早いんじゃないか」
殲滅を確認してからルトルファスは拠点の扉を解放してもらい中に入る。
「ちょっと、温泉に浸かり過ぎちゃって」
「温泉?何だそれ、は......」
そして見たのは、どうみても温泉上がりスタイルなメンバーであった。
「え、なんで温泉?」
「あー、貴方も入ってきますか?」
「移動と戦闘でどうしても汚れてしまいますからね」
猟兵の二人からそのように誘われる。
何でも、彼らのユーベルコードで温泉旅館を作ったらしい。
「いや、俺は戦いに来たんであって」
気まずい感じでルトルファスが断ろうとしたが。
「あ、私たち、背中流します!」
「そうです!こんなによくしてもらって、護衛まで」
「少しでも恩返しさせてください」
ここでハーレム要員であるヒトミ、フタバ、ミツナの3人に強引に押し込まれてしまうルトルファス。
あれよあれよと流されるままにルトルファスは裸に剥かれ温泉に入れられ……。
「あらマスター」
媚薬の魔女に捕まった。
「丁度いいわ。4人ぽっちじゃ足りなかったのよ」
「それどういう意味で……ん?」
魔女の下には精魂尽き果てた様子のバラのサウザンドが残っていた。
ちょっとだけバラの見える笑顔が見えた。
「それじゃあ私たちが、ご奉仕するわ」
「「「はい!」」」
「…どうして、こうなるんだ!?」
そしてルトルファスは魔女の指導の元、最近急にレベルアップした3人からの『ご奉仕』を受けてバラのサウザンドと仲良く並ぶのだった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『クリーピング・スタリオン』
|
POW : 騎手を嬲る
【頸部の触手群】から【おぞましい形状】の【無数の肉紐】を放ち、【敵対存在の精神を破壊しかねない程の快楽】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD : 暴れ飛び跳ねる触手馬
【対象を触手で拘束し騎乗させる】事で【吸精暴れ馬状態】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ : 精を啜り喰らう馬
【精気を奪う大量の粘液】を籠めた【背中で蠢く触手】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【快楽中枢】のみを攻撃する。
イラスト:猫背
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
※(第二章は01/18(土)または19(日) 執筆予定です。
プレイングは
01/16(木)8:30~以降に頂けますと幸いです)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●断章(1/3)
猟兵たちは無事にこのハーレム拠点"バラのサウザンドベース"との親睦を深めることに成功した。
ハーレムの主"バラのサウザンド"及びそのハーレム要員であるヒトミ、フタバ、ミツナの女性3名は猟兵に対して強い信頼感を持っているだろう。
それは新たにテレポートしてきた者に対しても同じくらいの信頼度がある。
だがそんな彼と彼女たちの元に絶望という名のプレゼントが届けられる事になる。
―――コンコンコン。
「ちょっと遅いけど、メリークリスマス。プレゼントを届けにきたよっ♪」
卑猥な馬にソリを引かせてやってきた、傍迷惑な触手サンタによって。
●第二章 サンタ襲来(2/3)
それは少女の姿をしたサンタガールだった。
ベアトップの身体のラインが見えるような薄いサンタ服に身を包み、サプライズでの登場という悪戯っぽい笑みを浮かべてやってきた。
それだけならば、平和的だったのだが……そのソリに積まれたプレゼント袋は何故か蠢いており、そしてソリを引くのはトナカイなどではなく、触手を生やした馬だった。
「あれ?思ってたよりなんだか人数が多いね?」
どうやら、猟兵のことのようだ。
ぴょこんとソリから飛び降りたサンタガール(ぎりぎりスカートの中身が見えない)は、顔の前に手をやって遠くを見るような仕草をしながら猟兵とハーレム拠点のメンバーを数える。
「んー。プレゼントを配るのにちょっと準備が必要なんだよね……」
顔に指を当て思案顔をするサンタガール。
どうやら表情がくるくると変わる性格のようだ。
「でも全員に配り終えるまでに待ってる人は飽きてきちゃうよねっ♪」
そして善意1000%の笑みを浮かべて、言い放つ。
「お馬さん、待たせてる間にちょっと遊んであげてねっ♪きっと楽しいよっ♪」
『ヒヒーン!』
●集団戦『クリーピング・スタリオン』 (3/3)
それは頭部から背にかけて卑猥な触手を生やした邪悪な暴れ触手馬のオブリビオンである。
馬らしく耐久性と馬力が強く、そのためサンタガールもソリを引かせていたのだろう。
基本的にサンタガールの命令通り『遊ぶ』つもりで、猟兵やハーレム拠点の住人を、触手で拘束すると自分の背中に乗せてロデオゲームをしようとしてくる。
またその身体を覆う粘液は遠隔攻撃耐性を持つとされ、急所の後頭部以外は効果が薄い。
普通に戦うとその馬力と耐久力から苦戦を強いられてしまいかねない相手だ。
だがこの『クリーピング・スタリオン』には明確な弱点がある。
普段は触手に隠れて見えないが、その後頭部には『核』が存在している。
『核』は脆く、そして核さえ壊せば一撃でクリーピング・スタリオンを倒すことができる。
触手に隠された『核』を撃ち抜く。それが勝利の鍵となる。
それと実は……『核』を覆う触手は、馬の体力が尽きてバテた際に露出する。
この馬はロデオゲームをしてはしゃぐと我を忘れるらしく、スタミナ切れになるまで踊り狂うらしい。
あえてロデオゲームに自ら挑戦し、触手に晒されながらも体力切れの瞬間を狙うのもひとつの手だ。
判断は君達に任せる。
それと、"バラのサウザンドベース"のバラのサウザンド及び、ヒトミ、フタバ、ミツナの4人もこの場にいる事は忘れないで欲しい。
防衛用の土塁があるためまだ拠点内部には侵入されてはいないが、何かフォローがあるといいかもしれない。
信頼を得ている猟兵の言葉であれば、頼めば余程の事ではない限りは指示に従ってくれるだろう。
ただしバラのサウザンドは奪還者ではあるがバラを出すだけなので、ほとんど戦力にはならないので注意して欲しい。
====
※エッチな攻撃が嫌な人は「NOえっち」とプレイングの文頭か文末にあると不思議とそんな攻撃を受けなくなります。
====
シャルロット・アルバート
【エッチは過激な少年誌レベルまで】
【アドリブ・連携は大歓迎】
バラのサウザンドは確かに性格の問題がある。
そもそも一人の女を愛することこそが男の本望だって恩師のイチカもいってた、
ハーレムなんて言語道断だよ。
だからって人の彼女をNTRなんて猟兵どころか人として風上にも置けない下劣な行為……
文句をいいに来たらオブビリオンがやってきたけど、
あの触手……
確かにグロいけどタコかイカだと思えばいいだけだから、次に備えて【生命力吸収】。
つまりは補食するよ。
触手が少なくなれば核を狙いやすくなって一石二鳥だろうし、
やってみる価値はあると思う。
だけど暴れられたんじゃ補食するのは難しいし、
捕縛用電磁剣で怯ませたいかな。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
な、成程、こういう方でしたかぁ。
何とも厄介ですねぇ。
【夢鏡】を使用し身体能力・機能全般を強化、出来るだけ素早く馬さんの背中に乗り、捕まる前に『刀』で核を狙いましょうかぁ。
場所が解らなくても、有るであろう一帯を[範囲攻撃]+[2回攻撃]で切り取れば、その中に含まれるでしょう。
ただ、この方法では何処かで捕まると思いますので、それまでに何匹潰せるか、ですねぇ。
捕まってしまいますと、【夢鏡】は『感度』も強化してしまいますから、何ととか核が露出するまで耐えるしか無さそうですぅ。
まあ、途中で【夢鏡】が解除されて『反動』で胸が極度肥大化、思いっきり狙われるような気はしているのですが。
マルミ・ハインドシャンク
POW・連携アドリブ歓迎・NGなし
待ってたよ、いっぱいロデオゲームで遊ぼうね♥
触手馬の背に乗ったら、「マルミブリーカー」で胴体を締め付けて振り落とされないように踏ん張るよ
そのまま「ダンス」で腰を振ってスタミナ切れを狙うよ
さらに【精神を破壊しかねない程の快楽】を受けすぎないように、両手で【無数の肉紐】を「グラップル」
捌ききれないなら口や胸に挟んでの「奉仕」で宥めるよ
核が露出するまで弱らせたらサウザンドを呼んでトドメを刺させるよ
一度敵を倒せば少しは度胸がつくかもしれないしね
逃げようとしてたら「怪力」でサウザンドの前に馬を投げて退路を断つよ
ほら、ダメだったらフォローはするから頑張って♥
ベルカ・スノードロップ
アドリブ連携絡み◎
「可愛い女の子とえっちなことになるのは歓迎ですが、卑猥な馬の相手をするのは御免被りたいですね。触手も趣味ではないですし」
馬には到底見えませんが、スタリオンなら種馬ですか
見た目にも不快な感じですからね
「さっさと、この世から退場していただきましょうか」
【投擲】【槍投げ】でUC《ナイトメアジャベリン》で召喚した槍を嗾けます
【誘導弾】で確実に【串刺し】にして【生命力吸収】で
一気呵成に触手馬の命を刈り取り【蹂躙】します
「思った通り砂を噛む感覚ですね。この駄馬の命は、美味しくないです」
久遠・翔
アドリブ絡みエロ歓迎
純潔死守
服が乱れながらもなんとか出てきて武器を構えます
が、馬がヒトミさんに触手群を伸ばしてきたので危ない!と代わりに庇い拘束されて無理やり騎乗させられます
ヒトミさんが俺を救出しようとしますが言葉で制してこの馬の弱点を教えます
他の馬から襲われないように選択UCで頑丈な塹壕を作成し持っている武器を投げ渡し後を頼みますと言った瞬間ロデオスタート
いやぁぁ!?と触手からの直接的攻めと快楽中枢の直接攻撃で一気に絶頂
そんな姿を相手が疲れ果てるまで何度も何度もヒトミさんに見られ、最後は馬にヒトミさんがトドメさしますが…
近くの小屋にお持ち帰りされて全身くまなく貪られます
抵抗なんて出来ません…
月宮・ユイ
アドリブ絡み◎
*呪<呪詛>操る誘惑呪詛宿す呪物のヤドリガミ
《機能強化》起動
バラさんのUC、対策必要でしたね
凌げましたが変な気分です
「彼女達を連れて下がって下さい」
馬<誘惑>おびき寄せる為前に出つつ声かける。
猟兵は敵を討つ事が、奪還者は生き抜く事が役目
逃げるのも恥と言いませんが
予知と違い戦える者が揃う状況で尚、
自分だけ逃げる様なら、後で覚悟して下さいね
肌に纏う<オーラ>に<破魔>付与、吸精対策
反抗せず捕まり核露出まで耐え
<呪詛:生命力吸収>で<捕食属性攻撃>消耗回復し次へ
<情報収集・第六感・怪力・念動力>
2体目以降は露出前でも見切り掻き分け攻撃狙う
(人前であんな…なんとか刺激にも耐えないと)
アレク・アドレーヌ
…サンタがトナカイならぬ馬でやってきた。
いや、馬でいいのかこれ
さてさて…どうするかと考えたものの頭数多いから問題ないとは思ったが地味に面倒な相手だし頭数は減るが戦力を強化して他人が戦った方がいいだろうという事でこのUCを使うことにする
速い話が力は貸したるから他の猟兵が戦えだが。
ぶっちゃけ快楽がどうこうとか俺には意味ないから耐えきれるっちゃあ耐えきれるけど次の相手がもっとめんどくさそうだから温存できるなら温存した方がいいからな…
まぁ一人が数人分のスペック持てば余裕だろ
ルトルファス・ルーテルガイト
(アドリブ・連携絡み・エッチ歓迎(触手はNG))
…何だこのデュラハン馬のなりそこない、気持ち悪いな。
こんなのに捕まって快楽攻めとか、心底ごめん被る。
…とは言え逃げる気は無く、核を狙わずとも足を狙ったり
腿の筋を斬ったりして、疲弊を早めて援護は出来る
無論、核が出てるなら優先的に狙うつもり
って思ってたら、不意を突かれて
ヒトミ、フタバ、ミツナ(or女性猟兵も可)が馬の触手の餌食に!?
とっさに炎『属性攻撃』で引きはがし、拠点まで護衛。
だが、彼女達は粘液で【快楽中枢】を刺激された状態
つまり、快楽が抑えられてない状態で…。
逃げようとしたが手おくれ、捕まって彼女らに
襲われるという(何時もながら)酷い事態に…。
ロベリア・アナスタシア
(アドリブ・連携・えっち歓迎)
バラのイケメンは意外と悪くなかったわね…♪
さてさて、目的の可愛いサンタさんの前に…お馬さん相手で
ウォーミングアップよ!
卑猥しかないお馬さんに、嬉々として自ら跨ってロデオゲームに参加♪
背中に蠢く触手から粘液を受けちゃうと快楽を刺激されて。
理性が壊れるどころか、もっと快楽を貪りたく求めて
自ら生えてる触手をすべての穴に受け入れちゃう…♪
激しく暴れながらサレるのって新鮮すぎだわ…!
でも私は快楽を体にしみこませる度、【UC】の効果で
お馬さんの精気を吸い上げちゃっていくの…。
馬がばてちゃったら、そのまま核から生命を吸い尽くして
また次の馬に跨って…以下繰り返しよ。
フロウヴェル・ゼフィツェン
また酷いオブリビオンなの。
でも弱点狙うためには致し方なしなの…うう、頑張るの。
最初は咎喰らう血蝕猟犬で攻撃。触手の生えてるあたりとか齧らせればダメージ通りそうだけど…
でも結局捕まってロデオさせられちゃうの。
いちご以外の触手は嫌なのに、触手がいいところ入ってきて、ロデオの振動もあって、気持ちよくなっちゃうの。
気が遠くなってくるけど…馬がバテるまで耐えないとだから、何とかしがみついて落とされないようにするの。
バテてコアが出てきたら、そこにハーロット・イーターを思いっきり突き刺してやるの。
「うぅ、いちご、ベル頑張ったの…いっぱい、いちごので綺麗にしてほしいの」
彩波・いちご
【恋華荘】
危険なので私もロデオを…と思ったらアテナさんに止められて
「わかりました、気を付けてくださいね?」
代わりに私はバラさんたちに声をかけます
「アレは私達が何とかします。なので下がって身を守っていください」
私の大事な子たちの恥ずかしい姿も見せたくないですし、と笑いつつ
「貴方は戦えない彼女を守らないとですよ?」
さて、あとはロデオしているみんなですけど
危なさそうなら飛び込んでいって、お姫様抱っこで救出しましょう
「大丈夫ですか?」
その際には【異界の抱擁】で呼び出した触手で馬を拘束しつつ
演出で普段よりもカッコつけて
身体に触れたりしつつ…
無事に馬がばててコアが出たなら、そのまま触手で叩き割りますね
アテナ・パラステール
【恋華荘】
弱点があるなら、利用するのが一番ですね?
「旦那様は、いざというときの為に下で控えていてくださいな」
といって、ロデオゲームに挑もうとしますが
…渋っているアイリスさんを見かけたので、これは唆し…もとい説得して無理矢理にでもロデオさせてあげなくては
「アイリスさん、弱者を守るべき騎士として、逃げてはいけませんよ、ほらほら」
無理矢理アイリスさんを跨らせて、と
わたくしも跨ってしばし耐えましょう
「あっ…んくっ…」
触手に責められますが…旦那様にしていただく方が気持ちいいですし…
ほんとに攻めに耐えられなくなりそうなら【無敵城塞】しますね
馬の体力が尽きたら、旦那様にトドメさsてもらいましょう
アイ・リスパー
【恋華荘】
いちごさんに片想い中
「さっきは、いちごさんの前で失態を演じてしまいましたが、
もうバラのオーラになんか負けませんっ!」(フラグ
触手馬の核を撃ち抜く……
難易度が高いですが私の情報処理能力なら!
【チューリングの神託機械】で神経伝達効率を上げて情報処理能力を向上。
触手馬の背に乗り、触手の動きを見極めて
【アインシュタイン・レンズ】で核を正確に撃ち抜こうとしますが……
そこで目に入ったのは、イケメンのバラ。
その対象は――触手馬!?
合わさって『触手馬の触手に抱かれてもいいっ!好きっ!』という感情を植え付けられてしまい……
神託機械の副作用で敏感になった身体を触手によって隅々まで弄られるのでした。
アイリス・ヴォルフェルト
「NOえっち」
【恋華荘】
え、うわぁ……
キモい馬だ、弱点狙うためとはいえアレに騎乗するのは嫌ですね
バラの人達の護衛に回ったらダメですか?
それも騎士として立派な役割ですし、って!アテナさん、無理矢理騎乗させようとしないでー!?
いや、確かに馬に騎乗するのは騎士の嗜みだけどー!
うわっ!?アテナさんに押し出されて触手で拘束されて跨がらせられたー!?
あっ、待って!盾、盾落としてユーベルコード使えないの!
い、いや、このユーベルコードコピーしても使えないんだけどね!?
うぼあー、暴れ馬で触手でがっくんがっくん上下されてるー……意味深じゃないですよ!普通に暴れ回る馬に乗ってるから上下してるだけです!
ルナ・ステラ
ピンチ等歓迎ですが、やりずぎ(処女喪失等)はNGで
(ふと我に返り―なぜ抱きしめられてんですか!?)
イケメンさん離してください!
お、驚きました...
お馬さん?
かわいい...くないです!
侵入される前にどうにかしないと!
魔法で迎撃しましょうか?
あまり効いてないです!?
向かってきます!?
ひゃあっ!
(乗せられてしまいました...)
気持ち悪いです...
きゃっ!暴れまわらないで...!!
(力が吸い取られていく感じがします...)
