#ダークセイヴァー
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「まずは、集まってくださった皆様に感謝を。」
集まった猟兵達を前に一人の少女が緩やかに礼をした。
それから柔らかな口調でダークセイヴァーにて、オブリビオンの出現を確認しましたと告げた。
「今回出現したオブリビオンは手当たり次第に近くを通りがかった馬車を群れで襲っているようです。そのため、皆様にはまず現地の調査、そして馬車を襲っているオブリビオンの討滅をお願い致します。」
ですが、と少女は一拍間をおいて続ける。
「予見の内容が正しければ、馬車を襲っているオブリビオン。これを召喚したオブリビオンが付近の森に潜伏しているはずです。召喚したオブリビオンが討滅されれば流石に姿を表すと思いますので、こちらも討滅をお願い致します。」
コクリと少女は首を傾げる。
「……何か、質問はあるでしょうか。」
皆様に勝利をと、少女は微笑んだ。
●
地に描かれた魔方陣が薄暗い森の中で仄かな光を放っている。
その光に照らされて黒い鎧を纏った女騎士とおぼろげな人影が立っていた。
二人が見守る先で魔方陣が一際大きな光を放ち、獣の姿を象っていく。そうして生まれ落ちた獣に騎士が何事かを告げると、静かに獣は夜に溶けていく。
二度と三度と光が明滅し、その度に獣が解き放たれる。
騎士は端正なその顔を僅かに歪めていたが、それが何に起因するものか伺い知ることは出来なかった。
その場にいるモノ達の思いも静けさの内に隠して、夜は更けていく。
オーフェリア
世間はクリスマスですが、気にせず平常運転で頑張っていきたいと思います。
一章では襲われた馬車の持ち主などへの調査。二章では馬車を襲ったオブリビオンとの戦闘、三章ではそのオブリビオンを召喚したオブリビオンとの戦闘を予定しています。
シナリオ中は進捗をツイッターであげていこうと思っていますので気になったときにでも見てください。
それでは皆様のプレイングをお待ちしております。
第1章 冒険
『消えた馬』
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POW : 被害に遭った馬車と同じルートを辿ってみる
SPD : アイテムやユーベルコードを上手く活用する
WIZ : 街での聞き込みや被害に遭った馬車や事件現場を調べる
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
六代目・松座衛門
「少しずつこの世界のオブリビオンの勢力を削いできたけど…、まだまだだな。」
転送後、被害にあった馬車がある場所へ向かい、被害の程度や周囲の状況を調査する。
「どうして村ではなく、移動中の馬車を襲ったんだろう? 荷物が狙いだった?」
さらに、UC「即席人形劇」を使い、馬車が運んでいた荷物の痕跡や、その場所から離れるオブリビオン(獣型?)の足跡を人形で追跡する。
敵を発見出来た場合、相手が馬車を襲う理由をUCによるガラクタ人形で調査しつつ、可能なら周囲の地形を他の猟兵へ連絡し、待ち伏せ、奇襲等、戦闘が有利になるように立ち回ろう!
アドリブ、連携歓迎
●馬車が襲われたという地点に一人の猟兵が訪れていた。
無残に壊された馬車の残骸や積み荷が散乱している。辺りを染めている血痕は、おそらくは馬車の持ち主や馬のモノだろう。襲われた馬車として見るならば不審な点はそう多くない。
「少しずつこの世界のオブリビオンの勢力を削いできたけど……、まだまだだな。」
ぽつりと六代目・松座衛門(とある人形操術の亡霊・f02931)は零す。
……感傷に浸っている暇はないと気持ちを切り替えて、幾体かのガラクタ人形を召喚した。村ではなくわざわざ馬車を狙った何らかの理由があるはずだと、人形を遣い馬車を調べていく。
その結果は、あまり芳しいものではなかった。積み荷にも馬車自体にも特別不審な点は見受けられなかった。食料が根こそぎ無くなっている点は共通していたが、食料だけならば村を襲う方が合理的だろう。
しかしながら、森の方面へと続くいくつもの足跡を見つけられたのは収穫だった。辿っていけば、馬車を襲ったオブリビオンを見つけ出すことができるだろう。人形の一体を足跡の先へと向かわせる。
「荷物が目的じゃないなら、馬車そのものが目的か?」
引き続き近辺の捜索を続けながら松座衛門は思考を巡らす。
馬車が目的ならば馬車を壊す必要はないわけだが、積み荷以外に無くなったモノと言えば――
