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ちょっとえっちな迷宮探索!?

#アルダワ魔法学園

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#アルダワ魔法学園


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「やあやあ猟兵諸君。くるるちゃんの召集に集まってくれて感謝するねっ」
 グリモアベースに集まった猟兵達を前に腕を広げ、鏡繰・くるる(属性過積載型バーチャル男の娘・f00144)は愛らしい笑顔と共に元気よく切り出した。
「今回向かってもらう世界は、『アルダワ魔法学園』! 究極の地下迷宮の下に建てられた、巨大学園だよ!」
 世界の全ての災魔……オブリビオンを封印した地下迷宮。学園の生徒達は、この地下迷宮を攻略し、湧き出る災魔を退治するのが役割だ。
 だが最近、地下迷宮の最深部に『大魔王』が現れたらしく、災魔の力が飛躍的に増している。
 一般生徒では手に負えなくなった災魔を代わりに倒すため、猟兵達は『転校生』として学園に在籍し、迷宮攻略に挑むのだ。
「今回は……うん、ちょっと厄介なフロアが発見されてね。大変だと思うけど、猟兵のみんなに対処して欲しいんだ」
 少し顔を赤くして、嫌そうに顔をしかめるくるる。
「そのフロアには、触手トラップや、ネバネバして服を溶かしたりするアメーバの災魔……まあ、いわゆる、そういう方向のがいるんだよ」
 当然、探索する猟兵も『そういう目』に合うかもしれない。もちろん、無傷でくぐり抜ければ何の問題もないが。
「受ける覚悟をして行くか、無傷で突破する覚悟をしていくか……どっちにしろ、覚悟が必要な依頼だね」

 そして、このダンジョンを制覇するためには、この領域を作り出したボスを倒す必要がある。
「このダンジョンのボスは『サキュバスマスク』。呪いのアイテムで、今は一人の女生徒に取り憑いてるみたいだよ」
 ヒーローマスクに似ているが、同意の必要なく相手に取り憑き、サキュバスへと変身させると言う危険な存在だ。
「幸い、猟兵のみんなに取り憑く事はないからね、そこは安心して。それに、宿主の女生徒も心配いらないよ」
 マスクが宿主を守っており、攻撃しても女生徒を傷つける事はない。戦闘不能に追い込めば、マスクだけを消滅させ、女生徒を助ける事が出来るはずだ。
「代わりに、ボスの戦闘力は心配した方が良いかもね。サキュバスって言うだけあって、えっちな事をしてきたり、精気を吸い取って来たり……それに格闘技の実力も相当なものらしいから」

 説明を終えると、わざとらしいほど可愛くポーズを取って、くくるは猟兵達を見回した。
「まあ、いろいろ大変な依頼だけど……頑張れ、みんななら、なんとかなるよ☆」
 無責任さを感じさせる応援とともに、にっこりと笑って送り出す。
「それじゃあ、ばっちり解決してきてね。良い知らせを待ってるよ」


一二三四五六
 趣味に走ってみた。

 ごきげんよう。たまにお色気依頼とかやりたくなる。一二三四五六です。

 まず最重要注意事項。このシナリオは、ちょっとえっちなシナリオです。『ちょっと』えっちなシナリオです。
 あんまり行き過ぎた過激な描写は不可能なので、十分にご注意を。
 こういう時の基準として『少年誌レベル』と良く言いますが、最近は少年誌でも結構過激なので……『地上波の深夜アニメで放映出来るレベル』ぐらい、でしょうか。
 仮に裸になったとしても、髪やら手やら不思議な光やらで、大事な場所は隠れます。
 生々しくならない程度に楽しく行きましょう。

 なお、第一章のフラグメント『触手迷宮クロニクル』は錬金天使・サバティエル(賢者の石・f00805)さん、第二章の宿敵『ネバメーバ』はニィ・ハンブルビー(近距離パワー型フェアリー・f04621)さんの投稿です。ありがとうございます。
 第三章の宿敵『サキュバスマスク』は、鏡繰・くるる(属性過積載型バーチャル男の娘・f00144)さんの……うん、まあ自分で投稿したのでした。ただし、くくるとの因縁はさっぱり、全く、これっぽっちも、一切存在しないので、気にせず攻略してください。

 補足。
 メタな話ですが、罠に全力で引っかかろうが、敵に服を溶かされようが、精気を奪われようが、ボコボコにされようが、🔵さえ獲得出来れば依頼は進みます。
 成功度は(少なくとも一二三の場合)『プレイングがどの程度有効であったか』を意味するので、極端な話、徹頭徹尾ひどい目に合うだけのプレイングを書いて、ひどい目に合うだけでも依頼成功に貢献出来ます。

 もちろん、別にえっちな目に合う必要はありません。『自分がえっちな目に会いたいんじゃない、他人がえっちな目に会うのを見たいんだ!』と言う方も大歓迎ですし、いっそ他人のそんな姿を他人事のように見て楽しむだけでも、🔵さえ獲得出来れば(以下略)
 そして、そういう認識すらなくガチで攻略しても、やっぱり問題ありません。周囲がてんやわんやな中で、ガチ真面目なのも有りです。
 様々なアプローチがあって良いと思います。

 でも繰り返すようですがガチエロは駄目な!

 それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしております。
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第1章 冒険 『触手迷宮クロニクル』

POW   :    罠による妨害を受ける前に破壊する。気合で耐えれば罠にかかっても大丈夫と対策せずに進む。

SPD   :    罠を素早く回避して突っ切る。自分の身のこなしなら罠にかかっても脱出できると対策せずに進む。

WIZ   :    罠を無力化する手段を用意する。冷静に対応すれば罠にかかっても脱出できると対策せずに進む。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

高原・美弥子
【恋華荘】で参加だね。

あ、あはははっ!ま、また触手……なに私はこういう迷宮にばっかり参加する運命なの!?
どーせ、またいちごに服破られたり胸揉まれたり見られたりするんでしょ!?
いいよ、もう私はそういう運命の元に生まれたんでしょー!(やけっぱち)

いちご、いい加減そのユーベルコード使うのやめよう?どうせこうやって暴走して味方を襲うんだからさー(遠い目していちごの触手に絡め取られ)
うん、もう敵味方の触手の区別つかないし、燃やしていいよね?
って、やっぱりまた胸揉むしー!迷宮潜る度に毎回揉まれるとか、絶対狙ってやってるでしょ!
いいもん、もう【ブレイズフレイム】で私の炎になる血で纏めてどっちの触手も燃やす!


彩波・いちご
【恋華荘】で参加

「触手迷宮ですか、こんなの多いですよねぇ…」
なぜか最近この手のによく潜っている気がして遠い目
そしてよく巻き込んでいる美弥子さんに申し訳なげな視線向けつつ
「触手には触手で対抗して無効化…ですかね?」
ヴェールさんの援護に【異界の抱擁】を
え、暴走、やだなぁそんなまさか…

二度あることは三度あるでしたっけ…何度目かな?
罠の触手と干渉して制御外れた私の触手まで一緒になって2人を襲ってますし…助けようとして掴んだのが美弥子さんの胸だったり…(ふにふに
ごめんなさーい?!わざとじゃないんです信じてっ?!
ここで燃やしたらヴェールさんまで
って掴んだら今度はヴェールさんの…わざとじゃないんですー?!


ヴェール・フィエーニクス
【恋華荘】で参加

触手に対抗…石を投げたりして、その音に気を取られている内に突破
もしそれで引き付けきれなかったら、
捕まらないように素早く&トリッキーに動いて回避。

それでもいろいろあぶなくなったらシーブズ・ギャンビットで加速&触手を迎撃!
それでも回避しきれなかったら、触手がいけないところをあたっくしてきちゃうかも!?
「…!振り切れない…!や、そんなにいっぱいうねうねしちゃ、やめ、でしゅ…!」

でもそこにいちごさんに助けて
…もらったら、そのままいちごさんの触手にぺたんこおむねや、いけない反応しちゃう所をあたっくされちゃう!?
「いちごさん、ありがとうござ…って、そこをきゃっちは、きゃぅぅっ!」



「ま、また触手……なに私はこういう迷宮にばっかり参加する運命なの!?」
 迷宮の入り口に響く、美弥子の嘆きの叫び。
 そういう巡り合わせを持つ猟兵と言うのは、まあ、稀によくいるもので……恋華荘から来た3人組は、そういう星の巡りにいるようだ。
「まあ、確かに最近こんなの多いですよねぇ……」
「って他人事みたいに言わないでよ、私がひどい目に合ってるのは、だいたいいちごのせいなんだからね!?」
 遠い目をしたいちごに対し、美弥子が突っかかる。
「どーせ、今回もそういう目に合わされるんでしょ!? そういう運命の元に生まれたのよー!」
「で、でも、罠にかからずに突破すれば、大丈夫ですよ……!」
 やけっぱち気味な美弥子をなだめるヴェール。言って試しに、足元の石を前に投げつけてみる。
 途端、それに反応してうぞうぞっ、と姿を現す、触手、触手、触手。
「だ、大丈夫……です、多分……」
 その数に割とめげそうになるが、入り口で立ち止まっている訳にもいかない。まずは一番身軽な自分が道を拓かねばと、覚悟を決めるヴェール。
「いきますっ……!」
 迫り来る触手を躱し、掻い潜り、斬り裂いて。巧みな動きでフロアを進んでいく。
「これなら、行けそ……」
「ヴェール、下っ!?」
 だが、僅かに気を抜いた瞬間。地面から生えた来た触手が、一直線に、ヴェールのいけない所めがけて突貫する。
「~~~~~っ……そ、そこはっ……だ、だめぇっ……!?」
 美弥子の警告も間に合わず、直撃を受けるヴェール。ガクン、と力が抜け、動きの止まった所に、周囲の触手も殺到する。
「ヴェールさんっ! ふんぐるいふんぐるい……」
「あっ、いちごっ……!」
 咄嗟にヴェールを助けようと、いちごが呪文を詠唱する。それを止めようとするが……ヴェールを助けなければいけない、と言う思いが、一瞬制止を躊躇わせ。
「星海の館にて微睡む我が眷属よ!」
 その間に、召喚呪文が完成。異界の触手の群れが、呼び出される。
「触手には触手です。さあ、ヴェールさんを助け」
 そして、一直線に美弥子を襲った。
「あー、二度あることは三度あるでしたっけ……何度目かな?」
「暴走するって分かってるなら、いい加減そのユーベルコード使うのやめよう?」
 触手に絡め取られながら、美弥子がまず感じたのは、達観であった。そのくらい、よくある事である。
「いや、次は上手く行く筈だから……とにかく今助けます!」
「あっ、待って……」
 そして、触手を引き剥がそうと伸ばしたいちごの手は、美弥子の予想通り、むぎゅり、とその膨らみを鷲掴みにした。
「迷宮潜る度に毎回揉まれるとか、絶対狙ってやってるでしょ!」
「わざとじゃないんです信じてっ?!」
「だったら手を動かすなー……ふぁっ……!?」
 慌てるいちごの指がふにふにと刺激し、声を上げさせられ、顔を赤くする美弥子。
 同性に見えるが、いちごは男の娘だ。達観しようが、異性に胸を揉まれれば恥ずかしいし、慣れたくもない。
「ふぁ……あ、そんなにいっぱいうねうねしちゃ……やめ、でしゅ……」
 そんなこんなで2人がじゃれている間に、ヴェールもますます触手に集られ、天井高くに吊り下げられる。平たい胸を刺激され、その幼い身体が何度も跳ね上がる。
 一番いけない場所は手で庇っているが、それも、今にも引き剥がされそうだ……引き剥がそうとしているのが、いちごの呼んだ触手な気もするが。
「いいもん、もう、燃やす、燃やしてやるー!」
 触手まみれの光景に、ついにキレた美弥子が、その身体から、ブレイズキャリバーの炎血を噴き上げ、一気に燃え上がらせた。
「あっ、今燃やしたら……!」
 今度はいちごの制止が間に合わず。美弥子の炎が、周囲の触手を全て焼き尽くす。
「きゃ、ああっ!?」
「ヴェールさんっ……!?」
 当然、宙に吊り下げられていたヴェールは、そのまま落下。慌てていちごがカバーに入り、ヴェールをキャッチ、なんとか墜落を免れる。
「あ、いちごさん、ありがとうござ……って、そこをきゃっちは、きゃぅぅっ!」
 ……ただし、キャッチしたのはヴェールの淡い膨らみである。
「ふああっ、だ、めっ……そんな、やぁ……」
「わ、わざとじゃないんですー?!」
 結局の所。彼女たちにとって恐ろしいのは触手よりいちごなのかもしれない。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ユウ・タイタニア
【心境】
「騎士道大原則ひと~つ。騎士たるものえっちぃ魔物は許してはならなーい。」
フェアリー小さいから需要はきっとないッす…。でも同族には需要はあるっすから…(言ってて悲しくなったらしい)

【行動】
POW:力こそパワァァァ。
ルーンソードを振り回して罠を破壊しながら進むッす。
衝撃波を飛ばして怪しい部分は近づかずに破壊っす。
破壊は明日の再生の糧ッす(恥ずかしさで錯乱中)

ってあーれー…

あとフェアリーランドに替えの服を入れてきたんで安全地帯についたら着替えるッす。ネメシスは翼であっしを隠してほしいス。
先にクリアーしたら後から来る仲間にエールを送るッす。
え、他の種族はあんなことになってるっすか(ぁ)


アリア・ティアラリード
「お姉ちゃんここは一気に、突破します!」

先は長いのですから、こんな触手の罠などに構っていられません
お姉ちゃん色々考えるより全力で突っ込む方が得意なんですっ

助走をつけてから一気に【ダッシュ】!
周囲から迫ってくるおぞましい形の触手が私の【挑発】的な体に絡みつく前に
『光煌刃衝角』を発動、全速力で迫り来る触手の群れを弾き飛ばしながら突進です
このまま一気にゴールまで駆け抜けられれば良いのですが…

…そういえば以前『いいかいアリア、サービスシーンも女騎士の大事なお仕事だよ』
とお父様が仰ってましたが、なぜ今そんな事を思い出してしまったのでしょうか

って、気付けば目の前に触手で出来た投網が…もう止まれません〜っ!



