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ぷにぷに、もふり

#アルダワ魔法学園

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#アルダワ魔法学園


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「皆様、お集まりいただき感謝申し上げます。今回の行き先は、アルダワ魔法学園でございます」
 ヴェルタール・バトラー(ウォーマシンの鎧装騎兵・f05099)が手を掲げると、さぁっ、と景色が変わった。
「学園の地下迷宮より、新たなオブリビオンの侵攻の兆しアリ、でございます。その首魁は、フクロウの頭部と叡智を兼ね備えし『叡智の守護者』」
 個体名、フラフィール。
 もふもふとした羽毛に包まれているが、その性格は苛烈で、迷宮に眠る知識に触れようとする者は容赦なく断罪する。
 以前、迷宮を探索した者達によって、自分の守る知識の一部を持ち去られた事を、根に持っているらしい。
 地上目指し侵攻してくるこの『叡智の守護者』を撃破して欲しい、というのが、今回のヴェルタールの依頼というわけだ。
「叡智の守護者が配下として率いるのは、ぷにぷにでございます」
 ぷにぷに。
 正確には『蜜ぷに』と呼ばれるスライムで、蜜から出来た不思議生物だ。倒して得られる蜜は、何とも絶品だと聞く。そして可愛い。
「もふもふが、ぷにぷにを差し向ける……なんともムニュッと触感のよさそうな敵群でございますね……コホン」
 ヴェルタール、咳払い。
 戦闘力は低く、『迷宮攻略者のオヤツ』などという不名誉な二つ名を頂戴した蜜ぷにではあるが、とにかく数が多い。最低でも、100以上。最終的にはその数倍になるかも、とヴェルタールは推測する。
 ポピュラーな魔物ゆえ、兵力として調達しやすい部分に、フラフィールは着目したのだろう。実際、数で押し切られれば、厄介というほかない。
 しかし、戦いを避けては通れない。ぷにの壁を突破しなければ、ボスである叡智の守護者・フラフィールの元にたどり着くことはできないのだから。
「さて今回の戦い、蜜やら羽根やらが体にまとわりつき、汚れてしまう可能性があります。しかしご安心を。このヴェルタールめが、疲れ癒す場所をシュバっと見繕っておきました」
 なんでも、アルダワの川の1つが、蒸気の影響で温泉化しているのだという。
 その温かさを求めて、カピバラや犬、猫をはじめとした周囲のもふもふ系動物が川に集まってくるとも。
「もふもふの恩恵にあずかるにはうってつけでございますね。ただ1つ、お願いがございまして」
 居心地がよすぎるせいか。集まりすぎたもふもふの大渋滞によって、川がせき止められ、流れが滞りがちらしいのだ。
 そこで、このもふもふ達をどこか住みよい別の場所に移送してやって欲しい……というのが、ヴェルタールのもう1つの依頼だった。
 ちなみにこのもふもふ達は、人に慣れているので、優しく扱ってさえあげれば、向こうも喜んでくれるだろう。
「移送の報酬は、もふもふタイムの提供という事で、何とか手を打っていただきたく……それでは、参りましょうか。アルダワ魔法学園へ」


七尾マサムネ
 こんにちは。七尾マサムネです。
 此度の冒険の舞台は、アルダワ魔法学園。

●地下迷宮
 複雑に入り組んだエリア。
 下層から進軍してくる蜜ぷに、そして叡智の守護者フラフィールを、それぞれどのように迎撃するかが、攻略の鍵となるでしょう。

●もふもふの川
 温泉化した影響で、もふもふの動物達が大挙しています。
 もふもふによるもふもふダムが出来る事により、川が溢れて、大変な事もあるようです。
 温泉&もふもふタイムを堪能しつつ、このもふもふ達を川から移送してください。
(とはいえ、戦いの後のボーナスタイム。移送は難しく考えず、プレイングは温泉ともふタイム多めで大丈夫です!)

 それでは、皆様のご参加、お待ちしております!
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第1章 集団戦 『蜜ぷに』

POW   :    イザ、ボクラノラクエンヘ!
戦闘用の、自身と同じ強さの【勇者ぷに 】と【戦士ぷに】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
SPD   :    ボクダッテヤレルプニ
【賢者ぷに 】を召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上する。
WIZ   :    ミンナキテクレタプニ
レベル×1体の、【額 】に1と刻印された戦闘用【友情パワーぷに】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

桜・吹雪
他称:様

もふもふ…でございますか
ドールの身ですが、なぜか不思議と胸のあたりが熱くなる言葉ですわね
ですが、まずはその前に迷宮の【掃除】を済ませてしまいましょう
皆様の障害を払うのが、ドールであるわたくしの使命ですわ

WIZ
食用にもなる相手ですか。持ち帰れば、皆様喜ばれますでしょうか
相手の攻撃・行動、群れの動きを【見切り】【学習力】し、相手の攻撃を妖刀でいなすよう心がけ群れの中央を目指しますわ

できるだけ巻き込む数が多くなる立ち位置で、(炸裂する)花吹雪を咲かせましょう
――風巻き、花降ろし、心急げ
華の命は短うございますね、散りゆく華にはご注意下さいませ

できるだけ【殺気】でひきつけ、皆様の盾になりますわ


彩瑠・姫桜
もふもふ、ぷにぷに…(キュン)

…って、べつにかわいいとか、
触り心地良さそうとかなんて思ってなんかいないんだからっ

ぷにぷにだから、炎とか氷なんでしょうけど
私はそれ使えないので別の方法で

弱点確認がてら、まずは【咎力封じ】使用
うまくいくか怪しいけれど、ものは試しね
【拘束ロープ】を放って巻きつけるようにしてみるわ
【手枷】と【猿轡】は流石に無理でしょうけど
これも試してはみるわ

少しでも動きを止められそうなら、タイミングをはかって
ドラゴンランス二刀流で【串刺し】にしてみるわ

人っていうか、ぷにだけど!
観念して私に串刺しにされなさい!

ここはママの決め台詞真似っ子で、行くわよ!

「慄け咎人、今宵はお前が串刺しよ!」


リコリス・シュピーゲル
なんて愛らしいぷにぷになんでしょう!
絶品と聞いたからには美味しくいただかなくてはなりません
蜜ぷにというからには、甘いのでしょう!?

とはいえ、お菓子も適量がベスト
食べ過ぎはよろしくないですし、【死を謳う氷雨】で数を減らしておきましょう
「範囲攻撃」「2回攻撃」等でとにかく数を減らします
少なくとも合体の妨害だけはして、強いぷにぷにに押し潰される展開は避けますの

……そういえば、凍ったぷにぷには砕くとかき氷とやらの食間に近くなるのかしら?
ちょっとだけ、安全そうなら一口だけでも…っ!

絡みアドリブ等大歓迎


星乃・爐璃
とても癒し系の…恐ろしい数の敵なのですね…
さてさて、こういう数勝負の敵には…蛇骨の舞を見せますか

人形遣い(別人格)はこういう可愛いのは趣味じゃないって?
まいったな、そうは言わずに戦おうよ。
大勢のぷにぷになんかかわいいよ?
こうプチプチと潰す感覚が何かに似てるよね。
あー、なんだっけあれあれ。

(1人で)ブツブツいいながら蛇骨に乗って暴れながらプチプチします。


ネラ・イッルジオーネ
食べると甘い敵なのでしょうか。何か不思議ですね。

敵の数が多いのでしたら、味方の後方からユーベルコード『ラ・リヴォルツィオーネ・デェラ・グローリア』を『範囲攻撃』で放ちます。それで多くの敵を処理や足止めなどが出来れば良いかなと思います。