(このままじゃ...
―ユニコーンさん助けて!)
〔UCが成功したら〕
助かりました...乗るなら優しいユニコーンさんがいいです!
疲れてそうな今なら核が見えそうです!
そこを狙って反撃です!
音取・ゼラ
アドリブ歓迎、NGなし
前章でバラのサウザンドに惚れたままである
クリスマスはもう過ぎたのである!
それに余の愛しいバラのサウザンド様は絶対に護ってみせる!
【完全なる女神ゼウス】で成長してボンキュボンな理想の色気たっぷりの女神になるである、股間には前世のモノがぶら下がっているであるが
バラのサウザンドを護る為に立ちふさがって、触手の餌食になるである
快楽中枢をやられてあっという間にイッてしまい、更に触手で引っ張られられて騎乗させられロデオゲームさせられるである
触手で下半身の女性と男性のモノを刺激されて激しいロデオで頭真っ白に
バラのサウザンド様にこんなところ見られたくっ。あっ、見て!馬にイカされる余をっ!
白銀・ゆのか
【恋華荘】
正直ちょーっと触りたくないどころか、コアを狙うにしてもアレすぎることになりそうだけどッ…!
…いちごちゃん、ちょっとだけ私に勇気を頂戴…!(少し欲望込みだけど…していいなら額にキスして、ちゃんといちごの元に帰る、という決意を込めちゃう…!)
案の定ぬるぬるで嫌らしくて…「不覚にも気持ちいいのが、厭らしい…っ、あっ…!で、もっ!」
「いちごの、キスの味にはッ!遠く及ばないッ…!」
口に入り込むのがなんだ、手足に絡み付くのがなんだ、あそこに潜り込むのがなんだ!
全身『怪力』全開、灰燼拳に全力込めてっ…!
『不埒な馬は、地獄に墜ちて!』
コアを全霊込めてぶっ叩いちゃいます!
●
バラのサウザンドのユーベルコード:イケメンは死なない!
その効果はバラのサウザンドのイケメンオーラを可視化し、自分の周囲にバラを出すものだ。
そしてそのイケメンオーラに当てられた相手は(抱いてっ!好きっ!)という感情を持ってしまう。
何故かって?それは、イケメンだから。
「はっ!?」
ルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)はバラのサウザンドの腕の中でふと我に返る。
(――なぜ抱きしめられてんですか!?)
何故なら、ルナはバラのサウザンドのイケメンオーラに当てられた結果、恋に恋する瞳になって抱いてっ!=抱きしめて下さい!とお願いしたからである。
※第一章参照
「イケメンさん離してください!」
「おっと」
だがイケメンも3日も見れば飽きる。
ユーベルコードの効果の切れ目が縁の切れ目である。
「お、驚きました……」
ルナはドキドキと高鳴る胸の鼓動を落ち着かせようと胸に手を当て、深呼吸。
すーはー。
「大丈夫かい?お嬢さん」
「大丈夫です!大丈夫ですから!」
バラのサウザンドがイケメンオーラを全開にして(=バラを咲かせながら)ルナに声をかけてくる。
だってほら、危険がなければイケメンだから。
ルナはそんなバラ事押してどうにか離れると、やっとこさオブリビオンの存在を認識する。
「え、と……お馬さん?」
『ヒヒーン!』
クリーピング・スタリオンの触手を唸らせるアピール!
意訳としては「遊ぼうよ!」です。
「かわいい……くないです!」
だが残念ながらその卑猥な触手は魔女っ子の感性には受け入れられなかったらしい。
「侵入される前にどうにかしないと!魔法で迎撃しましょうか?」
なんとなくバビュンと☆の形をした魔法を放つ。
遠距離攻撃に対して耐性を持つ粘液が☆を弾く。
「あまり効いてないです!?」
『ヒヒーン!』
「向かってきます!?」
全く脅威にならない☆が飛んできたクリーピング・スタリオンはルナを遊び相手だと認識してダッシュしてやってくる!
「ひゃあっ!」
ルナはルナで逃げようとしたが流石に馬の身体を持つ相手に簡単に逃げ切る事は難しかったらしく、頭の代わりについてる触手に捕まっていまった。
(乗せられてしまいました……)
そのまましゅるりと背中の触手がルナの身体に絡みつき、振り落とされないように拘束していく。
「気持ち悪いです……」
触手からはぬるぬるの粘液が分泌されており、ルナの身体を這って蠢いていた。
というかこのクリーピング・スタリオン、なんかルナのことが割と気に入っているような節があるような気がする。
「きゃっ!暴れまわらないで……!!」
とそんなことをしている間にルナを背に乗せたまま触手馬は飛び跳ねまくる!
お気に入りの相手を騎手に出来たのが嬉しいのかぴょんぴょん飛び回るクリーピング・スタリオン。
(力が吸い取られていく感じがします……)
吸精モードになったクリーピング・スタリオンは触手を通してルナのエネルギーを吸い取っているようだった。
(このままじゃ……)
意識が朦朧とする中、振り落とされないように触手を掴んでいたルナは心の中で叫ぶ。
(――ユニコーンさん助けて!)
『ヒヒーン!』
その瞬間、ルナを背に乗せてはしゃいでいたクリーピング・スタリオンに体当たりするようにして、聖なる力を持った一角獣が跳び込んできた。
そしてクリーピング・スタリオンの普段は隠れている核に狙いを定めてユニコーンの角が一閃。
はしゃいでいたのが影響したのだろう。
核を守り隠していた触手がその役目を十分には果たせずにそのままクリーピング・スタリオンは粒子となって消えていくのだった。
「助かりました……乗るなら優しいユニコーンさんがいいです!」
すっかり腰の抜けたルナは地面にぺたんと座り込みつつ、頬擦りしてきた一角獣を撫で返すのだった。
●
赤黒い猟犬が群れを成して触手馬に飛び掛かりにいく。
しかし馬の身体を覆っている粘液がどうやら猟犬の攻撃を軽減しているらしく。
『ヒヒーン!』
じゃれつかれているとしか思っていないようで馬は楽しそうに跳ね飛んでは猟犬を弾き飛ばしてしまう。
「また酷いオブリビオンなの」
フロウヴェル・ゼフィツェン(時溢れ想満ちて・f01233)は己の血液を触媒に呼び出した猟犬が馬の暴れ具合についていけずに消えていく様を見る。
触手や馬の身体を削っていってもらちが飽きそうにない。
やはり『弱点』を狙うしかないだろう。
「え、うわぁ……」
アイリス・ヴォルフェルト(守護騎士・f15339)はしかしクリーピング・スタリオンのただの馬ではない部分を見てしまう。
『ヒヒーン!』
その顔部分と背中にウネウネと蠢くのは、本来の馬には存在しないはずの触手。
何やら怪しい粘度の高い液体を滴らせながら卑猥な動きをしている。
「キモい馬だ、弱点狙うためとはいえアレに騎乗するのは嫌ですね」
守護騎士と言えども女性。いやむしろ女性騎士だからこそか。
思わず後退りする程にこの触手馬になんだかいやーな感じを感じとっていた。
「危険なので、私がロデオをして相手の体力を消耗させましょう」
いちごハーレムの主である彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)がそこで自ら志願してくる。
遊び盛りの触手馬達は興奮した様子で猟兵達ににじり寄ってくる。
「旦那様は、いざというときの為に下で控えていてくださいな」
しかしそこでアテナ・パラステール(亡国の姫騎士・f24915)がいちごの腕を引き下がらせると自らが前に出る。
「わかりました、気を付けてくださいね?」
ハーレムの女性の言葉を受けていちごはその身を引き、そして代わりに守っている対象であるバラのサウザンドベースの住人に声をかける。
ここにいるのは戦闘が出来る猟兵だけではない。
奪還者のバラのサウザンドと、そのハーレムの一員のヒトミ、フタバ、ミツナだ。
「アレは私達が何とかします。なので下がって身を守っていてください」
私の大事な子たちの恥ずかしい姿も見せたくないですし、と笑いつつ。
「貴方は戦えない彼女を守らないとですよ?」
くすりと同じハーレムを持つ男としていちごはバラのサウザンドの逃げ道を示す。
「あ、ああ!必ず彼女達は守って見せる!このバラのサウザンドの名に懸けて!」
オブリビオンの登場にすっかり怯えまくっていたバラのサウザンドだったが、いちごに声をかけて貰えた事で辛うじて虚勢でもバラを咲かしてみせた。
いちごハーレムが迎え撃つ馬は5体。
ここでそれだけ抜かさないようにすれば、バラのサウザンドとそのハーレムの女性たちに被害が出るのは防げるだろう。
「さっきは、いちごさんの前で失態を演じてしまいましたが、もうバラのオーラになんか負けませんっ!」
温泉でバラのイケメンフラッシュにすっかりやられてしまったアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)も気合を入れ直してクリーピング・スタリオンに戦いを挑む。
「触手馬の核を撃ち抜く……難易度が高いですが私の情報処理能力なら!」
バーチャルキャラクターの電脳魔術士であるアイはこのメンバーの中でも屈指の演算能力と処理能力を保有する。
「私、バラの人達の護衛に回ったらダメですか?」
「アイリスさん、弱者を守るべき騎士として、逃げてはいけませんよ、ほらほら」
往生際の悪いアイリスをアテナが強引に前に押し出していく。
「でも弱点狙うためには致し方なしなの……うう、頑張るの」
フロウヴェルも内の一頭を受け持とうと前に出る。
「正直ちょーっと触りたくないどころか、コアを狙うにしてもアレすぎることになりそうだけどッ……!」
白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)も卑猥な触手の動きに気後れしながらも、しかし正妻の座を争うアテナに負けられないと同じ分だけ前に出る。
いや、前に出る前にいちごの傍に寄ると。
「ゆのかさん?」
「……いちごちゃん、ちょっとだけ私に勇気を頂戴……!」
ちゅっといちごの額にキスをすると(ちゃんといちごちゃんの元に帰る!)そう決意を込めて前線に出る。
●
「って!アテナさん、無理矢理騎乗させようとしないでー!?」
最初に騎乗する事になったのは守護騎士のアイリスだった。
いやまぁ味方から押し出されただけだけど。
「いや、確かに馬に騎乗するのは騎士の嗜みだけどー!」
『ヒヒーン!』
遊び相手が出て来てくれたとクリーピング・スタリオンは触手をうねらせると鎧を着たアイリスを拘束するとそのまま自分の背中に跨がらせる。
そしてそのままレッツロデオ、スタート!
「あっ、待って!盾、盾落としてユーベルコード使えないの!」
騎乗の際に手に持っていた盾を取り落としてしまっていたらしい。
がっくんがっくん揺れる馬の上から地面に転がる盾に手を伸ばそうとするけれども、触手に拘束された足が動かせないらしく回収するのは難しそうだ。
発動条件に装備品が含まれているユーベルコードはこういった場合は致命的だ。
「い、いや、このユーベルコードコピーしても使えないんだけどね!?」
因みにアイリスが持ってきていたのは鏡映しの聖なる盾(リフレクト・セイントシールド)。
盾で受けた相手のユーベルコードをそのままコピーする能力。
うーん。多分背中から触手が生えたかもしれない。
「え、それきもい……」
『ヒヒーン!』
ともかく遊び相手が騎乗してくれたなら、触手馬くんは喜び勇んで跳ね回る!
「うぼあー、暴れ馬で触手でがっくんがっくん上下されてるー……」
振り落とさないようになのか、アイリスの太腿には触手がしっかりと巻き付いてはいるが、触手事態に余裕があるのかロデオで上下に動くたびに身体ごと動く事になる。
うーん意味し……。
「意味深じゃないですよ!普通に暴れ回る馬に乗ってるから上下してるだけです!」
アイリスは叫びに応えるようにロデオの動きはより運動能力的に激しくなっていった。
●
触手馬たちの思考は基本的には『遊びたい』である。
なので体力や騎士としての経験から騎乗能力的にロデオを制しているアイリスを乗せた馬は、暴れれば暴れる程に自分を制してくる騎士に対して暴れ馬として遊びまくっていた。
しかし他のメンバーは馬の騎乗技術という面では残念ながらそんな自分の身長並みに飛び跳ねるロデオについてこれるわけではない様子だった。
そうなればクリーピング・スタリオンたちは暴れ馬としてではない方面での遊び相手になって貰おうとするのだった。
「あっ……んくっ……」
「不覚にも気持ちいいのが、厭らしい……っ、あっ……!」
「……うぅ、いちご以外の触手は嫌なのに……」
「核を正確に撃ち抜けば……あっ!」
守護騎士の乗った触手馬程ではない上下運動ではあるが、代わりに蠢く触手が激しく騎手の4名を責め立てていた。
触手馬にとっては、自分の背中で気持ちよくなって貰うのもまた、遊びの方法なのだ。
「こんな、もの……旦那様にしていただく方が気持ちいいですし……」
アテナを跨らせた触手馬は太ももと二の腕、そしてスカートの中に触手を巻き付けるとそのまま上下運動をしてアテナを責め立てるが、いちごを思う気持ちでアテナはその攻撃を必死に耐える。
しかし耐えられるというのは遊び相手から見ればそれはもっと、遊んでいきたくなるもの。
「……え、それは」
クリーピング・スタリオンは"核"のある部分の、より強力な魔力を宿した部位である後頭部付近の触手をこれ見よがしにアテナの前まで伸ばしてきた。
滴り落ちる粘液と、その悍ましい形状の無数の触手は、今までとは違う。それをはっきりと示してきて。
「くっ、【無敵城塞】!」
自分自身ではその場を動けなくなるものの、あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるユーベルコード。
咄嗟にアテナはその身を固めるが。
「あああっ!?」
振るわれた触手は、その殆どを無力化された上で、精神を破壊しかねない程の快楽のその一部をアテナに叩きつけてきた。
ほぼ無敵。それはつまり100%を防ぐものではない。
クリーピング・スタリオンの触手は絶対防御の上から、その殆どが無力化されてしまおうが、遊び相手のためならば、リソース無視で触手を振るう。
「無敵城塞越しでも……こんな……んくっ!!!」
そして触手で拘束しているだけではなくユーベルコードで自ら動く事が出来ないアテナに対して、触手馬は何度もその触手を打ち付ける事になる。
「ふわぁ、気持ちいいとこ、入ってきて……あう」
触手に翻弄されているのはアテナだけではない。
フロウヴェルも四肢を拘束され、そして服の中に触手が潜り込まされるとロデオの振動と共にクリーピング・スタリオンの遊び相手にされていた。
「いちご以外の触手は嫌なのに……気が遠くなってくる、の」
吸精暴れ馬状態に変化した触手馬は騎乗させたフロウヴェルの反応を感じながら高速でロデオする。
「でも……馬がバテるまで耐えないと、なの」
何とかしがみ付いて落とされないようにするフロウヴェルだが、掴むことができるのは触手のみ。
他の部位よりも敏感な触手を握られたクリーピング・スタリオンはより興奮して激しくフロウヴェルを責め立てる事になるのだった。
「うぅ、いちご、ベル頑張ったら……いっぱい、いちごので綺麗にしてほしいの」
「チューリングの神託機械で神経伝達効率を上げて情報処理能力を向上させれば核を狙い打つことも……」
触手馬の背に乗せられたアイだったが、冷静さを失わずに自らの自身の演算能力を高める。
そして後頭部付近に存在するというクリーピング・スタリオンの核を見定めようとして。
「くっ触手が、邪魔です、ね!」
大量の粘液を伴う触手が核付近から飛び出してきた。
「あ」
それだけならばよかったのだが、触手に気を取られて視線を上げたアイは逃げていくバラのサウザンドとそのハーレム女性を視界に入れる。
そして、バラのサウザンドが自分であんまりコントロールできないと言っていた、イケメンバラオーラを見てしまう。
イケメンは死なない! それはバラのオーラを見た相手に抱いてっ!好きっ!という感情を持たせるユーベルコード。
そしてバラのサウザンドはいちごの助言通りにもっと奥の場所に移動して視界から消える。
そうなれば今、アイの視界の中心にあるのは……。
「触手馬の触手に抱かれてもいいっ!好きっ!」
その瞬間、アイの身体をバシンと触手が貫き、ユーベルコードの能力で肉体を傷つけずに快楽中枢のみが攻撃される。
「ふわぁぁあああっ!?」
演算能力を高めるために神経伝達効率を上昇させていたアイは、快楽中枢から発信される情報を通常よりもさらにダイレクトに受け取ってしまう。
「あ、あ、あ……」
一度に取り扱う情報量の過多によってアイの思考は一瞬ホワイトアウトする。
だがそうなれば、最後に強く残った感情が最初に戻ってくる事になり。
「触手、好き……ふわぁああっ!?」
遊び相手が喜んでくれるのをクリーピング・スタリオンは楽しくなってロデオするのだった。
「あッ!んぐっ……はっ!」
偶然なのかどうかは分からないが、このメンバーの中で最も背中の触手が多い個体に乗せられたのはゆのかだった。
そして触手馬はゆのかを自分の背に跨らせ、拘束するだけでは飽き足らず、和服の中に多数の触手を滑り込ませていた。
普段は露出をあまりしないゆのかだが、触手によって内側からはだけさせられ、直そうにも手足に絡みつけられてロデオの動きに耐えるのに精一杯。
そして内一本の触手がゆのかの口を強引に空けて来て粘液を流し込んで来て、ゆのかの呼吸を妨げていた。
「んんっ!?」
だが、それだけではない。
アテナが受けていた核の付近から伸びてきた悍ましい形状の触手が、ゆっくりと見せつけるように伸びてきた。
粘液が滴り落ちるその触手は他の部位とは明らかに、存在感が違う。
ゆのかは、アテナがその触手を無敵城塞越しに何度も受けているのを見ていた。
だからこそ次に何が来るかを理解しており。
「んぐぅぅぅっ!!!???」
叩きつけられてきた精神が壊れそうな程の快楽に、真っ向から受け止める事になった。
馬の背でこれでもかとのけ反ったゆのかだが、だが、その意識はたったひとつの事に向けられていた。
(こんなの……っ!口に入り込むのがなんだ、手足に絡み付くのがなんだ、あそこに潜り込むのがなんだ!)
