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百合の間に挟まるのは悪い文化だと言っているだろ!

#ヒーローズアース

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#ヒーローズアース


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●それは愚かなる神の戯れ
「どういうことっすか!」
 とあるブライダル店、女性の声が響きわたる。オーナーのリリィサンド・コンプレークスだ。
「ふん。勝手に勘違いしていたのはおまえだろうが。俺には関係のないことだ」
 それに応えるは魔法少女姿のオブリビオン、マジガコンプレークス。
「そんな、まさか、マジガパイセンが男の娘だったなんて、それじゃぁ、それでは、百合にならないじゃないっすかー!」
「だから知らん!」
 今、2体の変態がその変態性の違いにより袂を分かとうとしていた。
「いや、まだ諦めるには早い時間っすよ。そう……去勢してしまえばいいんす!」
「ふざけんな! この馬鹿ぶっ殺すぞ!」
「百合に挟まる為ならこの命……捨ててもおしくないっすよ!」
 百合を愛して百合に挟まることを至上の喜びとするリリィサンド、魔法少女を愛しそれ故に自らも魔法少女となったマギガ、2柱の神による史上類を見ない下らない争いが幕をあけようとしている。
 変態神コンプレークス……その一族の闇は深い。

●別に放っておいてもいいんじゃないかと思ったがオブリビオンが絡んでるので無理だった
「皆集まって頂戴、ヒーローズアースで事案が発生するわ」
 グリモアベース、アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)は今しがた視た予知の内容を伝えようと猟兵達を呼び集めた。事案?と上がった声はさくっと無視する。
「見えた予知は、ヴィランがその美学からそれに反するオブリビオンを糾弾し殺されるというものよ。ヴィランはどうでもいいけどオブリビオンは確実に仕留めて頂戴」
 ヴィランはどんなやつだ?
「ヴィランの名前はリリィサンド・コンプレークスよ。百合をこよなく愛しその百合に挟まる為に色々やらかしてきた変態ヴィランだわ。とあるブライダル店のオーナーで今回の戦場もこの店になるわね」
 なるほど。オブリビオンの方は?
「名前はマギガ・コンプレークス。魔法少女をこよなく愛し、愛しすぎて自らも魔法少女になってしまった少年よ。今回の事案はこの魔法少女が実は少年だったことを知ったリリィが去勢してやるぅ、ととち狂ったのが発端ね」
 そう事件ではなく事案である。
「マギガの配下もいるわね。この事案を解決するにはまずコイツらの掃討が必要ね。『ぽんこつかわいい女王様と愉快な下僕達』、実は一部男の娘が交ざっていたり、女王様違いでアレなお店に勤めるくらいにぽんこつだけど下僕達はとにかく数が多いから気をつけてちょうだい」
 他に何かあったかしらー?と考えるアリス。
「ああ、そうそうヴィランは改心してヒーローになる可能性があるから、なるべく殺さずに捕まえてちょうだい。後、事案を解決すればリリィのお店でドレスの試着とか式の疑似体験とかさせてもらえるみたい」
 呼ばれれば私も練習相手くらい努めるけどあんまり期待はしないでちょうだいと続ける。
「正直放っておきたいところだけど、オブリビオンが関わってる以上はそうもいかないから頼んだわよ」
 そう頭を下げると猟兵達を送り出した。


蒼汁の人
 リリィは最初ブルマギガの予定でしたが、業が深すぎて扱いきれないので封印しました。
 はーい♪ ごにゃーぽ☆ ごきげんよう♪
 『ネタに逝きネタに死す』蒼汁の人でございます。よろしくお願いします。

 はい、ネタシナリオでございます。スラップスティックコメディを予定していますが、頂いたプレの内容しだいではちょっといやーんなお色気シナリオに転向する可能性も少なからずあります。もし、このシナリオをシリアスに出来る自信のある方は挑戦してみるのもいいかもしれません。

 実はマジガ・コンプレークスの力で戦場内は【あいとせいぎに満ちたマジカルワールド】が広がっており、魔法少女の負けシチュエーションを仕掛けると集団戦、ボス戦共に有利になる(プレイングボーナス大)ので活用してみてください。

 第3章は日常パート。リリィのお店でブライダル体験。リリィが生き残っていてタイーホされてなければここで説得パートをすることも可能です。アリスも呼んで頂ければ相手役もできますがプレイング以上のことはできません。

 それでは、皆様の素敵なプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『ぽんこつかわいい女王様と愉快な下僕達』

POW   :    ひれ伏しなさい♡
【女王様モード】に変形し、自身の【羞恥心と自重】を代償に、自身の【カリスマ性と攻撃力と射程距離】を強化する。
SPD   :    やっておしまい!
【かつてのチームの手下達】の霊を召喚する。これは【数の暴力】や【武術】や【銃】や【謎の発明品(形状は毎回変わる)】で攻撃する能力を持つ。
WIZ   :    ご褒美よ☆
【痛みと快楽を与えるSMプレイ】が命中した対象に対し、高威力高命中の【秘密のご褒美♡】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。

イラスト:壱ル

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アルファ・ユニ
興味無いね 全部壊していい?

最初は距離をとって
UC音をクラハライツに込め対象達を撃ち抜いてSもMも感じられない身体にしてあげよう
…最高のお預けプレイでしょ
ある程度の数を封じたら動けなくなった敵をトンファーで殴り伏せて自覚のないままダウンさせていく

別に戯れててもいいけど周りに干渉しないでくれない
それでヒーローが現れて倒されるのが最高に屈辱で嬉しいっていうのなら…手伝ってあげるけど?



 依頼の概要を聞きアルファ・ユニ(愛染のレコーディングエンジニア・f07535)は
「興味無いね」
 一言に切って捨てた。正直私だってオブリビオンが関わってなけば放置したい案件である、当然の反応だった。
「全部壊していい?」
 ……建物への被害とかヴィランの殺傷は非推奨なのでご配慮頂きたく、オブリビオンに遠慮はいらぬ。
「……了解、善処する」
 どこか気だるげに応えつつも猟兵として数多の戦場を経験してきたユニの動きは洗練されている。最小限の動きで自分に有利な位置取りをすると、彼女の所有者が残した遺銃――クラハライツに奇跡の力を籠めて放つ。
「SもMも感じられない身体にしてあげよう。『喪え、全てを』」
 その銃擊はただの銃擊にあらず、轟音の脳や中枢に異常をきたす不快音により平衡感覚や五感を喪失させるのだ。
「……最高の放置プレイでしょ」
 つまらなそうに倒れ付したぽんこつかわいい女王様と愉快な下僕達にユニは近づくと、トンファーで殴りつけた。高圧電流が流れるようにした改造トンファーだ。五感を失ったオブリビオン達は何が起こったのかも理解できぬままに躯の海へと返っていく。
「別に戯れててもいいけど周りに干渉しないでくれない。それでヒーローが現れて倒されるのが最高に屈辱で嬉しいっていうのなら……手伝ってあげるけど?」
 最初の一団が壊滅し新たに現れた一団にいい放つユニ。
「……ボケ殺しだ」
「ボケ殺しだと?」
「もうだめだぁ!」
 今回の敵に対し割りと天敵なユニ、オブリビオン達に絶望が広がっていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡/やり過ぎ◎

■行動
この様な集団ですと、トップを狙うのが良さそうですかねぇ?
店内ですと、相手の射程外から叩くのは難しいですから、【夢鏡】で『身体能力』を強化して懐に飛び込むのが良さそうでしょうかぁ?