とそこまで思考が及んだところで、森の中を探索していた人形が一体の獣の姿をしたオブリビオンを見つけた。随分とあっさりと見つかったことに松座衛門は拍子抜けしつつも、オブリビオンに気取られないように人形の身を隠す。
どうにもただ徘徊しているだけのように見えたが、見つけた足跡の数から推測するにこの一体だけではないだろう。ほかの個体の探査の為にも追加で何体かの人形を送る。
こちらから奇襲を仕掛けるにせよ、待ち伏せするにせよ、早期に敵の所在が掴めたのは僥倖だった。獣たちとの戦闘を優位に展開できることは間違いないだろう。
成功
🔵🔵🔴
ニルヴァーナ・ヒプノス
「ふむー、馬車を襲うことが目的なのかー、荷を届かせない事なのかーですねぇ」
先ずは襲撃者の規模を調べよう。手あたり次第、という情報ではあるけれど、全てなのか、襲われなかったケースがあるのか、そこからだ。どのくらいの数を動員できるのかが気がかり。
「召喚かー、使役かー製造ですかねぇ、手段としてはー。それとぉ、昔からずっとってわけじゃないのでしたら―いつからですかねぇ」
ここ最近、というならどこから来たのか。普通に連れ歩くなら突然こうはならない筈。それなら可能性としては召喚か、製造かに絞られる
「試しにぃ、それっぽい得物でも創ってみますかねぇ…」
『待宵草座会』を展開、其れらしい一団を硬度を強化して創造する
●オブリビオンによって馬車が襲われたという地点から一番近い村に、一人の猟兵が訪れていた。
簡素で古ぼけた村の門をくぐると真っ先に目に入るのは、しっかりした造りの宿屋とその隣に何台も停められた馬車だ。普段は交易路として利用されているのだろう。襲われたという馬車の話を聞くには丁度いい。
猟兵――ニルヴァーナ・ヒプノス(夢のような日々を・f23646)は宿屋へと足を向けた。そうして扉を押し開いて中へと入ると、商人と思しき風体の男が苛立ちを隠すこともなく出ていった。もしもここで何日も足止めを食らっているのであれば、そうやって苛立つのも仕方のないことだろう。
ロビーに居た受付の者も行商人と思しき者も、出ていった男を気にしていないようであった。それならば口を挟むこともないとニルヴァーナは視線を出ていった男から外した。受付に向かい、暇を持て余した顔をした店員に声を掛ける。
襲われた馬車について話が聞きたいと言うと、俄かに真剣な表情へと変わった。
いつ現れたのか、どの程度の規模なのかをニルヴァーナが訊ねると、店員は時折行商人に確認を取りつつ答える。
「あの獣どもは二週間ほど前にいきなり現れて、森の側を通る馬車を片っ端から襲っていった。あの道を通る行商人連中がまだ一人も来てないから、全員喰われちまったんだろな。
……それでどの程度の規模かっていうと、聞いた話によれば三体程度らしい。まあこっちは話半分に、だな。襲われた奴が必死になって逃げている最中に見たってだけだ。」
一通り話を聞き終えたニルヴァーナは思案する。
「ふむー、馬車を襲うことが目的なのかー、荷を届かせないことなのかー、ですねぇ。」
店員の話を聞く限りでは、積み荷よりも馬車を襲うことそのものを目的としているように感じられた。そして本当に森の側を通る馬車全てを襲っているのであれば、釣り出すのも容易だろう。
一言礼を述べてからニルヴァーナは宿屋、そして村から出た。
「試しにぃ、それっぽい得物でも創ってみますかねぇ……」
そんな軽い調子の言葉と共に現れたのは馬車を模した精巧な紛いモノ。疑いを持って調べなければ近くで見ても偽物と気付くことは難しいだろう。獣を誘き出すには十分な出来に思われた。
ニルヴァーナは御者台に乗り込むと、遠くに見える森へと向けて創造物を進ませる。
大成功
🔵🔵🔵
鈴木・志乃
手当たり次第に襲うなら、痕跡は沢山残ってる筈。鑑識官みたいなことは苦手だから、私は私の方法でやらせてもらうよ
UC発動
残留思念を辿って情報を炙り出す
痕跡の中で特に手がかりになりそうなものを【第六感】で察知し、【高速詠唱】の【全力魔法】でさらに鮮明にしてみようか
共通点は何? 馬車なら何でもいいの? 特定の地点だから教われるの?
もしかしたら何かに恨みを抱いてるのかな。それとも……
【世界知識】と照らし合わせて考察するよ
ここで得た情報が敵の攻略のヒントになるといいな
被害者から話を聞けたら、聞き漏らさないようしっかりメモして……
しかし馬車か
私相棒に天馬精霊がいるんだけど、敵は釣れるかな?
