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マジパンのサンタクロースは微笑まない

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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●キマイラフューチャー
 人類滅亡後の地球(?)らしき惑星。
 人類の遺したポップなサイバーパンク都市に、何らかの理由で生き残ったキマイラ達が楽しく暮らしている。
 しかも、食べ物が豊富で暮らしに困らないため、住民はみんな何らかのアーティストになっており、動画をアップして『いいね』を貰ったり、ダンスをしたりして暮らしている。

●ナウなオシャレシティ
「きゃああああああああああああああああああああ! チンパンパンよおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 ナウなオシャレ・シティに現れたのは、パンツを履いたチンパンジー…チンパンパンの群れであった。
 チンパンパンはビビビッと超音波を発すると、逃げ惑う住民達に対して、ひとつの思想を植え付けた。
「……あれ? なんかクリスマスケーキが食べたくなったんだけど……」
「つーか、クリスマスケーキ喰いたくね?」
「いや、むしろ毎日クリスマスケーキでもいいだろ!」
「そもそも、なんでクリスマスケーキを、クリスマス以外に食べたら駄目なんだ! そんな事を言うんだったら、毎日クリスマスでいいだろ!」
 それが原因で、住民達は無性にクリスマスケーキが食べたくなった。

●ガジルからの依頼
「どうやら、事件の裏に怪人の影があるようなんだけど……なんかネタバレしてない、これ……?」
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が複雑な気持ちになりつつ、猟兵達に対して今回の依頼を説明した。
 どうやらパンツを履いたチンパンジー……通称チンパンパンの群れが、ナウなオシャレシティに現れ、住民達を恐怖のどん底に突き落としているらしい。
 それが原因で住民達はクリスマスケーキを求めて、街中を彷徨っているらしく、普通のケーキがまったく売れなくなっているようだ。
 しかも、この事件の裏に怪人が絡んでいるらしく、その正体を突き止める事も、今回の目的になっているようだ。
 どちらにしても、このまま放っておけば、街はクリスマスムード一色になり、リア充達パラダイスタイムが始める事は間違いない。
 そんな事になれば、非モテ系に未来はないので、何となく頑張って欲しいと言う事のようである。


ゆうきつかさ
 現時点で分かっている事は、ほとんどありませんが、ネタ依頼なので気にしたら負けです。
 例え、マトモな行動をしたところで、ネタキャラにされる可能性が高いので、色々と諦めておきましょう。
 また、リプレイはプレイングによって作り上げていくものだと言う考えなので、あえてオープニングでは多くの情報を出しません。
 その分、面白ければどんどん採用してくれので、色々なプレイングを掛けてみてください。
 ノリと勢いで何とかなったり、キャラクター的に動かしやすかった場合は、例え無茶なプレイングであっても何とかなったりします。
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第1章 冒険 『ゴリラがいるならチンパンパンだ』

POW   :    チンパンパンの群れに潜伏する

SPD   :    チンパンパンの群れを潜り抜ける

WIZ   :    チンパンパンに知恵比べをする

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ペイル・ビビッド
パンツを履いたチンパンジー…?
世界って…広くって…あたしの知らないことばっかりだ…
(あっけにとられる)

【SPD】でいくよ
チンパンパンの群れの最後尾にスカイステッパーで追いついて
そのままどこに向かうかついてってみよう
気づかれたら【世界知識】で意思疎通できるかな?
うきうきうきゃうきゃきゃきゃきゃのきゃい!(※適当にチンパンジー語のつもり)



●チンパンパン
「パンツを履いたチンパンジー……? 世界って……広くって……あたしの知らないことばっかりだ……」
 ペイル・ビビッド(淡色弾ける筆先の軌跡・f01836)は呆気に取られた様子で、チンパンパン達を眺めていた。
 チンパンパンは、パンツを履いたチンパンジー。
 そこに、どんな意図が隠されているのか分からないが、『パンツを履いているから、恥ずかしくないウキィ』的なメッセージが込められているとか、いないとか。
 現在、チンパンパンはナウなオシャレシティで暴れ回っており、超音波を発する事で住民達に『なんか、俺……むっちゃクリスマスケーキが喰いてぇんだけど……』と言う気持ちを植え付けているようだ。
 そのせいか、住民達はクリスマスケーキを求める流離人と化しており、『俺は普通のケーキじゃ駄目なんだ。クリスマスケーキじゃないと……クリスマスケーキじゃないと……ハアハア』という事になっているらしい。
 それが原因で、辺りはクスリマスムード一色。
 何やらリア充大勝利な空気に包まれていた。
 そんな中、ペイルがスカイステッパーで、チンパンパンの群れの最後尾に追いつき、そのまま尾行をしようとした。
「ウキィ?」
 それに気づいたチンパンパン(通称:赤ブリーフ)が物珍しそうに、ペイルをガン見。
「うきうきうきゃうきゃきゃきゃきゃのきゃい!」
 ペイルも何となくノリと勢いで、赤ブリーフに意志疎通を試みた。
「ウキ? ウキキ、ウキ!」
 赤ブリーフもノリノリで、それに反応。
 友好の証として手渡されたのは、赤の……Tバック。
 ……おい。
 色々な意味で……おい!
 一体、これで何をしろと言っているのか分からなかったが、何か面白い事をしろと言うネタフリなのかも知れない。
 そんな無理難題を赤ブリーフから押し付けられつつ、ペイルは『どうして、こんな依頼を引き受けてしまったのだろう』と過去の自分に問いかけていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジャック・オズガルド
こういう雰囲気はまあ嫌いじゃない。…あまりのくだらなさから目をそらすならだが。…そうだな、やつら…チンパンパン…だったか?のなかに潜入してみよう。(POW)。やつらの妙な超音波を研究するために影の追跡者をモルモッ…犠牲にして俺は遠く現地の料理に舌鼓を打ちながらチンパン共と追跡者の茶番を面白可笑しく観察するとしよう。……これも非モテ達のためだ。



●ナウなオシャレシティ
「まあ……こういう雰囲気は、嫌いじゃないが……」
 ジャック・オズガルド(元CIA特殊部隊員のUDCエージェント・f03045)は未だにクリスマスムード一色の街並みを見て、あまりのくだらなさから目を逸らしそうになった。
 この事件の裏に怪人が隠れている事は間違いないが、こんな事をしても得をするのは、ごく一部。
 そして、影響があるのも、ごく一部……のはずだが、このまま放っておく事が出来ないと言うのが本音。
 徐々にではあるものの、非モテ系の精神を蝕んでいるため、放っておくのも酷と言うモノだろう。
 それ故に、チンパンパンの群れに潜り込み、超音波の謎を解明しようとした。
 だからと言って、自ら潜り込むような真似は、ある意味で自殺行為。
 チンパンジーの着ぐるみを着て、パンツを履く時点で、羞恥プレイ以外の何物でもない。
 そのため、影の追跡者をモルモッ……いや、犠牲にして、自分自身は現地の料理に舌鼓を打ちながら、チンパンパンと追跡者の茶番を面白可笑しく観察する事にした。
 その結果、チンパンパンはこの辺りを根城にしており、クリスマスケーキを普及させるため、超音波を発していると言う事が分かった。
 また影の追跡者はチンパンパンに見つかってしまい、白のもっさりブリーフを履かされた上で、何故かクリスマスケーキの運搬係になっていた。
 それが何を意味しているのか分からないが、おそらく深い意味はないだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

綿津見神・禮
普通のケーキが売れない。ですって!?