「騎士道大原則ひと~つ。騎士たるものえっちぃ魔物は許してはならなーい!」
「はい! 騎士として、そのような悪しき魔物を放ってはおけません!」
 フェアリーの竜騎士と、多重人格者のフォースナイト。異なる世界の騎士であるユウとアリアが並び立ち、フロアを駆ける。
「力こそパワァァァ!」
「お姉ちゃん、ここは全力で突破しますっ!」
 その突破方法は、どちらも力押し。ひたすら全力で進み、近づいてきた触手は斬り倒す。ただそれだけである。
「破壊は明日の再生の糧ッす!」
「色々考えるより全力で突っ込む方が得意なんですっ!」
 己のドラゴンランス、ネメシスに跨がって駆けながら、ルーンソードの衝撃波で離れた罠も破壊するユウ。
 フォースの衝角を身に纏い、超高速突進で近づく触手を粉砕するアリア。
 脳筋戦法、と言ってしまえばそれまでだが、2人とも、それを押し通すだけの力を見せつけている。
「しかし……」
 そんな突進の最中、ユウがどうしても気になるのは、横に並ぶアリア。
「ふぇ、フェアリーだから小さいだけッすから……」
 の、凶悪Jカップ98cm。走るのに合わせ、ぶるんぶるんと派手に揺れている。
 自分のと比べると、あまりにも……。
「そうッす、フェアリーだから需要がないだけで、決してあっしに需要がない訳でわひゃあっ!?」
 よそ見厳禁。触手に真正面から激突し、その身体に絡みつかれてしまう。
「ゆ、ユウさん!」
 アリアが、すぐさまユウを助けようと……した瞬間、突然、脳裏に浮かぶ光景。
『いいかいアリア、サービスシーンも女騎士の大事なお仕事だよ』
「お、お父様!? はっ、何故私は今そんな事を思い出して……」
 突然のフラッシュバックに戸惑うアリア……の、突進が、ガクンっ、と急停止した。
「こ、これはっ!?」
 触手の網が、アリアの身体を絡め取る。一本二本は弾き飛ばせても、束ねられては突破出来ない。
「や、やめっ……あっ、だめ、です、ああっ……!?」
 一度止まってしまえば、衝角も意味をなさない。次々と身体に巻き付いてくる触手……特に大きな胸には執拗に、まるで搾り取るように捏ねられてしまう。
 そして一方のユウは、普通にネメシスに助けられてフロアを突破していた。
「ふぅ、ひどい目にあったッす……アリアさんも応援してるッすよ!」
 ネメシスの翼に隠れながら、触手の粘液に濡れた服を着替えるユウ。
 アリアの演じるサービスシーンを眺めながら、エールを送る。
「お、応援だけではなく、助け……あ、そ、その動きはっ……駄目ぇっ……!?」
「うわぁ……他種族は大変ッすね」
 ユウも騎士として、助ける気がない訳ではない。ただ、騎士だってあそこには戻りたくないのだ。仕方ない。
「やっぱり、アリアさんの方が需要があるッすよ、頑張って欲しいッす!」
「頑張るって、何を……んんんんっ~~!」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ナナシ・ナナイ
SPD/わいは最初からフルスロットルや!だから全裸で駆け抜けて行くで!(【ダッシュ】、【スライディング】)サキュバスマスク!お前が人生最後に見るSEXYはこのわいやで!(謎の光は仕事をしている)


天星・暁音
えと、触手にねばねばのアメーバ…そういう方向?
余りいい方向じゃないけどそういうことなら男の俺の方が被害は少ない…筈?

たぶんきっと…その筈…
とにかく罠にかからないようにしないと


【WIZ】
通路に行く前に戦闘力増強して少しでも身軽動けるようにしつつ着替えやらを武器に設定し持ち運ぶ。

戦闘時には意識を切り替えて耐えますが実はナメクジのようなぬるねば苦手なのでアメーバもかなり苦手な部類で割とこっちだと真面目に泣くかも…

触手のほうはぬるねばしてなければ抵抗しようとしつつも変な所触れればちょっとあれな悲鳴あげます。

「ひっ…や…ぬるぬるやだあ…」

「うう…どうにか抜け出さない…ひゃっ…ちょどこ触って…」

アドリブ可



「女の人が苦戦するダンジョンも……男の俺達なら被害は少ない……筈!」
「その通りや。わいらが突破してみせるで!」
 暁音とナナシ。2人の男性が、フロアへと挑む。
「さあ、いくでっ! 暁音ちゃん、わいについてこい!」
「はい、わかりまし……ええええっ!?」
 共に駆け出す2人……だが、ちらりと横を向けば、驚愕に目を見開く暁音。
「な、なんで服を脱いで……!?」
「わいは最初からフルスロットルやあああぁぁぁぁ!」
 ナナシは、全裸で爆走していた。
 幸い、見せてはいけない所は見えなかったし、画面にも映っていないが、だから問題ない訳でもない。
「サキュバスマスク! お前が人生最後に見るSEXYはこのわいやで! はーっはっはっは!」
 高笑いと共に爆走するナナシ……そのスピードに着いてこれないのか、触手も彼を捕らえられない。
 ……単に触れたくないだけかもしれない。
「あ、あんなの、真似出来……ひゃあっ!?」
 そんなナナシに気を取られていた暁音は、触手の接近に気づかない。
 ぬるり、と脚に絡みつかれてしまう。
「ひっ……やっ……ぬるぬる、やだあ……」
 ぬるぬるしたモノが生理的に苦手な彼にとって、触手の粘液は耐え難い。
 嫌悪し悶えるが、触手は遠慮などしてくれない。身体中に絡みついてくる。
「た、助け……」
 咄嗟に、ナナシへ助けを求めようとするが……すでにその姿は豆粒ほどになっていた。
「……はーっはっは……」
 遠くの方で、高笑いだけが聞こえる。
 彼も、別に暁音を見捨てた訳ではない。ただ、フルスロットル過ぎて、暁音が脱落した事に気づいていないだけだ。
「うぅ、どうにか自力で抜け出さないと……ひゃあっ!?」
 やむを得ず脱出を図るものの、殺到する触手から逃げ切れない。
 男とはいえ、幼い美少年、触手にとっては良い獲物なのか。
「ちょ、どこ触って……や、やだぁっ……来るなぁっ!?」
 神気を込めた服は、ゆったりとしている分隙間が多い。その隙へと迫る触手に焦るが、為す術もない。
「や、やだ、ぁっ……!!」
 幼い少年の無力な声が、迷宮に儚く響く……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アイル・コーウィン
な、何て迷宮が存在してるのよ!
でももしかしたら、意外とこういう変なとこに凄いお宝があったりするかもしれないし……。
まあ、仕方なく、本当に仕方なくだけど挑戦して見ようかしら。

罠である触手達が現れても、変に同様しないで冷静に対処するわ。
過去の経験から触手は暴れれば暴れる程絡みつく事が分かってるから、ここはあえて大人しく触手を受けて機会を待つ。
そしていい気になった触手達が隙を見せた瞬間、ダガーで触手達をなぎ倒し脱出するという完璧な作戦で挑むわ。

ただこの作戦、もし触手が想定以上に気持ち良すぎて虜になったりすると、自ら脱出せずに色々されちゃうかもけど……。
まあ、私に限ってそれはないはずよね、うん。


弥久・銀花
ふむ、迷宮の罠に何時でも対策出来て挑める訳ではないので、今回は愛刀の白嵐玉椿のみを頼りに挑みます。

最近は力量も上がって来ましたし私ならばいけますね。



あれ? ああっ! かっ、返して下さい! (ヒュン! と通路の奥から伸びて来た触手に白嵐玉椿を取られてしまいました。)

待ってー!

はぁ、はぁ……、やっと見つけました。 (一人で迷宮の奥の小部屋にいます。)


出口が無い……? 仕方ないです、壁を斬り裂いて……? (愛刀は触手が擬態していました。 手首に巻きついて後ろ手に拘束します)


(小部屋の四方の壁が触手をびっしり生やして迫ってきます)


だ、誰か、ぁむっ!(触手の壁に包まれて見えなくなってしまいました)



「っ……く、んっ……!」
 小柄だが豊かな肢体に、触手が絡みつき、全身をまさぐってくる。
 這い回るそれへの嫌悪と喘ぎ声を噛み殺し、アイルはただただ、辱めに耐えていた。
「こういうのは……んっ……暴れれば暴れる程絡みつく、のよっ……」
 過去の経験則に従い、嵐が過ぎ去るのをじっと待つ。
 だが、その間にも身体が火照り、頭の中が白む。
 隙を見て脱出するつもりだったが、これでは……。
「いきますよ、白嵐玉椿っ!」
 何も考えられなくなる寸前、剣閃が、アイルを取り巻く触手をバラバラに斬り裂いた。
「っ、はあっ……!!」
「大丈夫ですか?」
 愛刀を一振りし、アイルを助け起こして微笑む銀花。
「あ、ありがとう」
「いえ。この刀を正しく使うのが、私の望みですから」
 だから気にせず、と愛刀を見せる銀花。
 通路の奥から伸びてきた触手が、その愛刀の柄に絡みついて、ひょいと奪っていった。
「あ……」
「白嵐玉椿~~っ!?」
 いきなり愛刀を奪われ動揺し、慌てて追いかける銀花。
「ちょっと、そっちは危ないわよっ!?」
「で、でも取り返さないとっ!」
 その先には明らかな危険が待っていると、アイルの探索者としての直感が訴えるが、銀花は止まらない。
「くっ……助けて貰った借りを返すだけよっ、別に何か期待してる訳じゃ……!」
 誰に対する言い訳なのやら、ともあれアイルもそれを追い……2人は小部屋にたどり着く。
「はぁ、はぁ……やっと見つけました」
 息を切らしながら、ほっと愛刀を拾い上げる銀花……の背後で、入ってきた扉が閉ざされた。
「あっ……!?」
「やっぱり、罠だったわね……」
 他の出口はない、完全に閉じ込められた形だ。
「でも、大丈夫です、白嵐玉椿さえあれば……」
 それでも銀花に焦りはない。手にした触手を構え…………?
「……え?」
 取り戻したと思っていた愛刀は、触手の擬態。しゅるしゅると伸びる触手が、二人の少女の腕を縛り、背中合わせに拘束する。
「う、嘘っ!?」
「くっ……でも触手の一本の程度、すぐに抜け出して……」
 すぐさま、ダガーを取り出してそれを切り裂こうとするアイル……の、目の前で、壁だと思っていたものが、変化する。
「え、ええっ!?」
「ちょっ……これはっ、洒落になってっ……!?」
 部屋、だと思っていたのは、巨大な触手生物の体内。肉壁が、四方から少女達に迫る。
 柔らかそうなので圧死はしないだろうが、何の慰めにもなりはしない。
「くっ、まずい、早くなんとか……」
 焦って、拘束から逃れようとする銀花。だが……目の前で蠢き迫る肉壁を見ると、身体が熱く、鼓動が高鳴り。まるで、期待で虜に落とされるような……。
「駄目……こんな、の……」
「だ、誰か、助け……っ」
 そうして。触手の壁に包み込まれ、2人の少女の姿が見えなくなった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルナ・ステラ
触手に、ネバネバ...
嫌な思い出しかないですね...帰ろうかな?
(首を横に振りながら)でも、呪いのアイテムを放っておくはけにはいけませんね。覚悟を決めます!

今までの私と違って箒で空を飛べるようにもなりました。箒に乗ってたら足元の罠にかかることはないし、回避しながらいけますよね?(多分)

―わわっ、触手が出てきました!でも、当りませんよ!
「ひゃう!!なんか触手が飛ばしてきました!」
(ぬるぬるしてます...これじゃうまく飛べないよぅ...)