●馬車の残骸を調べていた猟兵のもとに新たな猟兵が一人。
手当たり次第に襲っているという情報から推測した通り、馬車が襲われたと思しき場所にはいくつもの馬車の残骸など多くの痕跡が残っていた。鑑識官のような技量があればそこから何かを導き出すこともできたのだろうが。生憎と苦手だった。
だがその代わりに鈴木・志乃(ブラック・f12101)は残されたモノに残留した思いを汲み取ることができる。それだって残されたモノなら何でも良いという訳ではないが、上手くいけば真相へ一気に近づくことができる。
人形も遣って周囲を捜索していた猟兵にも協力してもらい、御者が身に着けていたと思われるものを探してもらう。自身もまた残骸の山を掻き分けていく。
「――これなんてどうかな。」
差し出されたのは血で黒く汚れた銀の十字架。志乃は小さく頷いて、そっと手を翳す。
朧げな光が十字架から溢れ出して馬車を襲ったのであろうオブリビオンの姿を創り出した。続けて馬車と御者と思しき影も形作る。襲われた瞬間の再現なのだろうと志乃は理解した。
応戦する間もなく馬車が破壊され、御者へ爪が振り下ろされたところで光が弾ける。そしてまた始めから、光は何度も悲劇を繰り返す。限られた映像の中で、光が伝えたいことを汲み取るのは至難の業だった。
けれども、獣たちは馬を攻撃することを意図的に避けているように見えた。恐れているというわけでもなく、明確な意志を持って御者と馬車だけを狙っている風だった。……これ以上得られる情報はなさそうだと志乃は光の映像を止める。
他の物品も試してみたが、どれも内容としては似たり寄ったりな物ばかりだった。つまるところ、馬車を襲っているオブリビオンらは馬に対して何らかの目的を有しているということ。
この世界でオブリビオンが馬を用いて行いそうな事と言えば生贄ぐらいなものだが、そう大きくは外していないだろう。ただの勘だが。
馬に用があるならば精霊の馬でも釣れないだろうかと、志乃は相棒を呼び出す。その馬の姿は馬車を牽いていた馬とは、あまり似ていなかったがまあ釣れれば幸運程度のモノだろう。馬には違いない。
志乃は釣れるかもしれない敵に備えて戦闘準備を始めた。
成功
🔵🔵🔴
ガルディエ・ワールレイド
自分で出向かず獣にやらせるのは慎重とも言えるが、それにしては手当たり次第の犯行で痕跡も残している。
さて、何か企みが有るのか、既にまともな判断力を失っているのか。
◆行動
【竜覚】を使用して行動。
馬車が襲われた現場へと行き、《第六感/視力》を活かして、何らかの痕跡が残ってないか確認。
襲撃時についた戦闘痕だとか、あるいは獣の集団の痕跡だとかだ。
それらの手がかりが有れば、それを《追跡》して調査するぜ。
あと可能なら複数ある襲撃地点をそれぞれ調べて、獣が襲撃してきた方向を照らし出す。
それで敵の親玉の位置や、襲撃時に頻繁に使いそうなルートの見当がつけば良いんだがな。
●真新しい血痕の残った馬車の残骸の残る場所へ猟兵が一人。
グリモア猟兵から聞いた話では襲われた馬車の調査へ既に何人か向かっているとのことだったが、ガルディエ・ワールレイド(黒龍の騎士・f11085)が赴いたそこには余人の影は見えなかった。だが行わなければならないことに変わりはない。
一見して得られる感想はつい先ほどまで戦闘、或いは殺戮が行われていたということ。そこから隠蔽を試みたような痕跡は見出せなかった。それがガルディエには、どうにも理解できなかった。
自ら赴くことなく獣を使って馬車を襲っているだけならば慎重に行動していると言えるのだろうが、それならばなぜ手当たり次第に襲撃しては痕跡を残すのか。何かしらの企みがあると考えるのが妥当だろう。既にまともな判断力を失っているのだとしたら、それにこしたことは無いが。
……何かを引きずるように近くの森へ伸びていく血痕と足跡をガルディエは見つけ、獣たちに見つからないように注意を払いながら追跡してみることにした。
隠す気もない痕跡を追うのは大して難しいモノではない。足跡から推測するに五体程の群れだろうか。引き摺っている物は、おそらく人間だろう。考えを巡らせつつガルディエは薄暗い森の中に足を踏み入れる。
鬱蒼と植物が生い茂るなかで不自然に掻き分けられた場所が、今回獣たちが通った場所なのだろう。故に痕跡自体を追うことは取り立てて問題にはならなかったが、同時に視界が一気に悪くなり獣たちに見つからないように注意を払うのが一層難しくなった。
森のどこから見ているか分かったモノではない上に、森の中の戦闘では獣たちの方が有利だろう。深入りせずに一度他の猟兵と合流しようとガルディエは決めて踵を返した。
成功
🔵🔵🔴
薬師神・悟郎
現地の住人、特に警備や監視を行う職に就く者、自警団のようなものがあれば接触