「落ち着いてください!」
住民たちに語り掛けます

クリスマスケーキとは何でしょうか?皆、思い描くケーキは違うはずです。
ショートケーキ、ザッハルテルト、ブッシュドノエル
伝統的なプディング、タルトやアイスケーキも捨てがたいでしょう!?

よだれを手で拭い、なおも語る

そう、クリスマスケーキとはクリスマスに皆で食べるケーキのこと!
何故ケーキをえり好みするのですか!それも一つのクリスマスケーキなのではありませんか!?

ケーキは平等な物。等しく切り分け、皆で分け合うのです。みんなでおいしく頂きましょう!

(たぶん彼女もチンパンパンの超音波の影響を…いや、本性か)



●ケーキ屋前
「まさか、普通のケーキが売れなくなっているなんて……」
 綿津見神・禮(黒鱗の人魚・f07619)は信じられない様子で、ケーキ屋に集まった住民達を眺めていた。
 住民達は超音波の影響によって、無性にクリスマスケーキが食べたくなっているらしく、血に飢えたケモノの如く勢いで、店主に詰め寄っていた。
「いや、だから……クリスマスケーキも、普通のケーキも、そんなに変わらないんだって。結局、サンタのマジパンがあるか、ないかの違いだけで……」
 ケーキ専門店『奥さん、米屋です』の店主アルバートが、困った様子で答えを返す。
 たったそれだけの事ではあるものの、サンタのマジパン作りが地味に面倒なため、出来る事なら作りたくないようである。
 こんな事になるのであれば、無駄に凝ったサンタのマジパンなんて作らなければ良かったと思いもしたが、『年の一度の御祭みたいなモノだから』と思って作っていたものなので、いまさら後悔したところ手遅れであった。
「落ち着いてください、皆さん! クリスマスケーキとは何でしょうか? 皆、思い描くケーキは違うはずです。ショートケーキ、ザッハルテルト、ブッシュドノエル。伝統的なプディング、タルトやアイスケーキも捨てがたいでしょう!?」
 禮がアルバートを守るようにして陣取り、詰め寄る住民達に対して、ゆっくりと語り掛けていく。
 その間も何故か涎が止まらなくなっていたが、それは住民達も同じであった。
 おそらく、みんなも同じ気持ちなのだろう。
 頭の中に思い浮かんでいるのは、間違いなく……ケーキ!
「……そう、クリスマスケーキとは、クリスマスに皆で食べるケーキのこと! 何故ケーキをえり好みするのですか! それも一つのクリスマスケーキなのではありませんか!? ケーキは平等な物。等しく切り分け、皆で分け合うのです。みんなでおいしく頂きましょう!」
 そう言って禮がクルリと踵を返して、アルバートに視線を送る。
 だが、その目は住民達と同じように、怪しくグルグルと回っていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​


●ケーキ専門店『奥さん、米屋です』
「なんで、こんな事に……!」
 店主アルバートは、絶体絶命のピンチに陥っていた。
 いつの間にか、味方だったはずの相手が、敵になっている。
 いや、正確に言えば……お客様が増えた。
 普段であれば、『ありがとうございます!』とキヨヒコスマイルで切り抜けていた所だが、目をグルグルさせながら『クリスマスケーキ……クリスマスケーキ……ウキィィィィィィィィィィィ!』と叫ぶ客が、果たして本当に客と言えるのだろうか……?
 そして、アルバートは、思う……。
 一体、何処で選択を間違ってしまったのだろう、と……。
 そもそも、何でこんな店名にしてしまったのか、自分自身にツッコミを入れたくなった。
 元々アルバートは、米屋の三代目。
 二代目だった父親が、パツキン美女と結婚して、なんやかんやあったため、こんな事になっているものの、本来ならば米屋を継ぐ運命にあった。
 『そんな運命なんてクソくらえだ!』というノリでケーキ屋を始めたものの、気がつくと店名に『米屋』が入っていた。
 それはアルバートの全身に流れる米屋の血が、そうさせたため。
 ある意味、それは宿命的なモノ。
 どんなに否定したところで、否定しきれないアレだった。
 そんな事を考えながら、アルバート・キヨヒコは思う。
 だから、何……。
 何が言いたいのだ、と……。
●続・ケーキ専門店『奥さん、米屋です』
 アルバートはクリスマスケーキを作っていた。
 気のせいかも知れないが、クリスマスケーキしか作っていない。
 既に何時間もクリスマスケーキを作っているのだが、それでも客足が途絶える事はなかった。
 しかも、クリスマスケーキを平らげた客が再び行列に並び、半ばエンドレス状態。
 お客が満腹になって倒れるか、アルバートが過労で倒れるか、そのどちらかしか結末が用意されていないような感じであった。
(「ああ、俺は何時までクリスマスケーキを作ればいいんだろう」)
 そんな愚痴が漏れてしまう程、アルバートはクリスマスケーキを作っていた。
 もう寝ても、覚めても、浮かぶのはクリスマスケーキ。
 それこそ、目を閉じても、クリスマスケーキを作る事が出来る程、身体がクリスマスムード一色になっていた。
 ごく稀に客がゴッソリ居なくなった時もあったが、それはただ単に手持ちの金が無くなっただけで、すぐにATMで金を下ろして戻ってきた。
 その上、噂では大半のケーキ屋が店を閉め、長期休業状態になっているらしい。
 それでも、アルバートが店を閉めないのは、ケーキ屋としてのプライドがあるためだった。
 幸い、材料は他のケーキ屋が『善意』で持ってきてくれるため、足りなくなる腰はない。
 だが、アルバートは、ふと思う。
 『なんでコイツら、ここに材料を持ってきているんだ』と……。
綿津見神・禮
ああ、美味しかったです。ごちそうさまでした、お腹いっぱい。
ケーキを一つお持ち帰りして『奥さん、米屋です』を後にします。
住民たちのケーキ愛はけして失われてはいませんでした。一安心です。
さて、わたしはそろそろお仕事しないと…(
アルバート?…知らない人ですね。

あのケーキへの衝動はチンパンパンによってもたらされました。
どうしてそんなことをしているのかさっぱりわかりませんが、
この事件を起こした怪人はきっとケーキ好きに違いありません。(?)
とりあえずチンパンパンの群れに潜伏してみましょう。そして現れるであろう怪人にこのケーキを届けるんです!



