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ぶるまぁぁぁぁ!

#UDCアース #【Q】 #完全なる邪神

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#UDCアース
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#【Q】
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#完全なる邪神


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「みんな、完全復活した邪神の話はもう聞いたかしら?」
 アリス・セカンドカラーが集めた猟兵に問いかける。
「私達はUDCアースで多くの邪神を討伐したわね? でも、それは儀式を邪魔した上での不完全な状態のモノだったわ。ま、完全復活された日には大変なのだから当然っちゃ当然よね」
 うんうんと自己完結で頷きながらアリスは続ける。
「しかし、その裏で完全復活した邪神がいることが判明したわ。と、いってもそいつらこの地球上には存在しないのだけど」
 どういことだ? と戸惑いの声が上がる。
「復活したのにいない、これ如何にって当然の疑問よね。その答えは、邪神よりも遥かにおぞましき「何か」が、邪神共を己が領域にしまい込んだからよ。星辰揃いしときに始まるという「大いなる戦い」の為に、ね」
「そして、儀式魔術【Q】が、その所在へと至る「鍵」の存在を暴き出したわ。で、私が予知で見つけ出した「鍵」がこれ」
 そう言ってアリスはスマートホンを取り出した。
「『淫学生・『映す淫靡と消えぬ好奇』エミリス』が生前に使っていたものね。そして、この「鍵」で向かう所にいる邪神がそれよ」
 でも、とアリスは続ける。
「完全なる邪神は、3つの形態に変身するわ。そして、この邪神の第一形態は……」
 もったいぶって溜めたアリスの間に、ごくりと喉を鳴らす音が聞こえる。それは緊張ゆえか、あるいは武者震いゆえか。
「『『変態紳士』ブルマニア』よ」
 淡々と告げたアリスの声に静寂が訪れる。
「完全なる邪神の第一形態は無数に分裂しているわ」
 そこにさらなる追い討ちをかけるアリス。
「いわゆる、ボスラッシュというやつね。複数相手にするとまず勝てないから一体づつ各個撃破をオススメするわ……と言いたいとこだけど、一つだけ一度に複数を倒す手があるわ」
 アリスが説明を続けるがそれどころではない猟兵達。無数の変態紳士とか聞かされれば仕方のない反応である。
「それは、ブルマへの熱い想いを語ることよ! その想いが『『変態紳士』ブルマニア』の魂を震わせ真のブラザーとして認められれば……あるいは、という程度の低い確率だけどね。その想いに自信があるなら、試す価値はあると思うわ。第一形態をある程度倒すと合体して第二形態になるのだけど、第一形態を多く倒せば倒すほど弱体化するみたいだから、そういう意味でも、ね」
 ここまででも厄介なんだけど、とアリスの説明は続く。
「第二形態にある程度ダメージを与えると第三形態に脱皮するのだけど、この第三形態は「ユーベルコードによる先制攻撃」を必ず行ってくるわ。そう、対策しなければ負け確定のアレよ。みんなの中にも戦争で体験した人はいるでしょう?」
 めんどうなのよね、あれと続けながらアリスは猟兵達に向き直り頭を下げる。
「厄介な強敵だけど、みんなならきっと打ち倒せると信じてるわ。だから、よろしくね?」
 そして、アリスは完全なる邪神が棲まう「超次元の渦」への「鍵」を開くのだった。


蒼汁の人
 はーい♪ ごにゃーぽ☆ ごきげんよう♪
『ネタに逝きネタに死す』蒼汁の人でございます。
 第一形態はブルマへの熱い想いをぶつければなんとかります。きっと、たぶん、メイビー。普通に戦う場合は戦略によるプレイングボーナスが討伐数に影響します。如何に一体づつ分断し手早く倒すかが鍵になるでしょう。でも、そんなことよりブルマを語ろうぜ。
 第二形態は『依代人形『ハリエンジュ』』と言いまして宿した邪神の性質を引き継ぐようです。そう、ブルマと淫学生の性質を……後は分かるな? あ、女性型です。
 第三形態、まぁ、いつもの。だけど戦争幹部戦仕様で先制攻撃対策が必須です。対策さえ立てれば後は汝が為したいように為すがよい。

●注意書き
 第三形態は必ず「『猟兵が使うユーベルコードと同じ能力(POW・SPD・WIZ)のユーベルコード』による先制攻撃」を行ってきます。これに対する何らかの対処がプレイングになければ、プレイングは必ず「🔴🔴🔴失敗」になります。
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第1章 ボス戦 『『変態紳士』ブルマニア』

POW   :    【武】ブルマァインパクト!!
【名状し難きブルマ】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    【龍】湿ったブルマを……抱きしめる!
【湿ったブルマを抱きしめる】事で【興奮が限界突破してドラゴブルマニアン】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    【魔】ブルマジック・バースト!!
戦闘力のない【戦場に、ブルマ強制装備波動を放つブルマ】を召喚する。自身が活躍や苦戦をする度、【戦場のブルマ者全員の、ほど良い生命力吸収】によって武器や防具がパワーアップする。

イラスト:カス

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ポーラリア・ベルです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

桜庭・愛
「笑止。あなたのはただのいやらしい姿をみたいだけの妄想に過ぎないわね。ブルマの熱い思い?貴方自体が、ブルマが似合う女の子でないのがその答えを自ら表現しているわ」

本当にブルマが好きならば、いつもこの水着をつけている私、
蒼いチューブトップ水着を常時着用の私と友達になれるわね。

「まぁ、可愛い女の子になって出直してきてね」

と精神攻撃。熱い思いとともに灰塵拳のラリアットを叩きつける。

「プロレスの熱い思いなら私は語れるわよ」
プロレスラーは常時リングコスチューム。この混迷の時代、普段も戦闘時も
いついかなる時でも人に勇気を鼓舞すること、

それがプロレスラーの矜持であり信念であるからよ


アイ・リスパー
「なっ、なんですか、この変態……こほん、おかしな格好をした人はっ!?
それもこんなにたくさんーっ!?」

すぐにでも電脳魔術で消滅させたいところですが、ブルマについて語れば戦闘が有利になるなら仕方ありません。
【チューリングの神託機械】で万能コンピューターにアクセス。
最も効果的な方法をシミュレーションします。