組織にて地位、発言力がある者に事件による被害の大きさ、危険性を強調して説得、言いくるめて協力を仰ぎ事件の詳細を得られるよう試みる
事件の詳細を纏めた資料の閲覧+早業、事件担当者へ聞き込み
第六感、野生の勘+UCにて俺自身にも新しく気付く事がないか情報を詰めていく
また、彼らの会話や噂話にも聞き耳、視力で情報収集
何が重要な手掛かりになるか分からない以上、事件について得られる情報は出来るだけ多く集め精査する
現地の事は現地の者に
事件に関係する事は荒事に慣れた者に
彼らの経験や勘は、猟兵といえど一から調べるよりはずっと頼りになるはずだ
●村へまた一人、猟兵が訪れた。
村の門を抜けて、薬師神・五郎(夜に囁く蝙蝠・f19225)は付近に武装したものがいないか見渡す。自警団、或いはそれに似た組織があれば話を聞こうと考えていた。現地の事は現地の人間が何よりも詳しく知っている。そう思えばこその行動である。
そして幸いにも、まだ平穏を保っている村の中で武装している者は目立った。聞けば、この村とその近辺の交易路の監視を村の者たちが持ち回りで行っているのだという。当然彼らも村の目と鼻の先で起きた事件については知っているようだったが、まだ本格的な行動には出れていないようだった。
それもそうだろう。彼らにだってそれぞれにやらなければならない本業がある。精々有志を募って現場付近を調べるか、樵や猟師が森の中の様子をついでに調べる程度が限度だ。
とはいえ、もともと行商人たちが中継地として立ち寄ることで存続してきた村にとって馬車が襲われることは死活問題である。なんとしてでも早急に解決しなければならない。そう思っていたところに自ら調査に協力したいと申し出る者が現れたのだから、多少疑いはすれど申し出を拒むことは無かった。
薬師神は当初の予想よりも簡単に事件の資料を閲覧することができた。最初の事件発生まで一切の予兆は無い。段々とその数を増やしている。馬具などが森の外周部に打ち捨てられていた。森の外まで逃げ延びられれば追いかけてこない。森から動物がいきなり減った。
何が重要な手掛かりとなるか分からない以上、その全てを記憶に留めておく必要があった。その中でも特に気に掛かることがあるとすれば二つ。特に森から動物がいきなり減ったという点だろう。
十中八九オブリビオンの仕業だろうが問題はそこではなく、森の獲物を狩りつくした獣がその後どうするかである。そしてもう一点。森の外まで逃げればそれ以上は追いかけられないということは、生還者がいるということに他ならない。
そう思って資料を見せてくれた男に尋ねたが、生還者は今近隣の村への警告を伝えに行っているという。いないものは仕方がないと、薬師神は素直に引き下がった。或いはそれどころではない知らせが耳に届いたからか。
行商人が一人制止を振り切って村を出たという。今ならばまだ、救えるだろう。薬師神は村人たちへ簡潔に礼を述べてから村を出た。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『暗闇の獣』
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POW : 魔獣の一撃
単純で重い【血塗られた爪】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : 暗闇の咆哮
【血に餓えた叫び】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : 見えざる狩猟者
自身と自身の装備、【自身と接触している】対象1体が透明になる。ただし解除するまで毎秒疲労する。物音や体温は消せない。
イラスト:飴屋
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
獣たちの咆哮が響く。猟兵の創り出した馬車に惹かれたのか、それとも馬に釣れたのか。
なんにせよ猟兵たちに油断は無い。彼のモノたちを迎え撃つかこちらか打って出るか、いずれにせよオブリビオンは堂々と正面から攻めてくるようであった。
鈴木・志乃
…………わお、おっかねえ相手だね。いやま、この世界故郷だから見慣れてはいるんだけど、サ
苦手なんだよねえ、図体デカイ相手
【オーラ防御】常時展開
【念動力】で空中にトランプを伏せて配置。向かってきたら肩からざっくりUCで切断してしまおう
敵攻撃は【第六感】で【見切り】タイミングは合わせる!
余波は【高速詠唱】でバリア張って防ぐよー
そのまま首をかっ切れたら最高なんだけどね!
接近してくるやつの対処はこれでいいかな
他の集団は【高速詠唱】で光を生み【目潰し】しつつ、トランプで切断したり【破壊工作】爆弾を大量にばらまいたりするよ
他猟兵は巻き込まないように目配り気配りしておかなきゃね
そのまま【なぎ払い】攻撃!
