●それは私と猟兵(あなた)が言った。
小さな小さなご本の中で、大きな大きな銀河が生まれた。
超次元の渦巻きが、ぐるぐるぐるぐる戦いを待つ。
其処で生まれた綺麗な真っ白。
お肉をむしゃむしゃ蝕んで、早く大きく成りたいと願ったのさ。
そしたら不思議。どろりと世界が爛れていって。
あっと、いうまに親殺し。無理矢理滅茶苦茶ぐっちゃぐちゃ。
――黄昏色の痛みを構えて、41回めったうち。
●グリモアベース
「貴様等、先日は完全なる邪神の討伐。御苦労だった」
クカカ、と、哄笑するロバート・ブレイズ(冒涜翁・f00135)。このグリモア猟兵が此処に居る時点で数名の猟兵は悟るだろうか。此度も酷く機嫌が好い様子だ。
「好い報せだ。再び、超次元の渦への『鍵』が見つかった。今回の鍵は本だ。貴様等は『マザーグース』を知っているだろう。誰が駒鳥を殺したのか!」
にんまり口の翁は一冊の本を取り出し、卓上に丁寧に『置いて』みせる。
「貴様等にはこの鍵(本)の中に入ってもらい、完全なる邪神を討伐してもらう。改めて説明しよう――完全なる邪神は『第一段階』『第二段階』『第三段階』と変異して向かってくる。先ずは群体。一個一個が『本物の邪神』だ。複数撃破は不可能に近い。確固撃破で戦力を削ぎ続けるのだ。次は融合体。第一段階で削いだ分弱くなる。されど油断は禁物だ。相手は『弱体化を喰らっても強靭』と思考するが好い。そして。第三段階。此れが実に厄介だ。完全に到った邪神は【必ずユーベルコードでの先制攻撃を行ってくる】のだ。何らかの対策なしに突っ込むと悲惨な目に遭うと心するが好い。さて。始めるぞ。準備は好いか――私は今回も貴様等を信じているぞ」
グリモアが輝いて。
にゃあら
にゃあらです。
おかわりです。
Who killed Cock Robin?
第三形態(第三章)は必ず「ユーベルコードによる先制攻撃」を行ってきます。対策を考えなかった場合『失敗』になりますので、注意してください。
宜しくお願い致します。
第1章 ボス戦
『寄生する者』
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POW : あなたは痛みをくれるの?だったら私は死をあげる!
【自身に攻撃】を向けた対象に、【羽で起こした衝撃波】でダメージを与える。命中率が高い。
SPD : それが欲しいの!だから頂戴?
対象のユーベルコードを防御すると、それを【防御した殻の中で増幅】、1度だけ借用できる。戦闘終了後解除される。
WIZ : 愛して、愛して!私を愛して!
【洗脳された宿主】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ジョン・グッドマン」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
誰が銀河に入ったの?
それは猟兵(あなた)と寄生が吐いた。
誰が渦巻きに墜ちていく。
それは猟兵(きみたち)と群れが笑った――クスクス。クスクス。ちょうだい。ちょうだい。私を愛して。愛して。愛して――愛してくれたら。黄昏色の痛みをくれたら。死をあげる。
小鳥田・古都子
完全な邪神、かぁ。今まで戦ってきた邪神より強いんだろうね。
でも、今までだって何時も全力だったの。今回も、やる事は変わらないのよ。
「フォースオーラ」で全身を包みます。【オーラ防御】【火炎耐性】で加速の衝撃に備えUC【加速装置】発動です。
超音速で敵に突っ込んで、【怪力】を込めた両腕の「コトリダブレード」で超音速の【衝撃波】を纏った【2回攻撃】。
UCをコピーされて反対に使われる様なら、全力防御態勢を取って受け流しに専念します。
この能力って、反動が大きいの。生身で大気圏に突入してる様なものだもの。オーラとかで対策しないと自分が致命傷を受けかねない(寿命が縮む)のよ。
欲しいならあげるけど、大丈夫?