「って、そんな方法なんですかっ!?
け、けど、計算結果では仕方ありません……」

物陰でブルマ体操服に着替えてきて、ブルマの裾に指を入れて直します。

「ほんとにこんな仕草で効果あるのでしょうか?」

隙をついて【マックスウェルの悪魔】で攻撃します。

が、ブルマを奪われて……

「人のブルマで何してるんですかーっ!」


リアンノ・トワイスベル
♡ぶるま
妾のいた世界には無い魅惑の布…じゃからこそ!ゆえに!妾はそのぶるまぁに熱いリビドーを感じるのじゃ!
掴めぶるまぁ!掴めサクセス!
ぶるまぁのBは、始まりのB!
Bのぶるまぁリスタぁぁぁぁ!

股間の角度が良いから、尻がプリってなるから、無自覚なエロス振り撒いてくぅ!ヘイ!
その尻に顔を埋めたいよ!
その太ももに頬擦りしたいよ!
熱いリビドー感じてる、わけもなく洪水にしちゃってる!
掴めぶるまぁ!掴めサクセス!
ぶるまぁのBは、最高のB!
Bのぶるまリスタぁぁぁぁ!

嗚呼!妾にも履かせよ!
妾ならもっとエロく!もっと高く飛べるんじゃ、世の男達の夢を叶えてやるのじゃ!
妾はぶるまリスタ、エロスの申し子なり!


大神・零児
近づくな変態!
こっち見んな!!
構えるな!!
てめぇのような奴が何で完全復活してんだ!
同じPOW対決なら遠距離から狙い撃てばいいんじゃ?

技能をできるかぎり使い、囲まれないよう立ち位置を考え、敵の攻撃が当たらない最適な距離からUCで狙い撃ち

位置取りのさいは隠れつつ動き回りながらマルチグレネードで牽制しつつ催涙、神経毒などで動きを鈍らせ、死角に回り込み狙われないようにする

技能
戦闘知識
咄嗟の一撃
第六感
見切り
2回攻撃
野生の勘
地形の利用
世界知識
だまし討ち
範囲攻撃
毒耐性
目立たない
メカニック
狂気耐性
マヒ攻撃
学習力
フェイント
スナイパー
毒使い
逃げ足
投擲
早業
医術
なぎ払い

アドリブ共闘可



「俺はいったい何を見させられているんだ?」
 混沌めいた状況に大神・零児(人狼の妖剣士・f01283)がひとりごちた。見上げれば変態紳士達が躯の海に帰る光の中リアンノ・トワイスベル(『黒死兵団』最強の戦士・f21662)が一人の変態紳士に声をかけていた。
「もう、逝ってしまうのかの?」
「ああ、君たちのような萌者(もさ)がいるのだ、もはや過去(ブルマ)に沈める必要もない」
 変態紳士はおもむろにブルマを脱ぐとリアンノに差し出した。
「この未来(ブルマ)を託そう、受け取ってくれるかい?」
 変態紳士の全身にひび割れが広がり漏れだす光が輝きを強くしていく。
「ああ、お主らの想い(ブルマ)確かに受け取った。これがあれば妾は更なる高みを目指せるじゃろう。未来(ブルマ)……確かに託されたのじゃ」
 変態紳士はそのリアンノの応えに微笑むと光として弾け躯の海へと帰っていった。雪のように光の粒子が降り注ぐ。
 その粒子の中を桜庭・愛(黒髪の女子プロレスラー・f22918)が飛び降りてくる。抱えていた変態紳士を地面に叩きつけフォールをとろうとするが満身創痍の身では叶わず、返されて距離をとる。
「俺もヤキが回ったものだ、よもやブルマ以外のモノに心奪われる日がこようとは」
 そう言った変態紳士の身体がひび割れていく、終わりの時が近いのだ。
「さぁ、結局をつけよう猟兵……いや、プロレスラーよ」
 その変態紳士の言葉に愛が構えをとる。身体は満身創痍、しゃべるのはおろか立っているのもやっとだ、だが、この挑戦を受けて立たねばプロレスラーとしての矜持にかかわる。自然と愛の口に笑みが浮かぶ。
「ええ、決着をつけましょうか」
 愛と変態紳士が構えをとる。正真正銘最後の一撃、互いの死力を尽くした一撃が交差する。一瞬の静寂。愛の身体がふらりと倒れた。
「見事だプロレスラー。君に未来(ブルマ)を託そう」
 薄れいく意識の中愛は思った、それ(ブルマ)は要らない、と。
 更に視線を移せば電脳魔術をハッキングされブルマリスタとして覚醒したアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)が変態紳士達と踊り狂っていた。武士の情けで見なかったことにした。
「俺はいったい何を見させられているんだ?」
 どうしてこんな混沌なことになっているのか、遠い目をしながら零児は思い返していた。


