クリスマス中止のお知らせを阻止せよ!
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「めりーくるしみまーす!」
ろうそくをぶっさした五徳を被った白装束の女が藁人形に五寸釘を打ち付けていた。
「ばかっぷる共が盛ってんじゃねぇよ! そもそもそういう行事じゃねぇだろうが! 勝手にいちゃつくダシに使ってんじゃねぇ!」
燃え盛る嫉妬の炎のままに五寸釘を打つ! 打つ! 打つ!
「くそ! くそ! くそ! クソ猟兵共がドン・フリーダム様を倒さなければ今頃はクリスマス中止のお知らせができてたのによぉ!」
呪いの人形の所有者となった結果、何故か破滅ではなく興隆した配信者『ナカトミさん』が今日も今日とて嫉妬の炎を配信していた。
「ああ、フォーミュラ様さえいれば……そうだ、そうだよ、フォーミュラ様さえいればクリスマスを中止にできる! メカサンタに『新しいオブリビオン・フォーミュラをプレゼントして』もらえばいいんだ!」
●
「なに? え? なに? なにこれ?」
アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)が珍しく困惑していた。スマホには予知した内容と同じ内容が映っていた。何配信してんだ、予知の意味ねぇじゃないかとも思うが、予知しなければ現場への転送ができないので意味はあった。ともあれ、アリスは予知の説明を始める。
「キマイラフューチャーでは12月にメカサンタが現れるのが風物詩になってるらしいわ」
いきなりツッコミ所満載である。メカサンタってなんだ?
「メカサンタとは文字通りメカのサンタさんで、メカトナカイが引くメカソリで空を飛んで、自分を捕まえた人に一つだけリクエストされた『プレゼント』を渡して去っていくらしいわ」
待って、ちょっと待って。情報が濃すぎて消化しきれないからちょっと待って。だが、無情にも説明は続く。
「そして、このメカサンタをオブリビオンが狙っていることを予知したわ。オブリビオンの狙いは一つ、それはメカサンタに『新しいオブリビオン・フォーミュラをプレゼントしてもらう』ことよ」
ツッコミ所しかない情報がどんどん蓄積されていく。
「皆にはメカサンタを追いかけるオブリビオンからメカサンタを守りつつ、敵を撃退して欲しいの。後、またオブリビオンに狙われないように助けたメカサンタさんからプレゼントを貰うともっといいわね」
だが、そんなことを気にしていてはキマイラフューチャーでは胃薬のでる区画でこんこんこんを続ける生活を送るハメになる、細かいことは気にせず気楽にいこう。
「ついでに、そのままクリスマスパーティーを開催したらどうかしら? できれば私も呼んで貰えると嬉しいわ、準備を手伝うだけでもいいわよ」
メカサンタにプレゼントを貰うついでに、クリスマスパーティーをやったらどうかとアリスは提案する。
「それじゃ頼んだわよ。行ってらっしゃい」
アリスは頭を下げると猟兵達を現場に送るのだった。
蒼汁の人
はーい♪ ごにゃーぽ☆ ごきげんよう♪
『ネタに逝きネタに死す』蒼汁の人でございます。
はい、ネタ依頼です。多分スラップスティックコメディになるんじゃないかと思います。
やることは簡単です。メカサンタを追いかけるオブリビオンを更に猟兵が追いかけるチェイスをしながらの戦闘となります。オブリビオンに追われるメカサンタを助けるような工夫があれば、プレイングボーナスを倍でどん! とプレゼント☆
二章に進めば指揮官が出てきます。嫉妬でクリスマス中止のお知らせを出すためにフォーミュラ復活を企むあたまのおかしい怪人をぶっとばしてお空のお星様に変えましょう。
三章はクリスマスパーティーです。助けたメカサンタからプレゼントを貰いつつパーティーを楽しんでください。この章では呼んでいただければアリスも登場します、登場しますが皆がパーティーを楽しむための舞台装置ですのでプレイングに書かれた以上のことはしませんできません。アリス相手の確定お色気は受けてたとうどんとこい。
三章のクリスマスパーティーだけの参加も歓迎します。その場合でもメカサンタはプレゼントをくれるようです。
なお、メカサンタからのプレゼントはこのシナリオ内限定のフレーバーアイテムです。実際に発行される訳ではないのでご注意ください。
第1章 集団戦
『冬の思い出トリオ』
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POW : かまくら怪人・ウェポン
【かまくら兵器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : みかん怪人・ジェノサイド
【みかん攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ : 鍋怪人・リフレクション
対象のユーベルコードに対し【鍋】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
イラスト:まめのきなこ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「みかん!」
「かまくら!」
「なべ!」
「「「われら冬の思い出トリオ!!!」」」
「メカサンタを捕まえて」
「おこたをフォーミュラとしてプレゼントしてもらえば」
「我らは冬の思い出四天王に昇格できるのだ!」
みかんとかまくらとなべがメカサンタを追いかけていた。考えたら負けだと思う。
ミッション! みかんとかまくらとなべからメカサンタを助けよう!