●素敵な洗脳
「……ああ、美味しかったです。ごちそうさまでした、もう……お腹いっぱい」
 綿津見神・禮(黒鱗の人魚・f07619)は幸せそうな表情を浮かべ、クリスマスケーキをお持ち帰りした。
 ケーキ専門店『奥さん、米屋です』で売られていたクリスマスケーキは、甘過ぎず、食べやすかったため、いくら食べても飽きる事が無かった。
 そのため、大半の客が行列に並び直しており、クリスマスケーキを買うたび、何かに取り憑かれた様子で貪り喰らっていた。
「住民達のケーキ愛は決して失われる事がなさそうですね。さて、わたしはそろそろお仕事しないと……」
 禮がサクっと気持ちを切り替え、再び犯人捜しをし始めた。
 その間も無意識のうちにクリスマスケーキを食べていたが、犯人捜しに比べれば、些細な事である。
 そもそも、クリスマスケーキに対する衝動は、チンパンパンによってもたらされたモノ。
 どうして、そんな事をしているのか、まったく意味が分からないが、この事件を起こした怪人は、きっとクリスマスケーキが大好き。
 場合によっては、クリスマスケーキそのものかも知れない。
 そういった考えに至ったため、危険を承知でチンパンパンの群れに潜伏した。
 さすがに紛れ込むのは、困難(全裸にパンツ)なため、コッソリと後をついていく事にした。
 最悪、チンパンパンに見つかった場合、服を脱がされ、パンツ一丁にさせられてしまうが、見つからなければイイだけの話である。
 だが、怖い。
 正直、怖いッ!
 マジで怖い……!
 そんな恐怖に押し潰されそうになりながら、チンパンパンの後をついていくと、クリスマスケーキの姿をした怪人の所に辿り着いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『売れ残ったクリスマスのケーキ怪人』

POW   :    恨みのローソク
【ケーキの飾りのロウソク 】が命中した対象を燃やす。放たれた【赤い】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD   :    ふかふかボディ
自身の肉体を【スポンジケーキ 】に変え、レベルmまで伸びる強い伸縮性と、任意の速度で戻る弾力性を付与する。
WIZ   :    生クリームブラスト
【両掌 】から【生クリーム】を放ち、【ベトベト感】により対象の動きを一時的に封じる。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●事件が起こる前の話
「ねえ、誰か……。ボクを食べて! お願いだから、ボクを食べて! みんな、酷いんだよ……。クリスマスが終わったからって、ボクを用済み扱いにしてさ。みんな、ボクを嫌っているんだ。でも、ボクは美味しいよ。それだけは保証するから! だって、ボク本人が言っているんだから間違いないよ。だからボクを食べて! 今すぐ食べて! さあ、早く! ボクを食べて! 一口だけでいいから……! ほんの一口だけでいいからァ! ボクを食べて欲しいんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 売れ残ったクリスマスのケーキ怪人は、自分を食べてくれる相手を捜して、街を彷徨っていた。
 だが、あまりにもヘビーな雰囲気が漂っているため、誰もケーキ怪人に興味を持とうとしなかった。
 運よくケーキ怪人に興味を持って食べたとしても、その味は酷く濃厚で、胃もたれする程のレベル。
 それ故に、誰もケーキ怪人とは目を合わさず、『いないモノ』として扱っていた。
 そんな中、ケーキ怪人が出会ったのは、パンツを履いたチンパンジーのチンパンパン達であった。
 チンパンパン達は大量のバナナを報酬として要求する代わりに、住民達をクリスマスケーキ好きにすると言う約束をかわし、街のあちこちに散っていった。
ジャック・オズガルド
ユーべルコードの謎を喰らう触手…これがチンパン共の超音波に影響されたらどうなる?正直あんまり食べ物を粗末にしたくないないからな。人気のない所に誘い出して、うまい具合に触手がケーキに影響されてくれればあの怪人を比較的平穏に退治できるだろう。



●謎を喰らう!
(「ユーベルコードの謎を喰らう触手……。これがチンパン共の超音波に影響されたら、どうなるか? 試してみるだけの価値はありそうだ。正直、あんまり食べ物を粗末にしたくないないからな」)
 ジャック・オズガルド(元CIA特殊部隊員のUDCエージェント・f03045)は謎を喰らう触手の群れで、街の中をウロついていたチンパンパンを攻撃した。
「ウキャ……?」
 チンパンパンは、それが何なのか分からなかった。
 次の瞬間、【絡みつく紫の触手のかたまり】から、【謎を喰らう触手】が伸びていき、チンパンパンをピシパシと攻撃ッ!
「ウギィィィィィィィィィィィィィィィィイ!」
 チンパンパンが殺気立った様子で歯を剥き出しにすると、両手をパンパンと叩いて超音波を発生させた。
「……!」
 その超音波を喰らった触手がクルッと回り、住民達が大切そうに抱えていたクリスマスケーキめがけて、まっしぐら!
「うっ、うわあ!? 俺のケーキがあああああああ!?」
 まるで何かに取り憑かれた様子で、クリスマスケーキを狙って、次々と住民達を襲っていった。
 そのせいか、何となく悪役っぽい気持ちになったものの、触手が襲っているのはクリスマスケーキのみ。
 そういった意味では、ギリギリセーフといった感じである。
「ひょ、ひょ、ひょっとして、キミッ! クリスマスケーキが欲しいヒト!? いいよ、いいよ、ボクを食べて! 遠慮しないで! さあ! さあ! さああああああああああああッ!」
 それに気づいた売れ残ったクリスマスのケーキ怪人(以下ケーキ怪人)が瞳をランランと輝かせ、ジャック達の前に陣取った。
「なるほど、自分を食べてもらうために、こんな事を……」
 ジャックが納得した様子で、ケーキ怪人に視線を送る。
 だが、ケーキ怪人はあまりにも売れ残っていた期間が長かったせいか、その目は虚ろ……。
「……そう! そうだよ! その通り! だから食べて! ボクを食べて! さあ、早く! ボクを食べて、食べて、食べてえええええええええええええ!」
 それと同時にケーキ怪人がジャックめがけて、問答無用で突っ込んできた。
 だが、それは食べてもらうと言うより、押し潰す気満々のタックル!
「……クッ!」
 ジャックが身の危険を感じ、謎を喰らう触手で、ケーキ怪人の攻撃を防いだ。
「なんで、なんでボクを食べてくれないの! ボクが食べていいって言っているのに……なんでえええええええええええええええええええええ!」
 それを『拒絶』だと判断したケーキ怪人が、執拗に攻撃を仕掛けてきた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリア・ヴェルフォード
ショートケーキですね!
自分から食べてもらいに来るとは良いオブリビオンです!
少々圧が強いですが!