それと色々な状態異常を与えますが、後ほど蜜を回収する時に蜜の味が変わるという奇妙な事にはならなければ良いですね。



「こ、これは……とても癒し系の……恐ろしい数の敵なのですね……」
 迷宮の通路を埋め尽くす蜜ぷにの群れ。
 星乃・爐璃(旅人・f00738)は、圧倒されていた。
 これほどの対多数戦とあらば。爐璃は、一度まぶたを閉じると、『骨』を召喚した。
 内なる人格『人形遣い』によって空中で組み上げられたそれは、見る間に完成した。
 骨の、大蛇。その体の太さたるや、爐璃の倍に匹敵するほど。
 どこか艶めかしささえ感じさせる骨の大蛇に、騎乗する爐璃。
「え、人形遣いはこういう可愛いのは趣味じゃないって? まいったな、そうは言わずに戦おうよ」
 別人格をなだめた爐璃は、蜜ぷにの密集地帯に突撃した。蛇骨を駆り、舞を披露する。
 数頼みのスライムでは、とてもではないが、その巨体を止める事はできない。
「プニー」
 蛇骨の乱舞によって、四方に舞い上げられる、蜜ぷに。
 突撃を決めた爐璃は、各個撃破に移った。
 ぷち。ぷち。
「こうプチプチと潰す感覚が何かに似てるよね。あー、なんだっけあれあれ」
 ……思い出せない。
「けど、ま、いっか」
 楽しげな独り言とともに、爐璃は、敵を食材へと変えていく。
「プニ」
「プニ」
 蜜ぷに達の、素朴ともいえる表情。
 それを向けられた瞬間、彩瑠・姫桜(冬桜・f04489)の胸が、見えざる矢で射抜かれた。
「もふもふ、ぷにぷに……って、べつにかわいいとか、触り心地良さそうとかなんて思ってなんかいないんだからっ」
 誰にともなく言い訳すると、姫桜は、手枷を投じた。続けて、猿轡に拘束ロープ。体の形は人と違えども、効果はあった。
 戦闘用に召喚されたぷに達が、とらわれ、もがく。特に効果があったのは、やはりロープ。
 すると、召喚ぷに達が消えていく。召喚主である蜜ぷにが攻撃を受けた事で、力が途切れたためだ。
 しかも、姫桜の力を連続して喰らった事で、もう一度召喚する力を封じられている。
 力の発動に失敗したぷにに、姫桜は狙いを定めた。ドラゴンランスの二刀流。
「慄け咎人、今宵はお前が串刺しよ!」
 ずぶっ。
 手応えあった。姫桜の槍撃を受けた蜜ぷには、形を失い、どろりと蜜の塊へと成り果てた。
 その光景に、たじろぐ他の蜜ぷに。姫桜は、ランスを突きつけ、勇ましく宣言する。
「咎人……人っていうか、ぷにだけど! 観念して私に串刺しにされなさい!」
 一方、桜・吹雪(主を求めて三千世界・f09844)は、間断なく、跳びかかって来る蜜ぷに達をかわしながら、反撃の糸口を探っていた。
 その脳裏にふとよぎるフレーズ……『もふもふ』。ドールの身なれども、なぜか不思議と胸のあたりが熱くなる。
「もふもふに移る前に、まずは迷宮の『掃除』を済ませてしまいましょう」
 皆の障害を払い、盾となるのが、ドールである自身の使命。吹雪はあえて殺気を振りまき、蜜ぷに達の注意を引き付けた。
「プニっ!」
 敵の数がまた増えた。召喚された勇者、そして戦士ぷにだ。
 抗う吹雪。次第に、その動きが加速する。相手の攻撃や行動、そして群れの動きをこの短時間で学習しているのだ。
 ここならば。吹雪は、多数の蜜ぷにを引き付けると、妖刀を掲げた。
「――風巻き、花降ろし、心急げ」
 妖刀が、散る。否、無数の桜の花弁へと変わっていくのだ。
 美しき欠片が、迷宮の景色を書き換える。
 どぉん!
 花びらが、次々と爆発した。さながら花火。
「華の命は短うございますね、散りゆく華にはご注意下さいませ」
 吹雪は、新たなる標的を求め、転戦する。
「食用にもなるというのならば、持ち帰れば、皆様喜ばれますでしょうか」
 さてさて、まだまだ仲間が足りないというのか。
 ネラ・イッルジオーネ(サンツィオーネ・ディ・アニマ・f06949)の目前で、蜜ぷにの小隊が、たくさんのぷにを召喚した。おでこには『1』の数字。
 数もだが、合体すると個体としての戦力が増大する。厄介だ。
 だが、どれほど強くなろうとも、『食べると甘い』という本来の性質に、変わりはない。
「不思議なものですね」
 生命の神秘を感じるネラ。
「プニー!」
 すると前方の味方へ、ぷにの群れが飛びかかった。
 それを後方からうかがっていたネラは、すぐさま対処に取り掛かった。
「ラ・リヴォルツィオーネ・デェラ・グローリア」
 虚空から、無数の槍が召喚された。一振り一振りが異なる色彩を放つのは、それぞれに異なる属性を宿した証。
 そして、ネラが手を振り下ろしたのに合わせ、魔法の力を宿した槍が、一斉に射出された。
 あるぷには燃え、あるぷには氷牢に閉じ込められ。
 またあるぷには風で舞い上げられて天井に激突し、別のぷには噴出した土煙に飲み込まれた。
(「……属性攻撃による状態異常が、蜜の味に影響しないといいのですが」)
 ネラは、後で回収する蜜を心配しつつ、ジャンプしてきた蜜ぷにを追い払った。
「それにしても、なんて愛らしいぷにぷになんでしょう!」
 リコリス・シュピーゲル(月華の誓い・f01271)は、跳ねる敵を見て、瞳を煌めかせた。
 愛らしくとも、絶品と聞いたからには、美味しくいただかなくては。
 その熱い視線に気づいてか、蜜ぷには一跳ねして、数字持ちのぷにを呼び出した。
 しかし、相手より早く、リコリスが、雨を降らせた。雨粒は、氷の力秘めた魔弾。
 屋内、加えて、敵の数の多さが仇となった。召喚ぷに達は、合体する暇もなく、次々と氷雨の餌食になる。
 雨をしのいだ蜜ぷに達を、雨の第二波が襲う。
 リコリスが力を振るうたび、辺りを跳ねまわっていた蜜ぷには静かになり、代わりに、冷凍された蜜の塊が散らばっていく。
「……凍ったぷにぷには、砕くとかき氷とやらの食間に近くなるのかしら?」
 ……気になる。
 リコリスの好奇心がうずいた。
 他の蜜ぷにや猟兵の注意が自分に向いていないことを確かめ、リコリスは、こっそり、氷蜜を頬張った。
「……~っ!」
 美味。
 凍り蜜ぷに。これは流行る……かも?

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ソフィア・テレンティア
可愛らしい姿形ですが、ほう、美味しいと……【料理】し甲斐がありますね。
あまり撃って銃弾が中に残ると美味しくなさそうですし……そうですね。
【歌唱魔導蒸気機関】により【歌唱】で詠唱を行い【全力魔法】で攻撃いたしましょう。
これなら余計な異物を残さず倒すことができるでしょう。
さらに、ソフィアの歌を聞いてくださった猟兵の方を【シンフォニック・キュア】で回復いたします。
攻撃も回復もお料理も、何事も効率よく、でございます。


霧城・ちさ
ぷにぷにかわいいですわね。悪い事をしなければ人気者になれたかもしれませんわっ
触ってみて害がなさそうならぷにぷにの感触を確かめたいですの
私は皆様と協力して戦いたいですわね。数が多いと囲まれたり埋もれたりしそうで危ないですの
私は一体ずつ退治をしていって数を減らすことを優先しますわね
ぷにぷにの体にどのくらい武器が通じるかわからないですが思いっきり振り回していきますわね
ぷにぷにからダメージを受けすぎたり疲れたりしている方がいましたら回復をしたり応急処置をしますの


ニナ・グラジオラス
【Adv】で参加
WIZ選択

私は菓子作りは出来ないが、パンケーキにかけても美味しそうだな
回収できるか試してみよう(瓶を持参)

カガリ、槍に…え?蜜塗れになるのが嫌?
仕方ない。数を減らす為にもロッドを使うか
『先制攻撃』からのウィザード・ミサイルの『範囲攻撃』で近くのを焼いて、
『見切り』で避ければ汚れるのは少なくて済むかな
焦げたら…すまない

数で押されるようなら『高速詠唱』と『2回攻撃』で手数を増やして数を減らす
額に大きな数値の個体には集中攻撃を

そうだな
せっかくの勝負だから、負けた方が買った人に風呂上りのアイスを奢るでどうだ?
ただ少し(苦笑して)数えるのが大変そうかな


木槻・莉奈
【Adv】で参加
POW選択

もふもふも捨てがたいけどまずは蜜ぷにのシロップ!
瓶持ち込んでちょっと回収して帰れるかな、お菓子に使うと美味しいのよ
ニナの分ももちろん作るわよ!
パンケーキもおいしそう…メープルの代わりにいいわね

考えてたらお腹空いてきちゃった
蜜だけでもちょっと焼いたら香ばしくなって美味しいかも?

焦げないように気を付けつつトリニティ・エンハンスに炎の属性攻撃使用

出入口を塞ぐようにして極端な数が迷宮の外に向かわないよう注意
数が増えすぎるようなら勇者と戦士は狙わず本体狙い

ニナ、折角だからどっちが多く倒せるか勝負しない?
いいわね、それでいきましょ
あ、それは確かに…カガリ、上から見ておいてくれる?


メノン・メルヴォルド
は、初めてなのだけど…なんとかなるものかしら?