「きゃっ!絡みつかないで!うねうねしないで!」
「だめ...ですよぅ...」
(このままじゃ!触手を[吹き飛ばし]て何とか脱出します!)


(アレンジ・アドリブ歓迎です)


日和見・カナタ
女の子が行きたがらない迷宮なら競争率は低いでしょうし、学生の方が手を付けていない場所も沢山ありそうですよねー。
…となれば未発見のお宝も期待できるというもの! ちゃっちゃと潜って回収しに行きましょう!

さて、私は【SPD】を活かしてダンジョンを突破します! 【サイバーアイ】で罠を解析しつつ、速やかに奥まで進んでいきます!
触手なんて恐れるに足らないですけど、もし万が一にでも捕まったなら【属性攻撃】で高温蒸気を放って抜け出しましょうか。
まあ触手相手に不覚を取るなんてあり得ないですけどね! 私、迷宮には何度も潜ってますし!
あっ、お宝発見です! さっそく開けちゃいますよー!


アヤカ・ホワイトケープ
ねえ、この迷宮作ったって誰?災魔のせい?

【WIZで挑む】
まずは【情報収集】で詳しく調査。何か無力化出来そうな物がないか調べるよ
現地入りしたら【視力】でよく見て罠を確認。色々な意味で怖いけど【勇気】を出して行くわ
もし罠にかかる寸前でも【第六感】でなんとか避けられないかやってみて、それでも発動してしまったら【見切り】で回避を試みるね

それでもダメだったら、触手に何か色々とひどい事される前にどうすればいいか、頭をフル回転して対処
もし、誰かがひどい目に遭いそうな状態ならわたしの【怪力】で助け出してみようかな?
わたしはサイボーグだから無茶の出来る体だし、なんとかなるといいけど…
(他者との絡み全力歓迎!)



「触手に、ネバネバ……嫌な思い出しかないですね……」
 正直、帰りたい。それがルナの偽らざる本音であった。
「でも、呪いのアイテムを放っておく訳にはいけません!」
 覚悟を決め、箒に乗って突き進む。空中にいれば、地上のトラップを踏むことはない。後は伸びてくる触手を警戒すれば、問題はない……。
「当たりませ……ひゃうっ!?」
 と、思っていたら、触手が粘液を飛ばしてきた。完全に意表をつかれ、まともに浴びてしまう。
「あぅ、ぬるぬる、する……だめ、これじゃ……!」
 粘液で箒のコメットブースターが詰まり、推力が失われる。必死に飛び続けようとするが、もはや触手を躱す事など出来ない。
「だ、だめっ、絡みつかないで……うねうねしないで……!」
 次々に絡み付いてくる触手に、か細い嫌悪の声を上げるルナ。
「だめ……です、よぉ……」
 必死に触手を吹き飛ばし、その身体を庇う……だが、その魅力が触手を惹きつけるのか、飛ばした端から捕まってしまう。
「っ……くっ、あっ……んっ……!」
 魔女っ子衣装のスカートを抑え、必死に抵抗するルナ。だが、腕に、脚に絡み付いてくる触手に、地上に引きずり降ろされてしまう。
「このまま……じゃ……」
 そうして、ついには、屈するように両手が落ちて。触手が、殺到する。
「ちょっと待ったー!」
 だがそこに、高熱の蒸気が迸った。粘液が吹き散らされ、触手が動きを止める。
「大丈夫ですか!?」
「今助けるわね?」
 駆け寄って来たのは、カナタとアヤカだ。カナタのガジェットが蒸気で触手の動きを止めた所を、アヤカが怪力で引きちぎり、危ない所にあったルナを救出する。
「は……はぁっ、はぁ、はぁぁっ……あ、ありがとう……ございます……」
「気にしないで。わたしはサイボーグだから、無茶も効くのよ」
 アヤカの大きな胸に触手が絡みつこうとするが、構わずそれを引き千切る。
 八割が機械の身体である彼女にとって、触手は決して脅威ではない。もちろん、だからといって絡みつかれたい訳ではないが。
「私、迷宮には何度も潜ってますから。触手相手に不覚を取るなんてあり得ないです!」
 元気いっぱい、自信満々に言うカナタもまたサイボーグだが、改造の方向性が違う。ガジェットに置換した四肢から高熱蒸気を放ち、電子の瞳で迷宮を解析。シーフとしての技量に優れた彼女にとって、この程度の罠は恐れるに足りない。
 カナタが被害を最小限に抑え、その抑えられた被害をアヤカが対処すると言う組み合わせで、このフロアを進んできたのだ。
「人が行きたがらないフロアは、競争率が低い分お宝も多い。迷宮探索の常識です!」
「まあ、私はこのフロアをなんとかしたいだけ、なんだけどね。災魔の仕業なら、元凶をなんとかしないと。あなたも一緒に来る?」
「は、はい……!」
 目的の異なる2人が手を組んでの探索に、ルナも加わって。3人で力をあわせ、危なげなくフロアを踏破し、フロア最奥の部屋まで到達する。
「さあ、お宝はどこでしょうか!」
「災魔の姿も見当たらないようだけど……」
 触手の罠はないが、宝もなく、敵もおらず、次のフロアへの階段も見当たらない。だが、確かにここがフロアの最奥、何かがある筈だ。
「あ、あれは?」
 箒で飛んでいたルナが、壁の高い所にある突起に気づいた。すぐさまカナタが調べると、何かのスイッチのようだ。
「罠では無いようですね……」
 慎重に分析をした結果、そう結論付けると、グッ、と押し込んで見る。
 すると途端に、迷宮のあちこちからガタン、ガタンと、音が響き始めた……!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『ネバメーバ』

POW   :    はじける
【攻撃された際、飛散した肉体の一部 】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD   :    からみつく
【ネバネバ 】【ドロドロ】【ベチャベチャ】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    ふきつける
レベル×5本の【酸 】属性の【自身の肉体の一部】を放つ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


フロアの壁が沈み、フロア全体が、一つの大きな部屋へと変化した。同時に、触手も床へと引っ込んで、囚われていた猟兵達も解放される。
 ……解放されるまでの間に、いろいろとんでもない事になっていた者も少なからずいるようだが。

 だが、解放されたのも束の間、今度はその壁の隙間から、天井から。どろり、としたアメーバが、次々と滲み出て来る。
 酸の腐食力は低く、猟兵の肉体にとっては大したダメージにはならないが、猟兵の服にとっては多大なダメージを与え得る存在だ。
 加えて、粘着力が高く、一度張り付いたら簡単には離れない。そしてその粘液で独特の刺激を与えてくる、別の意味で厄介な敵である。
 はたしてこの敵を前に、猟兵達はいかなる戦いを繰り広げるのだろうか?
ユウ・タイタニア
【心境】
「知ってて来たけど…実際に見て経験するのとでは全然違うッすねー(遠い目)」
そして今度はアメーバっすかぁ…。
お気に入りの服を着てこなくてよかったッす…でも服もタダじゃないので必要経費とかでどこかから落ちないもんすっか。

【行動】
アメーバやスライムは炎に弱いのは御約束っす。
UC:トリニティ・エンハンスで【炎の魔力】発動っす。
得意の『属性攻撃』で炎と燃えるルーンソードで焼き払うッす。

エッチ魔物はここで退治っす…ってっ…ちょー飛び散るのは反則ッす。
あと、フェアリー的にネバネバは黒虫ホイホイを連想するからアウトッす~~~。


ルナ・ステラ
やった!触手が引っ込んだ!
―ですが、今度はドロドロですか...
近づかれないよう、魔法でやっつけます!

「よし!流れ星が当りました!この調子で...」
(―!? 弾けて、飛び散って...!)

「ひゃっ!」
(ネバネバしてて...うまく動けない)

「ネバネバ気持ち悪いのに、とれないよぉ...」
「―服が...!!」
(溶かされ始めてる!?)

(―ふぇっ!?破れたところから入ってきた!?)
「―きゃあっ!!そんな所に張り付かないでよぉ...」

(どうにかしないと...そういえば、音波で水を蒸発させられると聞いたことがあります。獣奏器でネバメーバを蒸発させられないでしょうか?
―!! ひゃん///ホントにこれ以上は...)



「今度はドロドロですか……」
「勘弁して欲しいッすねー」
 ネバメーバを前に、嫌悪の表情を浮かべるルナとユウ。
「知ってて来たけど、実際に見て経験するのとでは全然違うッすねー……」
「うぅ、もう、あんなのは嫌です!」
 二人とも、触手の罠で受けた被害は小さいが、全く無傷と言う訳ではない。
 今度は出来れば無傷で切り抜けたいと言うのは、共通する思いだ。
「じゃあ……シューティングスター!」
 反撃を受けないように、遠距離からの魔法攻撃を選択するルナ。
 まだ未熟な彼女の魔法は時折失敗する事もあるが、今回は成功し、流れ星がネバメーバを撃つ。
「やった……」
「ルナさんっ、危ない!」
 だが、撃たれたネバメーバは勢いよく弾け飛び、破片を撒き散らす。
 成功に気が緩んだか、ルナの回避は間に合わない。
「ひゃっ!」
 破片はあくまで小さなものだが、粘度の高いそれは、一度服に張り付いたら離れない。
「うぅ、気持ち悪い……っ!」
「まさか弾け飛ぶとか聞いてないッすよ、反則ッす!?」
 ユウに対しても、ネバメーバは襲いかかる。弾けると分かっていても、反撃しない訳にはいかない。
「くっ、なら、これで……アメーバやスライムは炎に弱いのは御約束ッす!」
 咄嗟に、ルーンソードに魔術の炎を纏わせる。予想通り、高熱の剣は、面白いようにネバメーバを斬り裂いた。
 が、熱されても爆ぜるネバメーバの身体。今度は分かっていたが、代わりに至近距離では避けきれない。
 幸い、肉体へのダメージは薄いが、纏う服がしっかりと溶かされていってしまう。
「うぅ、厄介過ぎッすよ、こいつ!?」
「ふぇっ……きゃ、あっ!?」
 さらに厄介な事に、破片も意志を持っているようで。ルナに取り付いた破片は、服の溶けた部分から中へと入ってくる。
「だ、だめ、そんな所っ……!?」
「ルナさんっ!? くぅ、本当に、もうッ!」
 慌てて、自分についた破片を焼き溶かすユウ。だが、ルナの服の中に燃える剣を突っ込む訳にもいかない。
「ひゃんっ……そ、そこはっ……これ以上は駄目っ……」
「ああー、まずいッす……つーか、かく言うあっしも助けてる余裕は……!」
 ルナが援護どころではない以上、周囲のネバメーバは全てユウに迫る。
「フェアリー的にネバネバは黒虫ホイホイを連想するからアウトッす~~~!」
 必死に斬っては焼きを繰り返す。身体は死守するものの、服はボロボロだ。
「くぅ、お気に入りの服を着てこなくて良かったといえ……服もタダじゃないんすよっ……!?」
「ひゃんっ……ホントに、これ以上、は……っ!」
 ルナは、震える手で、なんとか獣奏器を手に取った。必死に、そこから音を奏でる。
「っ……!」
 放った超音波が、破片を震わせる。咄嗟のことでは、思った通り蒸発させるとはいかなかったものの、なんとか力を失わせ、引き剥がす事に成功した。
「っ、はぁ、はぁ……良かった……」
「脱出したならこっちも援護して欲しいッす~!」
「あ、はいっ……!」
 だが、ネバメーバは未だ大量だ。2人はなおも、危険な戦いに挑む。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

天星・暁音
あうう…ひ、酷い目にあったよう…。
普通に痛いよりもよっぽどキツイいんだけど…

……(アメーバの集団に既に泣きそう)ちょっと待って、冗談…だよね…

あうう…(さっきの事で上手く戦闘に意識切り替えられない)

お願いだからこっち来ないでー、いーやー。


借り捕まったら一頻り嫌がった後、
「あうあう…も、も、だめ…」
とキャパオーバーで魔力暴走でも自分を捕まえたアメーバを吹っ飛ばすかも…


普段からは想像できない程に幼い子供の様に逃げようとしながらもどうにか味方の援護をしようと【勇気の祝福】で祈りを捧げます。
まあ声は震えてるかもしれませが…


アヤカ・ホワイトケープ
フロアが変化して、わたし達以外にも挑んだ仲間達が揃ってるようだけど…
うっ、これはさっきの触手と同じようにはいかなさそうね…とにかくアレをなんとかしなきゃ!

さっきと同じように、仲間が「なんかひどい目に遭いそう」な状態にあったら助けに行くよ
例えば無理矢理引っぺがすとか…これ、体の人工皮膚部分は溶けないよね?
もしそこから機械部分に入り込んだら…?