お、おや?
「荒縄による拘束」の射程も伸びていたのですか、いつの間にか縛られておりますねぇ?
しかも、妙に胸に食い込んで体型が強調される様な状態に?
このまま調教されてしまいそうですぅ(ぷるぷる)。

ただ、その為に近づいて来てくれたのは丁度良いですねぇ。
この状態なら『反動』は『胸&尻の極度肥大』で出るでしょうから、ギリギリまで接近したら【夢鏡】を解除、反動で『乳ビンタ(&拘束解除)』しますぅ。



「この様な集団ですと、トップを狙うのが良さそうですかねぇ?」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はぽんこつかわいい女王様と愉快な下僕達を見回し戦術を練る。
 店内ですと、相手の射程外から叩くのは難しいですから、【夢鏡】で『身体能力』を強化して懐に飛び込むのが良さそうでしょうかぁ?と思い付くとそれを実行する。
「お、おや?」
 しかし、るこるは気がつけば荒縄で拘束されていた。その射程が伸びていたことに気がつかなかったのだ。それも、妙に胸に食い込んで体型が強調される様な状態にされていた。
「このまま調教されてしまいそうですぅ」
 これから起きることを想像しぷるぷると震えるるこる。にっこりと微笑みながらるこるをなぶろうと近づく女王様。
「可愛がってあげるわ♡」
 しかし、その為に近づいて来てくれたのはるこるにとって丁度良かった。ギリギリまで接近したところで【夢鏡】を解除、『反動』により『胸&尻の極度肥大』する身体、それにより拘束を解除したるこるは女王様に飛びかかりその胸で横っ面をひっぱたいた。いわゆる乳ビンタである。おい、ちょっとそこ変われ。
「おありがとうございます!」
 何故か礼を言う女王様。そして、正座待機する愉快な下僕達とヴィラン。
 店内に何かをひっぱたく音とお礼を叫ぶ声が暫く響き続けたという。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
「えーっと、すごく放っておきたい事件な気もしますが……
オブリビオンが関与している以上、放置はできません!」

ここはシリアスに解決して見せましょう!

電脳天使マジカル☆アイに変身し女王様と対峙しますが……

「なっ、外部からの干渉っ?!」

戦場のマジカルワールドの影響を受けて電脳魔術が暴走。
魔法少女属性を持った私も負けシチュエーションに引きずり込まれます。

快楽堕ちして漆黒に染まった淫らな姿に変身して、暴走した電脳魔術で女王様と感覚を共有。
そこに触手が召喚されて、女王様と一緒に全身に絡み付かれ……
さらに女王様の秘密のご褒美を受けてしまいます。

「ふふ、共有した感覚で一緒に快楽を楽しみましょう?」(快楽堕ち中



「えーっと、すごく放っておきたい事件な気もしますが……オブリビオンが関与している以上、放置はできません!」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は本音を漏らしつつ気合いを入れる。まぁ、気持ちはわかる。
 ここはシリアスに解決して見せましょう! となんだかとってもフラグくさい決意を固めると電脳天使マジカル☆アイに変身し女王様と対峙するのだが……
「なっ、外部からの干渉っ?!」
 戦場のマジカルワールドの影響を受けて電脳魔術が暴走。魔法少女属性を持ったアイも負けシチュエーションに引きずり込まれてしまう。流石の高速フラグ回収である。
 快楽堕ちして漆黒に染まった淫らな姿に変身して、暴走した電脳魔術で女王様と感覚を共有。そこに触手が召喚されて、女王様と一緒に全身に絡み付かれるアイ……しかし女王様も負けじと秘密のご褒美をアイへと施していく。
「ふふ、共有した感覚で一緒に快楽を楽しみましょう?」
 だが、今のアイは快楽堕ちしたダークエンジェル。そのような責めなど児戯のようなものだった。快感を共有する電脳魔術を女王様に施してその快楽を享受する。一つに融け交りどこまでも堕ちていく。
 快楽の底へとどこまでもどこまでも……

大成功 🔵​🔵​🔵​

ルトルファス・ルーテルガイト
(アドリブ連携絡み歓迎)
…これ共倒れか両成敗でどっちも討伐した方が…って、駄目なのか?
…いやな気しかしないが、行くしかないか。


…で、何で転移先でもう捕まってんの…俺?
…何、『貴方は負けロールしなさそうだから先手打った』?
ふざけんな!
(と言うが拘束された儘で何も出来ず、そのまま
女王様の手下(全員女子)達に、幾度も経験してきた様な
快楽責めの餌食にされる。それも寸止めで。(SMプレイ)
それを影から見てた【ロベリア】(選択UC)が
『我慢できなーい♡』と参戦、女王様まで巻き込みだす始末
(最終的には我慢できず…。(秘密の御褒美))

尚、プレイの最中にロベリアが精気吸収をもって女王様を攻撃する模様)



「……これ共倒れか両成敗でどっちも討伐した方が……って、駄目なのか?」
 気持ちは分かりますがヴィランではオブリビオンに敵わないので駄目なのですよ、ルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)さん。
「……いやな気しかしないが、行くしかないか」
 しかし、なんやかんやで即捕まるルトル君。
「……で、何で転移先でもう捕まってんの…俺? ……何、『貴方は負けロールしなさそうだから先手打った』? ふざけんな!」
 等と微妙にメタを混ぜつつ叫んで見た所で拘束された身では何も出来はしない。
 女王様は手下達に、ルトルを快楽責めにするように命じる。何度も高みへと昇らさせられ、しかし、昇り詰めるその寸前に止められる。そうして、悶えるルトルをによによと眺めご満悦の女王様。だから気がつかなかった。
 それを影から見てた【ロベリア】の存在に。ルトルの奇跡の力で呼び出された存在に。『我慢できなーい♡』と参戦し、女王様まで巻き込みだすロベリア嬢。そうして、ロベリア嬢の責めに出来上がった女王様はとうとうルトルに跨がり秘密のご褒美を授けた。
 それまで、寸前で止められていた快楽が一気に噴火する。それを受け女王様は噴火したばかりで敏感な欲望を容赦なく高速でしごき始める。寸止めされていた快楽を今度は休む暇なく何度も噴火させらるルトル。
 そして、ロベリア嬢は良くできましたと女王様に深く深く口付け、その精気を吸収していくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

メニス・ソルタ
【アドリブ歓迎NGなし。掘っても可】
百合…って確か、女の子同士の…だったっけ。
んー…お互い好きならいいんじゃないかな?
でも悪いコトはめっ!だよ!