核付近の触手はクリーピング・スタリオンにとっても重要器官で、そしてエネルギーの消耗も激しいのだろう。
快楽を与えてくる触手ではあるが、そちらが動くのに比例して、他の触手の動きがはっきりと悪くなっていた。
ゆのかは拘束力の落ちた触手を怪力で振りほどくと口を塞いでいた触手も力づくで吐き出し、そしてクリーピング・スタリオンにこう言ってやった。
「いちごの、キスの味にはッ!遠く及ばないッ…!」
恐らく。核の付近の触手を動かすのは他の触手を動かしたりロデオをするだけよりもエネルギーを消耗するのであろう。
それでなくても核の付近の守りは薄くなっているのだ。
「不埒な馬は、地獄に墜ちて!」
見えるようになった核に、全身全霊の灰燼拳を叩きつけるのだった。
●
「大丈夫ですか?」
ゆのかが目を開けるとそこにはいちごの顔がアップになっていた。
「わっ、いちごちゃん!?」
触手馬の核を己の拳で砕いたゆのかだったが、その後緊張感が途切れたのか数瞬、気を失ってしまっていたらしい。
核を失ったクリーピング・スタリオンはそのまま身体を粒子のようなものにして消えていったが、ゆのかがそのまま落ちてしまいそうだったのを見ていちごは素早く救出にいったようだ。
状態としてはお姫様だっこである。
「頑張りましたね」
「……ちゃんといちごちゃんの元に帰るって決めてたから」
因みに今、ゆのかはすっかり和服もはだけてしまい、半裸状態。
その上触手馬の遊び相手になった事ですっかり身体は火照ってしまっていて。
そんな状態でお姫様だっこされて顔を覗き込まれていたら。
「成敗っ!」
後ろで、アイリスがすっかり乗りこなした結果バテバテにした触手馬の核を馬上から剣で叩き斬った音がした。
「これくらいの暴れ馬なら乗りこなしますよ」
思わず振り向いたいちごとゆのかの視線の先では、粒子になって消えていく馬から飛び降りたアイリスが勝鬨を上げていた。
それにどうやら他のメンバーの触手馬もそろそろバテてきたようだ。
「みんなの馬も倒してきますね」
「ええと……はい。あの、腰、抜けちゃって」
力の入らない様子のゆのかをゆっくり降ろしてから、いちごは他のメンバーの触手馬の核を砕きに……。
行く前に。
チュ。
「では行ってきます」
その後、触手馬に対抗するようにいちごの展開した触手が相手の動きを封じながら核を砕いていき、そして一人ずつ介抱していくのだった。
●
「バラのサウザンドは確かに性格の問題がある」
シャルロット・アルバート(閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)・f16836)はテレポートしてきたら、いきなりバラのサウザンドをディスってた。
「そもそも一人の女を愛することこそが男の本望だって恩師のイチカもいってた、ハーレムなんて言語道断だよ」
世紀末の世界でも倫理観を保ち続ける事が出来る人にはそうだろう。
恐らくそれも正しいのだ。
ただしこの場のハーレムはどっちかというと男女の偏りによって生まれたものなのでハーレム自体を完全否定するにはまず環境を整えなくてはいけないだろう。
「だからって人の彼女をNTRなんて猟兵どころか人として風上にも置けない下劣な行為……」
あ、因みにハーレム存続とかは複数の猟兵の思惑が乗っかってきている事なので一応判定しているけど。
基本的に"生きるために"バラのサウザンドのハーレムに入っている彼女たちに対して、猟兵側はバラのサウザンドを応援しているか、または"一時的な快楽"を優先しているアプローチが主だったので、交流面では絶賛信頼度上昇中で限界値を振り切りそうだったけど、バラのサウザンドハーレムの崩壊は今の所ほぼないんじゃないかなぁ。
今の所、バラのサウザンドの信頼度は下がっていないし他の拠点への融通もしてないからハーレム抜けて何処にも行く宛がないしね。
多分バラのサウザンド及びハーレムメンバーからも、猟兵たちへの信頼度が高いからできるひと時の遊び相手としてとして扱われてるから、両者同意の話でそんな下劣な行為には至れていないんじゃないかなぁ。
「って本当は文句をいいに来たら……オブビリオンがやってきたんだけど」
はい、やってきましたクリーピング・スタリオン。
うねうね触手が遊びたがってるよ!
「あの触手……」
うねうね。
「確かにグロいけどタコかイカだと思えばいいだけだから、次に備えて捕食しよう」
え、ゲテモノ好きですね。
「触手が少なくなれば核を狙いやすくなって一石二鳥だろうし、やってみる価値はあると思う」
まぁやってやれない事はないかもしれない。
「だからまずは暴れらないように捕縛用電磁剣で怯ませる!」
スタン効果のある電気剣をシャルロットはクリーピング・スタリオンにぶち当てる!
『ヒヒーン!』
「え、効果が薄い……!?」
しかしクリーピング・スタリオンの粘液は電気もあんまり通さないらしい!
「うわっ!?」
そのままシャルロットも触手に捕まると、馬に跨らされてしまう!
「ちょっとまって僕はおと……」
クリーピング・スタリオンは『遊び相手』が欲しかっただけなので。
はいロデオスタート!
「うわっ!?激しいっ!?」
●
「な、成程、こういう方でしたかぁ」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はサンタガールの善意1000%な感じに当てられたらしい。
「何とも厄介ですねぇ……とはいえ、まずはこちらのお馬さんですかねぇ」
そうまずはボスより先に集団戦を制さなくてはならないだろう。
この馬の特性は防御力。
粘液に包まれた身体は遠距離攻撃に耐性を与え、そして通常の肉体も耐久力がある。
ここはやはり"核"を狙うしかない。
「楽園の彼方におわします女神様、あなたの使徒に『鏡の加護』をお与え下さいませ」
るこるはユーベルコード:豊乳女神の加護・夢鏡(チチガミサマノカゴ・ユメノカガミ)を発動して、自身の身体能力・機能全般を強化。
そして『遊ぼう』としてきたクリーピング・スタリオンに逆にこちらか跳び乗り、触手に捕まる前に刀を抜く。
「場所が解らなくても、有るであろう一帯を切り取れば、その中に核も含まれるでしょう」
そのまま後頭部付近に対して刀を振り下ろす……が。
「え、斬れない……?」
粘液の耐性なのか、触手の弾性なのか。るこるの振るった刃はクリーピング・スタリオンの触手をぐいんと沈ませると、そのまま弾きかえってきた。
「ひゃあっ」
そしてるこるはそのままクリーピング・スタリオンの背中の触手に捕まってしまう。
「ああ……これはまずそうですねぇ」
ぬめりとともに太ももに絡みついてくる触手。
るこるのユーベルコード:【夢鏡】は身体能力を上げるが、同時に『感度』も強化してしまう。
そのため、通常よりも敏感にクリーピング・スタリオンの触手に反応してしまう。
「何とか、核が露出するまで耐えるしか無さそうですぅ」
触手のぬるぬるした感触にるこるは顔を赤くしながら耐久戦に持ち込む心構えをする。
しかし、そこでクリーピング・スタリオンは核の近くにある触手を持ちあがてきた。
それは明らかに他の触手よりも悍ましい形状のもので。
そしてそれは対象を行動不能にする程の快楽をもたらすもの。
自分自身のユーベルコードで感度を上げてしまっているるこるにこの一撃は。
「ひゃあああっ!!!???」
そう易々と耐えきれるものではないかもしれない。
そのままロデオがスタートするが、既にるこるは上下に動くたびに悲鳴を上げる事になっていた。
さらにその後、【夢鏡】の効力が切れて自分で上昇させてしまった感度が元に戻ってたが。
ユーベルコードの反動のせいで胸が極度肥大化してしまい、クリーピング・スタリオンに面白がられた結果、さらに激しく上下に動かされる事になるのだった。
●
「バラさんのUC、対策必要でしたね……凌げましたが変な気分です」
月宮・ユイ(月城・f02933)はバラのサウザンドを見る度に心の奥から湧き出てくる感情に戸惑いを覚える。
(抱かれたい……好き……はっ!?)
顔を赤くしながらも何とかその感情を振り払うと、なるべくバラのサウザンドを見ないようにしながら避難を呼びかける。
「彼女達を連れて下がって下さい」
「あ、あぁ!君は!?」
「私は、あれを食い止めます」
馬を誘き寄せる為に前に出つつ、ユイはバラのサウザンドとそのハーレムが逃げる時間と空間を稼ぐ。
「す、すまない。任せたよ……!」
(猟兵は敵を討つ事が、奪還者は生き抜く事が役目)
慌ただしく逃げていくバラのサウザンドと、それとそれを追うハーレムメンバー。
一目散に逃げ出してはいるものの、道を作っていると言えばまぁハーレムと一緒に逃げてはいるだろう。
(逃げるのも恥と言いませんが予知と違い戦える者が揃う状況で尚、自分だけ逃げる様なら、後で覚悟して下さいね)
ともかく、バラのサウザンドとそのハーレムメンバーはこの場から一旦は離した。
あとはユイがこの触手馬を倒すだけだろう。
「あちらの馬の核の位置からすれば……ここ!」
他の猟兵の戦闘データから予測した箇所にユイは触手をかき分け武器を突きさす。
……が。
「なっ、核の場所が、個体で微妙に差異がある……!」
突き刺したその少し横に、この個体の核はあった。
「きゃあっ」
一気に仕留めるつもりだったユイだったが、弱点を突けなかった時点でそれが逆に隙になる。
触手に捕まったユイはそのままクリーピング・スタリオンの背中に乗せられてしまう。
(こうなれば、反抗せずに核露出まで耐える……)
プランB。そのまま直接核を狙うのは難しいと判断したユイは吸精対策に自分の肌を覆うオーラに破魔の力をエンチャント。
ロデオに対抗する事を選ぶ。
(人前であんな……なんとか刺激にも耐えないと)
ロデオの動きは見ていた。だからこそ、何とか耐えいけると計算していた。
だが、ユイはひとつ悪手をしてしまったのだった。
「ひっ、はっ、あうっ、あっ」
『ヒヒーン!』
ユイは触手に拘束されたまま強制ロデオゲームで遊ばれていた。
ただしただ拘束されているだけではない。
いや、クリーピング・スタリオンの背中の触手はユイの四肢に絡みつき、そのロデオから飛び出さないように拘束していた。
だが『ユイの下腹部にある呪詛』から具現化したクリーピング・スタリオンの持つものと同じような触手が、ユイの身体を執拗に愛撫してきていたのだ。
「まさか、吸収した魔力で……ひゃあっ」
体力勝負をしようとしていたユイは、相手からの吸精対策はしておき、逆に自分からは生命力吸収の呪詛を行い体力を奪おうとしていた。
だが、クリーピング・スタリオンの主な生命力は触手であり、そしてその触手はユイに吸収されたあとに再び結合した結果、再度具現化してきたのだ。
それもユイの服の下から伸びた触手は的確にユイの敏感な部分を責めてくる。
さらにロデオの激しい動きと背中からの本来の触手。
それらが一気に襲い掛かってユイはすっかりこの触手馬に弄ばれてしまうのだった。
●
「バラのイケメンは意外と悪くなかったわね……♪」
ロベリア・アナスタシア(『快楽』と『影』と『媚薬』を司る美魔嬢・f23913)はハーレムメンバーを引き連れて去っていくこのベースの主との行為を思い返して舌なめずりしていた。
しかしもう十分に搾り取ったあとのような気はする。
ロベリアもそう思っているのかバラのサウザンドはそのまま見送り、代わりにオブリビオンの方を向く。
「さてさて、目的の可愛いサンタさんの前に……お馬さん相手でウォーミングアップよ!」
魔法使い職とは思えない速度でロベリアは動き、そしてクリーピング・スタリオンの背中に飛び乗っていった。
「ロデオゲームスタートよ♪」
嬉々として卑猥しかないお馬さんに、自ら跨って腰を振り始めるロベリア。
「待ってたよ、いっぱいロデオゲームで遊ぼうね❤」
そしてもう一匹の馬に飛び乗りにいったのはマルミ・ハインドシャンク(ハラペコ緑鬼・f19015)だった。
がっしりと両足での挟みこみを行うともう逃がさないとばかりに強烈な締め付けを敢行する。
おや、この馬、普段は吸精する側なんだけど、何故かどっちも今、捕食されそうになっている気がする。
「ほらほら、もっと快楽を頂戴♪」
「ダンスの始まりだよ」
突然の来襲にクリーピング・スタリオンたちは面喰いながらもロデオをスタートさせる。
そしてそのまま核の周辺の触手が伸びてきて、ロベリアとマルミの身体に打ち付ける!
「あぁーん♪すっごい、これ……理性が壊れるどころか、もっと快楽を貪りたく求めちゃたくなるわ」
快楽神経を直接刺激されたロベリアは初めて受ける感覚に喜びの声を上げる。
そのまま思わず触手を両手にそれぞれ持ち、相手の触手を受け入れそうとするが、生憎と快楽中枢のみを攻撃する触手は、ロベリアの身体をすり抜けるのだ。
「あぁーん♪激しく暴れながらサレるのって新鮮すぎだわ……!」
「うわぁ、これ何度もそんなに受けちゃうんだね……」
隣の別の馬に乗っていたマルミもまた悍ましい形状の触手を受けて、精神を破壊しかねない程の快楽を味わっていた。
「でも、何度も受ける訳にはいかないかな」
この核の周辺の触手を使った攻撃は恐らく馬の体力も使っているだろう。
だがそれ以上に受け続けては危険だとマルミは判断。
その核の周辺の触手を先に両手でつかんで動きを封じ、さらに足りない部分は胸に挟んで口で咥えてきた。
「さぁダンスの時間だよ♪」
マルミはそのまま相手を牽制しながらダンスでスタミナを削っていった。
「すっごい……すっごい体験ね。これ。……でも、もう終わりみたいね」
ロベリアは何度も快楽中枢を叩かれそして嬌声を上げる事となっていたが、ユーベルコードの能力によってクリーピング・スタリオンから受けた分だけ強化されていっていた。
そして今、完全にスタミナ切れになったクリーピング・スタリオンの後頭部付近の触手に手を伸ばすと、"核"をパキンと簡単に壊してしまう。
「素敵だったけど、持久力が足りないわね♪また次のお馬さんにいきましょ♪」
ツヤッツヤになったロベリアはスキップしながら次なるクリーピング・スタリオンを探しに移動するのだった。
「あ、いたねサウザンド」
ドーン!という音がこれ程まで似合うのかという感じにマルミは首根っこを掴んで運んできたクリーピング・スタリオンを、避難中のバラのサウザンドの前に持ってきた。
「おわわわっ!!!???」
バラのサウザンド、腰が抜けるの巻き。
「核が露出するまで弱らせたからサウザンドでもとどめさせるよ」
「え?」
腰が抜けてしまったバラのサウザンドにマルミは武器を持たせると怪力を発揮してそのまま立たせる。
「一度敵を倒せば少しは度胸がつくかもしれないしね」
「な、なんで?そこまで」
「言ったろう?マルミは頑張ってる人は好きなんだ」
にかりとマルミは笑顔を向けてバラのサウザンドを応援する。
「ほら、ダメだったらフォローはするから頑張って❤」
あ、ダメだったのでフォローされました。
●
「可愛い女の子とえっちなことになるのは歓迎ですが、卑猥な馬の相手をするのは御免被りたいですね。触手も趣味ではないですし」
「……何だこのデュラハン馬のなりそこない、気持ち悪いな。こんなのに捕まって快楽攻めとか、心底ごめん被る」
ベルカ・スノードロップ(Wandering Dream Chaser・f10622)とルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)は揃ってクリーピング・スタリオンにげんなりしそうな表情を向けていた。
「馬には到底見えませんが、スタリオンなら種馬ですか」
「とはいえ、逃げる訳にもいかないか」
しかし同時に武器を構えてる。
ベルカは槍を。ルトルファスは剣を。
「……精霊よ……この声に耳を傾け、その力を剣に示せ!」
攻撃力を強化したルトルファスの剣がクリーピング・スタリオンの腿の筋を斬りにいく。
が。
「……浅い?」
手ごたえに違和感を覚えたルトルファス。
「――我が夜の血に応え、顕現し、貫き穿て、夜王の槍」
そこへベルカがナイトメアジャベリンを召喚すると多数投擲攻撃!
「見た目にも不快な感じですからね。さっさと、この世から退場していただきましょうか」
闇の槍がクリーピング・スタリオンに殺到していく。
が。
「……?生命吸収しているはずが、ほとんど来ませんね?」
「いや、これはダメだ」
急いで戻ってきたルトルファスだったが、若干気付くのに遅れてしまった。
『ヒヒーン!』
槍の中から飛び出してきたのはクリーピング・スタリオン!
この馬の粘液には遠距離攻撃への耐性があり、そして急所以外への攻撃は効果が薄い。
やり投げと筋への斬撃は馬の突撃を止めるには不十分で、突然飛び出してきたクリーピング・スタリオンにベルカとルトルファスは対応できない!
「しまった!」
その先にいるのは、バラのサウザンドとそのハーレムメンバー!
「フッここはボクのバラのサウザンドの出番だね☆」
キラーン☆
バラが周囲に咲いた。
うん、触れただけでバラが砕け散った。
「フフフ。余の出番のようだな!」
だがそこに颯爽と現れたのは音取・ゼラ(自称ゼウスの生まれ変わり・f24198)!
