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アースクライシス2019②〜ビキニアーマーの将

#ヒーローズアース #戦争 #アースクライシス2019 #マスター・ビキニアーマー #マイ宿敵

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「みんなー集まってくれてありがとー!」
 君たちにお礼を言ったレティエル・フォルクエイン(オラトリオのサウンドソルジャー・f15293)は、ジャスティス・ワンさんからのお話はもう聞いてるかなと問うた。
「ヒーローズアースの世界が大変なことになってて、ロサンゼルスでも国連軍・ヒーローさんたち・ヴィランさんたちからなる『ロサンゼルス防衛軍』がアトランティスの洪水兵器を操る『オブリビオン軍』と激しく戦ってるんだって!」
 洪水の兵器化はロサンゼルスのみならず世界をも滅ぼしかねない恐るべきものであるらしく、この為に種族や思想を超えた防衛軍がアメリカ西海岸にて結成され、今も軍備・戦力共に勝るオブリビオン軍を前に奮闘、ギリギリのところで侵攻を食い止めているのだとか。
「ただ、この軍を率いるボスのオブビリオンさんだけは、防衛軍のみんなもあまりの強さにどうすることもできないんだって!」
 ただし、その強さも防衛軍から見てのもの、猟兵にとては話が別だ。充分撃破は可能であり、砲弾やユーベルコードの飛び交う戦場を潜り抜け、ボスだけを確実に撃破する事が君たちの使命となる。
「ええと、みんなに行ってもらいたい戦場で、オブリビオン軍を率いているのは、黒いビキニアーマーを身にまとったおじいさんのオブビリオンだよ」
 その名をマスター・ビキニアーマーと言う。ビキニアーマー格闘術を極めた老武闘家であり、オブリビオンとしてよみがえったことで変質、今は戦いと強さをだけを求める修羅でしかない。だからこそ、このオブビリオンにとって戦場とはまさに望むべき場所なのであろう。
「現場では戦争の真っただ中、みんなを送る先でもユーベルコードや砲弾が飛び交ってるから、当たらないように注意してねー?」
 死線をくぐり抜けた先の将さえ討ってしまえば、戦況は好転する。
「レティちゃんもしっかりサポートするから、危険なお仕事だけどよろしくね」
 ぺこりと頭を下げると、レティエルはそのまま君たちを送り出すのであった。


聖山 葵
 ヒーローズアースで戦争ですか。

 と言う訳で、今回は戦争シナリオとして、砲弾やユーベルコードの飛び交う戦場をくぐり抜け、敵軍勢を率いる将を討っていただくお話となります。

 このシナリオフレームには、下記の特別な「プレイングボーナス」があり、これにのっとった行動をすることで、戦いに有利になります。

=============================
 プレイングボーナス……飛び交う砲弾やユーベルコード、雑兵の攻撃をかわす。
=============================

 では、ご参加お待ちしておりますね。
114




第1章 ボス戦 『マスター・ビキニアーマー』

POW   :    ワシにうぬらの強さを見せてみせい!
【後の先の構えを取る自分 】に変形し、自身の【背の武器を使わないこと】を代償に、自身の【防御力と回避率およびカウンター攻撃】を強化する。
SPD   :    堅牢鉄壁・真・アーマー・ビット
自身が装備する【ビキニアーマーのパーツ 】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
WIZ   :    ビキニアーマー格闘術最終奥義『鎧包解脱求道拳』
【カウンター攻撃 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【光り輝く拳型のオーラ】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。

イラスト:しゃかむに

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ミュリエル・フォルクエインです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

草野・千秋
ヒーローズアースの危機です
ロサンゼルス防衛軍さんに加勢しますよ
住む世界は違えど僕もヒーロー!
戦う闘志は焔のように熱いのです
洪水なんて来たら西海岸も世界も危ないです
……救って差し上げねば、変身!

当たりそうな砲弾は当たる前に怪力で打ち壊し
戦闘知識、第六感で敵攻撃から身をかわします
UCで飛びながらの効果も加え
四方八方から攻撃を防げるように臨戦態勢
交わせなかった攻撃は激痛耐性と盾受けで耐え抜く
ボスのマスター・ビキニアーマーまでたどり着けたら
部位破壊でビキニの紐を狙う
オブリビオンでもこれは恥ずかしいでしょう!
たどり着くまではスナイパー、2回攻撃で射撃し
接近戦に持ち込めたら怪力、2回攻撃、グラップルで攻撃