 「超次元の渦」へと降り立った四人の猟兵達。
「笑止。あなたのはただのいやらしい姿をみたいだけの妄想に過ぎないわね。ブルマの熱い思い? 貴方自体が、ブルマが似合う女の子でないのがその答えを自ら表現しているわ」
 真っ先に動いたのは愛であった。
「ふむ。それの何が悪いのかね?」
 その愛の言葉に変態紳士はしれっと答えた。
「認めよう、我輩はブルマをはいた可愛いおにゃのこのいやらしい姿を見たいのだと。そして、そのおにゃのこの穿いていたブルマを我輩が身につけるのは最高だと」
 愛の背中に冷や汗が流れる。こいつらは思ってた以上に……
「……変態め」
「変態で悪いかね?」
 思わず吐き出した言葉に変態紳士は悪びれもせずに答える。
「……まぁ、可愛い女の子になって出直してきてね」
 あまりにも気色が悪い、愛は早く勝負を決める為ラリアットを放つ。それをパシりと受け止める変態紳士。
「貴様もか! 貴様も我輩に淑女を求めるか!」
「何を言っているの?」
 変態紳士の唐突な怒気に困惑を隠せない愛。
「男性ホルモンを打ち続け、ブルマに出会うことで真の紳士になれた我輩に! よりにもよって! 可愛い女の子になって出直してこいだなどと!」
 変態紳士怒りのブルマインパクトが愛の鳩尾に突き刺さり上空へと打ち上げる。そこに待ち構えていた変態紳士がブルマを握り込み組んだ両手で愛を叩き落とす。地面に叩きつけられバウンドした愛をブルマを纏った足でサッカーボールのように蹴り出す変態紳士。その先に待ち構えていた変態紳士が……
「おっと、そこまでだ」
 零児の次元断絶による薙ぎ払いがインターセプト。変態紳士達の視線が零児へと集中する。気色の悪い悪寒に襲われる零児。
「近づくな変態! こっち見んな!! 構えるな!! てめぇのような奴が何で完全復活してんだ!」
「なんてことをいうんだ! そのようなことを言われたら我輩の子宮が疼いてしまうぞ♡」
「は?」
 何を言われたのか零児は理解したくなかった、理解したくなかったので一瞬呆けてしまったが慌てて距離を取る。絶対に近づいてはならない、そして、近づけてもならない。そう、本能が告げていた。自分は剣士ではあるが幸い遠距離攻撃手段はある。ならば、遠距離から狙い撃てばいいだろう。絶望を覆す戦いが始まる。


 一方その頃。アイは物陰でブルマ体操服に着替えていた。変態なわけではない。
「なっ、なんですか、この変態……こほん、おかしな格好をした人はっ!? それもこんなにたくさんーっ!?」
 そんな風に叫びながらも奇跡の力による電脳魔術で出した最適解がそれだったのだ。
「って、そんな方法なんですかっ!? け、けど、計算結果では仕方ありません……」
 着替えを終えたアイはブルマの裾に指を入れて直した。
「ほんとにこんな仕草で効果あるのでしょうか?」
 掴めぶるまぁ!掴めサクセス!
 ぶるまぁのBは、始まりのB!
 Bのぶるまぁリスタぁぁぁぁ!
「ってきぁぁぁ!」
 そこにリアンノが変態紳士を引き連れて現れた。かごめかごめの如くアイを取り囲む。
「妾のいた世界には無い魅惑の布…じゃからこそ! ゆえに! 妾はそのぶるまぁに熱いリビドーを感じるのじゃ!」
 リアンノの魂の叫びが響き渡る!
 股間の角度が良いから、尻がプリってなるから、無自覚なエロス振り撒いてくぅ!ヘイ!
 その尻に顔を埋めたいよ!
 その太ももに頬擦りしたいよ!
 熱いリビドー感じてる、わけもなく洪水にしちゃってる!
 掴めぶるまぁ!掴めサクセス!
 ぶるまぁのBは、最高のB!
 Bのぶるまリスタぁぁぁぁ!
 その魂の叫びに紳士達がまた一人また一人と涙を流しながら躯の海へと帰っていく。その際に光の粒子が舞い雪の如く降り注いでいた。
「え? え? なんですかこれ? いったい何がおこってるんですかこれ?」
 その事態に理解が追い付かず困惑するアイ、その隙にブルマを奪われてしまう。
「嗚呼! 妾にも履かせよ! 妾ならもっとエロく! もっと高く飛べるんじゃ、世の男達の夢を叶えてやるのじゃ! 妾はぶるまリスタ、エロスの申し子なり!」
 リアンノによって。
「人のブルマで何してるんですかーっ!」
 電脳魔術を展開中なのも忘れてアイが叫ぶ。その電脳魔術の術式に名状し難きブルマを捩じ込まれた。
「え? 嘘! なんで? 物理でプログラム書き換えるなんて出来る筈が……」
 ブルマインパクトでハッキングされバーチャルキャラとしてアイの存在が浸食されていく。そう、ブルマリスタ☆アイとして産まれかわせられようとしているのだ。
「ふ、同士よ歓迎するのじゃ。一人よりも二人の方がより高く翔べるじゃろう」


「何故だ、何故倒れぬ」
 何度打ちのめしても立ち上がってくる愛に変態紳士は困惑していた。もう、とっくに立てなくなるほどのダメージを負っている筈だ。しかし、満身創痍で有りながら愛は立ち上がってきた。
「何が君をそこまで……」
 その問に愛は笑みをもって応えた。
「プロレスラーは常時リングコスチューム。この混迷の時代、普段も戦闘時もいついかなる時でも人に勇気を鼓舞すること」
 一拍おき、息を整える。
「それがプロレスラーの矜持であり信念であるからよ」
「プロレスラーの矜持……」
 まるで眩しいものを眺めるかのように目を細める変態紳士。
「ええ、そうよ。それに、相手のパフォーマンスを全て出しきらせ……その全てを受けきりその上で相手を凌駕する。それが、プロレスというものよ」
「……そうか」
 お互いに構える。もはや言葉は要らない。後はお互いの信念をぶつけ合うだけだ。降り注ぐ光の粒子がその戦いを彩っていた。


 かくして、冒頭のシーンへと戻る。零児が相手していた変態紳士も多くがリアンノとアイの元へといき残るは一柱を残すのみだ。ここまでにも催涙弾や神経毒を散々撃ち込み動きを弱らせてきた。更に追い討ちでマルチグレネードも放り込んでおく。
「『次元、断絶!』」
 黒鞘より魂喰を抜き打つ。直線的に走る切り裂かれた次元の一撃が変態紳士の首へと吸い込まれていった。
「ブルマリスタ☆アイが皆をブルマブルマしちゃうぞ☆」
 その言葉に降りあおげば、まるで別人のようになったアイが変態紳士最後の一団をブルマブルマして躯の海へと返していくとこだった。零児は遠い目をすると頭を振り気を引き締め直した。予知によればそろそろ第二形態になる筈だ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『依代人形『ハリエンジュ』』

