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筋肉モリモリ、筋肉式占い術!!

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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 ぶほっ!?そんな女の子らしくない声を出しながら、飲んでいた缶コーヒーを噴き出すのはステラ・ハシュマール。グリモア猟兵の一人で、蒼白のグリモアの所有者なのだが、何故かお腹を押さえて震えている。腹痛か?いやこれは笑いをこらえている様だ。数分間そうして震えていたが、やがて失礼御見苦しいところを見せたといって復活したのち、グリモアベースの猟兵たち全員に告げた。
「皆、キマイラフューチャーで事件の予知がされたよ」

 早速ハシュマールは自身の背景をキマイラフューチャーのモノに切り替えながら、事件の概要を説明し始めた。
「と、ナレーション入ったけど。ぶっちゃけこれ聞いてもらったほうが早いね」
 あれなことを言いつつ、ハシュマールは何かを取り出す。それは大抵のご家庭にもあるラジオ。その電源を入れ、この周波数だったかなと呟きながら周波数を合わせていく。すると一つのラジオ放送に繋がる。どうやらこれが事件の被害にあうものだろうか。
 最初はよく聞くとキマイラフューチャーでも人気のあるラジオ番組であることが、猟兵たちでも分かるようになるだろう。しかしその途中、広告へと移るその時だった。一瞬ノイズが走り、次の瞬間。
『筋肉モリモリマッチョマンアルパカが送る、旧人類時代の占いのやり方!上腕二頭筋が指し示す!大胸筋が語る!大腿四頭筋が唸る!これぞグレートワンダボー!!!あなたも筋肉式占い術にチャレンジ、イッツグレートワンダボー!!』
 まるで意味の分からない宣伝の後、またノイズが走り番組に戻った。
「こんな感じに筋肉な占い術を広めようと、ラジオをジャックして旧人類の凄さを広めようとする怪人がいるんだ。居場所を突き留めて、撃破してほしいんだけどね…ぷっくくくく…その見た目がね」
 そう言って予知で見た怪人の容姿を映す。するとそこには何と言う事でしょう。可愛いアルパカの頭をした筋肉モリモリマッチョマンの変態が!?
「こ、これを撃破して…だぁめ、もう我慢できない!アッハッハッハ!!」
 どうやらなにかがハシュマールのツボに入ったようだ。仕切り直しで伝えよう。ラジオをジャックしようとする怪人の位置を特定して倒せ!ただし普通に撃破しようとすると、占い術の効果を否定できずに、住民たちがこの奇妙な占い術をブームにしてしまう。
 かき消す凄いモノや占いのおかしさを突きつけてから倒してあげよう。以上、猟兵たちよ、健闘を祈る!!


しじる
 初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは。しじると申します。
 タイトル通り今回のシナリオはネタ全振りです。ネタ以外なんでもございません。ですので皆さまの面白いプレイングを期待してお待ちします!

 しじるはアドリブをそこそこ入れる者です。アドリブによる改変や追加の苦手、または嫌な方は【アドリブ不可】と記載していただけると幸いです。
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第1章 冒険 『ねらわれたラジオ』

POW   :    ラジオ局へ向かい原因を探る

SPD   :    電波を解析して怪しい点がないかを調べる

WIZ   :    放送をよく聞き、その内容やかすかに聞こえるノイズなどから手がかりを探す

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

飛跳・はしる
【アドリブ全力】
マッチョと聞いて黙っていられるウチではないのです!
理想の男=理想の大胸筋
この歳でどこで嗜癖拗らせたのかマッチョ大好きはしるちゃんが理想の抱きまくら……じゃなくて事件を解決しに突っ走るのです!はしるだけに!そのまんまじゃねぇか!
恋愛運はどこで占うんだろ……?まさかの大殿筋?なんとなくハートっぽい絵面作れそうだし!
とにかくまずは場所っ!やっぱりトレーニングジム?でもラジオだしジャックできそうな場所って……?
悩むよりもまずは行動なのです!
とりあえずマッチョの大好きな茹でた鶏ササミを置いて様子を伺うのですよー?(かごを使った古典的な罠仕掛け)
手下の一人でもかかればしめたものなのです!



「マッチョと聞いて黙っていられるウチではないのです!」
 理想の男=理想の大胸筋、9歳でありながらそんな一種の危険な思考を持ちつつ、理想の抱き枕……ならぬ、事件を解決するため奔走するのは【飛跳・はしる】だ。
 はしるだけに走る、そのまんまじゃないか!そんなセルフボケ&ツッコミを入れつつ、マッチョの部下が居そうなトレーニングジムを目指す。
「恋愛運はどこで占うんだろ……?まさかの大殿筋?なんとなくハートっぽい絵面作れそうだし!」
 そんなことを言いながらも、筋肉モリモリマッチョマンが引っかかりそうな罠を仕掛けていく。その驚くべき罠とは……。
「名付けて、茹でた鶏ササミを置いて捕まえちゃおう作戦!!」
 そういって用意するのは、綺麗にボイルされたささみ。ちなみにささみは鶏の上質な胸肉のことで、タンパク質やビタミンなどの栄養素が豊富に含まれているのだ。そのささみを古典的な、籠仕掛けの罠の中央にセットする。これひっかかる奴がいるのだろうか。一抹の不安が走りそうな中、いたよひっかかるやつ。
「げっ……あ、まてー!!」
 ギリギリ、ささみだけ掴むことに成功した筋肉だるまの男が走って逃げるが、ユーベルコード【スカイステッパー】で追い詰め捕縛する飛跳。尚捕まえたマッチョマンはアルパカの手下ではなかったが、近くのジムで電子音がするという情報を与えてくれるのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

常盤・はがね
◼️心情
また性懲りも無く現れたね旧人類!
キマイラフューチャーの未来を守るため出動だー!
まず怪しい電波の調査かな


◼️行動 【SPD】
電波を解析して調査するよ
【スカイステッパー】で電波を拾いやすいところまで近づいて
高性能タブレットやskyねっとをフル使用!《情報収集》《ハッキング》《暗号作成》のフルパワー解析だ
何かわかった事があれば他の猟兵さんたちに情報共有するよ
解析結果を知ることで他の猟兵さんたちの調査が捗るかも!
旧人類がよく使ってたサブリミナルな洗脳効果とかあったらことだもんね、しっかり調べないと!