というわけで戦闘に。
ウィザード・ミサイルを広範囲に乱射して下僕さん達をやっつけるよ。
女王様を見つけたら矢をそちらへ集中させるね。

女王様からの攻撃をかわせるよう、射撃の合間には周囲に気をつけるけど…
不意打ち気味に襲われると反応できないかも。
SM攻撃を受けて、痛いと感じつつもなんだか気持ち良さも感じちゃって…
そのまま、ご褒美まで貰わされちゃって恥ずかしいやら嬉しいやら…

って、そんなところダメっ、汚いよぉ!?
(でも結局されちゃう模様)



「百合……って確か、女の子同士の……だったっけ。んー……お互い好きならいいんじゃないかな? でも悪いコトはめっ! だよ!」
 メニス・ソルタ(リトルヴィジランテ・f19811)は無数の炎の矢を浮かべながらいった。下僕達を掃討しつつ女王様を見つけたので矢をそちらへ集中させる。
 女王様からの攻撃をかわせるよう、射撃の合間には周囲に気をつけるが……少しばかり経験の薄いメニスの警戒は少しばかり穴が開いていた。下僕から不意打ち気味に襲われる反応が遅れるメニス。
 縄で拘束され低温蝋燭や鞭で責められ、痛いと感じつつもなんだか気持ち良さも感じてしまうメニス。メニスの元気になった男の子の部分を見やり女王様は上気した頬で微笑み
「ご褒美をあげるわ♡」
 とメニスの耳元で囁くものだから恥ずかしいやら嬉しいやら……
「って、そんなところダメっ、汚いよぉ!?」
 だが、メニスの男の子の部分にはナニも触れずお尻に硬い棒の感触。何が起こるのか理解するも拘束されていては抵抗も出来ずに侵入を許してしまう。そう、この女王様は男の娘女王様だったのだ。同性故に知り尽くした弱点を責め立てられ背筋を駆け上がってくるぞくぞくとした寒気にも似た快感に悶えるメニス。触れられてもいないにも関わらずメニスの男の子の部分からトロッ、トロッと快感が溢れだした。
「ねぇ、今度はあなたが入れてみる?」
 再び耳元に囁かれる女王様の誘惑。いや、ダメだ抵抗しなければ、そう思うものの
「ふぁぁ、だめぇ」
 快楽を吐き出したばかりのメニスの欲望に女王様の欲望でキスをされ思わず頷いてしまった。つい快楽に流されてしまうメニスなのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

久遠・翔
いや馬鹿だろこれ…
誰がって全員…

ともかくオブリビオンは倒すっすかね…って、アレ?どこに行った(背後から延びる手に捕まれ女王様にそのまま押し倒され)

荒い息に上気した頬、ハートマークの潤んだ瞳
あっ、これいつものやつや(UC勝手に発動+誘惑49)

はい、犯されます
ただ抜け出そうと足掻きますが…何故か手が狙ったかのように女王様や女の子の手下のイケナイ所にクリティカルヒットしまくり
キスされ口の中まで犯されもう意識もくらくらに

相手もどんどん果てていき最後は女王様が甲高い艶声上げて果てます
そしてUCの影響で使役獣化
俺は満身創痍で素っ裸のまま鼻血出して気絶

そして使役獣のメイド人形が最初から最後まで撮影していた…



 依頼の概要を聞き久遠・翔(性別迷子・f00042)は言った。
「いや馬鹿だろこれ……」
 なんてことを言うんだ、いったい誰が馬鹿だというのだね?
「誰がって全員……」
 ……うん、そうね。性癖神とかぽんこつとかだけでもアレなのに、百合に挟まれたいだもんね。

「ともかくオブリビオンは倒すっすかね……って、アレ?どこに行った」
 気を取り直してお仕事を始めようとする翔だがあっというまに敵を見失っていた。背後から忍びよる女王様に気付かない翔、後ろ後ろー! とそんな声は届かず背後から延びる手に捕まれ女王様にそのまま押し倒された。
 荒い息に上気した頬、ハートマークの潤んだ瞳で翔を見下ろす女王様に、あっ、これいつものやつやと翔は察した。なんとか抜け出そうともがく翔だが、その手が、足が、何故か女王様や手下達をより興奮させる部分に当たってしまう。
「ご褒美よ♡」
 と女王様は翔の唇を奪い舌で押し割り差し入れると口内を蹂躙する。たっぷりと唾液を塗りつけるように舌を絡めあるいは溜めた唾液を飲み込まされる。その行為に翔の意識はもうくらくらだ。

 ……どれだけ時間が過ぎただろうか? 既に手下達は全員が果てていた。最後に残った翔と女王様が激しくぶつかり合う。もはや言語は失われ獣のように互いに貪りあっていく。
 やがて、限界を迎えた女王様が甲高い艶声上げて果てた。その女王様を翔のオーラが覆っていく。既に女王様に抵抗する力はなく、だんだんとちびキャラ化していき翔の使役獣となった。
 リンカーネーション、魅了したものを使役獣化させる翔の奇跡の力だ。
 そして翔は満身創痍で素っ裸のまま鼻血出して……気を失った。
 なお、この一部始終は全て使役獣のメイド人形が最初から最後まで撮影していたのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『マジガ・コンプレークス』

POW   :    マジカルガール・イマジネイション
無敵の【あいとせいぎに満ちたマジカルワールド】を想像から創造し、戦闘に利用できる。強力だが、能力に疑念を感じると大幅に弱体化する。
SPD   :    マジカルワールド
小さな【胸に詰まった溢れるあいとせいぎ】に触れた抵抗しない対象を吸い込む。中はユーベルコード製の【あいとせいぎに満ちたマジカルワールド】で、いつでも外に出られる。
WIZ   :    メタモルフォーゼ・マジカルガール
【あいとせいぎの魔法少女】に変身し、武器「【マジカルロッド】」の威力増強と、【あいとせいぎ満ちたマジカルワールド】によるレベル×5km/hの飛翔能力を得る。

イラスト:葛飾ぱち

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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠アイリス・ゴールドです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 少し危うい場面もあったがなんやかんやでぽんこつかわいい女王様と愉快な下僕達を退けた猟兵一行。その時
「死ぬっ! もう死ぬっす! これ以上は無理っすよー!」
 店内に悲鳴が響き渡る! 誰もフラグを立てなかったのでリリィがそろそろマギガに負けそうなのだ。
 放っておいていいんじゃね?と思いつつも猟兵としての仕事をまっとうすべくだらだらと現場へと向かう一行。そこにはマギガに組伏せられあいとせいぎの虜にされているリリィの姿が!
「来たか猟兵。だが既にここは俺のあいとせいぎに満ちたマジカルワールドの中だ。おまえ達もすぐに俺のあいとせいぎの魅力にとろとろにさせてやるぜ!」
 リリィから欲望を引き抜き猟兵に向き直るマギガ。このしょーもない変態を成敗すれば仕事は終わりだ。戦え猟兵!
 ……いえ、帰らないで戦ってくださいお願いします。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
あら?
先程『乳ビンタ』に並んでいた方が、大変なことに?
そして、猥と性戯の魔法少女さん、ですかねぇ?(違)

