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アースクライシス2019③〜ビル街破壊指令

#ヒーローズアース #戦争 #アースクライシス2019

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●正義と言う銘打たれた悪徳の名の下に
 ニューヨークのビル街が瓦礫と化して崩れ落ちる。
 スカムキングの命令によって為されたそれ。
 それは至極、単純に「ビル街を破壊する」ことである。
 それによって武力を示し、人々の安住の地を奪い、恐怖によって支配する。
 実行するのはかつて、正義を信じて戦った騎士たちであった。
 しかし、その思想はオブリビオンと化した彼らには最早失われたもの。
 今彼らが信じる"正義"とは、スカムキングの恐怖による支配。
 その為ならば彼らはなんだって積み重ねる。
 また一つ、高層ビルが崩落し、人々の大地は奪われる。

●ビル街破壊作戦
「イエス、イェーガー。戦争の時間です」
 アリシエル・フィフスガーディ(五天の守護機・f09139)はニューヨーク市街の電子マップを展開した。
 赤い光点がそこに向かって侵攻を開始していた。
「ダストブロンクスを恐怖で支配した"肥溜めの王"スカムキングの尖兵がニューヨークに迫っています」
 その尖兵の目的、それはスカムキングの発した暴虐指令の完遂である。
 この指令が達成させるとアメリカ大陸全域の人々の正義を信じる心が弱まり、悪にひれ伏すようになるのだ。
 何故か。それはわからない。
「どちらにせよ、ニューヨーク市街の破壊は防がねばなりませんし、指令を完遂させるわけにもいきません」
 イェーガー的に考えても、人道的部分から考えてもその指令は達成させてはならない。
 命令の実行を妨害した上で、オブリビオンを撃破する。
「敵オブリビオンを撃破するだけではなく、ビル街の破壊も阻止してください」
 紫紺の瞳はいつも通り、揺らがず、揺るぎなく。
 そこにこめたる意味などいつも通りの信頼のそれ一つ。
「当機は、イェーガーたちならば問題なくこの予知の打破を完遂出来ると信じています。健闘と武運を祈ります」


虎河豚天
 虎河豚の天ぷら、略して虎河豚天でございます。食べないで。
 ヒーローズアース戦争第三弾、ニューヨーク市街防衛戦。
 ビル街の破壊を阻止しながら敵性オブリビオンを撃破してください。
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第1章 集団戦 『デュランダル騎士』

POW   :    デストロイブレイド
単純で重い【量産型魔剣デュランダル】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    ケイオスランサー
【魔槍】が命中した対象に対し、高威力高命中の【仲間のデュランダル騎士との怒濤の連携攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ   :    不滅の刃
【量産型魔剣から放たれる光】が命中した対象を高速治療するが、自身は疲労する。更に疲労すれば、複数同時の高速治療も可能。

イラスト:弐壱百

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

死之宮・謡
アドリブ歓迎

んー…私が先んじてビル街を壊滅させたら敵のミッション失敗に…ならないな…寧ろ悪化するか仕方ない…

さぁ、狩りの時間だ…誰一人として逃がしはしない…

【一と零の迷宮】展開…

後は私が最後の一人になるまで殺し尽くすだけだが…
破滅の「呪詛」を含んだ毒霧(毒使い・属性攻撃:水)で迷宮を満たす
その後、迷宮を徘徊しながら全滅を待ち、視界に入った相手は「怪力」でレ・フィドラを振るって「なぎ払い」積極的に削る

…やれやれ…随分と歪な甦りかたをしたな…眠れ…



●ラビリンス・ラビリンス・メイズ
「……んー……」
 ニューヨーク市街、そこに迫る騎士団。
 死之宮・謡(万界覆う死と狂気・f13193)は佇んだまま首を傾げた。
「私が先んじてビル街を壊滅……だめ? だめか。そうか」
 そうすればきっとミッションの失敗に。
 ならない? ならないか。そうか、だめか。仕方ない。
 ならば別の手段を考慮せねばなるまい。
 そう言わんばかりに謡は、闇の霧を放出する。
 向かっていた騎士団の一部がそれに取り込まれた。
 気づけばそこにあったのはニューヨーク市街ではない。
 暗い、昏い、儚い深淵の淵、招かれたものは決して出られぬ無限回廊。
 破滅の毒に満ちたラビリンスワールド。
「さぁ、狩りの時間だ――――」
 ただ一人になるまで脱出することの出来ないデスゲーム。
 そして、どれほど彷徨ったのか。
 誰もわからなくなった頃、一人、一人と騎士団は斃れ伏す。
 時間の流れすら歪んだ迷宮の中、歩む音が響いた。
「……やれやれ……」
 うわ言のように正義をつぶやき続ける騎士たち。
 それを真紅の瞳が見下した。
「随分と歪な蘇り方をしたな。……眠れ」
 大槍が、毒で斃れた騎士たち、その心の臓。
 そこをえぐり、穿った。

成功 🔵​🔵​🔴​

ユースティ・アストライアー
◇アドリブ、絡みOK
◇一人称「私」、二人称以上「名前+さん」

スーパーウィッシュガール参上です!
この愛すべき街を絶対に壊させたりはしません!

