アースクライシス2019⑫~天岩戸をこじ開けろ
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パンゲア大空洞で発見した「鍵の石版」の力により、センターオブジアースへの道が開かれました。
センターオブジアースは、巨大な世界樹に果実のように「神の神殿」が連なり、世界を守護してきました。
この「神の神殿」の一部が、オブリビオンに奪われ「オブリビオン神殿」となっており、敵に巨大なエネルギーを与えてしまっています。
猟兵が、「オブリビオン神殿」を破壊し、元の「神の神殿」に戻す事が出来れば、センターオブジアースを救う事が出来るでしょう。
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「と、そんな感じで「神の神殿」を再建するために「オブリビオン神殿」にかちこんでぶっ壊してきて頂戴」
カンペを読み終えたアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)が言った。
「奪われた神殿では「太陽の神」が祀られていたみたいね。この太陽神は色々な神話の要素を闇鍋にした感じで元引きこもりだったり、芸能・芸術とか豊穣とかなんかも司ってたみたいね。だから、この辺りの行動をすると力が活性化するみたいね」
天岩戸とか有名よねー、と言いながら更に説明を続ける。
「この祀られていた神の力の活性化が重要でね。「オブリビオン神殿」は『破壊された神殿に祀られていた神の力を呼び起こすような戦い方』をすると神の力が甦ることで崩壊していくの」
他にも、と続ける。
「神殿のような巨大建造物を破壊するのに相応しいユーベルコードでも「オブリビオン神殿」は破壊できるわ。自信があるならこっちを試すのもアリね」
ともあれ、「オブリビオン神殿」を破壊して、敵のパワー供給源を絶たない限り、敵は、超絶パワーアップされてしまうので、勝利は至難となるだろう。「オブリビオン神殿」の破壊は必須である。
「で、肝心の倒すべきオブリビオンなんだけど」
性癖神ヒーロー・コンプレークスだ。ヒーローが好き過ぎてヒーロー同士やヴィラン同士や架空のモンスターとの掛け算を妄想し、果ては自らヒーローコスプレをしてその妄想シチュを楽しんでいた、オブリビオンになってからは猟兵も対象にしている。
「恐ろしいことにその妄想シチュエーションこそがそいつの攻撃手段よ。ただ、ヒーロー的なお約束なんかも妄想に含まれてるから、コイツに負けフラグが立つような台詞や行動があると有利に戦える筈よ」
説明を終えるとアリスはぺこりと頭を下げた。
「皆ならきっと勝てると信じてるわ。それじゃ、いってらっしゃい」
そうして、アリスは猟兵達を戦場に送り出した。
蒼汁の人
最近のフィクションだとあの日本が誇る引きこもり神様は貴腐神ダメ◯ラス様としてえがかれることも多い気がします。はっ! 岩戸からこっちを伺っている!
はーい♪ ごにゃーぽ☆ ごきげんよう♪
『ネタに逝きネタに死す』蒼汁の人でございます。
このシナリオは戦争シナリオです。一章のみの1フレームとなっております。
このシナリオには、下記の特別な「プレイングボーナス」があります。これに基づく行動をすると有利になります。
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プレイングボーナス……敵のパワー供給源を断つ。
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要するにどんちゃん騒ぎの宴会しながらオブリビオンもぶん殴ろうぜ☆ってなシナリオです。
でも割りといつものでもイケるかもしれません。豊穣とか、うん、そういうことよ。
まぁ、汝が為したいように為すといいでしょう。
大成功を出した方からより出目の低かった方から四名程を採用して締めにしたいかと思います。
それではよき戦争ライフを。
第1章 ボス戦
『ヒーロー・コンプレークス』
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POW : ああん♪こんなのがいいかもー♡
無敵の【妄想シチュエーション】を想像から創造し、戦闘に利用できる。強力だが、能力に疑念を感じると大幅に弱体化する。
SPD : あなたの相手はこれね☆
【妄想シチュエーション】から、【妄想のシチュを再現】の術を操る悪魔「【対象の掛け算に相応しい相手】」を召喚する。ただし命令に従わせるには、強さに応じた交渉が必要。
WIZ : ああ、あんなことやこんなことなシチュがみたい☆
自身が【妄想シチュみたいなことしたいという妄想】を感じると、レベル×1体の【具現化した妄想のシチュ】が召喚される。具現化した妄想のシチュは妄想シチュみたいなことしたいという妄想を与えた対象を追跡し、攻撃する。
イラスト:しらゆき
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠二色・ありす」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
メニス・ソルタ
ええと、神様の力を呼び起こす戦い方…
歌いながら戦えばいいのかな。こう、童謡っぽい歌を…
って何か襲ってきたー!?