繭はあなたで蛹もあなた、あなたが私で、私は私――本に飛び込んだ小鳥田・古都子(サイボーグのサイキッカー・f16363)の双眸に美しくもおぞましい『真っ白』な大群が映された。完全な邪神、かぁ――それは。溜息を吐くほどに膨大な超越性。欲望と死に塗れた羽搏きの在り方。囁く音色は全き『邪』だ。されど。成すべき事柄は変わらない。今まで全力だったのよ。大丈夫。たとえ相手が千の貌(かみ)でも問題はない。
不可視の防御を展開し、身に纏え。奴等の一個に狙いを定めて、衝撃に備えるのだ。低姿勢……構え……加速、加速、加速。超音速――文字通り『目』にも止まらぬ装置。力を籠めた鋭利。それ即ち両肘に仕込まれた高周波(コトリダ)ブレードだ。身に潜めた斬撃が鱗粉撒き散らす翅を削ぐ。肉を剥ぐ。命を削る――急停止。振り向けば其処には『同じ姿勢』の寄生物。にんまりとした貌で嬉々を表現し、猟兵の危機を嘲笑う。だが。絶望の表情は在り得ない。
防御姿勢に移行する。対象の突撃を最小限で受けるのだ。この攻撃(UC)は生身での大気圏突入に『等しい』のだ。超音速を真似た邪神(火達磨)が肉を焦がして走り続ける――欲しいならあげるけど。大丈夫じゃないね――ぐらり。白が黒に塗れた時、その寿命は尽きた。燃え尽きた。
加速するのは自分(時)と知れ。
成功
🔵🔵🔴
風見・ケイ
完全なる邪神。恐ろしい話ですが、私の世界のことですからね。
放っておくわけにもいきません。
さて、どんな物語になるのでしょうか。
空を飛ぶ相手なら、狙撃手の出番ですね、螢。
(人格を[スナイパー]の螢に切り替える
ああ。
俺の銃で、俺の魔弾で、俺が殺すよ。
【終末を共に】
スナイパーライフルで一体を狙い撃つ。
誤射するつもりはないが、貫通して複数が向かってきても困るからな。
この一発、弾丸操作で一体のみを狙い続ける。
と、防御しやがるな。
蟲が魔弾を撃つより早く二の矢を放つ。[早業][視力]
魔弾を魔弾で撃ち落とす、あるいは逸らす。
今、こちらに注意を向けたな?
後ろから来るぜ、一の矢が。
猟は一発て仕留めないとな。
その瞳は二色だった――風見・ケイ(The Happy Prince・f14457)が覗き込んだ先、渦を描く銀河の中心から『真っ白』な寄生が飛び出して来た。現れた完全の『群生』は容赦なく定めた器を欲して奪って貪るのだろう――放っておくわけにもいきません――恐ろしく強大な存在。物語には欠かせない『壁』が聳える。たとえ相手が虫のような羽搏きでも、その超越性は想像を逸脱する。故に。狙いを確実に『成さねば』為せないのだ。宙を舞う渇望に、手向けとして『赤』に染まれ。
それは鉛の変質だった。壊れ、崩れ、分かれた心臓の鼓動だった。そう。正しく、今、起立している『星の中』の如く――螢の激情――ああ。俺の銃で、俺の魔弾で、俺が殺すよ。かちり、と、視線が『熱』を感知した。奴等の心臓を一撃で穿て――終末を共に。噴出する炎が線を描き、閃を残して命中した。
邪神は殻を被っていた。防御しやがるな――求めた魔を掴んだ鱗粉が、嬉しそうに『末路』を模倣する。ただ一人に向けて流星の……弾丸は『同じ場所』から放たれた。誘導される光が『偽物』を落とし、墜とすべき相手を視界(デッド)に入れる。こちらに注意を向けたな。見届けてやるよ――虫の背を貫いた、自在な弾丸――猟は一発で仕留めないとな。
成功
🔵🔵🔴
戦犯・ぷれみ
ねえねえぷれみと遊んでほしいの!
いっしょに遊んでくれないの?
――だったらこんな制御装置《コントローラー》要らない、徹頭徹尾茶番だわ
放り投げてぶつかった
その複眼がふりむいた
あなたの羽撃きが音速を超えて衝撃波になるより先に至極単純なルールをあげる
一昨日来やがれ《らーん・とぅ・ぷれい》、『このゲームは2人用』よ?
きみとぼくとせかいの与太話を始めましょう
誰にも邪魔させない1on1対戦を、がらくた《バラックスクラップ》でただ薙ぎ払う
あなた一人を引きつけるだけでも全体最適に貢献できるんですって
そんな遊び、望んでなかった
もしお約束を破るんなら、――それはそれで、トドメのさよならよ
『回線切って首吊って、死ね』
邪神が他猟兵に意識を向けていると、それはぶおんと銀河を舞った。超次元の渦に呑まれる事無く、真っ白の後頭部に投擲された『もの』は――ねえねえ――ごちん。複眼が振り向いた。下を視た――遊んでくれないなら、こんな制御装置(コントローラー)いらない。徹頭徹尾茶番だわ――邪神の一体が首を傾げると、ずぃぃと戦犯・ぷれみ(バーチャルキャラクターの屑・f18654)のバッテンが迫った。羽搏く前に。衝撃の前に。至極単純なお約束(ルール)をあげる。初めまして。
このゲームは二人用だ――誰にも邪魔させない、きみとぼくとせかいの与太話(ぷれい)だ。がらくた組んで掲げたら、対象諸共スクラップだ。呆然と現実を『視ない』奴の脳髄に、新たなる最悪(プレイングミス)を叩き込め――引きつけるだけでも全体最適に貢献できるんですって――みしり。軋む殻に潰れる中身。ぐずぐずと爛れるような感触は、正しく蛹の内側だろう。そんな遊び、望んでなかった。
ぷれみと遊んでほしいの――瀕死の邪神が首を振る――遊んでほしいの――歪んだ複眼が粘液を垂らす――それはそれで、さよならよ。やっとれんわ。
ブチッ……ザァァァ……ツゥーツゥー……。
『回線切って首吊って、死ね』
成功
🔵🔵🔴
夜叉ヶ池・鴉暁
だーれが駒鳥殺したの?♪ってなもんかなぁ?