【アドリブ】【協力】など大歓迎です!



性懲りもなく現れた怪人を倒し、キマイラフューチャーの輝かしき未来のために、飛び出したのは【常盤・はがね】だ。彼女はまず、怪しげな電波を調べることに注力することにした。旧人類がよく使ってたサブリミナルな洗脳効果などがあるかもしれないと、警戒したからだ。今回の怪人にそこまで考える頭があるのかは謎であるが。
 ユーベルコード【スカイステッパー】で、近くの電波塔へと昇りつめ、自身の技能をフル回転させて調べ上げていく。電波は何所から発信されているのか、この電波はどんな効果を発揮するのか。
 そうして調べ上げて行った結果、分かった事。一つは電波はこの近くのトレーニングジムから発されていることと、この電波はなんら洗脳効果のたぐいを持っていない事だ。これ本当にキマイラフューチャーの住民たちを殲滅する気があるのだろうか。他の世界のオブビリオンに比べて、こいつらエンジョイし過ぎではないだろうか。ダークセイヴァーとか見習え、いや見習ってもらうと困るけど。
「何にしても、皆にこの事教えないとね」
 そう呟きつつも、常盤は自身のポケットに入れた携帯を取り出し、通話するのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

久留米・圓太郎
俺のこの耳は、よく利くんだぜ?
(頭上の三毛猫の猫耳をぴくり!と動かしながら)
【WIZ】使いつつ、内容を注目して聴いてみる

二台用意して、一つは放送内容を聴き、もうひとつは受信感度に影響しすぎない程度に、アンテナをいじってみる。電波には指向性があるはずだから、これで、発信している方角を掴めるかも知れない。

…方角を探るためだけに、使っちゃ申し訳無いけど、ここは【師匠召還】で師匠の耳も借りる

『Please Help Me!!』

(これで向こう一週間、魔法修行が厳しくなるのは、決まったな…(溜息))

これで、発信先の電波塔の位置は割り出せるはずだし、そしたら電波塔に行けばあるいはノイズのヒントが?



電波塔周辺で、二台のラジオを所持し、座り込む男一人。【久留米・圓太郎】は自身の自慢の耳を使って、ラジオから流れてくるノイズを頼りに、どこから電波が飛んできているのか探していたのであった。
 電波には示方性がある。似たものはあっても、全く同じものはほぼ存在しない。頭上の三毛猫の耳をせわしなく動かしながら、音をしっかりと聞き分けていく。それでも厳しいか、正確な位置までは探索できていなかった。
「…方角を探るためだけに、使っちゃ申し訳無いけど……師匠の耳も借りるか」
 そう呟き、彼は詠唱を唱える。自身の前世の師匠。世界を救った魔法使いの幻影をイメージする。
「Please Help Me!!」
 ユーベルコード【師匠召喚(シショウショウカン)】によって呼び出されるのは一人の魔法使いの幻影。それは非常に不機嫌そうであった。呼び出された理由が理由だからだろうか。それでもしっかり手伝ってくれる当たり、完全に不満があるわけではなさそうだ。そうして師匠の手助けもあってか、狙いの電波塔を探し当て、方向も割り出せたが、消えるとき、魔法使いの幻影は実にいい笑顔をさらしていた。
(これで向こう一週間、魔法修行が厳しくなるのは、決まったな…)
 深いため息を付き、空を見上げる久留米であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

三川・菖蒲彁
「よっし、ラジオ局に行きましょうー!」

人形「そうだね、三川は大人しくリッスントゥーザラディオだね」

「‥あぁ〜分かりました‥」

三川の体は液体に近いので小さな音の波でも拾ってくれそう



「よっし、ラジオ局に行きましょうー!」
 【三川・菖蒲彁】は、そういいながらハッキング被害を受けたラジオ局へと向かう。それを相方の人形は冷たい視線でつぶやく。
「そうだね、三川は大人しくリッスントゥーザラディオだね」
「‥あぁ〜分かりました‥」
 ブラックスライムの三川は、その振動を身体に受けて逆探知することができるのではないか。そう考えた彼女は自身の身体を一旦崩し、液体へと変化させる。そうして例の放送が始まると早速身体を振動させて、その電波を受け入れようと……し過ぎた。
 毒電波を受けすぎたのだ、三川の思考にマッスルな行動がすりまれていき……気が付くと三川は筋トレを一心不乱にに行っていた。
「何やってんだ三川ァ!!」
 まあそれを見て怒るのが人形である。激怒した人形は、自身の小さな拳を握りしめ、フルスイングでその拳を打ち放つ。軟体の三川の体、しかしそれに沈むことなく、人形の拳は三川をきれいに殴りぬいた。
 三川のいたぁいという叫び声が聞こえ、結局二人は何も収穫することができなかったのであった。

失敗 🔴​🔴​🔴​

シリカ・シリウス
何なのよこの占い!こんなのが広まったら可愛い弟(言葉通り)に悪影響じゃない・・・!
何としてでも流行るのを阻止しなきゃ・・・!!


何度も繰り返し聴いて(聴きたくないけど)手がかり発見頑張るしか無いようね。
例の筋肉占いのラジオを【グッドナイス・ブレイヴァー】で音声が入るように動画で撮って一時停止、倍速再生、逆再生などを駆使して他の番組とのノイズの乱れ方とか細かい所まで調べ上げてやるんだから!