【怪力】を用いた格闘
アテネソードやアテネランスで近距離攻撃
アームドフォートで遠距離攻撃
アイギスシールドやマントを使い敵の攻撃を防御

敵が動く前に凍らせ吹き飛ばすためにUC『スーパーウィッシュコールドブレス』を吹く

またビルを壊そうとする者をその【怪力】をもって全力で止める
【怪力】で敵を投げたりもする

またビルが壊れて人々に破片が降り注ぎそうなら【怪力】で抑える



●スーパーウィッシュッ!!
「スーパーウィッシュガール、参上ですッ!!」
 ニューヨークの街に、真紅のマントをなびかせて。
 正義のスーパーヒーロー、ユースティ・アストライアー(スーパーウィッシュガール・f16665)が降り立った。
 人は皆、彼女のことをこう呼ぶ。
 スーパーウィッシュガールと。
「この愛すべき街を絶対に壊させたりはしません!!」
 ビシッ、と指を迫りくる騎士たちに突きつける。
 騎士たちは黒き剣を引き抜き、彼女と対峙する。
 彼女を排除せねば、正義は達成できない、されない。
 故に、正義の為に立ちはだかる悪を討つ。
 それが騎士たちにこびりついた概念であり、想念であった。
「道を違えた戦士を正す事もまたヒーローの役目!!」
 地を蹴り、ユースティことスーパーウィッシュガールが肉薄する。
 その手に握られた黄金の剣、それが黒剣と絡み合い、甲高い剣戟を響かせる。
 幾度とない剣戟、そしてアームドウォートを交えた射撃戦。
 火花を散らし、鋼と鋼が絡む音を響かせる。
「吹っ飛んで、凍りなさいッ!!」
 黒剣と黄金剣が、黄金槍が絡んだ瞬間。
 凍てつく絶対零度の吹雪、氷の吐息が放たれ、打ち合っていた黒騎士一人を凍らせる。
 冷気に飲まれ、氷棺に包まれたソレをユースティは持ち上げる。
「そりゃぁッ!!」
 そして、ビル破壊に向かっていた一団目掛け、氷塊と化したソレが投げつけられた。
 氷が砕け散る音、怪力によって投擲されたそれが騎士たちを吹き飛ばす。
 ビルの破壊はこうして防がれた。
 黄金の剣、黄金の槍を手にしたまま、佇み、真紅の外套は風に大きく翻る。
 正義のヒーロー、守護者はここにあり。

成功 🔵​🔵​🔴​

シャーロット・キャロル
ビル街の破壊…… そんなことはこのマイティガールが許しません!

ビルへの破壊工作をしようとしているオブリビオンを発見したら名乗りを上げてから戦闘開始です!

「破壊活動はこのマイティガールが許しません!覚悟なさい!」

見た感じ騎士といった風情ですね。近距離の攻撃が厄介そうなのでここはセオリー通り遠距離から攻めるべきと見ました!
【マイティヒートヴィジョン】で遠距離からビーム攻撃です!
敵の間合いに入ることに注意しつつ距離を開けて立ち回りますよ。

「正義の一撃を食らえ、マイティヒートヴィジョンッ!!」

【アドリブ、連携大歓迎です】



●マイティヒートッ!!
「ビル街の破壊……そんなことはこのマイティガールが許しませんッ!!」
 騎士団を前に金色の髪をなびかせて、次なるヒーローはこの街に降り立った。
 赤いマントを翻して、騎士たちを前に仁王立ち。
「破壊活動は決してこのマイティガールが許しません!! 覚悟なさいッ!!」
 黒い剣を引き抜いた騎士たちを前に名乗り口上。
 ヒーローとして、そして一人の戦士として、決して彼らの戦いには正義はないのだから。
 己の正義、そして人々の平和と幸せの為、決して彼らの行動は許されない。
「マイティッ!! ヒートヴィジョンッ!!」
 蒼い瞳が輝き、そこから真紅の光が放たれる。
 真紅の熱線、それを騎士たちが剣で防ごうとする。
 しかし、それはその黒き剣を溶断した。
 その秘めた熱量、明らかな驚異。
 決して距離を取らせてはいけない。
 騎士たちはそう判断し、彼女を包囲しようとする。
 しかし、そんなことはシャーロットにもわかりきった事。
 だから、真紅のマントを翻し、翻弄し、牽制する。
 距離は詰められず、間合いを取られれば。
「正義の一撃を喰らえッ!! マイティヒートヴィジョンッ!!」
 その瞳よりまた熱光線が放たれ、鎧が溶断され騎士が一人崩れ落ちた。
 牽制のレーザービームも放たれ、彼女を無視してビルを破壊する事もできない。
 じりじり、と互いに互いの距離を測ったまま、ヒーローと騎士の対峙は続く。

成功 🔵​🔵​🔴​

ギージスレーヴ・メーベルナッハ
力を以て恐怖を齎し支配する、か。
なれば更なる力を以て叩き潰すのみよな!
黄昏大隊、出撃である!