WIZ選択
ぷにぷにして見ているだけでも可愛いわv
可愛いわv
…だめだめ、しっかり戦わなくちゃ
周囲の人達の様子を見ながら

そっか、まずは合体されないように
逃がしたりしないように
だまし討ちと全力魔法でひとつずつ
炎で焦がせば香ばしい甘い香りがするかも

蜜が美味しいの?
ワタシも小瓶を持ってくれば良かったな
でも、これも勉強だもの
次からはちゃんと用意をしてくるのよ

数を増やさないように本体を狙って
ついでにちょっとつついてみる
ぷにぷに
この弾力がクセになりそう
…だめだめ、しっかり集中しなくちゃ

でも、何がどれだか判らなくなりそうね?
凄く数が多いんだもの
もしかして、増えてる?


空裂・迦楼羅
ぷにぷにの火炙り…うぅんなんでもないわ
数が多いなら、正面から燃やしましょう?
火種ならアタシがなるわ、物理的にあまぁい香りで満たしてあげる!

大胆不敵に大胆に、「ブレイズフレイム」を披露しましょう?
外に出たいなら身を焦がす暑さは耐えられないとだめなのよ

……可愛い顔を燃やすのはちょっと、いやかなり良心が痛むのだけど
私のお友達に、本質が似てる気がするから手加減はナシね
謝罪なら、似たような顔したお友達に全力でしておくから万々歳ね!
ほらほらこっちへ、れっつかもん!

傷つくことも汚れることもまぁ気にしたりはしないわ
それくらい、よくあることだけど迷彩で地味に誤魔化しておこうかしら
私、忘れがちだけど女の子だものね



 ソフィア・テレンティア(ミレナリィドールのシンフォニア・f02643)は、食材の美味しさを損なわぬ調理法を思考した。
 自らの戦闘手段と相談する。銃では相応しくなさそうだ。弾丸が体内に残留しようものなら、それを除去する手間がかかってしまう。
「やはり、これでございましょう」
 結果、ソフィアが選択したのは、魔法だった。蜜でベトベトにならないのも、よい。
 歌唱魔導蒸気機関を介し、歌唱により、魔術詠唱を行う。
 そうして起動、ないし増幅された魔力が、敵の群れを照らし出す。
 直後、ソフィアが全力を注いだ魔法が、蜜ぷに達の列を、まとめて飲み込んだ。
 魔力が通り過ぎた後には、溶けたように崩れ、蜜と化したぷに達……もとい、『元』ぷに達。
 その結果に満足しつつ、ソフィアは仲間達の戦況をうかがった。
 蜜ぷにの攻撃1つ1つは、カスリキズにも満たない。だが、蓄積されれば怪我となる。
 攻撃に集中する猟兵達に届くよう、ソフィアは神秘なる歌声を披露した。
 その旋律に耳を傾け、心をゆだねた猟兵達の傷を、癒していく。
「攻撃も回復もお料理も、何事も効率よく、でございます」
 そして、蜜ぷにが、また1体阻まれた。
 通路を塞ぎ、立ちはだかるのは、木槻・莉奈(シュバルツ カッツェ・f04394)。敵を迷宮の外に向かわせたりはしない。
「ニナ、折角だからどっちが多く倒せるか勝負しない?」
 莉奈の提案に、同じ【Art de vivre】のニナ・グラジオラス(花篝・f04392)が賛成した。
「そうだな、せっかくだから、負けた方が勝った方に風呂上りのアイスを奢る、でどうだ?」
「いいわね、それでいきましょ」
 了解する莉奈。
 だがニナはふと気づき、苦笑をこぼす。
「ただ、少し、数えるのが大変そうかな」
「あ、それは確かに……カガリ、上から見ておいてくれる?」
 莉奈に応え、ニナの相棒、小竜のカガリが飛翔した。
 アイスを賭けた2人の奮戦により、次々と蜜ぷにが蜜と化していく。
「お菓子に使うと美味しいのよ。あ、ニナの分ももちろん作るわよ!」
 持ち込んだ瓶に蜜を採取する、莉奈とニナ。
「私は、菓子作りは出来ないが、パンケーキにかけても美味しそうだな」
「それもおいしそう……この蜜なら、メープルの代わりにいいわね」
 蜜だけでも、ちょっと焼いたら香ばしくなって美味しそう。
 そんな風に思案したせいで、莉奈もお腹が空いてきた。
「また来るぞ。カガリ、降りてきて槍に……え? 蜜塗れになるのが嫌?」
 なら仕方ない。ニナは、代わりにロッドを手に取った。
 敵が味方を召喚した直後、ニナが先制した。広範囲に対象を拡大した炎のウィザード・ミサイルが、周囲の敵を焼き払う。
 飛び散る蜜は、きっちり見切り、汚れを防ぐ。
 数が多いなら、こちらは時間あたりの攻撃力、攻撃回数を上げていくしかない。ニナは詠唱を高速化。更に連続攻撃によって、蜜ぷにを排除していく。
「この調子なら……ん?」
 ずぅん。
 轟音とともに、巨大なプニが現れた。その額の数字は、30。
 しかし、怯む事はない。莉奈が、炎の魔力をその身に宿す。蜜を焦がしてしまわないか、むしろそちらの方が心配だ。
 そして、ニナと莉奈の攻撃が炸裂し、巨大合体ぷにがはじけ飛んだ。
単体に戻ったぷに達は、そろって目がバツ印になっていた。
「ぷにぷにの火炙り……うぅんなんでもないわ」
 各所で、割と炎にさらされている蜜ぷに達を見て、空裂・迦楼羅(焔鳳フライヤー・f00684)はつぶやいた。
 かく言う迦楼羅も、火炎を振るう。自身の傷からあふれる地獄の炎が、その素材。
 『冷静かつ大胆に』ならぬ、『大胆不敵かつ大胆に』、敵群を焼き払っていく。
「外に出たいなら、身を焦がす暑さくらいには耐えられないとだめなのよ」
「プニー……」
 丸焦げ。蜜ぷにの可愛い顔が、また歪む。良心が痛む。
 けれど、手加減はしていない。迦楼羅の友人に本質が似てる気がするので。
「謝罪なら、似たような顔したお友達に全力でしておくから万々歳ね! ほらほらこっちへ、れっつかもん!」
「プニ!!」
 山盛り来た。……多すぎでは?
 ここまでの戦いで傷、それ以上に蜜で汚れているけれど、戦場ならば当然の代償。
しかしそれは、あくまで戦士としての心構え。少しでも綺麗にしておきたいものだ。 だからこそ迦楼羅は、隙を見て、迷彩で誤魔化しておく。
 失念してしまいがちだけれど、迦楼羅も、女の子なのだから。
 ぴょんこ!
 賢者ぷにの操作を受け、体当たりしてくる蜜ぷにをかわした霧城・ちさ(夢見るお嬢様・f05540)の感情も、敵意とは程遠く。
「ぷにぷにかわいいですわね。悪い事をしなければ人気者になれたかもしれませんわっ」
 えいっ、とピコピコハンマーを振るって、蜜ぷにを成敗していくちさ。
 最初は弾力があり、衝撃は吸収されてしまうかも、と思ったが、むにゅっ、と潰れた後、弾けるように蜜に変わっていく。一安心。
 その時だった。床の凸凹にひっかかり、こてん、と転んだぷにがいた。……ちさは、ちょっぴり触ってみる事にした。
 ……ぷにぷに。指の沈む感覚が気持ちいい。
 すると、仲間を助けるぞっ、とばかり、ぷに達が集まって来た。ぷにの洪水に飲み込まれるところを、すかさず脱出するちさ。
 味方が一気に薙ぎ払う中、ちさは、確実に単体の撃破に専念していた。
召喚されたぷにには、仲間を呼ぶ能力はない。狙うのは、やはり蜜ぷにオリジナル。
 だいぶ敵の数は減って来た。が、その分、猟兵達も少々お疲れ気味だ。
 いったんぷに退治の手を休めると、ちさは聖なる光で、味方を回復した。
 その代わり、ちさ自身も疲れてしまうけれど、後で、温泉やもふもふに癒してもらうことにしよう。
 メノン・メルヴォルド(多重人格者の精霊術士・f12134)もまた、惑っていた。ぷにぷにの可愛らしさに。
 しかしメノンはその都度、ふるふると頭を左右に振って、その気持ちを追い出した。
 ここまで、周りの仲間達の戦いぶりはしっかり観察している。
 一番強いのは、合体ぷに。その合体を防ぐ事が、勝利への近道。
 合体まで、積極的に攻撃してこないものも多い。それを逆手にとり、だまし討ち……ちょっと意地悪かもしれないけれど……あるいは、全力の炎魔法で焦がしていく。
 ふんわり、迷宮らしからぬ、甘い香りが漂う。
 感触が気持ち良いらしい。メノンも、攻撃ついでに、蜜ぷにをこっそりつついてみた。
 ぷにっ。
「わっ、クセになりそう……って、だめだめ、しっかり集中しなくちゃ」
 再び放った炎の渦が、通路を駆け抜け、一気に蜜ぷにを焼き焦がした。
 その威力は、仲間も目を丸くするほど。きっと、気合を入れ直したお陰だ。
 気づけば、動く蜜ぷにはいなくなっていた。どうやら、一掃に成功したようだ。
「あ、ワタシも小瓶を持ってくれば良かったな」
 倒したぷにの蜜を採集している仲間を見て、メノンはちょっぴり後悔。
 けれど、これも勉強。今度はちゃんと準備しよう、と心に決めるメノンだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『叡智の守護者』