まあ、相手の空間内ですし、何回も発生するから「パターン」になるわけで、先程に引き続き何かで手足を拘束、吊り下げられているのですが。
流石に同じ手は通じないらしく、胸は強調される様にされているだけですし、嬲る際にも或る程度の距離は開いてますねぇ。

ただ、そこが油断ということで。
暫くは調教に耐えつつ、多少距離が近づいた時点で【重豊躰】を『胸』に集中させた状態で起動しますぅ。
建物を考えますと、最大サイズまでは出来ませんが、十分なサイズと重量にして『胸』で潰して差し上げますねぇ。



「あら?」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はなんだか見覚えのある姿に首を傾げる。
「先程『乳ビンタ』に並んでいた方が、大変なことに?」
 ダブルピースを決めヘブン状態のリリィがそれはもう大変姿になっていたからだ。暫くは戻ってこないだろう。
「そして、猥と性戯の魔法少女さん、ですかねぇ?」
 イグサクトリィ(その通りでございます)! 性癖神ってあたりでお察しですな。
「ほう?俺好みの素晴らしいものをお持ちのお嬢さんだ」
 そんなるこるを見たマギガはそう言うと、マジカルワールドから触手を創造し放った。手足を拘束され吊り下げられるるこる。その胸を強調するように絡み付きその柔肌の上を這いずり回る触手。決定的な箇所は避け焦らすようになぶっていく。そして、触手は太ももにきつく食い込みながらるこるの脚を開かせていく。
「さぁ、俺のあいを受け入れてもらおうか」
 マギガは自らの欲望を見せつけるようにしながらるこるに近づいていく。
「ただ、そこが油断ということで」
「何?」
 だが、それこそがるこるの待ち望んでいた瞬間。調教に耐えながら待っていた機会なのだ。るこるの胸に奇跡の力が集中する。訝しむマギガを巻き込むように胸が増大した。
「なんだと!」
「室内ですから、最大サイズとはいきませんが、このサイズと重量であればあなたを押し潰すには充分でしょう」
 最大重量300トン、室内故にそこまではいかないがそれでも肉の凶器と化した胸がマギガを呑み込み押し潰していく。
「ありがとうございます!」
 るこるの肉の海に溺れながらもマギガはそれはそれは幸せそうだったという。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メニス・ソルタ
…あいとせいぎ…絶対に愛と正義じゃなさそうだね…
それはともかく、やっつけちゃうんだから!

巨人殺しの一投でマギガに攻撃。
なんか危ない予感がするから相手の男の子な部分狙いで!

でも近づかれて触られれば力が抜けちゃって…
そのままマジカルワールドに飲み込まれちゃう。

気がつけば僕も魔法少女っぽい格好にされて、組み伏せられて。
体の奥までマギガにあいとせいぎを注ぎ込まれてメロメロに…

って、負けてなんかいられないよ…!
【咄嗟の一撃】をどこか効きそうなところに打ち込んで、その隙に逆に組み伏せて。
僕が本当のあいとせいぎを教えてあげるんだから…!

…これってむしろ相手の術中じゃない?というのは考えずに!



「……あいとせいぎ…絶対に愛と正義じゃなさそうだね……それはともかく、やっつけちゃうんだから!」
 メニス・ソルタ(リトルヴィジランテ・f19811)は危ない予感を覚えつつも不思議な石ころをマギガに投げつける。主に股関を狙って! 今までのことを思えば潰しておかねば大変なことをされるのは明らかだ。
「うおっ! あぶねぇ!」
 だが、マギガはそれをオーラ防御で防ぎメニスに近づき組伏せる。
「悪い子にはお仕置きだぜ」
「わ、わ、わ」
 そして、マギガがメニスの男の子を触れば力が抜けてしまうメニス。くにくにと玉を転がされ、欲望を優しく撫で上げられるとぞくぞくと快楽が背筋を昇ってきて脳を灼く。頭が真っ白になって抵抗なんか出来ない。そして、そのままマジカルワールドに飲み込まれてしまう。
 気がつけばメニスも魔法少女っぽい格好にされて、マギガのあいを受け入れてしまう。体の奥までマギガのあいを突き込まれせいぎを執行される。あいを突き込まれながら、首筋にキスを落とされ胸の先端をくにくにと摘ままれればついつい甘い吐息が零れてしまうメニス。更に唇を奪われ舌を絡められあいを注がれればもうメロメロだ。
「って、負けてなんかいられないよ……!」
 あいを引き抜かれた瞬間に我に返り咄嗟に膝をマギガの股の間に叩き込むメニス。怯んだその隙に逆に組み伏せて。
「僕が本当のあいとせいぎを教えてあげるんだから……!」
 今度はメニスのターンだとマギガに欲望を突き入れた。拙い動きながらも確実にマギガを追い詰めるメニス。一度欲望を解放しただけでは終わらない、抜かずに何度も何度も欲望を注ぎこむ。
 ……これってむしろ相手の術中じゃない? ということには気付かない振りをするメニスであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

久遠・翔
アドリブ絡み歓迎・純潔死守・限界までエロOK

ひぃひぃ…こ、腰が…ヤバイ。足もがくがくっす…

先ほどの行為によりフラフラ+フェロモン駄々洩れ
そこで真の姿開放して純白のドレス姿になってブーストかかります

結果
貪られます

胸や口もそしてお尻も使われ純白ドレスは破られ汚されそれをリリィに見られ続けます
このままだと純潔失われる!?血の気が引きUCの引き金になる言葉を発して使役獣化させていきます
だが、それでもあきらめないで純潔奪おうとマジガが抵抗し挿入しようと…

すると不思議な事が起こった
純潔奪おうとしたモノが消えた
チビキャラ化する際相手を無効化する事象が…相手の危険なモノを排除するように働いたようだ(超理論)



「ひぃひぃ……こ、腰が……ヤバイ。足もがくがくっす……」
 純白のドレス姿の真の姿を解放した久遠・翔(性別迷子・f00042)は既に満身創痍だった。女王様との戦いで仕上がった身体からは濃厚なフェロモンが溢れている。真の姿の解放でより強化され濃密となったフェロモンが。
 そのフェロモンに当てられ翔を押し倒すマギガ。乱暴にドレスを破ると胸に欲望を挟み込む。両手で胸を揉みながら挟んだ欲望を磨きあげるとあいが溢れだした。そのまま欲望で唇を押し割り口内へと突き立てると蹂躙し喉奥へとあいを注ぎ込む。既に満身創痍だった翔はそこに濃厚な雄の匂いを嗅がされ抵抗もできない。
 そして、本来は排泄するための器官へと侵入を許してしまった。せいぎが執行される。そして、何度も何度もあいを注がれながら気付いた。気付いてしまった。ヴィランの少女、リリィに見られているということを。
「え?あ?み、見ないで欲しいっすよ」
「この際見た目さえおにゃのこなら百合認定でもいいかな、いや、でも、しかし」
 翔の懇願も届かずリリィは行為をガン見しながら意味不明なことを呟くばかり。
 そして、マギガの欲望が排泄器官から引き抜かれると翔のまだ清らかな部分へと宛がわれた。
 このままだと純潔が奪われる!? 血の気が引いた翔は叫んだ
「お、お願いだからもう落ち着くっすよー!?」
 それは翔の奇跡の力のトリガー。誘惑した敵対者を使役獣へと変質させる力。だが、マジカはレジストしあきらめることなく純血を奪おうと力を込める。しかし、みるみるうちにマジカの欲望が萎え縮んでいった。
「え?」
 ソーセージからポークビッツへと。チビキャラ化する際相手を無効化する事象が……相手の危険なモノを無害化する方向に働いたのだ。
「お、俺のナニがー!」
 こうなれば挿入することはかなわない。小さく柔らかなそれでは翔の固く閉じた清らかさを突破することは出来ないのだ。
 かくしてマギガの心に致命的な傷を刻み、翔の純血は守られたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルトルファス・ルーテルガイト
(掘るも掘られるもNG、後は自由に)
…手遅れだよ色々と?!こんな奴、誰が相手する…いたよ…。

