アースクライシス2019⑨~宇宙への道を阻む巨大生物
●ラグランジュポイントより来る巨大生物(?)
「イエス、イェーガー。戦争の時間です」
アリシエル・フィフスガーディ(五天の守護機・f09139)は電子マップし、光点で示す。
示した場所はラグランジュポイント。
「ラグランジュポイントまでは米軍がビームハイウェイで導いてくれます」
この光線のおかげで決して迷う事なくラグランジュポイントまでいける。
しかし、その行く手を阻むものが存在する。
「敵はラグランジュポイントへの到達を阻んできます。その為に敵オブリビオンは巨大化しました」
巨大化。
そう、敵オブリビオンは巨大化して20mもの巨体と化しているのである。
巨大になったことによって質量が増加し、攻撃力が跳ね上がっている。
「しかし、小回りは効かなくなり、大雑把になりました」
大は小を兼ねない。悲しい。
それ故に高速戦闘を不得意としている。
「奪ったUFOを使用するもよし、自前の飛行手段でも構いません」
とにもかくにも空を飛んで高速戦闘を行えれば戦闘は有利に運ぶ。
そう、華麗に舞い、美麗に刺すのである。
「蝶のように、蜂のように華麗な空中戦闘を当機は非常に期待しております」
ラグランジュポイントに向かうUFOを足場にしたトリッキーな戦闘でもいい。
自前の羽で飛び回って、機動戦を行うもいい。
UFOに乗って直角・鋭角機動を描く空中戦でもいい。
「作戦目的は敵オブリビオンの排除です。これを倒せばラグランジュポイントへの道は拓かれるでしょう」
アリシエルの紫紺の瞳が猟兵たちを見つめる。
感情一つ、さざなみ一つ打たぬ無機質で、無感情な紫紺の瞳。
「当機は、イェーガーたちならば問題なくこの予知の打破を完遂出来ると信じています。健闘と武運を祈ります」
虎河豚天
虎河豚の天ぷら、略して虎河豚天でございます。食べないで。
ヒーローズアース戦争第五弾、ビームハイウェイの攻防。
華麗な空中戦闘でプレイングボーナスが発生します。
あなたの華麗で美麗で流麗な空中戦闘、お待ちしております。
別に華麗でも美麗でも流麗でもなくてもいいですが空中戦です。
ツインスパイクでもいいです(わかりにくいネタ)
第1章 ボス戦
『セミドラマー』
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POW : 256ビート
【リズムを刻む】事で【256ビートモード】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD : 生ける騒音公害
【けたたましい蝉の鳴き声】【ダミ声のボーカル】【ドラムの爆音】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ : セミロックバンド
【蝉のロックバンド】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
イラスト:天之十市
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ニィ・ハンブルビー」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
死之宮・謡
アドリブ歓迎
セミのドラマー…何でお前がでかくなった…もっと適任いただろうよ…
まぁ良いや…ラグランジュ行くの愉しみだし早く処理して進もうか…
でかくなったところで所詮は虫けら…災害には耐え得ない…
UFOに乗り込み態とらしくカクカクした軌道で飛んでみる…魔が差した
呪黒砲(呪詛・全力魔法・属性攻撃:闇)で「鎧を砕く」様に「2回同時攻撃」しながら
適当なところで【漆黒点】を発動し相手のUCごと蝉を攻撃
●鳴り響くドラミング
「……」
死之宮・謡(万界覆う死と狂気・f13193)はセミを前にしていた。
なんでこいつがでかくなったんだろうか。
もっと適した奴がいたんじゃないだろうか。
そんな疑問が脳裏をよぎる。
いや、お前よりもっとこう。
「……まぁ良いや」
どうせラグランジュポイントに達する前の壁。
ラグランジュポイントの楽しみの前のナニカだと思えばどうでもいい。
でかくなったところで所詮セミはセミである。
UFOに乗った謡はそのUFOを操縦する。
妙に鋭角で直角な軌跡を空に刻みながら、UFOの正面に黒い球体が収束する。
じゃんがじゃんがとドラミングするセミ目掛けて。
「発射」
ポチっとな、とUFOのボタンを押す。
同時、収束したマイクロブラックホール。
それが因果地平の彼方までセミドラマーを吹き飛ばす。
謡にとっては一瞬だが、セミドラマーにとっては無限に等しい時間。
超重力の檻がセミドラマーを圧潰させる。
だが、しかし。
「…………!!」
セミドラマーのドラマー魂は、尽きなかったのだ。
激しくドラムを打ち鳴らし続ける。
「なんだこいつ」
大成功
🔵🔵🔵
スカル・ソロモン
地底に空にと忙しないね。しかしあそこに見えるのは……セミかな。
……何故セミ?