【アドリブOK】



「何としてでも流行るのを阻止しなきゃ・・・!!」 
 そう、他の猟兵とは違うベクトルで危険を感じ、噂の撲滅に動くのは【シリカ・シリウス】だ。可愛い女装の似合う弟が、もしこの流行に乗ってしまい筋トレを初めて、マッチョになってしまったら……。ムキムキになった弟が笑顔で走って来る。手を振って、こんなに強くなったよとマッスルポーズを取って来る……。
「絶対に嫌ァァァ!!」
 それだけは、それだけは絶対に避けなければ。必死の形相で、聞きたくもないラジオのあの宣伝を聞きまくる。ユーベルコード【グッドナイス・ブレイヴァー】で録音再生。流れてくるノイズの特徴を探すため、聞く、聞く、聞きまくる。
 そうして、その努力は実を結ぶ。あるノイズのフレーズが、似ているのだ。ここから先にある電波塔から発されるノイズに。すぐさまそこへ行き、周辺に奴が居そうな場所を調べ始める。するとあった。近場にトレーニングジムが。筋肉アルパカの居場所は恐らくここだろう。すぐさま情報を共有するべく、シリウスは他の猟兵の下へと向かうのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

クロ・ネコノ
[POW]
なるほどトレーニングジムが怪しいわけだね、情報に感謝しつつ早速向かうよ。
普通に調べると怪人に気付かれるかも知れない、ジムに入った後はどこかに隠れ・・・マッチョ多くないかい?隠れる所無いね。
【ゴム体質】[目立たない4][忍び足8][物を隠す2][聞き耳8]
ならゴム体質を上手く使って…えーと・・・そうだ身体を伸ばしてゴムバンドの振りをしてベンチにいよう。
そのまま聞き耳を立てて怪人の情報を探るよ!

(もし何か起こっても、怪人に見つからないように行動します、というか散々な目に遭ってもいいから次の人に繋げられる情報プリーズ!)
<ギャグ系のノリ大好きです!アドリブ歓迎!>


マルコ・ガブリエル
「か、か、かわいいですわ…!!!!」

マルコが怪人を一目見た時の印象に同意できる者が果たしているのだろうか

「このモフモフとした毛並みから急な肉体変化…これはギャップというのでしょうか…はぁ…是非とも近くで拝見させていただきたい…」

このまま出会ってしまうと、もはや占いの信者になるのではと心配されそうなマルコだが…
とにかく彼女はアルパカのもふもふ部分を触りたくて仕方がない様子だ

【アドリブ大歓迎です】



他の猟兵より得た情報、トレーニングジムが怪しい。それを元に行動する者二人。【クロ・ネコノ】と【マルコ・ガブリエル】であった。早速トレーニングジムに潜伏する二人。辺りにはマッチョ、マッチョ、マッチョ、マッチョだらけ。見事なまでに筋骨隆々の方々がいて、隠れられる場所は少なそうだ。
「えーと……そうだ身体を伸ばしてゴムバンドの振りをしてベンチにいよう」
 その発想は功を奏した。ユーベルコード【ゴム体質(エラスティックボディ)】によって、ゴムのような肉体になったネコノ。彼女はベンチに横たわり、逆にガブリエルは丁度良さそうな植木鉢の後ろに隠れた。何故かガブリエルの瞳が幸せそうにさっきから輝いているのは気のせいだろうか?
「ふぅ……次はゴムバンドでトレーニングするか……お、丁度いいのが」
 するとこちらにくる筋肉一人。ネコノに一直線に向かい、ネコノを汗で塗れた手で取った。そしてそのまま筋トレスタート。ゴム体質のネコノはバレることなく、完璧なゴムチューブを演じている。しかし本人は溜まったものじゃない。
(ギエエエエエ!!そんな汗まみれの手で私を使うな!!)
 それはもうべとべとの汗を塗ったくられているようなものだ。帰ったら絶対にお風呂に入ろう。そう決意するネコノであった。
 そうしていると、二階から降りてくる物音が。それを見てみると、いた。奴がいたのだ。モフモフのアルパカヘッドに似合わないマッチョボディを携えて、奴が飲み物エリアの壁をノックして、ドリンクを飲んでいた。彼も筋トレをしていたのだろうか?
 なんにしても大きく確かな情報を手に入れることができた。奴は間違いなくここにいる。そんなアルパカを見て、ガブリエルは思った。
(か、か、かわいいですわ…!!!!)
 果たして、この言葉に同意できる存在がいるのだろうか……いやいない。
(このモフモフとした毛並みから急な肉体変化…これはギャップというのでしょうか…はぁ…是非とも近くで拝見させていただきたい…)
 これは信者になってしまっても違和感がないのでは?ガブリエルよ、後で触れるからここでは耐えるのだ。そう耐えたのだ。なんとか触れたいという心を抑えて、ガブリエルとネコノの二人はトレーニングジムを後にした。確かな情報は手に入れた。後は皆で攻め込むだけだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 冒険 『そいつが人気の占い師?!』

POW   :    力づくで探し出す、占いが当たらないと証明する

SPD   :    さらに人気の出そうな占いや配信をすることで、敵をおびき出す

WIZ   :    情報をもとに、敵の正体を特定する

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


時は来た。情報によって探し当てた、アルパカ怪人のいるトレーニングジムへと集結し、殴り込む猟兵一同。そこには奴がいた。相変わらずのモフモフヘッドに筋肉ボディ。不釣り合いなそれらをはねのけるように、猟兵を視認した直後、怪人はマッスルポーズを取った!
「ほほう、YOUたちも筋肉占いに興味があるのかい猟兵?なら一緒に筋トレしながらやろう!イッツグレートワンダボー!!」
 汗を飛ばしながら、無駄に美しいポーズを取っていく怪人。非常に汗臭い。こんな見てるだけで暑くなりそうな占いを、まずブームになる前に廃れさせるのだ!
化野・那由他
まずは水分補給を、と思って水を口にしたところでアルパカ怪人を見てしまい、ぶふぉっとむせます。
ええと、あれもう殴っていいかしら。いいえだめだめ…ある程度は平和的に行かないと。
「そんな占い、私の付喪神妖怪おみくじに勝てるわけないわ」
アイテムの黒水晶と『付喪神奇譚』を駆使してSPDで判定を。その場で占いをでっちあげます。呼び出すのは円筒形をした付喪神のおみくじ箱。命じると勝手に上下に揺れて、出口からがしゃりと木板に描かれた結果が出てきます。
「はい宝船。大吉です、縁起が良いですねー」
「雨女ですね。突然降ってくる災難に気をつけましょう」
「アルパカも占ってあげるわ。…あら貧乏神、大凶ね」