トゥリース・リグル
連携アドリブ歓迎。
【SPD】で判定を行います。

さて…少々気合を入れていくとしますか。

【第六感】で飛んでくる砲弾やUCを感知し【見切り】で軌道を見極め、攻撃の軌道に応じて【ジャンプ】や【ダッシュ】、【スライディング】で攻撃の間隙を縫うようにして回避、最短距離で敵に接近します。
最短距離に障害物があるならば【スカイステッパー】で三次元的な軌道を行って突破します。
そしてボスにはダガーを用いて【鎧無視攻撃】で【2回攻撃】を行っていきます。
基本的に足を止めず、相手の周りを【ダッシュ】で動き回ります。
相手の攻撃は【第六感】+【見切り】で察知をし、回避を試みます。


テケリリケテルリリ・テケリリテケリャア
「戦だ。反旗を翻すのだ。空腹を満たす過去を貪れ――テケリ・リ!」
【対策】
基本形態で怪力を発揮し、グルメツールで飛び交う砲弾やUCを捕らえ、他の敵にぶつける。その際大連珠を握り、肉々しさ増強
それが不可能ならば貪り、吸収し、自身の肉と見做す
氷結させるUCが飛んできた場合は耐性で受ける
【戦闘】
対象が武器を使わず、回避能力防御力を強化するならば
SESアシッドで遠距離攻撃
回避出来ないよう弾幕を撒き散らし、命中すれば装甲を融解させる
強化された射程距離なら遠くへ逃げられても問題は無い

装甲を融かし、粘液で動きを制限したなら接近戦
殴り合いの時間だ
怪力に任せて真っ向勝負

対象のカウンターは基本形態の『大剣』で受ける


神羅・アマミ
いや…まあ…ビキニアーマーは女子だけのものじゃないんだろうけど…それはそうなんだろうけど!
なんでオッサンがビキニカラテを習得しようと思った!?
公然猥褻罪として即刻躯の海へお還り願おう!

そして此度の戦場、スタイリッシュアクション推奨でスタイリッシュポイントを稼げとな?
なればコード『結髪』を発動!
閃光を纏い無闇矢鱈なきりもみ回転で回避を試みつつ敵陣に特攻じゃ!

加えて彼奴本体より率先して狙うべきは展開された無数のビキニパーツ!
それらをフォトンブラストで尽く焼き尽くしてくれるわ!
ビキニさえ失えば最早それはただのカラテが得意なだけのオッサン!
アイデンティティを奪われ大幅な戦闘力ダウン間違いなし!
本当に?


野良・わんこ
POW
連携・アドリブ可

「わんこに銃弾など効きません!」
誇りは無敵を使用。
無敵状態となって戦場を突っ切る。
無敵とはいえ敵を無視出来るわけではないので、
念動力/衝撃波/吹き飛ばし/ 
で邪魔な敵兵を排除したり瓦礫を設置してカバーなどする。

ビキニにおっさんにはレデュエーションガンで、2回攻撃/早業/クイックドロウ/目潰し/属性攻撃/だまし討ち/ で攻撃する
「服を着ていなかったことを後悔することですね!!」
わんこは無敵状態なのでレデュエーションガンの影響を受けない!
ついでに周囲にもばらまいて雑兵も減らしておきましょう?
掃除? ヒーローがやってくれますよ!


スカル・ソロモン
ユーベルコードで作り出したマンホールの蓋を複数枚、宙に浮かべて周囲に展開し、砲弾やユーベルコード、雑兵の攻撃を受け止める。
蓋が破壊されればすぐさま新しく作り出し、数を補充する。
しつこい雑兵達には蓋を射出し、一気に薙ぎ払おう。

「あの姿は……キャラ付けというモノなのかな。目の保養にはならなさそうだ」
敵の攻撃は厄介だが、このマンホールの蓋があれば問題無い。
蓋をマスターに向けて次々と飛ばして攻撃し、蓋に対してカウンターを打たせる。そうすればオーラ攻撃もマンホールの蓋に向けて放たれるはずだ。

「さあマスター、スパーリングといこうか」
そしてマスターが疲弊した隙に、タクティカルスパインで2回攻撃を叩き込もう。


栗花落・澪
万一のために★Venti Alaに風魔法を宿し
翼とダブルでの【空中戦、空中浮遊】

Venti Alaは万一翼を狙われた時の保険
どちらかが無事な限り、僕は飛び続ける事が出来る

【激痛耐性+オーラ防御】を纏い
砲弾は【聞き耳】で方角とタイミングを聞き分け対処
回避が難しい流れ弾には★爪紅の【投擲】で相殺

ユーベルコードはものによるけど…
常に周囲の状況に注視し発動の前触れを【見切り】回避

敵の攻撃は当たらなければいいんでしょ!
あんまり好まない技だけど…【指定UC】を発動
空中から水魔法の【高速詠唱、属性攻撃】を放った後即座に移動
背後を取り舞い散る花弁で目眩し+雷の【全力魔法】
濡れた体に、雷は効くでしょ?