(『いただきます』と何故か拝んでから突撃するロベリア
当然マジガのマジカルワールドに引き込まれ、一方的に責められるが
『私は魔女、(ある意味)魔法少女の天敵なのよ♪』という
意味不明な理論(と媚薬飲ませ)によって逆転し
マジガを『快楽と欲望の魅力』にドロドロに溶かしてから
精気を吸奪しだす。

…あれ、コレどっちが悪なの?)

…ぁ、俺どうやら被害無く終わりそう(ガシッ)…え”?
(一方青年の方は、なんか色々とネジ飛んじゃったリリィに
足取られて組み伏せられて…。


…残念ですが、ルトル君の被害(意味深)は免れない様です…。)



 自信を喪失し呆然とするマギガ。ルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)はそれを見て
「……手遅れだよ色々と?! こんな奴、誰が相手する……」
『傷心の男の娘チャンス! いただきまーす♡』
「いたよ……」
 何故かマギガを拝んでから突撃するロベリア嬢にがっくりと肩を落とした。
 部分的に赤子サイズにされ自信を喪失したマギガにロベリア嬢に抗う術はない、あっという間に押し倒され唇を奪われ媚薬を飲まされてしまう。だが、硬くなっても赤子のままの自身にマギガは絶望に沈むばかり。
『やーん♪ かわいい♡』
 ロベリア嬢をそれを指先で摘まんでくにくにと弄ぶ。そう指先で摘まめる程度しかないのだ、そりゃマギガには絶望しかない。それでもそんなの関係ないとロベリア嬢の責めは続く。
『私は魔女、(ある意味)魔法少女の天敵なのよ♪』
 と、それは愉しそうにマジガを『快楽と欲望の魅力』にドロドロに溶かしていく。そして、最初の精が放たれると、時間経過により無害化の効果が切れマギガの自信が回復した。
 それを見やりロベリア嬢はマギガに股がると回復したマギガの自信を呑み込み精気を吸奪しだす。
「……あれ、コレどっちが悪なの?」
 その一部始終を見て疑念を感じるルトルであった。
 それはそれとして今回自分は被害なく終わりそうだと安堵したルトルはふと自分を見るリリィに気付いた。
「鍛えられてはいるけど引き締まっていて細身、長髪、イケメンだけあって顔は整ってるから化粧次第で……」
 聞こえてきた呟きに嫌な予感しかしない。
「うち、男に興味はなかったっすけどね。でも、気がついたっすよ。女装させてしまえばそれはもう百合と呼んでもいいって。おにぃさんとか逸材だと思うっすよ?」
 色々とネジが飛んだぐるぐるお目目でウェディングドレスを手にルトルににじりよるリリィ。
 ルトルは逃げ出した!
 しかし、回り込まれてしまった!
 抵抗しようと身構えるも謎の光に包まれるルトル。リリィの奇跡の力による強制変身バルクだ……残念ですが、ルトル君の被害(意味深)は免れない様です……。

成功 🔵​🔵​🔴​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘NG
グロ描写NG
POW

うわぁぁん、出遅れたぁぁ!!
男の娘な女王様とのイチャコラがぁぁ~~(号泣)
……待って。そういえば、この魔法少女(マギガ)も
男の娘って言ってたわよね?

つまり、アレが生えてるのよね!?(舌なめずり)

『欲望解放』で一糸纏わぬ女神となり
愛欲に比例した戦闘力増強と
最大5100km/hの速度で【空中戦】が可能!

とはいえ、店内じゃ機動力を活かせないし
光の【属性攻撃】で目をくらませ
包帯の【ロープワーク・早業】で足を絡めとり
外に引っ張り出して上空へ攫うわ!

【オーラ防御・激痛耐性】で攻撃に耐えつつ
彼の下着を引き裂き【生命力吸収】

私も、愛と性戯に生きる者。
天にも昇る快楽を味わわせてアゲル❤



 ドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)はマギガと包帯で繋がり遥か上空を飛んでいた。雲が視界を遮り地上から欲望解放した姿を見られる心配はないだろう。
 青ざめた顔で包帯に吊り下げられたマギガを舌なめずりをして眺める。一時的にアレが無害化された時はどうしようかと思ったが、今は元に戻り元気に存在を主張している。これならば充分に楽しめるだろう。
 既に女王様との戦闘が終わっていたことには
「うわぁぁん、出遅れたぁぁ!! 男の娘な女王様とのイチャコラがぁぁ~~」
 と、号泣し嘆いたものだが………待って。そういえば、この魔法少女(マギガ)も男の娘って言ってたわよね? つまり、アレが生えてるのよね!? と気付いたからにはもう行動するしかなかった。
 包帯を引き寄せマギガを抱きしめる。
「私も、愛と性戯に生きる者。天にも昇る快楽を味わわせてアゲル❤」
 マギガを落とさぬよう包帯でしっかりと繋がり欲望を自らの内へと導く。命の危機を感じる程の上空故か、それだけでマギガは自らの子を残そうとドゥルールの中へと種を蒔く。随分と早かったが萎える気配はなく元気いっぱいだ。なら、まだまだ楽しめると繋がったまま空を舞う。
 始めはされるがままのマギガだったが次第に慣れてきたのか動きをドゥルールに合わせ始める。激しい空中戦となった。繋がったまま高速で空を舞い上も下も無く目まぐるしく攻守が入れ替わる。二人きりの欲望のダンスがいつ終わるとも知れず続く。何度となく欲望を受け止め何度となく果てた。
 途中、あまりの快楽に力の制御を忘れて落下しそうになることもあった。スカイダイビングをしながらの行為を行うというとある実験では余りの快楽にパラシュートを開き忘れるという事故が起きたらしいが、それも納得の気持ち良さだった。
 まさに、天にも昇る快楽だ。
 ドゥルールとマギガの二人は互いに快楽を貪り合うように、完全なる自由の境地へと高く高くどこまでも高く昇っていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
「さっきは、よくもやってくれましたね!
今度こそ魔法少女マジカル☆アイがお相手します!」