あぁー!?服に引っ付いて…せっかく支給してもらった学園服がー!
わー、やめてやめてやーめーてー!それは色々な意味でマズいよぉ!!(それでも【恥ずかしさ耐性】でなんとかする)
も、もうこうなったら『勇気と力の歌』で吹き飛ばすしか!
(またも他者との絡み全力歓迎)



「ちょっと待って、冗談……だよね……?」
 大量のネバメーバを前に、青褪める暁音。先述した通りぬるねばが苦手な彼にとっては、地獄のような光景だ。
 加えて、触手によって痛みよりもキツい責め苦を与えられた後では、戦意も湧いて来ない。
「お願いだから、こっち来ないで……いー、やー!?」
 一体に捕まってしまえば、抵抗も出来ない。そのまま、さらに殺到してくるネバメーバに、張り付かれ、服を溶かされていく。
「ひぃっ、いや……だめ、お願っ……ああっ!?」
 ぬるねばへの嫌悪と、服を溶かされる羞恥……そして逃げられない絶望に、暁音の顔が染まっていく。
「大丈夫っ!?」
 だがそこへ、アヤカが助けにやって来た。暁音の姿を見るなり、すぐさま駆け寄る。
「今、助けるわねっ!」
「あ……は、ぃ……!」
 そのサイボーグの怪力を持って、再び引き剥がして救出しようとするアヤカ……だが、今度の敵は触手と違って掴みにくく、手間取ってしまう。
「あ……おねえ、さん……!?」
「え? あ、嘘っ……!?」
 その長い接触がまずかったか。突然、アヤカの腕の動きが止まり、意志とは全く違う方に動き出す。
「まさか、中にっ……!?」
 どうやら、関節部の僅かな隙間を縫って、体内にほんの僅かな欠片が入り込んでしまったようだ。
 本当に、ほんの僅かの異物。だが、サイボーグである彼女にとっては、誤作動を引き起こす、致命的な異物混入である。
「ッ~~~!?」
 そのまま、意志に反して腕が、暁音をかき抱いた。ネバメーバまみれの彼を抱けば、当然ネバメーバはアヤカの身体にも密着する。
「だ、だめっ、服が……やめてやめてやーめーてー!」
 焦れば焦るほど、腕は言う事を聞かない。支給の学生服が、ドロドロと溶けていく。
「あ、あぅ、お姉さん、駄目……」
「うぅ、これはっ、色々な意味でマズいよぉ!」
 何しろ今、アヤカは暁音を抱きしめているのである。大きな胸のお姉さんが、男の娘を抱きしめた状態で、互いの服が溶けたりしたら……。
「あうあう……も、も、だめ……!」
「た、大抵の事は大丈夫でも、これは本当に、ダメ……~~~~っ!」
 ぬるねばの嫌悪と豊かな胸への羞恥に、頭が真っ白になった暁音。
 狼狽が最高潮に達し、思考がテンパったアヤカ。
 限界に達したのはどちらだったか、それとも双方だったか。
 暁音の魔力の暴走と、アヤカが決死で紡いだ衝撃波が、周囲を包み込んだ。

 結果、その衝撃は、二人の服に対して完膚なきまでにトドメを刺した。
 幸い、アヤカの中の異物も一緒に吹っ飛んだのと、周囲のネバメーバが全滅したので、互いに身体を隠して応急処置を行う余裕は有る。
「うぅ……ごめんなさい」
「お、俺の方こそ……」
 顔を真っ赤にして謝罪しあう二人。お互いの顔は、あまり直視できそうにない。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アイル・コーウィン
な、何とか触手壁から解放されて良かったわ。
何度も意識をトバされて正直危なかった……というか今も身体の火照りが全然治ってないけど、まだまだ私は戦えるわ!

猟兵みんなが大きな一つの部屋にいるのならこの作戦でいこうかしら。
まずはなるべく多くのアメーバ達を引き付けて部屋の端へと誘導する。
そしてアメーバ達が十分に近付いて来たところで「レプリカクラフト」を使用して大きな壁を作り、私ごと隔離するわ。
後は引き付けたアメーバを一体ずつ処理すれば、余計な被害を増やさずに安全に倒せるって寸法よ。

大勢のアメーバを一人で相手する以上、服を溶かされるだけじゃなくアレコレされちゃうかもだけど、それは仕方のない犠牲よね、うん。


アリア・ティアラリード
残念ながらフォースセイバーの剣術はアメーバに効果的ではなく
と言ってお姉ちゃん何もせず見ているなんて出来ません!
せめて、襲われてる人を《かばって》身代わりになるくらいだったら…

「さぁこっちです! 掛かって来なさいっ!」

殊更に敵を《挑発》し《おびき寄せ》て【光反発装甲展開】を発動!
これで私自身は決して負けませんが、その間もスライムが息出来ない位大量に絡みついて…うぞぞっ
無敵状態であっても騎士科の制服は悲鳴を上げて溶け始めて、その下の《誘惑》的破廉恥ボディも
ちょっと…凄く大胆な黒下着も露わに
でもUCの効果で動くことも出来ず気付けば下着の紐まで溶けて来て
は、早く倒して下さい…《時間稼ぎ》にも限界が〜っ


秦田・麻弓
せ、戦闘のダメージで服がとかはしょうがないですよね、ダメージも大してないそうですし、作戦上、ね…だから別に私が見られたいとかでは…へへ

他の人に向かうアメーバも、可能な限り支援射撃しておびき寄せたり誘惑したり、より多くから注視されるよう能力をフル活用しながら攻撃します

銃の損傷は一大事なので、飛んでくるものからは両手で掲げて避けたりします。その時に服にいっぱい付くのは仕方ない仕方ない

捕まって身動きがとれなくなっても
「私は大丈夫ですから、今のうちに他の奴を!」
などと放置を推奨

声が嬉しそう、目が期待してる、誘惑が仲間に向いてる…?
いやそんな、ちゃんと困ってる演技はでき…じゃなくて、な、何のことやら。



「厄介な敵ね。このままじゃまずいわ……」
 戦闘力自体は低いが、数が多い上に、足止めの性能が極めて高い。ネバメーバに苦戦している戦場を見渡し、アイルは苦々しげに呟く。
「これは……こいつらを引き付けて、一体ずつ確実に倒す必要がありそうね」
 その声音と反し、顔が火照り、蕩けているのは、触手のダメージが残っているせいだ……という事に、している。
「あとはどうおびき寄せるか……」
「さぁこっちです! 掛かって来なさいっ!」
 そんなアイルの近くで、それとは無関係にアリアが大声を張り上げる。
「お姉ちゃんのフォースセイバーはこいつらには効きにくいみたいですけど……何もせず見ているなんて出来ません!」
 女騎士としての誇りを胸に、堂々たる態度で敵を引き付ける事で、味方を守ろうとするアリア。
「わ、私も手伝いますっ……」
 そんな姿を見て、麻弓も駆け寄って来た。ネバメーバを一体ずつ熱線で撃ち抜いて、的確に敵の注意を引き付けていく。
 2人の努力により、ネバメーバはどんどん集まってくる……集まりすぎな気がする。
「くっ、多い……ですが、私がこうする事で、仲間が守れるなら……!」
「さ、作戦上……仕方ないですよね、誰かが敵を引き付けておくのは……」
 アリアの表情は、騎士の誇りをもって、羞恥を堪えるものだ。
 だが麻弓の表情は……。
「別に私が見られたいとか、では……?」
 そんな、緩んだ視線が、ふとアイルの視線とカチ合った。
「「…………」」
 その瞬間。初対面でありながら、二人は魂によって共鳴したのだった。
「私も手伝うわ!」
「は、はい、お願いしますっ!」
 もはやこれ以上のネバメーバを引き寄せるのは難しい、と言う所まで集めると、アイルは探索者の技で、壁を投影する。
 周囲を取り囲み、ネバメーバの逃げ場を奪う事で、3人ごと完全に戦場から隔離した。
「後はこいつらを一体ずつ倒すだけ……その過程でアレコレされちゃうかもしれないけど、それは仕方のない犠牲よね?」
「は、はいっ……いっぱい相手にしなくちゃいけないけど、作戦上必要な事です……へへ」
「あ、あの、お二人とも?」
 言葉とは裏腹に、明らかに、期待に蕩けた瞳を向ける二人。巻き込まれたアリアが、冷や汗を滲ませる。
「……敵を引きつければ味方が助かるのは、本当よ?」
「……アリアさんと一緒に引き付けるのが、一番効率が良かったので……」
 それとなく視線を反らす二人。
「……うぅ、わかりました、お姉ちゃん覚悟を決めます!」
 確かに、これで味方が大いに助かるのは間違いない。
 騎士として自分にそう言い聞かせた所で、三人に、ネバメーバの群れが殺到する。
「っ……あっ、くっ……こい、つっ……」
 アイルの身体が包み込まれ、服が溶かされていく。多少ダガーで斬り裂いた所で、焼け石に水だ。
「やっ……そこはっ……く、んんぅぅっ……!?」
 普段触れられない部分を、弱い酸が刺激する。ピンと尻尾を立てて身体を震わせれば、その尻尾すら啄まれ、声が溢れてしまう。
「これは……予想以上に……ふぁっ……」
 麻弓も似たようなものだ。いや、着ているのが薄型ボディスーツなので、服が溶けるのはさらに速い。
「は……あ、ああんっ……♪」
 あっという間に裸身を晒し……光の関係で大事な所は見えていないが……直に刺激を受けると、体温が止め処なく上昇していくように感じられる。
「他の人が……倒してくれるまで、耐えればっ……」
 ほぼ無抵抗な他の二人と違い、アリアは己の身を光の装甲で守る。
 お陰で酸の刺激は受ける事がない……だが、学生服は守りきれず、大胆な黒い下着姿も露わになって。
「う、こんな、に……むぐっ……!?」
 しかも、最も守りが硬い相手と判断したネバメーバ達は、他の二人よりもさらにアリアに集る。
 身体のみならず、顔まで覆い尽くされ、これでは息が出来ない。すぐに窒息する事はないが、苦しさは耐え難い。
「や、んっ……だからそこ、もっ……やあっ……!?」
「ふぁ……ダメです……ぁっ……♪」
「むぐっ……ぐ、むぅっ……!」
 三者三様、肌も露わな姿で喘ぎ悶える巨乳美女達。その艶めかしい苦闘は続く。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

弥久・銀花
刀……、私の白嵐玉椿、何処行っちゃったの……? (力なく周囲を見渡し、愛刀の行方を捜す)

あっ、ああーー!! (なんとスライムの体内にあるようです)

弱酸性でも腐食しちゃうじゃないですか! 返して下さい!(素手でスライムに挑む銀花)

すぅー! んっ! (息を吸って止めています)

勝算はありませんがスライムの体内を泳いで、刀の回収に向かいます。


もう駄目となればその場で人狼咆哮を放ち、スライムを弾き飛ばして(多分味方の方へも飛ぶでしょう)息継ぎして更に前へと進みます。


日和見・カナタ
むう、ネバメーバ。
撃退しても色々ただでは済まないので苦手な相手なんですよねー。
とはいえ困っている人もいる訳ですし、頑張って倒しちゃいましょうか!

私は【POW】で戦います!
【属性攻撃】で四肢を赤熱させて、そのままネバメーバに接近戦を挑みますよ!
体内に手を突っ込んで、内側から高温の【ヴァリアブル・ウェポン】で爆発させてやります!

こちらへの攻撃は行動を阻害されかねないものだけ対応します!
それ以外は四肢か体で受けて、ネバメーバの数を減らすのを優先しましょう!