理性など欠片も感じさせない瞳を猟兵たちに向けて、オブリビオンがただ愚直に襲い掛かってくる。
直線的で力と速さに任せた単純な一撃が振り下ろされた。だが、奇襲でもなければその攻撃を恐れる理由は無かった。
軽々と地を砕きその余波と轟音が鼓膜を震わせようとも、そこから即座に追撃へと移れなければ隙を晒すだけに終わる。故に、その巨大な体躯を除けば恐れるものなどなにもない。
オブリビオンがその身を震わせる。
その刹那に鈴木・志乃(ブラック・f12101)は自らの直感に従ってその場から横へと跳ぶ。再び轟音が響き、直前まで志乃がいた地点が粉砕されていた。
「…………わお、おっかねえ相手だね。いやま、この世界故郷だから見慣れてはいるんだけど、サ」
可能な限り速く障壁を展開して、飛礫から身を護る。攻撃の予備動作から軌道まで志乃は今の一撃から見切った。一度オブリビオンから距離を取りながらさりげなく空中にトランプを配置していく。
追撃の為にオブリビオンが力を溜める。その仕草は既に二度見たモノ。戦いを知らぬ村人ならば通用したのであろうが、猟兵を相手にするならば悪手であった。
空に伏せたトランプが志乃に跳び掛かろうとしたオブリビオンの身を切り裂く。その力と速さ故に深く、深く。己の身を傷つけることになった。
断末魔が響く。着地すらままならず地に転がったオブリビオンは程なくして息絶えた。
だが敵はまだ多く。一息つく暇はない。
オブリビオンの群れへと志乃は光を生み出す。殺傷能力は無く、ただ目を眩ませるだけのモノ。獣達の眼を潰すにはこれで十分だった。
視界を奪われた中でばら撒かれた爆弾をどうやって回避するというのだろうか。
オブリビオンの咆哮さえ掻き消して爆音が戦場に響き渡る。
まずは緒戦を猟兵たちは制した。
大成功
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薬師神・悟郎
随分と早い登場だ
仲間が行った囮とやらが効いたんだろうか
村を出たという行商人の安全確保
激しい戦闘が予想され危険だと言いくるめ避難誘導
獣共を目視後、村を背に迎撃への態勢に移す
UC発動、攻撃力重視
炎を付与した矢を弓で射る、範囲攻撃、先制攻撃
獣といえば火に弱いものが多いが…奴等はどうだろうな
上手く二体以上撃破できれば良し、他は火にて牽制
敵が怯めばその隙を狙い、範囲攻撃、暗殺、スナイパー
掠り傷程度でも負わす事ができれば、今回使った麻痺毒を塗った矢で傷口をえぐる、生命力吸収
敵の攻撃は見切り、逃げ足で回避
可能ならカウンター、咄嗟の一撃
戦闘中も状況を把握、戦闘知識、情報交換、聞き耳、視力
一匹残らず撃ち取るぞ
村を出て森の側を駆けていくと、遠く行商人らしき人影が見える。
薬師神・悟朗(夜に囁く蝙蝠・f19225)はその人影にそれ以上先に進まぬように声を掛けた。だが行商人はその足を止めない。危険は承知だとそう言いたげな足取りであったが、それでも行かせる訳にはいかない。
仕方がないと、薬師神は行商人の前に立ち塞がりその歩みを止めさせる。
この先で確実に激しい戦闘が予想されること。戦闘に巻き込まれれば死ぬのだと強く言い聞かせた。行商人はなおも不服そうな顔をしていたが流石に命には代えられないと考えたのか渋々と、渋々と引き返していった。
本来ならば村まで送り届けるべきだったのだろうが、行く先から物騒な気配が迫っていては立ち止まるより他にない。鋭く見据えた先には三体のオブリビオンの姿。存外に少ないが、残りは他の猟兵のもとに向かっているのだろう。
どこからともなく薬師神は黒い弓を取り出した。そっと矢を番え、狙いを定めて放つ。幾筋もの炎の煌めきが、尾を引いてオブリビオンへと伸びていく。
炎を嫌ってか、オブリビオンが散開する。三体の内二体は矢の雨から脱したが、一体はその身を染め上げた炎で地を転げ回る。安易に跳び掛かるのは射抜かれるだけだと判断したのか、オブリビオンは唸り声を上げながらも慎重に距離を取って薬師神の挙動を窺う。
しかし弓を扱う相手に、遮蔽物もなく距離を取るのは悪手に他ならないだろう。再び矢が放たれる。咄嗟にオブリビオンは回避行動をとった。矢はオブリビオンの表皮に掠り傷を残して彼方へと飛んでいく。
その直後、今度はこちらの番だと二体のオブリビオンが薬師神へと跳び掛かる。単純で軌道も読みやすい攻撃ではあったが、矢で撃ち抜く余裕はなさそうだった。冷静に回避に徹し、僅かに連携が崩れた隙を狙って矢を撃ち込んでいく。
命中する矢もあれば逸れる矢もあるが、炎を纏っていなければ恐れることは無いと判断したのか、直撃する矢も段々と増えきた。
そしてついに、オブリビオンが態勢を崩す。鏃に塗っていた麻痺毒がようやく回ったのだ。突然体の自由が利かなくなり困惑している二体のオブリビオンにしっかりと止めを刺した。続けざまに、ようやく炎から脱したオブリビオン目掛けて矢を放つ。
オブリビオンが取った行動は、逃走だった。その背に矢を受けながらも仲間のもとへと一心不乱に駆けていく。そこには猟兵たちもいるだろうが、一匹で立ち向かうよりは勝算があると踏んだのか。
当然、薬師神もその背を追う。オブリビオンの亡骸が空へ溶けるように崩れていった。