POW   :    根無葛の蔓
自身の身体部位ひとつを【宿した邪神の身体特徴】に変異させ、その特性を活かした様々な行動が可能となる。
SPD   :    宿木の果
いま戦っている対象に有効な【宿した邪神の眷属】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ   :    銀竜草の雫
【触手】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【の特徴を学習することで】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。

イラスト:彩

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠フォンミィ・ナカムラです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 多くの変態紳士が躯の海へと帰っていった。だが、まだ数柱の変態紳士が残っている。その彼女達が合体していく。ぶつかり合うブルマとブルマ、弾け合う筋肉。その姿は精神的ブラクラだった。
 そして、そこに残ったのは一体の少女人形だった。それは依代人形『ハリエンジュ』、依り代としてその身に邪神を宿しその邪神の性質を引き継ぐのだ。
 かくして、ブルマ体操着のラブリーなドールめいた邪神がここに顕現した。
リアンノ・トワイスベル
♡ぶるま人形…じゃと…!
バカな…あやつはブルマ少女人形…妾のブルマ力を超えてくる…?妾がすろうりぃ…?
そんなハズはない、そんなハズは…ぬぅぅぅぅ!勃ち上がれブルマリスタぁぁぁぁ!

♡戦闘(?)
ブルマ体操着のラブリーなドールめいた邪神を凌駕するには単なるロリ巨乳ブルマではダメじゃ!
もっとエグく!もっとエロく!ならば!
魔導液体金属を【黒い棒が前方に生えたパンツ】に変形、ブルマの上から着用!
これなら勝てる!いやむしろこの状態でブルマ少女人形と戦えば真のぶるまリスタになれる!
掴めプライド!掴めサクセス!
妾の【黒い棒】で少女人形のブルマに【グラウンドクラッシャー】を打ち込む、打ち込む打ち込む打ち込むぅぅ!



「ぶるま人形……じゃと……!」
 リアンノ・トワイスベル(『黒死兵団』最強の戦士・f21662)が呆然と呟いた。
「バカな……あやつはブルマ少女人形……妾のブルマ力を超えてくる……? 妾がすろうりぃ……?」
 ハリエンジュが放つ圧倒的ブルマ力に驚愕を隠せないリアンノ。
「そんなハズはない、そんなハズは……ぬぅぅぅぅ! 勃ち上がれブルマリスタぁぁぁぁ!」
 だが、負けを認める訳にはいかないのだ、紳士達に託された未来(ブルマ)に懸けて。リアンノは求めるもっとエグく! もっとエロく! もっと強大なるブルマ力を!
「ブルマ体操着のラブリーなドールめいた邪神を凌駕するには単なるロリ巨乳ブルマではダメじゃ!」
 だから、魔導液体金属を取り出した。そして、黒い棒が前方に生えたパンツへと変形させた。紳士に託されたブルマに穿き直しその上からソレを装着する。リアンノは確信した、これなら勝てる! と。いやむしろこの状態でブルマ少女人形と戦えば真のぶるまリスタになれる! のだと。
「掴めプライド! 掴めサクセス!」
 リアンノはハリエンジュへと踊りかかり、ハリエンジュへのブルマへと単純で重い黒い棒による一撃を打ち込んだ。地形を変える程の一撃がブルマを突き抜けハリエンジュを抉る。しかし、突き抜けこそすれハリエンジュのブルマは健在だった、むしろ穴が開いたことによりよりブルマ力が高まってるようにも感じる。だからこそリアンノは攻勢を緩める訳にはいかなかった。黒い棒による重い一撃を何度も何度も打ち込んだ。ハリエンジュの中が抉られ最奥が叩かれる度に甘い嬌声が上がる。
『ふうん、やるじゃん。ならこっちも本気を出さないとね』
 ハリエンジュの内からそんな声が聞こえリアンノの腰に脚が絡み付いた。大好きホールド、絡み付けた脚を巧みに使いハリエンジュが腰を振る。ハリエンジュの唐突な動きの変化にリアンノは気付く、今ハリエンジュのボディを操っているのが羽化する予定の邪神、淫学生であると。
 故にリアンノも全力を出した。持ち前の怪力にトンネル掘りの技術、そしてグラップルで培った寝技を駆使して力業でハリエンジュの反撃を粉砕する。ただ夢中でリアンノはハリエンジュの中へと黒い棒を打ち込み続けたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

マーシャ・ドラクロフ
★サポートプレ
アドリブ連携大歓迎

■キャラ情報
皆の笑顔を力に替えて戦う魔法使い

王道の力、と思われるがこの娘一味違う。

笑顔といっても己の芸で他者を笑わせなければ真の力を発揮できないため、ふざけているようで命懸けである。


どんなネタでもいけます!
年齢的に規制がかかるお色気系じゃない限り!

マーシャです!
がんばります!

■特徴
一人称:私
呼び方:誰に対しても「ちゃん付け」
※おっちゃん呼びなども含む


■ユベコ
・我が祝詞は天を穿つ(ダ・ジャーレ・ウケルテ)

渾身のギャグで敵の急所を突く最強奥義。
ちなみに仲間も笑ってくれないとマーシャの寿命がばりばり減る。

・影が奉ずる賢者の知恵

己の影から使い魔や便利アイテムを召喚する。


大神・零児
さっそくおっ始めた猟兵がいやがる
…いや、来る前に説明は受けてたさ
この手合いは苦手だが
ボスラッシュと聞いて強い奴と戦えるならと突っ走っちまった
俺の精神は戦闘状態だから何をされても反応はしないが…
あー、UCのなかに相手できそうなやついたか?
あ、1種類いたな

UC全開で発生させるのは無数のパフュームリリスのみ!
こいつらなら敵の相手をできるだろう
ん?なんかUDCアースの影響を受けてそうなパフュームリリスも発生してないか?
まて、スマホを持った出会い観音だと?
てかおい!動画配信しようとするな!
あぁもう向こうもやらかしてくれるな!

