●創造と花祭り
「みんな、みんな、聞いて聞いて! 大変なの!」
フィーナ・ルリス(陽だまり・f04597)は、大慌てであちらこちらに飛び回ってから、やっと落ち着きを取り戻して、猟兵達に話し始める。
「あのね、アックス&ウィザーズって勇者様のお話とか史跡とか遺物とかあるよね? 勿論、それが全部本物とは言えないけれど、どれもそれに関する逸話とか大事な物があるよね? そういうものってとっても大事だと思うんだ。だけど、その沢山の逸話がある何かであれば、それを壊しちゃったり、偽物に変えちゃったりする困ったオブリビオンがいる事が分かったの! みんなには、その相手を倒して欲しいんだ!」
フィーナは状況を伝える。
「なんでも、そのオブリビオンは偽の金細工が得意なんだって。だから、その偽物の金細工とかでお金を調達して大きな組織にしようとしているみたいなの! もう、早速腕の立つ女兵士さん達を集めてるみたいで……大事になる前に倒して欲しいの! アジトは、石造りの大きな砦。みんなの力を貸して下さい!」
それから、とフィーナは続ける。
「で、みんなが無事に組織を壊滅出来たら、素敵な『花祭り』をやっている場所があるから、そこに案内するね! 沢山のお花が一杯飾ってあったり、お花を売ってたり、それに関連する屋台や美味しい物も売ってるんだ! そこで思いっきり楽しんで欲しいな」
そう言ってから、フィーナは再び頭を下げた。
「悪い組織を倒すのは大変だと思うけど……みんななら、きっと倒してくれると信じてるから……お願いします!」
白鳥美鳥
白鳥美鳥です。宜しくお願い致します。
今回の偽金細工を作るオブリビオンの組織の壊滅をお願いします。
まずは、雇われた傭兵達を倒して、それからオブリビオンを倒し、組織を壊滅します。
無事に壊滅できましたら、フィーナが花祭りを開催している街にご案内致します。花が沢山咲いていたり、飾られていたり、買ったり、花に関する装飾品が売られていたり、お祭り特有の色々な屋台も出ています。食べ歩きなんかも出来ますよ。また、お声をかけて頂ければフィーナもご一緒致します。
勿論、第三章のみのご参加も歓迎いたします。
集団戦等がありますので、プレイングがある程度集まってからリプレイを執筆する形になると思います。
状況により、リプレイが遅くなりそうな場合は、マスターページとツイッターでお知らせします。申し訳ありませんが、マスターぺージかツイッターの確認をお願い致します。
皆様のプレイング、お待ちしております。
第1章 集団戦
『サヴェージ・ギャルズ』
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POW : アマゾネス・スマッシュ
単純で重い【武器または素手、素足】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : バーサーカー・ドライブ
【トランス状態になる】事で【狂戦士モード】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ : フィアー・ビースト
【口】から【野獣のような咆哮】を放ち、【恐怖を与えて萎縮させること】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:Nekoma
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
小宮・あき
皆さんと連携が組める形なのね。
私は後衛の火力型、大砲型というやつです。
光で眩しいかも、気を付けてね。
UC【神罰】
祈りの力によってレベルm半径の光の柱で攻撃するUC。
強力なスポットライトのような光は、物質を透過する直径124mの柱。
光属性の〔属性攻撃〕の〔全体攻撃〕〔範囲攻撃〕
現役聖職者である私の〔祈り〕は常に神に注がれています。〔先制攻撃〕〔高速詠唱〕
トランス状態でスピードアップされたら積極的に使いましょう。
範囲を広く取って、接近される前に光の海に沈めるわ。
そして私は、一撃だけとは言っていない。(連発可能)
ええ、上からだけとも、言っていないわよ。(左右、足元からの連射可能)
スピレイル・ナトゥア
史跡や遺跡を偽物に変えてしまうオブリビオンさん……いったい、どんなオブリビオンさんなのでしょうか?
え、虫や動物じゃなくって人型なんですか?
それって、ただの犯罪者さんと同じなのでは……
なんだか、途端に今回の相手がショボく思えてきました
精霊印の突撃銃でサヴェージ・ギャルズさんたちを迎え撃ちます
……この私相手に素手や素足でかかってくるとはいい度胸ですね
その腕や脚を、炎の精霊さんで燃やしてあげます!