長い黒髪で和服を着た、お母さんみたいな雰囲気のお姉さんが…
びっくりしてる間に押し倒されて、男の子の部分をおっきなおっぱいで包まれて、お口で舐められしゃぶられて…
気持ちよくって出ちゃいそうになったところを、お股で飲み込まれて、中にいっぱい出しちゃう。
抱き締められておっぱいに頭埋められて、お尻も髪の毛が変化した触手で穿られれば、何回出しても出したりなくって、ボクの方からも腰動かしちゃって…
…って、あれ?なんか神様の力が戻ってきてる…?
豊穣ってそういう…?(お姉さんのお腹見つつ)
鈴木・志乃
いいいいいいいいやっっはああああああああ!!!
※連戦ストレスから解放されたワーホリの図
【全力魔法】UC発動!(【パフォーマンス、アート、手をつなぐ、祈り】)
さー祭りだ祭りだ派手にいこうぜ!
どこの祭りも好きだけど、今回は日本の祭りで行こう
屋台を並ばせて~、焼き鳥とビール、豚汁、おにぎり、わたあめ、焼きそば、かき氷!
あっちにはステージ用意しようか、歌う人いないんだったら私が歌う!(【歌唱】)
花火あげよー花火!あたし手筒花火持ってるよ!
会場全体色とりどりのカラフルな装いにして、そうそう御輿もかつごうか!
お姉さんも一緒に騒ごうよ
そのご飯毒入ってるし【罠使い】
花火直接向けるけどね【破壊工作】
尾守・夜野
「うわぁ…(どんびき)」
迷惑さえこなけりゃ人の性癖にとやかくいうつもり無いけど
うん
…悪魔は呼ぶだけで交渉が必要
ならば「僕」任せた
「あいつってば勝手だよね
いきなり僕に任せるなんて」
悪魔と交渉…でこちらの味方になって貰おう
僕の交渉術、なめないで貰おうか!
その上で神様を復活させるため…
懐から取り出した小さい鍋を全力で叩こう
うん?隠されたのだろう?相手は狼じゃないが。
ならばと北欧神話にのっとり、叩く、叩く、叩く、叩く!
興が乗り出して敵を叩いたりリズムに会わせてみたりもしちゃうかもね
アドリブ・連携歓迎
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
私自身「豊饒の使徒」ですので、其方を象徴に含めるのでしたら、自然と影響が有りそうな?
まず【夢鏡】で「豊饒の加護」を現しましょう。
その上で「八岐大蛇」や「倭建命」に見られる様に「酔った相手を狙う」というのは「神話のヒーロー」の典型、且つ「太陽神」へ捧げるにも良い形ですので、その再現の為に彼女を宴会に誘いましょう。
[恥ずかしさ耐性]で耐えつつ【夢鏡】で強化された「体型の魅力」を使って[誘惑]で誘い、また「私に合いそうなシチュ」を尋ねて、それを敢えて再現する様にして「肴」にすれば、気持ちよく乗ってくれるのではないかと思いますぅ。
討伐は「神の力の復活」後にゆっくりと、ですねぇ。
「いいいいいいいいやっっはああああああああ!!!」
鈴木・志乃(ブラック・f12101)が実にいい笑顔で狂喜乱舞していた。あんた、こんなキャラだったっけ? 戦争における連戦がそうとうストレスになっていたのだろう。
『え、ブラックって本来はこんなハイテンションな性格だったの?』
そんな風に戸惑うヒーロー・コンプレークス――長いので以後はヒロコと表記する――の肩にがっと腕を回してまくし立てる。
「さー祭りだ祭りだ派手にいこうぜ! どこの祭りも好きだけど、今回は日本の祭りで行こう。屋台を並ばせて~、焼き鳥とビール、豚汁、おにぎり、わたあめ、焼きそば、かき氷!」
志乃の言葉に合わせてそれらが像を結んでいく。全力魔法でその光景を生み出そうというのだ! そんなにバカンスに飢えていたのね。だが、その光景にヒロコもその気になってくる。ヒーローの休日。浴衣。神社でお祭り。その妄想シチュエーションが形になっていく。
「あっちにはステージ用意しようか、歌う人いないんだったら私が歌う! 花火あげよー花火! あたし手筒花火持ってるよ! 会場全体色とりどりのカラフルな装いにして、そうそう御輿もかつごうか!」
興奮した志乃の言葉にヒロコの妄想が捗り、「オブビリオン神殿」内は完璧なお祭り会場になっていた。夜空を花火が彩る。
「いいねいいね! よーし、張り切って歌うぞー!!」
そして、志乃はステージに突撃していった。