警戒はしているから敵の触手は避ける

技能
第六感
野生の勘
見切り
聞き耳

アドリブ共闘可



「皆の笑顔を力に変えて! マーシャです! 頑張ります!」
 マーシャ・ドラクロフ(金鴉の唄・f01216)が元気いっぱいに現れた。彼女は皆の笑顔を力として戦う魔法使いだ……といえば聞えはいいがその実態は身体を張った芸で笑いを取るリアクション芸人のようなノリの魔法使いである。
「どんなネタでもいけます! 年齢的に規制がかかるお色気系じゃない限り!」
 ん?
「はい?」
 このパート、年齢的に規制がかかるお色気系なのですが?
「え?」
 ああ、フリというやつですね? さすがリアクション芸人系魔法使いわかっていらっしゃる。
「ち、違います! ちーがーいーまーすー!」
 冷や汗を流し必死に否定するマーシャ。おそるおそるハリエンジュを伺う。
『あははははは♪ ちょーうけるーw』
 なにやら、腹を抱えて笑い転げていた、ハリエンジュのというよりハリエンジュに宿っている淫学生の笑いの壺にクリティカルヒットしたらしい。
「まったく、何をやってるんだ」
 と、そこに大神・零児(人狼の妖剣士・f01283)が妖艶な美女を引き連れて現れた。この美女はかつて銀の雨降る時代に大いに能力者達を苦しめた抗体ゴーストの一種パフュームリリスである。零児の悪夢顕現「結界崩壊」によって召喚されてこの場にいるのだ。そのパフュームリリスもなにやらマーシャの行動を見てクスクスと笑っていた。
 零児の第六感が告げていたのだ、笑いの壺が低いリリスも一体はいるだろうと。かくしてマーシャの寿命は守られた。そう、マーシャのユーベルコード我が祝詞は天を穿つは味方も笑ってくれないと寿命がバリバリ削られるのだ! 身体張りすぎじゃないですかね?
 笑い転げるハリエンジュを見て零児は困惑していた。色々覚悟してきたのだ、苦手な手合いではあるがせっかくのボスラッシュだからと気合いを入れて対抗手段として無数のパフュームリリスまで喚んできたのだ。それが、ユーベルコードの効果とはいえご覧の有り様である。拍子抜けもいいところであった。だから、気付くのが遅れた。
「まて、スマホを持った出会い観音だと?」
 気付くのが遅れたせいで対応が後手に回る。
「てかおい! 動画配信しようとするな!」
 今はまだ始まっていないがリリス達がいつハリエンジュ相手におっぱじめるかわかったものではないのだ。そんなものが配信されては困る、そう、非常に困るのだ。
「あぁもう向こうもやらかしてくれるな!」
 そんな零児の様子を見てマーシャが言った
「レイジちゃんも私と同じタイプの魔法使いなんだね」
「違うからな!」
 零児の怒りの突っ込みが響き渡る。それを見てハリエンジュとリリスはますます笑い転げるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

桜庭・愛
「ふぅ、やっと可愛い女の子がきましたね。しかし、先程の変態紳士もいいプロレスできましたし、濃厚ではありましたが…」

こちらも傍からみればよっぽどの変態淑女。
愛もまた常時、リングコスチューム。しかし、世間に認知はされている

何故ならば、桜庭愛は女子プロレスラーだから。

「ふふん、じゃあ、あなたの存在意義を変えてあげるわ、じゃーん、
ハイレグ水着でぶるま人形から美少女レスラードールに早変わり♪」

「少しは寝技も使えるみたいだけど、こちらは本家、本物の大好きホールド
いや、空中絶技大好きホールドで3カウントね♪」

サイコキネシスで念動プロレス技をしかけちゃいます。
もっと可愛く、えっちに。

空中でプロレス技です。



「ふぅ、やっと可愛い女の子がきましたね。しかし、先程の変態紳士もいいプロレスできましたし、濃厚ではありましたが……」
 桜庭・愛(天真爛漫な美少女レスラー・f22918)がハリエンジュを見て呟いた。常時リングコスチュームである自分も傍からみればよっぽどの変態淑女であろうと思う。だが、プロレスラーであると常日頃から喧伝して歩いているのだ、周囲からはすでにそういうものだと認知されていた。
 ハリエンジュのブルマ体操着を見て一つ頷くと愛はハイレグレオタードを取り出した。
「ふふん、じゃあ、あなたの存在意義を変えてあげるわ、じゃーん、ハイレグ水着でぶるま人形から美少女レスラードールに早変わり♪」
 愛が着替えさせようとするとハリエンジュもノリノリで応じた。
『ふーん、そういうのが好きなんだ♪ いいよ、ノってあげる♡』
 その言葉に愛は直感する。ハリエンジュに宿る淫学生の羽化の時が近づいているのだと。
「少しは寝技も使えるみたいだけど、こちらは本家、本物の大好きホールド、いや、空中絶技大好きホールドで3カウントね♪」
 だからこそ愛は討って出る。サイコキネシスでもってお互いを持ち上げ空中で念動プロレス技を仕掛けたのだ。もっと可愛く、えっちに。ねちっこく絡み付くグラウンドスタイルでハリエンジュを責め立てる。空中という環境はより体位の自由を与えてくれる。48手からなる寝技もその派生、バリエーションが次々と生まれていく。
 脚を抱えて付け根同士を重ね合わせる。これにサイコキネシスで回転運動を加えればより強い刺激を生みハリエンジュを追い詰めていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
「はっ、私は一体なにを……!?」

ブルマリスタとかブルマブルマいう謎の言葉が頭に残っていますが
これは記憶の底に封印しておきましょう。
……っていうか、私、どうしてブルマ体操着の格好なのでしょう?