私はユーベルコードで十分な数のマンホールの蓋を作り出し、そのうちの一枚に乗って蓋を操作し、空へと向かおう。何、これもある意味ではUFOだとも。
残りの蓋は自身を取り囲むように展開しておく。
敵群(ドラマー+ロックバンド)がこちらに迫ってくれば、空飛ぶマンホールの蓋に仁王立ちになったまま、華麗なドッグファイトを展開しよう。
そして上手く敵の背面を取り、自身の周囲に展開したマンホールの蓋をミサイル宜しく一斉発射だ。
逃げ切れるとは思わない方が良い、このマンホールの蓋には追尾機能(自分で操作)がある!
さあ、流星となって落ちるがいい!
●何故セミなのか
「地底に空にと忙しないね。しかしあそこに見えるのは……」
セミであった。
セミはドラムを必死に叩きまくっていた。
「……何故セミ?」
もっと適任がいたのではなかろうか。
ラグランジュポイントを阻む敵にならもっとこう。
スカル・ソロモン(目覚める本能・f04239)はマンホールの蓋を幾つも生成して飛び立った。
UFOとは未確認飛行物体のことである。
ならば、マンホールの蓋が飛んだところで常識的な物理法則に則って考えれば未確認飛行物体である。
セミのロックバンドたちがスカルの行く道を阻む。
けたたましくドラムを鳴らし、ギターをかき鳴らす。
そしてシンバルが打ち付けられ、トランペットが鳴り響き、ヴァイオリンが響く。
「一つ無関係じゃないかな」
ヴァイオリンセミ目掛けマンホールぶつけて吹き飛ばしておく。
無残、ミッ、と言う断末魔をあげてばらばらになった。
マンホールの上で仁王立ちしたままスカルは空を飛ぶ。
それを追い立てるセミのロックバンド。なんだこれ。
無数のマンホールがロックバンドに突き刺さる度に断末魔が響く。
セミファイナルなど存在しない。だってばらばらになってるし。
大成功
🔵🔵🔵
小烏・安芸
蝶のように舞い、蜂のように刺す……のはともかく、なんで相手が蝉でドラマーで巨大化しとるんやろうな。
空中戦なら翼は自前で用意できるけど、フェイントの仕込みのために途中まではこの前敵から鹵獲してきたUFOで移動や。
相手が迎撃の構えを取ったところでUFOを踏み台にして、奈落送りの先触れでの自力飛行に切り替えて急加速。そのまま一気に懐に飛び込んだる。
相手はデカいし蝉やからなー……狙うとしたら比較的脆そうな脚の関節部分、強化込みの咎刻の顎で加速の勢いそのままに抉って一撃離脱させてもらうで。ただでさえ五月蠅い蝉が増えるとなると、長居は無用や。
あ、離脱ついでに乗り捨てたUFOに追い付いて華麗に回収しとこ。
●蝶のように舞い、蜂のように刺す
「……蝶のように舞い、蜂のように刺すのはともかく」
何故セミなのか。
ここにきて猟兵たちは皆何故セミなのか、と疑問に思い続けている。
何故なのか。それはわからない。
だが、セミは今そこでロックを奏でようとドラムを打ち続けている。
小烏・安芸(迷子の迷子のくろいとり・f03050)の道を阻まんとドラムを打ち続けている。
そして、ロックバンドたちもそれに追随する。
ふよふよとUFOで飛ぶ安芸。
そのさまを見て勝機と見たか一気に殺到するセミズロックバンド。
UFOより飛び出してそこを足場とし、空に跳躍する。
纏うは呪詛、烏羽が舞い散り、安芸の身が空を舞う。
セミズロックバンドを無視して本体のセミドラマーにへと肉薄する。
咎刻の顎が開かれ、セミの足に食いつき、バキッ、と言う音をあげた。
もげたのである。
一撃離脱のヒットアンドアウェイ、そのまま戦域を高速離脱。
ふよふよ、と漂うUFOもこっそり回収しておいた。
大成功
🔵🔵🔵
栗花落・澪
セミ…なんでセミ?