「ぬえー、私の制服が…」



「刀……私の白嵐玉椿、何処行っちゃったの……?」
 周囲の喧騒すら耳に入らず、触手に奪われた己の愛刀を探し求める銀花。
 己の守り刀として鋳造された大事な刀だ、失う訳にはいかない。
「あ、危ないですよっ!」
 意識散漫な銀花を襲うネバメーバを、割って入ったカナタが撃墜した。
 赤熱するサイボーグの拳を叩きつければ、その熱量で、小さなネバメーバなどは軽く蒸発させてしまえる。
「白嵐玉椿……私の刀……」
「ほら、敵が来ますよっ……あと、刀? だったらさっき見かけましたけど」
 それでもまだ呆然としてた銀花だが、カナタの言葉に一気に覚醒する。
「どこでっ。どこでですか!?」
「うわぁっ! あ、あそこですっ……」
 指さした先、そこにいたのは巨大ネバメーバ……そして、その体内に浮かぶ一本の刀。
「お宝を見つけるのは得意ですから。でも、流石にあの中は……」
「あっ、ああーー!!」
 それが間違いなく愛刀だと気づくと、カナタの言葉も聞かずに飛び込んでいく銀花。
「いくら弱酸性でも、錆びちゃうじゃないですかっ……今取りにっ……」
「ちょっ、そんな無謀ですよっ!?」
 巨大ネバメーバの体内に、自ら身を投じ、前に進もうとする銀花。すぐに服は溶け、動きは鈍り、呼吸も出来ない。それでも愛刀のためなら止まれない。
「くっ、もう、仕方ないですっ……!」
 出来れば、もっと数が減った後に仲間と連携して倒すつもりだったが、そうも言っていられない。カナタは慌てて巨大ネバメーバに挑む。
「倒せはするけど、苦手な相手なんですよね……!」
 熱拳を叩きつけて溶かしていけば、敵としては脅威ではない。だが、溶かしきれない破片が飛び散り、身体に付着する。
「くぅっ……やっぱり色々と、ただでは済まないっ……」
 学園服がどんどん溶け、その身体が露出し始める。ただでさえ四肢と違って身体は生身、晒すのは抵抗が強い。
「ぼご、ご……」
「今、助けますからね!」
 だが、溺れつつある銀花を助けるためには、躊躇っている暇はない。ネバメーバの身体を、少しずつ溶かし続ける。
「ぷはっ……!」
 ついに隙間が生まれ、銀花は慌てて息を吸い込んだ。空気さえ手に入れば……。
『オ……ォォォォォォンッ!!』
 人狼の咆哮が、衝撃波を生み出す。ネバメーバの体内で発した衝撃は余す所なく叩き込まれ、その身体を吹き飛ばした。
「私の刀……白嵐玉椿ーっ!」
 ようやく愛刀を取り戻し、ひしと抱いて涙を流す銀花。その身体は当然裸だが、それよりも喜びが勝る。
「ありがとうございました、助かりま、し……」
「いえ。助かったなら何よりです」
 礼を言おうとカナタを見れば……咆哮で飛び散ったネバメーバを頭から浴び、服をボロッボロに溶かされていた。
「あああ、ごめんなさい~!?」
「いえ、本当に気にせず……うぅ、私の制服……」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】で参加。
いちご達、こっちに来たって聞いて、桂花と一緒に追っかけてきたの。
…あの触手ぬるぬるして…なんか、変な気分だけど。

ともかく、アメーバやっつけるの。
最初は、リザレクト・オブリビオンで手近なヤツからやっつけるの。
はじけたヤツにぶつからないよう、死霊の影に隠れつつ。

けど、纏わりつかれたら、敏感なトコ刺激されて、もっと変な気分になって…
もう、動けなくなっちゃうの…
い、いちご…なんとかしてぇ…!
(何とか彼の手を掴むも、勢い余って自分の胸なり股なりを触らせてしまうかも)
…ぁふ、そういうのは帰ってからのんびり…なの…♪

落ち着いたら、武器攻撃で近くの敵から倒していくの。


不知火・桂花
【恋華荘】で参加

「デビューがスライムって、冒険譚の基本ね」
でもこのどろり濃厚、思ったより気持ち悪いわ…
とりあえず基本は距離を取りつつ
隙を見てフォースセイバーで斬撃っ

「あ、いちご危ない!?」
彼の方に向かった酸の粘液を止める為
前に飛び出て【サイコキネシス】展開っ!
そのまま押し返そうとするけど…

「え!ちょっ、チャイナドレスが溶けてる!?」
美脚を魅せるスリットが大きいのは別にいいけど
胸まで見えそうに…え、下着もヤバイしっ

「え、引き剥がすの?ちょ、やっ!」
無理にやったらアタシのヘンなとことか
下着まで一気に…ひぁっ、きゃうぅうんっ!!

「…いーちーごぉぉぉ!?後で覚えてなさいよ!」
これは涙目ね…色々な意味で


高原・美弥子
【恋華荘】
よかった。仲間が増えた、これで被害は分散するはず(ぉぃ

鉄塊剣と妖刀の二刀流でアメーバスライムを追い払っていくよ。
まぁ幾ら二刀流で攻撃していっても、数の差はいかんともしがたいから取り付かれるよね。

はぅぅ!下半身に纏わり付いて、スカートが!あと、そこ張り付いたら駄目!粘液も刺激もやめてぇ~!?
ちょ、大事なところは死守!死守!そこだけは勘弁!本当に勘弁して!

一人でわたわたしてたらいちご達も大変なことになってるし、下半身に気を取られてていちごに指摘されて初めて服溶けてて胸ぽろりしてるのに気づく有様に。

って、胸ガン見されてる?
い、いやぁぁぁ!
【ブレイズフレイム】で全身から炎出して全部燃やすー!


彩波・いちご
【恋華荘】
遅れて来た桂花さん、ベルさん(f01233)とも合流して、美弥子さんヴェールさん含め5人で進みます
「皆さん身体にくっつかないように気を付けて…」
【フォックスファイア】で近付くスライムを燃やしながら進みますが…多勢に無勢
だんだんスライムが身体に…つまり服が
私を庇ってスライムがくっついた桂花さんから剥がそうとしたら
「あ…」桂花さんのぱんつごと引き剥がしてしまい
謝ろうとしたらベルさんに手を引かれて倒れ…手がベルさんの胸に
ふたりを落ち着かせてふと見たら「美弥子さん、服溶けて胸見えてます…」
美弥子さんに怒られて視線逸らしたら今度はヴェールさんも
「そっちもほぼ裸で…」と指摘して目を逸らす羽目に…


ヴェール・フィエーニクス
【恋華荘】で参加

不定形なアメーバは、なかなか厄介ですけど、複雑な動きと高速攻撃は両立できないはず…
なので、シーブズ・ギャンビットでより早く行動して、回避&カウンター重視で立ち回ります

それでも飛び散る&四方八方過ぎて対応しきれず、先の余韻が残る身体&布面積少ない服装なので色んな意味で大ピンチに!?
「ひゃ、んっ!?ぁ‥!このままだと、裸にされちゃう…んぅっ!」

それでも仲間のピンチに駆け付けますが、
姿のあぶなさを指摘されたタイミングで、アメーバがいけない所を!?
「…ぁ、はわ…っ!って、いまそこはだめ、きゅぅぅん!」
と、あたっくと見られてるのでだぶるでドキドキびくびくしちゃいます!?



「なんか、とんでもない所に来ちゃったみたいなの……」
「デビューがスライムって、冒険譚の基本だけど、思ったより気持ち悪いわ……」
 フロウヴェル……ベルと桂花が合流し、5人となった恋華荘パーティは、協力してネバメーバと戦う。
「皆さん、身体にくっつかないように気を付けて……!」
 いちごが全員に呼びかけるが、最大規模のパーティであるためか、ネバメーバ達も警戒して多く集まってくる。それを押し返すのは難しい。
「はぅぅ、ち、近づくなっ! そこダメだからっ!」
 まず取り付かれたのは美弥子だ。スカートにべったりと張り付かれ、じわじわと溶かされていく。
「し、刺激も止めてぇっ!?」
 太腿にも食いつかれ、じわじわと刺激されると、ガクガクと足を震わせ身悶えさせられる。
「ひゃ、んっ!?」
 続いてはヴェール……やはり、先のアメーバ戦のダメージ、と言うか余韻が残っている2人は厳しいようだ。
 だが、彼女の場合は美弥子よりも切迫した事情がある。
「このままだと、裸にされちゃう……んぅっ!」
 彼女の纏う衣装は、あまりに布面積が小さい。少し溶かされるだけでもいろいろな意味で致命的なのだ。
「わぁっ!」
「いちご、危ないっ!」
 そして、当然と言うべきか、次に崩れるのも連戦組であるいちご。だが、そこへ咄嗟に、桂花が守りに入り、サイコキネシスで弾き飛ばす。
「大丈夫っ!?」
「え、ええ、ありがと……桂花さんっ!?」
 守られたいちごが、目を見開いた。その視線の先では、受け止めきれなかったネバメーバが桂花のチャイナドレスを蝕んでいる。
「え、ちょ、ちょっと!?」
 張り付いたネバメーバは小さいが、それゆえに、生地の弱い部分を的確に狙って来た。具体的に言えば、チャイナドレスのスリットだ。
「の、昇ってくるなぁ!?」
 元より、その美脚を強調するスリット。だが、脇腹へ、脇へ、どんどん広がっていけば、スタイルの良い身体がちらちらと見えてしまう。
 胸も、今は横乳だけで済んでいるが、今にも大事な部分まで見えてしまいそうだ。
「あっ、下着もっ……!」
 さらに、もう一匹のネバメーバが、下着のサイド部分に吸い付いた。溶かされ始め、焦る桂花。
「け、桂花さん……引き剥がしますっ!」
 幸い、そのネバメーバは掴める程度のサイズだ。慌てて、いちごが掴んで引き剥がす。
「ふぅ、大丈夫で……す……か……?」
 なんとか、下着を溶かされる前に、ネバメーバを引き剥がす事に成功したいちご。
 だが、問題は……一緒に下着まで引き剥がしてしまった事である。本末転倒、甚だしい。
「いーちーごぉぉぉ!?」
「あわわ、ごめんなさいぃっ!?」
 ついでに、剥がされる時に余計な所まで触られたようで。腰が抜けて座り込みながら、涙目でいちごを睨む桂花。
「あ、後で覚えてなさいよぉっ!」
「ほ、本当にごめんな、うわぁっ!」
 平謝りするいちごだが、突然、腕を引かれて転倒する。
「い、いちご……なんとかしてぇ……!」
 その腕を引いたのはルだ。死霊術で己を守っていた彼女も、ついにはスライムに取りつかれてしまった。
「ひんっ……あっ……へ、敏感なトコ、刺激されてるぅ……」
「ベルさんっ!? そんな事言われても、っていうか、あ、当たってる、手がっ!?」
 震える声で助けを求め、さらにいちごの腕を引くベル。
 そのせいで、いちごの手が、ベルの淡い……と見せかけて意外と豊かな膨らみにグイグイと押し当てられる。
「……ぁふ、そういうのは帰ってからのんびり……なの……♪」
「今は、そういう状況じゃ、ぁっ!?」
 ベルに見つめられ、ますますテンパるいちご。
「きゃうぅうんっ……い、いちごぉっ!?」
「ああっ、ごめんなさいごめんなさいっ……!?」
 脱出しようと反対の手を伸ばせば、そこにあるのは桂花の身体。
「や、やめなさいっ……んんっ!」
 大事な部分を何度も掴んで刺激してしまい、止めようとすればするほど焦りで上手くいかない。
「い、今助け……ひゃうぅんっ!」
 絡み合って立てない3人を救出しようとするヴェール。だが、そこで大事な所を刺激され、崩れ落ちてしまう。
「ヴェールさんっ……って、胸、とかぁっ!?」
 なお、さっきも述べた通り、ヴェールの服装はすでに限界突破である。目を向けたいちごが、慌てて顔を反らす。
「あ、だめ……い、今そこをあたっくされたら……っ!」
 いちごに意識されている、その事実が、ヴェールの身体を敏感にさせる。
「きゅぅぅん!」
 そこに致命的な一撃を受け、悲鳴と共にのけぞり、硬直してしまう。
「も、もう、いつまで遊んでるのよいちごっ!?」
「遊んでる訳じゃ……って美弥子さんもぉっ!」
 すっかりどうしようもなくなったいちごに声をかける美弥子。だが、いちごの視線に気づき、自分を見下ろす。
「え……い、いやあああっ!?」
 下半身の死守に気を取られていたため、胸に付着したネバメーバに気づかなかった美弥子。完全に露わになった胸を、慌てて両腕で隠そうとする。
「って、ちょ、そこっ……そこは、そこだけはダメ……!?」
 だが、胸に手をやろうとすれば、下半身の大事な場所を守れない。そちらを優先すると、今度は胸が隠せない。
「が、ガン見するなぁ!」
「見てませんっ……けどぉっ!?」
 何せ、どちらを向いても女性の裸。かといって目を閉じれば、鮮明に伝わるベルの感触。完全に詰んでいる。
「いちごぉ、だめぇ……♪」
 胸どころか、もっと危ない場所にすらいちごの手を引き寄せるベル。
「だめ、だって……後で絶対、許さないっ……んんっ!」
 そこから逃れようとすれば、反対の手が桂花を何度も掴んでしまう。
「あぅっ、いちごさん、見ないで……あぅぅっ!?」
 いちごに見られるたび、身体を跳ねさせるヴェール。
「だ、だから、いちご、見るなぁっ!」
 隠す事の出来ない胸を、必死に視線から逃がそうとする美弥子。
「あ、あぅぅ、私、どうすれば……!」
 どうにもならない。
「うぅ、もう……もうっ……!」
 そして、混乱と羞恥が頂点に達し。めらり、と美弥子の身体から炎が立ち昇る。
「あ、これって……」
「も、もう、いやぁぁぁ!」
 まあそういう訳で。
 二章続けて、美弥子の炎オチであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ナナシ・ナナイ
SPD/よしアメーバ野郎やったるで…っておい、わいだけ露骨に無視すなおい。お前ら正座しろ正座。仕事なら嫌なことでもちゃんとしなあかんで自分ら。まぁ気持ちはわかるで、わいは美少女でも男の娘でもない全裸男やし。でもな、仕事にはプロ意識を持たないかん。今の自分ら見たら田舎のオカン泣くで。オカンだって自分ら育てるために嫌な仕事したはずやで。できるできるやればできる。お前らならできると信じとるで。分かったなら返事!(【コミュ力】、【時間稼ぎ】)ほな、さいなら。(説教してる間にユーベルコードで展開した武器で総攻撃【暗殺】) アドリブ大歓迎