成功
🔵🔵🔴
ガルディエ・ワールレイド
猟犬……というには物騒過ぎる奴らだな。
本命の狩人の前に片付けさせてもらうぜ。
【竜神領域】での《空中戦》を利用して戦うぜ。
戦場が森の中なら、上空をずっと飛ぶような事はしない。
破壊された地形を無視して攻撃する為の低空飛行、
間合いを詰める(囲まれそうな時は離脱する)ための瞬間的な短距離飛行という形で効率よく使用。
武装は《怪力/2回攻撃》を活かす魔槍斧ジレイザと魔剣レギアの二刀流。
武器には雷の《属性攻撃》を付与。
《念動力》による遠距離攻撃も適時入れる。
【魔獣の一撃】対策
単純な攻撃を《見切り》冷静に対処。
飛翔による立体的な反撃は常に視野に入れとくぜ
地は砕かれ轟音や爆発音が響く。そんな状況下で一匹の獣がガルディエ・ワールレイド(黒竜の騎士・f11085)目掛けて襲い来る。単純な一撃は恐ろしい威力を誇れど、不意打ちでもなければ効果は薄い。
ガルディエは冷静に攻撃の軌道を見切り回避していく。随分と地形は破壊されてしまっていたが、ガルディエがソレに構うことは無かった。獣の態勢が整う前にガルディエが低く翔んで距離を詰める。振るわれた槍斧は辛うじて躱されてしまった。
追撃の為にガルディエは反対の手で握っていた魔剣を投擲する。槍斧の回避に精一杯だった獣の肩に深々と魔剣が突き刺さる。明確に怯んだその隙にガルディエは距離を詰めようとしたが、横から新たな獣が割って入る。
だが少し、割って入るには間が悪かった。即座に上へと翔んだガルディエをほんの一瞬だけ、見失ってしまった。そうして見上げた時にはもう遅く、振るわれた槍斧が深々と首筋を切り裂いて獣は息絶えた。十秒にも足らない出来事だった。
その直後に態勢を整えた獣が襲い来る。空中へ回避された後も、油断なく猟兵を見上げ構えていた。決して油断は無かった。ガルディエの念動力で肩に刺さった魔剣が引き抜かれなければ無防備に隙を晒すこともなかっただろう。
振り下ろされる二つの凶刃に獣は何を見たか。己の死か、或いはそれ以上に畏れるモノを視たか。
「猟犬……というには物騒すぎる奴らだな。本命の狩人が来る前に片付けさせてもらうぜ。」
ガルディエは未だ残っている獣たちへと向かっていく。
大成功
🔵🔵🔵
六代目・松座衛門
「こいつらが馬車の襲撃犯か!」
『暗闇の獣』の咆哮を聞きつけ、戦闘に参加する。
人形「暁闇」を前線で戦わせつつ、自分は後方から連弩「狂惑」で【マヒ攻撃】による【援護射撃】を基本戦法として戦う。
戦闘中、密かに相手の首へ細い操作糸を掛けておく。
「そこだ! 二ノ型 手繰り討ち!」
敵の「暗闇の咆哮」を放つために、息を吸い込んだ瞬間を見逃さずに、【早業】でUC「手繰り討ち」を発動! 事前に仕掛けた首への糸を手繰り、相手の喉へ人形による一撃を喰らわせてやる!
アドリブ、連携歓迎
「こいつらが馬車の襲撃犯か!」
獣の咆哮を聞き駆け付けた六代目・松座衛門(とある人形操術の亡霊・f02931)が声を上げた。
その声で気付いたのか、獣の一体が唸りながら松座衛門へと向かう。松座衛門もまた即座に戦闘用人形を前面に出して応戦する。
今まで狩ってきた生き物とは全く違う動きをする人形相手に、獣は随分と困惑しているように感じられた。
獣の一撃が地を穿ち、空を震わせる。けれどもその爪痕が残された場所に人形の姿は無い。それどころか松座衛門の連弩による援護射撃と相俟って傷が着々と増えていく。加えてひっそりと、獣に気付かれないように細い糸が獣へ巻き付いていった。
獣が苛立ちを込めて吠える。その眼が見据える先にいるのは人形だった。
大振りな攻撃で人形を付け狙う。軽々といなされる攻撃は易々と通りそうもなく、連弩の矢に付与された麻痺毒によって徐々に体の自由は奪われていく。既に退くこともできず絶望的な状況に一縷の望みを賭けて獣は大きく息を吸い込む。
けれどもそれは、あまりに大きな隙だった。
「そこだ! 二ノ型 手繰り討ち!」
首に巻き付けられた糸を辿って人形が獣に吶喊する。僅かばかりの回避行動も虚しく、また断末魔さえ響かせることなく人形による一撃を受けた獣は地に倒れ伏した。
敵の数は、もう数える程しかない。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『暗黒騎士サンドラ』
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POW : 暗黒を纏う者
全身を【暗黒のオーラ 】で覆い、自身が敵から受けた【負傷】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
SPD : 黒き騎兵の戦技
技能名「【ランスチャージ】【盾受け】【踏みつけ 】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。
WIZ : 闇き魔槍の騎士
【ランスを構えた 】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【愛馬】の協力があれば威力が倍増する。
イラスト:森乃ゴリラ