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
言われてみれば確かに、「炬燵」が欲しくなる組み合わせですねぇ。
『F●S』3種を展開、『FBS』は四肢に嵌め、飛行して追い掛けましょう。
相手がどうやって追い掛けているか不明ですが、障害物等をスルー出来る分追いつけるでしょう。
追いついたら[援護射撃]でサンタさんの逃走を助けつつ【秤濤】を使用、怪人だけを「敵対」と認識し「魅了」&「超重力による攻撃」を行いますねぇ。
攻撃は『FSS』で防御、可能であればサンタさんと怪人の間に入りカバーしたいところですぅ。
ところで「鍋の中身」はどうなっているのでしょう?
噂では「焼いた蜜柑」を入れた「みかん鍋」というものも有るらしいのですが、さて?
「言われてみれば確かに、「炬燵」が欲しくなる組み合わせですねぇ」
冬の思い出トリオの叫びを聞いてそんな感想を抱く夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)。目の前にはみかんとかまくらとなべがメカサンタを追い回すというカオスが広がっていた。
るこるはリング状の武具を四肢に嵌めると飛行する。これで冬の思い出トリオの頭上を飛び越えてメカサンタに追い付けるだろう。しかし、いかんせん数が多い。るこるは数を減らすべく16台の浮遊砲台を展開し砲撃を開始した。反撃に飛んでくるかまくら兵器は、周囲に浮遊する8枚の小型ビームシールドで防ぐ。そして、危うげなくメカサンタに追い付いた。
援護射撃を行いメカサンタの逃走を手助けする。そして、ここまでくればメカサンタを巻き込む心配もない。
「大いなる豊饒の女神、その御力の欠片による裁きをお与え下さい」
乳白色のオーラがるこるの身を包む。女神の力を籠めた乳白色の波動が周囲に広がっていく。それは超重力空間で冬の思い出トリオを圧殺し、圧殺を免れたものも魂を魅了されていく。
「ところで「鍋の中身」はどうなっているのでしょう? 噂では「焼いた蜜柑」を入れた「みかん鍋」というものも有るらしいのですが、さて?」
メカサンタが逃げ切ったのを見届けてるこるはみかん怪人となべ怪人を見ながら言った。幸い材料はたくさんある。ならば、試してみるのも悪くはないだろう。
「なべ! みかん! すまない、俺は! 俺は!」
なべをつつきながらかまくら怪人の悲痛な叫びが木霊する。それを尻目にるこるはしこたま「みかん鍋」を楽しんだのだった。
大成功
🔵🔵🔵
天樹・咲耶
裏人格のサクヤ(中二病)です
「ふふふ、メカサンタからのプレゼント!
そのサンタに祈れば、私の世界征服の野望も成就間違いなしね!」
新しいオブリビオン・フォーミュラをプレゼントできるなら
私を世界の支配者にすることも簡単よね!
「そうとなれば、オブリビオンたちにメカサンタを渡すわけにはいかないわね!
メカサンタは、この私がいただくわ!」
メカサンタを追っている、みかんとかまくらと鍋の前に立ちはだかるわ!
「ついにこの左目の封印を解く時が来たようね……」
左目に付けた眼帯(お手製のカッコいいやつ)を外し
金色の瞳(カラーコンタクト)で敵を睨みつけるわ。
「我が【呪いの魔眼】によって命を落とすことね!」
「ふふふ、メカサンタからのプレゼント! そのサンタに祈れば、私の世界征服の野望も成就間違いなしね!」
天樹・咲耶(中二病の二重人格・f20341)に宿る裏人格、中二病のサクヤは最初からアクセル全開であった。新しいオブリビオン・フォーミュラをプレゼントできるなら私を世界の支配者にすることも簡単よね! なんて考えちゃってたりもした。
「そうとなれば、オブリビオンたちにメカサンタを渡すわけにはいかないわね! メカサンタは、この私がいただくわ!」
メカサンタを追いかけるみかんとかまくらとなべの冬の思い出トリオの津波を強引に掻き分けなから突破していく。そして、もみくちゃにされたことで乱れた衣装でメカサンタをかばうように冬の思い出トリオの前に立ちはだかる!
「ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ。この私をここまで苦しめるなんてね」
そう言いながらサクヤは拘り抜いて自作したオサレな眼帯に手を伸ばす。
「ついにこの左目の封印を解く時が来たようね……」
左目の封印が解かれ金色の瞳が顕になる。カラーコンタクトは眼科医の適切な指導の元に使用しないと眼球に致命的な障害を起こす恐れがあるので注意しましょう。このリプレイを読んでる皆もカラコン使う前に眼科を受診、お姉さんとの約束だぞ☆
「我が【呪いの魔眼】によって命を落とすことね!」
ともあれ、サクヤの魔眼が炸裂した。サクヤの自己申告によると魔眼の効果は「相手は必ず死ぬ」らしいが特にそんなことはない。特にそんなことはなかったが冬の思い出トリオの生命力がたいしたことはなかったため今回に限って言えばあながち間違ってもいなかった。サクヤの視界にはいった冬の思い出トリオがさくさくと骸の海へと返っていく。
こうしてサクヤはメカサンタを守り抜いたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
穂照・朱海
「血色の悪い肌!」
「痩せすぎた体!」
「所々露わな裸身!」
わたくしは……
「ひとり退廃的エロス」トリオでございます
メカサンタのプレゼントを怪人などには渡しませぬ……
この、あけみが「愛人」を獲得して「ひとり退廃的エロス四天王」となるのです
四天王なのに一人……
それこそが正しき道
まずは……みかん!