音楽好きならちょっとは気合いそうだけど
UFOの操作は慣れたもの
敢えて窓を開け、【空中戦】で培った経験から
敵の攻撃時に生じる僅かな風切り音や風の揺らぎを
【聞き耳】や全身で感知し反射での回避行動
見てから動くより速いからね
常に敵の背後や死角を位置取るように動き回りながら
UFOの光線で攻撃する
そのうえで敵の攻撃を誘い…セミロックバンドを召喚したら
一時的にUFOを自動操縦に切り替え
バランスを取りながらUFOの上に立ち
【催眠歌唱】で操る【指定UC】の【範囲攻撃】で
バンドセミもろとも巻き込む範囲攻撃
更に攻撃後敵に張り付いた花弁を火種に
炎の【高速詠唱、属性攻撃、全力魔法】で追撃
●みんなして思う
「セミ……なんでセミ?」
わからない。俺たちは雰囲気でセミを相手にしている。
栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は音楽好きならちょっと気が合いそうとか思っている。
だが奴はセミだ。所詮セミなのだ。
澪はUFOを飛ばしながら窓を開く。
窓を開けましょう、るるんる、呼んでみましょう。
セミのロックバンドたちがロックをかき鳴らす。
風の揺らぐ音と言うよりは最早騒音に近いソレ。
その音の揺らぎ、共振する波を感じ取りながらUFOを操舵する。
UFOより光線が放たれ、セミドラマーをびびびび、と攻撃する。
セミズロックバンドはさせまいとさらにロックを奏で続ける。
なれば致し方ない、UFOの天頂が開き、澪がせり上がってきた。
なんだこのお立ち台。
すぅ、と息を吸い込み、吐息を正せば、澪は歌い出す。
それは歌声によって操られる無数の花弁、その一枚一枚は無数の刃。
舞い踊り、セミのロックバンドたちを切り裂き落とす。
花吹雪はその身に突き刺さり、花弁に濡れたセミたち。
そこに放たれる炎の矢、突き立つと同時、大爆発。
セミのロックバンドは哀れ無残にもばらばらになって落ちていった。
「……大分えぐい気がする」
一言、感想が漏れた。
大成功
🔵🔵🔵
本山・葵
【プレイングボーナス】
・UCで飛行し、直感でランダムな軌道を描いて翻弄する
「攻撃の気配を感じるっす、キュピーンと閃いたっすよ!」
技能:早業、野生の勘
【WIS対策】
・UCで強化した熱線銃(ブラスター)でロックバンドを一斉攻撃する
「まとめてロックオンっすよ!」
技能:早業、スナイパー、誘導弾、一斉発射
【その他】
・セミドラマーの死角に回り込んで熱線銃(ブラスター)で攻撃
「でかくなった分、死角が増えたっすね」
技能:早業、鎧無視攻撃、零距離射撃
※共闘、アドリブご自由にどうぞ。
●鉄のイカロス
「攻撃の気配を感じろっす……!!」
本山・葵(ユートレマジャポニカ・f03389)は飛行ユニットを纏い飛ぶ。
放たれるセミズロックバンドの音響攻撃、その音の波を感じ取る。
「キュピーンと閃いたっすよッ!!」
脳裏になんか電流っぽいエフェクトが走り閃いた。
音波攻撃を回避しながら、ジグザグな軌道を描きながら、熱線銃を構える。
ブラスターより熱線が照射され、セミのロックバンドたちを焼き払う。
如何に無数に発生しようとも、その一つ一つが弱いのであれば意味はない。
仲間がやられたことを嘆くようにセミドラマーはドラムを叩きまくる。
されど、その音波攻撃、キュピーンした葵には意味はない。
巨大化したが故にその体には死角は多い。
「でかくなった分、死角が増えたっすね!!」
背後よりのブラスター、熱線がジュー、とセミドラマーを焼く。
あんまり美味しそうな匂いはしないが熱さにじたばたと悶えていた。
大成功
🔵🔵🔵
フィラデルフィア・シャイントピア
フッフーン。ハイパワーでかっ飛ばしますヨー!
【アドリブOK】
やはりエクリプスフォームで一気に敵の居場所にやっていくのが
一番ネー!
ビームハイウェイのライトと、宇宙のムーンライトのパワーを借りて
一気にジャンピングアンドダッシュしてたどり着くネー!