凄い!この展開を読んで護衛していたのか!?
「バラのサウザンド様には指一本触れさせないのだ!」
違った!第一章でバラ見た結果、バラのハーレム入りしようとしてただけだった!
チョロイン!
「クリスマスはもう過ぎたのである!それに余の愛しいバラのサウザンド様は絶対に護ってみせる!とぅ!」
ここでゼラはそのユーベルコードを起動。
【完全なる女神ゼウス】。それは種族:神の前世の力と肉体の一部を宿した理想の女神に変身するというなんか凄そうな能力!
まだまだ成長途中でしかないゼラの身体が光包まれると、ボンキュボンな理想の色気たっぷりの女神に、変身!
(なお、股間には前世のモノがぶら下がっております)
あ、もしかして触手馬が女性のみターゲットで男性部分があれば大丈夫とかそういう読み?
「ゼウスの転生たる余は、今一時ヘラの呪いを破り前世の力をこの身にて再現しよう!この姿の余は無敵よっ!」
あ、違った。
バリバリバリーってしながらゼラは前に出る。
因みにバリバリは遠距離攻撃扱いで粘液に無力化されました。
「なにっ!?や、やめるのであるっ!」
そのままじゃれつかれる感じにクリーピング・スタリオンの触手に捕まると騎乗in!
一発、快楽中枢をぶったたかれてそのままロデオゲームスタート!
「あひぃぃぃいん!!!???」
クリーピング・スタリオンは遊び相手が欲しいので男性も女性も関係なく、乗せて遊び始める。
むしろ男性と女性の二通りの快楽があるのでダメージ2倍ボーナスを受けてしまっていたゼラ!(男女神バージョン)
「バラのサウザンド様にこんなところ見られたくっ。あっ、見て!馬にイカされる余をっ!」
「あ、あ、ゼラ……くっ、君の犠牲は無駄にはしないよ☆」
あっさりバラのサウザンドは他の非戦闘員と一緒に逃げ出した!
「ふん!」
「えい!」
とそこへ炎の魔法が触手を引き裂き、闇の槍がロデオゲームで露出仕掛けていた触手馬の核を貫く。
「もう少し近接でいくか、ロデオゲームを誘発させないといけなかったようですね……それにしても思った通り砂を噛む感覚ですね。この駄馬の命は、美味しくないです」
粒子になっていく馬の残滓を吸収しながらベルカは感想を漏らす。
「大丈夫か?」
ルトルファスはロデオされていたゼラを救出。
「……あ、余の王子さま」
しかしゼラは快楽中枢を刺激されていた!というかチョロインだった!
逃げようとしたルトルファスだがその手をガシっと掴みとるゼラ(男女神)。
「ま、待て。これは女難の相に含まれるのか……?」
「抱いてっ!好きっ!」
●
「ヒトミさん、危ないっす!」
乱れた服を直しながら久遠・翔(性別迷子・f00042)が狙われていた一般人の年長者、ヒトミを突き飛ばし、代わりに触手に拘束される。
『ヒヒーン!』
クリーピング・スタリオンとしては、遊び相手になってくれるのであればどちらもいい。
そういう感じで翔に対して触手拘束をして無理矢理騎乗させる。
「ヒトミさん!ダメっす。こいつの弱点は後頭部の核っす。普段は隠れてるけど、ロデオゲームをして疲れれば出てくるっす」
そこで翔はユーベルコードを起動。
ヒトミが他の馬から襲われないように高速建築(クイッククラフト)で頑丈な塹壕を作成。
さらにそのまま持っているククリナイフを投げ渡し。
「後を頼みますっす」
『ヒヒーン!』
翔はヒトミに全てを託し、卑猥なロデオゲームに参加させられる!
「くっ、この程度……」
拘束されながらも暴れ馬の背で上手くバランスを取る翔。
だがクリーピング・スタリオンとしては周囲の壁が邪魔でロデオばかりではつまらない。
「えっ、ちょっと……そこは、ダメっす!?」
服の中に突っ込んできた触手が暴れると、翔の抑えつけていたGカップの胸が飛び出てしまう。
しかも今はロデオゲームの最中だ。
その暴走っぷりが前代未聞の動きをし始める。
「だ、だめっす止めるっす!」
さらにそこに核付近の強力な触手が翔の快楽中枢への直接攻撃をしてくる。
「いやぁぁ!?」
翔はそのままクリーピング・スタリオンが疲れるまで触手を何度も打ち付けられては絶頂を繰り返し、そしてその全てを涙を浮かべるヒトミに見守り続けるのだった。
「ヒトミさんがトドメを……」
すっかりぐったりしてしまった翔はもはや腕一本動かす事も出来そうになく。
ククリナイフを預けたヒトミに、露出した核を砕いて貰おうと頼む。
が。
「わ、私には、無理よ……」
ヒトミはあくまでも非戦闘員の一般人である。
奪還者のバラのサウザンドならぎりぎりなんとかなったかもしれない案件ではあるが、保護対象であるヒトミにはスタミナきれをしているとはいえ、特に拘束も何もしていないオブリビオンの相手が務まるようなものではない。
「……えっ、それじゃ俺もしかしてスタミナ回復したらまた」
周囲を塹壕で囲ったが故に、クリーピング・スタリオンが他の遊び相手を見つけることはまずないだろう。
さらに言えば翔がテレポートで退避した場合は目の前のヒトミが十中八九襲われるだろう。
「それは、ダメっす」
だが何度も気をやったせいか翔の腕には力が入らない。
しかしそこにひらりと上からマスクが舞い降りてきた。
「……サンタがトナカイならぬ馬でやってきた。いや、馬でいいのかこれ」
その姿、アレク・アドレーヌ(仮面の英雄・f17347)。
「さてさて……どうするかと考えたものの頭数多いから問題ないとは思ったが」
そのままアレクはヒトミと翔の間まで飛来する。
「……予定と違ってなんだか俺の力が必要なようだな」
そのままユーベルコードを起動。超合体(フュージョン)。
「速い話が力は貸したるから他の猟兵が戦えだが」
そのユーベルコードの能力は、アレクと、そして現地協力者か猟兵の合計3名を『合体』させるユーベルコードである。
「一般人一人含まれるが……まぁ一人が数人分のスペック持てば余裕だろ?」
腰砕けになって身体が動かせない翔。
戦う力がないが身体は動くヒトミ。
そしてアレク。
3人が合体した結果、パリンと、核は一瞬で破壊されたらしい。
大成功
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シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
Σこれ絶対えっちな敵だ!
【エクストリームミッション】を発動させて飛行し、ウィーリィくんが触手を引き付けている間に空中から敵の後頭部の核を【スナイパー】で撃ち抜いて片っ端からやっつけるよ!
でもなかなか当たらなくてウィーリィくんがピンチな様なら覚悟を決めてロデオゲームに挑戦
【ロープワーク】で手近な触手を結び付けて手綱代わりにして振り落とされないように【騎乗】で乗りこなすよっ
えっちな意味で負けそうになっても自分を【鼓舞】して乗り切る
体力切れで核が露わになったら【零距離射撃】で破壊するよ!
※YESえっち
ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
少なくともサウザンドが今までヒトミ達のために頑張ってきたのは嘘じゃない。
だから、迎撃に出る前に彼に言い残す。
「あんたは最後まで傍にいて彼女達を守ってやってくれ。それはあんたの仕事だし、あんたでないと出来ない事なんだ」
後味の悪い展開だけは避けたいからな。
核の破壊はシャーリーに任せ、俺は触手の相手を担当する。
上着を脱ぎ捨て身軽になり、襲い掛かる触手の動きを【見切り】【フェイント】で躱しながら【シーブズ・ギャンビット】の早業で【カウンター】の【部位破壊】で触手を次々と斬り落とす。
もし仲間やハーレムの女性が触手に狙われたら鉄鍋の【盾受け】で【かばう】。そして【カウンター】の【部位破壊】。
●
「Σこれ絶対えっちな敵だ!」
ほう、気付いてしまったのかね。世界の真実に。流石はシャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)だ。
「史上最大の凶暴すぎる竜巻、戦う覚悟はある?エクストリームミッション!」
宇宙バイクと空中合体!
「後頭部に弱点があるなら、空から狙撃してくるよ!」
飛翔能力を得たシャーリーは、そのままクリーピング・スタリオンの頭上へと飛んでいく。
「少なくともサウザンドが今までヒトミ達のために頑張ってきたのは嘘じゃない」
ウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)は地上から迎撃に向かおうとする。
バラのサウザンドとそのハーレムメンバーを背にこう言い残しながら。
「あんたは最後まで傍にいて彼女達を守ってやってくれ。それはあんたの仕事だし、あんたでないと出来ない事なんだ」
後味の悪い展開は避けたいという思いは皆あるようだ。
●
「来い、遊んでやるよ」
ウィーリィがいつも着ている中華服の上着を脱ぐと包丁を持ってシーブズギャンビットを発動。
脱げば脱ぐ程、早くなる!
『ヒヒーン!』
誘われたクリーピング・スタリオンの触手攻撃を身軽になったスピードで見切りカウンターで斬り落としていく。
「とは言っても、触手を幾ら斬ってもダメージが入ってる様子がない。やっぱり"核"を狙わないと駄目か」
クリーピング・スタリオンは攻めても攻めても避けてくるウィーリィとの『遊び』が楽しいのか、段々と触手を繰り出す速度が速まってきている。
「これはっ……いつまでも保ちそうにないっ!シャーリーっ!」
「任せてよ!」
迎撃に出たのは一人ではない。
地上から足止めをするウィーリィに対し、シャーリーは空中から狙撃を試みる!
「"核"を狙って……やっつけるよ!」
宇宙バイクと合体したシャーリーは触手の届かない距離からマスケット銃型の熱戦銃で後頭部に撃ちまくる!
が。
『ヒヒーン!』
「うわっ!?触手?それとも粘液?が弾いてるみたいっ!」
「そっか遠距離攻撃への耐性があるんだったっけか」
どうやら、体力を削る前に狙撃するのは難しいようだ。
「だったら、覚悟を決めて、ロデオゲーム!」
空中から合体解除。
シャーリーは自らクリーピング・スタリオンに飛び乗ると、手近な触手を結び付けて手綱代わりにして振り落とされないように乗りこなしにいくっ!
『ヒヒーン!』
「おわっとと。これくらいっ」
突然の乱入者にクリーピング・スタリオンも驚くが、それでも遊んでくれるならと吸精モードに移行して暴れ始める。
「これくらいのっ暴れ馬、サメに比べればどうってこと……ひゃっ!?」
バッコンバッコン上下に暴れるだけなら、意外と乗りこなしそうだったシャーリーだったがあいにくとクリーピング・スタリオンは騎手に触手を向ける馬なのだ。
背中の触手がシャーリーの太ももの付け根やスペーススク水の境界線に這って、そして侵入してくる。
「ひゃう!?ちょっと、そこは、ダメだよぅ……」
そして、"核"を守っている付近の触手がゆっくりと持ち上げられて、その悍ましい形状をシャーリーに見せつける。
「え……なにこれ」
『ヒヒーン!』
そして一際存在感を放つ触手がシャーリーに放たれる!
「シャーリー!」
「ウィーリィくんっ!?」
そこへ割り込むウィーリィ!
シーブズギャンビットで速度を増したウィーリィはシャーリーをかばい、背中で触手を受ける。
「うわあぁぁぁ!!!???」
敵対存在の精神を破壊しかねない程の快楽が、ウィーリィの腰に叩きつけられ、硬直する。
「大丈夫っ?ウィーリィくん!?」
「こ、これくらい……」
あまりの快楽にすっかり腰から力を吐き出してしまったウィーリィに声をかけるシャーリー。
だがクリーピング・スタリオンは『遊び相手』が二人も来たと、そう判断したらしく。
「うわっこっちにも触手がきた」
「あ、そこダメだって……っ」
騎乗二人乗り。向かい合った状態でも問題ないとばかりに触手がウィーリィとシャーリーに巻き付くと振り落とされないように二人を縛る。
片やシーブズギャンビットで半裸。片や宇宙海賊の正装、スペーススク水である。
「うわ、これ当たってっ」
「これもしかしてこのまま上下に動くうわわっ!?」
そしてそのままロデオゲームも再開。
ウィーリィとシャーリーは一緒くたにされたまま上下に振られまくる。
さらに『悍ましい形状の触手』もまだまだ健在で。
ベシーン。
「うわあぁぁぁ!!!???」
「わわっ大丈夫っ!?ウィーリィくひゃあああっ!!!???」
ベシーンベシーン。
興が乗ったクリーピング・スタリオンがバテバテになって、他の猟兵に核を撃ち抜かれるまで、二人乗りロデオはべとべとになる感じに続いたらしかった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『サンタガール』
|
POW : プレゼント
【本人曰く善意1000%のプレゼント】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD : プレゼント
レベルm半径内の、自分に気づいていない敵を【本人曰く善意1000%のプレゼント】で攻撃する際、ほぼ必ず狙った部位に命中する。
WIZ : プレゼント
【本人曰く善意1000%のプレゼント】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【嗜好と特徴と傾向と流行】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
イラスト:こきゅーとす
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「アレク・アドレーヌ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●第三章『サンタガール』
「ん、んー?準備してる間にお馬さん倒されちゃった?」
猟兵達が馬と戦っている間、ソリの後ろで袋をずっとごそごそしていたサンタガールがようやくやってきた。
さぁ、ボス戦だ。
彼女はオブリビオン『サンタガール』。
その行動には悪意は微塵もなく善意1000%で、人々にプレゼントを配っているサンタだ。
だが、あくまでもオブリビオン。
人の話は全く聞かず、相手の要望なんてなんのその。
傍迷惑なプレゼントを無理矢理押し付けたり投げつけてきたりするのだ。
なお、彼女はその見た目に反して非常に高い耐久力を持つ。
そしてダメージを受けても、プレゼント袋の中身が少し萎むだけですぐさま再生・回復してしまう。
そしてプレゼント袋から、傍迷惑な善意1000%のプレゼントを投げつけてくる。(大体は触手)(他のもあるかもよ!※要プレイング)
非常に厄介な相手である。
だが。
そのプレゼント袋の中身を空っぽにする事が出来れば、満足するのか成仏するのかエネルギー切れなのかは不明だが。
サンタガールは勝手に消滅するらしい。
あえて、そのプレゼントを自分から受け取りにいくことで通常の戦闘をするよりもより多くプレゼント袋の中身を消耗させる事ができるかもしれない。
因みにプレゼント袋はサンタガールよりも耐久性があって、サンタガール以外の手に渡ると、なんかちょっとね、蠢くよね。
どう戦うにしろ、ハーレム拠点のメンバーはまだ後ろにいる。
彼と彼女たちに被害は出ないようにしながら立ち回って欲しい。
「メリークリスマス!さぁプレゼントを配るよっ♪」
※エッチな攻撃が嫌な人は「NOえっち」とプレイングの文頭か文末にあると不思議とそんな攻撃を受けなくなります。
シャルロット・アルバート
【エッチは過激な少年誌レベルまで】
【アドリブ・連携は大歓迎】
パワードスーツじゃなかったら即死だったよ……(貞操的な意味で)
さて、何故か本名である新垣瑞希と呼ばれないことに定評のある僕だけど。
いや、シャルロットっていう名前もイチカが付けてくれたから思い入れはあるんだけど。
ともかく【鎧纏いし戦乙女】を発動させて身体能力を強化……
サウザントのUCがこっちに!?
どうしよう、胸がドキドキしてきて……
(それを見たオブビリオンが色っぽい下着をプレゼントしそう)
これならあの人を……
(着替えようとしてふいにイチカの姿が脳裏に浮かびそう)
って、僕にはあの人が!
(正気に戻るもオブビリオンは別の猟兵へ興味移るかな)
御坂・恵
【エッチは過激な少年誌レベルまで】
【アドリブ・連携は大歓迎】
サンタクロースか……プレゼントを受け取るのは構わないが、別にあれを倒してしまっても構わないのだろう?
というわけで、神経刺激電波で行動速度を上昇させ……
って、サウザンドのユーベルコードが!
(そのせいで女性人格に切り替わり)
サウザンドさん……抱いて!
ってなって触手を持っていいかしら?
(彼に抱かれようとするがすんでのとこで男性人格が慌ててでてくる)
ふう、男女の多重人格じゃなかったら即死だったよ(貞操的な意味で)
でもこの触手……こうなったのはサウザンドのせいだからこれで縛っていいかな?
(といってサウザンドを縛ろうとします。どうなるかはお任せ)
●
「メリークリスマス!ちょーっと遅くなったけど、プレゼントを配るよっ♪」
善意1000%の迷惑しか持ってこない存在。
オブリビオンのサンタガールが本格的に猟兵たちと相対する。
「パワードスーツじゃなかったら即死だったよ……」
激しいロデオゲームの末に"核"を砕いたシャルロット・アルバート(閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)・f16836)。
すっかり腰がガクガクになるまで付き合わされたらしいがそこはなんとか男の意地を見せてサンタガールに立ち向かう。
「サンタクロースか……プレゼントを受け取るのは構わないが、別にあれを倒してしまっても構わないのだろう?」
多重人格者の御坂・恵(多重人格者のサイキッカー・f01522)もここに来て参戦だ。
遅れてやってきただけにしては卑猥な感じのするサンタガールを打ち倒そうと身体に、紫電を走らせる。
「鎧を纏いし戦乙女(アームドガールズ)起動!……閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)の名は伊達じゃないってとこ、みせてあげるわ!」
本名、新垣瑞希であるシャルロットはユーベルコードによってなんと女性化し、パワードスーツの適応性を引き上げ、戦闘能力を上昇させる。
「微弱な電波は身体能力を活性化させる……これがその証明!ブーストモード・オン!」
恵は体内から発した微弱な静電気を纏わせ、そのスピードを限界以上まで引き上げていく!