POW   :    叡智の封印
【翼から放たれた羽】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD   :    叡智の斬撃
【鉈】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
WIZ   :    叡智の風刃
レベル×5本の【風】属性の【羽】を放つ。
👑17
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠マユラ・エリアルです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 かくして、蜜ぷにの侵攻は、猟兵達の奮戦によって防がれた。
 迷宮内が、少々甘い香りとベトベトに包まれてしまったが、人的被害がゼロに抑えられた事は喜ぶべき成果だろう。
「愚かなる知識の簒奪者達よ」
 低い、若い男性の声が、響いた。
 続けて聞こえてくるのは、こつ、こつ。靴と床が打ち合う音。
 フクロウと人の姿を併せ持つ者。迷宮の知識を守護せし存在。
 一冊の本を携えて現れたのは、『叡智の守護者』……フラフィール。
 片方だけの翼は、何とも、もふもふである。
「ワタシの差し向けた蜜ぷに達を殲滅するとは。我が元より奪いし知識だけでは足りぬと見える。何と強欲な」
 嘆かわしい、と、首を振るフラフィール。
 そして、本を懐に収めると、腰に差した武器に手を賭けた。
 鉈。叡智の対極にあるような、野蛮なる殺意の塊。
「我が叡智が、お前達の未来を導き出す。……それは、死である」
霧城・ちさ
・蜜ぷにさんが配下なのは意外にもぷにぷに可愛いのが好きなフラフィールの趣味なのか気になりますの
それとも弱い敵しか配下にできないくらいの実力かで危険度が変わってきますの。怖そうなお姿ですがもふもふしてる部分が手触りよさそうですわね
相手を見るのはこの辺にして侵攻してくるのであればこちらも対抗しなければいけませんわね。無断で持ち去った方がいるのはいけない気がしますが放ってはおけないですの
・遠距離の攻撃も近距離の攻撃もあるのであれば防いだりカウンターを仕掛けてみたりして敵の隙を作っていきたいですわね。戦いは他のみなさまとも協力していきますわっ
距離が開いてる時にはユーベルコードを思いっきり使ってみますわ


ネラ・イッルジオーネ
未来なんて小さな事で覆す事が出来る。

今回は他の方が動きやすいように補助的な感じで動きます。

相手のユーベルコード発動より早く「高速詠唱」で「プニツィオーネ・ディ・ディオ」を発動させます。迷宮外より物体を貫通……壁を越えてきた審判で、貴方(敵)に制裁を下します。

貴方は本当の死を知らない……それは思うように身体を動かせない絶望、その後に起こる結末を……



「未来なんて小さな事で覆す事が出来る」
 ネラ・イッルジオーネが、フラフィールの傲慢な言葉を否定した。
「愚者ほど可能性にすがるものだ。我が可愛いぷに達を駆逐した罪、その身をもってあがなうがいい!」
 フラフィールの片翼から、羽根が発射された。風の魔力にコーティングされたそれを防ぐ、霧城・ちさ。
 視界を埋め尽くすその本数から、敵の実力の高さが知れる。
 ちさは、羽根を払いながら、敵の間合いに踏み込んだ。だが、片方だけの翼を器用にはばたかせ、軽妙な体さばきを披露するフラフィール。
 確かな実力を目の当たりにして、しかし、ちさは思っていた。蜜ぷにが配下だったのは、実は趣味なのではないかと。ぷに達を倒された事で怒っていたし。
 案外、可愛いのが好きなのかもしれない。
 それに本人も、オブリビオンとして脅威を感じるが……フクロウ部分、すなわち羽毛部分の触り心地はよさそうに見える。
 実はギャップの塊ですの? ちさは内心、首を傾げた。
 それはそれとして、他の猟兵が攻撃を決めやすいよう、フォローに専心するネラ。
「無断で知識を持ち去った方がいるのはいけない気がしますが、地上に侵攻するつもりなら、放ってはおけないですの」
 味方と援護しあいながら、ちさは鳥人を人差し指でロックオン。
 天井より飛来した裁きの閃光が、フラフィールを打ちすえた。
「この私が、まともに攻撃を喰らうとは……」
 よろめいたフラフィールの翼が、魔力の輝きを帯びた。羽根を射出する予兆。
 それを察知したネラは、詠唱を始めた。高速詠唱により、相手の挙動を追い越す。
天に出現したのは、巨大な門。
 危険を察知し、後方へと羽ばたく敵。
 だがその時には、門は開け放たれていた。無数の稲妻が、ほとばしる。
 物質という障害を飛び越え、迷宮を照らす神の審判……ネラのユーベルコードは、フラフィールが盾とした鉈をすり抜け、その体を駆け巡った。
「……ッッ!」
「貴方は本当の死を知らない……それは思うように身体を動かせない絶望、その後に起こる結末を……」
 声なき悲鳴を上げる敵に、告げるネラ。
 オブリビオンの意志さえ封じる、制裁の神力。
 ネラの言葉通り、フラフィールは、指はおろか羽根の1本に至るまで、自由を奪われていたのである。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ソフィア・テレンティア
もふもふ……もふもふですね。
あのもふもふを倒さねばならないのは非常に残念でございますが、相手はオブリビオン、ここは心を鬼にするとしましょう。
全てはこの後に待つもふもふ天国の為に……!!
UC【ガジェットショータイム】で召喚したガジェットを敵の周りに張り付かせ
●叡智の斬撃を誘発、その一撃を放った隙を狙い【蒸気駆動式機関銃・冥土式】による射撃攻撃を浴びせます。出来たら羽は狙わないように。
さようならですもふもふ様、ソフィアは新たなもふもふを求め先へと進みます。



 硬直する相手を見るソフィア・テレンティアの表情は、晴れない。このようなもふもふ鳥を倒さなければならないのは、非常に残念だ。
 しかし、相手はオブリビオン。ソフィアは、心を鬼にした。
「全ては、この後に待つもふもふ天国の為に……!!」
「……何を言っている」
 ようやく束縛を脱し、迫りくるフラフィールに、ソフィアは対抗した。ガジェット、召喚!
 フラフィールの叡智にも、このようなものはあるまい。奇妙な形をしたガジェットが、その周りに張り付く。
「接近した事、失策である」
 鉈による超高速の一撃が、ガジェットへ振り下ろされた。その破壊力たるや、迷宮の壁さえも砕き瓦礫と化すほど。
 だが、威力ゆえに隙も大きい事を、ソフィアは理解していた。絶好のチャンスをつかみ、【蒸気駆動式機関銃・冥土式】のトリガーを引いた。
 フラフィールの体に、衣装に、風穴が開いていく。
 しかし、羽は無傷のままだ。偶然ではない。ソフィアの慈悲……というよりは、もふもふへの愛の為せる技だ。
「さようならです、もふもふ様。ソフィアは新たなもふもふを求め先へと進みます」
 ソフィアの双眸には、強い決意と強いもふ愛が宿っていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

星乃・爐璃
封印やら全体攻撃やら…ややこしい敵だね
これももふもふ故の知恵の力か!

じゃぁ、蛇骨を召喚して…
あとはもう何も考えないよ
ややこしい攻撃は全部蛇骨が引き受けて、あとはオペラツィオン・カブルで無効化するから他の猟兵たちの壁にするといいんじゃないかな

それじゃぁ、とぐろの中で僕はおやすみなさい。
あるいは蛇骨の上で寝てます


リコリス・シュピーゲル
甘美なぷにぷにの次は魅惑のもふもふ…
ええ、私の願望のままにあなたを蹂躙しますわ!

もふもふを堪能するためには下準備が欠かせません
その鉈、【咎力封じ】で無力化させていただきます
いくら高速といえど、振るう腕は多くても二本でしょう?
ならば極力側面から、刃付近は鎖の枷を主体に使っていきます

もし「2回攻撃」のうち片方で完封すればいいのでしたら最初の方は隙を作るための囮に致します
振り抜いた直後なら動きづらいのではなくて?