滅ぶのはお前たちの方だよ。
ユーベルコードは徹頭徹尾、移動と回避に使って、雷での攻撃はしない。敵は片端から「鱗紋刀」と「雷鶴」で切り捨てていくよ。
借用できるのがあくまで「防御したユーベルコード」だって言うんなら、移動だけに使って攻撃がただの武器なら借りパクされないかな?
まあ、借りパクされてもあんまり意味ないけどね。このユーベルコードで纏うのは俺の一族特有の緑雷。体質が合わなきゃダメージを食らうんだよ。んでもって扱う雷が同質のものなら受け流すぐらいなんてことないってワケ。
――さて、斬られて焼かれるのと焼かれて斬られるの、どっちがいい?
その力は『固有』だった――固執する奴に使える『光』に在らず。抵抗してはいけない。好奇心を抱くべきだ。人間を好むならば、相応の在り方を心せよ――だーれが駒鳥殺したの?♪ それはお前と寄生が吐いた。夜叉ヶ池・鴉暁(ぬくたにの里の若君・f22209)が『鱗』を構えた。構えたと説くよりも『置いた』と記すべきか。其処には静かなる勇気が籠められ、鮮緑の迸りが――徹頭徹尾。これで。切り捨てる。
ざくり。走る瞬間に翅が落ち、雷が鵺の声で啼く。轟々と響くような斬撃が、粘液に塗れたオブリビオンを斬り刻む。滴ったものは蒸発し、魂が削れる音が聞こえる。借用出来るのが『ユーベルコード』ならば移動だけに使用すれば好い。この『高速』は誰にも邪魔されないのだ。閃が駆ける――真っ白な虫も、駒鳥のように殺されるのだ。
ずたずたの肉を抱きながらオブリビオンが緑を掴んだ。最後の力を振り絞って成すべきは『模倣』だ。疾走(はし)る。失墜(焦げ)る。雷(焼)けた――斬られた。もはや選択肢など、最初から無かったのだ。受け流す。
――さて、斬られて焼かれるのと、焼かれて斬られるの、どっちがいい?
何方も、だ。
成功
🔵🔵🔴
カイム・クローバー
マザーグース。残酷な童話なんだっけ?完全体の邪神が一冊の本の中に閉じ籠ってるなんざ、グリモア猟兵でもなけりゃ見抜けねぇな。
それじゃ、言ってくるか。依頼終わりには熱い珈琲でも頼むぜ、冒涜爺さん。
双魔銃で【二回攻撃】、紫雷の【属性攻撃】を用いたUC。
このUCが欲しいだって?良いぜ、くれてやるよ。
UCの猿真似は好きにすりゃ良い。防御って事だが、喰らっても猿真似出来んのかね?まぁ、見物させて貰うぜ。
コピーしてきた同じUCに対して、今度は【クイックドロウ】を交えて、放つ。技能を少し上乗せしただけだが…何の考えもなくただパクっただけのUCなんざ効くかよ。
UCは猟兵の『技術』だぜ?猿真似で勝てる訳ねぇだろ
誰が潰した羽虫ども――それは猟兵(わたし)と貴様等が吐いた。カイム・クローバー(UDCの便利屋・f08018)の肉体と精神が銀河の中心に現れた時、其処には寄生の蠢きが在った。羽搏く所以を忘れた真っ白が、残酷な童話(マザーグース)を携えて微笑む――冒涜爺との約束を交わし、熱々の珈琲を目当てに挑むは『便利屋』の心意気か。底の無い超次元の渦巻きに打ち込むべきは咆哮(オルトロス)――協奏曲(コンチェルト)。良いぜ。幾等でもくれてやるよ。紫雷が奔る。破壊の鉛がオブリビオンの急所を見切る。
防御と説くよりは受け入れだった。受け入れと説くよりは如何しようも無かった。殻の中身を焼き焦がす属性が、寄生の生命を搔き乱していく――されど一矢。報いる術は『模倣』出来た。生まれ落ちた【死】が狂騒曲(こっけい)として放たれる。猿真似は所詮適当(コピー)なのだ。見物させて貰うぜ。使用料は邪神の魂だ。
紫色が渦で弾け、考えなしの冒涜を『撃ち』砕く。UCは猟兵の技術――此れを一瞬の内に越える事は不可能だろう。猿真似で勝てる訳ねぇだろ――殻を壊す。蛹を滅する。中身を焼き尽くして、痺れ果てる。
それは総てを凌駕する、ド派手なリズム。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『忘れられたリジー・ボーデン』
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POW : 親殺しの憎悪
単純で重い【血塗れの斧】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : 41回のめった打ち
自身の【有刺鉄線の両翼】が輝く間、【血塗れの斧】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
WIZ : 思い出す