 あちこちが喧騒に包まれる中、たった一箇所だけ、とても静かな一角があった。
「……」
 一角って言うか部屋の中央だった。
「お前ら正座しろ正座」
 完全に無視されていたナナシが、周囲のネバメーバに呼びかける。……当然言葉は通じない。
「仕事なら嫌なことでもちゃんとしなあかんで自分ら。」
 だが、構わず説教を続ける全裸男。
「まぁ気持ちはわかるけどな、わいは美少女でも男の娘でもない全裸男やし」
 まあ、真面目な話をすれば、ネバメーバにそんな知恵があるとは思えない。おそらく、服の繊維等に反応しているので、全裸のナナシは襲われなかったのではないか。
「でもな、仕事にはプロ意識を持たないかんで。今の自分ら見たら田舎のオカン泣くで」
 なお、ネバメーバはともかく、猟兵にすら声をかけられないのは……まあ、そういう事だと思う。
「オカンだって自分ら育てるために嫌な仕事したはずやで」
 あとネバメーバは細胞分裂で増えるので、オカンは田舎にはいない。
「できるできるやればできる。お前らならできると信じとるで」
 そしてさっきから説教が続いているが、やっぱり言葉は通じず、全く反応はない。それを確かめ、ナナシは、ゆっくりと息を吸い込む。
「……分かったら返事ぃっ!」
 空気を震わせるほどの大声で叫ぶ。声というより、空気を震わす波に反応し、動きを止めるネバメーバ。
「おう、言葉はないけどええ返事や!」
 止まったネバメーバ達を褒め、親指を立てるナナシ……その周囲には、大量のアサルトウェポンが浮いている。
「ほな、さいなら」
 ユーベルコードで複写し操ったそれの一斉放火により、周囲のネバメーバを粉砕した。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『サキュバスマスク』

POW   :    エナジー・ドレイン
【接近しての掴み 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【抱擁→精気吸収攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    サキュバス・アーツ
【拳・脚・お尻など、身体の一部を使った打撃】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
WIZ   :    セクシー・パフォーマンス
自身の【過剰に色気を振りまくアピール 】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
👑17
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠鏡繰・くるるです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 多くのネバメーバが撃破され、余裕が出来ると、猟兵達は協力して残敵掃討に当たる。
 ネバメーバに囚われていた猟兵も救出され……全てのネバメーバを撃破した瞬間。
「あら、ずいぶんと沢山の子達が集まってるじゃない。それに、美味しそうに仕上がって……」
 部屋の中央に魔法陣が浮かび上がり、黒きマスクに身を包んだ美少女が転移してくる。
 いや、正確に言えば、美少女に取り付いた黒きマスクが現れた、と言うべきか。
「うふふ……みぃんな、私が頂かせてもらうわ」
 こんなダンジョンを生み出した元凶たるボスは、ゆっくりと猟兵達を見回した。
 その視線の先は、老若男女の別を問わない。彼女にとっては、全てが精気を得るための獲物だ。
「楽しませて頂戴!」
 言って、手近な猟兵に向かって飛びかかっていく……!
秦田・麻弓
はー、大変な目に遭いましたね…
服も全然残ってないし…え、や、喜んでるワケないじゃないですかそんなそんな。
いよいよ最後の敵ですし、手強そうですし気を引き締めてかからないと…

速攻狙いで近付いて素早く射撃を
注意をひくため引き続き誘惑とおびき寄せもフル活用
…決して手近な猟兵を狙うから近付いて狙われようとか言うことではないです、ちゃんと可能な限り撃ちますし当てますよっ!

もしも捕まった場合は、仕方ないのでより抱きついたり誘惑してみたり、密着して身動きを封じるように試みます

いや、私がもっとしてほしいからとか私の方が楽しませてほしいからとかではなくあくまで足止めするための演技としてですよ、ホントですよ?


アヤカ・ホワイトケープ
つ、ついに現れたわね!このダンジョンを作り出した災魔め!
もうこうなったら許さない、全力で殺…もとい、やるわ!(一連のあれこれで自分含め、みんなの心にダメージを負っているであろう事に半ばキレてる)

わたしはヴァリアブル・ウェポン(装備品のCNTワイヤーストリングスを放つ)で敵を締め上げてやるわ!
その間に仲間のみんなが攻撃してくれるといいけど…

もし敵が仲間に「なにか色々な意味でマズい事になりそうな攻撃」をしそうなら、(またまた)【怪力】で引き剥がしにかかるわ
何故かは知らないけど、そうなる前に止めなきゃいけないってわたしの中の何かが囁くのよ…
(例によって他者との絡み三度目省略!)



「ついに現れたわね! このダンジョンを作り出した災魔め!」
 怒りと共に、両腕の内蔵ワイヤーを射出するアヤカ。マスクの身体に巻き付き、その動きを封じる。
「あら……捕まっちゃった♪」
「全力で殺……もとい、やるわ!」
 縛られても余裕のマスクに対し、心に散々なダメージを負ったアヤカは怒り心頭だ。
「今よっ!」
「はいっ!」
 カーボンナノチューブのワイヤーは、容易には外れない。その隙を狙い、横合いから麻弓が熱線銃での射撃を加えようと駆け寄る……が。
「あら……ずいぶんお楽しみだったみたいね」
「ふぇっ!?」
 マスクの放った言葉への動揺から、狙いは大きく逸れてしまう。
「麻弓さんっ!?」
「や、喜んでるワケ無いじゃないですかそんな」
「あら……でも、欲しいんでしょう!」
 アヤカの意識が、狼狽する麻弓に向けられた隙をつき、素早くワイヤーを脱して間合いを詰めるマスク。
「良いわ、気持ち良いのをあげる……愉しみましょう」
「ふ、ぇっ……」
 麻弓の身体が、抱擁に囚われた。豊かな乳房がお互いを潰し合い、絡みつくように密着していく。
「素敵な身体ね。もっと良く味を教えて?」
「うっ……だ、だめっ……あ、んっ……」
 精気を吸われる虚脱感、太腿を妖しく這う左手。麻弓の口から、甘い悲鳴が漏れる。
「離しなさいっ!」
 危険な様子を見ると、すぐさまアヤカが麻弓を引き剥がそうとする……だが、強固な抱擁は。その怪力をもってしても離れない。
「くっ、すごい力……」
「うふふ、ダメよ、邪魔しちゃ」
 マスクの左手が麻弓の大きなお尻へ昇ると、丸みを確かめるように撫で、ぎゅっと鷲掴む。
「くぅぅ……っ!?」
「麻弓さんっ! ……麻弓さん?」
 さらに悲鳴を漏らす麻弓の姿に、焦るアヤカ……だが、その表情が、徐々に、ジト目に変わる。
「……自分から掴んでない?」
「っ……そ、そんなことは」
 二人分の力がかかっていれば、それは、アヤカでも引き剥がせない訳である。
「視線を反らさないで」
「あ、あー……そ、その、これは、そう、足止めのため……きゅぅんっ!」
 必死に弁解する間にも、マスクの愛撫はよりエスカレート。麻弓の身体が大きく痙攣する。
「くぅ、あっ、こ、これ、すごいっ……!?」
「仮に足止めのためでもこれ以上はダメ、禁止ーっ!」
 過去最高の底力を振り絞って、二人を引き剥がすアヤカ。
「あ……はぁ……んぁ……♪」
「んっ、ごちそうさま♪」
 だが、麻弓はもはや息も絶え絶え。マスクが楽しげに、左手の指をぺろりと舐めてそれを見下ろす。
「も、もうっ……とにかく、これ以上はダメだから……本当に、振りとかじゃなくってっ!」
 これ以上放置すると、何か取り返しのつかない事になる。
 そう直感したアヤカは、全力で麻弓を抱いて、戦場を離脱するのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アリア・ティアラリード
「今すぐそのマスクを剥がしてあげます! こんな事したらめっ!です!!」

既に制服はボロボロ、油断すると下着の紐も千切れてしまいそうですが
後はサキュバスマスクを倒してマスク狩りすれば全て完了です!頑張ります!
フォースセイバーでは取り憑かれた人を傷付けてしまうのでここは無手の組み打ち
剣ほど得意ではないですがお姉ちゃん《怪力・力溜め》で突進
《捨て身の一撃》で押さえ付けてしまえばマスクを剥がす事なんて簡単です!
幸いにしてさっきのアメーバのヌルヌルでこっちに組み合い有利なはず…

…でも、相手の人が私を遥かに超える格闘技の達人だったら?
…そして半裸の私が組み付くのが、サキュバスの狙い通りだったら…?


天星・暁音
やっと…やっとねばねばから解放された…
そうなればもうこっちのものだもん。
ボスって言ってもねばねばもぬるぬるもしてなければちっとも怖くなんてないんだから。
え?えっちなこと?
そんなものよりねばねば塗れにされた怒りの方がよっぽど強い!
ただまあうん…俺の役目回復支援です。
覚えてます…覚えてますとも…
良く言うよね。心は熱く。頭は冷やせと……怒


怒り心頭と言った感じですが役目は覚えてます。
ちゃんと後衛で回復してますよ。
仮に近くまで来られたら【星麗扇】を叩き込みます。

【覚悟・優しさ】できっちり立って【戦闘知識】でちゃんと冷静に行動します。

面白ければ他の行動でも全然いいです。

アドリブ共闘可



「もう、こんな事したらめっ! です!」
 制服はボロボロ、下着すら危うい。そんな状況でも、アリアは毅然とした態度だ。心優しい女騎士は、武器を使わず素手での組み打ちで挑みかかる。
「今すぐそのマスクを剥がしてあげます!」
 だが、その目の前から、マスクが一瞬で姿を消した。
「えっ、どこに……きゃっ!」
「ふふ、剥がれるのは、困るわね」
 気づけば背後を取られ、絡みつかれて、首を締め上げられる。
「ん、ああっ!」
 さらに、マスクの片手が大きな胸に伸びる。痛みと刺激に、アリアの表情が歪む。
「命の新星を持ちて、立ち向かう者達に闇祓う祝福の抱擁を……」
 そんなアリアを助けんと、三日月の星杖を掲げる暁音。
「傷ついた翼に再び力を!」
「っ……このっ!」
 聖者の齎す神聖なる光が、苦痛を消し去る。その助けを得て、なんとか拘束から抜け出すアリア。
「ねばねば塗れにされて……もう許さないんだから!」
 恨み心頭、マスクを睨みつける暁音。だが、マスクはまだまだ余裕顔だ。
「あら、仲間の助けをするなんて、偉いのね、坊や、でも……!」
「えっ、んんぅっ!?」
 駆け寄ったマスクの、大きなお尻の一撃が、アリアの身体を押し潰した。さらに倒れたアリアの足を取り、股裂きでこじ開ける。
「ほぉら、坊や、ご褒美よ?」
「うわぁっ!」
 下着が今にも外れそうなアリアの際どい所が眼前に晒されると、暁音の顔が、見る間に真っ赤に染まる。
「だ、ダメ、見ないで……お姉ちゃんの恥ずかしい所っ……」
「あ、あぅっ……!?」
 顔を背けようとする暁音だが、マスクは嗜虐的だ。
「ほぉら。早く治療してあげないと、関節が外れちゃうかも……」
「うぅっ、そんなの……!」
 治癒をした所で、格闘の技量において、マスクはアリアを遥かに上回る。だが、治癒しなければ大怪我になりかねない以上、回復せざるを得ない。
「傷ついた翼に再び力を……!」
 やむを得ず治療を施す暁音。その助けを借りて抜け出すアリアを待っているのは、次の関節技だ。
「ん、んん~っ……だめぇ……!」
「うぅ、こんなのっ……!」
 様々な技で、次々とあられもない姿をさらけだす事になるアリア。治癒のためには、それを直視せざるを得ない暁音。
「こんなにヌルヌルして。いやらしいわね」
「違っ……これは、組み打ちで有利にと……んんっ!」
 ネバメーバの粘液を敢えて残して挑んだアリアだが、この状況では余計に辱められるだけ、完全な逆効果だ。
「い、いい加減に……してっ!」
「きゃっ……!」
 だが、動揺を堪えた暁音は、アリアを極める事に熱中しすぎたマスクの隙をつく。星空を宿した扇の一撃が、マスクをアリアから引き剥がした。
「どんな時も、頭は冷えてるんだから……!」
「んんっ、残念。もっとサービスしてあげたかったのに」
 怒りと恥ずかしさでマスクを睨みつけながら、暁音はアリアを救出、戦場から離脱させる。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

彩波・いちご
【恋華荘】
仲間の寮生たちがみんな肌色露わで目のやり場に困るんですけど…
というか女性陣の服が壊滅状態なのに私が結構原型保ってるのが申し訳ないというか…(性別が確認できない程度に服が残ってます)

ともあれボス戦です
ここまでの迷宮の鬱憤とか全部ぶつける勢いで…触手召喚…しようとしたら美弥子さんに睨まれたので躊躇ってると
「ちょ…?!」
サキュバスマスクにつかまって精気を…妖狐なのに吸われるのは何というか複雑…ってやだ、どこ触ってるんですかー?!私男ですからー?!
一緒につかまってる恋華荘の仲間と絡められたりして手が何か触ったりして
「あーもぉ!」
【フォックスファイア】で燃やして脱出ぅ!