【第六感】で攻撃を回避しつつ、【オーラ防御】で受けるダメージを軽減しながら戦います
勇者さんの史跡や遺物は、多くの冒険者の方々や猟兵の方々がこれまで頑張って見つけてきたものです
絶対に偽物になんてさせません!
そこは石造りの大きな砦。フィーナの言う通り、砦の中には女兵士達、『サヴェージ・ギャルズ』が集まっていた。
彼女達に気がつかれないように、小宮・あき(人間の聖者・f03848)とスピレイル・ナトゥア(蒼色の螺旋の巫女姫・f06014)は、そっと近寄っていく。
「私は、広範囲の光を使って戦うのですけれど、スピレイルさんはどういう戦い方を?」
「私の獲物はこれです。炎の精霊さんと共に戦います」
あきの問いに、スピレイルは精霊印の突撃銃を見せた。
「お互いに遠距離攻撃みたいですね。では、分かれて突撃しましょうか。お互いに射程にはきをつけつつ、ですね」
「はい、いきましょう!」
あきとスピレイルは二手に分かれて、砦の中に突入する。
初手はあき。神に捧げる祈りの力によって、強力なスポットライトの様な光を放つ直径124mの光の柱が女兵士達を一気に飲み込んでいく。
攻撃を受けた女兵士達は、狂戦士と化し、物凄いスピードで次々とあきに向かって襲い掛かってきた。それに対して距離を取りつつ、あきは次の一撃に備える。
「私は、一撃だけとは言っていない。ええ、上からだけとも、言っていないわよ」
それが左右であっても、足元からでも、この光の柱を放つ事が出来る。多方向に渡る光の柱が次々と砦ごと女兵士達を包み飲み込んでいった。
一方、スピレイルは精霊印の突撃銃で炎の精霊を宿した銃弾で次々と女兵士を撃ち抜き燃やしていく。女兵士達も重い素手や素足による強烈な一撃襲い掛かってきた。その一撃たるや、周辺の地形すら破壊する程の威力だ。
「……この私相手に素手や素足でかかってくるとはいい度胸ですね。その腕や脚を、炎の精霊さんで燃やしてあげます!」
第六感をフル回転させて攻撃を回避しつつ、炎の精霊と共に女兵士達を次々と燃やしていく。
砦に舞う光と炎――。狂乱の舞が繰り広げられる。
「勇者さんの史跡や遺物は、多くの冒険者の方々や猟兵の方々がこれまで頑張って見つけてきたものです。絶対に偽物になんてさせません!」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
リリウム・エーデルワイス
【主従】
勇者の逸話を偽るなんて、相当悪質な輩だね。確かにこんな奴等を放っておいたら碌な事にならないよ。
それに、お祭りがあるって話だから早く終わらせて、皆で行ってみたいね
という訳で、お祭りの為に悪党ぶっ飛ばしにいくよっ
派手に跳び回ったりして姉さんと一緒に敵の注意を惹きながら、裏を取る様に立ち回り。竜槍の攻撃で複数人の串刺しを狙っていくけど、無理なら狙わずに一人ずつ数を削っていく形で攻撃。
特にマスターへ攻撃が向かない様に注意しておくよ。
攻撃に対しては槍で受け流しつつ対処。大技と思しき攻撃は無理に受けずに全力で回避行動取るよ。
本当ならもっと良い手段で堕としてあげたいけど、まだ先があるからね
ティノ・ミラーリア
【主従】
猟兵は逸話の中から本物を探しているのに、壊したり偽物を作られるのは困るな……
二人に祭りを楽しんでもらうためにも、手早く終わらせてしまおう…
前衛を二人に任せて、僕は後方からのサポートだね。
【眷属の召喚】で影から溢れるように眷属を増やす。
眷属は敵を攻撃するほか、敵の攻撃から自分と姉妹を「かばう」手段。
「呪殺弾」を込めた狩猟銃での「援護射撃、スナイパー」
姉妹の裏に回ろうとする敵を撃ち、二人がより戦いやすいように。
自分に近づく敵は「眷属」に任せ、それでも接近されれば「纏影」
影は自分を守る盾にも、敵を「串刺し」にする槍にもなる。
リリエル・エーデルワイス
【主従】
偽りの逸話を作るオブリビオンですか。逸話を捻じ曲げてしまうのは、あまり良い事とは言えないですね。ましてや、それを私欲の為にとなれば猶更…。