敵の進軍経路に程近いビルの付近にて待ち構え、敵軍を確認次第黄昏大隊・突撃部隊を発動。
ビルへ迫る敵へと亡霊兵を突撃させ、ビルから引き離すよう吹き飛ばさせる。
敵1体につき亡霊兵3体を当て、相互に連携させ確実且つ最大限に吹き飛ばし、加えて敵の連携を阻害できるよう企図。
別のビルの近くへ吹き飛ばしてしまわないよう注意。

余自身は亡霊兵らに命令を発しつつ、魔導小銃を以て敵を狙撃する。
亡霊兵に吹き飛ばされる等し隙を生じた敵を主に狙い【スナイパー】も併用し確実に撃ち抜いてくれよう。
無論、最優先対象はビルに迫る敵である。



●黄昏の大隊
「力を以て恐怖を齎し、支配する、か……」
 その手段、その手法、大いに理解をしよう。
 ギージスレーヴ・メーベルナッハ(AlleineBataillon・f21866)は騎士たちを見やる。
 仁王立ちし、腕を組んだまま、無防備に佇んでいた。
「だがな、知っていたか。その手は――――更なる力によって叩き潰される事を!!」
 片手を高く掲げてから、虚空を切り裂くように、その手が振り下ろされた。
 時空が歪み、空間が曲がり、淵よりそれらはやってくる。
 重装甲を纏った無数の兵士たち、しかしあるべき顔はそこにはない。
 その顔にはすでに肉はなく、あるべきは古びた髑髏のみ。
 眼窩には青白い灯火が宿り、まるでウィル・オ・ウィスプの如く。
「突撃用意ッ!!」
 亡霊兵たちが、手にした武器を構える。
 整然なまでに動作が重なり、戦いの準備は整った。
「前方の敵を押し戻し、浸透を阻止せよ。目標は敵兵団の駆逐、ビル市街の防衛ッ!! かかれッ!!」
 亡霊兵団は、声なき怒号をあげ突撃する。
 ビル街に迫る騎士たちを弾き飛ばし、駆逐せんと迫る。
 吹き飛んだ騎士目掛け、ギージスレーヴは弾丸を放つ。
 破裂音が響き、その鎧に弾痕が刻まれる。
 薬莢を弾き、次弾が装填される。
 無造作なまでに引き金を引けばまた一つ弾痕が増える。
「見たか、亡霊騎士どもよ。これが余の黄昏大隊であるッ!!」

成功 🔵​🔵​🔴​

クネウス・ウィギンシティ
アドリブ&絡み歓迎
「正義や悪などどうでも良いですが、建築作業者(エンジニア)の努力を蔑ろにしようとは……抹消しましょう」

【SPD】

●登場
UCで建材:鉄骨を召喚。浮遊する足場にしつつ現場に向かいます(【空中戦&メカニック】)
「CODE:HEPHAISTOS。建材は準備済み。直すのに邪魔です、退いてください」

●UC対抗
魔槍ヒットがキーになるので、鉄骨60本を自在に操作(【操縦】)し、盾にします(【武器受け】)。

●攻撃
「その鎧と武器、解体させて貰う」
工具:フォースセイバーを複製し解体します(【鎧無視攻撃】)。

●修理
「この鎧……良い建材になりそうですね」
溶かして建材にしてそのままビル修理を始めます。



●やってきました鋼のエンジニア
「正義や悪などはどうでもいいですが……」
 無数の建材と鉄骨、足場を浮かせたままクネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)が現れた。
 最早それは戦場ではなく、ただの修理現場である。
 いや、現場が戦場ではないとは言うまい。
「建設作業者(※ルビ:エンジニア)を蔑ろにしようとは……抹消しましょう」
 無数の鉄骨たちが宙を舞い、騎士の剣と槍と打ち合う。
 火花を散らし、轟音をあげ、建材たちが大暴れ。
「直すのに邪魔です、退いてください」
 鉄骨がまるで破城槌のように叩きつけられた。
 その体がくの字にへし折れ吹き飛ぶ。
 十分な加速をもって、叩きつけられた大質量。
 騎士の一人が動かなくなった。
 光り輝く剣を片手に動かなくなった騎士を見下ろす。
「……この鎧、この武器……」
 浮かんだ鉄骨どもが大暴れしている最中、クネウスは分析をしていた。
 そう、この武具は……良い素材である!!
 これは建材になりそうだ、間違いない。
 光剣が振るわれ、剣・槍・鎧は解体され、融解していく。
 赤熱したそれはその場で建材に加工され、おもむろにクネウスは破損箇所の補修を始めた。
 敵? ああ、やっこさん、飛んでる鉄骨と遊んでるよ。

成功 🔵​🔵​🔴​

シズホ・トヒソズマ
※連携アドリブ可

ビルを破壊するとはまた悪辣な…ヒーローとして見過ごす訳にはいきませんね!