【POW】
まずは切り取らないといけませんね!
【見切り】でうまく避けつつユーベルコード『剣刃一閃』で部分部分を切り取りながら食べていきましょう!
とても濃厚なクリーム…スポンジ多めでいただいていきますね!
ええ!一般人は胃もたれするかもしれませんが猟兵である私なら大丈夫!たぶん!
チンパンジーは邪魔なので光の【属性攻撃】で適当に蹴散らしておきましょう(扱いの差


ハワーズ・クローズセット
本当に一口だけでいいのか?
大食いではないので全部食べれる保証はないが俺でよければ食うぞ
しかし悲壮感が漂ってて不味そうなんだが
(食べたら「旨い」とは言うものの淡々としてる為
どう聞こえるかは相手次第)
上手く事が運べば売れ残りケーキがどうやったら皆で食べれるか考えたいものだ

∇戦
周りに当らないように攻撃避けて鉄塊剣で斬っていく
布を使い包んで確保しておきたいが倒さなければならないだろうか…勿体無い

・恨みの蝋燭
炎は避けず真っ直ぐに突っ込む

・ふかふかボディ
見切り、野生の勘で動きを見
ダッシュ、ジャンプで攻撃を避ける

・生クリーム~
ブレイズフレイムで生クリームを燃やし
腕を切り落とすつもりで切りかかる


化野・那由他
とんでもないことになってるわね。ここはヤドリガミの本体である重厚な書物の頁を開いて、物語から怪異を召…って、ひゃあぁぁ!読ませて、せめて語らせてぇぇ!
チンパンパンの投げたバナナでひっくり返ったりしそうですね…。

逃げながらユーベルコード『付喪神奇譚』を使用、付喪神の包丁を召喚して握りしめ、
「いやあぁぁ来ないでえぇぇっ!」
ブンブン振りまわして惨殺もといケーキカット。
目をぐるんぐるん渦巻かせ、
「来ないで、来な…死ねえぇぇ!!!!」
生クリーム跳ねても構いません。
「うぇ、甘っ…なにこれ、あっまっっ…!?」
口にクリームが入ってその甘さにびっくり。魂まで吐きそう。
ケーキ塗れでも幽鬼のように立ちはだかります。



●ボクを食べて!
「自分から食べてもらいに来るとは良いオブリビオンです! 少々、圧が強いですが!」
 アリア・ヴェルフォード(謎の剣士X・f10811)は売れ残ったクリスマスのケーキ怪人(以下:ケーキ怪人)を前にして、ゴクリと唾を飲み込んだ。
 ケーキ怪人は既に賞味期限(?)が過ぎているにも関わらず、濃厚なケーキの匂いを漂わせ、まるで誘っているような感じであった。
 それとは対照的にケーキ怪人の両目は血走り、まるで呪文の如く『何で食べてくれないの。なんで食べてくれないの。なんで、なんで、なんで……』と繰り返し呟いており、色々な意味で食欲が減退する流れを作っていた。
「ひょっとして、ボクを食べてくれるヒト? そうだよね? 絶対に、そうだよ! だったら、食べて! 今すぐ食べて! 早く食べえええええええええええええええええ」
 次の瞬間、ケーキ怪人が殺気立った様子で、アリアにタックルを仕掛けてきた。
「まずは切り取らないといけませんね!」
 すぐさま、アリアがケーキ怪人のタックルを見切り、【剣刃一閃】で切り裂くと、一口サイズになったケーキを口の中に放り込んだ。
 ……美味い!
 美味過ぎる!
 それ以外の言葉が浮かばない。
 どうやら、アレな見た目に反して、味は極上。
 それ故に、ケーキ怪人も何故売れ残ったのか、理解する事が出来なかったようである。
(「とても濃厚なクリームに、ふんわりとしたスポンジ……。それでいて胃もたれしない絶妙なバランス……こ、これはいくらでも行けそうですね!」)
 そんな事を考えながら、アリアがケーキ怪人を、ズンバラリンと切り裂いていくのであった。

●変わり果てた姿
(「……だいぶ弱ってきているようだな」)
 一方、ハワーズ・クローズセット(キマイラの黒騎士・f06509)は猟兵達と戦うケーキ怪人を見つけ、少しずつ間合いを取った。
 ケーキ怪人は度重なる攻撃によって、すっかりスリムボディになっており、スタイリッシュケーキコンテストの栄冠に輝きそうなほど、均整の取れた身体つきになっていた。
 しかも、ケーキ怪人の傍にはテーブルが置かれており、何故かチンパンパンが一口サイズのケーキを並べている最中だった。
 この時点で何が起こっているのか、よく分らなかったものの、おそらく『ご自由に食べてください』と言う事だろう。
「本当に一口だけでいいのか? 大食いではないので、全部食べれる保証はないが、俺でよければ食うぞ」
 そんな中、ハワーズが問う。
 ケーキ怪人の覚悟が、どれほどのモノなのか、確かめるために……!
「も、もちろん!」
 ケーキ怪人が両目を血走らせ、キッパリと答えた。
 そこに迷いはない。
 無論……、躊躇いも!
 だが、ケーキ怪人があまりにも悲壮感に満ち溢れ、恐怖すら感じるレベルで威圧してくるため、どう考えても美味しそうには見えなかった。
 それでも、ハワーズはテーブルに置かれたケーキを食べつつ、淡々とした様子でケーキ怪人に鉄塊剣を振るうのであった。