※アドリブ歓迎です



 まずは水分補給を。【化野・那由他】は暑さでむせ返りそうな、トレーニングジムで脱水症にならないためにも、ペットボトルで水分を取ろうとした時だった。視界の端に映るのはマッチョマン。それもアルパカの頭をした、今回の騒動の張本人である。
 吹いた、口に含んだ水を吹いてしまった。いや吹くなというのが無理があるだろう。ぶん殴って良いのだろうか、そんな考えが頭をよぎるが、ここはまだ平和的に行くべきだ。
「そんな占い、私の付喪神妖怪おみくじに勝てるわけないわ」
 ユーベルコード【付喪神奇譚(ツクモガミキタン)】を発動しつつ、呼び出すのは八角形のおみくじボックス。それに興味をつられるマッチョマンたち。マッチョマンといえど、流行に敏感なキマイラフューチャーの住民。目新しいモノには興味を抱く。なんだなんだと集まりだして、早速一人が引いてみた。
「はい宝船。大吉です、縁起が良いですねー」
 一人が引けば釣られる様に皆も引き出す。あるときは吉、ある時は凶。それでも皆が面白そうに引いて行く。
「雨女ですね。突然降ってくる災難に気をつけましょう」
「……ミーも引いていいかい?」
 流石の怪人もライバルが気になったのか、あるいは普通に面白そうと感じたか、聞きだすが、もちろんこれに化野は了承をだす。
「アルパカも占ってあげるわ」
 さて、その結果は如何に……。
「…あら貧乏神、大凶ね」
「ノー!?」
 こうして、自分の筋肉占いそっちのけで、普通に楽しそうにおみくじを引く怪人であった。おい、それでいいのか?そんな困惑を隠せない猟兵もいたとか、いなかったとか。

成功 🔵​🔵​🔴​

飛跳・はしる
いくらカッコよくとも乙女の聖域である占いにバッドスメルは不要なのです!
さぁ後世に伝えるがいいのですウチのメロンパン占いを!
このふわふわさ!甘く芳醇な香り!胸に入れても熱くないと三拍子揃ったメロンパンさんに敵はないのですよ?
さぁこのメロンパン、ぱっかーんと割ると中にいろんな物が入っているのです!
あんホイップが出たら金運絶好調だしジャムマーガリンが出たら恋愛運上昇中だし鯖味噌が出てきたら明日はきっといい天気なのですよ?
どんな結果が出ても美味しい!嬉しい!
ポージング決めてるだけで血圧上がるし前鋸筋とか最長筋とか多裂筋とか痛めまくってそうな筋肉占いに負ける要素などないのですよ?
可愛さと甘さで超アピール



「いくらカッコよくとも乙女の聖域である占いにバッドスメルは不要なのです!さぁ後世に伝えるがいいのですウチのメロンパン占いを!」
 そう威勢よく、ユーベルコード【スカイステッパー】で宙に跳びながら登場したのは【飛跳・はしる】だ。
 メロンパンをたくさん抱え、街の人たちにもこの占いを宣伝しつつここまでやって来たようだ。そう、新しい占い、メロンパン占いを。
 見た目は普通のメロンパン。しかし驚くことなかれ、その中身は一つ一つが違う。あんホイップ、ジャムマーガリン、あげく鯖味噌まで。見て楽しい、食べて美味しい。これは斬新、はずれがない。どれも素敵な仕上がりである。
 これがキマイラフューチャーの女子メンツに大うけした。元々筋肉占いとてまだ完全なブームになって無かったと言うのもあるが、女子が取っつきにくいと言うのもあったせいで、このスィーツな占いは大いに盛り上がったのだ。
「ちなみに塩キャラメルはなんなのだ?」
「キャラメルはスポーツ運上昇だね!」
 どぐさに紛れてアルパカ怪人も食べているが、まあこれはこれで自分の趣旨を忘れてくれているからいいだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シリカ・シリウス
本拠地にやってきたわ・・・
一刻も早く阻止しなきゃ・・・!可愛い弟の為に!!

正直ジムの中には入りたくないんだけど仕方ないわよね・・・(溜息)


とりあえず敵の正体を特定しましょうか。

ジムに居てるのだからインストラクターやオーナーが順当なんでしょうけど、ただの常連客だったり受付や購買スタッフってパターンもあるでしょうし、複数犯の可能性も考えておかないとね。

何の関係もない人たちには極力危害を与えないように気を付けて行きたい所ね。
こっそり【グッドナイス・ブレイヴァー】でジム内録画して怪しい奴を見つけ出してやるんだから!!