「くっ、この邪神……
なんという禍々しいオーラ……
これまで対峙したどの邪神よりも邪悪な力を感じます……」

……外見がブルマ体操着なのは目をつぶっておきます。
自分も同じ格好なので、指摘したらブーメランです。

「ここは大技で一気に決めます!」

【チューリングの神託機械】で情報処理能力を向上。
【アインシュタイン・レンズ】による光線で敵を灼き尽くそうとしますが……

「って、きゃあああっ、触手が体操着とブルマの中にーっ!?」



「はっ、私は一体なにを……!?」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は しょうきに もどった!
 電脳をハッキングされブルマリスタ☆アイとしてブルマブルマしていたアイがようやく正気を取り戻した。うっすらとそれらのワードだけが頭に残っていたが、ろくなことではないことを察して心の奥に封印することにした。……っていうか、私、どうしてブルマ体操着の格好なのでしょう? 変態紳士との戦いの記憶も封印したため、そんな疑問だけが残った。
 目の前にはハリエンジュ、これが予知された完全邪神なのだろう。いつの間にか第二形態になっていたようだ。
「くっ、この邪神……なんという禍々しいオーラ……これまで対峙したどの邪神よりも邪悪な力を感じます……」
 対峙してるだけでも感じ取れる圧倒的な力、アイの背中に冷や汗が流れる。……この邪神は何故ハイレグレオタードの上からブルマ体操着を着直しているのだろうか? そんな疑問を覚えたが目を瞑ることにした。なにせ自分もブルマ体操着姿なのだ、指摘するのはブーメランにすぎた。
「ここは大技で一気に決めます!」
 電脳空間にアクセスして万能コンピューターの計算能力をその身に宿す。アイの演算能力が向上していく。その向上した演算能力で重力を掌握し空間を歪め重力レンズを形作る。
「重力レンズ生成。ターゲットロック。光線発射準備完了です」
 後は光を束ねた高出力の光線を放つだけだ。しかし、ハリエンジュの方が一手早かった。ハリエンジュから放たれた触手がアイを絡めとる。電脳魔術で脳を強化し演算能力を向上させていたアイは身体の感度も上がっていたためその刺激に集中が途切れ重力レンズが霧散する。
「って、きゃあああっ、触手が体操着とブルマの中にーっ!?」
 やがて、触手は衣服の中へと潜り込みアイの肌を直に刺激する。触手が敏感な部分を捏ねればアイの口から甘い吐息が漏れ出てしまう。蜜が溢れだしブルマに染みを作っていく。触手が蜜を求めてその大元へと侵入していけばもはやアイに抵抗する術はなかった。思い切り中をかき混ぜられたアイは悲鳴のような嬌声を上げると身体を仰け反らせがくがくと痙攣をした。
 そのアイの姿を見て頷くと、ハリエンジュの身体がひび割れていき光が漏れだしていく。いよいよ脱皮を始めたようだ。邪神の羽化の時は近い。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『淫学生・『映す淫靡と消えぬ好奇』エミリス』

POW   :    今日ご紹介するイヤラシ心霊スポットは、こちら!
戦場全体に、【淫靡な行為を仕掛けてくる幽霊達が集う建物】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
SPD   :    そんな貴方に、サプライズゲストをご用意しました♪
【対象に最も密接で淫徳な関わりを持つ人物】の霊を召喚する。これは【瓜二つの声色や仕草による、対象への誘惑】や【対象がその人物に叶えて貰いたい淫靡な欲望】で攻撃する能力を持つ。
WIZ   :    此処で先程の決定的瞬間をもう一度、ドウゾ♪
【アシスタント(幽霊)が用意した動画再生機】から【遮る事も止める事も出来ない再生動画】を放ち、【対象が過去に侵したイケナイ過ちの暴露】により対象の動きを一時的に封じる。

イラスト:葛飾ぱち

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ルトルファス・ルーテルガイトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ハリエンジュの身体がひび割れていき光が漏れだしていく。光が強まりやがてシルエットだけになるとパリンと何かが割れるような音が響き光片が飛び散っていく。
 そうして光がおさまると、そこには 『淫学生・『映す淫靡と消えぬ好奇』エミリス』があった。ついに完全邪神の羽化が終わったのだ。ここからが色々な意味で本番である。
 さぁ、猟兵達よ。汝らが為したいように為すがいい。せいぎをかけた最終決戦が幕をあける。
●注意書き
 第三形態は必ず「『猟兵が使うユーベルコードと同じ能力(POW・SPD・WIZ)のユーベルコード』による先制攻撃」を行ってきます。これに対する何らかの対処がプレイングになければ、プレイングは必ず「🔴🔴🔴失敗」になります。
大神・零児
せいぎが平仮名な件(テキストにツッコミ)
予想通りの敵だが貴様覗き魔か?(手に持ったカメラを見ての一方的な決めつけ)

対処法
イケナイ過ちの暴露?
サイトで動画を観て独りで遊んでる俺
お店に入っていく俺(内容もしっかり流される)
あぁ
こういった事で毎回(妖刀『魂喰』の)先代達(霊)から苦情という名の説教(刀(自分達)持っていくなと)を受けているが
それがどうした?
お前のような奴が想像するいけない事はこんな類か
ちゃんとした手段とルール守ってやってんだから恥ずべき事じゃないしな