●チンパンパン
「何やら、とんでもない事になってるわね。ここはヤドリガミの本体である重厚な書物の頁を開いて、物語から怪異を召……って、ひゃあぁぁ! 読ませて、せめて語らせてぇぇ!」
 そんな中、化野・那由他(書物のヤドリガミ・f01201)は怪異を召喚する途中でチンパンパンにバナナを投げられ、引っくり返る勢いで尻餅をついた。
 しかも、当のチンパンパンはまったく悪びれた様子もなく、ケーキ怪人から貰った報酬のバナナを喰らって、俺様モード。
 『バナナをお裾分けしただけですが、何か?』と言わんばかりにドヤ顔である。
 その上、投げつけられたバナナは青く、まだ食べ頃ではない状態。
 チンパンパン的にも、『……これはない!』と思ったのだろう。
 それが余計に腹立たしく、チンパンパンに対して、何らかの仕返しがしたくなった。
「……あれ? あれれれ? ここにボクを食べてくれないヒトがいるよぉ~。ねえ、どうして? どうして、食べてくれないの? ねぇ、どうして! どうしてぇ~」
 それに気づいたケーキ怪人が、やつれ果てた姿で、那由他にフラフラと迫っていく。
 この様子では、身体の大半を猟兵達に食べられ、すっかり気持ちはヘヴン状態と行ったところだろう。
「いやあぁぁ、来ないでえぇぇっ!」
 これには那由他もドン引きした様子で【付喪神奇譚】を使い、付喪神の包丁を召喚すると、ブンブンと振り回して、ケーキ怪人の身体をカット!
「うぇ、甘っ……なにこれ、あっまっっ……!?」
 その拍子に大量のクリームが口の中に入ってしまい、ゲンナリとした表情を浮かべて口元を押さえた。
 おそらく、ケーキ怪人は自分の事を食べてくれる猟兵達が現れた事で、次第に味を変化させ、魂が抜けだしそうなほどの甘さになってしまったのだろう。
 それでも、那由他は『……絶対に胃もたれする!』と思いつつ、何かに取り憑かれた様子で包丁を振り回し、ズンバラリンとケーキ怪人を倒すのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『ティラノサウルス怪人』

POW   :    ザウルスモード
【巨大なティラノザウルス】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    ティラノクロー
【鋭く長い爪】による素早い一撃を放つ。また、【装甲をパージする】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ   :    学説バリエーション
対象の攻撃を軽減する【羽毛モード】に変身しつつ、【体から生えた鋭く尖った針のような羽毛】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●ティラノサウルス怪人
「グオオオオオオオオオオオオオオオオン! 誰だ、俺のクリスマスケーキを喰った奴はァ! 絶対に許さねぇ! 楽しみに取っておいたって言うのにィィィィィィィィィィィィィイ! 絶対に殺す! ぶっ殺すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう!」
 ティラノサウルス怪人が現れたのは、そんな時であった。
 どうやら、ティラノサウルス怪人的には、クリスマスケーキを取っておいただけで、食べる気が無かった訳ではないようだ。
 それを食べられてしまったせいで、怒り狂い、半ば我を失っていた。
「ウキウキウキキィ」
 しかも、チンパンパンが調子に乗って、クリスマスケーキを食べた猟兵達(実は関係ない猟兵も混ざっている)の似顔絵を、ティラノサウルス怪人に見せたため、さらに激怒、大激怒!
 必ず、殺す。
 ぶっ殺すと言わんばかりに殺意を放ち、街を荒らしまわっていた。
ペイル・ビビッド
あのねー…
ケーキには日持ちするものとしないものがあるんだよ
あなたが取っといたままずーっと食べてくれなかったから
怪人になっちゃったんだと思うんだけど…

聞く耳持たないようなら
叩いてでも目を覚まさせるしかなさそうだね

チンパンパンたちどいてどいてー!
とスライディングや逃げ足で攻撃を回避
避けきれないときは武器受けで受け止めて
防御成功したところで拝借模写を
二回攻撃を併せて叩きこむ

ついしん。
あのTバックはあたしが「おとなのおねーさん」になる日まで
タンスの奥にしまっておきます。



●怒りのティラノサウルス怪人
「あのねー……、ケーキには日持ちするものと、しないものがあるんだよ。あなたが取っといたまま、ずーっと食べてくれなかったから、怪人になっちゃったんだと思うんだけど……」
 ペイル・ビビッド(淡色弾ける筆先の軌跡・f01836)は、ティラノサウルス怪人を前にして、呆れた様子で溜息をついた。
 今まで放っておきながら、無くなった途端に責任を取れと言うのは、難癖以外のナニモノでもない。
「俺のクリスマスケーキが、怪人になっただとおおおおおおおおおお!? そんな訳が無いだろ! あるんだったら、証拠を見せろ!」
 だが、ティラノサウルス怪人は、まったく納得していない様子。
 実際に、怪人と化したクリスマスケーキを見ていないため、嘘をついているのだと思い込んでいるようだ。
 しかも、チンパンパンが面白がって、『アニキ、やっちゃいましょうよ! コイツら、ボコってテッペン取っちゃいましょう!』と言わんばかりにノリノリで、ティラノサウルス怪人を煽って、煽って、煽りまくった。
「……って、そこ! 煽らない!」
 ペイルがチンパンパンめがけて、スライデングツッコミ!
 派手に宙を舞ったチンパンパンが、ティラノサウルス怪人にムンズと掴まれ、グエッと鳴いた。
「コイツが嘘をついているのか、お前が嘘をついているのか、俺には分からない。しかし、これだけは……言える! お前が……いや、お前達が何らかの真実を知っていると言う事だああああああああああああああああ!」
 それと同時にティラノサウルス怪人が咆哮を響かせ、『とりあえず殴ってから考える』的な勢いで、ペイルに攻撃を仕掛けていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジャック・オズガルド
厳密には俺自身はケーキは食べちゃいないんだが...まあ、いい。影の追跡者を召喚して俺の自動詠唱機構が内蔵されているアサルトウェポンに暴徒鎮圧用の弾薬を装填して機動力を重視した中距離戦を仕掛けるとしよう。近距離攻撃が主流のやつでは追い付けないだろう。...追跡者も、序盤の屈辱を晴らすチャンスだ。気張れよ。