自身の装備武器に【血塗れの有刺鉄線】を搭載し、破壊力を増加する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「真馳・ちぎり」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ぐずぐずにこわれた真っ白が、ぐちゅぐちゅと集い何が生まれる。親を殺した子供は『強制』に塗れ、父も母も何もかも、41回滅多打ち――忘却された不幸な娘(オブリビオン)は有刺鉄線の黄昏(ペイン)に絡まれて、憎悪の斧を振り回す。翼が超次元の渦と共鳴し、醜くもおぞましく輝いた。
無理矢理滅茶苦茶ぐっちゃぐちゃ。
カイム・クローバー
UDCじゃハロウィンで盛り上がってるが、大胆な仮装だな。お菓子が食えるような頭してないってのも個人的にはポイント高いぜ?だが、血に濡れた斧ってのは子供がマジでビビるからマイナス評価だ
UCを纏い、神殺しの魔剣を顕現。【二回攻撃】と刀身にも紫雷を纏わせた【属性攻撃】を叩き込む。
単純な斧の一撃は【見切り】易いはずだ。周辺地点の破壊はこの世界じゃ起こりにくいとは思うが、幸い飛翔能力なんてものがあるんでね。ま、軽く跳躍(飛翔相当)して周辺地点の破壊には巻き込まれないようにするぜ。
隙を見て【残像】を残す速度で【串刺し】を放つ。狙いは血濡れの斧。
憎悪だってんならぶち壊すぜ。センスがねぇからな。そいつは没収だ
収穫祭での盛り上がりは毎年凄まじい愉快を保っている。されど眼前の邪神は何だ。菓子が食えない貌なのは好印象だ。此処までの『怪物』は魅せられない筈。最も――血に濡れた斧ってのは子供がマジでビビるからマイナス評価だ――重ねて身長が子供並。もはや何人か殺した云々を『逸脱』した呪いの類。超次元の渦に起立する、憎悪と称される暴力が。殺意が便利屋に向けられる――神を殺す時間だ。ラグナロクの門を撲れ。血塗れの斧を躱す紫雷……そのまま叩き込む属性は焼き滅ぼすかのような連撃だ。魔の剣が鉄線を裂いて、邪神の肉を剥き出しに成す。
地形の崩壊が起こるのか。発生したのは銀河の咆哮だ。上下左右が曖昧なのは最初からだが、果たして酩酊は程度を知らない――地に留まっていれば餌食と成っていた。便利屋は現『宙』を駆ける。跳躍して在るのだ。巻き込まれる事は決してない。強烈な一撃の後は大抵『隙』を晒すもの――破壊するのだ。生命に対する。人類の存在に対する『憎悪』の作り物を――センスがねぇからな。そいつは没収だ。
神を滅する黄昏が、にくしみ積まれた忘却を終(お)とす。
成功
🔵🔵🔴
風見・ケイ
この距離でパワー系は勘弁してほしいんだが……。
てことで、後は頼むわ、荊。
[慧には戻らず、そのまま荊に切り替わる]
――怖っ!
なんかいつもホラー担当やない!?
苦手って言うとるやん!!!
……ああもう、怖い、怖いけど、42回も打たれるわけにはいかへんから。
アンタを壊すわ。……怒らんといてね。
斧を避けてもええんやけど、至近距離で足元壊されるのは致命的やから……
受け止めるしかない、かぁ……
[覚悟]して飛び込んで、斧先やのうて支点の手首を掴む。[グラップル][怪力]
【荊棘荊棘】
首……はないやん。
腕極めて思い切り叩きつけるしか……んん?
この空間で投げたらどうなるんやろ?
赤い螢は融合した邪神と目と鼻の先。憎悪の塊が斧を携えて、超次元の渦巻きと絶叫する――無音(ぜっきょう)する。至近距離で莫迦力と戦闘を成すのは不可能だ。故に。色彩は『青』に告げられる。後は頼むわ――そして。『彼女』は無貌(斧)の雁字搦めと対面する。沈んで黙った泥沼が、血塗れ銀河塗れ泥尽くしのオブリビオン。忘れ去られた小娘の翼――怖っ! ぞくりと頭蓋の中に染み込む、強烈な感情。
荊と呼ばれた青色(人格)が怖い故に邪神を視る――ばくばくと鳴り響く心臓が、壊せ壊せと棘を生やす。恐がりだから『不屈』に成れる。怖がりだから『冷静』に成れる。自らの内に生じた悪寒が、心身を研ぎ澄ます――苦手って言うとるやん。怒らんといてね――斧が愈々宙を刈るように。
躱すべきか。逸らすべきか。41回も滅多打ちにされたくはない。退けるべきか。避けるべきか。時が停滞するような、思考回路の中で――至近距離で地形を破壊されるのは致命的だ。ならば選択肢は一個――受け止めるしかない。覚悟を決めろ。汗を拭う暇も無い。ぶおんと啼いた、駒鳥(おの)――手首。
掴んだ。斧先は脳天スレスレか。何方にせよ反撃の時だ。荊棘荊棘(スパイダースパイダー)――首は無いが、腕が在る。其処を極めれば『派生』するのみ。ぐわんと渦が反転したら、邪神は地(天)へと墜ちていく。
この空間で投げたらどうなるんやろ?