さぁ、もふらせなさい

絡みアドリブ等大歓迎



「守護者の名、あなどってもらっては困る」
 傷を受けてもなお、フラフィールの眼光から鋭さが薄れる事はない。
 近づけば鉈、離れれば範囲攻撃、更には、ユーベルコードの封印。
 星乃・爐璃は、敵の攻撃の多彩さに、思わず舌打ちした。
「これも、『もふもふ』故の知恵の力か!」
「『もふもふ』は関係ない」
 自分が『もふもふ』であるという認識は持っているらしい。
 後退して封印の羽をかわすと、爐璃は、即座に蛇骨を完成させた。
 喰われまいと、構えるフラフィール。だが、その警戒をあざ笑うように、爐璃は蛇骨のとぐろの中で……まぶたを閉じた。
「それじゃぁ、おやすみなさい」
「……? 何らかの策か。ならばその力、見定めさせてもらう」
 風刃の列が、蛇骨へと殺到する。このままなら、蛇のもちろん、爐璃自身も血祭にあげられる。
 しかし、爐璃は力を抜いたまま、反撃の兆しすら見せない。
 そして蛇骨が、刃で切り刻まれる……否。骨はおろか、爐璃にさえ、1つの傷もない。
「絶対防御……いや?」
 そうつぶやいたフラフィールは、自分の理解が不足していた事を、身をもって知った。
 風の刃が、自分の身に全て跳ね返って来た瞬間に。
 片目だけを開けた爐璃が、ぺろりと舌を出していた。
「甘美なぷにぷにの次は魅惑のもふもふ……ええ、私の願望のままにあなたを蹂躙しますわ!」
 リコリス・シュピーゲルの妙な気迫……と言ってよいのだろうか……に、フラフィールがたじろいだ気がした。
「蹂躙されるのはそちらだ」
 若干狂わされた調子を修正するように。敵は鉈を握り直した。
 床を蹴り、リコリスとの距離を詰める。だが、やすやすと相手の間合いに持ち込ませるつもりはないし、刀の錆に血を提供するつもりだって、ない。
「いくら高速といえど、振るう腕は2本でしょう?」
 正面からの相対は避け、横方向から手枷を投じるリコリス。
 鉈で手枷を弾くフラフィール。そのまま、鉈がふりかぶられる。
 ……が。
「……そういう事か!」
 フラフィールが、リコリスの狙いを理解した。
 手枷は、牽制。真の狙いは、鉈を振らせ、隙を作る事。
 リコリスの本命は2撃目。手枷に隠れるようにして、同じ軌道をたどった拘束ロープ。
 見事、ロープに絡み取られた鉈は、持ち主の思うように動かぬ。
「さぁ、もふらせなさい」
 リコリスが、迫る。その指は、うねうねと怪しくうごめいていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

彩瑠・姫桜
出たわね、もふもふ

ぷにぷに、そんな大真面目に言われるような
シリアスな子達ではなかった気がするけどね?

まぁ、強欲というのは間違ってないかもね
ぷにぷにの可愛らしさを堪能したいって気持ちはなかったわけじゃないし
そういう意味では、あなたの翼のもふもふも狙われてるって思っていた方がいいわよ?
(小さく笑み)

【咎力封じ】使用
敵が攻撃仕掛けた直後は隙が出やすいと思うから
言動観察しタイミング見て【拘束ロープ】を、
うまく命中したら【手枷】【猿轡】も放つわね
動き封じる事ができたら敵を【串刺し】にするわね

私が攻撃されて動き封じられたら
敵の気を削ぐために
『schwarz』と『Weiß』に竜の姿で敵に体当たりしてもらうわ



「蜜ぷに駆逐の件、知識の簒奪にも値する罪である」
 どこか芝居がかったフラフィールに、冷ややかさと呆れがブレンドされた視線を返す、彩瑠・姫桜。
「ぷにぷに、そんな大真面目に言われるようなシリアスな子達ではなかった気がするけど……まぁ、強欲というのは間違ってないかもね」
 ぷにぷにの可愛らしさを堪能したい気持ちがなかったと言えば、嘘になる。
「そういう意味では、あなたの翼のもふもふも狙われてるって思っていた方がいいわよ?」
「!?」
 姫桜の言葉の意味を悟ったのか。フラフィールは若干たじろぎながらも、翼を広げた。
 羽根の刃が来る。体をひねりそれをやり過ごすと、姫桜が仕掛けたのは【咎力封じ】。
 拘束ロープが、蛇のように敵の体をぐるりと巡り、腕と胴体、翼をひとくくりにした。
 鉈を逆手に持ち替え、ロープを切断しようとしたが、手枷が邪魔をした。
 からん。手から鉈が落ちる。
「このような……もごっ」
 よく動くくちばしを、猿轡が封じた。
 武器も翼も使えない。恰好の的となった鳥人の体を、姫桜が串刺しにした。ついでに、翼をもふる。
 フラフィールが強引に枷を弾き飛ばしたのは、姫桜が安全な距離に逃れた後だった。

成功 🔵​🔵​🔴​

メノン・メルヴォルド
f04392ニナちゃん、f04394リナちゃんと一緒に

…え、え、ワタシ?
二人に声を掛けられて驚きつつも
えーと、ワタシでもお手伝いできるなら…
それに蜜を分けてもらえるのは嬉しいな
お菓子というワードにも反応して

男の声にハッとする
どんな知識を持っているのか知らないけれど
求める者は少なからず強欲なものなのではないかしら
アナタは違うの?

WIZ
エレメンタル・ファンタジア
もう一度、炎よ…ワタシに力を貸して!
全力魔法で合わせて
より大きな炎となり焼き尽くせるように

羽の攻撃が仲間を襲うなら
【風属性】の【竜巻】で相殺を試みてみるね
盾になってくれたり
囮として動いてくれるのは頼もしいけど
防げるなら守りたいの!
頑張りたい


木槻・莉奈
ニナ(f04392)とメノン(f12134)と共闘

(採集しているのを見て何だか残念そうな様子を見てメノンに声をかけ
ねぇあなた、ちょっと協力してくれない?
多分この後ボス引っ張り出せるだろうから手伝ってほしいの
報酬は蜜ぷにの蜜でどう?何なら蜜使って作ったお菓子もつけるわよ

っと、噂をすれば影って奴かしら

知識の簒奪者達ねぇ…簒奪されてる時点で守護出来てないと思うんだけど?

POW
トリニティ・エンハンスで攻撃力上昇
羽は極力回避、自分が当たる事で他の人が回避できるなら当たっても構わないわ
ユーベルコードが使えなくたって、戦えないわけじゃないもの
炎の属性攻撃を使い2人の攻撃を当てる確率を上げられるように立ち回り


ニナ・グラジオラス
リナ(f04394)とメノン(f12134)と協力

私が壁やるとして、攻撃手がリナだけなのは不安だな
キミが手を貸してくれるなら私も嬉しいよ

リナの作るお菓子は美味しいぞ
そう言えば、他旅団員も蜜ぷに殲滅に行ってたから蜜ぷに祭ができそうな?

WIZ選択
どっちが傲慢だ、もふもふ…違った、守護者
地上侵攻を企む方がよっぽど傲慢だ

『先制攻撃』と『高速詠唱』でウィザード・ミサイルを使用
風の羽で消されるなら『2回攻撃』で手数を増やすまで

当たらずとも周囲が燃えれば僥倖
炎の揺らぎと音に集中を乱されればいい
カガリも焔竜だし、一役買えるか?
私は目立つ髪色だし『見切り』を使いつつ相手の注意を惹く為に大立ち回りでもしよう


桜・吹雪
簒奪とは申しますが、侵入してきたのはそちらだと存じますが
地上に住む皆様から略奪を許すわけには参りませんので、此処より先へはご遠慮願いますわ

SPDユーベルコードで桜吹雪を纏い、高速で接近し皆様の盾になりましょう
相手の攻撃を観測し【学習力】【見切り】、1秒でも早く近づき、妖刀で1秒でも長く相手と自分の命を削り続けますわ
人形である身、怪我は厭いませんわ
攻守の間に鋼糸を張り巡らせ、腕や羽根の拘束を試みましょう
拘束が成功するか、隙ができれば死角に【忍び足】でもぐりこみ、【暗殺】を仕掛けますわ