●とばっちり
「厳密に言えば、俺自身はケーキを食べちゃいないんだが……」
 ジャック・オズガルド(元CIA特殊部隊員のUDCエージェント・f03045)は複雑な気持ちになりつつ、【影の追跡者(シャドウチェイサー)】を召喚した。
「いや、お前は食べた! 間違いなくっ! それは俺の鼻が……俺の腹が、そう言っているからだ!」
 だが、ティラノサウルス怪人は俺様理論全開で、ジャックに非がある事を指摘した。
 その横にいたチンパンパンも、『アイツが食べた事は、間違いねぇ!』と言わんばかりに決めつけモード。
 そもそも、ジャックと面識すらないようだが、ティラノサウルス怪人の機嫌取りに必死な様子で、適当な事をベラベラと口にしているようだった。
「まあ、いい……」
 そのため、この状況で何を言っても無駄だと判断したのか、自動詠唱機構が内蔵されているアサルトウェポンに、暴徒鎮圧用の弾薬を装填すると、機動力を重視した中距離戦を仕掛けた。
「ウキキキ、ウキッ!」
 これにはチンパンパンも驚き、慌てた様子でティラノサウルス怪人の後ろに隠れた。
「つまり……『クロ』と言う訳だな!」
 その事によってティラノサウルス怪人は、ジャックと『クロ』だと決めつけ、【羽毛モード】に変身すると、【体から生えた鋭く尖った針のような羽毛】で攻撃を仕掛けてきた。
「……なるほど、そう来たか」
 それに気づいたジャックが物陰に隠れ、鋭く尖った針のような羽毛を避ける。
「……序盤の屈辱を晴らすチャンスだ。気張れよ」
 その上で影の追跡者に指示を出し、ティラノサウルス怪人を牽制するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

化野・那由他
ああ……そういうこと……。大事に取って置きすぎて腐らせてしまうなんてよくあることよね。あのケーキ怪人は駄目になる前に私が食べてあげたのよ。……いえ、彼(?)、もう駄目になっていたけどね。

あ、さっきバナナ投げてきたチンパンパンは貴方? 覚悟は良いかしら?
ユーベルコード『叢原火』の鬼火をティラノやチンパンパンに飛ばします。ティラノには防がれるでしょうけどそこは怒りの【全力魔法】で。飛んでくる針の羽毛や他の攻撃は【気合い】で避けます。

あの似顔絵には悪意を感じるわ。なんか殺人鬼みたいだったし……!



●この顔見たら……!
「ああ……そういうこと……。大事に取って置きすぎて腐らせてしまうなんて、よくあることよね。あのケーキ怪人は駄目になる前に私が食べてあげたのよ。……いえ、彼(?)、もう駄目になっていたけどね」
 一方、化野・那由他(書物のヤドリガミ・f01201)は何かを悟ったような表情を浮かべ、ティラノサウルス怪人に現実を突きつけた。
「もう駄目になっていただとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! そんな訳がないッ! お前は何も分かっちゃいないッ! クリスマスケーキは、腐りかけが美味いんだよおおおおおおおおおおおおおお!」
 だが、ティラノサウルス怪人は俺様理論全開で、自分の正当性を訴えた。
 この様子では、デカイ図体の割に、脳ミソ自体はプリンレベルなのだろう。
 『俺様、最高! マジ最高!』と言わんばかりにふんぞり返り、チンパンパンも腰巾着の如く、『その通りでゲス、その通りでケス。ゲヘヘヘヘ』な感じで、ゴマをすりまくっていた。
「あ、さっきバナナ投げてきたチンパンパンは貴方? 覚悟は良いかしら? それに、あの似顔絵には悪意を感じるわ。なんか殺人鬼みたいだったし……!」
 那由他がこめかみを激しくピクつかせ、チンパンパンをジロリと睨む。
 確かに、似ていた……何となく。
 ある意味、特徴を掴んでいたかも知れない。
 しかし、悪意が闇夜とダンスをしているような感じで、劇画タッチに描かれていたため、どう考えても指名手配。
 七つの海を統べる海賊王の如く、イカつい風貌になっているため、間違いなく懸賞金を掛けられていそうな感じであった。
「まあ、覚悟が出来ているようだし、手加減はしないわよ」
 そう言って那由他が【叢原火】の鬼火で、ティラノサウルス怪人に攻撃を仕掛けていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​


●ティラノサウルス怪人の怒り
「……実は俺も食べた1人だ。大事に取っておきたい気持ちも解る。食べてみたが、美味しかった。しかし、食べてくれないとケーキは泣いてたぞ。そこまで追い詰めたのは、一体……誰だろうな?」
 ハワーズ・クローズセット(キマイラの黒騎士・f06509)は、ティラノサウルス怪人を前にして、必要以上に怒りを煽った。
 ここで説得を試みたところで、相手は脳筋。
 とりあえず、殴ってから考えるような性格のため、例え説得をしたところで、無駄に時間が過ぎるだけだろう。
 だからこそ、煽った。
 わざとティラノサウルス怪人の怒りを誘うようにして、煽って、煽って、煽りまくった!
「グォォォォォォォォォォォォォォォォン! そんな訳が無いッ! そんな訳があるかァァァア!」
 そのため、ティラノサウルス怪人は頭に血が上った様子で、八つ当たり気味に鋭く長い爪を振り下ろした。
「お前の怒りは、その程度か。あの世でケーキも泣いてるぞ」
 それに気づいたハワーズが、素早い身のこなしでティラノサウルス怪人の攻撃を避け、さらに煽るようにして挑発的な言葉を吐いた。
「ググ……グオオオオオオオオオオオン! 許さん! 許さん! 許さんぞおおおおおおおおおおおおお!」
 これにはティラノサウルス怪人もブチ切れ、再び鋭く長い爪を振り回したものの、感情に身を任せて攻撃をしているせいで、すべて先読みされてしまい、ハワーズには一発も当たらなかった。
「クリスマスケーキを食べられて怒るのも当然だが、関係ない人を巻き添えにされるのは困る。やるんだったら、俺達だけを殺れ!」
 そう言ってハワーズがティラノサウルス怪人を挑発しながら、人気のない場所まで移動するのであった。
ハワーズ・クローズセット
俺も食べた1人だ
大事に取っておきたい気持ちも解る
食べてみたが美味しかった
しかし食べてくれないとケーキは泣いてたぞ
追い詰めたのは誰だろうな?
(怒りを煽っていく姿勢)

∇戦
POWSPDWIZ
どの攻撃を見てもスピード勝負となりそうだ
ダッシュを活かしジャンプを使い3D的に動きつつ
∇ザウルスモード
相手の動きを誘導するように自分の方に誘き寄せ
(周りに被害がでない、仲間の攻撃の補助等)
∇ティラノクロー
純粋に戦いを楽しもう
攻撃は避けていき避けられずとも突込み
間合いに入り込んで鉄塊剣による鎧砕きを
∇羽毛モード
ブレイズフレイムで羽を燃やそうか