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「セシリア・サヴェージ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
襲い来るオブリビオン達はすべて打ち倒した。
そう思った矢先に強大な気配が向かってくるのを猟兵たちは感じ取る。
オブリビオンたちを召喚した、その元凶の登場か。
その姿が現れるまでに猟兵たちが合流するだけの余裕はあるだろう。
鈴木・志乃
出来れば足元をぬかるみに変えたり、馬の目を隠してやったりとか色々してみたいんだけどね
行きますか
【オーラ防御】常時発動
当たった場合のノックバックとダメージを軽減
まあ……真正面から受けたくはないけどね
【第六感、聞き耳で攻撃を見切り】 側面に滑り込むようにして回避からのUC発動
馬の足を絡めとって転ばせられたら、乗り手もろとも大きなダメージ入りそうだよね
姿勢を崩せたらその隙に【高速詠唱全力魔法】で火だるまにする
一回焼けたら走れば走るほど燃えると思うよ、炎だし
後は空中に飛んで避難するかな? 近くにいたら危ないしね
いやだねえ、戦いなんて……
蹄音は高く響き。馬上で構えた槍の矛先は迅雷が如く駆けていく中でも揺らぐことなく、鈴木・志乃(ブラック・f12101)の姿を捉えている。
如何な猟兵と言えども真正面からその一撃を受ければひとたまりもないだろう。展開したオーラ防御がどれほど役に立つか、ソレを確かめなければならない状況は極力避けたいものだ。
悪路さえ平然と走破しながらオブリビオンが志乃へと迫り来る。精神を研ぎ澄ませて、自らの勘を信じて、志乃は鋭い一撃のその死角へと滑り込む。攻撃の余波に煽られて僅かに志乃は態勢を崩す。
だが今この瞬間こそが敵の反撃の及ばない千載一遇の好機。地から、空から、駆け抜けたオブリビオン目掛けて光の鎖が追い縋る。それはオブリビオンの纏った魔を打ち払い、闇を照らし出す光の顕れ。
故にオブリビオンの反応も早く。即座に退避ではなく速度を落として鎖に囚われることを選んだ。そのまま逃げ続けていれば鎖に囚われ落馬していただろうから、賢明な判断といえよう。
光にその身を焼かれながらもオブリビオンは鎖を振り払う。憎々し気に志乃の姿を探すその瞳が捉えたのは降り注ぐ炎の雨。身体に引火して燃え上がった炎を掻き消すように再びオブリビオンは駆ける。
その様を志乃は上空から眺めていた。
「いやだねえ、戦いなんて……」
なればこそ、早くこの戦いを終わらせよう。
大成功
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火土金水・明
「ダークセイバーの世界を平和にするためにも、今回のオブリビオンを倒さないといけませんね。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は、【先制攻撃】で【高速詠唱】し【破魔】を付けて【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【コキュートス・ブリザード】を【範囲攻撃】にして、『暗黒騎士サンドラ』と『愛馬』を纏めて巻き込めようにして【2回攻撃】をします。相手の攻撃に関しては【見切り】【残像】【オーラ防御】【狂気耐性】で、ダメージの軽減を試みます。
「残念ながら、オブリビオンは『骸の海』へ帰ってください。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
猟兵の攻撃で燃え上がった大地も踏み潰して、黒き騎士は愛馬と共に駆ける。縦横無尽に駆け巡るそのオブリビオンを捉え、攻撃を浴びせるのは至難の業だろう。構えた槍のその先に立っていれば狙い撃つこともできるか。
「ダークセイヴァーの世界を平和にするためにも、今回のオブリビオンを倒さないといけませんね。」
猛進してくる騎士の前方に火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)は立って、高速詠唱しながら狙いを定める。
放たれるのは幾多もの氷の矢。躱そうと思って躱せる物量ではなく、騎士は矢に構わず押し切ることを選択した。代償としてその身に、愛馬に氷の矢が突き刺さる。矢に込められていた破魔の力に耐えがたい苦痛を覚えようとも既に退くこともできない。
そうして振るわれた、未だに衰えを見せない槍の一閃は確かに明の身体を捉えたように見えた。
「残念ながら、オブリビオンは『骸の海』へ帰ってください。」
聞こえた声は背後から。
残像かと即座に思い至った騎士は、その場からの離脱に徹する。
ほぼゼロ距離から再び氷の矢を浴びせられたら明の言葉通りあの陰惨な海へと還る羽目になるだろう。加えて一か所に留まり続ければ他の猟兵からの狙撃が飛んでくる。
例え背後から矢の雨に晒されようとも、騎士は退くしかなかった。
大成功
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ガルディエ・ワールレイド
結局、テメェはなんで馬車を狙ってたんだ?