速かれ遅かれ、人も華も咲いて散るのが運命ですわ
叡智を集めた結果の予言が相手の死ということでしたら、大層陳腐ですわね



 敵の挙動を観察していたメノン・メルヴォルドに、声がかけられた。
 声の主は、木槻・莉奈だ。
「ねぇあなた、ちょっと協力してくれない?」
「……え、え、ワタシ?」
 不意の申し出に、メノンは思わず、自分を指さした。
「さっき、私達が蜜を採集しているのを見て、何だか残念そうにしてたじゃない? 報酬は蜜ぷにの蜜でどう? 何なら蜜使って作ったお菓子もつけるわよ」
「そうとも、リナの作るお菓子は美味しいぞ。そう言えば、他旅団員も蜜ぷに殲滅に行ってたから蜜ぷに祭ができそうな?」
 莉奈の魅力的な提案を、ニナ・グラジオラスが後押しする。
「えーと、ワタシでもお手伝いできるなら……それに蜜を分けてもらえるのは嬉しいな」
 メノンが了承してくれたのを見て、ニナが破顔した。
 『お菓子』というワードが、一役買ったようだ。もっとも、それがなくとも、メノンは協力しただろう。
「基本、私が壁やるとして、攻撃手がリナだけなのは不安だったからな。キミが手を貸してくれるなら私も嬉しいよ」
 そして、3人は仕掛けた。
 斬り込み役を務めるのは、ニナ。乱戦になっても、赤い髪の色は目立つ。それも生かしながら、槍化したカガリを振るう。
 焔竜の力を宿した槍だ。貫かれれば、炎の花が咲く。
 それに続くのは、メノン。全力魔法の準備は出来ている。
「もう一度、炎よ……ワタシに力を貸して!」
 解き放たれた炎が、周囲の大気を喰らって燃え盛る。
 2人に応えたい。そんなメノンの気持ちも乗せて、炎は標的に直撃した。
 炎を裂いて、顔をのぞかせた敵。その羽毛は焦げ、くちばしは黒くすすけている。
「知識の簒奪者達ねぇ……簒奪されてる時点で守護出来てないと思うんだけど?」
「それは……承知している!」
 莉奈の嘲笑に、フラフィールが悔し気な声を返した。
 炎の属性力をまとった莉奈は、上昇した攻撃力を、いかんなく発揮していく。
 炎が羽毛を焼き、熱風がフラフィールの帽子を吹き飛ばした。
「どんな知識を持っているのか知らないけれど、求める者は少なからず強欲なものなのではないかしら。アナタは違うの?」
 指先を振って炎熱の残滓を払いながら、メノンが問う。
「私はただ守るのみ。攻め征くのも役目のうち」
 フラフィールが、翼を広げた。狙いは、メノンだ。
 間に合うか……ニナに先んじて、前に飛び出したのは、莉奈だった。
 羽根の竜巻の進路に立ちはだかり、身を躍らせる。体だけでなく、力そのものが束縛されていく感覚。
「これで奇妙な力は使えまい」
「これくらいで勝ったつもり? ユーベルコードが使えなくたって、戦えないわけじゃないもの」
 莉奈が、羽根を放りながら応えた。
 風の刃と化した羽根が、再度、猟兵達を狙う。
 しかし、羽根を蹴散らしたのは、竜巻だった。メノンの力だ。
 莉奈とニナに視線を送り、うなずくメノン。
 率先して盾や囮となる仲間達は、頼もしい。だが、傷つくのを見て黙ってはいられなかった。
「もふもふ……違った、守護者。地上侵攻を企む方がよっぽど傲慢だ。それを教えてやろう」
 敵と同時、床を蹴るニナ。しかして、機先を制したのはニナの方だった。
 距離を詰めながら、詠唱を完了。力をこめた掌を、敵の眼前に突き出す。
 至近距離で炸裂したミサイルは、フラフィールの体を軽々と吹き飛ばした。四方に、火炎の尾を引きながら。
 迷宮に火の粉を散らし、踏みとどまるフラフィール。
「まだである」
「いいえ、ここまでです。地上に住む皆様から略奪を許すわけには参りませんので、此処より先へはご遠慮願いますわ」
 猟兵を狙うフラフィールを、花の化身が遮断した。
 桜花をまとった桜・吹雪だ。それを狙った相手の鉈が、空を切る。羽根刃には、花吹雪。
 敵の動き、攻撃パターンは、既に学習し、高確率で見切る事ができている。
とはいえ、命を削る荒業だ。速力を出し惜しみなく発揮し、妖剣で相手の命を刻む吹雪。
 防戦一方のフラフィール。しかし、どのような攻撃にも必ず隙は生まれるもの。
 吹雪が、わずかに足を止めた一瞬を狙い、フラフィールは渾身の鉈を繰り出した。
「な」
 守護者が違和感に気づいた時は、遅かった。吹雪が移動と共に張り巡らせていた鋼糸に触れた瞬間、四肢が束縛された。
 そして、音もなくフラフィールの背後に忍び寄った吹雪が、その首を搔き切った。
「速かれ遅かれ、人も華も咲いて散るのが運命ですわ。叡智を集めた結果の予言が相手の死ということでしたら、大層陳腐ですわね」
 膝を折り、床に倒れこむフラフィールを見下ろし、吹雪が刀の血を払った。
「く……!」
 フラフィールの瞳から、生気が失われていく。猟兵達の攻撃にさらされたその体は、もはや限界だった。
「……守護者による侵攻……領分を逸脱した時点で、我が命運は決まっていたとでもいうのか……」
 そしてフラフィールの身体が、無数の羽根となって、散った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 日常 『あったかもふもふ蒸気温泉』

POW   :    沢山のもふもふをかかえたり、荷車等でたくさんのもふもふを移送させることができます

SPD   :    巧みなもふもふ術でもふもふを魅了したりして、もふもふの興味をひくことができるかもしれません

WIZ   :    もふもふに語りかけたり習性を理解し、もふもふと仲良くなり移送させることができるかもしれません

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 かくして、蜜ぷにと『叡智の守護者』による地上侵攻は食い止められた。
 しかし、ある意味、ここからが本番である。
 ほかほか、ふわり。立ち上る、白い湯気。
 温泉化したアルダワの川は、ヴェルタールの説明通り、もふもふした動物達で賑わっていた。
 動物流の口コミだろうか。温泉の存在を聞きつけた、カピバラを始め、ウリボウや小動物……近隣のもふもふ達が、湯に浸かっている。
 皆一様に、表情が緩んでいる様子。この景色を見ているだけでも、心がほこほこ、満たされるよう。
 しかし、和んでばかりもいられない。
 特にほどよい温度のエリアがあるようで、もふもふ達は川の一か所に集中している。これがダムの役目を果たし、流れを滞らせているようだ。さながら、もふダム。
 しかも、川辺を見れば、入湯待ちのもふ達の行列。このもふ達が川に入ってしまえば、川が溢れてしまうのは間違いなかった。
 入湯中のもふもふ達を陸に揚げ、同時に、行列を何とかしなければ。
 何とも幸せそうなもふもふ達の表情を見ていると、どいてもらうのはしのびないが、仕方あるまい。
 と、その前に……もふもふを堪能させてもらわねば!
リコリス・シュピーゲル
ここが、楽園ですのね…!
右ももふもふ、左ももふもふ
どうにかなってしまいそう……っ!

…こほん、とりあえず仕事はしませんと
【POW】でほかほかのもふもふ様、略してほかもふ様を別の場所へお連れしましょう
フラム、あなたも手伝ってくださいまし
小さいほかもふ様ならあなたの背にも乗せれるでしょう?

ただお連れするだけでは心苦しいですし、何かお渡しできそうなもの…仕方ありません、こちらで手にいれました凍り蜜ぷにをお分けしましょう
どうかお口に合いますように

絡みアドリブ等大歓迎


ミミ・フリージア
もふもふいっぱいじゃー
うむ早く触ってみたくて堪らんのぅ
じゃが最初に触るのはどれにするのかは重要じゃろう。
カピパラもいいんじゃがウリボウも捨てがたいのぅ
よし、わらわと目があったそなたに決めるのじゃ
大きいがそれだけもふもふするじゃろう。嫌がらないように撫でてやってうまい具合に誘導してみるのじゃ
わらわについてきたらもっと遊べるのじゃ、いや、もっと遊びたいからついてくるのじゃぞ


ネラ・イッルジオーネ
WIZ

まずは人参を用意しましょう。うさぎは人参?が好きと聞きました。
そしてうさぎ達に人参を見せて釣る集めます。

それからユーベルコード『ヴェント・デェラ・ヴィータ』をうさぎ達に使って濡れた毛を乾燥させます。

んっ?……私の体にそんなに大量のうさぎが登ってきて、そのまま運んでしまいますよ。発情?何でしょうかそれは?後は一匹ぐらいお持ち帰りしても大丈夫なのでしょうか。(飼ってみたいなと思っている)


桜・吹雪
もふもふ…でございますか
この群れは確かにもふもふの山でございますね
暖まっているところ申し訳ありませんが、移動して頂きますわね
…もふもふ、どのような心地でございましょうか

【料理】
食べやすく切り分けた野菜や穀物を用意致しましょう
皆様、湯上がりに美味しいご飯はいかがでございますか?
沢山用意しておりますので、こちらへどうぞ、と籠にいれた餌で誘導致しましょう

…小さな動物が集まっているだけですが、不思議と胸のあたりが温かくなりますわね
…少しだけ、失礼致しますね(そっとよってきた子達を撫でたり、抱き上げて
もふもふ…皆様が楽しみにされていたのがなんとなくわかりますわ(ともふもふを抱きしめながら微笑みます