怒るのも当然だが関係ない人を巻き添えにされるのは困る



●ティラノサウルス怪人の怒り
「……実は俺も食べた1人だ。大事に取っておきたい気持ちも解る。食べてみたが、美味しかった。しかし、食べてくれないとケーキは泣いてたぞ。そこまで追い詰めたのは、一体……誰だろうな?」
 ハワーズ・クローズセット(キマイラの黒騎士・f06509)は、ティラノサウルス怪人を前にして、必要以上に怒りを煽った。
 ここで説得を試みたところで、相手は脳筋。
 とりあえず、殴ってから考えるような性格のため、例え説得をしたところで、無駄に時間が過ぎるだけだろう。
 だからこそ、煽った。
 わざとティラノサウルス怪人の怒りを誘うようにして、煽って、煽って、煽りまくった!
「グォォォォォォォォォォォォォォォォン! そんな訳が無いッ! そんな訳があるかァァァア!」
 そのため、ティラノサウルス怪人は頭に血が上った様子で、八つ当たり気味に鋭く長い爪を振り下ろした。
「お前の怒りは、その程度か。あの世でケーキも泣いてるぞ」
 それに気づいたハワーズが、素早い身のこなしでティラノサウルス怪人の攻撃を避け、さらに煽るようにして挑発的な言葉を吐いた。
「ググ……グオオオオオオオオオオオン! 許さん! 許さん! 許さんぞおおおおおおおおおおおおお!」
 これにはティラノサウルス怪人もブチ切れ、再び鋭く長い爪を振り回したものの、感情に身を任せて攻撃をしているせいで、すべて先読みされてしまい、ハワーズには一発も当たらなかった。
「クリスマスケーキを食べられて怒るのも当然だが、関係ない人を巻き添えにされるのは困る。やるんだったら、俺達だけを殺れ!」
 そう言ってハワーズがティラノサウルス怪人を挑発しながら、人気のない場所まで移動するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​


●ティラノサウルス怪人
「グオオオオオオオオオオオン! このままじゃ、俺の怒りが収まらねぇ! こんな人気のないところで、暴れ回ったところで、何のストレス解消にもなりゃしねぇ! こうなったら、この街を……俺の手で滅ぼしてやるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
 そう言ってティラノサウルス怪人が、唸り声を響かせながら、ドシンドシンと足音を響かせ、街の中心地を目指して、突き進むのであった。
鑢・つらら
はぁ…、困った子もいるみたいやな。

友達のユーディに誘われて
初仕事で怪人退治聞いたけど
仕事はめんどいわ…終わらせんと後が厄介や…。

うちは皆の
バックアップに参加や。

ナオさんが怪人の防衛してくれている間にうちは隙を与えず。
UIの【ジャッチメント・クルセイド】で出鼻を挫かして貰い。

ユーディに繋ぐで。

「癇癪持ちもいいが大概にせえや」と怪人に言うわ。


ニャゴロー・ランタン
「話は聞かせてもらったにゃ! このクリスマスは滅亡させる!」
もしやもっと早く来ればケーキが食べられたにゃ?惜しいことをしたでありますにゃ。はっ!もしかすると食べそこねた者同士という事で通じ合えるかもしれにゃい…ダメ元で試すにゃ。全然話が通じないなら拳で語り合うにゃ。攻撃は【猫の毛づくろい】で対抗。自分をぺろぺろすればするほど敵の攻撃は通らなくなるのでありますにゃ!UCが失敗したら心を落ち着けるために自分をぺろぺろするにゃ…。隙あらば爪あり猫パンチをお見舞いですにゃ。気絶攻撃で時間稼ぎ出来ないか試すにゃ。これ以上街には近づけさせないにゃ!だれかー強いだれかー早くきて欲しいにゃー!(他力本願)


有馬・ナオ
キマイラフューチャーに怪獣怪人でしゅ!

自分の怒りの矛先だけで街を潰すのはヒーローマスクとして許せましぇん!

宿主の桜さんと一緒に頑張りましゅよ。

桜さん、後でケーキあげましゅから人前で脱がないで下さいな(涙)

私は、ユーディさん、鑢さんが
怪人に攻撃を集中できるように。

怪人を誘いだし。
防衛しながら足止めしまちゅ。

【挑発】をしながら街に突き進むのを足止めし。

アームドフォードの
【一斉射撃】で追い討ちし
怪人のう動きを止めます。

それでも進もうとするなら。
盾を構えUIの【アルティメットボディ】発動し時間を稼ぎましゅ。

「ここから一歩も通しませんよ!」


華上・ユーディ
故郷のキマイラフューチャーの危機…此処でみのがしませんよ


クリスマスケーキよりも、今は鏡開きの餅やお汁粉の時期なのね。

傍迷惑な怪人は冥土に送られ反省しなさい!