閃光と電光。
二人の猟兵が、やたらと硬いと言われているサンタガールへ攻撃を叩き込もうとしたその時。
「頑張ってくれたまえ!」
ハーレム拠点の主、バラのサウザンドがイケメンオーラを出しながら二人を応援していた!
馬を撃退した猟兵たちに調子づいて表に出てきちゃったらしい。
それに男性しかいないからなんか前に出る必要性なさそうだったし!
「えっ」
「あっ」
しかしイケメンは何時でもイケメンオーラを自然と出してしまうものなのだ。
そしてイケメンオーラとはバラに見えるものなのだ。
バラのサウザンドのイケメンオーラのイケメン力に心を動かされてしまった人は……こうなる。
「サウザンドさん……抱いて!好きッ!」
体内を走る電気によって反応速度が9倍くらいになってる恵が……否。
男性人格の御坂恵だった、今は女性人格の黄桜美琴が、バラのサウザンドに一瞬で駆け寄り、9倍の速度で恋に堕ちた!
「どうしよう、胸がドキドキしてきて……」
ユーベルコードによって女性となったシャルロットもバラのサウザンドに心奪われてしまった!
(抱かれたい……!)
バラのサウザンドのハーレムに入る事も辞さない。そんな思いが駆け巡る!
ちょいちょい。
「え?」
迷いという葛藤に悩まされていたシャルロットは肩をつつかれて後ろを向く。
「そんな貴女にはこのプレゼント。メリークリスマス♪」
すぐそばまでやってきていたサンタガールが善意1000%の笑みでプレゼントを渡してきた。
あまりの邪気のない笑顔とスムーズな動きに思わず受け取ってしまうシャルロット。
「これは……えっ!」
シャルロットが受け取ったのは『色っぽい下着(女性用)』だった。
しかも女性化したシャルロットにサイズぴったりな気がひしひしと伝わってくる。
「そ、そうね。これならあの人を……」
ピッ、とパワードスーツをパージ。
強化パーツを外しながらその場でインナースーツも脱ぎ去って、サンタガールにプレゼントされた『色っぽい下着』に着替え始めるのだった。
「サウザンドさん、抱いてっ!」
そんな中、人格を入れ替えた美琴がバラのサウザンドに迫っていた。
「ええっ君は男じゃなかったのかい」
因みに多重人格者はユーベルコードを使わない限りは性別や肉体的な変化は起こらないのでまぁ普通にポニーテールの中性的な今まで男性っぽかった人がいきなり迫った来た感じなのだ。
「今は女だからっ」
「あ、そうなの?」
なおバラのサウザンドはそういうところ多分分かっていないので美琴を素直に受け入れる。これがイケメンだ。
「ってちょっとまてーっ!」
あ、恵(男性人格)が返ってきた。
「この身体は、男だ。……だから、抱かれるとか、ないっ!」
「あ、ああ」
コロコロ態度が変わる恵と美琴の多重人格者にバラのサウザンドは、あれ?どうしようこの子……みたいな目で見てくる。
うん仕方ないね。
(ふう、男女の多重人格じゃなかったら即死だったよ(貞操的な意味で))
ギリギリの所で踏みとどまれた恵は安堵の溜め息をつき……。
ちょいちょい。
「ん?何だ……ってサンタガールっ!?」
「メリークリスマスっ♪」
いつの間にか美琴の真後ろまで移動してきていたサンタガールがプレゼント袋から善意1000%の触手をプレゼントっ!
「うわ、1000%要らないっ!」
思わず受け取ってしまった恵だがうねうね蠢く触手がまとわりついてくる。
「でもこの触手……こうなったのはサウザンドのせいだからこれで縛っていいかな?」
なんかかなりの八つ当たり気味な気がしたけど、対処の方法を考えるのがめんどくさくなった恵はそのまま目の前のバラのサウザンドに触手を押し付けようとする。
だが、そこへ割り込む閃光がいた。
「サウザンドさん……抱いてっ!」
色っぽい下着姿に着替えた女性化したシャルロットが跳び込んできたのだ。
その瞳はバラに釘付け状態で恵の触手なんて意識になかった。
「あ、しまった……」
「え、きゃあっ!?」
投げつけられた触手は女性化したシャルロットとバラのサウザンドを巻き込んでうねうね絡みつき。
「って、僕にも来るのかっ!?」
そして押し付けたはずの恵にも触手が伸びてきてぐるぐる巻きに一緒くたにされてしまう。
(でもこれなら、バラのサウザンドさんの……はっ!?)
抱かれたい気持ちの強かったシャルロットはバラのサウザンドの胸元に抱きかかえられる形にわざといっていたが……ここで正気に戻る。
脳裏に浮かぶのは、たった一人の人。
「って、僕にはあの人が!……きゃああっ!?」
しかし触手に捕まった状態は既にもう抜け出せそうになかった!
「プレゼントは気に入ってもらえたみたいだね♪その子の体力が続くまで遊んでくれるから、楽しんでね♪」
善意1000%のサンタガールはそんなシャルロットと恵とサウザンドの触手まみれを見て満足。
次のプレゼントを配る対象である猟兵の元へと去っていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘NG
グロNG(触手は可)
POW
なんてエロ可愛いサンタさん❤
善意で快楽を齎すなんて良いお友達になれそう。
私にもプレゼント頂戴♪
裸になり、彼女の触手を受け入れる。
胸を弄ばれ、お尻や蜜壷を掻き混ぜられて絶頂するも
彼女も気持ちよくしてあげたい【気合い】が漲る
今度は私がプレゼントしてあげる❤
守護霊の憑依【ドーピング】で戦闘力を高め『芳しき熱愛』で
物理攻撃無効・再生能力を持つ汚泥の体に。
その流動性で触手の中から脱出し
彼女を【念動力】で引き寄せ
全身を包み、お尻や蜜壷に入り込み
くちゅくちゅと厭らしい音を立て【生命力吸収】
猛毒と【呪詛】で全身を快楽に染め
汚泥の悪臭も【催眠術】で嗅覚を狂わせて甘い蜜の香りに❤
●
「なんてエロ可愛いサンタさん?」
ドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)はサンタガールの姿形とその特性を聞いて心躍らせ転移してきた。
「善意で快楽を齎すなんて良いお友達になれそう。私にもプレゼント頂戴♪」
「はーい、メリークリスマス♪」
善意1000%でプレゼントを配るサンタガールは望まれたのであれば、即座にプレゼント袋から触手を投げつけてくる。
「いいわ!いいわよ!頂戴っ!」
ドゥルールは投げつけられた触手を避けたり防いだりするのではなく。
むしろ裸になってその身で積極的に触手を受け入れにいく。
善意1000%で蠢く触手はドゥルールの望むように胸を弄び、お尻や蜜壷にも媚薬粘液を塗り込みながら掻き混ぜていく。
「---はぁンっ!……ふふふ、すっごいわ。貴女も気持ちよくしてあげたいって気合いが漲るわ」
圧倒間に絶頂まで昇りつめたドゥルールは肩で息をしながらサンタガールに向き直る。
「満足してくれたかな♪」
善意1000%の笑顔に、ドゥルールは色欲に溺れた笑みを返す。
「ええ、とっても。だから。今度は私がプレゼントしてあげる?」
ドゥルールは自己強化及び動きのサポートとしてそこで守護霊の憑依を使用してからユーベルコードを起動。
物理攻撃無効・再生能力を持つ汚泥の体になると、流動性を活かして触手の中から脱出すると、サンタガールに襲い掛かりにいく
「さぁ一緒に気持ちよくなりましょう……?」
念動力による引き寄せと悪臭伴う汚泥の体の抱擁がサンタガールの全身を一瞬で包み込む。
そのままサンタガールの体内に入り込みながら生命力を吸収。逆にサンタガールには猛毒と呪詛による快楽を染めようとして。
「え?」
いつの間にか、ドゥルールは再び全裸で触手に拘束されていた。
「ぷはぁっ……すっごい臭いだね」
ドゥルールの拘束から逃れたサンタガールは残った汚泥を払うと、念動力で移動させられた分だけ離れたプレゼント袋の元に歩いて戻っていく。
その身体には触手はない。
つまりドゥルールを拘束する触手はサンタガールから出ている訳ではない。
「これは……私が吸収したエネルギー!?」
サンタガールを傷つけても、プレゼント袋の中身が少し減るだけですぐさま再生してしまう。
で、あれば。サンタガールから生命力を吸収するという事はプレゼント袋の中身を喰らうという事にもなる。
「これ、拘束が、さっきより強い……ああん♪」
そしてドゥルールの中に吸収された触手因子は、ドゥルールの中で再び集結し、彼女の魔力を借りて顕現したのだ。
「で、でも貴女に注入した毒や快楽は……」
「サンタは用意された食事は食べるけど、プレゼントをもらう訳にはいかないから、返すね、コレ♪」
そう言ってゴソゴソとプレゼント袋を漁っていたサンタガールは一際毒素の強そうな見た目の触手を引っ張り出してきた。
サンタガールに対して行った行為は確かに全て彼女の中に駆け巡った。
しかしサンタガールが傷付いたらプレゼント袋からエネルギーが供給されるのであれば、サンタガールに与えられたものがプレゼント袋に移動しない道理はない。
そしてプレゼント袋の中で、ただ移動しただけではなく、吸収され変換された毒素と快楽の塊が、ドゥルールへと投げ返される。
「メリークリスマス♪」
善意1000%のオブリビオン。
彼女は確かに悪意をもってして人を襲う訳ではないだろうが、決して対話が出来るという意味ではないようだった。
苦戦
🔵🔴🔴
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
成程、何とも厄介ですねぇ。
【重豊躰】を使用、「胸とお尻の強調された巨人の姿」になりましょう。
その際に部屋を壊さない様注意、後ろの方々が狙われない様壁になりますねぇ。
巨大化した胸やお尻は「ソレ系の攻撃」への耐性は無い代わり、効果を発揮するには「サイズ相当の量」が必要ですので、或る程度集められるかとぉ。
ただ、色々な意味で「体内に入られる」可能性も有りますし「解除時」が大変そうですぅ(遠い目)。
拠点の方々の今後は本人達次第ですが、奪還者が1名しか居ない以上「不在時」や「多数に襲われた場合」を考え、最低限「避難先になる別拠点(移動中の安全は問題ですが)」は伝えておきたいですぅ。
ベルカ・スノードロップ
アドリブ・絡み◎
触手はいりません。
そんなもの捨てて、掛かってくると良いです(言いくるめ)
《選択UC》はサンタガールにダイレクトアタックです
嗜好は、胸小さめなろりっ娘ですね
特長は、大きいですよね(背も高いから必然ですね)
傾向は、S寄りですよ。きっと。
流行は……オブリビオン娘を【鎧無視攻撃】【早業】【串刺し】【零距離射撃】による、快楽責めで『骸の海』へと送り返す事ですかね?
そのために邪魔な触手(?)かどうかは知りませんが
プレゼントなるものは【見切り】した上で【範囲攻撃】によって【吹き飛ばし】ましょうか
邪魔なモノがなくなってからが「カーニバルですよ」というやつではないでしょうかね?
月宮・ユイ
アドリブ絡み◎
*呪<呪詛>操る器に誘惑呪詛宿すヤドリガミ
あそこまで触手因子強いなんて…
…なんとか吸収できましたが、次の相手ですね
ぇ、別に触手好きではないですよ
おかわり…?い、いりません!
触手(特製媚薬+溶解性粘液持ち)
大量にプレゼントされ迫る中
咄嗟に《永劫捕食》起動
強化された<呪詛:生命力吸収>纏い<捕食>するも
善意故か脅威度も含め強化率低い。
体力回復しながら長く楽しみたい?
違い、ますから
悦んでなんて、いません…追加、やめて…
(吸収した触手因子が触手<誘惑>大量に惹きつけ中身消費?)
※無自覚敏感M気質
戦闘後は消耗の回復兼ね拠点で休憩したいですね
戦いで注目集め別の訪問者が来る可能性もありますから
アレク・アドレーヌ
…いや、やっぱり
頭数足りてるからまぁ俺が手を下さんでもよくね?って思うけどさっきの馬…馬にしておこうで相当アレだったからな
力貸さんとまずいよなー…多分
まぁ一旦【見切り】併用の様子見で他の猟兵の動き見てからヤバそうだったら参戦するとして…どのみちプレゼントがヤベーのしかねぇし予想上他の猟兵も戦ったらしばらくまともに動ける状態じゃなさそうなことになりそうでそんなタイミングで攻撃されたら被害甚大になりそうなんで
戦闘手段確保並びに戦える状況じゃなくなった猟兵の再利用と救助もかねて
『武器に変えて』窮地を脱するか…
まぁどっちに転んでも最悪かもしれんが必要な犠牲って奴だから我慢してもらおう
ロベリア・アナスタシア
(アドリブ連携絡み、YESエッチ!)
あ~ぁ、へばっちゃった…♪馬なんてこの程度かしら?
(最後に散った馬を見て)
じゃあ、メインディッシュ(サンタちゃん)にイくわね。
あら、プレゼント?一応、サンタなりの行動かしら。
(渡されたのは男の娘や女の子の幻影、然し嬉々としてエッチを受け入れ)
嗜好?『選り好みはしないけど、男の娘と可愛い娘がなお良し』ね
そう、貴方みたいな可愛い子が特に…♪
(あっさりプレゼントを消滅させ、其の儘サンタガールに強襲)
見た目以上に耐久力あるなら、馬よりも長く持ってくれるわよね?
(と、【UC】で強化した体で、逃げるか私がへばる迄サンタガールを
遊び倒しながら生命力吸収しちゃう♪)
ルトルファス・ルーテルガイト
(アドリブ連携絡み歓迎・YESえっち)
(前章のあらすじ:男女神の方に抱かれました(女性の方で))
…あぁもぅ、味方にまでヤられるとは。
(だがバラ野郎と違ってそのままポイ捨てする事はなく
続くサンタガールから、他の危機を守る為に触手を斬り捨てていく
然しその間に嗜好?を読まれ、渡されたプレゼントは…)
…だろうと思ったよ、畜生!?
(渡された年上のお姉さん系(袋にいた経緯は不明、バラのハーレム達に似てる…?)
の攻撃により、折角残してた「冷静さ」を致命的に破壊されてしまう
当然、不幸体質(UC)はバッチリ発動してしまい
動揺から戻れない儘、逆ハーレム状態で弄ばれてしまう
…せめて、触手だけは綺麗に斬り捨てるが)
シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
Σボクはえっちじゃないからそんなプレゼントもらってもうれしくないからね!?
本体にダメージを与えたらプレゼントを代償に回復するってことはひたすら攻撃していけばそのうちプレゼントは空っぽになるってことだよね?
だったら【クイックドロウ】でひたすら本体を狙い続けてプレゼントの在庫切れを狙うよ!
ウィーリィくんがサンタガールの袋を狙おうとしたら【援護射撃】で彼女の注意を逸らして行動のチャンスを作り袋がサンタガールの手から離れたら【スナイパー】+【クイックドロウ】で袋をもっと遠くにはじき飛ばす!
(※でもその拍子に袋から大量のえっちな触手スライムが周囲にばらまかれて大惨事に!)
※YESえっち
久遠・翔
アドリブ絡み歓迎
純潔死守なら限界までエロOK
馬のロデオから解放されてその場に倒れています
下半身はドロドロでビクンビクンしながら
も、もうダメ…動けないっす…
そこにサンタガールが善意1000%の触手を…
しかしその手は止められる
選択UCの影響で使役獣達が止めてくれて助かった…ん?
主様には触手より貴女って…ぇ?
ちょっ、なんでサンタガールの手を俺の下半身にひぃいいぃ!?
使役獣の手によりサンタガール自身がプレゼントとして俺を攻めます
最初は乗り気じゃなかったサンタガールもUC無自覚の魅了に当てられどんどん激しく…最後には袋の中からHなおもちゃで攻めてきて…
共に果てる瞬間無自覚の使役術が発動して使役獣になる
ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
なんか戦いづらいな。こいつ。
けど、こいつが元凶なのは間違いない。
こいつのせいでシャーリーも俺も酷い目に遭わされたんだ。
という訳で、その借りは利子付きで返させてもらうぜ!
威力よりも手数重視で大包丁の【二回攻撃】と【厨火三昧】を立て続けに叩き込み続け、プレゼント袋の中身を減らしていく。
敵から飛んできたプレゼントは【カウンター】で切り伏せるか鉄鍋の【盾受け】でガード。シャーリー宛てのは【かばう】。
隙を見て【武器落とし】でプレゼント袋を弾き飛ばし、プレゼントの供給が止まった隙にありったけの攻撃を叩き込む。
ルナ・ステラ
彼...はまだしも、彼女たちは何の罪もありませんからね。被害が出ないように頑張りましょう!
さっきのお馬さんといい、今度のサンタさんといい...何でこう蠢いているんでしょうか?
耐久力が高いのは厄介ですね...
どうにかして、プレゼント袋を空にするのが一番よいのでしょうか?
プレゼントを投げられたら、【属性攻撃】の氷魔法で凍らせて無力化していきましょうか。
—プレゼント多くないですか!?
ひゃうっ!?
絡みつかないで!
凍らせ...ひゃん!
いやっ!そんな所...!
(詠唱どころじゃないよぅ...)
〈リボンの【オーラ防御】がうまく発動したら〉
あれ?動きが止まりました?
今のうちにUCを!【高速詠唱】
反撃開始です!