お前様からです
艶めかしい動作で【誘惑】して攻撃を誘い
空中を何重にも跳躍して回避しつつ死角を突きまする
素手でも剥くことはできませう
妖刀を用いれば更に容易いこと!
そして……裸に剥いたら
抱きしめて唇を押し付け
舌を中までねじこみ
味わい尽くします……
(※みかんを食べる試み)
吸い尽くすまで愛撫は続くのでございます
「血色の悪い肌!」
「痩せすぎた体!」
「所々露わな裸身!」
スカイステッパーで冬の思い出トリオの頭上を飛び越えてメカサンタの前に降り立った穂照・朱海(妖刃飛翔・f21686)はかぶいたポーズを取りながら宣言する。
「わたくしは……「ひとり退廃的エロス」トリオでございます」
そのよくわからない迫力に冬の思い出トリオの足が止まる。
「ひとりなのにトリオだと?」
「退廃的エロスとは?」
冬の思い出トリオはまごまごしている!
「メカサンタのプレゼントを怪人などには渡しませぬ……」
「なぁにぃ、このかまくらが」
「この、あけみが「愛人」を獲得して「ひとり退廃的エロス四天王」となるのです」
「最後まで言わせろよ! 愛人?」
「四天王なのに一人……それこそが正しき道」
「なんだ、おれたちはいったい何をきかされているんだ」
朱海の放つ独特の雰囲気に呑まれていく冬の思い出トリオ。そして、
「まずは……みかん! お前様からです」
びしっ! とみかんを朱海が指差した瞬間、ざっとかまくらとなべがみかんから距離をとった。
「みかん、おまえはいいやつだったよ」
「みかん、おまえのことは忘れない」
助けを求めて左右に首を振るみかん、されど世は無情。助けなどなかった。艶めかしい動作で攻撃を誘う朱海に自棄気味にみかんはつっこんでいく。だが、幾重にも空を跳ぶ動きで朱海はみかんの視界から消える。みかんは焦る、この攻撃は回避されても中断出来ないのだ。
「素手でも剥くことはできませう、妖刀を用いれば更に容易いこと!」
みかんが裸に剥かれる。(皮を剥いただけです)
朱海は裸になったみかんを抱き寄せるとその身に唇を押し付けて舌を捩じ込んだ。(みかんを食べているだけです)
そうして、みかんを味わい尽くすと朱海の目は次のターゲットを求めて冬の思い出コンビに向けられるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
水鏡・怜悧
詠唱改変省略可
人格:ロキ
機械仕掛けのサンタクロースさんですか。プレゼントにはサンタさんの構造情報が欲しいところですね。
サンタさんを追うにしろ怪人を倒すにしろ、あまりキマイラさんたちに恐怖感を与えないように立ち回りたいところですが……さて。
風属性の触手を手足に巻き付け空中を高速移動。黒い白衣をはためかせ、光属性の触手からビームを放って敵も鍋も打ち落とします。風属性で竜巻を起こしサンタさん周辺の敵を吹き飛ばし、鍋とみかんの怪人を触手の怪力で掴んでキマイラさんたちの方に投げ飛ばします。
「美味しいらしいですので差し上げます」
かまくらさんは炎属性の触手で溶かしてしまいましょう。
……怖くないですよ?
「機械仕掛けのサンタクロースさんですか。プレゼントにはサンタさんの構造情報が欲しいところですね」
水鏡・怜悧(ヒトを目指す者・f21278)は風でできた触手を手足に巻き付けて宙に浮かび、メカサンタを追い回す冬の思い出トリオを見おろしながら思いを馳せる。
「サンタさんを追うにしろ怪人を倒すにしろ、あまりキマイラさんたちに恐怖感を与えないように立ち回りたいところですが……さて」
サンタからのプレゼントを得るにはこのカオスな状況をなんとかしなければならない。とはいえ、現地住人に恐怖を与えるのはよくないだろう。なんといっても楽しいクリスマスなのだ。怜悧は脳をフル回転させて策を練る。
手足に巻き付けた風の触手の力で高速飛翔し、光の触手からのビームで冬の思い出トリオを薙ぎ払いながらそのの頭上を飛び越えてメカサンタの頭上へ。怪人が鍋を投げてくるがここまで届くことはない。何条かのビームは相殺されたがそれだけだ。
メカサンタを守るように竜巻を発生させれば、冬の思い出トリオはメカサンタに近付くことも出来なくなった。立ち往生してる冬の思い出トリオのうち、みかんとなべを触手で捕らえてこのカオスなチェイスを遠巻きに見学しているキマイラ達の前へと。
「美味しいらしいですので差し上げます」
「やった、なべだ!」
「みかんだ!」
逞しいキマイラ達はこれ幸いとみかんとなべに群がり食べ始める。そうして、キマイラ達の意識がみかんとなべに集中したところで炎の触手がかまくら怪人に巻き付きその頭を溶かしていったのだった。
「……怖くないですよ?」
若干ホラーな感じになってしまったが、幸い食べることに夢中なキマイラ達は誰も見ていなかったようだ。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『超嫉妬系配信者『ナカトミさん』』
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POW : 嫉妬、晴らさずにはいられない!