中村・裕美
副人格のシルヴァーナとして参戦
「ビキニアーマー格闘術を極めた将ですの。それに比べればわたくしのビキニアーマー道は二級くらいでしょうかしら?」
全身図にもビキニアーマー着用のものがあるので、その格好を参照していただけるとありがたい

【邪竜降臨】で破壊力と機動力を得て、その機動力で飛び交う周りからの攻撃を回避しつつ戦闘。代償は各種【耐性】とドラゴンエナジーの【ドーピング】で耐える。
「お手合わせお願いしますわ」
機動力で相手を翻弄しつつ【地形の利用】というか状況利用で周囲の流れ弾に敵が直撃しそうな場所に誘導させ、ビットをそちらのへの防御に使わせる。
「失礼しますわね」
隙ができたらドラゴンランスで【串刺し】


ナイ・デス
ビキニアーマー……機動性の為に極限まで軽量化された、布
その達人、ですか……油断、できない、ですね
……戦いと強さ、求めるのなら。与えましょう。更なる、強さというものを
私達の【勇気】を……!

【迷彩忍び足ダッシュ】姿を隠し、戦場を駆け抜けます
【第六感】で攻撃【見切り】
【地形の利用、敵を盾にする】して防いだり
【念動力】で自身【吹き飛ばし】緊急回避して
邪魔な敵【鎧無視攻撃で暗殺】しながら、ボスへ