――それは文字通り、神のみが。
壊れた心の脈動のように。
成功
🔵🔵🔴
小鳥田・古都子
斧は怖いね……。スプラッタ系は苦手。
怖いから遠距離戦。「内蔵火器」のマシンガンで弾幕を張って攻撃です。着弾の衝撃で近寄らせない様に。
掻い潜られて接近されたら「コトリダブレード」展開。【高速稼働】で【見切り】連続攻撃を全力で回避、又は受け流します。
このユーベルコードは前に受けた事あるよ。攻撃回数を数倍増する能力……あれ。倍数になる筈なのに何で素数なんだろう?
神様って数字に縛られるからね。「41」に縛られてそれ以上動けないのかな?そこを狙えるかも。
再度全力回避。41回目の斬撃をかわしたら、42拍目に割り込むの。
「41」を使い果たして動きの止まった瞬間に【カウンター】。全力でブレードを突き刺すのよ。
斧が嗤えば無貌が軋む。憎悪が膨らめば恐怖が擽る。有刺鉄線の締め付けが、脳髄(精神)を定めるかのようで――スプラッタ系は苦手――猟兵は脳一部(生身)を揺さぶるような輪郭に遠距離戦を決断した。対象の近接能力は凄まじいならば、撃ち墜とすのが最適解だろう。邪神の無邪気だった声が、遠く、銀河の底からこぼれるようで――先ず腕を構えろ。内蔵されたマシンガンが鉛の雨霰を渦巻きに放つ。命中よりも衝撃を優先し、近付けさせないのが重要だ。着弾とともに空間が歪んでいく。否。邪神が衝撃を、鉛を、憎悪の無理性(たいせい)で走り始めたのだ。これでは突破されるのも時間の問題。貌『な』き斧の輝きが、目の前でランランと晒された。
ママにもパパにも猟兵にも、狂える娘は暴力で応える。臓物も骨も混ぜ込んで、みんちに為さねば気が済まない――攻撃倍数増加のユーベルコード。この技は前に受けた事あるよ――だが。奇妙な事に数が合わない。何で素数なんだろう。何で『41回』なんだろう。神が数字に縛られたのか。数字が神に成り果てたのか。物語の『運命』に引っ張られたのか。それ以上動けないのかな――其処を狙う。
両肘から展開するのは高周波(コトリダ)ブレード。重ねて此方も『倍加』だ。高速稼働(クロックアップ)――遍く生命を滅多打ちにした憎悪の斧を、受け流し、躱し、全力を尽くす。一、二、三……最後の一撃が宙を撫でる。
それは42拍目に突き刺さった、瞬間的な反撃(ブレード)だった。邪神の胴体を綺麗に切断し、血塗れの翼は渦に転がる――誰が殺そうとしたリジー・ボーデン。
大成功
🔵🔵🔵
テト・ポー(サポート)
はいどーも、テト・ポーだよ。
ていうかおなかすいたしごはんやおやつ食べよ?
いいなら「空腹の充足」を使いながら【厳選おいしいごはん】や【お手軽レトルトパウチ】、【食料カバン】からいろいろ出して食べるからね。
あ、これは「暴食の堪能」でもいいかも。
もしくは、「食欲の使徒」で敵を食べてもいい。
人型の敵だから難しい? 【お気に入りレシピノート】で人型の食べ方はわかる。
食べちゃだめなら「食欲の主張」「暴食の飢餓」で暴れるから。
戦闘がなくて、探し物とかなら「食料の応援」でタピチャンに応援してもらおう。
……いや、モチベーション的な意味で。
とにかく、ごはんはすべてを解決する。
食べよう。
分けあうともっとおいしいよ。
真っ白の方が美味しそうだった。そんな気がするのは空腹だからに違いない。何せ好き嫌いが無いのだから、斧を持った『ひと』もふらふらするほどたまらない――テト・ポー(腹ペコ野郎・f21150)の脳髄には。設定(キャラクター)には。食べ物による解決だけが存在する。兎に角の文字を視て、兎が食べたいと思う程度にはハラペコだ。ぐぅぐぅ成った胃袋は、超次元の渦巻き以上の底無しか――我慢は身体に毒で在る。血塗れの斧が迫り来る。それでも猟兵は『たべもの』を喰う。舐る。貪る。啜る。この『ひと』は何処から捌けば好い。裁けば良い。舌に乗せたらいい。いただきまーす。
物足りなかったのだ。こんなにも素敵な馥郁に抗う術など無いのだから。ナイフとフォークを構えたならば、斧を受け流して『ひと』を知る――先ずは腹部をぶすりと刺して、臓物を取り除けば新鮮なうちに。スパゲティを想わせる色が、刺激的で食欲を擽る。食べよう。食べよう。いますぐに食べよう。分けあうともっとおいしいよ――もうなくなった。おかわりがほしい。お気に入りのめくりかた。
成功
🔵🔵🔴
カイム・クローバー
随分とボロボロになっちまってんな。ご自慢の仮装もくすんで見えるのは気のせいじゃねぇな。そろそろ悪趣味なハロウィンパーティも次の段階に移行するべきだ。客を焦らすってのも考えモンだぜ。
前回のUCは纏ったまま、魔剣を用いての【二回攻撃】、紫雷の【属性攻撃】と【なぎ払い】。今度の狙いは斧の一撃の叩きつけ。その直後だ。単純な斧での軌道を【見切り】、跳躍を持って躱す。デカイ攻撃ってのには隙ってモンがある。斧の一撃はさっき見せて貰った。跳躍からのUC。今度こそ、斧ごと叩き斬る。叩き斬って終わり、なんてオチがねぇのは分かってる。
そろそろその仮装じゃ、苦しくなってきただろ?次はセンス良いのを期待してるぜ?