レベル分の1秒で【対象を木に見立てた藁人形への五寸釘打ち 】を発射できる。
SPD : 我が嫉妬の片鱗、存分に味わうがいい!
自身の【嫉妬心を晴らす為に様々な行為をした藁人形】を代償に、【藁束と髪と五寸釘で編まれた巨大な繰り手】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【藁人形が受けた行為を対象に実行する事】で戦う。
WIZ : お前も嫉妬狂いにしてやろうか!
【全身全霊の丑の刻参り 】を披露した指定の全対象に【自分も嫉妬の赴くままに丑の刻参りをしたい】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
イラスト:霧島一樹
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「シエナ・リーレイ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
水鏡・怜悧
詠唱改変省略可
人格:ロキ
「嫉妬って良く分からないんですよね。人恋しさというのもイマイチわかりませんし」
繰り手は魔銃を火属性にして燃やします。
「あぁ、狂おしいほどの感情なら理解できますよ。私の場合は『知りたい』という感情ですが。そうですね、私は貴方にも興味があります。さァ、貴方の中身は何ですか?」
ニコリと笑って指定UC発動。拘束と同時にUC咎の源泉を発動。拘束力を強化。代償は流血。眼窩から血の涙を流す。
「オブリビオンと言えどやはり身体構造は元の生物と変わりませんね…あ」
一通りの実験で満足した後、目の前が惨状であることに思い至る。
「…これでは…結局キマイラさんに怖がられてしまいそうですね…」
「嫉妬って良く分からないんですよね。人恋しさというのもイマイチわかりませんし」
水鏡・怜悧(ヒトを目指す者・f21278)は首を傾げる。
「貴様リア充か! リア充だな! イケメンだからリア充だろう! 我が嫉妬の片鱗、存分に味わうがいい!」
ナカトミさんが繰り出す藁束と髪と五寸釘で編まれた巨大な繰り手を怜悧は魔銃から打ち出したファイアブリッドで燃やす。
「あぁ、狂おしいほどの感情なら理解できますよ。私の場合は『知りたい』という感情ですが。そうですね、私は貴方にも興味があります。さァ、貴方の中身は何ですか?」
「知るかぁ! よくもわたしのかわいい繰り手ちゃんを燃やしやがったな!」
怜悧の問いかけに怒りをもって返すナカトミさん。それにニコリと笑い、
「答えなんてどうでもイイんですよ。真実かどうかの確認も出来ない…そんなことより……さァ、貴方の中身を教えてください」
拘束具付きの手術台と医療器具をロキの記憶から召喚した。怜悧の時に倫理を無視するほどの知的欲求は理性を弱め抑えきれないほどの狂気を宿すのだ。血涙を流しながらナカトミさんを手術台に拘束していく。
「え? なに? 何が始まるの?」
これにはナカトミさんも困惑。ニコリと笑いながら血涙を流し手術台に拘束してくるのだ、理解が追い付かなかった。そして、怜悧はメスを取り出すとナカトミさんのってまてまてまて!
「オブリビオンと言えどやはり身体構造は元の生物と変わりませんね……あ」
遅かったー! スプラッタな惨状が怜悧の目の前に広がっていた。
「……これでは……結局キマイラさんに怖がられてしまいそうですね……」
……そうね、お気楽ギャグ補正の世界でこんなスプラッタは、カートゥーンな方向だと割りとあるな案外平気なのかもしれない。
あ、ナカトミさんは次のシーンに登場出来る程度には五体満足です。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
まあ、一番クリスマスに乱痴気騒ぎをしそうな世界ですからねぇ。
この方の性格からしますと、煽ってあげれば此方を狙い、その分サンタさんがノーマークになる気がしますねぇ。
ですので、「ケーキ」「チキン」等の「御馳走系の話題」を中心に「クリスマスが楽しみ」という方向性の発言で煽り、此方に注意を惹きましょう。
『FRS』『FSS』による射撃主体でお相手しますねぇ。
五寸釘には『FBS』による飛行で間合いを外すか、【耀衣舞】の『光の結界』で弾き[カウンター]を狙いますぅ。
ところで、仮に「フォーミュラさん」が出現しても、カタストロフまでの時間を考えますと、クリスマスには到底間に合わない様な?