ビシッと敵に指を突き付け、魔法少女に変身しようとしますが……

「ああっ、まだマジカルワールドの効果がっ!?」

むしろさっきよりも強化されたマジカルワールドのせいで、またもや電脳魔術が暴走。

淫らな漆黒の魔法少女服を身にまとった【電脳の堕天使】マジカル☆アイ・ダークネスになってしまいます。

「け、けど、この姿でもっ!」

魔法少女対決に負けるわけにはいきません!
ですが放った電脳魔術は勝手に快感共有魔術と触手召喚魔術になってしまい……

「ああっ、またこの展開ですかーっ!?」

敵と二人で触手に絡まれて快楽に溺れるのでした。



「ああっ、またこの展開ですかーっ!?」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)の悲鳴が店内に響きわたる。マギガ共々触手に絡まれているからだ。マギガは先程上空へと連れ去られた気がするがここは彼のマジカルワールド内、複数の敵に対応するために分身でもいたのだろう。そういことにしておいてください。
 ともあれ、アイはいつも通りに触手に絡み付かれていた、しかし誰にも文句は言えない。何故ならばその触手は自らの奇跡の力で召喚されたものだからだ。
 アイはドジっ娘である。
「さっきは、よくもやってくれましたね! 今度こそ魔法少女マジカル☆アイがお相手します!」
 と、啖呵を切った所まではよかった。しかし、先程の失敗を忘れて不用意に魔法少女へと変身しようとしてしまった。
「ああっ、まだマジカルワールドの効果がっ!?」
 マジカルワールドに干渉され当然の如く暴走を始める電脳魔術。本来のマジカル☆アイではなく淫らな漆黒の魔法少女服を身にまとった【電脳の堕天使】マジカル☆アイ・ダークネスに変身してしまうアイ。
「け、けど、この姿でもっ!」
 焦ったアイはまたもや不用意に電脳魔術を放とうとしてまう。結果、暴走した電脳魔術により大量の触手が召喚されてしまい、今に至る。しかも、暴走した電脳魔術は触手を召喚しただけではなかった。アイとマギガ、二人の快楽を共有させてしまったのだ。触手から与えられる二人分の快楽は耐えられるようなものではなかった。どうしようもなく溺れていく。
 いつしか二人は繋がり、下から突き上げるマギガに合わせてアイもリズミカルに踊る。快楽を共有するが故にどう動けばより互いにより強い快楽を得られるか分かるのだ。もはや触手も二人が快楽を貪る為の道具に過ぎない。肌を這い、胸の先端を吸い、排泄の為の器官に侵入し掻き回される快楽が共有され増幅される。そして、より強い快楽を得ようと互いに激しく腰をぶつけ合うのだ。
 触手を絡み付かせた二人の淫らなダンスはいつ果てることなく続く。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アルファ・ユニ
ボケ殺し…ふざけてるの?
遊んでる暇はないの
…ねぇ(他の猟兵の犯されざまを見て)ユニも守備範囲なわけ…?

あの不気味な奴を喰らい尽くせサムヒギン(UC)…敵の魔力に当てられて違う意味で食ったりとかしないでよね?
倒せるならいいけど
ボスが接触してこようものならトンファーで妨害を試みる
こっち来ないでよ、不快…!
さっさと寝て、まだ変態が残ってるらしいから

アド・絡み・ネタや色気被害等何でも〇



「ボケ殺し……ふざけてるの? 遊んでる暇はないの」
 ぽんこつ女王様とその下僕達を片付けてきたアルファ・ユニ(愛染のレコーディングエンジニア・f07535)は押さえきれない怒りを滲ませながら言い捨てる。しかし、回りを見回しその惨状を目の当たりにし
「……ねぇ、ユニも守備範囲なわけ……?」
 ある種の危機感を覚えた。危険だ、だがそれ以上に不快感が沸き上がる。何故このような行為を行うのか理解出来ないししたくもない。ただただ不快である、さっさと目の前から消えて欲しい。その思いを即行動へと反映させるユニ。
「あの不気味な奴を喰らい尽くせサムヒギン……敵の魔力に当てられて違う意味で食ったりとかしないでよね?」
 倒せるならいいけど、と続けながら全てを喰らう精霊を召喚するユニ。精霊はマジガの構築したマジカルワールドを喰らい尽くしていく。マジガもそうさせじと魔法で対抗していくが精霊の数が多く手が足りない。ならば、術者を堕とすのみ、とユニへと突撃するマジガ。
「こっち来ないでよ、不快……!」
 だが、ユニはその行動を読んでいた。術者を狙うのは定石であるし、まわりの惨状を見れば直接躍りかかってくるだろうことは用意に想像できた。故に構えたトンファーで迎撃する。ただのトンファーではない、高圧電流が流せるように改造したトンファーだ。脳天へと叩きつけると同時に最大電圧で流し込む。
「さっさと寝て、まだ変態が残ってるらしいから」
 バッテリーが切れた時には既にマジガの姿はなかった。骸の海へと返ったのだ。
 それにしても、とユニは思う。周りの惨状を見るに自分もそういう被害に会うだろうと覚悟を決めていた。だが、蓋を開けてみれば拍子抜けする程にあっけなく決着はついてしまった。それほど苦戦する相手には思えない。まるで、自分からそういう目に会いにいったようではないか。
「って、そんなわけないか」
 ばかばかしいとかぶりを振ってその想像を振り払う。まだお仕事は残っているのだ。
「さぁ、最後の変態を倒しにいこうか」
 いえ、その変態はオブリビオンでなくヴィランなので倒さずに捕獲して更正させてください。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『満喫ブライダル店(Wドレス試着や撮影可』

POW   :    気合を入れてウェディングドレス(やタキシード)の試着と記念撮影

SPD   :    (恋人と一緒に、或いは1人で)種類豊富な色やデザインの中から運命を託す婚約指輪選び

WIZ   :    (選んだ婚約指輪を箱パカしながら)真剣に考えた言葉でプロポーズ(の予行演習)

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 変態が倒れた後どこからともかく避難していた店員が現れた。一族経営の店舗なので全員がコンプレークスだ。腐っても神なので奇跡の力も使えあっというまに戦闘で荒れた店内を修復していく。とても手慣れていた。
「猟兵の皆様お疲れ様でした。お礼といってはなんですが本日は店舗を貸しきりとして無料体験をお楽しみ頂けたらと思います」
 コンプレークスとは思えないまともな対応だった。接客業なので当然といえば当然なのだが違和感が酷かった。
 リリィは他の店員に拘束されていた。
「それで、一族の恥を承知でお願いしたいのですが……リリィサンド様の更正を頼んでもよろしいでしょうか?」
 更正に必要な道具はコンプレークス一族が総力を上げて用意してくれるという。この依頼を受けてもいいし、それを口実にリリィを好き勝手にしてもいいし、受けずに無料体験を楽しんでもいいだろう。
 あるいはこんなふざけた依頼を持ち込んだ元凶を呼び出し怒りをぶつけてみるのも一つの手だ。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
ウェディング体験です?
楽しそうですが、一つ問題が。
更にリリィさんの更生となりますとぉ。

曲がりなりにもオーナーですし、リリィさんに「試着用ドレス」を選んでいただきましょう。
試着に使えそうな「市販の品」で、私の体型で入るサイズの品は滅多にないですから、どの様に調整するか検討が必要でしょうねぇ。
ふくよかな方向けの品のウェストを絞るか、長い布を巻く様な形でしょうかぁ?