もはや身は残っていない。修復された輪郭は『憎悪』の思いだけで再生された。こわれた斧が禍々しさを増幅させ、リジー・ボーデンは忘却の園で踊り狂う――随分とボロボロになっちまってんな――自慢の仮装もボロボロだ。収穫祭に持ち込まれた、悪趣味な渦巻きも、次の段階に映らねば成らない。病的なまでの執着は舞台上では嫌われるものだ。客を焦らすってのは考えモンだぜ――センスが酷いと説いた筈だ。次に会う時はマトモな衣装を準備するんだぜ。
紫雷の迸りが止む事など無く、ラグナロクの殺戮は留まる事を知らない。神と称される邪を終末(狩る)為ならば何処にでも現れる黒銀の炎――薙ぐ。それも二度、だ。強い感情に燃え移った渇望が、対象の負を貪るかの如く感電(かくさん)される。邪神は暴れ触れた獣の如く泣き喚き、猟兵の脳天目掛けて斧を……。
跳んだ身に『それ』は命中しなかった。ぼこりと砕けたのは曖昧な地面だけだ。憎悪の底から絶望が涌き出す。ああ。お母さんもお父さんも、これで許してくれるかな――そろそろ。その仮装(感情)じゃ、苦しくなってきただろ――叩き斬る。対象の斧諸共有刺鉄線の両翼(頭蓋)を両断――次に『期待』しよう。
思い出したのは、きっと、強要された両親(良心)殺し。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『『黄昏色の啓蒙』祈谷・希』
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POW : 苦痛を受けよ、精神を死へと返せ。救済の日は近い
自身が装備する【『黄昏の救済』への信仰を喚起させる肉輪 】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
SPD : 黄昏を讃えよ、救済を待ち侘びよ
【紡ぐ言葉全てが、聴衆に狂気を齎す状態 】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
WIZ : 痛みと苦しみが、やがて来る救済の贄となる
【瞳から物体を切断する夕日色の怪光線 】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「火奈本・火花」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
斧はこわれた。心は堕ちた。墜ちるペインに黄昏が満ちる。
苦痛こそが完全に生る・成る為の真実だ。
狂気を撒き散らせ。
凶器を受け入れろ。
救済に歓喜するのだ。
目を開け。耳を傾けろ。此れが神の言辞で在る。
――救い。救い。救い。
誰が門を殺したの?