【アドリブOK】



 本音を言えば、こんな可愛さとは程遠い、むさくるしさの拠点に入りたくない。しかし可愛い弟が、筋肉だるまになってしまわないように、ここは勇気を出して乗り込むのだ。
 【シリカ・シリウス】はため息を付きながらも、トレーニングジムへと足を踏み込んだ。事務の中にはアルパカ怪人以外にもたくさんのマッチョマンや事務員がいる。他にも購買の人もいるようだ。さて、ここで疑問に出てくるのが、このアルパカ怪人は何者かと言う事だ。
 ただの常連客ならまだいい。しかしもし運営側だった場合、この施設自体が何らかの怪人の拠点になっているかもしれない。その可能性も考慮して、この怪人の正体は掴むべきだろう。
 ユーベルコード【グッドナイス・ブレイヴァー】を発動させて、撮影ドローンを出現させる。現れたドローンたちは、隅々まで施設や人を録画していき、アルパカ怪人その正体を探していく。そしてその結果、出たのは、こいつ、ただの常連客のようである。
「何よこいつ!考えすぎた私が悪いの?」
 そもそも怪人が常連客って、それでいいのかキマイラフューチャーのトレーニングジムへよ。筋肉を愛する者に悪はいないと言う事なのだろうか?シリウスの言葉に、答えてくれるものは誰もいなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

クロ・ネコノ
2プレイング
我慢できずにシャワー浴びてきたよ…ついでに道具も取ってきた。
とりあえず適当なものをでっちあげてあいつの占いの印象を薄れさせれば良いんだよね。
なら私は簡易的な弓矢と運勢が書かれた的を用意して的当ての準備をする、題するなら的当て占いさ。
「さあさあ、良い運勢が出るのを期待しているだけの占いはもう古いんじゃないかい、自分の運勢は自分で掴み取れ、的当て占いだよ!」
っと言いながら的の真ん中にある大吉の文字に当てて見せて宣伝してみよう。
「・・・自分でやっといてなんだけど、占いではないよね」(順番待ちする人々を見ながら)

<アドリブ歓迎!>



 汗をたくさん塗られた【クロ・ネコノ】は、我慢できずにジムのコインシャワーを借りてさっぱりしていた。シャワーを浴びてもいいじゃない、あの悲惨な状態は、女性でなくとも勘弁願いたいものである。
 さて、シャワーから出て来て早々目に入るアルパカ怪人とその占いの数々。どうにか筋肉占いを薄れさせれないものか。ここでネコノに天啓が下る。自分から掴み取る占いって面白いんじゃないだろうか。
「さあさあ、良い運勢が出るのを期待しているだけの占いはもう古いんじゃないかい、自分の運勢は自分で掴み取れ、的当て占いだよ!」
 ジムに許可をもらい、施設の一部を弓道場に変え、そこにて大きな声を上げるネコノ。その様子には多くのキマイラたちの(何故か怪人も)注目を集め、その中でネコノは弓を引き、矢を放つ。飛ぶ矢は真っ直ぐに的へと飛んでいくが、何故か的には大吉と書かれた紙が貼っており、それを矢は貫いた。つまりこうだ、矢で吉を撃ち抜け、外れは凶。
 このゲームのような占いは、意外とキマイラたちの心をつかんだ。矢の打ち方が分からない者には優しく教え、結構なキマイラたちがこの競技に参加した。しかしこれを考え付いたネコノとは言うと……。
(……自分でやっといてなんだけど、占いではないよね)
 と、少し繁盛に困惑するのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

久留米・圓太郎
うむー。これだけ鍛えまくると、逆に可動域制限しすぎないかなぁ?
ま、俺は筋骨隆々から程遠いんだけどね。
(背中の鳩の羽根を軽く動かしながら→飛べません)

よし!ここはジムをいっちょ満員にしてしまうか!
【サモニング・ガイスト】で古代戦士の霊達と共に、潜入するぜ
…とはいえ、俺は嗅覚が利きすぎるから、ここはマスクをして

送信所へこの音声を送っているとすれば、マイクの類いや電波を飛ばすアンテナがあるはずだから、そいつを先ずは探しだそう
(野生の勘・情報収集を駆使)

もし、電線やアンテナを認めたら、【サモニング・ガイスト】の槍で切断・破壊だ!



「うむー。これだけ鍛えまくると、逆に可動域制限しすぎないかなぁ?」
 ジムの中央、人が賑わう場所から離れたところで【久留米・圓太郎】は一人呟いた。
「ま、俺は筋骨隆々から程遠いんだけどね……さて」
 じっと気配を巡らすること数分、彼はただのんびりと壁にもたれかかっていた訳ではない。鳰の翼を軽く動かしながら、辺りに視線を張り巡らせる。自分一人でカバーできないところは、ユーベルコード【サモニング・ガイスト】で呼び出した戦士たちに任せる。その視線を張り巡らせる理由、それは電線やアンテナ探し。
 ハッキングしてラジオをジャックしていると言う事は、それらから電波を送り届けていると言う事。その電線やアンテナを探していたのだが……これが思わぬ収穫を得た。
 二階に上がった戦士から報告。それはなんとハッキング機材丸ごと見つけたという報告。なんと二階の個人部屋にそのまま隠すことなく置かれており、それを直ぐに破壊するのであった。
「こんなに簡単に見つかっていいのか?」
 罠かと警戒するも、特になし。本当に杜撰な管理である。これにより、もう二度とハッキングを仕掛けることはできないだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『怪人アルパカマッスル』

POW   :    ポージング
自身の【肉体美の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    鋼の筋肉
全身を【力ませて筋肉を鋼の如き硬度】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ   :    つぶらな瞳
【つぶらな瞳で見つめること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【瞳から放たれるビーム】で攻撃する。
👑17
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はニィ・ハンブルビーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 さてしばらくして、自室に戻るアルパカ怪人。しかしすぐさま……。
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!?」
 そんな絶叫と共に一階に舞い戻って来る。それはもう顔面蒼白といっていい程。今にも泣き出しそうだ。
「ミーのハッキングシステム壊したの誰!?あれ凄く高かったのに……いや猟兵だ、猟兵しかいない!!」
 事実猟兵が壊したのだが、酷い決めつけである。そう考えたならすぐさま怪人は烈火のごとく怒りだした。
「YUOたち猟兵はいっつもそうだ、なんでもかんでも暴力で解決するんだ!そっちがそうならこっちだってこうだ!!ワンダボー!!」
 別にいつも暴力で解決してる訳でもなければ、それは怪人が一番人に言えることではないだろう。なんにしても逆上した怪人は、猟兵たちを叩きのめそうと差し迫る。最早お約束の光景。あとは迷惑な怪人を倒すだけだ。
 むさくるしいジムの中で、怪人と猟兵の戦いは火蓋を切った。
久留米・圓太郎
ハッキングシステム壊したのは、悪かったね。旧人類の凄さを広める、までは悪くはないと思うよ。