「他者の迷惑になる」のが問題であって、「個人の性癖&嗜好」は守られるべきでしょうから、同好の士以外を相手にする際は「嗜好」を抑え、「女性を着飾る」等の形で仕事に生かす方向に転化してくれれば、何とか?



「そうっすね、胸元はオフショルダーにしてAラインが安定っすかね?」
 一族経営の店舗、どちらかというと修行目的でオーナーに据えられているリリィはどこか自信無さげに言った。ちらっと店長に目配せするも反応はない。
「下手に飾るよりもシンプルにした方がすっきり見えるっすからね」
「な、なるほどぉ。それにしてもぉ、私の体型で入る品が普通にあるのですねぇ」
 それに戸惑いながらも選んでもらったドレスを試着する夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)。曲がりなりにもオーナーなのだからとリリィに頼んでみたのだがその慣れていない様子に首を傾げる。起業したのが御先祖様でリリィは代替わりで入ったのでそういうこともある。
 ともあれ、試着しながらリリィの更正プランを考える。『他者の迷惑になる』のが問題であって、『個人の性癖&嗜好』は守られるべきでしょうから、同好の士以外を相手にする際は『嗜好』を抑え、『女性を着飾る』等の形で仕事に生かす方向に転化してくれれば、何とか? そうこうしてる内に着替え終わる。
 姿見で試着した姿を確認する。肩から胸元を晒すデザインで、緩やかに開かれたVラインがその豊かすぎるものを自然に見せてくれる。緩やかに広がるAラインのドレスはシンプルさと相まって胸元をすっきりと見せてくれていた。先程は自信が無さそうではあったが単純に経験の少なさからくるもののようだ。
 この分なら『女性を着飾る』ことの楽しさに目覚めてもらうのも問題なくできるであろう。るこるは数パターンのデザイン案も頼みリリィにその楽しさを経験させることにしたのだった。
 リリィが暴走した際には勿論釘を刺すことも忘れない。『個人の性癖&嗜好』は尊重されてしかるべきだが、それは公私をきちんと分けてこそである。他者への迷惑になるような行為等は論外だ。
 そうして、試着を楽しみつつもきっちりリリィの更正に貢献したのだった。
「あんな挟んで欲しいボリュームの人に頼まれたらいうこと聞くしかないっすよね!」
 更正に貢献できた筈である。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メニス・ソルタ
【アドリブ歓迎。えちぃ展開もOK】
綺麗なドレス眺めてたら、なんだか興味が湧いちゃって…
僕、男の子だけど…ドレス試着してもいい、かな…?

ドレスを着せてもらって、お化粧もしてもらって。
髪の長いウィッグを一緒にヴェールをつけてブーケを持てば…
鏡の向こうには、小さな花嫁さんの姿が。
「これが…僕…?」
ふわふわでさらさらのドレスに包まれる感覚が心地よくて…
女の子が憧れるのも、分かる気がする、かも…。

そのまま、式の疑似体験も。勿論、僕は花嫁役。
(花婿役はNPCでもPCでも可)
男の子なのに花嫁さん、だなんて、変な気はするけど…悪い気分じゃない、かも。
「…こんな僕だけど…幸せにして、ね…?…なんちゃって」



「……これが……ボク?」
 メニス・ソルタ(リトルヴィジランテ・f19811)は鏡に映る小さな花嫁姿に呟いた。
 綺麗なドレスを見ていたら興味が湧いてきてしまい気が付けば
「僕、男の子だけど……ドレス試着してもいい、かな……?」
 と、頼んでいた。店員達から歓声が上がった。
 プリンセスラインのドレスに身を包み、お化粧も施してもらい、長い髪のウィッグを身に付けてヴェールをかぶる。ふわふわでさらさらのドレスに包まれる感覚が心地よくて……女の子が憧れるのも、分かる気がする、かも……。なんて思ったりもして。その姿のまま式の疑似体験もしてみることにした。
 タキシードに身を包んだ少女とヴージンロードを進む。
 男の子なのに花嫁さん、だなんて、変な気はするけど……悪い気分じゃない、かも。そんな気持ちを胸に誓いの言葉を口にする。そういえば、花婿さん役は女の子――確かおねショタ・コンプレークスと名乗っていた――だ、自分に合わせてくれたのだろうか?
「……こんな僕だけど……幸せにして、ね……? ……なんちゃって」
 意識したらとたんに恥ずかしくなって誤魔化してしまった。それを聞いて花婿役の少女は微笑むと
「ふふ、ええ、幸せにしてあげる」
 とヴェールを上げて誓いの口付けを落とした。
「!?」
 予定では振りだけの筈だった。びっくりはしたがすぐに順応し舌を絡め返す。長いようで短い時間が過ぎ名残惜しそうに離れると舌と舌の間に糸を引き橋がかかる。
「ねぇ、部屋を移して結婚した後のことも疑似体験してみる?」
 そんなことを耳元で囁かれた。これまでの依頼で体験したことが思い起こされ身体に熱が灯り、その言葉に頷いていた。
 花嫁さんの格好で花婿さんの格好をした少女と繋がる、男女が逆転した状況に変だと思いつつもその倒錯した行為に興奮を隠せない自分もいて。少女に導かれるままに快楽に溺れていく。そうだ、いままでと違って相手は敵ではないのだ、耐える必要はないのだ。流されるままに快楽を享受するメニスであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
「リリィさんの更正ですね!
任せてください!」

今回の事件は、そもそもリリィさんが男の娘を認めなかったのが原因です。
ならば、リリィさんに男の娘を好きになってもらえば問題は解決ですね!
(まだ電脳の堕天使の影響で思考回路がおかしい模様)

「というわけで、リリィさんは私の秘蔵コレクションで洗脳……こほん、更正していただきましょう」

【チューリングの神託機械】で電脳空間の万能コンピューターにログイン。
量子暗号化して保存してあった私のコレクション……
男の娘が触手やスライムと絡み合う画像や動画を無数のホロディスプレイに表示します。