「まあ、一番クリスマスに乱痴気騒ぎをしそうな世界ですからねぇ」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はそんな感想を抱きながらナカトミさんの前へでる。なんだか大変な目にあっていたようだがギャグ補正で持ち直したようだ、流石キマイラフューチャー。
「な、なんなの? 猟兵怖い、ひっ、またきた」
もっとも精神的にはトラウマを負ってしまったようだが。るこるはそんなナカトミさんの様子に首を傾げながらも、ナカトミさんの注意を惹くために煽り始める。
「クリスマスとっても楽しみですねぇ」
るこるのその言葉に恐怖から一瞬で憎悪の視線に切り替える。
「はっ! 聖夜に性夜ってか! その胸でずいぶんと男をタラシこんだんだろうねぇ!」
ナカトミさんの怒りの言葉に首を傾げながらるこるは答えた。
「いえ、クリスマスケーキにチキンに最近だとクリスマスサーモンなどもありますし」
「それを男と食うんじゃろがい!」
「はぁ? 私のような、その、ぽっちゃりとした女の子は殿方にはあんまり好まれないと申しますかぁ」
「あん?」
るこるの言葉にナカトミさんは胸ばかりを見ていた視線を改めて全身を舐め回すように観察した。特にふともも。
「なるほど」
何かを察したようにうんうんと頷くとるこるを手招きした。
「よっしゃ、こっちこい。こんな時はいっぱい食べよう、独り身通しいっぱい食べよう」
「え、えっと。ではお言葉に甘えてご相伴にあずからせていただきますねぇ」
なんだか当初の予定とは違う反応に困惑しつつも、るこるはメカサンタを逃がす為に自分へと注意を惹くという目的は達成できるためにナカトミさんの誘いに乗ることにした。
「ところで、仮に「フォーミュラさん」が出現しても、カタストロフまでの時間を考えますと、クリスマスには到底間に合わないのでは?」
「はっ! 確かに」
和やかな雰囲気だが、るこるの食べる量に釣られて食べ過ぎたナカトミさんはぽんぽんペインに苦しむことになったという。
「や、やっぱり猟兵怖い」
大成功
🔵🔵🔵
穂照・朱海
嫉妬…
あけみの美しさに、ではないのですね
残念です
笑止な、嫉妬狂いになどなりませぬ
むしろあけみは嫉妬される側
お前様こそばかつぷるにしてやりませう
お相手はもちろんあ・け・み
とばかりに舞をご披露
おまえさまは
あけみと
いちゃつきたく
なりにけり
なりにけり…
暗示に従ったならば
人目をはばからず抱き合ったり接吻したりおよそばかつぷるがする事は大概やりまする
この方、溜まつているようですからやり過ぎるかもしれませぬ。されど激しいのは歓迎、応えまするよ
野次きまいらが居るならその様子を動画で撮ったり配信したりしてもらいまする
(関係を続ける気はないのでオブリビオンとして討つことにためらいはない)
(エロス歓迎☆)
「嫉妬……あけみの美しさに、ではないのですね残念です」
「その自信が妬ましいぃ! お前も嫉妬狂いにしてやろうか!」
穂照・朱海(妖刃飛翔・f21686)の言葉に猟兵への恐怖を一瞬で忘れて嫉妬の炎を燃やすナカトミさん。
「笑止な、嫉妬狂いになどなりませぬ。むしろあけみは嫉妬される側」
「なぁにぃ!」
「お前様こそばかつぷるにしてやりませう」
「な……に?」
「お相手はもちろんあ・け・み」
「え? え? え?」
朱海の独特のペースに呑まれ困惑するナカトミさんを尻目に朱海は舞を披露する。
「おまえさまは
あけみと
いちゃつきたく
なりにけり
なりにけり……」
それは舞を披露した相手に舞に込められた暗示に従いたいという感情を与えるユーベルコード。果たして、ナカトミさんは陥落した。
人目を憚らずに往来で抱き合い接吻をする。人前でするという行為にナカトミさんは酷く興奮を覚えているようであった。嫉妬とは憧れの裏返し、自分がしたくともできないことをする連中が羨ましく羨ましくて仕方がなく相当にうっぷんが溜まっていたのだろう。ナカトミさんのバカップル的行為はどんどんと過激になっていった。朱海が男性と気付くやいなや淫靡な舞踏に誘うしまつであった。
(関係を続ける気はありませぬし、オブリビオンとして討つことに躊躇いはありませぬが)
だが、それまでに少しばかり楽しんでもいいだろう。キマイラ達が此方を撮影し配信しているようだし彼らにネタを提供するのも悪くないだろう。
朱海はナカトミさんの舞踏の誘いを受けることにしたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘NG
グロNG
POW
嫉妬なんて醜い人間どもがする事。
綺麗な貴女は笑うべきよ❤
『欲望解放』と守護霊の憑依【ドーピング】で
ドン・フリーダムの面影を見せつつ戦闘力を高め
【学習力】で彼女の戦術を再現
音速を超えた【空中戦・見切り・残像】で相手のUCを避け
死角から【属性攻撃・全力魔法】の暴風で反撃!