と、一応問いかけるが、実際のところ返答はあっても無くても、どちらでも良いという程度の認識だ。
騎士の問答はもっと別の形が相応しいだろう。戦いという形がな。
【人馬一体】を使用して《騎乗》戦闘だ。
武装は《怪力/2回攻撃》を活かす魔槍斧ジレイザと魔剣レギアの二刀流。
馬も含めた敵の動きを見切り、《武器受け》で敵の攻撃を弾く。
【暗黒を纏う者】対策
前半は攻撃回数重視で攻撃。
暗黒騎士サンドラに対しては牽制を主体としつつ、敵の騎馬へダメージを累積させる。負傷による敵強化を最小限に抑えつつ、動きを鈍らせるのが狙いだ。
後半は威力重視で、暗黒騎士サンドラへの大ダメージを狙う。
幾度も攻撃を受けたオブリビオンの足取りは精彩を欠き始めていた。
そのオブリビオンの前に、馬に騎乗したガルディエ・ワールレイド(黒竜の騎士・f11085)が立ち塞がる。
「結局、テメェはなんで馬車を狙ってたんだ?」
ガルディエはオブリビオンにそう問いかける。
「……餌、或いは素体。呼び名はどうあれ、襲撃そのものにさしたる意味はない。」
忌々し気に呪詛を込めた語調でオブリビオンは答えた。
「獣共を召喚した時点で私の役目はほとんど終わっていた。その維持は戯れに過ぎない。」
「……やけに素直に答えるんだな。」
「素直に信じる者もそういないからな。」
オブリビオンは槍を構えた。これ以上は語る言葉もないと言外に告げる。
ガルディエもまたその意を汲んで両手に魔槍斧と魔剣を構え臨戦態勢を取る。
互いに人馬一体。オブリビオンから仕掛けた攻防は牽制と騎馬への攻撃を優先したガルディエが優勢に見えた。
だが、そのまま黙って沈むほど大人しい化物でもない。
傷口から零れた闇の欠片がその傷を癒していく。それと同時に振るわれる槍の鋭さも増していくのが感じられた。
長期戦は不利か。ならば弱っている今のうちに決着をつけるべきだろう。
大振りな攻撃を魔槍斧で受け流し、生じた隙を魔剣で刺し貫く。
魔剣は片腕を貫いて腹部へと突き刺さった。反撃にと振るわれた槍はさすがに防御しきれず互いに一度距離を取る。
後一撃入れられれば、しかし態勢を立て直されては迂闊に踏み込めもしない。
だがこの戦場には他にも猟兵はいる。焦らずとも好機は訪れるだろう。
大成功
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アレクシア・アークライト
暗黒騎士サンドラ。
呪われた武具を纏ったために、狂気の殺戮者に堕ちた騎士――。
そんな話を耳にしたことがあったけど、随分と落ち着いている感じね。
(あの格好は騎士として十分に狂気的だけど)
役目が終わったことを自認しているなら速やかにお帰り願いたいんだけど、そうもいかないんでしょうね。
それに……獣達を呼び出した時には、貴方の他にもう一人いた筈。
詳しいことは、貴方の魂に直接聞かせてもらうわ。
・3層の力場を情報収集用に展開し、敵の動きを把握。残りの力場で敵の攻撃を防御。
・念動力による飛行・加速を行い、敵の動きを見切って至近距離に接近。
・雷霆を纏った攻撃を行うとともに、接触時にUCで敵の意識・記憶を探る。
幾多の攻撃に晒され、地を踏むその足取りも頼りなく。それでもオブリビオンは未だ倒れない。それは在りし日の騎士たる矜持故か。堕ちてなお自らを律するだけの意志があるというのか。
風に聞けば、呪われた武具を纏ったために狂気の殺戮者に堕ちた騎士。けれども目の前のオブリビオンは随分と落ち着いた風体であった。いやまあ、騎士というには露出の多いその格好は狂気的と言えるかもしれないが。
アレクシア・アークライト(UDCエージェント・f11308)は黒き騎士と対峙しながらそんなことを思った。
与えられた役目は終わっていると、そう自認しているならば速やかにお帰り願いたいものだが、そう都合よくはいかないか。与えられた役目のことを問いただしたとて答えることはないだろう。
であれば、直接その魂に問いかけるだけである。獣を呼び出すことが目的であったというならば、その理由を。
アレクシアが展開した力場がなによりも速く騎士の行動を伝える。衰えは見せてもなお脅威と判断するに余りある加速力。けれどもその狙う先も軌道も全て力場から伝わる情報で推測できる。望む方向へ力場を用いて強引に逸らす。
そうしてアレクシアは、オブリビオン目掛け念動力を用いて飛んだ。
ただ速く、速く。その身を一条の雷霆と化して、オブリビオンの胸を撃ち抜く。
轟音が轟き、断末魔が戦場に響く。それと同時に、アレクシアは怨嗟と呪詛に塗れたオブリビオンの記憶の中から獣を召喚する瞬間を見つけだす。
視えた映像はノイズ交じりの不鮮明なモノ。気を抜けば怨嗟に飲み込まれそうなほどの激情が襲い掛かってくる。
「召喚だけが目的ならばなぜ私を使う。」
苛立ちを隠さない声は騎士のモノだろう。続いて武器を振るう音と何かが潰れる音が続く。
「儀式の予行。つまるところただの捨て駒。
ここで死にたいなら好きにしろ。
なあ気高き騎士サンドラ様?」
「……死にたくなかったらさっさと失せろ。」
視えたのはそこまでだった。
騎士の身体が灰となり、宙へ舞い上がって溶けていく。
不穏な言葉は聞こえた。けれども今は、ひとまず目の前の勝利を祝うべきだろう。
大成功
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最終結果:成功
完成日:2020年01月29日
宿敵
『暗黒騎士サンドラ』
を撃破!
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