本体に届かない攻撃なら、どんな傷も私を死なせることは、ない
そんな【覚悟、激痛耐性】慣れで
カウンターに耐えて【カウンター】を当てに突き進む

届かない
届かせる
『今はあなたの後ろにいる』
不意打ち、斬って【生命力吸収】
離脱



「オラァ! 墜ちろォ!」
 叫び声はどこからのものか。転送された先は、確かに戦場であった。ばら撒かれるような砲弾に混じり、炎や電撃、氷柱などUCと思しきモノが飛び交い、あちこちから怒号や悲鳴が絶えず上がる。
「防衛軍さん、加勢しますよ」
 ヒーローズアースの危機を前に味方陣営に一声かけると草野・千秋(断罪戦士ダムナーティオー・f01504)は前を見る。
(「住む世界は違えど僕もヒーロー! 洪水なんて来たら西海岸も世界も危ないです」)
 焔のように熱い闘志を胸に、望むことはただ一つ。
「……救って差し上げねば、変身!」
 思考に割かれた時間は刹那の間、変身のプロセスが終了するのも瞬く間。
「あの夜空へ、今!」
 魔改造部分を活性化しナノマシンで覆った千秋は飛翔力を得て、矢の様に放たれる。
「さて……少々気合を入れていくとしますか」
 視界の上方にそんな仲間の姿を置いて、トゥリース・リグル(刃を為すモノ・f00464)は走り出す。
「よっ」
 ふいに左方へ視線をずらし、いっきに迫りくる砲弾を飛び越えられたのは、第六感の賜物。着弾の音と余波に追い付かれない様加速するかと思いきや何も無い宙を足場に、突き刺さりオブジェとなった何者かのUCの残骸を飛び越える。
「何をしている! 怯むな! 弾幕を――」
「わんこは無敵!」
 後方から上がる叱咤の声を背に野良・わんこ(灼滅者・f01856)は仲間たちを追う。宣言の直後微かに周辺が揺らいだだけ、何の変化も見えはしなかったが、結果は数秒も待たずして現れる。
「な」
 砲弾が、火炎球が、光条が、確かに当たったはずであるのに、何の影響も受けず駆け抜けて行くわんこの姿に誰かが驚きの声を上げた。
「あれは援軍か」
 見慣れぬ人物が複数、飛来する攻撃の類をものともせず一方に進んでいれば、ロサンゼルス防衛軍の中にも気づく者は出てくる。
「唯一無二の護りを見せよう」
 期待の視線に応えるように仲間達同様、オブリビオン軍の方へと向かいながらスカル・ソロモン(目覚める本能・f04239)の周囲にあった砂や岩がマンホールの蓋へと変わり、宙に浮かんで展開するや、飛来した砲弾を数枚がかりで受け止めた。
「うおっ」
「ふむ、此度の戦場、スタイリッシュアクション推奨でスタイリッシュポイントを稼げとな?」
 味方側から上がるどよめきと仲間たちの行動を見て結論付けるに至ったのか、なればと続けた神羅・アマミ(凡テ一太刀ニテ征ク・f00889)もまた周囲の仲間ではなく前方を見据え、砂を蹴る。
「眩き光子に誘われ、自らその身を焦がしに来たか! 妾が水先案内人となりて、直々に躯の海へと渡してやろうぞ! 死ねーッッ!!」
 オーバークロックさせた反重力装置を自身に纏えば、一気に急加速し、置き去りにされた流れ砲弾は虚しく砂浜へ突き刺さるのみ。
「無駄じゃ」
 オブリビオン軍からは止むことなく砲弾が放たれていたが、きりもみ回転を加えることですり抜けるように次弾も回避して見せ。
「本当にびゅんびゅん飛び交ってるね」
 履いたVentiAlaへ魔力を乗せて翼を生やし、背の翼を羽ばたかせて栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は空へ舞う。
「っ」
 周囲を見回し、耳を微かに震わせると、翼の角度を変え、幾らか高度の下がった澪の頭上を砲弾が通り過ぎて行く。
「危ないね。だけど……敵の攻撃は当たらなければいいんでしょ!」
 万が一を考えて手に持った赤い花の髪飾りはそのままに、少し嫌そうに顔を歪め。
「はっ、恥ずかしいから一瞬で終わらせるよ……!」
 豪華絢爛なドレス姿に変われば、花弁を散らしながら加速する。
「んっ」
 戦場を、行く先を仲間達が切り裂くように進んでゆく様に、中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)はドラゴンエナジーを一気に呷ると前を見据える。
「……準備完了ですわ」
 自身に取り込んだ邪竜の力が内よりを傷つけ、口元を血の筋が伝うも裕美は、いや副人格のシルヴァーナは一切動じない。得た機動力を駆使し、砲弾とすれ違い、仲間達を追う。
「テケリャア!」
「うぉ、ぶっ」
 手にしたグルメツールで裕美がすれ違った砲弾を無造作に掴み取ったのは、テケリリケテルリリ・テケリリテケリャア(ロード・ケテル・f16871)。大連珠を握り、叫び声と共に腕が肥大化したかと錯覚するほどに筋肉を隆起させると放り出した砲弾で飛び掛かってきたオブリビオン軍の兵を撃墜する。
「戦だ。反旗を翻すのだ。空腹を満たす過去を貪れ――テケリ・リ!」
 もはや墜ちて動きもしない雑兵の身体を掴み自らの内に引きずり込みながら、テケリリケテルリリは尚も前へ進む。どこかで誰かがなんだあれはと喚くが一切気にも留めず。ただ、飢餓感を埋め、目的を果たすために。
「ビキニアーマー……機動性の為に極限まで軽量化された、布。その達人、ですか……油断、できない、ですね」