【オーラ防御】を展開し、赤べこキャノンの代わりに
悲愴の剣の【呪詛・衝撃波】を【早業】で【乱れ撃ち】
彼女の魂の欠片は私の中に。
貴女も私が救済(アイ)してあげる。
嫉妬の苦しみから解放してあげる
【誘惑・催眠術】で魅了。
花を手折るように愛しながら【生命力吸収】
世界に私達の居場所は無い。
だから私が貴女達の居場所になるの
「嫉妬なんて醜い人間どもがする事。綺麗な貴女は笑うべきよ❤」
「そう、かな?」
「ええ、そうよ」
長年の憧れであったバカップル的行動で大変満足したナカトミさんはドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)。ナカトミさんが賢者タイムに入っていなかったらドゥルールのような美少女の言葉には耳を貸さなかったかも知れない。だが、ナカトミさんも今はリア充の仲間なのだ。実態はともかくナカトミさんの中ではそう消化されていた。
あれ? とドゥルールは首を傾げる。相手は嫉妬狂いではなかったか、だが、今は憑き物が落ちたかのような晴れやかな笑顔をしている。これまでの猟兵達の行動でナカトミさんの状態が変わったのだ。このままではドゥルールが用意した戦術が無駄になってしまう、そう思われたその時!
ナカトミさんの抱いていた呪いの人形が禍々しい雰囲気を纏いながら浮かびあがる。
「くくく、ナカトミさんの呪い適性が高すぎて今ま………なんで全裸になってるの!」
なんか裏話っぽいものを始めた呪いの人形だが、ドゥルールは聞く価値なしと欲望解放して戦闘態勢に入る。アウトな部分は 月下香の花弁で覆ってるため色々安心である。
「全然安心じゃないよ!」
音速を超えてつっこんでくるドゥルールに呪いの人形はレベル分の一秒でドゥルールを木に見立てた藁人形への五寸釘打ちを放とうとして、その手にハンマーも五寸釘もないことに気付く。まあま、ナカトミさんが持ったままだったからね、そりゃ、呪いの人形の手にはないよね。
かくして呪いの人形は為す術もなく撃破された。
「彼女の魂の欠片は私の中に。貴女も私が救済(アイ)してあげる。嫉妬の苦しみから解放してあげる」
何事もなかったかのようにナカトミさんに向き直り話かけるドゥルール。
「え? は、はい!」
モテ期、もしやこれはモテ期なのでは? 内心でキタコレと喜ぶナカトミさん。そんなナカトミさんの頬に手を添え、瞳を見つめることでナカトミさんに催眠術をかけ魅了するドゥルール。呪いの人形を喪ってもナカトミさんはオブリビオンなのだ。
「世界に私達の居場所は無い。だから私が貴女達の居場所になるの」
だから、今は花を手折るようにナカトミさんを愛するのだ。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 日常
『愛を伝える選手権』
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POW : 己の肉体美、大声、気合いや力技で愛を伝える
SPD : 己のテクニック、機敏な動きやパフォーマンスで愛を伝える
WIZ : 己の話術、知性や理詰めで愛を伝える
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
クリスマス。キマイラフューチャーのこのリゾート施設では様々な愛を語らい愛を感じ愛を主張するイベントとなっている。
ある者は宿泊施設で恋人と愛を語らい、
ある者は友人達と馬鹿騒ぎをして好きな人暴露大会を強制され、
ある者は食材への感謝と愛を籠めて大食いにチャレンジしていた。
あなたはどんな愛をクリスマスに籠めますか?
●
グリモア猟兵が誘って欲しそうに見ている
どうする?
▽無視無視、仲間内だけで楽しもう☆
今まで無茶振りされた鬱憤を晴らすぜ! ひゃっはー!!
確定プレイングで好きにしてもええんじゃな?
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎
■行動
さて、何とか無事に終わったみたいですし、楽しみましょう。
先程のお話の通りに「クリスマスの御食事」を楽しみましょうかぁ。
【豊饒現界】で[大食い]を強化し、チキンやケーキ等を中心に、いただけるだけいただきますねぇ。
サーモンも美味しそうですぅ。
まあ、「鶏肉(豊胸に良い)」+「乳製品」という時点で、後で「そういう方向」に大変そうな気はしますが(遠い目)。
可能でしたら、サンタさんには「御食事後のサイズで問題なく着られる着替え」をお願いしたいかもしれません。
アリスさんも一緒に食べませんかぁ?