彩瑠・姫桜
すごい、たくさんのもふもふ…っ
(思わず目を輝かせるも、ハッと我に返り)
幸せそうな子達を無理矢理に動かすのは心苦しいけれど
たくさんの子達を入湯させてあげるのも仕事よね

ここは頑張ってもふもふを抱えて運ぶわ(POW)
べつに、その方がダイレクトにもふもふ堪能できるからとかじゃ
…さ、流石にちょっとはそれも狙ってるかも、今回に関しては(目を逸らしつつ)

運ぶのは、私でも抱えられる小さな子を
二匹…2モフ、頑張って3モフくらいを抱えて移動先とで何回か往復をするつもりよ
往復の大変さより、もふもふできる癒やし度の方が勝ると思うし

もしもふもふを運ぶ荷車とかの道具持ってる人がいたら
その人とも協力して対応させてもらうわね



「ここが、楽園ですのね……!」
 右手にごさいますのが、もふもふ。そして左手にございますのも、もふもふ。
 リコリス・シュピーゲルは、どうにかなってしまいそうだった。
「……こほん」
 とりあえず、仕事しなければ。
「フラム、あなたも手伝ってくださいまし。小さい『ほかもふ様』なら、あなたの背にも乗せれるでしょう?」
 翼竜と一緒になって、リコリスは、温泉でほかほかのもふもふ様……略して『ほかもふ様』に近づくと、別の場所への移動に取り掛かった。
 とはいえ、幸せな時間を一方的に奪うのは、心苦しい。
 考えを巡らせた末、リコリスは、あるものを差し出した。
「仕方ありません……こちらで手にいれました凍り蜜ぷにをお分けしましょう」
すると、ほとんど閉じた状態だったカピバラ達の目が、ゆっくりと開かれた。
 顔を近づけ、すんすん、と鼻を鳴らす。
 悪いものではないと判断したようで、次々と口に入れていくカピバラ達。
「……!」
 ほかもふ様の表情がとろけた。どうやら、お口に合ったらしい。
 ほっと胸をなでおろしたリコリスの後について、ほかもふ様の群れが、ぞろぞろと移動を開始した。もふ行列。
 そして空飛ぶフラムの背では、もふもふのリスが風を受けていた。

「…………」
「…………」
 じっ……。
 うさぎ達と見つめ合うネラ・イッルジオーネ。
 正確に言えば、うさぎ達の視線は、ネラの持つ人参に注がれていた。
 それ、くれるの? と、小首をかしげるうさぎ達。あざとい。うさぎ達にしてみれば「人参欲しい」という欲求に従ったまでの事だろうけども。
 そしてうさぎ達は温泉から川辺に上がると、もらった人参を大事そうに抱えた。
 それを見て安心すると、ネラはユーベルコードで風を呼んだ。神聖で温かなそれが、濡れそぼったうさぎ達の毛を乾かしていく。
 しっとりとしていた毛並みが、次第にふわふわを取り戻す。
「んっ?」
 文字通り餌付けされたうさぎ達が、ネラの体を登って来た。ちょうどよいので、このまま運んでしまおう。
 すると1匹のうさぎが、ネラの肩に乗って頬にすりすりしてくる。
 飼ってみたい……そんなネラの願いを知ってか知らずか、そのうさぎはネラから全く離れようとしなかった。
「これは、お持ち帰りしても大丈夫なのでしょうか……?」
 よさそうだった。
 実際に群れを成しているもふもふ達を目の当たりにして、桜・吹雪は、納得した。
 これは確かにもふもふの山だと。
「暖まっているところ申し訳ありませんが、移動して頂きますわね」
 吹雪が、用意した野菜や穀物を披露する。もふもふの好みそうなものばかりを、食べやすく切り分けたものだ。
「皆様、湯上がりに美味しいご飯はいかがでございますか? 沢山用意しておりますので、こちらへどうぞ」
 吹雪の声と、籠に入った餌に気づいたもふもふ達が、近寄ってくる。
 最初は食い意地の張ったもふもふ達だけだったが、食事風景を見つけ、他のもふもふ達も、吹雪の籠に集まって来る。
 こうして小動物達が寄り集まっているのを見ていると、不思議と胸のあたりが温かくなる。
「……少しだけ、失礼致しますね」
 ネラの風で体を乾燥された子を、そっと撫でてみる。警戒心や抵抗がないのを確かめると、抱き上げる吹雪。さて、どんな触り心地なのだろうか……。
「もふもふ……」
 毛並みの手触りと、体温の二重奏。
「皆様が楽しみにされていたのがなんとなくわかりますわ」
 思う様もふもふを抱きしめながら、微笑む吹雪だった。
 大きなもふもふから小さなもふもふまで。
 一面のもふもふ祭りに、彩瑠・姫桜は、思わず目を輝かせた。
 だが、ハッと我に返ると、
「し、幸せそうな子達を無理矢理に動かすのは心苦しいけれど、たくさんの子達を入湯させてあげるのも仕事よね」
 決意を口にして気を引き締めると、姫桜も他の猟兵に負けじと、作業に取り掛かる。
 道具の類は使わず、直接抱きかかえて運ぶ作戦だ。
「べつに、その方がダイレクトにもふもふ堪能できるからとかじゃ……さ、流石にちょっとはそれも狙ってるかも、今回に関しては」
 すいー、と目を逸らしつつ。
 どの子からがいいか……悩ましい。とても悩ましい。
 中でも、姫桜にも抱えられる小さな子を選ぶと、2匹を一気に抱えた。
「1モフ、2モフ……もう1モフいけるかも」
 結局、合計3モフ……3匹を抱っこすると、良きところへと連れていく。
 それを繰り返す事、数度。正直、効率や往復の大変さを考えると、もっと良い方法はあるだろう。
 けれど姫桜は、それよりも、もふもふの回数と時間という、癒やし度の方を優先させたのだ。
 そして、その選択は間違っていなかった。
「もふもふ、気持ちいい……っ」
 温泉に入っているもの、待つもの。どちらも、温泉の魔力のトリコになっているのは同じ。
 まるで無防備な動物達に、ミミ・フリージア(エルフの聖者・f05747)は、すっかり目移りしていた。
「最初に触るのはどれにするのかは重要じゃ……カピパラもいいんじゃが、ウリボウも捨てがたいのぅ」
 ミミは、ひとしきり悩んだ後……。
「よし、わらわと目があったそなたに決めるのじゃ」
 一頭のカピバラを選んだ。
 体は大きいが、その分、もふもふ度数も高い。
 嫌がらないのを確かめ、優しく撫でてやる。
 ぬくぬく温泉もいいが、撫でられるのも好きなのだろう。やがてカピバラは、ミミのもふテクに、すっかり身をゆだねていた。
「わらわについてきたらもっと遊べるのじゃ。いや、わらわがもっと遊びたいからついてくるのじゃぞ」
 ホント……!?
 意志が伝わったのか。カピバラはミミに従い、のそのそと川から離れていく。
 すると。
「おお、なんじゃ、そなたらも遊びたいのか?」
 撫でられていたカピバラが、よほど気持ちよさそうに見えたのだろう。
 もふられ希望のカピバラやウリボウ達が、列をなしてミミの後をついてきたではないか。
 よいぞよいぞと、ミミはもふもふを堪能した。存分に。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ソフィア・テレンティア
これが……もふもふ天国……。
とても、とても良いものです……。
と、いけないいけない、ここに来た本分を果たさなければ。
たくさんのもふもふ様を惹き付けるように【歌唱】して
もふもふ大行進を致しましょう。
何体かは胸元に抱えて連れて行くとして……ふむ
余りにたくさんのもふもふで迷ってしまいますね……。
取りあえずはカピパラを抱えていきましょうか。
ふふ、もふもふでございます……ふふふ……。


ネラ・イッルジオーネ
先程飼いならしたうさぎが肩か頭の上に乗りながら、モフモフ軍団を一気に動かす方法を実行します。

出口からモフモフ達がいるまでの道に、大量の餌を撒いておきましょう。
それで自然と外に向って大行列のモフモフが大行進すると思います。

他にお持ち帰りしても大丈夫そうな小動物がいましたらお持ち帰りしますが、大きいと餌代や飼う場所が無い為です。


メノン・メルヴォルド
f04392ニナちゃん、f04394リナちゃんと

お疲れ様、なんとかなって良かったね

わあ…もふもふ可愛いコ達がいっぱい
そんなに、いい湯加減なの?(川に手を入れて
むむ、これは気持ちがいいかも(お湯を掻き回して

あ、はーい
呼ばれて二人の側へ
リナちゃんのオカリナは優しい音色なのね
おいで、ワタシも拭いてあげるのよ
乾いたタオルでふんわり包んで
カラダぽかぽかだね
柔らかな毛並みをもふもふ撫でながら
小さい鳥さんは胸に抱き上げ
濡れても平気よ

POW
温まって、心地良い音楽に眠くなっちゃうのは判るけれど
風邪を引いたら大変だから移動しようね
ん、ちょっと待っててね、荷車を持ってくるから
ニナちゃんに返事して
上手く誘導できるかな


木槻・莉奈
ニナ(f04392)とメノン(f12134)と

2人ともお疲れ様!もうひと頑張りしないとね

WIZ選択
オカリナ型の獣奏器を使い楽器演奏
此方の声を聴いてくれるように、気付いてくれるように
心を込めて

あったかくて気持ちいいのは分かるけど、ちゃんと順番に入らないと折角のあったかいのなくなっちゃうわよ?
ほら、並んで並んで
あったまった子は拭いてあげるからこっちいらっしゃい

ニナ、メノン、手伝ってー
もふもふいっぱいでうれしいけど、数が多くてつぶされちゃいそう

湯冷めしないように拭いた後は移送先へ先導を
ダムが決壊しないように残るもふもふ達には一気に入らないように声かけ

…動物いっぱい連れて歩くって、ハーメルンみたい?