 一方で迷彩によって周囲へ溶け込み、足音さえ消して駆けるナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)が意識を向けた先は、今駆け抜けている戦場よりさらに先。
「うわっはっはっはっはっはっは、堅牢鉄壁・真・アーマー・ビットぉ!」
 笑いながら突き出した掌を円でも描くように回し夥しい数のビキニアーマーの上下を出現させた筋骨隆々の老人が、出現させたソレによって自身へ向かってくる砲弾やUCを尽く防ぎつづけていた。
「どうした小童ども! ワシはまだかすり傷一つ負ってはおらんぞ、この未熟者共めが!」
 まさに言葉通り、灰色の肌に傷一つない老人こそがこのオブリビオン軍の将であり、猟兵達の標的であった。
「いや……まあ……ビキニアーマーは女子だけのものじゃないんだろうけど……それはそうなんだろうけど!」
「あの姿は……キャラ付けというモノなのかな。目の保養にはならなさそうだ」
 何とも形容できぬモヤモヤにふるふる身体を震わせるアマミの視線の先へマンホールの蓋で雑兵を薙ぎ払いつつ追いついたスカルは己の目を向けてそう評し。
「なんでオッサンがビキニカラテを習得しようと思った!?」
「ビキニカラテではなぁい! ワシが極めしはビキニアーマー格闘術よ!」
 アマミの心からの叫びに即座に応じた敵の将、マスター・ビキニアーマーは周囲を見回しほうと感嘆の声を上げた。
「あれが、ビキニアーマー格闘術を極めた将ですのね。それに比べればわたくしのビキニアーマー道は二級くらいでしょうかしら?」
 と、自身の姿と見比べた裕美が猟兵の中に居たからでおそらくはない。その理由は直後に当人の口から発せられることとなる。
「あの戦場を抜けて来たか! これはいい! うぬらはあの小童どもとは違うと見える」
 戦いと強さだけを望む修羅は歓喜に口元を綻ばせ。
「ええい、そのようなことはどうでもよい! 公然猥褻罪として即刻躯の海へお還り願おう! と言うかさっさと帰れーッッ!!」
 問答無用とばかりにアマミは敵陣へと特攻し。
「良かろう、返り討ちにしてくれるわ! 堅牢鉄壁・真・アーマー・ビットぉ!」
 黒いビキニアーマーの群れが迎撃すべく飛び立つ。それが、戦いの始まりであった。嗾けられたビキニアーマーがアマミに殺到し。
「よりによって数を増やすか、本物ごと尽く焼き尽くしてくれるわ!」
 諸共にアマミはオブリビオンの着るビキニアーマーを狙うが、防具に狙いを定めていたのはアマミだけに非ず。
「覚悟して貰う」
「ぬうっ、伏兵かっ」
 自身に向かって来た砲弾を殴り壊し、生じた爆発の中から前に飛んだ千秋はordinis tabesの銃口をマスター・ビキニアーマーに向けると即座に引き金を引いていた。
「ぐっ、がふっ」
 灰色の肌に血が爆ぜ、肩紐の片方が切れ飛ぶ。
「でかした! ならば妾はもう一方の紐を狙わせて貰おうかえ? ビキニさえ失えば最早それはただのカラテが得意なだけのオッサン! アイデンティティを奪われ大幅な戦闘力ダウン間違いなしじゃ!」
「ええい、だからカラテではないと言っておろうに! くっ、なんと破廉恥な攻撃を――」
 そは、ビキニアーマーを脱がせるという意図を察したからこその非難なのであろうが。
「お主が言うなァッッ!」
 アマミは叫んだ。きっとコイツだけには言われたくなかったのであろう、それはさておき。
「よそ見をしていていいんですか?」
「な、ぬおっ?!」
 囁きに我に返ったオブリビオンが感じたのは熱さに似た痛みと身体に走った斬撃のあと。手にしたダガーで二度斬りつけたトゥリースは既に声のした場所にはおらず、走り回り、敵の死角に回り込むようにしながら、次の攻撃の機会を窺う。
「マスター、今助勢、うぐっ」
 旗色悪しと見たのか、加勢に加わろうとしたオブリビオン軍の兵が呻いて倒れ。
「……戦いと強さ、求めるのなら。与えましょう。更なる、強さというものを私達の『勇気】を……!」
 邪魔な敵兵を暗殺して道を開けたナイは、勢いのままマスター・ビキニアーマーを強襲する。
「ぬうっ、また新手か!」
「本体に届かない攻撃なら、どんな傷も私を死なせることは、ない」
「でやあっ!」
 ヤドリガミであるがゆえに、迎撃されることも厭わない。オブリビオンが向き直ろうとも覚悟を胸に突き進む。そこに拳が叩きつけられ。
「ぐ、ぎっ」
 だからこそ、いや違う。
「なん、うぬは確かに殴り飛ばした筈」
「私はここにいて、ここにはいない」
 拳を振りぬいた姿勢で解せぬ顔をするマスター・ビキニアーマーの後背に拳を受けた仮初の肉体とは違う新しい肉体で現れたナイは短剣で無防備な背を斬りつけると、即座に飛び退いていた。
「ぐ、ぬ、ふ、ふはは、ふはははは……」
 傷が痛んだか、一瞬顔を顰めつつも老武闘家は視界の端に離脱するナイを入れながら笑い出す。
「まさに死闘、複数を相手に絶体絶命。これもまた良し」
「なら、これも浴びてください。服を着ていなかったことを後悔することですね!!」
 苦境すら歓迎する有様であるからか、そんなことは関係なくか。味方が離れたことを確認したわんこが向けたのは生活汚水やら更にヤバいモノを発射するレデュエーションガン。避ける暇もない早業で、ある種のだまし討ちでもあるのだろうか。
「ついでに周囲にもばらまいて雑兵も減らしておきましょう?」
 ついでで狙われる雑兵もたまったものではないかもしれないが、こうしてマスター・ビキニアーマーは更なる苦境に落とし込まれ。