UCでドラゴンテイマーの力を使用
周囲の無機物(ビルの倒壊の危険がある部分は除く)を黒竜の群れに変え
破壊攻撃の盾にしたり単純に敵の目の前に出し視界を阻害したりして妨害する
デメリットは◆呪詛耐性、◆毒耐性、◆激痛耐性で軽減

黒竜らのブレス◆一斉発射で牽制した隙に一気に接近
からくり人形『ヴァジラ姫』の◆雷属性攻撃や『シュヴァルツヴィアイス』の◆呪詛を込めた偽過去喰らいの三呪剣斬撃をそれぞれ◆早業で◆操縦し行う
敵の攻撃はヴィアイスの予測演算装置で◆見切り回避
特に魔槍に関しては絶対回避

『堕ちた正義、終わりの時です!』



●因果応報!!
 シズホ・トヒソズマ(因果応報マスクドM・f04564)はニューヨーク市街の戦いへとたどり着く。
 そこでは、猟兵たちが悪と戦いを繰り広げている戦場である。
「ビルを破壊……また悪辣な……ヒーローとして見過ごすわけにはいきませんね!!」
 因果応報マスクドM、ここに参上。
 展開した闇より出現したのはかつて戦った竜使い。
 ドラゴンテイマーと名付けられたオブリビオン、その影。
 幻影でありながら竜を従えるものの名は伊達ではない。
 周囲の無機物が無数の黒竜の群れにへと変貌し、ビルへと迫る騎士たちを薙ぎ払う。
 騎士たちが吹き飛ぶと同時、竜の力を身にまとう。
「ヴァジラ姫ッ!! シュヴァルツヴィアイスッ!!」
 独鈷杵を持った姫人形、偽三呪剣を持った騎士人形が出現すると同時に大地を蹴り肉薄する。
 闘神の如き力が解放され、雷霆の渦が解き放たれ騎士を飲み込む。
 呪われた呪詛の刃が、その黒き鎧を削り、呪詛が飲み込み食らっていく。
「堕ちた正義、終わりの時ですよッ!!」
 狂い、堕ちた正義と言う名の想い。
 それは間違え、誤り、正されるべきもの。
 正しき意志と正しき勇気を持つ者の前に、騎士はまた一人と成敗される。
 是を因果応報と呼ぶのならば、正に悪と言う因の果てに正義と言う報いが応じたのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

甲斐・ツカサ
正義の騎士に悪い事なんてさせられない!
ここでしっかり食い止めないとね!

周辺の地形を破壊する技がある以上、ビルに近付けるわけにはいかない!
だから、ビル街への入り口に罠を張って進行を阻止するのが一番かな

資材や時間の関係もあるだろうし、"Aby-STerra"のホログラムも使って、虚実織り込んだバリケードを設置しておこう

そうやって稼いだ時間で、ビルの合間を縫うようにワイヤーを張り巡らせるよ!
これはエンパイアでやり慣れたけど、この街でやるとまるで蜘蛛の巣みたいだね!

ただ、一方向からしか来ないとは限らないから、白鳩ドローンを飛ばして周囲の索敵も忘れずに
別方面から来てるならバイクやワイヤーを使って急行だ!



●正義もまた先に見据えて
「正義の騎士に悪い事なんてさせられないッ!!」
 それは捻じ曲げられた想い、元は正義の為に戦ったものたち。
 ならば、そこには、根底には、燃え盛る正義の炎があったはずだから。
 だから、甲斐・ツカサ(宵空翔ける冒険家・f04788)にはそれは看過できない。それは許せない。
 だからこそ、なればこそ。
「ここでしっかり食い止めるッ!!」
 未知標のワイヤーを張り巡らされ、ワイヤートラップが縦横無尽に張り巡らされる。
 ホログラムによる虚、実体障害物による実、虚実織り交ぜられたバリケード。
 それが騎士たちの侵攻を押し留めた。
 時間稼ぎでしかない、されど時間はこちらに味方する。
 稼げば稼ぐほど、この地に猟兵たちはやってくるのだ。
 ツカサはビルの谷間にワイヤーを巡らせる。
 その姿はまるで、そう、蜘蛛の糸を飛ばすヒーローのようで。
「最新の風魔の業、見せてやる」
 騎士団の一つがトラップゾーンに迷い込む。
 降り注ぐ無数の鉄骨たち。
 それが騎士団に打ち付けられ瓦礫の底に沈んでいく。
 そう、それはかつての戦い、かつての戦争。
 風魔と呼ばれた男たち、その屋敷。
 その屋敷にて見せつけられたトラップ群、それと似通っていた。
 だからこそ、彼は古き風魔を継ぐ最新の風魔なのである。

成功 🔵​🔵​🔴​

ダビング・レコーズ
当機には彼らの行動に戦略的価値が見出だせず、ただのテロ行為としか認識出来ません
テロには屈しません
また交渉もしません
排除します
イェーガーズ・アッセンブル

【POW・全歓迎】

建造物の破壊には相当数の爆薬が必要となると推定
大型輸送車で運搬されている可能性が考えられます
目標選定方法ですが、民間人の輸送車が走行しているとは考え難い状況です
識別信号の無い輸送車があれば恐らくそれでしょう

コール、アイガイオン
パワーローダーフォームで転送しドッキング
輸送車を抑え込み横転させ走行不能にさせます
その後は出現するであろう敵勢力に対処
大型化したスヴェルとEMフィールドで守りを固めセントルイスで敵集団を薙ぎ払います