でも、普通にラジオ番組作って流すなり、動画投稿サイトにアップするなりすれば良かったのに、電波ジャックと良いことじゃないし、占いとも言えないものを「占い」と称して広めるのは良くなかったね。

あと、俺に限って言えば、ハッキングシステムの破壊以外、暴力に訴えたことは無いはずなんだけど…

ここまで頭に血が上られると、手遅れか。
【ウィザード・ミサイル】で、先ずはその体毛、焼いてやるぜ!
(属性攻撃、全力魔法、誘導弾、2回攻撃、援護射撃を乗せて)



「俺に限って言えば、ハッキングシステムの破壊以外、暴力に訴えたことは無いはずなんだけど…」
 【久留米・圓太郎】はそう呟きながら、横暴なことを言う怪人へと向かっていく。どうあがいたところで、ここまで頭に血が上ってしまっては聞く耳持たず。倒すしかない。
 ユーベルコード【ウィザード・ミサイル】を発動させて、炎を纏った魔法の矢を放つ。その炎は竜の頭部のように変形して、風を切って怪人を食い尽くそうと襲い掛かる。しかしそれを黙ってみている怪人ではない。つぶらな瞳が妖しく輝く。するとそこからまるで、どこかのスーパーな黒鉄の城のごとく目からビームを放つ。
 それは自在に宙を舞う矢をいくつか撃墜し、無ヘと還していく。それでもすべてを撃墜することは叶わない。生き残った矢はアルパカ怪人のふかふかの毛皮に突き刺さり、ゴウゴウと一気に燃え盛り始める。
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!?」
 全身を全力で地面にこすり付け、必死にその炎を消そうとのたうち回る怪人の姿は、どこか滑稽で、シュールさを感じずにはいられなかっただろう。

成功 🔵​🔵​🔴​

飛跳・はしる
【アドリブ突っ込み絡みどんと来い】
ついに出たのですね悪のマッチョ!大事な癒し要素である筋肉を悪事に使うばんべぶうぇあえばふぁうぇいおー!
腹拵えとばかりにメロンパン食べながら煽っていきます
ふわっばふぉいえー!
小柄さを活かしてスカイステッパーで撹乱しながら死角からの攻撃を狙いますくらえ必殺スライディングひざカックン!
筋肉は悪くない!故に筋肉の薄い部分を狙うのは当然なのです(2個目のメロンパン取り出しながら)
チャンスが訪れたら加速しながら空中蹴って必殺の頭突きをお見舞いするのです
大胸筋に飛び込みたい気持ちをぐっと堪えて……ぐっばい表情筋あたーーっく!!
最後には頭の強い方が勝つのですよ?(胸張って)



「ついに出たのですね悪のマッチョ!」
 怒りを口に出しつつもメロンパンを頬張るのは【飛跳・はしる】だ。大事な癒し?要素である筋肉を悪事に使おうだなんて、許せるものがいるだろうか?いやいないに違いない。
 ユーベルコード【スカイステッパー】で自在に宙を舞い、隙を伺ってはその膝裏に蹴りを食らわし、体勢を崩していく飛跳。筋肉に罪はない、ならば筋肉の薄い関節を狙うのは至極当然のこと。それを喰らい続けて膝がガクガクし始めた怪人だが、そこは無敵がある。ユーベルコード【鋼の筋肉】によって得た筋肉に偽りなし。
 ついに膝カックンが通用しなくなる。だがそれで引っ込む飛跳ではない。攻撃を一旦やめ、筋肉が弛緩するその時を待つ。いつまでたっても筋肉は収縮していられない。その瞬間に、差し込むように飛跳の頭部が弾丸の様に螺旋を描き、怪人の頬に直撃した。
「ヒュッボ!?」
 奇妙な奇声と共に、怪人は見事綺麗な放物線を描いてジムの外まで吹っ飛ばされたのだった。
「最後には頭の強い方が勝つのですよ?」
 物理的にという意味でだろうか、だがなんにしても怪人にダメージを与えることに成功するのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シリカ・シリウス
でかい悪徳組織が絡んでるのかと思ったらそんなことなかったし、間近で見ると頭部「だけは」可愛いのに・・・なんかムカつく。
あんなキモイ占いはここで配信終了よ!!
これで私の可愛い弟が汚染されなくて済むわ!


バトルは【バトルキャラクターズ】で応戦よ!

無敵になる技を使ってくるみたいだけど、迷彩、目立たない、2回攻撃で上手く隙ができないか狙ってみたいと思うの。
隙ができる様なら誰でもいいから一気に叩きこんじゃって!!