●るこるへのプレゼント
「うーん成程、こういった方でしたかー。何とも厄介ですねぇ」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は善意1000%なサンタガールの能力やその性格に困った表情をしつつも前に出る。
「メリークリスマス♪荒廃したこの世界の人達にプレゼントを配りにきたよ♪」
そう言いながらプレゼント袋から取り出してきたのは蠢く触手が見え隠れするリボンでラッピングされた袋だ。
サンタガールの攻撃方法は(本人は攻撃とは思っていないのだろうが)プレゼントを投げつける事。
一般人(バラのサウザンド及びそのハーレム要員)がいるこの場では、るこるとしては前に出るしかないのだ。
さらにサンタガールは猟兵や一般人を敵や攻撃相手として認識していない。
彼女にとってはこの場の戦いすらも、ただのプレゼント配りなのだ。
そのため通常のヘイト稼ぎのような事をしようとしても上手くいかないだろう。
「それなら、物理的に防ぎましょう……大いなる豊饒の女神、その御姿の欠片を我が身へ」
るこるはユーベルコード:豊乳女神の加護・重豊躰(チチガミサマノカゴ・オモクユタカナルカタチ)を発動。
その能力は身体の一部を肥大化・増量させ、あらゆる攻撃への耐性を得る能力。
此度るこるが選んだのは「胸とお尻の強調された巨人の姿」。
物理的にバラのサウザンド達へのプレゼント攻撃への射線を塞ぎにかかったのだ。
「この状態では、満足に動けませんがぁ……プレゼントが効果を発揮するには【サイズ相当の量】が必要ですぅ」
「わー、すごいすごーい!これは特大のプレゼントを用意しなくちゃね♪」
実際、これ程分かりやすく壁役として立ちふさがり、そして無敵状態で自身が動かないとなれば、知性の高い敵はるこるを無視して後ろに遠距離攻撃を仕掛けてくる可能性が高いだろう。
しかしサンタガールは今回、戦闘をしに来たわけではない。
なればこそ、るこるの様に壁役として出て来てもそれを迂回するような選択肢はなく、無敵状態で巨大化したるこるにそれ相応のプレゼント袋の中身をぶちまけてくる事になる。
「メリークリスマス♪」
投げつけられた触手に対し、るこるは自身のユーベルコードの効果で動けず、そのまま防御体勢を取る。
「んんっ、ダメージはないですぅ。ただ……」
重豊躰の効果でダメージはない。
ただし、この作戦には一つどうしても避けられない弱点があった。
それは。
「ひゃあ、はうっ!?そこは、入ってきちゃだめですぅ……!!!」
無敵の絶対防御となっても、巨大化した胸やお尻に与えられる感触だけは、免れる事は出来ないという事である。
「喜んでくれてるみたいだね♪一杯プレゼントしただけあってスタミナもあるだろうから楽しんでね♪」
サンタガールは満足げに頷くと、次のプレゼントを配る対象である猟兵の元へと去っていく。
それでも、るこるの活躍によってプレゼント袋は普通にプレゼントを投げつけるよりもかなり萎んでいたのだった。
●ベルカへのプレゼント
「触手はいりません。そんなもの捨てて、掛かってくると良いです」
ベルカ・スノードロップ(Wandering Dream Chaser・f10622)はそういってサンタガールを言いくるめようとしていた。
サンタガールはオブリビオンではあるが、決して本人自体は敵対関係になっているつもりはない。
あくまでも善意1000%でクリスマスプレゼントを渡して歩いているだけなのだ。
ならば対話の道もあるのかもしれない。
「触手以外がいいんですね♪分かりました、それじゃ貴方にはこれをプレゼントです♪」
しかしそもそもこのサンタガールは人の話は全く聞かず、相手の要望なんてなんのその。
傍迷惑なプレゼントを無理矢理押し付けたり投げつけてきたりする存在だ。
要らないと言えば別の迷惑なものを投げつけてくるのは自明の理であった。
「メリークリスマス♪」
「ですからプレゼントなる邪魔なものはいりません」
投げつけられてきたカードのようなものをベルカはベルカで見切って弾くと、ユーベルコードを起動する。
「邪魔なモノがなくなってからが『カーニバルですよ』というやつではないでしょうかね?」
光がサンタガールに降り注ぎ、術者であるベルカの性癖に合致する姿に変化させ……。
「えーと、『胸小さめなろりっ娘』『身長が高くて』『Sより』……成程」
変化させられる事無く、サンタガールはカードに書かれたことを読み上げながらごそごそとプレゼント袋を漁っていた。
「あれ?」
首を傾げるベルカに対し、ドスン、とサンタガールがプレゼント袋からリボンでラッピングされた箱を取り出す。
「カードに書かれた貴方の望み。ちゃーんと叶えてあげたから♪それじゃメリークリスマス♪」
サンタガールの手に持たれていたのは最初にベルカが弾いたカード。
どうやらその紙にベルカの【嗜好と特徴と傾向と流行】を読み取られてしまっていたらしい。
そしてその情報から生み出された『プレゼント』が投げつけられてくる。
「ですから、邪魔な触手は……!」
避けようとしたベルカの目の前で箱の蓋が独りでに開いていく。
「これは……!」
中から出てきたのは、ロリっこ少女。それもベルカの趣味にドンピシャ。
どうやらサンタガールのユーベルコードとベルカのユーベルコードの両方の影響を受けたプレゼントのようで、その外見は否応なしにベルカの心を惹きつけてしまう。
……それ故に、その下半身が触手塗れである事に気付くのが遅れてしまった。
「うわっぬめって、脱がしてきますっ!?」
Sっけある表情をしたロリフェイスがベルカを拘束していく。
「えーと、『鎧無視の早業で串刺し零距離な快楽攻め』が流行……と」
カードの続きを読むサンタガール。
「一杯練り込んでおいたから、最後まで楽しんでね♪それじゃメリークリスマス♪」
「あっちょっと。あ、でもこの子を放って置く訳には……あ、でも触手……あ、そこは……うっ!」
善意1000%のサンタガールは満足気に頷くと、次のプレゼントを配る対象である猟兵の元へと去っていくのだった。
●ユイへのプレゼント
「あそこまで触手因子が強いなんて……」
結局クリーピング・スタリオンとの触手塗れのロデオゲームに相手が疲れ果てるまで付き合った月宮・ユイ(月城・f02933)。
生命吸収で体力を温存しつつも、疲れてへたった触手馬の"核"をなんとか砕いて倒したのだったが。
なんとクリーピング・スタリオンが消えた後も、ユイ自身が吸収した触手因子にひたすら弄ばれ続けていたのだ。
触手因子はユイの持つ魔力まで侵食。さらにユイの身体的な情報まで保有していたためにひたすら弱点を責められ続ける状態だったらしい。
「いえ、それもなんとか吸収できました。次の相手ですね」
それでも何とか吸収したエネルギーが尽き果てるまで耐えたユイは、遂にボス戦の相手、サンタガールに相対する。
「……触手好き、と」
「ぇ、別に触手好きではないですよっ!?」
件のサンタガールはクリスマスカードっぽいものに書き書きしていた。
慌てて否定するユイに対し、サンタガールは善意1000%の笑顔を向ける。
「そんな貴女には『おかわり』をクリスマスプレゼント♪」
「おかわり……?い、いりません!」
サンタガールはプレゼント袋から粘液滴る触手を取り出してユイに投げつけてきた。
「くっ、力よ廻れ……永劫捕食(ベルゼブル)」
咄嗟の判断で捕食吸収能力を圧縮成形した武装で全身を覆うユイ。
さらにこの武装は【戦意害意、劣情愉悦等負の想念や脅威の総量】に比例して戦闘能力を上昇させるのだが。
「くっ……善意1000%。脅威や負の感情も含めて強化率が低い……」
武装越しに触手に拘束されたユイは強化したパワーで抜け出そうとするも出力が足りない。
「それなら、捕食吸収でエネルギーを吸い取って……」
「体力回復しながら長く楽しみたいんだよね♪」
「なっ、ち、違い、ますから、ひゃあっ!?」
サンタガールの一言に意識を向けた瞬間、ユイの下腹部の呪詛の紋様から捕食吸収したはずの魔力から触手が再び構成されてしまう。
武装が吸収した魔力であるが、ユイの中で触手因子が再び結合し、ユイの意思に反しその身を拘束していく。
「な、これ、なんで武装が一部溶けて……」
「なんと。今回の触手は特性媚薬+溶解性粘液持ちです♪やったね♪」
善意1000%のサンタガールが笑顔で告げるように、触手の粘液がユイの武装を段々と溶かし、そのエネルギーを逆に消化していっている。
そして粘液を塗りたくられる場所は熱を帯びていくのが分かる。
「これ、私の呪いにも侵食してきて……」
「悦んでくれてるみたいだし、せっかくだから貴女には追加でプレゼントしておくね♪」
「悦んでなんて、いません……追加、やめて……あ、ああっ!」
プレゼント袋からさらに追加で振舞われたユイは自分の魔力を喰らって顕現する触手にひたすら翻弄され続けるのだった。
「それじゃ長ーく楽しんでね♪メリークリスマス♪」
●ルトルファスへのプレゼント
「……あぁもぅ、味方にまでヤられるとは」
ルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)はすっかり腰砕けになった下半身に鞭打って最後のオブリビオンに向き直る。
快楽中枢をびしばしされたチョロイン女神(前世は精豪)との営みはルトルファスの身にも負担が大きかったらしい。
「だがバラ野郎と違ってそのままポイ捨てするような事はしない!」
プレゼントとして投げつけられた触手を斬り捨てながらルトルファスはサンタガールに肉薄する。
「あ、貴方へのプレゼントはこっちだよ♪」
ピッとクリスマスカードっぽいものを見ながら(情報を読み取ったらしき)サンタガールはルトルファスの斬撃をその身に受けながら、スーパーアーマー状態かのように全く意に介さずプレゼント袋からリボンでラッピングされた箱を出してきた。
「何、まさかこれって……」
女難の相に自覚あるルトルファスは出てきた人が入っていそうなプレゼント箱に嫌な予感を感じ取る。
「ジャジャーン♪年上お姉さんでーす♪」
「……だろうと思ったよ、畜生!?」
そして箱から出てきたのはサウザンドのハーレムの年上お姉さんのヒトミに若干似ているグラマラスお姉さん。
それも複数であった!
「うっ、しまったこれは逃げられ……うぉぉぉぉっ!?」
思わずツッコミを入れてしまったルトルファスはせっかく残していた冷静さを致命的に破壊され、そのまま触手製お姉さんズに捕まってしまう。
「メリークリスマス♪楽しんでいってね♪」
せめて触手形態で弄ばれないのが救いか。
ルトルファスの悲鳴とも喜びの声とも言えない叫びを聞くと満足気に頷いたサンタガールは次のプレゼントを渡しにいくのだった
●ロベリアへのプレゼント
「あ~ぁ、へばっちゃった……♪馬なんてこの程度かしら?」
ロベリア・アナスタシア(『快楽』と『影』と『媚薬』を司る美魔嬢・f23913)は最後の触手馬が体力を使い果たし散っていく様をみながらため息をつく。
馬程度では、ロベリアの相手は務まり切れないらしい。
「じゃあ、メインディッシュのサンタちゃんにイくわね」
「メリークリスマス♪お馬さんと沢山遊んでくれたのね♪」
サンタガールはそんなロベリア相手に善意1000%の笑顔で応える。
「お馬さんはオネンネしちゃったから、サンタちゃん?貴方がお相手してくださる?」
「勿論♪お馬さんの遊び相手になってくれたお礼に素敵なクリスマスプレゼントをはいどーぞ♪」
人の話を聞かない善意1000%のサンタガールは当然、相手して貰えるかと問われればプレゼントを渡しにいくと応え、そして言葉通りに投げつけてくる。
「あら、プレゼント?一応、サンタなりの行動かしら」
ロベリアは何が来るのかと思わず動きを止めてしまい、そのままサンタガールのプレゼントを受けてしまう。
ボフン。
「あら?これは……」
渡されたのは触手から放たれた淫らな霧と、それによって魅せられた幻影であった。
「まぁ……私の好みを反映してるのかしら」
ロベリアを囲むのは男の娘や女の子の幻影。
その見た目はまさにロベリアの嗜好に合致しており、ロベリアは嬉々として男の娘と可愛い娘とのエッチを受け入れていく。
「うーん。プレゼントは気に入って貰えたみたいだね♪」
そしてサンタガールはロベリアの様子に満足気に頷くとその場を去ろうとして。
「んー確かに私の嗜好は、『選り好みはしないけど、男の娘と可愛い娘がなお良し』ね。でも、貴方みたいな可愛い子が特にそうなのよ♪」
パチン、と指を鳴らすとロベリアはあっさりプレゼントの現役を消滅させて、そのままサンタガールへと強襲をかける。
ユーベルコード:魔嬢の色欲的仕返し術(ラストライク・リベンジ)にて強化された身体能力で押し倒しにいく。
「おわっとと」
「見た目以上に耐久力あるなら、馬よりも長く持ってくれるわよね?」
そしてロベリアはそのままサンタガールに対して強力な生命力吸収の魔術を行使する。
「お馬さんは移動には便利だったけど、体力はなかったよね♪」
「あら……?効いてないのかしら」
確かに生命力は吸収できている。しかしサンタガールの様子が一向に変わる様子が見えない。
「でもごめんね♪サンタは一人の元にずっといるわけじゃないんだ♪」
「きゃあっ!?」
起き上がるサンタガールに合わせて、ロベリアの周囲に突如触手が現れる。
「これ……私が吸収したエネルギー……?」
サンタガールを傷つけたりダメージを与えたらその分だけプレゼント袋の中身が消耗されていく。
なればサンタガールの生命力を吸収すればプレゼント袋の中身を食うという事になる。
ロベリアの中で吸収された触手因子は、ロベリアの中で再び集結し、その本能のままにロベリアの魔力をも侵しながら顕現し、そのままロベリアを拘束する。
「あら、ちょっとこれ吸収してもまた来るの……?」
「貴女はこれだけじゃ物足りなさそうだから、追加でこれもプレゼント♪メリークリスマス♪」
かなり萎んできたプレゼント袋からさらなる触手をどっさり取り出すと、サンタガールはそれをロベリアに押し付ける。
そして今度こそ、次の猟兵の元へと去っていくのだった。
●シャーリーとウィーリィへのプレゼント
「Σボクはえっちじゃないからそんなプレゼントもらってもうれしくないからね!?」
すっかりロデオ二人乗りで大興奮だったシャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)が何か言っていた。
「メリークリスマス♪大丈夫、反抗期ってやつでしょ?知ってるよ♪」
「違うよ!?」
しかし善意1000%のサンタガールがシャーリーの言葉なんて聞くはずもなし。
ごそごそとそのまま無防備にプレゼント袋を漁っていく。
「なんか戦いづらいな。こいつ」
相方のウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)はそんなサンタガールの見た目に若干気力を削がれる。
「けど、こいつが元凶なのは間違いない。こいつのせいでシャーリーも俺も酷い目に遭わされたんだ」
第二章は おたのしみ でした ね。
「という訳で、その借りは利子付きで返させてもらうぜ!」
という事で、気力を再び滾らせて思考を戦闘モードに切り替える。
「本体にダメージを与えたらプレゼントを代償に回復するってことは……」
事前に聞いていたサンタガールの特性を思い出しながら銃を構えるシャーリー。
「ひたすら攻撃していけばそのうちプレゼントは空っぽになるってことだよね?」
まさにその通り。
だがプレゼント袋の中身は他の猟兵との戦いでだいぶ減ったとは言え、まだまだ詰まっていそうだ。
「だったらクイックドロウでひたすら本体を狙い続けてプレゼントの在庫切れを狙うよ!」
「こっちも大包丁と厨火三昧でプレゼント袋の中身を減らさせて貰うぜ!」
シャーリーとウィーリィは攻撃を受けても平気な顔をして行動を続けるサンタガールに対し、一撃の威力よりも手数を優先した連続コンビネーションアタックを仕掛けていく。
ただしこのサンタガールは見た目に反して耐久性が高い。そして攻撃を受けながらもスーパーアーマー状態のように怯むことなくプレゼントを投げつけてきた。
「そんなにがっつかなくてもちゃんと渡すよ?メリークリスマス♪」
「いやそんな触手は要らん!」
投げつけられた触手を大包丁で切断!
「今だよ!」
そこへシャーリーがサンタガールの視界を塞ぐようにクイックドロウを乱射する。
「ナイスアシストっ!」
サンタガールの視覚を一時的にでも奪ったタイミングでウィーリィの大包丁が再び煌めく。
「あっ」
その狙いはプレゼント袋。
それも再生してしまうサンタガールの手を一閃で切断する。
「もっと透くにはじき飛んじゃえっ!」
即座に再生しそうだったプレゼント袋を持つ手と手首が繋がる前に、シャーリーが追加で袋を撃ち抜く!
「よし、これでプレゼントの供給が止まった隙に……」
「もー、幾らプレゼントが欲しいからって袋ごとっていうのはマナー違反じゃないかな?」
しかし、サンタガールの耐久性もさることながら、そのプレゼント袋はさらに上を行く強度がある。
弾かれたように見えたプレゼント袋は、実はその袋が解かれただけで。
「うわっこれ、触手スライムっ!?」
「なんでスライムがっ!?あ、しかもこれ服を溶かしてくる」
プレゼント袋からドバァと周囲に粘液がばらまかれてシャーリーとウィーリィは諸にそのスライムを浴びてしまった。
「欲しがりな君達には、追加でこっちもプレゼント♪」
当たり前のように腕を再生させたサンタガールがそのままスライムにねちょねちょしてるシャーリーとウィーリィに追加でぽーいと触手もトッピング。
満足気に頷くと、二人の叫び声を聞きながらサンタガールは次の猟兵の元へと移動しにいくのだった。
●翔へのプレゼント
「も、もうダメ……動けないっす……」
久遠・翔(性別迷子・f00042)は触手馬のロデオゲームから解放されたままその場に倒れていた。
その下半身はドロドロな感じで時折ビクンビクンとしている。
「メリークリスマス♪お馬さんとは楽しく遊んだみたいだね♪」
そこへ善意1000%のサンタガールがやってきた!