●イェーガーズ・アッセンブル
「……?」
 ダビング・レコーズ(RS01・f12341)の演算機能が困惑を提示していた。
 彼らの行動には戦略的価値を一切見出だせない。
 ニューヨーク市街のビルを爆破解体した所で何があると言うのか。
 それはただのテロ行為でしかない。
 ダビングの演算機能は故に答えを提示する。
 テロリストには屈せず、交渉の余地はない。
「排除します」
 白銀の躯体がニューヨークの空を飛ぶ。
 そのカメラアイは一つの大型トラックを捉えた。
 スキャニング開始、完了。
 内部に大量の爆発物を確認。
「コール・アイガイオン」
 その白き鋼はより巨大な鋼を纏う。
 パワーローダーの如き異様を持つ強化外骨格。
 それが電脳空間より射出され、飛行する彼の上に現れる。
「ドッキング、軸合わせ。……誤差なし、ドッキング」
 コネクターが接続され、強化外骨格を纏ったダビングはいつもより巨大な姿にへと変形する。
 ブースト、流星の如くトラックの前に降り注ぎ、腕を突き出す。
 通常よりも増した力が大型トラックの突撃をも止め、一歩足りとも退く事もなく、そのフロント部分をへしゃげさせ、運動エネルギーを殺す。
 浮いたフロントタイヤが地を切り裂けず、無意味に回転し続ける。
 そのままそれを力のままに横に傾ければ巨体は横転し、動かなくなる。
「……ターゲット視認、作戦目標を継続します」
 目的の物品の輸送に失敗すれば、続くのは敵勢力との戦闘。
 アイガイオンと合体した事により、巨大化した大型実体楯、纏ったEMフィールドがが騎士たちの攻撃を弾き、決して装甲に通さない。
「セントルイス、照射モード」
 セレクトレバーが照射に変更され、荷電したプラズマ粒子が照射される。
 蒼いそれが引き裂くように騎士たちを薙ぎ払い、溶断した。

成功 🔵​🔵​🔴​

フィランサ・ロセウス
敵集団を発見次第、ニンジャ・フックシューターを駆使【地形を利用】した高速移動で接近
ユーベルコードで作り出した私の迷宮に閉じ込めて、破壊活動ができないようにしてあげるわ
ちなみにこの迷宮、私だけが鉄格子の壁を自由にすり抜けて動く事ができるから、
これを利用したヒット&アウェイで有利に攻められるはずよ
ふふふ、壊れちゃうのはビルじゃなくてア・ナ・タ❤



●愛と言う名の鉄格子、壊れるのはどなた
「破壊活動を防げばいいのかしら?」
 首を傾げてから、フィランサ・ロセウス(危険な好意・f16445)はニューヨークの市街に降り立った。
 目にするのはビル街、それを護る事。
 遠目に見えるのは騎士の集団。
 手にした拳銃、それを放てばフックは地に突き立つ。
 同時、巻き取る機構にのってその身は一気に騎士たちの前に躍り出る。
 騎士たちが弾丸のように飛び込んできたフィランサを倒そうと剣を抜いた。
 しかし、それは"遅かった"。
 気づけば、そこはすでに迷宮、迷い込んだものを決して逃さぬと言うラビリンス。
「さあ」
 甘い声が迷路に響き渡る。
 けれど、それは壊れた響き。
「さあ」
 蕩けるような声が迷宮に響き渡る。
 けれど、それは空っぽの響き。
「さあ」
 艷やかなな声が迷宮に響き渡る。
 けれど、それは溢れる好意にに満ちていた。
「楽しい楽しいゲームを始めましょう?」
 無数の鉄格子、決して乗り込められぬ牢宮。
 けれど、フィランサは、フィランサのみがそれを超えられる。
 騎士の死角よりその鋼が振るわれ、甲高い音をあげ、鎧が陥没する。
 振るわれたそれはバールのようなもの。
 どこにでもあるへんてつもないただの工具。
 しかし、フィランサが持てばそれは、デッドリーアイテム、殺すに足る武器と化す。
 貴方に捧げるのは溢れる"好き"と言う気持ち。
 反撃の一撃も鉄格子に阻まれ届かない。
 今度叩きつけられたのはレンチ、次に叩きつけられたのはハンマー。
 ノコギリ、ジャッキ、鉄骨、フライパン――――。
 なんてことはないただの工具、ただの道具。
 けれど、人を殺傷して余りある威力で振るわれるソレはじょじょに騎士を鎧諸共壊していく。
「ふふふ、壊れちゃうのはビルじゃなくてア・ナ・タ」
 愛しさを載せた声が響き、振りかぶられた包丁。
 ざくり、と言う音が響き、鉄格子の迷宮に断末魔が響いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ジャスティス・ボトムズ
★アドリブ歓迎 連携歓迎

人の生活圏を脅かすヤツは悪だ
それもとびっきりのな
正義を執行する必要があるぜ

俺はパワーで暴れるのが得意だから
敵を引き付けてビル街の破壊の手を遅らせよう
正義を執行するという強い意志を持ってUCを発動させるぜ
大声で敵に名乗りを上げて無視できないくらいの存在感を発揮するぜ

一般人のいるビル街を破壊するなら順序ってもんがあんだろうよ?
ヒーローをまず倒してからだろうが!
ヒーローが目の前にいるのに破壊活動なんてさせてもらえると思ってんのか?
まともな脳みそつまってんならあんたら邪魔しに来たヒーローをたおしてみろよ!