ここは、きっちり組織を壊滅させて依頼をこなしましょうか。
包囲されない様に意識して位置取りしつつ注意を惹き、相手の攻撃の軌道を見切りながら残像を置いて攪乱。背後や相手の死角となる部分等、私達に有意な位置取りを取りながら竜槍の連撃で、一人ずつ確実に倒していきますね。
私達とマスターなら、この程度の数は対処可能です。マスターの従者として、仇名す者達に私達の力を示しましょう
「偽りの逸話を作るオブリビオンですか。逸話を捻じ曲げてしまうのは、あまり良い事とは言えないですね。ましてや、それを私欲の為にとなれば猶更……」
「勇者の逸話を偽るなんて、相当悪質な輩だね。確かにこんな奴等を放っておいたら碌な事にならないよ。それに、お祭りがあるって話だから早く終わらせて、皆で行ってみたいね」
リリエル・エーデルワイス(烙印刻まれし赫竜騎士・f00931)、リリウム・エーデルワイス(烙印刻まれし蒼竜騎士・f02154)姉妹の言葉に、ティノ・ミラーリア(夜闇を伴い・f01828)は頷く。
「猟兵は逸話の中から本物を探しているのに、壊したり偽物を作られるのは困るな……。二人に祭りを楽しんでもらうためにも、手早く終わらせてしまおう……」
三人の作戦としては、ティノが召還する眷属が、姉妹と自身を守る。そして、姉妹が愛用の竜槍を振るいつつ数を減らしていくという形だ。ティノが基本的に女兵士達の引きつけ役になる。
「空に地に、満ちろ眷属……」
ティノの放つ眷属はコウモリやオオカミ達だ。それぞれ、飛行力と俊敏さを活かして動き回る。
「リリウム、気を付けてね」
「大丈夫だよ、姉さん」
リリエルとリリウムは互いの位置を確認しながら、女兵士達の動きを読みつつ、死角を狙いながら竜槍を振るう。一人ずつ、確実に狙いながら。
「そこねっ!」
「いくよっ!」
二人は、高速で動きつつ相手の攪乱を狙いながら、女兵士達を攻撃していく。双子である強みも生かしつつ。
リリエルとリリウムの動きに合わせてコウモリやオオカミ達も攻撃をしかけ、狙っていた敵を守りつつ戦う。
ティノは後方支援だ。コウモリやオオカミ達の一部を自らの手元に残し、狂戦士モードになり素早さを上げて来た女兵士達を防ぎつつ、リリエルとリリウムの後方から、『呪殺弾』を籠めた狩猟銃で撃ち抜き、眷属達が防ぎきれなかった女兵士達を『纏影』の影を槍に変え貫いていく。
「……眷属達だけで抑えるのは厳しいかな」
ティノの眷属は全部で57体いる。姉妹と自身に分散させているが、姉妹達の戦いぶりに眷属達も頑張っているがそれでも、ティノ自身の盾としての眷属は狂戦士と化した相手に対しては数が足りず、自身に向かってくる狂戦士達の相手だけで精一杯になり狩猟銃での援護は厳しそうだ。
しかし、まだ相手の数が多い。リリエル、リリウム姉妹もコウモリやオオカミ達と竜槍を振るうが、限界がある。
「マスターの支援があっても私達の槍だけで勝負をするのは限界があるようね……」
「見立てが甘かったかな……もっと良い手段で堕とすべきだったね」
コウモリやオオカミ達に守られながら、双子の姉妹は槍を振るう。ティノには出来る限り女兵士達の攻撃を向けさせたくなかったが、それを防ぐまでには動く事が出来ない。竜槍で戦う事には問題は無い。だが、それを活かす為に使う力が足りていない……そういう事だ。見立てが甘かった。
まだ、女兵士達を蹴散らすには時を要しそうだ。
苦戦
🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
アテナ・アイリス
こんなところで時間をかけていられないわ。数で押すわよ。
UC【ランドグリーズ・ワルツ】をつかって、一人がアタッカー、もう一人がディフェンダーを行う。
ディフェンダーが武器または素手、素足の攻撃などは、「ブーツ」の力で俊敏に動き回りながら攻撃を防ぎ、アタッカーの戦いの邪魔にならないようにする。