「そんな貴女にも私からのプレゼント♪」
例え翔が倒れてもうドロドロな状況であろうとも。
流れるようにプレゼント袋から触手というプレゼントを取り出そうとして。
---ガッ!
「あれ?」
その手を翔の使役獣が止めていた。
君臨する守護者達(シュゴキシダンショウカン)。
それは翔が戦闘不能になったり瀕死の状態になった際に翔の使役獣を召喚するユーベルコードなのだ。
どうやらロデオにガッツンガッツン、イかされまくったのは戦闘不能と判断されたらしい。
(よ、よかった。使役獣達が止めてくれて助かった……ん?)
「あ、そっか。君達もプレゼントが欲しいのかな?」
(ぶんぶんぶんぶん)
「え、ああ。プレゼントの好みが違う?そっかー。それじゃこんなのはどうかなー」
ズブっ。
「ひゃあああっ!!!???」
使役獣に導かれたサンタガールがプレゼント袋から触手の代わりにオモチャを取り出してそのまま無造作に翔の元へとイン!(どことはいえない)
「うんうん、プレゼントには悦んでくれてるみたいだね♪それじゃ次はこれかなー?」
「ひゃあっちょっと、待つっス!?なんでこっちにも!?」
にゅるんとプレゼント袋から、サンタガールそっくりの存在が出てくると、手に手に何とも卑猥な形の道具を持って善意1000%の笑顔でやってくる。
「せっかくだからもっといっぱい渡しちゃおうか♪」
「その方が喜んでくれるよね♪」
「いやちょっとそれは激しすぎ……ひゃあああっ!!!???」
無自覚に翔が発動していたユーベルコードの能力もあってサンタガールがよりプレゼントを贈りたくなるような誘惑にかられ、他の猟兵よりもなんか執拗に責めまくる。
「お、お願いだからもう落ち着くっすよー!?」
そのままボンと、誘惑した敵を使役獣に変えるオーラを全身から無自覚に放ち、そして使役獣としてチビキャラに変身させる事で無力化するユーベルコードまで発動してしまうが。
「うひゃっ」
「わっ」
しかしこのサンタガール。どんな攻撃を受けてもプレゼント袋の中身を消費してその身体を再構築するオブリビオンだ。
そしてプレゼント袋の中身はどう見ても蠢く触手。
つまりサンタガールがそのオーラで変身する姿とは……。
「なんで触手がっ」
オーラに触れる先からチビキャラ化する触手たち。
そして最初から悪意など一切なく善意1000%で行動しているサンタガールは例え使役獣化したところでその行動が止まるはずもなく。
サンタガールだった数多の触手たちが自分の主様に善意1000%で群がりそしてその身体を弄び始めるのはすぐだった。
そしてユーベルコードの効果が切れたところで。
「ぷはぁっ……ちょっと長居しすぎちゃったかな?遊んでくれてありがとうね♪」
触手が全て戻ってサンタガールを再び構成する。
「あ、これはせっかくだからプレゼント♪それじゃメリークリスマス♪」
●ルナへのプレゼント
「彼…はまだしも、彼女たちは何の罪もありませんからね。被害が出ないように頑張りましょう!」
ルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)はぐっと気合を入れ直して今回のボス、サンタガールへと向き直る。
「メリークリスマス♪貴女に素敵なプレゼントを渡してあげるよ♪」
「さっきのお馬さんといい、今度のサンタさんといい……何でこう蠢いているんでしょうか?」
だがサンタガールがプレゼント袋からウネウネ蠢く触手を取り出してきた所でルナの心はちょっと挫けそうになっていた。
頑張ってルナ!だってこの依頼で普通にプレゼントをサンタさんからもらえそうなのあんまりいないのだもの!
「耐久力が高いのは厄介ですね……どうにかして、プレゼント袋を空にするのが一番よいのでしょうか?」
しれっとプレゼント袋をごそごそしていた間も遠距離から魔法攻撃をぴしぴし当てていたルナだったが、高い耐久性を持つサンタガールは全く意に介していなかったようだ。
「メリークリスマス♪」
そして善意1000%の笑顔で蠢く触手を投げつけてくる。
「わわっ!えいっ!」
しかしルナは咄嗟に投げつけてきた触手に氷魔法を当てて迎撃。
「やった。これなら凍らせて無力化していきま」
「プレゼントはまだまだあるよー♪」
「って、プレゼント多くないですか!?」
サンタガール本体ではない触手には攻撃が通るようだが、如何せん投げつけてくる触手の量も質も段々と上がっていく。
なんとかルナも氷魔法を乱発してそれを撃ち落としていくものの……サンタガールはこれでもボスクラス。その能力は猟兵よりも高い存在である。
遂にルナの迎撃をすり抜ける触手が現れてしまい。
「ひゃうっ!?絡みつかないで!」
ルナの元投げられた触手は一瞬でその身を広げるとルナの身体に絡みつき拘束していく。
「凍らせ……ひゃん!いやっ!そんな所……!」
だが今こそ!今こそルナのユーベルコードを発動する時!
今回ルナが持ってきたユーベルコードは星の王女様(ドレスアップ・ティンクルプリンセス)。
それは自身がピンチの時に、それを脱出する煌びやかなドレス姿に変身する魔法少女ご用達のユーベルコードなのだ!
そして今こそ、最大のピンチであり、同時にチャンスである!
未だルナ、変身を!
(こ、これじゃ詠唱どころじゃないよぅ……)
あー、うん。
星の王女様(ドレスアップ・ティンクルプリンセス)は強力なユーベルコードではあるものの、魔法少女らしく呪文を唱えないと変身できないのだ。
なので変身するための呪文を唱えようとするたびに触手に身体をまさぐられるルナは、脱出すらできないまさに正真正銘のピンチを迎えていた!
なんてこったエロ攻撃が最大の弱点だったなんて!
「ダメっ!それ以上は……!」
そして調子に乗った触手がルナの服の下に潜り込もうとしたその時、ルナの頭に巻かれたリボンが輝きを放つと、絡みつく触手を吹き飛ばす魔力のオーラを放つ!
パン!
「あれ?動きが止まりました?」
触手に一杯一杯だったルナはリボンのオーラに気付く事なく。
だが自分の周りにいた触手が弾かれた事実は即座に理解する。
「今のうちにユーベルコードを!」
そして触手が再び襲い掛かってくるまでの間にポーズを決め、高速で呪文を唱える。
「ティンクルティンクル☆お星様お月様わたしに力を!マジカルドレスアップ☆ティンクルプリンセス☆」
ペカーと光に包まれるとルナは拘束してこようとしていた触手から逃れる。
「これ言わないといけないの、恥ずかしいです……」
シュタ、と少し離れたところに降り立ったルナは煌びやかなドレス姿となり、武器であるティンクルスターダストショットも強化され、キラキラ光る星々や月光を纏った姿に変身したのだった。
「ともかく。反撃開始です!」
●アレクへのプレゼント
「……いや、やっぱり頭数足りてるからまぁ俺が手を下さんでもよくね?」
結構な大人数が揃った猟兵たちをみて、アレク・アドレーヌ(仮面の英雄・f17347)はそう独り言ちていた。
「って思うけどさっきの馬……馬にしておこう。うん。で、あの馬でもう相当アレだったからな」
第二章の集団敵、クリーピング・スタリオンはまぁなんていうか。
卑猥な馬だった。触手の生えた馬だ。
そしてこのサンタガールと共通していて、戦意があって戦闘したのではなく相手は遊びたいから近寄ってきたのと、クリスマスプレゼントを渡しにきたという事。
何故か触手という武器が同じであったのだ。
「力貸さんとまずいよなー……多分」
なんとも嫌な予感がしてしまったアレクは、それで一旦様子見をしようと他の猟兵達の戦いを見守る事にした。
―自己強化して攻撃しようとして……バラと事故って3人でくんずほぐれつ。
―敢えて攻撃を受け、泥に姿を変えて反撃……したと見せかけて迎撃される。
―肥大化して壁にはなるが……ずっと触手に弄ばれてる。
―プレゼント袋から出てきたものに囚われてそのまま相手をしている。
―同上。
―吸収したと思ったら、自分の身体から生えた触手に襲われている。
―同上。
―サンタを触手に変えたと思ったらそのまま触手に責められ続けてる。
―プレゼント袋を孤立させようとしたが……スライム祭り。
―魔法少女に変身。
「うん?なんか思っていた以上に猟兵サイドがズタボロじゃないか?これ」
えぇまぁ魔法少女くらいしか勝ち越ししてないので。
とは言っても、そもそもこのサンタガールはまともに戦おうとすると、その高い耐久性を前にあまりダメージを通す事が出来ない。 敢えて相手にプレゼントを出させて、プレゼント袋の中身を減らすという意味であれば、どの猟兵も実は結構相手を消耗させるのには成功していると言っていいだろう。
「どのみちプレゼントがヤベーのしかねぇし、予想上他の猟兵も戦ったらしばらくまともに動ける状態じゃなさそうなことになりそうだし……ってか予想よりも動けないやつ多すぎないかこれ」
それだけ皆、触手を受け持つ事に成功しているんです。
「ま、そんなタイミングで攻撃されたら被害甚大になりそうなんで」
ほう。どうするというのかね?
「回収していこう」
そしてアレクはマスク状態のまま触手に塗れて倒れ伏している面々の元へ一人ずつゆっくり向かう事にした。
既にテレポートでグリモア猟兵に回収されているメンバーもいるが、残っているのは触手が残るとサンタガールがもしかしたら回復してしまうかもれいないので相手を引き受けているメンバーだ。
快楽に負けているとか言っちゃだめだぞ。
ともかく回収作業も立派な仕事。戦うだけが猟兵の仕事ではないのだ。
「戦闘手段確保並びに戦える状況じゃなくなった猟兵の再利用と救助もかねて『武器に変えて』窮地を脱する」
……おや?どうも物騒な話が聞こえてきました。
「まぁどっちに転んでも最悪かもしれんが必要な犠牲って奴だから我慢してもらおう」
そしてアレクは一人目の犠牲者の元へ辿り付く。
「すまんが痛みは一瞬だ。ちょっと我慢しろ」
パキュン。
アレクの能力を受けた猟兵の姿が……変わっていく……。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アイリス・ヴォルフェルト
「NOえっち」ただし少年誌レベルはOK
【恋華荘】
クリスマスは過ぎてますし、その内側からモゾモゾ蠢いててうねうねしたものが口から出てるプレゼント袋が不穏すぎます!?
くっ、でも守護騎士として、皆の盾として逃げる訳には!
皆を庇って盾構えて【無敵城塞】です!って、きゃー!やっぱり触手ですか!?
うわぁ、無敵城塞でダメージはないですけど全身絡みつかれて、盾で防げない攻撃は止めて欲しいです
って、いちごさん!?
いちごさんの炎で剣と盾以外全部燃やされました。あ、リボンも燃えて編み込み解けて髪がバサッと
あ、きゃぁぁー!!鎧も服も下着も全部燃えて無くなったー!?
更に押し倒されて無い胸掴まれたー!
お嫁にいけないよー!
白銀・ゆのか
【恋華荘】
さっきの触手馬含めて、本当にはた迷惑千万なプレゼントですっ…!
…そりゃまぁ、さっき(いちごのだっこ)みたいなシチュエーションが出来たきっかけではありますけど…(ううー…)
ともあれ、困ったプレゼントはノーサンキュー、ですっ…!(うねうねプレゼントを乱気閃で叩き落としたり、外しても風で押し止めようと…)
って、アイリス助けにいってるいちごのほうにまでプレゼントが!?
やらせないッ…!(いちごを『かばう』つもりで、どーんと突き飛ばしちゃい…)
…余計大惨事になってるー!?
早く建て直さなきゃ…って、こっちの服まで燃えて…!?
や、だめ、ぇっ…ひぁ!?(露になる肌隠そうとして触手にあれこれされそうに…
アテナ・パラステール
【恋華荘】
どう見ても不穏な代物ですわね
騎士としてアイリスさんと共に前に出て皆を庇います
【無敵城塞】で耐えますが…
「くっ、この…」
ダメージなくとも触手に絡みつかれるのは…っ
旦那様以外がこの肌に触れるのは許しがたく
そう思っていると、旦那様がアイリスさんとわたくしを救うべく触手を焼き払ってくれました
「ありがとうございま、す?」
あら…鎧まで燃え尽きて裸に…
しかも旦那様、焦ってアイリスさんを押し倒して、まぁ
「助けてくれたのはありがたいですが、どうせならわたくしを押し倒してくれればいいのに…旦那様?」
アイリスさん助けついでに混ざりに行きましょうか
「お嫁にいけないなら、旦那様が責任取ってくれますよ?」(くす
彩波・いちご
【恋華荘】
「あのプレゼント、絶対ろくなものじゃないですね…」
プレゼントから出てきた触手をアイリスさんがガードしてくれましたが、そのまま触手が彼女に絡んで…
「今助けます!」
【異界の深焔】邪悪を滅し大切な人を守る炎で触手を燃やします
…けど、まだ制御完璧じゃないからか、触手だけでなくアイリスさんの鎧や服まで燃やして消してしまい(汗
そしてごめんなさいとおろおろしてる私が狙われていたのを、ゆのかさんが突き飛ばして助けてくれたんですが、結果、裸のアイリスさんを押し倒して、その薄い胸に手が…
重ね重ねごめんなさいっ?!
そして慌てると焔は勝手に動き、プレゼントも燃やし尽くしますが、仲間の服まで尽く燃やして…(汗
アイ・リスパー
【恋華荘】
「くっ、ここまで何度もイケメンのバラに不覚を取りましたが
次はそうはいきません!」(フラグ
【チューリングの神託機械】で万能コンピュータに接続。
【アインシュタイン・レンズ】の光線で攻撃です!
「プレゼントの触手は動きさえ見切れば!」
【ラプラスの悪魔】でシミュレーションして回避するために
プレゼントの触手を凝視しますが……
出てきたのはイケメンオーラを纏った触手っ!?
神託機械により呪いに弱くなり
身体の情報処理能力が強化されて敏感になったところに何というものが!
「好きっ!
抱いてっ!」
いちごさんの炎で服を燃やされて裸になったところに
敏感な身体を触手によって責められ嗜好をつかれてしまうのでした。
フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】の皆と引き続き参加なの。
クリスマスは一月前ぐらいに終わったの。いいからさっさと帰るの。
しかもプレゼントは触手。間に合ってるの。いちごので十分なの。
でも逃げられなくて、絡まれてあれやこれやされちゃうの…。
いちごの以外の触手はいらないのに…でも、敏感なところ弄られたら感じちゃうの。
何とか大事なところは死守し続けて、最終的にはいちごが放った炎で触手が燃えて、それで脱出成功するの。
一緒に服も燃えちゃうけど、この際気にしないの。
というわけで、プレゼントのお礼をするの…って建前で真祖転生・鉄杭典礼を発動。鉄杭での串刺し刑をプレゼントなの。
●いちごハーレムへのプレゼント
「クリスマスは一月前ぐらいに終わったの。いいからさっさと帰るの」
フロウヴェル・ゼフィツェン(時溢れ想満ちて・f01233)はやってきたサンタガールに冷たくそう言い放つ。
「ちょっとずらして貰えるクリスマスプレゼントも素敵でしょ♪恥ずかしがらなくても大丈夫だよ♪」
だがこの善意1000%のサンタガールには全く効果はないようだった!
「あのプレゼント、絶対ろくなものじゃないですね……」
いちごハーレムの主である彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)はごそごそとサンタガールがプレゼント袋を漁るのを皆の後ろから眺めつつ、そう呟く。
「クリスマスは過ぎてますし、その内側からモゾモゾ蠢いててうねうねしたものが口から出てるプレゼント袋が不穏すぎます!?」
未だ(?)ハーレムには加わっていないアイリス・ヴォルフェルト(守護騎士・f15339)もサンタガールのごそごそしてるプレゼント袋から不穏な気配をビシバシと感じ取りまくっていた。
「くっ、でも守護騎士として、皆の盾として逃げる訳には!」
しかしそれでも自分は守護騎士。鎧姿で盾を構えながらいちごの前に出て警戒する。
「どう見ても不穏な代物ですわね」
アテナ・パラステール(亡国の姫騎士・f24915)も警戒しながら他のメンバーよりも一歩前に出る。
「アイリスさん、私達で盾役になって旦那様達を守りましょう」
「はい!任せてください!」
共にメインジョブはパラディン。
二人は並んでサンタガールに向き直り、相手の出方を見極める。
「はーい、メリークリスマス♪」
そして善意1000%のサンタガールはそんな二人の行動なんて全く関係なくプレゼントを投げつけてきた!
「「無敵城塞っ!!」」
アイリスとアテナのユーベルコードは同時に発動して、サンタガールのプレゼントを防御する。
全身を超防御モードに変え、自身は全く動けなくなるが、代わりにあらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるパラディンの技である。
リボンでラッピングされた箱がガツンとアイリスの盾と、アテナの剣に当たってそれ以上の侵攻を防ぐ。
「やった!盾で防げさえすれば……」
しかし、防がれたプレゼント箱から大量の触手が飛び出してきて前衛の二人を襲う!
「って、きゃー!やっぱり触手ですか!?」
「くっ、この……」
無敵城塞の能力でダメージは無効化している二人ではあるが、しかし触手は関係なく二人の身体に絡みついてくる。
「うわぁ、無敵城塞でダメージはないですけど全身絡みつかれて、盾で防げない攻撃は止めて欲しいです」
「旦那様以外がこの肌に触れるのは許しがたいですね……っ」
全身鎧のアイリスはまだ平気そうではあるが、ねちょねちょ粘液が下たる触手の動きに嫌悪感を抱いてしまう。
そしてアテナは全身に絡みつく触手が服のない腕や胸元、太腿から張ってくる触手の感触に悶えてしまう。
だが問題はそれだけではない。
「一杯いるからその分プレゼントも奮発しちゃうよー♪」
アイリスとアテナの前衛二人が抑え込んでいる分だけでもかなりの量なのだが、そこにさらに無造作にサンタガールは触手プレゼントを追加投入してくるのだ!