「おのれぇ」
 アマミの攻撃から燃え残りとっさに呼び寄せたビキニアーマー群を放り出し、オブリビオンの将は拳を握り固めた直後だった。
「ぶっ」
 空から降ってきたのは、高速詠唱した澪の放つ水の魔法。降りかかる液体を防ぐのにアーマー・ビットを使い切ってしまったがゆえにこれは避けられず。
「何奴だ」
 魔法の始点に目をやるも、マスター・ビキニアーマーは澪の姿を捉えられず、濡れそぼったまま周囲を見回し。
「うん、花びら? がっ」
 視界に舞い散る花びらを認めた所へ全力の雷魔法が炸裂する。
「ぎええええええっ」
「濡れた体に、雷は効くでしょ?」
 悲鳴を上げるオブリビオンの背後へ降り立った澪は、豪華絢爛なドレス姿のまま問い。
「見くびるな! これしきで倒れるワシではない! ぬんっ!」
 人の焦げる嫌なにおいを立ち上らせながらも背のポールアクスを無造作につかんだ老武闘家はそれを投げ捨てる。
「数の強み、厄介なものよ。だがワシはこうしてまだ立っておる! ワシを倒すつもりであるならば、うぬらの強さをもっと見せてみせい!」
 叫ぶなりとるは後の先の構え。
「ぬああっ!」
 振るわれた裏拳は、飛来したマンホールの蓋を叩き返し起点となった砂浜へと蓋は突き刺さる。否、それでは終わらない。
「ふん、数が、あれば、ワシを、どうにかできると、思うてか?」
 右膝、左拳、右肘。四肢を使って飛来するマンホールの蓋をマスター・ビキニアーマーは時に防ぎ、時に躱し、ある時は撃ち返して凌ぎ続け。
「ケテルャア!!」
「ぬ? くっ」
 飛来するマンホールの蓋へ不定形の何かが急に混ざると、オブリビオンの将はとっさに飛び退く。
「これは酸か」
 打ち捨てたアーマー・ビットに飛沫が飛んで白煙を上げ融解し出すのを見れば、何であるかは一目瞭然。
「よかろう、異形の者よ。そこの骨仮面と二人がかりでも何ら問題はないわ! ビキニアーマー格闘術の神髄見せてくれる」
 デモノイドと化したテケリリケテルリリ、未だ無機物からマンホールの蓋を作って飛ばし続けるスカル。両者を順に見てから飛来する幾度目かのマンホールの蓋を躱した時、老武闘家の構えは完成していた。
「ビキニアーマー格闘術が、最終、奥義……鎧包、解脱、求道けぇぇぇぇん!」
 放たれた拳状のオーラは複数のマンホールの蓋と粘液を全て吹き散らし、砂浜に刺さって巨大なクレータを作り出す。
「うわははははっ、どうだ小童ども、小賢しい手数など纏めて吹き飛ばしてしまえば――」
 いいだけの事とマスター・ビキニアーマーは続けられなかった。
「さあマスター、スパーリングといこうか」
「ぬうっ」
 距離を詰めタクティカル・スパインを振りかぶるスカルの姿を視界に入れては勝ち誇ってはいられない。
「うぬ、もしや今までのものは」
 ただ疲弊を狙って繰り出し続けただけだと悟るも、もう遅かった。いや、それだけではなかったというべきか。
「テケリャッ!」
「な、しま」
 たまたま共に遠距離から攻撃を仕掛けることとなったテケリリケテルリリの狙いは別だったのだ。間合いを詰め殴り掛かってきたスカルの攻撃に気をとられた老武闘家のビキニアーマーへ遂に酸性の粘液がかかり、胸アーマーが溶け始めれば。
「ケテルャア!!」
 今こそ好機とテケリリケテルリリも異形の腕を振り上げマスター・ビキニアーマーに殴り掛かる。
「く、これしきの想定外っ、ワシは、ぬぐっ」
「二人だけ? そんな筈がないだろう」
 テケリリケテルリリの殴打を防ごうと腕を上げたオブリビオンの胴に一撃を叩き込んだのは、千秋。周りの軍勢、乱入や加勢しようとするオブリビオン軍の兵を防ぐために動いていただけで戦場を離脱していない猟兵は幾人も居たのだ。
「ぎゃああっ」
「まだまだ雑兵が居ますね! 掃除? ヒーローがやってくれますよ!」
 レデュエーションガンを逃げ惑う兵に向けて追いかけまわすわんこもこの中の一名か。
「お手合わせお願いしますわ」
「ぬぅう、ここに来てまた新手か。良かろう」
 数人を相手に戦うさ中のマスター・ビキニアーマーは、進み出た裕美いや、シルヴァーナに呻くも、指を手前に折ることでかかってこいと言う答えと為す。いつしか満身創痍、身を守るビキニアーマーも半壊の状態で尚、修羅は苦境を受け入れたのだ。
「堅牢鉄壁・真・アーマー・ビットぉ!」
「焼き尽くしたと思うておったのに、また増えたじゃと?!」
 手数が足りないなら増やせばいいとばかりにビキニアーマーを複製、量産し。
「往けぃ!」
 ビット化したビキニアーマーのパーツが猟兵達へ向かって放たれる中、シルヴァーナは老武闘家の周囲を大きく回り込んでいた。一言でいうならば、地形を利用するために。
「テケリャッ!」
「タクティカルスパインッ!」
「なんの、ビットよワシを守れぃ!」
 猟兵達が攻撃に及ぶ度、ビキニアーマーは動き、盾となる。
(「この、位置、この角度ならそろそろ――」)
 待っていたモノは来るべくして、来た。
「ぬっ、雑魚共の豆鉄砲か、このような時に」
 流れ弾が飛来し、意識とビットの双方がそれた瞬間こそが狙っていた瞬間だった。
「失礼しますわね」
「ぐはっ」
 繰り出したドラゴンランスに貫かれ、串刺しとなった老武闘家は膝をついた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