恥ずかしさ耐性と敵のUCについての話に集中させその隙に俺のUC発動

技能
言いくるめ
威厳
覚悟
コミュ力
だまし討ち
時間稼ぎ
狂気耐性

アドリブ共闘可



「予想通りの敵だが貴様覗き魔か?」
「ふふ、否定はしないわ」
 大神・零児(人狼の妖剣士・f01283)の問いにしれっと答える淫学生・『映す淫靡と消えぬ好奇』エミリス。そのエミリスのアシスタントの霊達が動画再生機をセットし零児が過去に侵したイケナイ過ちの暴露映像を流す。
 自室かあるいは漫画喫茶か、パソコンでとあるサイトの動画を再生し一人遊びに興じる零児。
「へぇ、こういうのが好きなんだお兄さん♪いい趣味してんね♪」
 そのサイトの内容を確認して零児を揶揄するエミリス。さらに暴露動画は続く。
 どこかのお店に入っていく零児。そこは男性が女性と遊ぶ為の店。その遊びの内容までもが鮮明に再生されていく。
「ほっほー♪お兄さんて見た目通りのおおかみさんなんだね♪」
 クスクスと笑いながら零児をからかうエミリス。
「ふっふーん、これ、バラされたくないよね♪バラされたくなかったらわかるよね♪」
 弱味を握った者特有の上から目線で零児に要求を突きつけようとするエミリス。
『だからいつもいつも言ったじゃろうが戯け者が!』
 それを受けて妖刀『魂喰』に宿る先代達から零児に説教が入る。しかし、零児はそれらに笑って応えた。
「くっくっくはーはっはっは! だからどうした?」
「え?」
 バッサリきって棄てた零児に呆けるエミリス。おかしい、こんな映像を誰かに見られたくなどないはずだ。そうだ、きっと強がりに違いない。そんな様子のエミリスをはっと鼻で笑う零児。
「イケナイ過ちの暴露? お前のような奴が想像するいけない事はこんな類か」
「な、なにを?」
 戸惑うエミリスにやれやれと諭すように言いくるめの言葉を続ける零児。
「ちゃんとした手段とルール守ってやってんだから恥ずべき事じゃないだろ」
 あまりにも、そうあまりにも堂々とした言い種に思わず絶句する先代達とエミリス。それは大きな隙だった。
「お前ら、出番だぞ」
 その隙を見逃さずに二体の巨大なイカを召喚する零児。召喚された巨大なイカ達はその触腕でエミリスに絡み付く。
「!? ほんとにいい趣味してるねお兄さん♪」
 一瞬驚愕するもすぐに笑顔に戻るエミリス。淫魔にとってはある意味でご褒美だ、イケナイことの本番はこれからである。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リアンノ・トワイスベル
♡先制攻撃への対処
前貼りを捨て去り、ブルマの股間部に穴を開け、魔導液体金属を【黒い棒が前方に生えた腰ベルト】に変形させ装着!
さぁこいエロ物の怪ども!妾はブルマリスタ!お主らなんぞには負けぬ!
淫靡な幽霊共に対し、穴が有れば黒い棒を突き込み、棒が付いていれば妾の股間にある穴で喰らい、妾の怪力とトンネル掘りと盾受け技術を駆使して目指すは出口、目指すは本体!

♡本体へ
妾のブルマが光って唸る、股間の棒がお主を貫けと轟き叫ぶぅ!
流派!ぶるま不敗はエロ雌直結!
見よ、妾のぶるまは赤く燃えているうぅ!
奥義!ぶるま棒…フィンガー!
※ぶるま棒フィンガー、それは黒い棒を生やしたぶるまで組みつき腰を振りまくる奥義である。



「今日ご紹介するイヤラシ心霊スポットは、こちら!」
 エミリスが楽しそうに告げるとリアンノ・トワイスベル(『黒死兵団』最強の戦士・f21662)の周囲を廃屋のような建物が囲っていく。そして、淫靡な行為を仕掛けてくる幽霊達がリアンノへと群がっていった。
 それに対しリアンノは自らのブルマに穴を開けると、黒い棒が前方に生えた腰ベルトに変形した魔導液体金属を装着した。
「さぁこいエロ物の怪ども! 妾はブルマリスタ! お主らなんぞには負けぬ!」
 リアンノは迷宮の如き廃墟を出口を目指して進む。だが、幽霊達の淫靡な行いがそれを阻む。リアンノはそれを幽霊達の穴に黒い棒を突き入れ掻き回し、あるいは幽霊達の棒を自らの穴で喰らうことで少しづつ進んで行った。数に押され胸を、尻を、太股を幽霊達に好き放題にされたが、それでも着実に幽霊達を昇天させ迷宮を進んで行った。
 そして、ついに迷宮を攻略しエミリスの元へとたどり着いたのだった。
「妾のブルマが光って唸る、股間の棒がお主を貫けと轟き叫ぶぅ!」
 エミリスの姿を確認したリアンノはそのまま飛び掛かり組伏せた。
「流派! ぶるま不敗はエロ雌直結! 見よ、妾のぶるまは赤く燃えているうぅ! 奥義! ぶるま棒……フィンガー!」
 そして、リアンノはエミリスの淫靡な穴へと黒い棒を突き入れたのだった。リアンノはそのまま激しく腰を振りまくった。この邪神に、エミリスに反撃の機会を与えてはならないとばかりに責めて責めて責めまくった。だが、それは諸刃の剣だ、その激しい責めはまた自らをも追い詰めていた。もし、リアンノが男であったなら、別の生き物のように蠢くエミリスの中であっという間に果て搾りら尽くされていただろう。
 だが、そうはならなかった。ゆえにリアンノはひたすらに腰を振りエミリスを責め上げた。限界が訪れたのは二人同時だった。駆け巡る快楽に身を震わせ大きく仰け反らせた。だが、まだ二人は満足していない、そのまま第二ラウンドにもつれ込むのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
「これが邪神の最終形態……
ならば、こちらも変身して対抗です!」

【チューリングの神託機械】で情報処理能力を向上させ魔法少女に変身しようとしますが敵の先制攻撃が!(過去映像の内容はお任せ

「ちょっ……そんな映像流さないでくださいーっ!」

精神的ショックで電脳魔術の制御に失敗。
【電脳の堕天使】により露出の多い漆黒の魔法少女服が装着され
思考補助に用いている神託機械もバグってしまい……
えっちな性格に変貌してしまいます。