(しばらくジムには近寄りたくないわ・・・あいつの首から下がエンドレスリピート再生しそう・・・)

【アドリブOK】



 巨大な悪徳組織が絡んでるのかと思ったらそんなことなかったぜ!綺麗な角度でズッコケつつも、怪人には容赦しない。【シリカ・シリウス】は可愛い弟が筋肉だるまにならないためにも、この巨悪をなんとしても討たなくてはならないと考えた。
 首から上が可愛らしいのが苛立ちを誘う怪人を倒すため、飛跳の攻撃でジムの外に放りだされたその隙を突くように、ユーベルコード【バトルキャラクターズ】を発動する。召喚されるのは若い女性世代に人気のパズルゲーム【コロポコ】から可愛らしいデフォルメキャラクター達。パズルゲームらしく、列に並んでぽこん!愛くるしい効果音を響かせながらも怪人に打撃を与えていく。
「可愛い弟のためにも、消えなさい!!」
 言葉に合わせるように、ゲームキャラクターたちが落ちもの系パズルゲームの様に並んで拳を怪人に叩き付けていく。一連鎖、二連鎖、三連鎖。連鎖が続くほど拳の威力が底上げされていく。効果音は愛くるしいままだが威力は凶悪そのもの。最終連鎖15回目でゲームキャラクターのアッパーが炸裂。メキリと筋肉がひしゃげる音が響いた。
「オーノー!?」
 宙を一回転して地面に叩き付けられる怪人。これはまるでリングに突っ伏すファイターの様。相当効いたのか、立ち上がりに時間がかかった。
「これが可愛いものを愛する者の力よ!」
 そうシリウスは、自慢気に宣言するのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

クロ・ネコノ
せっかくシャワー浴びてきたのに、あれに触れたら台無しだよ。
外に出てくれたのは都合が良いから遠距離で攻めよう。

[目立たない][2回攻撃][フェイント][時間稼ぎ]
気付かれないように【降り注ぐ矢の雨】(魔力の篭った1本の矢が分裂する)を上に向けて放つ、
そして怪人に対して矢をいくつか射るよ、大体は防がれるだろうけど挑発が目的だから問題なし。
「私の矢からは逃れられないよ」
なんて言いながら怪人の意識を完全にこちらに向けて、【降り注ぐ矢の雨】に気付かせないようにしたいね。



 外に出たのは好都合、せっかくシャワーを浴びたのに、アレに触れてまた汗まみれにはなりたくない。【クロ・ネコノ】は弓を担ぎ、天へ一本、怪人へと数本矢を放った。
「私の矢からは逃れられないよ」
 その言葉が表す様に、矢は迷うことなく怪人へと殺到する。それでも腐っても怪人か、自身の筋肉を鋼の様に硬直させ、その筋肉をもってして矢を叩き落としてみせた。
「逃げる必要なし、ミーの筋肉には矢もトゥースが立たない!」
「ならゲリラ豪雨はどうだい!」
 その言葉に合わせて、天より雨の如く矢が降り注ぐ。それに怪人気付くも遅し、回避は間に合わない。
「質より量って場合もあるよね!」
「ぬおおおおおおおおおおおお!?」
 ユーベルコード【降り注ぐ矢の雨(レインアロー)】。最初に天に放った一本の矢が無数の矢になり、産み落とし降り下ろしていた。筋を硬直させて耐え続ける怪人。しかし硬直は長くは続かない。なんとか雨を耐え凌ぐが、その時には既に息が切れ切れ。そのスタミナを多く削ることに成功した。

成功 🔵​🔵​🔴​

浅杜守・虚露
ベンチプレスを終えてゆっくりと立ち上がる。
「っ…例の筋肉占いっちゅう阿呆な事しよるアルパカはお前さんか。ジムでは騒ぐのは筋肉だけにせんか」

[怪力][恫喝][グラップル]を使用。
普段糸のような目を見開き、アルパカを睨み付けて対峙。
「見せ物の割には鍛えとるのう。じゃがハリボテの筋肉で…わしの張り手が受けられるかぁ!」
と思い切り踏み込んでアルパカの胸板に張り手を叩き込んでいこうとする。
芯に衝撃と表面的な痛みの合わせ技。筋肉を固めても耐えられるかの?
さ、相撲でもプロレスでも構わん。わしと勝負じゃ、アルパカ。
※アドリブ歓迎


ビスマス・テルマール
旧人類の……ですか?
濃すぎて本当にそうなのかは
疑わしいです、実在するなら躊躇しますが

こんな目の毒過ぎるのが……文明な筈がありませんね、存在自体が文化文明への冒涜

貴方は、通りすがりの名に掛けて破壊しますっ!

●POW
とは言え近付きたくない気は
しますので、ディメイション・なめろうブレイカーで『誘導弾』&『一斉発射』をお見舞い後

ビルド・なめろうビームウェポンで『イカのまるごとなめろう(味噌の代わりにイカスミとワタを使ったイカのなめろう)・ビームバズーカ』を生成し『早業』&『2回攻撃』で攻撃するついでにスミまみれに