セゲル・スヴェアボルグ
ビキニアーマーはそもそも防御面で難があるわけだが……あれは、アーマーですらないんじゃないか?
まぁ、いい。
カウンターとやらがどの程度のものか知らんが、こちらから攻撃して欲しいのであれば、それに応えるまで。
どんなに回避力を高めようとも、攻撃の直後は動きが止まる。
ならばその攻撃を受け止め、そのまま組み付いてやればいい。
そのまま振り回しても硬いのであれば意味はないからな。
柔らかそうな精神体を引きずり出してやろう。
動けなくなれば、回避もカウンターも意味をなさん。
あとはこちらが煮るなり焼くなり好きにするだけだ。


緋月・透乃
なんだか大変なことになっているけれど、戦いが待っているのなら私には嬉しいことだね!
今回のオブリビオンも強敵を求めているみたいだし、希望通りの強敵として戦おう!

私は正直回避は得意とはいえないし、何より少しでも速くオブリビオンのもとへ近付きたいから、最短ルートを猛ダッシュしていくよ!
それに、前以外からくる攻撃は前へ猛ダッシュしていれば案外当たらない気もするんだよね。
前から来たのだけは武器で弾くよ。

敵は防御からの反撃が得意なんだね。それなら、武器を振り上げてつっこんで、武器で攻撃している最中に武器を手放して昂破滅命拳をぶっばなす、これでいくよ!


雪・兼光
【SPD/連携云々ご自由に】

…へ?なんだよ。あのビキニアーマー爺はよォ。
整理的に気持ちわ…うぁぁっ!ビットになったぁっ?!

【見切り、範囲攻撃終始を利用】

ビキニアーマーのパーツは生成される度にクイックドロウで撃ちぬいたり、
向かってきたパーツをマスタービキニアーマーを射戦軸に入れてクイックドロウの弾丸で撃ち落としたり、撃ち返し、弾く事も出来るか試す。