敵サンもスピード勝負をして来るつもりのようデスが、
巨大化したせいでおそらくワタシのハイスピードに追いつけるほど
速くはなれないネー。
何しろ音速以上で動けるので、相手の動きの先を進んでぐるりとターンしたりして
セミサンを全力攻撃で倒しますヨー!
●エクリプスフォーム!!
「フッフーン、ハイパワーでかっ飛ばしますヨー!!」
フィラデルフィア・シャイントピア(シャイン&シャドウ・f16459)は自らの身を変貌させる。
Fusionize SUN AND MOON!!
太陽と月が融合したその姿、人は正に日食と呼ぶのであろう。
「エクリプスフォームッ!! ウェイクアップッ!!」
エクリプスフォームが起動し、フィラデルフィアに光と闇の力が収束する。
光と闇が合わさりなって最強に見える。
是神話の頃からのお約束也。
「一気に距離を詰めマースッ!!」
ビームハイウェイによって照らされた光が。
宇宙に満ちる深い闇が。
フィラデルフィアに溢れ出る無敵の力を授ける。
セミドラマーはその溢れ出る力に対抗するようにロックンビートを刻む。
その激しいリズムが彼に恐るべきスピードを与え、さらなるビートを刻む。
「……」
そう、ビートを刻み続けている。
セミドラマーは己のドラムで己のロックンロール魂を示しているのだ。
「とーうッ!!」
太陽を模したガントレットがセミドラマーに突き出された。
メゴシャア、とセミドラマーの顔面が歪み激しく錐揉み回転して吹っ飛んでいく。
音速以上の速度でその先に回り込んだフィラデルフィア。
今度は月を模したガントレットを突き出す。
メゴシャア、と再度セミドラマーの顔面が歪んで吹っ飛んだ。
大成功
🔵🔵🔵
ミリア・プレスティール
※アドリブ、絡みOK
ミリアはUFOを使わず相棒の手袋型UDC『ミトン』に乗り、敵をかく乱する。そして隙を見て『ミトン』の拳を敵の頭に叩き込む。
【ミリアの心情】
ミトンが任せろっていうから乗せてもらうけど大丈夫かな?
危なくなればもう片方の『ミトン』の手に飛び移るしかないかもしれません…
【ミトンの心情】
魔法の絨毯ではないがあれと同じくらい飛ぶのは得意だ、任せろ。
落ちても余裕で受け止めてやる。
それにしてもデカくなった分演奏の方も大雑把になったようだ。
採点してやる。お前の演奏は鐘一つだ。
●手袋ミトンの採点:鐘一つ
ミリア・プレスティール(守護霊憑き被虐性少女・f16609)は巨大な手袋型のUDC『ミトン』に乗ってそれを前にしていた。
顔面が左右にへこんだ巨大セミドラマーである。
ふよふよ、と漂いながらそれを見ていた。
「ミトンが任せろっていうからのせてもらうけど……大丈夫かな……」
ふよふよ、と漂いながら不安げに小さく首を傾げた。
大丈夫だ、問題ない。
魔法の絨毯ほどではないが、あれと同じぐらい飛ぶのは得意だと言うミトン。
落ちても拾い上げる事は余裕である。
それ故にミトンはミリアを乗せたままセミドラマーを前にしている。
セミのロックバンドたちが出てきてロックを奏でる。
ミトンは大仰に肩をすくめるような(肩などないが)をしてから。
カーン、と鐘を鳴らした。
お前たちの演奏、鐘一つ。
セミのロックバンドたちが絶望したかのようにミトンを見た。
演奏が大雑把だったので採点は鐘一つである。
ボッシュートと言わんばかりにミトンは思い切り拳を叩きつける。
失意に飲まれていたセミバンドたちはその一撃で宇宙に散っていった。
大成功
🔵🔵🔵
カタリナ・エスペランサ
ふふん、空中戦となればアタシの独壇場と言っても過言じゃないね!
ところで過酷な宇宙空間と儚いセミ(成虫)のミスマッチ感凄くない?
……まぁオブリビオンだし仕方ないか、うん
さておき、使うUCは【天災輪舞】。手近なUFOを足場に《ダッシュ・ジャンプ》も併用して縦横無尽に駆けながら自慢の翼を活かした《空中戦》を展開するよ
何にせよ音波攻撃を封じつつ削らないとだね
まずは《先制攻撃+属性攻撃+乱れ撃ち+制圧射撃》、雷羽を飛ばして敵をバンドセットごと燃やそうか
更にダガーに魔力を通し《武器改造》、屠龍用の大太刀に再錬成して蒼雷を付与。
セミって羽とお腹の筋肉で鳴くんだっけ?