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メニス・ソルタ(リトルヴィジランテ・f19811)はめいいっぱいお祭りを楽しんでいた。最初は、ええと、神様の力を呼び起こす戦い方……歌いながら戦えばいいのかな。こう、童謡っぽい歌を……とよく分からずに不安になっていたのだが、気がつけば神殿がお祭り会場になっていたのだ。
依頼の説明で聞いた天岩戸のお話は確か、引きこもった神様を外に出すために宴会で騒いで興味を引くという内容だったはずだ。ならば、このお祭りをめいいっぱい楽しめばいいのだろう。両手に屋台で買ったものを抱えて次はどれにしようか? などとキョロキョロしながら歩いていたものだから誰かにぶつかってしまった。
長い黒髪で浴衣を着た、まるでお母さんのような雰囲気のお姉さんだった。
『あら、大丈夫? まぁ、大変。あなたの浴衣が汚れてしまったわね。こっちへいらっしゃいな』
神殿がお祭り会場に変わった時に衣装も浴衣に変わっていたのだ。その浴衣にヤキソバがこぼれて汚れてしまっていた。メニスはお姉さんに促されるままに手を引かれ人気の無いところに連れ込まれてしまった。
そして、気がつけばメニスの男の子の部分がお姉さんの胸に包まれていた。って何か襲ってきたー!? と思う間もなくあっという間の出来事だった。石段に腰かけたメニスのモノをお姉さんは胸を交互に動かしながら刺激する。更には先端を口に含み胸の動きな合わせてしゃぶってくるのだ、メニスの理性はもうトロトロに融かされていた。
「あ♡ あ♡ あ♡ お姉さん♡ お姉さん♡ あ……え?」
だが、メニスが達しようとした瞬間、お姉さんが行為を止めてしまう。
「な、なんで?」
「出すなら、ここで、ね?」
メニスの疑問の声に、お姉さんがメニスの上に股がってきながらそう耳元に囁いた。くちゅっと触れあうと期待にメニスが震え、お姉さんの温かくて気持ちのいい場所に包まれた。その瞬間に先程寸止めされたメニスの欲望が解放される。
呆けたように欲望を解放しつづけるメニスをお姉さんは優しく抱きしめその胸にメニスの顔を埋めた。そして、髪を触手に変化させるとメニスのお尻を穿つとその刺激にメニスは更に欲望を解放するのだった。
「お姉さん♡ お姉さん♡ お姉さん♡ お姉さん♡」
何度欲望を解放しても解放させたりず、メニスは必死に腰を振りお姉さんの中に欲望を解放し続けたのだった。
「……って、あれ? なんか神様の力が戻ってきてる……? 豊穣ってそういう……?」
『え、まって、なんで戻ってるの? 太陽要素なんてないのに? あ、まってもう終わっ、ダメ、あ♡ うそ♡』
神の力が戻るならこのまま続けるべきだろう。メニスはこれまでの依頼で培ったテクでお姉さんを悦ばせながら何度も何度もお姉さんの中に欲望を解放したのだった。
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『はぁ、はぁ。おねショタだけでも尊いのにまさかショタ責めになるなんて☆男の娘ヒーローと悪の女幹部のお互いが正体を知らないままのつかの間の逢瀬、これは捗る♪』
「うわぁ……」
メニスが拐かされたかと心配して後を付け、怪しげなヒロコを発見して様子見をしてたら一部始終を目撃してしまい、そこにヒロコのこの反応である。どんびきであった。ヒロコさえいなければおっぱじめた瞬間にそっと移動できたのだが、猟兵センサーがびんびんにオブリビオン反応を示すこの変態を放置しておくわけにもいかなかったのだ。神の力が戻り出したのも感知できていたので邪魔をするわけにもいかず、身動きが取れぬままに一部始終を目撃させられてしまった。どうしてこうなった? 尾守・夜野(墓守・f05352)は心からそう思った。
そんな夜野にヒロコが気がついた。夜野の姿を見て鼻息を荒くしている、正直に言って気持ちが悪かった。……悪魔は呼ぶだけで交渉が必要、ならば「僕」任せた。多重人格者である夜野は状況に応じて人格を切り替える。今、この場は「僕」の人格に任せるようにしたようだ。ヒロコは悪魔を召喚するようだ、そして悪魔には交渉が必要だ。だが、その交渉が召喚した本人である必要はない。ならば、交渉に長けた「僕」の人格が最適なのだ。
「あいつってば勝手だよね。いきなり僕に任せるなんて」
とはいえ、いきなり変態の相手をすることになった「僕」はたまったものではないのだが。悪魔と交渉……でこちらの味方になって貰う。簡単な話ではない。だが、