その間に、アタッカーが、「アーパスブレード」と「クラウ・ソラス」をつかって、【武器受け・見切り・カウンター】を使って反撃する。危険な攻撃は、【第六感】をつかって素早く察知し、「ブーツ」の力で高速で近づき対処する。
状況に応じ、ディフェンダーとアタッカーを交代して、二人の完璧な連携で撃破するわよ。
「こんなところで時間をかけていられないわ。数で押すわよ」
アテナ・アイリス(才色兼備な勇者見届け人・f16989)は、自身の対となる存在、銀髪で黒のマントに炎と闇の剣をもった自分を呼び出す。金髪のアテナが本人、銀髪のアテナが対の存在だ。
「蹴散らしてやる!」
狂戦士モードに入っている女兵士達の動きは素早い。突撃してくるその速さはかなりのものだ。俊敏に動けるブーツを持ってしても早い。
しかし、アテナは二人いる。冷気を纏った剣『アーパスブレード』と光の剣『クラウ・ソラス』を構え、片方のアテナが攻撃を避けて相手がバランスを崩した所を狙って冷気と光が輝き一閃する。
「……!」
相手の女兵士達の動きが爆発的に速い。避け切れない場合は逆に一気に詰め寄り、二振りの剣を使って攻撃を受け流し、そのままカウンターで斬り返す。
避けてバランスを崩させたり、攻撃を防ぐ事によって高速で襲いかかってくる相手の速度を止めると、もう一人のアテナの二振りの剣が相手を確実に骸の海へと還していく。勿論、剣を振るっていたアテナに対しても高速の女兵士達は容赦無く襲いかかってくる。その攻撃を防いでいる所に、先程まで防御に回っていたアテナの剣が閃いた。
二人のアテナは、それぞれの役割を時には交代しつつ、高速で襲いかかってくる相手に対して高速化したブーツを使って避け、時には受けて斬り返す。
アテナは二人だが、女兵士達もまだそれなりに数が残っている。確実に一体一体倒していくと時間はかかるのだが、女兵士達の狂戦士化による高速化は刻々と寿命をも削っていく。こちらさえ、耐えうることが出来れば有利になるのだ。
二人のアテナと女兵士達の高速の戦い。崩れた砦の中、冷気と光が女兵士達の中で煌めいた。
「……ふぅ、これで終わりかしら」
息を切らせながら、アテナは周囲を見渡す。崩れた砦の中にはもう女兵士達の姿は無い。
「……おや、僕の留守の間にお客人が随分と暴れられたようだ。折角の砦がこの姿とは……」
その声にアテナが振り返ると、黄金の剣を携えた青年が肩をすくめていた。
「まあ、傭兵も拠点も、資金さえあればどうにでもなる、か。とはいえ、お客人方にも責任の一端を担って貰おうか」
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『偽金細工師・ガーザム』
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POW : ゴールドラッシュメーカー
自身が【コイツ金色じゃないなという感想】を感じると、レベル×1体の【金色に染める塗料を持った金で雇った手下】が召喚される。金色に染める塗料を持った金で雇った手下はコイツ金色じゃないなという感想を与えた対象を追跡し、攻撃する。
SPD : ゴートリック・ゴールド
自身の装備武器に【見た者を魅了し意識を惑わす金色の塗料】を搭載し、破壊力を増加する。
WIZ : ゴールデンエイジコンダクター 61
【アックス&ウィザーズの歴史ある一品の価値】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【金色に塗装、その品を自我を持ち暴れる存在】に変化させ、殺傷力を増す。
イラスト:いぬひろ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「リダン・ムグルエギ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
小宮・あき
あなたが組織のリーダーですか?