「ふふ、私のイケナイ過ち、知られちゃったからには
邪神さんにもイケナイ過ちをしちゃいますね」

快感を共有する電脳魔術を放ち、二人まとめて召喚された触手の海に沈むことで、イケナイ攻撃をするのでした。



「これが邪神の最終形態……ならば、こちらも変身して対抗です!」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)はエミリスに対抗すべく奇跡の力で変身しようとした。しかし、それよりもエミリスの行動の方が早かった。遮る事も止める事も出来ずに動画が再生される。それはアイが過去に侵したイケナイ過ちの暴露、記憶にあるものも記憶にないものも暴露されていく。
「触手にスライムにオークにコボルトにパパ活? 人は見かけによらないって本当だねぇ」
「ちょっ……そんな映像流さないでくださいーっ!」
 中でもアイではないアイ、電脳の堕天使として淫蕩に耽るアイの映像の衝撃は凄まじかった。記憶にはない、記憶にはないが思い当たるふしは沢山あった。度々依頼で記憶が曖昧になることがあった、つまりはその間の出来事なのだろう。ショックだった、自分の知らない自分がまさかこんなことをしているだなんて思いもしなかったのだ。
 そして、その精神的ショックは発動途中の電脳魔術の制御を狂わせた。露出の多い漆黒の魔法少女服が装着されていく、思考補助に用いていた神託機械もバグりアイの性格をエッチなものへと変えていく。そう、先程までの暴露映像で映されていた電脳の堕天使の姿だ。
「ふふ、私のイケナイ過ち、知られちゃったからには邪神さんにもイケナイ過ちをしちゃいますね」
 アイがエミリスに微笑みを向ける。エミリスの背を冷や汗が流れた。暴露映像の目的は脅迫のためのものだ。相手を自分の思い通りに動かす為のものだ。まさか、人格を変えて対処してくるなど予想外だ。もっともアイのコレは事故みたいなものなので予想できたらエスパーを名乗っていい。
 ともあれ、暴露映像のおかげでエミリスにはアイの次の行動は予測できた。そう、触手だ、触手がくる。しかし、映像だけではわからないものもあった。快楽の共有魔術だ。アイが自らに纏わせ穴を塞がせた触手に与えられる快楽がエミリスへと流れ込んでくる。そうなれば、回避するどころではなくエミリスも触手に囚われた。上も下も前も後ろも穴が触手によって埋められていく。その快楽が二人分……所ではない。アイが操るのは電脳魔術だ。実体の無い霊であろうと逃れることはできない。エミリスが動画再生の為に喚んでいたアシスタントの霊達も触手に囚われ犯されていた。更にはバグった神託機械が快楽をより増幅させていく。淫蕩の邪神と言えどその快楽はキャパシティを越えていた。
 堕ちた電脳の天使による淫蕩の宴はまだ始まったばかりだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
【ソロ希望・WIZ】
楽しそうな事してるわね。
私も混ぜてよ♪

●動画内容
少女は故郷の人間から迫害を受けていました。
一部、肉体関係を持つ代わりに少女を慰める男も居ましたが
バレそうになると、あっさりと少女を見捨てる者ばかり。
人の世に居場所の無い少女は
吸血鬼の性奴隷として生き永らえるのでした

……他人の過去を暴露するとは良い趣味ね。
続きを教えてあげる。
私を愛してくれた吸血鬼も、猟兵に殺されたわ

エミリスを押し倒し【吸血】
体内に【呪詛】を注ぎ、脱力させる

でも、お陰で 私も猟兵の力に目覚めた。
今の私なら全てを救えるの。
貴女も救ってあげる。この子達のように!!

UC発動。55体の妖狐忍と共に
全身を弄び【生命力吸収】



 かつて、一人の少女がいました。少女はダムピール、父親が吸血鬼の半吸血鬼でした。それゆえに、少女は迫害を受けていました。
 そんな中でも少女を気にかける者もいました。ただし、それは肉体関係と引き換えのものでした。保護者なき少女、欲望を満たすには都合のいい存在だったのでしょう。優しくすれば簡単に欲望の捌け口になってくれる、その程度の感覚だったのでしょう。その証拠に、ことが露呈しそうになればあっさりと少女を見捨てる者ばかり。
 人の世に少女の居場所はありませんでした。そんな少女を拾ってくれたのは一人の吸血鬼でした。吸血鬼は少女を性奴隷として扱いましたが、けっして少女を裏切ることはありませんでした。


「違う、そうじゃない!」
 ドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)の過去に侵したイケナイ過ちの暴露映像を流しおえた後、エミリスは思わず叫んだ。確かにイケナイ過ちではあるのだが、内容があまりにも重すぎた。そもそもエミリスがイケナイ過ちを暴露するのは相手を思い通りに動かす為だ。ヘビーな半生を見せられても正直困る。
「……他人の過去を暴露するとは良い趣味ね。続きを教えてあげる。私を愛してくれた吸血鬼も、猟兵に殺されたわ」
 ドゥルールの追い討ちにエミリスは硬直する。これはダメだ、脅迫など通じない、むしろ獲物は自分の方だ。しかし、打開策を考える時間は与えられない。ドゥルールがエミリスを押し倒しそのすべらかな首筋の皮膚へと牙を突き立てた。
「ん……ふぁ」
 エミリスの口から甘やかな吐息が漏れる。コクコクとドゥルールが喉を鳴らすたび、エミリスから命の雫が喪われ代わりに呪詛が注がれ身を満たしていき力が抜けていく。首筋から零れた命の雫が肌を流れ胸元へと吸い込まれていく。
「でも、お陰で 私も猟兵の力に目覚めた。今の私なら全てを救えるの。貴女も救ってあげる。この子達のように!!」
「救いなんて……求めてなんか」
 いない……本当に? 甘い香りが脳を冒し思考がまとまらない。ドゥルールが喚んだ妖狐達をぼんやりとした頭で受け入れる。舌を絡めるように貪られ、胸の先端をコリコリと捏ねて弄ばれる。溢れる蜜は互いに混ぜ合わされ地面を濡らしていく。命を吸われる感覚すら最早快感でしかない。
 全身をあまねく妖狐達に弄ばれ、津波のように押し寄せる快感に流される以外の術はエミリスには残されていなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年10月24日
宿敵 『淫学生・『映す淫靡と消えぬ好奇』エミリス』 を撃破!


挿絵イラスト