色の毛と筋肉の色の組み合わせ自体ミスマッチで気持ち悪いです

※アドリブ絡み掛け合い大歓迎



 これは果たして本当に旧人類の文化で、かつて旧人類が行っていた占いなのだろうか?【ビスマス・テルマール】は大きな疑問にぶつかるも、それはそれ。倒すべき相手には変わらないと、怪人を睨みつけた。
「こんな目の毒過ぎるのが……文明な筈がありませんね、存在自体が文化文明への冒涜。貴方は、通りすがりの名に掛けて破壊しますっ!」
 何処かの世界の破壊者を彷彿とさせる言葉の後、ディメイション・なめろうブレイカーが火ならぬ、なめろうのエネルギーを噴いた。誘導するエネルギーが一斉発射され、螺旋を描いて怪人へと打撃を与える。
「なめろうで攻撃とか斬新すぎデース!?」
 一斉攻撃を受け、流石の怪人も怯む。しかし反撃を怠ることはない。リロードの隙を付いて一気に走り出す。
「ただの見せ筋と思うなかれ、ミーのマッスルは実践的ネー!」
 その速度は並のキマイラのそれではない。次の攻撃のために、ビームウエポン生成を始めたテルマールは無防備。防ぐ手段がない。むさくるしいボディーを揺らしながらテルマールへと走る。それは一種の恐怖を感じる絵面であったが、恐れずに立ち向かう者1人。
「っ…例の筋肉占いっちゅう阿呆な事しよるアルパカはお前さんか。ジムでは騒ぐのは筋肉だけにせんか」
 飛び込み割り入るのは【浅杜守・虚露】。彼は偶然同じジムでベンチプレスを行っていたのだ。その鍛錬を邪魔されては仕方ない。突撃する怪人のタックルを、がっしりと受け止める。その威力によって、足がアスファルトを踏み砕き、地面にめり込むが、浅杜守にとってはそこまで苦痛ではない。
「見せ物の割には鍛えとるのう。じゃがハリボテの筋肉で…わしの張り手が受けられるかぁ!」
「ヒョ!?」
 糸のように細い目がカッと見開かれ、その鋭い眼光が怪人を襲う。それに怯んだのが運の尽き。互いの胸と胸、そこに空いた僅かな隙間に差し込むように、浅杜守の張り手が、ユーベルコード【鬼手形(オニテガタ)】が炸裂する。
「悪鬼倒滅、んどらぁ!」
 その一発、実に重く内部を破壊する。怪人の右大胸筋に張り手がめり込み、しっかりと痕を残す。余りのダメージに血反吐を吐き、大きく後方へ押し出される怪人。その怯んだ隙を浅杜守は見逃さない。どこからともなく、はっけよーいの声が上がり、のこったと叫ぶ。
 合わせて浅杜守の無数の張り手が怪人に叩き込まれていく。その一発一発に、怪人の筋細胞が内部から崩壊していく。張り手張り手張り手。そして最後の一発、顔面にめり込んだ張り手に取って、怪人の身体が宙へと飛んだ。
「お嬢、今じゃ!」
「ありがとうございます、任せてください!!」
 それに合わせて、テルマールの生成が終わる。生み出されるのは【イカのまるごとなめろう(味噌の代わりにイカスミとワタを使ったイカのなめろう)・ビームバズーカ】。
「発射!!」
 撃ち出されるのは黒いイカ墨ビーム。黒の粒子は宙へと飛んだ怪人と外さない。連射されたそれらは一、二と二つとも怪人を撃ち抜いた。怪人が真っ黒に染め上げられる。
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!?」
 憐れ怪人はそのまま地へと激突。土と誇りが絡み合い、悲惨な姿になっていた。しかしそれでもまだ立ち上がる。この筋肉は伊達でないと証明するかのように。
「ミーはまだ……やれるネ!」
 黒塗りの姿でそう叫ぶさまは、何所か清々しさを感じるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ビスマス・テルマール
まぁ……見た目を覗いたら清々しさを感じますが、何とも複雑な感じしますが。

ここでラストオーダーにしましょうか、一気に決めますっ!

●POW
『空中戦』で天井にぶつからない程度に飛行、旋回しながらトリニティ・チルドナメロウを攻撃力重視で発動

冷やし孫茶バリアを展開したまま突撃し、冷凍クロマグロソードでの一撃とディメイション・なめろうブレイカーの『零距離射撃』を『2回攻撃』(それぞれ一回ずつ計2回)を『早業』(一撃離脱込み)を使い行います。

それを繰り返しながら、怪人の回りを旋回しながら翻弄

トドメは冷やし孫茶バリアを
足に集めて、冷製なめろう餃子型の鎧装の足具で蹴り抜き離脱します。

※アドリブ絡み掛け合い大歓迎



「ここでラストオーダーにしましょうか、一気に決めますっ!」
 高らかに宣言し、【ビスマス・テルマール】は一気に宙へと飛び、その身にユーベルコード【トリニティ・チルドナメロウ】を発動する。
『Namerou Hearts Chilled!』
 ベルトに冷製なめろう料理のカードを挿入、響く機会音声。瞬間纏い出す冷製なめろうの武装の数々。冷凍クロマグロソードを手にしたその雄々しき姿に、流石の怪人もたじろぐ。それを見逃すテルマールではない。マグロソードを振り抜き、怪人を斬り抜ける。鮪の冷たい感触が伝わり、間発入れずそのがら空きの背中にディメイション・なめろうブレイカーを二発撃ち放つ。まともに受けて大きな隙を曝した怪人。見逃すはずなどない。
「これで決めます!」
 孫茶バリアが足に集まり、脚部を覆っていく。それはまさに必殺の一撃。まともに受けるわけにはいかない。怪人、回避が間に合わないと判断して筋肉を集中させる。その隙にテルマールがカードをもう一枚差し込む。
『Namerou Hyper Strike!!』
 機械音と同時に無数の冷製なめろう料理のカードのような物が複数、まるで滑走路のように怪人目掛けて浮かび上がる。それに突っ込み、通り抜けて怪人へと飛び蹴りを食らわせに行く。
「ヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!?」
 そして全てのカードが通り抜けた。なめろうの美味しさあふれるキックが怪人の胸に直撃する。それに弱り切った筋肉では耐えることが出来ず、見事吹き飛ばされる怪人。地に頭から墜落し、立ち上がるも、その肉体はついに限界を迎えた。
「お、おのれ猟兵、そしてなめろうぅ!!」
 それが怪人の最期の言葉となった。地に倒れると同時に、なめろうの美味しそうな香りと同時に、怪人アルパカは爆散するのであった。
『完食の一発ゥゥ!!』
 ベルトが告げ、テルマールが普段の姿に戻る。そして皆にサムズアップで勝利を伝えるのであった。

















 怪人の恐るべき筋肉占いのブームは、成立する前に去った。今キマイラフューチャーを沸かせる二大ブームはメロンパン占いとなめろうだ。こうして、猟兵たちの活躍によって、怪人は倒さ、キマイラフューチャーの平穏は守られるのであった。しかし、猟兵たちに休んでいる暇はない。恐るべき銀河帝国の脅威が残っている。立つのだ猟兵たちよ。平和を愛する力と思いを胸に秘めて。希望ある未来へと歩みを進めて。                         【END】

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月02日


挿絵イラスト