偽の金細工自体の否定はしませんけれど、
歴史的価値のあるものを破壊したりすり替えたりする行為は許せません。
UDCアースの上級階級。
生まれた時から美術品や骨董品に囲まれて育ってきました。
ええ、歴史的価値のある「本物」に触れてきた人間です。
『見た者を魅了し意識を惑わす金色の塗料』ですか。
それ、私には効かないと思いますよ?
〔呪詛耐性〕〔鼓舞〕
UC【愛雨霰】
マスケット銃62本を〔念動力〕で操作。
〔一斉発射〕〔援護射撃〕〔零距離射撃〕〔スナイパー〕
銃を2本クロスし〔武器受け〕〔盾受け〕の要領で敵の進行を止める、
銃を5本並べて盾にして〔吹き飛ばし〕、など。
リリエル・エーデルワイス
【主従】
どうやら、主犯となる者が現れたみたいですね。ここできっちりと倒して、これ以上の被害を防がせてもらいます
相手の能力発動の瞬間を見切り、先んじて【魔触縛陣】を発動。拘束具等による動き及び能力発動の封じを狙います
上手く動き等を封じる事が出来たら、そのまま妹やマスターの動きに合わせて攻撃。竜槍による二回攻撃での連撃で追撃を入れ、相手に態勢を立て直す隙を与えずに仕掛けていきます
相手への攻撃に対しては残像を入れて、直撃を可能な限り回避狙い。受けても攻撃時の生命力吸収で回復し、少しでも持ちこたえます
リリウム・エーデルワイス
【主従】
漸くリーダー格がお出ましだね。
さっきまで苦戦する形だったからここで挽回して、最後に皆でお祭りを楽しむって決めてるんだ。という訳で、全力で倒しに行かせて貰うよ
召喚される手下達を可能な限り掻い潜り、無理な奴は叩きのめしながら接近。接近出来たら攻撃を当てて【魔触連環】し、動きを封じに掛かるよ。
上手く封じれたら、拘束を引き千切られない様にしつつ攻撃で注意を惹き、姉さんやマスターの攻撃に繋げていくよ。
攻撃に対しては槍で打ち払う等して対処し、可能な限りダメージを抑えつつ、攻撃による串刺しで手下の対処も狙っていくよ
ティノ・ミラーリア
【主従】
さっきは少し手こずってしまったけど…やられた分は返させてもらうね……
【復讐の影】で砦の中の影を操り「地形の利用」「情報収集」「先制攻撃」。
影響下の影を『纏影』にして槍や槌に「串刺し」「範囲攻撃」「鎧砕き」と攻撃しながら、
「闇に紛れる」で『狩猟銃』の「呪殺弾」「スナイパー」で姉妹と連携した「援護射撃」。
また、攻撃には『操血』の「毒使い」を忍ばせ、消耗した分は敵の傷から「吸血」「生命力吸収」を行う。
UCには「狂気耐性」で対抗しつつ、『眷属』や『纏影』を盾に「拠点防御」「かばう」。
「あなたが組織のリーダーですか? 偽の金細工自体の否定はしませんけれど」
「……ほう、偽の金細工は否定しないのか。これは珍しいお客人だ。大概は下げすんだ目で僕を見て来るものだが」
小宮・あきの言葉に、偽金細工師・ガーザムは少し意外そうな顔をした。しかし、あきが本当に言いたい事はそれではない。
「ですが、歴史的価値のあるものを破壊したりすり替えたりする行為は許せません」
「……成程、そちらの苦情か。しかし、こちらもこちらの事情があってね。お帰り戴きたい所だが……そちらのお客人方もそうしてくれそうな感じじゃないね」
ガーザムが向ける視線の先にはリリエル・エーデルワイス、リリウム・エーデルワイス、そしてティノ・ミラーリアの姿があった。
「……では、強制的にお帰り願おうかな」
構えるガーザムに対し、あきはマスケット銃を一気に62本の複製すると、全てを操り、一斉に弾丸をガーザムに撃ち込む。弾丸の雨を浴びさされたガーザムは、同時に立ち上がる土埃で視界が遮られた。