《早業+怪力》でそこを重点的に焼き斬るよ
●ひとのゆめと書いて儚い
「ふふん、空中戦となればアタシの独壇場と言っても過言じゃないね!!」
胸をはり翼を広げるカタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)。
しかし、目の前にしている相手を見て思う。
何故セミ。
過酷な環境で儚いこいつらは大丈夫なのだろうか。
まぁオブリビオンだしどうでもいいか。
その身に蒼き雷を纏い、灼熱の翼を奮ってカタリナは飛ぶ。
音波が響き渡り、彼女を共振波で打ち砕こうとすうる。
しかし、その身は蒼き雷、即ち雷の化身。
音を置き去りにする速度がセミドラマーを翻弄する。
例え音の波が届いたとしても、その波諸共焼き払う雷羽が虚空に舞い散る。
蒼き雷を纏った雷太刀の如き短剣。
それを超高速で振るい、腹部に叩きつける。
ミ゛ッ、と言う音が響き、その身が大きく弾かれ吹っ飛んでいく。
「……。ホームラーン?」
快音は響き渡らなかった。鈍く、重々しい断末魔っぽい声が響くだけだった。
大成功
🔵🔵🔵
バーン・マーディ
…宇宙なのに何だこの恐ろしい程の騒音は
…ロックも良いが之は唯煩いだけではないか
【戦闘知識】でセミの動きと立ち回りを解析
UFOに乗り込み【運転】で鋭角的な機動で飛び回る
【オーラ防御・武器受け】も駆使して可能な限りその轟音等を防ぎ受け流しつつ
ユベコにてロックバンドとかドラムとか諸々も狙いまさに空中戦に相応しき無数の光線を打ち放つ
貴様らの音は聞くに堪えん
少しは静かになって貰おうか!
そして距離を詰めて【怪力・二回攻撃】で猛攻を仕掛け
反撃されたら離脱
その上で再度ユベコの光線にて絨毯爆撃
特にドラムは確実に破壊を試みる(本当にうるさくて嫌だったみたいだこの総帥
もう少し音楽を学んで出直して来い!!!
●宇宙なのに
「……宇宙なのに、何だこの恐ろしい程の騒音は」
バーン・マーディ(ヴィランのリバースクルセイダー・f16517)はUFOを駆りながら思った。
ロックもいいが、これではただうるさいだけなのである。
所詮はセミである。
ロックを打ち鳴らすふりをしながらただ単に超速ビートを刻んでいるだけ。
しかも、刻むごとにその速度はあがっていき、うるささは増していく。
その共振音波だけで物体を破壊するに至るほどに。
故に音波を避けるようにバーンの操縦するUFOは鋭角軌道を描く。
無数の十字形の閃光が放たれ、音波を打ち砕き、ドラムセットを打ち砕く。
「貴様らの音は聞くに堪えん……少しは静かになって貰おうか……!!」
十字の閃光が瞬きドラムセットを爆破していく。
執拗なまでにドラムを攻撃する様は恨みでもあったのか。
本当にうるさくて煩わしかったのか。
それを知るのはバーンのみである。
でも執拗な攻撃から鬱陶しさのあれそれを感じるので多分うるさかったのだろう。
「もう少し音楽を学んで出直してこいッ!!」
とどめに十字閃光が突き刺さりシンバルが爆発した。
大成功
🔵🔵🔵
イデアール・モラクス
クク…任せておけ、天翔る我が勇士!この宇宙(ソラ)にしかと刻んでやろう!