「触手のプレゼントは間に合ってるの、いちごので十分なの」
フロウヴェルは前衛二人の隙間から抜けてきた触手に対して鎖を放って迎撃したりして避けていくが……。
「ひゃあっダメなの!」
サンタガールの触手供給量は予想以上。
フロウヴェルは逃げきれずに触手に捕まるとそのまま拘束されてしまう。
「いちごの以外の触手はいらないのに……!」
一番触手の溜まっている……というかアイリスとアテナが押しとどめている場所まで運ばれると服の中に触手が殺到。
フロウヴェルは敏感な所を弄り回されて感じさせられてしまう。
「さっきの触手馬含めて、本当にはた迷惑千万なプレゼントですっ……!」
そんな中白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)はかなり健闘していた。
「ともあれ、困ったプレゼントはノーサンキュー、ですっ……!」
うねうねやってくる触手プレゼントを薙刀を振るって叩き落とし、時に振るう風で押しとどめては跳ねのける。
「……そりゃまぁ、さっきみたいなシチュエーションが出来たきっかけではありますけど……」
しかし途中で、第二章で起きたいちごのだっこシチュエーションを思わず思い返してしまって。
「あっしまった!」
触手に薙刀を奪われてしまう。
「ど、どうしよう!?」
うねうねしててしまも粘液でドロドロしてる触手を直接殴るのはちょっと心理的につらいゆのかは獲物を取られて隙を見せてしまう。
「今助けます!」
しかしここぞという所でハーレムの主、いちごが遂に動く!
「ふんぐるいふんぐるい……、遠き星海にて燃え盛る神の炎よ!」
ユーベルコード:異界の深焔(インフォーマル・ディープ・フレア)。
邪悪を滅し大切な人を守る炎があふれ出し、サンタガールの放ってきた触手を燃やしていく!
拘束し這っていた触手はそれ程耐久性がある訳ではない様子で拘束されていたアイリスとアテナ、そしてフロウヴェルはすぐに開放される。
「まぁ、旦那様。ありがとうございま、す?」
「あ!ごめんなさい」
しかしいちごのこのユーベルコードはまだまだ制御が不安定!
仲間にダメージを与える事まではなかったが、3人の衣服も一緒に燃やしてしまっていた。
「って、いちごさん!?」
戦うための武器である剣と盾はまだ無事のようだが……逆にいうとそれ以外は全て燃えてしまっていた。
そう小物なんかも全部なのでアイリスはリボンが燃えて編み込みが解けて髪もバサッとなり。
「あら……鎧まで燃え尽きて裸に……」
「あ、きゃぁぁー!!下着も全部燃えて無くなったー!?」
前衛二人は無敵城塞で動けない体勢のままに裸になってしまい隠すことも出来ない。
何しろ炎が燃やしているとはいえ、まだまだ触手は一杯あるのだ。
「……なんとか脱出成功なの」
因みにフロウヴェルはこの際気にしないと抜け出してきていた。
「ごめんなさいごめんなさい」
おろおろと当の炎を放ったいちごが動揺してさらに炎の制御を乱していってしまっていく。
と、そこへ生き残りの触手がいちごへ向けてプレゼントシューッ!
「やらせないッ……!」
しかしそこへゆのかがいちごをかばうようにどーんと突き飛ばしながら触手を素手で迎撃。ドゴッ。
「うわぁっ!?」
突き飛ばされたいちごは前衛のアイリスの元へいって結果、裸のアイリスを押し倒してそのまま薄い胸に両手が向かって掴んでしまう。
「うわーっ!押し倒されて無い胸掴まれたー!お嫁にいけないよー!」
「まぁ。助けてくれたのはありがたいですが、どうせならわたくしを押し倒してくれればいいのに……旦那様?」
「重ね重ねごめんなさいっ?!」
「お嫁にいけないなら、旦那様が責任取ってくれますよ?」
「……余計大惨事になってるー!?」
慌てるいちごが掴む手に力を入れたりしてしまい、その度にアイリスが叫ぶ事になり、それでさらに慌ててしまう悪循環。
「早く建て直さなきゃ……って、こっちの服まで燃えて……!?」
さらにいちごの精神状態の不安定さがそのまま炎の制御をなくして触手よりもゆのかの服を燃やしていってしまう。
「や、だめ、ぇっ……ひぁ!?」
露になる肌隠そうとした手に、さっき殴ったはずの触手が絡みついているのに気付いたゆのかはそのまま纏わりつかれてしまう。
「ひゃ、ちょっとだめ……!?」
炎で服が燃やされてすっかり裸にされた上に触手に弄られ敏感な所をこすりあげられてしまう。
「ひゃあっ!?」
というか、アイリスとアテナの前衛二人を押し倒してしまって事で無敵城塞が途切れて、触手の処理が全く間に合わなくなってしまっていたのだ。
「ん、もう触手は十分なの。プレゼントのお礼をするの」
しかしそこで全裸になりつつも難を逃れていたフロウヴェルが闇を纏う真なるヴァンパイアに変身し、ダン、と足を踏みつける事で、漆黒の鉄杭を地面から大量に発生させる。
「鉄杭での串刺し刑をプレゼントなの」
残る触手が一気に突き刺さり、フロウヴェルによって消滅させられる。
「な、なんとか……」
「わー、プレゼント、足りなかったのかなー♪それじゃ追加だよー♪」
だが触手の供給源たるサンタガールはまだ健在!
しかもなんかごそごそやってるプレゼント袋は、さっきまでの触手とは一味違うような気配がひしひしと伝わってくる。
「くっ、ここまで何度もイケメンのバラに不覚を取りましたが、次はそうはいきません!」
だが、ここで満を持して光の速さでフラグを手てながら登場したのはアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)である!
バーチャルキャラクターの電脳魔術士という彼女の演算回路は今こそ真価を発揮する。
因みにいちごの炎に巻き込まれて既に全裸である!
「電脳空間への接続を確認。万能コンピューターへログイン。オペレーション開始します」
服が無くなった事に顔を赤くしながらも、ユーベルコードを起動。
万能コンピュータに接続。己の演算能力を飛躍的に高めると、周囲の重力に干渉。
重力レンズを操ってサンタガールの手元の触手にロックオン!
「プレゼントの触手は動きさえ見切れば!」
サンタガール自体の耐久性は高い。しかし投げてくる触手事態は対処可能。
今までの演算結果からアイは勝利を確信する!(フラグ)
「あ、貴女はこれが好きなんだってね?それじゃクリスマスプレゼント♪」
サンタガールがアイへ目掛けて追加のプレゼントを投げつけてくる。
「今です!一斉はっ……」
電脳魔術で多方面にカメラを設置して様々な角度から触手を観察していたアイ。
それ故に、それ故に、アイは一瞬でその術中に嵌ってしまう。
「そ、それは……バラのイケメンオーラを纏った触手っ!?」
何故かバラのサウザンドのユーベルコードをコピーした触手を投げつけてくるサンタガール。
多分他の猟兵が戦ってる時に触手に吸収されたんじゃないかな。多分そうだよ。
まぁそれはそれとして、バラのサウザンドのイケメンオーラをもった触手とはどうなるのかと言えば。
「好きっ!抱いてっ!」
重力レンズを一瞬で全て放棄してアイは自ら触手を受け入れる(なお、全裸)
「ええっ!?アイさん!?」
「……アイ、それはダメ」
「貴女たちにも、プレゼント追加だよ♪」
ジト目でアイを見ていた他のいちごハーレムメンバーだったが、そこへサンタガールが的確にイケメンオーラ触手をシューット!
「ひゃあっ!?これは、ちょっとだめ……抱かれたくなってきちゃう」
「いちご、抱いて……」
「うわ、皆、待って……!?」
「あー、これはちょっとダメだよ!いちごさん、そろそろ放して……ってなんで強くなるのーっ!?」
「いちご、仲間外れ、ダメ」
触手に感じさせられた面々はサウザンドでは全く靡かなかったイケメンオーラ付き触手に当てられてくらっと来てしまったらしく。 結局触手のオーラが尽き果てるまでくんずほぐれつ絡み合う事になるのであった。
「それじゃメリークリスマス♪」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
音取・ゼラ
アドリブ&絡み歓迎、NGなし
前回の2章で色々あって変身が解けたのである!
あぁ、恋い多き余は悩ましいのである、一体誰を想えばいいのか
それはそれとして快楽中枢ガツンとヤられた後遺症で発情しっぱなしである
此処でまた触手が来ると色々とヤバイので先手必勝、【神王の雷霆(ケラウノス)】である!
神罰覿面である!ぬ!何故ケラウノス直撃して袋がちょっと萎むだけであるか!?
あっ、触手が!くっ、ってケラウノス弱体化して迎撃しきれないである!?
こ、このゼウスの転生たる余が、しょ、触手なんぞにぃ!あぁ!そこダメェ!
え、更にプレゼント?い、いらなっ……大人の玩具!?しかも前世のモノそっくり!?あ、ダメ突っ込まないでぇ!!
マルミ・ハインドシャンク
POW・連携アドリブ歓迎・NGなし
プレゼント? それなら触手いっぱいちょーだい♥
豪快骨つき肉を食べてコードを発動、プレゼント袋を空にするつもりでヤっちゃうよ
絡まれつつ触手に全身で「奉仕」したり「騎乗」からの「ダンス」で絞っちゃうよ
触手がハーレム拠点のメンバーに行きそうになったら「怪力」で触手を振り払って「かばう」よ
あ、こんなに触手をもらったんだしお裾分けしないと♥
サンターガールのベアトップをで膝までずり下げて脱がしてから
「グラップル」で組み伏せて体力切れまで一緒に触手に絡まれるよ♥
◆戦闘後
サウザンドがまだハーレム続けるつもりなら
マルミがみっちり鍛えてあげようかな?
●ゼラへのプレゼント
「うう……大変な目にあったのである」
前世の姿をとって触手馬と戦っていた音取・ゼラ(自称ゼウスの生まれ変わり・f24198)は『色々あって』変身が解け、少女の姿に戻っていた。
「あぁ、恋い多き余は悩ましいのである、一体誰を想えばいいのか」
出会いは大切ではあるが、それはそれとして第二章の集団敵、クリーピング・スタリオンの触手に快楽中枢をガツンとヤられた後遺症はまだ残っており、ゼラはすっかり発情しっぱなしだった。
「はーい♪メリークリスマス♪貴女にもプレゼントをあげるよ♪」
そこへ現れるサンタガール(手に持つのは触手)。
「む!此処でまた触手が来ると色々とヤバイので先手必勝、神王の雷霆(ケラウノス)である!」
攻撃は最大の防御。
発情状態で責められでもしたら即刻落ちてしまいそうなゼラはならば攻撃を受ける前に相手を倒せばいいだけの事であると言わんばかりに雷を生み出す。
「これぞ世界を溶解させ全宇宙を焼き尽くす、余の最強たる雷霆ケラウノスである!」
(自称)前世のゼウスの力、万物を轟かす万雷の光がサンタガールへ降り注ぐ!
「神罰覿面である!……ぬ!」
しかしこのサンタガールは耐久性が滅茶苦茶高い。しかもなんかスーパーアーマー状態らしくて怯まない。
「何故ケラウノス直撃して袋がちょっと萎むだけであるか!?」
手に持つ触手は焼き切ったが、プレゼント袋がちょっと萎むだけで全く意に介さずにプレゼント袋の中を追加でゴソゴソし始めたぞ。
「ば、馬鹿なっ余のケラウノスが……」
ゼラの神王の雷霆は想像より創造された神の雷。その能力に自ら疑問を感じてしまえば、大幅に力は弱体化してしまう。
「雷に耐性のあるビリビリ触手をプレゼントー♪」
「あっ、触手が!くっ、ってケラウノス弱体化して迎撃しきれないである!?」
そうなってしまってはサンタガールに投げつけられた触手を迎撃する事など出来よう筈もなく。
ゼラは一瞬で触手に拘束されてしまう。
「こ、このゼウスの転生たる余が、しょ、触手なんぞにぃ!あぁ!そこダメェ!」
雷もすっかり消えてしまい、いい様に触手に弄られてしまうゼラ。
そこへにっこり善意1000%の笑顔でサンタガールが近寄ってきて……。
「え、更にプレゼント?い、いらなっ……大人の玩具!?しかも前世のモノそっくり!?あ、ダメ突っ込まないでぇ!!」
サンタガールからのプレゼントを追加で貰う事になったのだった。
●マルミへのプレゼント
「メリークリスマス♪貴女にもプレゼントをあげるよ♪」
「プレゼント? それなら触手いっぱいちょーだい?」
触手馬をワイルドに退治し豪快骨つき肉を食べていたマルミ・ハインドシャンク(ハラペコ緑鬼・f19015)に元にサンタガールがやってきた。
残った肉をバクバクバクと食いつくすとそのままユーベルコードを起動。
「プレゼント袋を空にするつもりでヤっちゃうよ」
「わー♪それじゃいっぱいいっぱいプレゼント♪」
マルミの挑発に善意1000%のサンタガールは笑顔で応えると、プレゼント袋からドバァと触手が一気にマルミに殺到していく。
「わぁ、来た来たぁ❤」
マルミは迫る触手をその全身で受け入れ、触手に絡まれながら両手で掴み、胸で挟み、騎乗してのダンスをして絞っていく!
あまりの量にあぶれた触手が他のハーレムメンバーの所に向かおうとする動きを見せても。
「おっと、ダメだよー。マルミは満足してないんだから」
怪力でぐいっと逆に触手を引き寄せて離さない。
そのまま触手の体力が尽き果てるまでマルミが奉仕をし続けるのだった。
「プレゼントは気に入って貰えたみたいだね♪それじゃメリークリスマス♪」
そんなマルミの姿にうんうんと頷くとサンタガールは去っていこうとして。
「あ、こんなに触手をもらったんだしお裾分けしないと?」
怪力で触手を振り払ったマルミがサンタガールに後ろからグラップル。
耐久性が半端なく高かろうとも、投げ技で投げれないわけではない。
「あ、プレゼントが、足りなかったのかな?」
「一緒に触手に絡まれようよ?」
ブン、と諸共に触手へと投げ込んだマルミとサンタガール。
そのあとプレゼントを追加したサンタガールがマルミを責めるも、大奮闘だったらしい。
●サンタガールへのプレゼント
「んー♪一杯プレゼント配っちゃったなー♪」
晴れやかな顔で伸びをするサンタガール。
その手に持ったプレゼント袋は、ここへ来た当初はパンパンだったはずが、もはや中身が殆どなくなっていた。
「ここは一杯プレゼントを配る相手がいて楽しかったな。どこかでプレゼントを補給してこないと♪」
そして満足し切ったらしいサンタガールはバラのサウザンドベースを跡にしようとして。
「……すまんが痛みは一瞬だ。ちょっと我慢しろ」
自分の周囲を囲む、武装のようなものに気付いた。
「あれ?なんだろこれ」
そして後ろから、一人ではないが一人にか見えないヒーローが、風にマフラーをなびかせて歩いてくる。
「ま、なんだ。散々好き勝手したんだ。ここらで終わらせよう」
ヒーローが何かをしたと思ったその時、周囲の武装が動き、各自が必殺の威力を込めた一撃をサンタガールに繰り出してくる。
耐久性の高いサンタガールはその攻撃を受け止めては、プレゼント袋が少しずつ萎んではいくものの。
「……あ、これは、足りない、かな」
「地獄で待ってろ」
最後に跳び蹴りと受け、プレゼント袋の中身を全て消耗したサンタガールは遂に塵となって倒されたのだった。
●その後のサウザンドベース
触手に相手に消耗した猟兵達だったが、サンタガールを倒したあとはサウザンドベースで休憩して解散となった。
その際にバラのサウザンドのイケメンオーラに当てられて(抱いてっ好きっ)のような事は多数起きたらしいが、ハーレム主が回収したり快楽中枢のダメージが響いていたりして大事にはならなかったらしい。
「あ、サウザンドがまだハーレム続けるつもりならマルミがみっちり鍛えてあげようかな?」
「幻影と触手ばっかりでまだまだ足りないのよねぇ」
あ、全然元気なメンバーもいました。
ハーレムメンバーの女性達であるヒトミ、フタバ、ミツナも各自がお礼と感謝を述べながら介抱して周りつつ、別れは惜しんでいたけれど、……やはりバラのサウザンドが今まで築いてきたものが上書きされるような事はなかったらしく、この拠点でそのままハーレムメンバーとして過ごすらしい。
「あーでもぅ、また襲われたりした時のために避難先になる別拠点は伝えておきたいですぅ」
「でも移動の時の危険性はあるよね」
「それなら、別拠点の方に、一度こちらに来てもらうのはどうでしょうか」
バラのサウザンドは若干困るかもしれないが、ハーレムメンバーの生存率を高めるためであれば、別拠点との連携は強めた方がいいだろう。
るこるの案に対して、ユイが自分が以前訪問した近くの拠点を紹介する流れになった。……もちろん、再訪問した拠点で二人は大歓迎を受ける事になるのだが、それはまた後の話である。
ともかくも。サンタガールの脅威は去った。
猟兵の活躍によってまた一つ、アポカリプスヘルの世界で生き延びる者が増えたのだった。
サウザンドベース、救助完了!
大成功
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最終結果:成功
完成日:2020年01月29日
宿敵
『サンタガール』
を撃破!
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