「えっ、あ、これはたまたま持ってただけのデータで、特に意味はないですからねっ!」



「リリィさんの更正ですね! 任せてください!」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)はリリィの更正依頼を受けることにした。
「今回の事件は、そもそもリリィさんが男の娘を認めなかったのが原因です」
 アイは冷静に原因を分析し解決策を導きだす。
「ならば、リリィさんに男の娘を好きになってもらえば問題は解決ですね!」
 ……どうしてそうなった?どうやらまだ暴走した電脳魔術の影響が残っているらしかった。
「というわけで、リリィさんは私の秘蔵コレクションで洗脳……こほん、更正していただきましょう」
 ……いや、もしかして元からか?もうどうしようもなく思考回路がくるっていた。
 奇跡の力で電脳空間の万能コンピューターにログインし、量子暗号化して保存してあったアイのコレクション……男の娘が触手やスライムと絡み合う画像や動画を無数のホロディスプレイを展開し映し出していく。まさしく技術の無駄遣いであった。
 その思考回路が狂ったの本当に電脳魔術が暴走した後遺症?
「えっ、あ、これはたまたま持ってただけのデータで、特に意味はないですからねっ!」
 我に返って今さら誤魔化してみてももう遅かった。チューリングの神託機械の反動で流血していたのだ……鼻から。説得力皆無であった。
「いやいや、いい趣味だと思うっすよ」
 リリィも鼻から情熱をスプラッシしながら動画をガン見していた。おや? とアイは首を傾げた。
「男の娘は認めないんじゃ?」
「ふ、うちはもう生まれかわったっすよ? 見た目おにゃのこならうちはもう百合認定するっす!」
「え、ええー! いつの間に認めるようになったんですか!」
 暴走した電脳魔術になんやかんやあったアイは気付いていなかったがマジガに組伏せられダブルピース決めていた時に既に洗脳は完了していたのだった。
「お礼と言ってはなんすが、うちの秘蔵のコレクションを見せるっすよ」
 その後アドレスを教えあった二人はデータを交換し熱い議論を交わしあうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

久遠・翔
依頼を受けますが…俺自体は他の一族に連れていかれ好き勝手されます(UCの影響)

使役獣のメイド人形スノードロップが現れリリィに質問している
何故ヴィランになったのですの?
百合の間に挟まるとは例えばどんな状況ですの?
理想の女性像とカップリング教えてくださいですの

と、あれこれ聞いて吟味
その間翔はウェディングドレス着せられ叫んでいる

スノーが徐にヒーローに転身しません?と提案します
基本猟兵はオブリビオン関わった事件に首突っ込む
エッチ系から市民を守るヒーローなら猟兵も助けると思いますの
そしてそういう依頼には…たくさんの美女や美少女が参加し乱れますの

過去の依頼内容再生
ヒーローならこの間に入れる可能性高いですの



「何故ヴィランになったのですの?」
「え、うちヴィランじゃないっすよ?」
「え?」
「え?」
 久遠・翔(性別迷子・f00042)の使役獣、メイド人形スノードロップがした質問にリリィが返した答えに空気が固まる。きょとんとした様子から本気で言っているようだ。店員から訊いた悪行はヴィランと呼んでいいものだったがどうやら無自覚らしかった。
「いやいや、ちょっと待つっすよ! そりゃ、うちも百合に挟まる為に色々やったっすけど全て同意の上っすよ! そう、同意の上っすからノーカンす! だからヴィランじゃないっすよ!」
 その同意を取るまで手段が問題なのだとじと目でリリィを睨め付けるスノードロップ。
「まぁいいでしょう」
 ちらりと、主人である翔が連れ去られた方を見やる。また、いつものアレだろう。であるならば、このミッションは自分が頑張らなければならないのだ。既に精神的疲労が酷い、眉間をぐりぐりと解きほぐすと次の質問に移る。
「百合の間に挟まるとは例えばどんな状況ですの?」
「そりゃあれっすよ、ふわっとしてぷにっとしてほわわーんとした状況っす」
 頭痛が酷くなるスノー。頭痛が痛い、そんな頭の悪い表現を思わず使いたくなってしまう。
「理想の女性像とカップリング教えてくださいですの」
 めげずに次の質問をする。
「見た目がおにゃのこならそこに貴賤はないっすよ。百合百合してるとこに入れればうちは満足っすね」
 流石は腐っても神だ、思考の次元が違い過ぎて理解できない。それが高次なのか低次なのかは知らないが。
「だから俺は男っすよ! だからウェディングドレスを着せるのはやめるっす!」
 遠くから主人の悲鳴が聞こえてくる。眩暈がしてくる気分だ。回りくどいのは止めよう。
「ヒーローに転身しません?」
 と、提案するスノー。
「基本猟兵はオブリビオン関わった事件に首突っ込む」
「エッチ系から市民を守るヒーローなら猟兵も助けると思いますの」
「そしてそういう依頼には……たくさんの美女や美少女が参加し乱れますの」
 更に畳み掛ける。
「え?マジで?」
 好感触、それを感じ取ったスノーは端末を取り出すと翔のこれまでの依頼の記録を再生する。
「ヒーローならこの間に入れる可能性高いですの」
「うち、ヒーローになるっす!」
 即決だった。こうしてリリィは更正したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ルベル・ノウフィル
(これおまかせプレになってる?)
アリス殿に声をかけて
なんかいいかんじのトークしましょう
内容おまかせ
ドレスはアリス殿が着るとよいでしょう
僕が写真撮ってあげますぞ
あとおまかせ

これおまかせプレイングになってるのかなおまかせ押したんですけど自分で書いてるじゃないか



「来ましたぞ、アリス殿」
「あ、そーるん♪ようこそ☆」
 ルベル・ノウフィル(星守の杖・f05873)はアリスの元に訪ねてきた。
「仕事っぷりを観察しにきましたぞ」
「やぁねぇ、変なことはしないわよ」
 アリスの普段を知るルベルは疑いの目でじとーっとアリスを見る。目が游ぐアリス。
「ま、まぁ、そーるん♪もせっかく来たのだから模擬結婚式をやってみない?」
 露骨に話を反らすアリス。
「面白そうですぞ」
 割りと乗り気のルベル君。
「衣装はどうしようっか?」
「ドレスはアリス殿が着るとよいでしょう、僕が写真撮ってあげますぞ」
「いっそW花嫁もありなんじゃないかな?って」
「好きにしていいですぞ」
 その言葉にルベルを二度見するアリス。え? いいの? 本当に? マジで好きにしちゃうよ?
「うむ、好きにして構いませぬぞ」
 快諾を得たのでそういうことになった。お揃いのプリンセスラインのドレスを選ぶ、淡い藍色のドレスがルベルで薄桃色のドレスがアリスだ。
 手を繋ぎヴージンロードを並んで歩む。参列者はおろか神父もいない模擬結婚式だ、色々な段取りをすっ飛ばして自由に進める。誓いの言葉
「誓いますぞ」
「誓います」
 指輪交換、指輪の代わりに首輪を取り出したアリスの手をはたき落とすルベル。
「何を考えておるのですかな、アリス殿?」
「えー? そーるんが好きにしていいって言ったじゃない」
「そ、そんな目をしてもダメなものはダメですぞ」
 そして、誓いのキス
「ア、アリス殿? 振りだけ、振りだけの筈ですぞ!」
 抵抗を試みるも何故か力が入らない。おかしい、そういえば店員も見当たらない、それもおかしい。もしやここはアリス殿の……そう気付いた時には遅く唇を奪われ押し倒される。
「や、やめるのですぞ」
「だって、そーるんが好きにしていいって言うから♡」
「そ、そういう意味ではないのですぞ」
「で・も、ここはこんなに元気じゃない♡」
 こうして、ルベル君はとうとうアリスにおいしくいただかれてしまったのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年09月23日


挿絵イラスト