(恋華荘組との絡み歓迎)


高原・美弥子
【恋華荘】
上は胸丸出し、下はスカート壊滅でぱんつ丸出し……うぅ、これであの相手と戦うのかぁ。
あ、いちごはこっち見ないで戦ってよね!

掴みかかってくるなら鉄塊剣で返り討ちだ!と言いたいところだけど、触手とアメーバで消耗してるし、あちこち丸見えで気になって思うように戦えないから抱擁からの精気吸収されちゃうかな?
妖狐のあたしが精気吸収されるとか、いやまだ若いから若さの為に精を喰らったことはないけど種族的に複雑!
抱擁とかその無駄にでかい胸で窒息狙ってくるつもり!嫌みか!

思えばあたしが此処まで恥ずかしい格好になったのもお前の所為だ!
そのパツパツ制服を【ブレイズフレイムで】で燃やして、お前も裸同然になれー!


フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】で参加。
イロイロあったけど、やっとボス。ざくっとやっつけて、みんなで温泉入るの。
寒いし(前章で服がボロボロになりすぎたので全裸)。見てるのはいちご達だけだから、恥ずかしくはないけど。

基本、拷問具(鎖で繋いだ苦悩の梨)で攻撃。出来ればお口とかに突っ込んでやるの。そのための道具だし。
敵の接近して掴みかかる動きとか、お色気アピールを潰すような感じで攻撃してくの。

いちごが敵の攻撃に戸惑ってるなら、抱きついて胸押し付けたりして、ベル達がいるってアピールするの。
「だから、こんな敵、どうってコトないの」
血統覚醒発動、から近接格闘攻撃で敵をボコボコにしてやるの。

(※同タグの方からの絡み歓迎)


ヴェール・フィエーニクス
【恋華荘】で参加

先のあれこれで服がもう溶けて短くなったマントだけ、
なあぶない状況ですが
「も、もう慣れました、ですっ…」と強がり、我慢しながら戦います

恋華荘の誰かが先に襲われそうな時は守りつつ迎撃!
でもその最中無理矢理、恋華荘の誰かにぎゅっとさせられてあぶない状況になっちゃうかも!?
「手出しはさせない、です…って、それはだめで、ひゃううぅっ!」

私が先に狙われた場合は、いけないあれこれをギリギリ回避したり、喰らっちゃっても必死に我慢しつつ、カウンターを狙います
「ゃ、ぁ…とろけひゃ、んぅ、ぁ…!」

どちらの場合も、相手が手を出そうとした=防御がおろそかになる瞬間を狙って「差し伸べる、救いの手」で攻撃!


不知火・桂花
【恋華荘】で参加

「アンタが親玉?よくもやってくれたわよね…」
スリットが脇腹まで来てて危ないところだわ
胸は…うん、まだブラが生きてるけど!涙目よ!

「いちごはこっち見ないでっ!」
フォースセイバーでチマチマ切り払うも
流石にボスとなれば手強いわよね

って、いちごがハグされてる!?
でも相手も抱擁で動けない様だし
(ツンデレの自覚がないまま)【血統覚醒】で鋭い斬撃っ
「まだ仕返ししてないし弁償もしてもらってないのに、
大切ないちごを干物にされてたまるモンですか!」


でも調子に乗って速度も引き上げようとしたら
ボロボロのチャイナドレスが大破…!?
「あーもう、全部いちごのせいよぉぉぉ!!」

(恋華荘組との絡み歓迎)



「うぅ……目のやり場に困るんですけど……」
 恋華荘パーティの女性陣は、全員衣服がボロボロ。お陰で横を見れず、表情を強張らせる。
「ずいぶん楽しそうねぇ」
「も、もう慣れました、ですっ……」
 マスクの感想に、短いマントだけになったヴェールが強がりで返す。
「見てるのはいちご達だけだから、恥ずかしくはないの」
「……いや、そこまでは……」
 が、ほぼ全裸でも平然とした様子のベルを見ると、そこまでは開き直れず恥じらってしまう。
「さあ、倒させてもらうわよ!」
「」
 ぱんつ一枚の美弥子と、スリット過剰チャイナな桂花。前衛組……あるいは勝ち気組の二人が飛び出し、マスクへと挑んでいく。
「あ……」
 だが、いままでは横にいた二人が前に出ると、いちごの視界に、二人のお尻が飛び込んでくると言う事で。
「「いちごはこっち見ないでっ!」」
「そんな事言われても!?」
 慌てて声を上げる二人だが、当然戦闘中には無茶な要求と言うもの。さらに、敵前で後ろに気を取られるのは、大きな隙だ。
「ほら、捕まえ……おっとっ!?」
 桂花に抱きつこうとした瞬間、顔面に飛んでくる攻撃を慌てて回避するマスク。
「……外したの」
 残念そうに、武器である拷問具を引き戻すベル。
「あ、ありがと……危なかったわ」
「ん」
 助けられ、礼を言う桂花。
 だが、いくら守られるからと言って、操られている少女の口に鎖付き苦悩の梨をぶち込もうとする容赦の無さには、仲間と言えど若干冷や汗も滲む。
「今、そっちを狙ったのは……」
 一方、狙われなかった美弥子は、わなわなと震える。
「胸かっ。その大きな胸が目当てかっ!?」
「美弥子っ!?」
 確かに、桂花の胸は大きく、美弥子の胸はそこまでではない。が、仲間に指さされ、顔を真っ赤にする桂花。
「吸って欲しかったのね……ごめんなさい」
「って、違っ……んんっ!?」
 そして、それならと抱きついてきたマスクに、結局捕まる美弥子。これまでの消耗が激しく、逃げられない。
「それ以上、手出しはさせない、です……!」
 それを見て、慌てて助けに入ろうとするヴェール。
「大丈夫。二人だって平気よ?」
「ふぇっ……だめ、むぎゅうっ……!?」
 が、そちらも捕まって、左右の胸にそれぞれ顔を埋めさせられる二人。さらに全身を愛撫され、声が漏れる。
「ふ、二人とも、今助けますっ! ふんぐるいふんぐる……」
「それもダメぇ……!」
 慌てていちごが召喚魔法を唱えようとするものの、触手暴走オチは嫌だと制止する美弥子。
「え、あぅ、でもじゃあ、どうやって助ければ……っ」
「良いじゃない。楽しくやりま……ぐっ!?」
 戸惑ういちごを楽しげに見つめるマスク……の、顔が、初めて苦痛に歪んだ。
「だ、だめだって、言いましたっ……」
 ヴェールの腕輪に仕込まれた、隠し刃。それが脇腹に深く突き刺さり、ダメージを残す。
「ぐっ、可愛い顔をして、そんなものを隠してた、なんてね……っ」
 宿主を守る力で、血は流れない。だが、代わりにマスクの呪いが薄れる。
「でもっ!」
「えっ……!?」
 だが、マスクもこの程度では倒れない。二人を解放すると、代わりにいちごへと飛びかかる。
「あなたので、この傷を癒やさせてもらうわね……?」
「ちょっ……やだっ!?」
 咄嗟に反撃しようとするいちごだが、さっき呪文を止められたばかり。
 対応に困っている間に抱きつかれてしまう。
「や……ど、どこ触ってるんですかっ……私男ですからー?!」
「あら、そうなの、びっくり……でも特に問題はないのだけど」
 そもそもサキュバスなのだから男性を襲う方が普通。
「ちょっと、やめなさいっ!」
 いちごとマスクを引き剥がそうと、慌てて飛びかかる桂花。
「まだ仕返ししてないし弁償もしてもらってないのに、大切ないちごを干物にされてたまるモンですか!」
 叫びのついでに、何か余計な事を告白して。……視線が集中する。
「……あ、いや、今のは……」
 仲間達の視線に気づき、見る間に顔を赤くする桂花。
「うん、ベル達は、いちごが大好き」
「ふえっ!? べ、ベルさんっ!?」
 一方、恥じらいなどなく好意を見せるベルは、マスクに対抗するように後ろから抱きついた。
「ベル達がいるから、あなたなんて、どうってコトないの」
「あら、言うじゃない……でも、この子はとっても気持ちよさそうだけど?」
 いちごを挟んで火花を散らすベルとマスク。
 挟んで、と言うのは位置取り的な意味ではなく、物理的に胸で挟んでいる。
「ほら、桂花も。こっち」
「え、こっちって……ちょっ!?」
 さらに桂花を引っ張るベル。恥じらいから動揺していた桂花はそのまま引き寄せられてしまい……彼女もまた、いちごに胸を押し付ける。
「あわわっ、ちょ、ちょっとっ!」
「ほら。これで、ベル達の方が、ずっといちごを気持ちよくしてる」
 二人がかりで胸を押し付ける事で、マスク一人の胸よりも上だと見せつけるベル。数が多ければ強いという訳でもないが、確かに刺激は強い。
 まあ、押し付けられているいちごは、押し付けさせられた桂花と共にフリーズしているが。
「って言うかいつまでひっついてんのよっ!」
「きゃっ!?」
 主導権を握れなくなったマスクを、いちごから引っ剥がす美弥子。
「ほら、いちごも、シャキッとしなさい。あなたも妖狐でしょ!」
「そ、それは……」
 美弥子もいちごも、人の精を糧とする妖狐。それが精気を吸われると言うのは、屈辱らしい。
「借りを返すわよ、良いわね!」
「わ、わかりましたっ!」
 まだ動揺しているいちごだが、美弥子に促されると、狐火を呼び出す。それに美弥子も地獄の炎を重ね……これまでとは違う、制御された炎が立ち昇る。
「その前に、ベル達も……ほら、桂花」
「へ……あっ、え、ええ」
 ベルと、フリーズから解放された桂花が、共にその瞳を真紅に染める。
「ボコボコに、してやるの」
「もう、あんたのせいで散々よっ!」
「くっ、息をあわせてくれちゃってっ……」
 コンビネーションの猛攻。ベルの拳と桂花のセイバーが、マスクを襲う。ヴァンパイアに目覚めた二人相手ではマスクも捌くのが精一杯だ。
「……っ!?」
「隙あり、です」
 そして、そんなチャンスをのがすヴェールではない。音もなく忍び寄り、アサシンらしくその背を切り裂く。
「チャンスッ!」
「そこ、なの」
 痛みに強張ったマスクの身体を、桂花が袈裟斬りに。次いで、ベルが宙に蹴り上げて。 
「これで、燃やし……」
「お前も裸同然になれー!」
「いやそれはちがっ」
 そこに、いちごと美弥子の合体炎が放たれ、マスクを包み込んだ。
「くぅぅぅっ……!!」
 墜落し、ゴロゴロと地面を転がるマスク。裸同然とまではいかないものの、結構なボロボロの姿を晒す。
「やって、くれたわね……」
 五人の連携攻撃を受けたマスクは、逃げるように身を翻す。他の猟兵に狙いを変えるつもりだ。
「待ちなさ……!?」
 それを追いかけようとし……だが、その瞬間、限界を越えて酷使された少女達の服が、全て崩れ去った。
「わ、わぁっ!?」
「は、はぅ……」
「み、見るなー!?」
「?」
 目を覆ういちご、蹲るヴェール、焦る美弥子。最初から裸だったベルだけは平然としているが。
「あーもう、全部いちごのせいよぉぉぉ!!」
 八つ当たりじみた桂花の声が、迷宮に響き渡った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

アイル・コーウィン
触手も凄かったけど、アメーバもとても気持ち良か……っと、次はボス戦ね。
とはいえ服を全て溶かされ、すっかり出来上がってフラフラな状態の私では、まともに戦闘に参加するのは無理ね。
だからこそ、最後の作戦に全てをかけるわ。

まずは相手の前に出て、両手を広げて精気を吸って欲しいと懇願する。
今の私の様子なら警戒しないだろうし、したとしても触手の時の様に攻撃を受けてからの反撃だと思うはずよ。
でも実際は攻撃を受ける直前、尻尾で隠し持っていたダガーにて「シーブズ・ギャンビット」による渾身の一撃を繰り出すわ。

もし失敗したりトドメをさせなかったとしても悔いはない。私に出来る事は全てやった。
だからもう……いいわよ、ね?