「拘束します」
視界が遮られた状況のガーザムに、リリエルは『抵抗の意志を奪う手枷と足枷』、『隷属させる為の首輪』、『苦痛と快楽を与える触手』を放つ。全てを拘束する事は出来なかったが、戦意を削ぐには十分の効果をもたらす。そして、静かに無数の影を張り巡らせていた影をティノは槍や槌に変形をさせ、一気に攻撃を叩き込んだ。
一気に猛攻撃を受けたガーザムに対し、リリウムも攻撃に入る。狙いは、ガーザム自体を自身、もしくは武器で拘束する事。しかし、視界を取り戻したガーザムは手下達を召喚して、接近を遮ってくる。
「……リリウム、手を貸そう」
リリウムにしか聞こえない小さな声が聞こえたかと思うと、銃弾が手下達を次々と撃ち抜いていく。……声の主はティノだ。
「マスター、ありがとう!」
リリウムはティノの銃撃による援護を受けながら、ガーザムに接近する。そこで状況に気付いた。
あきのマスケット銃による攻撃は遠距離から放たれるものが多い。また、銃の数も多く一斉に放たれる弾丸、また、時として盾としても機能している。そして、姉のリリエルによる攻撃は竜槍による直接攻撃。あきの銃撃と、ティノの影の攻撃の合間を縫って戦っている。
……自らにガーザムを拘束して盾としても、相手からの抵抗以外に、味方からの攻撃も受けざるを得ないだろう。それにこちらには手下も迫っている。
ただ、幸いにしてリリウムには武器が二つある。一つは愛用の竜槍。もう一つは魔法剣だ。
「姉さん、マスター、あきさん! どこかで一瞬でも良い、飛び込むチャンス貰えないかな?」
「わかりました、私は銃で動きを止めるようにします!」
「では、私が攻撃を受け止めましょう」
「……その後は任せると良い」
あき、リリエル、ティノが頷き、互いに目で合図を送る。
まずは、あきの銃がガーザムの足元を狙い集中して弾丸を撃ち込んだ。足元に当たれば土煙が、足に当たればガーザムの動きが鈍っていく。更に、リリエルが竜槍でガーザムの剣を抑え付けた。
「ありがとう! ……いくよ!」
生れたチャンスに、リリウムは一気に駆け寄ると、動けないガーザムに向かって魔法剣を振り下ろし突き立て、爆破させつつそのまま魔法剣とガーザムを触手を使って繋ぎとめ拘束する。リリウム自体に出来た隙に対してはティノの影達が手下達を含めて一掃して守ってくれた。
「……っ! 上手く動けない……っ!」
魔法剣に拘束されているガーザムは全く自由が利かなくなっている訳ではないが、今までの戦いによる傷も有り、戦う事も逃げ出す力も無くなっている。
こうなれば、もうこちらのものだ。
「一気にいきますよ!」
「もう、逃げられませんよ」
「……やられた分は返させて貰うね」
あきは、銃による零距離射撃をメインに据え、リリエルの竜槍が貫き、ティノの影による槍が突き刺さっていく。
攻撃を防ぐ事も出来なくなったガーザムは、激しい銃撃と槍の攻撃の中、骸の海へと還っていった。
「無事に倒せましたね。皆さん、お疲れ様です」
「リリウム、大丈夫?」
「うん、姉さん。それから、マスターもあきさんもありがとう」
姉に手を差し伸べられ助け起こされたリリウムの言葉に皆は安堵の息を付く。
これで、偽錬金術師による事件は無事に解決したのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 日常
『花祭りの日』