・戦闘
UC【魔剣の女帝】を『高速詠唱』で行使。
「まずは序曲!」
真の姿となり、次々と『全力魔法』の力で威力を増した魔剣を無尽蔵に召喚し『乱れ撃ち』や『一斉発射』で雨霰と射出、圧倒的弾幕の『範囲攻撃』と成して『制圧射撃』をかけ飽和攻撃。
「そしてここからが本番だ、セレナーデを奏でろ!」
そして高速飛翔の『空中戦』で斬り込み、魔導の力で直角する高機動で敵の攻撃を交わしながら『属性攻撃』で炎を纏わせた魔剣ドミナンスで何度もすれ違い様に『薙ぎ払い』斬り刻んでから『串刺し』にし『生命力を吸収』して殺す。
「フィナーレだ!」
※アドリブ歓迎
●序曲のセレナーデ
「クク……任せておけッ天翔る我が勇士ッ!! この宇宙にしかと刻んでやろうッ!!」
イデアール・モラクス(暴虐の魔女・f04845)の黒い髪が銀色に染まる。
露出過多な鎧を纏い、魔剣を手にして宇宙の闇に飛びだった。
収束する魔力が無数の魔法陣を宇宙(そら)に展開される。
魔剣を突きつけるように切っ先をセミドラマーに向ける。
「まずは序曲ッ!!」
無尽蔵に生み出された魔剣群が驟雨の如くセミドラマーに放たれる。
セミドラマーとてただされるがままではない。
仲間のセミのロックバンドたちを呼び出す。
しかし、魔剣の雨の前にはその生命も儚く散っていく。
ばらばらに刻まれる仲間たち。
「そしてここからが本番だ、セレナーデを奏でろッ!!」
音速を超えた飛翔、物理法則を無視した鋭角・直角軌道。
音の波とて音速を超えれば追いつかぬは道理。
すれ違いざまに刃をあわせ、その足を、その羽を炎の刃が切り払い、ずたずたに引き裂く。
「そして、フィナーレだッ!!」
燃え盛る魔刃が、その腹部を貫き、生命を貪り食らい、そして払うと同時。
炎がセミドラマーを包み込み、燃やす。
ミィィ、と言う悲鳴が宇宙に響いた。
大成功
🔵🔵🔵
甲斐・ツカサ
よーし、行くぞ、宇宙ー!!
まずは小型ロケットで打ち上げ!
そこから"Ray-GuSTAR"射出!
そしてオレが飛び出る!
三段式!
あとは飛ばしたドローンとかにワイヤー引っ掛けたり、"Syl-Field"から放った空気を足場にしたり、空を移動する方法は幾らでもある!
そうやって蝶のように舞い、蜂のように…蝉だコレー!!
あ、もし蝉ロックバンドがいればワイヤー引っ掛けるのにちょうどいいね!
近付く頃にはかなりの高度だよね
良い風を全身に浴びながら、楽器にワイヤー引っ掛けて最接近!
大は小を兼ねないかもしれないけど、小は大を兼ねる!
小回りを利かせた上での強力な一撃だ!
……ところでさ
キミ、寿命削ったらヤバくない…?
●そしてそれは――――
「よーし、行くぞ、宇宙ーッ!!」
甲斐・ツカサ(宵空翔ける冒険家・f04788)は小型ロケットで打ち出されていった。
それが到達点に到達すると同時。
「第一次、切り離しッ!!」
小型ロケットが切り離され、そこよりRay-GuSTARが射出され、宇宙に飛び上がっていく。
第二次到達点に到達すると同時、Ray-GuSTARよりさらにツカサは飛び出した。
三段式の加速、そして、ドローンを射出しそこにワイヤーを放ち引っかかる。
「さあ、おまた……セミだコレーッ!!!!」
ぼろぼろだけどセミですコレ。
蝶のように舞い、蜂のようにセミ。
セミのロックバンドたちも最早ぼろぼろになって宇宙を漂っていた。
そこにワイヤーを引っ掛け、牽引する事でツカサの身は加速する。
抜き放ったはアズライト、黒く鋭き刃。
それに呼応するように激しくセミドラマはーは残されたドラム一つを打ち鳴らす。
なんかジャパンの大阪にもいたよねこんな人形。
その楽器にさらにワイヤーを引っ掛け、牽引して超加速しての接近技。
肉薄したとも言える状態でしか放てぬ必殺の一撃。
それこそが暗刻斬り拓く蒼穹ノ光刃(スカイセイバー・クロノブレイク)。
黒い刃が突き刺さり、セミドラマーが断末魔をあげる。
同時、Syl-Fieldから放った空力場を足場に蹴り、セミドラマーから距離を取る。
セミドラマーはそのままビートを刻み、そのビートはさらに激しくなり。
そして、突然止まった。
「……?」
いきなり止まったそれに怪訝そうにしてからツカサは近づいた。
そして、近づいて悟った。
「……死んでる……」
そう、セミドラマーは激しいビートを刻みすぎて。
そして、天寿を迎えてしまったのである。
寿命を削る程に激しいビートを刻み、刻み続けた。
ドラマーとして、燃え尽きたのだ――――。
大成功
🔵🔵🔵