ルナ・ステラ
呪いとだけあって、すごく危ない感じがします...

でも、なんかクネクネ(?)してて隙だらけです!
「お星さんたちわたしに...」

(あれ?いない!?)
「きゃあっ!!いつの間に!?」
あぅ...抱きかれちゃいました...

「放してくださ...きゃう!!強く抱きつかないでください...」
(抜け出せない...)
『美味しそう』ってわたしは食べものじゃないですよ...

「ひゃん!!変なところ触らないで!!」
(お尻とか胸とか触らないでください...)
「―っ!えっちなのはだめですよぅ...」
「やめてください!!」

どんどん力が...入らなくなって...
魔法が使えなくなる前に[高速詠唱]で[全力魔法]を!!
お願い!放して!



「はぁ、んっ……もう、キツいわ……」
 ふらふらとフロアを移動するマスク。苦しそうに喘ぐ姿が色っぽい。
「隙だらけ……?」
 その姿を見たルナは、呪文を唱え、さらなる追撃を図る。
「お星さんたちわたしに……あれっ!?」
「あなたで、精気を補充させてもらおうかしらね……」
 だが、一瞬目を離した瞬間、マスクはルナの背後に回り込み、抱きついてしまう。
「い、いつの間に……ひゃんっ!」
「うふふ、ちっちゃくて可愛くて、美味しそうね……?」
 ちろり、と首筋に這う舌。その手が妖しく、その身体の上を蠢く。
「わたしは食べものじゃないですよ……んんっ!」
「いいえ、とっても美味しい食べ物よ、私にとっては……ね?」
 精気を吸われる虚脱感と、這い回る手が生み出す快楽。触手やネバメーバとは異なる感覚に、ルナの身体が震える。
「へ、変なとこ……触らないで、くだ、さいぃ……」
「変なとこって、どこかしら?」
 か細い声で、必死に拒絶するルナだが、その姿はマスクをエスカレートさせるだけ。
「例えば……ここ?」
「っ……だ、だめえええっ!?」
 だが、ついにその手が一番大事な部分に伸びた瞬間、ルナの魔力が爆発する。
「きゃっ……!?」
 弾き飛ばされるマスク。解放されたルナは、そのまま膝をつく。
「は、はぁ、はぁ……はぁ……」
「もう……いけない子、ねぇ」
 なんとか脱出したルナ。だが、マスクは再びルナに抱きつこうとする。
 一度は逃げられたが、二度目の体力と魔力は残っていない。
「待って!」
 それを制止すべく割って入ったのはアイルだ。
 だが、その服はボロボロ、身体はフラフラ。とても、マスクに対抗出来る状態ではない。
「ち、違うわ……邪魔しようって言うんじゃないの……」
 潤んだ瞳で、吐息を漏らし、両腕を広げてマスクを見つめるアイル。
「私を……吸って?」
「あら……♪」
 もはや、アイルに戦意はない。執拗な責めでその身体は蕩け、さらなる快楽を渇望する。その姿にマスクは舌舐めずりし、歩み寄っていく。
「良いわ、望み通りに、吸って……っ!?」
 その瞬間、ダガーがしっかりと、マスクの背に突き刺さった。戦意がない、と見せたのは擬態。無防備を装って、ダガーを尻尾で突き刺したのだ。
「ぐ、ぅっ……まさか、私を騙すなんて……」
「迫真の演技だった、でしょう?」
 痛みに苦しむマスクを見つめ、勝ち誇るアイル。
「……本当に?」
「え?」
 だが、その表情が、マスクの言葉に強張った。
「本当は……本当に吸われたかったんでしょう。本心だったからこそ、私も騙された……違う?」
「ち、違う……っ!」
 動揺は、図星の証。マスクの腕が、そっとアイルの背に回される。
「良い作戦だったわ。あなたは本当に良くやった。だからもう……十分、でしょ?」
「っ……」
 胸の内を見透かされ、顔を背けるアイル。そんな彼女をそっと抱きしめ、顔を近づけるマスク。
 迷宮に、嬌声が響き渡った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ユウ・タイタニア
【心境】
「ふっふっふっふ…ようやくここまで来れたッす。ここであったが初めましてって奴っす!!」
もう触手もネバネバの嫌ッす。でも納豆は好物ッす。

【行動】
もう手加減なしでしばき倒すっす。えっちぃ魔物に人権なんてないッす。
いくっすよ。ドラゴンランスのネメシスに『騎乗』して空中から攻撃するッす。
ルーンソードを武器に、ヒット&ウェイで攻撃を仕掛けるッす。
蜂のように『串刺し』、小さくて『目立たない』体格で蝶のように逃げるッす。
回避できない攻撃は、ルーンソードで『武器受け』して防御ッす。

隙を見て、UC:ドラゴニック・エンドを発動っす。

抱擁攻撃喰らうとフェアリー的に胸に圧死されそうで一番嫌ッす…(切実な悲鳴)


日和見・カナタ
うう…結局お宝は見つかりませんでしたし、制服もボロボロになって骨折り損です…。
変な意味でギリギリになっていますが、しかし保護対象も目前。
あんな恥ずかしい真似を続けさせるのも酷ですし、もう一息頑張りましょう!

私は【SPD】で接近戦を挑みます!
【ガジェットドローン】の【援護射撃】で相手の動きを制限しつつ、【属性攻撃】で熱した拳で殴りますよ!
機会があれば【ロケットパンチ】で大ダメージも狙っていきますね!

【サキュバス・アーツ】は意図的に受けて攻撃を当てやすい組み合いに持っていきます!
アレな攻撃はされるかもしれませんが…それは我慢しましょう。
女学生のため、あと早く帰ってお風呂に入るために全力でいきます!



「ふっふっふっふ……ここで会ったがはじめまして、って奴ッす!」
「そのマスクに寄生された保護対象の少女、助けてみせますよ!」
 ドラゴンランス・ネメシスに騎乗しルーンソードを構えたユウ、そして己のサイボーグの四肢を見せつけるカナタ。
 マスクの前に、ガチバトルな2人が立ちはだかる。
「もう……疲れてるから、楽に楽しみたいんだけど」
 精気吸収だけでは回復しきれないダメージを負っているマスクは、ため息を漏らしながら構えを取る。
「仕方ないわね。来なさい、吸い尽くしてあげる」
「させませんよっ!」
 まずはカナタがガジェットのドローンを飛ばし、射撃でその動きを牽制。その隙に、ユウが飛びかかる。
「えっちぃ魔物に人権なんてないッす!」
「んっ、あら、速い、わねっ……!」
 一撃加えての、ヒット&アウェイ。小柄な身体とドラゴンの機動力を活かし、マスクの蹴りを巧みに掻い潜っては、剣を突き立てる。
「私も、いきますよっ!」
「んっ、熱っ……」
 入れ替わりに繰り出すカナタの赤熱した拳。ガードされるが、その腕を焼いてダメージを与える。
「蝶のように舞い、蜂のように刺すッすよ!」
「これ以上、その少女の身体に恥ずかしい真似はさせません!」
 2人がかりの猛攻に、防戦一方のマスク。腕を焼かれ、身体を何度も突かれ、苦しげに呻く。
「……でも、やられっぱなしじゃないわよ?」
「ちょっ、それはっ……ぐぅっ!」
 その流れを断ち切ろうとマスクが繰り出したのは、ボディアタック……と言うよりバストアタック。豊かな胸が、カウンター気味にユウに激突する。
「胸で圧死は嫌ッす~!?」
 咄嗟のガードでなんとか致命傷を避けるものの、重量で押し切られて大きくバランスを崩すユウ。
「そっちもっ!」
「きゃあっ!」
 さらに返す刀でカナタに飛びつき、押し倒す。そのまま、胸で潰すように組み敷いていくマスク。
「ふふ、捕まえた♪ 小さな胸、可愛いわね」
「小さいは余計ですっ、それと……」
 だが、組み敷かれながら、拳をマスクの腹に押し付けるカナタ。
「捕まえたのは、どっちですかね?」
「なんですって?」
 この体勢では、パンチにも大した威力はない。そう侮るマスクに、不敵な笑みを浮かべると共に、腕から蒸気を吹き出すカナタ。
「蒸気充填、加圧完了! 吹き飛べぇっ!」
「っ……あああっ!?」
 零距離での、ロケットパンチ!
 切り離された腕が推力をもってマスクの腹にめり込み、その身体を宙に舞い上げる。
「お返し、行くッすよっ!」
「し、まっ……」
 威力に悶え、無防備に身体を投げ出すマスクめがけ、立て直したユウが迫る。飛翔するネメシスが槍へと戻り、まっすぐに胸へと突き立てられた。
「ドラゴニック・エンドッ、喰らうッすぅぅっ!」
「きゃああああああっ!」
 突き立った槍から呼び出されたドラゴンが、マスクの肉体を喰らって飛び、床に勢いよく叩きつける。
「ぐ、はっ……」
 呻きを漏らし、苦悶するマスク。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ナナシ・ナナイ
POW/なんかみんなわいに対してよそよそしいんやけど…サキュバスマスク!お前の仕業やな!そうやと言ってくれ…ただわいは少しネタに走っただけなんや…。こうなりゃ八つ当たりや、ハチの巣にしてやるで!


弥久・銀花
服、弁償して下さい。



迷宮なんだから宝箱の中に防具的な物を隠してるでしょう?

このままじゃ、大手を振って凱旋どころか、両手を揃えて(手錠を嵌められる暗喩です)補導されかねないんです。

さぁ、私達全員分ですからね。

何、出す物出してさえくれれば、貴方(黒きマスク)を男性のパンツに仕立て直すだけで勘弁してあげます。


さぁさぁ、返答は如何に?!




断ると言うんですか。

折角許してあげたのに断るんですね。

ならば貴方の末路は、決まりました。


最初にここを出て、服を持って戻ってくる人のパンツです。

必殺、鋭刃線閃!



「くぅ……まだ……」
 苦しげに、ふらつきながら立ち上がろうとするマスク……その鼻先に、白刃が突きつけられた。
「……してください」
「え?」
 紆余曲折の末に取り戻した愛刀を突きつけ、お腹の底から声を響かせる銀花。
「服、弁償してください」
「え、服?」
 理解出来ずに戸惑うマスクを、銀花は目を据わらせて威圧する。
「全員分ですからね。今すぐに」
「い、今すぐって言われても……」
 当然、そんな用意などない。だが返答を聞くと、銀花はにっこりと笑う。
「そうですか……なら、今ここでっ。あなたを彼のパンツに仕立て直します!」
 ビシッ、と指さした先。いい笑顔でナナシが親指を立てている。
 マスクの顔がピキッ、と引き攣った。
「や、え、ちょっと……」
「いやぁ、お嬢ちゃんがわいのために下着を仕立ててくれるとか、光栄やで!」
 元々テンションの若干おかしいナナシだが、現在特にテンションが高い。
 ネタに走り過ぎて他の猟兵に構って貰えなかったのが実は寂しかったようで、銀花に構って貰えているのが嬉しいらしい。
「このままじゃ、大手を振って凱旋どころか、両手を揃えて補導されかねないんです」
「手錠的な意味でな、はっはっは!」
 と言うか、ナナシが全裸なのはマスクのせいではない。
 それを知らないマスクには反論出来ないが。
「い、いや、そんな事言ったって、全員分の服なんて、ない……」
「迷宮なんだから宝箱の中に防具的な物を隠してるでしょう?」
 なおも問い詰める銀花。有無を言わさず、突っぱねる事を許さない迫力が、白刃を伝わりマスクを威圧する。
「無いわよっ、そんな……!」
「……そうですか。貴方の末路は決まりました」
 残念です、と首を振る。
「う……嘘、でしょ?」
「大切に穿くで!」
 良い笑顔で再びポーズを決めるナナシを見ながら、表情を強張らせるマスク。
「や……やらせないわっ!」
 そんな末路は嫌だ、と銀花に飛びかかるが……明らかに動揺したその動きは、完全に精細を欠く。
「研ぎ澄まされた刃に斬れぬ物無し……!」
「ハチの巣にしてやるで!」
 銀花の瞬閃と、ナナシの銃弾が、隙だらけのマスクの身体に吸い込まれ……そのダメージに、少女の頭からマスクが離れ、宙を舞う。
「必殺、鋭刃線閃」
『い、いやあああああ!?』
 銀花が、白嵐玉椿を鞘に収めた瞬間。断末魔と共に、そのマスクは、ビキニパンツの形へ切り刻まれる。
 多くの猟兵達にトラウマを残す事になったこの事件の黒幕の、正直、やった事差し引いても同情して良い気がする末路であった。

 なお。助けられた少女を含め、ほとんどが全裸か半裸の状況で、見られないように迷宮から学園に帰るのに散々苦労することになるのは、別の話である。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月10日


挿絵イラスト