……いえ、あまり「普通の品」を食べているイメージは無いのですが、折角ですし。
「さて、何とか無事に終わったみたいですし、楽しみましょう」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はクリスマスムード一色のリゾート施設を歩む。
「先程のお話の通りに「クリスマスの御食事」を楽しみましょうかぁ」
ナカトミさんの注意を引くために語ったことは本心だ。それを実現出来そうなイベントをやっている所を探す。チキンにケーキ、サーモン等も美味しそうだ。いっそ会場全てをハシゴするのもいいだろうか?
「まあ、「鶏肉(豊胸に良い)」+「乳製品」という時点で、後で「そういう方向」に大変そうな気はしますが」
るこるは何かを悟ったように遠い目をしながら、メカサンタからのプレゼントを見る。『御食事後のサイズで問題なく着られる着替え』を願ったのだが、逆を言えばここまでは豊かになるということであるのだ。ただでさえ、先程のナカトミさんとのお食事で豊かになっているというのにだ。
そんなことを考えながら歩いていると見知った顔を見つけたので声をかける。
「アリスさんも一緒に食べませんかぁ?」
「あら、いいわね☆ なんでびっくりしてるのよ」
「……いえ、あまり「普通の品」を食べているイメージは無かったので」
「ああ、なるほど」
他愛もない会話をしながらよさげなイベント会場を見つけて入っていく。会場内は既にキマイラ達でいっぱいだ。量に関してはこんこんでいくらでも補充できるから気にしなくてもいいだろう。さぁ、いっぱい食べようか。
こうしてるこるは「クリスマスの御食事」を楽しんだのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ベルカ・スノードロップ
誘われたがっているアリスさんをデートに誘います
初めて会った日、アリスさんがグリモアの力を手に入れる前から気になる女の子ですし
好きか嫌いかの二択を出されればノータイムで、好きと断言できます
普段から寄生してドレインするとかそんな事を仰っていますし
彼女に似た夢魔アリスにした事のは、アリスさんにしたい事だったのは事実
とはいえ、いざ好きにして良いとなっても、なかなかに躊躇してしまいます
お互い、快楽主義者な部分は隠していませんし
欲望を全部吐露(パラフィリア)して、
「アリスさん、今日は一緒に、めいっぱい愉しみましょうね」
笑顔のお願いをしちゃいます
ベルカ・スノードロップ(Wandering Dream Chaser・f10622)はアリスをデートに誘いエスコートしていた。愛をテーマにしたリゾート施設だけありカップル向けのイベントも多く、逆に選択肢が多くて迷ってしまいそうだ。だが、だからこそデートプランの腕が試される。どこにいっても外れはないだろう、しかし、計画的にエスコートすればより思い出深い演出も可能なのだから。
思えば、初めての会った日から気になる女の子ではあった。実年齢はともかくそれよりも幼く見えるアリスの容姿はベルカの好みに合致していた。好きか嫌いかの二択を出されればノータイムで好きだと断言できる程に。
アリスといえば普段から寄生してドレインするとかそんな事を言う程に性に関してはオープンだ。以前に依頼で相対したアリスに似たオブリビオンに行った行為を思い出す。あの時にオブリビオンにアリスを重ね合わせなかったと言えば嘘になるだろう。その行為をアリスにもしたいと思っていたことは事実なのだから。
「とはいえ、いざ好きにして良いとなっても、なかなかに躊躇してしまいますね」
それが例え分身なのだとしても。本命から誘いが来てるからと言われた時は断られるのだと思ったが、変わりにこの子をよろしくね♪ と分身を差し出してくるあたり流石だなぁと思わずクスリと笑ってしまう。
「どうしたの?」
「いえいえ、先程のことを思い出しまして、つい」
既にエスコートは終えてここはホテルの一室である。クスリと笑ってしまったベルカへと疑問を呈したアリスに正直に答える。お互い、快楽主義者な部分は隠してはいない、欲望を全部吐露(パラフィリア)して、
「アリスさん、今日は一緒に、めいっぱい愉しみましょうね」
「ええ、もちろんよ♪」
笑顔でお願いするベルカにアリスも笑顔で応えると、どちらからともなく近付き唇が重なる。恋人のように指を絡めて手を繋ぎベッドへと沈んでいく。窓から差し込む月明かりが二人を優しく照らしていた。
二人のクリスマスの夜はこれからが本番なのであった。
大成功
🔵🔵🔵
水鏡・怜悧
詠唱改変省略可
人格:ロキ
愛…苦手なんですよね。まずはメカサンタさんにプレゼントをお願いしましょう。悪人の私でも貰えるのでしょうか
「メカサンタさんが開示できる全ての情報が入った最高スペックのタブレット端末を下さい」
メカサンタさん達の情報も多少は入っているでしょうから、損傷があればメカニック知識で修理します。パーツは金属属性の触手で生成します