私は、ナオちゃんや鑢さんが時間稼ぎしてくれている間に。

力を気合いで貯めて。
限界に達したら一気に【ダッシュ】で間合いを詰め。

UIの爆砕拳【2回攻撃】で
大ダメージを狙います。

敵の攻撃には野生の勘と
残像で回避を試みまする。

安心して年越しが祝えるように頑張るモッチィよ。



●ナウなオシャレシティ
「はぁ……、困った子もいるみたいやな」
 鑢・つらら(ダンピールのUDCエージェント・f05868)は深い溜息をつきながら、ビルの上に立ってティラノサウルス怪人を眺めていた。
 ティラノサウルス怪人はケモノのような唸り声を響かせながら、目につくモノを手当たり次第に壊していた。
 もちろん、完全に八つ当たり。
 つららにとって、これは初依頼であるが、それでも分かる。
 この依頼が、とても面倒臭い事を……。
 だが、それでも、このまま放っておけば、間違いなく町は壊滅ッ!
 それが分かっていながら、放っておく事など出来なかった。
「話は聞かせてもらったにゃ! このクリスマスは滅亡させる!」
 ニャゴロー・ランタン(戦場のネコチャン傭兵・f10624)も覚悟を決めた様子で、自分自身に気合を入れた。
 もう少し早く、この場所に来ていれば、クリスマスケーキを好きなだけ食べる事が出来たものの、ティラノサウルス怪人が暴れ回っているせいで、何処のケーキ屋も店を閉め、嵐が去るのを待っているような感じになっていた。
 そういった意味でも、クリスマスケーキを食べ損ねた者同士、ティラノサウルス怪人と通じ合えるかも知れない。
 ……そんな気持ちが、脳裏を過ぎる。
「……まったく、自分の怒りの矛先だけで街を潰すのは、ヒーローマスクとして許せましぇんね!」
 有馬・ナオ(チョコファイター・f10768)も宿主である桜しおんと一緒に、ぷんすかと怒る。
 あまりにも怒り過ぎたせいで、身体が熱くなってきたのか、しおんがいきなり服を脱ぎ始めた。
「さ、桜さん、後でケーキあげましゅから、人前で脱がないで下さいな」
 ナオがひどく焦った様子で、祈りにも似た悲鳴を上げる。
 その甲斐あって、しおんも何とか冷静になったものの、色々な意味で焦ったせいか、思わず魂的な何かが飛び出しそうになった。
「故郷のキマイラフューチャーの危機……此処で見逃しませんよ」
 そう言った後、華上・ユーディ(冥土贈り・f02310)がビルからビルに飛び移り、ティラノサウルス怪人に迫っていく。
 ティラノサウルス怪人はクリスマスケーキを求めて、町の中を彷徨っているものの、肝心のクリスマスケーキが住民達によって食べられ、胃袋の中に消えている事実を知らないため、無駄に時間ばかりが過ぎていた。
 それが原因で余計にイライラしているらしく、まったく関係のない蕎麦屋や、薬局なども襲われ、酷い有様になっていた。
「ウォォォォォォォォォォォォォ! 誰でも、いいから……早く! 俺に……クリスマスケーキを寄越せえええええええええええええええええ!」
 ティラノサウルス怪人が八つ当たり気味にクレープ屋を破壊し、天高く咆哮を響かせた。
 しかも、だんだん禁断症状が出始めているのか、涎をダラダラ垂らしており、そのうち住民達に襲い掛かっていきそうな勢いになっていた。
「お、落ち着くですにゃ! 自分もクリスマスケーキを……」
 そこまで言って、ニャゴローの表情が凍り付く。
 ティラノサウルス怪人の瞳には、クリスマスケーキしか映っていなかった。
 本来ならば、ニャゴローが映るはずの瞳に、クリスマスケーキしか映っていない……!
 それは、つまり……白いから?
 いやいやいやいや、そう言う問題では無い。
 ……絶対に違うッ!
 此処で逃げなければ、確実に……喰われる!
 それだけは……間違いないッ!
「だ、だれかー! 強いだれかー! 早くきて欲しいにゃー!」
 それを理解した瞬間、ニャゴローは逃げた。
 【猫の毛づくろい】をしつつ、必死に逃げた。
「こら、待て! クリスマスケーキィィィィィィィィィィィィィイ!」
 ティラノサウルス怪人が瞳孔の開いた眼で、クリスマスケーキ(注:ニャゴロー)の後を追う。
(「……間違いないッ! あれは俺のケーキだ。俺が大事に取っておいたクリスマスケーキッ! 何故なら白いッ! 見るからに美味しそうッ! しかも、食べてくれと言わんばかりに活きがイイッ!」)
 ティラノサウルス怪人は確信した。
 クリスマスケーキが、自分の事を待っていたのだ、と!
 故に、誰かに食べられていたと言うのは、勘違い。
 その証拠に目の前でクリスマスケーキ(注:ニャゴロー)が、『食べて、食べて♪』と言わんばかりに飛び跳ねているのだから……!
「ここから一歩も通しませんよ!」
 すぐさま、ナオがティラノサウルス怪人を【挑発】しながら、アームドフォードの【一斉射撃】で足止めした。
「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ! 退け、退け、退けぇえええええええ! クリスマスケーキを食わせろおおおおおおおおおおおおおお!」
 それでも、ティラノサウルス怪人が、構わず突き進もうとした。
「何度も同じ事を言わせないでください。ここから先には……通しません……!」
 ナオが【アルティメットボディ】を発動させ、ティラノサウルス怪人を掴んだまま、ガリガリとアスファルトの地面を削っていく。
 その間もティラノサウルス怪人がナオに食らいつく勢いで、ガチガチと牙を鳴らしていた。
「ぐぬぬぬぬぬ! もしや、お前達もクリスマスケーキを狙っているのか!? あれは俺のモノだああああああああああああああああああああああああ!」
 ティラノサウルス怪人がヨダレを垂らしながら、何度もナオを払い除けようとした。
「一歩も通さないと言ったはずです……!」
 だが、ナオにも意地があるッ!
 ティラノサウルス怪人の身体を掴んだまま、少しずつではあるが、ゆっくりと前に進んでいった。
「ぐぬぬぬぬぬ……! ならば、このまま弾き飛ばしてやるゥ!」
 ティラノサウルス怪人が咆哮を響かせ、力任せにナオの身体を弾き飛ばそうとした。
「癇癪持ちもいいが大概にせえや」
 その隙をつくようにして、つららが【ジャッチメント・クルセイド】を放つ。
「ぐわわわっ! だ、誰だ! 俺の邪魔をしたのは、何処のどいつだあああああああああああああああああ!」
 突然の攻撃に驚いたティラノサウルス怪人は、そのままドシンと尻餅をつき、怒り狂った様子で叫び声を響かせた。
「うちなら、ここや! 文句があるなら、相手をするで!」
 つららがまったく臆する事無く、ティラノサウルス怪人の前に陣取った。
 少々、卑怯な攻撃だったかも知れないが、あのまま放っておれば、ナオがピンチに陥っていたのは間違いない。
「グオォォォォォォォォォォォォン! イイ度胸をしているじゃねぇか! お前等も前菜として食ってやるゥ! 有難く思うんだなァ!」
 ティラノサウルス怪人が両目をギラギラさせ、勢いよくつららに突っ込んでいく。
 そもそも、クリスマスケーキの前菜と言う時点で、おかしな事を言っているのだが、怒りで我を忘れてティラノサウルス怪人の攻撃は、明日の天気よりも予測しやすくなっていた。
「傍迷惑な怪人は冥土に送られ反省しなさい!」
 次の瞬間、ユーディが一気に【ダッシュ】で間合いを詰め、ティラノサウルス怪人に爆砕拳【2回攻撃】を叩き込んだ。
「グ……グガッ……ゴッ! お、俺はただ、クリスマスケーキが食べたかっただけなんだ……」
 その一撃を食らったティラノサウルス怪人が血反吐を吐いて崩れ落ち、そのまま血溜まりの中に沈んでいった。
「みんな、もう大丈夫だぞ~!」
 その途端、物陰に隠れていた住民達が姿を現し、ハイテンションでユーディ達を胴上げし始めた。
 これで、ようやくクリスマスが終わる。
 長い長いクリスマスが、ティラノサウルス怪人の死と共に、終わりを告げた。
 もうそこにチンパンパンはいない。
 既にクリスマスケーキも、売られていない。
 住民達も洗脳状態から解放され、クリスマス気分も吹き飛んだ。
 故に、住民達は何の躊躇いもなく、この言葉を口にする事が出来る。
 『新年あけましておめでとうございます』と……!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月15日


挿絵イラスト