撃ち落とし、撃ち返し、弾く事も出来ない場合は誘導弾でクイックドロウで引き続き攻撃する

自身の行動時に余力があるなら他の相手が攻撃時に【援護射撃】を行う



「ビキニアーマーはそもそも防御面で難があるわけだが……あれは、アーマーですらないんじゃないか?」
 敵将の元にたどり着いたセゲル・スヴェアボルグ(豪放磊落・f00533)の目に映るのは、満身創痍の上に深手を負い膝をついたままのオブビリオン。
「ぐ……ふ、言うてくれるわ」
 アーマーかどうかについてはおそらく人によって意見が割れるだろうが、少なくとも今のマスター・ビキニアーマーに関してはアーマーですらないと言われても無理はないかもしれない。激戦の末、肩紐を切られ、胸部装甲は溶かされ、下半身パーツのみしか残っていなかったのだから。
「……へ? なんだよ。あの爺はよォ」
 故に遅れて戦場にたどり着いた雪・兼光(ブラスターガンナー・f14765)にとって、敵がパンツアーマー一丁の変な爺さんにしか見えなかったのも仕方なきこと。
「確かにこれでは、ただの爺呼ばわりも致し方なし、ならばっ! 堅牢鉄壁・真・アーマー・ビットぉ!」
 故に老武闘家は身に着けたビキニアーマーを複製し、周囲へ浮かべた。
「生理的に気持ちわ……うぁぁっ! ビットになったぁっ?!」
「ぬんっ!」
 驚きながらも兼光が即座に抜いた熱線銃は宙に浮かびでたらめな軌道を描くいくつかの股間パーツを撃ち抜くが、圧倒的な物量により撃ち抜ききれず残ったパーツをオブビリオンは胸へと装着する。
「待たせたな、小童ども」
「いや、いい」
 感触を確かめるように少し動いて顔を上げたマスター・ビキニアーマーへ至極どうでも良さげにセゲルは流し。
「なんだか大変なことになっているけれど、戦いが待っているのなら私には嬉しいことだね!」
「いや、あれ、『大変なことになっている』で流していいのかよ?!」
「ほう、奇遇よな」
 到着するなり嬉々として大斧を担ぎ上げた緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)へ兼光がツッコむも、老武闘家は透乃の言へ至極嬉しそうに口元を緩めた。戦いは既に終盤、貫かれた傷口から滴るものでマスター・ビキニアーマーの足元には血だまりが出来ており、残された時間はそれほど多くないように見受けられる。
「強敵を求めているなら、希望通りの強敵として――」
「ありがたいことよ。なれば」
 視線が交差し、オブビリオンが後の先の構えをとる。
「ワシにその強敵としての力を見せてみよ!」
「もちろん!」
 ここにたどり着くまで、当たりそうな砲弾は武器ではじき散らしほぼ一直線に前へとかけてきた透乃だ。重戦斧【緋月】を振り上げ、延長戦状の様に砂を蹴って前に飛び。
「カウンターとやらがどの程度のものか知らんが、こちらから攻撃して欲しいのであれば、それに応えるまで」
 セゲルもまた動き出す。
「二人同時か、それもまた、良しッ!」
「いや、俺を忘れるなよ!」
 裸足で砂を踏みしめ迎え撃とうとする老武闘家へ突っ込むや否や兼光が熱線銃を撃ち。
「甘いわぁ! ワシのアーマーは未だ残うておるッ!」
 複数の股間パーツが密集して浮遊する盾となり熱線の幾つかを遮り、そは振り下ろされる透乃の大斧の前にも殺到していた。高めた自らの守りと攻撃を避ける身のこなしに浮遊するビキニアーマーを盾とした盤石の構え、これこそがこの老武闘家の作り上げた戦いにおける最適解なのであろう。
「ふっ、うぬらも雑魚とは違う。されど勝利するのはこのワシよ!」
 大斧へ殺到させたビキニアーマーのパーツが傾斜する形の盾となって大斧をいなし、勝利を確信したオブビリオンは反撃に出るべく動きだし。
「ぬ?」
 その視界をセゲルが遮る。否、自らカウンター攻撃の前にセゲルが身をさらしたのだ。
「どんなに回避力を高めようとも、攻撃の直後は動きが止まる」
 ならばその攻撃を受け止め、そのまま組み付いてやればいいと言うのがセゲルの出した結論であり。
「ワシの攻撃を舐めるでない! ならばその目論見ごとうぬを打ち砕いて――」
 やる、とまでマスター・ビキニアーマーは言葉を続けることが出来なかった。
「昂る闘志で殺し滅ぼす! 昂破滅命拳!!」
「ばっ」
 大斧から手を離した透乃の左手が裏拳の形で老武闘家を殴り飛ばしていたのだ。
「ぐ、小娘、最初からそのつもりで」
 倒れ込むオブビリオンが透乃を視線で追うが、この時マスター・ビキニアーマーが視線を向けるべきは透乃ではなかった。
「手間が省けたか」
「な」
「握れば拳開けば掌。全ては我が手中にあり」
 吹き飛ぶ後を追ったセゲルが倒れた老武闘家の身体に掴みかかったのだ。
「柔らかそうな精神体を引きずり出してやろう」
「おのれっ、そうは」
 何とか抗おうとするも、既に深手を負った身。
「動けなくなれば、回避もカウンターも意味をなさん」
「ぐううっ、ぬかった……このような、終わりに」
「悪ぃな」
 セゲルが精神体を引きずり出すと同時に無防備になったマスター・ビキニアーマーの身体を兼光の熱線銃が撃ちぬき、戦いは終わりを迎える。猟兵達の勝利と言う形で。
「あとはあちらの仕事か」
 将を倒したことで上がる歓声の中、味方側の攻勢が強まるのがセゲルの目に見えた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年11月03日


挿絵イラスト