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POW : 全力で楽しみ尽くす
SPD : 色々な屋台や催しをハシゴする
WIZ : 少しの工夫で祭りをもっと楽しむ
👑5
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「みんな、お疲れ様! 本当にありがとう! ここが約束していた花祭りの会場だよ!」
フィーナに案内された先には、色彩鮮やかな花が何種類も綺麗に飾られた会場で、会場内には色々な花が咲いている庭園もあり、その近くには色々な花や食べ物等を売っている屋台なども並んでいる。
「みんな、花祭り、思いっきり楽しんでね!」
リリエル・エーデルワイス
【主従】
無事に組織も壊滅出来ましたし、ゆっくり花祭りを楽しめそうです。
リリウムも楽しみにしてたみたいですし、私もマスター達と一緒にお祭り見て回りたいと思ってましたから
折角の花祭りなので、屋台で食べ物等を買ってから庭園の花を眺めつつ、ゆっくり食事するのも良さそうですね。
あの組織を壊滅させてなかったら、今頃この景色がなかったのだと思うと、無事に解決出来て本当に良かったです。それに、マスターと出会ったからこそ、こうした景色を楽しむ事が出来たのだと思うと、本当に感謝しかないですね。
あ、折角なら後でお花を買っていきましょう。買った花で押し花のしおり等を作れば、今日の思い出にもなりそうですから
リリウム・エーデルワイス
【主従】
やっほおおおおいっ!!待ちに待ったお祭りだあああああああっ
悪党連中も皆でぶちのめしたし、マスター達と美味しいもの食べて満喫するよっ
という訳で、屋台で片っ端から食べ物とかを買っていくよ。姉さん達の事だから庭園も見て回りたいだろうし、折角なら食事しながら庭園の花を観賞するのも良さそうだね。
でも、姉さんの言う様にこうしてお祭りを楽しむ事が出来るのは、マスターのお陰だよ。だから、私としても感謝してる
そんな訳で、屋台で買ってきた食べ物をお腹いっぱい食べて満喫するよっ
綺麗な花に囲まれながら食べる食事は格別だねっ。マスターや姉さんと一緒だからってのもあるかな?
ティノ・ミラーリア
【主従】
無事に倒して、ようやくご褒美のお祭りかな?
お祭りは僕も楽しみだけど…先に外へ出たダンピールとして、二人により楽しんでもらいたいね。
静かなリリエルと活発なリリウムで見たいところは違うだろうし、時間の許す限りどちらも見て回りたいところ…。
それぞれの興味に従い楽しむ二人の一歩後ろから見守るように歩いて、屋台を回って遊んだり食べて回ろう。
アックス&ウィザーズには、どんなものがあるんだろうかと自身も興味津々に。
用意ができたら庭園へ移動して、ダークセイヴァーとは全く違う鮮やかな景色をゆっくりと眺める。
初めての祭りはそれだけでも楽しいけど、満喫する二人の様子が嬉しくて自然と気持ちも舞い上がるような。
小宮・あき
花祭り、いいですね、素敵です。
花は人々に笑顔と癒しを与えるもの。
私、大好きです!
街を見て歩くだけでも、とっても楽しそう。
両手を後ろに組んで、街中をフラフラ歩いてみましょう。
素敵なフラワーアレンジメントは、私のホテルでも使えそう。
ふふ、こう見えて、ホテルのオーナーをやっているんですよ(旅団)
勉強になります♪
屋台を見つけたら、寄ってみましょう。
美味しい物、何があるかな?
食事も人々を笑顔にする要素ですものね。
花に、食事に。
私、いま、凄く幸せだわ!