それは書物だと黄昏が微笑んだ。
※※※
第三形態(第三章)は必ず「ユーベルコードによる先制攻撃」を行ってきます。対策を考えなかった場合『失敗』になりますので、注意してください。
カイム・クローバー
仏像の仮装か?…思ってたよりずっとセンス溢れる仮装だ。救いだ救済だと綺麗ごと並べ立ててドヤ顔してやがるのは癪に障るがな。
依頼でカミサマとやらに会う事は多いが、大概気に入らない連中ばかりなのにはホント、ウンザリするぜ。
あの気色悪い肉輪を自由に操作できるって訳ね。
遠距離なら二丁銃で【二回攻撃】しつつ、紫雷の【属性攻撃】。作り出せる肉輪の数は多いだろうが――広範囲を纏めて吹き飛ばすのは得意分野さ。
肉輪の速度を【見切り】、【残像】を加えて上手く誘導。全部は無理でも引き付けるだけ引き付けたい。【範囲攻撃】を交えつつUC。前後左右、どっからでも来な。肉輪吹き飛ばしてオマケに、そのドヤ顔に風穴開けてやるぜ。
苦痛を受けよ。救済の日は近い――黄昏の言の葉が超次元を埋め尽くす。猟兵の脳髄に染み込むような『音色』は正しく完全なる邪に相応しい。されど。便利屋は笑みを浮かべ、神を視続けるだけだ――仏像の仮装。想像よりは好い『センス』だが、内容が癪に障る。救済、救済と、囀る面は気に喰わないのだ。此れでは犬も猫も食さないだろう。ホント、ウンザリするぜ――爛れて崩れそうな肉の輪っかが複製される。銀河を駆ける生臭さは、酷く趣味の悪い天使の頭上……自由に操作できるって訳ね。
対処方法は各個撃破ではない。操作が可能な武装を撃ち墜とすのは困難だ。ならば二丁銃(オルトロス)の咆哮に耳を傾けるが良い――紫雷を纏った弾丸(エネルギー)が広範囲の『肉』を破砕する。吹き飛ばすのは得意分野だ。焦がれた輪っかが宙(地)に融ける――それでも幾個のグロテスクは残っていた。回転し、歓喜し、喚起させる『信仰』が便利屋目掛けて……像だけが中てられた。
銀色が閃く瞬間、纏まるように誘導された肉と『向こう』の邪を撃った。そのドヤ顔に風穴開けてやるぜ――からっぽな過去は退場すべきだ。
成功
🔵🔵🔴
小鳥田・古都子
門が壊れたのなら直して塞ぐの。それだけだよ。
ここは通さないの。
先制攻撃は視界内全域への光速攻撃。回避は難しそうなの。フォースオーラで【オーラ防御】し防ぎます。
威力が高くて完全に防ぐのが難しいなら全オーラを頭部に集中。四肢や胴体は捨てて脳だけでも守ります。
意識を保てたなら【再生怪人】発動。全てのダメージが「なかった事」にされ、完全体に再生します。
痛みは【激痛耐性】で無視。痛いのや苦しいのは慣れてる。
痛いものは単に痛いだけなの。救済なんてされないよ?
切り刻まれて再生する度、完全な「怪人」に近付いていきます。
高められた能力で【ダッシュ】【怪力】【2回攻撃】。走り込んで両腕のブレードで切り裂きます。
門は人とは違うのだ。ならば殺しても直せば問題ない。塞いでしまえば超次元の絵本も詰まらない表紙絵だ。ここは通さないの――白い瞳から黄昏が閃く。救済を齎す奇怪が、痛みと苦しみと称される『贄』を放出する。射程内から逃れる方法は皆無だ。光の速度を上回る事など、如何に埒外でも『急』には対応し難い。故に。猟兵は防御(オーラ)を纏う。されど光線の途絶える隙は無い。徐々に力が削がれて壊れる。ならば集中させる他にない。急所だけを――唯一の生身を――頭部に総てを注ぎ込んだ。四肢の欠損も胴体の穴ぼこも構うものか。脳髄だけは防がねば成らない。それを失えば、猟兵は『猟兵』ですら【なく】なって終う。
朦朧とする意識に鞭を打ち、討つべく行動せねば道は拓かない。邪の瞳が閉ざされた瞬間が『発動』の機会だ――小鳥田・古都子は『人』とは違うのだ。再生(リジェネレート)。怪人(フリーク)――再生怪人(レヴァナント)だ。時空間の繭が『全て』の負を解除する。痛みや苦痛は耐えるのみ。その『意志』こそが一番の『怪人』かも知れない。痛いものは痛いのだ。救済なんてされないよ。
再生した部位が光に断たれ、新たなる『変異』が始まった。完全なる邪神に対するのは完全なる怪人だ。猟兵の輪郭は名状し難く、強大なまでに『真』だった――光線を躱し、切断を追い抜き、高周波の一撃が骨(邪)を絶つ。
大成功
🔵🔵🔵
風見・ケイ
最後は慧ちゃんに、と言われとったけど、これはあかん。
人類の救済とか、願いを叶えるとか、あの子はこういうヤツに無茶する。
螢ちゃんも相性悪そうやし……このまま、ボクがやる。
簡単な話や。止まっているか、ゆっくりか。
力一杯耳をふさいで、[怪力][狂気耐性]
怖い……けど、[覚悟]して動かん。
それと、ゆっくり拳銃を構えて撃つ。銃弾は速いやろ?