敵を引き付けたら後は全力で戦うだけだぜ
怪力と鎧砕きをのせてフルパワーだぜ



●正義の執行
「人の生活圏を脅かすヤツは悪だ。――――それもとびっきりのな」
 ジャスティス・ボトムズ(正義の執行者・f22965)は大剣を片手に騎士たちと対峙する。
 ヒーローとして、決して許されない。
 人の生活圏を、人々の幸せを脅かすもの、それは悪である。
 ましてや、自分たちと言う守り手を無視しての行動。
 そんなことを許すものが、いるだろうか?
 否、いない。ヒーローがいるからだ。
「ジャスティス・ボトムズッ!! 正義を執行するぜッ!!」
 突きつけるは宣戦布告、正義の断罪の執行。
 その強き意志が金色の輝きとなり、ジャスティスを包みこむ。
 黄金のオーラを纏ったその存在感は騎士たちに決して無視出来ぬほどの威容を見せつける。
「物事の順序を守れねぇのか? あんたらはよぉッ!!」
 疾駆、肉薄、振るった大剣、空を切り裂き、騎士を薙ぐ。
 恐るべき膂力から放たれたそれは鎧を陥没させ、威力のままにそれを吹き飛ばす。
 ヒーローがこの場にいるのに、破壊活動を、テロ行為を見逃されると思っていたのか。
 そんなはずはない、正義の為に戦うものがそんな暴挙を見逃すはずがない。
「まともな脳みそつまってんなら、俺たちを倒してみせろ」
 剣の切っ先を突きつければ黒騎士は剣を引き抜いた。
 砂塵が巻き上げられると同時、騎士とジャスティスは同時に賭ける。
 魔剣と正義の剣が交わり、鋼の音が響く。
 幾度となく重なる剣戟の音、されど先に音をあげたのは――――騎士であった。
 騎士本人ではない。手にした魔剣、それである。
 彼のために鍛え上げられた正義の剣、数打ちでしかない量産型の魔剣。
 質と、そして、ジャスティスの技巧。
 それが上回り、魔剣が砕け散る。
 返し刃、騎士の体に斬撃が走り鎧は砕け散る。
 その身が崩れ落ちた。
「次ッ!!」
 ジャスティスは次の敵に疾駆する。
 護るべきものの為に。

成功 🔵​🔵​🔴​

バーン・マーディ
事前
ビルの解体を効率的に行うのは主にビルを支えるポイントの破壊が有効だ
故に攻撃を仕掛ける場所は限られる

ビルが構造上破壊されれば効率的に破壊できる位置の把握

更に倒壊すれば周囲の被害が大きいビルの確認

ユベコ発動
【戦闘知識】で味方側デュランダル騎士(以後英霊騎士)と敵の攻撃を通さぬように共に防衛陣形

(その姿は敵にとっても記憶を揺さぶるか

お前達の在り方は本来は破壊ではない
それを忘れたのであれば思い出させよう

英霊騎士
基本的に二人以上で敵騎士の排除に当たる

【オーラ防御】展開
敵の攻撃を【武器受け】で受止
【カウンター・怪力・二回攻撃・吸血・生命力吸収】で反撃
これが弾圧に対する叛逆である
お前達も持っていたものだ



●かつての想い
 バーン・マーディ(ヴィランのリバースクルセイダー・f16517)は佇んでいた。
 ビルを効率的に破壊するのは、ポイントが存在する。
 故に仕掛けられる場所は限られる。
 だからこそ、そこに剣を突き立て待ち構えていた。
 そして、予想通りにそれはやってきた。
 騎士たちは剣を抜いた。
 敵を排除する為に。
 しかし――――。
「お前たちの在り方は本来は破壊ではない」
 バーンは呟くように言った。
 声を荒げたわけではない。
 どこまでも静謐な声音だった。
 けれど、それは強く、強くこの場に響いた。
 彼の傍らに騎士たちが並び立つ。
 それは、相対する彼らと似通うもの――――否、同じ鎧を纏ったもの。
 騎士たちから、まさか、と言う声が微かに漏れた。
 そう、それは――――志半ばに倒れた彼らの同胞であった。
「それを忘れたのであれば、思い出させよう」
 英霊騎士たちは剣を抜いた。
 それは不滅の魔剣、黒い騎士たちと全くもって同じ剣。
 黒騎士たちの動揺はそのままに、英霊騎士たちが斬りかかる。
 魔剣と魔剣が刃を重ね、激しい音を響かせる。
 騎士と騎士の戦い、その最中、バーンと言う男も剣を抜いた。
 一人の騎士が男に斬りかかる。
 それは容易く受け止められ、ぎりぎり、と言うきしむ音をあげ鍔迫合う。
 剣は大きく弾きあげられ、不滅の魔剣は虚空に舞う。
 バーンの魔剣――――そう、不滅の魔剣。
 それが、騎士を斬り裂いた。
「これが弾圧に対する叛逆である」
 倒れ伏した騎士を一瞥するその眼差しは――――。
 かつての仲間に送る郷愁か、あるいは。
「お前達も持っていたものだ」
 堕ちた彼らを叱咤するものだったのか。