「キマイラさん達にお詫びが必要ですね」
タブレットからプロジェクションマッピング装置の設計図を探し、金属属性の触手で生成します。クリスマスツリーと雪を映し出し、使い方を説明して装置を差し上げます。
「…機械愛?…やはりわかりません」
キマイラさんの言葉に首を傾げます
「愛……苦手なんですよね。まずはメカサンタさんにプレゼントをお願いしましょう。悪人の私でも貰えるのでしょうか」
多重人格者である水鏡・怜悧(ヒトを目指す者・f21278)に宿る人格の一つロキはそんな風に悩んでいた。ともあれダメ元で頼んでみることにする。
「メカサンタさんが開示できる全ての情報が入った最高スペックのタブレット端末を下さい」
結論から言えばプレゼントはきちんと貰えた。情報も入っていた。だが、キマイラフューチャーの技術は生前のドン・フリーダムが絡んでいるものも多く、ただでさえ理解の難しい天災の発想にフリーダムな遊び心まで添えられているものだから、なおさら理解に苦しむ内容が大半をしめていた。解読には相応の時間が必要だろう。
なお、損傷していたらメカサンタの修復をしてあげるつもりでいたロキであったが特にその必要はなかったようだ。プレゼントを貰えなくなっては困るため、オブリビオンもその辺りは配慮していたようだ。
「キマイラさん達にお詫びが必要ですね」
随分と怖がらせてしまったのだ、何か楽しい気分になれるものがいいだろう。今しがたメカサンタからプレゼントされたタブレットからプロジェクションマッピング装置の設計図を探す、もちろんドン・フリーダムを検索除外するのも忘れない。この辺りのこんこんで手に入る材料で作れそうなモノをピックアップし、それを機械の触手を操作して組み立てる。
組み立てた装置からまるで本物のようなクリスマスツリーと雪の映像が空間をスクリーンとして立体的に投影される。それを見ていたキマイラ達から感嘆の声が漏れる。ロキはそんなキマイラ達に装置の使い方を教えると、キマイラ達は早速色々な映像を空間に投影して遊び始めた。このクリスマスプレゼントは気に入って貰えたようだ。
「……機械愛? ……やはりわかりません」
ただ、使い方を教えている間にキマイラ達に言われたことに首を傾げるロキであった。
大成功
🔵🔵🔵
緑川・小夜
[SPD]
アリスお姉様を存分に愛せると聞いて!
即【選択UC】発動で技能を強化します
ウフフ…お姉様、あの時の催眠調教の続きをしましょう…
まずはこの鈴の音に身を任せてくださいまし
お姉様が催眠にかかったら、次はわたくしの香りと目で、お姉様の心を深く堕としていきますわ
…催眠はこれくらいでいいかしら?お姉様、今宵はわたくしがお姉様のご主人様。さあ、わたくしの手の甲に忠誠の口づけを…
フフフ…アハハハ!もうお姉様はわたくしの虜
では、わたくしの言葉に従い、わたくしの香りに溺れて、夢か現か分からないまま、深く愛しあいましょう…
使用技能【誘惑】【催眠術】
[アドリブ、アリスお姉様の逆襲歓迎です]
「アリスお姉様を存分に愛せると聞いて!」
緑川・小夜(蝶であり蜘蛛であり・f23337)はアリスの手を引いてリゾート施設内にあるホテルへと向かう。部屋は既に確保済だ。
「あらあら、小夜ちゃん。そんなに引っ張らなくても逃げはしないわよ」
「何を言ってるんですか! 時間は有限ですよ、アリスお姉様!」
ホテルへとチェックインして部屋へと入る。
「ウフフ……お姉様、あの時の催眠調教の続きをしましょう……」
「あの時の続きかぁ、楽しみね☆」
それは小夜が魔法少女の秘密基地へと入って暫くたっての出来事であった。あの時はアリスに催眠がかかりすぎて大変な目に遭ったが、更なる精進を積みリベンジを誓った。それを今果たすのだ。
「まずはこの鈴の音に身を任せてくださいまし」
「はーい♪」
小夜が手持ちの鈴を振る。チリンチリンと一定のリズムを刻む鈴の音がゆっくりとアリスの意識へと浸透していく。アリスの目から光が失われていく。そのアリスの瞳を覗きこみながら小夜は香り袋を取り出しお香を嗅がせてより深い催眠へと誘っていく。
「……催眠はこれくらいでいいかしら? お姉様、今宵はわたくしがお姉様のご主人様。さあ、わたくしの手の甲に忠誠の口づけを……」
「……御意、マイロード……」
小夜がアリスに手を差し出せば、アリスは跪き小夜の手を取るとその甲に口付けた。
「フフフ……アハハハ! もうお姉様はわたくしの虜」
小夜はアリスのその姿を見てたおやかに笑う。あの日とは違い今度こそうまくいったのだ。
「では、わたくしの言葉に従い、わたくしの香りに溺れて、夢か現か分からないまま、深く愛しあいましょう……」
「ええ、ご主人様」
小夜の言葉に答えるアリスの口角が僅かに上がる。それに気付かずに小夜はアリスの頬に手を添えてその距離を零にした。
こうして二人のクリスマスの夜は深く深く濃密に過ぎていったのだった。
大成功
🔵🔵🔵