「僕の交渉術、なめないで貰おうか!」
だが、それだけでは足りない。神の力を戻す手段も必要だ。確か、北欧神話の太陽神は常に狼に追われているという。そして、その狼に太陽が呑まれた時、地上の人々は鍋を叩き吐き出させるのだという。相手は狼ではないがその流儀に則ろうではないか。そう思い、懐から小さな鍋を取り出した。
『え? なにそれ?』
「うん? 隠されたのだろう?」
ヒロコそっくりの悪魔の問にそれだけ答えると鍋を叩き出す。戸惑う悪魔を尻目にだんだんと興が乗ってきてリズムに乗って叩く、叩く、叩く。そして、とうとう悪魔まで叩きだした。
『いた! いた! あ、でもこれはこれで! 我々の業界ではご褒美です♡』
結果として悪魔は仲魔になった。神の力も活性化された。
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「豊饒の使徒」である夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はその場にいるだけで僅かに神の力を活性化できていた。が、ほんのわずかである。刺激はすれども完全に覚醒させるならばやはり、何らかのアクションが必要なようだ。
「「八岐大蛇」や「倭建命」に見られる様に「酔った相手を狙う」というのは「神話のヒーロー」の典型、且つ「太陽神」へ捧げるにも良い形ですので、その再現の為に彼女を宴会に誘いましょう」
故にるこるはそう策を練った。すでに「豊饒の加護」は現している。そして、ヒロコを見つけるのは簡単だった。むしろ、向こうから近付いてきた。
『やぁ、お姉さん。お祭り楽しんでるー?』
「はい、大変楽しませていただいてますよ。それより御神酒はいかがです?」
『お酒? ああ、解禁出来る歳になって事故ったからまだ呑んだことないんだよねー、呑む呑むー』
二人揃ってお祭り会場の中心にある宴会場に向かう。
初めての酒ということもあるだろう。ヒロコはるこるに勧められるままにお酒を呑んだ。限界が分からないのだ。そうして、判断能力が低下する程に酔わされた。
「それで「私に合いそうなシチュ」というのはどういうものでしょうかぁ?」
『お? それは誘ってる? 誘ってるね? それじゃ遠慮なくいただきます☆』
るこるが問いかければヒロコは質問の答えをすっとばしてるこるを押し倒しキスをした。
「あ、あの?」
『ふっふふー、妄想シチュを再現して欲しいんだよね』
「それは、まぁ」
そういう策ですから、という言葉は呑み込んだ。
『それじゃぁ、ボクに任せて。たっぷりと気持ちよくしてあげるから☆くふっ、リアル巫女さんヒーローいただきまーす♡』
そうして、ヒロコのリードでるこるは激しく踊った。それは奉納の舞だ。古代、お祭りには神々との交合の場としての意味もあった。この舞は神々に捧げるそういう意味での舞だ。互いに交じり合い、高め合い、一つとなる奉納の舞が捧げられいよいよ神の力が戻ったのだ。「オブリビオン神殿」が崩壊する。
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『え? なんで崩壊しているの?』
酔いの残った頭でヒロコは呆然と呟いた。猟兵達は太陽に関することなど何もしていなかったはずだ。ただ、お祭りを楽しみちょっと羽目を外していただけだ。それなのに何故?
「そんなに黄昏て、どしたの、お姉さん?」
そこに志乃が現れた。だから、訊ねた。猟兵達はどんなトリックを使ったのか? と、
「んー、トリックというか。太陽神て芸術や芸能の神も兼任してたり、引きこもって宴会に誘いだされたりってエピソードをもってたりするんだよね」
それはつまり、自分自身の手で神の復活の手伝いをしてしまったということだ。その事実に膝から崩れ落ちるヒロコ。
「そんなことより、お姉さんも一緒に騒ごうよ」
そう言ってヤキソバを差し出す志乃。ヒロコは受け取りやけ食いした。
「そのご飯毒入ってるし」
『え?』
下腹部に猛烈な痛みを覚えるヒロコ。顔面は蒼白に染まり全身から嫌な汗が流れる。
「花火直接向けるけどね」
『ひ、酷くない!』
こうして「オブリビオン神殿」は崩壊し、「神の神殿」は取り戻されたのだった。
大成功
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