成功 🔵​🔵​🔴​

カタリナ・エスペランサ
そこまでだよ、これ以上の狼藉は許さない
――仮にも騎士様の格好なら猶更、見過ごす理由は無いね

敵の攻撃は《第六感+戦闘知識》で《見切り、ダンス》の要領で回避しようか
使うUCは【暁と共に歌う者】
まずは不死鳥と共に《歌唱+精神攻撃+催眠術+誘惑》の歌声で幻惑して動きを縛り連携を封じよう
攻撃は《属性攻撃+鎧無視攻撃+破魔+衝撃波+乱れ撃ち》で炎の斬撃を放って蹴散らすよ
実体の無い灼熱はお堅い鎧も隙間から貫いてくれる筈さ

味方や街に被害が出そうなら《救助活動》や《庇う》要領で割り込んで対処だね
狙い撃たせない為に幻惑してる訳だけど!
不死鳥は被弾しても勝手に再生するし、アタシは《早業+武器落とし》で捌いていくよ



●暁と共に歌うは不死鳥
「そこまでだよ、これ以上の狼藉は許さない」
 ビル街の破壊に訪れた騎士たち。
 その前に立ちはだかるのは一人の女だった。
 燃え盛る紅蓮の不死鳥、それを腕に止まらせたまま。
 カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)は彼らの前に立ちふさがる。
「――――仮にも騎士様の格好なら、尚更見過ごす理由はないね」
 それは彼女の持つ騎士への憧憬か。
 護るべきものの為に剣を手にし、戦ってきた男たちへの尊敬か。
 騎士たるもの、貫くべき道がある。
 だからこそ、騎士と言う形をもったそれの暴虐を許せはしない。
「さあ、歌えカーディナルッ!!」
 不死鳥が高らかに歌い、カタリナも合わせるように口ずさむ。
 惑わせる歌、道を迷わせる歌、それは幻を見せる歌。
 騎士団はそれで分断され、連携は崩れ去る。
 その元凶に一人の騎士が斬りかかる。
 焔の斬撃がその剣を打ち払う。
「焔の祝福を受けし子等よッ!!」
 空に響くほどに高らかに不死鳥が鳴く。
 虚空に無数の燃え盛る彼らがやってきた。
 焼き尽くす焔の翼を携え、彼らは騎士団に突撃する。
 その身は炎、故に切り裂かれても決して消えぬ。
 炎を切り裂く事など、燃え続ける何かがある限り不可能なのだから。
 灼熱の不死鳥が騎士を焼き払い、燃やし続ける。
 息絶えるその時まで、ずっと、ずっと。
「その正義、見直しなさい」

成功 🔵​🔵​🔴​

ヴィサラ・ヴァイン
ひえぇ…戦争でどこもかしこも依頼ばっかりで忙しいよぅ…まあ戦場への移動はグリモア猟兵さんが転移してくれるから苦労しないんだけど
戦争でもなければ観光にちょうどいいのかも知れないね。
その為には景観を壊させないのも大事。ダストなんちゃらとやらの命令、妨害させてもらうよ
【宝石の谷】でビルを不滅の宝石に変換して、施設の耐久度を上げてビル破壊に備えるよ
最終的に術を解除すれば元通りになるしね
更に宝石化した建物を塊のまま宙に浮かせ、質量を利用して騎士を[範囲攻撃]でまとめて押し潰すよ



●不滅のビル群
「ひえぇ……戦争でどこもかしこも依頼ばっかりで忙しいよぅ……」
 ヒーローズアースでの戦争、それは猟兵たちにとって仕事が増す。
 つまる所、とても忙しい。先生、お願いします。
 ヴィサラ・ヴァイン(魔女噛みのゴルゴン・f00702)もそんな一人である。
 戦場への移動は転移でどうにかなるので移動面の苦労はないのだが。
「戦争でもなければ観光にちょうどいいのかも知れないね」
 観光、その為にも景観の破壊は決して許されない。
 ダストなんちゃら(※ブロンクス)の命令は阻止せねばならない。
 いろんな理由諸々でヴィサラはここに立っていた。
「この不滅の輝きに、願いをこめて……」
 願い、祈り、想い、その意志を体現すべく、ユーベルコードが発動する。
 騎士たちが今にも破壊しようとしていたその建造物群は不滅の輝きを誇る、不壊の宝石群と化す。
 絶対不壊の金剛石、ダイアモンドは衝撃には弱い。
 しかし、今ここで輝けるソレは、理外の理によって作られた真の金剛。
 決して朽ちず、壊れず、砕けず、折れず、曲がらぬ鋼を超えし金剛の玉。
 不壊の魔刃すら打ち返す不壊の宝玉と化してそこにあった。
「よいしょーッ!!」
 その不壊の金剛石と化したビル群が浮かび上がった。
 何故浮かぶ。騎士たちは思った。
 しかし、理外の理たるユーベルコードの対象となったソレに常識などは通じない。
 浮かび上がったビル群がそのまま騎士たちに覆いかぶさる。
 ぷちっ、と言う音が響き、その不壊の大質量に潰された騎士たちは真っ平らな平面になってしまっていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

オリヴィア・ローゼンタール
これだけ巨大な建築物、破壊されればどれだけの被害が出るか……!