ニナ・グラジオラス
リナ(f04394)とメノン(f12134)と協力

SPD使用
行動時には『第六感』『優しさ』を使用して動物達の気分や様子も注意しておく

並んでいる子達が順番を守ってくれるように、
気が急いている子達をもふもふして宥めるとしよう
…飽くまで宥める為だからな(心なし嬉しそうに撫でて宥める)

大丈夫か、リナ?もふもふに埋もれてるぞ
それじゃあ私も体を拭くのを手伝おう
カガリ、熱風で動物達の毛と使い終わったタオルを乾かしてやってくれ
くれぐれも熱加減を間違えないようにな?いつも私達にやってる通りの熱量だぞ

こら、そこのカピバラ寝るな。湯冷めするぞ
意外と重いなお前…メノン、荷車に乗せるから持って来てくれ…!



 蜜ぷにを越え、もふ鳥を越え。
 遂に温泉へとたどりついたソフィア・テレンティアも、他の猟兵達達同様、魅了されていた。
「これが……もふもふ天国……。とても、とても良いものです……」
 温泉でうっとり中のもふもふに、ソフィアもうっとり。もふ……もふ……と擬音の幻が見えるよう。
「……と、いけないいけない、ここに来た本分を果たさなければ」
 気を取り直して。ソフィアは、歌を披露した。
 言語とは違う、音そのものによるコミュニケーションは、もふもふ達にも伝わったらしい。
 しゃばん、と温泉から上がり。あるいは、温泉待ちの列を離れ。
 やがて、ソフィアの周りには、大小、たくさんのもふもふ達が集っていた。やがて集合は、列になる。これぞ、もふもふ大行進。
「ふふ、もふもふでございます……ふふふ……」
 満足げなソフィアの胸元で、小柄なカピバラが目を細める。
 迷いに迷って胸に収めたもふもふの温もりは、ソフィアの体はもちろん、心までもほこほこにしてくれる。
 しかし、まだ『本分』は終わらない。
 待ち望んだこの時間、もっと色々なもふもふを楽しませてもらわねば。
 小鳥にうさぎ、ウリボウ……次は誰にしよう?
「2人ともお疲れ様! もうひと頑張りしないとね」
「お疲れ様、なんとかなって良かったね」
 木槻・莉奈の労いに、メノン・メルヴォルドが応えた。ニナ・グラジオラスも、一安心からの一仕事。
 とりあえず、もふもふ達には温泉を楽しんでもらおう。
 しかし、順番は大切だ。早く入りたくて仕方ない子達の気持ちを汲み取りつつ、もふもふして宥めていくニナ。
「……これは、飽くまで宥める為だからな」
 なんだか嬉しそうだと、メノンや莉奈に指摘されたニナは、そう言い繕った。
 数多のもふもふを魅了する温泉だ。どれだけ良い湯加減か、メノンが川に手を浸けてみる。
「むむ、これは確かに気持ちがいいかも」
 もふもふ達の気持ちもわかるというもの。お湯をかき回しながら、自分までトリコになってはいけない、と思いとどまるメノン。
 そんなメノンの耳に、聞こえて来た旋律がある。
 莉奈が、オカリナ型の獣奏器を奏で始めたのだ。自分の声に耳を傾けてくれるよう、心を込めて。
「……?」
 莉奈の旋律に心動かされたもふもふ達が、顔をこちらに向けた。話を聞いてくれそうだ。
「あったかくて気持ちいいのは分かるけど、ちゃんと順番に入らないと折角のあったかいのなくなっちゃうわよ?」
 莉奈が、もふもふ達を手招きする。
「ほら、並んで並んで。あったまった子は拭いてあげるからこっちいらっしゃい」
「リナちゃんのオカリナは優しい音色なのね。おいで、ワタシも拭いてあげるのよ」
 莉奈の演奏に耳を傾けていたメノンが、のっそりやって来たカピバラを、乾いたタオルでふんわり包んだ。
「わ、カラダぽかぽかだね」
 毛並みの感触を確かめながら、水分をふき取るメノン。小さい鳥やうさぎは胸に抱き上げて、優しくタオルを当てる。
「ニナ、メノン、手伝ってー。もふもふいっぱいでうれしいけど、数が多くてつぶされちゃいそう」
 莉奈の声に、2人が振り返れば、手だけがひらひらしているのが見えた。
「あ、はーい」
「大丈夫か、リナ? もふもふに埋もれてるぞ」
 莉奈を引っ張り出すと、ニナはタオルを手に、手伝いにかかった。
「カガリ、熱風で動物達の毛と使い終わったタオルを乾かしてやってくれ。……ああ、くれぐれも熱加減を間違えないようにな? いつも私達にやってる通りの熱量だぞ」
 大丈夫、といったふうにクールな視線を返すと、焔竜が熱量を調整した。
「よし、そっちは任せた……って、こら、そこのカピバラ寝るな。湯冷めするぞ」
 ウリボウをふきながら、まぶたの重そうなもふもふに声を飛ばすニナ。
 ひとしきり、もふもふ達の濡れた体を拭き終えたら、いよいよ移送先へ。
「温まって、心地良い音楽に眠くなっちゃうのは判るけれど、風邪を引いたら大変だから移動しようね」
 幸せそうに体を丸めるもふもふ達に、メノンが語りかける。
 ダムが決壊しては大変。一気に川に入ったりしないよう、莉奈は、残るもふもふ達に声をかけておくのも忘れない。
「意外と重いなお前……メノン、荷車に乗せるから持って来てくれ……!」
「ん、ちょっと待っててね、持ってくるから」
 カピバラを抱き上げようとしていたニナに呼ばれ、ぱたぱたと荷車を取りに行くメノン。
 そして莉奈も加わり、もふもふの大移動が始まった。
 うまく列が動いているのを確かめて、メノンも一安心。
「……動物いっぱい連れて歩くって、ハーメルンみたい?」
 そう思うと、なんだか不思議と笑みがこぼれてくる莉奈だった。
「皆さんの活躍で、もふもふ達も、だいぶ減ってきましたね」
 ネラ・イッルジオーネのつぶやきに、肩のうさぎが小さく鳴いた。すっかり懐いて、相棒という感じ。
 さあ、もうひと踏ん張り。ネラも、居並ぶモフモフ軍団を、一気に動かす方法を実行することにした。
 川の外の道に、大量の餌を撒いていく。これで、自然と外に向かってモフモフの大行列が出来るという算段だ。
「……?」
 ネラがふと気づけば、肩の重みがない。うさぎがいない。
 みれば、他の動物達に混じって、餌をぱくぱくしているではないか。
 そっ、とそれを抱き上げると、改めておやつをあげるネラ。
 やがて、餌を追っていたはずが、いつの間にかネラの導く目的地へと連れられていく、もふもふ達。これもまた、大行進。
 他の猟兵達と同じように、ネラが先導していると、うさぎの重さが増した。……違う。
 するするとネラの体を登って来たリスが、うさぎとは反対の肩に留まっていたのだ。
「おやおや」
 餌代や飼う場所の事を考えると、あまり大きいもふもふでは困ってしまうが、リスのサイズくらいなら大丈夫そうだ。
 仲良くするのですよ、とうさぎに言い含めるネラ。小首をかしげているけれど、ちゃんとわかってくれている……はず。
 ……かくして、アルダワの温泉川は、元の流れを取り戻した。
 その後、もふダムが出来る事もなくなった。
 時折、もふもふ達がやってくる事はあったが、順番と入る数……マナーを守り、仲良く入湯するようになったそうな。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年01月20日


挿絵イラスト