ボク、銃はヘタクソやけど今は当てる必要ないもん。
そして、隙を見て右腕を掲げて、ゆっくり、毒を撒く。
【露降らすケンタウレ】
ボク特製の、吸い込んだら舌が麻痺する毒や。[毒使い][毒耐性]
両手使えればこっちのもん。
気持ち悪い肉輪、引きちぎったるわ……![グラップル][怪力]
笑う。嗤う邪神に対して、わらってみせる――だから。荊は譲らなかった。人類の救済する為に集った『完全』なる存在。人類の願いを叶える為に、痛みや苦しみを齎す『完全』なる最悪――これはあかん。あの子は絶対に無茶するから、このまま――ボクがやる。やるしかない。怖くて。恐くて。意識が融けそうでも、耐えきって魅せる。そう。簡単だ。簡単だが、困難な壁を乗り越える『本』の内容だ。失いたくない。喪いたくない。何もかも――耳を塞いで黄昏を視ない。狂気なんてのは『恐怖』を殺すだけの毒物だ。覚悟して、動かない。絶対に心を動かさない。そして、ボクはゆっくりと、拳銃を構えて――ばぁん。
ヘタクソだが。中てる必要は無い。重要なのは『注意を惹く』事だ。一番『早い』鉛に神が動き出す。さあ――臆病な紫が咲く。炸裂する。露を降らして神を侵す――右腕を掲げて毒を垂らし、邪神の芯へと撒いていく。液体が超次元の渦に混じったならば、神の舌が痺れて止まる。待ち侘びるのは『完全』の死だ。
両手を使え。力を揮え――気持ち悪い肉の輪っかなど、引き千切って終えば好い。優美に堕ちろ、無意味な救済(独りよがり)。
成功
🔵🔵🔴
播州・クロリア
またしても遅れて参陣。お許しください。
苦痛が救済とは奇妙奇天烈な教えですね。
他人に布教するにはダラキュだと思います。
肉の輪の動きを『第六感』で予測し『見切り』を行い『衝撃波』を推進力に利用してギリギリ避けつつ、体勢は崩さないよう『念動力』で私自身を操作し体勢を整え、攻撃を回避します。
回避成功後はUC【バイオミック・オーバーロード】発動します。
怒る理由?そのダラキュの極みな教えを布教しようと企んでいる時点で怒り心頭です。
とりあえず、その救済とやらを私の『怪力』パンチを喰らって貴方自身が体現してください。
またしても、播州・クロリア(リアを充足せし者・f23522)は遅れてやって来た。触手をぴこぴこ揺らしながら、完全なる邪神の貌を視る。吸い込まれそうな救済(狂気)に感じたのは極まった『ダラキュ』。奇妙奇天烈な教えですね。しかし――それを『強要』するのは――赦されない。黄昏色の肉の輪が、超次元の中心から涌き出し飛び交った。見切れ。此れを突破しなければダラキュの存在を糺せない。衝撃で自らを動かせば寸前でも回避可能だろう。念動力で体勢を維持したならば問題は起きない。積もる。重なる。膨張する――昇る感情はダラキュへの怒り。それは『既』に最大だ。
心に巡る。脳髄に駆ける。この、異常なほどに蔓延るダラキュを滅ぼさねば成らない。誰が門を殺したのか。そんな質問は如何でもいい。要るのは対象への一撃だ。拳に籠める怪物の細胞(尖兵)。惑う所以は無い――貴女自身が体現してください――緑色の視線が、黄昏(臓物)をこぼすかのように。地(宙)へ撲り墜とす。
成功
🔵🔵🔴
播州・クロリア
ずいぶんとズタボロになりましたね。リアですよ。
ですがその様子だとまだ救済は訪れていないようです。
ダラキュですね。もっと苦痛を差し上げますよ。
おっと『第六感』で今から貴方がおかしな言葉で私を混乱させると予測しました。
では『催眠術』で貴方の言葉は聞こえないように、ついでに『衝撃波』の爆発音を陽気な音楽に聞こえるように自己暗示をかけましょう。
『衝撃波』で陽気な音楽を奏で『ダンス』を舞いながら、貴方の言葉が終わるのを待ちましょう。
最後は【オール・ワークス!】で{バイオウェア}に着替え『怪力』で救済の一撃を差し上げます。
完全なる存在の貌(りんかく)は黄昏を失い真っ赤に染まった。すいぶんとズタボロになりましたね――おそらく。眼前の肉塊(スクラップ)は元々人間だったと思える。首から下は本当に救済され、頭部だけが苦痛に導かれた――相手が何者で、何物に成り果てたとしても、門を殺せるのは『リア』だ。ですが。その痙攣(ようす)だと救済にはほど遠いようです。此れは『ダラキュ』だ。早々に葬送せねば成らない。
紡ぐ。手繰る。漏れる。とける――おっと。猟兵の思考回路に『感覚』が奔る。触覚に触れたのは狂気への誘い。救済への手解き。混乱と呼ばれる苦痛の園。されど『言葉』は聞こえない。響き渡るのは自分自身(リア)に壁を成す。聳える音は楽しいものだ。衝撃が心地良く心身の芯へと染み込んで――邪神の独り言など踊って舞って、掻き消せば好い。貴女の世界(マザーグース)が終わるまで、待ちましょう。
衣を変えて音を換え、再び宿すのはリアな怪力。貴女自身のリアを見つけたなら、いますぐに送って『終い』ましょう――散らかった頁を閉ざす時だ――皆が聞いた、鐘の音を……肉の輪が拉げる、正気への音を。
かわいそうな過去どもの、お葬式の門(おと)失せる。
成功
🔵🔵🔴
最終結果:成功
完成日:2019年11月07日
宿敵
『忘れられたリジー・ボーデン』
を撃破!
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