「やっほおおおおいっ!! 待ちに待ったお祭りだあああああああっ」
全身で喜びを表すリリウム・エーデルワイスに、姉のリリエル・エーデルワイスと、マスターであるティノ・ミラーリアは、微笑ましくその様子を見ている。
「屋台が沢山あるよ! 何があるかな、何が食べられるかな?」
わくわくと屋台を覗いて回るリリウム。
「んーと、『七色シロップのかき氷、味は食べてのお楽しみ』? 『幻の黄金りんご飴』に……『ドラゴンの肉を使ったフランクフルト』!? ドラゴンの肉!? 何それ!? どんな味なんだろう?」
「ドラゴンの肉……そういえば、アックス&ウィザーズにはドラゴンが生息しているんだよね。それを狩ったりとかしているのかな? ダークセイヴァーじゃ考えられないね」
ティノも興味深そうに覗き込む。
「クレープも色々な味がありますね。こちらには花の飴細工に、花形の色々なお菓子もありますよ。花を模ったものの食べ物も多いのは、やはり花祭りだからでしょうか。食用のお花を使ったものもありますね」
色々な花を模した食べ物やお菓子が多い事に気が付き、リリエルも笑みを浮かべた。
「とりあえず、ドラゴンの肉は食べる! 他では食べられそうにないもん!」
ドラゴンのフランクフルトを美味しそうに食べながら、リリウムは姉達と食べ歩きを楽しむ。屋台を覗いて、気になったものは何でも買って、美味しそうに食べる様子は見ていて微笑ましい。
「……っと、私だけさっきから浮かれているけど、姉さん達は庭園も見て回りたいよね?」
「そうですね。リリウムと屋台を周って私も色々と買いましたし……庭園の花を見ながら食事するのも良さそうですね」
「うん! あ、じゃあ、もう少し色々買っておこうっと」
庭園で食べる分をと、わくわく屋台をまた見て回るリリウムにリリエルとティノは、優しい笑みを浮かべた。
それから、三人は庭園へと足を運ぶ。庭園では色々な種類の花が咲き乱れ、眺めているだけでも十分に楽しめる。
「綺麗な庭園ですね。色鮮やかなものから、不思議な色合い、光の加減で色が変わってみたり……」
「アックス&ウィザーズは、光に溢れていて明るい世界だからね。花も見た事の無い色が一杯で……二人はこういう世界は初めてだろうから新鮮だよね」
「はい、とても綺麗です」
綺麗な花々を眺めながら、リリエルはティノに微笑んだ。
「綺麗な花に囲まれて食べる食事は格別だねっ!」
マスターや姉さんと一緒だからってのもあるかな? そう、リリウムは思いながら。
見た事の無い花々を眺めながら、リリエルは嬉しい気持ちと共に、もう一つの想いも強く思う。
「この花々を見られた事は本当に嬉しいですし……マスターと出会ったからこそ、こうした景色を楽しむ事が出来たのだと思うと、本当に感謝しかありません」
「うん。姉さんの言う様にこうしてお祭りを楽しむ事が出来るのは、マスターのお陰だよ。だから、私も感謝してる」
「僕も祭りは初めてだから楽しいし、こうして二人が楽しんでくれているも嬉しいよ」
感謝を伝えるリリエルとリリウムに、ティノは微笑む。ティノもこうして、姉妹が楽しんでくれている様子を見るだけでも自然と気持ちが舞い上がる様な心地になるから。
「あ、後でお花を買っていっても良いですか? 買った花で押し花のしおり等を作れば、今日の思い出にもなりそうですから」
「そうだね。心の中に残る思い出も良いけれど、思い返す思い出も素敵だろうからね」
「さっき、見ただけでも綺麗な花が一杯あったから……姉さん、迷いそうだね」
「ふふ、確かにそうですね」
鮮やかな花に囲まれながら、楽しい一時を楽しむ三人だった。
あきも花祭りを楽しんでいる。街にも沢山の花が飾られていて、それを見て回るだけでもとても楽しい。両手を後ろに組んで、色々な花々を見ながら自然に笑みが零れる。
色鮮やかな花、普段はお目にかかれないような色合いの花に、光の当たり具合で色の変わる不思議な花。色々な花が、あきの目に飛び込んでくる。
あきは花が大好きだ。花は人々に笑顔と癒しを与えるものでもあるから。
「あの、アレンジメント……素敵ですね。どうなっているのかしら?」
見た事の無い様なアレンジメントに興味をそそられ、どのような花を組み合わせているのか、色合いなども見て、自分がオーナーを務めているホテルに使えないか、なんて思いながら。
街には色々な屋台が出ている。がっつり食べられるものから、スイーツ、花に纏わる色々なものも沢山だ。
その中で、リクエストに応えてくれる飴細工のお店を見つける。色々な花の見本等も用意されていて、どれも綺麗だ。
「このお花の飴をお願いします♪」
気に入った花をみつけて、飴細工を作って貰う。綺麗な色にリアルな造形の飴細工に食べるのが勿体なくなってしまう位だ。
「ふふっ、これも美味しそうね。迷ってしまうわ」
沢山の花を見て、美味しい食べ物を見繕って……素敵な時間を楽しむ。
綺麗な花々に囲まれた花祭り。幸せな気持ちに包まれながら過ごす、素敵な時間だった――。
大成功
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