敵がビルへ攻撃しようとしているところへ駆けつけ(ダッシュ)、聖槍で割り込み軌道を逸らす(武器受け・カウンター)
太刀筋が単純ならば【見切る】ことも容易い筈
やらせはしません!

破壊力は侮れないので地面や建物に当たらないよう、計算して逸らす
【怪力】を以って聖槍を振るい、パワー負けしないようにしっかい踏ん張る(ランスチャージ)

逸らして体勢を崩したところでがら空きになった胴体へ、【全力魔法】で強化した炎(属性攻撃)を纏った灼熱のグリーブで【踏みつけ】【熾天流星脚】で蹴り飛ばす(吹き飛ばし)
その魔剣ごと蹴り砕く!



●熾天、流星の如く。不壊の魔刃は砕かれん
「これだけの巨大な建築物……破壊されればどれだけの被害が出るか……!!」
 オリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)は疾駆する。
 ニューヨークの街を駆け抜け、今正にビル街に牙を剥かんとする騎士たち。
 その前に滑り込むように躍り出れば、その魔刃を黄金の穂先が打ち返し、そらす。
「やらせはしませんッ!!」
 その不滅の魔刃、振り下ろされる膂力。
 ただそれだけで大地を砕き、コンクリートを粉砕する。
 故にただ受け止める事もただ受け流す事もしない。
 その力をいなし、殺すように、しなやかに逸らす。
 時には自らの膂力をぶつけ、相殺するように、殺す。
「猛き炎よ……ッ!!」
 オリヴィアの足に焔が宿る。
 それは神々しさを帯びた金色の炎。
 即ち、あらゆる悪を、あらゆる闇を、浄化する聖なる炎。
 不壊の魔剣が振り下ろされるのに合わせ、黄金の聖槍を思い切り叩きつける。
 剣が思い切り上に弾かれ、騎士が思い切りたたらを踏む。
「破邪の流星となれ――――!!」
 体勢の崩れた騎士に放たれたのはまるで流星の如き蹴撃。
 金色の炎を纏った蹴りがその鎧の中心、心臓部分に叩きつけられる。
 膨大とも言える熱量が騎士を焼き、恐るべき力の飛び蹴りはその体躯を浮かし、そして吹き飛ばす。
 周囲の騎士を巻き込みながら視界の彼方に吹き飛んで、そして、燃え盛る聖炎が諸共を飲み込んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ゲンジロウ・ヨハンソン
○アドリブ歓迎

こう数で攻めてこられると厄介じゃのぅ。
ビル破壊か…攻撃の手をとめるってだけならなんとでもなるかのぅ。

○戦闘
【装備9】の宇宙バイクに跨り、敵影の補足からじゃな。
【オーラ防御】を展開しつつ、【盾受け】も交え【挑発】するように
敵の合間を縫ってドライブといこうか。
程々に敵視を稼いだら【選択したUC】で呼び出しておいた【装備11】に
千の槍頭で敵の攻撃に必要不可欠と思える武器、を【スナイパー】で撃ち落としてもらうわい。
数に限りはあるが、流石に足りるじゃろ!

武器を落とせはこっちのもんじゃ!
【装備11】や他の猟兵、いるなら一般ヒーロー達に【コミュ力】で号令し【捨て身の一撃】でタコ殴りじゃ!



●TA・CO・NA・GU・RI
「こう数で攻めてこられると厄介じゃのぅ」
 ゲンジロウ・ヨハンソン(腕白青二才・f06844)は宇宙バイクを疾走させながらニューヨークの街を走る。
 目に見えてきたのは騎士たちの一塊。
 自らの身に闘気を纏わせ、アクセルレバーをひねる。
 そのバイクはそれに合わせ加速する。
 まるで見せつけるかの如く、騎士たちの間をすり抜け、蛇行する。
 振り下ろされる剣もその速度に追いつけず、かろうじて捉えた切っ先も闘気によって流された。
 火花を散らしながら、その体勢を傾け停車すると同時に反転。
 タイヤ痕がアスファルトに刻まれ、焦げた匂いが立ち込める。
「ようし、遠慮なくぶっ放せッ!!」
「全ターゲットロックオン!! 翼槍展開、援護開始ぃッ!!」
 宙より舞い降りた槍翼の揮士たち、彼らは手にした槍を構え、その槍頭を放つ。
 その数、千にもなるそれは嵐の如く騎士たちに襲いかかる。
 槍頭を弾き返そうと振るった剣、振るった魔槍。
 その威力の前に激しい音をあげ、それらは虚空に舞い上がる。
「狙い通りじゃッ!!」
 武器落とし、それこそが最大の目的。
 彼らの有する武器は一時的に失われた。
 槍翼の揮士たちが一気に襲いかかる。
「今じゃ、かかれぃッ!!」
 ゲンジロウが号令を放ち、そして切り込んでいく。
 その声に合わせ、猟兵たちが、ヒーローたちが。
 一気に肉薄し、騎士たちに思い思いに武器を、拳を、蹴りを叩きつける。
 激しい打撃音、幾度とない攻撃が繰り返され、終わる頃。
 オブリビオンであった騎士たちは倒れ、勝者であるヒーローたち、猟兵たちだけが立っていた。
「ま、ざっとこんなもんじゃろ」

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年11月08日


挿絵イラスト